JP2008069446A - 反応物質層の外形と反応物質の高炉への供給経路とを測定する方法 - Google Patents

反応物質層の外形と反応物質の高炉への供給経路とを測定する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高炉内の反応物質層の外形と反応物質の供給経路とを容易に測定できるようにすること。
【解決手段】高炉内の反応物質層の外形と反応物質の供給経路とを測定する方法は、3次元レーザースキャナーを用意する第1ステップと、コンピューターを用意する第2ステップと、点群データを得る第3ステップと、前記点群データから最上の反応物質層の外形を計算する第4ステップとを含む。前記第1ステップは、内部空間のデジタルデータを示す点群データを出力するため、3次元レーザースキャナーを高炉内の反応物質層に向けることを含む。前記第2ステップは、前記3次元レーザースキャナーを、点群解析プログラムを有するコンピューターに接続することを含む。前記第3ステップは、前記点群データから前記最上の反応物質層の外形を計算するため、前記点群解析プログラムにより実行される。供給される前記反応物質の経路を測定するために少なくとも1つの2次元レーザースキャナーを用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、反応物質層の外形と反応物質の高炉への供給経路とを測定する方法に関する。
高炉は巨大な化学反応装置である。前記高炉に複数の反応物質が供給される。前記反応物質は、複数の反応物質層を形成し、コークスと鉄鉱石とを含み、酸化鉄から銑鉄が生成されるように酸化還元反応を起こす。前記酸化還元反応が進行しているとき、前記高炉内に一酸化炭素のようなガスが発生する。前記ガスの分布は前記酸化還元反応の効果に影響を与える。前記ガスの分布は、前記高炉内の最上の反応物質層の外形と、前記反応物質の供給経路とに関連している。
従来、前記高炉内の最上の反応物質層の外形を測定するために2つの方法が用いられている。一方の方法は間接的測定方法と呼ばれている。前記間接的測定方法は、前記反応物質の供給経路を測定すること、前記高炉内の前記最上の反応物質層の外形を計算することを含む。前記反応物質の供給経路を測定した後に前記反応物質の供給経路の方程式が得られる。前記高炉内の前記最上の反応物質層の外形を計算するとき、前記反応物質の供給経路の方程式を積分する。
他方の方法は直接的測定方法と呼ばれている。前記直接的測定方法は、前記高炉内の前記最上の反応物質層の外形を測定するため、前記反応物質の供給が終了した後にマイクロ波距離測定装置により行う。
しかし、前記高炉内の温度及び圧力が非常に高いため、前記高炉内の前記最上の反応物質層の外形を測定すること及び前記反応物質の供給時に前記反応物質の供給経路を測定することは難しい。前記2つの方法では正確な結果を得ることができない。
本発明は、前記した問題点を改善する、反応物質層の外形と反応物質の高炉への供給経路とを測定する方法を提供する。
本発明の目的は、高炉内の反応物質層の外形と反応物質の供給経路とを容易に測定できるようにすることである。
本発明に係る測定方法は、3次元レーザースキャナーを用意する第1ステップと、コンピューターを用意する第2ステップと、点群データを得る第3ステップと、前記点群データから最上の反応物質層の外形を計算する第4ステップとを含む。前記第1ステップは、内部空間のデジタルデータを示す点群データを出力するため、3次元レーザースキャナーを高炉内の反応物質層に向けることを含む。前記第2ステップは、前記3次元レーザースキャナーを、点群解析プログラムを有するコンピューターに接続することを含む。前記第3ステップは、前記点群データから前記最上の反応物質層の外形を計算するため、前記点群解析プログラムにより実行される。供給される前記反応物質の経路を測定するために少なくとも1つの2次元レーザースキャナーを用いる。
本発明の他の目的、利点及び新規な特徴は、添付の図面に関する以下の詳細な説明からより明らかになる。
図2ないし7に示すように、高炉10内の反応物質の層の外形を測定する。高炉10は容器からなる。前記容器は、内面と、上部と、首部と、供給装置40と、2つの側壁とを有し、円錐状であり、複数の反応物質を収容する。前記反応物質は、コークスと鉄鉱石とからなり、前記容器内に複数の反応物質層を形成している。前記反応物質層は高炉10の前記内面の一部を覆い、1つの反応物質層は他の反応物質層上に重ねられ、各反応物質層は、外形と、任意の体積と、任意の厚さとを有する。高炉10の露出した内面と最上の反応物質層とにより内部空間が形成されている。前記首部は、高炉10の前記上部に形成され、開口を有する。供給装置40は、高炉10にコークスと鉄鉱石とを順次に供給するため、高炉10の前記首部の前記開口に取り付けられている。
図1に示すように、高炉10内の前記反応物質層の外形を測定する方法は、3次元レーザースキャナーを用意するステップ100と、コンピューターを用意するステップ101と、点群データを得るステップ102と、前記点群データを変換する任意のステップ103と、前記点群データから前記最上の反応物質層の外形を計算するステップ104とを含む。
3次元レーザースキャナーを用意するステップ100は、高炉10の前記内部空間を読み取るために3次元レーザースキャナー20を高炉10内の反応物質層に向けることを含む。3次元レーザースキャナー20は、高炉10の前記内部空間のデジタルデータを示す点群データを出力する。3次元レーザースキャナー20は、高炉10の前記首部に特定の角度で取り付けられ、高炉10の局所座標の点群データを出力する。前記点群データは、前記最上の反応物質層の外形及び高炉10の前記露出した内面の点群データを含む。
コンピューターを用意するステップ101は、高炉10の局所座標の点群データを得るため、3次元レーザースキャナー20にコンピューターを接続することを含む。前記コンピューターは、任意の座標変換プログラムと、点群解析プログラムとを有する。
前記座標変換プログラムは高炉10の局所座標の点群データを全体座標の点群データに変換する。
前記点群解析プログラムは前記点群データから前記最上の反応物質層の外形を測定する。
点群データを得るステップ102は、3次元レーザースキャナーにより出力された前記点群データを前記コンピューターに出力することを含む。
前記点群データを変換するステップ103は、高炉10の局所座標の点群データを全体座標の点群データに変換するため、前記コンピューターの前記座標変換プログラムにより実行される。
前記点群データから前記最上の反応物質層の外形を計算するステップ104は、前記内部空間のモデルを構築し、かつ前記点群データから前記最上の反応物質層の外形を計算するため、前記コンピューターの前記点群解析プログラムにより実行される。
前記座標変換プログラムの第1実施例は、前記内部空間の主軸を定義するステップと、回転軸と回転角とを定義するステップと、高炉10の局所座標の点群データを全体座標の点群データに変換するステップとを実行する。
図3に示したように、前記内部空間の主軸を定義するステップは、それぞれが高炉10内に中心点を有する2つの円を定義すること、該円の前記中心点を経るベクトルAを定義することを含む。
回転軸と回転角とを定義するステップは、次式により回転軸ベクトルKと回転角θとを定義することを含む。
Figure 2008069446
ここに、ベクトルZは全体座標の座標軸ベクトルであり、回転角θはベクトルAとベクトルKとの間の角度である。
高炉10の局所座標の点群データを全体座標の点群データに変換するステップは、次式を満足させるように、高炉10の局所座標の点群データと対応する点をベクトルKに関してマイナスθの角度で回転させることを含む。
Figure 2008069446
ここに、Qは高炉10の局所座標の点群データであり、Q'は全体座標の点群データである。
前記座標変換プログラムの第2実施例は、傾斜角度を測定するステップと、前記内部空間の主軸と回転軸とを定義するステップと、高炉10の局所座標の点群データを全体座標の点群データに変換するステップとを実行する。
傾斜角度を測定するステップは、傾斜角度θを測定するため、電子水準器により行う。ここに、傾斜角度θは、全体座標の座標軸ベクトルZと、前記内部空間の主軸と対応する主軸ベクトルAとの間の角度である。
前記内部空間の主軸を定義するステップは、前記内部空間の主軸と対応する主軸ベクトルAを次式から計算することを含む。
Figure 2008069446
回転軸を定義するステップは、回転軸ベクトルKを次式から計算することを含む。
Figure 2008069446
高炉10の局所座標の点群データを全体座標の点群データに変換するステップは、次式を満足させるように、高炉10の局所座標の点群データと対応する点をベクトルKに関してマイナスθ回転させることを含む。
Figure 2008069446
ここに、Qは高炉10の局所座標の点群データであり、Q'は全体座標の点群データである。
前記点群解析プログラムは、コークスの圧縮率とコークスに対する鉄鉱石の比率とを決定する。前記点群解析プログラムは、前記内部空間のモデルを構築するステップと、高炉10の前記露出した内面の点群データと前記最上の反応物質層の外形の点群データとを分離するステップと、コークス層の圧縮率とコークス層に対する鉄鉱石層の比率とを決定する任意のステップとを実行する。
前記内部空間のモデルを構築するステップは、前記点群データから前記内部空間のモデルを構築することを含む。
高炉10の前記露出した内面の点群データと前記最上の反応物質層の外形の点群データとを分離するステップは、次の円錐の方程式を用いて、前記内部空間の前記モデル内で前記最上の反応物質層の外形の点群データを高炉10の前記露出した内面の点群データに対して移動させることを含む。
Figure 2008069446
ここに、Xc、 Yc、 Zcは円錐状の高炉10の頂点の座標であり、aは前記頂点における開口の角度である。高炉10が円錐状であるため、高炉10の前記露出した内面の点群データは前記円錐の方程式を満たす。高炉10の前記露出した内面の点群データが除去された場合、前記内部空間の前記モデルに前記最上の反応物質層の外形の点群データが残る。
図4に示したように、第1反応物質層ONが鉄鉱石層からなり、第2反応物質層CNがコークス層からなり、第1反応物質層ON上に重ねられ、第3反応物質層ON+1が他の鉄鉱石層からなり、第2反応物質層CN上に重ねられていると仮定する。第3反応物質層ON+1は第2反応物質層CNを圧縮し、第2反応物質層CNの体積は減少する。
コークス層の圧縮率を決定するステップは、コークス層の体積を計算すること、コークス層及び鉄鉱石層の体積を計算すること、コークス層の圧縮率を求めることを含む。
コークス層の体積を計算することは、高炉10にコークスを供給した後に数値積分法により前記最上の反応物質層の外形の点群データから第2反応物質層CNの体積V1を計算することを含む。
コークス層及び鉄鉱石層の体積を計算することは、第3反応物質層ON+1を形成するために高炉10に鉄鉱石を供給した後に数値積分法により第2反応物質層CN及び第3反応物質層ON+1の体積V2を計算することを含む。第3反応物質層ON+1の体積は、V0であることがわかっている。
コークス層の圧縮率は次式により求める。
Figure 2008069446
図5に示したように、コークスに対する鉄鉱石の比率を決定するステップは、各反応物質層の厚さを計算すること、コークスに対する鉄鉱石の比率を計算することを含む。
各反応物質層の厚さを計算することは、高炉10に各反応物質を供給した後に前記最上の反応物質層の外形の点群データから各反応物質層の厚さを計算することを含む。各鉄鉱石層の厚さはLOiであり、各コークス層の厚さはLCiであり、iは整数である。
コークスに対する鉄鉱石の比率を計算することは、次式によりコークスに対する鉄鉱石の比率を求めることを含む。
Figure 2008069446
前記反応物質を供給する経路を測定する方法は、前記した、反応物質層の外形を測定する方法を用いる。前記反応物質の供給経路の測定方法は、少なくとも1つの2次元レーザースキャナーを用意するステップと、前記高炉に供給される前記反応物質の経路を計算するステップとを含む。
図6に示したように、少なくとも1つの2次元レーザースキャナーを用意するステップは、高炉10に2次元レーザースキャナー30を取り付けること、水平な読み取り面を設定することを含む。2次元レーザースキャナー30は、相対する2つの側壁のそれぞれに取り付けられる。供給装置40により供給される反応物質は、2次元レーザースキャナー30の前記読み取り面を通過する。
前記反応物質の供給経路を計算するステップは、供給装置40により広がった前記反応物質を読み取ること、高炉10に供給される前記反応物質の経路を計算することを含む。一方の側壁に取り付けられた2次元レーザースキャナー30は左方の局所座標を有し、他方の側壁に取り付けられた2次元レーザースキャナー30は右方の局所座標を有する。前記左方の局所座標及び前記右方の局所座標は補正する必要がある。前記左方の局所座標と前記右方の局所座標との間の関係は3つのパラメーターPx、Py、θにより表される。
パラメーターPx、Pyは反射板を用いて決定される。前記反射板は2次元レーザースキャナー30の1つに取り付けられる。パラメーターPx、Pyは、前記反射板を有しない2次元レーザースキャナー30が、前記反射板を有する2次元レーザースキャナー30の位置を測定するときに決定される。角度θは電子水準器により決定される。
前記した測定方法によれば、操作員は、高炉10内の前記最上の反応物質層の外形を容易に測定することができる。操作員は、高炉10内の前記最上の反応物質層の外形と、供給される反応物質の経路とを組み合せることによって、コークス及び鉄鉱石の分布が操作手順により指定されたとおりであるか否かを判断することができる。
本発明に係る測定方法のフローチャートを示す図。 高炉の首部に取り付けられた3次元レーザースキャナーの図。 図2の高炉の概略図。 高炉内の反応物質層の概略図。 高炉内の各反応物質層の厚さについての説明図。 2次元レーザースキャナーの読み取り面についての説明図。 高炉の2つの側壁のそれぞれに取り付けられた2次元レーザースキャナーの使用時の概略図。
符号の説明
10 高炉
20 3次元レーザースキャナー
30 2次元レーザースキャナー
40 供給装置

Claims (12)

  1. 高炉に用いられる、反応物質層の外形の測定方法であって、
    前記高炉は、内面と、上部と、該上部に形成された、開口を有する首部と、前記開口に取り付けられた、前記高炉にコークスと鉄鉱石とを順次に供給するための供給装置とを有する容器からなり、該容器内に、コークスと鉄鉱石とからなる複数の反応物質が層状に重ねられて複数の反応物質層が形成され、前記反応物質は前記高炉の前記内面の一部を覆い、各反応物質層は外形を有し、前記高炉の露出した内面と最上の反応物質層とにより内部空間が形成され、
    前記測定方法は、3次元レーザースキャナーを用意する第1ステップと、コンピューターを用意する第2ステップと、点群データを得る第3ステップと、前記点群データから前記最上の反応物質層の外形を計算する第4ステップとを含み、
    前記第1ステップは、前記内部空間を読み取り、かつ該内部空間のデジタルデータを示す点群データを出力するため、3次元レーザースキャナーを前記高炉内の前記反応物質層に向けることを含み、
    前記第2ステップは、前記3次元レーザースキャナーにコンピューターを接続することを含み、前記コンピューターは、前記点群データから前記最上の反応物質層の外形を測定する点群解析プログラムを有し、
    前記第3ステップは、前記3次元レーザースキャナーにより出力された前記点群データを前記コンピューターへ送ることを含み、
    前記第4ステップは、前記内部空間のモデルを構築し、かつ前記点群データから前記最上の反応物質層の外形を計算するため、前記コンピューターの前記点群解析プログラムにより実行される、測定方法。
  2. 前記3次元レーザースキャナーは前記高炉の前記首部に特定の角度で取り付けられている、請求項1に記載の測定方法。
  3. 前記3次元レーザースキャナーにより出力された前記点群データは、前記高炉の局所座標の点群データであり、前記コンピューターは、前記高炉の局所座標の点群データを全体座標の点群データに変換する座標変換プログラムを有する、請求項1に記載の測定方法。
  4. 前記座標変換プログラムは、前記内部空間の主軸を定義する第5ステップと、回転軸と回転角とを定義する第6ステップと、前記高炉の局所座標の点群データを全体座標の点群データに変換する第7ステップとを実行し、
    前記第5ステップは、前記内部空間の主軸を示す主軸ベクトルを定義することを含み、
    前記第6ステップは、前記主軸ベクトルから回転軸ベクトルKと回転角θとを定義することを含み、
    前記第7ステップは、Qが前記高炉の局所座標の点群データであり、Q'が全体座標の点群データであるとき、次式
    Figure 2008069446
    を満足させるように、前記高炉の局所座標の点群データと対応する点を回転軸ベクトルKに関してマイナスθの角度で回転させることを含む、請求項3に記載の測定方法。
  5. 前記第5ステップは、それぞれが前記高炉内に中心点を有する2つの円を定義すること、該円の前記中心点を経る主軸ベクトルを定義することを含む、請求項4に記載の測定方法。
  6. 前記座標変換プログラムは、傾斜角度を計測する第8ステップと、前記内部空間の主軸を定義する第9ステップと、回転軸を定義する第10ステップと、前記高炉の局所座標の点群データを全体座標の点群データに変換する第11ステップとを実行し、
    前記第8ステップは、全体座標の座標軸ベクトルと前記内部空間の主軸を示す主軸ベクトルとの間の角度である傾斜角度θを測定するため、電子水準器により行い、
    前記第9ステップは、傾斜角度θから前記主軸ベクトルを計算することを含み、
    前記第10ステップは、傾斜角度θ及び前記主軸ベクトルから回転軸ベクトルKを計算することを含み、
    前記第11ステップは、Qが前記高炉の局所座標の点群データであり、Q'が全体座標の点群データであるとき、次式
    Figure 2008069446
    を満足させるように、前記高炉の局所座標の点群データに対応する点を回転軸ベクトルKに関してマイナスθの角度で回転させることを含む、請求項3に記載の測定方法。
  7. 前記点群データは、前記最上の反応物質層の外形の点群データと、前記高炉の前記露出した内面の点群データとを含み、
    前記点群解析プログラムは、前記内部空間のモデルを構築する第12ステップと、前記高炉の前記露出した内面の点群データと前記最上の反応物質層の外形の点群データとを分離する第13ステップとを含み、
    前記第12ステップは、前記点群データから前記内部空間のモデルを構築することを含み、
    前記第13ステップは、前記内部空間の前記モデル内で前記最上の反応物質層の外形の点群データを前記高炉の前記露出した内面の点群データに対して移動させることを含む、請求項1に記載の測定方法。
  8. 前記高炉は円錐状であり、前記第13ステップは、円錐の方程式
    Figure 2008069446
    を用いて、前記円錐の方程式を満足させる点群データを除去することにより行う、請求項7に記載の測定方法。
  9. 各反応物質層は厚さを有し、前記点群解析プログラムは、コークスに対する鉄鉱石の比率を決定する第14ステップを実行し、前記第14ステップは、各反応物質層の厚さを計算すること、コークスに対する鉄鉱石の比率を計算することを含み、
    各反応物質層の厚さを計算することは、前記高炉に各反応物質を供給した後に前記最上の反応物質層の外形の点群データから各反応物質層の厚さを計算することを含み、
    コークスに対する鉄鉱石の比率を計算することは、LOiが各鉄鉱石層の厚さであり、LCiが各コークス層の厚さであるとき、次式
    Figure 2008069446
    によりコークスに対する鉄鉱石の比率を求めることを含む、請求項8に記載の測定方法。
  10. 各反応物質層は体積を有し、前記点群解析プログラムは、コークスの圧縮率を決定する第15ステップを実行し、前記第15ステップは、コークス層の体積を計算すること、前記コークス層及び該コークス層上に重ねられた鉄鉱石層の体積を計算すること、前記コークス層の圧縮率を計算することを含み、
    コークス層の体積を計算することは、前記高炉にコークスを供給した後に数値積分法により前記最上の反応物質層の外形の点群データからコークス層の体積V1を計算することを含み、
    前記コークス層及び該コークス層上に重ねられた鉄鉱石層の体積を計算することは、前記高炉に鉄鉱石を供給した後に数値積分法により前記コークス層及び該コークス層上に重ねられた鉄鉱石層の体積V2を計算することを含み、
    前記コークス層の圧縮率を計算することは、次式
    Figure 2008069446
    により前記コークス層の圧縮率を求めることを含む、請求項8に記載の測定方法。
  11. 請求項1に記載の測定方法を用いた、反応物質層の外形と反応物質の供給経路との測定方法であって、
    少なくとも1つの2次元レーザースキャナーを用意する第16ステップと、前記反応物質の供給経路を計算する第17ステップとを含み、
    前記第16ステップは、前記高炉に2次元レーザースキャナーを取り付けること、前記供給装置により供給される前記反応物質が前記2次元レーザースキャナーの水平な読み取り面を通過するように前記読み取り面を設定することを含み、
    前記第17ステップは、前記供給装置により広がった前記反応物質を読み取ること、供給される前記反応物質の経路を計算することを含む、測定方法。
  12. 前記高炉は2つの側壁を有し、2つの2次元レーザースキャナーのそれぞれが前記側壁に取り付けられ、前記2次元レーザースキャナーは相対している、請求項11に記載の測定方法。
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