JP2008067377A - データ同報配信システム、データ受信システム、データ同報配信方法、及びデータ受信方法 - Google Patents

Abstract

【課題】データを効率的に伝送するデータ同報配信システム、データ受信システム、データ同報配信方法、及びデータ受信方法を提供する。
【解決手段】データ同報配信システムは、データ生成器及び同報配信装置を備える。前記データ生成器は、ライブ情報を生成するように構成され、前記ライブ情報は、このライブ情報をデータ受信システムに格納されている格納データと関連づけるための識別情報を有し、前記格納データは前記識別情報を有する。前記同報配信装置は、前記ライブ情報データを同報配信するように構成される。
【選択図】図１

Description

本発明は、データ同報配信システム、データ受信システム、データ同報配信方法、及びデータ受信方法に関する。

米国特許第６８１６７７８号明細書には、ラップトップコンピュータ、ＰＤＡ(Personal Digital Assistant)、及び測位機能付き車両ナビゲーションシステムのような遠隔端末を介して、映画、スポーツ、天気、ニュースなどのようなイベント(event)を探し出すための遠隔端末上のイベントファインダーが開示されている。このイベントファインダーは、ディスプレイと、このディスプレイに接続されたデータ処理用のデータ端末と、利用者の位置及び目的地を確定するためのナビゲーションシステムと、公衆通信システムを通じてイベントデータサーバーからイベントデータを受信するための送受信器(transceiver)とを備える。上記イベントデータサーバーは、不特定多数の加入者にイベントのスケジュールを含むイベント情報を提供するサービスプロバイダーである。上記データ端末は、イベントデータサーバーからのイベントデータを上記ナビゲーションシステムからの位置情報と関連づけて、利用者によって特定された選択方法に基づきイベント情報を取得する。この米国特許の内容は、参照することによりそっくりそのまま本明細書に組み込まれる。
米国特許第６８１６７７８号明細書

本発明の一形態によれば、データ同報配信システムは、データ生成器及び同報配信装置を備える。前記データ生成器は、ライブ情報を生成するように構成され、前記ライブ情報は、該ライブ情報データを、データ受信システムに格納されている格納データに関連づけるための識別情報を有し、前記格納データは前記識別情報を有している。前記同報配信装置は、前記ライブ情報データを同報配信するように構成される。

本発明のもう一つの形態によれば、データ受信システムは、受信器及びメモリを備える。前記受信器は、識別情報を有する同報配信されたライブ情報データを受信するように構成される。前記メモリは、前記ライブ情報データを前記格納データに関連づけるための前記識別情報を有するデータを格納する。

本発明の更なる形態によれば、データ同報配信方法は、ライブ情報を生成するステップを含み、前記ライブ情報は、該ライブ情報データを、データ受信システムに格納されている格納データに関連づけるための識別情報を有し、前記格納データは前記識別情報を有している。前記データ同報配信方法は、前記ライブ情報データを同報配信するステップを更に含む。

本発明の他の形態によれば、データ受信方法は、識別情報を有する同報配信されたライブ情報データを受信するステップと、データを格納するステップとを含み、該データは、前記格納されたデータに前記ライブ情報データを関連づけるための前記識別情報を有する。

本発明とその多くの付帯効果は、添付の図面と関連づけて考察すれば、以下の詳細な説明を参照することによりいっそう良好に理解されるにつれて容易に得られるであろう。
図１は、本発明の実施形態によるシステム全体を示す概略図である。
ここで、図２は、本発明の実施形態によるナビゲーションシステムの構成を示す図である。図３（ａ）−（ｃ）は、本発明の実施形態によるナビゲーションシステムのディスプレイに表示される例えば映画情報を示す図である。図４は、本発明の実施形態による映画館識別情報を管理するためのフローチャートである。図５は、本発明の実施形態によるイグニッションスイッチがオンにされた後の有効期限が切れたファイルを処理するためのフローチャートである。図６は、本発明の実施形態による同報配信データを処理するためのフローチャートである。図７は、映画情報の同報配信スケジュールを示す図である。図８は、本発明の実施形態による同報配信データフォーマットを示す図である。図９は、本発明の実施形態による上映時間などの映画情報のデータフォーマットの一例を示す図である。図１０（ａ）及び（ｂ）は、パケットデータの説明図である。図１１は、図３（ａ）−（ｃ）に例示されたような映画情報を表示するためのフローチャートである。

以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明するが、同種の参照番号は、各図面にわたって対応する要素または同一の要素を表す。

車両ナビゲーションと関連させて本実施形態を説明するが、本発明は、このような特定の用途に限定されるものではない。例えば、本発明は、ＰＤＡ(Personal Digital Assistance)やラップトップコンピュータのような携帯データ端末にも適用可能である。また、本発明の実施形態は、主として、映画を検索する用途について説明されるが、その基本概念は、他のタイプのイベントにも同様に適用可能である。

図１は、本発明の実施形態によるシステム全体を示す概略図である。図１を参照すると、本システムは、データ同報配信システム２とデータ受信システム４を備えて構成される。データ同報配信システム２は、例えば衛星無線同報配信(satellite radio broadcasting)を含む。データ受信システム４は、例えば、車両８に備えられたナビゲーションシステム６を含む。ナビゲーションシステム６は、受信器１０とナビゲータ１２を備える。ナビゲーションシステム６は、ドライバーが選択した場所にこの車両のドライバーを誘導する。ナビゲータ１２は各種のデータベースを備える。このようなデータベースの例には、例えば、ＤＶＤ１４やハードディスクなどのメモリから読み出されるＰＯＩ(Point Of Interest)情報（格納データ）が含まれる。上記ＰＯＩ情報は、例えば、映画、映画館、レストラン、空港など、利用者が関心を持つ施設（ＰＯＩ）の例えば名称、住所、電話番号、ロケーション情報を含む。

上記データベースは、例えば日常的に又は分刻みで変化するようなライブ情報(live information)を含まない。例えば、利用者が関心を持つ施設（ＰＯＩ）が映画館である場合、上記ライブ情報は、例えば現在上映中の映画のタイトルや上映時間などである。ライブ情報データは同報配信(ブロードキャスト)され、ナビゲーションシステム６の受信器１０が上記ライブ情報データを受信する。上記ナビゲータの例には、携帯型のＧＰＳナビゲータ、携帯型の車両ナビゲータ、車両に固定された車両ナビゲータなどが含まれる。

例えば映画のタイトル、上映時間、人気度などの映画情報データは、映画データベースサーバー２０から映画館パーマネント識別情報マネージャ２２に提供される。映画館パーマネント識別情報マネージメントについては、図３を参照して後述する。ＰＯＩデータベースは、例えば１年に１度更新されて、新たなパーマネント識別情報（ＩＤ）を有する映画館ＰＯＩ情報を格納する。

図２に、本ナビゲーションシステムの構成例を示す。図２のブロックダイアグラムにおいて、本ナビゲーションシステムは、ＣＤ−ＲＯＭ、ハードディスク、或いはＤＶＤ（以下、“ＤＶＤ”と称す）のような地図情報を格納するための地図記憶媒体４１と、ＤＶＤから地図情報を読み出す動作を制御するためのＤＶＤ制御ユニット４２と、車両速度センサ・ジャイロ・マイクロプロセッサ・ＧＰＳ受信器等を備えた測位装置４３とを備える。

本ナビゲーションシステムは、地図記憶媒体（ＤＶＤ）４１から読み出される地図情報を格納するための地図情報メモリ４４と、地図記憶媒体（ＤＶＤ）４１から読み出されるＰＯＩ情報のようなデータベース情報を格納するためのＰＯＩデータベースメモリ４５を備える。本ナビゲーションシステムは、メニュー選択動作、拡大／縮小動作、目的地入力動作などを実行するためのリモートコントローラ４７及びリモートコントローラインターフェイス４８を備える。

また、本ナビゲーションシステムは、本ナビゲーションシステムの動作全体を制御するためのプロセッサ（ＣＰＵ）４９と、経路探索プログラムのような各種の制御プログラムを格納するためのＲＯＭ５０と、誘導制御に必要な地図マッチングプログラム及びイベントファインダーの動作全体を制御するためのイベントファインダープログラムと、案内経路のような処理結果を格納するためのＲＡＭ５１と、音声指示(spoken instruction)により十字路で進行方向を案内するための音声案内ユニット５２と、地図情報に基づいて地図画像（地図案内画像および矢印案内画像）を生成するためのディスプレイコントローラ５３と、ディスプレイコントローラによって生成された画像を格納するためのＶＲＡＭ ５４と、メニュー画像／各種リスト画像を生成するためのメニュー／リスト生成ユニット５５と、ＶＲＡＭ５４及びメニュー／リスト生成ユニット５５からの画像を合成するための合成ユニット５６と、モニター（ディスプレイ）５７、及び本システムにおける上記のユニットを相互に接続するためのバス５８を備える。

更に、本ナビゲーションシステムは、ライブ情報データを格納するためのライブ情報データメモリ６２と、衛星送受信器・ＦＭ副搬送波通信機・ブルートゥース送受信器・その他のような無線通信器２６とを備える。無線通信器２６はライブ情報データを受信する。また、無線通信器２６は、マイル数、燃料レベル、オイルレベル、車両の現在の状態をモニターするための衝撃センサー及びエアーバッグセンサーを含む各種の車両パラメータを受信してもよい。

データ更新ユニット（ＣＰＵ）は、本ナビゲーションシステムに格納されたデータの更新部分を更新するように構成される。

デコードユニット（ＣＰＵ）は、ライブ情報データを先頭からデコードし、本ナビゲーションシステムがデコード中にライブ情報データの途中でオフにされたときには、そのライブ情報データの途中からデコードするように構成される。

車両の乗員が例えば映画を探すことを欲する場合、本ナビゲーションシステム６は、その映画と映画館のみならず、映画館の場所、予想到着時間、上映時間、選択された映画館への効率的な経路などを検索することができる。

図３（ａ）−（ｃ）は、本ナビゲーションシステムのディスプレイに表示された例えば映画情報を示す。図３（ａ）は、映画のタイトルのリストを示す。例えば、複数の映画タイトルのうちの一つが選択されると、図３（ｂ）に示されるように、その映画を上映している最も近い距離にある映画館が表示される。例えば、“BRIDGE CINEMA DELUX”が選択されると、図３（ｃ）に示されるように、上映時間や人気度などのような、上記選択された映画に関する情報がディスプレイに表示される。

図４に、映画館識別情報（ＩＤ）を処理するためのフローチャートを示す。図４を参照すると、ステップＳ１では、映画館ＰＯＩリストが、映画コンテンツプロバイダーから取得される。ステップＳ２では、上記映画館識別情報（ＩＤ）が変更されているか否かが判定される。上記映画館識別情報（ＩＤ）が変更されていないと判定された場合、ステップＳ３で、現在の映画館識別情報（ＩＤ）が割り当てられる。上記パーマネント識別情報（ＩＤ）が変更されていると判定された場合、ステップＳ４で、そのパーマネント識別情報（ＩＤ）の変更の理由が検討される。もし、その識別情報（ＩＤ）の変更理由が、映画館の状況(status)が変更されているということであれば、ステップＳ３で、現在のパーマネント識別情報（ＩＤ）が割り当てられる。もし、上記識別情報（ＩＤ）の変更理由が、映画館が再開店(reopen)したということであれば、ステップＳ５で、以前のパーマネント識別情報（ＩＤ）が割り当てられる。もし、上記識別情報（ＩＤ）の変更理由が、新たな映画館が開店したということであれば、ステップＳ６で、新たなパーマネント識別情報（ＩＤ）が割り当てられる。

図５に、イグニッションスイッチがオンにされた後の有効期限が切れたファイルを処理するためのフローチャートを示す。図５を参照すると、ステップＳ１０で、衛星同報配信により配信されて本ナビゲーションシステムのメモリに格納された各データファイルの有効期限がチェックされる。ステップＳ１２で、有効期限が切れたデータファイルが存在するかどうかが判定される。有効期限が切れたデータファイルが存在しないと判定されると、ステップＳ１６で、アナウンスメント(announcement)が取得される。一方、有効期限が切れたデータファイルが存在すれば、ステップＳ１４で、このような期限切れのデータファイルがメモリから削除され、そしてステップＳ１６でアナウンスメントが取得される。

図６に、同報配信データを処理するためのフローチャートを示す。図６を参照すると、ステップＳ２０で、同報配信データを受信する間、パケットがさらに必要であるかどうかが判定される。パケットデータがさらに必要であると判定された場合、ステップＳ２２で、上記アナウンスメントデータが必要なパケットを含んでいるかどうかが判定される。すなわち、例えば、アナウンスメントデータが、映画の新しい上映時間または新しいリファレンスを含んでいるかどうかが判定される。上記アナウンスメントデータが必要なパケットを含んでいないと判定されれば、ステップＳ２４で、上記受信されたパケットが削除される。すなわち、データ制御ユニット（ＣＰＵ）は、不完全なデータが同報配信されていないと判断すれば、まだ完全には受信されていない上記不完全なデータを削除するように構成される。

アナウンスメントデータが必要なパケットを含んでいると判定された場合、ステップＳ２６で、上記必要なパケットが格納される。ステップＳ２０で、アナウンスメントの収集中に、これ以上のパケットは必要でないと判定された場合、同報配信されたライブＰＯＩシリアル番号がチェックされる。ステップＳ３０で、同報配信されたライブＰＯＩシリアル番号が本ナビゲーションシステムにおける既存のデータのそれと比較される。もしこれらが異なれば、ステップＳ２６で、上記必要なパケットが格納される。すなわち、データコントローラ（ＣＰＵ）は、現在受信中の同報配信データが、既に受信が完了された受信データであるかどうかを、ライブＰＯＩシリアル番号をチェックすることによって判定するように構成され、且つ、受信コントローラ（ＣＰＵ）は、データコントローラが、現在受信中の同報配信データが上記の既に受信が完了された受信データでないと判定した場合、受信器を制御して上記同報配信データを受信するように構成される。

図７に、映画情報の同報配信スケジュールを示す。図７を参照すると、“上映時間 パート１”は、上映時間が水曜日までに更新される映画館に関するデータを含む。同様に、“上映時間 パート２”は、上映時間が木曜日までに更新される映画館に関するデータを含み、そして、“上映時間 パート３”は、上映時間が金曜日までに更新される映画館に関するデータを含む。すなわち、“上映時間 パート１”、“上映時間 パート２”、“上映時間 パート３”は、完全な上映時間データを構成する。本ナビゲーションシステムは、上記の完全な上映時間データを検索して、その検索結果を表示する。映画自体に関する情報レファレンスは、１週間に１度更新される。アナウンスメントは、同報配信のコンテンツが変わる度に、例えば１週間に３回更新される。もし、上映時間データ、情報レファレンス、或いはアナウンスメントがエラーを含んでいれば、更新の回数が増やされる。或る映画館のみ、例えば“上映時間 パート１”が変更された映画館のみ、この映画館の１週間全体のデータが、“上映時間 パート２”又は“上映時間 パート３”において同報配信される。

図８に、同報配信データフォーマットを示す。図８を参照すると、同報配信データは、ライブ情報データ及びアナウンスメントデータを含む。アナウンスメントデータは、ライブＰＯＩ識別情報（ＩＤ）と複数のアナウンスメントを含む。各アナウンスメントは、ライブＰＯＩ識別情報（ＩＤ）、ライブＰＯＩシリアル番号、活性時間(activation time)、例えば活性日、及び、満了時間(expiring time)、例えば有効期限(expiring date)を含む。ディスプレイコントローラは、ディスプレイを制御して、ライブ情報データの活性時間以後に、このライブ情報データを表示させるように構成される。ディスプレイコントローラは、ライブ情報データの満了時間以後には、このライブ情報データを表示しないようにディスプレイを制御するように構成される。データコントローラは、ライブ情報データの満了時間以後には、このライブ情報データを削除するように構成される。

本同報配信システムは、同報配信データの活性時間以前に、この同報配信データの同報配信を開始するように構成され、または、同報配信データの満了時間以前に、この同報配信データの同報配信を停止するように構成される。

ライブＰＯＩシリアル番号は、時間インジケータ(time indicator)、例えば第１シリアル番号及び第２シリアル番号を含む。第１シリアル番号は、毎週、インクリメントされる。第２シリアル番号は、その前の同報配信に含まれるエラーを修正するための修正情報が同報配信される度にインクリメントされる。

図８に示される符号化データは、映画情報データと、パケットデータに符号化された上映時間データとを含む。符号化されていない映画情報や上映時間などのデータフォーマットの例は図９に示され、以下に説明される。また、パケットデータについても以下に説明される。

図９を参照すると、「参照ファイル」は映画情報データを含む。「上映時間ファイル」は少なくとも一つの「上映時間セット」を含む。「上映時間セット」は、「上映時間」と「１週間の曜日」を含む。第２の４ビット（ビット４−７）は０ｘＣであり、上映時間は真夜中のみである。「１週間の曜日」は、特定の「上映時間」にリンクされた週の曜日を意味する。例えば、「上映時間」が、金曜日、土曜日、日曜日に適用可能であれば、ビット０，５，６が１に設定される。ビット７が１に設定されれば、上映時間は昼間(matinee)である。上映時間が複数の日における昼間であれば、この複数の日に対応するビットを１に設定すると共にビット７を１に設定して、これによりデータサイズを節約する。

図１０（ａ）及び（ｂ）は、パケットデータの説明図である。図１０（ａ）を参照すると、ライブ情報データは、Digital Fountain（登録商標）社の技術を用いることなく、複数のパケットデータに分割される。この場合、本ナビゲーションシステムは、元のライブ情報データを再現するためにパケットデータ１，２，３，４の全てを受信しなければならない。

一方、図１０（ｂ）を参照すると、ライブ情報データは、Digital Fountain（登録商標）社のコンバータを用いてメタデータに変換され、このメタデータが同報配信される。本ナビゲーションシステムは、或る個数のパケット、例えば４つのパケットを受信することにより元のライブ情報データを再現することができる。

図１１は、図３（ａ）−（ｃ）に例示されるような映画情報を表示させるためのフローチャートを示す。図１１を参照すると、ステップＳ４０で、検索範囲が特定される。検索は、上記特定された範囲内で実施される。例えば、本ナビゲーションシステムは、所定の距離内、例えば現在位置から５マイルの範囲内に位置する映画館を検索する。他の例では、本ナビゲーションシステムは、所定の移動時間内、例えば現在位置から１５分の範囲内に位置する映画館を検索する。

ステップＳ４２で、モニターに表示される複数の映画タイトル（図３（ａ）参照）の中から映画タイトルが選択される。ステップＳ４４で、このような映画を上映する複数の映画館が、ライブ情報データメモリ６２（図２参照）に格納されたライブ情報データの中から検索される。ステップＳ４６で、映画館識別情報（ＩＤ）によってライブ情報データと関連づけられたＰＯＩデータベースメモリ４５（図２参照）に格納された映画館の名称がモニター（図３（ｂ）参照）に表示される。ステップＳ４８で、モニターに表示された複数の映画館の中から映画館が選択される。ステップＳ５０で、映画情報や上映時間などが、映画館識別情報（ＩＤ）を用いてライブ情報データメモリ６２（図２参照）に格納されたライブ情報データの中から検索される。また、上記映画館識別情報（ＩＤ）によってライブ情報データと関連づけられた映画館情報、例えば映画館の住所及び電話番号が、ＰＯＩデータベースメモリ４５（図２参照）から読み出される。そして、ステップＳ５２で、映画館情報及び映画情報がモニター（図３（ｃ）参照）に表示される。

本発明の実施形態によれば、データ受信システム、例えばナビゲーションシステムは、同報配信データを受信するように構成された受信器を備える。上記同報配信データは、ライブ情報データとアナウンスメントデータを含む。ライブ情報データは、場所(place)に関するライブ情報を有する。アナウンスメントデータは、ライブ情報データのコンテンツに関するコンテンツ情報および時間インジケータを含む。判定ユニット（ＣＰＵ）は、新たに受信されたライブ情報データが新しいか否かを上記時間インジケータに基づき判定するように構成される。従って、本データ受信システムは、アナウンスメントデータのコンテンツに従ってライブ情報データを効率的に受信することができる。

本発明の実施形態によれば、本ナビゲーションシステムは、格納データ、例えばＰＯＩ情報を含み、このＰＯＩ情報は、利用者が関心を持つ施設（ＰＯＩ）、例えば、映画館、レストラン、空港などの例えば名称、住所、電話番号、ロケーション情報を含む。ライブ情報データは同報配信され、本ナビゲーションシステムがこのライブ情報データを受信する。ライブ情報は、例えば、毎日、または分刻みで変わる。例えば、利用者が関心を持つ施設（ＰＯＩ）が映画館であれば、ライブ情報は、例えば、最近上映された映画のタイトルや上映時間などである。格納されたデータとライブ情報データの双方が識別情報（ＩＤ）を含む。ライブ情報は、上記識別情報（ＩＤ）を用いることによって、上記格納されたデータと関連づけられる。

従って、本発明の実施形態によれば、ＰＯＩ情報を除いたライブ情報データが同報配信されるので、同報配信データが減少される。よって、同報配信帯域幅を効率的に利用することができる。同報配信周期を短くすることができ、そして、本ナビゲーションシステムが全てのライブ情報データを受信する期間を短くすることができる。

本データ方法システムは、ライブ情報データの更新頻度に基づきライブ情報データを分離(separate)するように構成されたデータ分離器を備えてもよい。同報配信装置は、上記分離されたライブ情報データを別々に同報配信するように構成される。この構成によれば、本ナビゲーションシステムが上記分離されたライブ情報データの内の一つを更新する必要がないという状況が生じる。従って、本ナビゲーションシステムの処理量を低減させることができる。

本データ同報配信システムは、地理上の区域に基づきライブ情報データを分割(divide)するように構成された分割器を備えてもよい。従って、本データ受信システムは、他の区域に関するライブ情報データを受信する必要がない。

更に、本データ同報配信システムは、ライブ情報データの一部を更新するように構成されたデータ更新ユニットを備えてもよく、同報配信装置は、ライブ情報データの更新部分を同報配信するように構成される。

言うまでもなく、上述の教示内容の観点から本発明の多くの修正および変形が可能である。従って、本発明は、本明細書に具体的に記載されたものに限らず、添付の特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で実施することができる。

本発明の実施形態によるシステム全体を示す概略図である。 本発明の実施形態によるナビゲーションシステムの構成を示す図である。 本発明の実施形態によるナビゲーションシステムのディスプレイに表示される例えば映画情報を示す図である。 本発明の実施形態による映画館識別情報を処理するためのフローチャートである。 本発明の実施形態によるイグニッションスイッチがオンにされた後の有効期限が切れたファイルを処理するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による同報配信データを処理するためのフローチャートである。 映画情報の同報配信スケジュールを示す図である。 本発明の実施形態による同報配信データフォーマットを示す図である。 本発明の実施形態による上映時間などの映画情報のデータフォーマットの一例を示す図である。 パケットデータの説明図である。 図３に例示されたような映画情報を表示するためのフローチャートである。

符号の説明

２…データ同報配信システム ４…データ受信システム ６…ナビゲーションシステム ８…車両 １０…受信器 １２…ナビゲータ １４…ＤＶＤ ２０…映画データベースサーバー ２２…映画館パーマネント識別情報マネージャ ２６…無線通信器 ４１…地図記憶媒体（ＤＶＤ） ４２…ＤＶＤ制御ユニット ４３…測位装置 ４４…地図情報メモリ ４５…ＰＯＩデータベースメモリ ４７…リモートコントローラ ４８…リモートコントローラインターフェイス ４９…プロセッサ（ＣＰＵ） ５０…ＲＯＭ ５１…ＲＡＭ ５２…音声案内ユニット ５３…ディスプレイコントローラ ５４…ＶＲＡＭ ５５…メニュー／リスト生成ユニット ５６…合成ユニット ５７…モニター（ディスプレイ） ５８…バス ６２…ライブ情報データメモリ

Claims (18)

1. ライブ情報データを生成するデータ生成器と、
   前記ライブ情報データを同報配信するように構成された同報配信装置と、
   を備え、
   前記ライブ情報データが、データ受信システムに格納された格納データに当該ライブ情報データを関連づけるための識別情報を有し、且つ、前記格納データが前記識別情報を有するデータ同報配信システム。
2. 前記格納データは、場所の名称、住所、電話番号、またはロケーション情報を含む請求項１記載のデータ同報配信システム。
3. 前記場所は、映画館、空港、またはレストランを含む請求項２記載のデータ同報配信システム。
4. 前記ライブ情報データは、毎日または分刻みで変わる請求項１記載のデータ同報配信システム。
5. 前記ライブ情報データは、映画のタイトル又は映画の上映時間を含む請求項１記載のデータ同報配信システム。
6. 一つの場所が閉められたとしても該一つの場所に割り当てられた一つの識別情報を再度割り当てることなく前記識別情報を更新するように構成された識別情報更新ユニットを更に備えた請求項１記載のデータ同報配信システム。
7. 前記識別情報を更新するように構成されると共に、閉められた場所が再び開かれれば該閉められた一つの場所に割り当てられた一つの識別情報を該閉められた場所に再び割り当てるように構成された識別情報更新ユニットを更に備えた請求項１記載のデータ同報配信システム。
8. 前記データ受信システムは、車両ナビゲーションシステム、ＰＤＡ、またはラップトップコンピュータを含む請求項１記載のデータ同報配信システム。
9. 前記ライブ情報データを複数のパケットデータに分割するように構成されたパケットエンコーダを更に備えた請求項１記載のデータ同報配信システム。
10. 前記ライブ情報データの更新頻度に基づき前記ライブ情報データを分離するように構成されたデータ分離器を更に備え、前記同報配信装置が、前記分離されたライブ情報データを別々に同報配信するように構成された請求項１記載のデータ同報配信システム。
11. 識別情報を有する同報配信されたライブ情報データを受信するように構成された受信器と、
    前記識別情報を有するデータを格納するメモリと、
    を備え、
    前記識別情報は、前記格納されたデータと前記ライブ情報データとを関連づけるためのものであるデータ受信システム。
12. 特定の範囲内にある場所に対応する受信されたライブ情報データを選択するように構成されると共に、前記選択されたライブ情報データをディスプレイに供給するように構成されたデータ制限装置を更に備えた請求項１１記載のデータ受信システム。
13. 前記データ受信システムは、ナビゲーションシステムを備え、前記データ制限装置は、現在位置から所定の距離内にある場所に対応するデータを選択するように構成された請求項１２記載のデータ受信システム。
14. 前記データ受信システムは、ナビゲーションシステムを備え、前記データ制限装置は、現在位置から所定の移動時間内にある場所に対応するデータを選択するように構成された請求項１２記載のデータ受信システム。
15. ライブ情報データを生成するデータ生成手段と、
    前記ライブ情報データを同報配信するための同報配信手段と、
    を備え、
    前記ライブ情報データが、データ受信システムに格納された格納データに当該ライブ情報データを関連づけるための識別情報を有し、且つ、前記格納データが前記識別情報を有するデータ同報配信システム。
16. ライブ情報データを生成するステップと、
    前記ライブ情報データを同報配信するステップと、
    を含み、
    前記ライブ情報データが、データ受信システムに格納された格納データに当該ライブ情報データを関連づけるための識別情報を有し、且つ、前記格納データが前記識別情報を有するデータ同報配信方法。
17. 識別情報を有する同報配信されたライブ情報データを受信するための受信手段と、
    前記識別情報を有するデータを格納するメモリ手段と、
    を備え、
    前記識別情報が、前記格納されたデータと前記ライブ情報データとを関連づけるためのものであるデータ受信システム。
18. 識別情報を有する同報配信されたライブ情報データを受信するステップと、
    前記識別情報を有するデータを格納するステップと、
    を含み、
    前記識別情報が、前記格納されたデータと前記ライブ情報データとを関連づけるためのものであるデータ受信方法。

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