JP2008067243A - デジタルテレビジョン受信装置、スライドショー表示方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

デジタルテレビジョン受信装置、スライドショー表示方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】テレビの番組放送のうちの興味のない部分と、ユーザが興味のある情報とを連携して提供できるテレビジョン受信装置を提供する。
【解決手段】このデジタルテレビジョン受信装置は、多画面表示機能を有し、受信したテレビ番組を第1の画面に表示し、スライドショーを第2の画面に表示するものであって、前記テレビ番組の進行状況の嗜好度を算定し、前記進行状況が興味のある状態か興味のない状態かを該嗜好度を基に判定する判定手段と、記憶手段に保持された画像から興味のある画像あるいは興味のない画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させる選択手段と、を備え、前記判定手段で前記進行状況が興味のない状態であると判定したときに、前記選択手段で興味のある画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させるようにしたものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、デジタルテレビジョン受信装置、スライドショー表示方法、プログラムおよび記録媒体に関し、多画面による表示機能を有し、この多画面を効率よく利用可能にしたデジタルテレビジョン受信装置、スライドショー表示方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
一般に、視聴者はドラマ等の番組が放送されている途中でCMの放送に入ったり、また、ニュース番組等において興味のない放送部分にさしかかると、別のチャンネルの番組を選択するなどで、ほとんどその部分の放送を見ることがない。
このような場合、例えば、特許文献1では、選局中のチャンネルの放送番組がCM放送に移行時に、このCM放送への移行を検知し、選局中以外のチャンネルの放送番組を所望の設定に従って一定時間ごとに選局を切り替えて受信させ、さらに、CM放送中のチャンネルをメイン画面に、切り替えられた選局中以外のチャンネルをサブ画面として画面合成し、ディスプレイに出力するようにしている。これにより、視聴中のチャンネルがCM放送中に自動的に他のチャンネルの放送番組を表示することができる。
そして、これらのCMや興味のない部分の放送が終われば、初めに視聴していたチャンネルにもどって、見ていた番組を視聴するようになる。
ところで、デジタルカメラで撮影された画像は、そのデジタルカメラの小型液晶モニタで閲覧したり、又はプリンタ等によって印刷用紙上にプリントアウトして楽しむことができる他、いわゆる画像ビューアと称される大画面、高画質の画像表示装置によっても楽しむことができる。しかし、このような画像ビューアは、画像のデジタルデータに依存した画一的な方法や順序でしか表示できないため、その閲覧者の好み等に応じてその画像の表示方法や順序を適宜変えることができない。
このため、特許文献2では、実際に表示された画像の種類及びその表示時の各種状況等を示す表示データをその画像ごとに取得すると共に、その表示データごとにポイントを設定して合計ポイントを集計し、集計された合計ポイントが高い画像を優先的に選択して表示するようにした。これにより、従来の画像ビューアでは画一的な表示しかできなかった表示等が自動的にカスタマイズされてその閲覧者の好みや人気等を反映した的確な画像表示を行うことができる。
また、特許文献3では、画像データを読み出すと、画像データについての各種情報を記述したメタデータに、アクセス回数、表示時間等を追加して更新する。この更新したメタデータからその画像データの価値を算出し、価値が高いほど再生時間が長くなるように、スライドショー形式の画像データを生成する。これにより、ユーザにとってのスライドショーの楽しみを半減させないようにできる。
特開2003−219307号公報 特開2004−318861号公報 特開2005−328516号公報
しかしながら、ドラマ等の番組が放送されている途中でCM放送や、ニュース番組等において興味のない放送部分の替わりに、別のチャンネルの番組を選択したとしても、別のチャンネルでもCMが放送されていたり、興味のない番組が放送されているかもしれない。
このような場合には、テレビの視聴とは別のことを行うか、さもなければ手持ち無沙汰の空き時間が生じてしまう。
そこで、このような空き時間が生じたときに、見たいと思っていた写真やビデオを見ることが考えられるが、このような空き時間に見たいと思っていた写真やビデオを見始めてしまうと、もともと見ていた番組に戻れなくなったり、また、戻ったとしても今まで見ていた写真やビデオの続きが見られなくなったりしてしまうという不都合が生じてしまう。
本発明は、上述の実情を考慮してなされたものであり、テレビの番組放送のうちの興味のない部分と、ユーザが興味のある情報とを連携して提供できるテレビジョン受信装置、スライドショー表示方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では次のような構成とする。
本発明のデジタルテレビジョン受信装置は、多画面表示機能を有し、受信したテレビ番組を第1の画面に表示し、スライドショーを第2の画面に表示するものであって、前記テレビ番組の進行状況の嗜好度を算定し、前記進行状況が興味のある状態か興味のない状態かを該嗜好度を基に判定する判定手段と、記憶手段に保持された画像から興味のある画像あるいは興味のない画像を選択し、前記選択手段で選択された画像を順次表示させる選択手段と、を備え、前記判定手段で前記進行状況が興味のない状態であると判定したときに、前記選択手段で興味のある画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させるものである。
ここで、前記判定手段は、前記進行状況が宣伝放送のときには、低い嗜好度と算定し、興味のない状態であると判定するものである。
前記選択手段で興味のある画像を選択したときには、前記選択された画像を順次表示させるようにしてもよいし、前記選択された画像の表示間隔を長くして表示させるようにしてもよい。
さらに、前記選択手段で選択対象となるデータを、画像、映像および音楽の1つ以上の組み合わせとするようにしてもよい。
また、前記判定手段で前記進行状況が興味のある状態であると判定したときに、前記選択手段で興味のない画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させるようにしてもよい。
本発明のスライドショー表示方法は、多画面表示機能を用いて、一方の画面に受信したテレビ番組を表示し、他方の画面にスライドショーを表示するデジタルテレビジョン受信装置におけるスライドショー表示方法であって、前記テレビ番組の進行状況の嗜好度を算定し、前記進行状況が興味のある状態か興味のない状態かを該嗜好度を基に判定する判定ステップと、記憶手段に保持された画像から興味のある画像あるいは興味のない画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させる選択ステップと、を備え、前記判定ステップで前記進行状況が興味のない状態であると判定したときには、前記選択ステップで興味のある画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させ、また、前記判定ステップで前記進行状況が興味のある状態であると判定したときには、前記選択ステップで興味のない画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させるようにしたものである。
また、上述した構成のデジタルテレビジョン受信装置の各手段として、コンピュータを機能させるためのプログラムを作成しておき、または、そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録しておき、このプログラムをコンピュータで実行することによっても上記課題を解決することができる。
本発明によれば、テレビの番組放送のうちの興味のない部分と、ユーザが興味のある情報とを連携することによって、複数画面を効率よく見せることができる。
以下、図面を参照して本発明のデジタルテレビジョン受信装置およびスライドショー表示方法に係る好適な実施形態を説明する。
本実施形態に係るデジタルテレビジョン受信装置100は、図1に例示したように、2以上の画面を同時に表示させることができ、それぞれ異なる画面に受信した番組の映像(110)、外部端子から入力された映像、ネットワークを介して取り寄せた映像、あるいは、アプリケーションの実行結果(110)を表示させることができる。なお、複数の画面を表示することを多画面表示という。
この多画面表示の場合、画面の分割を必要に応じてデジタルテレビジョン受信装置側で自動的に行うようにしてもよいし、また、ユーザが予め2画面、3画面や4画面等のように固定的に指定しておくようなものであってもよい。
図2は、本発明を適用するデジタルテレビジョン受信装置100の一実施形態の構成を示すブロック図であり、同図において、デジタルテレビジョン受信装置100は、主制御部101、記憶部102、チューナ部103、分離部104、音声デコーダ部105、音声出力部106、映像デコーダ部107、合成部108、OSD処理部109、表示部110、番組情報抽出部111、操作部112、入力部113により構成される。
主制御部101、CPU(Central Processing Unit)を備え、デジタルテレビジョン受信装置100の全体の動作の制御、機能の調整等を実行するものであり、バスを介して記憶部102、チューナ部103、分離部104、音声デコーダ部105、映像デコーダ部107、合成部108、OSD処理部109、番組情報抽出部111、操作部112、入力部113に接続されている。
記憶部102は、揮発性記憶装置や不揮発性記憶装置からなり、不揮発性記憶装置には本装置の各種機能を実行するための各種アプリケーションプログラムの他、OSD(On Screen Display)処理のための各種データ、チャンネル選局のためのデータ等が保存され、揮発性記憶装置は作業用記憶装置としても使う。
チューナ部103は、複数のチューナにより構成され、操作部112から指定され、それぞれ選局されたチャンネルの放送波を、アンテナやケーブルを介して受信し、受信した放送波を復調し、さらに誤り訂正等の処理を施して、TS(Transport Stream)信号として、分離部104に供給する。
分離部104は、チューナ数に応じた数の分離部により構成され、チューナ部103によって選局された放送波に多重化されたTS(Transport Stream)信号を、映像ストリーム、音声ストリーム、および、EPG(Electronic Program Guide)情報に分離し、分離した音声ストリームを音声デコーダ部105へ供給し、分離した映像ストリームを映像デコーダ部107に供給し、分離した番組情報を番組情報抽出部111へ供給する。
音声デコーダ部105は、分離部104で分離した音声ストリームを非圧縮のデジタル音声データとして復号し、アクティブな(操作対象となっている)チャンネルの音声データを選択し、選択した音声データをD/A変換し、例えば右(R)音のアナログ信号及び左(L)音のアナログ信号を生成し、生成されたアナログの音声信号を、スピーカやヘッドフォン等からなる音声出力部106に出力させる。
映像デコーダ部107は、分離部104で分離した映像ストリームを非圧縮のデジタル映像データとして復号し、量子化係数や動きベクトルを求め、逆離散コサイン変換や動きベクトルに基づく動き補償制御などを行った映像信号を合成部108に供給する。
OSD処理部109は、操作部112の操作に応じて入力された操作入力信号に基づいて主制御部101から供給されたメニュー画面やガイダンスなどのOSD表示の画像データを生成し、主制御部101から指定された表示画面と生成された画像データとを合成部108に供給する。
合成部108は、映像デコーダ部107や主制御部101から供給された映像信号を、多画面のうちの出力先のサイズにあわせて解像度変換した画像データを生成し、それぞれの画像データを、各画面の配置位置にあわせて1画面の画像データに合成するとともに、OSD処理部109から供給された画像データを指定された画面へ重畳し、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)等からなる表示部110の特性にあわせて変換して出力させる。
番組情報抽出部111は、分離部104で分離した番組情報を更に、EPG情報と進行情報とに分けて、それぞれを主制御部101へ供給する。
ここで、EPG情報は、放送局名、チャンネル番号、番組名、放送時間帯(開始日、開始時刻、番組の長さ)、番組内容等(出演者、あらすじ等)などの情報が含まれている。
進行情報は、例えばMPEG7で規格されているフォーマットに従い記述され、放送されているシーン(場面)の特徴を示す情報、例えば、ニュース番組であれば放送されたニュースは何か、野球中継であれば誰が打席に入っているか、点数は何対何であるか等の情報であり、ドラマであれば、誰と誰との会話シーンであるか等の情報を含んでいる。
操作部112は、ユーザからの各種指示を受け取るための各種のキーを備え、前記キーを操作すると、そのキーに対応した指令を意味する信号を主制御部101に送る。この操作部112の他に、ユーザからの各種指示を受け取るための各種のキーを備えたリモートコントローラを持つようにしてもよい。
入力部113は、当該装置100に備えた外部端子から画像データを取り込む、あるいは、当該装置100にネットワークインタフェースが備えられていれば、ネットワークを介してサーバから画像データをダウンロードして取り込む。
次に、本実施形態を詳細に説明する。
以下では、写真等の画像データのスライドショーを行う場合を例にして説明する。しかし、これに限定されるものではなく、ビデオカメラで撮影した映像データ、あるいは音楽データであっても同様に適用することができる。
図3は、本実施形態に係るデジタルテレビジョン受信装置においてスライドショー機能を実行するための機能構成を示すブロック図であり、アプリケーションソフトウェアとして実行される。同3において、スライドショー機能は、嗜好度算出部121、嗜好度記憶部122、判定部123、指定画像表示部131、画像嗜好度算出部132、画像記憶部133、選択部134から構成されている。これらのうち、嗜好度記憶部122と画像記憶部133とは、記憶部102に格納される。
このスライドショー機能を実行するための準備としては、次のことを実施して、ユーザごとにテレビ番組の嗜好度および写真の嗜好度を記憶装置に記録しておく。
(1)テレビ番組の嗜好度:
チャンネルが選局されてテレビ番組が受信されると、番組情報抽出部111で抽出されたEPG情報および進行情報と既に嗜好度記憶部122に記憶されている累積情報をもとに、嗜好度算出部121で嗜好度を算出して、嗜好度記憶部122の嗜好度を更新する。
嗜好度記憶部122は、EPG情報(例えば、放送局名、番組名、番組内容(出演者、あらすじ等)などの各番組に関する情報)をもとに、放送局、番組のジャンルや出演者等に対する嗜好度を、見る回数や出演回数等によって算出し、ユーザごとに嗜好度記憶部122に記憶する。
さらに、テレビ番組が放送している間に、番組情報抽出部111で抽出された進行情報のシーン(場面)の情報をもとに、シーンや出演者等に対する嗜好度を算出し、ユーザごとに嗜好度記憶部122を更新する。ここで、シーンがCM(宣伝)番組であるときには、嗜好度が低く算出されるようにしても良い。
また、この嗜好度記憶部122に記録された嗜好度は、別途ユーザによって編集されるようにしてもよい。
(2)写真の嗜好度:
スライドショーに使用される写真データは、入力部113によって、外部端子に接続したデジタルカメラやデジタルビデオ等の機器から取り込まれる。また、入力部113によって、ネットワークに接続されたサーバから取り込むようにしてもよい。
取り込まれた写真データには、写真の画像データだけでなく、この写真への嗜好度も付加されているものとするが、付加していない写真についてはユーザが入力してもよいし、写真に付加されたコメントから嗜好度を算出するようにしてもよい。
このようなコメントとしては、「よく撮れたな」、「後で見たいな」、「ぜひ見たいというものではないな」、「好きな芸能人の写真」等が考えられる。
そして、取り込まれた写真の画像データと嗜好度とを対応させて画像記憶部133に記憶する。記憶するときに写真を分類分けして、この分類ごとに嗜好度をつけるようにしてもよい。
さらに、画像記憶部133に記録されている写真を表示させたい場合、ユーザの操作によって指定画像表示部131が起動され、画像記憶部133に記録されている写真のリスト表示から写真が選択され、その選択された写真の嗜好度を画像嗜好度算出部132によって再計算して、画像記憶部133が更新される。
次に、テレビ番組を視聴中にスライドショーを見る場合の操作例について説明する。
まず、ユーザは操作部112を用いて、スライドショーを表示する画面を指定する。
ここで、スライドショーを表示させる画面がない場合には、画面分割を行って画面数を増やす。
そして、スライドショーを表示する画面が指定され、スライドショーが開始されると、選択部134を起動させるとともに、判定部123にスライドショーの開始信号を送る。また、スライドショー機能の終了がユーザから指定されると、選択部134の動作を終了させて、判定部123に終了信号を送る。
判定部123は、当該装置100に電源が投入され、主制御部101の動作が開始されると同時に動作が開始される。
判定部123は、スライドショー機能から送られた開始信号と終了信号との間だけ、スライドショーの表示画像を切り替えるか否かの判断を行う。
判定部123は、スライドショー機能から開始信号を受信すると、放送されているテレビ番組の進行情報を監視し、嗜好度記憶部122を参照して、受信された進行情報の嗜好度を取得する。
そして、判定部123では、取得した嗜好度が所定の値より大きいときには、受信した進行情報が興味のあるシーン(例えば、好きな俳優が出演するシーン)を含むものと判定し、一方、取得した嗜好度が所定の値より小さいときには、受信した進行情報が興味のないシーン(例えば、宣伝番組)と判定し、この判定結果と嗜好度とを選択部134へ送る。
また、判定部123は、スライドショー機能から終了信号を受信すると、放送されているテレビ番組の進行情報の監視を終了し、再度スライドショー機能から開始信号が送られてくるまで待機する。
選択部134は、判定部123から判定結果を受信すると、前回受信した判定結果と同じかどうか判断する。
この判断で、前回受信した判定結果と今回受信した判定結果が相違するときには、次の処理を行う。
まず、今回の判定結果を記憶部102に記憶しておく。
次に、判定結果が興味のないシーンに切り替わった場合には、画像記憶部133を参照して、受信した嗜好度より高い嗜好度を持った画像データを選択抽出し、それらの画像データを順次に合成部108へ供給する。この抽出順序は、嗜好度の高い順としてもよいし、撮影された順序のような規定の順としてもよい。
これにより、興味のないテレビ番組が放送されているときに、より興味のある写真のスライドショーを見ることができる。
一方、判定結果が興味のあるシーンに切り替わった場合には、画像記憶部133を参照して、受信した嗜好度より低い嗜好度を持った画像データを選択抽出し、それらの画像データを順次に合成部108へ供給する。この抽出順序は、嗜好度の低い順としてもよいし、撮影された順序のような規定の順としてもよい。
これにより、興味のあるテレビ番組が放送されているときに、より興味のない写真のスライドショーに切り替えるので、より興味のある写真を見る機会が増える。
興味のない、あるいは、興味のある写真を抽出するときに、個々の写真の嗜好度によるのではなく、分類付けに付けられた嗜好度によって判断し、しかも、その分類中の写真を嗜好度に応じた順で表示するようにしてもよい。
さらに、興味のある写真のスライドショーのときには、スライドの表示間隔を長時間にし、興味のない写真のスライドショーのときには、スライドの表示間隔を短時間にするようにしてもよい。
また、上記の判断で、前回と同じ判定結果で、しかも、スライドショーが終わっていなければ、何もせずに判定部123から送られてくる次の判定結果を待つ。この間、スライドショーは変更されることなく続行される。
しかし、前回と同じ判定結果で、しかも、スライドショーが終わっているときには、今まで表示していた写真データを除外して、前回受信した判定結果と今回受信した判定結果が相違した場合と同様な処理を行う。
上記の説明では、スライドショーする写真を、画像記憶部133に記憶された全ての写真から選択するようにしたが、予め、指定された写真群から見たい写真を選択し、その中からテレビ番組の興味如何によって、興味のある、あるいは興味のない写真を選択するようにしてもよい。
さらに、テレビ番組の興味ないシーンの時間が、嗜好度の高いスライドショーの時間より短いときには、テレビ番組の興味のないシーンが次に現れたときに、スライドショーの続きを表示するようにしてもよい。
次に、本実施形態に係るデジタルテレビジョン受信装置でスライドショーが実行されるときの処理の流れを、図4を用いて説明する。
ユーザが操作部112を操作して、所望するテレビ番組が放送されているチャンネルを選局する(ステップS1)。
選局されてテレビ番組が受信されると、番組情報抽出部111で抽出されたEPG情報および進行情報と既に嗜好度記憶部122に記憶されている累積情報をもとに、嗜好度算出部121で嗜好度を算出して、嗜好度記憶部122の嗜好度を更新する(ステップS2)。
さらに、テレビ番組が放送している間に、番組情報抽出部111で抽出された進行情報のシーン(場面)の情報をもとに、シーンや出演者等に対する嗜好度を算出し、ユーザごとに嗜好度記憶部122を更新し(ステップS3)、テレビ番組が表示部110に表示される(ステップS5)。
ここで、スライドショー機能の方からスライドショーの開始信号が送られてきて、終了信号が送られてこない間には、嗜好度記憶部122を参照して、受信された進行情報の嗜好度を取得し、取得した嗜好度が所定の値より大きいときには、受信した進行情報が興味のあるシーンを含むものと判定し、一方、算出された嗜好度が所定の値より小さいときには、受信した進行情報が興味のあるシーンではないと判定し、この判定結果と嗜好度とを選択部134へ送る(ステップS4)。
このステップS3、S4およびS5は、指定されたテレビ番組が終了するまで繰り返され、番組が終了するとステップS1またはS2へ戻って、次のテレビ番組に対する処理が行われる。
ユーザがスライドショー機能を動作させたいときには、操作部112を用いて、スライドショーを表示する画面を指定してから、機能メニューからスライドショーが開始されると、選択部134を起動させるとともに、判定部123にスライドショーの開始信号を送る(ステップS6)。また、スライドショー機能の終了がユーザから指定されると、選択部134の動作を終了させて、判定部123に終了信号を送る。
そして、選択部134は、判定部123から判定結果を受信すると、前回受信した判定結果と同じかどうか判断し、前回受信した判定結果と今回受信した判定結果が相違するときには、次のようにして、受信した嗜好度に応じた写真を画像記憶部133から取得して順次に合成部108へ供給する(ステップS7)。
(1)判定結果が興味のないシーンに切り替わった場合には、受信した嗜好度より高い嗜好度を持った画像データを画像記憶部133から選択抽出する。この抽出順序は、嗜好度の高い順としてもよいし、撮影された順序のような規定の順としてもよい。
(2)判定結果が興味のあるシーンに切り替わった場合には、画像記憶部133を参照して、受信した嗜好度より低い嗜好度を持った画像データを選択抽出する。この抽出順序は、嗜好度の低い順としてもよいし、撮影された順序のような規定の順としてもよい。
(3)前回と同じ判定結果で、しかも、スライドショーが終わっているときには、今まで表示していた写真データを除外して、(1)または(2)と同様な処理を行う。
(4)前回と同じ判定結果で、しかも、スライドショーが終わっていなければ、何もせずに判定部123から送られてくる次の判定結果を待つ。
最後に、合成部108へ供給された画像データが所定の画面に表示される(ステップS8)。
上記のように、興味のない、あるいは、興味のある写真を抽出するときに、個々の写真の嗜好度によるのではなく、分類付けに付けられた嗜好度によって判断し、しかも、その分類中の写真を嗜好度に応じた順で表示するようにしてもよい。
図1のような2画面表示が可能なデジタルテレビジョン受信装置を以上のように構成することにより、第1画面にテレビ番組を表示し、第2画面にはスライドショーを表示しているときに(図5(A))、宣伝番組やあまり興味のない番組(シーン)が表示されると(図5(B))、スライドショーで表示している写真を嗜好度の高いものにしたり(図5(C))、逆に、テレビ番組の嗜好度が高い場合には、スライドショーの方を嗜好度の低い写真を表示することができるので、2画面での異なる種類の同時再生を、ユーザにとって効果的なものにすることができる。
以上の構成により、興味のないテレビ番組が放送されているときに、より興味のある写真のスライドショーを見る機会が増える。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されたものではない。上述した実施形態を構成するデジタルテレビジョン受信装置の各部として、コンピュータを機能させるプログラムを作成し、予め記録媒体に書き込んでおき、この記録媒体に記録されたこれらのプログラムを、デジタル放送の受信機能を有する種々のコンピュータに備えられたメモリあるいは記憶装置に格納し、そのプログラムを実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
また、上記プログラムは、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
尚、上述した実施形態の機能を実現するプログラムは、ディスク系(例えば、磁気ディスク、光ディスク等)、カード系(例えば、メモリカード、光カード等)、半導体メモリ系(例えば、ROM、不揮発性メモリ等)、テープ系(例えば、磁気テープ、カセットテープ等)等のいずれの形態の記録媒体で提供されてもよい。
あるいは、ネットワークを介して記憶装置に格納された上記プログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよい。この場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、上述した実施形態の機能をプログラム化して流通させることによって、コストの低廉化、および可搬性や汎用性を向上させることができる。
さらに、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能であるのは勿論である。
テレビ番組とスライドショーを同時に表示する多画面機能を持つデジタルテレビジョン受信装置を説明する図である。 本発明を適用するデジタルテレビジョン受信装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。 デジタルテレビジョン受信装置においてスライドショー機能を実行するための機能構成を示すブロック図である。 デジタルテレビジョン受信装置でスライドショーが実行されるときの処理の流れを示すフローチャートである。 テレビ番組の嗜好とスライドショーに表示される写真の嗜好の関係を説明する図である。
符号の説明
100…デジタルテレビジョン受信装置、101…主制御部、102…記憶部、103…チューナ部、104…分離部、105…音声デコーダ部、106…音声出力部、107…映像デコーダ部、108…合成部、109…OSD処理部、110…表示部、111…番組情報抽出部、112…操作部、113…入力部、121…嗜好度算出部、122…嗜好度記憶部、123…判定部、131…指定画像表示部、132…画像嗜好度算出部、133…画像記憶部、134…選択部。

Claims (8)

  1. 多画面表示機能を有し、受信したテレビ番組を第1の画面に表示し、スライドショーを第2の画面に表示するデジタルテレビジョン受信装置であって、前記テレビ番組の進行状況の嗜好度を算定し、前記進行状況が興味のある状態か興味のない状態かを該嗜好度を基に判定する判定手段と、記憶手段に保持された画像から興味のある画像あるいは興味のない画像を選択し、該選択された画像を順次表示させる選択手段と、を備え、前記判定手段で前記進行状況が興味のない状態であると判定したときに、前記選択手段で興味のある画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させるようにしたことを特徴とするデジタルテレビジョン受信装置。
  2. 請求項1に記載のデジタルテレビジョン受信装置において、前記判定手段は、宣伝放送を低い嗜好度と算定し、前記進行状況が宣伝放送のときに興味のない状態であると判定することを特徴とするデジタルテレビジョン受信装置。
  3. 請求項1または2に記載のデジタルテレビジョン受信装置において、前記判定手段で前記進行状況が興味のない状態であると判定したときに、前記選択手段で興味のある画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させるようにしたことを特徴とするデジタルテレビジョン受信装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のデジタルテレビジョン受信装置において、前記判定手段で前記進行状況が興味のない状態であると判定したときに、前記選択手段で興味のある画像を選択し、前記選択された画像の表示間隔を長くして、表示させるようにしたことを特徴とするデジタルテレビジョン受信装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のデジタルテレビジョン受信装置において、前記判定手段で前記進行状況が興味のある状態であると判定したときに、前記選択手段で興味のない画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させるようにしたことを特徴とするデジタルテレビジョン受信装置。
  6. 多画面表示機能を用いて、一方の画面に受信したテレビ番組を表示し、他方の画面にスライドショーを表示するデジタルテレビジョン受信装置におけるスライドショー表示方法であって、前記テレビ番組の進行状況の嗜好度を算定し、前記進行状況が興味のある状態か興味のない状態かを該嗜好度を基に判定する判定ステップと、記憶手段に保持された画像から興味のある画像あるいは興味のない画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させる選択ステップと、を備え、前記判定ステップで前記進行状況が興味のない状態であると判定したときには、前記選択ステップで興味のある画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させ、また、前記判定ステップで前記進行状況が興味のある状態であると判定したときには、前記選択ステップで興味のない画像を選択し、前記選択された画像を順次表示させるようにしたことを特徴とするスライドショー表示方法。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載のデジタルテレビジョン受信装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  8. コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項7に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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