JP2008066780A - 基地局装置及び無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 パイロット信号の送信周期における伝送路特性の変動を無視できないとき、無線通信システムのオーバーヘッドの増大を回避しながらパイロット信号の送信頻度を変える。
【解決手段】基地局装置は初めにパイロットチャネルの配置をデフォルト設定し(ステップS1)、続いて無線通信端末3a、3bに対する共通パイロット信号の送信頻度を一時的に変更する(高める)(ステップS2)。無線通信端末3a又は3bから通信品質の改善を示すフィードバック信号を受信したとき(ステップS3又はステップS5の“YES”)、無線通信端末3a又は3bに対し個別パイロット信号を付加して、パイロット信号の送信頻度を定常的に高めた状態にする(ステップS4又はステップS6)。
【選択図】図5

Description

本発明は基地局装置及び無線通信システムに係り、特に無線通信端末との間で電波の送受信を行う基地局装置並びに該無線通信端末及び基地局装置を構成に含む無線通信システムに関する。
近年、屋内あるいは屋外で高速にデータ通信を行うことのできる無線通信システムが必要とされている。屋内又は屋外のさまざまな環境に置かれた無線通信システムにおいては、伝送された信号が建物等に反射され様々な伝送路を通って受信されるために生じるマルチパス干渉による歪みを補償する必要がある。
この目的のため、多くの無線通信システムにおいては、送信側装置が送信信号に予め設定された既知のパイロット信号(伝送路推定用シンボル)を挿入して、受信側装置に対して伝送する。受信側装置は当該パイロット信号を受信してその伝送路応答( 位相や振幅などの歪みの度合い) を求め、受信データ信号に伝送路応答の逆特性を乗算することによって受信データ信号の歪みを補償する。
上記の送信側装置が基地局装置であり、受信側装置が無線通信端末である場合、上記のパイロット信号は基地局装置から複数の無線通信端末に共通のタイミングで送信される共通パイロット信号である。従来、送信信号に共通パイロット信号を一定の時間間隔で挿入する方法が多く用いられている。この他、基地局から個別の無線通信端末に対してデータを送信するパケットの先頭に個別パイロット信号を挿入したり、制御チャネルに個別パイロット信号を挿入したりする方法も用いられている。これらはいずれも、共通又は個別パイロット信号を一定の時間間隔(一定の時間周期)で挿入する方法である。
上記のような一定の時間周期でパイロット信号を挿入する方法では、その時間周期に対して伝送路特性の時間的変動が大きい場合(例えば、無線通信端末が高速移動中の場合)、データ伝送中に伝送路特性が変動することにより、無線通信端末がパイロット信号を用いて求めた伝送路応答算出結果と実際に発生する伝送路歪みとの間に無視できない誤差を生じ得るという問題がある。一方、このような誤差を抑えるために例えば共通パイロット信号の時間周期を短くすると、伝送路の時間的変動が小さい状態にある無線通信端末においてはデータの伝送効率が低下するという問題がある。
一定の時間周期でパイロット信号を挿入する従来の方法の一例について、図10を参照して説明する。図10は、直交周波数分割多重(OFDM)方式による無線通信システムの基地局装置から無線通信端末へ向かう下り回線において、パイロット信号が挿入された送信信号の従来のチャネル配置を例示する図である。図10の垂直方向は周波数、水平方向は時間を表す。この無線通信システムにおいては複数のサブキャリア(隣接するサブキャリアどうしは互いに直交関係にある。)が用いられ、図10にはそれらのうち符号0乃至5で区別された6個のサブキャリアが表されている。各サブキャリア又は一連の複数のサブキャリアの組み合わせが、個別の無線通信端末との間の通信に割り当てられる。
この無線通信システムにおいては、時間方向に6シンボルで1サブフレームを構成し、1のシンボル区間と1のサブキャリアの組み合わせを単位としてチャネルを構成する。各サブフレームの先頭のシンボル区間とサブキャリア0乃至5の組み合わせがパイロットチャネル(斜線のハッチングで表す。)として割り当てられ、当該チャネルにおいて基地局装置から無線通信端末に対してパイロット信号が送信される。その他のシンボル区間とサブキャリア0乃至5の組み合わせは、それぞれデータチャネル又は制御チャネル(白抜きで表す。)として割り当てられる。
図10のように例えば1サブフレームごとにパイロットチャネルを設けた場合、1サブフレームの時間に基地局装置と無線通信端末との間の伝送路特性が変化すると、当該サブフレームの終わりに近い方のチャネルにおいては、無線通信端末がパイロット信号によって求めた伝送路応答算出結果と実際に発生する伝送路歪みとの間に無視できない誤差を生じる場合がある。一方、このような誤差を抑えるために複数の無線通信端末に対して一様にパイロットチャネルの時間周期を短くすると、伝送路の時間的変動が小さい状態にある無線通信端末に対しては余計なパイロットチャネルが設けられることになるから、無線通信システム全体としてのスループットが低下する。
上述したパイロット信号の時間周期に対して伝送路特性の時間的変動が大きい場合を考慮して、パイロット信号の時間周期を変更する技術が知られている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照。)。上記の特許文献1に開示された技術は、送信側装置から受信側装置に伝送される伝送路応答算出用プリアンブル信号(上述したパイロット信号に相当する。)の送信頻度を、無線伝搬環境の時間変化に応じて可変にするというものである。上記の特許文献2に開示された技術は、基地局装置が無線通信端末(携帯電話)から送信されるサブキャリアごとの受信状況(受信電力値など)のフィードバック情報を取得し、フレームフォーマット、パイロット信号の挿入周期及びシンボル数、符号化方式、変調方式等をそれぞれ決定することにより、種々の状況に応じてマルチキャリア通信の好適な品質や伝送速度を維持するというものである。
なお、上記のフィードバック情報の例としては、いわゆる第3世代携帯電話のデータ通信高速化をめざす標準化方式“High Speed Downlink Packet Access”(HSDPA)において検討されている“Channel Quality Indicator”(CQI)を挙げることができる(例えば、非特許文献1参照。)。
特開2002−290295号公報(第2乃至4ページ、図2) 特開2005−020076号公報(第2、15、16ページ、図15) 3GPP Technical Specification"High Speed Downlink Packet Access:Physical Layer Aspects(Release 5)"、3GPP TR 25.858 V5.0.0(2002年3月)
上述した特許文献1に開示された技術によれば、基地局装置又は無線通信端末の何れであっても、相手方から送信された伝送路応答算出用プリアンブル信号を受信して伝送路応答の変動を測定した結果により、相手方に対して逆に送信する伝送路応答算出用プリアンブル信号の送信頻度を設定する(特許文献1「発明の詳細な説明」の段落「0025」乃至「0035」参照。)。
したがって、特許文献1に開示された技術によれば、無線通信端末から基地局装置へ向かう上り回線とその逆向きの下り回線の周波数が異なる周波数分割複信(FDD)方式の無線通信システムにおいては、伝送路応答の算出結果に周波数誤差が含まれる可能性がある。また、基地局装置が複数の無線通信端末に対して個別に上り回線の伝送路応答を算出する必要があるため、基地局装置の処理負荷が大きくなりがちな問題がある。
上述した特許文献2に開示された技術によれば、無線通信端末(携帯電話)は、所定のタイミング(例えば一定周期)で取得した下り回線のサブキャリアごとの誤り率のデータを基地局装置に対して送信する。基地局装置は、受信した誤り率のデータに基づいて下り回線の伝送パラメータを改めて設定し、制御チャネルを通じて無線通信端末に伝送する(特許文献2「発明の詳細な説明」の段落「0051」、「0079」乃至「0081」参照。)。したがって、特許文献2に開示された技術によれば、伝送パラメータの再設定に伴う制御チャネルの使用というオーバーヘッドを必要とする問題がある。
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、無線通信システムにおいてパイロット信号の送信周期における伝送路特性の変動を無視できない場合に、無線通信システムのオーバーヘッドの増大を回避しながらパイロット信号の送信頻度を変えられるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の基地局装置は、無線通信端末に対しパイロット信号を付与してデータを送信する送信手段と、前記送信手段が送信したデータの単位ごとに、前記無線通信端末から通信品質に係るフィードバック情報を受信することができるフィードバック情報受信手段と、前記パイロット信号の送信頻度を第1の値に設定して前記送信手段を介して前記無線通信端末に対して送信すると共に、前記パイロット信号の送信頻度を一時的に第2の値に変更したとき前記フィードバック情報受信手段が前記無線通信端末から通信品質の改善を表すフィードバック情報を受信したならば、前記パイロット信号の送信頻度を定常的に前記第2の値に設定して前記送信手段を介して前記無線通信端末に対して送信することができるパイロット信号設定手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の無線通信システムは、基地局装置と無線通信端末とを備えた無線通信システムにおいて、前記基地局装置は、データの単位ごとに付与するパイロット信号の送信頻度を第1の値に設定して、前記無線通信端末に対して送信し、前記無線通信端末は、前記基地局装置から受信したデータの単位ごとに、通信品質に係るフィードバック情報を前記基地局装置に対して返信し、前記基地局装置はさらに、前記パイロット信号の送信頻度を一時的に第2の値に変更したとき前記フィードバック情報を受信して通信品質の改善が検出されたならば、前記パイロット信号の送信頻度を定常的に前記第2の値に設定して前記無線通信端末に対して送信することを特徴とする。
本発明によれば、無線通信システムにおいてパイロット信号の送信頻度に対する伝送路特性の変動を無視できない場合に、無線通信システムのオーバーヘッドの増大を回避しながらパイロット信号の送信頻度を変えることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、図1乃至図7を参照して、本発明の実施例1を説明する。図1は、本発明の実施例1に係る無線通信システム1の概念図である。無線通信システム1は、基地局装置2並びに無線通信端末3a及び同3bを含んで構成される。無線通信端末3a及び3bの各々の構成のうち、本発明に係る部分は同一とする。無線通信システム1は、基地局装置2の本発明に係る部分と同一の部分を構成に含む、図示しない他の基地局装置を含んでもよい。無線通信システム1は、無線通信端末3aの本発明に係る部分と同一の部分を構成に含む、図示しない他の無線通信端末を含んでもよい。基地局装置2は、図示しない移動通信ネットワークに接続されているものとする。
図2は、基地局装置2から無線通信端末3a又は3bへ向かう下り回線における通信チャネルの配列を説明する図である。無線通信システム1は、直交周波数分割多重(OFDM)方式を用いるものとする。図2の垂直方向は周波数、水平方向は時間を表す。
無線通信システム1においては複数のサブキャリア(隣接するサブキャリアどうしは互いに直交関係にある。)が用いられ、図2にはそれらのうち符号0乃至11で区別された12個のサブキャリアが表されている。各サブキャリア又は一連の複数のサブキャリアの組み合わせが、基地局装置2から無線通信端末3a又は3bへの通信に割り当てられる。以下では、図2に示すように、サブキャリア0乃至5が基地局装置2から無線通信端末3aへの通信に割り当てられ、サブキャリア6乃至11が基地局装置2から無線通信端末3bへの通信に割り当てられているものとする。なお、基地局装置2から他の図1に図示しない無線通信端末への通信に割り当てられるサブキャリアについては、図示を省略する。
無線通信システム1の下り回線においては、図2に示すように、時間方向に6シンボルで1サブフレームを構成するものとする。1のシンボル区間と1のサブキャリアの組み合わせを単位としてチャネルを構成する。
図3は、基地局装置2のブロック図である。基地局装置2は、アンテナ20、無線部21、符号化部22及び復号化部23を備えている。基地局装置2は、送信フォーマット選択部25、チャネル品質情報取得部26、パイロット信号設定部27及びメモリ28を備えている。これらの各構成の動作については、後述する。
図4は、無線通信端末3aのブロック図である。無線通信端末3aは、アンテナ30、無線部31、符号化部32及び復号化部33を備えている。無線通信端末3aは、下りフォーマット情報取得部35、搬送波電力対干渉電力比(CIR)測定部36及びチャネル品質情報生成部37を備えている。これらの各構成の動作については、後述する。無線通信端末3bの構成は、無線通信端末3aの構成と同じとする。
図2乃至図4を参照して、基地局装置2と無線通信端末3aの間の送受信に係る動作について説明する。基地局装置2のメモリ28は、図2に表したチャネル配列において、基地局装置2から無線通信端末3a又は3bへ向かう下り回線のパイロット信号をどのチャネルに割り当てるか(パイロットチャネルの配置)を表す情報を格納しているものとする。パイロット信号設定部27はメモリ28から当該情報を読み出して、パイロットチャネルの配置を選択して送信フォーマット選択部25に指示する。なおシステム動作の開始時には、パイロットチャネルの配置に関するデフォルトの設定が選択されるものとする。
送信フォーマット選択部25は、基地局装置2の図示しない処理部等から、無線通信端末3a、3b又は図1に図示しない他の無線通信端末に対して送信すべきデータ又は制御チャネル情報を得る。送信フォーマット選択部25は、チャネル情報品質取得部26が取得した無線通信端末3a、同3b又は図1に図示しない他の無線通信端末の下り回線のチャネル品質情報を得る。送信フォーマット選択部25は、以上のデータ、制御チャネル情報、チャネル品質情報に基づき、所定の評価関数にしたがって下り回線の送信スケジューリングを行う。
送信フォーマット選択部25は、上記の送信スケジューリングに基づき、送信対象となる無線通信端末及び周波数帯域の割り当てを決定する。送信フォーマット選択部25は、パイロット信号設定部27の指示に基づいてパイロットチャネルを配置し、送信対象の無線通信端末に対する個別又は共通のデータチャネル、制御チャネル及びパイロットチャネルが図2に表したチャネル配列上にマッピングされて、下り送信データが生成される。当該マッピングを表す下りフォーマット情報は、制御チャネル情報に含まれる。
上記の下り送信データは、パイロットチャネルを除き符号化部22において誤り訂正符号化され、無線部21及びアンテナ20を介して無線通信端末3a等に向けて送信される。上記の下り送信データは、無線通信端末3aのアンテナ30及び無線部31により受信され、復号化部33においてまず制御チャネル情報に含まれる下りフォーマット情報が復号化される。下りフォーマット情報取得部35は、復号化された下りフォーマット情報に従って復号化部33を設定する(図4の矢印付き破線で表す。)。復号化部33は、無線部31が受信した下り送信データに含まれる無線通信端末3a宛てのデータを復号化する。
無線通信端末3aのCIR測定部36は、無線部31において復調されたパイロット信号を使用して、下り回線のCIRを測定する。チャネル品質情報生成部37は、上記CIRの測定値を得てチャネル品質情報を生成する。上記のチャネル品質情報は、無線通信端末3aの図示しない処理部等から基地局装置2に対して送信すべきデータ又は制御チャネル情報と多重化されて、上り送信データが生成される。上記の上り送信データは符号化部32において誤り訂正符号化され、無線部31及びアンテナ30を介して基地局装置2に向けて送信される。
なお、チャネル品質情報は例えば“Channel Quality Indicator”(CQI)のフォーマットに従うことが考えられるが、それに限るものではない(CQIについては、例えば非特許文献1の第21ページ参照。)。
上記の上り送信データは、基地局装置2のアンテナ20及び無線部21により受信される。上り送信データに含まれた無線通信端末3aのチャネル品質情報は、復号化部23において復号化され、前述したようにチャネル情報品質取得部26により取得される。無線通信端末3b又は図1に図示しない他の無線通信端末のチャネル品質情報も、同様にしてそれぞれのチャネル情報品質取得部26により取得される。
図5乃至図7を参照して、本発明の実施例1に係る基地局装置2の動作について説明する。図5は、当該動作のフローチャートである。動作が開始されると(“START”)、前述したようにパイロットチャネルの配置に関するデフォルトの設定が選択される(ステップS1)。図6は、図2に表した下り回線の通信チャネル配列において、パイロットチャネル配置のデフォルト設定の一例を説明する図である。この例では、各サブフレームの先頭のシンボル区間において、サブキャリア0乃至10の偶数が付されたサブキャリアにパイロットチャネル(デフォルトのパイロットチャネルともいう。斜線のハッチングで表す。)が配置されるが、この構成に限るものではない。
無線通信端末3a及び無線通信端末3bにそれぞれ配置されたパイロットチャネルは、時間的に共通のシンボル区間に配置される。これらのパイロットチャネルに割り当てられたパイロット信号は時間的及び周波数的に無線通信端末3a及び無線通信端末3bに既知であることから、共通パイロット信号である。
パイロット信号設定部27は、共通パイロット信号の送信頻度を一時的に変更(増加)する(ステップS2)。当該変更(増加)の契機としては、例えば基地局装置2が低速移動の無線通信端末が多く存在する市街地に位置するか、高速移動する無線通信端末が多く存在する高速道路や鉄道付近に位置するかにより、共通パイロット信号の送信頻度を一時的に変更(増加)することによる効果とデータの伝送効率の低下の度合いから周期を決定して共通パイロット信号の送信頻度を一時的に変更(増加)する(ステップS2)場合が考えられるが、これに限定されるものではない。
図7は、共通パイロット信号の送信頻度を一時的に変更した場合のチャネル割り当ての推移を例示する図である。図7においては、図6と同じデフォルトのパイロットチャネルの配置を図6よりも長い時間範囲にわたって表すと共に、追加されたパイロットチャネルの配置を表している。なお、サブキャリアの符号及び無線通信端末3a又は同3bへの割り当て、1シンボル区間及び1サブフレームの定義は図6と同じであり、図の煩瑣を避けるため表示を省略する。
図7の左端のサブフレームの4番目のシンボル区間において、サブキャリア1乃至11の奇数が付されたサブキャリアに、追加されたパイロットチャネル(金網状のハッチングで表す。)が配置される。その右隣のサブフレームにおいても、4番目のシンボル区間の奇数が付されたサブキャリアに、追加されたパイロットチャネルが配置される。上記のパイロットチャネルの追加は、無線通信端末3a及び同3bに対して共通に行われる。
上記の2のサブフレームが、共通パイロット信号の送信頻度が変更された範囲(図7の「パイロット送信頻度変更(増加)の範囲」)に該当する。共通パイロット信号の送信頻度が変更された範囲は、2以上(図7では、一例として5以上の場合を表す。)の複数サブフレームを1周期として繰り返される(図7の「パイロット送信頻度変更(増加)の周期」。当該周期が、パイロット信号送信頻度変更の周期の一例を示している。)。図7の右端のサブフレーム及び図示しないその右隣のサブフレームには、再び4番目のシンボル区間の奇数が付されたサブキャリアに追加されたパイロットチャネルが配置される。
上記の各パイロットチャネルを含む下り送信データが、基地局装置2から無線通信端末3a及び同3bに対し、それぞれ割り当てられたサブキャリアにおいて送信される。前述したように、無線送信端末3aの復号化部33がアンテナ30及び無線部31により受信されたパイロット信号を復号化し、CIR測定部36が下り回線のCIRを測定する。ここで、共通パイロット信号の送信頻度の増加により無線通信端末3aの伝送路特性変動への追従性が改善されると、その結果として上述した共通パイロット信号の送信頻度が変更された範囲における下り回線のCIRの改善が期待される。無線通信端末3aのチャネル品質情報生成部37は送信頻度を増加することにより受信シンボル数が増大したパイロット信号を用いてチャネル品質情報を生成し、符号化部32、無線部31及びアンテナ30を介して基地局装置2に対して送信する。このとき、上述したように共通パイロット信号の送信頻度が変更された範囲における下り回線のCIRが改善された場合には、CIR測定結果に反映され、最終的にチャネル品質情報にその改善が反映されることになる。
基地局装置2のチャネル品質情報取得部26は、アンテナ20、無線部21及び復号化部23を介して、上記の無線通信端末3aから送信されるチャネル品質情報を取得し、無線通信端末3aのチャネル品質が改善されたと判断する(ステップS3の“YES”)。そうするとパイロット信号設定部27は、無線通信端末3aから送信されるチャネル品質情報を反映して、例えば基地局装置2がデータ送信対象の無線通信端末を決定し当該無線通信端末に対する送信フォーマットを設定するまでのシステム遅延時間に相当する所定数のサブフレームが経過した後の各サブフレームにおいて、4番目のシンボル区間のサブキャリア1乃至5の奇数が付されたサブキャリアを定常的にパイロットチャネルとして割り当て(無線通信端末3aに対する個別パイロット信号)、以降の無線通信端末3aに対するパイロット信号の送信頻度を、図7の「パイロット送信頻度変更(増加)の範囲」における値(共通及び個別の合計)と同じにする(ステップS4)。
ステップS3においてチャネル品質情報取得部26が上記の無線通信端末3aからのチャネル品質情報を取得し、無線通信端末3aのチャネル品質が改善されていないと判断すると(ステップS3の“NO”)、パイロット信号設定部27は、無線通信端末3aに対するパイロット信号の送信頻度のデフォルト設定を維持する。
チャネル品質情報取得部26が、無線通信端末3bから同様にしてチャネル品質情報を取得し、無線通信端末3bのチャネル品質が改善されたと判断する場合(ステップS5の“YES”)も考えられる。そうするとパイロット信号設定部27は、無線通信端末3bから送信されるチャネル品質情報を反映して、例えば基地局装置2がデータ送信対象の無線通信端末を決定し当該無線通信端末に対する送信フォーマットを設定するまでのシステム遅延時間に相当する所定数のサブフレームが経過した後の各サブフレームにおいて、4番目のシンボル区間のサブキャリア1乃至5の奇数が付されたサブキャリアを定常的にパイロットチャネルとして割り当て(無線通信端末3bに対する個別パイロット信号)以降の無線通信端末3bに対するパイロット信号の送信頻度を、図7の「パイロット送信頻度変更の範囲」における値(共通及び個別の合計)と同じにする(ステップS6)。
ステップS5においてチャネル品質情報取得部26が無線通信端末3bからのチャネル品質情報を取得し、無線通信端末3bのチャネル品質が改善されないと判断すると(ステップS5の“NO”)、パイロット信号設定部27は無線通信端末3bに対するパイロット信号の送信頻度のデフォルト設定を維持する。
基地局装置2と無線通信端末3a又は3bは、上述した図5に示す処理を、図7のパイロット送信頻度変更(増加)の周期で繰り返すことになる。また、図7のパイロット送信頻度変更(増加)の周期は、無線通信システム1全体で固定の値としてもよく、各基地局装置により異なってもよい。また、基地局装置2のカバーエリア内にあって移動速度情報や個別パイロットチャネルを図7のパイロット送信頻度変更(増加)の周期以上の周期で挿入している無線通信端末の数に応じて、周期的に変更するようにしてもよい。上述したように図7のパイロット送信頻度変更(増加)の周期を変更した場合、基地局装置2はカバーエリア内の無線通信端末に対し、制御情報チャネルを用いて変更された周期を通知すればよい。
なお、無線通信システム1に含まれる他の無線通信端末についても、ステップS3−S4又はステップS5−S6と同様の処理が行われる。各無線通信端末に対するパイロット信号の送信頻度の維持又は変更を終えると、処理を終了する(“END”)。
以上の説明では、基地局装置2のチャネル品質情報取得部26が無線通信端末3a又は同3bから取得した受信品質情報に基づいて、受信品質の改善の有無を判定するものとした。基地局装置2はこれに限らず、無線通信端末3a又は3bから、パイロット信号を付与されたデータの単位ごとに受信の確認を表す応答(いわゆるACK信号)を所定の通り受信するか否かにより、受信品質の改善の有無を判定してもよい。また、上り回線において無線通信端末3a又は3bから受信品質の改善の有無を知らせる専用チャネル(メッセージ)を設け、基地局装置2に通知するようにしてもよい。
本発明の実施例1によれば、基地局装置が共通パイロット信号の送信頻度を一時的に変更(増加)して各無線通信端末の受信品質を確認することにより、無線通信端末ごとに必要とされるパイロット信号の送信頻度を適応的に設定することができる。また、従来技術のように基地局装置が伝送路応答を算出したり、パイロットチャネルの配置以外の伝送パラメータ設定を変更したりする必要がないので、オーバーヘッドの増大を回避することができる。
以下、図8及び図9を参照して、本発明の実施例2を説明する。本発明の実施例2に係る無線通信システム及び基地局装置は、実施例1で説明した無線通信システム1及び基地局装置2と同じとし、実施例1で参照した各図も適宜参照する。図8は、基地局装置2の実施例2に係る動作を表すフローチャートである。
動作の開始(“START”)後、第1番目から第6番目までのステップは、図5のステップS1乃至ステップS6と同じであるから、同一の符号を付して表し説明を省略する。ステップS6までの動作の結果、基地局装置2は無線通信端末3a及び同3bに対して共通パイロット信号を送信すると共に、それぞれに対して個別パイロット信号を送信しているものと仮定する。
ステップS6に続き、パイロット信号設定部27は、無線通信端末3a及び同3bに対する個別パイロット信号の送信を一時的に停止する(ステップS7)。当該停止の契機としては、例えば基地局装置が低速移動の無線通信端末が多く存在する市街地に位置するか、高速移動する無線通信端末が多く存在する高速道路や鉄道付近に位置するかにより、個別パイロット信号の送信を一時的に停止することによるユーザスループットの向上と再送によるデータの伝送効率の低下の度合いから周期を決定して個別パイロット信号の送信を一時的に停止する(ステップS7)場合が考えられるが、これに限定されるものではない。
図9は、無線通信端末3a及び同3bに対する個別パイロット信号の送信を一時的に停止する場合のチャネル割り当ての推移を例示する図である。図9の見方は図7と同様であるが、無線通信端末3a及び同3bに対して、共通パイロット信号及び個別パイロット信号が定常的に送信されている状態が前提となっている。
図9の左端のサブフレーム及びその右隣のサブフレームの4番目のシンボル区間において、サブキャリア1乃至11の奇数が付されたサブキャリアに定常的に配置されていたパイロットチャネルが除去される。その右隣のサブフレームにおいても、4番目のシンボル区間の奇数が付されたサブキャリアに定常的に配置されていたパイロットチャネルが除去される。
上記の2のサブフレームが、パイロット信号の送信頻度が変更された範囲(図9の「パイロット送信頻度変更(減少)の範囲」)に該当する。パイロット信号の送信頻度が変更された範囲は、2以上の複数サブフレームを1周期として繰り返される(図9の「パイロット送信頻度変更(減少)の周期」。図9では、一例として5以上の場合を表す。)。図9の右端のサブフレーム及び図示しないその右隣のサブフレームにおいては、再び4番目のシンボル区間の奇数が付されたサブキャリアに定常的に配置されていたパイロットチャネルが除去される。上記のパイロットチャネルの除去は、無線通信端末3a及び同3bに対して共通に行われる。
共通パイロットチャネル及び残余の個別パイロットチャネルを含む下り送信データが、無線通信端末3a及び同3bに対し、それぞれ割り当てられたサブキャリアにおいて送信される。前述したように、無線送信端末3aの復号化部33がアンテナ30及び無線部31により受信されたパイロット信号を復号化し、CIR測定部36が下り回線のCIRを測定する。ここで、パイロット送信頻度の減少により無線通信端末3aの伝送路特性変動への追従性は一般に劣化するが、無線通信端末3aの伝送路特性変動が小さければ、パイロット信号の送信頻度が減少しても下り回線のCIRがある程度維持される。無線通信端末3aのチャネル品質情報生成部37はチャネル品質情報を生成し、符号化部32、無線部31及びアンテナ30を介して基地局装置2に対して送信する。
基地局装置2のチャネル品質情報取得部26は、アンテナ20、無線部21及び復号化部23を介して、上記のチャネル品質情報を取得し、無線通信端末3aのチャネル品質が劣化していないと判断したとする(ステップS8の“YES”)。そうするとパイロット信号設定部27は、無線通信端末3aから送信されるチャネル品質情報を反映して、例えば基地局装置2がデータ送信対象の無線通信端末を決定し当該無線通信端末に対する送信フォーマットを設定するまでのシステム遅延時間に相当する所定数のサブフレームが経過した後の各サブフレームにおいて、4番目のシンボル区間のサブキャリア1乃至5の奇数が付されたサブキャリアに配置されていたパイロットチャネルを定常的に除去し、以降の無線通信端末3aに対するパイロット信号の送信頻度を、図9の「パイロット送信頻度変更(減少)の範囲」における値(共通のみ、個別なし。)と同じにする(ステップS9)。
ステップS8においてチャネル品質情報取得部26が上記のチャネル品質情報を取得し、無線通信端末3aのチャネル品質が劣化したと判断すると(ステップS8の“NO”)、パイロット信号設定部27は、無線通信端末3aに対するパイロット信号の送信頻度を共通パイロット信号と個別パイロット信号の合計値に維持する。
チャネル品質情報取得部26が、無線通信端末3bから同様にして下り回線の従来通りのチャネル品質情報を取得し、無線通信端末3bのチャネル品質が劣化していないと判断する場合(ステップS10の“YES”)も考えられる。そうするとパイロット信号設定部27は、例えば基地局装置2が無線通信端末3bから送信されるチャネル品質情報を反映してデータ送信対象の無線通信端末を決定し当該無線通信端末に対する送信フォーマットを設定するまでのシステム遅延時間に相当する所定数のサブフレームが経過した後の各サブフレームにおいて、4番目のシンボル区間のサブキャリア7乃至11の奇数が付されたサブキャリアに配置されていたパイロットチャネルを定常的に除去し、以降の無線通信端末3bに対するパイロット信号の送信頻度を、図9の「パイロット送信頻度変更(減少)の範囲」における値(共通のみ、個別なし。)と同じにする(ステップS11)。
ステップS10においてチャネル品質情報取得部26が上記のチャネル品質情報を取得しし、無線通信端末3bのチャネル品質が劣化したと判断すると(ステップS10の“NO”)、パイロット信号設定部27は、無線通信端末3bに対するパイロット信号の送信頻度を共通パイロット信号と個別パイロット信号の合計値に維持する。
なお、無線通信システム1に含まれる他の無線通信端末についても、ステップS8−S9又はステップS10−S11と同様の処理が行われる。各無線通信端末に対するパイロット信号の送信頻度の維持又は変更を終えると、処理を終了する(“END”)。
基地局装置2と無線通信端末3a又は3bは、上述した図8に示す処理を、図9のパイロット送信頻度変更(減少)の周期で繰り返すことになる。また、図9のパイロット送信頻度変更(減少)の周期は、無線通信システム1全体で固定の値でもよく、各基地局装置により異なってもよい。また、基地局装置2のかバーエリア内にあって移動速度情報や個別パイロットチャネルを図9のパイロット送信頻度変更(減少)の周期以上の周期で挿入している無線通信端末の数に応じて、周期的に変更するようにしてもよい。上述したように図9のパイロット送信頻度変更(減少)の周期を変更した場合、基地局装置2はカバーエリア内の無線通信端末に対し、制御情報チャネルを用いて変更された周期を通知すればよい。
以上の説明では、基地局装置2のチャネル品質情報取得部26が無線通信端末3a又は3bから取得した受信品質情報に基づいて、受信品質の維持の如何が判定されるものとした。基地局装置2はこれに限らず、無線通信端末3a又は3bから、パイロット信号を付与されたデータの単位ごとに受信の確認を表す応答(いわゆるACK信号)を所定の通り受信するか否かにより、受信品質の維持の如何を判定してもよい。また、上り回線において、無線通信端末から受信品質の改善の有無を知らせる専用チャネル(メッセージ)を設け、基地局装置2に通知するようにしてもよい。
本発明の実施例2によれば、基地局装置が共通パイロット信号の送信頻度を一時的に変更(減少)して各無線通信端末の受信品質が維持されるか否かを確認することにより、無線通信端末ごとに必要とされるパイロット信号の送信頻度を適応的に設定することができるという、付加的な効果が得られる。
以上の実施例1及び実施例2において説明した無線通信システム、基地局装置又は無線通信端末の構成、接続、多重化方式、処理フロー、チャネル配置等は例示であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまな変形が可能である。
本発明の実施例1に係る無線通信システムの概念図。 実施例1に係る無線通信システムの下り回線のチャネル配列を表す図。 本発明の実施例1に係る基地局装置のブロック図。 本発明の実施例1に係る無線通信端末のブロック図。 実施例1に係る基地局装置の動作のフローチャート。 実施例1に係るパイロットチャネル配置のデフォルト設定の一例を表す図。 実施例1において共通パイロット信号の送信頻度を一時的に増加する場合のチャネル割り当ての推移を例示する図。 本発明の実施例2に係る基地局装置の動作のフローチャート。 実施例2において個別パイロット信号の送信を一時的に停止する場合のチャネル割り当ての推移を例示する図。 パイロット信号が挿入された送信信号の従来のチャネル配置を例示する図。
符号の説明
1 無線通信システム
2 基地局装置
3a、3b 無線通信端末
20、30 アンテナ
21、31 無線部
22、32 符号化部
23、33 復号化部
25 送信フォーマット選択部
26 チャネル品質情報取得部
27 パイロット信号設定部
28 メモリ
35 下りフォーマット情報取得部
36 CIR測定部
37 チャネル品質情報生成部

Claims (5)

  1. 無線通信端末に対しパイロット信号を付与してデータを送信する送信手段と、
    前記送信手段が送信したデータの単位ごとに、前記無線通信端末から通信品質に係るフィードバック情報を受信することができるフィードバック情報受信手段と、
    前記パイロット信号の送信頻度を第1の値に設定して前記送信手段を介して前記無線通信端末に対して送信すると共に、前記パイロット信号の送信頻度を一時的に第2の値に変更したとき前記フィードバック情報受信手段が前記無線通信端末から通信品質の改善を表すフィードバック情報を受信したならば、前記パイロット信号の送信頻度を定常的に前記第2の値に設定して前記送信手段を介して前記無線通信端末に対して送信することができるパイロット信号設定手段とを
    備えたことを特徴とする基地局装置。
  2. 前記パイロット信号設定手段は、共通パイロット信号の送信頻度を前記第1の値に設定して前記送信手段を介して複数の無線通信端末に対して送信し、前記共通パイロット信号の送信頻度を一時的に第2の値に変更したとき、前記複数の無線通信端末のうち前記通信品質の改善が検出された無線通信端末に対してさらに個別パイロット信号の送信頻度を設定することにより、前記共通パイロット信号と前記個別パイロット信号を合わせた送信頻度を定常的に前記第2の値に設定することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記パイロット信号設定手段はさらに、前記通信品質の改善が検出された無線通信端末に対する前記個別パイロット信号の送信を一時的に停止したとき、前記フィードバック情報受信手段が前記チャネル品質の改善が検出された無線通信端末から通信品質の維持を表すフィードバック情報を取得したならば、前記チャネル品質の改善が検出された無線通信端末に対する前記個別パイロット信号の送信を定常的に停止することを特徴とする請求項2に記載の基地局装置。
  4. 前記フィードバック情報は、前記無線通信端末が前記パイロット信号を受信して伝送路応答特性を評価した結果を表す通信品質情報、又は前記無線通信端末が前記パイロット信号を付与されたデータの単位を受信したことを表す受信確認応答であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の基地局装置。
  5. 基地局装置と無線通信端末とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記基地局装置は、データの単位ごとに付与するパイロット信号の送信頻度を第1の値に設定して、前記無線通信端末に対して送信し、
    前記無線通信端末は、前記基地局装置から受信したデータの単位ごとに、通信品質に係るフィードバック情報を前記基地局装置に対して返信し、
    前記基地局装置はさらに、前記パイロット信号の送信頻度を一時的に第2の値に変更したとき前記フィードバック情報を受信して通信品質の改善が検出されたならば、前記パイロット信号の送信頻度を定常的に前記第2の値に設定して前記無線通信端末に対して送信する
    ことを特徴とする無線通信システム。
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