JP2008065402A - コンテンツand検索方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画面の切り替えを行なうことなく、情報の絞り込みが視覚的に認識しやすいAND検索に適したコンテンツAND検索方法を提供する。
【解決手段】 コンテンツ検索画面30に検索条件を設定する検索エリア33と、前記検索条件に基づいて検索された結果をリスト表示するリスト表示エリア34とを備え、前記検索エリア33に、情報ソースを選択する情報ソース選択部39aと、この情報ソース選択部39aと前記リスト表示エリア34とを連結する情報流通路部35と、前記情報流通路部35上に順次配置される検索条件を設定する複数の選択項目部38とを備え、前記情報ソース選択部39aと前記選択項目部38とに選択肢を表示させるプルダウンメニュー42を表示可能に設け、前記プルダウンメニュー42で設定された検索条件に基づいてAND検索を実行し、その検索結果を前記リスト表示エリア34に表示するようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 コンテンツ検索画面30に検索条件を設定する検索エリア33と、前記検索条件に基づいて検索された結果をリスト表示するリスト表示エリア34とを備え、前記検索エリア33に、情報ソースを選択する情報ソース選択部39aと、この情報ソース選択部39aと前記リスト表示エリア34とを連結する情報流通路部35と、前記情報流通路部35上に順次配置される検索条件を設定する複数の選択項目部38とを備え、前記情報ソース選択部39aと前記選択項目部38とに選択肢を表示させるプルダウンメニュー42を表示可能に設け、前記プルダウンメニュー42で設定された検索条件に基づいてAND検索を実行し、その検索結果を前記リスト表示エリア34に表示するようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、録画済み番組などの保存された各種コンテンツを探索するためのコンテンツAND検索方法に関する。
例えば、TV(テレビ)番組などのコンテンツを録画装置などの家庭内機器に蓄積して保存し、これを再生する場合、多くの保存コンテンツの中から所望のコンテンツを取得するために、コンテンツの探索のための方法が用いられる。その方法としては、表示画面上にコンテンツ探索画面を表示し、このコンテンツ探索画面を画面操作することにより、所望とするコンテンツを選択する方法が知られている。
その一例として、家庭内のTV受像機やPC(パーソナルコンピュータ)などの電子機器(クライアント)同士をネットワークで融合させるホームネットワークシステムにおいて、このシステムを構成するホームサーバに格納されている録画済み番組をクライアントから要求して取得できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の技術では、ホームサーバに設けられたHDD(ハードディスクドライブ)にコンテンツ(録画済み番組)が登録され、これらのコンテンツ管理情報としての内部テーブルがデータベースに記憶されている。この内部テーブルでは、コンテンツのタイトル名を示す主キーと、コンテンツの種々の属性毎のサブキーとによってコンテンツが登録されている。ここで、サブキーの属性とは、コンテンツを音楽データとして、「アーティスト」,「アルバム」,「ジャンル」などであって、各コンテンツは、夫々の属性(サブキー)毎の属性値(例えば、属性「アルバム」については、「ベストアルバム1」など)を有している。
クライアントがホームサーバにコンテンツを要求すると、この内部テーブルの情報に基づいたコンテンツ検索画面が表示される。このコンテンツ検索画面では、この内部テーブルで定義されるコンテンツの属性に関する全てのサブキーと主キーとしての各コンテンツのタイトル名とのリストが表示される。このリストのサブキー(属性)の1つを選択すると、選択されたサブキーでの内部テーブルに登録されている属性値(例えば、アーティスト名)が表示され、それら属性値のうちの1つを選択すると、表示されているタイトル名のうちのこの選択された属性値に対応するタイトル名(例えば、アーティストの作品のコンテンツのタイトル名)が選択されて表示されるようになる。この場合、表示されている他のサブキーを選択することができ、これにより、選択されているコンテンツ名の中から、さらに、この選択されたサブキーの属性値を持つコンテンツが選択された表示される。
一方、PC(パーソナルコンピュータ)を利用した作業工程におけるメニュー選択装置においては、表示画面に表示される作業エリアの上辺と右側に階層構造の検索項目を割り当て、上位階層と下位階層それぞれの選択肢をタブで表示し、これらのタブを選択することでAND検索の結果を作業エリアに表示する技術が開示されている。
ところで、ホームネットワークシステムは、家庭内の情報を一括管理できるので極めて有効なシステムであるが、その情報管理はPC(パーソナルコンピュータ)の操作性を主体としたものであり、テレビ単独の操作に慣れている子供から老齢の利用者には複雑すぎて使い難いものがある。例えば、PCにおいては、マウスやトラックボールなどの操作で画面上を自由に移動できるカーソルを目的の位置に移動させてクリック操作することで、各項目を選択/実行することができる。しかし、一般テレビでは、画面上に表示されるカーソルは、画面上の選択項目のどれか1つの選択項目に表示され、リモコンの十字キーの操作で左右方向、または、上下方向、または、次の順番の選択項目に移動する構造を備えている。このため、PCの操作性をそのままリモコン型テレビの操作に導入すると操作性が著しく悪くなる。
例えば、前記特許文献1に記載の技術では、各属性はその属性値とが階層構造をなしており、コンテンツ検索画面で全ての属性のサブキーが表示された画面構成でこれらサブキーの1つを選択すると、この選択されたサブキーの下位階層の属性値が表示される画面構成となるものであるから、夫々の属性はそれに該当するサブキーを選択してその下位階層の属性値が表示される画面構成に画面切り替えしなければ、その下位階層の属性値を知ることができない。
しかも、一旦属性値が選択された属性は、これが選択されたことを示す所定の場所に表示されるそのサブキーによって示されるだけであって、かかる属性のどの属性値が選択されたものであるかを認識することができず、表示されるタイトル名がどのような属性値が選択されたことによるものであるか、確認することもできない。また、このため、選択する属性値を変更するのに手間がかかることになる。
また、前記引用文献2に記載の技術では、1つの画面上でAND検索が可能であるものの、検索項目が多数のコンテンツ検索画面には適していない。
そこで、本発明の目的とするところは、画面の切り替えを行なうことなく、情報の絞り込みが視覚的に認識しやすいAND検索に適したコンテンツAND検索方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明では、コンテンツ情報を格納する記憶装置と、コンテンツ情報を表示する表示装置と、前記記憶装置に記憶されたコンテンツ情報を検索して前記表示装置に表示する制御部と、前記制御部に遠隔操作で操作指示するリモコンとを備え、前記記憶装置に保存されたコンテンツ情報を、前記表示装置に表示されたコンテンツ検索画面を操作することにより、AND検索するコンテンツAND検索方法であって、
コンテンツ検索画面に検索条件を設定する検索エリアと、前記検索条件に基づいて検索された結果をリスト表示するリスト表示エリアとを備え、前記検索エリアに、情報ソースを選択する情報ソース選択部と、この情報ソース選択部と前記リスト表示エリアとを連結する情報流通路部と、前記情報流通路部上に順次配置される検索条件を設定する複数の選択項目部とを備え、前記情報ソース選択部と前記選択項目部とに選択肢を表示させるプルダウンメニューを表示可能に設け、前記プルダウンメニューで設定された検索条件に基づいてAND検索を実行し、その検索結果を前記リスト表示エリアに表示する。
コンテンツ検索画面に検索条件を設定する検索エリアと、前記検索条件に基づいて検索された結果をリスト表示するリスト表示エリアとを備え、前記検索エリアに、情報ソースを選択する情報ソース選択部と、この情報ソース選択部と前記リスト表示エリアとを連結する情報流通路部と、前記情報流通路部上に順次配置される検索条件を設定する複数の選択項目部とを備え、前記情報ソース選択部と前記選択項目部とに選択肢を表示させるプルダウンメニューを表示可能に設け、前記プルダウンメニューで設定された検索条件に基づいてAND検索を実行し、その検索結果を前記リスト表示エリアに表示する。
本発明によれば、情報の絞込みが視覚的に認識しやすく、しかも、その絞り込み操作が画面の切り替えを行なうことなく、必要とする全ての探索条件を設定することができ、かつ設定した探索条件をいつでも確認することができて、誤った探索条件の設定を容易に修正することができて、かかる誤りを確実に回避できるようにし、コンテンツの探索操作の手間を軽減できる。
以下、本発明の実施の形態を図1から図13を参照して詳細に説明する。ここで、図1から図11が第1の実施の形態を示し、図12が第2の実施の形態を示し、図13が第3の実施の形態を示している。なお、説明において、同一の部位は同一の符号を持って示し、重複した説明を省略する。
(第1の実施の形態)
先ず、図1を参照して、この第1の実施の形態に係るホームネットワークシステムの大きな特徴であるコンテンツAND検索方法の概略構成を説明する。図1は、この第1の実施の形態に係るコンテンツAND検索画面とその検索概念図であり、(a)図がコンテンツAND検索画面、(b)図がその検索概念図である。
(第1の実施の形態)
先ず、図1を参照して、この第1の実施の形態に係るホームネットワークシステムの大きな特徴であるコンテンツAND検索方法の概略構成を説明する。図1は、この第1の実施の形態に係るコンテンツAND検索画面とその検索概念図であり、(a)図がコンテンツAND検索画面、(b)図がその検索概念図である。
図1において、この実施の形態にかかる検索画面は、画面の切り替えを行なうことなく、情報の絞り込みが視覚的に認識しやすいAND検索に適したコンテンツAND検索画面30である。(a)図は、このコンテンツAND検索画面の一実施例であり、リモコンに設けたメニューキー12dを操作することでTV(テレビジョン)受像機の表示画面に表示することができる。
この実施の形態にかかるホームネットワークシステムでは家庭内に設置される前記TV受像機1やPC(パーソナルコンピュータ、以下、パソコンという)あるいは、インターネットを介して外部コンテンツ提供会社と接続され、それぞれの機器に格納された情報を共有したり、あるいは外部コンテンツ提供会社から情報提供を受けることができる。
前記コンテンツAND検索画面30では、このホームネットワークを介して提供されるコンテンツから所望のコンテンツを抽出することができ、画面上端に配置されるタイトルエリア31と、画面下端に配置される操作ガイダンスエリア32と、この操作ガイダンスエリア32とタイトルエリア31の間に並べて配置される検索エリア33とリスト表示エリア34とを含んで構成される。
なお、図1では、コンテンツAND検索画面30を全画面表示としているが、設定変更により、視聴中の画面中にウインドウ形式で表示することができる。
前記タイトルエリア31は、このコンテンツAND検索画面30のタイトルを表示するエリアであり、図1では「コンテンツ検索」となっているが、外部コンテンツ提供会社からコンテンツの提供を受ける場合は、必要により、このタイトルを変更することができる。前記操作ガイダンスエリア32は、このコンテンツAND検索画面30の操作で使用する前記リモコン12の操作キーの説明を表示するエリアである。
そして、前記検索エリア33とリスト表示エリア34がこのコンテンツAND検索画面30の大きな特徴となるものである。特に、前記検索エリア33は、AND検索を一目で利用者に認識させることができる部分である。このコンテンツAND検索画面30の特徴的な点は、複数属性でANDフィルタリングすることをパイプ(螺旋状)のメタファで表現した点にある。このパイプの表現はコンテンツである情報が1本の通路を流れることを視覚的に表現したものである。即ち、パイプは情報流通路部と同等な機能を有する。
一般に、この種の情報検索条件では、複数の選択条件をそれぞれ設定し、それらをAND検索またはOR検索の条件を付けて行うことが一般的である。しかしながら、これらのAND/OR検索は、専門的過ぎてTV受像機1の利用者には、その検索過程が分かりにくく、誤操作や煩わしさを与えることとなる。
そこで、この発明者らは、コンテンツ検索がAND検索が主体であることに着目し、このAND検索をパイプ(検索過程)35を流れる水(コンテンツ)に例えて、検索エリア33に表現した。これを(b)図で更に説明する。
即ち、この発明者らは、水(コンテンツ)の上流を貯水タンク群(情報ソース)36としてイメージし、水(コンテンツ)の下流をコップ37(リスト表示エリア34)としてイメージしている。この貯水タン群36とコップ37はパイプ35で接続され、このパイプの途中に複数のフイルタ38(検索項目)が設けられている。利用者は、貯水タンク群36の中からコック39を介して1つまたは全てを選択し、それぞれのフイルタ38の条件を自由に選択することで、パイプ35終端の蛇口40を介してコップ37に目的の水を抽出することができる。
このように、このコンテンツAND検索画面30によれば、1本のパイプ35が操作の順番を利用者にイメージさせることができるから、先ず最初に、パイプ35の上流である貯水タンク群36のコック39による操作を自然な形で行わせることができる。この実施の形態では、貯水タンク群36を「映像、写真(静止画)、音楽の3つのジャンルに分けており、利用者は、この3つのジャンルから特定の1つを選択することができる。また、映像は、「蓄積」と「放送」と「ネット配信」の3つから選択することができる。
ここで、この実施の形態では、放送については、EPG(電子番組)とオンエア(放送中のコンテンツ)とをそれぞれ独立させて設けている。したがって、利用者は、4つのタンクの中から1を選択することができる。
また、前記パイプ35は、上流と下流をイメージさせるために、上方または左側を上流、下方または右側を下流として定義し、必要により、矢印を付加して表現している。そして、このパイプ35に沿って複数のフイルタ38を配置することで、これら複数のフイルタ38で設定する検索項目がAND検索であることを自然な形で利用者に認識させることができる。
(a)図に示すコンテンツAND検索画面30は、(b)図に示すAND検索の概念を16対9の画面比率のTV受像機1に適用させた実施例である。16対9の画面の通常の画面に比べて横長の画面となるため、検索エリア33とリスト表示エリア34は、前記操作ガイダンスエリア32とタイトルエリア31の間に左右に並べて配置される。これにより、横長の画面を有効に利用することができる。
そして、この実施の形態では、TV受像機1の検索画面であることを想定して、情報ソースを2つのエリアに分け、第1の情報ソース選択部39aをタイトルエリア31に設け、第2の情報ソース選択部39bを検索エリア33の上部に配置している。即ち、第1の情報ソース選択部39aでは、映像、音楽、写真(静止画)の何れか1つを選択させることができる。また、第2の情報ソース選択部39bでは、EPGとオンエアと蓄積とネット配信の何れかを選択させることができる。
また、検索エリア33とリスト表示エリア34を左右に配置すると、検索エリア33が縦長のエリアとなり、1本のパイプ35をそのまま配置するとパイプ35のイメージが薄れる。そこで、この実施の形態では、フイルタ38となる複数の選択項目部38を上下に配置し、この複数の選択項目部38を螺旋状のパイプ35で結ぶ構成とした。これにより、横配列の文字列表示に最適な横長形状の選択項目部38を上下に多数配置することができるとともに、これら多数の選択項目部38を1本のパイプ35上に効率よく配列することができる。
ここで、検索エリア33に配置されるパイプ35の上流は、前記第2の情報ソース選択部39bに連結され、下流は、この検索エリア33に隣接するリスト表示エリア34に連結される。この実施の形態では、パイプの下流(蛇口40)を矢印で表現することで、コンテンツの流れをより分かりやすく表現している。また、この矢印部(蛇口40)に検索結果の抽出件数を単独であるいは全体件数との併記で表示したり、あるいは、この抽出件数に合わせて矢印の大きさを変更することで、より利用者に検索結果を分かりやすく視覚化して提供することができる。矢印の大きさは、全体件数に対する抽出件数の割合に応じて変更してもよい。また、パイプの太さを抽出件数や上記割合に応じて変更して表示することも可能である。この場合、パイプの下流(蛇口40)のみでなく、複数の選択項目部38の抽出結果に応じて途中段階のパイプの太さを変更して表示することが可能であり、選択項目ごとの抽出結果をより容易に把握することが可能である。
また、この実施の形態では、リスト表示エリア34に、抽出したコンテンツをアイコン形式またはリスト表形式の何れかで表示させることができる。この表示形式は、図示しない設定画面で変更することができる。図1では、アイコン形式の表示例を示している。このアイコン形式では、1つのコンテンツがサムネールとコンテンツ情報とデバイスアイコンから構成される。前記コンテンツ情報ではチャネル/長さ/録画日/タイトル(ネット配信の場合はチャンネルがプロバーダ)が表記される。また、デバイスアイコンは保存されている場所(記憶装置)が記憶装置のアイコンで表示されるものであり、このアイコンを識別することで、当該コンテンツの記憶場所を一目で見分けることができる。
一方、前記操作ガイダンスエリア32には、リモコン12に設けた操作キーであるカーソルキー12aと、決定キー12bと、戻るキー12cの操作が表示される。ここで、カーソルキー12aはリング状の形状を備え、左右及び上下に矢印が付されて、この矢印部分を押下する操作で、画面上のカーソルを上下左右に移動させることができる。また決定キー12bは前記リング状のカーソルキー12aの中央に配置されるキーであり、この決定キー12bの押下により、画面上に表示されるカーソルの位置に対応する操作が実行される。また、戻るキー12cは、1つ前の操作に戻る機能を有している。
以下、図2から図11を参照して、さらにこの実施の形態を詳細に説明する。
図2は本実施の形態にかかるコンテンツAND検索画面を用いたホームネットワークシステムのシステム構成を示す図であって、1,2はTV受像機、3はDMP(Digital Media Player:デジタル・メディア・プレーヤ)機能付きレコーダ、4はPC(パーソナルコンピュータ、以下、パソコンという)、5はDMP機能付きTV受像機、6,7はDMA(Digital Media Adaptor:デジタル・メディア・アダプタ)、8はDMS(Digital Media Server:デジタル・メディア・サーバ)、9はルータ、10はネットワークである。
同図において、このホームネットワークシステムは、DLNA(Digital Living Network Alliance)対応の種々の家庭用機器、即ち、DMPがDMS8にルータ9を介して接続される1つのネットワーク10に接続され、DMS8と夫々のDMPとの間の通信やDMP間の通信ができるようにしたネットワークシステムである。なお、以下では、DMS8を、単に、サーバ8ということにする。
ここで、DLNAは、ホームネットワークでデジタルAV機器同士やパソコンを相互に接続し、これら間で動画や静止画,音声といった情報を相互に利用できるようにする仕様であり、このDLNA対応した家庭内機器を同じネットワークに接続することにより、いずれの家庭用機器からも、受信中の放送番組を受信して視聴し、また、録画することができるとともに、このネットワークに接続されている他の家庭内機器での録画済み番組を取得して視聴できる。
なお、サーバ8以外のかかる家庭用機器を総称するときには、クライアントという。
図1におけるDMPはかかるDLNA対応の機器であり、クライアントとして、ネットワーク10に接続することができる。DMP機能付きTV受像機5がこのDLNA対応の機器であり、直接ネットワーク10に接続することができる。これに対し、TV受像機1,2とPC4とはDLNA非対応の機器であり、このような機器はDMAを用いることにより、DLNA対応の機器として取り扱うことができる。TV受像機1はDMA6を用いることにより、また、PC4はDMA7を用いることにより、夫々DMPとしてネットワーク10に接続され、TV受像機2は、これにDMP機能付きレコーダ3を接続することにより、このDMP機能付きレコーダ3を介し、DMPとして、ネットワーク10に接続したものである。
かかるホームネットワークシステムでは、TV受像機1,2、PC4、DMP機能付きTV受像機5のいずれも、そのいずれかで受信される放送番組や録画済み番組などのコンテンツを取得し、視聴することができるし、また、録画済み番組をサーバ8に転送し、これをこのサーバ8で保存するようにすることもできる。勿論、サーバ8に保存された録画済み番組などのコンテンツは、ネットワーク10に接続されているTV受像機1,2、PC4、DMP機能付きTV受像機5のいずれからも取得することができる。
なお、ここでは、クライアントをTV受像機1,2やPC4、DMP機能付きTV受像機5として説明するが、これに限るものではないことはいうまでもない。
図3はクライアントとしての図2におけるTV受像機1,2,5やレコーダ3の要部構成を概略的に示すブロック図であって、11はCPU(中央処理装置)、12はリモコン、13は情報表示部、14は記憶部、15はネットワークI/F(インターフェイス)、16はリムーバブルメディアI/F、17は受信部、18は電源である。
同図において、電源18がオンすると、CPU11が、リモコン12の操作に応じて、各部の状態や動作を制御する。ネットワークI/F15はネットワーク10(図2)に接続され、このネットワークI/F15からネットワーク10を介して他の機器との通信を行なう。リムーバブルメディアI/F15は、ビデオカメラなどに用いられるリムーバブルメディア(記録媒体)が着脱可能であって、装着されたリムーバブルメディアからビデオカメラで撮影した動画や静止画などのコンテンツ、ラジオなどで録音した音声などのコンテンツを読み取ったり、リムーバブルメディアにこのようなコンテンツを記録したりすることができる。受信部17は、放送番組を受信するものであり、リモコン12の操作により、放送チャンネルを選択することもできるし、また、リモコン12の操作により、受信した放送番組やリムーバブルメディアI/F15でリムーバブルメディアから読み取ったコンテンツを情報表示部13で表示したり、ハードディスクやDVDなどからなる記憶装置14に記憶することができる。情報表示部14でのカーソルなどの画面操作も、リモコン12によって行なわれる。
また、放送中の番組や録画済み番組などのコンテンツの探索のための画面(コンテンツ探索画面)の情報なども、記憶装置14に記録されており、リモコン12の操作に応じて読み出されて情報表示装置13に画面表示される。
リモコン12には、前記したように、メニューキーや、カーソルキー、決定キー、戻るキーなどが設けられている。
さらに、記憶装置14に記録されているコンテンツの属性情報のリスト(以下、コンテンツリストという)も作成されており、これも記憶装置14に記録されている。このコンテンツリストは、受信部17で受信された放送番組が記憶装置14に記録されるときや、リムーバブルメディアI/F16でリムーバブルメディアから読み取ったコンテンツが記憶装置14に記録されるときに、かかるコンテンツの属性情報が追加される。また、記憶装置14に記録されているコンテンツを削除するときには、これに対する属性情報もコンテンツリストから削除される。
なお、PC4も含めた他のクライアントからかかるコンテンツリストの要求があると(ネットワークI/F15で受け取る)、このコンテンツリストが記憶装置14から読み出され、ネットワークI/F15からネットワーク10(図2)に出力されて要求があったクライアントに送信される。サーバ8や他のクライアントから送信されてきたコンテンツリストはネットワークI/F15で受信され、記憶装置14に記憶される。
図4は図2におけるクライアントの起動時の動作を示すフローチャートであって、このクライアントとは、図2におけるネットワーク10に接続されたTV受像機1,2,5である。
同図において、このクライアントに電源(図3での電源18)が投入されると(S(ステップ)1)、まず、このクライアントは、これが接続されているネットワーク10(図2)に接続されている他の機器全てからコンテンツリストを取得する。即ち、他の機器1つずつについて、その機器からコンテンツリストを取得したか否かを確認し(S2の“Yes”)、まだ取得していない他の機器にコンテンツリストを要求して取得する(S3)。取得したコンテンツリスは、記憶装置14(または23)に記憶する。
全ての他の機器からコンテンツリストを取得すると(S2の“No”)、自身のコンテンツリストも含めて、全ての機器のコンテンツリストを記憶装置14(または23)から読み出して合成し、全コンテンツリストを作成する(S4)。そして、これを記憶装置14(または23)に記憶してその利用に備える(S5)。
図5はこのようにして作成された全コンテンツリスト(以下、単にコンテンツリストという)の一具体例を模式的に示す図である。
同図において、コンテンツリストは、「コンテンツ名」28a,「ユーザ」28b,「ジャンル」28c,「格納デバイス」28d,「作成日時」28e,「CH(チャンネル)」28f,「長さ(分)」28g,「視聴回数」28hの8個のコンテンツの属性から構成されている。
属性「コンテンツ名」28aや「ジャンル」28c,「作成日時」28e,「CH(チャンネル)」28f,「長さ(分)」28gは、コンテンツが放送番組の場合、放送信号に重畳されているEPG(電子番組表)情報や録画時のログから取得されたものであり、属性「コンテンツ名」28aは番組名を、属性「ジャンル」28cは映画やドラマ,スポーツといったコンテンツのジャンルを、属性「作成日時」28eは番組の放送日時を、属性「CH(チャンネル)」28fは放送チャンネル名を、属性「長さ(分)」は放送時間を分の時間単位で夫々表わしている。
コンテンツがリムーバブルメディアから取得したものである場合には、「コンテンツ名」28aや属性「ジャンル」28cは、例えば、ユーザが入力したコンテンツ名やジャンルであり、属性「作成日時」28eは、例えば、ビデオカメラでコンテンツが撮影されて記録された日時であり、属性「CH(チャンネル)」28fは登録されない。
属性「ユーザ」28bは、通常、コンテンツを記憶装置14または23に記憶する操作を行なったユーザであり、操作によってそのユーザ名(ここでは、家庭内であるので、「お父さん」,「お母さん」,「たかし」などとしている)が入力される。記憶を希望するユーザに変わって他のユーザが記憶する場合、ユーザ名としては、この記憶を希望するユーザのユーザ名を入力するようにしてもよい。
属性「格納デバイス」28dは、コンテンツが記憶されている機器を示すものであって、機器でコンテンツを記憶装置14または23に記憶するとき、そのコンテンツリストにコンテンツ名などとともに、この機器を表わす情報(機器情報)が追加されて格納デバイス情報として記憶される。従って、このコンテンツリストを他の機器に送信するときには、この機器情報も送信され、これを取得したクライアントでは、かかる機器情報がコンテンツリストでの属性「格納デバイス」28dとして登録される。
属性「視聴回数」28hは、ユーザが視聴した回数を表わすものであって、コンテンツが取得されてから各クライアントで視聴された回数の合計を表わしている。
各クライアントでは、ネットワーク10(図2)上の全てのコンテンツリストを取得し(図4のS2の“No”)、これらを合成して1つのコンテンツリストを作成すると(図4のS4)、このコンテンツリストからコンテンツ探索のための画面情報を作成し、リモコン12(図1)によるコンテンツ探索の要求があると、このコンテンツ探索画面が情報表示部13(図3)に表示される。
次に、この実施の形態でのコンテンツAND検索画面とその画面操作について説明する。図6から図11は、コンテンツAND検索画面30の画面遷移図である。
図6において、前記CPU11は、TV受像機1の電源がONされると前回電源OFFされた状態のチャンネルを記憶装置14から呼び出して情報表示部13の表示画面に表示するとともに、前記図4の動作フローを実行して待機状態となる。そして、リモコン12のメニューキー12dが操作されると、図6(a)図に示すコンテンツAND検索画面30を表示して待機状態となる。
この(a)図では、カーソルが第1の情報ソース選択部39aに位置し、この第1の情報ソース選択部39aを反転表示する。この(a)図の状態でリモコン12の決定キー12bが押下されると、CPU11は(b)図に示すプルダウンメニュー42を第1の情報ソース選択部39aの近傍に表示する。この実施の形態では、第1の情報ソース選択部39aの初期値は「映像」に設定されている。利用者は、リモコン12のカーソルキー12aの上下キーを操作して前記プルダウンメニュー42上のカーソルを移動させて目的の選択肢で前記決定キー12bを押下することで、所望の選択肢を選択することができる。CPU11は、前記決定操作がなされると、前記第1の情報ソース選択部39aの表示を決定された選択肢に切り替えて、この選択肢を検索項目とする検索を実行する。
この実施の形態では、コンテンツAND検索画面30の初期値として、第2の情報ソース選択部39bが「保存済み(蓄積)」、他の選択項目部38の選択肢が「すべて」に設定されている。したがって、前記第1の情報ソース選択部39aが決定操作されると、CPU11は、前記記憶装置14に格納された全コンテンツリストから該当するコンテンツのリストデータを抽出して、その件数を前記矢印部40に表示するとともに、そのリスト内容を前記リスト表示エリア34に表示する。ここで、この実施の形態では、コンテンツAND検索画面30の全選択項目は初期値において「すべて」が設定されているので、CPU11は、メニューキー12bが操作されると、その操作にともなって、初期値の内容で検索を実行するようにしてもよい。
また、この実施の形態では、前記第2の情報ソース選択部39b及び選択項目部38は前記第1の情報ソース選択部39aと同様に、カーソルを目的の位置に合わせて決定操作が成されるとプルダウンメニューを表示し、プルダウンメニュー42から目的の選択肢を決定操作で選択することができる。
例えば、図7(a)図に示すように、第2の情報ソース選択部39bにカーソルを移動させると、CPU11は第2の情報ソース選択部39bを反転表示し、ここで決定操作がなされれば(b)図に示すようにプルダウンメニュー42を第2の情報ソース選択部39bの近傍に表示する。そして、このプルダウンメニュー42から目的の選択肢を選んで決定操作がなされると、CPU11は、プルダウンメニュー42を閉じて第2の情報ソース選択部39bの表示内容を選択された選択肢に変更する。
また、図8(a)図に示すように、選択項目部38においても、この選択項目部38にカーソルを移動させると、CPU11は選択項目部38を反転表示し、ここで決定操作がなされれば(b)図に示すようにプルダウンメニュー42を選択項目部38の近傍に表示する。そして、このプルダウンメニュー42から目的の選択肢を選んで決定操作がなされると、CPU11は、プルダウンメニュー42を閉じて選択項目部38の表示内容を選択された選択肢に変更する。
次に、図9に示すように、この実施の形態では、CPU11が検索を実行すると、この検索とともに、第1の情報ソース選択部39aと第2の情報ソース選択部39bで設定されている検索条件を備えたコンテンツの総数と、選択項目部38の検索条件で抽出されたコンテンツの抽出数を前記矢印部40に表示する。例えば、(a)図では、すべての選択項目部が初期値の「すべて」で設定されているので、矢印部40には、抽出数(1214)/総数(1214)と表示される。つまり、第1の情報ソース選択部39aが「映像」で第2の情報ソース選択部39bが「蓄積(保存済み番組)」の条件を備えたものが1214件であることがわかる。
一方、(b)図は、複数の選択項目部38に検索条件が設定された状態を示している。この状態では、例えば、CPU11は、抽出数(23)/総数(1214)と表示する。つまり、「映像」と「蓄積(保存済み番組)」の情報ソースの中で設定された検索条件にあうコンテンツが23件であることが分かる。
また、この実施の形態にかかる前記CPU11は、検索を実行して前記検索結果を件数表示するとともに、そのヒット率(抽出数/総数)を算出して、そのヒット率に対応して前記矢印部40の大きさを変化させる。例えば、(a)図の矢印部はヒット率(1214/1214)が1となるので、矢印部40を大きな矢印で表現する。一方、(b)図ではヒット率(23/1214)は0.02となるので、矢印部40を小さな矢印で表現する。ここで、ヒット率に対応した矢印部40の大きさを算出されるヒット率に対応してきめ細かに表示してもよいが、幾つかの段階ごとに表示することでも、利用者に抽出件数を視覚的に認識させることができる。この実施の形態では、ヒット率に対応した矢印部40の大きさを、例えば、「大」「中」「小」の3段階に表示するようにしている。矢印部に限らず、複数の検索項目部38の各段階におけるヒット率に応じて、パイプの太さを変更して表示することによれば、利用者に各段階の抽出件数を認識させることが可能である。なお、ヒット率ではなく、抽出件数そのものに応じて、矢印部やパイプの大きさを変更して表示してもよい。
また、CPU11は、抽出したコンテンツをリスト表示エリア34にアイコン形式またはリスト表示形式で表示させる。図10(a)図はアイコン形式で表示した事例を示している。このようなアイコン形式の表示形態では、例えば、抽出されたコンテンツは左右2列で上下方向に配列して表示される。この実施例では、検索が実行されると、最初の8個のコンテンツが表示され、カーソルは先頭のコンテンツに表示される。この例では、(a)図に示す点線矢印に沿って、記録した日時の新しいコンテンツから順に並べて表示されている。
この実施の形態では、前記カーソルキー12aが操作されて、コンテンツの下段にカーソルが移動して更に下方への操作が行われると、CPU11は、次の8個のコンテンツを表示する。つまり、ページを変更させる。
また、上記ページ変更は、(b)図に示すように、リスト表示エリア34の片側に設けたスクロールバー41を操作することでも行うことができる。
次に、図11において、この実施の形態では、前記アイコン形式で表示されたコンテンツ上で決定キー12bを介して決定操作が成されると、CPU11は、(b)図に示すように決定操作が成されたコンテンツ近傍にプルダウンメニュー42を表示させる。このプルダウンメニュー42には、各種の再生操作や詳細情報の表示などの選択肢が表示され、この中から目的の選択肢にカーソルを移動させて決定操作で実行させることができる。
このように、この実施の形態にかかるコンテンツAND検索によれば、「面倒くさいことはせずに絞り込みたい」と言うニーズに対して、なるべく文字入力などはせずに,プルダウンメニュー42と決定操作によるフィルタリングで簡単に絞り込むことができる。また、「整理のための面倒な作業をしたくない」と言うニーズに対して、なるべくコンテンツに自動的に付加されるメタデータを使って自動的に振り分けることができる。また、「たくさんコンテンツがあっても,できる限り少ない量に絞り込みたい」と言うニーズに対して、複数の属性を選択してそれらを重ね合わせて(AND検索)絞り込むことができる。また、「シチュエーションに合わせて様々なきっかけから自由に探したい」と言うニーズに対して、階層構造のように絞り込む属性に順番はなく、頭に思い浮かぶ順番に絞り込んで行くことができる。更に、「素早く探し出したい」と言うニーズに対して、画面遷移がなく、1画面内で操作を完結することができる。
そして何より、このコンテンツAND検索画面30の大きな特徴は、「操作方法をいくつも覚えたくない」とのニーズに対して、モードによって異なる表現ではなく、統一されたGUIで一つ覚えたら同じように使えることができる。更に、「説明などを読まずに難しい概念を分かりやすく理解して使いたい」とのニーズに対して、情報の構造や操作方法などがぱっと見で分かるような効果的なグラフィカル表現がなされる。そして、「疲れないで操作したい」と言うニーズ対して、カーソルキーを使っても極力キーの押下回数が少なくなるオブジェクトレイアウトとすることができる。
(第2の実施の形態)
前記図1から図11に示す第1の実施の形態では、パイプ35を螺旋状に配置することで、検索エリア33を一杯に使ったグラフック表現としたが、これに限定されるものではなく、パイプ35は、情報ソースである貯水タンク群36とコップ37となるリスト表示エリア34を1本の線で連結するものであって、その1本の線に複数のフイルタ(選択項目部)38は配置されれば足りる。したがって、図12に示すように、検索エリア33の上部に位置する第2の情報ソース選択部39bと、検索エリア33の下部でリスト表示エリア34に導く蛇口(矢印部)40とをシンプルな直線状のパイプ35で連結することでも同様な効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
また、前記第1、2の実施の形態では、16対9の横長の表示画面に適した検索エリア33とリスト表示エリア34との左右配置の適用例を説明したが、16対9の画面サイズに対して縦長の一般的な画面比率の表示画面では、検索エリア33とリスト表示エリア34とを上下に配置するようにするとよい。図13は、その適用例を示したものである。
(第2の実施の形態)
前記図1から図11に示す第1の実施の形態では、パイプ35を螺旋状に配置することで、検索エリア33を一杯に使ったグラフック表現としたが、これに限定されるものではなく、パイプ35は、情報ソースである貯水タンク群36とコップ37となるリスト表示エリア34を1本の線で連結するものであって、その1本の線に複数のフイルタ(選択項目部)38は配置されれば足りる。したがって、図12に示すように、検索エリア33の上部に位置する第2の情報ソース選択部39bと、検索エリア33の下部でリスト表示エリア34に導く蛇口(矢印部)40とをシンプルな直線状のパイプ35で連結することでも同様な効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
また、前記第1、2の実施の形態では、16対9の横長の表示画面に適した検索エリア33とリスト表示エリア34との左右配置の適用例を説明したが、16対9の画面サイズに対して縦長の一般的な画面比率の表示画面では、検索エリア33とリスト表示エリア34とを上下に配置するようにするとよい。図13は、その適用例を示したものである。
図13において、このコンテンツAND検索画面30aでは、このコンテンツAND検索画面30aを上下に2分割し、上部を横長の形状の検索エリア50、下部をリスト表示エリア51とする。検索エリア50には、横姿勢の1本のパイプ35が設けられ、このパイプ35の左側に情報ソース選択部52が配置され、右側のパイプ35の端部は下方のリスト表示エリア51に連結されている。この実施の形態の情報ソース選択部52は、「保存済み(蓄積)」と「番組表」と「VOD(ネット配信)」の3つの中から1つを選択することができる。この図13(a)図の状態は「保存済み(蓄積)」が選択された状態を示している。この情報ソース選択部52を変更する場合は、検索エリア50の右側上端部に配置される、独立した2つの選択ボタン53aと53bの1つを選択することで変更することができる。(a)図では、選択ボタン53aが番組表、選択ボタン53bがVOD(ネット配信)に設定されている。この2つの内の1つを選択することにより、この選択された選択ボタン53aまたは52bの1つの前記情報ソース選択部52の設定内容が入れ替わることと成る。
また、前記パイプ35は長手方向に複数分割され、その分割されたおのおのが選択項目部38となる。例えば、(a)図の例では、情報の保存場所と、映像や静止画M音楽などを選択するタイプと、スポーツや映画などを選択するジャンルと、ユーザを選択するユーザと、視聴状況と、キーワードなどが選択項目として用意される。これらの選択項目部38はカーソルキー12aの横方向のキー操作で移動させることができる。(a)図は「ユーザ」にカーソルが移動した状態を示している。この状態で決定操作がなされると(b)図に示すように、この選択された選択操作部38の下方にプルダウンメニュー42が表示され、このメニューの中から任意の選択肢を選択することができる。
また、前記リスト表示エリア51は、リスト形式のコンテンツ表示が成される。つまり、縦軸方向にコンテンツが一行表示され、横軸方向には、各コンテンツのタイトル、録画日時などが表示される。この実施の形態では、カーソルキー12aの上下キーで各コンテンツを選択することができる。この実施例では、カーソルを最下部の位置から更に下方に操作すると、リスト表示全体が左側に移動して次のページのリストを表示する。つまり、この実施の形態では、リスト表示エリア51全体を左右方向にスライド移動させてページ送りを行う。この左右スライドページ送りを視覚的表現するための、リスト表示エリア51の両側には、前後のリストをイメージされるように前後のリストの一部を表示している。したがって、現在表示のリストに対して、前側または後ろ側に前のあるいは次のページがなければ両側のリスト表示の一部は表示されない。
1,2…TV受像機、3…DMP機能付きレコーダ、4…PC、5…DMP機能付きTV受像機、8…サーバ、10…ホームネットワーク、11…CPU、12…リモコン、12a…カーソルキー、12b…決定キー、12c…戻るキー、12d…メニューキー、13…情報表示部、14…記憶部、17…受信部、30…コンテンツAND検索画面、31…タイトルエリア、32…操作ガイダンスエリア、33…検索エリア、34…リスト表示エリア、35…パイプ、36…貯水タンク群、37…コップ、38…フイルタ(選択項目部)、39…コック、39a…第1の情報ソース選択部、39b…第2の情報ソース選択部、40…蛇口(矢印部)、41…スクロールバー、42…プルダウンメニュー。
Claims (3)
- コンテンツ情報を格納する記憶装置と、コンテンツ情報を表示する表示装置と、前記記憶装置に記憶されたコンテンツ情報を検索して前記表示装置に表示する制御部と、前記制御部に遠隔操作で操作指示するリモコンとを備え、前記記憶装置に保存されたコンテンツ情報を、前記表示装置に表示されたコンテンツ検索画面を操作することにより、AND検索するコンテンツAND検索方法であって、
コンテンツ検索画面に検索条件を設定する検索エリアと、前記検索条件に基づいて検索された結果をリスト表示するリスト表示エリアとを備え、
前記検索エリアに、情報ソースを選択する情報ソース選択部と、この情報ソース選択部と前記リスト表示エリアとを連結する情報流通路部と、前記情報流通路部上に順次配置される検索条件を設定する複数の選択項目部とを備え、
前記情報ソース選択部と前記選択項目部とに選択肢を表示させるプルダウンメニューを表示可能に設け、
前記プルダウンメニューで設定された検索条件に基づいてAND検索を実行し、その検索結果を前記リスト表示エリアに表示する
ことを特徴とするコンテンツAND検索方法。 - 請求項1記載のコンテンツAND検索方法において、
前記検索エリアと前記リスト表示エリアを左右に並べて配置し、
情報ソース選択部を前記検索エリアの上部に配置し、
前記情報流通路部の一端を前記情報ソース選択部と連結し、他の一端を前記検索エリアの下方で前記リスト表示エリアと連通させ、
前記複数の選択項目部を上下方向に並べて配置した
ことを特徴とするコンテンツAND検索方法。 - 前記請求項1または2記載のコンテンツAND検索方法において、
前記リスト表示エリアと前記情報流通路部との連結部に検索結果の件数表示を行う
ことを特徴とするコンテンツAND検索方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006239720A JP2008065402A (ja) | 2006-09-05 | 2006-09-05 | コンテンツand検索方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2449492C2 (ru) * | 2007-12-28 | 2012-04-27 | Шарп Кабусики Кайся | Av-устройство и способ отображения пользовательского интерфейса |
JP2014207522A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 株式会社博報堂Dyホールディングス | ホームネットワークのコンテンツ再生制御システムおよびプログラム |
JP2016134153A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | シャープ株式会社 | 情報検索装置、情報検索装置の制御方法 |
US11416196B2 (en) | 2018-09-13 | 2022-08-16 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium |
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2006
- 2006-09-05 JP JP2006239720A patent/JP2008065402A/ja active Pending
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