JP2008062522A - スタンプマーカー - Google Patents

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博義 山本
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成人 田口
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Abstract

【課題】付着対象物に付着液を付着する際に、確実に正確に行うことができるスタンプマーカーを提供する。
【解決手段】本発明のスタンプマーカー1は、液透過部材20及び補強材23を有する先端部材10と、付着液が入れられる容器部材15とを有している。先端部材10の補強材23は液透過部材20の内側及び外側に配置して、液透過部材20を挟むように補強されている。そして、先端部材10の先端面に形成される付着部24を付着対象に接触させて、付着部24の形状が転写するように付着対象に付着液を付着させ、付着対象上に一定の領域を囲むような所定の形状の付着痕を形成することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、インキなどの液の付いた部分を付着対象に接触させ、付着対象に当該液を付着させて、所定の形状の付着痕を形成することができるスタンプマーカーに関するものである。
従来より、塗布液を容器内に収納し、収納された塗布液をフェルトや繊維束チップなどで形成される塗布部によって塗布するマーカー類が使用されている。そして、このようなマーカー類は、塗布される対象である塗布対象に塗布液を塗布し、塗布された跡によって文字や形状を表示することができるものである。
このような塗布対象は、紙や物品など、様々なものがあり、例えば、特許文献1には、上記のような塗布具が開示されており、当該塗布具は、液体溜部と塗布部を備え、両者の間に弁が介在されているものである。
特開2001−80264号公報
原子力関連設備に用いられる配管などは非破壊で検査が行われるが、この検査を行う位置がずれたりしないように、検査位置を明確にするため、このようなマーカー類によって表示してマーキングしている。しかしながら、フリーハンドなどで丸印などの印を書いたのでは、手間がかかり、また、位置の精度がばらついたりする。
また、浸透印などのようなものを用いてマーキングする方法が考えられるが、このような方法では、マーキングがはっきり見えにくく、上記のような用途には不適当であった。
さらに、平面状でない面にマーキングする場合があるが、このような場合にも確実にマーキングできるようなものが求められている。
そこで、本発明は、付着対象物に付着液の付着を行う際に、確実に正確に行うことができるスタンプマーカーを提供することを課題とする。
上記した目的を達成するための請求項1に記載の発明は、液透過部材及び補強材を有する先端部材と、付着液が入れられる容器部材とを有し、液透過部材に付着液を供給することができ、先端部材の先端面に形成される付着部を付着対象に接触させて、付着部の形状が転写するように付着対象に付着液を付着させ、付着対象上に一定の領域を囲むような所定の形状の付着痕を形成することができるものであり、さらに、先端部材の補強材は液透過部材の内側及び外側に配置して、液透過部材を挟むように補強されているものであることを特徴とするスタンプマーカーである。
請求項1に記載の発明によれば、先端部材の補強材は、付着液が供給される液透過部材の内側及び外側に配置して、液透過部材を挟むように補強されているものであり、先端部材の先端面に形成される付着部を付着対象に接触させて、付着部の形状が転写するように付着対象に付着液を付着させ、付着対象上に一定の領域を囲むような所定の形状の付着痕を形成することができるものであるので、付着液を転写させる際に、位置決めが容易で作業しやすい。
請求項2に記載の発明は、補強材は弾性を有するものであり、先端部材を付着対象に押しつけて接触させる際に、付着対象の形状に変形することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のスタンプマーカーである。
請求項2に記載の発明によれば、補強材は弾性を有するものであり、先端部材を付着対象に押しつけて接触させる際に、付着対象の形状に変形することが可能であるので、付着対象が平面でない場合などに、付着液を転写させる際に付着対象に補強材が接触しても作業が可能である。
請求項3に記載の発明は、補強材の先端面は、液透過部材の先端面と同じ位置、又は、液透過部材の先端の付着部よりも先端側に位置しており、補強材の先端面の端部が付着部の端部となるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のスタンプマーカーである。
請求項3に記載の発明によれば、補強材の先端面は、液透過部材の先端面と同じ位置、又は、液透過部材の先端の付着部よりも先端側に位置しており、補強材の先端面の端部が付着部の端部となるものであるので、付着液が転写されて形成される付着痕の端部の形状をスムーズなものにすることができる。
請求項4に記載の発明は、内側及び外側に配置される補強材は、一体になっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスタンプマーカーである。
請求項4に記載の発明によれば、内側及び外側に配置される補強材は、一体になっているので、より確実に液透過部材の補強を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、付着液調節部材が設けられ、液浸透部材に供給される付着液は前記付着液調節部材を介して行われることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスタンプマーカーである。
請求項5に記載の発明によれば、付着液調節部材が設けられ、液浸透部材に供給される付着液は前記付着液調節部材を介して行われるので、必要以上に付着液を供給しないようにすることができる。
請求項6に記載の発明は、容器部材に入れられる付着液は、白色系であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスタンプマーカー。
請求項6に記載の発明によれば、容器部材に入れられる付着液は、白色系であるので、濃い色の付着対象に付着痕を形成した場合に、見えやすい。
本発明のスタンプマーカーによれば、付着対象物に付着液を付着させる際に、確実に正確に行うことができ、作業しやすい。
本発明の第1の実施形態におけるスタンプマーカー1は、図1、図2に示されるように、先端部材10、キャップ部材11、リング部材12、付着液調節部材13、容器部材15を有している。そして、容器部材15内部に入れられる付着液を先端部材10に形成される付着部24に供給し、付着部24を付着対象に押しつけて付着させるものである。
先端部材10は、図3、図5に示されるように、液浸透部材20と補強材23とからなるものである。
液浸透部材20は、図4に示されるように、円筒状の円筒部25と角柱状の角柱部26とを有しており、スタンプマーカー1の使用時には、円筒部25が先端側となるように配置される。
そして、本実施形態では、液浸透部材20の円筒部25の先端面20aが突出しているので、液浸透部材20の先端面20aが付着部24となり、また、付着部24の形状は円形となる。
また、角柱部26には、抜け止め突起27が形成されている。そして、後述するように、先端部材10がキャップ部材11に装着されると、抜け止め突起27がキャップ部材11の内側に引っ掛かって、先端部材10の先端側への離脱を防止することができる。
液浸透部材20は付着液が浸透する材質が用いられており、例えば、繊維束チップや、フェルトなどがある。これらの材質は、公知の材質のものを用いることができる。
補強材23は、図3に示されるように、内側補強材21と外側補強材22とからなる。そして、内側補強材21及び外側補強材22は、共に、円筒状であり、外側補強材22が内側補強材21よりも大きい。具体的には、外側補強材22の内径は、液浸透部材20の円筒部25の外径にほぼ等しく、内側補強材21の外径は、液浸透部材20の円筒部25の内径にほぼ等しい。
なお、内側補強材21は、外形が円柱形状であれば円筒状以外の他の形状を採用することができ、例えば、図6、図7、図8に示す断面形状の内側補強材21a、21b、21cを用いた、先端部材10a、10b、10cを使用することができる。
図6に示す先端部材10aの内側補強材21aの形状は、円錐状の欠落部48を有する円柱状である。また、図7に示す先端部材10bの内側補強材21bの形状は、円柱状の欠落部48を有する円柱状である。さらに、図8に示す先端部材10cの内側補強材21cの形状は、半球状の欠落部48を有する円柱状である。
そして、内側補強材21と外側補強材22とは、液浸透部材20の円筒部25を挟むようにして配置しており、使用の際の変形を防ぐように補強されている。具体的には、円筒部25の内側に内側補強材21が配置し、円筒部25の外側に外側補強材22が配置し、これらの部材の間にはほとんど隙間がないような状態となっている。したがって、スタンプマーカーが使用される際に作用する圧縮力に対して、液浸透部材20の変形が起こりにくい。
補強材23の材質は、特に限定されるものではないが、付着液に用いられる溶剤に対して影響が少なく、また、使用時に変形させない程度に剛性を有するものが望ましい。補強材23の具体的な材質としては、金属や樹脂などを用いることができる。
また、上記したように、本実施形態の先端部材10では、液浸透部材20の先端面20aが突出し、補強材23の先端面23aよりも液浸透部材20の先端面20aが先端側に位置している。そのため、使用する際には、付着対象には液浸透部材20の先端面20aが接触し、内側補強材21や外側補強材22の補強材23が付着対象にほとんど接触することはない。しかしながら、液浸透部材20の突出する部分が短い場合、付着対象の面が平面状でない場合、さらに、後述するような、補強材23の先端面23aと、液浸透部材20の先端面20aとの位置関係が、同じ位置や、補強材23の先端面23aが先端側にあるものの場合には補強材23が付着対象に接触するおそれがあるので、補強材23は使用時の付着対象に押しつける場合に変形させる程度の柔軟性を持つ、弾性を有するものを用いることが望ましい。
本実施形態の補強材23は、シリコーンゴムが用いられている。
スタンプマーカー1の付着部24の形状は、使用時には付着対象上に形成される付着痕の形状となるものであり、そのため、大きさや形状や幅などは、求められる付着痕の形状に合わせられている。本実施形態では、円形状であるが、一定の領域を囲むような形状であれば円形以外の他の形状でもよく、例えば、三角状、四角状などの多角形状や、星型の縁をつないだ形状や、C字状などの一部が欠損している形状などであってもよい。
先端部材10は、キャップ部材11の小径部32にガイドされており、長さ方向の移動が可能なように保持されている。また、先端部材10は、先端側に向かって付勢されており、通常の位置は、可動範囲の先端側の位置であり、抜け止め突起27によって引っ掛かる位置である。そして、スタンプマーカー1を用いて付着液を付着させる際には、容器部材15を持って付着対象に付着部24を当てるので、液浸透部材20が後退する向きに移動する。
キャップ部材11は、図2に示されるように、大径部30、中径部31、小径部32を有している。大径部30には、内側に雌ネジ部(図示せず)が形成されており、容器部材15の雄ネジ部40との螺合により、キャップ部材11は容器部材15に固定することができる。
中径部31は、大径部30よりも外径が小さく、先端側に位置している部分である。そして、図示しない蓋を用いて、中径部31に当該蓋の内側を密着させて、密閉状態とし、液浸透部材20が露出しない状態とすることができる。
小径部32は、中径部31よりも外径が小さく、先端側に位置している部分であり、小径部32の先には開口32aが形成されている。スタンプマーカー1を使用する際には、小径部32の内側に先端部材10が配置し、先端部材10の一部が開口32aから露出した状態となっている。
キャップ部材11は、樹脂成形品などが用いられているが、特に限定されるものではない。
リング部材12は、円形のリングであってスポンジ状であり、付着液を一時的に貯めることができる。
本実施形態のリング部材12はウレタン製のものが用いられている。
付着液調節部材13は、付着液の供給を調整するものであり、容器部材15の開口41に配置される。そして、付着液調節部材13のフランジ部13aが容器部材15の開口41の縁に密着させており、容器部材15に入れられた付着液を、付着液調節部材13の先端側に設けられる付着液供給部42から供給させる。したがって、液浸透部材20に供給される付着液は付着液調節部材13を介して行われる。
本実施形態の付着液調節部材13には、図示していないが弁が設けられており、弁の開閉によって、付着液の供給量を調節することができる。具体的には、液浸透部材20の後端部分によって、付着液供給部42が押されることによって弁が開く。
このように、本実施形態のスタンプマーカー1には、付着液の供給を調整する付着液調節部材13を有しているので、必要なときに付着液を供給することができ、使用時に多くの付着液を付着させつつ、使用しないときに不必要に供給させないようにすることが可能である。
上記したように、先端部材10は長さ方向に移動可能となっているが、使用時に、付着対象に付着部24を当てると、先端部材10が後退し、液浸透部材20の後端部分が付着液調節部材13の付着液供給部42に接触して押すことになる。そうすると、付着液調節部材13によって付着液の供給が行われることになる。
また、スタンプを行わず、先端部材10を対象などに押しつけない場合には、先端部材10に作用している付勢力によって、先端部材10は先端側に移動して、供給は行われない。
容器部材15は、円形の細長い筒状の有底の容器であり、一方の端部に開口41が形成されている。そして、開口41側の縁付近の外周には、雄ネジ部40が形成されており、雄ネジ部40を用いてキャップ部材11を固定することができる。
本実施形態の容器部材15は、金属製のものが用いられているが、樹脂製のものなど他のものを用いることができる。
また、容器部材15の内部には、付着液を収納する空間が形成されている。
容器部材15に収納される付着液は、付着対象や目的に応じて様々なものを使用することができる。公知のインキなどを用いることができる。また、付着液の色についても特に限定されることはないが、原子力関連設備にマーキングする用途として用いる場合には、白色系インキを用いることができる。かかる場合には、付着液を付着させることにより形成される表示を見やすくすることができる。
スタンプマーカー1の組み立ては、容器部材15に付着液を入れ、開口41に付着液調節部材13を配置し、一方、キャップ部材11の大径部30側から先端部材10とリング部材12を挿入し、キャップ部材11を容器部材15に固定して行う。
そうすると、図1に示すように、全体が一体となり、先端部材10の付着部24が、キャップ部材11の小径部32側の開口から露出した状態となる。
組み立て直後のスタンプマーカー1では、先端部材10の液浸透部材20に付着液が浸透していないが、付着部24を下側にしながら付着対象などに付着部24を押しつけることにより、液浸透部材20の後端部分が付着液調節部材13の付着液供給部42に接触して押している状態となり、容器部材15内の付着液が付着液調節部材13を通じて液浸透部材20に供給される。そうすると、付着部24に付着液が移動して、スタンプが可能な状態となる。
そして、付着対象の付着液による表示を行う場所に、付着部24を押しつけて使用する。そうすると、付着部24に応じた形状となるように転写され、付着痕が付着対象に形成される。本実施形態では、付着部24の形状は円形であるので、円形の付着痕が付着対象の上に形成される。
また、スタンプマーカー1を使用しない場合に、付着部24付近が開放されていると、かかる部分の付着液の乾燥が発生したり、付着部24に触れて汚れたりするおそれがある。そのため、これを防ぐため、キャップ部材11の中径部31に取り付けることのできる蓋により、付着部24付近を覆って密閉状態にすることができる。
このように、本実施形態のスタンプマーカー1では、先端部材10の付着部24を付着対象に接触させ、付着対象に付着液を付着させて所定の形状の付着痕を形成することができるものであるので、目的の位置に表示を行いやすい。また、付着痕を形成する際には、位置ずれがしにくいので、原子力関連設備に用いられる配管などの検査位置の表示を正確に行うことができ、また作業しやすい。
さらに、補強材23によって液浸透部材20が補強され、付着痕の幅を短くする場合などにも、液浸透部材20の変形を低下させることができる。
なお、上記したスタンプマーカー1を、通常のペンのように使用することもできる。すなわち、付着部24を押しつけながら移動させることにより、その軌跡に付着液が付着して、塗布することができる。
先端部材10の構造は、上記したスタンプマーカー1の先端部材10以外の構造のものを用いることができ、例えば、図9〜図12に示されるような先端部材51、52、53、54を使用することができる。
図9、図10示される先端部材51、52は、上記した実施形態の先端部材10と比べて、補強材23の長さが異なるものである。
そして、図9に示される先端部材51は、補強材23の先端面23aが液透過部材20の先端面20aと同じ位置であり、先端部材51の先端側が凹凸無く、平面状となっている。そして、補強材23の先端面23a及び液透過部材20の先端面20aの全面が付着部24となっている。
使用時には、先端部材51の付着部24が付着対象に接触するが、液透過部材20の先端面20aに供給された付着液が補強材23の先端面23aに回り込み、さらに、これが転写されて付着対象へ付着する。
図10に示される先端部材52は、補強材23の先端面23aの位置が、液透過部材20の先端面20aに比べて先端側に位置しており、付着部24は補強材23の先端面23aにより構成されている。そして、液透過部材20の先端面20a付近が凹んで、環状の凹部58が形成されている。
使用時には、先端部材52の付着部24が付着対象に接触するが、液透過部材20の先端部分から凹部58に供給された付着液が補強材23の先端部分に回り込み、これが付着対象へ付着して、付着痕が形成される。
図11に示される先端部材53は、補強材23の先端面23aが、テーパー状である。そして、補強材の先端面23aは、液透過部材20側の端部の位置が液透過部材20の位置に合わせられており、先端部材52の先端付近の幅が、先端ほど短くなっている。そして、補強材23の先端面23aの液透過部材20側の端部付近と、液透過部材20の先端面20aとによって付着部24が形成されている。
使用時には、先端部材53の付着部24が付着対象に接触して、付着液が転写される。
図9〜図11に示される先端部材51、52、53では、付着部24の縁となる部分は、いずれも、補強材23の先端面23aである。補強材23は、液透過部材20と違って、繊維束チップやフェルトが用いられていないので、転写されて形成される付着痕の端がガタガタではなく、スムーズな形状にすることができる。特に、先端部材53の場合には、付着部24に含まれる補強材23の幅を短くすることができるので、付着痕の幅を短くすることが容易である。
図12に示される先端部材54では、補強部材63と液透過部材60とが用いられている。そして、液透過部材60は図13に示されるように、4ヵ所の切れ目61を有して、4ヵ所の円弧状部68が形成され、全体で円筒状の部分が形成されている。
また、補強部材63は円筒状の外側部65と、外側部65の内側に位置して円筒状の内側部66と、外側部65と内側部66とを接続する接続部62を有している。なお、補強部材63にも、上記した実施形態のものを同様に、抜け止め突起27が形成された角柱部26が設けられている。
そして、補強部材63の接続部62は、液透過部材60の切れ目61に対応する位置に設けられており、液透過部材60の円弧状部68を、外側部65、内側部66及び接続部62に囲まれる空間に挿入された状態で使用される。
このように、先端部材54では、液透過部材60の内側に補強材63の内側部66が、外側に補強材63の外側部65が位置して挟まれた状態となっている。また、補強部材63の外側部65及び内側部66が一体となっている。そのため、液透過部材60の補強がより確実となる。
本発明の実施形態におけるスタンプマーカーを示した斜視図である。 図1のスタンプマーカーの分解斜視図である。 図1のスタンプマーカーに用いられる先端部材を示した斜視図である。 図3の先端部材に用いられる液透過部材を示した斜視図である。 図3のA−A断面図である。 異なる補強部材を用いた変形例の先端部材を示した断面図である。 異なる補強部材を用いた変形例の先端部材を示した断面図である。 異なる補強部材を用いた変形例の先端部材を示した断面図である。 変形例の先端部材を示した断面図である。 変形例の先端部材を示した断面図である。 変形例の先端部材を示した断面図である。 変形例の先端部材を示した斜視図である。 図12の先端部材に用いられる液透過部材を示した斜視図である。
符号の説明
1 スタンプマーカー
10、10a、10b、10c、51、52、53、54 先端部材
13 付着液調節部材
15 容器部材
20、60 液透過部材
20a 先端面
21、21a、21b、21c 内側補強材
22 外側補強材
23、63 補強材
23a 先端面
24 付着部

Claims (6)

  1. 液透過部材及び補強材を有する先端部材と、付着液が入れられる容器部材とを有し、液透過部材に付着液を供給することができ、
    先端部材の先端面に形成される付着部を付着対象に接触させて、付着部の形状が転写するように付着対象に付着液を付着させ、付着対象上に一定の領域を囲むような所定の形状の付着痕を形成することができるものであり、
    さらに、先端部材の補強材は液透過部材の内側及び外側に配置して、液透過部材を挟むように補強されているものであることを特徴とするスタンプマーカー。
  2. 補強材は弾性を有するものであり、先端部材を付着対象に押しつけて接触させる際に、付着対象の形状に変形することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のスタンプマーカー。
  3. 補強材の先端面は、液透過部材の先端面と同じ位置、又は、液透過部材の先端の付着部よりも先端側に位置しており、補強材の先端面の端部が付着部の端部となるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のスタンプマーカー。
  4. 内側及び外側に配置される補強材は、一体になっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスタンプマーカー。
  5. 付着液調節部材が設けられ、液浸透部材に供給される付着液は前記付着液調節部材を介して行われることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスタンプマーカー。
  6. 容器部材に入れられる付着液は、白色系であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスタンプマーカー。
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