JP2008062306A - 脚型車輪型兼用移動装置 - Google Patents

脚型車輪型兼用移動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】脚型歩行又は車輪型転動のいずれの移動型式にも必要に応じて自在に切換えて移動を可能にする装置を提供する。
【解決手段】股関節軸3に同心な2つの円筒軸で2つの回転駆動力を伝達し、その1つで逆向きに伸びる2つの腕を回転させ、他の1つで両腕先の膝関節周りの脚6、6を揺動させ、また、股関節軸3を中心とする膝関節5、5の回転半径より大きな半径の円枠4を腕に固定してその外側を車輪とする。前記脚6を概略地面側に向けて立脚相を生成させる脚型用プログラムと、概略天井側に向けて遊脚相に待機させる車輪型用プログラムと、両者をスムーズにつなげるプログラムの3種を予め脚姿勢制御装置に記憶し、実行プログラムを切換えるだけで特別な機械要素を付加したり付け替えることなしにユーザが装置に乗車したまま脚型歩行(A)、あるいは車輪型転動(B)のいずれの移動型式にも自在に切換えて兼用可能にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、段差や溝、凹凸などの跨ぎ越えや乗り上げに有効な脚型移動ロボットに対し特別な装置を付加せず、また、付け替えや調整をすることなしに車輪型としての機能をも可能にする移動装置に関する。
脚型移動ロボットは、脚の立脚相と遊脚相を繰り返しながら歩行するので前方に障害物があればこれを踏まないように歩幅を違えて進行できる。前後方向のみならず、方向転換のための操舵やその場旋回も困難ではない。しかし、車輪型ロボットに比べて移動速度が遅いという欠点がある。これは、脚の運動が往復型で連続回転型でないことに原因する本質的特徴と言える。
この欠点の解消のため連続した回転運動から脚の往復運動を作り出す装置がこれまでに開発されている(特許文献1、2参照)。これは、股関節の連続した回転のみで脚の歩進と上下動(蹴上げ)を同時に実現するものでアクチュエータ数の低減とロボット機構の簡素化に有効である。ピッチ、ヨー、ロールなどの振動をなくする前後、操舵、その場回転も実現する。しかし、歩行動作に終始するため移動速度が遅いことに変わりはない。
本発明は、膝と脚の駆動力が股関節に同軸な回転力であることを利用し、脚型としての移動を必要としない場合、車輪型としての高速移動を可能にする脚型車輪型兼用移動装置に関する。実際に、制御アルゴリズムの切換え1つで脚を常時遊脚として待機させ、膝関節の外側に配置する円枠を車輪として使う。
脚型、車輪型、のいずれかに限定した移動はこれまで多種多様な装置によって実現できている。いわゆる昆虫の運動や形を真似る装置の大半が脚型の移動である。これに対し、曲げや摺動、伸縮などの関節を使わず、単一軸の周りに円枠を回転させる装置の大半が車輪型の移動である。車社会に欠かせない自動車は車輪型移動の典型である。
車輪型を基本にしたバリアフリーな移動手段もある。例えば、非特許文献1は脚先に車輪を固定した装置を示す。非特許文献2には爪つき車輪、非特許文献3には複数の車輪に案内されるクローラ車輪、が報告されている。関節構造の脚先に小さな車輪を畳み込み自在に取付け、これを内側にあるいは外側に倒す違いにより脚型、車輪型を切換え可能にした移動装置(ローラウォーカ)もある(非特許文献4参照)。
特開2004-50966号公報 特開2005-103725号公報 広瀬茂男、他 著「脚車輪型階段昇降車両Zero Carrierの開発」、日本ロボット学会誌、23巻3号、330-336頁、2005年 田口幹、佐藤央隆 著「足付き車輪による段差昇降機械の研究」、日本ロボット学会誌、15巻1号、118-123頁、1997年 広瀬茂男、他 著「対地適応型4クローラ走行車HELIOS-IIの開発」、日本ロボット学会誌、10巻2号、283-291頁、1992年 広瀬茂男、他 著「ローラウォーカ:新しい脚−車輪ハイブリッド移動体の提案」、日本機械学会誌(C編)、62巻599号、242-248頁、1996年
しかし、従来の装置では脚型を車輪型に、あるいは車輪型を脚型に兼用するのが困難で、路面を傷めることなく脚型本来の移動と車輪型本来の移動を機械要素などの付け替えなしに制御プログラムの切換え1つで自在に切換えられる移動装置は国の内外を調べてこれまで見当たらない。
バリアフリー用として威力を発揮する脚型移動ロボットは整地面においても高速に移動できないという欠点がある。また、高速移動用として威力を発揮する車輪型移動ロボットは、不整地面では脱輪や滑りを起こし易く立ち往生的事態に陥る欠点がある。このように、脚型と車輪型の移動には互いに相反する特徴があり、1つの装置で両者を実現し、しかも両者を簡単に切換えられる装置の開発は、整地された路面のみならず、段差、階段、窪み、溝、凹凸、などを有する不整地面の移動を確実にする効果がある。
装置を作業場に持ち込んで特別な機械要素を付加することなく、また、人手を借りて付け替えることもせず脚型と車輪型の移動を自在に切換え可能にするには、利用者が乗車したまま脚制御用のプログラムをスイッチ1つで換える程度の操作にすることに意味がある。これを叶えるには脚および車輪として使える装置の構造設計と制御の検討が不可欠で、本発明はこの課題に応える。
本発明は、機械要素の取付けや取替えなしに制御装置の実行プログラムを必要に応じて選択するだけで円枠を車輪として使い、車輪型、あるいは脚型への切換えを容易に実現可能にする脚型車輪型兼用移動装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、股関節軸周りに一定の半径で回転する膝関節と、この膝関節の外側に前記股関節軸と同心状に設けた円枠と、前記膝関節に回転可能に設けられ動力伝達手段により回転する脚と、この脚を遊脚状態に制御する制御手段とを備え、前記制御装置により前記円枠を車輪として使い、車輪型又は脚型への転用を可能にしたものである。
請求項1記載の構成によれば、動力伝達手段により脚を揺動的に回転して脚式歩行を行い、一方、制御装置により脚を遊脚状態に制御することにより、車輪を用いて走行することができる。
したがって、特別な機械要素を付加したり付け替えることなしにユーザが装置に乗車したまま脚型歩行、あるいは車輪型転動のいずれの移動型式にも自在に切換え可能となる。また、斜面や前方に障害物を有する場合の車輪型移動において、脚をより天井側に待機させることで脚と障害物との衝突を避け、車軸の回転力に応じた斜面の乗り越えや障害物への乗り上げが可能となる。
全国の斜面住宅地では、移動に困る高齢者や障害者が多く、安心して乗れる移動手段を必要としている。しかし、現実には簡単に利用できる手段がなく、その有効な対策を見出せず、通院や外出、さらには日常生活の買物さえ困難な状況にある。特に、斜面都市とまで言われる坂の多い長崎市では市民ボランティア組織の協力を得て斜行モノレールや斜行エレベータを設置して問題の解決に当っている。
しかし、これらは、公共的な軌道式の屋外移動手段であり、家周りや屋内の移動手段を提供していない。これに対し、本発明は屋内外を問わず、また、ロール、ピッチ、ヨーなどの振動を少なくして階段や石段の人工物環境を昇降し、また、不整地面上の障害物を跨ぎ越え、あるいは回避/迂回する移動手段を提供する。特に不整地において脚型移動に切換えて障害物に妨害されず、また、整地において車輪型移動に切換えて高速な移動を可能にする。
脚型ロボットには遅くて使えないという現場の強い不満があるが、本発明は環境に適した移動形式を適宜選択実行できるのでこれを一挙に解消する技術を提供する。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は、脚の長さを膝関節の回転半径の2倍以下(L<2r)に抑える本発明の外観に着目した実施例1を示す。尚、図3(a)と図4(a)は、股関節構造の理解を容易にするため、スプロケット12、13などを実線で記載した正面を説明する。図3(b)は脚型移動時の側面、図4(b)は車輪型移動時の側面を示す。同図に示すように、移動装置1は、本体2の前後左右に股関節軸3、3、3、3を設け、各股関節軸3により車輪となる円枠4を本体2に正逆回転可能に設ける。前記円枠4には、前記股関節軸3から半径rの位置に対をなす膝関節5、5を設け、これら膝関節5、5は股関節軸3を挟む対向位置にあり、股関節軸から逆方向に伸びる腕7、7の先端に設置されている。膝関節5は、前記腕7又は円枠4を正逆回転可能に設けられた軸により構成され、脚6を揺動可能にする。尚、この例では、腕7を股関節軸3に回動可能に設け、その腕7外側に円枠4を固着しているが、円枠4と腕7を含む円板を形成し、この円板により円枠4と腕7とを構成してもよい。
腕7を膝関節5のみならず、円枠4をも支えるスポークとして設計することは装置1の軽量化に有効であるが、ここでは図を簡単にして本発明の理解を容易にするため腕7を円板の一部として描写している。このため、図1中ではその番号7を省いてある。要するに、円板はスポークでもよいので、これが本発明の実施に不可欠な要素であることを意味するものではない。
図5(A)は、外観に着目した従来の二重軸駆動による脚型移動装置を示す(特許文献1、2参照)。すなわち、本体2の左右前後に一個の股関節軸3、3、3、3を備え、右側前後の股関節軸3、3の腕7、7、7、7の回転を一体化して1つのアクチュエータで駆動し、同様に左側前後の股関節軸3、3の腕7、7、7、7の回転を一体化して1つのアクチュエータで駆動し、また、右側前後の股関節軸3、3の脚6、6、6、6の揺動を一体化して1つのアクチュエータで駆動し、同様に左側前後の股関節軸3、3の脚6、6、6、6の揺動を一体化して1つのアクチュエータで駆動し、合計4つのアクチュエータで前後への直進と操舵、あるいはその場旋回を実現する。一方、図5(B)は円枠4のみを設けた従来の車輪型移動装置を示す。
これに対し本発明は、腕7の外側に円枠4を組込むことで図5中の(A)と(B)に示す2つの本体を一つに集約し、腕7の回転を円枠4の回転として同時に利用して1つの本体で同図中のAの歩行にもBの転動にも転用可能にする、という言わば1人2役的に振舞う点で図5中の本体と明らかに異なる。ただし、脚型の役割を持たせるため円枠半径Rは股関節軸3中心から膝関節5までの距離(膝回転半径r)より大である。斜面を昇降する歩行の側面は図2となる。
図中、θrは腕回転角、Lは脚長を示す。γは、脚姿勢角を表す。ただし、腕回転角θrは、一例として水平からの回転角を用い、脚姿勢角γは、垂直に対する角度、すなわち鉛直方向からの偏角である。
図3及び図4は、1つの股関節構造と移動型式を示す。いずれも左右に正面と側面から見る構造を示す。前記股関節軸3は、環状の外筒軸3A内に内部軸3Bを回転可能に挿入した構造をなし、その外筒軸3Aが、前記本体2にベアリング11により回動可能に設けられ、前記内部軸3Bの外側端に前記円枠4が固着されている。前記股関節軸3の外筒軸3Aには、回転伝達輪たるスプロケット12を設け、また、前記膝関節5、5には、回転伝達輪たるスプロケット13、13を設け、これらにロープやベルト14を掛けて外筒軸3Aの回転力を膝関節5に伝達する。ただし、前記スプロケット12と一方のスプロケット13とに、無端状回転伝達部材たるロープやベルト14を平行に掛装し、前記スプロケット12と他方のスプロケット13とに、無端状回転伝達部材たるロープやベルト14を襷状に掛装する。
このように、スプロケット12と、膝関節5に軸支された脚6を駆動するスプロケット13、13とは、掛けるロープやベルト14を平行にするか襷状にするかによって一方を同方向に、他方を逆方向に回転することができる。これにより、2つの脚6、6は互いに逆方向に揺動し、使用するアクチュエータ数を低減する。
また、図3(a)から明らかなように本体2には、1つの円枠4に対応して、回転駆動手段たる脚駆動モータ16と股関節駆動モータ17とが設けられ、その脚駆動モータ16の回転がベルト19Aにより前記外筒軸3Aに伝達され、その股関節駆動モータ17の回転がベルト19Bにより前記内部軸3Bに伝達され、それら駆動モータ16、17は、マイクロコンピュータなどを備えた制御手段18により制御される。そして、前記股関節軸3、膝関節5、5、スプロケット12、13、13及びベルト14、14などにより、二重軸駆動による動力伝達手段20を構成している。
図2及び図3は、移動装置1を脚型移動に使う例を示し、平地、斜地、階段、などの地面21に脚6が接地している。円枠4を付けたまま歩くための負荷を常時強いられるが脚型歩行は確実に実現する。図4は、移動装置1を車輪型移動に使う例を示す。この場合、脚型と異なり、脚運動範囲の拡がりから脚6、6同士の衝突が起き易くなるが、一つの円枠4に脚6、6の加工と取り付けが可能で図4(a)のように脚先運動面を違えることにより衝突は避けられる。
したがって、本発明の移動装置は、構造や構成に全く手を加えることなしに脚6の姿勢角γを腕7の回転角θrに同期させて適切に定めることにより、脚型歩行や車輪型転動を、そして脚型から車輪型へ、あるいは車輪型から脚型に変更する過渡的動作を全て実現する。図6は、これらの状況の直観的理解に有効な脚姿勢の遷移を示す。同図から脚型歩行に欠かせない脚6がやがて天井側に待機させられ車輪型転動に切換わる様相が明らかである。股関節3の回転方向の違いで左右いずれかの進行方向が決まる。車輪型移動では脚6の歩幅制御等は必要なく、いかに効率よく遊脚として待避させるかが重要になる。その最も簡単な制御プログラムは腕の回転角θrに関係なく脚を常時真上に制御することであることは明らかである。
図7と図8は、車輪型移動を繰り返す場合の脚姿勢遷移を示す。ただし、θr対γの関係を異にする。これらの関係は周期2π[rad]の関数式であるためフーリエ展開が可能で、代表点をいくつか与えれば最小2乗法などの近似手法を利用して簡単に定式化できる。このため、データそのものを詳細に記憶する必要はなく、制御手段18は、関係式(省略)の係数だけを記憶するだけでよい。例えば、図7と図8の車輪型転動の実現に必要な関係は図9で表され、θrに対応するγは式から単純に求まる。実際に図7と図8の遷移は、図9中のプログラム1(Data−1)とプログラム2(Data−2)でそれぞれ表される。
図10は脚型歩行から車輪型転動にスムーズに移行する脚姿勢遷移を示す。途中、脚6の姿勢角γに大きく支配されることは言うまでもない。一般に、移動形式の変更時には脚型とも車輪型とも言える中間的な準備的遷移姿勢を適切に定める必要がある。そこでは移行前の脚制御姿態、および移行後に採用する新形式の制御姿態の両方を考慮するのが重要である。この判断は一般に移動距離に余裕がある場合に可能であるが、急な移行を迫られる場合にはその時の姿態に最も近い姿勢を選択するのが妥当である。
図11(a)〜(f)の6種は、移動形式の変更時に選択できる候補である。図11(a)と図11(d)だけ円枠4と2本の脚6、6の3点着地で、他は円枠4と1本の脚6の2点着地である。2点着地の場合無限の姿態が考えられ、同図は代表的な2つを示す。これらの中で図11(a)、(b)、(f)は脚6の回転トルクの負担を軽減する点で優れる。特に図11(a)は前方のみならず後方への移動にも区別せずトルクの負担を軽減する。移動形式の変更を指定するタイミングがθrの如何なる時かによって変更開始までに要する時間は異なるが、最大でもθrの1周期内で達成可能である。
図12は、移動中の装置が移動形式の変更指令を受けた際に適切な脚姿勢制御プログラムを選択して変更を完了するまでに必要な手続きを行う脚姿勢制御装置の機能を示す。図中のプログラムLは、脚型歩行プログラムであり、プログラムWは、車輪型転動プログラムを意味する。また、Yは無矛盾、Nは有矛盾の状態判別を示す。この中で使われる主要なプログラムは、脚型歩行用、そして、車輪型移動用として各種のθr対γの関係式を定めるプログラムである。また、脚型から車輪型に、あるいは車輪型から脚型に切換えるためにとるべき図11中の準備的遷移姿勢につなぐ過渡的脚姿勢生成プログラムである。制御手段18はこれらのプログラムをメニューとして用意しておくことは言うまでもない。ただし、切換え用のプログラムは必ずしもθrの周期関数である必要はない。
このように本実施例では、股関節軸3周りに一定の半径rで回転する膝関節5と、この膝関節5の外側に股関節軸3と同心状に設けた円枠4と、膝関節5に回転可能に設けられ動力伝達手段20により回転する脚6と、この脚6を遊脚状態に制御する制御手段18とを備え、制御装置18により円枠4を車輪として使い、車輪型又は脚型への切換えを可能にしたから、動力伝達手段20により脚6を揺動的に回転して脚式歩行を行い、一方、制御手段18により脚を遊脚状態に制御することにより、車輪を用いて走行することができる。
したがって、特別な機械要素を付加したり付け替えたり、あるいは調整したりすることなしにユーザが装置に乗車したまま脚型歩行、あるいは車輪型転動のいずれの移動型式にも自在に切換え可能となり、また、斜面や前方に障害物を有する場合の車輪型移動において脚6をより天井側に待機させることで脚6と障害物との衝突を避け、車軸の回転力に応じた斜面の乗り越えや障害物への乗り上げが可能となる。
また、本実施例では、股関節軸3を外筒軸3Aとこれに挿入した内部軸3Bで構成することにより、一軸上で、2つの回転駆動力を伝達し、その1つで逆向きに伸びる2つの腕7、7を回転させ、他の1つで両腕7、7先の膝関節5、5周りの脚6、6を互いに逆向きに揺動させ、また、股関節軸3を中心とする膝関節5の膝回転半径rより大きな半径Rの円枠4を腕7に固定してその外側を車輪とし、脚6を概略地面側に向けて立脚相を生成させる脚型移動用プログラムと、概略天井側に向けて遊脚相に待機させる車輪型移動用プログラムと、両者をスムーズにつなげるプログラム、の3種を予め脚姿勢制御装置18に記憶させ、これらを必要に応じて選択可能にしておき、実行プログラムを切換えるだけで特別な機械要素を付加したり付け替えることなしにユーザが装置に乗車したまま脚型歩行、あるいは車輪型転動のいずれの移動型式にも必要に応じて自在に切換えて転用を可能にする。
また、斜面や前方に障害物を有する場合の車輪型移動において脚6をより天井側に待機させることで脚6と障害物との衝突を避け、腕7の回転力に応じた斜面の乗り越えや障害物への乗り上げを可能にした。
脚型歩行では左右股関節の歩幅を違えることで操舵が可能なことは公知の技術(脚型走行方式とその装置、特許文献1)であるが、本発明による車輪型移動では左右股関節軸3、3の回転速度に差をつけるだけでなく回転方向を逆にすることで舵きり性能を向上させることを可能にした。
本発明は、複数の股関節軸3を有する移動装置1に適用できるが、構造や制御の簡素化に有効な装置として、前部と後部の左右にそれぞれ1つの股関節軸3を装備し、各股関節軸3に腕7と同数の2本の脚6、6を備える場合について説明した。各脚6、6に必要なサスペンション機構は既存の技術で容易に実現するため上記の説明では省略した。
要するに、本発明は、股関節軸3から互いに逆方向に腕7、7を伸ばしその先を膝関節5として脚6を揺動させる脚型移動機構において、股関節軸3から膝関節5までの距離を上回る半径の円枠4を腕7に同心状に固定し、その外周を車輪として使う。また、脚型として歩行させ、あるいは車輪型として転動させるため、脚7をそれぞれ股関節軸3の回転に同期させて立脚相、あるいは遊脚相となるように繰り返させる脚姿勢制御装置を備えるものである。
特に、車輪型として転動させる際に不要となる脚6を再び歩行の指令が下るまで路面や障害物に接触しないよう天井方向に制御して待機させる。脚型から車輪型に、あるいはその逆に移動型式を変更する場合には、まず変更に適した脚6の準備姿勢を形成し、その後車輪型移動専用のプログラムを予め保存しておいたプログラムの中から選択して実行する。
利用者は特別な機械要素を付加したり付け替えることなしに、また、他人の介在なしに、乗車したまま簡単なスイッチ操作などの指令1つで脚型歩行、あるいは車輪型転動のいずれの移動型式にも必要に応じて自在に切換えて移動が可能となる。
前記移動形式の変更は装置1を停止させずに移動しながら達成する例であったが、プログラム次第では停止したままでも可能である。特に脚型から車輪型への切換え指令に対しては腕回転角θrがどのような時期にあってもγを適切な値に独立に制御できるので少ない駆動力で脚着地位置を変えずに切換えられる。これとは逆に、車輪型から脚型への切換え指令に対しては、γは動作開始の状態に支配される値しかとれないため、大きな駆動力になることがある。この場合には、駆動力が小さくなるまでθrが変化するのを待つのがエネルギーを有効に使う観点から効果的である。
図13は、2r<L<4rとする本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して違いを詳述する。Lをrの2倍以上に設計するこの例では、脚同士の衝突を回避するため、図13のように一方の脚6に段部22を形成し、該一方の脚6の形状を変形させる。図中、腕回転角θrや脚姿勢角γの駆動機構は実施例1に同じである。実施例1では円枠4が脚6の着地を妨げる事態を起こし易い(図3参照)のに対し、本実施例では円枠4の脚着地妨害は起こりにくくなるため、高い段差や階段などを含む地面21の移動に適することが明らかである。車輪型移動時の脚待避を特徴づけるθr対γの関係も様々に考えられ、また、移動形式の切換えも装置1の移動中に限らず、停止中でも実現することは実施例1と同じである。
この種の構造を導入すると、一方の脚にn個、他方の脚にn+1個の段部を設けることで脚長Lを4r、6r、8r、、、と限りなく増すことが可能である。したがって、実施例3、4、5、、、の存在も容易に理解できるのでこれらについては省略する。ただし、長い脚を使用する場合には脚姿勢角γによっては互いに衝突することが起き易くなるので、脚の歩幅制御や待避制御用のプログラムの作成時には衝突を回避させる注意が必要である。
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。車輪型転動用として示した脚姿勢制御プログラムは一例に過ぎず、例えば、省エネの観点から、装置荷重を支持するために必要な脚駆動モータ16と股関節駆動モータ17への負荷配分の均一化、あるいは、脚と股関節の駆動に必要なトルクの単純和の最小化、あるいは、別の観点として脚運動の滑らかさやコンパクトさの観点から、脚運動速度変化幅の最小化、脚先運動範囲の縮小化、その他に着目して定められる。車輪の役割を果たす円枠4の外側を弾性体にすることは、衝撃や振動を減少させる効果があり、これらの素材は市販品の中に容易に見出し、また、調達できる。
また、上記説明では股関節軸3の内部軸3Bにより腕7及び円枠4の回転に必要な動力を、また、外筒軸3Aにより脚6の揺動に必要な動力を伝達する構造を取上げたが、両者を逆にして内部軸3Bを脚揺動用、また、外筒軸3Aを腕回転用の構造に設計することも容易に想像できる。さらに、脚姿勢制御手段18は、装置の空いた胴体領域に問題なく搭載できる。1つの股関節軸3に備わる2つの脚6、6を互いに逆向きに揺動させる手段も公知の技術により多様なものが考えられる。
さらに、回転伝達部材は、ロープやベルトの他に、チェーン、平歯車やロッドを用いてもよく、また、回転伝達輪たるスプロケットに代えて、平歯車、ロッド直結傘歯車を用いるなど、動力の伝達手段は、適宜選定可能である。
本発明の実施例1を示す移動装置の斜視図であり、図1(A)は脚型歩行状態、図1(B)は車輪型転動状態を示す。 同上、移動装置の斜面移動状態の説明図である。 同上、脚型移動状態の円枠と脚回りを示し、図3(a)は正面図、図3(b)は側面説明図を示す。 同上、車輪型転動状態の円枠と脚回りを示し、図4(a)は正面図、図4(b)は側面説明図を示す。 従来例を示す斜視図であり、図5(A)は脚型移動装置、図5(B)は車輪型移動装置を示す。 本発明の実施例1を示す移動型式切換え時の説明図である。 同上、車輪型移動時の脚動作例説明図である。 同上、車輪型移動時の他の脚動作例説明図である。 同上、車輪型移動状況に必要な腕回転角θrと脚姿勢角γの関係を示すグラフ図である。 同上、移動型式切換え時の動作例を示す説明図である。 同上、移動型式切換えに有効な過渡的脚姿勢を示す説明図である。 同上、脚姿勢制御プログラム決定手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2を示す車輪型転動状態の円枠と脚回りの図面であり、図13(a)は正面図、図13(b)は側面説明図を示す。
符号の説明
1 移動装置
2 本体
3 股関節軸
4 円枠
5 膝関節
6 脚
7 腕
18 制御手段
20 二重軸駆動による動力伝達手段(動力伝達手段)

Claims (1)

  1. 股関節軸周りに一定の半径で回転する膝関節と、この膝関節の外側に前記股関節軸と同心状に設けた円枠と、前記膝関節に回転可能に設けられ動力伝達手段により回転する脚と、この脚を遊脚状態に制御する制御手段とを備え、前記制御装置により前記円枠を車輪として使い、車輪型又は脚型への切換えを可能にしたことを特徴とする脚型車輪型兼用移動装置。
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