JP2008061672A - インプラント用回転振動付与装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】顎骨と強固に結合しているインプラント本体であっても、抜去できる装置を提供する。
【解決手段】モータ104からの回転運動を伝達する回転軸106と、回転軸106に偏心して取り付けられた駆動ピン112と、回転軸106と直交する方向に延び、先端にインプラント本体に形成された多角形穴に挿入可能な多角柱部118aを有する揺動軸118と、揺動軸118に取り付けられ、駆動ピン112の先端と当接可能で前記揺動軸118と平行な2つの平面を有する駒114,116とを有し、2つ平面の一方が他方に対して傾斜している。駆動ピン112が回動軸106回りを円運動して平面と平面との間を移動することによって、揺動軸118を正転・逆転させ、インプラント本体に回転振動を与え、骨から分離する。
【選択図】図1
【解決手段】モータ104からの回転運動を伝達する回転軸106と、回転軸106に偏心して取り付けられた駆動ピン112と、回転軸106と直交する方向に延び、先端にインプラント本体に形成された多角形穴に挿入可能な多角柱部118aを有する揺動軸118と、揺動軸118に取り付けられ、駆動ピン112の先端と当接可能で前記揺動軸118と平行な2つの平面を有する駒114,116とを有し、2つ平面の一方が他方に対して傾斜している。駆動ピン112が回動軸106回りを円運動して平面と平面との間を移動することによって、揺動軸118を正転・逆転させ、インプラント本体に回転振動を与え、骨から分離する。
【選択図】図1
Description
本発明はデンタルインプラントに使用されるインプラント本体が、顎骨にねじ込まれた状態で折れ、かつ、顎骨の皮質骨と強固に結合している場合に、骨からインプラント本体を取り出すことができる装置に関する。
歯を虫歯や歯周病などで失った場合に、顎骨にインプラント本体をねじ込み、これに義歯を固定することで、義歯が簡単には外れてこないようにするデンタルインプラントが知られている。
図8(a)から(d)は、インプラント手術のやり方を説明する図である。インプラント手術では、まず、骨(皮質骨)10にドリルで穴を開けインプラント本体11を、タッピンネジでねじ込んで埋める1次手術をする。術後のインプラント本体11は図8(a)に示すように歯茎13内に埋設された状態となる。次に、仮の歯を作り、3〜6ヶ月掛けて埋め込んだインプラント本体11の周辺の骨10が盛り上がってインプラント本体11を覆い、骨10と強固に結合するまで待つ。
3〜6ヶ月後インプラント本体11が骨10と強固に結合したら、図8(b)に示すように歯茎13を切開してインプラント本体11の頭の部分を掘り出し、インプラント本体11の頂部に螺合している封止キャップ14を取り去る。この後、図8(c)に示すように、ヒーリングアバットメント15を封止キャップ14のねじ込まれていた雌ネジ穴11aにねじ込んで装着する。以上が2次手術と言われる。2次手術の後、歯肉調整すなわち、歯茎13が治るのを待ちヒーリングアバットメント15を外し、図8(d)に示すように、ストレートやアングルタイプのアバットメント16を取り付け、これに義歯17を装着し、完了する。
上述したように、インプラント本体11は、顎骨等に下穴を開けて、タッピングしながらねじ込んで植設しており、その後、骨10が盛り上がって強固に結合する。特に、インプラント本体11がチタン製の場合は、骨肉と非常に親和性が良く、一体と思われるほど密着して固定されている。また、インプラント本体11のネジはタッピンネジなので、ねじ山に切欠があり、この切欠部分にも皮質骨10が入り込んで非常に強固な結合になっている。したがって、インプラントによる義歯17は、通常の入れ歯などとは異なって強固なものとなり、食物を自分の歯と同じように噛むことができる。
しかしながら、インプラント本体11の抜去をしなければならない状況が度々起こっている。たとえば、インプラント本体11が植立して数年後に何らかの理由で折れることがある。中央に封止キャップ14又はヒーリングアバットメント15等と螺合する雌ネジ穴11aがあるが、この雌ネジ穴11aの中間で折れることもある。また、インプラント周囲炎などによりインプラントを植立した周囲の皮質骨10が劣化(ダウングロース)し、治療が必要になることもある。
このような場合、歯茎13を切開してインプラント本体11を露出させるが、インプラント本体11は、その全体が骨10に埋まっていて、突出部分がないので、回転させるために掴む部分がない。仮に、掴むところがあっても、上述したように骨との結合が強固なので、単に、逆方向に回せば取れるというものでもない。無理に回すと、インプラント本体11を破損し、余計に抜去しにくくなってしまう。また、道具やマシンを使用する場合には、口腔内で使用するので、小型のものなければならない。
従来は、このような場合、ホールソーでインプラント本体11の外側に大きな穴を穿け、インプラント本体11の周囲を骨10から分離し、繋がっている底部はちぎり取るしかなかった。そのため、インプラント本体11を取り除いた後には、大きな穴ができ、顎骨が非常に大きくない限り、再度のインプラント本体11の埋設ができなくなってしまう。
本発明は、このような事実から考えられたもので、顎骨と強固に結合しているインプラント本体であっても、抜去できる装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明のインプラント用回転振動付与装置は、回転駆動手段からの回転運動を伝達する回転軸と、該回転軸と一体で、かつ、偏心して取り付けられた駆動ピンと、前記回転軸とほぼ直交する方向に延び、先端にインプラント本体に形成された多角形穴に挿入可能な多角柱部を有する揺動軸と、該揺動軸に取り付けられ、前記駆動ピンの先端と当接可能で前記揺動軸とほぼ平行な2つの面を有する駒とを有し、前記2つの面の一方が他方に対して傾斜していることを特徴としている。
又は、回転駆動手段からの回転運動を伝達する回転軸と、該回転軸と一体で、かつ、偏心して取り付けられた駆動ピンと、前記回転軸とほぼ直交する方向に延び、先端にインプラント本体に設けられた多角形柱が挿入可能な多角柱穴を有する揺動軸と、該揺動軸に取り付けられ、前記駆動ピンの先端と当接可能で前記揺動軸とほぼ平行な2つの面を有する駒とを有し、前記2つの面の一方が他方に対して傾斜していることを特徴としている。
前記駒が2つに分割され、各駒に前記2つの面の1つずつが形成され、各駒と前記揺動軸とが任意の回転位置で固定可能である構成としてもよい。
抜去すべきインプラント本体が発生したときは、歯茎を切り開いてアバットメントをネジを緩めて取り除く。また、折損した部分が雌ネジ穴の底部や、これより下の場合は、さらに歯茎を切り開いて抜去するインプラント本体の頂部を露出させる。インプラント本体の頂部は、骨などに覆われてアバットメントを螺合していた雌ネジ穴とその周辺が見える程度となっている。この雌ネジ穴に角形のヤスリを入れて雌ネジ穴を研削し、丸穴を多角形の穴にする。折損後の雌ネジ穴が浅い場合や無くなった場合は、インプラント本体の中央部に超硬ドリルなどで2,3mmの深さの穴を穿け、その後、前述したのと同じく丸穴を多角形の穴にする。多角形の穴ができたら、揺動軸の多角柱部を入れ、回転駆動手段で回転軸を回転させる。回転軸が回転すると、駆動ピンが揺動軸を微小な角度だけ正転し、同じ角度を逆転させる双方向の回動振動を揺動軸に加える。これによって、多角形部が揺動し、インプラント本体に連続振動を加えて周辺の骨と分離させる。インプラント本体と骨とが分離したら、多角形穴と同じ大きさの多角柱部を有するレンチ等を使用してインプラント本体を回転して取り外すことができる。なお、歯周病などにより、インプラント本体と皮質骨の密着がそれほど強固でないと思われる場合は、中間軸をインプラント本体の雌ネジ穴又は丸穴に螺合し或いは挿入して瞬間接着剤などで固定し、この中間軸に形成された多角形穴に揺動軸の多角形部を入れて連続振動を加えることでインプラント本体と周辺の骨とを分離させるようにしてもよい。中間軸の多角形穴に代えて多角柱を形成し、揺動軸の方に多角形穴を形成することもできる。
このように本発明のインプラント用回転振動付与装置によれば、骨とインプラント本体とが強固に結合していても、インプラント本体を容易に抜去することができる。また、装置そのものも小型にできるので、狭い口腔内での使用も問題なく可能となる。
駒を2つに分けて、それぞれの駒を揺動軸に固定するようにすると、駒に形成された面の角度や形状を変更することができ、揺動軸の往復回動する角度や速度を変更することができる。
多角形は、三角以上であればよいが、三角では穴の形成がしにくい。5角形以上では、丸に近づくので、回転振動を効率的に伝達できない。これらの理由から、四角形が最も効果的である。
以下、図1は、本発明のインプラント用回転振動付与装置の断面図である。インプラント用回転振動付与装置100は、歯科医師などの術者が手で持てる程度の大きさで、フレーム102と、このフレーム102内に内蔵されたモータ104と、モータ104の回転軸106を有する。回転軸106は中間をボールベアリング108で支持され、先端にブロック110が取り付けられている。ブロック110の中心から外れた位置に駆動ピン112が、回転軸106と平行に設けられている。
駆動ピン112の先端には、2つの駒114,116があり、この駒114,116の中心に揺動軸118が嵌合され、駒114と116は、それぞれ押しネジ120,120により揺動軸118に固定されている。揺動軸118の先端部分は、矩形の多角柱部118aになっている。
図2は、駒114,116と揺動軸118の部分の斜視図である。駒114と駒116は、円筒形状の一部を円筒の中心軸と平行な平面で切断した形状で、平面114aと平面116aとを有する。そして、駒114,116は、平面114aと平面116aとが同一面内に入らないように、相手側の平面に対して角度α傾斜するように取り付けられる。2つの平面114a,116aの成す角度αは、押しネジ120を緩めて各駒114,116を回転し、所定の位置で締め付けることで、所望の角度に設定することができる。
駆動ピン112の先端は、平面114a又は116aのいずれかに当接するようになっていて、回転軸106が回転すると、駆動ピン112が回転軸106の回りを公転(円運動)する。駆動ピン112の公転方向が、図2の矢印aに示す方向であると、駆動ピン112の先端が平面114aの図2の下方から上方に摺動し、これによって、揺動軸118は矢印b方向に若干の角度だけ回転する。
駆動ピン112が円運動を続けると、やがて、平面114aから平面116aに移行する。駆動ピン112が平面116a上を図2の上から下に向かって摺動すると、揺動軸118は、矢印bと反対の矢印c方向に若干の角度だけ回転することになる。
駆動ピン112が円運動を続けると、その先端は、平面116aから平面114aに移行し、揺動軸118を矢印b方向に回転させる。以上を繰り返すことで、揺動軸118は、矢印bと矢印cの双方向に同じ角度だけ交互に回動し、回転振動することになる。揺動軸118がb方向又はc方向に回転する角度は等しく、平面114aと平面116aの成す角αにより決められる。
本発明のインプラント用回転振動付与装置100は、回転軸106と、揺動軸118とがほぼ直角になっている。このような構成とすることで、揺動軸118の多角柱部118aを、インプラント本体11の多角形穴11bに入れ易くすることができる。
また、本発明のインプラント用回転振動付与装置100は、上記の構成なので、構成が簡単であり、小型化し易く、歯科用として実用性が高い。
次に、このインプラント用回転振動付与装置100を用いてインプラント本体11を抜去する方法を、図3を用いて説明する。
図3は、折れて抜去すべきインプラント本体を露出させた状態を示す図で、(a)は縦断面図で、(b)は上面図である。歯茎13を切開して露出させたインプラント本体11は、上部が欠損し、外側は骨10に埋まっており、アバットメント16を取り付けていた雌ネジ穴11aの一部が見える程度になっている。
この雌ネジ穴11aに図4(a)に示すように、角形ダイヤモンドヤスリ21を入れて、雌ネジ穴11aの深さ方向の往復動を加える。雌ネジ穴11aは、切削によりねじ山が無くなり、さらに、角形ダイヤモンドヤスリ21の角で研削することで、図4(b)に示すように丸い雌ネジ穴11aが四角の多角形穴11bになる。
こうして出来た多角形穴11bに、図5(a)に示すように、本発明のインプラント用回転振動付与装置100の揺動軸118の多角柱部118aを入れる。回転軸106と多角柱部118aとが直交しているので、多角形穴11bに入れやすくなっている。多角形穴11bに多角柱部118aを入れた状態を拡大して図5(b)に示す。この後、回転駆動手段としてのモータ104を回転する。モータ104が回転すると、回転軸106が回転し、駆動ピン112が回転軸106の周囲を円運動する。駆動ピン112の円運動により、駆動ピン112の先端は円を描いて、図2の平面114aと平面116aの間を往復しながら摺動し、揺動軸118に比較的小さい回転角の往復回転をさせる。この往復回転による振動はインプラント本体11に加わり、インプラント本体11と骨10との分離が少しずつ進行していく。
インプラント本体11と骨10との分離がされたら、多角形穴11bに隙間無く挿入できる四角レンチ(図示せず)などを入れ、これをねじ込みと逆方向に回転させれば、インプラント本体11は簡単に回転するので、抜去することができる。
本願の発明者は、抜去時の状況により、モータ104の回転数を6,000〜35,000rpmとして、インプラント本体11に、1〜8゜、好ましくは、2〜7゜の正転と逆転を繰り返し加えることを0.5〜3分間程度続けると、インプラント本体11と皮質骨10との分離が良くなることを見いだした。
また、インプラント本体11に形成される多角形穴11bの方が揺動軸118の多角柱部118aより大きく、多角形穴11bと、揺動軸118の多角柱部118aとの間に、若干の隙間ができることが望ましい。揺動軸118が隙間の分だけ空転することで、衝撃力が多角形穴11bに加わり、皮質骨10とインプラント本体11との分離を促進できるからである。
図6(a)は、インプラント本体11が、雌ネジ穴11aの中間で折れ、雌ネジ穴11aの深さが少ない場合の例である。この場合、ドリルなどで、雌ネジ穴11aの下に穴11cを穿け、ここに角形ダイヤモンドヤスリ21を入れて、その角で研削して、図4(b)に示す四角の多角形穴11bにする。その後は、前述した実施例と同様にして振動を加え、緩めて抜き取ることになる。
図6(b)は、雌ネジ穴11aに中間軸18を螺合してインプラント本体11を抜去する例である。歯槽膿漏などで、インプラント本体11と骨10との結合が比較的弱い場合に向いている。ここでは、雌ネジ穴11aに瞬間接着剤等を塗布した中間軸18をねじ込んでいる。接着剤が固化したら、中間軸18の頂部に形成されている四角の多角形穴18aに揺動軸118の多角柱部118aを入れ、振動を加えて緩めることでインプラント本体11を抜去するのである。また、図6(a)のように折れて雌ネジ穴11aが浅くなった場合や、雌ネジ穴11aが無くなった場合、インプラント本体11に追加穴を開けて、中間軸18の先端のネジ部を挿入して中間軸18をインプラント本体11に螺合せずに、接着剤で固定するだけでもよい。
図7は、インプラント用回転振動付与装置100の他の実施例である。揺動軸118の多角柱部118aに代えて、多角形穴を有するボックス118bを取り付けている。このような構成によって、中間軸18の上部は、多角柱にすることができる。
本発明の実施例では、2つの駒114,116を使用し、それぞれが揺動軸118に止めネジ120で固定できるようにしている。これによって、平面114a,116aの角度αを変更することが可能である。しかし、角度αを変更する必要が無い場合は、駒114と駒116を一体化し、1つの駒に2つの平面114a,116aを形成する構成としてもよい。
また、本発明では多角柱部118aとして四角柱としているが、四角に限定されるものではない、三角以上であればよい。ただし、三角穴は形成しにくく、5角形以上だと丸に近づき、回転振動の伝達効率が低下する。これらの理由から四角形が効果的である。
また、四角形の場合でも、正方形に限定されるものでもない。板状に近い長方形としてもよい。
10 骨
11 インプラント本体
11b 多角形穴
100 インプラント用回転振動付与装置
102 フレーム
104 モータ(回転駆動手段)
106 回転軸
112 駆動ピン
114,116 駒
114a,116a 平面
118 揺動軸
118a 多角柱部
11 インプラント本体
11b 多角形穴
100 インプラント用回転振動付与装置
102 フレーム
104 モータ(回転駆動手段)
106 回転軸
112 駆動ピン
114,116 駒
114a,116a 平面
118 揺動軸
118a 多角柱部
Claims (3)
- 回転駆動手段からの回転運動を伝達する回転軸と、該回転軸と一体で、かつ、偏心して取り付けられた駆動ピンと、前記回転軸とほぼ直交する方向に延び、先端にインプラント本体に形成された多角形穴に挿入可能な多角柱部を有する揺動軸と、該揺動軸に取り付けられ、前記駆動ピンの先端と当接可能で前記揺動軸とほぼ平行な2つの面を有する駒とを有し、前記2つの面の一方が他方に対して傾斜していることを特徴とするインプラント用回転振動付与装置。
- 回転駆動手段からの回転運動を伝達する回転軸と、該回転軸と一体で、かつ、偏心して取り付けられた駆動ピンと、前記回転軸とほぼ直交する方向に延び、先端にインプラント本体に設けられた多角形柱が挿入可能な多角柱穴を有する揺動軸と、該揺動軸に取り付けられ、前記駆動ピンの先端と当接可能で前記揺動軸とほぼ平行な2つの面を有する駒とを有し、前記2つの面の一方が他方に対して傾斜していることを特徴とするインプラント用回転振動付与装置。
- 前記駒が2つに分割され、各駒に前記2つの面の1つずつが形成され、各駒と前記揺動軸とが任意の回転位置で固定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインプラント用回転振動付与装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006239792A JP2008061672A (ja) | 2006-09-05 | 2006-09-05 | インプラント用回転振動付与装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2006
- 2006-09-05 JP JP2006239792A patent/JP2008061672A/ja active Pending
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