JP2008061204A - 携帯無線機 - Google Patents

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俊夫 高木
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Abstract

【課題】
携帯無線機は、組み立て後の無線機の受信感度にバラつきがあると、再度、感度調整等の調整工程が必要となり、組み立てが容易で、受信感度が良く、感度バラつきの少ない携帯無線機の実現が望まれている。
【解決手段】
少なくとも内面が導電性部材で構成された筐体と、上記筐体に装着されたアンテナと、上記アンテナの外部導体と勘合される金属部材と、上記筐体内に装着され、少なくともシャーシ部分を有する基板ユニットを有し、上記金属部材は、複数のバネ部材を備え、上記基板ユニットの上記シャーシ部分が上記複数のバネ部材に押圧を与えることにより、上記金属部材が上記筐体および上記アンテナの外部導体に密着させるように構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯無線機に関し、特に、アンテナの受信感度を高めた携帯無線機に関するものである。
従来の携帯無線機のアンテナ取り付け部では、導電性ガスケットを無線機の筐体接地面とアンテナのコネクタとの間に配置し、両面テープで貼付け、アンテナの外部導体と導電性ガスケットを固定していた。その後、携帯無線機の回路部分を搭載した基板ユニットを携帯無線機の筐体に組込み、導電性ガスケットを挟み込み、携帯無線機の筐体と、アンテナのコネクタ、導電性ガスケットおよび基板ユニットを密着させる構造としていた。しかしながら、導電性ガスケットは、電気抵抗も高く、変形し易いという欠点がある。その為、携帯無線機の組み立て過程で、組み立てのバラつきが発生し、携帯無線機の受信感度にバラつきが発生することが分かった。
而して、携帯無線機は、多量に組み立て生産される機種であり、組み立て後の無線機の受信感度にバラつきがあると、再度、感度調整等の調整工程が必要となり、出荷に支障をきたすこととなる。従って、組み立てが容易で、受信感度が良く、そして、感度バラつきのない、あるいは、少ない携帯無線機の実現が望まれている。
特に、発見されていない。
携帯無線機は、多量に組み立て生産される機種であり、組み立て後の無線機の受信感度にバラつきがあると、再度、感度調整等の調整工程が必要となり、組み立てが容易で、受信感度が良く、感度バラつきの少ない携帯無線機の実現が望まれている。
本発明の目的は、受信感度を向上させた携帯無線機を提供することである。
本発明の他の目的は、感度バラつきのない、あるいは、少ない携帯無線機を提供することである。
本発明の更に他の目的は、組み立てが容易な携帯無線機を提供することである。
本発明は、少なくとも内面が導電性部材で構成された筐体と、上記筐体に装着されたアンテナと、上記アンテナの外部導体と勘合される金属部材と、上記筐体内に装着され、少なくともシャーシ部分を有する基板ユニットを有し、上記金属部材は、複数のバネ部材を備え、上記基板ユニットの上記シャーシ部分が上記複数のバネ部材に押圧を与えることにより、上記金属部材が上記筐体および上記アンテナの外部導体に密着するように構成される。
また、本発明の携帯無線機において、上記金属部材は、上記アンテナからの同軸ケーブルが導出される穴部と少なくとも1つの突出部を有し、上記突出部に上記バネ部材が設けられ、上記バネ部材は、弾性変形内でたわむ程度の押圧が上記シャーシ部分から加えられるように構成される。
以上説明したように、本発明によれば、受信感度の良い携帯無線機が実現できる。また、組み立てが容易で、受信感度のバラつきが少ないため、量産機種である携帯無線機として極めて優れている。
以下、本発明の一実施例を図1〜図4を用いて説明する。図1は、本発明で用いられる板金部材101を示している。この板金部材101は、アルミニュームや銅等の電気伝導の良い金属で構成されている。図1において、図1(A)は、板金部材を上から見た平面図、図1(B)は、板金部材の平面図、図1(C)は、板金部材の側面図である。図2は、図1に示す板金部材を携帯無線機のアンテナ部分に装着した状態を示す斜視図である。図3は、アンテナ接続部分の拡大図である。図4は、アンテナ接続部分に板金部材を装着した側面図を示している。
図1〜図4において、101は、板金部材、102は、板金部材101の穴部を示し、この穴部102にアンテナ接続部の突起部301(図3に示す。)が勘合する。103は、弾性を有するバネ部材(以下、第1のバネ部材という。)、104は、板金部材101の突出部(以下、右突出部と称する。)、105は、右突出部104に設けられた弾性を有するバネ部材(以下、第2のバネ部材という。)である。106は、板金部材101の突出部(以下、左突出部と称する。)、107は、左突出部106に設けられた弾性を有するバネ部材(以下、第3のバネ部材という。)である。108は、板金部材101をアンテナ接続部に装着する場合の位置合わせ用突起部、109は、穴部102の側壁である。108および109については後述する。なお、右突出部104および左突出部106の長さや形状は、携帯無線機の構造によって種々設定される。また、第1のバネ部材103は、2個、第2のバネ部材105は、3個、第3のバネ部材107は、1個設けられているが、これらに限定されるものではない。更に、各バネ部材は、板金部材101の一部分を湾曲加工して弾性力を持たせている。
図2は、アンテナ201をアンテナ接続部202を介して携帯無線機の筐体204に装着した状態を示している。203は、アンテナ接続部202の円形凸部を示し、この円形凸部203が携帯無線機の筐体204と勘合してアンテナ201を筐体204に固定している。また、板金部材101の穴部102には、図3に示すようにアンテナ接続部202の円形凸部203上に形成された一部矩形状の凸部301が挿入されるように構成されている。205は、アンテナ201からの信号を携帯無線機の回路部分を搭載した基板ユニットに伝送するための同軸線路(または同軸ケーブル)である。
図4は、携帯無線機の一部側面図を示し、アンテナ201がアンテナ接続部202を介して筐体204に取り付けられた状態を示している。そして、アンテナ201は、外部導体と内部導体(図示せず。)で構成され、アンテナ接続部202の円形凸部203および円形凸部203上に形成された一部矩形状の凸部301は、導電性の部材、例えば、アルミニュームや銅等の電気伝導の良い金属で構成されている。401は、RF回路部(高周波回路部)やIF部(中間周波回路部)等の携帯無線機の送受信回路部を搭載したシャーシであり、402は、携帯無線機の送受信回路部の基板ユニットを示している。
そして、携帯無線機を組み立てた場合、即ち、携帯無線機の送受信回路部を筐体204に装着した場合、送受信回路部を搭載したシャーシ401は、その端部403が第2のバネ部材105および第3のバネ部材107に押圧を与え、板金部材101を筐体204に押付ける働きをする。図4では、405で示す部分で板金部材101が筐体204に密着している。また、携帯無線機の送受信回路部の基板ユニット402は、その端部404が第1のバネ部材103に押圧を与え、板金部材101をアンテナ接続部202の円形凸部203上に形成された一部矩形状の凸部301に押付ける働きをする。図4では、406で示される部分で板金部材101が一部矩形状の凸部301の面に密着している。
以上のように構成することによって本発明の携帯無線機が受信感度が良く、組み立てが容易で、しかも、受信感度のバラつきが少ないことを説明する。まず、携帯無線機の受信感度をよくするためには、アンテナの外部導体がアース電位であることが必要である。また、送受信回路部を搭載したシャーシ401および携帯無線機の送受信回路部の基板ユニット404のアース電位部分は、できるだけ筐体204と同電位、即ち、アース電位であることが必要である。そのため、本発明で使用される板金部材101は、これら全ての目的を達成するような構成を備えている。まず、板金部材101に穴部102を設け、その穴部102にアンテナ201のケーブルを通過させ、アンテナ部の外部導体(一部矩形状の凸部301)と板金部材101を合致させる構造とした。また、その際、合致した部位が動かないようにするために位置合わせ用突起部108と穴部102の側壁109がアンテナ接続部202の円形凸部203上に形成された一部矩形状の凸部301に勘合するように構成されている。これによって板金部材101が容易に、しかも、どの携帯無線機であってもアンテナ接続部202の同じ位置でアンテナの外部導体に取り付けることが可能となる。また、このように構成するとアンテナ接続部202に板金部材101を組み込んだ時に、板金部材101の自重落下防止の役割を果たし、また、回転防止の役割も果たす。従って、組み立てが極めて簡単であり、しかも、位置決めが正確に行われるので、受信感度のバラつきも少なくできる。
次に、板金部材101に第1のバネ部材103、第2のバネ部材105、第3のバネ部材107を設け、携帯無線機の送受信回路部を搭載したシャーシ401および送受信回路部の基板ユニット402は、第2のバネ部材105、第3のバネ部材107および第1のバネ部材103に押圧を与え、板金部材101を筐体204およびアンテナ接続部202の一部矩形状の凸部301に押付け、密着させることができるので、アンテナの外部導体、板金部材101および筐体204との接触を高める構造となっている。更に、携帯無線機の送受信回路部を搭載したシャーシ401および送受信回路部の基板ユニット402のアース部分も板金部材101を介して筐体204に確実に接触されるので、これらも筐体204と同電位に保つことが可能となる。なお、上述した筐体204は、導電性の金属ケースで構成することもできるが、樹脂製の筐体204で、内部を金属メッキした筐体を使用することもできる。
上述の第1のバネ部材103、第2のバネ部材105、第3のバネ部材107は、それぞれ弾性変形内でたわみ、また、複数個のバネ部材を配置し、密着箇所が複数箇所になるようにしているので、板金部材101がアンテナ201の外部導体、筐体204、シャーシ401および基板ユニット402と完全に密着する構造になっている。結果としてアンテナ201の外部導体は、板金部材101を介して筐体に密着するため、アンテナ201の外部導体の電位は、筐体204の電位、即ち、アース電位となるので、受信感度が良くなる。また、携帯無線機の送受信回路部を搭載したシャーシ401および送受信回路部の基板ユニット402も板金部材101を介して筐体204に完全に接触されるので、特に、高周波回路部の接地部分の電位を筐体204と同じアース電位にすることで、受信感度を良くすることができる。
図5は、携帯無線機の受信感度特性を示す図である。図5において、横軸は、チャネル番号、縦軸は、入力レベル(dBm)を示している。なお、使用周波数帯は、約260MHz帯で、入力レベルは、RSSI(Received Signal Strength Indicator)表示である。また、●印は、アンテナのみの場合の測定データを示し、×印は、アンテナに板金部材101を装着した場合の測定データを示している。図5から明らかなようにアンテナに板金部材101を装着した場合の方がアンテナのみの場合に比べて大幅に改善されていることが分かる。
更に、板金部材101の第1のバネ部材103、第2のバネ部材105、第3のバネ部材107の根元の部分(110で示す部分)を円弧状に形成することにより、バネ部に接触加重が掛かった時に、バネ部の根元に応力集中が起こって亀裂が入ることを防ぐ働きをする。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された携帯無線機の実施例に限定されるものではなく、上記以外の携帯無線機に広く適応することが出来ることは、言うまでも無い。
本発明で使用される板金部材の構成を示す図である。 本発明の一実施例の斜視図を示す図である。 本発明で使用されるアンテナの接続部分を示す斜視図である。 本発明の一実施例のアンテナ接続部分の拡大側面図を示す。 本発明を適用した場合の携帯無線機の受信感度特性を示す図である。
符号の説明
101:板金部材、102:穴部、103、105、107:バネ部材、104、106:突出部、108:位置合わせ用突起部、109:側壁、110:湾曲部、201:アンテナ、202:アンテナ接続部、203:円形凸部、204:筐体、205:同軸ケーブル、301:一部矩形状の凸部、401:送受信回路部を搭載したシャーシ、402:送受信回路部の基板ユニット。


















Claims (1)

  1. 少なくとも内面が導電性部材で構成された筐体と、上記筐体に装着されたアンテナと、上記アンテナの外部導体と勘合される金属部材と、上記筐体内に装着され、少なくともシャーシ部分を有する基板ユニットを有し、上記金属部材は、複数のバネ部材を備え、上記基板ユニットの上記シャーシ部分が上記複数のバネ部材に押圧を与えることにより、上記金属部材が上記筐体および上記アンテナの外部導体に密着させることを特徴とする携帯無線機。












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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018505630A (ja) * 2014-12-22 2018-02-22 レイセオン カンパニー ラジエータ、ラジエータの無半田相互接続、および、ラジエータの接地エレメント
US10199724B2 (en) 2015-05-25 2019-02-05 Tyco Electronics Japan G.K. Antenna

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