JP2008060023A - 照明装置、液晶装置及び電子機器 - Google Patents

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JP2008060023A JP2006238598A JP2006238598A JP2008060023A JP 2008060023 A JP2008060023 A JP 2008060023A JP 2006238598 A JP2006238598 A JP 2006238598A JP 2006238598 A JP2006238598 A JP 2006238598A JP 2008060023 A JP2008060023 A JP 2008060023A
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Toyohiro Sakai
豊博 酒井
Hiroki Sakamoto
洋樹 酒本
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Abstract

【課題】照明光の輝度や色度を容易に変化させることができるとともに、照明光の輝度や
色度のばらつきを低減してそれらの均一性を確保することのできる照明装置を実現する。
【解決手段】本発明の照明装置10は、一対の発光素子11A,11Bと、一対の発光素
子にそれぞれ対向する入射端面11Aa,11Baを両端部に備え、両端部の入射端面か
ら導入された光をその進行方向である第1方向F1及び第1方向と逆向きの第2方向F2
に分散させた状態で共に第1方向及び第2方向と交差する第3方向F3に偏向して出射す
る第1導光部12と、第1導光部より出射した光を前記第3方向に分散させた状態で第1
方向及び第2方向並びに第3方向と交差する第4方向に偏向して面状に照明光を出射する
第2導光部13と、一対の発光素子の点灯の状態をそれぞれ独立に制御可能に構成された
素子制御手段と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は照明装置、液晶装置及び電子機器に係り、特に、液晶表示体のバックライトと
して好適な照明装置の構造に関する。
一般に、液晶表示体の照明装置として液晶表示体の背後に配置されるバックライトが用
いられており、比較的小型のバックライトとしては、LED等の発光素子を導光板の端面
に対向配置させてなるサイドライト型の照明装置が用いられることが多い。
上記のような照明装置においては、通常、照明光を白色とし、液晶表示体の内部におい
てサブ画素ごとに異なる色の複数のフィルタを形成し、これらのフィルタを配列させてな
るカラーフィルタによって複数のサブ画素により所定の色調を得るようにしているため、
いずれかのフィルタ色に近い色の表示を行う場合には、照明光の輝度が大きく低下し、充
分な視認性を得ることができない。そこで、フィルタ色に近い色でウォーニング表示を行
う際に照明光の輝度を高めることにより、視認性を向上させる技術が知られている。例え
ば、以下の特許文献1では、白色LEDとともに赤色LEDを導光板の光入射面(端面や
背面など)に沿って配置し、通常のカラー表示では白色LEDのみを点灯させるが、赤色
のウォーニング表示を行うときにはさらに赤色LEDをも点灯させて視認性を向上させて
いる(図3、図8等参照)。また、通常のカラー表示ではLEDの輝度を80%程度とし
ておき、ウォーニング表示の際にはLEDの輝度を100%に高める方法も提案されてい
る(図6及び図7参照)。
特開2004−70193号公報
しかしながら、前述の照明装置では、導光板の光入射面に対向するように複数の白色L
EDと赤色LEDとを適宜に配列させていることから、通常のサイドライト型の照明装置
と同様にLEDの配列間隔やLEDの光放出面と導光板の光出射エリアとの距離に応じて
照明光の輝度や色度のばらつきが生ずる場合があるとともに、色の異なるLEDを配列し
たり、或いは、LEDの輝度を変化させたりしていることにより、通常の照明装置に比べ
て導光板の光出射面上の輝度や色度の均一性を確保することが難しくなるという問題点が
ある。すなわち、上記の照明装置ではウォーニング表示の視認性を向上させることはでき
るが、その代わりに表示品位が低下したり、或いは、照明光の輝度や色度の均一性を高め
るための余分な設計上の配慮が必要となったりする場合があった。
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、照明光の輝度や色度
を容易に変化させることができるとともに、照明光の輝度や色度のばらつきを低減してそ
れらの均一性を確保することができる照明装置、及び、これを備えた液晶装置を提供する
ことにある。
斯かる実情に鑑み、本発明の照明装置は、一対の発光素子と、該一対の発光素子にそれ
ぞれ対向する入射端面を両端部に備え、該両端部の入射端面から導入された光をその進行
方向である第1方向及び該第1方向と実質的に逆向きの第2方向にそれぞれ分散させた状
態で共に前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に偏向して出射する第1導光
部と、該第1導光部より出射した光を前記第3方向に分散させた状態で前記第1方向及び
前記第2方向並びに前記第3方向と交差する第4方向に偏向して面状に照明光を出射する
第2導光部と、前記一対の発光素子の点灯の状態をそれぞれ独立して制御可能に構成され
た素子制御手段と、を具備することを特徴とする。
この発明によれば、一対の発光素子が放出した光が第1導光部において第1方向及び第
2方向に分散された状態で共に第3方向に偏向され、さらに第2導光部において第3方向
に分散された状態で第4方向に偏向されることにより、面状の光源となる。この場合、一
対の発光素子のいずれから放出された光も第1導光部によって第1方向及び第2方向に分
散された状態で第3方向へ出射されてから第2導光部に導入されるので、第2導光部より
出射される照明光の輝度及び色度の均一性を容易に確保することができる。また、素子制
御手段により一対の発光素子の点灯の状態をそれぞれ独立して制御可能にすることにより
照明光の輝度や色度を変化させることが可能になる。
本発明において、前記一対の発光素子は相互に異なる可視スペクトル分布を有する光を
放出することが好ましい。これによれば、一対の発光素子の点灯の状態をそれぞれ独立に
制御することで異なる色相の照明光を得ることができる。
本発明において、前記一対の発光素子は、光放出面と、該光放出面の反対側に設けられ
た実装面とを有していることが好ましい。これによれば、光放出面の反対側に実装面を有
する発光素子を用いることにより、発光素子の放熱性を高めることができるとともに高パ
ワー化が可能になり、しかも、光放出方向の厚みを低減できるため、照明装置の小型化を
図ることが可能になる。
本発明において、前記素子制御手段は、前記一対の発光素子の点灯・消灯状態を独立し
て切り替え可能に構成されていることが好ましい。これによれば、素子制御手段により、
一対の発光素子の点灯・消灯状態の全ての組み合わせを任意に選択することが可能になる
。すなわち、一方の発光素子のみを点灯させる場合、他方の発光素子のみを点灯させる場
合、及び、双方を点灯させる場合の3種類の組み合わせで照明光を得ることができる。
次に、本発明の液晶装置は、一対の発光素子と、該一対の発光素子にそれぞれ対向する
入射端面を両端部に備え、該両端部の入射端面から導入された光をその進行方向である第
1方向及び該第1方向と逆向きの第2方向にそれぞれ分散させた状態で共に前記第1方向
及び前記第2方向と交差する第3方向に偏向して出射する第1導光部と、該第1導光部よ
り出射した光を前記第3方向に分散させた状態で前記第1方向及び前記第2方向並びに前
記第3方向と交差する第4方向に偏向して面状に照明光を出射する第2導光部と、前記一
対の発光素子の点灯の状態をそれぞれ独立して制御可能に構成された素子制御手段と、前
記第2導光部に対して前記第4方向の側に配置された液晶表示体と、を具備することを特
徴とする。
この発明によれば、一対の発光素子が放出した光が第1導光部において第1方向及び第
2方向に分散された状態で共に第3方向に偏向され、さらに第2導光部において第3方向
に分散された状態で第4方向に偏向されることにより、面状の光源となる。この場合、一
対の発光素子のいずれから放出された光も第1導光部によって第1方向及び第2方向に分
散された状態で第3方向へ出射されて第2導光部に導入されるので、第2導光部より出射
される照明光の輝度及び色度の均一性を容易に確保することができる。また、素子制御手
段により一対の発光素子の点灯の状態をそれぞれ独立して制御可能であるため、照明光の
輝度や色度を変化させることが可能になる。したがって、照明光の均一性に起因する表示
の高品位化を図ることができるとともに、照明光の輝度又は色度を変化させることで表示
内容に適した表示態様を実現することが可能になる。
本発明において、前記一対の発光素子は相互に異なる可視スペクトル分布を有する光を
放出することが好ましい。これによれば、一対の発光素子の点灯状態を制御することで異
なる色相の照明光を得ることができる。
本発明において、前記素子制御手段は、前記液晶表示体の表示内容に応じて前記一対の
発光素子の点灯・消灯状態の組み合わせを切り替えることが好ましい。これによれば、表
示内容に応じて一対の発光素子の点灯状態を制御することにより、照明光の輝度や色度を
変更して表示内容に適した表示態様を実現することができる。
本発明において、前記液晶表示体には配線基板が実装され、該配線基板は前記第1導光
部の側方外側を通過して背面側に延在し、前記配線基板の前記第1方向及び前記第2方向
に沿った通過範囲は前記一対の発光素子の収容部位を覆わないことが好ましい。これによ
れば、配線基板が一対の発光素子の収容部位を外側から覆うことがなくなるので、発光素
子の放熱性を高めることができる。より具体的には、配線基板の通過範囲は、一対の発光
素子の収容部位を避け、第1方向及び第2方向に沿って見たときに当該収容部位の間に限
定して設定されていることが好ましい。
本発明において、前記液晶表示体の第1表示内容と第2表示内容を切り替え可能に制御
する表示制御手段をさらに具備し、該表示制御手段が前記液晶表示体に前記第1表示内容
を表示させる際には前記素子制御手段が前記一対の発光素子のいずれか一方のみを点灯さ
せ、前記表示制御手段が前記液晶表示体に前記第2表示内容を表示させる際には前記素子
制御手段が前記一対の発光素子の双方を点灯させることが好ましい。このように表示制御
手段により第1表示内容と第2表示内容とを切り替え可能に構成する場合には、第1表示
内容を一方の発光素子のみが点灯した状態で表示させ、第2表示内容を双方の発光素子が
点灯した状態で表示させることで、表示内容に応じて照明光の輝度や色度を変化させるこ
とにより、表示内容に適した表示態様を実現することができる。
本発明の電子機器は、上記いずれかに記載の液晶装置と、該液晶装置に電力を供給する
電力供給部とを有することを特徴とする。このような電子機器としては、車載用の各種の
表示装置が挙げられる。
[照明装置]
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は本発明に
係る照明装置の実施形態を示す平面図である。照明装置10は、LED(発光ダイオード
)等からなる一対の発光素子11A、11Bと、これらの発光素子11A、11Bの光放
出面11Aa、11Baとそれぞれ対向若しくは当接する光入射面12Aa、12Baを
両端部に備えた第1導光体(ライトパイプ)12と、第1導光体12の光出射面12bに
対向若しくは当接する光入射面13aを備えた第2導光体(導光板)13とを有している
ここで、第1導光体12はアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透光性素材よりな
り、発光素子11A、11Bの光放出面11Aa、11Baから放出された光を第1方向
(図示右方向)F1及びこれと逆向きの第2方向F2(図示左方向)にそれぞれ伝播させ
ながら、いずれも徐々に第3方向(図示上方向)F2に偏向させることにより、上記光を
第1方向及び第2方向に分散させて第2導光体13に導くように構成されている。図示例
では第1導光体12は一方の端部に設けられた光入射面12Aaから反対側の端部に設け
られた光入射面12Baへ向けて柱状に構成され、光出射面12bの反対側に設けられた
後面12cによって第2方向F2へ光が偏向される。ここで、後面12cは適宜の凹凸構
造、散乱層等が設けられて当該偏向特性を奏するようになっている。例えば、後面12c
に光入射面12Aaに対して斜めに傾斜した全反射面と、光入射面12Baに対して斜め
に傾斜した全反射面とを交互に形成して凹凸構造とし、この凹凸構造によって一対の発光
素子11A,11Bの光放出面11Aa,11Baのいずれから放出された光も第1方向
F1及び第2方向F2から同じ第3方向へと偏向されるように構成することができる。ま
た、後面12cに印刷等によって適宜の大きさの散乱層を多数分散配置してもよい。この
場合には、基本的には第1方向F1及び第1方向F2へそれぞれ進行する第1導光体12
の内部伝播光が散乱層に入射することで、散乱層に入射した光が第3方向F3の側へと散
乱されるので、全体として第3方向F3に沿った出射光が得られる。
第2導光体13はアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透光性素材よりなり、平面
視矩形の板状に構成され、一つの端面(図示下端面)で構成される光入射面13aから第
3方向F3に光が入射し、内部を同方向F3に向けて伝播するようになっている。そして
、この内部伝播光は徐々に光出射方向である第4方向(図の紙面と直交する方向)に偏向
され、光出射面13b(図示手前の面)から出射するように構成されている。このように
第3方向F3に進む内部伝播光を第4方向に偏向させる手段としては、例えば、光出射面
13bの反対側にある背面13c(図示奥側の面)上に構成された凹凸構造や散乱層など
が挙げられる。
第2導光体13の背後には白色ポリエチレンシート等よりなる反射シート14が配置さ
れ、上記背面13cより漏出した光を反射させて再び第2導光体13の内部に戻し、光出
射面13bより出射させるようになっている。反射シート14は発光素子11A,11B
及び第1導光体12の背面側にも配置されていることが好ましく、また、第1導光体12
及び第2導光体13の端面に対しても対向して設けられていることが望ましい。
上記発光素子11A、11B、第1導光体12及び第2導光体13はアルミニウム、銅
、ステンレス鋼等の金属その他の熱伝導率の良好な放熱体(背面シャーシ)15により支
持されている。放熱体15は上記発光素子11A、11B、第1導光体12及び第2導光
体13の背面及び側面を覆い、少なくとも光出射面13bを露出させる開口部を有するケ
ース状に構成され、上記発光素子11A、11B、第1導光体12及び第2導光体13を
収容するように構成されていることが好ましい。
発光素子11A,11Bの上記光放出面11Aa、11Baの反対側には実装面11A
b、11Bbが設けられ、発光素子11A、11Bは、当該実装面11Ab、11Bbが
光源基板16に向く姿勢で光源基板16上に実装されている。光源基板16は熱伝導テー
プ、放熱グリス、熱伝導ラバーなどの男性部材等よりなる熱伝導性部材17を介して放熱
体15の側板部15sの内面に熱接触している。特に、光源基板16は放熱体15に対し
て熱伝導性部材17による接着等により固定されていることが好ましい。
本実施形態において、一対の発光素子11A、11Bから放出された光は第1導光体1
2によって第1方向F1及び第2方向F2に沿って延長された光源(線状光源)となって
第1方向F1及び第2方向F2に対して交差(図示例では直交)する第3方向F3に出射
され、さらに第1導光体12から出射した光は第2導光体13に入射して第3方向F3へ
伝播し、第1方向F1及び第2方向F2並びに第3方向F3に対して交差(図示例では直
交)する第4方向へ出射され、これによって第2導光体13は面状光源となる。このよう
に構成されていることにより、それぞれの発光素子11A、11Bから放出された光を第
1方向F1及び第2方向F2並びに第3方向F3のいずれにも分散させて第4方向へ出射
させることができるので、面状光源の輝度や色度の均一性を確保できる。また、発光素子
11Aと11Bの双方を共に点灯させる場合には、一対の発光素子11Aと11Bの間の
輝度や色度のばらつきに起因する照明光の輝度や色度の不均一性を回避できる。さらに、
発光素子11A,11Bと発光エリアとの距離に起因する輝度の不均一性をも導光体の大
型化を招くことなく回避することができる。
また、本実施形態において、発光素子11A、11Bは光放出面11Aa、11Baの
反対側の実装面11Ab、11Bbが光源基板16及び熱伝導部材17を介して放熱体1
5に熱接触しているため、発光素子11A、11Bで発生した熱が効率的に放熱体15へ
と伝えられる。具体的には、発光素子11の内部には図示しない発光部(例えば、LED
や有機ELであれば発光層)が実装面11Ab、11Bbに近い箇所に固定配置されてお
り、発光部の熱が実装面11Ab、11Bbから効率的に放出されるようになっている。
また、発光素子11A、11Bは照明装置10の上記第1方向F1及び第2方向F2並び
に第3方向F3に沿った平面範囲の角部に配置され、当該角部において放熱体15と熱接
触している。これによって発光素子11A、11Bで発生した熱が放熱体15の角部から
効率的に外部へと放散される。したがって、発光素子11A、11Bの環境温度の上昇が
抑制されるため、熱による発光素子11A、11Bの劣化、或いは、熱による輝度や色度
の経時変化を低減することができる。
さらに、本実施形態においては、光放出面11Aa、11Baの反対側に実装面11A
b、11Bbを備えた発光素子11(いわゆるトップビュータイプの発光素子)を用いて
いることにより、発光素子11A、11B自体の放熱性を高めることができるため、発光
量の大きな素子、例えばパワーLED(消費電力が0.5Wを越えるもの、例えば、0.
5〜1.0W)を用いることができるなど、一対の発光素子11A、11Bでも充分な輝
度を得ることができる。図示例の発光素子11A、11Bは、発光部(発光層)を構成す
るチップがアルミニウム等よりなる支持基板(フレーム)上に実装され、この支持基板の
外面が上記実装面11Ab、11Bb又はその背後の支持面を構成している表面実装型の
発光素子である。このタイプの発光素子では光の放射方向(図示の第1方向F1及び第2
方向F2)に見た厚みを薄くすることができるので、図示例のように第1方向F1に見て
第2導光体13の端部よりも外側に発光素子11A、11Bが配置されている場合でも、
発光素子11A、11Bの厚みによる照明装置10の外形寸法の増大を抑制できるという
利点がある。
図2は、上記実施形態と基本的に同様の構成を有する他の実施形態を示す平面図である
。図1に示す実施形態では第1導光体12が第2導光体13の短辺に沿って配置され、上
記第1方向F1及び第2方向F2が第2導光体13の短辺に沿った方向、上記第3方向F
3が第2導光体13の長辺に沿った方向とされているが、この実施形態では、第1導光体
12が第2導光体13の長辺に沿って配置され、第1方向F1及び第2方向F2が第2導
光体13の長辺に沿った方向、第3方向F3が第2導光体13の短辺に沿った方向とされ
ている。このような構成であっても、上述の作用効果は全く同様に奏される。
図3はさらに異なる実施形態を示す平面図である。この実施形態では、上記各実施形態
の第1導光体12に相当する第1導光部18Aと、上記第2導光体13に相当する第2導
光部18Bとを一体に備えた導光体18が設けられている。導光体18はアクリル樹脂や
ポリカーボネート樹脂等の透明素材よりなる。第1導光部18Aは、後面18c上の凹凸
構造や散乱層等により発光素子11から放出される光を第1方向F1及び第2方向F2に
分散させて第3方向F3へ偏向させ、第2導光部18Bは第1導光部18Aから入射し第
3方向F3へ伝播する光を第3方向F3に分散させて第4方向(光出射方向)へ面状光源
として出射する点では上記実施形態と同様である。本実施形態では、第1導光部18Aと
第2導光部18Bとが一体に構成されているので、部品点数が削減されるとともに、第1
導光部18Aと第2導光部18Bとの間で生ずる光学損失も低減される。
[液晶表示体]
図4は上記各実施形態に用いることのできる液晶表示体20の構造を示す概略断面図で
ある。液晶表示体20は、ガラスやプラスチック等よりなる透明基板21、22をシール
材23で貼り合わせてなり、両基板間に液晶24を封入したものである。透明基板21、
22の内面上にはそれぞれ電極21a、22aが形成され、これらの電極21aと22a
の対向する平面領域が画素領域となる。一方の基板上には画素領域に合わせて形成された
着色層を備えたカラーフィルタ22c(図示例では透明基板22上に形成されている。)
が設けられている。また、透明基板21,22の上記液晶24に接する表面には配向膜2
1d、22dが形成される。さらに、液晶表示体20の透明基板21,22の外面上には
偏光板25,26が配置(貼着)されている。
透明基板21には透明基板22と対向する領域から外側へ張り出した基板張出部21T
が設けられ、この基板張出部21T上には必要に応じて集積回路チップ等の電子部品27
が実装される。この電子部品27は例えば液晶駆動回路が構成されたドライバICである
。また、基板張出部21T上にはフレキシブル配線基板(FPC)等よりなる配線基板3
0の端部31が実装されている。配線基板30は液晶表示体20に対して駆動電位や信号
データ等を供給するためのものである。
[液晶装置]
上記の液晶表示体20は、先に説明した照明装置10の第2導光体13若しくは第2導
光部18Bの第4方向の側に配置される。具体的には、液晶表示体20は第2導光体若し
くは第2導光部18Bの光出射面上に表示領域ADが重なる態様で配置され、照明装置1
0の照明光の透過率を上記画素ごとに制御することで、所定の画像を表示する。したがっ
て、上記照明装置10の照明エリアAL内の輝度及び色度のばらつきが低減されることで
、表示領域ADにおいて表示される画像の品位が向上する。また、上記照明装置10の熱
による劣化、或いは、熱による輝度及び色度の経時変化が抑制されることで、上記画像の
品位が安定する。さらに、発光素子11A,11Bの輝度を高めることができるので、輝
度及び色度のばらつきを低減しつつ明るい画像を実現できる。しかも、発光素子11A、
11Bの発熱による温度上昇が放熱性の向上によって抑制されるため、熱に起因する画質
への影響も低減できる。
本実施形態では、図4に示すようにカラーフィルタ22cを有する液晶表示体20を用
いるが、カラーフィルタ22cとしては、通常、3色(RGB)又は4色の色フィルタを
所定の配列パターンにて画素ごとに配列させてなるものが用いられる。また、1色や2色
の色フィルタのみを有するものであってもかまわない。さらには、上記カラーフィルタ2
2cを設けない、モノクロの液晶表示体20であってもかまわない。
[実施例]
次に、図5を参照して上記実施形態の構成を有するより具体的な実施例の構造について
詳細に説明する。この実施例の照明装置10において、先の実施形態と対応する部分には
同一符合を付し、共通する構成については詳細な説明を省略する。図5は照明装置10の
分解斜視図、図6は照明装置10に液晶表示体20を一体化してなる液晶装置100の一
部を切り欠いて示す概略斜視図、図7は液晶装置100の背面側を示す概略斜視図である
照明装置10は、上記の発光素子11A、11B、第1導光体12、第2導光体13、
反射シート14、放熱体15、光源基板16、熱伝導部材17を備えるとともに、第2導
光体13の光出射面13bの前面側(観察側)に、光拡散板OP1、集光シートOP2、
OP3、反射偏光板OP4等の光学シートが重ねて配置されている。ここで、光拡散板O
P1は、光散乱機能を有する合成樹脂シート等で構成され、第2導光体13の光出射面1
3bから出射される照明光を拡散させて照明光の面内輝度の均一性を高める機能を有する
。また、上記集光シートOP2、OP3は前面側に頂角80〜90度の断面三角形(好ま
しくは直角二等辺三角形)状のプリズム構造PZを周期的に形成し全体としてストライプ
状に構成してなるプリズムシートであり、当該プリズム構造PZの延在方向が相互に直交
する方位となるように配置されている。
さらに、反射偏光板OP4は、第2導光体13の光出射面13bより出射される照明光
のうち所定方位に向いた偏光軸を有する第1の偏光成分を透過するとともに、前記所定方
位と直交する偏光軸を有する第2の偏光成分を反射する機能を有している。そして、上記
照明光のうち第1の偏光成分を透過させて放出し、第2の偏光成分を反射して一旦第2の
導光体13側へ戻すが、反射シート14等によって反射されて再び第2導光体13の内部
に戻ってやがて第1の偏光成分となったものを透過させて放出する。したがって、この反
射偏光板OP4を配置することで第1の偏光成分を照明光として放射することが可能にな
るとともに、通常の吸収型の偏光板を配置する場合よりも光の利用効率を向上させ、輝度
レベルを高めることができる。なお、この反射偏光板OP4は図4に示す液晶表示体20
の偏光板25の代わりに、或いは、偏光板25とともに用いることができる。したがって
、反射偏光板OP4は照明装置10としては必須の構成ではなく、照明光として偏光を要
しない場合には省略することができる。
上記の各構成部材は前面側から合成樹脂、ステンレス鋼等よりなるフレーム19で覆わ
れる。このフレーム19は上記各部材を収容した状態で放熱体15に固定される。フレー
ム19には、第2導光体13の光出射面13bの所定範囲に設定される照明エリアALを
少なくとも光学的に露出させる開口エリア19aが設けられている。そして、フレーム1
9と放熱体15によって上記の各構成部材が上下方向に収容保持されるようになっている
放熱体15は、発光素子11A、11B、第1導光体12及び第2導光体13を背後か
ら支持する底板部15aと、これらの周囲を側方から覆う側板部15sとを有し、全体と
して前方が開口した箱状(ケース状)に構成されている。また、放熱体15の上記発光素
子11A,11Bが配置される側板部15sの角部に隣接する底板部15aの角部には開
口部15bがそれぞれ形成され、これらの開口部15bを通して発光素子11A、11B
が実装されてなる光源基板16が放熱体15の背面側にそれぞれ導出されている。図示例
の場合、光源基板16は放熱体15の外側で底板部15aの背面に沿って延在するように
配置されている。
放熱体15の内側には上記反射シート14が配置され、この反射シート14は、第1導
光体12及び第2導光体13の背面側に配置される底部14aと、この底部14aの周囲
から折り曲げ等によって立設された側部14sとを有し、上記発光素子11A、11Bが
配置された角部に相当する底部14a及び側部14sの一部には切り欠き部14tが設け
られている。
本実施形態では、放熱体15がケース状に構成されているので、放熱面積の増大により
放熱効率を高めることができると同時に、上記各構成部材を収容し、必要に応じて適宜に
位置決めすることが可能になる。また、放熱体15における発光素子11A、11Bが熱
接触している箇所に隣接する部分に開口部15aが形成され、この開口部15aを通して
光源基板16が放熱体15の背面側に導出されているので、放熱性を極力低下させずに発
光素子11A、11Bに対する外部からの電力供給を確保することができる。上記の開口
部15aは図示例のように開口孔形状となっている必要はなく、例えば、切り欠き状に構
成されていてもよい。ただし、開口部15aの周囲が閉じた開口孔形状となっていること
により、熱伝導を妨げにくくなるため、放熱効率の低下を抑制できる。
図6に示すように、液晶装置100では、実施例の液晶装置100では、液晶表示体2
0はフレーム19の開口エリア19a(照明エリアAL)上に表示領域ADが重なるよう
に配置される。液晶表示体20には配線基板30の一方の端部31が実装され、この配線
基板30の他方の端部32は照明装置10の背後(放熱体15の底板部15aの背面上)
に配置された制御回路基板33に実装されている。この制御回路基板33には、放熱体1
5の背面側に導出された光源基板16も実装されている。なお、制御回路基板33には電
子部品が実装されているが、図示を省略してある。
本実施例において、配線基板30はフレーム19及び放熱体15の側部の外側を通過し
て背面側に延在している。そして、発光素子11A、11Bが収容されている照明装置1
0の角部は、配線基板30が通過する第1方向F1及び第2方向F2に沿った範囲の外側
に配置されている。すなわち、配線基板30は照明装置10の上記角部(一対の発光素子
の収容部位)を避けて、それらの間を通過し、背面側に延在している。これによって、発
光素子11A、11Bが発し放熱体15に伝達された熱は、配線基板30によって放熱体
15からの放散が妨げられるといったことが生じないため、放熱性を充分に確保すること
ができる。
図8には液晶装置100の制御系を模式的に示す。液晶装置100は、上述のように照
明装置10及び液晶表示体20を含むが、本実施形態では、照明装置10及び液晶表示体
20を制御するためのMPU(マイクロプロセッサユニット)等よりなる制御部101と
、この制御部101によって制御されるビデオ信号生成回路102と、ビデオ信号生成回
路102から出力される表示信号の配列等を変換、制御するタイミングコントロール回路
103と、タイミングコントロール回路103から出力される表示信号に基づいて駆動信
号を生成する液晶駆動回路104、105とをさらに備えている。これらの制御部101
、ビデオ信号生成回路102、タイミングコントロール回路103、及び、液晶駆動回路
104,105は、液晶表示体20を制御するための表示制御手段を構成する。
また、本実施形態では、照明装置10の発光素子11A、11Bを制御する素子制御手
段として、上記の制御部101と、この制御部101によって制御される素子駆動回路1
06とをさらに有する。これらの制御部101及び素子駆動回路106は、照明装置10
の発光素子11Aと11Bの点灯の状態をそれぞれ独立に制御することができるように構
成されている。すなわち、発光素子11Aの点灯状態(消灯や輝度変更をも含む、以下同
様。)と、発光素子11Bの点灯状態とを相互に無関係にそれぞれ設定することができる
ようになっている。
本実施形態の一実施例としては、上記制御系により、発光素子11Aの点灯、消灯の制
御と、発光素子11Bの点灯、消灯の制御とがそれぞれ他方と無関係に制御できるように
なっているため、発光素子11Aのみを点灯させた状態、発光素子11Bのみを点灯させ
た状態、発光素子11Aと11Bの双方を点灯させた状態の3種類の組み合わせが切り替
え可能に構成される場合が考えられる。ここで、本実施形態では上述のように3種類の組
み合わせの全てが相互に切り替え可能となっているが、本発明ではこれらのうち少なくと
も2種類の組み合わせが切り替え可能とされていればよい。
なお、本発明においては、一対の発光素子11Aと11Bが相互に独立に制御可能に構
成されていればよいので、例えば、一方の発光素子をフルに(定格一杯に)点灯させ、他
方の発光素子を減光して(定格よりも低い電力印加状態で)点灯させるといった状態、或
いは、一方の発光素子を消灯させ、他方の発光素子を減光して点灯させるといった状態等
を実現可能な態様が含まれる。
なお、本実施形態では、図7に示す制御回路基板33内に制御系を構成するなど、液晶
装置100内に上記の制御系が全て包含される態様を図8において示しているが、例えば
、液晶装置100内には液晶駆動回路104,105及び素子駆動回路106のみを設け
、制御部101、ビデオ信号生成回路102及びタイミングコントロール回路103を液
晶装置100の外部(例えば、後述する電子機器の内部)に設けるようにしてもよい。
本実施形態では、一対の発光素子11A,11Bとして、実質的に同一の可視スペクト
ル分布を有する光を放出するものを用いることができる。この場合には、発光素子11A
、11Bの点灯状態をそれぞれ独立して制御する(上記一実施例では点灯・消灯の組み合
わせを切り替える)ことで、照明光の輝度を変化させることができる。
また、一対の発光素子11A,11Bとして、相互に異なる可視スペクトル分布を有す
る光を放出するものを用いることもできる。この場合には、上記と同様の発光素子11A
、11Bの点灯状態に応じて(上記一実施例では点灯・消灯の組み合わせの切り替えに応
じて)、照明光の色相を変化させることができる。
さらに、発光素子11A、11Bとしては、いわゆる白色LED(内部にRGB等のそ
れぞれの発光チップを内蔵したもの、或いは、青色LEDや紫外LEDの発光チップと、
この発光チップから放出される光を受けて可視領域の広い範囲に亘り光を放出するように
構成された蛍光体とを内蔵したものなど)を用いることができ、また、RGB等の複数色
の発光チップを共に内蔵したLEDを用いることもできる。さらに、発光素子として単色
のLED(RGBのいずれか)を用いることも可能である。例えば、発光素子11Aを白
色LEDとし、発光素子11Bを単色LED(例えば赤色LED)とすれば、発光素子1
1Aのみを点灯させることで白色の照明光を得ることができ、また、これに単色LEDを
追加して点灯させることで、単色LEDの発光スペクトル分だけ限定的に輝度を高めるこ
とができる。
上記の液晶装置の構成例としては、例えば、図9に示す表示制御方法が可能になるよう
に構成した制御態様が考えられる。この場合、上記の表示制御手段によって液晶表示体2
0で表示されるべき表示内容を第1表示内容と第2表示内容に分ける。例えば、第1表示
内容は通常の画像表示を実現するものであり、第2表示内容は緊急時に視認者に警告を行
うものである。第2表示内容としては、車載用の液晶表示装置を構成する場合におけるウ
ォーニング表示が挙げられる。ウォーニング表示とは、例えば、オイルやガソリンの欠乏
等の警告を文字や図柄等を用いて視認者に知らせる警告表示である。ウォーニング表示を
例えば赤色で表示する場合、通常の白色LEDからなる発光素子11Aのみの点灯では、
当該発光素子11Aの白色の照明光のうち、カラーフィルタ22cの赤色フィルタを通過
する光のみがウォーニング表示に寄与することとなるので、ウォーニング表示の輝度が低
下する。そこで、表示制御を行う過程で表示内容をチェックし、第1表示内容が表示され
る際には発光素子11Aのみを点灯させておくが、第2表示内容(ウォーニング表示)が
表示される際には発光素子11Aに加えて発光素子11Bも点灯させる。発光素子11B
の発光スペクトルが赤色領域にピークを有する発光スペクトルを持つものであれば、発光
素子11Aのみを点灯させた場合に比べて第2表示内容(ウォーニング表示)の輝度を高
めることができるため、当該表示の視認性を向上させることができる。
なお、上記の図9に示す制御方法だけでなく、一般的に、表示画像の色相範囲で第1表
示内容と第2表示内容とに分け、これに応じて照明光の色相を制御して(上記一実施例で
は切り替えて)もよい。また、発光素子11Aと11Bとが実質的に同一の可視スペクト
ル分布を有する場合、或いは、可視スペクトル分布の波長依存性が同一で、両者が同一又
は比較的近似した色(色相)の光を発するが、互いに異なる輝度を有する場合も、表示内
容に応じて好ましい照明光の輝度やスペクトル分布の態様などを実現することができる。
例えば、表示画像の明度の高低で第1表示内容と第2表示内容とに分け、これに応じて照
明光の輝度を制御する(上記一実施例では切り替える)ようにしてもよい。いずれの場合
でも、表示内容を3以上に分け、3以上の各表示内容に応じて照明光の制御(上記一実施
例では切り替え)を行ってもよいことはもちろんである。
また、カラーフィルタ22cを有しないモノクロの液晶表示体20であっても、モノク
ロ表示の色相を白黒から赤黒、青黒、緑黒などへ変更することが可能になる。さらに、1
色フィルタ、2色フィルタのみを有する場合でも、3色や4色フィルタの場合と同様に、
表示色の濃さ(彩度)を高めることができる。
[電子機器]
最後に、図10を参照して上記液晶装置を搭載した電子機器の実施形態について説明す
る。図10は本発明に係る電子機器の一例の外観を示す概略斜視図である。図示例の電子
機器1000は、車載用のカーナビゲーションシステムであり、本体1010と、この本
体1010に接続された表示部1020とを備えている。本体1010には操作ボタン等
を配設した操作面1011が設けられるとともに、DVD、HD等の記録媒体の収容部1
012が設けられている。表示部1020の内部には上記の液晶装置100が格納され、
この液晶装置100による表示、すなわち、ナビゲーション画像の表示が表示部1020
の表示画面1020aにて視認できるように構成されている。
この電子機器1000においては、上記の液晶装置100が搭載されていることで、表
示画面から出射される表示光の輝度及びその分布のばらつきが低減されるため、高い表示
品位を実現することができると同時に、照明光の輝度又は色相を変化させることができる
ので、表示内容に適した照明を行うことができる結果、表示画像のコントラストや演色性
を高めることができる。また、熱による影響が小さくなるので、明るさや色の安定性、信
頼性の高い表示態様を確保することができる。
尚、本発明の照明装置、液晶装置及び電子機器は、上述の図示例にのみ限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。例えば、上記の照明装置は、上述のように液晶装置に搭載されるものに限らず、単独
の照明器具として用いるものであってもよく、或いは、液晶装置以外の他の種々の装置と
一体的に用いられるものであってもよい。
照明装置の実施形態を示す概略平面図。 照明装置の他の実施形態を示す概略平面図。 照明装置の別の実施形態を示す概略平面図。 液晶表示体の例を示す概略縦断面図。 照明装置の実施例の分解斜視図。 液晶装置の実施例の一部を切り欠いて示す概略斜視図。 液晶装置の実施例の背面を示す概略斜視図。 液晶装置の制御系を示す概略ブロック図。 液晶装置の制御方法の手順を示す概略フローチャート。 液晶装置の実施例を搭載した電子機器を示す概略斜視図。
符号の説明
10…照明装置、11A,11B…発光素子、11Aa、11Ba…光放出面、11Ab
、11Bb…実装面、12…第1導光体、13…第2導光体、14…反射シート、15…
放熱体、15a…開口部、16…光源基板、17…熱伝導部材、18…導光体、18A…
第1導光部、18B…第2導光部、19…フレーム、19a…開口エリア、20…液晶表
示体、21,22…透明基板、23…シール材、24…液晶、27…電子部品、30…配
線基板、33…制御回路基板、100…液晶装置

Claims (10)

  1. 一対の発光素子と、
    該一対の発光素子にそれぞれ対向する入射端面を両端部に備え、該両端部の入射端面か
    ら導入された光をその進行方向である第1方向及び該第1方向と実質的に逆向きの第2方
    向にそれぞれ分散させた状態で共に前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に
    偏向して出射する第1導光部と、
    該第1導光部より出射した光を前記第3方向に分散させた状態で前記第1方向及び前記
    第2方向並びに前記第3方向と交差する第4方向に偏向して面状に照明光を出射する第2
    導光部と、
    前記一対の発光素子の点灯の状態をそれぞれ独立して制御可能に構成された素子制御手
    段と、
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 前記一対の発光素子は相互に異なる可視スペクトル分布を有する光を放出することを特
    徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記一対の発光素子は、光放出面と、該光放出面の反対側に設けられた実装面とを有し
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記素子制御手段は、前記一対の発光素子の点灯・消灯状態を独立して切り替え可能に
    構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 一対の発光素子と、
    該一対の発光素子にそれぞれ対向する入射端面を両端部に備え、該両端部の入射端面か
    ら導入された光をその進行方向である第1方向及び該第1方向と実質的に逆向きの第2方
    向にそれぞれ分散させた状態で共に前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に
    偏向して出射する第1導光部と、
    該第1導光部より出射した光を前記第3方向に分散させた状態で前記第1方向及び前記
    第2方向並びに前記第3方向と交差する第4方向に偏向して面状に照明光を出射する第2
    導光部と、
    前記一対の発光素子の点灯の状態をそれぞれ独立して制御可能に構成された素子制御手
    段と、
    前記第2導光部に対して前記第4方向の側に配置された液晶表示体と、
    を具備することを特徴とする液晶装置。
  6. 前記一対の発光素子は相互に異なる可視スペクトル分布を有する光を放出することを特
    徴とする請求項5に記載の液晶装置。
  7. 前記素子制御手段は、前記液晶表示体の表示内容に応じて前記一対の発光素子の点灯・
    消灯状態の組み合わせを切り替えることを特徴とする請求項5又は6に記載の液晶装置。
  8. 前記液晶表示体には配線基板が実装され、該配線基板は前記第1導光部の側方外側を通
    過して背面側に延在し、前記配線基板の前記第1方向及び前記第2方向に沿った通過範囲
    は前記一対の発光素子の収容部位を覆わないことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか
    一項に記載の液晶装置。
  9. 前記液晶表示体の第1表示内容と第2表示内容を切り替え可能に制御する表示制御手段
    をさらに具備し、該表示制御手段が前記液晶表示体に前記第1表示内容を表示させる際に
    は前記素子制御手段が前記一対の発光素子のいずれか一方のみを点灯させ、前記表示制御
    手段が前記液晶表示体に前記第2表示内容を表示させる際には前記素子制御手段が前記一
    対の発光素子の双方を点灯させることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載
    の液晶装置。
  10. 請求項5乃至9のいずれか一項に記載の液晶装置と、該液晶装置に電力を供給する電力
    供給部とを具備することを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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