JP2008059970A - 低圧放電ランプ、バックライトユニットおよび液晶表示装置 - Google Patents

低圧放電ランプ、バックライトユニットおよび液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】リード線にリード線の線軸に対して略垂直な成分を含む力が加わっても、ガラス管のリード線との封着部にクラックが生じるのを防止することができる。
【解決手段】ガラス管2と、このガラス管2内の端部に設けられた電極4と、一端部がこの電極4に接続され、かつ他端部が前記ガラス管2の管端から外部に導出しているリード線5とを備え、前記ガラス管2の管端には、緩衝材9を介して、弾性率がこの緩衝材の弾性率よりも高い部材10が取り付けられており、リード線5は緩衝材9および部材にそれぞれ嵌挿している。
【選択図】図2

Description

本発明は、低圧放電ランプ、バックライトユニットおよび液晶表示装置に関する。
図12は、従来のバックライトユニットに組み込まれている低圧放電ランプ、例えば、冷陰極型蛍光ランプ1の長手方向の中心軸を含む断面図である。従来の冷陰極型蛍光ランプ1は、ガラス管2とこのガラス管2内の両端部に設けられた電極4とを備えている。電極4は、有底筒状のホロー電極であり、その底部の外面にリード線5の一端部が取り付けられている。このリード線5の一部は、ガラス管2の端部で封着され、その他端部がガラス管2の管端から外部に導出して、バックライトユニット側のソケット(図示せず)に取り付けられる。このようにリード線5がソケットに取り付けられることにより、冷陰極型蛍光ランプ1自体がバックライトユニット内に保持される。
近年、液晶表示装置の需要の伸びに伴い、液晶表示装置の製造メーカーでは生産効率を上げるためにバックライトユニットへの冷陰極型蛍光ランプ1の自動挿入化を進めている。冷陰極型蛍光ランプ1の自動挿入化にあたっては、リード線5とソケットとの接続作業の容易化が重要になる。そこで、図13に示すようなソケット6が用いられている。ソケット6は、ステンレスやりん青銅からなる板材を加工したものであって、リード線5が嵌め込まれる嵌込部6aを有している。そして、リード線5を嵌込部6aを押し拡げるように弾性変形させて嵌め込む。その結果、嵌込部6aに嵌め込まれたリード線5は、嵌込部6aの復元力によって押圧され、外れにくくなる。これにより、リード線5を嵌込部6aへ容易に嵌め込むことができつつ、外れにくくすることができる。
しかし、リード線5を嵌込部6aに嵌め込む際、リード線5のうち、ガラス管2の管端から突出した部分に対して、リード線5の線軸に対して略垂直な成分を含む力が加わり、リード線5におけるガラス管2への封着部2aの外側の付け根部分5b(以下、「リード線の付け根部5b」という)が支点となり、ガラス管2の封着部2aに負荷がかかって、クラックが発生することがある。
そこで、このようなクラックの発生を防止する手段として、図14に示すように封着部2aの外側をセラミックス製または樹脂製の耐熱封止材7で覆うことが提案されている(例えば特許文献1等参照)。
特開平10−112287号公報
ところが、ガラス管2の封着部2aの外側をセラミックス製または樹脂製の耐熱封止材7で覆ったとしても、ガラス管2の封着部2aにクラックが生じる場合があった。
本発明は、上記の課題に鑑み、例えば、リード線をソケットへ嵌め込むときに、ガラス管の封止部にクラックが生じるのを十分に防止する低圧放電ランプ、バックライトユニットおよび液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するにあたって、発明者がその原因について検討したところガラス管2の封着部2aのクラックは、リード線5に加わる力の支点の位置に関連していることが明らかとなった。一般的に、力点と支点との間の距離を一定とした場合、支点と作用点との間の距離が近ければ近いほど作用点に加わる力は大きくなる。従来の冷陰極型蛍光ランプ1のガラス管2の封着部2aの外側をセラミックス製または樹脂製の耐熱封止材7で覆った場合、リード線5の線軸に対して略垂直な成分を含む力が加わった際、その力の支点となるのはリード線5における耐熱封止材7の外側の付け根の部分となる。この場合、作用点(ガラス管2の封着部2aの外側の点)と支点とは、耐熱防止材7がない場合に比べて距離が離れ、耐熱防止材7によって封着部2aに伝わる力が弱められているため、封着部2aのクラックを防止できるようにも思える。しかし、耐熱防止材7にクラックが入るおそれがあり、その場合には、力の支点はリード線5の付け根部5bに移動するため、ガラス管2の封着部2aでクラックが生じる。また、耐熱封止材7の弾性率がかなり低い場合には、作用点は最初からリード線5の付け根部5bに位置することとなる。よって、上記いずれの場合も、リード線5の線軸に対して略垂直な成分を含む力が加わった場合、リード線5の付け根部5bが支点となり、ガラス管2の封着部2aに負荷がかかり、クラックが生じるおそれがある。
上記課題を解決するために本発明に係る低圧放電ランプは、ガラス管と、このガラス管内の端部に設けられた電極と、一端部がこの電極に接続され、かつ他端部が前記ガラス管の管端から外部に導出しているリード線とを備え、前記ガラス管の管端には、緩衝材を介して、弾性率がこの緩衝材の弾性率よりも高い部材が取り付けられており、前記リード線は前記緩衝材および前記部材にそれぞれ嵌挿していることを特徴とする。
また、本発明に係る低圧放電ランプは、前記緩衝材は弾性接着剤であることが好ましい。
また、本発明に係る低圧放電ランプは、前記部材が導電性を有し、口金として機能することが好ましい。
また、本発明に係る低圧放電ランプは、前記部材において前記ガラス管側の面の形状が凹面形状であることが好ましい。
また、本発明に係る低圧放電ランプは、前記部材にマークを印したことが好ましい。
また、本発明に係る低圧放電ランプは、前記ガラス管の両管端に前記部材が取り付けられている場合において、前記各々の部材の少なくとも一部の色が異なることが好ましい。
また、本発明に係る低圧放電ランプは、前記ガラス管の両管端に前記部材が取り付けられている場合において、前記各々の部材の前記ガラス管の管軸方向の厚さの差が2[mm]以上であることが好ましい。
また、本発明に係るバックライトユニットは、前記低圧放電ランプを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る液晶表示装置は、前記バックライトユニットを備えたことを特徴とする。
本発明に係る低圧放電ランプは、例えばリード線をソケットに嵌め込むときに、ガラス管のリード線との封着部にクラックが生じるのを十分に防止することができる。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係る低圧放電ランプを図1に示す。図1におけるランプの管軸を含む要部拡大断面図を図2に示す。第1の実施形態に係る低圧放電ランプは、図1に示すように、バックライト用の直管状の冷陰極型蛍光ランプ8(以下、単に「ランプ8」という)であって、ガラス管2と、このガラス管2内の両端部に設けられた電極(図示せず)と、一端部がこの電極に接続され、かつ他端部がガラス管2の管端から外側に導出しているリード線5とガラス管2の管端の外側に緩衝材9を介して取り付けられている部材10とを備えている。
ガラス管2は、ホウケイ酸ガラスを加工したものであって管軸X方向に対して垂直に切った断面が円環形状であって、全長が730[mm]、外径が4[mm]、内径が3[mm]、肉厚が0.5[mm]である。
なお、ガラス管2の材料はホウケイ酸ガラスに限らず、鉛ガラス、鉛フリーガラス、ソーダガラス等を用いてもよい。この場合に、暗黒始動性が改善できる。すなわち、上記したようなガラスは、酸化ナトリウム(Na2O)に代表されるアルカリ金属酸化物を多く含み、例えば、酸化ナトリウムの場合はナトリウム(Na)成分が時間の経過とともにガラス管内面に溶出する。ナトリウムは電気陰性度が低いため、(保護膜の形成されていない)ガラス管内側端部に溶出したナトリウムが、暗黒始動性の向上に寄与するものと思われるからである。
特に、後述する第2の実施形態に係る低圧放電ランプのような内外部電極型蛍光ランプや外部電極型蛍光ランプでは、ガラス管材料におけるアルカリ金属酸化物の含有率は、3[mol%]以上20[mol%]以下が好ましい。
例えば、アルカリ金属酸化物が酸化ナトリウムの場合、その含有率は、5[mol%]以上20[mol%]以下が好ましい。5[mol%]未満であると暗黒始動時間が1[秒]を超える確率が高くなり(換言すると、5[mol%]以上であれば暗黒始動時間が1[秒]以内になる確率が高くなる)、20[mol%]を超えると、長時間の使用によりガラス管が白色化して輝度の低下を招いたり、ガラス管の強度が低下したりするなどの問題が生じるからである。
また、自然環境保護を考慮した場合、鉛フリーガラスを用いるのが好ましい。ただ、鉛フリーガラスは、製造過程で不純物として鉛を含んでしまう場合がある。そこで、0.1[wt%]以下といった不純物レベルで鉛を含有するガラスも鉛フリーガラスと定義することとする。
また、ガラスの熱膨張係数を調節することにより、ランプ8のリード線5との封着強度を高めることができる。例えば、リード線5がタングステン(W)製の場合には、36×10−7[K-1]〜45×10−7[K-1]とすることが好ましい。この場合、ガラス中のアルカリ金属成分およびアルカリ土類金属成分の合計を4[mol%]〜10[mol%]とすることでガラスの熱膨張係数を上記の範囲とすることができる。
また、リード線5がコバール(Kovar)製、モリブデン(Mo)製の場合には45×10−7[K-1]〜56×10−7[K-1]とすることが好ましい。この場合、ガラス中のアルカリ金属成分およびアルカリ土類金属成分の合計を7[mol%]〜14[mol%]とすることでガラスの熱膨張係数を上記の範囲とすることができる。
また、リード線5がジュメット製の場合には94×10-7[K-1]近傍とすることが好ましい。この場合、ガラス中のアルカリ金属成分およびアルカリ土類金属成分の合計を20[mol%]〜30[mol%]とすることでガラスの熱膨張係数を上記の値とすることができる。
また、ガラスに遷移金属の酸化物をその種類によって所定量をドープすることにより254[nm]や313[nm]の紫外線を吸収することができる。具体的には、例えば酸化チタン(TiO2)の場合は、組成比率0.05[mol%]以上ドープすることにより254[nm]の紫外線を吸収し、組成比率2[mol%]以上ドープすることにより313[nm]の紫外線を吸収することができる。ただし、酸化チタンを組成比率5.0[mol%]より多くドープした場合には、ガラスが失透してしまうため、組成比率0.05[mol%]以上5.0[mol%]以下の範囲でドープすることが好ましい。
また、酸化セリウム(CeO2)の場合は、組成比率0.05[mol%]以上ドープすることにより254[nm]の紫外線を吸収することができる。ただし、酸化セリウムを組成比率0.5[mol%]より多くドープした場合には、ガラスが着色してしまうため、酸化セリウムを組成比率0.05[mol%]以上0.5[mol%]以下の範囲でドープすることが好ましい。なお、酸化セリウムに加えて酸化スズ(SnO)をドープすることにより、酸化セリウムによるガラスの着色を抑えることができるため、酸化セリウムを組成比率5.0[mol%]以下までドープすることができる。この場合、酸化セリウムを組成比率0.5[mol%]以上ドープすれば313[nm]の紫外線を吸収することができる。ただし、この場合においても酸化セリウムを組成比率が5.0[mol%]より多くドーした場合には、ガラスが失透してしまう。
また、酸化亜鉛(ZnO)の場合は、組成比率2.0[mol%]以上ドープすることにより254[nm]の紫外線を吸収することができる。ただし、酸化亜鉛を組成比率10[mol%]より多くドープした場合、ガラスの熱膨張係数が大きくなり、リード線5がタングステン(W)製である場合に、リード線5の熱膨張係数(約44×10-7[K-1])とガラスの熱膨張係数に差異が生じ、封着が困難となるため、酸化亜鉛を2.0[mol%]以上10[mol%]以下の範囲でドープすることが好ましい。ただし、リード線5がコバール(Koval)製やモリブデン(Mo)製の場合には、リード線5の熱膨張係数(約51×10-7[K-1])がタングステン製の場合よりも大きくなるため、酸化亜鉛を組成比率14[mol%]以下までドープすることができる。
また、酸化鉄(Fe23)の場合は、組成比率0.01[mol%]以上ドープすることにより254[nm]の紫外線を吸収することができる。ただし、酸化鉄を組成比率2.0[mol%]より多くドープした場合には、ガラスが着色してしまうため、酸化鉄を組成比率0.01[mol%]以上2.0[mol%]以下の範囲でドープすることが好ましい。
また、ガラス中の水分含有量を示す赤外線透過率係数は、0.3以上1.2以下の範囲、特に0.4以上0.8以下の範囲となるように調整することが好ましい。赤外線透過率係数が1.2以下であれば、外部電極蛍光ランプ(EEFL)や長尺の冷陰極蛍光ランプ等の高電圧印加ランプに適用可能な低い誘電正接を得やすくなり、0.8以下であれば誘電正接が十分に小さくなって、さらに高電圧印加ランプに適用可能となる。
なお、赤外線透過率係数(X)は下式で表すことができる。
[数式1]X=(log(a/b))/t
a:3840[cm-1]付近の極小点の透過率[%]
b:3560[cm-1]付近の極小点の透過率[%]
t:ガラスの厚み
また、図2に示すように、ガラス管2の内面には蛍光体層3が形成されている。蛍光体層3は、例えば、赤色蛍光体(Y23:Eu2+)、緑色蛍光体(LaPO4:Ce3+,Tb3+)および青色蛍光体(BaMg2Al1627:Eu2+)からなる希土類蛍光体で形成されている。さらに、ガラス管2の内部には、例えば、約1200[μg]の水銀、および、希ガスとして約8[kPa](20[℃])のネオンとアルゴンとの混合ガス(Ne95[%]+Ar5[%])がそれぞれ封入されている。
なお、蛍光体層3や封入物の構成は上記構成に限定されない。例えば、赤色蛍光体(YVO4:Eu3+)、緑色蛍光体(BaMg2Al1627:Eu2+)、青色蛍光体(BaMg2Al1627:Eu2+,Mn2+)等のように313[nm]の紫外線を吸収する蛍光体が含まれていてもよい。上記のように313[nm]の紫外線を吸収する蛍光体を蛍光体の総重量の50[wt%]以上含む場合には、313[nm]の紫外線がランプ8の外部に漏れ出るのをほとんど防止することができ、ランプ8をバックライトユニット(図示せず)に搭載した場合、光学シート(図示せず)に用いる樹脂等が紫外線により劣化することを防止することができる。特に、光学シートの拡散板としてポリカーボネート(PC)樹脂を用いた場合には、アクリル樹脂を用いた場合よりも313[nm]の紫外線により劣化・変色する等の影響を受けやすい。よって、313[nm]の紫外線を吸収する蛍光体を蛍光体層3に含む場合には、PC樹脂の拡散板を用いたバックライトユニットの場合でもバックライトユニットとして特性を長時間維持することができる。
ここで、「313[nm]の紫外線を吸収する」とは、254[nm]付近の励起波長スペクトル(励起波長スペクトルとは、蛍光体を波長変化させながら励起発光させ、励起波長と発光強度をプロットしたものである。)の強度を100[%]としたときに、313[nm]の励起波長スペクトルの強度が80[%]以上のものと定義する。すなわち、313[nm]の紫外線を吸収する蛍光体とは、313[nm]の紫外線を吸収して可視光に変換できる蛍光体である。
また、例えば、希ガスとして一般照明用の蛍光ランプで使用されているアルゴン(Ar100[%])が封入されている場合には、大電流で効率の良い発光を得ることができる。また、Ne、ArおよびKrの三元素混合ガスが封入されている場合には、電流値やランプ全長等に対応してそれぞれの混合比を調整して最適設計を行うこともできる。
電極4は、ニッケル(Ni)製の有底筒状のホロー電極であって、全長が5.2[mm]、外径が2.7[mm]、内径が2.3[mm]、肉厚が0.2[mm]である。なお、この電極4の材料としては、ニッケルに限定されず、例えばニオブ(Nb)、タンタル(Ta)またはモリブデン(Mo)であってもよい。この電極4は、その管軸とガラス管2の管軸とがほぼ一致するように配置されており、その外周面とガラス管2の内面との間隔t1が全域に亘ってほぼ均一となっている。
電極4の外周面とガラス管2の内面との間隔t1は、0.2[mm]以下が好ましい。例えば、0.15[mm]に設定されている。このように間隔t1を0.2[mm]以下に規定することにより、点灯中、電極4の外周面とガラス管2の内面との間に形成される空間に放電が入り込まず、電極4の内部のみで放電が起こる。したがって、点灯中の放電が筒状電極4の外側に移行しにくくなり、ガラス管2の内面への、過剰のスパッタリングを抑制して水銀の消耗速度を抑えることができ、ランプ8の長寿命化を図ることができる。また、放電がリード線5側へ回り込むことを防止することにより、リード線5の消耗を抑制することができる。
リード線5は、例えば、タングステン(W)製の内部リード線5aと、半田等に付着し易いニッケル(Ni)製の外部リード線5cとの継線からなり、内部リード線5aと外部リード線5cとの接合面が、ガラス管2の外表面とほぼ面一である。すなわち、内部リード線5aは、その一端部がホロー状の電極4の底部に電気的かつ機械的に接続され、外部リード線5cと継線されている他端部側の大半がガラス管2に封着されている。外部リード線5cは、実質的に全体がガラス管2の外部に位置している。内部リード線5aは、断面が略円形であって、全長が3[mm]、線径が1.0[mm]である。外部リード線5cは、断面が略円形であって、全長Lが10[mm]、線径が0.8[mm]である。
なお、リード線5の構成は上記構成に限定されず、例えば、内部リード線5aと外部リード線5cが分けられておらず、一本線で構成されていてもよいし、または内部リード線5aあるいは外部リード線5cがさらに複数の線を継線したものでもよい。
ガラス管2の管端の外側、すなわち端面には、ガラス管2から突出して真っ直ぐ延びる外部リード線5cが嵌挿された略円板状の部材10が、エポキシ系樹脂等の耐熱性弾性接着剤からなる緩衝材9を介して取付けられている。部材10は、例えばニッケル(Ni)製であって、その外径が例えば4[mm]、肉厚mが5[mm]であり、かつその中心部に外部リード線5cを嵌挿させるための直径0.8[mm]の貫通孔2cが形成されている。ここで、部材10の弾性率は、緩衝材9の弾性率よりも低い。例えばNiの弾性率は約200[GPa]であり、例えばエポキシ系樹脂の耐熱性弾性接着剤からなる緩衝材9の弾性率は約10[MPa]である。なお、ここでの弾性率とは、ヤング率のことを指す。
部材10のガラス管2側の端面とガラス管2の管端との間の距離lは、内部リード線5aと外部リード線5cとを例えばレーザー溶接で接合され、その接合部分に団子状態の接合痕が形成されている場合、0.5[mm]程度が好ましい。部材10を緩衝材9を介してガラス管2の端部の外側に安定して接着させるためである。また、リード線5のうち、部材10から突出している部分の長さnは、5[mm]程度が好ましい。ソケット6(図13参照)との接触の安定性を確保するためである。
なお、緩衝材9および部材10は、上記の構成に限定されない。緩衝材9として、例えばゴム(弾性率:約1.5〜5.0[MPa])やポリエチレン(弾性率:約0.7[GPa])等を適用することができる。緩衝材9は、弾性接着剤等の接着性の高いものの方が好ましいが、緩衝材9と部材10との接着性が小さい場合には、部材10と外部リード線5cを半田等によって接合することにより部材10を外部リード線5cに補助的に固定することが可能である。また、部材10として、例えばアルミニウム(弾性率:約70[GPa])や銅(弾性率:約130[GPa])等を適用することができる。なお、緩衝材9と部材10との弾性率の差は一桁以上あることが好ましい。
以上のとおり、第1の実施形態に係る低圧放電ランプの構成によれば、例えば、リード線5をソケット6に嵌め込むときやランプ8をバックライトユニットに組み込んだ後の移動による衝撃等によってリード線5の線軸に対して略垂直な成分を含む力が加わっても、ガラス管2の封着部2aにクラックが生じることを防止することができる。すなわち、リード線5に加わる力の支点がリード線5と部材10との接触部分にあるために、その力が緩衝材9を介してのみガラス管2の封着部2aに伝わるため、封着部2aにかかる負荷を低減することができる。
ところで、少なくとも一方の部材10に適当なマークをするか、各々の部材10の少なくとも一部の色を変えることによってランプ8の第一封止側と第二封止側を判別することができる。
ガラス管2は、細径であるため、長尺化するに伴いガラス管2の内面に膜厚の均一な蛍光体層3を形成するのが難しくなる。一般的に、蛍光体層3の厚みは、ガラス管2の長手方向で均一ではなく、例えば、第1封止部側から第2封止部側に行くにつれて厚くなっている。このようなランプ8を複数本バックライトユニット(図示せず)に並べて任意の方向で組み込んだ場合、バックライトユニット全体として輝度むらが起こるおそれがある。これを防止するためには、バックライトユニットに組み込むランプ8の管軸方向の向きを一本ずつ交互に逆向きにする必要がある。または、ランプ8一本を使用する場合にもランプ8の方向に応じた光学系の補正が必要である。つまり、いずれの場合にもランプ8をソケット6に自動挿入するためには、ランプ8の方向を自動的に判別できることが必要となる。ランプ8の方向を自動的に判断する方法として、例えばセンサーによって識別する方法が考えられる。そこで、少なくとも一方の部材10に適当なマーク11を印すか、各々の部材10で色を変えることが好ましい。図3は、部材10の周回方向の側面にマーキングを施した場合の例である。図3(a)はランプ8の一端を示す斜視図であり、図3(b)はそのA−A’断面図である。
また、各々の部材10の管軸X方向の長さの差が2[mm]以上ある場合には、その長さの差を検出することによっても、ランプ8の方向を識別することが可能である。
また、各々の部材10の少なくとも一部で色違いにし、センサーによってその色の違いを認識する場合は、上記のようにセンサーによってマーク11を認識する場合よりも認識の確実性を高めることができる。
さらに、部材10におけるガラス管2の管端と反対側の端面や、周回方向の側面にロットナンバーや製造番号等をマーキングすることによってランプの製造元等の識別を行うことも可能となる。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態に係る低圧放電ランプの管軸を含む断面図である。低圧放電ランプ12は、冷陰極管蛍光ランプと外部電極型蛍光ランプとのそれぞれの長所を取って形成された内外部電極型蛍光ランプ(以下、単に「ランプ12」という) である。ランプ12は、その一端に外部電極13が形成され、他端に本発明の第1の実施形態に係る低圧放電ランプの電極4と同様の内部電極4が配置されている他は、第1の実施形態に係る低圧放電ランプと同じ構成を有している。よって、外部電極13について詳細に説明し、その他の点については省略する。
外部電極13は、例えば、アルミニウムの金属箔からなり、シリコーン樹脂に金属粉体を混合した導電性粘着剤(図示せず)によってガラス管2の端部の外周面を覆うように貼着されている。なお、導電性粘着剤において、シリコーン樹脂の代わりにフッ素樹脂、ポリイミド樹脂又はエポキシ樹脂等を用いてもよい。また、半田を超音波ディッピングすることにより外部電極13を形成してもよい。
また、外部電極13は、金属箔を導電性粘着剤でガラス管2に貼着する代わりに、銀ペーストをガラス管2の電極形成部分の全周に塗布することによって形成してもよいし、金属製のキャップをガラス管2の管端部に被せてもよい。
また、図4には図示していないが、ガラス管2の内面であって、外部電極13と対向する部分に例えば酸化イットリウム(Y23)の保護膜を設けてもよい。保護膜を設けることにより、ガラス管2のその部分に水銀イオンが衝撃することによって起こるガラス削れやピンホールを防止することができる。
なお、保護膜は、上記の構成に限定されない。例えば、シリカ(SiO2)やアルミナ(Al23)等の金属酸化物を用いてもよい。特に、保護膜が酸化イットリウムやシリカで形成されている場合には、保護膜に水銀が付着し難く、水銀消費が少ない。
また、保護膜は、本発明において必須の構成要素ではなく、形成されていなくてもよく、また、ガラス管2の内面の外部電極対向部分だけでなく、ガラス管2の内面の全体に亘って形成されていてもよい。
以上のとおり、第2の実施形態に係る低圧放電ランプの構成によれば、例えば、リード線5をソケット6に嵌め込むときやランプ12をバックライトユニットに組み込んだ後の移動による衝撃等によってリード線5の線軸に対して略垂直な成分を含む力が加わっても、ガラス管2の封着部2aにクラックが生じることを防止することができる。すなわち、リード線5に加わる力の支点がリード線5と部材10との接触部分にあるために、その力が緩衝材9を介してのみガラス管2の封着部2aに伝わるため、封着部2aにかかる負荷を低減することができる。
<第3の実施形態>
図5は、第3の実施形態に係る直下方式のバックライトユニット16の構成を示す概略分解斜視図である。
直下方式のバックライトユニット16は、複数の冷陰極型蛍光ランプ8と、光を取り出す液晶パネル側の面だけが開口しており、複数の冷陰極型蛍光ランプ8を収納する筐体17と、この筐体の開口を覆う光学シート類18とを備えている。
筐体17は、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製であって、その内面に銀などの金属が蒸着されて反射面19が形成されている。なお、筐体17の材料としては、樹脂以外の材料、例えば、アルミニウム等の金属材料により構成しても良い。また内面の反射面として金属蒸着膜以外、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂に炭酸カルシウムなどを添加することにより反射率を高めた反射シートを前記筐体に貼付して構成しても良い。
筐体17の内部には、ソケット6、絶縁体20およびカバー21が配置されている。具体的に、ソケット6は、例えば図13に示すものと同じ構成を有し、冷陰極型蛍光ランプ8の配置に対応して筐体17の短手方向(縦方向)に各々所定間隔を空けて設けられている。冷陰極型蛍光ランプ8のリード線5は、このソケット6に、具体的には嵌込部6aに嵌め込まれる。
ソケット6は、互いに隣り合うソケット同士で短絡しないように絶縁体20で覆われている。絶縁体20は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂で構成されている。なお、絶縁体20は、上記の構成に限定されない。ソケット6は冷陰極型蛍光ランプ8の動作中に比較的高温となる電極4の近傍にあることから絶縁体20は耐熱性のある材料で構成することが好ましい。耐熱性のある絶縁体20の材料としては、例えば、ポリカーボネート(PC)樹脂やシリコンゴム等を適用することができる。
筐体17の内部には、必要に応じた場所にランプホルダ(図示せず)を設けてもよい。筐体17内側での冷陰極型蛍光ランプ8の位置を固定するランプホルダは、例えば、ポリカーボネート(PC)樹脂であり、冷陰極型蛍光ランプ8の外形の形状に沿うような形状を有している。「必要に応じた場所」とは、冷陰極型蛍光ランプ8の長手方向の中央部付近のように、冷陰極型蛍光ランプ8が例えば全長600[mm]を越えるような長尺のものである場合に、冷陰極型蛍光ランプ8のたわみを解消するために必要な場所である。
ここで、一例として、冷陰極型蛍光ランプ8は、長手方向の軸が筐体の長手方向(横方向)に略一致した姿勢で筐体17の短手方向(縦方向)に所定間隔を空けて交互に14本配置されている。
「交互に」とは、隣り合うランプ8間で第1封止部と第2封止部とが反対方向になっているという意味である。図5においては、ランプ8の第1封止部と第2封止部とをそれぞれ四角囲みの数字で「A」、「B」と区別している。
なお、これらのランプ8は、点灯回路(図示せず)により点灯される。
カバー21は、ソケット6と筐体17の内側の空間とを仕切るものであり、例えばポリカーボネート(PC)樹脂で構成し、ソケット6の周辺を保温するとともに、少なくとも筐体17側の表面を高反射性とすることにより、ランプ8の端部の輝度低下を軽減する。
筐体17の開口部は、透光性の光学シート類18で覆われており、内部にちりや埃などの異物が入り込まないように密閉されている。光学シート類18は、拡散板22、拡散シート23およびレンズシート24を積層してなる。
拡散板22は、例えばポリメタクリル酸メチル(PMMA)樹脂製の板状体であって、外囲器の開口部を塞ぐように配置されている。拡散シート23は、例えばポリエステル樹脂製である。レンズシート24は、例えばアクリル系樹脂とポリエステル樹脂の貼り合せである。これらの光学シート類18は、それぞれ拡散板22に順次重ね合わせるようにして配置されている。
以上のとおり、第3の実施形態に係るバックライトユニットの構成によれば、例えば、リード線5をソケット6に嵌め込むときやランプ8をバックライトユニット16に組み込んだ後の移動による衝撃等によってリード線5の線軸に対して略垂直な成分を含む力が加わっても、ガラス管2の封着部2aにクラックが生じることを防止することができる。すなわち、リード線5に加わる力の支点がリード線5と部材10との接触部分にあるために、その力が緩衝材9を介してのみガラス管2の封着部2aに伝わるため、封着部2aにかかる負荷を低減することができる。
<第4の実施形態>
図6は、第4の実施形態に係る液晶表示装置25の構成を示す概略斜視図である。図6に示す液晶表示装置25は32吋液晶テレビであり、液晶パネル等を含む液晶画面ユニット26と第3の実施形態に記載のバックライトユニット16と点灯装置27とを備える。液晶画面ユニット26は、カラーフィルタ基板(図示せず)、液晶(図示せず)、TFT基板(図示せず)、駆動モジュール等(図示せず)を備え、外部からの画像信号に基づいてカラー画像を形成する。
点灯装置27は、バックライトユニット16の内部のランプ8を点灯させる点灯回路である。ランプ8は、点灯周波数40[kHz]〜100[kHz]、ランプ電流3.0[mA]〜8.0[mA]で動作される。
以上のとおり、第4の実施形態に係る液晶表示装置の構成によれば、例えば、リード線5をソケット6に嵌め込むときやランプ8を液晶表示装置25の内部のバックライトユニット16に組み込んだ後の移動による衝撃等によってリード線5の線軸に対して略垂直な成分を含む力が加わっても、ガラス管2の封着部2aにクラックが生じることを防止することができる。すなわち、リード線5に加わる力の支点がリード線5と部材10との接触部分にあるために、その力が緩衝材9を介してのみガラス管2の封着部2aに伝わるため、封着部2aにかかる負荷を低減することができる。
<変形例>
以上、本発明を上記した各実施形態に示された具体例に基づいて説明したが、本発明の内容が各実施形態に示された具体例に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を用いることができる。
1.変形例1
一実施例として、図7に示すように、部材28においてガラス管2側の面の形状が凹面状でもよい。この場合、部材28のガラス管2側の端面の面積が、略平面の場合よりも大きくなり、冷陰極型蛍光ランプ29のリード線5をソケット6に嵌め込む際、部材28に加わって部材28からガラス管2の管端に伝わる力をより分散することができ、ガラス管2の封着部2aにクラックが発生するおそれをより低減することができる。また、ガラス管2の管端は通常、丸みを帯びた形状であるため、部材28のガラス管2側の端面が平面である場合よりも、部材28を安定して固定することができる。さらに、緩衝材30として樹脂製接着剤を用いた場合には、樹脂製接着剤をより薄く形成することができ、部材28とガラス管2との接着性を高めることができる。
2.変形例2
また、一実施例として、図8に示すように、部材31においてガラス管2側の面であって、リード線5が嵌挿されている部分に、凹部31aを形成してもよい。一般的に内部リード線5aと外部リード線5cは、例えばレーザー溶接によって接合されており、その接合部に団子状態の接合痕32が形成されてしまう。そこで、図8に示すように、部材31に凹部31aを形成することで、接合痕32をその凹部31aに収容することができ、緩衝材33として弾性接着剤を用いた場合に緩衝材33をより薄く形成できるので、部材31とガラス管2との接着性を高めることができる。
3.変形例3
また、一実施例として、図9に示すように、部材35の形状を略円錐形状にし、その斜面35aをガラス管2と反対側なるように部材35をガラス管2に取り付けてもよい。これにより、部材35の寸法を大きくすることなく、マーキングの領域を拡大することができ、斜面35aにマーキングを施すことにより、マークの認識性を高めることができる。また、部材35が例えば金属製の場合には、部材35の形状が管軸X方向の厚みが同じ円盤状である場合に比べて、放熱作用が大きくなりすぎるのを抑制することができ、電極4の周辺の温度低下によって引き起こされる電極4の周辺での水銀凝集を防止し、冷陰極型蛍光ランプ36を長寿命化させることができる。
4.変形例4
また、一実施例として部材39(図11参照)を導電性の素材で構成し、外部リード線5cと部材39とを半田等により電気的に接続させることで、図10に示すような外部電極型蛍光ランプ用ソケット37に挿入させることもできる。また、導電性素材が金属である場合には、その大きさによっては、放熱作用により、電極4の過剰な温度上昇を抑制することもできる。図11は、冷陰極型蛍光ランプ38のソケット6、37への取り付け状態を示す図である。冷陰極型蛍光ランプ38を外部電極用ソケット37に挿入した場合の正面図を図11(a)に示し、同じく右側面図を図11(b)に示す。また、冷陰極型蛍光ランプ38を図13に示す冷陰極型蛍光ランプ用ソケット6に挿入した場合の正面図を図11(c)に示し、同じく右側面図を図11(d)に示す。図11(a)〜(d)に示すように、部材39が導電性であることにより、冷陰極型蛍光ランプ用および外部電極型蛍光ランプ用の異なるタイプのソケット6、37に対応する冷陰極型蛍光ランプ38を提供することができる。
本発明は、低圧放電ランプ、バックライトユニットおよび液晶表示装置に広く適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る低圧放電ランプの斜視図 同じく低圧放電ランプの要部拡大断面図 (a)同じく低圧放電ランプにおいて部材にマーキングを施した場合の斜視図、(b)図3(a)のA−A’断面図 本発明の第2の実施形態に係る低圧放電ランプの正面断面図 本発明の第3の実施形態に係るバックライトユニットの分解斜視図 本発明の第4の実施形態に係る液晶表示装置の概略斜視図 本発明の第1の実施形態に係る低圧放電ランプの変形例1を示した要部拡大断面図 同じく低圧放電ランプの変形例2を示した要部拡大断面図 同じく低圧放電ランプの変形例3を示した要部拡大断面図 外部電極型蛍光ランプ用ソケットの斜視図 (a)本発明の第1の実施形態に係る低圧放電ランプの変形例4を外部電極型蛍光ランプ用ソケットに取り付けた状態を示す正面図、(b)同じく側面図、(c)本発明の第1の実施形態に係る低圧放電ランプの変形例4を冷陰極型蛍光ランプ用ソケットに取り付けた状態を示す正面図、(d)同じく側面図 従来の冷陰極型蛍光ランプの管軸を含む断面図 冷陰極型蛍光ランプ用ソケットの斜視図 ガラス管とリード線の封着部の外側に耐熱封止材を有する従来の冷陰極型蛍光ランプの要部拡大断面図
符号の説明
2 ガラス管
3 蛍光体層
5 リード線
8、12、29、34、36、38 低圧放電ランプ
9、30、33 緩衝材
10、28、31、35、39 部材
11 マーク
16 バックライトユニット
25 液晶表示装置

Claims (9)

  1. ガラス管と、このガラス管内の端部に設けられた電極と、一端部がこの電極に接続され、かつ他端部が前記ガラス管の管端から外部に導出しているリード線とを備え、前記ガラス管の管端には、緩衝材を介して、弾性率がこの緩衝材の弾性率よりも高い部材が取り付けられており、前記リード線は前記緩衝材および前記部材にそれぞれ嵌挿していることを特徴とする低圧放電ランプ。
  2. 前記緩衝材は弾性接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の低圧放電ランプ。
  3. 前記部材が導電性を有し、口金として機能することを特徴とする請求項1または2に記載の低圧放電ランプ。
  4. 前記部材において前記ガラス管側の面の形状が凹面形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の低圧放電ランプ。
  5. 前記部材にマークを印したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の低圧放電ランプ。
  6. 前記ガラス管の両管端に前記部材が取り付けられている場合において、前記各々の部材の少なくとも一部の色が異なることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の低圧放電ランプ。
  7. 前記ガラス管の両管端に前記部材が取り付けられている場合において、前記各々の部材の前記ガラス管の管軸方向の厚さの差が2[mm]以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の低圧放電ランプ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の前記低圧放電ランプを備えたことを特徴とするバックライトユニット。
  9. 請求項8に記載のバックライトユニットを備えたことを特徴とする液晶表示装置。
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