JP2008059480A - ネットワークデバイス管理装置、ネットワークデバイス管理方法、ネットワークデバイス管理プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

ネットワークデバイス管理装置、ネットワークデバイス管理方法、ネットワークデバイス管理プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク上に配置されたデバイスの管理を確実に行うことができるネットワークデバイス管理装置を提供する。
【解決手段】ネットワークシステム1000は、PC100,101と、デバイス103,104と、これらの間に介在するルータ102とを備える。デバイス104上のディスカバリ・エージェントは、デバイス起動メッセージをデバイス103上のディスカバリ・プロキシに送信する。デバイス起動メッセージを受信したデバイス103上のディスカバリ・プロキシは、アドレス情報に基づいてデバイス104にアクセスしてデバイス104のデバイス情報を取得する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワークデバイス管理装置、ネットワークデバイス管理方法、ネットワークデバイス管理プログラム、及び記憶媒体に関する。特に、本発明は、ネットワーク上に配置されたコンピュータや複写機等のデバイスを管理するネットワークデバイス管理装置、ネットワークデバイス管理方法、ネットワークデバイス管理プログラム、及び記憶媒体に関する。
ネットワーク上に配置されたコンピュータ等のデバイスを探索するデバイス探索方法として、SLP(Simple Location Protocol)を用いる方法が提案されている。SLPとは、TCP/IP環境で提供しているサービスの通知、問い合わせを行うために用いられるプロトコルである。SLPを使用してデバイス探索を行う場合、特定のサービスタイプが指定されたパケットをネットワーク上のデバイスのノードの各々に、即ちマルチキャストで送信して管理対象のデバイスを探索する。
また、デバイス探索方法としては、SNMP(Simple Network Management Protocol)及びMIB(Management Information Base)を用いる方法も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。SNMPとは、ネットワーク上に配置された機器類(以下、「ネットワーク機器」という)をネットワーク経由で監視するために用いられるプロトコルである。MIBとは、SNMPに対応したネットワーク機器に格納されたデータベースであって、このデータベースでは、ネットワーク機器に関する情報が管理情報として管理される。
SNMPを用いることにより、マネージャと、当該マネージャの管理対象であるネットワーク機器に常駐するエージェントとの間でUDP(User datagram Protocol)通信を行うことができる。このUDP通信により、マネージャはリクエストをエージェントへ送信し、これに応じてエージェントはMIB内の情報をレスポンスとしてマネージャに送信することができ、これにより、マネージャはネットワーク管理を実現できる。ここで、マネージャによるデバイス探索は、特定のMIBオブジェクトを含むSNMPパケットをブロードキャストで送信することにより実現することができる。
特開2000−353136号公報
しかしながら、上述したような従来の技術では、ネットワーク環境が複雑な場合、例えばネットワーク内にルータが介在する場合には、ルータに対して、マルチキャストパケットやブロードキャストパケットを通過させないように設定されている場合がある。このような場合には、マネージャは、管理対象のネットワーク機器を探索することができず、ネットワーク管理を十分に行うことができない。
本発明の目的は、ネットワーク上に配置されたデバイスの管理を確実に行うことができるネットワークデバイス管理装置、ネットワークデバイス管理方法、ネットワークデバイス管理プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のネットワークデバイス管理装置は、ネットワーク上に配置された少なくとも1つのデバイスを管理するネットワークデバイス管理装置において、前記デバイスとの間でウェブサービスを用いた通信を行う通信手段を備え、前記通信手段は、前記ネットワーク上のデバイスを探索する探索手段と、前記デバイスのデバイス情報を取得する取得手段とを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明のネットワークデバイス管理方法は、ネットワーク上に配置された少なくとも1つのデバイスを管理するネットワークデバイス管理装置によって実行されるネットワーク管理方法であって、前記ネットワーク管理装置と前記デバイスの間でウェブサービスを用いた通信を行う通信ステップの実行中に、前記ネットワーク上のデバイスを探索する探索ステップと、前記デバイスのデバイス情報を取得する取得ステップとを実行することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明のネットワークデバイス管理プログラムは、ネットワーク上に配置された少なくとも1つのデバイスを管理するネットワークデバイス管理装置が実行するためのコンピュータ読み取り可能なネットワークデバイス管理プログラムであって、前記ネットワークデバイス管理装置と前記デバイスの間でウェブサービスを用いた通信を行う通信モジュールを備え、当該通信モジュールは、前記ネットワーク上のデバイスを探索する探索モジュールと、前記デバイスの情報を取得する取得モジュールとを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の記憶媒体は、上記ネットワークデバイス管理プログラムを格納したことを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークデバイス管理装置とネットワーク上に配置された少なくとも1つのデバイスの間でウェブサービスを用いた通信を行う際に、ネットワーク上におけるデバイス探索と、デバイスのデバイス情報の取得とが実行される。これにより、ネットワークデバイス管理装置は、ネットワーク上に配置されたデバイスの管理を確実に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るネットワークデバイス管理装置を含むネットワークシステムの構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、ネットワークシステム1000は、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)100,101と、デバイス103,104,105と、これらの間に介在するルータ102とを備える。
PC100では、管理者が使用するブラウザが動作する。PC101では、デバイス管理ソフトウェア(ユーティリティ)が動作している。したがって、PC100,101は、ルータ102を介してデバイス103〜105を管理するサーバとして機能する。
デバイス103は、ディスカバリ・プロキシ(Discovery Proxy:DP)として機能する。デバイス104,105は、ディスカバリ・プロキシからの要求に応答するディスカバリ・エージェントとして機能する。
ルータ102に対しては、マルチキャストパケットやブロードキャストパケットを通過させないように、即ちフィルタ制御を行うように設定されている。
図2は、図1のネットワークシステム1000において実行されるデバイス探索に関する処理の第1の具体例を示す模式図である。
図2において、まず、矢印1に示すように、デバイス104,105上のディスカバリ・エージェントは、それぞれ、デバイス起動メッセージをデバイス103上のディスカバリ・プロキシに送信する。このデバイス起動メッセージには、送信元であるデバイスのアドレス情報が含まれている。このデバイス起動メッセージは、所定のデバイスをウェブサービスに接続するための仕様であるWS−ディスカバリ(WS-Discovery:Web Services Dynamic Discovery)で使用される「ハロー(Hello)」メッセージであることが好ましい。
その後、デバイス起動メッセージを受信したデバイス103上のディスカバリ・プロキシは、アドレス情報に基づいて矢印2に示すようにデバイス104,105にアクセスし、それらのデバイス情報を取得する。このデバイス情報の取得は、WS−メタデータ交換(WS-Metadata Exchange)により行うことが好ましい。このようにして取得されたデバイス情報は、デバイス103上のディスカバリ・プロキシが作成したデバイスリスト内に保持される。
一方、PC101上のデバイス管理ソフトウェアは、定期的に、デバイス103上のディスカバリ・プロキシにルータ102を介してアクセスして(矢印3)、当該ディスカバリ・プロキシからデバイスリストを取得する。このように取得したデバイスリスト内のデバイス情報は、デバイス管理ソフトウェアが作成したデータベース内に保持される。
また、管理者は、矢印4に示すように、PC100上のブラウザを用いて、デバイスリスト表示要求(リクエスト)をPC101に送信する。これに応じて、PC101は、PC100にデバイスリストを送信し、PC100は受信したデバイスリストをその表示画面上に表示する。
図2の処理によれば、デバイス管理ソフトウェアがルータ102を介してディスカバリ・プロキシから取得したデバイスリストが表示可能、即ちデバイス探索可能となる。換言すれば、ネットワークシステム1000において、PC100,101とデバイス103〜105との間に介在するルータ102がフィルタ制御を行う場合であっても、PC100,101は、デバイス103〜105の管理(ネットワーク管理)を確実に行うことができる。
また、図2の処理によれば、ディスカバリ・エージェントが、デバイス起動メッセージをディスカバリ・プロキシに自動的に送信するので、PC101は、ディスカバリ・プロキシにアクセスするだけでデバイスリストを取得することができる。この結果、PC100,101によるネットワーク管理を簡素化することができる。
図3は、図1のネットワークシステム1000において実行されるデバイス探索に関する処理の第2の具体例を示す模式図である。
図3において、まず、矢印1’に示すように、デバイス103上のディスカバリ・プロキシは、ネットワーク上に配置されたデバイスを探索するための探索パケットをデバイス104,105に送信することによりデバイス探索を行う。この探索パケットは、WS−ディスカバリで使用されるプローブ(Probe)パケットであることが好ましい。なお、この探索パケットは、ルータ102がフィルタ制御を行っていない場合には、デバイス104,105だけでなく、PC100やPC101にも送信されてもよい。
その後、探索パケットを受信したデバイスのうち、ディスカバリ・エージェントとして機能するデバイス104,105は、それぞれ、そのデバイスのアドレス情報を含むプローブマッチパケット(Probe Match Packet)をデバイス103にレスポンスとして送信する。
そして、プローブマッチパケットを受信したデバイス103上のディスカバリ・プロキシは、アドレス情報に基づいて矢印2に示すようにデバイス104,105にアクセスし、それらのデバイス情報を取得する。このデバイス情報の取得は、WS−メタデータ交換(WS-Metadata Exchange)により行うことが好ましい。このようにして取得されたデバイス情報は、デバイス103上のディスカバリ・プロキシが作成したデバイスリスト内に保持される。
一方、PC101上のデバイス管理ソフトウェアは、定期的に、デバイス103上のディスカバリ・プロキシにルータ102を介してアクセスして(矢印3)、当該ディスカバリ・プロキシからデバイスリストを取得する。このように取得したデバイスリスト内のデバイス情報は、デバイス管理ソフトウェアが作成したデータベース内に保持される。
また、管理者は、矢印4に示すように、PC100上のブラウザを用いて、デバイスリスト表示要求をPC101に送信する。これに応じて、PC101は、PC100にデバイスリストを送信し、PC100は受信したデバイスリストをその表示画面上に表示する。
図3の処理によれば、デバイス管理ソフトウェアがルータ102を介してディスカバリ・プロキシから取得したデバイスリストが表示可能、即ちデバイス探索可能となる。換言すれば、ネットワークシステム1000において、PC100,101とデバイス103〜105との間に介在するルータ102がフィルタ制御を行う場合であっても、PC100,101は、デバイス103〜105の管理(ネットワーク管理)を確実に行うことができる。
また、図3の処理によれば、ディスカバリ・プロキシが探索パケットをネットワークに向けて送信するだけで、ディスカバリ・エージェントが自動的にアドレス情報を含むパケットでレスポンスする。これにより、ディスカバリ・プロキシは容易にディスカバリ・エージェントを探索することができ、この結果、PC100によるネットワーク管理を簡素化することができる。具体的には、ルータ102によりサーバから分離されたネットワーク上にディスカバリ・プロキシを設けることにより、他のサーバを新規に設ける必要をなくすことができる。
図4は、図1においてディスカバリ・プロキシとして機能するデバイス103の構成を詳細に示すブロック図である。
図4において、デバイス103は、スキャン機能を有するスキャナ2070と、プリント機能を有するプリンタ2095と、スキャナ2070及びプリンタ2095を制御する制御部(Controller Unit)2000と、操作部2012とを備える。制御部2000は、LAN2011や公衆回線網としてのWAN2051に接続されており、デバイス104,105のデバイス情報やデバイス103のデバイス情報の入出力に関する制御も行う。操作部2012は、ユーザが入力した情報を制御部2000に伝達するユーザインタフェース(UI)として機能する。
スキャナ2070は、原稿の画像を読み取り画像情報を取得する画像入力デバイスとして機能する。プリンタ2095は、画像情報に基づいて可視像化した画像を記録紙に印刷する画像出力デバイスとして機能する。したがって、デバイス103は画像を処理する画像処理装置として機能する。
制御部2000は、システムバス2007と、画像バス2008と、これらの間に接続された画像バスインタフェース(Image Bus I/F)2005とを備える。システムバス2007には、CPU2001、RAM2002、ROM2003、ハードディスクドライブ(HDD)2004、操作部インタフェース(I/F)2006、ネットワークI/F2010、及びモデム(MODEM)2050が接続されている。画像バス2008には、デバイスI/F2020、画像回転部2030、画像圧縮部2040、ラスタイメージプロセッサ(RIP)2060、スキャナ画像処理部2080、及びプリンタ画像処理部2090が接続されている。
CPU2001は、デバイス103全体を制御するコントローラである。RAM2002は、CPU2001が動作するためのワークメモリとして機能すると共に、画像データ(画像情報)を記憶するための画像メモリとして機能する。ROM2003は、デバイス103のブートプログラムが格納されているブートROMから成る。HDD2004は、ソフトウェアのプログラムや画像データなどを格納する。
操作部I/F2006は、UIとしての操作部2012のためのインタフェースであり、操作部2012に表示すべき画像データを出力すると共に、ユーザが入力した情報をCPU2001に伝達する。ネットワークI/F2010は、複数のデバイス、例えば図1のデバイス104,105が接続されたLAN2011にデバイス103を接続する。これにより、デバイス103とデバイス104,105の間で情報の入出力が可能となる。モデム2050は、一般的な公衆回線網の一例であるWAN2051にデバイス103を接続する。これにより、デバイス103は、公衆回線網を介した情報の入出力が可能となる。
画像バス2008は、画像データの転送をシステムバス2007より高速で実行することができるように構成されており、例えばPCIバス又はIEEE1394で規格化されたバスから成る。そこで、システムバス2007と画像バス2008とを互いに接続する画像バスI/F2005は、画像データなどのデータのデータ構造を変換するバスブリッジとして機能する。
RIP2060は、PDLコードの画像データをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F2020は、スキャナ2070やプリンタ2095を制御部2000に接続しており、入出力される画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部2080は、入力された画像データに対して補正、加工、編集などの処理を施す。プリンタ画像処理部2090は、プリントすべき画像データに対して、補正、解像度変換などの処理を施す。画像回転部2030は、画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、画像データの圧縮処理や伸張処理を行い、これにより、例えば、多値の画像データがJPEG形式の画像データに変換され、2値の画像データがJBIG形式、MMR形式、MH形式などの画像データに変換される。
図5は、図4におけるスキャナ2070及びプリンタ2095の外観を示す側面図である。なお、図5は、図1におけるデバイス103の部分側面図に該当する。
図5に示すように、スキャナ2070には、原稿を載置(セット)するトレイ2073と、トレイ2073にセットされた原稿を1枚ずつフィードする原稿フィーダ2072とが設けられている。スキャナ2070は、原稿に対して光を照射しながらCCDラインセンサ(不図示)を用いて原稿表面を走査することにより、原稿の画像を読み取り、この読み取った画像を電気信号に変換することによりラスタイメージデータを取得する。スキャナ2070による原稿の画像の読み取り動作は、ユーザがトレイ2073に原稿をセットし、操作部2012を介して読み取り起動の指示を入力することにより開始される。
また、プリンタ2095は、用紙サイズや用紙向きを選択可能にすべく設けられた複数の給紙段として給紙カセット2101,2102,2103,2104と、プリント動作完了後に排紙された記録紙を積載する排紙トレイ2111とを備える。プリント動作は、CPU2001からの指示に応じて開始される。プリント動作時には、電気信号であるラスタイメージデータが可視画像に変換され、その画像は記録紙上に形成される。なお、プリンタ2095としては、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、又は微小ノズルアレイからインクを吐出することにより記録紙上に画像を直接的に形成するインクジェット方式などが採用される。
図6は、図4のディスカバリ・プロキシとして機能するデバイス103のソフトウェア構成を詳細に示すブロック図である。なお、図6に示すモジュール構成は、一例に過ぎず、必要なモジュールのみを採用することができるのは云うまでもない。
図6において、デバイス103は、ユーザがデバイス103の各種操作・設定を行う際に操作部2012をインタフェースとして機能させるためのモジュールとしてUI1501を備える。UI1501は、以下に説明する各モジュールにユーザの操作に応じた処理の依頼を行ったり、以下に説明する各モジュールに対して、ユーザの操作に応じた入力情報に対応するデータを設定したりする。
UI1501内のアドレスブック(Address Book)1502は、データの送付先や通信先などの宛先を管理するためのデータベースモジュールである。アドレスブック1502には、宛先に関する情報だけでなく、当該宛先に送信すべきデータのデータ形式や送信可能な画像データの形態、画像の解像度などの情報も記憶されている。アドレスブック1502では、UI1501からの入力情報に応じて、管理されているデータの取得、追加、削除などが行われる。また、アドレスブック1502で管理されているデータは、ユーザの操作に応じて各モジュールにデータの宛先に関する情報を与えるために使用される。
制御API(Control API)1518は、当該制御API1518とUI1501の間に配置された上流(上位)モジュールと、制御API1518の下流(下位)モジュールとの間に設けられたインタフェースである。制御API1518を用いることにより、上流モジュールと下流モジュールの間の依存関係を軽減することができるので、上流モジュール及び下流モジュールとして様々なモジュールを使用することができる。
ウェブサーバ(Web Server)モジュール1503は、ネットワーク上のウェブクライアント(例えば、PC101)からの要求に応じて、デバイス103及びデバイス104,105に関する情報を管理情報として通知するために使用される。この管理情報の通知は、制御API(Control API)1518を介して行われる。
ユニバーサル・センド(Universal Send)・モジュール1504は、プリンタモジュール1505、電子メール(E-mail)モジュール1506、データベースモジュール1507、及びディスカバリ・プロキシ(DP)モジュール1508を備える。ユニバーサル・センド・モジュール1504は、各種データの配信を司っており、具体的には、ユーザがUI1501を介して指示したデータを指示された宛先(出力先)に配布する。また、ユーザがスキャナ2070のスキャン機能を使用して配布すべきデータの生成を指示したときは、ユニバーサル・センド・モジュール1504は、制御API1518を介して所定の機器を動作させて必要なデータを生成する。
プリンタモジュール1505は、出力先としてプリンタ2095が指定された際に使用される。電子メールモジュール1506は、通信先として電子メールアドレスが入力された際に使用される。データベースモジュール1507は、出力先としてデータベースが指定された際に使用される。DPモジュール1508は、出力先としてデバイス103と同様の機能を有するデバイスが指定された際に使用される。
リモート・コピー・スキャン(Remote Copy Scan)モジュール1509は、スキャナ2070のスキャン機能を使用して取得した画像データを、ネットワーク等を介して接続された他のプリンタに出力しプリント動作を実行する際に使用される。なお、プリンタとしては、例えば、デバイス104,105を使用することができる。このモジュール1509によれば、デバイス103のスキャナ2070のスキャン機能及びプリンタ2095のプリント機能によって実現可能なコピー機能の一部であるプリント機能を他のデバイスに分散させることができる。
リモート・コピー・プリント(Remote Copy Print)モジュール1510は、ネットワーク等を介して接続された他のデバイスから入力された画像データに対して、プリンタ2095のプリント機能を使用してプリント動作を実行する際に使用される。なお、画像データの入力元としては、例えば、PC100,101やデバイス104,105を使用することができる。このモジュール1510によれば、デバイス103が実現可能なコピー機能の一部、例えばスキャン機能を他のデバイスに分散させることができる。
ウェブ・プル・プリント(Web Pull Print)モジュール1511は、インタネット又はイントラネット上の各種ウェブサイト(ホームページ)の情報を読み出して印刷する際に使用される。
ネットワークドライバ(Network Driver)1517は、ネットワークに物理的に接続される部分を制御する。TCP/IPモジュール1516は、ネットワークドライバ1517がウェブサーバモジュール1503やウェブ・プル・プリントモジュール1511にTCP/IPの規格に準拠した通信を提供する際に使用される。
HTTPモジュール1512は、デバイス103がHTTPを介した通信を行う際に使用される。エルピーアール(lpr:Line PRinter daemon protocol)モジュール1513は、TCP/IPモジュール1516がプリンタモジュール1505にエルピーアール(lpr)を用いた通信を提供する際に使用される。SMTPモジュール1514は、TCP/IPモジュール1516が電子メールモジュール1506にSMTPを用いた通信を提供する際に使用される。SLM(Salutation Manager)モジュール1515は、TCP/IPモジュール1516がモジュール1507〜1510にサリュテーションアーキテクチャ(Salutation Architecture)に基づいた通信を提供する際に使用される。
ジョブマネージャ(Job Manager)1519は、制御API1518を介して指示された処理内容、即ちジョブの種別を解釈する。解釈した処理内容に応じて、コーデックマネージャ(CODEC Manager)1520、スキャナマネージャ(Scanner Manager)1524、及びプリンタマネージャ(Printer Manager)1526の少なくとも1つに指示が伝達される。
コーデックマネージャ1520は、ジョブマネージャ1519から伝達された指示に対応する処理として実行すべき圧縮処理や伸張処理を管理したり制御したりする。FBEエンコーダ(encoder)1521は、ジョブマネージャ1519が取得したデータやスキャンマネージャ1524が実行したスキャン処理により取得したデータに対してFEBフォーマットで圧縮処理を施す。JPEGコーデック1522は、同様に取得したデータに対してJPEG圧縮処理を施す。また、JPEGコーデック1522はプリンタマネージャ1526がプリント処理を実行すべき印刷データに対してJPEG展開処理を施す。MMRコーデック1523は、JPEGコーデック1522と同様に、取得したデータに対してMMR圧縮処理を施すと共に、印刷データに対してMMR伸張処理を施す。
スキャナマネージャ1524は、ジョブマネージャ1519から伝達された指示に対応する処理として実行すべきスキャン処理を管理したり制御したりする。SCSIドライバ1525は、デバイス103の内部においてスキャナ2070との間で通信を行う。
プリンタマネージャ1526は、ジョブマネージャ1519から伝達された指示に対応する処理として実行すべきプリント処理を管理したり制御したりする。エンジンインタフェース(Engine I/F)ドライバ1527は、プリンタマネージャ1526とプリンタ2095(印刷部)とのインタフェースとして機能する。パラレル(Parallel)ポートドライバ1528は、ウェブ・プル・プリントモジュール1511がパラレルポート(不図示)を介して他のデバイスにデータを出力する際のインタフェースとして機能する。
図7は、図1におけるデバイス管理ソフトウェアが動作するPC101の構成を詳細に示すブロック図である。
図7において、PC101は、CPU201、ROM202、RAM203、及びこれらを接続するシステムバス204を備える。また、PC101は、キーボード(KB)209、CRT210、HDD211、及びフロッピー(登録商標)ディスクコントローラ(FD)212を備える。システムバス204とキーボード209の間にはキーボードコントローラ(KBC)205が接続されている。システムバス204とCRT210の間にはCRTコントローラ(CRTC)206が接続されている。システムバス204とHDD211の間及びシステムバス204とFD212の間にはディスクコントローラ(DKC)207が接続されている。また、システムバス204には、LAN2011と接続可能なNIC208が接続されている。
HDD211には、本発明によるデバイス探索の制御主体となるデバイス管理ソフトウェアのプログラムが格納されている。CPU201は、デバイス管理ソフトウェアのプログラムの実行主体である。なお、デバイス管理ソフトウェアのプログラムは、FDやCD−ROMなどの記憶媒体に格納されていてもよく、この場合には、FD212又は不図示のCD−ROMドライブなどによって読み込まれる。この際、読み込んだプログラムをHDD211にインストールすることが好ましい。また、本実施の形態において、デバイス101のオペレーティングシステム(OS)は、マイクロソフト社製ウィンドウズ(登録商標)であることが好ましいが、これに限られることはない。
図8は、図3におけるデバイス103上のディスカバリ・プロキシが実行するデバイス探索処理のフローチャートである。なお、本処理は、デバイス管理ソフトウェアが動作するPC101からのデバイス探索要求(リクエスト)に応じて実行される。
図8において、まず、デバイス103上のディスカバリ・プロキシは、PC101からデバイス探索要求を受信する(ステップS101)。続いて、ステップS102では、探索パケットを送信すべき時刻であるか否かを判別する。探索パケットを送信すべき時刻に到達していないときは、当該時刻に到達するまで待機する(ステップS103)。
一方、探索パケットを送信すべき時刻に到達したときは(ステップS102でYES)、探索パケットとしてのプローブパケットのレスポンスであるプローブマッチパケットの受信待機時間を設定すべくタイマをセットする(ステップS104)。タイマをセットする理由は、複数のデバイスからのレスポンスを受信するためである。
続くステップS105では、デバイス103はプローブパケットをマルチキャストで送信し、プローブパケットを受信したデバイス、例えばデバイス104,105からのレスポンスの受信待機状態となる。その後、ステップS104で設定した受信待機時間が経過(タイムアウト)したか否かを判別し(ステップS106)、タイムアウトしていない場合には、受信待機状態を継続すると共に、後述する図9のプローブマッチパケット受信処理を行う(ステップS107)。
一方、ステップS106の判別の結果、タイムアウトした場合には、本処理を終了する。
図9は、図8のステップS107のプローブマッチパケット受信処理の詳細を示すフローチャートである。なお、本処理は、デバイス103が1つのデバイスからレスポンスを受信する度に実行される。
図9において、まず、デバイス103上のディスカバリ・プロキシがプローブパケットを受信したデバイス上のディスカバリ・エージェントからプローブマッチパケットをレスポンスとして受信したか否かを判別する(ステップS201)。
レスポンスを受信したときは(ステップS201でYES)、デバイス103は、受信したプローブマッチパケットに含まれているアドレス情報に基づいて、当該プローブマッチパケットの送信元であるデバイス、例えばデバイス104にアクセスする。そして、デバイス103は、デバイス104に関するデバイス情報を示すメタデータを取得する(ステップS202)。このデバイス情報には、デバイス104のアドレス情報も含まれている。
続くステップS203では、デバイス103は、ディスカバリ・プロキシが保持しているデバイスリスト内に、取得したデバイス情報に含まれているMAC(Media Access Control)アドレスと同一のMACアドレスが含まれているか否かを判別する。
デバイスリスト内に同一のMACアドレスが含まれていた場合には(ステップS203でYES)、デバイスリスト内で、当該MACアドレスに関連するアドレス情報を、取得したデバイス情報でアップデート(更新)する(ステップS204)。これにより、PC100,101の管理対象であるデバイス103〜105のデバイス情報を常に最新の状態で保持することができる。そして、本処理を終了し、図8の処理にリターンする。
一方、デバイスリスト内に同一のMACアドレスが含まれていなかった場合には(ステップS203でNO)、デバイスリストに、取得したデバイス情報を追加することにより、新たなデバイスを登録する(ステップS205)。そして、本処理を終了し、図8の処理にリターンする。
なお、ステップS201において、プローブマッチパケットを受信していないときは、図8の処理にリターンすることにより、図8のステップS106〜S107の処理を繰り返す。
図8及び図9の処理によれば、デバイス103上のディスカバリ・プロキシがデバイス探索を実行して、デバイス104,105のデバイス情報を取得する。これにより、PC101は、デバイス103にアクセスするだけで、デバイス103〜105のデバイス情報を容易に取得することができる。
また、図8及び図9の処理をしている間に、デバイス103は、デバイスリスト内のデバイス103のデバイス情報も更新することが好ましい。
図10及び図11は、図8のステップS101において、デバイス管理ソフトウェアが動作するPC101からデバイス103上のディスカバリ・プロキシが受信したデバイス探索要求のデータ構造を例示する図である。図10及び図11のデータは、互いに連続する一連のデータを示している。
図10及び図11に示すデータは、デバイス探索要求用のSOAP(Simple Object Access Protocol)パケットの一例を示している。このSOAPパケットは、時刻23:00:00にデバイス探索を1回(once)行い、アクション(Action)としてデバイスリストをアップデートすることを要求(Request)するものである。ここで、図11におけるボディ(Body)部分のアップデート種別を示すタグ<dsc:updatetype>内には、所望の変数を入力することが可能である。これにより、所望のスケジュールで、例えば定期的にデバイス探索(ポーリング:Polling)を行うことができる。
図12及び図13は、図10及び図11に示したようなデバイス探索要求に対するレスポンスのデータ構造を例示する図である。図12及び図13のデータは、互いに連続する一連のデータを示している。
図12及び図13に示すデータも、図10及び図11のデータと同様にSOAPパケットの一例を示している。このSOAPパケットは、図10及び図11に示したようなデバイス探索要求に対するレスポンスとして「成功(success)」を伝達する応答パケットである。
図14は、図3におけるデバイス103上のディスカバリ・プロキシが実行するデバイス起動メッセージ受信処理のフローチャートである。なお、本処理は、図2におけるデバイス104,105の少なくとも一方のデバイスに電源が投入され、当該デバイス上のディスカバリ・エージェントがデバイス起動メッセージを送信したときに実行される。
図14において、まず、ステップS301では、デバイス103上のディスカバリ・プロキシは、電源が投入されたデバイス、例えばデバイス104からデバイス起動メッセージとして「ハロー」メッセージを含むハローパケットを受信する(ステップS301)。
このハローパケットには、電源が投入されたデバイスのアドレス情報が含まれている。
続いて、ステップS302では、デバイス103は、受信したハローパケットに含まれているアドレス情報に基づいて、当該ハローパケットの送信元であるデバイス104にアクセスする。
その後のステップS302〜S304の処理では、図9のステップS202〜S204の処理と同様に、デバイス103は、デバイス104に関するデバイス情報を取得して、デバイスリストに反映させる。そして、本処理を終了する。
図14の処理によれば、デバイス104,105がデバイス起動メッセージをデバイス103上のディスカバリ・プロキシに自動的に送信する。これにより、デバイス103上のディスカバリ・プロキシは、デバイス104,105のデバイス情報を取得すべきタイミングを容易に決定することができる。その結果、デバイスリスト内のデバイス情報を常に最新の状態で保持することができる。
図15は、図2,図3におけるデバイス103上のディスカバリ・プロキシが実行するデバイスリスト取得要求応答処理のフローチャートである。なお、本処理は、図2,図3においてデバイス管理ソフトウェアが動作するPC101がデバイスリスト取得要求を送信したときに実行される。
図15において、まず、デバイス103上のディスカバリ・プロキシは、PC101から後述する図16及び図17に示すようなデバイスリスト取得要求を受信する(ステップS401)。続いて、ステップS402では、デバイスリスト取得要求にフィルタ条件(図17参照)が設定されているか否かを判別する。
デバイスリスト取得要求にフィルタ条件が設定されている場合には(ステップS402でYES)、デバイス103は、デバイスリストに登録されているデバイスの中から、フィルタ条件に合致したデバイスを抽出し(ステップS403)、ステップS404に進む。一方、デバイスリスト取得要求にフィルタ条件が設定されていない場合には(ステップS402でNO)、ステップS403の処理をスキップ又は省略してステップS404に進む。
続くステップS404では、デバイス103は、抽出したデバイスのみが登録されたデバイスリスト又は全てのデバイスが登録されたデバイスリストをSOAPパケットに添付する。ここで、デバイスリスト添付の方法は、いかなる方法であってもよいが、WS−アタッチメント(WS-Attachment)を使用することが好ましい。
ステップS404において、該デバイスリストが添付されたSOAPパケットをPC101に送信することにより、PC101上で動作するデバイス管理ソフトウェアに対して応答を行い(ステップS405)、本処理を終了する。
図15の処理によれば、デバイス103は、PC101からのデバイスリスト取得要求に応じて動作する。したがって、PC101においてデバイスリスト取得要求を送信すべきタイミングを制御することにより、PC101は、所望のタイミングで最新のデバイスリストを取得することができる。
図16及び図17は、図15のステップS401において、デバイス管理ソフトウェアが動作するPC101からデバイス103上のディスカバリ・プロキシが受信したデバイスリスト取得要求のデータ構造を例示する図である。図16及び図17のデータは、互いに連続する一連のデータを示している。
図16及び図17に示すデータは、デバイスリスト取得(GetDeviceList)要求用のSOAPパケットの一例を示している。ここで、図17におけるボディ(Body)部分のフィルタ条件の内容を示すタグ<dsc:Filter>内には「all」や「nothing」が記述され、これにより、フィルタ条件が設定される。図17に示すように、フィルタ条件として「all」を設定した場合には、上記ステップS403においてデバイスリストに登録されている全てのデバイスが抽出されることになる。なお、フィルタ条件として「nothing」を設定した場合には、上記ステップS403の処理がスキップ又は省略されることを意味する。換言すれば、上記ステップS403においてデバイスリストに登録されているデバイスを1つも抽出しないのではない。
図18乃至図20は、図16及び図17に示したようなデバイスリスト取得要求に対するレスポンスのデータ構造を例示する図である。図18乃至図20のデータは、互いに連続する一連のデータを示している。
図18乃至図20に示すデータも、図16及び図17のデータと同様にSOAPパケットの一例を示している。このSOAPパケットは、図16及び図17に示したようなデバイスリスト取得要求に対するレスポンスとして上記ステップS405において送信される。
ここで、図19におけるボディ(Body)部分のリファレンス先を示すタグ<xbinc:Include href=xxx>内には、デバイスリストが添付されている位置に関する情報が記載される。デバイスリスト内のデバイス情報は、図19に示す「-- MINE_boundary」以下に記述されている。図19及び図20に示す例では、製品名「iR C3200」,「iR C3201」,「iR C3202」に関するデバイス情報として、それぞれのIPアドレス、MACアドレス、位置などの情報が記載されている。
以上詳細に説明したように、本発明の実施の形態では、デバイス103にはディスカバリ・プロキシ機能が付与され、デバイス104,105にはディスカバリ・エージェント機能が付与されている。また、PC101は、ウェブサービスを用いてデバイス103上のディスカバリ・プロキシにアクセスする。これにより、PC100,101は、ネットワークシステム1000がルータ102を含む場合であっても、ネットワーク上において配置されたデバイス103〜105のデバイス探索を行ってそれらのデバイス情報を取得することができる。したがって、本実施の形態によれば、PC100,101は、ルータ102がフィルタ制御を行うか否かに依存することなく、これらデバイス103〜105の管理を確実に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、デバイス103〜105にデバイス管理ソフトウェアをインストールできない場合であっても、デバイス103〜105の少なくとも1つのデバイスにディスカバリ・プロキシ機能を付与するだけでデバイス探索が可能となる。
なお、上記実施の形態では、ディスカバリ・プロキシとして機能するデバイスは、デバイス103のみであるが、ネットワークシステム1000が含む他のデバイスがディスカバリ・プロキシとして機能してもよい。この場合、ディスカバリ・プロキシとして機能するデバイスは1台に限られることはない。
また、本実施の形態において、PC101においてPC100と同様のブラウザが動作可能であってもよい。また、PC100にデバイス管理ソフトウェアがインストールされていてもよい。
また、上記実施の形態において、ネットワークシステム1000は、ネットワーク上に設けられたルータ102を含むとしたが、ルータ102を含まなくてもよい。換言すれば、ネットワークシステム1000は、ルータ102を設置可能なネットワークを備えるものであればいかなるものであってもよい。また、フィルタ制御を行うものは、ルータであるとしたが、ルータに限られることはなく、マルチキャストパケットやブロードキャストパケットを通過させないような設定が可能なデバイスであればよい。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPUなど)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどである。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、前述した実施の形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行う場合である。
本発明の実施の形態に係るネットワークデバイス管理装置を含むネットワークシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のネットワークシステムにおいて実行されるデバイス探索に関する処理の第1の具体例を示す模式図である。 図1のネットワークシステムにおいて実行されるデバイス探索に関する処理の第2の具体例を示す模式図である。 図1においてディスカバリ・プロキシとして機能するデバイスの構成を詳細に示すブロック図である。 図4におけるスキャナ及びプリンタの外観を示す側面図である。 図4のディスカバリ・プロキシとして機能するデバイスのソフトウェア構成を詳細に示すブロック図である。 図1におけるデバイス管理ソフトウェアが動作するPCの構成を詳細に示すブロック図である。 図3におけるデバイス上のディスカバリ・プロキシが実行するデバイス探索処理のフローチャートである。 図8のステップS107のプローブマッチパケット受信処理の詳細を示すフローチャートである。 図8のステップS101において、デバイス管理ソフトウェアが動作するPCからデバイス上のディスカバリ・プロキシが受信したデバイス探索要求のデータ構造を例示する図である。 図10のデータに連続するデータを示す図である。 図10及び図11に示したようなデバイス探索要求に対するレスポンスのデータ構造を例示する図である。 図12のデータに連続するデータを示す図である。 図3におけるデバイス上のディスカバリ・プロキシが実行するデバイス起動メッセージ受信処理のフローチャートである。 図2,図3におけるデバイス上のディスカバリ・プロキシが実行するデバイスリスト取得要求応答処理のフローチャートである。 図15のステップS401において、デバイス管理ソフトウェアが動作するPCからデバイス上のディスカバリ・プロキシが受信したデバイスリスト取得要求のデータ構造を例示する図である。 図16のデータに連続するデータを示す図である。 図16及び図17に示したようなデバイスリスト取得要求に対するレスポンスのデータ構造を例示する図である。 図18のデータに連続するデータを示す図である。 図19のデータに連続するデータを示す図である。
符号の説明
100,101 PC(パーソナルコンピュータ)
102 ルータ
103,104,105 デバイス
201 CPU
1000 ネットワークシステム
1503 ウェブサーバモジュール
1508 ディスカバリ・プロキシ(DP)モジュール
1516 TCP/IPモジュール
2000 制御部
2001 CPU
2011 LAN
2070 スキャナ
2095 プリンタ

Claims (18)

  1. ネットワーク上に配置された少なくとも1つのデバイスを管理するネットワークデバイス管理装置において、前記デバイスとの間でウェブサービスを用いた通信を行う通信手段を備え、前記通信手段は、前記ネットワーク上のデバイスを探索する探索手段と、前記デバイスのデバイス情報を取得する取得手段とを含むことを特徴とするネットワークデバイス管理装置。
  2. 前記探索手段により探索されたデバイスのデバイス情報を保持する保持手段を備えることを特徴とする請求項1記載のネットワークデバイス管理装置。
  3. 前記通信手段は、前記保持手段が保持しているデバイス情報を定期的に更新する更新手段を含むことを特徴とする請求項2記載のネットワーク管理装置。
  4. 前記取得手段は、前記デバイスから起動に関する起動情報を取得し、前記探索手段は、前記取得した起動情報に基づいて前記探索を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のネットワーク管理装置。
  5. 前記探索手段は、前記ネットワーク上のデバイスに探索パケットを送信し、前記取得手段は、前記探索パケットに応答したデバイスから当該デバイスのデバイス情報を取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のネットワーク管理装置。
  6. 前記通信手段は、前記探索手段が前記探索を実行すべき時刻が指定されているデバイス探索リクエストを前記ネットワーク上に配置されたサーバから受信する受信手段を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のネットワークデバイス管理装置。
  7. 前記通信手段は、前記デバイス情報を前記ネットワーク上に配置された少なくとも1つのサーバへ送信する送信手段を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のネットワークデバイス管理装置。
  8. 前記送信手段により送信されるデバイス情報は、前記ネットワークデバイス管理装置のデバイス情報を含むことを特徴とする請求項7記載のネットワークデバイス管理装置。
  9. ネットワーク上に配置された少なくとも1つのデバイスを管理するネットワークデバイス管理装置によって実行されるネットワーク管理方法であって、前記ネットワーク管理装置と前記デバイスの間でウェブサービスを用いた通信を行う通信ステップの実行中に、前記ネットワーク上のデバイスを探索する探索ステップと、前記デバイスのデバイス情報を取得する取得ステップとを実行することを特徴とするネットワークデバイス管理方法。
  10. 前記探索ステップにおいて探索したデバイスのデバイス情報を保持する保持ステップを有することを特徴とする請求項9記載のネットワークデバイス管理方法。
  11. 前記通信ステップは、前記保持ステップにおいて保持したデバイス情報を定期的に更新する更新ステップを含むことを特徴とする請求項10記載のネットワーク管理方法。
  12. 前記取得ステップでは、前記デバイスから起動に関する起動情報を取得し、前記探索ステップでは、前記取得した起動情報に基づいて前記探索を実行することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載のネットワーク管理方法。
  13. 前記探索ステップでは、前記ネットワーク上のデバイスに探索パケットを送信し、前記取得ステップでは、前記探索パケットに応答したデバイスから当該デバイスのデバイス情報を取得することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載のネットワーク管理装置。
  14. 前記通信ステップは、前記探索ステップにおいて前記探索を実行すべき時刻が指定されているデバイス探索リクエストを前記ネットワーク上に配置されたサーバから受信する受信ステップを含むことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載のネットワークデバイス管理方法。
  15. 前記通信ステップは、前記デバイス情報を前記ネットワーク上に配置された少なくとも1つのサーバへ送信する送信ステップを含むことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載のネットワークデバイス管理方法。
  16. 前記送信ステップにおいて送信されるデバイス情報は、前記ネットワークデバイス管理装置のデバイス情報を含むことを特徴とする請求項15記載のネットワークデバイス管理方法。
  17. ネットワーク上に配置された少なくとも1つのデバイスを管理するネットワークデバイス管理装置が実行するためのコンピュータ読み取り可能なネットワークデバイス管理プログラムであって、前記ネットワークデバイス管理装置と前記デバイスの間でウェブサービスを用いた通信を行う通信モジュールを備え、当該通信モジュールは、前記ネットワーク上のデバイスを探索する探索モジュールと、前記デバイスのデバイス情報を取得する取得モジュールとを含むことを特徴とするネットワークデバイス管理プログラム。
  18. 請求項17記載のネットワークデバイス管理プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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