JP2008059412A - 健康管理システム - Google Patents

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聡子 貫井
Mari Takamoto
真里 高本
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Abstract

【課題】夫婦間またはパートナー間で情報が相互に送受信可能な健康管理システムの提供。
【解決手段】夫婦間またはパートナー間で情報が相互に送受信可能な健康管理システムであって、女性側の携帯端末装置は、カレンダー表示、基礎体温のトレンド表示、バイオリズムの表示、生理メモ入力等が可能で、男性側の携帯端末装置は、カレンダー表示、スケジュール表示、食事のメモ、体重・BMI・血糖値・血圧などの体調関連情報のうちの少なくとも1つが入力や表示が可能で、女性側、男性側の相互の端末で、少なくとも当日のスケジュールを表示し、確認できるようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、夫婦間またはパートナー間で情報が相互に送受信可能な健康管理システムに関する。
従来、健康管理システムにあっては、使用者が携帯端末で個人の健康診断データなどをデータサーバーに格納し、通信ネットワークを介して、医師などの専門家がアドバイスを入力し、返信する健康管理支援システム(特許文献1:特開2002−312486号公報;特許文献2:特開2004−321373号公報)等が提案されている。また、起訴体温等をデータサーバーで管理し、登録会員が適宜アクセスできる婦人健康管理システムも提案されている。
特開2002−312486号公報 特開2004−321373号公報
しかしながら、夫婦間またはパートナー間で必要時にリアルタイムに相互に体調,健康状態を確認できるシステムは未だ提案されていない。本発明は、このような状況に鑑みなされたもので、通常の体調管理と合わせて、配偶者相互,パートナー相互の体調管理も可能である健康管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の健康管理システムは、夫婦間またはパートナー間で情報が相互に送受信可能な健康管理システムであって、女性側の携帯端末(携帯端末装置)は、カレンダー表示、基礎体温のトレンド表示、バイオリズムの表示、生理メモ入力、卵子の状態のイラスト等の女性の体調関連情報の表示のうちの少なくとも1つが表示可能で、男性側の携帯端末(携帯端末装置)は、カレンダー表示、スケジュール表示、食事のメモ、体重・BMI・血糖値・血圧などの体調関連情報のうちの少なくとも1つが入力や表示が可能で、女性側、男性側の相互の端末で、少なくとも当日のスケジュールを表示し、確認できるようにしたことを特徴とする。
本発明の健康管理システムによれば、通常の体調管理と合わせて、パートナーの体調管理も可能である。例えば、妻が夫の体調管理をすることができる。また、妻の生理周期を夫が知ることで、子作りに役立てることができる。また、妊娠中にあっては、妊婦の体重の変化等を双方の端末で表示し、胎児の成長を確認できる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態に従って説明する。なお、実施例に限定されるものでないことはいうまでもない。図1は本実施形態における女性側の携帯端末(携帯端末装置)100aの一例を示している。また、図2は本発明の健康管理システム全体を示している。なお、男性側の携帯端末(携帯端末装置)100bも女性側の携帯端末(携帯端末装置)100aと同様の構成であるが、入力キーによる入力情報が若干異なる。ここで、携帯端末(携帯端末装置)は携帯電話も含むものである。
図1において、10は制御部(CPU)、11は入力キー、12はカラー液晶等で構成される表示部、13は機能キー、14はクロック部、15は外部通信部、16は演算条件などが記憶されたRAM、17はCPU10で処理を行なうブログラムなどが記憶されたROM、18は電池、19は基礎体温,体重,血糖,血圧等の生体情報をトレンド記憶する記憶部である。
また、外部通信部15により、図2に示す情報通信ネットワーク(インターネット等)2を介して、外部のサービス業者等のサーバー3にアクセスしたり、i−モード機能により、女性側の携帯端末(携帯端末装置)100aと男性側の携帯端末(携帯端末装置)100bの双方で情報,データを相互に電話回線等の有線,無線(電波等),赤外線等で送受信できるように構成されている。
次に、女性側の携帯端末装置100aの機能等について説明する。まず、機能キー13により、初期設定画面を表示部12に表示させる。図3に示すように、例えば「パートナーの携帯端末(携帯電話)と照合してください。」(図3(a))等の案内画面が表示されると、入力キー11でパートナー(男性)側)の携帯端末(携帯電話)100bの番号を設定入力する。あわせて、暗証番号も入力するようにすると都合がよい。
図3(b)は、表示部12におけるカレンダー表示例である。この表示画面は機能キー13を押すことで表示される。まず、年・月・日・時・分を設定・入力する。年・月・日のデフォルト値、例えば、20060101のうち2006が点滅表示される。入力キー11から数字のキーを押すことで、2006の表示部が点滅する。たとえば、設定したい当日(年・月・日)を、2006年7月10日とすると、入力キー11の数字キー6を押すことで2006年が確定し、設定入力されて点灯に変わり、月の表示部が点滅する。月の表示部が点滅している状態で、入力キー11の数字キー7を押すことで2006年7月が確定し、設定入力されて点灯に変わり、日の表示部が点滅する。日の表示部が点滅している状態で、入力キー11の数字キー1を押し、次に0を押すことで2006年7月10日が確定し、設定入力されて点灯に変わる。こうして、年・月・日の設定・入力が完了する。
時・分の設定は、機能キー13のカーソル移動キー13aを押し、時刻表示部00:00を点滅させる。時刻を11:20に設定させたい場合、まず時間表示部が点滅している状態で入力キー11の数字キー10を押し、数字キー1を押すと時間11が点灯する。次に分表示部00が点滅している状態で入力キー11の数字キー2を押し、数字キー0を押すと分表示20が点灯する。こうして、年・月・日・時・分、2006年7月20日11:20が設定されと、当該月のカレンダーが表示される(図3(b)参照)。なお、電波時計を設けることにより、このような年・月・日・時・分の設定の煩わしさがなくなる。
図3(b)における表示部12のカレンダー表示部において、↑は心と体の状態がポジティブな状態(やる気がある、集中力がある、元気がある、楽しい、ウキウキ、穏やか、爽快等)を示すのもので、当該の日に、入力キー11で入力することにより、記憶・表示される。また、↓は、心と体の状態がネガティブな状態(無気力、センチメンタル、泣きたい、うつ、不安定、緊張、ストレス、イライラ、怒りっぽい、頭痛、腰痛、冷え、むくみ、肌荒れ、だるい、便秘、下痢、めまい、たちくらみ、眠気、不眠、発熱、生理痛、不正出血等)を示すのもので、当該の日に、入力キー11で入力することにより、記憶・表示される。また、■は、メモ入力があることを示すもので、当該の年・月・日、例えば2006年7月20日より以前のマークにカーソル移動キー13aによりカーソルを合せると、図3(c)に示すような、入力・記憶されたメモ(例えば生理メモ)が表示される。当該の年・月・日、例えば2006年7月20日より以降のマークにカーソル移動キー13aによりカーソルを合せると、図3(d)に示すような、入力・記憶されたメモ(例えば、7/26予定、妻 12:00昼食;夫 10:00出張)が表示される。メモ入力としては、上記の他に食事内容などの入力・記憶も可能となっている。
<各種データ表示機能>
機能キー13を押すことで、表示部12に、図4(a)に示すような画面表示をさせる。カーソル移動キー13aで、「スケジュール」、「基礎体温グラフ」、「妊娠計画ナビ」、「胎児成長記録」、「乳児成長記録」、「パートナーの健康チェック」のうちいずれかを選択し、それぞれの項目を表示させることが可能である。カーソル移動キー13aにより「スケジュール」にカーソルを合せて選択すれば、図3(b)に示すカレンダー画面表示となり、■は、メモ入力があることを示す7月26日にカーソルキー13aを合せると、図3(d)のような予定画面が表示される。カーソル移動キー13aにより「基礎体温グラフ」にカーソルを合せて選択すれば、図4(c)に示す基礎体温のトレンドグラフが表示される。なお、基礎体温のトレンド値は記憶部19に記憶したものを表示するか、サーバー3に記憶されたトレンド値を、サーバー3に対して予め登録されたパスワード,ID番号を入力してアクセスし、女性側携帯端末装置100aにダウンロードするようにしてもよい。
女性の妊娠が判明した場合、週ごとに妊婦が体重測定し、その値を入力キー11で入力・記憶し、標準値と比較してトレンド表示できるようにしている。図4(d)の例では、横軸が月、縦軸に体重変化を示すようにしている。また、女性が出産した後は、カーソル移動キー13aにより「スケジュール」にカーソルを合せて選択すれば、図4(e)に示す「乳児成長記録」のトレンドグラフが表示される。図4(e)の例では、横軸が月、縦軸に乳児の体重変化を標準値,90パーセンタイル,10パーセンタイルと比較表示可能にしている。「パートナーの健康チェック」では、男性の血圧(最高血圧/最低血圧)のトレンド変化,血糖値変化,体重変化,BMI等を、男性側携帯端末装置100bにアクセスするか、サーバー3に記憶されたこれらのトレンド値を、サーバー3に対して予め登録されたパスワード,ID番号を入力してアクセスし、女性側携帯端末装置100aにダウンロードして表示するようにしてもよい。
<次回排卵日予測機能>
女性側携帯端末100aでは、トレンド記憶された基礎体温を基に次回排卵日の予測・表示を行う機能を備える。すなわち、起床前に測定された基礎体温を入力キー11または外部接続端子(不図示)を介して記憶部19かサーバー3にID番号とともにトレンド記憶する。このとき、図3(c)に示すような生理メモも入力しておく。記憶された基礎体温を基に次回排卵日の予測を行う機能を備えることで妊娠・避妊が計画的に行なえる。
・次回排卵日の予測の一例
次回排卵日は、所定期間(例えば3〜7日間)として導出される。例えば、予測処理を行っている当日が低温相の場合、”次回排卵日 = 最近の生理初日+低温相平均日数−1.5σ/2〜最近の生理初日+低温相平均日数+1.5σ/2”として導出される。ここで、σは、低温相の日数の分布が正規分布に従うと見なした際の標準偏差である。なお、予測結果は日単位で、小数点第1位で四捨五入とする。一方、予測処理を行っている当日が高温相の場合、”次回排卵日 = 最近の排卵日+月経周期平均日数−1.5σ/2〜最近の排卵日+月経周期平均日数+1.5σ/2”として導出される。ここで、σは、月経周期の日数の分布が正規分布に従うと見なした際の標準偏差である。なお、予測結果は日単位で、小数点第1位で四捨五入とする。このようにして導出された期間を表示する際には、表示する当日の条件に応じて次のように処理される。当日が導出された次回排卵日の期間に含まれない場合は導出された期間をそのまま表示する。一方、当日が導出された次回排卵日の期間に入っており、かつ、その期間の最後の日から所定日数(例えば3日)前以前の場合、表示される期間は”当日の日付〜導出された期間の最後の日”とする。すなわち、”当日〜最近の生理初日+低温相平均日数+1.5σ/2”、あるいは、”当日〜最近の排卵日+月経周期平均日数+1.5σ/2”となる。または、当日が導出された次回排卵日の期間に入っており、かつ、その期間の最後の日から所定日数(例えば3日)前以後の場合、表示される期間は”当日の日付〜当日の日付+3”とする。また、導出された期間が所定日数(例えば8日)以上にわたる場合、当日が高温相で排卵日からの日数が所定日数(例えば17日)以上の場合、月経周期平均日数または低温相平均日数が確定していない場合等の際は、精度の高い予測はできない。次回排卵日の予測処理は、所定回(例えば4回)の生理初日が確定し、月経周期平均日数および低温相平均日数の導出後になされる。こうして予測された次回排卵日の中心となる日は、図4に示すように□で表示される。次回排卵日の予測プログラムは、女性側携帯端末装置100aのROM17に記憶させておいても、サーバー3に記憶させておいてもよい。
<男性側携帯端末装置の機能>
男性側携帯端末装置100bも基本的には、図4に示すものと同様の表示機能を有する。異なる点は、基礎体温の入力、トレンド表示ができないようになっている点である。また、「妊娠計画ナビ」画面では、次回排卵日予定日の中心の日、図5では20日に「お酒は控えましょう」等のメッセージが表示されるようになっている。また、胎児の成長記録、乳児の成長記録を表示画面で確認できるので、パートナー間の信頼が深まることになる。
本発明の健康管理システムの実施形態におけるブロック図である。 本発明の健康管理システムの実施形態における概略を示す図である。 本発明の健康管理システムの実施形態における表示部における表示例である。 本発明の健康管理システムの実施形態における表示部における表示例である。 本発明の健康管理システムの実施形態における表示部における表示例である。
符号の説明
2・・・情報通信ネットワーク、3・・・サーバー、10・・・CPU、11・・・入力キー、13a,・・・カーソル移動キー、13・・・機能キー、16・・・RAM、17・・・ROM、19・・・記憶部、100a・・・女性側携帯端末装置、100b・・・男性側携帯端末装置

Claims (1)

  1. 夫婦間またはパートナー間で情報が相互に送受信可能な健康管理システムであって、
    女性側の携帯端末は、カレンダー表示、基礎体温のトレンド表示、バイオリズムの表示、生理メモ入力、卵子の状態のイラスト等の女性の体調関連情報の表示のうちの少なくとも1つが表示可能で、
    男性側の携帯端末は、カレンダー表示、スケジュール表示、食事のメモ、体重・BMI・血糖値・血圧などの体調関連情報のうちの少なくとも1つが入力や表示が可能で、
    女性側、男性側の相互の端末で、少なくとも当日のスケジュールを表示し、確認できるようにしたことを特徴とする健康管理システム。
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