JP2008059236A - 設計情報管理装置 - Google Patents

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茂樹 松原
Toshiko Takamura
稔子 高村
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Abstract

【課題】従来の技術は、変更したプログラムに関連した機能が、プログラム変更による予想外の影響に関する検証項目は抽出できない。
【解決手段】ソフトウェア成果物を格納する成果物格納部107と、設計情報や関連情報を格納する設計情報格納部104と、検証時間情報を格納する検証情報格納部109と、ソフトウェア成果物から設計情報識別ID及び設計情報と、上流ソフトウェア成果物との関連を抽出する機能を有し、設計情報を設計情報識別ID単位に管理する手段と、設計情報識別ID間の関連を管理する手段と、変更する設計情報の上位の設計情報を検索し再検証すべき検証項目を抽出する手段と、検証順番を提示する手段と、再検証の検証時間を提示する手段を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソフトウェア開発における設計情報の変更に対して、再検証項目を提示するのに好適な設計情報管理装置に関する。
従来、ソフトウェア開発において、プログラムを変更した場合には、変更したプログラムの新規作成時の検証項目を使用して再検証を実施したり、変更したプログラムに関係がある機能の検証項目を担当者の判断により選別して、再検証を行なうことによりシステムの品質の確保を保っていた。
しかし、この場合、担当者の判断基準は主観的なものであり、担当者が判断を誤ると検証項目に漏れが発生し、結果的にシステムの品質を低下させる原因になっていた。
これを防止するものとして、〔特許文献1〕に記載のように、プログラムを作成した時に検証した検証項目を記憶し、再検証する時に記憶した検証項目を用いて再検証する検証項目を自動的に抽出し再検証の漏れを防止する装置がある。
又、〔特許文献2〕に記載のように、ソフトウエア要求仕様書の記載箇所を特定する識別番号を縦に一列に記載したソフトウエア要求仕様書識別番号欄2と、ソフトウエア設計仕様書の記載箇所を特定する識別番号を横に一列に記載したソフトウエア設計要求仕様書識別番号欄3と、プログラム仕様書の記載箇所を特定する識別番号を縦一列に記載したプログラム仕様書識別番号欄4と、ソースプログラムの構成単位を特定する識別番号を横に一列に記載したソースプログラム識別番号欄5とで、第1から第3のマトリクス欄を描き、この仕様書間クロスリファレンス表から顧客要求の変更が各仕様書およびソースプログラムに及ぼす影響範囲を確認することが開示されている。
特開平6−35754号公報 特開平10−105390号公報
しかし、〔特許文献1〕に記載の従来の技術では、プログラムと検証項目の関連しか記憶していないので、変更したプログラムに直接関連する検証項目は抽出できるが、変更したプログラムに関連した機能が、プログラムの変更によって影響が現れないか検証するための検証項目は抽出できなかった。
又、〔特許文献2〕には、行と列との交点に双方のフィールドに記載された識別番号があれば関連性を有することを知ることができるが、プログラムの変更によって影響が現れないか検証するための検証項目は抽出できなかった。
本発明の目的は、プログラムを変更した場合にプログラムに関連する設計情報の検証項目を自動的に抽出して提示し、変更したプログラムに関連した機能が、プログラムの変更によって予想外の影響が現れないか確実に検証できる設計情報管理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の設計情報管理装置は、ソフトウェア成果物を格納する成果物格納部と、設計情報や設計情報間の関連を記憶する設計情報格納部と、検証に必要な検証時間情報を格納する検証情報格納部と、ソフトウェア成果物内に、設計情報を識別する設計情報識別IDと、上流ソフトウェア成果物との関連を表す上流設計情報の設計情報識別IDを有するソフトウェア成果物に対して、ソフトウェア成果物から設計情報識別ID及び設計情報と、上流ソフトウェア成果物との関連を表す設計情報識別IDを抽出する機能を有し、ソフトウェア成果物内の設計情報を設計情報識別ID単位に管理する手段と、ソフトウェア成果物内の設計情報識別ID間の関連を管理する手段と、変更する設計情報の上位の設計情報を検索し再検証すべき検証項目を抽出する手段と、検証順番を提示する手段と、再検証の検証時間を提示する手段を備えたものである。
これにより、設計情報と設計情報の関連および設計情報と検証項目の関係を保持し、関連を辿ることにより、プログラムを変更した場合にプログラムに関連する設計情報の検証項目を自動的に抽出して提示し、変更したプログラムに関連した機能が、プログラムの変更によって予想外の影響が現れないか確実に検証できる。
本発明によれば、変更する設計情報の上位の設計情報を検索し、再検証すべき検証項目を提示することができる。また、設計情報の上下関係及び設計情報の最終更新日を用いて、検証順番を提示することができる。また、再検証する検証項目の総検証時間を提示することができる。
本発明の一実施例を図1から図16により説明する。
図1は、本実施例のシステム構成図である。本実施例の設計情報管理装置は、大別して、作成されたソフトウェア成果物を管理する設計情報管理マシン101、開発者が操作を行う操作端末102、設計情報管理マシン101と操作端末102とを接続するネットワーク103からなる。
設計情報管理マシン101は、作成したソフトウェア成果物の成果物情報108を格納する成果物格納部107と、ソフトウェア成果物情報108から抽出した設計情報105、関連情報106を格納する設計情報格納部104と、検証時間情報110を格納する検証情報格納部109を有し、作成したソフトウェア成果物を解析する設計情報解析部112、設計情報管理マシン101で管理している設計情報105、関連情報106を参照する参照部111、検証項目および検証時間を検索する検証情報解析部113で構成される。検証情報解析部113は、データ構造として直系関連情報114を有する。
操作端末102は、設計情報管理マシン101へソフトウェア成果物の解析を依頼する解析依頼部115と、設計情報管理マシン101に登録されている設計情報105、関連情報106を参照するために参照部111に依頼を行う参照依頼部116と、検証時間の登録を行う検証時間登録部117と、検証情報解析部113の検索結果を表示する検索結果表示部118で構成される。
図2は、本実施例の設計書の成果物例を示す図で、記述ルールに従い作成されている。
要求仕様書201には、システムの要求仕様が記述され、設計情報として、例えば「信号がONになったらゲートを自動的に閉じる。」204−1が設計情報識別ID「要求仕様1」204に記述され、「主系の異常を検知したら3分以内に従系に切り替わる。」205−1が設計情報識別ID「要求仕様2」205に記述されている。
機能仕様書202には、設計情報として、例えば符号206−1で示す部分の内容が設計情報識別ID「機能仕様1」206に記述され、「機能仕様1」206は、要求仕様書201の設計情報識別ID「要求仕様1」204の設計情報を参照して機能仕様を記述していることを表している。また、符号207−1で示す設計情報の内容が設計情報識別ID「機能仕様2」207に記述され、「機能仕様2」207は、要求仕様書201の設計情報識別ID「要求仕様2」205の設計情報を参照して機能仕様を記述している。
処理仕様書203には、符号208−1で示す設計情報の内容が設計情報識別ID「処理仕様1」208に記述され、「処理仕様1」208は機能仕様の設計情報識別ID「機能仕様1」206および「機能仕様2」207の設計情報を参照して処理仕様を記述していることを表している。また、符号209−1で示す設計情報の内容が設計情報識別ID「処理仕様2」209に記述され、「処理仕様2」209は機能仕様の設計情報識別ID「機能仕様2」207の設計情報を参照して処理仕様を記述していることを表している。
また、符号210−1で示す設計情報の内容が設計情報識別ID「処理仕様3」210に記述され、「処理仕様3」210は、機能仕様の設計情報識別ID「機能仕様2」207の設計情報を参照して処理仕様を記述していることを表している。
図3は、本実施例の検証書の成果物例を示す図で、記述ルールに従い作成されている。検証書における記述ルールは図2に示す設計書の記述ルールと同様である。
総合検証書301には、要求仕様書201の設計情報識別ID「要求仕様1」204を参照した「総合検証1」304と、「要求仕様2」205を参照した「総合検証2」305が記述されれている。
機能検証書302には、機能仕様書202の設計情報識別ID「機能仕様1」206を参照した「機能検証1」306と、機能仕様書202の設計情報識別ID「機能仕様2」207を参照した「機能検証2」307が記述されている。
組合せ検証書303には、機能仕様書202の設計情報識別ID「機能仕様1」206を参照した「組合せ検証1」308と、処理仕様書203の設計情報識別ID「処理仕様2」209を参照した「組合せ検証2」309と、処理仕様書203の設計情報識別ID「処理仕様3」210を参照した「組合せ検証3」310が記述されている。
図4は、本実施例のプログラムの成果物例を示す図で、記述ルールに従い作成されている。検証書における記述ルールは図2に示す設計書の記述ルールと同様である。
成果物名がprog01.c401のプログラムには、処理仕様書203の設計情報識別ID「処理仕様1」208を参照した「PROG00001」が、成果物名がprog11.c402のプログラムには、処理仕様書203の設計情報識別ID「処理仕様2」209を参照した「PROG00002」405が、成果物名がprog12.c403のプログラムには、処理仕様書203の設計情報識別ID「処理仕様3」210を参照した「PROG00003」406が記述されている。
図5に設計情報管理マシン101で管理する成果物格納部107の成果物情報108のDB構造を示す。
成果物情報108は、操作端末102から設計情報管理マシン101に解析依頼されたソフトウェア成果物を管理する情報である。ソフトウェア成果物名を識別するための成果物ID501と、成果物ID501に対応するソフトウエアの内容が変更された来歴を管理するためのバージョン502と、ソフトウェア成果物の名称である成果物名503と、ソフトウェア成果物のファイルの日付である更新日504と、同じ成果物ID501で複数のバージョン502がある時に、最新の情報であることを示す最新フラグ505とで構成されている。
図6に設計情報管理マシン101で管理する設計情報格納部104の設計情報105のDB構造を示す。
設計情報105は、設計情報解析部112がソフトウェア成果物から抽出した設計情報識別IDを管理する。設計情報105は、設計情報を表す設計情報識別ID601と、設計情報識別ID601に対応する設計情報が変更された来歴を管理するためのバージョン602と、ソフトウェア成果物の種類を表す区分603と、設計情報識別ID601を抽出した成果物を表す成果物ID604と、成果物バージョン605と、設計情報識別ID601に対応する設計情報606と、検証日時を記録する検証日時607で構成される。ここで、区分603での、は設計、Tは検証、Pはプログラムを表す。
図2の要求仕様書201を設計情報104に登録する例を示すと、「要求仕様1」204および「要求仕様2」205が設計識別情報ID601に登録され、設計内容204−1,205−1は設計情報605に登録される。
図7に設計情報格納部104に格納する関連情報106のDB構造を示す。関連情報106は、設計情報解析部112がソフトウェア成果物から抽出した関連を管理する。関連情報106は、上流工程の上流設計情報識別ID701と、上流設計識別ID701の設計情報を参照して作成した下流工程の下流設計情報識別ID702とを有する。
図2の機能仕様書202を関連情報106に登録する例を示すと、機能仕様書202の「機能仕様1」206は「要求仕様1」204を参照しているので、上流設計情報識別ID「要求仕様1」204に対応する下流設計情報識別「機能仕様1」206を701−1として登録する。同様に、機能仕様書202の「機能仕様2」207は、「要求仕様2」205を参照していることから、上流設計情報識別ID「要求仕様2」205に対応する下流設計情報識別「機能仕様2」207を701−2として登録する。
図8は、図5の成果物情報108と、図6の設計情報105、および図7の関連情報106を登録した際の設計情報識別IDの関連図を示す。
図8に示すように、設計情報識別IDの関連図は、要求仕様書201の「要求仕様1」204、および「要求仕様2」205を最上位とするツリー構造となり、「要求仕様1」204の下流には符号801で示すように「機能仕様1」206が関連し、「要求仕様2」205の下流には符号802で示すように「機能仕様2」207が関連する。
同様に、機能仕様書202の設計情報識別ID「機能仕様1」206は、符号803で示すように処理仕様書203の設計情報識別ID「処理仕様1」208に関連があり、「機能仕様2」207は、符号803で示すように、「処理仕様1」208と「処理仕様2」209と「処理仕様3」210に関連がある。同様に、処理仕様書203の設計情報識別ID「処理仕様1」208は、符号804で示すように、プログラムの「PROG00001」404に、「処理仕様2」209は「PROG00002」405に、「処理仕様3」210は「PROG00003」406に関連がある。また、各設計書は検証書と関連を有し、例えば「総合検証1」304は符号805で示すように、「要求仕様1」204に関連がある。
図8に示すように、設計情報105と関連情報106および成果物情報108により、設計情報識別IDの上下関係が分かると伴に、設計書の設計情報識別IDに関連している検証書の設計情報識別IDが関連が分かる。
要求仕様書201の「要求仕様1」204と 機能仕様書202の「機能仕様1」206の設計情報の内容変更に伴って、処理仕様書203の「処理仕様1」208およびプログラムprog01.c401の「PROG00001」404を変更した際は、「PROG00001」404の変更に影響のある設計情報識別IDの検証項目を再検証する必要がある。再検証を行う必要のある検証項目として、とりわけ重要な再検証項目は、設計情報の内容を変更した3つの設計情報識別ID204,206,208に関連した「総合検証1」304と「機能検証1」306と「組合せ検証1」308の検証項目である。
しかし、設計情報の内容を変更した設計情報識別ID以外でも、設計情報の内容を変更した設計情報識別IDが参照している上流の設計情報識別IDには内容変更による影響が及ぶ可能性がある為、「PROG00001」404の上流である「処理仕様1」208が参照している「機能仕様2」207と、その上流である「要求仕様2」205が影響範囲として再検証対象となり、再検証対象の設計情報識別ID205,207に関連した「機能検証2」307と「総合検証2」305の検証項目が再検証項目となる。
便宜上、プログラムを修正するために設計情報が変更された上流の設計情報識別IDを直系と呼び、直系と判別された設計情報識別IDの設計情報が変更されたことにより、影響が及ぶ可能性のある設計情報識別IDを“直系以外の関連”と呼ぶ。
以上のように、関連情報106を用いて特定のプログラムを修正した際に再検証すべき検証項目を抽出することができる。
修正したプログラムの上流において設計情報識別IDが2つ以上ある場合は、どちらが修正したプログラムの直系の設計情報識別IDかを判別する必要があるが、判別する例として、上流の設計情報識別IDの最終更新日を参照して、更新日が最新の設計情報識別IDを直系とする方法がある。この方法によって、最終更新日が最新である上流設計情報識別IDを辿ることで修正したプログラムの直系である設計情報識別IDを検索し、直系の設計情報識別IDの設計内容変更による影響を及ぼす可能性のある直系以外の関連する設計情報識別IDを検索し、検索した設計情報識別IDに関連する検証項目を再検証項目とすることで、再検証すべき検証項目を列挙することができる。
次に、プログラム修正における再検証項目の抽出方法について説明する。
図9は、設計情報管理マシン101の検証情報格納部109で管理する検証時間情報110を示す。検証時間情報110は、ユーザが検証書の設計情報識別IDごとに検証時間を入力した情報を格納したものであり、検証書の設計情報識別ID901における検証時間902を記録したデータ構造を有する。
検証時間902は、操作端末102から入力を行い、その登録内容を検証時間情報110に反映する。検証時間902は、設計情報管理マシン101が再検証の検証項目を抽出する際、再検証時間を提示する時に使用する。
図10は、検証情報マシン101の検証情報解析部113で管理する直系関連情報114を示す。直系関連情報114は、プログラムの修正に関連して設計内容が変更されていると判別された設計情報識別ID1001と、その際の最上位からの階層の深さをレベル1002と、設計情報識別ID1001が直系であるかを示す直系フラグ1003を格納するデータ構造である。
図10の例は、設計情報識別ID「PROG00001」404が修正され、「要求仕様1」204と「機能仕様1」206と「処理仕様1」208が上流の設計情報識別IDの更新日で最新であったために設計内容が変更されていると判別した時の内容を示しており、それぞれ直系フラグがONで登録されている。
また、「処理仕様1」208に直系以外に関連する「機能仕様2」207と、「機能仕様2」207の上流にあたる「要求仕様2」205は、直系フラグがOFFで登録されている。
図11は、ユーザが選択した修正プログラムを基に、設計情報の内容を変更した上流設計情報識別IDを判別し、直系関連情報114に記録するフロー図を示す。まず、ステップ1101で、ユーザが選択した修正プログラムの設計情報識別ID一覧を取得する。ステップ1102では、ステップ1101で取得したプログラムの設計情報識別IDを直系関連情報114に記録する。
ステップ1103では、ステップ1101で取得したプログラムの設計情報識別IDの個数をmに代入する。ステップ1104では、検索中の修正プログラムを表すカウンタiに1を代入する。ステップ1105で、Iがm未満であるかを調べ、iがmを越えるならば処理を終了する。Iがm以下ならば、ステップ1106で、ステップ1001で取得した設計情報識別IDの中で、i個目の設計情報識別IDを下流設計情報識別IDとした上流設計情報識別IDを、関連情報106よりすべて検索する。
ステップ1107では、ステップ1106で検索した上流設計情報識別IDの最終更新日を成果物情報108からそれぞれ調べ、その中で更新日504が最新の設計情報識別IDを“直系”と判別し、直系関連情報114の設計情報識別ID1001に直系と判別した設計情報識別IDを記録し、レベル1002に直系と判別した設計情報識別IDの階層の深さを記録し、直系フラグ1003に“ON”を記録する。
ステップ1108では、ステップ1105で判別した直系の設計情報識別IDを検索対象とする。ステップ1109では、検索対象の設計情報識別IDは最上位であるかを調べ、最上位ならばカウンタiを+1してステップ1105に戻り、最上位でなければステップ1106に戻る。
図12に、ユーザが選択した修正プログラムを基に、直系以外に関連した設計情報識別IDを検索して直系関連情報114に記録するフロー図を示す。まず、ステップ1201で、図11に示すフロー図に従って直系関連情報114を取得する。ステップ1202では、カウンタiに直系関連情報114のレベル1002項目に記録されている最大値を代入する。ステップ1203では、カウンタiが0である場合は処理を終了する。
ステップ1204では、直系関連情報114を用いて取得されるレベルiにおける設計情報識別IDにおいて、直系以外に上流設計情報識別IDの関連を有するを調べる。ステップ1204において直系以外に関連を持たない場合は、ステップ1207に進む。ステップ1204において直系以外に関連をもつ場合は、ステップ1205では、直系以外に関連している設計情報識別IDにおいて関連する全ての設計情報識別IDを、関連情報106を用いて検索対象の階層のレベルから最上位まで順々に検索する。
ステップ1206では、ステップ1205の検索において取得した設計情報識別IDの全てを、直系関連情報114に直系フラグをOFFにして検索順に記録する。上下の関連がある検証項目は試験を連続して行うのが好ましいが、1206において直系関連情報114に検索順に記録することによって、設計情報識別ID間の上下の関連がある場合にも、下流から上流への関連のまとまりを記録順という形で維持することができる。ステップ1207で、最後に、カウンタiを+1してステップ1203に戻る。
図13は、検証書の設計情報識別IDに対応する検証時間を登録する操作端末の画面の例である。画面の設計情報識別ID1302の項目は設計情報105の区分603がT(検証)である設計情報識別ID606を列挙し、画面の検証書名1301は、設計情報識別ID1302に対応する成果物名503を成果物情報108から検索して表示する。検証時間1303の項目はテキストボックスとなっていて、各検証書の設計情報識別IDに対応する検証時間の入力を行うことができる。登録ボタン1304をクリックすると、各検証書の設計情報識別IDに対する検証時間として検証時間情報110に登録される。
図14は、設計情報管理マシン101に登録されている関連情報106の展開図の表示した画面の一例であり、最上位の設計情報識別IDである“要求仕様1”1401および“要求仕様2”1402より下流に関連が展開する様子を図示した画面である。
要求仕様1(1401)は、下流に2つの設計情報識別ID「機能仕様1」1403に関連があり、さらにその下流には関連があることを示している。それぞれのプログラムの設計情報識別IDにはチェックボックス1401−1,1401−2,1401−3が設置され、ユーザが任意の設計情報識別IDを複数個選択することができる。また、画面には2つのボタンが配置され、チェックボックス1401−1,1401−2,1401−3にチェックを入力した設計情報識別IDを検索対象として次の画面に遷移する。「関連表示」ボタン1405をクリックすると図15に示す関連展開図画面(2)に遷移し、「検証項目」ボタン1406をクリックすると図16に示す検証時間詳細画面に遷移する。
図15は、ユーザにより選択された設計情報識別ID「PROG00001」1401−1を検索対象とした場合の遷移画面の一例で、図14と同様の関連情報106の展開図である。ユーザにより選択された設計情報識別IDを対象として図11に示すフローチャート、および図12に示すフローチャートに従って直系関連情報114を取得する。直系および直系以外に関連する設計情報識別IDが判別できるので、画面上の設計情報識別IDを直系フラグ1002で色分けして表示することができる。
図15に示す関連情報106の展開図において、直系と直系以外の関連のほかに有意な情報を色分けによって表示する画面の一例として、プログラム修正による検証を行ったかを色分けで表示する画面がある。具体的には、図11に示すフローチャート、および図12に示すフローチャートに従って直系関連情報114を取得して関連する設計情報識別ID一覧を取得し、続いて検証設計情報106と設計情報106から、取得した設計情報識別IDに対する更新日504と検証日時607を取得する。更新日より検証日時の方が新しい場合は色塗りで表示することにより、プログラム修正による検証を実施した項目を表示する。
図16は、ユーザにより選択された設計情報識別IDを検索対象とした場合の遷移画面の一例で、直系および直系以外に関連する設計情報識別IDに対応した検証項目の検証時間を表示1601し、検証項目を一覧表示1602,1603する画面である。ユーザにより選択された設計情報識別IDを対象として図11に示すフローチャート、および図12に示すフローチャートに従って直系関連情報114を取得する。取得した直系関連情報114と関連情報106より、直系および直系以外に関連した設計情報識別IDに関連する検証書の設計情報識別IDを取得し、検証時間情報110より検証時間902を取得して、直系および直系以外の関連における検証項目と検証時間を表示することができる。直系を表示する検証項目1602の表示は、直系関連情報114で直系フラグ1003がONである項目を抽出し、直系の設計情報識別IDに関連する検証書の設計情報識別IDを検索し、レベル1002の降順に並べた試験順で表示する。直系以外を表示する検証項目の表示1603は、直系関連情報114で直系フラグ1003がOFFである項目を抽出し、関連する検証書の設計情報識別IDを検索して、直系関連情報114の項目順に表示する。直系関連情報114における直系フラグがOFFの項目は、検索順に登録されていることから、上下関係のある検証項目を連続して表示することができる。
本発明の一実施例であるシステム構成図。 設計書の成果物例を示す図。 検証書の成果物例を示す図。 プログラムの成果物例を示す図。 成果物情報のデータ構造を示す図。 設計情報のデータ構造を示す図。 関連情報のデータ構造を示す図。 設計情報識別IDの関連図。 検証時間情報のデータ構造を示す図。 直系関連情報114のデータ構造を示す図。 直系の設計情報識別IDを判別するフロー図。 直系以外の設計情報識別IDを検索するフロー図。 検索時間入力画面を示す平面図。 設計情報識別IDの展開図画面(1)を示す平面図。 設計情報識別IDの展開図画面(2)を示す平面図。 検証時間詳細画面を示す平面図。
符号の説明
101…設計情報管理マシン、102…操作端末、103…ネットワーク、104…設計情報格納部、105…設計情報、106…関連情報、107…成果物情報格納部、108…成果物情報、109…検証情報格納部、110…検証時間情報、111…参照部、112…設計情報解析部、113…検証情報解析部、114…直系関連情報、115…解析依頼部、116…参照依頼部、117…検証時間登録部、118…検索結果表示部。


Claims (6)

  1. ソフトウェア成果物を格納する成果物格納部と、設計情報や設計情報間の関連を記憶する設計情報格納部と、検証に必要な検証時間情報を格納する検証情報格納部と、ソフトウェア成果物内に、設計情報を識別する設計情報識別IDと、上流ソフトウェア成果物との関連を表す上流設計情報の設計情報識別IDを有するソフトウェア成果物に対して、ソフトウェア成果物から設計情報識別ID及び設計情報と、上流ソフトウェア成果物との関連を表す設計情報識別IDを抽出する機能を有し、ソフトウェア成果物内の設計情報を設計情報識別ID単位に管理する手段と、ソフトウェア成果物内の設計情報識別ID間の関連を管理する手段と、変更する設計情報の上位の設計情報を検索し再検証すべき検証項目を抽出する手段と、検証順番を提示する手段と、再検証の検証時間を提示する手段を備えた設計情報管理装置。
  2. ソフトウェア開発において上流から下流へ段階的に設計情報をブレイクダウンしていくものであって、上流の設計情報と下流の設計情報との関連及び設計情報と検証項目の関連を管理するものである請求項1に記載の設計情報管理装置。
  3. 前記関連情報を用いて変更する設計情報の上位の設計情報を検索し、再検証すべき検証項目を提示する請求項1に記載の設計情報管理装置。
  4. 設計情報の上下関係及び設計情報の最終更新日を用い、検証順番を提示する請求項1に記載の設計情報管理装置。
  5. 検証項目毎の検証時間をシステム内に保持し、再検証する検証項目の総検証時間を提示する請求項1に記載の設計情報管理装置。
  6. 変更した設計情報識別IDの更新日と、検証項目の検証日を比較することにより、提示した再検証すべき検証項目が、検証されていることを確認する請求項1に記載の設計情報管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015200988A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 三菱電機株式会社 開発支援装置

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