JP2008059190A - キーボード装置及び無線タグリーダー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キーの数より少ない無線タグで無電源無線キーボードを実現する。
【解決手段】X方向の信号線34、35と、Y方向の信号線24、25とが交わる領域に、無線タグIC32とアンテナ30とを電気的に接続するスイッチ26と、無線タグIC22とアンテナ20とを電気的に接続するスイッチ28とを設ける。キー40が押されると、そのキー40の下にあるスイッチ26、28が共にオンし、オンしたスイッチ26、28によりアンテナ20、30と電気的に接続された無線タグIC22、32のIDが情報処理装置(無線タグリーダー)に送信される。
【選択図】図1

Description

本発明は、キーボード装置及び無線タグリーダー装置に関し、特に、キー操作の内容を無線で外部装置に伝えるために用いて好適なものである。
情報処理装置のキーボードは、例えば「A」のキーが押された場合に、「A」という文字コード(ASCIIコード等)をそのまま情報処理装置に送るわけではない。即ち、キーボード内にあるキーボードコントローラが、キーの押下や解放を検出する度にそのキーに固有のスキャンコードを情報処理装置に送る。
スキャンコードは、キーボードに設けられている物理的なキーを識別するものであり、そのキーの表す文字や機能とは関係ない。情報処理装置は、キーボードからスキャンコードを受け取ると、キー配列の設定や修飾キー・各種ロックキー等の状態を参照する。そして、情報処理装置は、参照した結果に応じて、キーボードから受け取ったスキャンコードを、該当する文字の入力として受理したり、修飾キーやファンクションキーの処理を実行したりする。
キーが押されたときに発生するスキャンコードをメイクコード、キーが離されたときに発生するスキャンコードをブレイクコードという。同じキーに対するメイクコードとブレイクコードとは、MSB(Most Significant Bit)やプレフィクスコードによって区別されることが多い。オートリピートの処理を行うキーボードの中には、キーが押されている間、メイクコードを周期的に発生するものもある。
スキャンコードの体系はコンピュータの機種によって異なる。また、スキャンコードの体系は、インターフェイス規格によって決まっていることもある。そのため、情報処理装置のOS(オペレーティングシステム)は、受け取ったスキャンコードをOS独自の仮想キーコードに変換・統一してから扱うのが一般的である。
キーボードには、国や言語によってJIS配列・US配列等、様々なキー配列がある。同じ機種用・同じインターフェイスのキーボードでは、物理的に同じ位置にあるキーが操作されると、キートップの印字に関わらず、通常は同じスキャンコードが発生する。例えば、IBM(登録商標)互換のPC(Personal Computer)のキーボードにおいて、「1」キーの左のキーはJIS配列では「半角/全角」キー、US配列では「` ~」キーである。ところが、これら「半角/全角」キー及び「` ~」キーに対するスキャンコードは同じである。
即ち、キートップの印字の違いは多くの場合表面的なものであり、物理的な配列が類似していれば、それら配列が類似しているキーに対するスキャンコードは殆ど変わらない。特に欧州各国のキーボードのように、物理的なキー配列に差がないキーボードでは、キートップの印字を無視すれば全く同一のキーボードとみなすことができる。
従って、JIS配列のキーボードにUS配列の設定を適用する等しても、殆どのキーは問題なくUS配列のキーボードとして動作する。
従来のキーボードは、スキャンコードを発生させるために、複数のスキャン信号出力線と複数のリターン信号入力線とを、各キーを接点として格子状に配線してなるキーマトリクス回路を有している。尚、キーの接点は、無接点方式でも有接点方式でもよい。
ここで、このキーマトリクス回路により、キー操作の判別を行う方式を簡単に説明する。図9は、16個のキーを4×4に配列したキーボード装置の構成を示す図である。
図9において、キーマトリクス回路90は、スキャン信号出力回路91の各端子a1〜a4に、図に示した極性のダイオード92a〜92dを介して接続される4本のスキャン信号出力線97a〜97dを有している。また、キーマトリクス回路90は、一端がリターン信号入力回路93の各端子c1〜c4に接続され、他端が抵抗94を介して+5V電源99に共通に接続される4本のリターン信号入力線98a〜98dを有している。そして、スキャン信号出力線97a〜97dと、リターン信号入力線98a〜98dとが、各キーA〜Pを接点として格子状に配線されている。
このようなキーマトリクス回路90では、キーボードの制御部中枢をなすキーボードコントローラ95の制御により、端子a1、a2、a3、a4の順にスキャン信号出力回路91からスキャン信号が繰り返し出力される。
例えばキーAが入力される(押される)と、端子a1からスキャン信号が出力され、リターン信号入力回路93の端子c1にハイレベル(約+5V)のリターン信号が入力される。一方、その他の端子c2〜c4に入力されるリターン信号はローレベルのままである。
また、スキャン信号出力回路91のその他の端子a2〜a4からスキャン信号が出力された場合には、リターン信号入力回路93の各端子c1〜c4に入力されるリターン信号は、何れもローレベルのままである。
以上により、キーボードコントローラ95は、スキャン信号出力回路91の端子a1に接続されたスキャン信号出力線97aと、リターン信号入力回路93の端子c1に接続されたリターン信号入力線98aとの接点に対応するキーAが入力されたと判別する。そして、キーボードコントローラ95は、バスライン96を通じてCPU(中央処理装置)等に、操作されたキーAに対応するキーデータを送信する。
以上のように従来のキーボードは、情報処理装置と有線で相互に接続されることを前提としている。そして、キーボード内のキーボードコントローラを含む電子回路を駆動するための電源を、ケーブルを経由して情報処理装置からキーボードに供給するようにしていた。また、情報処理装置と無線で通信を行う無線キーボードもある(特許文献1を参照)。
特開平8−286791号公報
しかしながら、従来の無線キーボードは、キーボード本体内に電源のためのバッテリを持つようになっていた。このため、キーボードの重量が重くなるという問題点があった。また、バッテリに寿命が尽きた場合には、キーボードを交換したり、バッテリの入れ替えを行ったりしなければならなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、キーの数より少ない無線タグで無電源無線キーボードを実現することを第1の目的とする。
また、本発明の別の目的は、無電源無線キーボードにおけるキーのオン/オフ操作を出来るだけ速く検出することを第2の目的とする。
本発明のキーボード装置は、行方向及び列方向に配置されたk(kは2以上の自然数)個のキーと、前記k個のキーのうち、前記行方向に配置されたキーの操作を外部装置に無線で伝えるために動作するm(mは行数)個の行方向無線タグと、前記k個のキーのうち、前記列方向に配置されたキーの操作を外部装置に無線で伝えるために動作するn(nは列数)個の列方向無線タグとを有するマトリクス回路とを含み、前記k個のキーの少なくとも1つがユーザにより操作されると、そのキーの操作を外部装置に無線で伝えるための行方向無線タグ及び列方向無線タグが共に動作することを特徴とする。
本発明の無線タグリーダー装置は、前記キーボード装置に含まれる前記行方向無線タグ及び前記列方向無線タグから送信された情報を受信する受信手段と、前記受信手段による受信結果に基づいて、前記キーボード装置に配置されたキーの操作を判定する判定手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、無線タグの数をキーの数より少ない無電源無線キーボード装置を構成することができる。従って、キーの数と同数の無線タグを設ける場合よりも、キーの操作に対する反応を速くすることが可能になり、キーの操作を出来るだけ速く検出することが可能になる。
まず、本発明の実施形態の前提となる技術について説明する。図7は、無線タグの構成を示す図である。
図7に示すように、無線タグは、無線タグIC(ICチップ)1と、スイッチ3と、アンテナ5とを有している。アンテナ5は、外部の電磁波を受けることによって電流を発生する。無線タグIC1は、アンテナ5に接続され、アンテナ5から電流を受けて動作する。スイッチ3は、無線タグIC1に接続され、無線タグIC1の動作のオン/オフを切り替える。スイッチ3のオン/オフの状態(開閉状態)により、無線タグIC1に記憶された情報の読み出しが可能な状態と不可能な状態とが切り替わる。即ち、スイッチ3がオンの状態(閉じている状態)のときに、無線タグIC1に記憶された情報の読み出しが可能な状態となる。一方、スイッチ3がオフの状態(開いている状態)のときに、無線タグIC1に記憶された情報の読み出しが不可能な状態となる。
図8は、図7に示した無線タグを複数用いて構成されたキーボード装置の構成の一例を示す図である。具体的に図8(a)は、キーボード装置の回路構成を示した図であり、図8(b)は、キーボード装置の概観を示した図である。尚、図8では、図7に示した無線タグが4つ配置されている場合を例に挙げて示している。
図8(a)において、キー12が押されると、スイッチ3がオンし、無線タグIC1に記憶された情報が読み出しされ、読み出された情報がアンテナ5を介して、PC等の情報処理装置に設けられた無線タグリーダーに無線で送信される。情報処理装置は、無線タグリーダーで受信された情報に基づいて、キーボード装置10で押されたキー12を判別する。図2に示した無線タグとキー12との組の数を増やすことで、情報処理装置のキーボードを構成することが可能となる。これにより、バッテリ(電源)を搭載することなく、情報処理装置と無線で通信を行う無線キーボードを実現することができる。また、無線タグを入れ替えることでキートップを入れ替えるのと同等のことが可能となる。
(第1の実施形態)
次に、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について詳細に説明する。
図1は、キーボード装置に含まれるマトリクス回路の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、マトリクス回路は、X(行)方向の信号線34、35と、Y(列)方向の信号線24、25とが格子状に配置されて構成される。X方向の信号線34、35と、Y方向の信号線24、25とが交わる領域において、X方向の信号線34、35の間と、Y方向の信号線24、25の間には、それぞれスイッチ26、28が設けられている。スイッチ26がオンすると(閉じると)、X方向の信号線34、35が相互に接続され、スイッチ28がオンすると(閉じると)、Y方向の信号線24、25が相互に接続される。尚、スイッチ26、28の接点は、無接点方式でも有接点方式でもよい。
図1では、X方向の信号線34、35がそれぞれm(mは自然数)本配置され、Y方向の信号線24、25がそれぞれn(nは自然数)本配置されている場合を例に挙げて示している。ここで、m、nは、X方向の信号線34、35と、Y方向の信号線24、25とが交わる領域に設けられ、ユーザの操作に従ってスイッチ26、28をオン/オフするためのキー40(図2を参照)の数に応じて定められる。
Y方向の信号線25a〜25dには、それぞれY方向の無線タグIC(ICチップ)22a〜22dが接続されている。無線タグIC22a〜22dとY方向の信号線24a〜24dとの間には、Y方向のアンテナ20a〜20dが接続されている。Y方向のアンテナ20は、コイルを用いて形成される。前述したように、Y方向の信号線24、25はそれぞれn本配置されているので、Y方向の無線タグIC22とY方向のアンテナ20とは、それぞれn個設けられることになる(Y1〜Yn)。
図1に示すように、スイッチ28a〜28pがオンされると、Y方向の信号線24a〜24d、25a〜25dが相互に接続されるので、Y方向のアンテナ20a〜20dがY方向の無線タグIC22a〜22dに電気的に接続される。これにより、Y方向の無線タグIC22a〜22dは、アンテナ20a〜20dを介して、情報処理装置に設けられた無線タグリーダーからの電波を受信し、受信した電波により供給される電源を利用して動作状態になる。そして、無線タグIC22a〜22dは、必要なデータを無線タグリーダーに返す。
X方向の信号線35a〜35dには、それぞれX方向の無線タグIC(ICチップ)32a〜32dが接続されている。無線タグIC32a〜32dとX方向の信号線35a〜35dとの間には、X方向のアンテナ30a〜30dが接続されている。X方向のアンテナ30は、コイルを用いて形成されている。前述したように、X方向の信号線34、35はそれぞれm本配置されているので、X方向の無線タグIC32a〜32dとX方向のアンテナ30a〜30dとは、それぞれm個設けられることになる(X1〜Xm)。
図1に示すように、スイッチ26a〜26pがオンされると、X方向の信号線34a〜34d、35a〜35dが相互に接続されるので、X方向のアンテナ30a〜30dが無線タグIC32a〜32dに電気的に接続される。これにより、X方向の無線タグIC32a〜32dは、Y方向の無線タグIC22a〜22dと同様に、情報処理装置に設けられた無線タグリーダーと通信することが可能になる。
尚、本実施形態では、X方向の無線タグIC32とY方向の無線タグIC22は、同じもので構成され、X方向のアンテナ30とY方向のアンテナ20も、同じもので構成されている。
図2は、スイッチ26、28と、そのスイッチ26、28に対応するキー40との関係の一例を示した図である。
キー(ボタン)40は、スイッチ26、28の上方に設けられており、キー40がユーザによって押下されると、スイッチ26、28をオンし、キー40の押下が解除されると、スイッチ26、28がオフする。このように、本実施形態では、2つのスイッチ26、28が1つのキー(ボタン)40の操作によってオン/オフされる構成となっている。即ち、キー40は、X方向のスイッチ26とY方向のスイッチ28とが連動して動作するように構成されている。このようにして1つのキー40が構成され、所定の配列で(例えばマトリクス状に)複数のキー40が配置されることでキーボード装置が構成される。具体例として、図3に示すようにして複数のキーが配列されたキーボード装置300が構成される。
このようにして設けられたキー40の何れかがユーザによって押下されると、そのキー40の下にあるX方向のスイッチ26及びY方向のスイッチ28が共にオンとなる。そして、スイッチ26、28がオンされることによりアンテナ20、30と電気的に接続された無線タグIC22、32は、情報処理装置に設けられた無線タグリーダーからの電波を受信し、それぞれが保有しているIDを無線タグリーダーに返信する。以上のように本実施形態では、無線タグIC22とアンテナ20とによりY方向の無線タグが構成され、無線タグIC32とアンテナ30とによりY方向の無線タグが構成される。
無線タグリーダーは、X方向の無線タグIC30とY方向の無線タグIC20とのそれぞれからのIDを受信する(X方向とY方向との2つのIDを受信する)。従って、無線タグリーダーは、受信した2つのIDに基づいて、どのキー40が押下されたのかを特定し、スキャンコードに変換する。より具体的に説明すると、無線タグリーダーは、2つのIDの組み合わせを無線タグリーダーが初めて受信したときに、スキャンコードのメイクコードを生成し、2つのIDの組み合わせを受信できなくなったときにブレイクコードを生成する。以上の動作により、図1及び図2を用いて説明したキーボード装置が、無電源無線キーボードとして機能するようになる。
図4は、キーボード装置と無線で通信を行う情報処理装置の構成の一例を示した図である。
図4において、CPU1010と、ROM1020と、RAM1030と、無線タグリーダー(TR)1040とが、システムバス1130に接続されている。また、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)1060のCRTコントローラ(CRTC)1070が、システムバス1130に接続されている。ハードディスク(HD)1080及びフレキシブルディスク(FD)1090のディスクコントローラ(DKC)1100も、システムバス1130に接続されている。更に、ネットワーク1110との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1120も、システムバス1130に接続されている。
CPU1010は、ROM1020或いはHD1080に記憶されたソフトウェア、或いはFD1090より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス1130に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU1010は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM1020、或いはHD1080、或いはFD1090から読み出して実行することで、後述する動作を実現するための制御を行う。
RAM1030は、CPU1010の主メモリ或いはワークエリア等として機能する。
無線タグリーダー1040は、コイルを備えたアンテナとICチップとを備えて構成され、キーボード装置と無線通信を行う。前述したように無線タグリーダー1040は、例えば、無線タグIC22、32に電源を供給するための電磁波をキーボード装置に送信し、無線タグIC22、32のIDをキーボード装置から受信する。無線タグリーダー1040は、受信した無線タグIC22、32のIDに基づいて、スキャンコードを生成し、生成したスキャンコードをCPU1010に出力する。CPU1010は、無線タグリーダー1040から出力されたスキャンコードに基づいた各種の処理を実行する。
CRTC1070は、CRT1060の表示を制御する。
DKC1100は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び本実施形態における所定の処理プログラム等を記憶するHD1080及びFD1090とのアクセスを制御する。
NIC1120は、ネットワーク1110上の装置或いはシステムと双方向にデータをやりとりする。
以上のように本実施形態では、X方向の信号線34、35と、Y方向の信号線24、25とが交わる領域に、無線タグIC32とアンテナ30とを電気的に接続するスイッチ26と、無線タグIC22とアンテナ20とを電気的に接続するスイッチ28とを設ける。キー40が押されると、そのキー40の下にあるスイッチ26、28が共にオンし、オンしたスイッチ26、28によりアンテナ20、30と電気的に接続された無線タグIC22、32のIDが情報処理装置(無線タグリーダー)に送信される。従って、バッテリ(電源)を搭載することなく、情報処理装置と無線で通信を行う無線キーボードを実現することができる。また、無線タグIC22、32及びアンテナ20、30の数を、キー40の数よりも少なくすることができる。即ち、全てのキー40に無線タグICを用意しなくても同時に複数のキー40の押下を認識することが可能となる。従って、アンチコリジョン処理(無線タグリーダーが、その検出範囲にある複数の無線タグICからの返信を略同時に受けて行う処理)にかかる時間を節約でき、比較的反応の早い無電源無線キーボードを構成することができる。
また、図1に示した無線タグIC22、32、アンテナ20、30、スイッチ25、26に加え、特定の1つのキーの操作を個別に検出するために、無線タグIC、アンテナ、及びスイッチを別途設けるようにしてもよい。このようにすれば、コントロールキーやシフトキーといった特殊なキーを単独の無線タグICに割り付けることでき、キーレイアウトに自由度を持たせることが出来るようになる。尚、このようにする場合、X方向及びY方向のそれぞれについて、無線タグICとアンテナとを設けなくても、例えばX方向の無線タグIC32、アンテナ30、及びスイッチ26を用いることにより、前記特定の1つのキーの操作を検出することができる。しかしながら、前記特定の1つのキーに対する無線タグIC、アンテナ、及びスイッチを、図1に示したのと同様に、X方向及びY方向のそれぞれに設けるようにしてもよい。
また、図1に示したマトリクス回路を複数設ける(組み合わせる)ようにして、キーレイアウトの自由度をより向上させるようにしてもよい。
尚、本実施形態では、PC等の情報処理装置のキーボード装置を例に挙げて説明したが、所謂キーボードだけでなく、リモコン装置に本実施形態の構成を適用することが可能である。また、情報処理装置の他に、制御装置、医療機器、家電製品、自動車、及びオフィス機器等のリモコン装置やキーボード装置として、本実施形態の構成を適用することが可能である。
また、本実施形態では、スキャンコードへの変換を無線タグリーダー内で行うようにしたが、情報処理装置にあるドライバ等のプログラムによって行うようにしても良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態では、無線タグIC22、32のIDの組み合わせを受信できなくなったときに、キー40がオフされたことを情報処理装置が検出するようにした。即ち、キー40がオフされているときには、キーボード装置から情報処理装置にデータを送信しないようにした。これに対し、本実施形態では、キー40がオフされているときにも、キーボード装置から情報処理装置にデータを送信するようにする。このように本実施形態と第1の実施形態とでは、キーボード装置から情報処理装置にデータを送信するための構成の一部が主として異なる。よって、以下の説明において第1の実施形態と異なる部分については、図1〜図4に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図5は、無線タグの構成の一例を示す図である。
図5において、無線タグは、無線タグIC(ICチップ)50と、アンテナ52と、OFF−ID記憶媒体54と、ON−ID記憶媒体56とを有している。
アンテナ52は、外部の電磁波を受けることによって電流を発生する。無線タグIC50は、アンテナ52に接続され、アンテナ52から電流を受けて動作する。OFF−ID記憶媒体54は、無線タグIC50に接続され、キー40がオフ状態であることを示すキーオフのIDを記憶する。ON−ID記憶媒体56は、キー40の操作によりオンオフされるスイッチ51を介して無線タグIC50と接続され、キー40がオン状態であることを示すキーオンのIDを記憶する。
キー40が押下されていない状態では、無線タグリーダーからの電波がアンテナ52で受信されると、無線タグIC50は、OFF−ID記憶媒体54に保存されているキーオフのIDを読み出して無線タグリーダーに返信する。
キー40が押下されると、スイッチ51がオンされ(スイッチ51が閉じ)、無線タグIC50にON−ID記憶媒体56が電気的に接続される。この状態で無線タグリーダーからの電波がアンテナ52で受信されると、無線タグIC50は、ON−ID記憶媒体54に保存されているキーオンのIDを読み出して無線タグリーダーに返信する。
このようにキー40が押下されているか否かによって、無線タグリーダーに返信されるIDが変化するので、このIDを受信した無線タグリーダーは、キー40のオン/オフの状態をリアルタイム(無線タグリーダーのスキャン間隔)で把握することが可能となる。
図6は、キーボード装置に含まれるマトリクス回路の構成の一例を示す図である。
図6に示すように、マトリクス回路は、X(横)方向の信号線74、75と、Y(縦)方向の信号線64、65とが格子状に配置されて構成される。X方向の信号線74、75と、Y方向の信号線64、65とが交わる領域において、X方向の信号線74、75の間と、Y方向の信号線74、75の間には、それぞれスイッチ26、28が設けられている。スイッチ26がオンすると、X方向の信号線74、75が相互に接続され、スイッチ28がオンすると、Y方向の信号線64、65が相互に接続される。
図6でも、図1と同様に、X方向の信号線74、75がそれぞれm(mは自然数)本配置され、Y方向の信号線64、65がそれぞれn(nは自然数)本配置されている場合を例に挙げて示している。
Y方向の信号線65a〜65dには、それぞれY方向の無線タグIC(ICチップ)61a〜61dが接続されている。また、無線タグIC61a〜61dには、Y方向のアンテナ60a〜60dと、OFF−ID記憶媒体62a〜62dとが接続されている。尚、Y方向のアンテナ60は、コイルを用いて形成される。更に、Y方向の信号線64a〜64dには、ON−ID記憶媒体63a〜63dが接続されている。前述したように、Y方向の信号線64、65はそれぞれn本配置されているので、Y方向の無線タグIC61と、Y方向のアンテナ60と、OFF−ID記憶媒体62と、ON−ID記憶媒体63とは、それぞれn個設けられることになる(Y1〜Yn)。
図6に示すように、スイッチ28a〜28pがオフの場合には、無線タグリーダーからの電波がアンテナ60で受信されると、無線タグIC61a〜61dは、OFF−ID記憶媒体62a〜62dに保存されているIDを無線タグリーダーに返信する。一方、スイッチ28a〜28pがオンの場合には、ON−ID記憶媒体63a〜63dが無線タグIC61a〜61dに接続される。この状態で無線タグリーダーからの電波がアンテナ60a〜60dで受信されると、無線タグIC61a〜61dは、ON−ID記憶媒体63a〜63dに保存されているIDを無線タグリーダーに返信する。
X方向の信号線75a〜75dには、それぞれX方向の無線タグIC(ICチップ)71a〜71dが接続されている。また、無線タグIC71a〜71dには、Y方向のアンテナ70a〜70dと、OFF−ID記憶媒体72a〜72dとが接続されている。尚、X方向のアンテナ50は、コイルを用いて形成される。更に、X方向の信号線74a〜74dには、ON−ID記憶媒体73a〜73dが接続されている。前述したように、X方向の信号線74、75はそれぞれm本配置されているので、X方向の無線タグIC71と、X方向のアンテナ70と、OFF−ID記憶媒体72と、ON−ID記憶媒体73とは、それぞれm個設けられることになる(X1〜Xm)。
図6に示すように、スイッチ26a〜26pがオフの場合には、無線タグリーダーからの電波がアンテナ70a〜70dで受信されると、無線タグIC71a〜71dは、OFF−ID記憶媒体72a〜72dに保存されているIDを無線タグリーダーに返信する。一方、スイッチ26a〜26pがオンの場合には、ON−ID記憶媒体73a〜73dが無線タグIC71a〜71dに接続される。この状態で、無線タグリーダーからの電波がアンテナ70a〜70dで受信されると、無線タグIC71a〜71dは、ON−ID記憶媒体73a〜73dに保存されているIDを無線タグリーダーに返信する。
尚、本実施形態では、X方向の無線タグIC71とY方向の無線タグIC61は、同じもので構成され、X方向のアンテナ70とY方向のアンテナ60も、同じもので構成されている。また、X方向のON−ID記憶媒体73とY方向のON−ID記憶媒体63、X方向のOFF−ID記憶媒体72とY方向のOFF−ID記憶媒体62も、それぞれ同じもので構成されている。更に、図5の構成部品と図6の構成部品も同じである。
スイッチ26、28と、そのスイッチ26、28に対応するキー40との関係は、図2を用いて説明したのと同じである。即ち、キー(ボタン)40は、スイッチ26、28の上方に設けられており、キー40がユーザによって押下されると、スイッチ26、28をオンし、キー40の押下が解除されると、スイッチ26、28をオフする。このように、本実施形態においても、2つのスイッチ26、28が1つのキー(ボタン)40の操作によってオン/オフされる構成となっている。
キー40の何れかがユーザによって押下されると、そのキー40の下にあるX方向のスイッチ26及びY方向のスイッチ28が共にオンされる。そして、オンされたスイッチ26、28に対応するX方向及びY方向の無線タグIC71、61は、それぞれX方向及びY方向のON−ID記憶媒体73、63に接続される。この状態で無線タグリーダーからの電波がアンテナ60、70で受信されると、X方向及びY方向の無線タグIC71、61は、それぞれX方向及びY方向のON−ID記憶媒体73、63に記憶されているキーオンのIDを読み出して無線タグリーダーに返信する。
無線タグリーダーは、X方向の無線タグIC71と、Y方向の無線タグIC61とのそれぞれからキーオンのIDを受信する(X方向とY方向との2つのキーオンのIDを受信する)。従って、無線タグリーダーは、2つのキーオンのIDに基づいて、どのキー40が押下されたかを特定し、スキャンコードに変換する。より具体的に説明すると、無線タグリーダーは、2つのキーオンのIDの組み合わせを受信すると、受信した2つのキーオンのIDの組み合わせに基づいて、スキャンコードのメイクコードを生成する。
一方、キー40が押下されていないと、そのキー40の下にあるX方向のスイッチ26及びY方向のスイッチ28は共にオフとなる。この状態で無線タグリーダーからの電波がアンテナ60、70で受信されると、X方向及びY方向の無線タグIC71、61は、それぞれX方向及びY方向のOFF−ID記憶媒体72、62に記憶されているキーオフのIDを読み出す。そして、X方向及びY方向の無線タグIC71、61は、読み出したキーオフのIDを無線タグリーダーに返信する。
無線タグリーダーは、X方向の無線タグIC71と、Y方向の無線タグIC61とのそれぞれからキーオフのIDを受信する(X方向とY方向との2つのキーオフのIDを受信する)。従って、無線タグリーダーは、2つのキーオフのIDに基づいて、どのキー40が押下されていないのかを特定し、スキャンコードに変換する。より具体的に説明すると、無線タグリーダーは、2つのキーオフのIDの組み合わせを受信すると、受信した2つのキーオフのIDの組み合わせに基づいて、スキャンコードのブレイクコードを生成する。
以上の動作により、図5及び図6を用いて説明したキーボード装置が、無電源無線キーボードとして機能するようになり、無線タグリーダーがスキャンする間隔でキー40のオン/オフの状態を把握することが可能となる。
以上のように本実施形態では、無線タグIC61、71は、キー40がオンされているときには、キーオンのIDを無線タグリーダーに返信し、キー40がオフされているときには、キーオフのIDを無線タグリーダーに返信する。従って、無線タグリーダーは、キー40がオフされているときでもキー40の状態を把握できる。これにより、第1の実施形態で説明した効果に加え、リアルタイム応答性により優れた無電源無線キーボード装置を実現することができる。また、情報処理装置がキーボード装置に配置されているキー40の種類を把握することができる。従って、例えば、アプリケーションプログラムの操作に使用するキー40がキーボード装置に存在しない場合には、アプリケーションプログラムの操作用のキーを別途割り当てるといったことが可能となる。
尚、本実施形態では、無線タグIC61、71にOFF−ID記憶媒体62、72が常時接続されるようにすると共に、キー40が押下されたときに限り、ON−ID記憶媒体63、73が無線タグIC61、71に電気的に接続されるようにした。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、ON−ID記憶媒体63、73が無線タグIC61、71と常時接続されるようにすると共に、OFF−ID記憶媒体62、72と無線タグIC61、71との間に、キー40の押下が解除されたときにオンするスイッチを設けるようにしてもよい。また、図5のON−ID記憶媒体56に蓄電機能を設け、キー40が押下された場合にアンテナ52によって外部の電磁波を受けることによって発生された電流をON−ID記憶媒体56に蓄電するように構成してもよい。そして、ON−ID記憶媒体56に蓄電された電気によって無線タグIC50に記憶された情報を読み出し、情報処理装置に設けられた無線タグリーダーに無線で送信する。このとき、キー40が押下されたときだけ無線タグIC50に記憶された情報を読み出すことが可能となる。その際、OFF−ID記憶媒体54にあるOFF情報を一回だけ読み出すことができる。このような構成では、情報処理装置に設けられた無線タグリーダーによって読み出すことができる無線タグはキー40の押下のあったものに限られることになり、アンチコリジョンの処理時間を短縮することができる。また、本実施形態においても、第1の実施形態で説明した変形例を採用することができる。
(本発明の他の実施形態)
前述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給してもよい。そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになる。また、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけでない。そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているオペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードに備わるCPUが実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
また、供給されたプログラムコードがコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいて機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
なお、前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態を示し、キーボード装置に含まれるマトリクス回路の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、スイッチと、そのスイッチに対応するキーとの関係の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態を示し、キーボード装置の外観構成の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態を示し、キーボード装置と無線で通信を行う情報処理装置の構成の一例を示した図である。 本発明の第2の実施形態を示し、無線タグの構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、キーボード装置に含まれるマトリクス回路の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態の前提となる技術を示し、無線タグの構成を示す図である。 本発明の実施形態の前提となる技術を示し、図7に示した無線タグを複数用いて構成されたキーボード装置の構成の一例を示す図である。 従来の技術を示し、キーボード装置の構成を示す図である。
符号の説明
20、30、60、70 アンテナ
22、32、61、71 無線タグIC
24、25、34、35、64、65、74、75 信号線
26、28 スイッチ
40 キー
62、72 ON−ID記憶媒体
63、73 OFF−ID記憶媒体

Claims (10)

  1. 行方向及び列方向に配置されたk(kは2以上の自然数)個のキーと、
    前記k個のキーのうち、前記行方向に配置されたキーの操作を外部装置に無線で伝えるために動作するm(mは行数)個の行方向無線タグと、
    前記k個のキーのうち、前記列方向に配置されたキーの操作を外部装置に無線で伝えるために動作するn(nは列数)個の列方向無線タグとを有するマトリクス回路とを含み、
    前記k個のキーの少なくとも1つがユーザにより操作されると、そのキーの操作を外部装置に無線で伝えるための行方向無線タグ及び列方向無線タグが共に動作することを特徴とするキーボード装置。
  2. 前記マトリクス回路は、前記k個のキーのそれぞれに対応して設けられ、対応しているキーの操作に応じて、そのキーの操作を外部装置に無線で伝えるための行方向無線タグの動作状態を切り替えるk個の行方向スイッチと、
    前記k個のキーのそれぞれに対応して設けられ、対応しているキーの操作に応じて、そのキーの操作を外部装置に無線で伝えるための列方向無線タグの動作状態を切り替えるk個の列方向スイッチとを有し、
    前記行方向無線タグは、前記行方向スイッチの開閉状態に応じた動作状態となり、
    前記列方向無線タグは、前記列方向スイッチの開閉状態に応じた動作状態となり、
    前記k個のキーの少なくとも何れか1つがユーザにより操作されると、そのキーに対応している行方向スイッチ及び列方向スイッチが共に動作することを特徴とするキーボード装置。
  3. 前記行方向無線タグは、前記行方向スイッチの開閉状態に応じて、その行方向スイッチに対応するキーを識別可能にするための識別情報の読み出しが可能な状態と不可能な状態との何れかの動作状態になり、
    前記列方向無線タグは、前記列方向スイッチの開閉状態に応じて、その列方向スイッチに対応するキーを識別可能にするための識別情報の読み出しが可能な状態と不可能な状態との何れかの動作状態になり、
    前記行方向無線タグ及び前記列方向無線タグは、読み出した識別情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項2に記載のキーボード装置。
  4. 前記行方向無線タグは、前記行方向スイッチの開閉状態に応じて、その行方向スイッチに対応するキーが操作されているか否かを識別可能にするための識別情報を読み出し、
    前記列方向無線タグは、前記列方向スイッチの開閉状態に応じて、その列方向スイッチに対応するキーが操作されているか否かを識別可能にするための識別情報を読み出し、
    前記行方向無線タグ及び前記列方向無線タグは、読み出した識別情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項2に記載のキーボード装置。
  5. 前記行方向無線タグは、前記行方向スイッチを介して相互に接続される記憶媒体であって、その行方向スイッチに対応するキーが操作されていることを識別可能にするための識別情報を記憶するキーオン情報記憶媒体と、
    前記行方向スイッチに対応するキーが操作されていないことを識別可能にするための識別情報を記憶するキーオフ情報記憶媒体とを有し、
    前記列方向無線タグは、前記列方向スイッチを介して前記列方向無線タグと相互に接続される記憶媒体であって、その列方向スイッチに対応するキーが操作されていることを識別可能にするための識別情報を記憶するキーオン情報記憶媒体と、
    前記列方向スイッチに対応するキーが操作されていないことを識別可能にするための識別情報を記憶するn個のキーオフ情報記憶媒体とを有し、
    前記行方向無線タグ及び前記列方向無線タグは、前記キーオン情報記憶媒体及び前記キーオフ情報記憶媒体の何れか一方から読み出した識別情報を、前記外部装置に送信することを特徴とする請求項4に記載のキーボード装置。
  6. 前記k個のキーの少なくとも2つのキーがユーザにより同時に操作されると、それら少なくとも2つのキーの操作を外部装置に無線で伝えるための行方向無線タグ及び列方向無線タグが同時に動作することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のキーボード装置。
  7. 前記k個のキーと異なるキーの操作を個別に外部装置に無線で伝えるために動作する無線タグを有し、
    前記k個のキーと異なるキーがユーザにより操作されると、そのキーの操作を外部装置に無線で伝えるための無線タグが動作することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のキーボード装置。
  8. 前記マトリクス回路を複数有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のキーボード装置。
  9. 前記請求項1〜8の何れか1項に記載のキーボード装置に含まれる前記行方向無線タグ及び前記列方向無線タグから送信された情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段による受信結果に基づいて、前記キーボード装置に配置されたキーの操作を判定する判定手段とを有することを特徴とする無線タグリーダー装置。
  10. 前記判定手段による判定結果に基づいて、前記キーボード装置のスキャンコードを生成する生成手段を有することを特徴とする請求項9に記載の無線タグリーダー装置。
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Cited By (5)

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