JP2008059168A - 基板設計支援システム、基板設計支援方法及びプログラム - Google Patents

基板設計支援システム、基板設計支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】基板設計を支援することができる基板設計支援システム、基板設計支援方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】基板設計支援システムの基板設計支援サーバ1は、依頼者用端末4に基板の仕様書を作成する仕様書作成画面に関する情報を送信し、依頼者用端末4に仕様書作成画面を表示させる。基板設計支援サーバ1は、仕様書作成画面の入力領域及び検索条件が特定されたと判別すると、検索条件に該当する部品または信号線に関する情報を、基板設計支援データベース2に記憶された部品または信号線に関する情報から抽出し、抽出した情報を依頼者用端末4に送信し、依頼者に部品または信号線を選択させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板設計支援システム、基板設計支援方法及びプログラムに関する。
プリント基板(PCB;Printed Circuit Board)のような基板の設計においては、基板及びこれに実装する部品に関する情報等に基づいて基板設計を支援する各種のシステムが提案されている。
例えば、特許文献1には、半導体パッケージのボール間ピッチ、パッド径、およびボール列をもとに予定のプリント基板において配線がピン間を通せるか否かを判定するPCB配線層判定部を備える半導体ピンアサイン支援システムが提案されている。
特開2005−259036号公報
ところで、基板設計においては、基板のレイアウト設計を外部に依頼することが行われている。このような場合、依頼者は、依頼の対象となる基板に関する回路図、及び、この回路図に入力されていない仕様を記した仕様書を作成し、作成した回路図、及び、仕様書を、例えば、依頼先の担当者に送っている。担当者は、依頼者からの回路図及び仕様書に関する情報に基づいて委託書を作成し、作成した委託書及び回路図を所定のレイアウト設計者等に送っている。
しかし、担当者が委託書を作成する作業は、回路図及び仕様書の内容を確認するとともに、要望事項等を加えなければならず、多大な労力を要する。このため、委託書の記載ミス等が発生しやすいという問題がある。また、依頼者が仕様書を作成する作業は、多大な労力を要することから、この労力を軽減することができる方法が求められている。
このように、依頼先の担当者や、依頼者の労力を軽減することにより、基板設計を支援することができる方法及びシステムが求められている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、基板のレイアウト設計を依頼する依頼者、依頼先の担当者の労力を軽減することができる基板設計支援システム、基板設計支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、基板設計を支援することができる基板設計支援システム、基板設計支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる基板設計支援システムは、
レイアウト設計を依頼する基板の仕様書作成を支援する基板設計支援システムであって、
基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶手段と、
前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶手段と、
前記基板のレイアウト設計を依頼する依頼者の情報端末に前記基板の仕様書を作成する仕様書作成画面に関する情報を送信し、該依頼者の情報端末に該仕様書作成画面を表示させる画面表示手段と、
前記画面表示手段に表示された仕様書作成画面の入力領域及び検索条件が特定されたか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により入力領域及び検索条件が特定されたと判別されたときに、前記検索条件に該当する部品または信号線に関する情報を、前記部品情報記憶手段または前記信号線情報記憶手段に記憶された部品または信号線に関する情報から抽出し、抽出した情報を依頼者の情報端末に送信して依頼者の情報端末に表示させ、依頼者に部品または信号線を選択させる選択手段と、
を備える、ことを特徴とする。
本発明の第2の観点にかかる基板設計支援システムは、
基板のレイアウト設計を依頼する依頼者からの依頼に基づいて、基板のレイアウト設計を委託する委託書作成を支援する基板設計支援システムであって、
基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶手段と、
前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶手段と、
前記依頼者の情報端末から前記基板の仕様書に関する情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記基板の仕様書に関する情報から、依頼者に関する情報、納品に関する情報、及び、部品及び信号線に関する情報を抽出する依頼書抽出手段と、
前記依頼書抽出手段により抽出した部品及び信号線に関する情報について、前記部品情報記憶手段または前記信号線情報記憶手段に記憶された部品または信号線に関する情報から、前記抽出した部品または信号線の属性に関する情報を抽出する属性抽出手段と、
前記依頼書抽出手段及び前記属性抽出手段により抽出された情報に基づいて、委託書作成用画面を作成し、作成した委託書作成用画面に関する情報を、委託書を作成する担当者の情報端末に送信し、担当者の情報端末に委託書作成画面を表示させる画面表示手段と、
を備える、ことを特徴とする。
前記画面表示手段に表示された委託書作成画面の入力領域及び検索条件が特定されたか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により入力領域及び検索条件が特定されたと判別されたときに、前記検索条件に該当する部品または信号線に関する情報を、前記部品情報記憶手段または前記信号線情報記憶手段に記憶された部品または信号線に関する情報から抽出し、抽出した情報を担当者の情報端末に送信して担当者の情報端末に表示させ、担当者に部品または信号線を選択させる選択手段と、
を更に備えてもよい。
本発明の第3の観点にかかる基板設計支援方法は、
レイアウト設計を依頼する基板の仕様書作成を支援する基板設計支援方法であって、
基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶ステップと、
前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶ステップと、
前記基板のレイアウト設計を依頼する依頼者の情報端末に前記基板の仕様書を作成する仕様書作成画面に関する情報を送信し、該依頼者の情報端末に該仕様書作成画面を表示させる画面表示ステップと、
前記画面表示ステップで表示された仕様書作成画面の入力領域及び検索条件が特定されたか否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップで入力領域及び検索条件が特定されたと判別されたときに、前記検索条件に該当する部品または信号線に関する情報を、前記部品情報記憶ステップまたは前記信号線情報記憶ステップで記憶された部品または信号線に関する情報から抽出し、抽出した情報を依頼者の情報端末に送信して依頼者の情報端末に表示させ、依頼者に部品または信号線を選択させる選択ステップと、
を備える、ことを特徴とする。
本発明の第4の観点にかかる基板設計支援方法は、
基板のレイアウト設計を依頼する依頼者からの依頼に基づいて、基板のレイアウト設計を委託する委託書作成を支援する基板設計支援方法であって、
基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶ステップと、
前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶ステップと、
前記依頼者の情報端末から前記基板の仕様書に関する情報を受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信された前記基板の仕様書に関する情報から、依頼者に関する情報、納品に関する情報、及び、部品及び信号線に関する情報を抽出する依頼書抽出ステップと、
前記依頼書抽出ステップで抽出した部品及び信号線に関する情報について、前記部品情報記憶ステップまたは前記信号線情報記憶ステップで記憶された部品または信号線に関する情報から、前記抽出した部品または信号線の属性に関する情報を抽出する属性抽出ステップと、
前記依頼書抽出ステップ及び前記属性抽出ステップで抽出された情報に基づいて、委託書作成用画面を作成し、作成した委託書作成用画面に関する情報を、委託書を作成する担当者の情報端末に送信し、担当者の情報端末に委託書作成画面を表示させる画面表示ステップと、
を備える、ことを特徴とする。
本発明の第5の観点にかかるプログラムは、
レイアウト設計を依頼する基板の仕様書作成を支援する基板設計支援システムとして機能させるためのプログラムであって、
コンピュータを、
基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶手段、
前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶手段、
前記基板のレイアウト設計を依頼する依頼者の情報端末に前記基板の仕様書を作成する仕様書作成画面に関する情報を送信し、該依頼者の情報端末に該仕様書作成画面を表示させる画面表示手段、
前記画面表示手段に表示された仕様書作成画面の入力領域及び検索条件が特定されたか否かを判別する判別手段、
前記判別手段により入力領域及び検索条件が特定されたと判別されたときに、前記検索条件に該当する部品または信号線に関する情報を、前記部品情報記憶手段または前記信号線情報記憶手段に記憶された部品または信号線に関する情報から抽出し、抽出した情報を依頼者の情報端末に送信して依頼者の情報端末に表示させ、依頼者に部品または信号線を選択させる選択手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明の第6の観点にかかるプログラムは、
基板のレイアウト設計を依頼する依頼者からの依頼に基づいて、基板のレイアウト設計を委託する委託書作成を支援する基板設計支援システムとして機能させるためのプログラムであって、
コンピュータを、
基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶手段、
前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶手段、
前記依頼者の情報端末から前記基板の仕様書に関する情報を受信する受信手段、
前記受信手段により受信された前記基板の仕様書に関する情報から、依頼者に関する情報、納品に関する情報、及び、部品及び信号線に関する情報を抽出する依頼書抽出手段、
前記依頼書抽出手段により抽出した部品及び信号線に関する情報について、前記部品情報記憶手段または前記信号線情報記憶手段に記憶された部品または信号線に関する情報から、前記抽出した部品または信号線の属性に関する情報を抽出する属性抽出手段、
前記依頼書抽出手段及び前記属性抽出手段により抽出された情報に基づいて、委託書作成用画面を作成し、作成した委託書作成用画面に関する情報を、委託書を作成する担当者の情報端末に送信し、担当者の情報端末に委託書作成画面を表示させる画面表示手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、基板設計を支援することができる。
以下、本発明の実施の形態にかかる基板設計支援システム、基板設計支援方法及びプログラムについて説明する。本実施の形態の基板設計支援システムは、依頼者が回路図及び仕様書を作成してレイアウト設計を依頼し、本システムの担当者が依頼者からの回路図及び仕様書に関する情報に基づいて委託書を作成して所定のレイアウト設計者に設計を委託するシステムであり、依頼者、担当者の労力を軽減することにより、基板設計を支援するシステムである。図1に本実施の形態の基板設計支援システムの構成を示す。
図1に示すように、基板設計支援システムは、基板設計支援サーバ1と、基板設計支援データベース2と、通信ネットワーク3と、通信ネットワーク3を介して接続された依頼者用端末4(4a〜4m)と、レイアウト設計者用端末5(5a〜5n)と、担当者用端末6(6a〜6o)と、を備えている。
基板設計支援サーバ1は、基板設計支援システムに関する各種の処理をするためのものである。図2に基板設計支援サーバ1の構成図を示す。図2に示すように、基板設計支援サーバ1は、通信制御部11と、処理制御部12と、データ記憶部13と、を備えている。
通信制御部11は、例えば、ルータなどの所定の通信装置から構成され、基板設計支援サーバ1と通信ネットワーク3とを接続する。通信制御部11は、例えば、通信ネットワーク3を介して、依頼者用端末4から回路図及び仕様書に関する情報を受信し、レイアウト設計者用端末5に回路図及び委託書に関する情報を送信する等の各種データ(情報)の送受信を行う。
処理制御部12は、通信制御部11を介して通信を行い、また、各種の情報を処理する。処理制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を備え、データ記憶部13から読み出した動作プログラムを実行する等により各種の処理を実行する。
データ記憶部13は、半導体メモリ、磁気ディスク記録装置などから構成され、各種の情報やプログラムを記録する。
基板設計支援データベース2は、基板設計支援システムに関する各種の情報を記憶するデータベース(DB)である。図3に基板設計支援データベース2の構成を示す。図3に示すように、基板設計支援データベース2は、依頼者情報DB21と、レイアウト設計者情報DB22と、担当者情報DB23と、依頼情報DB24と、委託情報DB25と、納品情報DB26と、部品情報DB27と、ネット情報DB28と、画像情報DB29と、を備えている。
依頼者情報DB21は、基板設計支援システムの依頼者に関する情報を記憶するデータベースである。依頼者情報DB21には、例えば、図4に示すように、依頼者ID、会社名、所属、氏名、電話番号、メールアドレス、パスワード等が記憶されている。ここで、依頼者IDは、依頼者の識別情報である。パスワードは、依頼者が基板設計支援システムにログインするためのパスワードである。
レイアウト設計者情報DB22は、基板設計支援システムのレイアウト設計者に関する情報を記憶するデータベースである。レイアウト設計者情報DB22には、図4に示す依頼者情報DB21と同様に、レイアウト設計者ID、会社名、所属、氏名、電話番号、メールアドレス、パスワード等が記憶されている。
担当者情報DB23は、基板設計支援システムの担当者に関する情報を記憶するデータベースである。担当者情報DB23には、図4に示す依頼者情報DB21と同様に、担当者ID、会社名、所属、氏名、電話番号、メールアドレス、パスワード等が記憶されている。
依頼情報DB24は、依頼者からの依頼内容に関する情報を記憶するデータベースである。依頼情報DB24には、例えば、図5に示すように、依頼番号、回路図データファイル、仕様書データファイル等が記憶されている。回路図データファイル、仕様書データファイルとは、依頼者(依頼者用端末4)からレイアウト設計依頼の際に送信された回路図、仕様書を示すデータが記憶されたファイルである。仕様書データファイルは、回路図に入力されていない仕様、納期、納品方法等を示すデータが記憶されたファイルであり、例えば、部品情報DB27に記憶された部品に関する情報、及び、ネット情報DB28に記憶された信号線に関する情報に基づいて、後述する仕様書作成処理により作成される。
委託情報DB25は、レイアウト設計者への設計の委託に関する情報を記憶するデータベースである。委託情報DB25には、例えば、図6に示すように、委託番号、依頼番号、回路図データファイル、委託書データファイル等が記憶されている。委託書データファイルは、レイアウト設計者に設計を委託する内容を記載した委託書を示すデータが記憶されたファイルであり、例えば、依頼情報DB24に記憶された(依頼者から送信された)回路図及び仕様書に関する情報に基づいて、後述する委託書作成処理により作成される。
納品情報DB26は、レイアウト設計者により納品された設計データに関する情報を記憶するデータベースである。納品情報DB26には、例えば、図7に示すように、納品番号、委託番号、納品データファイル等が記憶されている。
部品情報DB27は、基板設計において用いられる部品に関する情報を記憶するデータベースである。部品情報DB27には、例えば、図8に示すように、部品番号、品名、型番、メーカー名、部品種類、属性等が記憶されている。
ネット情報DB28は、部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶するデータベースである。ネット情報DB28には、例えば、図9に示すように、番号、信号名、単線/差動、インピーダンス値、最大長、最小長、配線幅、ネット属性等が記憶されている。ネット属性とは、例えば、グランド(GND)属性、電源属性等の接続の属性をいう。
画像情報DB29は、後述する各処理で表示される様々な画像を構成する情報を記憶するデータベースであり、これらの画像を生成するための様々な素材の画像、各種フォームなどを記憶する。
通信ネットワーク3は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの所定の通信プロトコルに基づくインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などの通信ネットワークである。
依頼者用端末4は、例えば、通信機能を有するコンピュータなどから構成されている。依頼者用端末4は、例えば、後述する、ログイン、仕様書作成処理などの処理における操作入力等に用いられる。
レイアウト設計者用端末5は、例えば、通信機能を有するコンピュータなどから構成されている。レイアウト設計者用端末5は、例えば、レイアウト設計者の委託に関する情報の受信、納品するレイアウト設計に関する情報の送信等に用いられる。
担当者用端末6は、例えば、通信機能を有するコンピュータなどから構成されている。担当者用端末6は、例えば、例えば、後述する、ログイン、委託書作成処理などの処理における操作入力等に用いられる。
次に、以上のように構成された基板設計支援システムを用いた基板設計支援方法について説明する。以下、事前登録、ログイン、仕様書作成処理、依頼処理、委託書作成処理、委託処理、納品処理の順に説明する。
(事前登録)
基板設計支援システムを依頼者、レイアウト設計者、及び、担当者が利用するには、基板設計支援システムに事前登録し、本システムにログインすることが必要になる。以下、依頼者が事前登録する場合を例に説明する。
依頼者は、依頼者用端末4から通信ネットワーク3を介して基板設計支援サーバ1に、依頼者の氏名、メールアドレス等の情報を送信する。基板設計支援サーバ1(処理制御部12)は、依頼者の氏名等の情報を受け取ると、依頼者ID及びパスワードを発行し、例えば、メールで依頼者用端末4に依頼者ID及びパスワードを送信する。また、処理制御部12は、受信した所定の情報、依頼者ID及びパスワードを依頼者情報DB21に登録する。これにより、依頼者による事前登録が完了する。レイアウト設計者、担当者がレイアウト設計者用端末5、担当者用端末6を操作して、同様の処理を行うことにより、事前登録することができる。なお、本システムに管理者を設け、この管理者が事前登録を行ってもよい。
(ログイン)
依頼者は、依頼者用端末4から通信ネットワーク3を介して、基板設計支援サーバ1により提供されるWebサイトにアクセスし、受信したID(ログイン名)及びパスワードを入力する。処理制御部12は、送信されたログイン名及びパスワードから依頼者であると認めると、例えば、図10に示すような依頼者用メニュー画面の情報(HTML形式の情報)を画像情報DB29から読み出して、依頼者用端末4に送信し、依頼者用端末4に依頼者用メニュー画面を表示する。依頼者用メニュー画面には、図10に示すように、仕様書を作成する「仕様書作成処理」、レイアウト設計を依頼する「依頼処理」等のメニュー欄が配置されている。依頼者は、依頼者用端末4を操作して、この依頼者用メニュー画面から「仕様書作成処理」、「依頼処理」等をクリックすることにより、仕様書の作成や、レイアウト設計の依頼等の処理を行うことができる。
レイアウト設計者、担当者がレイアウト設計者用端末5、担当者用端末6を操作して、同様の処理を行うことにより、本システムにログインすることができる。この場合、レイアウト設計者がログインするとレイアウト設計者用端末5に設計者用メニュー画面が表示され、担当者がログインすると担当者用端末6に担当者用メニュー画面が表示される。設計者用メニュー画面には、例えば、レイアウト設計したデータを納品する「納品処理」等のメニュー欄が配置されている。担当者用メニュー画面には、例えば、委託書を作成する「委託書作成処理」、レイアウト設計者にレイアウト設計を委託する「委託処理」、納品された情報を依頼者に送信する「納品情報送信」等のメニュー欄が配置されている。
(仕様書作成処理)
仕様書作成処理は、レイアウト設計を本システムに依頼する依頼者が、回路図に入力されていない仕様や、納期、納品方法等を記載した仕様書を作成する処理である。図11は、仕様書作成処理を説明するためのフローチャートである。
まず、処理制御部12は、図10に示す依頼者用メニュー画面を画像情報DB29から読み出して、依頼者用端末4に依頼者用メニュー画面を表示させる(ステップS1)。依頼者は、依頼者用端末4を操作して、「仕様書作成処理」をクリックすることにより、仕様書を作成することができる。
次に、処理制御部12は依頼者用メニュー画面から「仕様書作成処理」が選択されているか否かを判別する(ステップS2)。すなわち、依頼者が依頼者用メニュー画面から「仕様書作成処理」をクリックしたか否かを判別する。処理制御部12は「仕様書作成処理」がクリックされていないと判別すると(ステップS2;No)、この処理を終了する。
処理制御部12は、「仕様書作成処理」がクリックされていると判別すると(ステップS2;Yes)、図12に示すような仕様書作成用画面を画像情報DB29から読み出して、依頼者用端末4に送信し、依頼者用端末4に仕様書作成用画面を表示する(ステップS3)。
図12に示す仕様書作成用画面には、最低限必要な事項(項目)のみが表示される。例えば、基板仕様における基板総数が、4層スルーホールの場合には、図12に示すように、層構成指定において、第1層〜第4層が表示される。また、「コネクタ制限」が「無」の場合には、図12に示すように、コネクタ制限の項目のみが表示されている。
依頼者は、依頼者用端末4を操作して、仕様書作成用画面に必要な内容を入力することができる。依頼者が依頼者用端末4を操作すると、処理制御部12は、画面表示処理を実行する(ステップS4)。図13は、画面表示処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、処理制御部12は、仕様書作成用画面から「終了」が選択されているか否かを判別する(ステップS11)。処理制御部12は、「終了」が選択されていないと判別すると(ステップS11;No)、仕様書作成用画面から「検索」が選択されているか否かを判別する(ステップS12)。処理制御部12は、「検索」が選択されていると判別すると(ステップS12;Yes)、検索用画面を画像情報DB29から読み出して、依頼者用端末4に送信し、図14に示すように、依頼者用端末4に表示された仕様書作成用画面上に検索用画面を表示する(ステップS13)。依頼者は、依頼者用端末4を操作することにより、信号線や部品を検索し、この検索結果から所望の信号線や部品を入力することができる。
次に、処理制御部12は、検索キー(検索文字列、ネット属性)が入力され、「実行」が選択されているか否かを判別する(ステップS14)。処理制御部12は、検索キーが入力され、「実行」が選択されていると判別すると(ステップS14;Yes)、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28に記憶されている部品、信号線に関する情報から該当する部品、信号線を抽出する(ステップS15)。そして、処理制御部12は、抽出した部品、信号線の一覧に関する情報を依頼者用端末4に送信し、依頼者用端末4の検索用画面中に表示する(ステップS16)。
続いて、処理制御部12は、検索用画面中に表示された部品、信号線の一覧から、部品、信号線が選択されているか否かを判別する(ステップS17)。処理制御部12は、部品、信号線が選択されていると判別すると(ステップS17;Yes)、仕様書作成用画面の所定の項目に選択された部品、信号線を入力し(ステップS18)、ステップS11に戻る。
このように、依頼者が依頼者用端末4を操作することにより、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28に記憶されている信号線、部品に関する情報から所望の信号線や部品を検索し、入力することができる。例えば、図14に示すように、特殊信号線のパターン表示において、「BV_OUT」で始まる信号名の信号線を検索する場合、依頼者は、図14に示すように、検索文字列の欄に「BV_OUT」を入力し、「で始まる」を選択して「検索」をクリックすることにより、「BV_OUT」で始まる信号線の一覧が表示させることができる。また、信号名のような名称の他にも、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28に記憶されている各種の項目を用いることができる。例えば、図14のネット属性の項目から「GND属性」を選択することにより、ネット属性がGND属性の信号線を検索することができる。このように、依頼者は、所望の信号名の信号線をクリックすることにより、簡単に信号名を入力することができる。
ここで、処理制御部12は、部品、信号線が選択されると、その選択された部品、信号線の名称のみならず、これらが選択されることにより決定する部品、信号線に関する情報を、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28に記憶されている信号線、部品に関する情報から読み出して、仕様書作成用画面の所定の項目に入力することが好ましい。例えば、図14に示す場合に、信号名「BV_OUT[1]」が選択されると、処理制御部12は、選択された信号名「BV_OUT[1]」の「単線/差動」の別、「インピーダンス」等について、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28に記憶されている信号線に関する情報から抽出し、抽出した情報を「単線/差動」、「インピーダンス」等の欄に入力することが好ましい。これにより、仕様書の作成をさらに簡単にすることができる。
一方、処理制御部12は、「検索」が選択されていないと判別すると(ステップS12;No)、仕様書作成用画面の項目で「無」から「有」に変更されているか否かを判別する(ステップS19)。すなわち、処理制御部12は、仕様書作成用画面の項目で「無」と設定され、詳細な内容が表示していない項目(図12の「ヒートシンクや取り付け金具等」、「コネクタ制限」、「部品配置・パターン這い回し仕様」)が「有」に変更されているか否かを判別する。
処理制御部12は、「有」に変更されていないと判別すると(ステップS19;No)、ステップS21に進む。処理制御部12は、「有」に変更されていると判別すると(ステップS19;Yes)、変更した項目の詳細に関する情報を画像情報DB29から読み出して、依頼者用端末4に送信し、依頼者用端末4に変更した項目の詳細に関する情報を表示する(ステップS20)。例えば、依頼者が「コネクタ制限」を「有」に変更すると、処理制御部12は、コネクタ制限に関する詳細な情報画像情報DB29から読み出して、依頼者用端末4に表示させる。これにより、図15に示すように、依頼者用端末4にコネクタ制限に関する詳細な内容が表示される。このように、仕様書作成用画面には、必要な項目のみ、その詳細な内容を表示している。このため、依頼者は、仕様書を作成しやすく、仕様書の作成を容易にすることができる。
次に、処理制御部12は、リスト入力が選択されているか否かを判別する(ステップS21)。リスト入力は、入力欄に入力可能な語のリストを表示して依頼者に入力する語を選択させることにより入力する方法をいい、主に、入力可能な語が数種類しかない箇所で用いられる。本例では、リスト入力は、入力可能な語が数種類しかない入力欄に設定されている。この場合、依頼者が依頼者用端末4を操作して入力欄を選択すると、入力可能な語のリスト(一覧)が表示され、依頼者が依頼者用端末4を操作して入力する語を選択すると、選択された語が入力欄に入力される。このため、本例では、処理制御部12は、仕様書作成用画面の入力欄を選択したか否かを判別する。
処理制御部12は、リスト入力が選択されていないと判別すると(ステップS21;No)、ステップS11に戻る。処理制御部12は、リスト入力が選択されていると判別すると(ステップS21;Yes)、例えば、部品情報DB27、ネット情報DB28、及び、画像情報DB29に記憶されている情報から、図15に示すような入力可能なリストを表示するリスト表示画面を作成する。そして、処理制御部12は、作成したリスト表示画面を依頼者用端末4に送信し、依頼者用端末4の仕様書作成用画面中に表示させ(ステップS22)、ステップS17に進む。そして、処理制御部12は、リスト表示画面から選択されているか否かを判別し(ステップS17)、選択されていると判別すると(ステップS17;Yes)、選択された語を入力し(ステップS18)、ステップS11に戻る。
一方、処理制御部12は、「終了」が選択されていると判別すると(ステップS11;Yes)、この処理を終了する。このように、画面表示処理が終了し、仕様書が作成されると、処理制御部12は、この処理を終了する。なお、作成された仕様書のデータファイルは、例えば、依頼者用端末4に記憶(保存)される。
以上説明したように、仕様書作成処理では、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28に記憶されている信号線、部品に関する情報から所望の信号線や部品を検索し、入力することができるので、入力処理を簡単にすることができる。また、仕様書作成用画面には、必要な項目のみ、その詳細な内容を表示しているので、仕様書を作成しやすく、仕様書の作成を容易にすることができる。さらに、入力可能な語が数種類しかない入力欄にはリスト入力が設定されているので、仕様書の作成を容易にすることができる。
(依頼処理)
依頼処理は、依頼者がレイアウト設計を本システムに依頼する処理である。依頼処理では、依頼者が依頼者用端末4を操作して、回路図データファイル、仕様書データファイル等の必要な情報を送信することにより、レイアウト設計を本システムに依頼する。図16は、依頼処理を説明するためのフローチャートである。
まず、処理制御部12は、図10に示す依頼者用メニュー画面を画像情報DB29から読み出して、依頼者用端末4に依頼者用メニュー画面を表示させる(ステップS31)。次に、処理制御部12は、依頼者用メニュー画面から「依頼処理」が選択されているか否かを判別する(ステップS32)。処理制御部12は、「依頼処理」が選択(クリック)されていないと判別すると(ステップS32;No)、この処理を終了する。
処理制御部12は、「依頼処理」がクリックされていると判別すると(ステップS32;Yes)、依頼者用端末4から、依頼に関する情報を受信しているか否かを判別する(ステップS33)。処理制御部12は、受信していると判別すると(ステップS33;Yes)、必要な情報を受信しているか否かを判別する(ステップS34)。必要な情報としては、回路図データファイル、仕様書データファイル等がある。処理制御部12は、必要な情報を受信していないと判別すると(ステップS34;No)、必要な情報を受信していない旨の情報を依頼者用端末4に返信し(ステップS35)、この処理を終了する。
処理制御部12は、必要な情報を受信していると判別すると(ステップS34;Yes)、依頼者からの依頼を受信(受諾)した旨の情報を依頼者用端末4に返信する(ステップS36)。次に、処理制御部12は、依頼者からの依頼を受信(受諾)した旨の情報を担当者用端末6に送信する(ステップS37)。そして、処理制御部12は、受信した依頼に関する情報を依頼情報DB24に登録し(ステップS38)、この処理を終了する。
(委託書作成処理)
委託書作成処理は、本システムの担当者がレイアウト設計をレイアウト設計者に委託するための委託書を作成する処理である。図17は、委託書作成処理を説明するためのフローチャートである。
まず、処理制御部12は、担当者用メニュー画面を画像情報DB29から読み出して、担当者用端末6に担当者用メニュー画面を表示させる(ステップS41)。次に、処理制御部12は、担当者用メニュー画面から「委託書作成処理」が選択されているか否かを判別する(ステップS42)。処理制御部12は「委託書作成処理」が選択(クリック)されていないと判別すると(ステップS42;No)、この処理を終了する。
処理制御部12は、「委託書作成処理」がクリックされていると判別すると(ステップS42;Yes)、依頼情報DB24、及び、画像情報DB29に記憶されている情報に基づいて、依頼情報DB24に登録されている仕様書データファイルの一覧(仕様書の一覧)を示す仕様書一覧画面を作成し、作成した仕様書一覧画面を担当者用端末6に送信して、担当者用端末6に仕様書一覧画面を表示する(ステップS43)。担当者は、担当者用端末6を操作して、仕様書一覧画面から仕様書を選択することにより、委託書作成の基礎となる仕様書を特定することができる。
次に、処理制御部12は、仕様書が特定されているか否かを判別する(ステップS44)。処理制御部12は、仕様書が特定されていると判別すると(ステップS44;Yes)、特定した仕様書の情報を抽出する(ステップS45)。すなわち、処理制御部12は、特定した仕様書について、依頼情報DB24に登録されている仕様書データファイルを特定し、この仕様書データファイルから、依頼者に関する情報、納品に関する情報、部品、信号線に関する情報等を抽出する。
続いて、処理制御部12は、抽出した部品等について、その属性に関する情報を抽出する(ステップS46)。具体的には、処理制御部12は、ステップS45で抽出した部品等を特定し、この特定した部品等について、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28に記憶されている部品、信号線に関する情報から、これらの属性に関する情報を抽出する。
そして、処理制御部12は、仕様書データファイルから抽出した依頼者に関する情報、納品に関する情報、部品、信号線に関する情報等と、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28から抽出した部品等の属性に関する情報と、画像情報DB29に記憶されている情報と、に基づいて、委託書作成用画面を作成する(ステップS47)。
次に、処理制御部12は、作成した委託書作成用画面を担当者用端末6に送信して、担当者用端末6に委託書作成用画面を表示する(ステップS48)。担当者は、担当者用端末6を操作して、委託書作成用画面に必要な内容を入力することができる。例えば、担当者は、追加したい部品があれば、担当者用端末6を操作して、委託書作成用画面に追加したい部品を入力する。処理制御部12は、担当者が担当者用端末6を操作すると、前述の図13に示すような画面表示処理を実行する(ステップS49)。担当者が委託書の作成を終了すると(画面表示処理で「終了」を選択すると(図13のステップS11;Yes))、処理制御部12は、作成された委託書のデータファイルを委託情報DB25に登録し(ステップS50)、この処理を終了する。
以上説明したように、委託書作成処理では、仕様書データファイルから抽出した依頼者に関する情報、納品に関する情報、部品、信号線に関する情報等に基づいて、委託書作成用画面を作成しているので、委託書の作成を容易にすることができる。また、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28から抽出した部品等の属性に関する情報に基づいて、委託書作成用画面を作成しているので、委託書の作成をさらに容易にすることができる。
(委託処理)
委託処理は、本システムの担当者がレイアウト設計をレイアウト設計者に委託する処理である。委託処理では、担当者が担当者用端末6を操作して、回路図データファイル、委託書データファイル等の必要な情報を送信することにより、レイアウト設計をレイアウト設計者に委託する。図18は、委託処理を説明するためのフローチャートである。
まず、処理制御部12は、担当者用メニュー画面を画像情報DB29から読み出して、担当者用端末6に担当者用メニュー画面を表示させる(ステップS51)。次に、処理制御部12は、担当者用メニュー画面から「委託処理」が選択されているか否かを判別する(ステップS52)。処理制御部12は、「委託処理」が選択されていないと判別すると(ステップS52;No)、この処理を終了する。
処理制御部12は、「委託処理」がクリックされていると判別すると(ステップS52;Yes)、委託に関する情報を委託するレイアウト設計者用端末5に送信する(ステップS53)。次に、処理制御部12は、送信したレイアウト設計者用端末5から、委託を受諾した旨の情報を受信しているか否かを判別する(ステップS54)。処理制御部12は、受信していると判別すると(ステップS54;Yes)、レイアウト設計者に委託した旨の情報を、該当する依頼者の依頼者用端末4に送信する(ステップS55)。そして、処理制御部12は、委託に関する情報を委託情報DB25に登録し(ステップS56)、この処理を終了する。
(納品処理)
納品処理は、レイアウト設計者が委託されたレイアウト設計に関する情報を納品する処理である。図19は、納品処理を説明するためのフローチャートである。
まず、処理制御部12は、設計者用メニュー画面を画像情報DB29から読み出して、レイアウト設計者用端末5に設計者用メニュー画面を表示させる(ステップS61)。次に、処理制御部12は、設計者用メニュー画面から「納品処理」が選択されているか否かを判別する(ステップS62)。処理制御部12は、「納品処理」が選択(クリック)されていないと判別すると(ステップS62;No)、この処理を終了する。
処理制御部12は、「納品処理」がクリックされていると判別すると(ステップS62;Yes)、レイアウト設計者用端末5から、納品に関する情報を受信しているか否かを判別する(ステップS63)。処理制御部12は、受信していると判別すると(ステップS63;Yes)、必要な情報を受信しているか否かを判別する(ステップS64)。必要な情報としては、納品データファイル等がある。処理制御部12は、必要な情報を受信していないと判別すると(ステップS64;No)、必要な情報を受信していない旨の情報をレイアウト設計者用端末5に返信し(ステップS65)、この処理を終了する。
処理制御部12は、必要な情報を受信していると判別すると(ステップS64;Yes)、納品された旨の情報をレイアウト設計者用端末5に返信する(ステップS66)。次に、処理制御部12は、納品された旨の情報を担当者用端末6に送信する(ステップS67)。そして、処理制御部12は、納品された情報を納品情報DB26に登録し(ステップS68)、この処理を終了する。なお、納品された旨の情報を受信した担当者は、納品された情報を確認した後、担当者用メニュー画面から「納品情報送信」を選択することにより、依頼者にレイアウト設計された納品に関する情報を担当者に納品(担当者用端末6に送信)することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28に記憶されている情報を用いて仕様書を作成できるので、仕様書の作成を容易にすることができる。また、本実施の形態によれば、仕様書データファイルから抽出した情報に基づいて、委託書作成用画面を作成しているので、委託書の作成を容易にすることができる。このため、基板のレイアウト設計を依頼する依頼者や、依頼先の担当者の労力を軽減することができ、基板設計を支援することができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な他の実施の形態について説明する。
上記実施の形態では、仕様書作成処理において、仕様書作成用画面に最低限必要な事項(項目)のみを表示し、検索、リスト入力可能な場合を例に本発明を説明したが、少なくとも検索可能に構成されていればよく、例えば、リスト入力可能に設定していなくともよい。
また、仕様書作成処理において、処理制御部12は、例えば、依頼者に関する情報をログインした依頼者の情報、すなわち、依頼者情報DB21に登録されている依頼者の会社名、所属、住所、氏名、電話番号、メールアドレスがデフォルトとして入力してもよい。処理制御部12は、また、納期等の日程の入力において、例えば、ログインした日から所定期間後(例えば、2週間後)をデフォルトとして入力したり、カレンダー入力可能に構成してもよい。これらにより、依頼者の仕様書の作成を更に容易にすることができる。
上記実施の形態では、委託書作成処理において、仕様書データファイルから抽出した情報と、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28から抽出した部品等の属性に関する情報と、画像情報DB29に記憶されている情報と、に基づいて、委託書作成用画面を作成した場合を例に本発明を説明したが、少なくとも、仕様書データファイル、部品情報DB27、及び、ネット情報DB28から抽出した情報基づいて委託書作成用画面を作成すればよく、さらに、回路図データファイルの情報を用いて委託書作成用画面を作成してもよい。
上記実施の形態では、レイアウト設計者用の委託書を作成する場合を例に本発明を説明したが、さらに他の部署の担当者用の委託書を作成するように、複数(種類)の委託書を作成してもよい。この場合、仕様書データファイルから抽出する情報を委託書の送り先に応じて設定することにより、複数の委託書を簡単に作成することができる。
本実施の形態にかかる基板設計支援サーバ1は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、汎用コンピュータに、上述の処理を実行するためのプログラムを格納した記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROMなど)から当該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行する基板設計支援サーバ1を構成することができる。
そして、これらのプログラムを供給するための手段は任意である。上述のように所定の記録媒体を介して供給できる他、例えば、通信回線、通信ネットワーク、通信システムなどを介して供給してもよい。この場合、例えば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に当該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して搬送波に重畳して提供してもよい。そして、このように提供されたプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行することができる。
本発明の実施の形態に係る基板設計支援システムの構成を示す図である。 図1の基板設計支援サーバの構成を示す図である。 図1の基板設計支援データベースの構成を示す図である。 依頼者情報データベースの一例を示す図である。 依頼情報データベースの一例を示す図である。 委託情報データベースの一例を示す図である。 納品情報データベースの一例を示す図である。 部品情報データベースの一例を示す図である。 ネット情報データベースの一例を示す図である。 依頼者用メニュー画面の一例を示す図である。 仕様書作成処理を説明するためのフローチャートである。 仕様書作成用画面の一例を示す図である。 画面表示処理を説明するためのフローチャートである。 画面表示処理を説明するための仕様書作成用画面の一例を示す図である。 画面表示処理を説明するための仕様書作成用画面の一例を示す図である。 依頼処理を説明するためのフローチャートである。 委託書作成処理を説明するためのフローチャートである。 委託処理を説明するためのフローチャートである。 納品処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 基板設計支援サーバ
2 基板設計支援データベース
3 通信ネットワーク
4 依頼者用端末
5 レイアウト設計者用端末
6 担当者用端末
11 通信制御部
12 処理制御部
13 データ記憶部
21 依頼者情報データベース
22 レイアウト設計者情報データベース
23 担当者情報データベース
24 依頼情報データベース
25 委託情報データベース
26 納品情報データベース
27 部品情報データベース
28 ネット情報データベース
29 画像情報データベース

Claims (7)

  1. レイアウト設計を依頼する基板の仕様書作成を支援する基板設計支援システムであって、
    基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶手段と、
    前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶手段と、
    前記基板のレイアウト設計を依頼する依頼者の情報端末に前記基板の仕様書を作成する仕様書作成画面に関する情報を送信し、該依頼者の情報端末に該仕様書作成画面を表示させる画面表示手段と、
    前記画面表示手段に表示された仕様書作成画面の入力領域及び検索条件が特定されたか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により入力領域及び検索条件が特定されたと判別されたときに、前記検索条件に該当する部品または信号線に関する情報を、前記部品情報記憶手段または前記信号線情報記憶手段に記憶された部品または信号線に関する情報から抽出し、抽出した情報を依頼者の情報端末に送信して依頼者の情報端末に表示させ、依頼者に部品または信号線を選択させる選択手段と、
    を備える、ことを特徴とする基板設計支援システム。
  2. 基板のレイアウト設計を依頼する依頼者からの依頼に基づいて、基板のレイアウト設計を委託する委託書作成を支援する基板設計支援システムであって、
    基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶手段と、
    前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶手段と、
    前記依頼者の情報端末から前記基板の仕様書に関する情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記基板の仕様書に関する情報から、依頼者に関する情報、納品に関する情報、及び、部品及び信号線に関する情報を抽出する依頼書抽出手段と、
    前記依頼書抽出手段により抽出した部品及び信号線に関する情報について、前記部品情報記憶手段または前記信号線情報記憶手段に記憶された部品または信号線に関する情報から、前記抽出した部品または信号線の属性に関する情報を抽出する属性抽出手段と、
    前記依頼書抽出手段及び前記属性抽出手段により抽出された情報に基づいて、委託書作成用画面を作成し、作成した委託書作成用画面に関する情報を、委託書を作成する担当者の情報端末に送信し、担当者の情報端末に委託書作成画面を表示させる画面表示手段と、
    を備える、ことを特徴とする基板設計支援システム。
  3. 前記画面表示手段に表示された委託書作成画面の入力領域及び検索条件が特定されたか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により入力領域及び検索条件が特定されたと判別されたときに、前記検索条件に該当する部品または信号線に関する情報を、前記部品情報記憶手段または前記信号線情報記憶手段に記憶された部品または信号線に関する情報から抽出し、抽出した情報を担当者の情報端末に送信して担当者の情報端末に表示させ、担当者に部品または信号線を選択させる選択手段と、
    を更に備える、ことを特徴とする請求項2に記載の基板設計支援システム。
  4. レイアウト設計を依頼する基板の仕様書作成を支援する基板設計支援方法であって、
    基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶ステップと、
    前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶ステップと、
    前記基板のレイアウト設計を依頼する依頼者の情報端末に前記基板の仕様書を作成する仕様書作成画面に関する情報を送信し、該依頼者の情報端末に該仕様書作成画面を表示させる画面表示ステップと、
    前記画面表示ステップで表示された仕様書作成画面の入力領域及び検索条件が特定されたか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップで入力領域及び検索条件が特定されたと判別されたときに、前記検索条件に該当する部品または信号線に関する情報を、前記部品情報記憶ステップまたは前記信号線情報記憶ステップで記憶された部品または信号線に関する情報から抽出し、抽出した情報を依頼者の情報端末に送信して依頼者の情報端末に表示させ、依頼者に部品または信号線を選択させる選択ステップと、
    を備える、ことを特徴とする基板設計支援方法。
  5. 基板のレイアウト設計を依頼する依頼者からの依頼に基づいて、基板のレイアウト設計を委託する委託書作成を支援する基板設計支援方法であって、
    基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶ステップと、
    前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶ステップと、
    前記依頼者の情報端末から前記基板の仕様書に関する情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信された前記基板の仕様書に関する情報から、依頼者に関する情報、納品に関する情報、及び、部品及び信号線に関する情報を抽出する依頼書抽出ステップと、
    前記依頼書抽出ステップで抽出した部品及び信号線に関する情報について、前記部品情報記憶ステップまたは前記信号線情報記憶ステップで記憶された部品または信号線に関する情報から、前記抽出した部品または信号線の属性に関する情報を抽出する属性抽出ステップと、
    前記依頼書抽出ステップ及び前記属性抽出ステップで抽出された情報に基づいて、委託書作成用画面を作成し、作成した委託書作成用画面に関する情報を、委託書を作成する担当者の情報端末に送信し、担当者の情報端末に委託書作成画面を表示させる画面表示ステップと、
    を備える、ことを特徴とする基板設計支援方法。
  6. レイアウト設計を依頼する基板の仕様書作成を支援する基板設計支援システムとして機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶手段、
    前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶手段、
    前記基板のレイアウト設計を依頼する依頼者の情報端末に前記基板の仕様書を作成する仕様書作成画面に関する情報を送信し、該依頼者の情報端末に該仕様書作成画面を表示させる画面表示手段、
    前記画面表示手段に表示された仕様書作成画面の入力領域及び検索条件が特定されたか否かを判別する判別手段、
    前記判別手段により入力領域及び検索条件が特定されたと判別されたときに、前記検索条件に該当する部品または信号線に関する情報を、前記部品情報記憶手段または前記信号線情報記憶手段に記憶された部品または信号線に関する情報から抽出し、抽出した情報を依頼者の情報端末に送信して依頼者の情報端末に表示させ、依頼者に部品または信号線を選択させる選択手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  7. 基板のレイアウト設計を依頼する依頼者からの依頼に基づいて、基板のレイアウト設計を委託する委託書作成を支援する基板設計支援システムとして機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    基板設計に用いられる部品に関する情報を記憶する部品情報記憶手段、
    前記部品間の接続に用いられる信号線に関する情報を記憶する信号線情報記憶手段、
    前記依頼者の情報端末から前記基板の仕様書に関する情報を受信する受信手段、
    前記受信手段により受信された前記基板の仕様書に関する情報から、依頼者に関する情報、納品に関する情報、及び、部品及び信号線に関する情報を抽出する依頼書抽出手段、
    前記依頼書抽出手段により抽出した部品及び信号線に関する情報について、前記部品情報記憶手段または前記信号線情報記憶手段に記憶された部品または信号線に関する情報から、前記抽出した部品または信号線の属性に関する情報を抽出する属性抽出手段、
    前記依頼書抽出手段及び前記属性抽出手段により抽出された情報に基づいて、委託書作成用画面を作成し、作成した委託書作成用画面に関する情報を、委託書を作成する担当者の情報端末に送信し、担当者の情報端末に委託書作成画面を表示させる画面表示手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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