JP2008053995A - 通信放送連携システムにおける端末のレート制御方法、端末、システム及びプログラム - Google Patents
通信放送連携システムにおける端末のレート制御方法、端末、システム及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】コンテンツサーバが、端末からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定し、その輻輳負荷状態に基づいて、端末に対するレート情報を算出し、そのレート情報を放送局サーバへ送信する。放送局サーバは、放送データに、コンテンツサーバに対応付けたレート情報を含め、その放送データを、端末へ放送する。端末は、放送データに含まれるレート情報に基づいて、コンテンツサーバに対する通信データの送受信レートを制御する。
【選択図】図1
Description
コンテンツサーバが、端末からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定する第1のステップと、
コンテンツサーバが、輻輳負荷状態に基づいて、端末に対するレート情報を算出する第2のステップと、
コンテンツサーバが、レート情報を放送局サーバへ送信する第3のステップと、
放送局サーバが、放送データに、コンテンツサーバに対応付けたレート情報を含める第4のステップと、
放送局サーバが、放送データを、端末へ放送する第5のステップと、
端末が、放送データに含まれるレート情報に基づいて、コンテンツサーバに対する通信データの送受信レートを制御する第6のステップと
を有することを特徴とする。
輻輳負荷状態は、回線帯域幅又は使用可能メモリ量と、接続中のコネクション数又はトラヒック量とであり、
レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
第6のステップについて、
端末は、送信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバへ送信する通信データの送信レートを制御し、
端末は、受信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバから受信した通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、コンテンツサーバから受信する通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
ことも好ましい。
第6のステップについて、通信データの送信レート及び確認応答の送信レートは、等間隔レート制御又はトークンバケットレート制御によってなされることも好ましい。
放送データは、コンテンツサーバに対するレート情報を含んでおり、
放送データに含まれるレート情報を取得するレート情報取得手段と、
レート情報に基づいて、コンテンツサーバに対する通信データの送受信レートを制御するレート制御手段と
を有することを特徴とする。
レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
レート制御手段は、
送信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバへ送信する通信データの送信レートを制御し、
受信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバから受信した通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、コンテンツサーバから受信する通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
ことも好ましい。
コンテンツサーバは、端末からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定する輻輳負荷状態測定手段と、輻輳負荷状態に基づいて端末に対するレート情報を算出するレート情報算出手段と、レート情報を放送局サーバへ送信するレート情報送信手段とを有し、
放送局サーバは、放送データに、コンテンツサーバに対応付けたレート情報を含めるレート情報付加手段と、放送データを、端末へ送信する放送データ送信手段とを有することを特徴とする。
輻輳負荷状態は、回線帯域幅又は使用可能メモリ量と、接続中のコネクション数又はトラヒック量とであることも好ましい。
放送データは、コンテンツサーバに対するレート情報を含んでおり、
放送データに含まれるレート情報を取得するレート情報取得手段と、
レート情報に基づいて、コンテンツサーバに対する通信データの送受信レートを制御するレート制御手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
レート制御手段は、
送信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバへ送信する通信データの送信レートを制御し、
受信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバから受信した通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、コンテンツサーバから受信する通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
ことも好ましい。
(S204)コンテンツサーバ3は、複数の端末1に対する通信データの送受信について、常に輻輳負荷状態を測定する。輻輳負荷状態は、例えば、回線帯域幅又は使用可能メモリ量と、接続中のコネクション数又はトラヒック量とである。次に、コンテンツサーバ3は、輻輳負荷状態に基づいて、端末に対するレート情報を算出する。レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報である。
送受信レート[bit/s]=
回線帯域幅[bit/s]/接続中のコネクション数
(2)使用可能メモリ量に基づく送受信レートの算出
送受信レート[bit/s]=
使用可能メモリ量[bit]/(接続中のコネクション数×RTT[s])
11 放送受信部
12 通信インタフェース部
13 レート情報取得部
14 レート制御部
2 放送局サーバ
21 レート情報付加部
22 放送データ送信部
23 放送データ蓄積部
3 コンテンツサーバ
31 通信インタフェース部
32 サーバ機能部
33 輻輳負荷状態測定部
34 レート情報算出部
35 レート情報送信部
4 インターネット
5 移動アクセスネットワーク
Claims (9)
- 放送データを放送する放送局サーバと、ネットワークを介して通信データを送受信するコンテンツサーバと、前記放送データを受信し且つ前記通信データを送受信する端末とを有する通信放送連携システムにおける端末のレート制御方法において、
前記コンテンツサーバが、前記端末からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定する第1のステップと、
前記コンテンツサーバが、輻輳負荷状態に基づいて、前記端末に対するレート情報を算出する第2のステップと、
前記コンテンツサーバが、前記レート情報を前記放送局サーバへ送信する第3のステップと、
前記放送局サーバが、前記放送データに、前記コンテンツサーバに対応付けた前記レート情報を含める第4のステップと、
前記放送局サーバが、前記放送データを、前記端末へ放送する第5のステップと、
前記端末が、前記放送データに含まれる前記レート情報に基づいて、前記コンテンツサーバに対する前記通信データの送受信レートを制御する第6のステップと
を有することを特徴とするレート制御方法。 - 前記輻輳負荷状態は、回線帯域幅又は使用可能メモリ量と、接続中のコネクション数又はトラヒック量とであり、
前記レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
第6のステップについて、
前記端末は、前記送信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバへ送信する前記通信データの送信レートを制御し、
前記端末は、前記受信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバから受信した前記通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、前記コンテンツサーバから受信する前記通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のレート制御方法。 - 第6のステップについて、前記通信データの送信レート及び前記確認応答の送信レートは、等間隔レート制御又はトークンバケットレート制御によってなされることを特徴とする請求項2に記載のレート制御方法。
- 放送局サーバから放送データを受信する放送受信手段と、コンテンツサーバとネットワークを介して通信データを送受信する通信インタフェース手段とを有する端末であって、
前記放送データは、前記コンテンツサーバに対するレート情報を含んでおり、
前記放送データに含まれる前記レート情報を取得するレート情報取得手段と、
前記レート情報に基づいて、前記コンテンツサーバに対する前記通信データの送受信レートを制御するレート制御手段と
を有することを特徴とする端末。 - 前記レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
前記レート制御手段は、
前記送信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバへ送信する前記通信データの送信レートを制御し、
前記受信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバから受信した前記通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、前記コンテンツサーバから受信する前記通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
ことを特徴とする請求項4に記載の端末。 - 請求項4又は5に記載の端末と、放送データを放送する放送局サーバと、ネットワークを介して通信データを送受信するコンテンツサーバとを有する通信放送連携システムであって、
前記コンテンツサーバは、前記端末からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定する輻輳負荷状態測定手段と、前記輻輳負荷状態に基づいて前記端末に対するレート情報を算出するレート情報算出手段と、前記レート情報を前記放送局サーバへ送信するレート情報送信手段とを有し、
前記放送局サーバは、前記放送データに、前記コンテンツサーバに対応付けた前記レート情報を含めるレート情報付加手段と、前記放送データを、前記端末へ送信する放送データ送信手段とを有する
ことを特徴とする通信放送連携システム。 - 前記輻輳負荷状態は、回線帯域幅又は使用可能メモリ量と、接続中のコネクション数又はトラヒック量とであることを特徴とする請求項6に記載の通信放送連携システム。
- 端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、放送局サーバから放送データを受信する放送受信手段と、コンテンツサーバとネットワークを介して通信データを送受信する通信インタフェース手段としてコンピュータを機能させる端末用プログラムであって、
前記放送データは、前記コンテンツサーバに対するレート情報を含んでおり、
前記放送データに含まれる前記レート情報を取得するレート情報取得手段と、
前記レート情報に基づいて、前記コンテンツサーバに対する前記通信データの送受信レートを制御するレート制御手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする端末用プログラム。 - 前記レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
前記レート制御手段は、
前記送信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバへ送信する前記通信データの送信レートを制御し、
前記受信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバから受信した前記通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、前記コンテンツサーバから受信する前記通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
ことを特徴とする請求項8に記載の端末用プログラム。
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JP2006227421A JP4636510B2 (ja) | 2006-08-24 | 2006-08-24 | 通信放送連携システムにおける端末のレート制御方法、端末、システム及びプログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010056940A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Kyocera Corp | 無線通信装置およびパケット送信方法 |
WO2015022809A1 (ja) * | 2013-08-13 | 2015-02-19 | 株式会社日立製作所 | 通信装置及び送信帯域制御方法 |
-
2006
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Title |
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