JP2008053995A - 通信放送連携システムにおける端末のレート制御方法、端末、システム及びプログラム - Google Patents

通信放送連携システムにおける端末のレート制御方法、端末、システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】視聴者参加型放送番組が放送されるような通信放送連携システムであっても、コンテンツサーバに大量のトラヒックが集中することによる輻輳負荷状態をできる限り低減することができる、端末のレート制御方法等を提供する。
【解決手段】コンテンツサーバが、端末からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定し、その輻輳負荷状態に基づいて、端末に対するレート情報を算出し、そのレート情報を放送局サーバへ送信する。放送局サーバは、放送データに、コンテンツサーバに対応付けたレート情報を含め、その放送データを、端末へ放送する。端末は、放送データに含まれるレート情報に基づいて、コンテンツサーバに対する通信データの送受信レートを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信放送連携システムにおける端末のレート制御方法、端末、システム及びプログラムに関する。
通信回線としてはインターネットが一般化し、ユーザは、パーソナルコンピュータ又は携帯電話機のような端末を用いて、アクセスネットワークを介してインターネットに接続することができる。インターネットには、WWWサーバのようなコンテンツサーバが接続されており、端末は、コンテンツサーバとの間でデータを送受信することができる。
一方で、テレビ放送として、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送又は地上デジタル放送が普及してきている。デジタル放送は、音声及び動画像だけでなく、様々マルチメディアコンテンツも放送することができる。ユーザは、テレビ等に搭載されるデジタル放送チューナを操作することにより、所望の情報を受信することができる。
近年、通信と放送とが融合する利用が多くなってきている。端末は、放送局サーバから放送データを受信し、その放送内容を補完する情報が、インターネットを介してコンテンツサーバから受信する。これを実現するために、放送データは、例えばBML(Broadcast Markup Language)で記述されている。BMLは、ARIB(社団法人電波産業会)によって規定された、XMLに基づくデータ放送向けのページ記述言語である。BMLによって、画面のどこに何をいつ表示するかという空間/時間的提示の制御や、コンテンツサーバのURL(Uniform Resource Locator)、タイトルや本文などを示す構造の表現、操作ボタンなどのユーザインターフェースなどを規定することができる。
このような通信放送融合システムは、視聴者参加型放送番組について有効である。例えば、視聴者アンケート、クイズやテレビショッピングのように、ユーザが放送番組を見た直後に、データを送受信されるような場合がある。また、災害時放送番組についても、ユーザがそれを見た直後に、被害・安否情報を、インターネットを介して送受信しようとする場合もある。
放送番組は、膨大な数の視聴者に向けたものである。従って、このような視聴者参加型放送番組を放送すると、その番組に連動して、短時間に所定のアドレスに向けて大量のトラヒックが発生することとなる。即ち、放送データによって放送されたアドレスに向けて、膨大な数の端末が所定のコンテンツサーバにアクセスする。このような、急激なアクセス数(コネクション数)の増加は、そのコンテンツサーバの輻輳負荷状態を急激に悪化させ、最悪の場合、コンテンツサーバの運用停止へ追い込むこととなる。
これに対し、コンテンツサーバと端末との間で、TCP(Transport Control Protocol)を用いたレート制御を有効に動作させることもできる。例えば、適応的にTCPのウィンドウサイズを変更する技術(例えば特許文献1及び2参照)や、ルータによって輻輳制御をする技術(例えば特許文献3参照)がある。
特開2005−244517号公報 特開2006−14329号公報 特開2002−314592号公報
しかしながら、前述した特許文献に記載された技術は、膨大な端末と1つのコンテンツサーバとの間のレート制御のためのものではない。視聴者参加型放送番組に対しては、端末側でレート制御を有効に動作させなければ、コンテンツサーバは大量のトラヒックを処理することが困難となる。また、コンテンツサーバが、特定の端末からのトラヒックに多くの処理負荷がかかることも回避する必要がある。
そこで、本発明は、視聴者参加型放送番組が放送されるような通信放送連携システムであっても、コンテンツサーバに大量のトラヒックが集中することによる輻輳負荷状態をできる限り低減し、ボトルネックとなるコンテンツサーバ及びネットワークのリソース使用効率を高めると共に、端末間のリソース利用の公平性を確保することができる、端末のレート制御方法、端末、システム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、放送データを放送する放送局サーバと、ネットワークを介して通信データを送受信するコンテンツサーバと、放送データを受信し且つ通信データを送受信する端末とを有する通信放送連携システムにおける端末のレート制御方法において、
コンテンツサーバが、端末からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定する第1のステップと、
コンテンツサーバが、輻輳負荷状態に基づいて、端末に対するレート情報を算出する第2のステップと、
コンテンツサーバが、レート情報を放送局サーバへ送信する第3のステップと、
放送局サーバが、放送データに、コンテンツサーバに対応付けたレート情報を含める第4のステップと、
放送局サーバが、放送データを、端末へ放送する第5のステップと、
端末が、放送データに含まれるレート情報に基づいて、コンテンツサーバに対する通信データの送受信レートを制御する第6のステップと
を有することを特徴とする。
本発明のレート制御方法における他の実施形態によれば、
輻輳負荷状態は、回線帯域幅又は使用可能メモリ量と、接続中のコネクション数又はトラヒック量とであり、
レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
第6のステップについて、
端末は、送信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバへ送信する通信データの送信レートを制御し、
端末は、受信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバから受信した通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、コンテンツサーバから受信する通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
ことも好ましい。
本発明のレート制御方法における他の実施形態によれば、
第6のステップについて、通信データの送信レート及び確認応答の送信レートは、等間隔レート制御又はトークンバケットレート制御によってなされることも好ましい。
本発明によれば、放送局サーバから放送データを受信する放送受信手段と、コンテンツサーバとネットワークを介して通信データを送受信する通信インタフェース手段とを有する端末であって、
放送データは、コンテンツサーバに対するレート情報を含んでおり、
放送データに含まれるレート情報を取得するレート情報取得手段と、
レート情報に基づいて、コンテンツサーバに対する通信データの送受信レートを制御するレート制御手段と
を有することを特徴とする。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
レート制御手段は、
送信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバへ送信する通信データの送信レートを制御し、
受信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバから受信した通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、コンテンツサーバから受信する通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
ことも好ましい。
本発明によれば、前述した端末と、放送データを放送する放送局サーバと、ネットワークを介して通信データを送受信するコンテンツサーバとを有する通信放送連携システムであって、
コンテンツサーバは、端末からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定する輻輳負荷状態測定手段と、輻輳負荷状態に基づいて端末に対するレート情報を算出するレート情報算出手段と、レート情報を放送局サーバへ送信するレート情報送信手段とを有し、
放送局サーバは、放送データに、コンテンツサーバに対応付けたレート情報を含めるレート情報付加手段と、放送データを、端末へ送信する放送データ送信手段とを有することを特徴とする。
本発明の通信放送連携システムにおける他の実施形態によれば、
輻輳負荷状態は、回線帯域幅又は使用可能メモリ量と、接続中のコネクション数又はトラヒック量とであることも好ましい。
本発明によれば、端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、放送局サーバから放送データを受信する放送受信手段と、コンテンツサーバとネットワークを介して通信データを送受信する通信インタフェース手段としてコンピュータを機能させる端末用プログラムであって、
放送データは、コンテンツサーバに対するレート情報を含んでおり、
放送データに含まれるレート情報を取得するレート情報取得手段と、
レート情報に基づいて、コンテンツサーバに対する通信データの送受信レートを制御するレート制御手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の端末用プログラムにおける他の実施形態によれば、
レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
レート制御手段は、
送信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバへ送信する通信データの送信レートを制御し、
受信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバから受信した通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、コンテンツサーバから受信する通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
ことも好ましい。
本発明における端末のレート制御方法、端末、システム及びプログラムによれば、視聴者参加型放送番組が放送されるような通信放送連携システムであっても、コンテンツサーバに大量のトラヒックが集中することによる輻輳負荷状態をできる限り低減することができる。また、ボトルネックとなるコンテンツサーバ及びネットワークのリソース使用効率が高められ、端末間のリソース利用の公平性が確保される。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明における通信放送連携システムの構成図である。
図1によれば、各端末1(携帯電話機、パーソナルコンピュータ、例えばデジタル放送対応テレビであってもよい)は、放送局サーバ2から放送データを受信すると共に、移動アクセスネットワーク5の基地局と通信データを送受信する。移動アクセスネットワーク5とインターネット4とは相互に接続している。インターネット4には、通信データを送受信するコンテンツサーバ3が接続されている。端末1は、移動アクセスネットワーク5及びインターネット4を介して、コンテンツサーバ3と通信データを送受信することができる。尚、端末1は、コンテンツサーバ3と通信できればよく、移動アクセスネットワーク5及びインターネット4を介することは必須の構成要素ではない。
コンテンツサーバ3は、アクセスしてくる各端末1に対してコネクションを設定し、複数の端末1と同時に通信データを送受信する。このとき、コンテンツサーバ3は、複数の端末1からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定し、その輻輳負荷状態に基づいて、1つの端末に対するレート情報を算出する。そして、コンテンツサーバ3は、そのレート情報を放送局サーバ2へ送信する。
放送局サーバ2は、コンテンツサーバ3から当該コンテンツサーバに対するレート情報を受信する。レート情報は、端末1が、コンテンツサーバ3へアクセスする際の最大送受信レートを表す。放送局サーバ2は、BMLで記述された放送データについて、コンテンツサーバ3のアドレス(URL)と共に、レート情報を含める。そして、放送局サーバ2は、その放送データを、複数の端末1に向けて放送する。
端末1は、放送局サーバ2から受信した放送データから、コンテンツサーバ3のアドレス及びレート情報を取得する。ユーザが操作することによって、端末1が、そのコンテンツサーバ3のアドレスに対してアクセスした場合、そのレート情報に基づいて通信データを送受信する。
図2は、本発明におけるシーケンス図である。
(S201)放送局サーバ2が、携帯電話機又はパーソナルコンピュータのような複数の端末1へ向けて放送データを放送する。
(S202)放送データを受信した端末1は、ユーザの操作によって、コンテンツサーバ3に対してアクセスし、コネクションを確立する。例えばTCPコネクションを確立する場合には、SYNの交換による3ウェイハンドシェイクがなされる。コンテンツサーバ3は、このコネクション確立時及びその後、通信データの送受信に対して転送遅延量RTTを測定する。
(S203)複数の端末1は、コンテンツサーバ3との間で、通信データを送受信する。
(S204)コンテンツサーバ3は、複数の端末1に対する通信データの送受信について、常に輻輳負荷状態を測定する。輻輳負荷状態は、例えば、回線帯域幅又は使用可能メモリ量と、接続中のコネクション数又はトラヒック量とである。次に、コンテンツサーバ3は、輻輳負荷状態に基づいて、端末に対するレート情報を算出する。レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報である。
(1)回線帯域幅に基づく送受信レートの算出
送受信レート[bit/s]=
回線帯域幅[bit/s]/接続中のコネクション数
(2)使用可能メモリ量に基づく送受信レートの算出
送受信レート[bit/s]=
使用可能メモリ量[bit]/(接続中のコネクション数×RTT[s])
(S205)コンテンツサーバ3は、算出されたレート情報を、放送局サーバ2へ送信する。コンテンツサーバ3と放送局サーバ2との間の通信は、インターネット4を介してなされるものであってもよいし、別途、制御回線を介してなされるものであってもよい。
(S206)放送局サーバ2は、コンテンツサーバ3からレート情報を受信する。放送局サーバ2は、放送すべき放送データに、コンテンツサーバ3のアドレスに対応付けたレート情報を含める。そして、放送局サーバ2は、その放送データを、複数の端末1へ向けて放送する。
(S207)端末1は、放送局サーバ2から受信した放送データから、レート情報を取得する。そして、端末1は、そのレート情報に基づいて、コンテンツサーバ3に対する通信データの送受信レートを制御する。
送信レート及び受信レートは、IP層若しくはデータリンク層(L2)で、又はトランスポート層(TCP・UDP)で制御することができる。レート制御は、コンテンツサーバ3に対してなされるものであり、宛先・送信元IPアドレス及び宛先・送信元ポート番号を用いてコンテンツサーバ3を特定する。
レート情報は、送信側最大レート情報と、受信側最大レート情報とを有する。端末1は、送信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバ3へ送信する通信データの送信レートを制御する。また、端末1は、受信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバ3から受信した通信データを上位層に引き渡す受信レートを制御する。この場合、コンテンツサーバ3からの送信レートを制御することとはならない。但し、受信レートがTCPで制御されている場合、更に、受信側装置となる端末1から、送信側装置となるコンテンツサーバ3へ送信する確認応答(ACK)の送信レートを制御することにより、結果的に、コンテンツサーバ3からの送信レートを制御することができる。TCPによれば、送信側装置は、受信側装置からACKパケットを受信する毎に、データを送信するように規定されているからである。
端末1は、通信データの送信レート及び確認応答の送信レートを、「等間隔レート制御」又は「トークンバケットレート制御」によって行う。「等間隔レート制御」は、データパケットを等間隔のレートで送信する。「トークンバケットレート制御」は、データパケットをトークンバケットアルゴリズムによるレートで送信する。
トークンとは、送信単位量を表す送信権利をいう。トークンバケットレート制御は、トークンバケットに蓄積されたトークンに応じて、データパケットを送信するアルゴリズムである。このアルゴリズムは、トークンレートと、トークンバケットサイズと、パケットバッファサイズとの3つのパラメータを有する。
トークンバケットには、一定のトークンレートで常に新たなトークンが補充される。但し、トークンバケットのトークンバケットサイズを溢れたトークンは、破棄される。同様に、パケットバッファのパケットバッファサイズを溢れたデータパケットも、破棄される。パケットバッファに入力されたデータパケットは、同量のトークンと一緒にバッファから出力される。トークンがトークンバケットに存在しなければ、その時点ではデータパケットは送信されない。そのデータパケットを送信するに必要なトークンが補充され、パケットバッファから出力される。パケットバッファからの出力レートの平均は、トークンレート以下に制限され、最大バースト長は、トークンバケットサイズ以下に制限される。
図3は、本発明における端末、コンテンツサーバ及び放送局サーバの機能構成図である。
図3によれば、端末1は、放送受信部11と、通信インタフェース部12と、レート情報取得部13と、レート制御部14とを有する。これら機能部は、端末1に搭載されたコンピュータによって実行されるプログラムにより実現することもできる。
放送受信部11は、放送局サーバ2から放送データを受信する。放送データは、BMLによって記述されており、コンテンツサーバ3のURLに対応付けてレート情報を含む。
通信インタフェース部12は、コンテンツサーバとネットワークを介して通信データを送受信する。
レート情報取得部13は、放送データに含まれるレート情報を取得する。
レート制御部14は、コンテンツサーバ3に対するレート情報に基づいて、通信インタフェース部12の通信データの送受信レートを制御する。レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報である。レート制御部14は、送信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバへ送信する通信データの送信レートを制御する。また、受信側最大レート情報以下となるように、コンテンツサーバから受信した通信データを上位層へ渡す受信レートを制御する。ここで、TCPによってレートが制御されている場合、更に、コンテンツサーバから受信する通信データに対する確認応答の送信レートを制御することができる。
コンテンツサーバ3は、通信インタフェース部31と、サーバ機能部32と、輻輳負荷状態測定部33と、レート情報算出部34と、レート情報送信部35とを有する。ここで、輻輳負荷状態測定部33、レート情報算出部34及びレート情報送信部35は、モニタ装置として別途備えるものであってもよい。
通信インタフェース部31は、インターネット4を介して端末1との間で通信データを送受信する。サーバ機能部32は、端末1へコンテンツを送信する。
輻輳負荷状態測定部33は、端末からのアクセスによる、コンテンツサーバ3の輻輳負荷状態を測定する。輻輳負荷状態は、回線帯域幅又は使用可能メモリ量と、接続中のコネクション数又はトラヒック量とである。
レート情報算出部34は、輻輳負荷状態に基づいて端末に対するレート情報を算出する。算出方法は、図2のS204で前述した。
レート情報送信部35は、通信インタフェース部31を介して、放送局サーバ2へ、レート情報を送信する。
放送局サーバ2は、レート情報付加部21と、放送データ送信部22と、放送データ蓄積部23とを有する。
レート情報付加部21は、放送データ蓄積部23から通知された放送データに、コンテンツサーバに対応付けたレート情報を含める。例えば、コンテンツサーバを特定するアドレスに対して、レート情報を含める。
放送データ送信部22は、レート情報が付加された放送データを、複数の端末1へ向けて放送する。
以上、詳細に説明したように、本発明における端末のレート制御方法、端末、システム及びプログラムによれば、視聴者参加型放送番組が放送されるような通信放送連携システムであっても、コンテンツサーバに大量のトラヒックが集中することによる輻輳負荷状態をできる限り低減することができる。また、ボトルネックとなるコンテンツサーバ及びネットワークのリソース使用効率が高められ、端末間のリソース利用の公平性が確保される。
特に、コンテンツサーバとインターネットとの間の通信回線又はサーバ資源を、端末間で高い共有公平性を実現することができる。また、輻輳負荷状態を、放送波を介してリアルタイムに端末へ送信することができるので、端末における適応的なレート制御が可能となり、コンテンツサーバにおけるレート制御の処理負荷がなくなる。更に、通信回線(インターネット)が輻輳状態であっても、放送波を用いて、レート情報を端末へ確実に送信することができる。更に、本発明は、既存のプロトコルを変更することなく、端末におけるレート制御が可能となる。
前述した本発明における種々の実施形態によれば、当業者は、本発明の技術思想及び見地の範囲における種々の変更、修正及び省略を容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
本発明における通信放送連携システムの構成図である。 本発明におけるシーケンス図である。 本発明における端末、コンテンツサーバ及び放送局サーバの機能構成図である。
符号の説明
1 端末
11 放送受信部
12 通信インタフェース部
13 レート情報取得部
14 レート制御部
2 放送局サーバ
21 レート情報付加部
22 放送データ送信部
23 放送データ蓄積部
3 コンテンツサーバ
31 通信インタフェース部
32 サーバ機能部
33 輻輳負荷状態測定部
34 レート情報算出部
35 レート情報送信部
4 インターネット
5 移動アクセスネットワーク

Claims (9)

  1. 放送データを放送する放送局サーバと、ネットワークを介して通信データを送受信するコンテンツサーバと、前記放送データを受信し且つ前記通信データを送受信する端末とを有する通信放送連携システムにおける端末のレート制御方法において、
    前記コンテンツサーバが、前記端末からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定する第1のステップと、
    前記コンテンツサーバが、輻輳負荷状態に基づいて、前記端末に対するレート情報を算出する第2のステップと、
    前記コンテンツサーバが、前記レート情報を前記放送局サーバへ送信する第3のステップと、
    前記放送局サーバが、前記放送データに、前記コンテンツサーバに対応付けた前記レート情報を含める第4のステップと、
    前記放送局サーバが、前記放送データを、前記端末へ放送する第5のステップと、
    前記端末が、前記放送データに含まれる前記レート情報に基づいて、前記コンテンツサーバに対する前記通信データの送受信レートを制御する第6のステップと
    を有することを特徴とするレート制御方法。
  2. 前記輻輳負荷状態は、回線帯域幅又は使用可能メモリ量と、接続中のコネクション数又はトラヒック量とであり、
    前記レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
    第6のステップについて、
    前記端末は、前記送信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバへ送信する前記通信データの送信レートを制御し、
    前記端末は、前記受信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバから受信した前記通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、前記コンテンツサーバから受信する前記通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のレート制御方法。
  3. 第6のステップについて、前記通信データの送信レート及び前記確認応答の送信レートは、等間隔レート制御又はトークンバケットレート制御によってなされることを特徴とする請求項2に記載のレート制御方法。
  4. 放送局サーバから放送データを受信する放送受信手段と、コンテンツサーバとネットワークを介して通信データを送受信する通信インタフェース手段とを有する端末であって、
    前記放送データは、前記コンテンツサーバに対するレート情報を含んでおり、
    前記放送データに含まれる前記レート情報を取得するレート情報取得手段と、
    前記レート情報に基づいて、前記コンテンツサーバに対する前記通信データの送受信レートを制御するレート制御手段と
    を有することを特徴とする端末。
  5. 前記レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
    前記レート制御手段は、
    前記送信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバへ送信する前記通信データの送信レートを制御し、
    前記受信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバから受信した前記通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、前記コンテンツサーバから受信する前記通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の端末。
  6. 請求項4又は5に記載の端末と、放送データを放送する放送局サーバと、ネットワークを介して通信データを送受信するコンテンツサーバとを有する通信放送連携システムであって、
    前記コンテンツサーバは、前記端末からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定する輻輳負荷状態測定手段と、前記輻輳負荷状態に基づいて前記端末に対するレート情報を算出するレート情報算出手段と、前記レート情報を前記放送局サーバへ送信するレート情報送信手段とを有し、
    前記放送局サーバは、前記放送データに、前記コンテンツサーバに対応付けた前記レート情報を含めるレート情報付加手段と、前記放送データを、前記端末へ送信する放送データ送信手段とを有する
    ことを特徴とする通信放送連携システム。
  7. 前記輻輳負荷状態は、回線帯域幅又は使用可能メモリ量と、接続中のコネクション数又はトラヒック量とであることを特徴とする請求項6に記載の通信放送連携システム。
  8. 端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、放送局サーバから放送データを受信する放送受信手段と、コンテンツサーバとネットワークを介して通信データを送受信する通信インタフェース手段としてコンピュータを機能させる端末用プログラムであって、
    前記放送データは、前記コンテンツサーバに対するレート情報を含んでおり、
    前記放送データに含まれる前記レート情報を取得するレート情報取得手段と、
    前記レート情報に基づいて、前記コンテンツサーバに対する前記通信データの送受信レートを制御するレート制御手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする端末用プログラム。
  9. 前記レート情報は、1つの端末における送信側最大レート情報及び受信側最大レート情報であり、
    前記レート制御手段は、
    前記送信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバへ送信する前記通信データの送信レートを制御し、
    前記受信側最大レート情報以下となるように、前記コンテンツサーバから受信した前記通信データを上位層へ渡す受信レートを制御し、及び/又は、前記コンテンツサーバから受信する前記通信データに対する確認応答の送信レートを制御する
    ことを特徴とする請求項8に記載の端末用プログラム。
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