JP2008051442A - 薬剤散布容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】発射装置等によらず、簡単な構造により、確実に識別対象に着色溶剤を着色でき、かつ、常時携帯可能な小型のマーキングボールとして利用される薬剤塗布容器を提供する。
【解決手段】薬剤を収納してた弾性部材からなる薬剤袋3と、圧縮気体を充填したガスボンベ4と、該ガスボンベ4を開封する開封手段2と、を備える薬剤散布容器1であって、前記ガスボンベ4から放出される圧縮気体の充填により薬剤袋3は膨らまされ、膨張率の臨界点を越えて破裂すると、内部に封入される薬剤が散布される。
【選択図】図2

Description

本発明は、防犯、防災等幅広い分野において利用可能な薬剤散布容器の技術に関する。すなわち、突発事件が発生した場合に逃走する犯人や車等を識別するためのマーキングボールとして、あるいは、不意に起こった火災現場での応急的な携帯用消火器として、等様々な分野において利用可能な薬剤散布容器の技術に関する。
従来、たとえば、金融機関等において強盗等の突発事件が発生した場合、逃走する犯人や車等を識別するためにマーキングボールを用いることがある。ここでマーキングボールはカラーボールとも呼ばれ、一般的に直径数十mm程度の略球形のカプセル内に着色された油性の溶液が封入されたものであり、このマーキングボールを犯人や車等の識別対象、またはその近傍へ向かって投げつけることでカプセルが破壊して、封入された溶液が識別対象に付着し、追跡の目印となって事後の発見を容易にすることが可能となる。
このようなマーキングボールは、金融機関の行員等といったように、各個人が識別対象となる犯人、あるいは、その近傍へ手で投げつけるものである。しかし、強盗等の突発的な事件が発生した状況において、人の手で正確にコントロールして識別対象へ向けて投擲することは、相当の訓練を積んだ者であっても困難であり、必ずしも効果的なマーキングを行うことができるものではない。
そこで、「特許文献1」に示すように、簡単な構造で小型軽量に構成でき、かつ、マーキングボールの高精度な投擲を実現しながら携帯が可能なマーキングボール発射装置に関する技術が知られている。
特開2006−38445号公報
前記「特許文献1」によれば、簡単な操作によりマーキングボールを確実に識別対象に当てることができ、かつ、構成部品点数を少なく抑えて小型化を図れることから、難なく個人が携帯することも可能となる。
しかし、利用者を一般人と仮定した場合、銃器に似た発射装置なる器具を常時鞄等に携帯することとなり、倫理的に問題があった。また、利用者はマーキングボールの他に別途発射装置を買い求める必要があり、一個人として携帯するには、経済的にも容易なものではなかった。
そこで、本発明においては、発射装置等によらず、簡単な構造により、確実に識別対象に着色溶剤を着色でき、かつ、常時携帯可能な小型のマーキングボールとして利用される薬剤塗布容器を提供することが課題である。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、薬剤を収納してた弾性部材からなる薬剤袋と、圧縮気体を充填したガスボンベと、該ガスボンベを開封する開封手段と、を備える薬剤散布容器であって、前記ガスボンベから放出される圧縮気体の充填により薬剤袋は膨らまされ、膨張率の臨界点を越えて破裂すると、内部に封入される薬剤が散布されるものである。
請求項2においては、前記開封手段の一端はガスボンベの開封口と直結されており、前記薬剤袋は該開放手段を介して該ガスボンベを包含して保持されるものである。
請求項3においては、請求項1または請求項2に記載の薬剤散布容器について、前記薬剤袋に封入する薬剤はカラー着色剤とするものである。
請求項4においては、請求項1または請求項2に記載の薬剤散布容器について、前記薬剤袋に封入する薬剤は消火剤とするものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、弾性部材からなる薬剤袋の破裂力を利用して、該薬剤袋に封入した薬剤が散布されるため、散布方向を一方向に限定されることなく、あらゆる方向において広範囲に拡散して散布させることができる。
請求項2においては、開封手段とガスボンベとを直結し、かつ、前記薬剤袋は該開放手段を介して該ガスボンベを包含して保持される構造としたため、薬剤散布容器全体の大きさは、前記ガスボンベと略同程度の大きさに抑えることができる。
ここで後述するように、本発明で利用するガスボンベは、モデルガンの銃弾発射や、ライフジャケットの浮き袋の膨張等に用いられる、小型ガスボンベ(二酸化炭素を利用。)を想定しており、このことから、本発明による薬剤塗布容器は、手のひらに収まるほどの大きさにて構成することができる。
請求項3においては、薬剤袋にカラー着色剤を封入し、薬剤散布容器を防犯用品として利用することで、従来の球体カラーボールと比較して、より防犯効果を向上させることができる。
すなわち、犯行後に逃走する犯人や乗物に対して投擲することにより、該カラー着色剤を犯人に付着させる防犯用品に利用でき、薬剤袋の破裂音によって、周囲に犯罪が起きたことを報知することができ、かつ、上述のとおり、カラー着色剤を広範囲に拡散して散布させることができるため、確実に犯人、または、乗物等へ着色することができる。
請求項4においては、薬剤袋に消火剤を封入し、薬剤散布容器を消火器として利用することで、常時携帯可能な小型消火器の実現が可能となり、例えば、バックやポケット等、或いは、車に常時携帯させておき、不意に身近で火災が発生したときには、俊敏に消火対応をとることが可能となる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る薬剤散布容器の全体的な構成を示した側面図である。
図2は薬剤散布容器の内部構造を示した断面斜視図である。
図3は開封手段近傍の詳細を示した断面側面図である。
図4は薬剤袋が膨張したときの様子を示す、薬剤散布容器の断面斜視図である。
図5は薬剤散布容器の使用時の方法を時系列的に示したモデル図である。
図6は別実施例に係る薬剤散布容器の内部構造を示した断面斜視図である。
図7は別実施例に係る薬剤散布容器の薬剤袋が膨張したときの様子を示した断面斜視図である。
[薬剤散布容器1]
まず、本実施例における薬剤散布容器1の全体構成について図1、および、図2を用いて説明する。
薬剤散布容器1は、開封手段2と薬剤袋3とガスボンベ4とから構成されている。
開封手段2は後述のとおり、ガスボンベ4の開封口を手動操作によって開封するための機構であり、同時に、前記ガスボンベ4と薬剤袋3とを保持する機能が具備されている。
薬剤袋3はゴム等の弾性部材から形成されており、非膨張時においては試験管に似た縦長形状を有している。
ガスボンベ4には炭酸ガス等の圧縮気体が充填されており、従来より、モデルガンの銃弾発射や、ライフジャケットの浮き袋の膨張等に用いられる、小型カートリッジタイプのもので構成されている。また、ガスボンベ4の開封口はキャップ4aにより密栓されており、該キャップ4aを介して、前記開封手段2の一端部と螺着されている。
このようにして、ガスボンベ4と開封手段2は同軸上に連結され、かつ、前記ガスボンベ4を包含するように薬剤袋3が開封手段2に装着され、さらに、散布させる薬剤6をガスボンベ4と伴に薬剤袋3の内部に充填させて、薬剤散布容器1は構成されている。
なお、上述のごとく薬剤袋3は弾性部材により形成されるため、外部からの衝撃等により破損する恐れがある。従って、図1に示すように、前記薬剤袋3の外面には化粧ケース7が設けられており、外部からの衝撃等については全て前記化粧ケース7により防御されることとなっている。
ここで化粧ケース7は鋼やプラスチック等の固形材料から形成され、一端部が閉塞された筒形形状により構成されているが、これに限定されるものではなく、たとえば、全長を長くして両端部を開放し、その両端部において薬剤散布容器1・1をそれぞれ挿入させたり、あるいは、矩形部材の一側部に複数の貫通孔を設けて、該貫通孔に薬剤散布容器1・1・・・をそれぞれ挿入させたりしてもよい。
[開封手段2]
次に、本実施例における開封手段2の構成について図3、および、図4を用いて説明する。なお、図中に示す矢印Aはガスボンベ4から噴出される圧縮空気の流れ方向を示す。また、図中の矢印Bの方向を便宜上正面として、以下説明する。
開封手段2は本体部11とピストン部12と蓋部13とにより構成される。本体部11は略円筒状に構成されて中心軸上に貫通孔11aが設けられている。ピストン部12は前記貫通孔11a内に軸心方向に摺動自在に収納されている。蓋部13は本体部11の一側に前記貫通孔11aを閉じるように螺設される。
[本体部11]
本体部11に設けられる貫通孔11aは、一端側が蓋部13により閉じられ、他端側の内部において内径寸法を僅かに窄めた雌ねじ加工部11bが設けられており、前記ガスボンベ4の一端側に設けるキャップ4aの外周が螺着されている。
また、前記雌ねじ加工11bの内部側(ピストン部12収納側)の本体部11には、貫通孔11aと直交して(半径方向に)複数の通過孔11c・11c・・・が貫通して設けられ、正面視にて放射状に設けられており、ガスボンベ4から圧縮空気が外部へ抜けて出られるようにしている。
本体部11において、ガスボンベ4を螺設する側と反対側の外周面に雄ねじ加工部11dが設けられており、該雄ねじ加工部11dに蓋部13が螺設されている。
また、本体部11の外周面前後方向略中央部には、断面視にて「Uの字」にえぐられた溝部11eが環状に設けられており、該溝部11eと蓋部13によって、薬剤袋3の開放部先端が咬止されている。
[ピストン部12]
ピストン部12は前記本体部11に設けられた貫通孔11a内を摺動する円柱部材12aと、該円柱部材12aの一端部に設けられた針部14と、該針部14と反対側の他端部に設けられた案内部材12bと、により構成される。
すなわち、円柱部材12aの一方の端面において、尖鋭な針部14が同軸心上に延出して設けられており、他方の端面には、棒形状の案内部材12bが同軸心上に延出して設けられ、蓋部13から外側に突出されている。
このような構成からなるピストン部12は、針部14が延出される端面をガスボンベ4側に向けて、本体部11の貫通孔11aに摺動自在に装入され、後述のとおり、案内部材12bを介して正面方向に押し込まれることにより、針部14の先端部が、ガスボンベ4のキャップ4aの端面を突き破り、その結果、前記ガスボンベ4に充填される圧縮気体が放出される。
すなわち、図3の(ロ)に示すように、ガスボンベ4のキャップ4a端面において、前記針部14の先端部が貫入されると、前記ガスボンベ4の内部に充填される圧縮気体の圧力によりピストン部12は一端後方に押しやられ、蓋部13に当接して保持される。
ピストン部12の後方への摺動動作により、キャップに形成された孔部4bは、針部14により閉塞される状態から開放され、前記圧縮気体は外部に噴出される。
その後、円柱部材12aの端面により塞がれた貫通孔11aの空間内に圧縮気体は充満され、通過孔11cを流通して本体部11の外部に放出される。そして、放出された圧縮気体は薬剤袋3内にて、薬剤6を拡散させながら対流することとなり、該薬剤袋3は膨らむ。
なお、通常時(使用しないとき)においては、不意の外部からの衝撃等により、ピストン部12が意図せずガスボンベ4側へ摺動して、前記圧縮気体が放出されるのを防止するために、ストッパーピン16(図5を参照。)が設けられている。
すなわち、ピストン部12の案内部材12bの先端部には貫通孔12cが設けてあり、該貫通孔12cに前記ストッパーピン16を直角方向に嵌挿させて設けることにより、たとえ、ピストン部12がガスボンベ4側へ摺動しようとしても、後述の蓋部13の平面部13cに前記ストッパーピン16が当接されて、ピストン部12の位置は保持される。
[蓋部13]
蓋部13は筒状部材の一方の端部が平面部13cで塞がれた形状からなり、該平面部13cの中心部には、ピストン部12の案内部材12bが挿通可能な程度の貫通孔13aが設けられている。また、蓋部13の内側奥には雌ねじ加工13bが施されており、該雌ねじ加工13bを介して本体部11の雄ねじ加工11d部に螺合して固設される。
すなわち、側面視にて、蓋部13の開放側が本体部11のピストン部12側の外周に螺装して、蓋部13がピストン部12の抜け止めとして本体部11に固定される。
このようにして蓋部13が本体部11のピストン部12側に固設されることにより、たとえピストン部12がガスボンベ4から放出される圧縮気体により後方へ押しやられても、前記平面部13cと当接され、ピストン部12の脱落を防止することができる。
また、蓋部13が本体部11に固設される状態において、該本体部11に設けられる前記環状の溝部11eは、蓋部13の内側の略中央付近に位置することになり、薬剤袋3の開放部先端付近は、本体部11の外面と、蓋部13の内面と、により挟み込まれて、咬止される。
[作動方法]
次に、本実施例における薬剤散布容器1の作動方法について図5を用いて説明する。
まず、図5の(イ)に示すように、化粧ケース7から薬剤散布容器1を抜き出すことにより、薬剤袋3が膨張可能な状態にする。
次に、図5の(ロ)に示すように、上述したストッパーピン16をピストン部12の案内部材12bから抜き取ることにより、前記ピストン部12が開封手段2の本体部11内を摺動自在な状態にする。すなわち、ストッパーピン16が抜き取られたピストン部12は、蓋部13の平面部13cに当接して妨げられることもなく、本体部11内の貫通孔11aを自由に摺動可能な状態となる。
なお、ストッパーピン16の抜き取り動作においては、ガスボンベ4から圧縮気体が放出されることもなく、薬剤袋3の膨張変化は発生しない。従って、ストッパーピン16を再びピストン部12の案内部材12bに組付け、化粧ケース7内に薬剤散布容器1に差し込むことにより、薬剤散布容器1を作動前の状態に復元することができる。
ピストン部12が本体部11内を自由に摺動可能な状態において、図5の(ハ)に示すように、案内部材12bの先端を壁や地面等の固定物21に押し当てることによって、ピストン部12をガスボンベ4側に摺動させ、該ピストン部12の針部14を該ガスボンベ4のキャップ4aの端面に突き刺す。これにより、前記キャップ4aの端面に孔部4bが空けられ、該孔部4bを介して、ガスボンベ4内に充填される圧縮気体は放出されることになる。
圧縮気体がガスボンベ4内から一旦放出されると、該圧縮気体の充填により薬剤袋3は膨張し続け、該薬剤袋3の膨張率が臨界点を越えると破裂して内部に封入される薬剤6を散布することとなる。従って、図5の(ニ)に示すように、一旦薬剤袋3が膨張し始めた後には、破裂する前に素早く目的物に投擲する必要がある。
このように、本発明における薬剤塗布容器1では、圧縮気体の薬剤袋3内部における充填状態では、前記薬剤6は十分に拡散され、かつ、弾性部材からなる薬剤袋3の破裂力を利用して、該薬剤袋3に封入した薬剤6が散布されるため、散布方向を一方向に限定されることなく、あらゆる方向において広範囲に拡散して散布させることができるのである。
また、封入させる薬剤6としてカラー着色剤を選択することにより、薬剤散布容器1は、従来の球体カラーボールと比較して、より防犯効果の向上される防犯用具として利用することができる。
すなわち、本発明における薬剤散布容器1は、火薬や化学薬品等による爆発作用を利用した爆音、爆風により薬剤を周囲に散布させるものではなく、二酸化炭素等による圧縮気体の充填による薬剤袋3の破裂力を利用するため、環境や人体に対しての障害を与えることもなく、火薬等の爆発作用と同様の効果をもたらすことができ、かつ、法的にもなんら規制がかかることなく一般市民が携帯することができる。そして、薬剤袋3の破裂音によって、周囲に犯罪が起きたことを報知することができ、かつ、上述のとおり、カラー着色剤を広範囲に拡散して散布させることができるため、確実に逃走する犯人、または、乗物等へ着色することができる。
さらに、封入させる薬剤6として消火剤を選択することにより、薬剤散布容器1は、常時携帯可能な小型消火器として利用することができ、例えば、バックやポケット等、或いは、車に常時携帯させておき、不意に身近で火災が発生したときには、俊敏に消火対応をとることが可能となる。
なお、本発明の別実施例として、薬剤袋36を薬剤散布容器31内部に設けることも可能である。
すなわち、図6および図7において、開封手段32を構成する本体部11やピストン部12、および、ガスボンベ4等に関しては、上述の実施例と同じ構成を有するが、本『別実施例』では、蓋部13に相当する本体部37と、該本体部37の一側端部に螺設されるキャップ38を新たに設けて、これら構成部位37・38の間に薬剤袋36を咬止させて構成される。
ここで、前記本体部37は筒状部材の一方の端部を平面部37cで塞がれ、他の端部において外形寸法を僅かに窄めた雄ねじ加工37bが施されており、また、前記キャップ38は内部に雌ねじ加工38bを施した筒状部材から形成され、一方の端部において、中心部に貫通孔38cを設けた平面部38aにより塞がれている。
これら本体部37の雄ねじ加工37b、および、キャップ38の雌ねじ加工38bを介して両構成部位37・38は組み付けられるが、この時、本体部37の雄ねじ部の正面と、キャップ38の平面部38aの裏面との間に生じる隙間39を利用して薬剤袋36が咬合される。
このような構成を有することにより、薬剤散布容器31は、化粧ケース7を別途設ける必要もなく、外部からの衝撃等から薬剤袋36を効果的に防御することができる。
本発明の一実施例に係る薬剤散布容器の全体的な構成を示した側面図。 薬剤散布容器の内部構造を示した断面斜視図。 開封手段近傍の詳細を示した断面側面図。 薬剤袋が膨張したときの様子を示す、薬剤散布容器の断面斜視図。 薬剤散布容器の使用時の方法を時系列的に示したモデル図。 別実施例に係る薬剤散布容器の内部構造を示した断面斜視図。 別実施例に係る薬剤散布容器の薬剤袋が膨張したときの様子を示した断面斜視図。
符号の説明
1 薬剤散布容器
2 開封手段
3 薬剤袋
4 ガスボンベ
4a キャップ
6 薬剤
11 本体部
11a 貫通孔
11b 雌ねじ加工
11c 通過孔
11d 雄ねじ加工
11e 溝部
12 ピストン部
12a 円柱部材
12b 案内部材
12c 貫通孔
13 蓋部
13a 貫通孔
13b 雌ねじ加工
13c 平面部
14 針部

Claims (4)

  1. 薬剤を収納してた弾性部材からなる薬剤袋と、圧縮気体を充填したガスボンベと、該ガスボンベを開封する開封手段と、を備える薬剤散布容器であって、前記ガスボンベから放出される圧縮気体の充填により薬剤袋は膨らまされ、膨張率の臨界点を越えて破裂すると、内部に封入される薬剤が散布される、ことを特徴とする薬剤散布容器。
  2. 前記開封手段の一端はガスボンベの開封口と直結されており、前記薬剤袋は該開放手段を介して該ガスボンベを包含して保持されることを特徴とする、請求項1に記載の薬剤散布容器。
  3. 前記薬剤袋に封入する薬剤はカラー着色剤とすることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の薬剤散布容器。
  4. 前記薬剤袋に封入する薬剤は消火剤とすることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の薬剤散布容器。
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