JP2008051432A - 蓄放熱用熱交換装置 - Google Patents

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喜徳 久角
Hideki Yamaguchi
秀樹 山口
Tetsuo Abiko
哲男 安孫子
Junichi Tsujii
潤一 辻井
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Abstract

【課題】小型且つ簡単な構成で、且つ、エネルギー損失の増加を抑制し得る技術を実現し、更には、熱源水の熱を蓄熱水に蓄熱すると共に、その蓄熱水が保有する熱を有効に被加熱流体の加熱用に利用し得る蓄放熱用熱交換装置を実現する。
【解決手段】蓄熱水SWと熱源水HWとの熱交換を行う蓄熱用熱交換部71と、蓄熱水SWと被加熱流体LW,BWとの熱交換を行う放熱用熱交換部72とを備え、本体ケーシング91内に、蓄熱水流入部73と蓄熱水流出部77との間から他端側に延出する区画壁92を設け、流入部73側の上流側通路74と、流出部77側の下流側通路76と、当該通路74,76を区画壁92先端で連通させる折り返し通路75とを形成し、一方側通路74内において蓄熱用熱交換部71が構成され、他方側通路76内において放熱用熱交換部72が構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、蓄熱タンクとの間で循環する蓄熱水と熱源装置で加熱された熱源水との間で熱交換を行う蓄熱用熱交換部と、前記蓄熱水と熱利用部に供給される被加熱流体との間で熱交換を行う放熱用熱交換部とを備えた蓄放熱用熱交換装置に関する。
この種の蓄放熱用熱交換装置、即ち、蓄熱タンクとの間で循環する蓄熱水が比較的高温の熱源水との熱交換により蓄熱するための蓄熱用熱交換部と、同蓄熱水が比較的低温の被加熱流体との熱交換により放熱するための放熱用熱交換部とを備える装置では、当該両熱交換部の夫々を、別の熱交換器で構成するのが一般的である。
また、近年、複数の熱需要家に対して、熱源装置で加熱された熱源水を循環させる熱源水循環ラインを備えると共に、前記複数の熱需要家の夫々に対して、熱源装置で加熱された熱源水を循環させる熱源水循環ラインから取り込んだ熱源水の熱を蓄熱して被加熱流体の加熱用に利用する蓄放熱装置を備えた熱供給システムの開発が進められている(例えば、特許文献1を参照。)。
この種の熱供給システムは、例えば、熱需要家である各家庭の夫々において給湯を行うにあたり、所定の地域内にある複数の家庭に対して、その地域を対象とする共通のコジェネレーション設備を利用し、トータルのエネルギー効率が高い状態で熱を供給することができるシステムを確立しようとするものである。
特開2003-28449号公報
上述したように蓄放熱用熱交換装置において、蓄熱用熱交換部と放熱用熱交換部との夫々を別の熱交換器で構成する場合には、全体的に大型且つ煩雑なものとなり易い。
また、上流側の熱交換器から下流側の熱交換器に蓄熱水を導くための配管が必要となり、更に、その配管における蓄熱水に対する圧力損失や蓄熱水からの放熱により、エネルギー損失が増加するという問題がある。
また、上述したような熱供給システムにおいて、熱源水の熱を蓄熱水に蓄熱すると共に、当該蓄熱水が保有する熱を有効に被加熱流体の加熱用に利用するための蓄放熱用熱交換装置が求められている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、蓄熱タンクとの間で循環する蓄熱水と熱源装置で加熱された熱源水との間で熱交換を行う蓄熱用熱交換部と、前記蓄熱水と熱利用部に供給される被加熱流体との間で熱交換を行う放熱用熱交換部とを備えた蓄放熱用熱交換装置において、小型且つ簡単な構成で、且つ、エネルギー損失の増加を抑制し得る技術を実現し、更には、熱源水の熱を蓄熱水に蓄熱すると共に、その蓄熱水が保有する熱を有効に被加熱流体の加熱用に利用し得る技術を実現する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る蓄放熱用熱交換装置は、蓄熱タンクとの間で循環する蓄熱水と熱源装置で加熱された熱源水との間で熱交換を行う蓄熱用熱交換部と、前記蓄熱水と熱利用部に供給される被加熱流体との間で熱交換を行う放熱用熱交換部とを備えた蓄放熱用熱交換装置であって、その第1特徴構成は、本体ケーシング内に、一端側に設けられた蓄熱水流入部と蓄熱水流出部との間から他端側に向けて延出する区画壁が設けられて、前記蓄熱水流入部から他端側に延出する上流側通路と、前記蓄熱水流出部から他端側に延出する下流側通路と、前記上流側通路と前記下流側通路とを前記区画壁の先端部において連通させる折り返し通路とが形成され、
前記蓄熱用熱交換部が、前記上流側通路及び前記下流側通路の一方側の通路内において、少なくとも一対の伝熱プレート間に前記熱源水が通流する熱源水通路を前記区画壁に沿う方向に形成する熱源水通路形成体が配置されて構成され、
前記放熱用熱交換部が、前記上流側通路及び前記下流側通路の他方側の通路内において、少なくとも一対の伝熱プレート間に前記被加熱流体が通流する被加熱流体通路を前記区画壁に沿う方向に形成する被加熱流体通路形成体が配置されて構成されている点にある。
上記第1特徴構成によれば、本体ケーシング内において、蓄熱水が流入する蓄熱水流入部と蓄熱水が流出する蓄熱水流出部との間から他端側に向けて延出する区画壁を設けるという簡単な構成により、蓄熱水が通流する蓄熱水通路として、上記上流側通路、上記折り返し通路、及び、上記下流側通路とを順に通過する所謂U字形状に形成することができ、更に、当該蓄熱水通路を比較的長くしても、装置を比較的小型なものとすることができる。
更に、上記折り返し通路は、配管等に対して比較的大きな流路断面を実現し得るので、その折り返し通路を通流する蓄熱水に対する圧力損失を極力小さくすることができる。更に、上記蓄熱水通路をU字形状とすることで、当該蓄熱水通路を比較的長くしても、その蓄熱水通路の外表面積、即ち本体ケーシングの外表面積を極力小さくでき、蓄熱水からの放熱を抑制することができる。よって、上記蓄熱水に対する圧力損失や蓄熱水からの放熱に起因するエネルギー損失の増加を抑制することができる。
更に、それら上流側通路及び前記下流側通路の一方側の通路内に上記熱源水通路形成体を配置して上記蓄熱用熱交換部を構成することで、その蓄熱用熱交換器において、上記蓄熱タンクとの間で循環する蓄熱水が、熱電併給装置等の熱源装置で加熱された熱源水との熱交換により加熱され、その加熱された蓄熱水が蓄熱タンクとの間で循環する。よって、この加熱され蓄熱タンクとの間で循環する蓄熱水は、それら上流側通路及び前記下流側通路の他方側の通路にも通流することから、当該通路内に、上記被加熱流体通路形成体を配置して上記放熱用熱交換部を構成することで、その放熱用熱交換部において、給湯部に供給される給水や浴槽との間で循環される浴槽水などのように熱利用部に供給される被加熱流体を、その加熱された蓄熱水との熱交換により有効に加熱することができ、結果、熱源水の熱を蓄熱水に蓄熱すると共に、その蓄熱水が保有する熱を有効に被加熱流体の加熱用に利用することができる。
本発明に係る蓄放熱装置の第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記上流側通路内に前記蓄熱用熱交換部が構成され、
前記下流側通路内に前記放熱用熱交換部が構成されている点にある。
上記第2特徴構成によれば、上記上流側通路内を通流する蓄熱水が、当該上流側通路内に構成された蓄熱用熱交換部において、比較的高温の熱源水との熱交換により加熱された後に、直ぐに、折り返し通路を通じて下流側通路に流入することになる。よって、当該下流側通路内に構成された放熱用熱交換部において、比較的高温に加熱された蓄熱水からの放熱により、被加熱流体を良好且つ高温に加熱することができる。
本発明に係る蓄放熱装置の第3特徴構成は、上記第2特徴構成に加えて、前記本体ケーシングに、前記折り返し通路から前記蓄熱水の少なくとも一部を抽出可能な抽出部が設けられている点にある。
上記第3特徴構成によれば、上記上流側通路内に蓄熱用熱交換部を設け、上記下流側通路内に前記放熱用熱交換部を設けた場合には、上流側通路内に構成された蓄熱用熱交換部において比較的高温の熱源水との熱交換により加熱された直後の蓄熱水を、上記下流側通路内に構成された放熱用熱交換部を通流させることなく、高温のまま上記抽出部から取り出すことができ、例えば、その取り出した蓄熱水を暖房用放熱器との間で循環させる暖房水として利用することができる。
本発明に係る蓄放熱装置の第4特徴構成は、上記第1乃至第3の何れかの特徴構成に加えて、前記放熱用熱交換部において、前記被加熱流体通路形成体が複数配置されている点にある。
上記第4特徴構成によれば、放熱用熱交換部に配置された複数の被加熱流体通路形成体の被加熱流体通路の夫々に対して、給湯部に供給される給水や浴槽との間で循環される浴槽水などのような複数種の被加熱流体を各別に通流させることができるので、その放熱用熱交換部において、蓄熱水の放熱によりその複数種の被加熱流体を各別に加熱することができる。
本発明に係る蓄放熱用熱交換装置の実施の形態として、複数の住居1(熱需要家の一例)の夫々に対して蓄放熱装置10を備えた熱供給システムに利用される蓄放熱用熱交換装置について、図面に基づいて説明する。
図1に示す熱供給システムは、複数の住居1(熱需要家の一例)の夫々に対して蓄放熱装置10を備えた熱供給システムであって、集合住宅5にある複数の各住居1に夫々に対して熱を供給するシステムとして構成されている。
即ち、熱供給システムは、ガスエンジン発電機や燃料電池等の電力EPと共に熱を発生する熱電併給装置6(熱源装置の一例)と、その熱電併給装置6が発生した熱により80℃程度と高温に加熱された熱源水HWを各住居1に渡って循環させる熱源水循環ライン2と、その熱源水HWより低温の給水LWを供給する給水ライン3とを備える。
更に、複数の住居1の夫々の共有部1bに、熱源水循環ライン2から取り込んだ熱源水HWの熱を蓄熱して、例えば給水ライン3から取り込んだ給水LW等の被加熱流体の加熱用に利用する蓄放熱装置10が分散設置されている。即ち、その各住居1の蓄放熱装置10において、熱源水循環ライン2を循環する熱源水HWの熱が一次蓄熱され、各住居1の居住部1aにおいて、蓄放熱装置10に蓄熱された熱が、給湯用、更には、暖房用、風呂追焚き用として利用されるように構成されている。
更に、この熱供給システムには、上記熱電併給装置6の未利用排ガスEGの熱を回収して各住居1に供給される給水LWを予熱する予熱装置7が設けられており、よって、この予熱装置7により18℃程度に予熱された給水LWが、適宜貯槽タンク(図示せず)に一次貯留された後に、給水ライン3を通じて各住居1側に供給されることになる。
尚、上記熱電併給装置6や予熱装置7において、熱源水HWや給水LWを加熱するための熱源装置の構成としては、例えばエンジン排熱を利用した熱源装置やヒートポンプシステム等の公知の構成が採用されている。
上記熱供給システムの熱源水循環ライン2は、シングルループ配管(単管配管)であり、熱電併給装置6側から各住居1側に温水を供給するための往配管と各住居1側から熱電併給装置6側に温水が戻るための復配管とを個別に設ける複管配管を用いた場合と比較して、半分の配管で済むためコストメリットがある。しかしながら、この熱源水循環ライン2では、熱源水HWの保有熱が、熱需要がある住居1毎に上流側から順次抜き出されていく形態となるので、下流側の住居1にいくに従って温度が低下してしまい、各住居1における熱利用の不均衡が発生し易くなる。
そこで、各住居1側に分散設置された蓄放熱装置10は、熱源水HWを循環させ、熱源水HWの温度変動が生じやすい状態でも、その熱源水HWが保有する熱を各住居1において有効に利用して給湯等を行い、各住居1における熱利用を平準化でき、更には、設備コストを低くすることができるように構成されており、以下に、その蓄放熱装置10の構成について、説明する。
蓄放熱装置10は、図2に示すように、蓄熱水SWを貯留する蓄熱タンク40と、熱源水HWと蓄熱水SWとの間で熱交換を行う蓄熱用熱交換部71とを備えると共に、被加熱流体と蓄熱水SWとの間で熱交換を行う放熱用熱交換部として、被加熱流体としての後述する給水LWや浴槽水BWと蓄熱水SWとの間で熱交換を行う給湯追焚き用熱交換部72、及び、後述する室内空気RAと蓄熱水SWとの間で熱交換を行う暖房用放熱器95とを備える。
更に、蓄放熱装置10は、詳細については後述するが、上記蓄熱水SWを循環可能な蓄熱水循環手段Xと、上記熱源水HWを循環可能な熱源水循環手段Yと、これら蓄熱水循環手段X及び熱源水循環手段Y等の作動を制御して、蓄熱運転や、給湯運転、追焚き運転、及び、暖房運転を夫々実行可能な制御装置100(制御手段の一例)を備える。
上記蓄熱タンク40は、矩形断面、具体的には長方形断面を有する合成樹脂の成形体からなり、上端部が大気に開放された大気開放型のタンクである。そして、その内部には、水道水からなる蓄熱水SWが所定の水位まで貯留されている。
上記蓄熱用熱交換部71は、後述する熱源水循環手段Yにより循環される熱源水HWと後述する蓄熱水循環手段Xにより循環される蓄熱水SWとが、互いに対向して通流し、当該熱源水HWと当該蓄熱水SWとの間で熱交換を行うように構成されている。
上記給湯追焚き用熱交換部72は、後述する蓄熱水循環手段Xにより循環される蓄熱水SWが通流すると共に、その蓄熱水SWに対向して、給水路16を通じて給湯部93へ供給される給水LWや、浴槽水循環路65を通じて浴槽94との間で循環される浴槽水BWが通流し、当該給水LWと当該蓄熱水SWとの間で熱交換を行うと共に、当該浴槽水BWと当該蓄熱水SWとの間で熱交換を行うように構成されている。
また、上記給水路16は、給水ライン3の給水取り込み部16iから給湯追焚き用熱交換部72を通過した後に給湯部93に接続される流路として構成されている。更に、その給水路16には、給湯部93への給湯水Wの供給を断続可能な開閉操作弁18等が配置されている。
即ち、給水路16に設けられた開閉操作弁18が開状態となって給湯部93への給水LWの供給が開始されると、給水ライン3の給水取り込み部16iから取り込んだ給水LWが、給湯追焚き用熱交換部72に通流した後に、給湯水Wとして給湯部93に供給されることになる。
尚、上記給湯部93は、単純に給湯水Wを吐出する給湯栓とすることができるが、後述する浴槽水循環路65を通じて浴槽94に給湯水Wを供給する風呂弁としても構わない。
一方、上記浴槽水循環路65は、浴槽94から給湯追焚き用熱交換部72を通過した後に再度浴槽94に接続される流路として構成されており、更に、この浴槽水循環路65の給湯追焚き用熱交換部72の上流側には、給湯追焚き用熱交換部72側に向けて浴槽水BWを送出可能な浴槽水循環ポンプ66が設けられている。
即ち、制御装置100により浴槽水循環ポンプ66が作動されることで、浴槽水循環路65において、浴槽94から取り出した浴槽水BWが、給湯追焚き用熱交換部72に通流した後に、同浴槽94に戻す状態で、浴槽水BWが循環することになる。
上記暖房用放熱器95は、室内空気RAに後述する蓄熱水循環手段Xにより循環される蓄熱水SWが保有する熱を放熱する形態で、室内空気RAと蓄熱水SWとの熱交換を行うように構成されており、浴室暖房乾燥機や温水床暖房機などの公知の暖房機器として構成されている。
上記蓄熱水循環手段Xは、蓄熱タンク40の上部47から蓄熱用熱交換部71と給湯追焚き用熱交換部72若しくは暖房用放熱器95とを順に通過した後に蓄熱タンク40の下部48に接続される蓄熱水循環路50と、当該蓄熱水循環路50の上部47側と蓄熱用熱交換部71との間に設置され上部47側から下部48側に向けて蓄熱水SWを送出可能な蓄熱水循環ポンプ51とで構成されている。
即ち、蓄熱水循環手段Xは、制御装置100により蓄熱水循環ポンプ51が作動されることで、蓄熱水循環路50において、蓄熱タンク40の上部47から取り出した蓄熱水SWを、蓄熱用熱交換部71と給湯追焚き用熱交換部72若しくは暖房用放熱器95とに順に通流させた後に同蓄熱タンク40の下部48に戻す高温蓄熱水循環状態で蓄熱水SWを循環させるように構成されている。
上記熱源水循環手段Yは、熱源水循環ライン2の熱源水取り込み部13iから蓄熱用熱交換部71を通過した後に同ライン2の熱源水取り込み部13iよりも下流側の熱源水戻り部13oに接続される熱源水循環路13と、熱源水循環ライン2における熱源水取り込み部13iと熱源水戻り部13oとの間に設置され当該熱源水HWの流量を調整可能な流量調整弁11とで構成されている。
即ち、熱源水循環手段Yは、制御装置100により流量調整弁11の開度が絞られることで、熱源水循環ライン2を循環する熱源水HWの少なくとも一部を、熱源水取り込み部13iを通じて熱源水循環路13に取り込み、熱源水循環路13において、熱源水取り込み部13iから取り込んだ熱源水HWを、蓄熱用熱交換部71に通流させた後に、熱源水戻り部13oを通じて熱源水循環ライン2に戻す形態で、熱源水HWを循環させるように構成されている。
更に、制御装置100により流量調整弁11の開度が制御され、熱源水循環路13を循環する熱源水HWの流量が、例えば8〜13L/min程度の略一定の流量に維持されている。
更に、給湯追焚き用熱交換部72から給湯部93へ供給される給湯水Wに対して、熱源水循環路13における蓄熱用熱交換部71の下流側から取り出した比較的高温の熱源水HWを混合したり、給水路16の給湯追焚き用熱交換部72の上流側から取り出した比較的低温の給水LWを混合し、それら混合割合を調整することで、給湯水Wの温度を目標給湯温度に設定しても構わない。
更に、放熱用熱交換部である上記給湯追焚き用熱交換部72に対して、上記暖房用放熱器95は並列に設けられている。
即ち、蓄熱水循環路50の蓄熱用熱交換部71と蓄熱タンク40の下部との間において、互いに並列接続された給湯追焚き用熱交換部72を通過する給湯追焚き用循環路60に対して、暖房用放熱器95を通過する暖房用循環路61が並列に接続されている。よって、上記蓄熱用熱交換部71を流出した蓄熱水SWを、給湯追焚き用循環路60と暖房用循環路61との夫々を通流させて、蓄熱タンク40の下部48側に供給されることになる。
更に、給湯追焚き用循環路60には、蓄熱水SWの流量を調整可能な流量調整弁52が設けられており、一方、暖房用循環路61には、蓄熱水SWの流量を調整可能な流量調整弁62が設けられている。
そして、制御装置100により上記流量調整弁52,62の開度を制御することで、蓄熱水循環路50において、給湯追焚き用循環路60を通流する蓄熱水SWの流量と、暖房用循環路61を通流する蓄熱水SWの流量とを各別に調整することができる。
〔蓄放熱用熱交換装置〕
これまで説明してきた熱供給システムにおける蓄放熱装置10における上記蓄熱用熱交換部71と上記給湯追焚き用熱交換部72とが、小型且つ簡単な構成で、且つ、エネルギー損失の増加を抑制し得る一体の蓄放熱用熱交換装置70として構成されており、その蓄放熱用熱交換装置70の構成について、図3及び図4に基づいて説明する。
蓄放熱用熱交換装置70は、直方体容器状の本体ケーシング91内に、一端側に設けられた蓄熱水流入部73と蓄熱水流出部77との間から他端側に向けて延出する区画壁92が設けられて、蓄熱水流入部73から他端側に延出する上流側通路74と、蓄熱水流出部77から他端側に延出する下流側通路76と、上流側通路74と前記下流側通路76とを区画壁92の先端部において連通させる折り返し通路75とが形成されている。
そして、蓄熱用熱交換部71と放熱用熱交換部としての給湯追焚き用熱交換部72とが、上記上流側通路74と上記下流側通路76との夫々に構成されている。
上記蓄熱用熱交換部71は、上流側通路74内において、少なくとも一対の伝熱プレートP間に熱源水HWが通流する熱源水通路80を区画壁92に沿う方向(具体的には区画壁92と平行に)に形成する熱源水通路形成体82を配置して構成されている。
尚、上記熱源水通路形成体82は、上流側通路74の蓄熱水SWの流れに沿った扁平状に形成されており、更に、上流側通路74の折り返し通路75側を横断するように配置され熱源水循環路13から熱源水HWを取り込む取り込みヘッダ部79と、上流側通路74の蓄熱水流入部73側を横断するよう配置され熱源水循環路13に熱源水HWを流出させる流出ヘッダ部81との間において、上流側通路74の横断方向に等間隔で複数箇所に並設されている。
一方、上記給湯追焚き用熱交換部72は、下流側通路76内において、少なくとも一対の伝熱プレートP間に被加熱流体としての給水LWが通流する給水通路84(被加熱流体通路の一例)を区画壁92に沿う方向に形成する給水通路形成体86(被加熱流体通路形成体)を配置し、更には、下流側通路76内において、少なくとも一対の伝熱プレートP間に被加熱流体としての浴槽水BWが通流する浴槽水通路88(被加熱流体通路の一例)を区画壁92に沿う方向に形成する浴槽水通路形成体90(被加熱流体通路形成体の一例)を配置して構成されている。即ち、給湯追焚き用熱交換部72においては、給水通路形成体86と浴槽水通路形成体90との2つの被加熱流体通路形成体が配置されているといえる。
尚、上記給水通路形成体86及び上記浴槽水通路形成体90の夫々は、下流側通路76の蓄熱水SWの流れに沿った扁平状に形成されており、更に、下流側通路76の蓄熱水流出部77側を横断するよう配置され給水路16や浴槽水循環路65から給水LWや浴槽水BWを取り込む取り込みヘッダ部83,87と、下流側通路76の折り返し通路75側を横断するよう配置され給水路16や浴槽水循環路65に給水LWや浴槽水BWを流出させる流出ヘッダ部85,89との間において、上流側通路74の横断方向に等間隔で複数箇所に並設されている。
そして、このように構成した蓄放熱用熱交換装置70において、U字形状に形成された蓄熱水通路74,75,76では、上流側通路74を通流した後の蓄熱水SWが、圧力損失が極力小さい状態で、折り返し通路75を通じて下流側通路76に流入することになる。
更に、上記蓄熱水通路74,75,76がU字形状である、即ち、上流側通路74と下流側通路76とが区画壁92と介して隣接し、更にそれら通路74,76に対して折り返し通路75が隣接していることで、その蓄熱水通路74,75,76の外表面積、即ち本体ケーシング91の外表面積が極力小さくなり、蓄熱水SWからの放熱が抑制されている。
更に、この蓄放熱用熱交換装置70では、本体ケーシング91に、折り返し通路75から蓄熱水SWの少なくとも一部を抽出可能な抽出部78が設けられており、この抽出部78から抽出された蓄熱水SWが暖房水として、暖房用循環路61を通じて暖房用放熱器95に供給される。
次に、制御装置100により実行される蓄熱運転や、給湯運転、追焚き運転、及び、暖房運転の詳細について、図2に基づいて説明する。
〔蓄熱運転〕
制御装置100は、少なくとも上記蓄熱水循環手段X及び上記熱源水循環手段Yを作動させて、蓄熱用熱交換部71において、熱源水循環路13を循環する熱源水HWとの熱交換により、蓄熱タンク40との間で蓄熱水循環路50を循環する蓄熱水SWを加熱する蓄熱運転を実行可能に構成されている。
即ち、制御装置100は、蓄熱タンク40の上部の蓄熱水SWの温度が、熱源水循環ライン2から取り込んだ熱源水HWの温度に対して、比較的低温である場合に、蓄熱水循環手段Xを作動させて蓄熱水SWを循環させ、更に、熱源水循環手段Yを作動させて熱源水循環路13に熱源水HWを循環させる形態で、上記蓄熱運転を実行する。
すると、蓄熱用熱交換部71では、蓄熱タンク40から取り出した比較的低温の蓄熱水SWと、熱源水循環ライン2から取り込んだ比較的高温の熱源水HWとの間で、熱交換が行われることになり、蓄熱用熱交換部71の下流側には、熱源水HWとの熱交換により加熱された比較的高温の蓄熱水SWが通流することになる。
そして、その高温の蓄熱水SWを蓄熱タンク40に戻す形態で、熱源水HWが保有する熱を蓄熱タンク40に蓄熱することができる。
制御装置100は、例えば、熱源水循環ライン2から取り込んだ熱源水温度が65℃等の設定値以上と比較的高温であり、且つ、蓄熱タンク40内の蓄熱水SWの温度が50℃等の設定値以下と比較的低温であり、且つ、各住居1における熱需要が比較的大きい19:00〜22:00の時間帯以外の時間帯である場合に、上記蓄熱運転を自動的に実行するように構成されている。
また、制御装置100は、上記蓄熱運転を実行することで、蓄熱タンク40から取り出した蓄熱水の温度が65℃等の設定値以上と比較的高温となり、且つ、その取り出した蓄熱水の温度に対して蓄熱タンク40へ戻す蓄熱水の温度の温度差が0.5℃等の設定値以下となった場合には、上記蓄熱運転を終了するように構成されている。
〔給湯運転〕
制御装置100は、少なくとも上記蓄熱水循環手段X及び上記熱源水循環手段Yを作動させて、放熱用熱交換部としての給湯追焚き用熱交換部72において蓄熱水SWとの熱交換により被加熱流体としての給水LWを加熱する給湯運転を実行可能に構成されている。
即ち、制御装置100は、給水路16に設けられた開閉操作弁18が開状態となって給湯部93への給水LWの供給が開始されると、蓄熱水循環手段Xを上述した高温蓄熱水循環状態で作動させて蓄熱水循環路50に蓄熱タンク40の上部47から取り出した蓄熱水SWを循環させ、更に、熱源水循環手段Yを作動させて熱源水循環路13に熱源水HWを循環させる形態で、上記給湯運転を実行する。
すると、上記蓄熱タンク40から取り出された蓄熱水SWの温度に拘わらず、上述した蓄熱運転と同様に、蓄熱用熱交換部71において蓄熱水SWと熱源水HWとの間で熱交換が行われることで、蓄熱水循環路50における蓄熱用熱交換部71の下流側には、熱源水HWと略同等の比較的高温の蓄熱水SWが通流することになる。
よって、給湯追焚き用熱交換部72では、その高温の蓄熱水SWと、給水路16を通流する給水LWとの間で、熱交換が行われることになり、給水路16における給湯追焚き用熱交換部72の下流側には、蓄熱水SWとの熱交換により加熱された比較的高温のLWが通流し、その給水LWが給湯水Wとして給湯部93に供給されることになる。
〔追焚き運転〕
制御装置100は、少なくとも上記蓄熱水循環手段X及び上記熱源水循環手段Yを作動させて、放熱用熱交換部としての給湯追焚き用熱交換部72において蓄熱水SWとの熱交換により被加熱流体としての浴槽水BWを加熱する追焚き運転を実行可能に構成されている。
即ち、制御装置100は、リモコン等の操作により追焚き運転開始指令が入力されると、蓄熱水循環手段Xを上述した高温蓄熱水循環状態で作動させて蓄熱水循環路50に蓄熱タンク40の上部47から取り出した蓄熱水SWを循環させ、熱源水循環手段Yを作動させて熱源水循環路13に熱源水HWを循環させ、更に、浴槽水循環ポンプ66を作動させて浴槽水循環路65に浴槽85に貯留されている浴槽水BWを循環させる形態で、上記追焚き運転を実行する。
すると、上述した給湯運転と同様に、蓄熱水循環路50における蓄熱用熱交換部71の下流側には、熱源水HWと略同等の比較的高温の蓄熱水SWが通流することになる。
よって、給湯追焚き用熱交換部72では、浴槽85との間で浴槽水循環路65を循環する浴槽水BWが、その高温の蓄熱水SWとの熱交換により加熱されることになる。
更に、制御装置100は、浴槽水BWの温度が予め設定された目標追焚き温度に達したときに、上記追焚き運転を終了するように構成されている。
〔暖房運転〕
制御装置100は、少なくとも上記蓄熱水循環手段X及び上記熱源水循環手段Yを作動させて、暖房用放熱器95において蓄熱水SWとの熱交換により室内空気RAを加熱する暖房運転を実行可能に構成されている。
即ち、制御装置100は、リモコン等の操作により暖房運転開始指令が入力されると、蓄熱水循環手段Xを上述した高温蓄熱水循環状態で作動させて蓄熱水循環路50に蓄熱タンク40の上部47から取り出した蓄熱水SWを循環させ、熱源水循環手段Yを作動させて熱源水循環路13に熱源水HWを循環させ、更に、流量調整弁52の開度を縮小して給湯追焚き用循環路60を通流する蓄熱水SWの流量を低下させながら流量調整弁62の開度を拡大して暖房用循環路61に蓄熱水SWを通流させる形態で、上記暖房運転を実行する。
すると、上述した給湯運転や追焚き運転と同様に、蓄熱水循環路50における蓄熱用熱交換部71の下流側には、熱源水HWと略同等の比較的高温の蓄熱水SWが通流することになり、その蓄熱水SWの少なくとも一部が、暖房用循環路61を通じて暖房用放熱器95を通過することになる。
よって、暖房用放熱器95では、その蓄熱水SWが保有する熱が室内空気RAに放熱されて、室内の暖房が行われる。
更に、制御装置100は、熱源水循環ライン2から熱源水循環路13に取り込んだ熱源水温度と、熱源水循環路13から熱源水循環ライン2に戻す熱源水温度との温度差に、熱源水循環路13における熱源水HWの流量をかけることで、蓄熱用熱交換部71での熱源水HWの放熱量を計測するように構成されており、更に、その計測した放熱量に基づいて蓄熱水循環手段Xによる蓄熱水SWの循環流量を、上記放熱量を予め設定された許容範囲内となるように制御する。
更に、この集合住宅5に設置されたシステム(図示せず)では、複数の住居1の夫々において上記計測した夫々の住居1における放熱量を用いて、その放熱量に熱電併給装置6の運転コストを基に決定された単価をかける形態で、複数の住居1の夫々に対して課金すべき熱利用料金を算出している。
また、蓄熱水循環手段X及び熱源水循環手段Yの作動時において、熱源水循環ライン2の熱源水取り込み部13iから熱源水循環路13に取り込んだ熱源水HWが、蓄熱タンク40の上部47から蓄熱水循環路50に取り出された蓄熱水SWよりも低温である場合には、蓄放熱用熱交換装置70において熱源水HWが蓄熱水SWとの熱交換により加熱され、その加熱された熱源水HWが、熱源水戻り部13oから熱源水循環ライン2に戻されることになる。よって、例えば、熱源水循環ライン2を循環する熱源水HWの温度が低下した場合でも、ある住居1において蓄熱タンク1に貯留されている高温の蓄熱水SWが保有する熱を、その熱源水HWを加熱するのに利用して、熱源水循環ライン2において当該住居1よりも下流側に位置する住居1に融通することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施の形態の蓄放熱用熱交換装置70では、蓄熱用熱交換部71を上流側通路74内に構成し、放熱用熱交換部としての給湯追焚き用熱交換部72を下流側通路76内に構成したが、逆に、蓄熱用熱交換部71を下流側通路76内に構成し、給湯追焚き用熱交換部72を上流側通路74内に構成しても構わない。
(2)上記実施の形態の蓄放熱用熱交換装置70では、本体ケーシング91に、折り返し通路75から蓄熱水SWの少なくとも一部を暖房水として抽出可能な抽出部78を設けたが、例えば暖房用放熱器95を利用しない場合などにおいて、この抽出部78を省略しても構わない。
(3)上記実施の形態の蓄放熱用熱交換装置70では、給湯追焚き用熱交換部72である放熱用熱交換部において、給水通路形成体86と浴槽水通路形成体90との2つの被加熱流体通路形成体が配置したが、別に、1又は3以上の被加熱流体通路形成体を配置して、1又は3以上の被加熱流体を通流させるように構成しても構わない。
本発明に係る蓄放熱用熱交換装置は、熱タンクとの間で循環する蓄熱水と熱源装置で加熱された熱源水との間で熱交換を行う蓄熱用熱交換部と、前記蓄熱水と熱利用部に供給される被加熱流体との間で熱交換を行う放熱用熱交換部とを備えた蓄放熱用熱交換装置において、小型且つ簡単な構成で、且つ、エネルギー損失の増加を抑制し、更には、熱源水の熱を蓄熱水に蓄熱すると共に、その蓄熱水が保有する熱を有効に被加熱流体の加熱用に利用するものとして有効に利用される。
蓄放熱装置を利用した熱供給システムの概念図 蓄放熱装置の概略構成図 蓄放熱用熱交換装置の立断面図 蓄放熱用熱交換装置の(a)熱源水通路を通る側断面図、(b)給水通路を通る側断面図、及び、(c)浴槽水通路を通る側断面図
符号の説明
6:熱電併給装置(熱源装置)
40:蓄熱タンク
70:蓄放熱用熱交換装置
71:蓄熱用熱交換部
72:給湯追焚き用熱交換部(放熱用熱交換部)
73:蓄熱水流入部
74:上流側通路
75:折り返し通路
76:下流側通路
77:蓄熱水流出部
79,83,87:取り込みヘッダ部
80:熱源水通路
81,85,89:流出ヘッダ部
82:熱源水通路形成体
84:給水通路(被加熱流体通路)
86:給水通路形成体(被加熱流体通路形成体)
88:浴槽水通路(被加熱流体通路)
90:浴槽水通路形成体
90:浴槽水通路形成体(被加熱流体通路形成体)
91:本体ケーシング
92:区画壁
BW:浴槽水(被加熱流体)
LW:給水(被加熱流体)
SW:蓄熱水

Claims (4)

  1. 蓄熱タンクとの間で循環する蓄熱水と熱源装置で加熱された熱源水との間で熱交換を行う蓄熱用熱交換部と、前記蓄熱水と熱利用部に供給される被加熱流体との間で熱交換を行う放熱用熱交換部とを備えた蓄放熱用熱交換装置であって、
    本体ケーシング内に、一端側に設けられた蓄熱水流入部と蓄熱水流出部との間から他端側に向けて延出する区画壁が設けられて、前記蓄熱水流入部から他端側に延出する上流側通路と、前記蓄熱水流出部から他端側に延出する下流側通路と、前記上流側通路と前記下流側通路とを前記区画壁の先端部において連通させる折り返し通路とが形成され、
    前記蓄熱用熱交換部が、前記上流側通路及び前記下流側通路の一方側の通路内において、少なくとも一対の伝熱プレート間に前記熱源水が通流する熱源水通路を前記区画壁に沿う方向に形成する熱源水通路形成体が配置されて構成され、
    前記放熱用熱交換部が、前記上流側通路及び前記下流側通路の他方側の通路内において、少なくとも一対の伝熱プレート間に前記被加熱流体が通流する被加熱流体通路を前記区画壁に沿う方向に形成する被加熱流体通路形成体が配置されて構成されている蓄放熱用熱交換装置。
  2. 前記上流側通路内に前記蓄熱用熱交換部が構成され、
    前記下流側通路内に前記放熱用熱交換部が構成されている請求項1に記載の蓄放熱用熱交換装置。
  3. 前記本体ケーシングに、前記折り返し通路から前記蓄熱水の少なくとも一部を抽出可能な抽出部が設けられている請求項2に記載の蓄放熱用熱交換装置。
  4. 前記放熱用熱交換部において、前記被加熱流体通路形成体が複数配置されている請求項1〜3の何れか一項に記載の蓄放熱用熱交換装置。
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