JP2008046682A - 交通信号制御システム、交通信号灯器駆動システム、駆動装置及び交通信号制御機 - Google Patents

交通信号制御システム、交通信号灯器駆動システム、駆動装置及び交通信号制御機 Download PDF

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Abstract

【課題】設置工事を容易にすることができるとともに、配線の断線など災害時の影響を少なくすることができる交通信号制御システム、該交通信号制御システムを構成する交通信号灯器駆動システム、駆動装置、及び交通信号制御機を提供する。
【解決手段】交差点に設置された柱に信号灯器10、…を据え付け、各信号灯器10の近傍にSSU200、…を設置し、各信号灯器10の点灯等の制御を行う交通信号制御機100を1つの柱の近傍に設置する。交通信号制御機100は、無線通信部104を通じて、各信号灯器10を制御する制御信号を各SSU200へ送信する。各SSU200は、制御信号を受信し、受信した制御信号に基づいて、赤色、青色、黄色の各信号灯用の半導体リレーそれぞれを個別にオン/オフする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用又は歩行者用の交通信号灯器、交通信号灯器を駆動する駆動部、駆動部に制御信号を出力する交通信号制御機などを備え、交通信号灯器の点灯、消灯又は点滅を制御する交通信号制御システム、該交通信号制御システムを構成する交通信号灯器駆動システム、駆動装置及び交通信号制御機に関する。
交差点又は横断歩道などには、車両、歩行者などの安全な通行を確保するため複数の信号灯器(交通信号灯器)が所定の位置に設置され、各信号灯器の青、黄、赤、青矢印等の点灯、消灯、又は点滅などを所定の時間間隔で繰り返すように制御する交通信号制御システムがすでに実用化されており、近年の技術進歩に伴い、交通信号制御システムに関する技術開発が行われている。
例えば、近年の半導体技術等の発展に伴い、青色LED又は高輝度LEDなどの実用化が進み、従来の白熱灯に比較して消費電力が少なく寿命も長いという利点を生かして、様々な分野でLEDが利用されるようになり、信号灯器においても、従来使用されていた白熱灯からLEDへの移行が進んでいる。例えば、LEDを用いた信号灯器を駆動する太陽電池又は蓄電池を状況に応じて切り替えることで省電力化を図ることができる交通信号システムが提案されている(特許文献1参照)。
一方で、現在実用化されている交通信号制御システムの大多数は、従来から使用されている白熱灯を用いた信号灯器との互換性を確保するため、LEDを用いた信号灯器であっても、信号灯器に交流電圧(例えば、商用電源から供給されるAC100V)を供給し、信号灯器の青色、黄色、赤色の信号灯夫々に印加される交流電圧をオン/オフすることにより、信号灯器の点灯、消灯、又は点滅等の制御を行っている。
図12は従来の交通信号制御システムの構成の一例を示す模式図であり、図13は従来のSSU510の構成を示すブロック図であり、図14は従来の信号灯器10の構成を示すブロック図である。従来の交通信号制御システムは、例えば、交差点の所定位置に設置された柱に据え付けられた信号灯器10、…、各信号灯器10の点灯、消灯、又は点滅等の制御を行う交通信号制御機500などを備えている。交通信号制御機500は、例えば、信号灯器10が据え付けられた柱のうち1つの柱の近傍に設置されるとともに、商用電源1(例えば、AC100V)に接続され、各信号灯器10の点灯、消灯、又は点滅等の制御を行うための制御信号を出力する制御部501、外部(例えば、交通管制センター等に設置された中央監視装置など)との間で通信を行うための外部インタフェース部502、制御信号をパラレルデータとして各SSU510へ出力するパラレルインタフェース部503、内部に所要の直流電圧を供給するための電源部504、各信号灯器10に対応したSSU(ソリッド・ステート・リレー・ユニット、SSRユニット)510、…などを備えている。なお、外部インタフェース部502は、地点単独で動作するタイプの交通信号制御機には搭載されない場合もある。
SSU510は、商用電源1から供給されたAC100Vをオン/オフするための半導体リレー513、513、513を備え、各半導体リレー513は、パラレルインタフェース部511で取得した制御信号に基づいて、信号灯器10の赤色灯(赤色LED)、青色灯(青色LED)、黄色灯(黄色LED)それぞれに対応して各色のLEDに供給されるAC100Vをオン/オフする。電圧検出部512は、信号灯器10の赤色灯(赤色LED)、青色灯(青色LED)、黄色灯(黄色LED)それぞれに供給されるAC100Vの有無を検出し、検出結果は、パラレルインタフェース部511を介して制御部501へ出力される。
信号灯器10は、赤色LED11、青色LED12、黄色LED13、各LED11、12、13に対応して、SSU510から供給されるAC100Vを全波整流する全波整流回路15、…、各LED11、12、13に適正な電圧を供給するために、全波整流された電圧を制限するための制限抵抗14、…などを備えている。なお、LED11、12、13は、一例として、複数のLEDが直列に接続されたLED群を複数並列に接続することにより所要の個数のLEDで構成されている。
特開2006−146295号公報
特許文献1のシステムにあっては、信号灯器の各信号灯を駆動するために所定の電圧をもつ電力信号を交通信号制御機から各信号灯器へ出力するため、交通信号制御機と各信号灯器との間に電力線を配線する必要がある。
また、従来の例でも、交通信号制御機に内蔵したSSUを通じて信号灯器の各信号灯の点灯、消灯、点滅等を制御するため、交通信号制御機と各信号灯器との間に電力供給用の配線を施す必要がある。特に都市部などの大きな交差点においては、設置される信号灯器の数が増加するとともに、交通信号制御機と信号灯器との距離も長くなり、交通信号制御機と信号灯器との間の電力線の設置工事が困難になるという問題が顕著になり、設置工事を簡略化することが望まれていた。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、1又は複数の交通信号灯器毎に該交通信号灯器を駆動する複数の駆動部のうち少なくとも1つの駆動部は、前記交通信号制御機から離隔して配置されるように構成し、駆動部及び交通信号制御機は、制御信号を無線により通信する無線通信手段を備えることにより、設置工事を容易にすることができるとともに、配線の断線など災害時の影響を少なくすることができる交通信号制御システム、該交通信号制御システムを構成する交通信号灯器駆動システム、駆動装置、及び交通信号制御機を提供することを目的とする。
第1発明に係る交通信号制御システムは、離隔して配置される複数の交通信号灯器と、各交通信号灯器の点灯、消灯又は点滅を制御するための制御信号を出力する交通信号制御機と、該交通信号制御機が出力した制御信号に基づいて、1又は複数の交通信号灯器毎に該交通信号灯器を駆動する複数の駆動部とを備える交通信号制御システムにおいて、少なくとも1つの駆動部は、前記交通信号制御機から離隔して配置されるように構成してあり、前記駆動部及び交通信号制御機は、制御信号を無線により通信する無線通信手段を備えることを特徴とする。
第2発明に係る交通信号灯器駆動システムは、1又は複数の交通信号灯器と、該交通信号灯器を駆動する駆動部とを備え、交通信号灯器の点灯、消灯又は点滅を制御する交通信号灯器駆動システムであって、前記駆動部は、前記交通信号灯器の点灯、消灯又は点滅を制御するための制御信号を無線により通信する無線通信手段を備えることを特徴とする。
第3発明に係る駆動装置は、1又は複数の交通信号灯器を駆動する駆動装置において、前記交通信号灯器の点灯、消灯又は点滅を制御するための制御信号を無線により通信する無線通信手段を備えることを特徴とする。
第4発明に係る交通信号制御機は、複数の交通信号灯器の点灯、消灯又は点滅を制御するための制御信号を、前記交通信号灯器を駆動する複数の駆動部へ出力する交通信号制御機において、少なくとも1つの駆動部から離隔して配置するように構成してあり、前記駆動部との間で制御信号を無線により通信する無線通信手段を備えることを特徴とする。
第1発明乃至第4発明にあっては、1又は複数の交通信号灯器毎に該交通信号灯器を駆動する複数の駆動部のうち、少なくとも1つの駆動部は、交通信号制御機から離隔して配置する。例えば、4つの交通路で構成される十字交差点の各四隅に柱を設置して、設置した各柱に交通信号灯器を据え付ける。交通信号制御機は、4つの柱のうちの1つの柱付近に設置する。各交通信号灯器を駆動する駆動部を駆動対象の交通信号灯器の近傍に配置する。この場合、交通信号制御機が設置された直近の柱を除く他の3つの柱に据え付けられた交通信号灯器を駆動する駆動部は、交通信号制御機から離隔して交通信号灯器の近傍(例えば、柱の内部あるいは柱の下部など)に配置する。また、交通信号制御機が設置された柱又は直近の柱に据え付けられた交通信号灯器を駆動する駆動部は、交通信号灯器と交通信号制御機との距離が短いため、交通信号制御機の内部に配置してもよく、あるいは交通信号制御機から離隔して交通信号灯器の近傍に配置してもよい。
交通信号制御機は、離隔して配置された駆動部へ制御信号を無線通信で送信する。これにより、交差点を横断して交通信号制御機と駆動部との間で電力線及び信号線のいずれの配線工事も行う必要がなく、設置工事を容易にすることができるとともに、配線の断線など災害時の影響を少なくすることができる。また、駆動部が交通信号制御機から離隔して配置されることにより、駆動部が交通信号灯器の近傍に設置される場合に、各交通信号灯器付近に配電されている商用電源が存在するときは、近くに配電された商用電源を活用することができ、駆動部に供給するための商用電源の分散化が図られ、商用電源への接続工事の自由度が増すととともに、設置工事が一層容易になる。
本発明にあっては、1又は複数の交通信号灯器毎に該交通信号灯器を駆動する複数の駆動部のうち少なくとも1つの駆動部は、前記交通信号制御機から離隔して配置されるように構成し、駆動部及び交通信号制御機は、制御信号を無線により通信する無線通信手段を備えることにより、設置工事を容易にすることができるとともに、配線の断線など災害時の影響を少なくすることができる。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る交通信号制御システムの構成の一例を示す模式図である。本発明の交通信号制御システムは、例えば、4つの交通路で構成される十字交差点の四隅の所定位置に設置された柱(不図示)に据え付けられた信号灯器(交通信号灯器)10、…、各信号灯器10の近傍に設置されたSSU(ソリッド・ステート・リレー・ユニット、SSRユニット)200、…、各信号灯器10の点灯、消灯、又は点滅等の制御を行う交通信号制御機100などを備えている。
各SSU200の設置場所は、駆動対象の信号灯器10の近傍であり、これは、例えば、信号灯器10と交通信号制御機100との離隔距離(又は配線距離)の2分の1より信号灯器10により近い位置として定義することが可能であるが、現実的には、各SSU200は、駆動対象の信号灯器10が据え付けられた柱の付近、柱の下部、柱の内部などに設けてもよい。また、信号灯器10に隣接するように設けるか、あるいは信号灯器10に内蔵するように設けてもよい。
交通信号制御機100は、例えば、信号灯器10が据え付けられた柱のうち1つの柱の近傍に設置され、制御部101、外部インタフェース部102、電源部103、無線通信部104などを備えている。また、交通信号制御機100には、商用電源1(例えば、AC100V)を接続してある。
電源部103は、整流回路、あるいは整流回路及び定電圧回路などにより構成され、商用電源1から供給されたAC100Vを所定の直流電圧に変換し、交通信号制御機100内の各部が作動するために必要な所要の直流電圧を供給する。
外部インタフェース部102は、外部(例えば、交通管制装置、中央監視装置など)との間で情報の送受信を行うための通信インタフェース機能を備えている。例えば、交通信号制御機100は、交通管制センター等に設置された交通管制装置(不図示)から、交通信号制御に関する指令計画を受信するとともに、交通信号制御機100で取得した各信号灯器10の情報を交通管制装置へ送信する。
制御部101は、交通信号制御機100全体の動作を制御するとともに、無線通信部104を介して各信号灯器10の点灯、消灯、点滅等の制御を行うための制御信号を各SSU200へ出力する。また、各SSU200には、交差点の四隅において接続可能な商用電源2a、2b、2c、2dを接続してある。なお、信号灯器10が据え付けられた柱のうち1つの柱の近傍に交通信号制御機100が設置されている場合(例えば、図1中交差点の右下)、商用電源2dに代えて、商用電源1をSSU200に接続することもできる。また、この場合、信号灯器10と交通信号制御機100との離隔距離が短いため、SSU200を交通信号制御機100に内蔵する構成であってもよい。
無線通信部104は、送信側では、各SSU200へ送信するデータ(例えば、信号灯器10の点灯、消灯、点滅等の制御を行うための制御信号など)を符号化する符号化回路、符号化されたデータを変調する変調回路、変調回路で変調された信号を所定の通信帯域(例えば、2.4GHz帯)で送信するためのフィルタなどを備え、受信側では、各SSU200から受信した信号から所定の通信帯域の信号を取り出すためのフィルタ、受信した信号を復調する復調回路、復調回路で復調されたデータを復号化する復号化回路などを備えている。
図2はSSU200の構成の一例を示すブロック図である。SSU200は、無線通信部201、電圧検出部202、半導体リレー203、…などを備えている。各半導体リレー203は、商用電源2aから供給されたAC100Vをオン/オフするためのものである。各半導体リレー203は、無線通信部201で取得した制御信号に基づいて、信号灯器10の赤色灯(赤色LED)、青色灯(青色LED)、黄色灯(黄色LED)それぞれに対応して各色のLEDに供給されるAC100Vをオン/オフする。
電圧検出部202は、信号灯器10の赤色灯(赤色LED)、青色灯(青色LED)、黄色灯(黄色LED)それぞれに供給されるAC100Vの有無を検出し、検出結果(灯器状態信号)は、無線通信部201を介して制御部101へ出力される。
制御部101は、例えば、2つの信号灯器10、10で同時に青色灯が点灯することを防止するため、電圧検出部202で検出された検出結果を監視する。なお、電圧検出部202で検出する電圧は、青色灯に供給されるAC100Vの有無のみを検出する構成であってもよい。
無線通信部201は、送信側では、交通信号制御機100へ送信するデータを符号化する符号化回路、符号化されたデータを変調する変調回路、変調回路で変調された信号を所定の通信帯域(例えば、2.4GHz帯)で送信するためのフィルタなどを備え、受信側では、交通信号制御機100から受信した信号から所定の通信帯域の信号を取り出すためのフィルタ、受信した信号を復調する復調回路、復調回路で復調されたデータを復号化する復号化回路などを備えている。
信号灯器10の構成は、図14で説明したものと同様であるので、説明は省略する。
図3は制御信号の一例を示す説明図である。図3(a)に示すように、制御信号はヘッダ部、データ部、フッタ部などで構成されるシリアルデータ形式で表される。ヘッダ部は、例えば、制御信号の開始を示す情報などが格納され、フッタ部は、例えば、制御信号の終了を示す情報などが格納されている。図3(b)に示すように、データ部は、例えば、4ビットのビット列により各指令内容が特定される。例えば、ビット列が「0001」の場合は、車両用信号灯器の青出力指令を示し、ビット列が「0010」の場合は、車両用信号灯器の黄出力指令を示し、ビット列が「0011」の場合は、車両用信号灯器の赤出力指令を示す。なお、制御信号は一例であって、これに限定されるものではない。
次に本発明の交通信号制御システムの動作について説明する。交通信号制御機100は、予め交通管制センター等に設置された交通管制装置等の外部装置から信号灯器の点灯等の制御に関する指令計画(例えば、信号灯器の信号灯色の点灯時間)を制御部101で格納しておき、この指令計画に基づいて、制御信号を無線通信部104へ出力する。
無線通信部104は、所定のシリアルデータ形式の制御信号を符号化し、符号化したデータを変調し、変調後の信号を各SSU200へ送信する。各SSU200は、交通信号制御機100が送信した制御信号を無線通信部201で受信し、受信した信号を復調、復号化して制御信号を復元し、復元した制御信号に基づいて、赤色灯用の半導体リレー203、青色灯用の半導体リレー203、黄色灯用の半導体リレー203それぞれを個別にオン/オフする。これにより、各信号灯器10は、指令計画に従って点灯、消灯、点滅等の制御が行われる。
以上説明したように、本発明にあっては、SSU200を交通信号制御機100から離隔して配置し、交通信号制御機100と各SSU200との間を無線通信により通信する構成としたことにより、交通信号制御機100と各SSU200との間の配線等の設置工事を容易にすることができるとともに、配線の断線など災害時の影響を少なくすることができる。また、SSU200が交通信号制御機100から離隔して、各信号灯器10の近傍に設置されるため、SSU200に供給するための商用電源の分散化が図られ、商用電源への接続工事の自由度が増すととともに、設置工事を一層容易にすることができる。
実施の形態2
実施の形態1では、各SSU200はAC100Vをオン/オフして信号灯器10を駆動する構成であったが、これに限定されるものではなく、AC100Vに代えてLEDを駆動するのに適した低電圧(例えば、十数V)の直流電圧をオン/オフして信号灯器を駆動する構成であってもよい。
図4は実施の形態2のSSU210の構成を示すブロック図である。SSU210は、無線通信部201、AC/DC変換回路211、電圧検出部213、半導体リレー212、…などを備えている。AC/DC変換回路211は、整流回路、あるいは整流回路及び定電圧回路などにより構成され、商用電源2aから供給される交流(AC100V)を後述する信号灯器20(図5参照)の赤色LED、青色LED、黄色LED毎の所定電圧(例えば、12V)の直流に変換し、変換した直流(直流電圧)を各半導体リレー212へ出力する。
各半導体リレー212は、AC/DC変換回路211から供給された直流電圧をオン/オフするためのものである。各半導体リレー212は、無線通信部201で受信した制御信号に基づいて、後述する信号灯器20(図5参照)の赤色LED、青色LED、黄色LEDそれぞれのLEDに供給される直流電圧をオン/オフする。
電圧検出部213は、後述する信号灯器20の赤色LED、青色LED、黄色LEDそれぞれに供給される直流電圧の有無を検出し、検出結果は、無線通信部201を介して制御部101へ送信される。制御部101は、例えば、2つの信号灯器20、20で同時に青色灯が点灯することを防止するため、電圧検出部213で検出された検出結果を監視する。なお、電圧検出部213で検出する電圧は、青色LEDに供給される直流電圧の有無のみを検出する構成であってもよい。なお、無線通信部201は、実施の形態1と同様であるので同一符号を付して説明は省略する。
図5は実施の形態2の信号灯器20の構成を示すブロック図である。信号灯器20は、赤色LED21、青色LED22、黄色LED23などを備え、SSU210から供給される直流電圧(例えば、12V)が直接印加されるように構成されている。なお、各LED21、22、23は、複数のLEDが直列に接続されたLED群を複数並列に接続することにより所要の個数のLEDで構成されている。
SSU210を信号灯器20の近傍に配置できるので、SSU210と信号灯器20との間の配線長を短くすることができる。このため、比較的低電圧(例えば、12V)の直流電圧でLEDを駆動しても、SSU210と信号灯器20との間の配線に流れる電流による電力損失(抵抗損)を低減することができる。
従来のように各SSUを交通信号制御機に内蔵する構成とした場合、各SSUと信号灯器との間の配線長は、大きな交差点では200m程度に達する。信号灯器のLED(例えば、青色LED)の消費電力を12W、駆動電圧を12Vとすると、SSUと信号灯器との間の配線には、約1Aの電流が流れる。SSUと信号灯器との間の配線の抵抗値が、例えば、約1.1Ωとすると、配線の抵抗により信号灯当り約1.1Wの抵抗損失が生じ、多くの信号灯器が設置される場合には、電力損失が無視できなくなり、信号灯器の電力利用効率が低下する。特に、交通信号制御システムを省電力の観点、あるいは災害時の商用電源遮断時でも運用できるように、非常電源(例えば、電池)を用いて電力供給する場合、電力損失が大きな問題となる。
しかし、本発明の場合には、SSU210と信号灯器20との間の配線距離は、例えば、20m以下にすることができ、抵抗損失も従来の10分の1に低減することができる。すなわち、本発明にあっては、比較的低電圧(例えば、12V)の直流電圧で信号灯器20のLED21、22、23を直接駆動しても、SSU210と信号灯器20との間の配線に流れる電流による電力損失(抵抗損)を低減することができ、信号灯器20のLED21、22、23を従来の如く交流電圧(例えば、AC100V)ではなく、LED21、22、23を駆動するのに必要な直流電圧で直接駆動することができる。これにより、従来のような制限抵抗14が不要となり、信号灯器20で消費される電力も低減することができ、システム全体として消費電力を低減することができる。
したがって、本発明にあっては、以下のような従来例の問題を解決することができる。すなわち、商用電源が供給される地域に設置される交通信号制御システムでは、従来使用されていた白熱灯の信号灯器との互換性の観点から、信号灯器にLEDを用いた場合であっても、信号灯器にはAC100Vが供給され、各信号灯に印加されるAC100Vをオン/オフすることにより、信号灯の点灯等を制御している。このため、比較的低い直流電圧により駆動可能なLEDにAC100Vを印加するため、LEDに流れる電流を許容値以下(すなわち、LEDに印加される電圧を適正な電圧以下)に設定するため制限抵抗等を設ける必要がある。このため、制限抵抗等で消費される電力損失(抵抗損)が大きくなるという問題があったが、本発明により、かかる問題も解決することができる。
実施の形態3
実施の形態1、2では、商用電源を交通信号制御機100、SSU200、210に接続する構成であったが、商用電源が供給できない地域であっても本発明の交通信号制御システムを適用することは可能である。この場合、商用電源に代えて、例えば、太陽電池を用いることができる。
図6は実施の形態3の交通信号制御システムの構成を示す模式図である。実施の形態3の交通信号制御システムは、例えば、4つの交通路で構成される十字交差点の四隅の所定位置に設置された柱(不図示)に据え付けられた信号灯器20、…、各信号灯器20の近傍に設置されたSSU(ソリッド・ステート・リレー・ユニット、SSRユニット)220、…、各信号灯器20の点灯、消灯、又は点滅等の制御を行う交通信号制御機110などを備えている。なお、信号灯器20は実施の形態2の場合と同様であるので、説明は省略する。
各SSU220には、太陽電池3が接続されている。各SSU220の設置場所は、駆動対象の信号灯器20の近傍であり、各SSU220は、駆動対象の信号灯器20が据え付けられた柱の付近、柱の下部、柱の内部などに設ける点は、実施の形態1、2と同様である。また、太陽電池3は、例えば、信号灯器20の上面に設置してある。
交通信号制御機110は、例えば、信号灯器20が据え付けられた柱のうち1つの柱の近傍に設置され、制御部101、外部インタフェース部102、無線通信部104、DC/DC変換回路111、電源制御部112、蓄電池113などを備えている。また、交通信号制御機110には、太陽電池4(例えば、DC18V)を接続してある。
DC/DC変換回路111は、太陽電池4から供給された直流電圧を所定の直流電圧に変換し、変換後の直流電圧を電源制御部112へ出力する。
電源制御部112は、DC/DC変換回路111から出力された直流電圧により蓄電池113を充電制御するとともに、DC/DC変換回路111から出力される直流電圧と蓄電池113からの直流電圧を切り替え、交通信号制御機110内の各部が作動するために必要な所要の直流電圧を供給する。
蓄電池113は、例えば、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池などの二次電池を用いることができる。なお、制御部101、外部インタフェース部102、無線通信部104の動作は、実施の形態1、2と同様であるので同一符号を付して説明は省略する。
図7は実施の形態3のSSU220の構成を示すブロック図である。SSU220は、無線通信部201、DC/DC変換回路221、電源制御部222、蓄電池223、電圧検出部213、半導体リレー212、…などを備えている。
DC/DC変換回路221は、太陽電池3から供給された直流電圧を所定の直流電圧(例えば、12V)に変換し、変換後の直流電圧を電源制御部222へ出力する。
電源制御部222は、DC/DC変換回路221から出力された直流電圧により蓄電池223を充電制御するとともに、DC/DC変換回路221から出力される直流電圧と蓄電池223からの直流電圧を切り替え、切り替えた直流電圧を各半導体リレー212へ出力する。なお、この場合、電源制御部222は、信号灯器20の赤色LED、青色LED、黄色LED毎の所定の直流電圧を出力するように制御することもできる。
電源制御部222は、太陽電池3の出力に十分余裕がある場合、余剰電力で蓄電池223を充電するとともに、太陽電池3からの直流電圧を各半導体リレー212へ出力する。また、電源制御部222は、太陽電池3の出力が十分でない場合、蓄電池223からの直流電圧を各半導体リレー212へ出力する。
蓄電池223は、例えば、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池などの二次電池を用いることができる。なお、無線通信部201、電圧検出部213、半導体リレー212は、実施の形態1又は実施の形態2と同様であるので同一符号を付して説明は省略する。
以上説明したように、本発明にあっては、商用電源が不要となり、商用電源を用いることによるAC/DC変換に伴う電力損失を削減することができ、さらに消費電力を低減することができる。また、商用電源が供給されない地域においても設置することが容易になり、臨時又は仮設を問わず、電池の容量が十分であれば常設も含めた信号灯器20を容易に設置することができる。また、太陽電池3を各信号灯器20の上面に設置し、太陽電池4を交通信号制御機110付近に設置するため、複数の太陽電池3、4を分散して設置することができ、個々の太陽電池3、4の容量を小さくして小型化することができるという利点がある。さらに、交通信号制御機110、信号灯器20夫々が必要とする電力に合わせて、最適な容量の太陽電池3、4を選択することができる利点もある。
実施の形態4
実施の形態3では、SSU220、交通信号制御機110に太陽電池3、4を接続する構成であったが、商用電源と太陽電池の両方を接続する構成とすることもできる。
図8は実施の形態4の交通信号制御システムの構成を示す模式図である。実施の形態4の交通信号制御システムは、例えば、4つの交通路で構成される十字交差点の四隅の所定位置に設置された柱(不図示)に据え付けられた信号灯器20、…、各信号灯器20の近傍に設置されたSSU(ソリッド・ステート・リレー・ユニット、SSRユニット)230、…、各信号灯器20の点灯、消灯、又は点滅等の制御を行う交通信号制御機120などを備えている。なお、信号灯器20は実施の形態2、3の場合と同様であるので、説明は省略する。
各SSU230には、商用電源2a、2b、2c、2d、及び太陽電池3、…が接続されている。各SSU230の設置場所、太陽電池3、…の設置場所は、実施の形態3と同様である。
交通信号制御機120は、例えば、信号灯器20が据え付けられた柱のうち1つの柱の近傍に設置され、制御部101、外部インタフェース部102、無線通信部104、DC/DC変換回路111、電源制御部121、蓄電池113、AC/DC変換回路122などを備えている。交通信号制御機120には、商用電源1及び太陽電池4(例えば、DC18V)を接続してある。
AC/DC変換回路122は、整流回路、あるいは整流回路及び定電圧回路などにより構成され、商用電源1から供給される交流電圧を所定の直流電圧に変換し、変換後の直流電圧を電源制御部121へ出力する。
電源制御部121は、AC/DC変換回路122又はDC/DC変換回路111から出力された直流電圧により蓄電池113を充電制御するとともに、AC/DC変換回路122、DC/DC変換回路111、又は蓄電池113から出力される直流電圧を切り替え、交通信号制御機120内の各部が作動するために必要な所要の直流電圧を供給する。なお、制御部101、外部インタフェース部102、無線通信部104、DC/DC変換回路111の動作は実施の形態1〜3と同様であるので同一符号を付して説明は省略する。
図9は実施の形態4のSSU230の構成を示すブロック図である。SSU230は、無線通信部201、DC/DC変換回路221、電源制御部232、蓄電池223、AC/DC変換回路211、電圧検出部213、半導体リレー212、…などを備えている。
電源制御部232は、AC/DC変換回路211又はDC/DC変換回路221から出力された直流電圧により蓄電池223を充電制御するとともに、AC/DC変換回路211、DC/DC変換回路221、又は蓄電池223から出力される直流電圧を切り替え、切り替えた直流電圧を各半導体リレー212へ出力する。なお、この場合、電源制御部232は、信号灯器20の赤色LED、青色LED、黄色LED毎の所定の直流電圧を出力するように制御することもできる。
電源制御部232は、太陽電池3の出力に十分余裕がある場合、余剰電力で蓄電池223を充電するとともに、太陽電池3からの直流電圧を各半導体リレー212へ出力する。また、電源制御部232は、太陽電池3の出力が十分でない場合、蓄電池223からの直流電圧を各半導体リレー212へ出力する。また、電源制御部232は、太陽電池3及び蓄電池223からの出力が十分でない場合、商用電源2aからの交流電圧を変換した直流電圧を各半導体リレー212へ出力する。さらに、電源制御部232は、商用電源2aが何らかの理由で遮断された場合、太陽電池3又は蓄電池223のうち出力が十分な方に切り替え、切り替えた直流電圧を各半導体リレー212へ出力する。
以上説明したように本発明にあっては、電池(太陽電池3又は蓄電池223)の残量が多い場合には、電池から得られる直流に切り替えて交流電源で消費される電力を抑制して消費電力を低減することができる。また、交流電源が何らかの災害により遮断されたような場合には、電池から得られる直流に切り替えて、停電等の異常時においても電力供給を確実に確保し、信号灯器20の制御を継続して可用性を高めることができる。
実施の形態5
実施の形態4では、信号灯器20の点灯、消灯、点滅を制御する構成であったが、点灯等の制御はこれに限定されるものではなく、状況に応じて信号灯器の信号灯を調光することもできる。
図10は実施の形態5のSSU240の構成を示すブロック図であり、図11は実施の形態5の信号灯器30の構成を示すブロック図である。実施の形態4との相違点は、無線通信部241が調光指令を出力する点である。
SSU240は、無線通信部241、DC/DC変換回路221、電源制御部232、蓄電池223、AC/DC変換回路211、電圧検出部213、半導体リレー212、…などを備えている。無線通信部241は、交通信号制御機120から送信される制御信号に基づいて、調光指令を信号灯器30へ出力する。なお、その他の箇所は、実施の形態4と同様であるので、同一符号を付して説明は省略する。
信号灯器30は、赤色LED21、青色LED22、黄色LED23、LEDドライバ31、…、PWM制御回路32などを備える。PWM制御回路32は、発振回路を備え、SSU240から出力される調光指令に基づいて、調光度合いに応じた所定の周波数(例えば、1kHz〜10kHz)のパルス信号のデューティー比を変化させたPWM信号を各LEDドライバ31へ出力する。調光指令は、昼夜の別、時間帯、商用電源の異常の有無、太陽電池3又は蓄電池223の出力などに応じて、信号灯器30の信号灯の明るさを調整すべく設定され、調光指令に応じて、例えば、デューティー比が100%から60%程度の間で変換するように構成されている。なお、デユーティー比は一例であって、これに限定されるものではない。
LEDドライバ31は、トランジスタなどのスイッチング素子を備え、PWM制御回路32から入力されたPWM信号に基づいてスイッチング素子をオン/オフして出力する電流(各LED21、22、23に流れる電流)を制御する。LEDドライバ31は、PWM制御回路32から入力されたPWM信号のデューティー比が60%の場合、電流を出力する時間を短くし、PWM信号のデューティー比が100%の場合、電流を出力する時間を長くする。なお、その他の箇所は、実施の形態2と同様であるので、同一符号を付して説明は省略する。
これにより、昼間は各LED21、22、23に対して電流を流す時間を長くして、信号灯を明るくして信号灯の視認性を高めるとともに、夜間は、各LED21、22、23に対して電流を流す時間を短くして、信号灯の視認性を維持しつつ消費電力を抑制することができる。また、商用電源が障害等で遮断された場合、各LED21、22、23に対して電流を流す時間を短くして消費電力を抑え、商用電源が復帰するまでの間、できるだけ長時間信号灯器が稼動できるようにすることができる。
上述の実施の形態5では、信号灯器30にPWM制御回路32を備える構成であったが、PWM制御回路32を省き、各LEDドライバ31、LED21、22、23を備える構成であってもよい。この場合には、調光機能は有しないが、LEDドライバ31をLED21、22、23の特性に合わせた定電流駆動するように構成することにより、LED21、22、23を効率よく駆動することができる。
上述の実施の形態1〜5においては、SSUは信号灯器の近傍に設ける構成であったが、これに限定されるものではなく、例えば、SSUを信号灯器に組み込むことにより一体化して信号灯器駆動装置(駆動装置)を構成することもできる。この場合、SSUを構成する部品を基板に実装し、実装基板を信号灯器内に配置することもでき、また、SSUを構成する部品を筐体に内蔵し、該筐体を収容するための収容部を信号灯器に設けることにより、SSUを信号灯器に組み込むことができる。
さらに、信号灯器及びSSUをそれぞれ筐体で構成し、各筐体を電気的に接続するためのコネクタを設け、SSUと信号灯器とを着脱可能にした信号灯器駆動装置を構成することもできる。この場合、SSU及び信号灯器それぞれに相互に係止する係止部を設け、両者を機械的に固定するようにすることもできる。これにより、SSUと信号灯器との離隔寸法を一層小さくすることができる。また、SSUの取り付け作業、保守作業などの作業性を向上させることができる。
上述の実施の形態1〜5においては、交差点に4つの信号灯器を設ける構成であったが、信号灯器の数はこれに限定されるものではなく、交通路毎に1つではなく2つの車両用信号灯器を設ける構成であってもよい。また、信号灯器は、車両用に限定されるものではなく、歩行者用の信号灯器を備える構成でもよい。例えば、十字交差点では、横断歩道毎に2つの歩行者用信号灯器を備える場合、全部で8つの歩行者用信号灯器を備えることになる。また、交差点の構成は、十字交差点に限定されるものではなく、3つの交通路が交差するような交差点、5つの交通路が交差するような交差点であってもよい。
上述の実施の形態1〜5においては、信号灯器と駆動部とを1対1に設ける構成であったが、これに限定されるものではなく、2つの信号灯器を1つの駆動部で駆動する構成であってもよい。
上述の実施の形態1〜5においては、交通信号制御機は、信号灯器が据え付けられた柱のうち1つの柱の近傍に設置される例を示したが、交通信号制御機の設置場所は、限定されるものではなく、交差点の状況に応じて、信号灯器から離れた場所に設置してもよい。交通信号制御機を信号灯器が据え付けられた柱のうち1つの柱の近傍に設置する場合には、交通信号制御機と信号灯器との距離が長くないため、該信号灯器を駆動するSSUのみを交通信号制御機に内蔵する構成としてもよい。
上述の実施の形態1〜5においては、信号灯器の信号灯としてLEDを用いる構成であったが、直流で駆動される信号灯としては、LEDに限定されるものではなく、例えば、表示素子の表示面を反転させる磁気反転方式のものを用いることもできる。
上述の実施の形態3〜5においては、太陽電池と蓄電池を用いる構成であったが、電池としては太陽電池に限定されるものではなく、水素源として様々な燃料を用いた燃料電池であってもよく、あるいは太陽電池と大容量キャパシタなどのような発電/充電機能を有するものでもよい。
上述の実施の形態1〜5では、半導体リレーを用いる構成であったが、これに限定されるものではなく、交流又は直流のオン/オフを制御できるものであれば、半導体スイッチング素子を用いることもできる。また、直流をオン/オフする場合にはFETを用いてもよい。
上述の実施の形態1〜5において、交通信号制御機と各SSUとの間の通信帯域は、2.4GHz帯に限定されるものではなく、5GHz帯など他の周波数帯域を用いることができる。
本発明に係る交通信号制御システムの構成の一例を示す模式図である。 SSUの構成の一例を示すブロック図である。 制御信号の一例を示す説明図である。 実施の形態2のSSUの構成を示すブロック図である。 実施の形態2の信号灯器の構成を示すブロック図である。 実施の形態3の交通信号制御システムの構成を示す模式図である。 実施の形態3のSSUの構成を示すブロック図である。 実施の形態4の交通信号制御システムの構成を示す模式図である。 実施の形態4のSSUの構成を示すブロック図である。 実施の形態5のSSUの構成を示すブロック図である。 実施の形態5の信号灯器の構成を示すブロック図である。 従来の交通信号制御システムの構成の一例を示す模式図である。 従来のSSUの構成を示すブロック図である。 従来の信号灯器の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、2a、2b、2c、2d 商用電源
3、4 太陽電池
10、20、30 信号灯器
100、110、120 交通信号制御機
101 制御部
102 外部インタフェース部
103 電源部
104 無線通信部
111 DC/DC変換回路
112、121 電源制御部
113 蓄電池
122 AC/DC変換回路
200、210、220、230、240 SSU
201、241 無線通信部
202、213 電圧検出部
203、212 半導体リレー
211 AC/DC変換回路
221 DC/DC変換回路
222、232 電源制御部
223 蓄電池

Claims (4)

  1. 離隔して配置される複数の交通信号灯器と、各交通信号灯器の点灯、消灯又は点滅を制御するための制御信号を出力する交通信号制御機と、該交通信号制御機が出力した制御信号に基づいて、1又は複数の交通信号灯器毎に該交通信号灯器を駆動する複数の駆動部とを備える交通信号制御システムにおいて、
    少なくとも1つの駆動部は、前記交通信号制御機から離隔して配置されるように構成してあり、
    前記駆動部及び交通信号制御機は、
    制御信号を無線により通信する無線通信手段を備えることを特徴とする交通信号制御システム。
  2. 1又は複数の交通信号灯器と、該交通信号灯器を駆動する駆動部とを備え、交通信号灯器の点灯、消灯又は点滅を制御する交通信号灯器駆動システムであって、
    前記駆動部は、
    前記交通信号灯器の点灯、消灯又は点滅を制御するための制御信号を無線により通信する無線通信手段を備えることを特徴とする交通信号灯器駆動システム。
  3. 1又は複数の交通信号灯器を駆動する駆動装置において、
    前記交通信号灯器の点灯、消灯又は点滅を制御するための制御信号を無線により通信する無線通信手段を備えることを特徴とする駆動装置。
  4. 複数の交通信号灯器の点灯、消灯又は点滅を制御するための制御信号を、前記交通信号灯器を駆動する複数の駆動部へ出力する交通信号制御機において、
    少なくとも1つの駆動部から離隔して配置するように構成してあり、
    前記駆動部との間で制御信号を無線により通信する無線通信手段を備えることを特徴とする交通信号制御機。
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