JP2008040514A - 入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成とし、かつ良好な操作性を得ることが可能な入力装置を提供すること。
【解決手段】画像に応じた光を投写する投写エンジン部11と、投写エンジン部11からの光が入射する位置に設けられ、入力のための操作を受け付ける操作部であるタッチパネル15と、を有し、タッチパネル15は、投写エンジン部11からの光を出射させる出射面Sを備え、投写エンジン部11は、出射面Sにおいて画像を表示させ、タッチパネル15は、投写エンジン部11からの光を透過させる透光性部材を備える。
【選択図】図2
【解決手段】画像に応じた光を投写する投写エンジン部11と、投写エンジン部11からの光が入射する位置に設けられ、入力のための操作を受け付ける操作部であるタッチパネル15と、を有し、タッチパネル15は、投写エンジン部11からの光を出射させる出射面Sを備え、投写エンジン部11は、出射面Sにおいて画像を表示させ、タッチパネル15は、投写エンジン部11からの光を透過させる透光性部材を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、入力装置、特に、画像を表示するとともに入力操作を受け付ける入力装置の技術に関する。
従来、情報を入力するための入力装置として、画面の表示に従って画面をタッチすることにより入力操作を行うタッチパネル付ディスプレイが広く普及している。画面をタッチすることで簡単に入力操作を行うことが可能であるため、タッチパネル付きディスプレイは、特に、不特定のユーザを対象とする入力装置として適している。従来、タッチパネル付きディスプレイとしては、液晶パネルの表示面上にタッチパネルを設けた構成が広く採用されている。かかる構成の場合、画像が表示される表示面とユーザがタッチするタッチパネルの表面との間に間隔が存在する。表示の位置とタッチする位置とでユーザの目視位置からの距離に差が生じるために、表示されたキーからずれた位置をタッチしているような違和感をユーザに与える場合がある。液晶パネルの表示面上にタッチパネルを設けるものの他、入力装置としては、画像が投写されたスクリーン面をタッチすることにより入力操作を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。画像が表示されたスクリーン面をタッチする構成とすることで上述のような違和感を低減できる。
特許文献1に提案される技術によると、ビデオカメラを用いて撮影された画像の認識によりポインタの位置を特定する。画像に応じた光を投写するための投写エンジン部とビデオカメラとの2つを必要とすることにより、入力装置の構成が非常に大掛かりとなってしまう。また、画像解析のための処理が必要であるために応答性が悪化することがあり得る。さらに、ポインタ以外の物の像や外光の影響によって誤認識が発生する場合もある。このように、従来の技術によると、簡易な構成により良好な操作性を得ることが困難であるという問題を生じる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成とし、かつ良好な操作性を得ることが可能な入力装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、画像に応じた光を投写する投写エンジン部と、投写エンジン部からの光が入射する位置に設けられ、入力のための操作を受け付ける操作部と、を有し、操作部は、投写エンジン部からの光を出射させる出射面を備え、投写エンジン部は、出射面において画像を表示させることを特徴とする入力装置を提供することができる。
入力操作は、操作部のうち投写エンジン部側とは反対側である出射面にて行われる。画像が表示される位置と入力操作を行う位置とを一致させることにより、良好な操作性を得ることができる。また、液晶パネル等に操作部を設ける場合と比較して外光等の不要光の散乱を低減できることから、良好な視認性を得ることができる。さらに、撮影された像によりポインタの位置を特定する場合と比較して簡易かつ高い自由度で構成できる。これにより、簡易な構成とし、かつ良好な操作性を得ることが可能な入力装置を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、操作部は、投写エンジン部からの光を透過させる透光性部材を備えることが望ましい。透光性部材において投写エンジン部からの光を透過させることにより、操作部の出射面から画像に応じた光を出射させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、出射面に設けられたスクリーン部を有することが望ましい。これにより、入力装置の用途に適した輝度分布あるいは視野角特性を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、操作部は、タッチパネルを備えることが望ましい。これにより、画像に応じた光を出射させ、かつ入力のための操作を行うことができる。タッチパネルは、キーの位置、数、形状、大きさを表示によって適宜変化させることが可能であるから、高い汎用性を確保する上で好適である。
また、本発明の好ましい態様としては、操作部は、スイッチ機構を備えることが望ましい。スイッチ機構としては、従来用いられる構成を用いることができる。スイッチ機構は、画像に応じた光を出射可能な構成とすることができる。これにより、画像に応じた光を出射させ、かつ入力のための操作を行うことができる。スイッチ機構は、立体的な形状によりスイッチの存在が明確に認識でき、スイッチを押した感触により入力操作をなしたことが確認できるという利点がある。このような従来のスイッチ機構の操作感を維持するとともに、画像に応じた光によってユーザインターフェースのデザインに自由度を持たせることが可能となる。
また、本発明の好ましい態様としては、スイッチ機構は、メンブレンスイッチを備えることが望ましい。これにより、画像に応じた光を出射可能なスイッチ機構を構成できる。
また、本発明の好ましい態様としては、スイッチ機構は、プッシュ式スイッチを備えることが望ましい。これにより、画像に応じた光を出射可能なスイッチ機構を構成できる。
また、本発明の好ましい態様としては、反射により投写エンジン部からの光を操作部の方向へ折り曲げる反射部を有することが望ましい。筐体内で光路を折り曲げることにより、筐体を薄型とすることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、投写エンジン部は、光を供給する発光ダイオード素子(LED)を備えることが望ましい。LEDを用いることにより、投写エンジン部を小型にできる。また、光源を長寿命とすることもできる。瞬時点灯を可能とすることで、休止状態からの早い立ち上がりが可能な構成とすることもできる。
また、本発明の好ましい態様としては、投写エンジン部は、画像信号に応じて光を変調する空間光変調装置を備えることが望ましい。これにより、画像に応じた光を投写することができる。空間光変調装置で形成された像を拡大投写させるため、空間光変調装置自体を小型とし、投写エンジン部を小型にすることができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る入力装置10の斜視構成を示す。図2は、入力装置10の断面構成を示す。入力装置10は、投写エンジン部11及びタッチパネル15を有する。タッチパネル15は、入力のための操作を受け付ける操作部である。
図3は、投写エンジン部11の構成を示す。投写エンジン部11は、画像に応じた光を投写する。赤色(R)光用LED20Rは、R光を供給する光源部である。R光用LED20RからのR光は、コリメータレンズ21で平行化された後、R光用空間光変調装置22Rへ入射する。R光用空間光変調装置22Rは、R光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。R光用空間光変調装置22Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム23へ入射する。
緑色(G)光用LED20Gは、G光を供給する光源部である。G光用LED20GからのG光は、コリメータレンズ21で平行化された後、G光用空間光変調装置22Gへ入射する。G光用空間光変調装置22Gは、G光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。G光用空間光変調装置22Gで変調されたG光は、R光とは異なる側からクロスダイクロイックプリズム23へ入射する。
青色(B)光用LED20Bは、B光を供給する光源部である。B光用LED20BからのB光は、コリメータレンズ21で平行化された後、B光用空間光変調装置22Bへ入射する。B光用空間光変調装置22Bは、B光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。B光用空間光変調装置22Bで変調されたB光は、R光、G光とは異なる側からクロスダイクロイックプリズム23へ入射する。なお、投写エンジン部11は、光束の強度分布を均一化させる均一化光学系、例えば、ロッドインテグレータやフライアイレンズを配置しても良い。
クロスダイクロイックプリズム23は、互いに略直交するように配置された2つのダイクロイック膜24、25を有する。第1ダイクロイック膜24は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第2ダイクロイック膜25は、B光を反射し、R光及びG光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム23は、それぞれ異なる側から入射したR光、G光及びB光を合成し、投写レンズ12の方向へ出射させる。投写レンズ12は、クロスダイクロイックプリズム23で合成された光を投写する。
図2に戻って、投写エンジン部11からの光は、反射部13へ入射する。反射部13は、筐体17の背面部に設けられている。反射部13は、反射により投写エンジン部11からの光をタッチパネル15の方向へ折り曲げる。反射部13は、略平坦な平面形状を有する。反射部13は、平行平板上に反射膜を形成することにより構成できる。反射膜としては、高反射性の部材の層、例えばアルミニウム等の金属部材の層や誘電体多層膜等を用いることができる。反射部13により筐体17内で光路を折り曲げる構成とすることにより、筐体17を薄型とすることができる。ポインタの撮影を行う従来の構成では、反射部を設ける場合にポインタの像を取り込むことが非常に困難となる。本発明の入力装置10は、投写エンジン部11からの光を投写可能な構成であれば良く、ポインタの撮影を行う場合と比較して高い自由度で構成を決定できる。
タッチパネル15は、投写エンジン部11から反射部13を経た光が入射する位置であって、筐体17の正面部に設けられている。タッチパネル15は、投写エンジン部11からの光を出射させる出射面Sを備える。投写エンジン部11は、出射面Sにおいて画像信号に応じた画像を表示させる。スクリーン部16は、タッチパネル15の出射面Sに設けられている。スクリーン部16は、出射面Sからの光の輝度分布を調整する。
例えば、正面方向へ多くの光を進行させるスクリーン部16を用いることにより、正面において明るくし、かつ正面以外の位置からは表示を見られにくくすることが可能となる。プライバシー保護と正面輝度の確保とを実現するには、スクリーン部16のスクリーンゲインは例えば4以上とすることができる。スクリーンゲインが大きいほど、正面方向へ多くの光を進行させることができる。このように、スクリーン部16のゲインを適宜決定することにより、入力装置10の用途に適した輝度分布あるいは視野角特性が得られる。また、光源としては比較的光量が少ないLEDを用いる場合でも十分な正面輝度を確保可能な構成にできるため、スクリーン部16は、光源としてLEDを用いる場合に好適である。
図4は、タッチパネル15の断面構成を示す。タッチパネル15としては、タッチによる表面電荷の変化を検出するいわゆる静電容量方式のものを用いることができる。タッチパネル15は、平行平板であるガラス基板32を備える。第1透明電極層31は、ガラス基板32の裏面側に設けられている。第2透明電極層33は、ガラス基板32の表面側に設けられている。第1及び第2透明電極層31、33は、例えば金属酸化物であるITOやIZOにより構成することができる。電極34は、第2透明電極層33上に設けられている。電極34は、矩形形状のタッチパネル15の四隅に設けられている。電極34及び第2透明電極層33の上には、保護膜35が成膜されている。保護膜35は、例えば透明プラスチック部材を用いて構成することができる。
タッチパネル15のうち、ガラス基板32、第1及び第2透明電極層31、33、保護膜35は、いずれも投写エンジン部11からの光を透過させる透明部材により構成されている。タッチパネル15は、電極34が設けられる部分以外の部分において投写エンジン部11からの光を透過させる。タッチパネル15は、透過率が高く(例えば90%程度)、かつ光の散乱度が低い構成であることが望ましい。なお、ガラス基板32、第1及び第2透明電極層31、33、保護膜35は、必ずしも透明部材で構成されていなくても良く、投写エンジン部11からの光を透過させる透光性部材であれば良い。
さらに、タッチパネル15は、外光の反射を防止する反射防止(Anti Reflection、AR)膜を設けることとしても良い。AR膜により外光の反射を低減することで、さらに表示の視認性を向上させることができる。静電容量方式のタッチパネル15は、人体の静電圧を検知するものであって、ユーザが直接触れることのみにより入力操作が可能であるから、誤作動を少なくすることができる。また、タッチパネル15の変形を伴わずに入力操作が可能であることから、破損の発生を少なくでき、高い耐久性を確保できる。
図5は、入力装置10を駆動するための概略構成を示す。CPU42は、予めROM43に記録されているプログラムを実行する。投写エンジン部11は、CPU42からの画像信号に応じて光を投写する。投写エンジン部11から投写される光により、図6の平面構成に示すように、タッチパネル15には一又は複数のキー50が表示される。
図5に戻って、コントローラ41は、コネクタ46及び配線45を介して電極34と接続されている。コントローラ41は、4つの電極34及び透明電極層31、33(図4参照)を介してタッチパネル15全体に低圧の電界を形成させる。透明電極層31、33は、コントローラ41の駆動により充電及び放電を繰り返す。ユーザがタッチパネル15に触れたとき、ユーザが触れた位置にて放電が起きる。コントローラ41は、電極34に残された電荷量を測定することによりタッチパネル15でタッチがなされたことを検知する。
また、コントローラ41は、4つの電極34における電荷量の差分を用いて位置情報を演算する。位置情報は、XY座標として出力される。コントローラ41は、LUT(Look Up Table)を参照することによりXY座標を出力することとしても良い。CPU42は、投写エンジン部11による表示内容とコントローラ41からの出力に基づいて、ユーザの操作により選択された情報を認識する。CPU42において認識された情報はRAM44に記憶される。このようにして、入力装置10は、情報の入力がなされる。
図7は、本実施例の比較例である従来の入力装置60の構成を説明するものである。入力装置60は、液晶パネル62の表示面にタッチパネル63が設けられている。バックライト61からの光は、液晶パネル62で画像信号に応じて変調された後タッチパネル63を透過する。この場合、画像が表示される表示面とユーザがタッチするタッチパネル63の表面との間に間隔が存在する。表示の位置とタッチする位置とでユーザが目視する位置からの距離に差が生じるために、表示されたキーからずれた位置をタッチしているような違和感をユーザに与える場合がある。また、入力装置60は、タッチパネル63の透明電極等で外光や、表示画像に対する内部反射が生じることにより視認性を悪化させる場合もある。
本実施例の入力装置10は、画像が表示される位置と入力操作を行う位置とを一致させることにより、良好な操作性を得ることができる。また、液晶パネル等にタッチパネルを設ける場合と比較して外光等の不要光の散乱を低減できることから、良好な視認性を得ることができる。さらに、撮影された像によりポインタの位置を特定する場合と比較して簡易かつ高い自由度で構成できる。これにより、簡易な構成とし、かつ良好な操作性を得ることができるという効果を奏する。
操作部であるタッチパネルは、静電容量方式のものに限られない。例えば、図8に示す抵抗膜方式のタッチパネル70を用いても良い。抵抗膜方式の場合、タッチによる透明電極間の抵抗値の変化を検出する。タッチパネル70は、平行平板であるガラス基板71を備える。ガラス基板71の一方の面には、第1透明電極層72が設けられている。第1透明電極層72の上には、スペーサ77、及び両面粘着部材73が設けられている。スペーサ77は、ドット状に形成されている。第2透明電極層74は、両面粘着部材73及びスペーサ77の上に設けられている。
両面粘着部材73は、タッチパネル70の外縁部において第1透明電極層72及び第2透明電極層74を接着する。第2透明電極層74の上には、フィルム層75及びハードコート膜76が設けられている。フィルム層75は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムである。ハードコート膜76は、例えば透明プラスチック部材を用いて構成することができる。図8にて図示する各部は、いずれの部分も透明部材により構成できる。なお、図8にて図示する各部は、必ずしも透明部材で構成されていなくても良く、光を透過させる透光性部材であれば良い。
第1透明電極層72及び第2透明電極層74には、予め電圧が印加されている。タッチがなされていないときは、第1透明電極層72及び第2透明電極層74は、電気的に絶縁されている。ユーザがタッチパネル70に触れたとき、ユーザが触れた位置において第1及び第2透明電極層72、74が互いに接触する。第1透明電極層72及び第2透明電極層74間の抵抗値が低下したことにより、タッチパネル70でタッチがなされたこと、及びその位置を検知する。
抵抗膜方式のタッチパネル70は、ユーザが直接触れる場合のみならず、手袋を介してタッチする場合やペン等を用いたタッチによる入力操作も受け付けることができる。タッチパネル70は、一面に形成された透明電極層72、74を用いる構成の他、短冊状に形成された透明電極膜を並列させる構成としても良い。短冊状の透明電極膜は、上下で直交させて配置される。これにより、タッチがなされた位置を、上下の透明電極膜によって特定することができる。
操作部であるタッチパネルは、本実施例で説明するものの他、従来用いられる他のタッチパネルを用いても良い。キーの位置、数、形状、大きさを表示によって適宜変化させることが可能であるから、タッチパネルを用いる構成は、高い汎用性を確保する上で好適である。また、ユーザの入力操作に従ってキーの表示を適宜変化させることで、多くの情報を入力可能とすることもできる。タッチパネルの表面を透明部材により保護可能であるから、環境に対する高い信頼性を確保し、環境に関わらず設置することが可能である。
光源部として用いられるLEDは、小型かつ軽量、長寿命である等の特長を有する。LEDを用いることで、投写エンジン部11を小型かつ軽量にできる。光源部を長持ちさせることが可能であるから、入力装置10を業務用途に適した構成にできる。また、LEDは瞬時点灯が可能であるため、入力装置10は、休止状態からの早い立ち上がりが可能となる。入力装置10は、光源部としてLEDを用いる場合に限られず、他の固体光源やランプ等を用いることとしても良い。
空間光変調装置としては透過型液晶表示装置を用いる場合に限らず反射型液晶表示装置(Liquid Crystal On Silicon、LCOS)、DMD(Digital Micromirror Device)、GLV(Grating Light Valve)等を用いても良い。空間光変調装置で形成された像を拡大投写させるため、空間光変調装置自体を小型とし、投写エンジン部11を小型にすることができる。投写エンジン部11は、空間光変調装置を用いる構成に限られない。例えば、投写エンジン部11は、レーザ光を走査させることで画像を表示する構成としても良い。この場合、投写エンジン部11は、画像信号に応じて変調されたレーザ光を供給するレーザ光源と、レーザ光源からの光を走査させる走査光学系とを備える構成にできる。さらに、投写エンジン部11は、画像に応じた光を投写可能であれば良く、画像信号に応じて変調された光を投写する構成に限られない。
入力装置10は、R、G、Bの3色を用いて画像を表示する場合に限られず、少なくとも1色を用いて画像を表示するものであれば良い。本発明は、特に、対角寸法が7〜17インチである中型の表示面を備える構成とする場合に適している。本発明は、例えば、券売機、現金自動預け払い機(ATM)、販売時点管理(POS)用端末、自動受付システム、タッチパネル搭載PC等に適用することができる。
図9は、本発明の実施例2に係る入力装置について説明するものであって、操作部80の要部平面構成を示す。上記実施例1と重複する説明は省略する。本実施例の入力装置は、スイッチ機構であるメンブレンスイッチ81を備えることを特徴とする。操作部80は、一又は複数のメンブレンスイッチ81が設けられたスイッチパネルである。
図10は、操作部80のうちメンブレンスイッチ81及びその周辺部の断面構成を示す。表面シート89の表面は、投写エンジン部11(図2参照)からの光を出射させる出射面である。表面シート89は、例えば透明樹脂部材により形成されている。表面シート89のうちメンブレンスイッチ81の部分は、ドーム形状を備える。メンブレンスイッチ81の部分は、例えば、周囲より0.4mm〜0.5mm程度隆起させている。メンブレンスイッチ81は、表面シート89のうちドーム形状部分、及び表面シート89の下側に設けられた各部のうちドーム形状部分に対応する部分により構成される。表面シート89をドーム形状としてメンブレンスイッチ81部分の内部に空間を形成することにより、メンブレンスイッチ81を押す際のクリック感を出すことが可能となる。また、表面シート89は、光の輝度分布を調整するスクリーン部として機能する。
操作部80のうち表面シート89と反対側の面には、略平坦な裏面シート88が設けられている。裏面シート88は、例えば透明プラスチックにより形成されている。裏面シート88の上には、第2接点シート87が設けられている。第2接点シート87の上面のうちメンブレンスイッチ81部分には、第2導電部85が形成されている。第2接点シート87の上面のうちメンブレンスイッチ81以外の部分には、絶縁体である第2スペーサ86が設けられている。第2スペーサ86の上には、第1接点シート83が設けられている。第1接点シート83及び第2接点シート87は、上記実施例1の透明電極層31、33(図4参照)と同様に、金属酸化物であるITOやIZOにより構成することができる。
第1接点シート83のうちメンブレンスイッチ81部分には、第1導電部84が設けられている。第1導電部84及び第2導電部85は、透明かつ導電性を備える部材、例えばITOを分散させた導電インクにより構成できる。メンブレンスイッチ81の押圧がなされないとき、第1導電部84及び第2導電部85の間に間隔が設けられる。第1接点シート83と表面シート89との間のうちメンブレンスイッチ81以外の部分には、第1スペーサ82が設けられている。
第1スペーサ82及び第2スペーサ86は、例えば透明樹脂部材により形成されている。操作部80のうち図10にて図示する各部は、いずれも透明部材により構成されている。このため、図中矢印で示すように操作部80へ入射した光により、出射面である表面シート89の表面に画像信号に応じた画像を表示することができる。なお、操作部80のうち図10にて図示する各部は、必ずしも透明部材で構成されていなくても良く、光を透過させる透光性部材であれば良い。
第1接点シート83及び第2接点シート87には、予め電圧が印加されている。メンブレンスイッチ81が押されていないときは、第1接点シート83及び第2接点シート87は、第2スペーサ86により電気的に絶縁されている。メンブレンスイッチ81の押圧により表面シート89のドーム形状部分が押し潰されると、第1導電部84及び第2導電部85が接触し合う。第1導電部84及び第2導電部85が接触することにより、第1接点シート83及び第2接点シート87は電気的に接続される。第1接点シート83及び第2接点シート87が接続されることにより、入力装置へ情報が入力される。
メンブレンスイッチ81の押圧を停止し表面シート89のドーム形状が復元すると、第1接点シート83及び第2接点シート87の接続は切断される。操作部80に複数のメンブレンスイッチ81を配置する場合は、メンブレンスイッチ81ごとに絶縁させた第1接点シート83及び第2接点シート87を設ける構成とすることで、いずれのメンブレンスイッチ81が押されたかを認識することができる。
メンブレンスイッチ81を備えた操作部80を用いることにより、画像に応じた光を出射させ、かつ入力のための操作を行うことができる。これにより、上記実施例1の場合と同様に、簡易な構成とし、かつ良好な操作性を得ることができる。スイッチ機構は、立体的な形状によりキーの存在が明確に認識でき、キーを押した感触により入力操作をなしたことが確認できるという利点がある。このような従来のスイッチ機構の操作感を維持するとともに、画像に応じた光によってユーザインターフェースのデザインに自由度を持たせることが可能となる。なお、操作部80は、全面を透明部材により構成する場合に限られず、少なくともメンブレンスイッチ81の部分を透明部材により構成すればよい。これにより、メンブレンスイッチ81の表面に表示される画像を確認しながら入力操作を行うことができる。メンブレンスイッチ81は必ずしも透明部材で構成されていなくても良く、光を透過させる透光性部材であれば良い。
メンブレンスイッチは、図10に示す構成に限られず、透明電極層の接続及び絶縁により押圧の有無を認識可能であれば良い。例えば、図11に示すメンブレンスイッチ90は、上記の表面シート89の機能と第1接点シート83の機能とを兼ね備える表面接点シート91を有する。表面接点シート91は、例えば透明樹脂部材中にITOを分散させて構成できる。第1導電部94は、表面接点シート91のうちドーム形状部分の裏面に設けられている。裏面シート88の上には、接点シート93が設けられている。第2導電部95は、接点シート93の上面のうちメンブレンスイッチ90部分に形成されている。
絶縁体であるスペーサ82は、表面接点シート91及び接点シート93の間であって、メンブレンスイッチ90以外の部分に設けられている。図11にて図示する各部も、図10に示す各部と同様に、いずれも透明部材により構成されている。メンブレンスイッチ90の押圧により第1導電部94及び第2導電部95が接触することにより、表面接点シート91及び接点シート93は電気的に接続される。メンブレンスイッチ90の押圧を停止することにより、表面接点シート91及び接点シート93の接続は切断される。図11で説明するメンブレンスイッチ90を用いる場合も、画像に応じた光を出射させ、かつ入力のための操作を行うことができる。なお、図11にて図示する各部も、図10に示す各部と同様に、必ずしも透明部材で構成されていなくても良く、光を透過させる透光性部材であれば良い。
図12は、本実施例の変形例に係る入力装置について説明するものであって、操作部100の一部平面構成を示す。本変形例は、スイッチ機構であるプッシュ式スイッチ101を備えることを特徴とする。操作部100は、一又は複数のプッシュ式スイッチ101が設けられたスイッチパネルである。
図13は、操作部100の要部断面構成を示す。プッシュ式スイッチ101は、内部に空間を持たせた台形形状を有する。プッシュ式スイッチ101は、押圧しても台形形状が変形しない程度強固かつ透明な部材、例えば透明プラスチックにより形成されている。プッシュ式スイッチ101のうち台形形状の上面Sは、投写エンジン部11(図2参照)からの光を出射させる出射面である。プッシュ式スイッチ101の上面Sには、光の輝度分布を調整するスクリーン部102が設けられている。なお、プッシュ式スイッチ101自体をスクリーン部として機能させても良い。また、プッシュ式スイッチ101は必ずしも透明な部材で構成されていなくても良く、光を透過させる透光性部材であれば良い。
プッシュ式スイッチ101の外縁部には、メカ部103が形成されている。メカ部103は、バネや可動接点(いずれも不図示)を備える。バネは、プッシュ式スイッチ101を押圧した状態から元の状態へ復元させる。プッシュ式スイッチ101が押されていないときは、プッシュ式スイッチ101側の可動接点と、メカ部103側に設けられた不図示の固定接点との接続が切断されている。プッシュ式スイッチ101が押されることにより、可動接点と固定接点とが接続される。可動接点と固定接点とが接続されることにより、入力装置へ情報が入力される。
操作部100の表面のうちメカ部103に対応する部分には、遮光部104が設けられている。遮光部104は、操作部100のうちメカ部103へ入射した光を遮光する。本変形例では、操作部100のうちプッシュ式スイッチ101の部分のみにおいて画像を表示する。遮光部104を設けることにより、メカ部103における光の散乱を防止し、表示の視認性を向上させることができる。本変形例の場合も、画像に応じた光を出射させ、かつ入力のための操作を行うことができる。
なお、本変形例において、プッシュ式スイッチ101を押すことにより投写エンジン部11(図2参照)から出射面Sまでの距離が変化することとなる。投写距離に対して出射面Sの変位量は僅かであるから、画像の焦点深度が確保されている限りプッシュ式スイッチ101を押している間も画像を表示することが可能である。本変形例のみならず、メンブレンスイッチを用いる上記の構成の場合も同様に、画像の焦点深度が確保されている限りメンブレンスイッチを押している間も画像を表示することができる。
図12に示すように、操作部100は、プッシュ式スイッチ101における表示を切り換えることが可能である。ユーザは、表示が切り換えられるごとに情報の選択を行うことができる。これにより、入力可能な情報量を増加させることができる。なお、メンブレンスイッチ81を備える操作部80(図9参照)の場合も、メンブレンスイッチ81における表示を切り換えることにより、入力可能な情報量を増加させることができる。
操作部に用いるスイッチ機構は、メンブレンスイッチ81、90、プッシュ式スイッチ101に限られず、従来用いられる他のスイッチとしても良い。例えば、ダイヤル等の回転可能に形成された部位を用いて情報を選択する構成としても良い。従来のスイッチ機構を用いることで、従来品と同様の操作感を得ることができる。本実施例によると、従来のスイッチ機構の操作感を維持するとともに、画像に応じた光によってユーザインターフェースのデザインに自由度を持たせることが可能となる。
以上のように、本発明に係る入力装置は、画像を表示するとともに入力操作を受け付ける場合に適している。
10 入力装置、11 投写エンジン部、12 投写レンズ、13 反射部、15 タッチパネル、16 スクリーン部、17 筐体、S 出射面、20R R光用LED、20G G光用LED、20B B光用LED、21 コリメータレンズ、22R R光用空間光変調装置、22G G光用空間光変調装置、22B B光用空間光変調装置、23 クロスダイクロイックプリズム、24 第1ダイクロイック膜、25 第2ダイクロイック膜、31 第1透明電極層、32 ガラス基板、33 第2透明電極層、34 電極、35 保護膜、41 コントローラ、42 CPU、43 ROM、44 RAM、45 配線、46 コネクタ、50 キー、60 入力装置、61 バックライト、62 液晶パネル、63 タッチパネル、70 タッチパネル、71 ガラス基板、72 第1透明電極層、73 両面粘着部材、74 第2透明電極層、75 フィルム層、76 ハードコート膜、77 スペーサ、80 操作部、81 メンブレンスイッチ、82 第1スペーサ、83 第1接点シート、84 第1導電部、85 第2導電部、86 第2スペーサ、87 第2接点シート、88 裏面シート、89 表面シート、90 メンブレンスイッチ、91 表面接点シート、93 接点シート、94 第1導電部、95 第2導電部、100 操作部、101 プッシュ式スイッチ、102 スクリーン部、103 メカ部、104 遮光部
Claims (10)
- 画像に応じた光を投写する投写エンジン部と、
前記投写エンジン部からの光が入射する位置に設けられ、入力のための操作を受け付ける操作部と、を有し、
前記操作部は、前記投写エンジン部からの光を出射させる出射面を備え、
前記投写エンジン部は、前記出射面において前記画像を表示させることを特徴とする入力装置。 - 前記操作部は、前記投写エンジン部からの光を透過させる透光性部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
- 前記出射面に設けられたスクリーン部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の入力装置。
- 前記操作部は、タッチパネルを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の入力装置。
- 前記操作部は、スイッチ機構を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の入力装置。
- 前記スイッチ機構は、メンブレンスイッチを備えることを特徴とする請求項5に記載の入力装置。
- 前記スイッチ機構は、プッシュ式スイッチを備えることを特徴とする請求項5に記載の入力装置。
- 反射により前記投写エンジン部からの光を前記操作部の方向へ折り曲げる反射部を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の入力装置。
- 前記投写エンジン部は、光を供給する発光ダイオード素子を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の入力装置。
- 前記投写エンジン部は、画像信号に応じて光を変調する空間光変調装置を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の入力装置。
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- 2006-08-01 JP JP2006209509A patent/JP2008040514A/ja not_active Withdrawn
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