JP2008038575A - 引き戸停止装置及び自動戻り引き戸 - Google Patents

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Abstract

【目的】本発明は引き戸を任意の位置にロックできる引き戸停止装置及び引き戸停止装置付き自動戻り引き戸の提供にある。
【構成】本発明の引き戸停止装置は加速度で動き可能に設けられた検出体により動かされまたは動き補助されるロック部材で引き戸をロックするため自動で引き戸を任意の位置にロックすることが可能になった。
【選択図】図7

Description

本発明は引き戸停止装置及び引き戸停止装置付き自動戻り引き戸に関するものである。
従来において自動戻り引き戸は公知である。
ところが従来は任意の位置に引き戸をロックできる引き戸停止装置付き自動戻り引き戸はなかった。
発明が解決しようとする課題
本発明は以上の従来の課題を解決し引き戸を任意の位置にロックできる引き戸停止装置及び引き戸停止装置付き自動戻り引き戸の提供にある。
課題を解決するための手段
本発明は以上の目的達成のために加速度で動き可能に設けられた検出体により動かされまたは動き補助されるロック部材で引き戸をロックする引き戸停止装置を提案するものである。
また本発明の他の目的は引き戸停止装置付き自動戻り引き戸を提案するものである。
発明の効果
本発明の引き戸停止装置の効果は次の通りである。
本発明の引き戸停止装置は加速度で動き可能に設けられた検出体により動かされまたは動き補助されるロック部材で引き戸をロックするため自動で引き戸を任意の位置にロックすることが可能になった。
以下本発明の引き戸停止装置及び引き戸停止装置付き自動戻り引き戸を図面に示す実施例に従って説明する。
図1及びその拡大図である図2と図3は本発明の自動戻り引き戸を示し、該自動戻り引き戸はレ−ル体(1)の上方の収納部(1a)(図4参照)に収納されたシリンダ−装置(3)を有する。
該シリンダ−装置(3)のシリンダ−(31)には図2に示す様にピストン(32)を押すばね(4)が装着される。
ばね(4)はラック等の直線動き手段を動かしその直線動き手段により駆動車を回動させるものである。
すなわちばね(4)で動かされるピストン(32)のロッド(33)にはラック(5)が固定され、該ラック(5)はピニオン(6)及びギア(7)を介して駆動車(8)を回動させるものである。
駆動車(8)に掛けられた(滑らない様に複数回巻付けて掛けることが望ましい)ワイヤ−等巻掛け伝動手段(10)は引き戸(2)に連結され、その結果引き戸(2)は図5に示す様にばね(4)が圧縮された状態から図2の伸びた状態に戻る該ばね(4)の力により戻されることになる。
シリンダ−(31)内に装着されたばね(4)の力でラック(5)等の直線動き手段は戻る際に前記シリンダ−(31)内の空気の圧縮抵抗により緩衝されながら動くことになる。
すなわち図6に示す様にシリンダ−(31)の端部には孔(35)を塞ぐ逆止弁(34)が設けられ、該逆止弁(34)はばね(4)を圧縮する方向のピストン(32)の動きには空気の流れを妨げず逆にばね(4)が伸びる方向のピストン(32)の動きには空気の流れを遮断するものである。
以上の逆止弁(34)が設けられた場合にはばね(4)の力で動くラック(5)等の直線動き手段により駆動車(8)が回動しワイヤ−等巻掛け伝動手段(10)を介して引き戸(2)が戻される際にシリンダ−(31)内の空気の圧縮抵抗により緩衝されながら戻る(ピストン(32)とシリンダ−(31)の間のわずかな隙間の空気の流れによりゆっくり戻る)ことになる。
但し逆止弁(34)をピストンの左右両室の間に設けオイルをシリンダ−(31)内に入れたオイルダンパ−にしてもよく、その場合にはオイルの抵抗により緩衝されることになる。
次に図1に示す様にワイヤ−等巻掛け伝動手段(10)はレ−ル体(1)の左右両端部に設けられた滑車(9a)、(9b)を介して引き戸(2)に左右両方向から連結されているが、その理由は引き戸(2)の左右いずれの動きにも駆動車(8)を対応して回動させるためである。
駆動車(8)を用いる利点のひとつは引き戸(2)に左右両方向から連結できて引き戸(2)の動きを確実にばね(4)に伝えられることにある。
但し引き戸(2)を引っ張る方向についてのみ(一方向についてのみ)ワイヤ−等巻掛け伝動手段(10)を連結してもよい、その場合には引き戸(2)の戻る動きは使用者によらずワイヤ−等巻掛け伝動手段(10)のみによるものとすればよい。
また引き戸(2)は図2及び図4に示す様に吊りロ−ラ−(2a)(2b)によりレ−ル体(1)のレ−ル部(1b)に吊り下げ支持されている。
次に(以上に説明した本発明の引き戸を含めて)あらゆる引き戸について適用可能な本発明の引き戸停止装置について説明する。
すなわち本発明の引き戸停止装置は引き戸に取り付けまたは設けられた収納室と、該収納室に引き戸の加速度でその安定位置から動き可能に設けられた検出体と、該検出体により動かされまたは動き補助されその安定位置から動いた際にレ−ルに当接して引き戸をロックするロック部材とからなるものである。
本発明の引き戸停止装置は自動戻りでない通常の(開け閉めを人がする)引き戸についても適用可能である。
通常の(開け閉めを人がする)引き戸に本発明の引き戸停止装置を用いた場合には速過ぎる閉じ方をすればロックされる(その結果開け閉めを静かにすることになるから大きな音が防止される)という利点がある。
本発明の引き戸停止装置の実施例を図2に示すが、引き戸停止装置(12)は引き戸(2)の上端部に装着され図7に詳細を示す様に底面(14)が傾斜した収納室(13)に収納されたロック部材(15)を有する。
ここで底面(14)の傾斜は緩い傾斜部Aときつい傾斜部Bからなり、緩しい傾斜部A側には検出体(17)が及びきつい傾斜部B側にはロック部材(15)が収納される。
前記ロック部材(15)は樹脂ロ−ラ−等が用いられロック部材として機能するものであり、傾斜した底面(14)をその安定位置から上昇すれば引き戸(2)とレ−ル体(1)のレ−ル部(1b)の間に挾まり引き戸(2)をロックするものである。
ここで引き戸(2)の戻る動きの加速度を検出するために収納室(13)には加速度で動き可能な検出体(17)が設けられる。
該検出体(17)は鋼球等が用いられ底面(14)の緩い傾斜部A側に設けられるためわずかな加速度でもその安定位置から動き可能である。
またきつい傾斜部B側のロック部材(15)は引き戸(2)の加速度により自ら動くものが図示されており、従って自ら動くのみならず検出体(17)に押されこれにより動き補助される。
検出体(17)が鋼球及びロック部材(15)が樹脂ロ−ラ−の場合にはロック部材(15)を押す力が十分確保される。
引き戸(2)を使用者が開いてすぐに(ゆっくりでなく)手を離すと図7の状態の引き戸(2)は急に閉じる方向(図7の左方向)の動きに変わるから加速度が生じ図8に示す様に自ら動くのみならず検出体(17)に押されてロック部材(15)が傾斜した底面(14)から上昇しレ−ル部(1b)に当接して引き戸(2)がロックされその開いた位置で引き戸(2)は開いたままとなる。
引き戸(2)がロックされると検出体(17)は図9に示す様に底面(14)の傾斜によりその安定位置に戻るが、ロック部材(15)はレ−ル部(1b)と底面(14)の間に挾まったままである。
この状態で開いたままの引き戸(2)を閉じるには使用者は該引き戸(2)をすこし開く(図9の右方向に引き戸(2)をすこし押す)操作をする。
これにより挾まっていたロック部材(15)は解除されて底面(14)の傾斜により図9の左方向に転がり開始する、一方該引き戸(2)はロック解除されて閉じる方向(図9の左方向)に動き始めるから加速度が生じ検出体(17)は図9の右方向に転がり開始する。
この結果ロック部材(15)と検出体(17)は図10に示す様に底面(14)の途中で衝突する。
これによりロック部材(15)はその運動エネルギ−を失い衝突位置からはね返って大きく底面(14)の傾斜を逆進して上昇することはない。
これは使用者が該引き戸(2)を解除して(すこし開く操作をして)引き戸(2)が閉じ始めてもロック部材(15)が引き戸(2)を再ロックしてしまうという問題が生じないことを意味する。
以上で明らかな通り再ロックの防止はロック部材(15)がそれとは別体の検出体(17)により動かされまたは動き補助されることによるのである。
また検出体(17)は底面(14)の緩い傾斜部A側に設けられわずかな加速度で動き可能にされる、一方ロック部材(15)はきつい傾斜部B側に設けられ上下方向の移動が大きく確保されているため上昇してレ−ル部(1b)と底面(14)の間に容易に挾まることが可能になっている。
以上の実施例に示した本発明の自動戻り引き戸の作用は次の通り。
すなわち引き戸(2)は図1及び図2に示した状態が閉じた状態とすれば、その状態から使用者は引き戸(2)を右方向に引いて開く。
その際にワイヤ−等巻掛け伝動手段(10)は引き戸(2)に引っ張られ駆動車(8)は回動する。
これによりギア(7)及びピニオン(6)が回転しラック(5)が押されてピストン(32)が右方向に動く。
これにより図6に示す様にばね(4)が圧縮されていくが、その際に逆止弁(34)が孔(35)から(空気の流れにより)離れるためピストン(32)は空気の抵抗を受けない。
すなわち使用者の引き戸(2)を開く操作はばね(4)の抵抗だけで軽く行なわれ該ばね(4)は圧縮されていく。
使用者が引き戸(2)開いてその反対側へと通過した後引き戸(2)から手を離せば引き戸(2)はばね(4)の力によりワイヤ−等巻掛け伝動手段(10)を介して閉じられる。
その際には逆止弁(34)が孔(35)を塞ぐためピストン(32)は空気の抵抗を受ける。
すなわちピストン(32)とシリンダ−(31)の間のわずかな隙間の空気の流れによりピストン(32)はゆっくり戻り引き戸(2)はゆっくり閉じられていく。
ここで引き戸(2)を使用者が開いてすぐに(ゆっくりでなく)手を離すと図7の状態の引き戸(2)は急に閉じる方向(図7の左方向)の動きに変わるから加速度が生じ図8に示す様に自ら動くのみならず検出体(17)に押されてロック部材(15)が傾斜した底面(14)から上昇しレ−ル部(1b)に当接して引き戸(2)がロックされその開いた位置で引き戸(2)は開いたままとなる。
引き戸(2)がロックされると検出体(17)は図9に示す様に底面(14)の傾斜によりその安定位置に戻るが、ロック部材(15)はレ−ル部(1b)と底面(14)の間に挾まったままである。
この状態で開いたままの引き戸(2)を閉じるには使用者は該引き戸(2)をすこし開く(図9の右方向に引き戸(2)をすこし押す)操作をする。
これにより挾まっていたロック部材(15)は解除されて底面(14)の傾斜により図9の左方向に転がり開始する、一方該引き戸(2)はロック解除されて閉じる方向(図9の左方向)に動き始めるから加速度が生じ検出体(17)は図9の右方向に転がり開始する。
この結果ロック部材(15)と検出体(17)は図10に示す様に底面(14)の途中で衝突する。
これによりロック部材(15)はその運動エネルギ−を失い衝突位置からはね返って大きく底面(14)の傾斜を逆進して上昇することはない。
これは使用者が該引き戸(2)を解除して(すこし開く操作をして)引き戸(2)が閉じ始めてもロック部材(15)が引き戸(2)を再ロックしてしまうという問題が生じない。
本発明の自動戻り引き戸の正面断面図 図1の左部分の拡大正面断面図 図2の断面平面図 図2のA−A断面図 図1の引き戸を使用者が右方向に引いた状態の正面断面図 本発明のシリンダ−装置の一部断面正面図 本発明の引き戸停止装置の正面断面図 図7の引き戸停止装置の作動説明図 図7の引き戸停止装置の作動説明図 図7の引き戸停止装置の作動説明図
符号の説明
1 レ−ル体
1a 収納部
1b レ−ル部
2 引き戸
2a 吊りロ−ラ−
2b 吊りロ−ラ−
3 シリンダ−装置
31 シリンダ−
32 ピストン
33 ロッド
34 逆止弁
35 孔
4 ばね
5 ラック
6 ピニオン
7 ギア
8 駆動車
9a 滑車
9b 滑車
10 ワイヤ−等巻掛け伝動手段
12 引き戸停止装置
13 収納室
14 底面
15 ロック部材
17 検出体

Claims (3)

  1. 引き戸に取り付けまたは設けられた収納室と、該収納室に引き戸の加速度でその安定位置から動き可能に設けられた検出体と、該検出体により動かされまたは動き補助されその安定位置から動いた際にレ−ルに当接して引き戸をロックするロック部材とからなる引き戸停止装置
  2. ばねの力で戻される引き戸と、該引き戸に取り付けまたは設けられた請求項1の引き戸停止装置とからなる引き戸停止装置付き自動戻り引き戸
  3. 戻る方向に緩衝されながらばねの力で戻される引き戸と、該引き戸に取り付けまたは設けられた請求項1の引き戸停止装置とからなる引き戸停止装置付き自動戻り引き戸
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101504509B1 (ko) 2014-11-14 2015-03-20 주식회사 우정유빅스엔지니어링종합감리전문회사 건축물 도어의 급격한 문 닫힘 충격 완충구조
WO2020050789A3 (en) * 2018-09-03 2020-08-20 Celikform Gestamp Otomotiv Anonim Sirketi Locking mechanism with additional damping mechanism

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