JP2008035070A - 画像記録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】出入口を通行する入退者を撮像した画像データの管理をより効率的に行うことができる画像記録システムを提供する。
【解決手段】記憶手段(所属情報格納テーブル57a等)は、RFID付帯物(RFIDカード1等)のID情報と出入口の通行可否情報を含む所定の情報(所属情報等)とを対応付けて記憶し、抽出手段(抽出プログラム58a等)は人体検知装置3により入退者が検知され且つRFID受信手段(リーダライタ2)によりID情報が受信された場合に所定の情報を記憶手段から抽出し、判断手段(判断プログラム58b等)は抽出手段により抽出された通行可否情報に基づいて出入口の通行可否を判断し、撮像制御手段(撮像制御プログラム58c等)は撮像装置による撮像動作を制御し、画像記録手段(画像記録プログラム58d等)は画像データを、抽出手段により抽出された所定の情報と対応付けて記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、取得した画像データを記録する画像記録システムに関する。
近年、非接触型の識別技術であるRFID(Radio Frequency Identification)システムを用いた様々なセキュリティシステムが開発されている。
例えば、特許文献1には、RFIDと赤外線センサを組み合わせた入退場者の管理システムにおいて、通行許可IDのないRFIDタグを持つ者やRFIDタグを持たない者が入退場しようとした場合には、侵入検知器が作動して、警報やゲートの閉鎖、カメラによる撮影等を行い、その入退場を自動的に阻止することにより、許可者と非許可者が混在する場合においても、施設への入退場を正確に管理することができる技術が開示されている。
また、特許文献2には、RFID受信器と人感センサーとを組み合わされて設置し、人感センサーから信号を受信した際に、RFID受信器により識別信号を受信しない場合及び受信した識別信号が登録識別信号と一致しない場合に異常と判定し、緊急時録画装置による録画を開始するとともに、常時録画装置が録画した映像を取り込むことにより緊急録画装置が録画を開始した時より、一定時間前から遡及して録画することを可能とするセキュリティシステムが開示されている。
特開2002−334382号公報 特開2005−310066号公報
しかしながら、上記特許文献2におけるセキュリティシステムにおいては、不許可IDのRFIDタグを持つ者やRFIDタグを持たない者を単に撮像して画像データを記録するだけなので、撮像後の画像データの管理が難しいという問題があった。具体的には、例えば、入退者の画像データを記録する入退場者監視システムにおいて、入退者が携帯するRFIDタグのID情報に基づく詳細な個人情報に応じて、取得した画像データとともに入退場管理を細かく行うことはできないという問題があった。また、例えば、盗難者の画像データを記録する盗難防止システムにおいて、通行者が手にした物品に付されたRFIDタグのID情報に基づくより詳細な物品情報に応じて、取得した画像データとともに盗難された物品の物品管理を細かく行うことはできないという問題があった。
本発明の課題は、出入口を通行する入退者を撮像した画像データの管理をより効率的に行うことができる画像記録システムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、画像記録システムにおいて、入退者により携帯されたRFID付帯物のID情報と、出入口の通行可否情報を含む入退者の所属情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記出入口に設けられ、人体を検知する人体検知装置と、
前記出入口に設けられ、入退者を撮像して画像データを取得する撮像装置と、
前記出入口に設けられ、入退者が携帯する前記RFID付帯物から発信されるID情報を受信するRFID受信手段と、
前記人体検知装置により入退者が検知され且つRFID受信手段により前記ID情報が受信された場合に、前記RFID受信手段により受信された前記ID情報に対応付けられた前記所属情報を、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記所属情報に含まれる通行可否情報に基づいて、前記出入口の通行可否を判断する判断手段と、
前記判断手段による判断結果により、前記撮像装置による撮像動作を制御する撮像制御手段と、
前記撮像装置による撮像により取得された画像データを、前記抽出手段により抽出された前記所属情報と対応付けて記録する画像記録手段と、
を備え、
前記撮像制御手段は、
前記判断手段により前記出入口の通行が可であると判断された場合に、前記撮像装置に第1解像度で且つ第1時間の撮像を行わせ、前記判断手段により前記出入口の通行が不可であると判断された場合に、前記撮像装置に前記第1解像度よりも高解像度の第2解像度で且つ前記第1時間よりも長時間の第2時間の撮像を行わせることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、画像記録システムにおいて、物品に付されたRFID付帯物のID情報と、物品の名称、物品のカテゴリー情報、物品の陳列エリアに関する情報及び出入口の通行可否情報を含む前記物品の物品情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記出入口に設けられ、人体を検知する人体検知装置と、
前記出入口に設けられ、入退者を撮像して画像データを取得する撮像装置と、
前記出入口に設けられ、入退者とともに通過する物品に付された前記RFID付帯物から発信されるID情報を受信するRFID受信手段と、
前記人体検知装置により入退者が検知され且つRFID受信手段により前記ID情報が受信された場合に、前記RFID受信手段により受信された前記ID情報に対応付けられた前記物品情報を、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記物品情報に含まれる通行可否情報に基づいて、前記出入口の通行可否を判断する判断手段と、
前記判断手段により前記出入口の通行が不可であると判断された場合に、前記撮像装置による撮像を行うとともに、前記判断手段により前記出入口の通行が可であると判断された場合に、前記撮像装置による撮像を行わない制御を行う撮像制御手段と、
前記撮像装置による撮像により取得された画像データを、前記抽出手段により抽出された前記物品情報と対応付けて記録する画像記録手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、画像記録システムにおいて、RFID付帯物のID情報と、出入口の通行可否情報を含む所定の情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記出入口に設けられ、人体を検知する人体検知装置と、
前記出入口に設けられ、入退者を撮像して画像データを取得する撮像装置と、
前記出入口に設けられ、入退者とともに通過する前記RFID付帯物から発信されるID情報を受信するRFID受信手段と、
前記人体検知装置により入退者が検知され且つRFID受信手段により前記ID情報が受信された場合に、前記RFID受信手段により受信された前記ID情報に対応付けられた前記所定の情報を、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記所定の情報に含まれる通行可否情報に基づいて、前記出入口の通行可否を判断する判断手段と、
前記判断手段による判断結果により、前記撮像装置による撮像動作を制御する撮像制御手段と、
前記撮像装置による撮像により取得された画像データを、前記抽出手段により抽出された前記所定の情報と対応付けて記録する画像記録手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像記録システムにおいて、前記撮像制御手段は、
前記判断手段により、前記出入口の通行が不可であると判断された場合に、前記撮像装置による撮像を行うとともに、前記判断手段により、前記出入口の通行が可であると判断された場合に、前記撮像装置による撮像を行わない制御を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の画像記録システムにおいて、前記撮像制御手段は、
前記判断手段により前記出入口の通行が可であると判断された場合に、前記撮像装置に第1解像度で撮像を行わせ、前記判断手段により前記出入口の通行が不可であると判断された場合に、前記撮像装置に前記第1解像度よりも高解像度の第2解像度で撮像を行わせることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5の何れか一項に記載の画像記録システムにおいて、前記撮像制御手段は、
前記抽出手段により抽出された前記所定の情報に応じて、前記撮像装置による撮像時間を変更することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項3〜6の何れか一項に記載の画像記録システムにおいて、前記RFID付帯物は、入退者により携帯され、
前記所定の情報は、前記入退者の所属情報であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項3〜6の何れか一項に記載の画像記録システムにおいて、前記RFID付帯物は、物品に付され、
前記所定の情報は、物品の名称、物品のカテゴリー情報、物品の陳列エリアに関する情報を含む前記物品の物品情報であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、記憶手段により、入退者により携帯されたRFID付帯物のID情報と、出入口の通行可否情報を含む入退者の所属情報とが対応付けて記憶され、出入口に設けられた人体検知装置により、人体が検知され、出入口に設けられた撮像装置により、入退者が撮像されて画像データが取得され、出入口に設けられたRFID受信手段により、入退者が携帯するRFID付帯物から発信されるID情報が受信される。そして、抽出手段により、人体検知装置により入退者が検知され且つRFID受信手段によりID情報が受信された場合に、RFID受信手段により受信されたID情報に対応付けられた所属情報が、記憶手段から抽出され、判断手段により、抽出手段により抽出された所属情報に含まれる通行可否情報に基づいて、出入口の通行可否が判断され、撮像制御手段により、判断手段による判断結果により、撮像装置による撮像動作が制御され、画像記録手段により、撮像装置による撮像により取得された画像データが、抽出手段により抽出された所属情報と対応付けて記録される。また、撮像制御手段により、判断手段により出入口の通行が可であると判断された場合に、撮像装置により、第1解像度で且つ第1時間の撮像が行われ、判断手段により出入口の通行が不可であると判断された場合に、撮像装置により、第1解像度よりも高解像度の第2解像度で且つ第1時間よりも長時間の第2時間の撮像が行われる。
したがって、出入口を通行する入退者を撮像した画像データを入退者の所属情報別に管理する等、より詳細な管理を効率的に行うことができる画像記録システムを提供することができる。また、出入口を通行した入退者を所属情報別に管理することができ、通行監視システムの向上を図ることができる。
また、出入口の通行が不許可の場合のみに鮮明且つ長時間の画像データを得ることができ、管理を行う側の時間的、金銭的負担を軽減させて、システムの省力化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、記憶手段により、物品に付されたRFID付帯物のID情報と、出入口の通行可否情報を含む物品の名称、物品のカテゴリー情報、物品の陳列エリアに関する情報である物品情報とが対応付けて記憶され、出入口に設けられた人体検知装置により人体が検知され、出入口に設けられた撮像装置により入退者が撮像される。また、出入口に設けられたRFID受信手段により、入退者が携帯するRFID付帯物から発信されるID情報が受信され、抽出手段により、人体検知装置により入退者が検知され且つRFID受信手段によりID情報が受信された場合に、RFID受信手段により受信されたID情報に対応付けられた物品情報が、記憶手段から抽出され、判断手段によって、抽出手段により抽出された物品情報に含まれる通行可否情報に基づいて、出入口の通行可否が判断される。そして、撮像制御手段によって、判断手段により出入口の通行が不可であると判断された場合に、撮像装置による撮像を行うとともに、判断手段により出入口の通行が可であると判断された場合に、撮像装置による撮像を行わない制御が行われ、画像記録手段により、撮像装置による撮像により取得された画像データが、抽出手段により抽出された物品情報と対応付けて記録される。
したがって、物品の名称、物品のカテゴリー情報、物品の陳列エリアに関する情報である物品情報別に、出入口を通行する入退者を撮像した画像データを管理することができる等、より詳細な管理を効率的に行うことができる画像記録システムを提供することができる。また、例えば、判断手段により出入口の通行が不可であると判断された場合には、当該物品が盗難されたと判断されることとなり、盗難物品を、物品別、物品のカテゴリー別、物品の陳列エリア別に管理することができ、盗難防止システムの向上を図ることができる。さらに、通行が不許可の物品を所持する入退者が通行した場合のみ撮像が行われることとなって、管理を行う側の時間的、金銭的負担を軽減させ、システムの省力化を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、記憶手段により、RFID付帯物のID情報と、出入口の通行可否情報を含む所定の情報とが対応付けて記憶され、出入口に設けられた人体検知装置により人体が検知され、出入口に設けられた撮像装置により入退者が撮像されて、画像データが取得される。また、出入口に設けられたRFID受信手段により、入退者が携帯するRFID付帯物から発信されるID情報が受信され、抽出手段によって、人体検知装置により入退者が検知され且つRFID受信手段によりID情報が受信された場合に、RFID受信手段により受信されたID情報に対応付けられた所定の情報が、記憶手段から抽出され、判断手段によって、抽出手段により抽出された所定の情報に含まれる通行可否情報に基づいて、出入口の通行可否が判断される。そして、撮像制御手段により、判断手段による判断結果によって撮像装置による撮像動作が制御され、画像記録手段により、撮像装置による撮像により取得された画像データが、抽出手段により抽出された所定の情報と対応付けて記録される。したがって、入退者が携帯するRFID付帯物のID情報に対応付けられた所定の情報と、撮像した画像データとを、互いに対応付けて管理することができることとなって、出入口を通行する入退者を撮像した画像データの管理をより効率的に行うことができる画像記録システムを提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、撮像制御手段により、判断手段によって出入口の通行が不可であると判断された場合に、撮像装置による撮像を行うとともに、判断手段によって出入口の通行が可であると判断された場合に、撮像装置による撮像を行わない制御が行われる。
したがって、出入口の通行が不許可の場合のみ撮像が行われることとなって、管理を行う側の時間的、金銭的負担を軽減させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、撮像制御手段により、判断手段により出入口の通行が可であると判断された場合に、撮像装置により第1解像度で撮像が行われ、判断手段により出入口の通行が不可であると判断された場合に、撮像装置により第1解像度よりも高解像度の第2解像度で撮像が行われる。
したがって出入口の通行が不許可の場合のみ高解像度での撮像が行われることとなって、管理を行う側の時間的、金銭的負担を軽減させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項3〜5の何れか一項に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、撮像制御手段により、抽出手段によって抽出された所定の情報に応じて、撮像装置による撮像時間が変更される。したがって、出入口の通行が不許可の場合のみ長時間の撮像を行う場合には、管理を行う側の時間的、金銭的負担を軽減させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項3〜6の何れか一項に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、RFID付帯物は、入退者により携帯されており、所定の情報は、入退者の所属情報である。したがって、入退者の所属情報に応じて、より詳細な管理を行うことが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項3〜6の何れか一項に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、RFID付帯物は、物品に付されており、所定の情報は、物品の名称、物品のカテゴリー情報、物品の陳列エリアに関する情報である物品情報である。したがって、盗難された物品を、物品の名称、物品のカテゴリー、物品の陳列エリアに基づいてより詳細に管理することができ、盗難防止システムの向上を図ることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜4を参照して、本発明を適用した実施形態1について詳細に説明する。
本実施形態では、画像記録システムとして、出入口における入退者の通行を監視する通行監視システム100について説明する。
まず、本発明に係る通行監視システム100について、図1を参照しながら説明する。
本実施形態の通行監視システム100は、図1に示すように、RFID(Radio frequency Identification)付帯物としてのRFIDカード1、リーダライタ(RFID受信手段)2、人体検知装置3、撮像装置4、管理装置5等を備えて構成されている。リーダライタ2、人体検知装置3、撮像装置4は部屋や建物等の出入口に配置され、出入口ユニットUを構成している。また、RFIDカード1とリーダライタ2は、非接触方式で無線接続されており、リーダライタ2、人体検知装置3、撮像装置4のそれぞれは、管理装置5とケーブルC1〜C3により接続されている。
この通行監視システム100では、入退者が携帯するRFIDカード1のID情報を出入口に配置された出入口ユニットUのリーダライタ2により読み取り、管理装置5において、読み取ったID情報に対応付けられた所属情報(所定の情報)に含まれる通行可否情報に基づいて通行の可否を判断する。そして、判断結果に基づいて出入口ユニットUの撮像装置4を制御して入退者の画像データを取得し、取得した画像データを、管理装置5において所属情報と対応付けて記録するようになっている。
このような通行監視システム100によれば、入退者の画像データを入退者の所属別に記録することができるので、より詳細な管理を行うことが可能となり、通行監視システム100の向上を図ることができる。また、通行が不可とされた入退者が通行した場合のみ、高解像度且つ長時間の画像データが取得されることとなって、管理を行う側の時間的、金銭的負担を軽減させ、システムの省力化を図ることができる。
ここで、所属情報とは、例えば、企業内における所属店舗や、所属部署、身長であるが、所属情報はこれに限られることなく、性別、年齢、体重、所在地、国籍、学校、学部等、人を区分することができる何らかのカテゴリー情報であれば良い。
(RFIDカードの構成)
まず、RFIDカード1の構成について説明する。
RFIDカード1は、不揮発性のメモリ15(例えば、EEP−ROM等)と制御回路14とからなるICチップと超小型アンテナ11を内蔵した微小なタグであり、リーダライタ2により非接触方式での電子情報の読み取り及び書き込みを可能とするものである。 具体的には、RFIDカード1は、アンテナ11、送受信回路12、電源回路13、制御回路14、メモリ15等を備えて構成されている。
アンテナ11は、コイルアンテナを備え、リーダライタ2から送信された電波信号を受信し、受信した信号を送受信回路12に出力する。また、送受信回路12からの入力信号をリーダライタ2に送信する。
送受信回路12は、アンテナ11からの入力信号を復調して制御回路14に出力する。また、制御回路14からの入力信号を変調増幅し、アンテナ11に出力する。
電源回路13は、アンテナ11を介してリーダライタ2から受信した電波を電圧に変換し、RFIDカード1の各部の電源供給を行う。
制御回路14は、送受信回路12からの入力信号に応じて、メモリ15への情報の書き込み動作を行う。また、制御回路14は、メモリ15に記録された情報の読み出しを行い、読み出した情報(信号)の変調増幅を指示する信号を送受信回路12に出力する。
メモリ15は、当該RFIDカード1に固有のID情報を記憶している。
(リーダライタの構成)
次に、リーダライタ2の構成について説明する。
リーダライタ2は、アンテナ21、送受信回路22、制御回路23、I/F(Interface)24等を備えて成り、出入口に配置され、出入口ユニットUの一部を構成している。
アンテナ21は、RFIDカード1から発信された電波信号を受信し、受信した信号を送受信回路22に出力する。また、送受信回路22からの入力信号をRFIDカード1に送信する。
送受信回路22は、アンテナ21からの入力信号を復調して制御回路23に出力する。また、制御回路23からの入力信号を変調増幅し、アンテナ21に出力する。
制御回路23は、送受信回路22からの入力信号を管理装置5に送信するよう指示する指示信号をI/F24に出力する。また、I/F24を介して管理装置5から入力されたRFIDカード1に送信する信号の変調増幅を指示する信号を送受信回路22に出力する。
I/F24は、管理装置5と情報の送受信を行うためのインターフェースであり、RFIDカード1から受信したID情報のデータを、ケーブルC1を介して管理装置5に送信するとともに、管理装置5から送信される各種制御信号を受信する。
(人体検知装置の構成)
次に、人体検知装置3の構成について説明する。
人体検知装置3は、例えば、赤外線受光式を採用しており、レンズ等の光学素子31、焦電素子32、制御回路33、I/F34等を備えて成り、出入口に配置され、出入口ユニットUの一部を構成している。
具体的には、人体検知装置3は、人体検出エリアから光学素子31を介して入光される赤外線量を、赤外線量の変化に応じた電流を出力する焦電素子32を用いて常時監視しており、焦電素子32により検出される赤外線量の変動に基づいて、人体検出エリアを通過する人体を検出する。すなわち、人体検出エリアに人体が存在する場合、赤外線量は人体の背景から放射される赤外線量に対して変動するため、制御回路33は、焦電素子32により検出される赤外線量が一定の閾値以上変動した場合に人体を検知したとして、人体検知信号をI/F34により、ケーブルC2を介して管理装置5に送信する。
(撮像装置の構成)
次に、撮像装置4の構成について説明する。
撮像装置4は、例えば、撮像素子41、I/F42、制御部43、駆動部44等を備えて成り、出入口に配置され、出入口ユニットUの一部を構成している。
撮像素子41は、例えば、CCD(Charged Coupled Device)や、CMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等の半導体素子であり、出入口を撮像することにより撮像レンズ(図示省略)を介して入光された光の強弱を電気信号に変換して、図示しないA/Dコンバータにより、アナログの電気信号をデジタル画像データに変換して、I/F42に出力する。
I/F42は、管理装置5と情報の送受信を行うためのインターフェースであり、A/Dコンバータから入力された撮像画像データを、ケーブルC3を介して管理装置5に送信するとともに、管理装置5から送信される各種制御信号を受信する。
駆動部44は、後述する撮像制御プログラム58cの実行において、管理装置5のCPU55から送信される制御信号に従って、撮像装置4の向きを水平方向及び/又は上下方向に移動させる。
(管理装置の構成)
次に、管理装置5の構成について図を参照して説明する。
管理装置5は、I/F51、入力部52、表示部53、画像処理部54、CPU (Central Processing Unit) 55、RAM (Random Access Memory) 56、記憶部57、ROM(Read Only Memory)58等を備えて構成されている。
I/F51は、リーダライタ2、人体検知装置3及び撮像装置4と情報の送受信を行うためのインターフェースであり、リーダライタ2から入力されたRFIDカード1のID情報、人体検知装置3から入力された人体検知信号、撮像装置4から入力された画像データを受信するとともに、リーダライタ2、人体検知装置3、撮像装置4の各々に、各種制御信号をケーブルC1〜C3を介して送信する。
入力部52は、キーボードの他、マウス、タッチペン等のポインティングデバイスを備えている。
表示部53は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ(図示省略)を備えて構成され、CPU55から表示指示された各種データを表示する。例えば、表示部53は、入力部52からの指示入力に基づいて、後述する画像データ記録部57bに記録された画像データを当該ディスプレイに表示させる。
画像処理部54は、後述する撮像制御プログラム58cの実行において、撮像装置4から送信された画像データに対して所定の画像処理を施すことにより、当該画像データに撮像された人体の中心点を検出する。CPU55は、当該検出結果に基づいて、人体の中心点が画像データの中心に位置するように、撮像装置4の駆動部44を駆動させる制御信号を撮像装置4に対して出力する。
CPU55は、記憶部57に格納されているシステムプログラムや、入力部52から入力される各種データをRAM56に格納し、この指示及び入力データに応じてRAM56内に格納されたシステムプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM56に一時的に格納するとともに、処理結果を表示部53に送信する。
RAM56は、CPU55によって実行される各種プログラムやこれら各種プログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部57は、例えば、RFIDカード1のID情報と、出入口の通行可否情報を含む所属情報とを対応付けて記憶する所属情報格納テーブル57aと、画像データを記憶する画像データ記録部57bとを備えて構成されている。ここで、記録媒体は光学的なものの他、磁気的、もしくは半導体メモリ等で構成しても良い。また、記録媒体は、記憶部57に固定的に設けたもの(例えば、磁気テープ、ハードディスク等)でも良く、着脱自在に設けたもの(例えば、FDD、MO、LD、DVD、ZIP等)であっても良い。
図2は、記憶部57に格納された所属情報格納テーブル57aを例示する図である。
図2に示すように、所属情報格納テーブル57aは、各RFIDカード1に固有のID情報と、出入口の通行可否情報を含む所属情報と、を対応付けて記憶している。所属情報は、例えば、所属店舗、所属部署、身長等であり、それぞれのRFIDカード1を携帯する人物の所属店舗、所属部署、身長のデータが割り当てられて記憶されている。さらに、それぞれの所属情報は、通行可であるか或いは通行不可であるかを示す通行可否情報を含んでおり、所属店舗、所属部署、身長の組み合わせ別に、通行可又は通行不可の通行可否情報が割り当てられている。例えば、図2で例示した所属情報格納テーブル57aでは、RFIDカード1のID情報に対応付けられた所属情報が「OO店・A部・160cm」、「○○店・C部・155cm」、「外部・外部・−」である場合には、「可」の通行可否情報が割り当てられ、RFIDカード1のID情報に対応付けられた所属情報が「OO店・B部・170cm」又は「△△店・A部・175cm」である場合には、「不可」の通行可否情報が割り当てられている。
画像データ記録部57bは、後述する画像記録プログラム58dにおいて、撮像装置4から送信された画像データを記憶する。当該画像データ記録部57bでは、画像データを、当該画像データに撮像された人物が携帯しているRFIDカード1のID情報に対応付けられた所属情報と対応付けて、記憶するようになっている。
ROM58は、抽出プログラム58a、判断プログラム58b、撮像制御プログラム58c、画像記録プログラム58d等の制御プログラムを記憶している。
抽出プログラム58aは、例えば、CPU55に、人体検知装置3により入退者が検知され且つリーダライタ2によりID情報が受信された場合に、リーダライタ2により受信されたID情報に対応付けられた所属情報を、記憶部57の所属情報格納テーブル57aから抽出する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU55は、人体検知装置3において人体が検知され、人体検知装置3からケーブルC2を介して送信された人体検知信号をI/F51において受信し、さらに、リーダライタ2においてRFIDカード1から発信されるID情報が受信され、リーダライタ2からケーブルC3を介して送信されるID情報を受信すると、リーダライタ2から送信されたRFIDカード1のID情報に基づいて、所属情報格納テーブル57aを参照し、当該ID情報に対応する所属情報を読み出す。
CPU55は、かかる抽出プログラム58aを実行することにより、抽出手段として機能する。
判断プログラム58bは、例えば、CPU55に、抽出プログラム58aの実行により抽出された所属情報に含まれる通行可否情報に基づいて、出入口の通行可否を判断する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU55は、前述した抽出プログラム58aの実行において所属情報格納テーブル57aから抽出した所属情報から、当該所属情報に対応付けられた通行可否情報を読み出して、読み出した通行可否情報が「可」である場合には通行可であると判断し、一方、読み出した通行可否情報が「不可」である場合には通行不可であると判断する。さらに、CPU55は、人体検知装置3により人体を検知し、且つ、リーダライタ2によりID情報を受信できない場合に、通行不可であると判断する。すなわち、当該判断プログラム58bでは、出入口ユニットUを通行する入退者のうち、通行が許可された所属店舗・所属部署・身長の者に配布されるRFIDカード1を携帯している入退者のみが通行可と判断され、通行が許可されない所属店舗・所属部署・身長の者に配布されるRFIDカード1を携帯している入退者、及び、RFIDカード1を携帯していない入退者は通行不可と判断されることとなる。
CPU55は、かかる判断プログラム58bを実行することにより、判断手段として機能する。
撮像制御プログラム58cは、例えば、CPU55に、判断プログラム58bの実行における判断結果に基づいて、撮像装置4による撮像動作を制御する機能を実現させるためのプログラムである。すなわち、CPU55は、判断プログラム58bの実行により出入口の通行が不可であると判断された場合に、撮像装置4に低解像度(第1解像度)で且つ短時間(第1時間)の撮像を行わせ、判断プログラム58bの実行により出入口の通行が可であると判断された場合に、撮像装置4に第1解像度よりも高解像度(第2解像度)で且つ第1時間よりも長時間(第2時間)の撮像を行わせる。また、CPU55は、判断プログラム58bの実行により出入口の通行が不可であると判断された場合のみ、撮像装置4の駆動部44を制御して、抽出プログラム58aの実行により抽出された入退者の身長に合わせて撮像装置4の向きを変更し、さらに、撮像装置4を入退者に追尾させながら撮像を行う。
具体的には、CPU55は、判断プログラム58bの実行により出入口の通行が可であると判断すると、撮像装置4に低解像度(例えば、200dpi)で、短時間(例えば、静止画)の撮像を行うよう指示する制御信号を出力し、撮像装置4に低解像度で且つ短時間の撮像を行わせて画像データを取得する。
また、CPU55は、判断プログラム58bの実行により出入口の通行が不可であると判断すると、抽出プログラム58aの実行において所属情報格納テーブル57aから抽出した所属情報のうち、入退者の身長のデータを参照して、撮像装置4の駆動部44に、入退者の方を向くための移動方向及び移動角度を算出して、算出した移動方向に算出した移動角度分だけ撮像装置4を移動させるための制御信号を、撮像装置4の駆動部44に対して出力し、撮像を行って画像データを取得する。さらに、撮像装置4から送信される画像データを画像処理部54において解析し、当該画像データに撮像された人体の中心点を検出し、その検出結果に基づいて、人体の中心点が画像データの中心に位置するような撮像装置4の移動方向及び移動角度を算出して、算出した移動方向に算出した移動角度分だけ移動させるための制御信号を、撮像装置4の駆動部44に対して出力することにより、出入口を通行する入退者を追尾する。さらに、撮像装置4に高解像度(例えば、800dpi)で、長時間(例えば、10秒間の動画)の撮像を行うよう指示する制御信号を出力し、撮像装置4を人体に追尾させながら撮像を行い、高解像度且つ長時間の画像データを取得する。
すなわち、通行不許可の入退者が出入口を通行した場合のみ、高解像度で、長時間の、且つ、入退者が中心に撮像された画像データが取得され、一方、通行が許可された入退者が通行した場合には、低解像度且つ短時間の画像データが取得されることとなる。
CPU55は、かかる撮像制御プログラム58cを実行することにより、撮像制御手段として機能する。
画像記録プログラム58dは、例えば、CPU55に、撮像制御プログラム58cの実行による撮像装置4の撮像により取得された画像データを、抽出プログラム58aの実行により抽出された所属情報と対応付けて記録する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU55は、前述した撮像制御プログラム58cの実行により、撮像装置4により撮像された画像データを受信すると、当該画像データを、画像データ記録部57bに格納する。CPU55は、画像データを、当該画像データに撮像された人物が携帯しているRFIDカード1のID情報に対応付けられた所属情報と対応付けて、記憶するようになっている。
図3は、画像データ記録部57bを例示する図である。図3に示すように、画像データ記録部57bにおいて、例えば、「ID情報:10001」のRFIDカード1を携帯する人物が撮像された画像データは、「所属店舗:○○店」「所属部署:A部」「身長:160cm」「通行可否情報:可」のデータと互いに対応付けられて記憶されることとなる。さらに、画像データは、ID情報とともに記録され、また、撮像日時データ(図示省略)とともに記録されるように構成しても良い。
これにより、出入口の監視を行う者は、出入口を通行した入退者の画像データ及び画像データに対応付けられた所属情報を、所属店舗、所属部署、身長、通行可否情報毎に抽出して、表示部53に表示させることができる。また、入退者の画像データを所属店舗、所属部署、身長、通行可否情報別に管理することが可能となって、例えば、通行が許可されていない入退者の画像のみを閲覧することや、特定の所属情報が付与されたRFIDカード1を携帯する者の入退室状況を容易に知ることができる等、効率的な管理及び監視を行うことができる。
CPU55は、かかる画像記録プログラム58dを実行することにより、画像記録手段として機能する。
次に、図4のフローチャートを参照しながら、通行監視システム100における通行監視処理について説明する。
まず、ステップS1において、出入口を入退者が通行すると、人体検知装置3により人体が検知され、人体検知信号が管理装置5に送信される。ステップS2において、CPU55は、リーダライタ2により、RFIDカード1から発信されるID情報を受信したか否かを判断する。CPU55は、ステップS2において、RFIDカード1から発信されるID情報を受信したと判断すると(ステップS2;Yes)、ステップS3に進み、一方、RFIDカード1から発信されるID情報を受信しないと判断すると(ステップS2;No)、ステップS7に進む。
ステップS3において、CPU55は、記憶部57に格納された所属情報格納テーブル57aを参照することにより、ステップS2においてリーダライタ2において受信され、管理装置5に送信されたID情報に対応付けられた所属情報を抽出する。次に、ステップS4において、CPU55は、抽出した所属情報に含まれる通行可否情報を読み出して、通行可否情報が「可」であるか否かを判断する。CPU55は、ステップS4において、通行可否情報が「可」であると判断すると(ステップS4;Yes)、ステップS5に進み、一方、通行可否情報が「可」でないと判断すると(ステップS4:No)、通行可否情報は「不可」であるとして、ステップS6に進む。
ステップS5において、CPU55は、撮像装置4に制御信号を出力することにより、撮像装置4に低解像度で且つ短時間の撮像を行わせ、ステップS8に進む。一方、ステップS6において、CPU55は、所属情報格納テーブル57aから抽出した入退者の身長のデータを参照して、撮像装置4の駆動部44に、入退者の方を向くための移動方向及び移動角度を算出して、算出した移動方向に算出した移動角度分だけ撮像装置4を移動させるための制御信号を、撮像装置4の駆動部44に対して出力し、撮像装置4を入退者に向ける。さらに、ステップS7において、CPU55は、画像処理部54における画像データの解析結果に基づいて、画像データに撮像された人体の中心点が画像データの中心に位置するように撮像装置4の駆動部44を駆動させ、出入口を通行する入退者に追尾させながら、撮像装置4に高解像度で且つ長時間の撮像を行わせる。
ステップS8において、CPU55は、撮像装置4の撮像により取得した画像データを、所属情報と対応付けて画像データ記録部57bに格納し、本処理を終了する。
以上説明した本実施形態1に係る通行監視システム100によれば、所属情報格納テーブル57aに、入退者により携帯されたRFIDカード1のID情報と、出入口の通行可否情報を含む入退者の所属情報とが対応付けて記憶され、出入口に設けられた人体検知装置3により人体が検知され、出入口に設けられた撮像装置4により入退者が撮像されて画像データが取得され、出入口に設けられたリーダライタ2により入退者が携帯するRFIDカード1から発信されるID情報が受信される。そして、CPU55による抽出プログラム58aの実行により、人体検知装置3により入退者が検知され且つリーダライタ2によりID情報が受信された場合に、リーダライタ2により受信されたID情報に対応付けられた所属情報が所属情報格納テーブル57aから抽出され、CPU55による判断プログラム58bの実行により、抽出プログラム58aの実行により抽出された所属情報に含まれる通行可否情報に基づいて出入口の通行可否が判断され、撮像制御プログラム58cの実行により、判断プログラム58bの実行による判断結果により、撮像装置4による撮像動作が制御され、画像記録プログラム58dの実行により、撮像装置4による撮像により取得された画像データが、抽出プログラム58aの実行により抽出された所属情報と対応付けて記録される。また、CPU55による撮像制御プログラム58cの実行により、判断プログラム58bの実行により出入口の通行が可であると判断された場合に、撮像装置4により、第1解像度で且つ第1時間の撮像が行われ、判断プログラム58bの実行により出入口の通行が不可であると判断された場合に、撮像装置4により、第1解像度よりも高解像度の第2解像度で且つ第1時間よりも長時間の第2時間の撮像が行われる。
したがって、撮像した画像データを入退者の所属情報別に管理する等、より詳細な管理を効率的に行うことができる通行監視システム100(画像記録システム)を提供することができる。また、出入口を通行した入退者を所属情報別に管理することができ、通行監視システム100の向上を図ることができる。
また、出入口の通行が不可である場合のみに鮮明、長時間且つ入退者が中心に撮像された画像データを得ることができ、管理を行う側の時間的、金銭的負担を軽減させて、システムの省力化を図ることができる。
(実施形態2)
以下、図5〜8を参照して、本発明を適用した実施形態2について詳細に説明する。
本実施形態2では、画像記録システムとして、物品の盗難を防止する盗難防止システム200について説明する。
なお、以下の説明において、実施形態1と同一部分には同一符号を付し、説明を省略するものとする。
まず、本発明に係る盗難防止システム200について、図5を参照しながら説明する。
本実施形態の盗難防止システム200は、図4に示すように、RFID(Radio frequency Identification)付帯物としてのRFIDタグ6、リーダライタ(RFID受信手段)2、人体検知装置3、撮像装置4、管理装置7等を備えて構成されている。リーダライタ2、人体検知装置3、撮像装置4は部屋や建物等の出入口に配置され、出入口ユニットUを構成している。また、RFIDタグ6とリーダライタ2は、非接触方式で無線接続されており、リーダライタ2、人体検知装置3、撮像装置4のそれぞれは、管理装置7とケーブルC4〜C6により接続されている。
この盗難防止システム200では、物品に付されたRFIDタグ6のID情報を出入口に配置された出入口ユニットUのリーダライタ2により読み取り、管理装置7において、読み取ったID情報に対応付けられた製品名(物品の名称)、物品のカテゴリー情報、物品の陳列エリアに関する情報である物品情報(所定の情報)に含まれる通行可否情報に基づいて通行の可否を判断する。そして、判断結果に基づいて出入口ユニットUの撮像装置4を制御して入退者の画像データを取得し、取得した画像データを、管理装置7において物品情報と対応付けて記録するようになっている。
このような盗難防止システム200によれば、物品を所持する入退者の画像データを製品名別、物品のカテゴリー別、物品の陳列エリア別に記録することができるので、より詳細な管理を行うことが可能となり、盗難防止システム200の向上を図ることができる。また、盗難物品を所持する入退者が通行した場合のみ画像データが取得されることとなって、管理を行う側の時間的、金銭的負担を軽減させることができる。
なお、物品情報は、製品名、物品のカテゴリー情報、物品の陳列エリアに関する情報に限られることなく、例えば、販売価格、入荷日時、色彩、重量、寸法等、物品に関する何らかの情報であれば良い。
(RFIDタグの構成)
まず、RFIDタグ6の構成について説明する。
RFIDタグ6は、不揮発性のメモリ65(例えば、EEP−ROM等)と制御回路64とからなるICチップと超小型アンテナ61を内蔵した微小なタグであり、リーダライタ2により非接触方式での電子情報の読み取り及び書き込みを可能とするものである。 具体的には、RFIDタグ6は、アンテナ61、送受信回路62、電源回路63、制御回路64、メモリ65等を備えて構成されている。
アンテナ61は、コイルアンテナを備え、リーダライタ2から送信された電波信号を受信し、受信した信号を送受信回路62に出力する。また、送受信回路62からの入力信号をリーダライタ2に送信する。
送受信回路62は、アンテナ61からの入力信号を復調して制御回路64に出力する。また、制御回路64からの入力信号を変調増幅し、アンテナ61に出力する。
電源回路63は、アンテナ61を介してリーダライタ2から受信した電波を電圧に変換し、RFIDタグ6の各部の電源供給を行う。
制御回路64は、送受信回路62からの入力信号に応じて、メモリ65への情報の書き込み動作を行う。また、制御回路64は、メモリ65に記録された情報の読み出しを行い、読み出した情報(信号)の変調増幅を指示する信号を送受信回路62に出力する。
メモリ65は、当該RFIDタグ6に固有のID情報を記憶している。
(管理装置の構成)
次に、管理装置7の構成について説明する。
管理装置7は、I/F71、入力部72、表示部73、CPU74、RAM75、記憶部76、ROM77等を備えて構成されている。
I/F71は、リーダライタ2、人体検知装置3及び撮像装置4と情報の送受信を行うためのインターフェースであり、リーダライタ2から入力されたRFIDタグ6のID情報、人体検知装置3から入力された人体検知信号、撮像装置4から入力された画像データを受信するとともに、リーダライタ2、人体検知装置3、撮像装置4の各々に、各種制御信号をケーブルC4〜C6を介して送信する。
CPU74は、記憶部76に格納されているシステムプログラムや、入力部72から入力される各種データをRAM75に格納し、この指示及び入力データに応じてRAM75内に格納されたシステムプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM75に一時的に格納するとともに、処理結果を表示部73に送信する。
RAM75は、CPU74によって実行される各種プログラムやこれら各種プログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部76は、RFIDタグ6のID情報と、出入口の通行可否情報を含む物品情報とを対応付けて記憶する物品情報格納テーブル76aと、画像データを記憶する画像データ記録部76bとを備えて構成されている。
図6は、記憶部76に格納された物品情報格納テーブル76aを例示する図である。
図6に示すように、物品情報格納テーブル76aは、各RFIDタグ6に固有のID情報と、出入口の通行可否情報を含む物品情報と、を対応付けて記憶している。物品情報は、製品名、物品のカテゴリー情報及び物品の陳列エリアに関する情報等であり、それぞれのRFIDタグ6が付される製品名、物品のカテゴリー情報及び物品の陳列エリアに関する情報が割り当てられて記憶されている。さらに、物品情報は、通行可であるか或いは通行不可であるかを示す通行可否情報を含んでおり、製品名、カテゴリー、陳列エリアの組み合わせ別に、通行可又は通行不可の通行可否情報が割り当てられている。例えば、図2で例示した物品情報格納テーブル76aでは、RFIDタグ6のID情報に対応付けられた物品情報が「製品名:△△△」「カテゴリー:クラシック」「陳列エリア:F2列」である場合には、通行「不可」の通行可否情報が割り当てられ、RFIDタグ6のID情報に対応付けられた所属情報が「製品名:×××」「カテゴリー:R&B」「陳列エリア:C3列」である場合には、通行「可」の通行可否情報が割り当てられている。
当該通行可否情報は、未購入の物品には「可」の通行可否情報が付与されており、購入時に、この通行可否情報のデータが、図示しないリーダライタにより「不可」と書き換えられるようになっている。
画像データ記録部76bは、後述する画像記録プログラム77dにおいて、撮像装置4から送信された画像データを記憶する。当該画像データ記録部76bでは、画像データを、当該画像データに撮像された人物が所持する物品に付されたRFIDタグ6のID情報に対応付けられた物品情報と対応付けて、記憶するようになっている。
ROM77は、抽出プログラム77a、判断プログラム77b、撮像制御プログラム77c、画像記録プログラム77d等の制御プログラムを記憶している。
抽出プログラム77aは、例えば、CPU74に、人体検知装置3により入退者が検知され且つリーダライタ2によりID情報が受信された場合に、リーダライタ2により受信されたID情報に対応付けられた物品情報を、記憶部76の物品情報格納テーブル76aから抽出する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU74は、人体検知装置3において人体が検知され、人体検知装置3からケーブルC4を介して送信された人体検知信号をI/F71において受信し、さらに、リーダライタ2においてRFIDタグ6から発信されるID情報が受信され、リーダライタ2からケーブルC5を介して送信されるID情報を受信すると、リーダライタ2から送信されたRFIDタグ6のID情報に基づいて、物品情報格納テーブル76aを参照し、当該ID情報に対応する物品情報を読み出す。
CPU74は、かかる抽出プログラム77aを実行することにより、抽出手段として機能する。
判断プログラム77bは、例えば、CPU74に、抽出プログラム77aの実行により抽出された物品情報に含まれる通行可否情報に基づいて、出入口の通行可否を判断する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU74は、前述した抽出プログラム77aの実行において物品情報格納テーブル76aから抽出した物品情報から、当該物品情報に対応付けられた通行可否情報を読み出して、読み出した通行可否情報が「可」である場合には、通行可であると判断し、一方、読み出した通行可否情報が「不可」である場合には、通行不可であると判断する。すなわち、当該判断プログラム77bによれば、既に購入済みの物品を所持する者が通行する場合のみ通行可と判断され、未購入の盗難物品を所持する者が通行する場合には通行不可と判断されることとなる。
CPU74は、かかる判断プログラム77bを実行することにより、判断手段として機能する。
撮像制御プログラム77cは、例えば、CPU74に、判断プログラム77bの実行における判断結果に基づいて、撮像装置4による撮像動作を制御する機能を実現させるためのプログラムである。すなわち、CPU74は、判断プログラム77bの実行により出入口の通行が不可であると判断された場合に、撮像装置4による撮像を行い、一方、判断プログラム77bの実行により出入口の通行が可であると判断された場合には、撮像装置4による撮像を行わない制御を行う。
具体的には、CPU74は、判断プログラム77bの実行により出入口の通行が不可であると判断すると、撮像装置4に撮像を行うよう指示する制御信号を出力し、撮像装置4に出入口ユニットU付近を撮像させて、入退者の画像データを取得する。また、CPU74は、判断プログラム77bの実行により出入口の通行が可であると判断すると、撮像装置4に撮像を行わせることなく、入退者の画像データを取得しない。
CPU74は、かかる撮像制御プログラム77cを実行することにより、撮像制御手段として機能する。
画像記録プログラム77dは、例えば、CPU74に、撮像制御プログラム77cの実行による撮像装置4の撮像により取得された画像データを、抽出プログラム77aの実行により抽出された所属情報と対応付けて記録する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU74は、前述した撮像制御プログラム77cの実行により、撮像装置4により撮像された画像データを受信すると、当該画像データを、画像データ記録部76bに格納する。CPU74は、画像データを、当該画像データに撮像された人物が携帯しているRFIDタグ6のID情報に対応付けられた物品情報と対応付けて、記憶するようになっている。
図7は、例えば、画像データ記録部76bを例示する図である。図7に示すように、画像データ記録部76bにおいて、例えば、「ID情報:10000002」のRFIDタグ6が付された物品を持ち出した人物が撮像された画像データは、「製品名:△△△」「カテゴリー:クラシック」「陳列エリア:F2列」のデータと互いに対応付けられて記憶されることとなる。さらに、画像データは、ID情報や、撮像日時データ(図示省略)とともに記録されるように構成しても良い。
これにより、盗難物品の監視を行う者は、盗難物品を出入口から持ち出した入退者の画像データを、製品名別、カテゴリー別、陳列エリア別毎に抽出して、表示部73に表示させることができる。また、例えば、盗難物品数を陳列エリア毎に把握して盗難防止対策を講じたり、物品を盗難した者の画像データを製品名別、カテゴリー別、陳列エリア別に管理すること等が可能となって、効率的な監視及び管理を行うことができる。
CPU74は、かかる画像記録プログラム77dを実行することにより、画像記録手段として機能する。
次に、図8のフローチャートを参照しながら、盗難防止システム200における盗難者撮像処理について説明する。
まず、ステップS11において、出入口を入退者が通行すると、人体検知装置3により人体が検知され、人体検知信号が管理装置7に送信される。ステップS12において、CPU74は、リーダライタ2により、RFIDタグ6から発信されるID情報を受信したか否かを判断する。CPU74は、ステップS12において、RFIDタグ6から発信されるID情報を受信したと判断すると(ステップS12;Yes)、ステップS13に進み、一方、RFIDタグ6から発信されるID情報を受信しないと判断すると(ステップS12;No)、本処理を終了する。
ステップS13において、CPU74は、記憶部76に格納された物品情報格納テーブル76aを参照することにより、ステップS12においてリーダライタ2において受信され、管理装置7に送信されたID情報に対応付けられた物品情報を物品情報格納テーブル76aから抽出する。次に、ステップS14において、CPU74は、抽出した物品情報に含まれる通行可否情報を読み出して、通行可否情報が「可」であるか否かを判断する。CPU74は、ステップS14において、通行可否情報が「可」であると判断すると(ステップS14;Yes)、本処理を終了する。一方、CPU74は、ステップS14において、通行可否情報が「可」でないと判断すると(ステップS14:No)、通行可否情報は「不可」であるとして、ステップS15に進む。
ステップS15において、CPU74は、撮像装置4に制御信号を出力することにより、撮像装置4に出入口ユニットU付近の撮像を行わせ、さらに、ステップS16において、撮像装置4の撮像により取得した画像データを、物品情報と対応付けて画像データ記録部76bに格納し、本処理を終了する。
以上説明した本実施形態2における盗難防止システム200によれば、記憶部66の物品情報格納テーブル66aにより、物品に付されたRFIDタグ6のID情報と、出入口の通行可否情報を含む物品の名称、物品のカテゴリー情報、物品の陳列エリアに関する情報である物品情報とが対応付けて記憶され、出入口に設けられた人体検知装置3により人体が検知され、出入口に設けられた撮像装置4により入退者が撮像される。また、出入口に設けられたリーダライタ2により、入退者が携帯するRFIDタグ6から発信されるID情報が受信され、CPU64による抽出プログラム67aの実行により、人体検知装置3により入退者が検知され且つリーダライタ2によりID情報が受信された場合に、リーダライタ2により受信されたID情報に対応付けられた物品情報が、物品情報格納テーブル66aから抽出され、CPU64による判断プログラム67bの実行により、抽出プログラム67aの実行により抽出された物品情報に含まれる通行可否情報に基づいて、出入口の通行可否が判断される。そして、CPU64による撮像制御プログラム67cの実行により、判断プログラム67bの実行により出入口の通行が不可であると判断された場合に、撮像装置4による撮像を行うとともに、判断プログラム67bの実行により出入口の通行が可であると判断された場合に、撮像装置4による撮像を行わない制御が行われ、画像記録プログラム67dの実行により、撮像制御プログラム67cによる撮像により取得された画像データが、抽出プログラム67aにより抽出された物品情報と対応付けて記録される。
したがって、物品の名称、物品のカテゴリー情報、物品の陳列エリアに関する情報である物品情報別に、撮像した画像データを管理することができる等、より詳細な管理を効率的に行うことができる盗難防止システム200(画像記録システム)を提供することができる。また、例えば、判断プログラム67bの実行により出入口の通行が不可であると判断された場合には、当該物品が盗難されたと判断されることとなり、盗難物品を、物品別、物品のカテゴリー別、物品の陳列エリア別に管理することができ、盗難防止システム200の向上を図ることができる。さらに、通行が不許可の物品を所持する入退者が通行した場合のみ撮像が行われることとなって、管理を行う側の時間的、金銭的負担を軽減させ、システムの省力化を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、実施形態1における通行監視システム100の撮像制御プログラムは、通行不可である場合のみ撮像を行い、通行可である場合には撮像を行わない制御を行うものであっても良い。また、実施形態2における盗難防止システム200の撮像制御プログラムは、通行不可である場合には、第2解像度で第2時間の撮像を行い、通行可である場合には、第1解像度で第1時間の撮像を行う制御を行うものであっても良い。
また、実施形態1における通行監視システム100の撮像制御プログラムは、通行の可/不可に関わらず、入退者の身長に合わせて撮像装置4を移動させて撮像を行う構成であっても良い。
また、本発明に係る画像記録システムは、通行監視システム100や盗難防止システム200に限らず、例えば、物品管理システム等であっても良い。
また、上記の通行監視システム100や盗難防止システム200では、通行が不可と判断された場合に、撮像装置4による撮像に加えて、警告音を発したり、出入口を封鎖して入退者の通行を阻むように構成しても良い。
また、RFID付帯物の形状は特に限定されておらず、例えば、タグ型、カード型、円筒型等、入退者が携帯する場合又は物品に付する場合に適した形状を適宜選択することができる。
実施形態1における通行監視システムの要部構成を示すブロック図である。 通行監視システムにおける記憶部に格納された所属情報格納テーブルを例示する図である。 通行監視システムにおける記憶部に格納された画像データ記録部を例示する図である。 CPUによる通行監視処理を示すフローチャートである。 実施形態2における盗難防止システムの要部構成を示すブロック図である。 盗難防止システムにおける記憶部に格納された物品情報格納テーブルを例示する図である。 盗難防止システムにおける記憶部に格納された画像データ記録部を例示する図である。 CPUによる盗難者撮像処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 通行監視システム(画像記録システム)
1 RFIDカード(RFID付帯物)
2 リーダライタ(RFID受信手段)
3 人体検知装置
4 撮像装置
55 CPU(抽出手段、判断手段、撮像制御手段、画像記録手段)
57a 所属情報格納テーブル(記憶手段)
58a 抽出プログラム(抽出手段)
58b 判断プログラム(判断手段)
58c 撮像制御プログラム(撮像制御手段)
58d 画像記録プログラム(画像記録手段)
200 盗難防止システム(画像記録システム)
6 RFIDタグ(RFID付帯物)
74 CPU(抽出手段、判断手段、撮像制御手段、画像記録手段)
76a 物品情報格納テーブル(記憶手段)
77a 抽出プログラム(抽出手段)
77b 判断プログラム(判断手段)
77c 撮像制御プログラム(撮像制御手段)
77d 画像記録プログラム(画像記録手段)

Claims (8)

  1. 入退者により携帯されたRFID付帯物のID情報と、出入口の通行可否情報を含む入退者の所属情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記出入口に設けられ、人体を検知する人体検知装置と、
    前記出入口に設けられ、入退者を撮像して画像データを取得する撮像装置と、
    前記出入口に設けられ、入退者が携帯する前記RFID付帯物から発信されるID情報を受信するRFID受信手段と、
    前記人体検知装置により入退者が検知され且つRFID受信手段により前記ID情報が受信された場合に、前記RFID受信手段により受信された前記ID情報に対応付けられた前記所属情報を、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記所属情報に含まれる通行可否情報に基づいて、前記出入口の通行可否を判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果により、前記撮像装置による撮像動作を制御する撮像制御手段と、
    前記撮像装置による撮像により取得された画像データを、前記抽出手段により抽出された前記所属情報と対応付けて記録する画像記録手段と、
    を備え、
    前記撮像制御手段は、
    前記判断手段により前記出入口の通行が可であると判断された場合に、前記撮像装置に第1解像度で且つ第1時間の撮像を行わせ、前記判断手段により前記出入口の通行が不可であると判断された場合に、前記撮像装置に前記第1解像度よりも高解像度の第2解像度で且つ前記第1時間よりも長時間の第2時間の撮像を行わせることを特徴とする画像記録システム。
  2. 物品に付されたRFID付帯物のID情報と、物品の名称、物品のカテゴリー情報、物品の陳列エリアに関する情報及び出入口の通行可否情報を含む前記物品の物品情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記出入口に設けられ、人体を検知する人体検知装置と、
    前記出入口に設けられ、入退者を撮像して画像データを取得する撮像装置と、
    前記出入口に設けられ、入退者とともに通過する物品に付された前記RFID付帯物から発信されるID情報を受信するRFID受信手段と、
    前記人体検知装置により入退者が検知され且つRFID受信手段により前記ID情報が受信された場合に、前記RFID受信手段により受信された前記ID情報に対応付けられた前記物品情報を、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記物品情報に含まれる通行可否情報に基づいて、前記出入口の通行可否を判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記出入口の通行が不可であると判断された場合に、前記撮像装置による撮像を行うとともに、前記判断手段により前記出入口の通行が可であると判断された場合に、前記撮像装置による撮像を行わない制御を行う撮像制御手段と、
    前記撮像装置による撮像により取得された画像データを、前記抽出手段により抽出された前記物品情報と対応付けて記録する画像記録手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録システム。
  3. RFID付帯物のID情報と、出入口の通行可否情報を含む所定の情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記出入口に設けられ、人体を検知する人体検知装置と、
    前記出入口に設けられ、入退者を撮像して画像データを取得する撮像装置と、
    前記出入口に設けられ、入退者とともに通過する前記RFID付帯物から発信されるID情報を受信するRFID受信手段と、
    前記人体検知装置により入退者が検知され且つRFID受信手段により前記ID情報が受信された場合に、前記RFID受信手段により受信された前記ID情報に対応付けられた前記所定の情報を、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記所定の情報に含まれる通行可否情報に基づいて、前記出入口の通行可否を判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果により、前記撮像装置による撮像動作を制御する撮像制御手段と、
    前記撮像装置による撮像により取得された画像データを、前記抽出手段により抽出された前記所定の情報と対応付けて記録する画像記録手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録システム。
  4. 前記撮像制御手段は、
    前記判断手段により、前記出入口の通行が不可であると判断された場合に、前記撮像装置による撮像を行うとともに、前記判断手段により、前記出入口の通行が可であると判断された場合に、前記撮像装置による撮像を行わない制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像記録システム。
  5. 前記撮像制御手段は、
    前記判断手段により前記出入口の通行が可であると判断された場合に、前記撮像装置に第1解像度で撮像を行わせ、前記判断手段により前記出入口の通行が不可であると判断された場合に、前記撮像装置に前記第1解像度よりも高解像度の第2解像度で撮像を行わせることを特徴とする請求項3に記載の画像記録システム。
  6. 前記撮像制御手段は、
    前記抽出手段により抽出された前記所定の情報に応じて、前記撮像装置による撮像時間を変更することを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載の画像記録システム。
  7. 前記RFID付帯物は、入退者により携帯され、
    前記所定の情報は、前記入退者の所属情報であることを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載の画像記録システム。
  8. 前記RFID付帯物は、物品に付され、
    前記所定の情報は、物品の名称、物品のカテゴリー情報、物品の陳列エリアに関する情報を含む前記物品の物品情報であることを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載の画像記録システム。
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