JP2008034224A - ケーブル機構 - Google Patents

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Yusuke Shimada
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Abstract

【課題】シンプルな構成で音質の向上を図ることができるケーブル機構を提供する。
【解決手段】同軸ケーブル102と同軸ケーブル103とを2重らせん構造に配置し、絶縁体からなる介在部材104を2重らせん構造の中心線に沿って配置して、同軸ケーブル102,103間に介在させる。上記の構成によれば、2重らせん構造に配置された一対の導線同士の間に介在部材が介在しているから、一対の導線同士の間に間隔を設けることができて、浮遊容量による静電誘導ノイズ及びリーケージフラックスによる電磁誘導ノイズの発生を好適に防止することができる。よって、シンプルな構成で音質の向上を図ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、一対の導線を備えたケーブル機構に関する。
オーディオアンプとスピーカとを接続するケーブルが、スピーカから再生される音質に影響を与えることが知られている。このため、ケーブルに乗るノイズをできる限り減少させることが望まれている。
特許文献1には、1対の絶縁導線を撚り合わせた撚合せ部の一端側に、撚合せ部の導線部分より横断面上の外形が大きく、かつ重量が重くされた電気伝導材からなる導体部を連結し、さらに各導体部の他端部に所定長さの導線を連結して構成することによって、ノイズを著しく減少させることができて、音の透明感、躍動感、臨場感、鮮明さ等の音質の向上を図ることが可能な電気・電子機器用ケーブルが開示されている。
特開2003−203528号公報
しかしながら、特許文献1のケーブルは、その構成が複雑であるため、使用する機器に応じて、撚合せ部の撚合せ具合、導体部のサイズ、導線の長さ等を調整する必要があり、煩雑であった。よって、シンプルな構成で音質の向上を図ることができることが望ましい。
本発明の目的は、シンプルな構成で音質の向上を図ることが可能なケーブル機構を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明のケーブル機構は、2重らせん構造に配置された一対の導線と、絶縁体で形成され、前記2重らせん構造の中心線に沿って設けられて、前記一対の導線同士の間に介在する介在部材と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、2重らせん構造に配置された一対の導線同士の間に介在部材が介在しているから、一対の導線同士の間に間隔を設けることができて、浮遊容量による静電誘導ノイズ及びリーケージフラックスによる電磁誘導ノイズの発生を好適に防止することができる。よって、シンプルな構成で音質の向上を図ることができる。
また、本発明のケーブル機構において、前記一対の導線の各々が内側導体、前記内側導体の外周を取り巻く内側絶縁体、前記内側絶縁体の外周を取り巻く外側導体、及び、前記外側導体の外周を取り巻く外側絶縁体から構成された同軸ケーブルであり、前記一対の導線の一方の前記内側導体、及び、前記一対の導線の各々の前記外側導体が電気的に接続されて接地されていてよい。上記の構成によれば、一対の導線の一方の内側導体、及び、一対の導線の各々の外側導体が電気的に接続されて接地されているから、静電誘導ノイズ及び電磁誘導ノイズに対する平衡度を高めることができて、ノイズの発生を一層防止することができる。
また、本発明のケーブル機構において、前記介在部材が弾力性を有する材質で形成されていてよい。上記の構成によれば、介在部材が弾力性を有する材質で形成されているから、配置スペースが狭くても、介在部材を収縮させることで、一対の導線同士の間隔をその配置スペースに応じた最大の間隔に保ちながら配置することができて、ノイズの発生を好適に防止することができる。
また、本発明のケーブル機構においては、音声信号を増幅する音声信号増幅部と、当該音声信号増幅部で増幅された音声信号を音波に変換して拡声するスピーカと、を有する遊技機に設けられ、前記音声信号増幅部と前記スピーカとの接続に用いられてよい。上記の構成によれば、遊技機の音声信号増幅部とスピーカとの接続に用いることによって、ノイズを抑えた音波をスピーカから拡声させることができる。
本発明の実施の形態を図1ないし図7に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかるケーブル機構は、遊技機に備えられている。遊技機は、図2に示すように、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダルを用いるものとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図2は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体であるキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L・4C・4Rが設けられている。表示窓4L・4C・4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、2−BETボタン12、最大BETボタン13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a・9b・9cの点灯で表示される。
ここで、入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役(例えば、後述の『上チリの小役』)に対応する一の図柄(例えば、後述の「上チリ」)が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置(例えば、後述のBET数が「3」であれば左の表示窓4L内の位置)に停止表示されること、又は所定の役に対応する図柄組み合わせを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。
キャビネット2の内部には、3個のリール3L・3C・3Rが回転自在に横一列に設けられている。各リール3L・3C・3Rの外周面には、複数の図柄からなる図柄列が記されている。
図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「下チリ」、「ベル」、「スイカ」、「Replay」および「上チリ」の図柄からなっている。各リール3L・3C・3Rの図柄は、表示窓4L・4C・4Rを通して観察可能にされている。各リール3L・3C・3Rは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。
上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。尚、特定の入賞態様は、ST等のボーナス以外の有利な遊技状態を開始させる入賞態様を含む。ここで、STとは、スーパータイムの略称である。
表示窓4L・4C・4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、クレジット表示部19が設けられている。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下『BET数』という)に応じて点灯する。ここで、本実施の形態では、一のゲームは、全てのリール3L・3C・3Rが停止したときに終了する。1−BETランプ9aは、BET数が「1」で1本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が「2」で3本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が「3」で全て(5本)の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。クレジット表示部19は、7セグメントLEDから成り、貯留されているメダルの枚数を表示する。
表示窓4L・4C・4Rの右側には、当り表示ランプ(所謂WINランプ)17及び払出表示部18が設けられている。当り表示ランプ17は、基本的に、BB又はRBの入賞成立が実現可能となった後、BB又はRBの入賞が成立するまでの間、点灯する。ここで、BB及びRBを総称して、以下『ボーナス』という。払出表示部18は、7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示する。
パネル表示部2aの右側上部には、役物作動回数表示部20が設けられている。役物作動回数表示部20は、7セグメントLEDを備えており、後で説明するBB一般遊技状態におけるゲームの回数等を表示する。
表示窓4L・4C・4Rの下方には、水平面の台座部10が配置されている。台座部10と表示窓4L・4C・4Rとの間には、液晶表示装置5が設けられている。液晶表示装置5は、遊技に関連する情報、例えばBB一般遊技状態時における内部当籤役の入賞に関する情報や、遊技上の演出等を表示画面5aに表示する。
液晶表示装置5の右側には、メダル投入口22が設けられている。液晶表示装置5の左側には、1−BETボタン11、2−BETボタン12、及び最大BETボタン13が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とする。2−BETボタン12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数をゲームへの賭け枚数とする。これらのBETボタン11・12・13を操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切替えるC/Pボタン14が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより、正面下部のメダル払出ロ15からメダルが払出され、払出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。
C/Pボタン14の右側には、スタートレバー6が配置されている。スタートレバー6は、所定の角度範囲で回動自在に取り付けられており、遊技者の操作により遊技の開始を指令する信号を出力することによって、リール3L・3C・3Rを回転させ、表示窓4L・4C・4R内での図柄の変動表示を開始させる。
また、台座部10の前面部中央には、3個のリール3L・3C・3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
台座部10の前面部の右寄りには、ドア開閉/打止め解除装置28(以下、開閉装置28と言う)が設けられている。ここで、上述したキャビネット2は、筐体2cと、筐体2cに回転自在に設けられたドア枠2bとで構成されている。具体的には、筐体2c及びドア枠2bが一方の側面側(図2左側)で図示しない蝶番により連結され、それを支点にドア枠2bが筐体2cに対して開閉できるようになっている。そして、所定の鍵が開閉装置28に挿入されて、右に回されると、ドア枠2bが開錠されるとともに遊技の打止めが行われ、左に回されるとドア枠2bが施錠されるとともに遊技の打止めの解除が行われる。ここで、「打止め」とは、遊技を行えない状態(停止状態)にすることをいう。
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられている。これら2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組み合わせ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当表パネル23の上方にはLEDランプ29が設けられており、後述の遊技状態に応じた演出等に伴い、点滅等するようになっている。
ドア枠2bを開錠した図である図1に示すように、リール3L・3C・3Rの上方には、制御ボックス26が設置されている。制御ボックス26は、遊技機1を制御する各基板が収容されている。具体的には、遊技機1全体を制御する主制御回路71を実装した主基板、液晶表示装置5、LEDランプ29、スピーカ21L・21Rを制御する副制御回路72を実装した副基板等を収容している。
(ケーブル機構101の構成)
ケーブル機構101は、図1に示すように、副制御回路72を実装した副基板と、ドア枠2b側に設けられたスピーカ21L・21Rとを接続している。このケーブル機構101は、図3に示すように、2重らせん構造に配置されたホット側の同軸ケーブル102及びコールド側の同軸ケーブル103と、絶縁体で形成され、2重らせん構造の中心線に沿って設けられて、同軸ケーブル102,103間に介在する円柱状の介在部材104とで構成されている。このように、2重らせん構造に配置された同軸ケーブル102,103間に介在部材104が介在して、同軸ケーブル102,103間に間隔が設けられているから、浮遊容量による静電誘導ノイズ及びリーケージフラックスによる電磁誘導ノイズの発生を好適に防止することができる。よって、シンプルな構成で音質の向上を図ることができる。
また、介在部材104はゴム等の弾力性を有する材質で形成されている。よって、ケーブル機構101を配置するための配置スペースが狭くても、介在部材104を収縮させることで、同軸ケーブル102,103同士の間隔をその配置スペースに応じた最大の間隔に保ちながら配置することができて、ノイズの発生を好適に防止することができる。
なお、図4に示すように、同軸ケーブル102,103は、内側から外側に向かって、内側導体102a,103a、内側導体102a,103aの外周を取り巻く内側絶縁体102b,103b、内側絶縁体102b,103bの外周を取り巻く外側導体102c,103c、及び、外側導体102c,103cの外周を取り巻く外側絶縁体102d,103dから構成されている。
そして、ホット側の同軸ケーブル102の外側導体102cと、コールド側の同軸ケーブル103の内側導体103a及び外側導体103cとは、電気的に接続されて接地されている。これにより、静電誘導ノイズ及び電磁誘導ノイズに対する平衡度を高めることができて、ノイズの発生を一層防止することができる。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図5に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図5に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、遊技状態、一の遊技におけるメダル投入数、一の遊技におけるメダル払出数等が格納される。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じてリール3L・3C・3Rの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、後述のメインルーチン等の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、当り表示ランプ17)と、各種表示部(払出表示部18、クレジット表示部19、役物作動回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出すホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、2−BETスイッチ12S、最大BETスイッチ13S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じてリール停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図6に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御、及び、LEDランプ29からの光の出力制御を行う。
副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の画像制御手段としての画像制御回路81、スピーカ21L・21Rから拡声させる音波を制御する音源IC78、及び音声信号増幅部としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77を備えている。
パワーアンプ79とスピーカ21L・21Rとの接続には、上述したケーブル機構101が使用されている。これにより、ノイズを抑えた音波をスピーカ21L・21Rから拡声させることができる。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する図示しない演出処理ルーチン等の制御プログラム等を格納している。また、ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、ワークRAM76には、主制御回路71から受け取った内部当籤役等の各種のデータが記憶される。
尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、演出画像等を形成するための画像データを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『BB一般遊技状態』および『RB遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
各遊技状態の特徴、即ち、各遊技状態において内部当籤する役の種類等については後述する。また、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合わせが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
ここで、BB(ビッグボーナス)の入賞成立を契機として発生し、『BB一般遊技状態』及び『RB遊技状態』により構成される遊技状態を総称して、以下『BB遊技状態』という。BBの入賞は、一般遊技状態において「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BBの入賞が成立した後、遊技状態がBB一般遊技状態となる。BB一般遊技状態は、30回の小役ゲーム又は3回のレギュラーボーナスを消化すると終了する。RB(レギュラーボーナス)の入賞は、一般遊技状態において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶこと、又はBB一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BB一般遊技状態においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称する。RBの入賞が成立した後、遊技状態がRB遊技状態となる。
リプレイ役(再遊技)の入賞は、一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。リプレイ役の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。
また、一般遊技状態及びBB一般遊技状態では、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『スイカの小役』及び『ベルの小役』の入賞成立を実現することが可能である。役物の入賞は、RB遊技状態において「Replay−Replay−Replay」、「赤7−Replay−Replay」又は「青7−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。役物の入賞成立回数が「8回」となったとき、又は、12回の遊技が終了したとき、遊技状態が移行する。ここで、役物の入賞が成立する可能性のあるRB遊技状態のゲームは、一般に『JACゲーム』と称される。
(図柄組み合わせと払い出し枚数)
次に、入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、BBとRBと再遊技とベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がBBやRBの場合、15枚のメダルが払い出され、再遊技の場合、メダルの払い出しはない。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。
また、BB一般遊技状態においては、RBとベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がRBの場合、15枚のメダルが払い出される。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。またRB遊技状態において、役物の入賞が成立した場合には、15枚のメダルが払い出される。
(遊技機1の動作:主制御回路71)
上記の構成において、図7に示すメインフローチャートを参照して、遊技機1の主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図7のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しない演出処理ルーチンを実行することにより液晶表示装置5において演出画像の表示等を実施したり、スピーカ21L・21Rからの音波の拡声を実施したり、これらを実施可能な状態になる。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
主制御回路71によりメインルーチン等が実行されると、図7に示すように、ゲーム開始時の初期化が行われる(S1)。この後、ゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容が消去される(S2)。次に、メダル投入処理が実行され、BETスイッチ11S・12S・13S等からの入力があるまで待機状態となる(S3)。そして、BETスイッチ11S・12S・13S等からの入力があると、メダル投入信号が副制御回路72に単位遊技の開始信号として送信される。続いて、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かが判定される(S4)。スタートスイッチ6Sがオンされなければ(S4,NO)、S4が再実行され、スタートレバー6が操作されるまで待機状態とされる。スタートスイッチ6Sがオンされると(S4,YES)、リール回転処理に実行が移行される(S5)。そして、抽籤用の乱数が抽出され(S6)、遊技状態監視処理が実行されることによって、今回のゲームにおける遊技状態が確認される(S7)。
今回のゲームの遊技状態が確認されると、図示しない確率抽籤テーブルに基づく確率抽籤処理において遊技状態に対応した内部当籤役が抽籤され(S8)、選択された内部当籤役の情報が副制御回路72に出力される。内部当籤役を決定すると、停止テーブル群選択処理が実行される(S9)。そして、リール回転停止処理が実行される(S10)。この後、入賞判定(入賞検索)により表示窓4L・4C・4Rの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)が識別され(S11)、入賞信号が単位遊技の終了信号として副制御回路72に出力される。そして、遊技状態に応じてメダルのクレジット又は払出しが行われる(S12)。尚、入賞役がBB又はRBであると判定された場合には、BB一般遊技状態又はRB遊技状態の発生が行われる。
次に、現在の遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態であるか否かが判定される(S13)。そして、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態でない場合には(S13,NO)、S2が再実行される。一方、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態である場合には(S13,YES)、ボーナスの『遊技数チェック処理』が行われる(S14)。この後、ボーナスの終了時であるか否かが判定され(S15)、ボーナスの終了時でないと判定された場合には(S15,NO)、S2が再実行される。一方、ボーナスの終了時であると判定された場合には(S15,YES)、ボーナス終了信号が副制御回路72に出力された後(S16)、S2が再実行される。
(遊技機1の動作:副制御回路72)
上記の主制御回路71におけるメインルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、演出処理ルーチンの実行によりコマンドに基づいた演出画像等を液晶表示装置5に表示する。例えば、メダル投入を示すコマンドが入力された場合には、スタートレバー6の操作を促す演出画像等が液晶表示装置5に表示される。また、液晶表示装置5からの演出にともなって、或いは独立して、LEDランプ29による演出、スピーカ21L・21Rからの音波の拡声による演出を行う。
ここで、スピーカ21L・21Rと副制御回路72との接続には、ケーブル機構101が使用されている。ケーブル機構101は、図3に示すように、2重らせん構造に配置された同軸ケーブル102,103間に介在部材104が介在するように構成されているから、同軸ケーブル102,103間に間隔を設けることができて、浮遊容量による静電誘導ノイズ及びリーケージフラックスによる電磁誘導ノイズの発生を好適に防止することができる。
また、介在部材104はゴム等の弾力性を有する材質で形成されているから、ケーブル機構101を配置するための配置スペースが狭くても、介在部材104を収縮させることで、同軸ケーブル102,103同士の間隔をその配置スペースに応じた最大の間隔に保ちながら配置することができて、ノイズの発生を好適に防止することができる。
また、図4に示したように、ホット側の同軸ケーブル102の外側導体102cと、コールド側の同軸ケーブル103の内側導体103a及び外側導体103cとは、電気的に接続されて接地されているから、静電誘導ノイズ及び電磁誘導ノイズに対する平衡度を高めることができて、ノイズの発生を一層防止することができる。
このようなケーブル機構101を、副制御回路72のパワーアンプ79とスピーカ21L・21Rとの接続に使用することにより、ノイズを抑えた音波をスピーカ21L・21Rから拡声させることができる。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態のケーブル機構101は、2重らせん構造に配置された一対の導線(同軸ケーブル102,103等)と、絶縁体で形成され、2重らせん構造の中心線に沿って設けられて、一対の導線同士の間に介在する介在部材104と、を有する構成にされている。
上記の構成によれば、2重らせん構造に配置された一対の導線同士の間に介在部材104が介在しているから、一対の導線同士の間に間隔を設けることができて、浮遊容量による静電誘導ノイズ及びリーケージフラックスによる電磁誘導ノイズの発生を好適に防止することができる。よって、シンプルな構成で音質の向上を図ることができる。
また、本実施の形態のケーブル機構101において、一対の導線の各々が内側導体102a,103a、内側導体102a,103aの外周を取り巻く内側絶縁体102b,103b、内側絶縁体102b,103bの外周を取り巻く外側導体102c,103c、及び、外側導体102c,103cの外周を取り巻く外側絶縁体102d,103dから構成された同軸ケーブル102,103であり、一対の導線の一方の内側導体103a、及び、一対の導線の各々の外側導体102c,103cが電気的に接続されて接地された構成にされている。上記の構成によれば、一対の導線の一方の内側導体103a、及び、一対の導線の各々の外側導体102c,103cが電気的に接続されて接地されているから、静電誘導ノイズ及び電磁誘導ノイズに対する平衡度を高めることができて、ノイズの発生を一層防止することができる。
また、本実施の形態のケーブル機構101において、介在部材104が弾力性を有する材質で形成された構成にされている。上記の構成によれば、介在部材104が弾力性を有する材質で形成されているから、配置スペースが狭くても、介在部材104を収縮させることで、一対の導線同士の間隔をその配置スペースに応じた最大の間隔に保ちながら配置することができて、ノイズの発生を好適に防止することができる。
また、本実施の形態のケーブル機構101においては、音声信号を増幅する音声信号増幅部(パワーアンプ79等)と、音声信号増幅部で増幅された音声信号を音波に変換して拡声するスピーカ21L・21Rと、を有する遊技機1に設けられ、音声信号増幅部とスピーカ21L・21Rとの接続に用いられた構成にされている。上記の構成によれば、遊技機1の音声信号増幅部とスピーカ21L・21Rとの接続に用いることによって、ノイズを抑えた音波をスピーカ21L・21Rから拡声させることができる。
(本発明の実施の形態の変形例)
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本実施の形態の介在部材104は、図3に示すように、円柱状に構成されているが、2重らせん構造の同軸ケーブル102,103間に径方向の間隔を設けることができる構成であれば、この構成に限定されるものではなく、断面が多角形の柱状であってもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
遊技機の内部構造を示す図。 遊技機の斜視図。 ケーブル機構の構成を示す図。 同軸ケーブルの構成を示す図。 主制御回路の構成を示すブロック図。 副制御回路の構成を示すブロック図。 メインルーチンのフローチャート。
符号の説明
1 遊技機
21L,21R スピーカ
72 副制御回路
79 パワーアンプ
101 ケーブル機構
102 同軸ケーブル
103 同軸ケーブル
104 介在部材

Claims (4)

  1. 2重らせん構造に配置された一対の導線と、
    絶縁体で形成され、前記2重らせん構造の中心線に沿って設けられて、前記一対の導線同士の間に介在する介在部材と、
    を有することを特徴とするケーブル機構。
  2. 前記一対の導線の各々が内側導体、前記内側導体の外周を取り巻く内側絶縁体、前記内側絶縁体の外周を取り巻く外側導体、及び、前記外側導体の外周を取り巻く外側絶縁体から構成された同軸ケーブルであり、
    前記一対の導線の一方の前記内側導体、及び、前記一対の導線の各々の前記外側導体が電気的に接続されて接地されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル機構。
  3. 前記介在部材が弾力性を有する材質で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル機構。
  4. 音声信号を増幅する音声信号増幅部と、当該音声信号増幅部で増幅された音声信号を音波に変換して拡声するスピーカと、を有する遊技機に設けられ、前記音声信号増幅部と前記スピーカとの接続に用いられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のケーブル機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043097A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 株式会社三共 遊技用機器

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