JP2008034022A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

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【課題】DVDのデータ構造上のマルチPGCのタイトルドメインを再生時に、各マルチPGCにチャプタ番号を割り振るアルゴリズムを有する光ディスク再生装置を提供する。
【解決手段】再生処理が開始されると、再生箇所判定手段は、マルチPGCの箇所を再生したか否かを判定する。マルチPGCの箇所を再生したと判定されると、チャプタ番号割り振り手段は、各PGCに対してチャプタ番号を割り振る。このように割り振られたチャプタ番号とPGC番号との対応関係を示すテーブルは、テーブル格納手段により、フラッシュROMに格納される。次に、チャプタ番号表示手段は、当該PGCのタイトルドメインの再生時に当該PGCのPGC番号に対応したチャプタ番号をフラッシュROMのテーブルから読み出し、オンスクリーンディスプレイ表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置に関し、特に、マルチPGC(プログラムチェーン)の再生中のチャプタ番号の表示処理に関する。
近年、映画やテレビ番組などのように情報を長時間記録できる光ディスクの一種であるDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)が普及している。市販のDVDの中でも、特に日本向けに販売されているDVDに関しては、ディスク規格の範囲内でディスク規格を極力一杯まで使って情報を書き込んでいる。DVDに対する再生動作における論理的な再生単位であるPGCは、プログラムチェーン情報(PGCI)と、1個あるいは複数個のビデオオブジェクト(VOB)に含まれる複数個のセルによって構成される。また、DVDにおいては、タイトルの中でマルチPGCという情報を記録する箇所があるが、ハイライトを選択したときに、このハイライトに対応するシーンが記録されている該当マルチPGCに飛ぶという情報もマルチPGCに記録されている。
一つのタイトルの中に、複数の部分で分かれているのをマルチPGCと言うが、従来の光ディスク再生装置(DVDプレイヤ)では、マルチPGCを再生するときに、チャプタ番号を振らない仕様になっており、マルチPGCを再生しているときには、チャプタサーチ、タイムサーチ、ダイレクトサーチ(直接チャプタ番号を入力して行うサーチ)の操作が行われても、そのサーチ操作を無効にする構成になっている。
特開2001−57007号公報 特開2004−213706号公報
ところで、従来の光ディスク再生装置においては、DVDの再生動作時にチャプタ番号を振らないのは、DVDにおけるPGCの階層よりも下の箇所(PTT_Ns)にチャプタ番号の情報が記録されている。したがって、マルチPGCのタイトルドメイン(TT_DOM)を再生時に、チャプタ番号を割り振った場合、この割り振ったチャプタ番号の数字だけでなく、PGCの階層よりも下の箇所(PTT_Ns)のチャプタ番号も読み込むため、OSDによりディスプレイ装置に表示されるチャプタ番号を示す数字が両チャプタ番号の数字により化けて重なったりするなどの多くの異常表示を発生させてしまうと言う課題が生じる。そこで、従来の光ディスク再生装置では、前記のような課題が生じないように、マルチPGCを構成するタイトルを再生しているときには、チャプタ番号を割り振らない仕様となっているが、チャプタ番号を割り振るようにしなければ、マルチPGCの箇所を再生中に、サーチ操作、リピート設定、およびDVDのプログラム/ランダム再生を行うことができないので、ユーザに対して分かり辛い仕様となっていて、ユーザにとっては使い勝手が劣るという課題が生じる。
なお、特許文献1の従来技術は、再生動作の中断位置を特定するために必要な再生状態特定データをRAMに格納し、再生開始時はその位置から再生動作を開始し、タイトルサーチ、チャプタサーチ、タイムサーチの許可状態に応じて適宜再生位置を飛ばして行って再生中断位置からの再生動作を再開するようにしたものであるが、マルチPGCのタイトルドメインを再生時に、各PGCにチャプタ番号を割り振るようにしているものではない。また、特許文献2の従来技術は、1シーン/1チャプタによるデータ記録を採用し、且つ、名メニューから直接各チャプタにリンクすることを可能ならしめているが、マルチPGCのタイトルドメイン再生時に、各PGCにチャプタ番号を割り振るようにしているものではない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、DVDのデータ構造上におけるマルチPGCのタイトルドメインを再生時に、各マルチPGCにチャプタ番号を割り振るアルゴリズムを有する光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ディスクの再生処理が開始して、タイトルを再生しようとしたときにPGC(プログラムチェーン)が複数個有るか否かを検知することによってマルチPGCの箇所を再生したか否かを判定する再生箇所判定手段と、PGCが複数個有ることを検知してマルチPGCの箇所を再生したと判定された場合に、各PGCに対してチャプタ番号を割り振るチャプタ番号割り振り手段と、前記割り振られたチャプタ番号とPGC番号との対応関係を示すテーブルをメモリに格納させるテーブル格納手段と、当該PGCのタイトルドメインの再生時に当該PGCのPGC番号に対応したチャプタ番号を前記メモリのテーブルから読み出し、この読み出したチャプタ番号をオンスクリーンディスプレイ表示させるチャプタ番号表示手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク再生装置を提供する。
この構成において、再生処理が開始されると、再生箇所判定手段は、光ディスクに記録されているタイトルを再生しようとしたときにPGCが複数個有るか否かを検知することによってマルチPGCの箇所を再生したか否かを判定する。マルチPGCの箇所を再生したと判定されると、チャプタ番号割り振り手段は、各PGCに対してチャプタ番号を割り振る。このように割り振られたチャプタ番号とPGC番号との対応関係を示すテーブルは、テーブル格納手段により、メモリに格納される。次に、チャプタ番号表示手段は、当該PGCのタイトルドメインの再生時に当該PGCのPGC番号に対応したチャプタ番号をメモリのテーブルから読み出し、オンスクリーンディスプレイ表示させる。
この構成によれば、マルチPGCのタイトルドメイン再生時に、各PGCにチャプタ番号を割り振り、チャプタ番号が表示されるので、マルチPGC箇所再生中のサーチ操作、リピート設定、DVDのプログラム/ランダム再生などの各種再生設定が可能になり、ユーザによっては便利になる。
請求項2の発明は、光ディスクの再生処理が開始して、タイトルを再生しようとしたときにPGC(プログラムチェーン)が複数個有ることを検知してマルチPGCの箇所を再生したと判定した場合に、各PGCに対してチャプタ番号を割り振り、当該PGCのタイトルドメインの再生時に前記割り振りされたチャプタ番号をオンスクリーンディスプレイ表示させる制御を行うシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク再生装置を提供する。
この構成において、再生処理が開始されると、光ディスクに記録されているタイトルを再生しようとしたときにPGCが複数個有ることを検知してマルチPGCの箇所を再生したと判定されると、各PGCに対してチャプタ番号が割り振られる。当該PGCのタイトルドメインの再生時には、前記割り振りされたチャプタ番号がオンスクリーンディスプレイ表示される。
この構成によれば、マルチPGCのタイトルドメイン再生時に、各PGCにチャプタ番号を割り振り、チャプタ番号が表示されるので、マルチPGC箇所再生中のサーチ操作、リピート設定、DVDのプログラム/ランダム再生などの各種再生設定が可能になり、ユーザによっては便利になる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記システムコントローラは、光ディスクの再生処理が開始して、タイトルを再生しようとしたときにPGCが複数個有るか否かを検知することによってマルチPGCの箇所を再生したか否かを判定する再生箇所判定手段と、PGCが複数個有ることを検知してマルチPGCの箇所を再生したと判定された場合に、各PGCに対してチャプタ番号を割り振るチャプタ番号割り振り手段と、前記割り振られたチャプタ番号とPGC番号との対応関係を示すテーブルをメモリに格納させるテーブル格納手段と、当該PGCのタイトルドメインの再生時に当該PGCのPGC番号に対応したチャプタ番号を前記メモリのテーブルから読み出し、この読み出したチャプタ番号をオンスクリーンディスプレイ表示させるチャプタ番号表示手段とを有する。
したがって、前記システムコントローラは、再生箇所判定処理、チャプタ番号割り振り処理、テーブル格納処理、およびチャプタ番号表示処理を実現でき、これにより、マルチPGCのタイトルドメイン再生時に、各PGCにチャプタ番号を割り振ることができ、チャプタ番号を表示させることができる。
以上のように本発明によれば、光ディスクの再生処理が開始して、タイトルを再生しようとしたときにPGC(プログラムチェーン)が複数個有るか否かを検知することによってマルチPGCの箇所を再生したか否かを判定する再生箇所判定手段と、PGCが複数個有ることを検知してマルチPGCの箇所を再生したと判定された場合に、各PGCに対してチャプタ番号を割り振るチャプタ番号割り振り手段と、前記割り振られたチャプタ番号とPGC番号との対応関係を示すテーブルをメモリに格納させるテーブル格納手段と、当該PGCのタイトルドメインの再生時に当該PGCのPGC番号に対応したチャプタ番号を前記メモリのテーブルから読み出し、この読み出したチャプタ番号をオンスクリーンディスプレイ表示させるチャプタ番号表示手段と、を有するシステムコントローラを備えたので、マルチPGCのタイトルドメイン再生時に、各PGCにチャプタ番号を割り振り、チャプタ番号が表示され、これにより、マルチPGC箇所再生中のサーチ操作、リピート設定、DVDのプログラム/ランダム再生などの各種再生設定が可能になり、ユーザによっては便利になる。
また、本発明によれば、光ディスクの再生処理が開始して、タイトルを再生しようとしたときにPGC(プログラムチェーン)が複数個有ることを検知してマルチPGCの箇所を再生したと判定した場合に、各PGCに対してチャプタ番号を割り振り、当該PGCのタイトルドメインの再生時に前記割り振りされたチャプタ番号をオンスクリーンディスプレイ表示させる制御を行うシステムコントローラを備えたので、マルチPGCのタイトルドメイン再生時に、各PGCにチャプタ番号を割り振り、チャプタ番号が表示され、これにより、マルチPGC箇所再生中のサーチ操作、リピート設定、DVDのプログラム/ランダム再生などの各種再生設定が可能になり、ユーザによっては便利になる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
この光ディスク再生装置は、光ディスク(DVD)1を回転させるスピンドルモータ5と、光ディスク1に記録された情報を再生するためのレーザ光を出射すると共に光ディスク1からの反射光を受光する光ピックアップ2と、この光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向に移動させるためのスレッド3と、システムコントローラ22の指示に応じてスピンドルモータ5およびスレッド3を駆動すると共に光ピックアップ2に内蔵された対物レンズ(図示せず)を動かすことによりレーザ光の焦点位置を光ディスク1の記録面に対して垂直方向および水平方向に移動させる制御を行うサーボ制御部4とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、光ディスク1の再生時に光ピックアップ2からの読取信号であるRF信号を増幅するRFアンプ6と、このRFアンプ6から出力されたRF信号をデジタルデータに変換した後に光ディスク1のデータフォーマットに応じた信号復調処理と誤り訂正処理を行って生成したデータをRAM7に格納するデジタル信号処理部8と、システムコントローラ22の指示に応じてデジタル信号処理部8から出力されたデータストリームの中からオーディオデータとサブピクチャデータと映像データとを分離するストリーム分離部9とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、ストリーム分離部9から出力されたオーディオデータを入力して所定のデコード処理を行うオーディオデコーダ11と、このオーディオデコーダ11でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM10と、ストリーム分離部9から出力されたサブピクチャデータを入力して所定のデコード処理を行うサブピクチャデコーダ13と、このサブピクチャデコーダ13でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM12と、ストリーム分離部9から出力された映像データを入力して所定のデコード処理を行うビデオデコーダ15と、このビデオデコーダ15でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM14とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、システムコントローラ22の指示に応じてビデオデコーダ15から出力されたデータとサブピクチャデコーダ13から出力されたデータとを合成するビデオプロセッサ17と、このビデオプロセッサ17から出力された合成データを表示用のビデオ信号に変換して画像をディスプレイ装置20に表示させるビデオエンコーダ18と、オーディオデコーダ11から出力されたデータをアナログのオーディオ信号に変換して図示しない音声回路を介して例えばスピーカ19に供給するD/A変換器16とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、システムコントローラ22に対して、再生指示を与えるための再生キー(図示せず)、再生停止を指示するための停止キー(図示せず)、その他各種操作キー(図示せず)を有する操作部21と、装置全体を制御する前記システムコントローラ22とを備えている。操作部21は、リモコン(リモートコントローラ)26からの操作指令を示す光信号を受信する受光手段(図示せず)を備え、この受光手段により光信号を電気信号に変換してシステムコントローラ22に指令信号を入力する。リモコン26は、操作部21と同様な各種操作キーと、更に多くの各種操作キーなどを有する。
また、この光ディスク再生装置は、装置の各構成要素を制御したり、装置全体を制御したりするためのプログラムやデータなどを記憶するフラッシュROM23と、このフラッシュROM23のプログラムやデータに従って演算処理を行いシステムコントローラ22を制御するCPU24と、このCPU24の演算処理に必要なデータを一時的に格納するRAM27と、操作部21またはリモコン26からの操作内容などを表示したりする本体側の表示手段である表示部25とを備えている。
システムコントローラ22は、本実施形態の特徴とする構成要素として、光ディスク1の再生処理が開始して、タイトルを再生しようとしたときにPGCが複数個有るか否かを検知することによってマルチPGCの箇所を再生したか否かを判定する再生箇所判定手段と、PGCが複数個有ることを検知してマルチPGCの箇所を再生したと判定された場合に、各PGCに対してチャプタ番号を割り振るチャプタ番号割り振り手段と、前記割り振られたチャプタ番号とPGC番号との対応関係を示すテーブルをフラッシュROM23に格納させるテーブル格納手段と、当該PGCのタイトルドメインの再生時に当該タイトル中のPGCのPGC番号に対応したチャプタ番号をフラッシュROM23のテーブルから読み出し、この読み出したチャプタ番号をオンスクリーンディスプレイ表示させるチャプタ番号表示手段と、を有する。
図2は本実施形態においてDVDビデオの光ディスクに記録されているPGCの位置を説明するためのデータ構造図である。図2において、VMG(ビデオマネージャ)は、ディスクに関する管理情報を示す。VMGは、図示しないVMGI(ビデオマネージャ情報)と、VMGI_VOBS(VMGメニュー用ビデオオブジェクトセット)と、VMGI_BUP(VMGIのバックアップ用ファイル)とによって構成されている。前記VMGIは、図2に示すVTS(ビデオタイトルセット)に関する情報(VTSの個数、各VTSを識別するためのVTS番号、DVD内の各VTSの格納位置など)、タイトルメニューに表示されるタイトルの表示順、1つ以上のPGCI(プログラムチェーン情報)、DVDを識別するためのVMG_ID(VMG識別情報)、ディスク名(例えば、映画の題名)などが含まれている。
前記VTSとしては、VTS♯1〜VTS♯mのように複数個のVTSを有する。そして、各VTSは複数個のTT(タイトル)から構成され、例えば、VTS♯2はTT♯1〜TT♯nから構成される。TTは複数個のPGCから構成され、例えば、TT♯3はPGC♯1〜PGC♯nから構成される。CHP1〜CHPnは、PGC♯1〜PGC♯nに対して割り振りされたチャプタ番号を示す。これらのチャプタ番号とPGC番号とは、テーブルとして例えば、図1中のフラッシュROM23に格納される。また、図示しないPTT_Nsは、DVDにおけるPGCの階層よりも下の箇所であり、PTT_Nsには、ワンシーケンスPGCを通常再生するときに読み出されるチャプタ番号の情報が記録されている。
ところで、DVDは、通常ワンシーケンスPGCで構成されているが、1つのタイトルの中で、色々の箇所に飛ばそうとしたときには、複数個のPGCの構成にしないと、1つのタイトルの中で、色々の箇所に飛ばすことができない。例えば、DVDの或る箇所を再生しているときに、この箇所でリモコン26の或るキーを押すと、所定の箇所に飛ぶような仕様のDVDをメーカが作っている場合には、複数個のPGCの構成(マルチPGCの構成)にしないと、特殊なDVDを作成できないので、マルチPGCという規格が設けられている。
前記特殊なDVDとは、普通の映画が記録されたDVDとは違って、例えば、或る山の風景が記録されたDVDであった場合に、或るキーを押すと、この山の名称や高さなどの情報を再生する箇所まで飛ぶという処理が可能なDVDのことを言う。このような特殊なDVDを作成しようとした場合は、複数個のPGCが必要となる。
図3は本実施形態においてチャプタ番号を表示させるまでの処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1、図2を参照してチャプタ番号を表示させるまでの処理について説明する。
先ず、光ディスク(DVD)1が装填されると、システムコントローラ22は、光ディスク1の装填を検知し(ステップS1)、光ディスク1を少し回転させると共に光ピックアップ2を駆動させ、光ディスク1からディスク情報を読み出す処理である所謂マウント処理を行って(ステップS2)、リモコン26の再生キーまたは操作部21の再生キーの押下を待つ。ユーザにより再生キーが押下されると、システムコントローラ22は、再生キーの押下を検知し(ステップS3)、これに応答して、サーボ制御部4を介してスピンドルモータ5を回転させることにより光ディスク1を回転させると共に光ピックアップ2を駆動させ、光ディスク1に対する再生処理を開始させる(ステップS4)。
再生処理が開始されると、システムコントローラ22の再生箇所判定手段は、光ディスク1に記録されているTT(タイトル)を再生しようとしたときにPGC(プログラムチェーン)が複数個有るか否かを検知することによってマルチPGCの箇所を再生したか否かを判定する(ステップS5)。例えば、図2に示すように、TT♯3を再生しようとしたとき、PGCがPGC♯1〜PGC♯nで示すように複数個有るので、再生箇所判定手段は、マルチPGCの箇所を再生したと判定する。
マルチPGCの箇所を再生したと判定されると、システムコントローラ22のチャプタ番号割り振り手段は、各PGCに対してチャプタ番号を割り振る(ステップS6)。チャプタ番号割り振り手段は、例えば、図2に示すように、PGC♯1に対してCHP1、PGC♯2に対してCHP2、PGC♯3に対してCHP3、・・・、PGC♯nに対してCHPnというように、各PGCに対してチャンネル番号を割り振る。このように割り振られたチャプタ番号とPGC番号との対応関係を示すテーブルは、システムコントローラ22のテーブル格納手段により、フラッシュROM23に格納される。
次に、システムコントローラ22のチャプタ番号表示手段は、当該TT(タイトル)の再生時に当該TT中のPGCのPGC番号に対応したチャプタ番号のデータをフラッシュROM23のテーブルから読み出し、この読み出したチャプタ番号のデータをビデオプロセッサ17およびビデオエンコーダ18を介してディスプレイ装置20に入力し、ディスプレイ装置20にOSD(オンスクリーンディスプレイ)表示させる(ステップS7)。
一方、ステップS5において、システムコントローラ22の再生箇所判定手段は、光ディスク1に記録されているTT(タイトル)を再生しようとしたときにPGC(プログラムチェーン)が1個であることを検知することによってマルチPGCの箇所を再生していないと判定したとき、システムコントローラ22は、ワンシーケンスPGCを通常再生させる(ステップS8)。そして、システムコントローラ22のチャプタ番号表示手段は、PGCの階層よりも下の箇所(PTT_Ns)よりチャプタ番号を読み出し、ワンシーケンスPGCとしてチャプタ番号をディスプレイ装置20にOSD表示させる(ステップS9)。
本実施形態の光ディスク装置は、以上のような処理により、マルチPGCのタイトルドメイン再生時に、各PGCにチャプタ番号を割り振り、チャプタ番号を表示するので、マルチPGC箇所再生中のサーチ操作、リピート設定、DVDのプログラム/ランダム再生が可能になる。なお、プログラム/ランダム再生は、特にチャプタ番号を表示させなくても、各PGCにチャプタ番号を割り振るだけで、その再生は可能である。
チャプタ番号の情報は、PGCの階層よりも下の箇所(PTT_Ns)に記録されているため、マルチPGCのタイトルドメインを再生中にチャプタ番号を割り振った場合、OSDによるディスプレイ装置に多くの異常表示を発生させてしまう。そこで、本実施形態では、PGCの階層よりも下の箇所(PTT_Ns)の情報を読み込むことなく、マルチPGCとなっているタイトルドメイン再生時だけは、各PGCに対してチャプタ番号を割り振る事とする。前記アルゴリズムを導入することで、マルチPGC箇所再生中のサーチ操作、リピート設定、DVDのプログラム/ランダム再生が可能となる。よって、ユーザからすれば、何故再生中にチャプタ番号が表示されなかったり、各種再生設定が行えなかったりするなどの疑問を解消することが可能となる。
本発明においては、DVDを再生する場合、マルチPGCのタイトルドメイン再生時にチャプタ番号を割り振るアルゴリズムを、DVDプレイヤ(光ディスク再生装置)に設けることによって、マルチPGC箇所再生中のサーチ操作、リピート設定、DVDのプログラム/ランダム再生を可能にする。
本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態においてDVDビデオの光ディスクに記録されているPGCの位置を説明するためのデータ構造図である。 前記実施形態においてチャプタ番号を表示させるまでの処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク
22 システムコントローラ(再生箇所判定手段、チャプタ番号割り振り手段、テーブル格納手段、チャプタ番号表示手段)
23 フラッシュROM(メモリ)

Claims (3)

  1. 光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置において、
    光ディスクの再生処理が開始して、タイトルを再生しようとしたときにPGC(プログラムチェーン)が複数個有るか否かを検知することによってマルチPGCの箇所を再生したか否かを判定する再生箇所判定手段と、
    PGCが複数個有ることを検知してマルチPGCの箇所を再生したと判定された場合に、各PGCに対してチャプタ番号を割り振るチャプタ番号割り振り手段と、
    前記割り振られたチャプタ番号とPGC番号との対応関係を示すテーブルをメモリに格納させるテーブル格納手段と、
    当該PGCのタイトルドメインの再生時に当該PGCのPGC番号に対応したチャプタ番号を前記メモリのテーブルから読み出し、この読み出したチャプタ番号をオンスクリーンディスプレイ表示させるチャプタ番号表示手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置において、
    光ディスクの再生処理が開始して、タイトルを再生しようとしたときにPGC(プログラムチェーン)が複数個有ることを検知してマルチPGCの箇所を再生したと判定した場合に、各PGCに対してチャプタ番号を割り振り、当該PGCのタイトルドメインの再生時に前記割り振りされたチャプタ番号をオンスクリーンディスプレイ表示させる制御を行うシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  3. 前記システムコントローラは、光ディスクの再生処理が開始して、タイトルを再生しようとしたときにPGCが複数個有るか否かを検知することによってマルチPGCの箇所を再生したか否かを判定する再生箇所判定手段と、PGCが複数個有ることを検知してマルチPGCの箇所を再生したと判定された場合に、各PGCに対してチャプタ番号を割り振るチャプタ番号割り振り手段と、前記割り振られたチャプタ番号とPGC番号との対応関係を示すテーブルをメモリに格納させるテーブル格納手段と、当該PGCのタイトルドメインの再生時に当該タイトル中のPGCのPGC番号に対応したチャプタ番号を前記メモリのテーブルから読み出し、この読み出したチャプタ番号をオンスクリーンディスプレイ表示させるチャプタ番号表示手段と、を有することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク再生装置。
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