JP2008034003A - 光ディスク装置 - Google Patents

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靖史 小林
Masatoshi Yajima
政利 矢島
Akihiro Sakaguchi
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Abstract

【課題】光検出器上における光ビームスポットの位置ずれに強い光ピックアップを提供する。
【解決手段】本発明の光ピックアップは、光ビーム120を放射する光源5と、光ビーム120aを光ディスク1の情報層に集束させる対物レンズ2と、光源5から放射された光ビーム120aが光ディスク1に達するまでの往路と光ディスク1で反射された光ビームの復路とを部分的に分離する偏光分離素子4と、分割線D2によって少なくとも2つの領域(A+B、C+D)に分割された受光面を有し、光ディスク1で反射された光ビーム12bを受光面で受ける光検出器7と、光ディスク1と偏光性分離素子4との間に配置された偏光調整素子3とを備える。偏光調整素子3は、光検出器7の受光面に入射する光ビーム120bのうち、分割線D2に対応する部分の光強度を局所的に低下させる位相差分布を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転する円盤状の情報担体(以下、「光ディスク」と称する。)に対するデータの記録、および光ディスクに記録されたデータの再生の少なくとも一方を行う光ディスク装置に関する。
光ディスクに記録されているデータは、比較的弱い一定の光量の光ビームを回転する光ディスクに照射し、光ディスクによって変調された反射光を検出することによって再生される。
再生専用の光ディスクには、光ディスクの製造段階でピットによる情報が予めスパイラル状に記録されている。これに対して、書き換え可能な光ディスクでは、スパイラル状のランドまたはグルーブを有するトラックが形成された基材表面に、光学的にデータの記録/再生が可能な記録材料膜が蒸着等の方法によって堆積されている。書き換え可能な光ディスクにデータを記録する場合は、記録すべきデータに応じて光量を変調した光ビームを光ディスクに照射し、それによって記録材料膜の特性を局所的に変化させることによってデータの書き込みを行う。
なお、ピットの深さ、トラックの深さ、および記録材料膜の厚さは、光ディスク基材の厚さに比べて小さい。このため、光ディスクにおいてデータが記録されている部分は、2次元的な面を構成しており、「情報記録面」と称される場合がある。本明細書では、このような情報記録面が深さ方向にも物理的な大きさを有していることを考慮し、「情報記録面」の語句を用いる代わりに、「情報層」の語句を用いることとする。光ディスクは、このような情報層を少なくとも1つ有している。なお、1つの情報層が、現実には、相変化材料層や反射層などの複数の層を含んでいてもよい。
記録可能な光ディスクにデータを記録するとき、または、このような光ディスクに記録されているデータを再生するとき、光ビームが情報層における目標トラック上で常に所定の集束状態となる必要がある。このためには、「フォーカス制御」および「トラッキング制御」が必要となる。「フォーカス制御」は、光ビームの焦点の位置が常に情報層上に位置するように対物レンズの位置を情報記録面の法線方向に制御することである。一方、トラッキング制御とは、光ビームのスポットが所定のトラック上に位置するように対物レンズの位置を光ディスクの半径方向(以下、「ディスク径方向」と称する。)に制御することである。
光ディスクに対する光ビームの照射は、光源および対物レンズなどを備える小型の光ピックアップを用いて行われる。光ピックアップは、上述したフォーカス制御およびトラッキング制御を行うため、光ディスクに光ビームを照射するとともに、光ディスクで反射された光を受け取り、種々の電気信号を生成する。光ピックアップが出力する電気信号は、光ディスク装置内の信号処理装置によって処理され、各種制御に必要な駆動信号が生成される。光ピックアップは、これらの駆動信号に応答して、対物レンズの位置を調整し、所望のフォーカス制御およびトラッキング制御を実行する。
フォーカス制御を実行するためには、光ビームの集束状態を検知し、フォーカスずれを示すフォーカス誤差信号を生成する必要がある。フォーカス制御は、フォーカス誤差信号に基づいて実行されるため、フォーカス誤差信号が実際の光ビームの集束状態と正確に対応していない場合は、適切なフォーカス制御が行われず、信号の再生品質が劣化する問題がある。一方、トラッキング制御を実行するには、トラック位置ずれを示すトラッキング誤差信号を生成する必要がある。トラッキング制御は、トラッキング誤差信号に基づいて実行されるため、トラッキング誤差信号が実際の光ビームの位置ずれと正確に対応していない場合は、適切なトラッキング制御が行われず、信号の再生品質が劣化する問題がある。これらの誤差信号は、光ピックアップ内の光学的な位置合わせが製造時点からずれていたり、あるいは、製造時点では位置合わせが正しくなされていたのに経時にずれていった場合に、大きな影響を受けやすいことがわかっている。
このような光学的な位置合わせずれが非点収差誤差信号に影響を与えにくい構成を有する光ピックアップが特許文献1に開示されている。この光ピックアップは、光ディスクで反射された光ビームを4分割するための光束分割素子を備えており、これにより、光ピックアップ内の光学的な位置合わせずれが生じても、フォーカス誤差信号の劣化が生じることを抑制しようとしている。
特開2001−160223号公報
しかし、特許文献1に記載されている光ピックアップは、特殊な光束分割素子を光ピックアップ内に配置しているため、光ピックアップの更なる小型化を困難にするという欠点を有している。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、光学的な位置合わせずれを許容しつつ、小型化にも適した新規な光ピックアップ、および当該光ピックアップを備える光ディスク装置を提供することにある。
本発明の光ピックアップは、光ビームを放射する光源と、前記光ビームを光ディスクの情報層に集束させる対物レンズと、前記光源から放射された光ビームが前記光ディスクに達するまでの往路と前記光ディスクで反射された光ビームの復路とを部分的に分離する偏光分離素子と、分割線によって少なくとも2つの領域に分割された受光面を有し、前記光ディスクで反射された光ビームを前記受光面で受ける光検出器と、前記光ディスクと前記偏光性分離素子との間に配置された偏光調整素子とを備え、前記偏光調整素子は、前記光検出器の受光面に入射する光ビームのうち、前記分割線に対応する部分の光強度を局所的に低下させる位相差分布を有している。
好ましい実施形態において、前記偏光調整素子は、前記光検出器の受光面における前記分割線に対応する位置で局所的にリタデーションまたは光学軸の向きが変化している。
好ましい実施形態において、前記偏光調整素子は、四分の一波長板として機能する第1の領域と、四分の一波長板としては機能しない第2の領域とを有している。
好ましい実施形態において、前記第2の領域は、前記光検出器の受光面に形成される光ビームスポットのうち、前記分割線を跨ぐ位置に光量低下部分を形成する。
好ましい実施形態において、前記分割線に平行な方向における前記光量低下部分の長さは、前記光ビームスポットの直径の50%以上である。
好ましい実施形態において、前記分割線に垂直な方向における前記光量低下部分の幅は、前記光検出器の受光面における前記光ビームスポットの直径の6%以上20%以下の範囲に設定される。
好ましい実施形態において、前記第2の領域は、前記偏光変調素子においてタンジェンシャル方向に延びる部分を有している。
好ましい実施形態において、前記第2の領域のうちで前記タンジェンシャル方向に延びる部分は、前記偏光変調素子上における開口径の半分以上の長さを有している。
本発明の光ディスク装置は、上記いずれかの光ピックアップと、前記光ピックアップと電気的に接続される信号処理部と、光ディスクを回転させるモータとを備える。
本発明によれば、光ディスクと偏光性分離素子との間に配置された偏光調整素子が、光検出器の受光面に入射する光ビームのうち、受光面の分割線に対応する部分の光強度を局所的に低下させる位相差分布を有している。このように光強度が局所的に低下した部分が光検出器の分割線を跨いでいる限り、光ビームの位置がずれても、光検出器の出力は変動せず、トラッキング誤差信号の品質は劣化しない。
本発明の特徴点は、光ピックアップの構成にあるが、まず図1を参照しながら、光ピックアップを備える光ディスクの概略構成を説明する。
図1は、本発明による光ディスク装置の概略構成を示している。この光ディスク装置は、本発明に係る光ピックアップ300、光ディスク200を回転させるディスクモータ302、および各種の信号処理を行う部分を備えている。
図1に示す構成例では、光ピックアップ300の出力がフロントエンド信号処理部306を介してエンコーダ/デコーダ308に送られる。エンコーダ/デコーダ308は、データ読み出し時、光ピックアップ300によって得られる信号に基づいて光ディスク200に記録されているデータを復号する。データ書き込み時、エンコーダ/デコーダ308はユーザデータを符号化し、光ディスク200に書き込むべき信号を生成し、光ピックアップ300に送出する。
フロントエンド信号処理部306は、光ピックアップ300の出力に基づいて再生信号を生成する一方、フォーカス誤差信号FEやトラッキング誤差信号TEを生成する。フォーカス誤差信号FEやトラッキング誤差信号TEは、サーボ制御部310に送出される。サーボ制御部310は、ドライバアンプ304を介してディスクモータ302を制御する一方、光ピックアップ300内のアクチュエータを介して対物レンズの位置を制御する。エンコーダ/デコーダ308およびサーボ制御部310などの構成要素は、CPU309によって制御される。なお、本発明による光ディスク装置は、図1に示す構成を有するものに限定されない。
次に、図2を参照しながら、光ピックアップ300の構成を説明する。
本実施形態の光ピックアップ300は、光ビーム120aを放射する光源5と、光ビーム120aを光ディスク1の情報層に集束するための対物レンズ2とを備えており、対物レンズ2は、アクチュエータ25によって駆動される。光源5は、装填される光ディスク1の記録/再生に適した波長で発振するレーザ素子であり、光ディスク1がDVDの場合、光源5は波長660nm程度の赤色レーザ素子である。
光ピックアップ300は、光源5から放射された光ビーム120aが光ディスク1に達するまでの往路と光ディスク1で反射された光ビームの復路とを部分的に分離する偏光分離素子(偏光ビームスプリッタ)4を備えている。本実施形態の偏光ビームスプリッタ4は、P波を透過し、S波を反射する性質を有している。ここで、「S波」とは、電界ベクトルが図2の紙面に平行な直線偏光を意味し、「P波」とは、電界ベクトルが図2の紙面に垂直な直線偏光を意味するものとする。一般に、半導体レーザ素子から放射されるレーザ光は、所定の方位に偏光しているため、光源5として用いられる半導体レーザの配置を適切に調節することにより、光ビーム120aをP波として偏光ビームスプリッタ4に入射させることができる。理想的な偏光ビームスプリッタでは、P波の透過率TPは100%であり、S波の反射率RSは100%である。
本実施形態では、光源5から放射された光ビーム120aが偏光ビームスプリッタ4を透過した後、コリメータレンズ20を介して平行化され、偏光調整素子3に入射する。偏光調整素子3は、本実施形態に特徴的な素子であり、その詳細な説明は、後述する。
偏光調整素子3を透過した光ビーム120aは対物レンズ2によって集束される。データの記録/再生動作時において、光ビーム120aの集束点が光ディスク1の情報層上に位置するように、対物レンズ2の位置がアクチュエータ25によって調整される。
光ディスク1で反射された光ビーム120aは、対物レンズ2、偏光調整素子3、およびコリメータレンズ20を透過した後、偏光ビームスプリッタ4に入射する。このとき、光ディスク1で反射された光ビーム120aの主たる部分はS波に変換されており、偏光ビームスプリッタ4によって反射される。なお、本実施形態では、光ビーム120aの一部は、P波のまま、あるいは、P波の成分を含んだ状態で偏光ビームスプリッタ4に戻ってくる。この点は、本発明の特徴点に関しており、その詳細は後述する。
偏光ビームスプリッタ4によって反射された光ビーム120bは、往路から分岐し、検出レンズ6に入射する。検出レンズ6はシリンドリカル面を有し、偏光ビームスプリッタ4で反射された光ビーム120bを光検出器7に集束する。
光検出器7は、図3(a)に示すように、分割線D1、D2によって4つの検出領域A、B、C、Dに分割された受光面を有しており、光ディスク1で反射された光ビーム12bを受光面で受ける。4つの検出領域A、B、C、Dの各々は、入射光量に応じた電気信号を出力するフォトダイオードである。以下、簡単のため、検出領域A、B、C、Dから出力される電気信号の大きさを、それぞれ、A、B、C、Dと表記する。
図1に示すフロントエンド処理部306は、光ピックアップ300の光検出器7から出力される電気信号を受け取り、フォーカス誤差信号FE、トラッキング誤差信号TEなどの種々の信号を生成する。
本実施形態では、フォーカス制御のため、非点収差によるフォーカスエラー検出方法を採用している。この場合のフォーカス誤差信号FEは、以下の式1で表される。
FE=(A+C)−(B+D) ・・・(式1)
図3(b)は、光ビーム120bのスポット10が受光面上に形成されている様子を示している。光ビーム120aの焦点が光ディスク1の情報層上に位置するとき(合焦点時)、光ビーム120bが受光面上に形成するスポット10の形状は円である。このとき、領域A、B、C、Dに照射される光の量は各領域で等しくなるため、式1で示されるFEの値はゼロとなる。
一方、光ビーム120aの焦点が光ディスク1の情報層からシフトしたとき、光ビーム120bが受光面上に形成するスポット10の形状は、図3(c)に示すように楕円になる。光ビーム120aの焦点が情報層の手前側か奥側かにより、楕円の長軸方位は約90°回転する。例えば図3(c)に示す例では、検出領域B、Dに入射する光の総量(B+Dが、検出領域A、Cに入射する光の総量(A+C)に比べて多くなるため、式1のFEはゼロからシフトし、マイナスの値をとることになる。
このように、合焦点時には式1で示されるフォーカス誤差信号FEはゼロとなるが、焦点が情報層から外れると、フォーカス誤差信号FEはゼロではない値を示すことになる。フォーカス制御が行われているとき、フォーカス誤差信号FEの値をゼロに近づけるようにアクチュエータ25(図2)が動作し、対物レンズ2の光軸方向位置が適切に調整される。
上記のフォーカス誤差信号に対し、トラッキング誤差信号TEは、例えば以下の式2で示される。
TE=(A+B)−(C+D) ・・・(式2)
光ビームの焦点がトラックの中心から外れると、光検出器7の受光面上における光ビーム120bのスポット位置が光ディスクの径方向(Rad方向)にシフトし、その結果、式2で示されるトラッキング誤差信号TEがゼロではない値を示すことになる。トラッキング制御が行われているとき、トラッキング誤差信号TEの値をゼロに近づけるようにアクチュエータ25(図2)が動作し、対物レンズ2のディスク径方向位置が適切に調整される。
次に、図4を参照しながら、本実施形態の光ピックアップ300において最も特徴的な構成を有する偏光調整素子3を詳しく説明する。図4(a)は、偏光調整素子3の平面図、図4(b)は、その断面図である。
図4に示す偏光調整素子3は、面内で位相差が異なる複数の複屈折領域8、9を有する分布型の位相差板である。第1の領域8は、光源5から放射される光ビーム(波長λ)に対して、四分の一波長(λ/4)の位相差を示し、第2の領域9は、その同じ光ビームに対して一波長(λ)の位相差を示す。したがって、第1の領域8は通常の四分の一波長板(λ/4位相差板)と同様の光学的機能を発揮するのに対して、第2の領域9は、入射光の偏光状態を特に変化させない透明な窓として機能する。図4に示す例では、第2の領域9は、光ディスク1のトラック方向(Tan:タンジェンシャル方向)に沿って延びる1本の帯形状を有しており、第1の領域8は、第2の領域9を挟んで左右に対称に配置されている。第2の領域9の幅X1は、光ビーム120aの開口径dに対して6%以上20%以下の範囲に設定されることが好ましい。なお、図面に記載している「Rad」は、「ラジアル方向」を意味し、その矢印は、光ディスク1の径方向に平行な方向を示している。
図2に示す位置に配置された状態の偏光調整素子3によると、第1の領域8を透過したP波は円偏光に変化される(図4(b))。この円偏光は対物レンズ2を経て光ディスク1に入射し、光ディスク1の情報層で反射された後、再度、対物レンズ2を経て偏光調整素子3の第1の領域8に入射することになる。光ディスク1で反射された円偏光が偏光調整素子3の第1の領域8を透過すると、今度はS波に変換されて出射することになる。第1の領域8から出たS波は、偏光ビームスプリッタ4で反射されるため、検出レンズ6を経て光検出器7の受光面に入射することになる。
一方、光源5から放射された後、第2の領域9を透過したP波は、そのまま、対物レンズ2を経て光ディスク1に入射する。このP波は、光ディスク1の情報層で反射された後、再度、対物レンズ2を経て偏光調整素子3の第2の領域9に入射するが、ここでも、偏光状態に変化は生じない。このため、第2の領域9を透過した光は、P波のまま、偏光ビームスプリッタ4を透過し、光源5に戻ることになる。このように入射光の偏光状態を変化させないようにするためには、第2の領域9における位相差を波長λの整数倍に設定すればよい。したがって、第2の領域9における位相差をλに設定する代わりに、N×λ(Nはゼロ以上の整数)に設定しても良い。N=0の場合、位相差は形成されないため、第2の領域9は、複屈折性を有している必要は無い。位相差の無い第2の領域9は、例えばλ/4位相差板の所定領域にストライブ状の開口部を設けることによって形成可能である。すなわち、この開口部における空気の層が第2の領域9として機能することになる。
図5は、光検出器7の受光面上における光ビームスポット10の光量分布を模式的に示している。図5におけるラジアル方向およびタンジェンシャル方向は、図4におけるラジアル方向およびタンジェンシャル方向から90°回転している。
図5に示される光ビームスポット10は、光強度(光量)が局所的に低下した部分(光量低下部分)12と、通常の光量を示す2つの部分11とから構成されている。光量低下部分12は、ビームスポット10の中央部に存在し、分割線D2上に位置している。この光量低下部分12は、図4に示す偏光変調素子3の第2の領域9によって形成されたものである。すなわち、偏光変調素子3を透過した光ビーム120aのうち、第2の領域9を透過した部分は、偏光ビームスプリッタ4で反射されず、光検出器7上に届かないため、光検出器7の受光面に形成される光ビームスポット10において相対的に暗い部分を形成する。光量低下部分12の形状は、偏光変調素子3における第2の領域9の形状に対応している。
このように、本実施形態の偏光調整素子3は、光検出器7の受光面に入射する光ビーム120bのうち、タンジェンシャル方向の分割線D2に対応する部分の光強度を局所的に低下させる位相差分布を有している。この位相差分布は、分割線D2に対応する第2の領域9のリタデーションまたは光学軸の向きを第1の領域8から変化させることによって形成することが可能である。
光検出器7の受光面上に形成される光ビームスポット10が、分割線D2上に光量低下部分12を有していると、光量低下部分12の幅X2に相当する距離だけ、受光面上の光ビームスポット10の位置がラジアル方向にシフトしても、その影響が光検出器7の出力には現れないことになる。したがって、光ピックアップ製造時、または、その後の位置ずれにより、光ビームスポット10の中心が光検出器7の受光面における中心からシフトしても、トラッキング誤差信号TEなどの誤差信号に及ぶ悪影響を緩和することができる。
図6(a)〜(c)は、光ビームスポット10がラジアル方向に徐々にシフトしている様子を示している。光学的な位置合わせずれなどを理由として、光ビームスポット10の位置がラジアル方向にシフトした場合、図6(a)および(b)に示すように、光量低下部分12が分割線D2を跨いでいる限り、検出領域A、B、C、Dに入射する光の量は、それぞれ変化しない。なお、ここでは、簡単のため、タンジェンシャル方向の位置合わせずれは考えないものとする。
図7は、受光面上におけるビームスポット10のシフト量Sと、光量低下部分12の幅X2との関係を示している。シフト量Sが光量低下部分の幅X2の半分以下である限り、光量低下部分12は分割線D2を跨いでいる。したがって、光ビームスポット10のうち、光量低下部分12を挟んで位置する2つの明るい部分11が分割線D2を横切ることはない。
このように光量低下部分12は、光ビームスポット10のシフトに対して不感応となる部分であり、その幅X2を適切な大きさに設定すれば、現実的に生じ得る位置合わせずれの影響を抑制することができる。幅X2は、偏光変調素子3における第2の領域9の幅X1に応じて変化させることができる。
本実施形態の偏光変調素子3は、種々の方法により、製造可能である。例えば、以下に説明する方法によっても作製することができる。
まず、一対の透明基板を用意し、各透明基板の対向面上に配向材料を塗布して液晶配向膜を形成する。配向材料としては、直線偏光の紫外線を照射し、露光することにより、その偏光方向に配向性を付与することができる光配向膜材料を用いる。
次に、各透明基板のうち、第2の領域9に相当する部分をマスクで覆った状態で、ある方向に直線偏光した紫外線で第1の領域8に相当する部分の液晶配向膜を照射する。次に、第1の領域8に相当する部分をマスクで覆った状態で、他の方向に直線偏光した紫外線で第2の領域9に相当する部分の液晶配向膜を照射する。こうして、第1の領域8と第2の領域9とで異なる方向に配向規制を行う液晶配向膜を得ることができる。
次に、2つの透明基板を対向させて周辺部分を接着剤で貼り合わせた後、紫外線硬化樹脂を含有する液晶材料を透明基板間に注入する。液晶材料が注入されると、液晶分子の長鎖軸は、液晶配向膜の配向規制方向に揃うことになる。この後、液晶層に無偏光の紫外線を照射し、液晶層を硬化させれば、偏光調整素子3を得ることができる。
液晶の配向規制は、一般には、ポリアミド系合成繊維などの微細な織毛が形成された布で一定方向に配向膜の表面を摩擦することによって行われる。しかし、本実施形態では、同一面内で異なる方位に配向させるため、光配向技術を用いている。このような光配向技術によれば、所望の配向分布を得ることができる。このようにして、第1の領域8と第2の領域9との間で液晶分子の向きを変化させることにより、複屈折の光学軸に面内分布が発生する。その結果、一枚の位相差板でありながら、光の入射位置に応じて異なる偏光変換を行うことが可能になる。
上記の製造方法を採用する代わりに、第1の領域8と第2の領域9との間で単純に厚さを変化させた位相差板を形成しても、本願発明における偏光調整素子を得ることが可能である。複屈折材料における位相差は、その厚さに依存して変化するからである。
[実施例1]
以下、本発明の実施例を説明する。
本実施例では、トラキング誤差信号TEなどの誤差信号に対する位置ずれの影響が緩和されるという本発明の効果を確認するため、以下の式2によって表される「DCバランス」をシミュレーションに基づいて評価した。
DCバランス=((A+B)−(C+D))/(A+B+C+D) ・・・(式2)
図8(a)は、本実施例で用いた偏光変調素子3の構成を示し、図8(b)は、光検出器7の受光面に形成される光ビームスポット10の光量分布を模式的に示している。図8(c)は、DCバランスと位置ずれとの関係を示すグラフであり、グラフの横軸がラジアル方向の位置ずれ(Detector Shift)、縦軸がDCバランス(DC Balance)である。
本実施例では、偏光調整素子3における第2の領域9の幅X1を開口径dの13.5%の大きさに設定した。受光面上における光ビームスポット10の直径は約85μmであり、受光面上に形成される光量低下部分12の幅X2は約11.5μmであった。
図8(c)には、第2の領域9を形成しない通常のλ/4位相差板を用いた場合の曲線を比較例として記載している。第2の領域9を設けなかった場合における光ビームスポットの中心における光量を「10」とした場合、第2の領域9を設けたことによって形成される光量低下部分12の光量は「0」となる。この場合における「DCバランス」と「位置ずれ」との関係は、図8(c)のグラフにおいて、「10対0」の曲線によって示されている。図8(c)には、他に、「10対1」、「10対2」、「10対3」、「10対4」、および「10対5」の場合の曲線が示されている。これらの曲線は、光量低下部分12の光量が完全にゼロとならない場合の計算結果を示している。例えば、偏光ビームスプリッタ4によるP波反射率RPが0%であれば、「10対0」の曲線が得られるが、P波反射率RPが10%、20%、30%、40%、50%の場合は、それぞれ、「10対1」、「10対2」、「10対3」、「10対4」、「10対5」の曲線が得られることになる。
図8(c)から明らかなように、P波反射率PRが0%の場合、受光面上における光量低下部分12の幅X2の半分以下の位置ずれであれば、DCバランスは常にゼロ%である。位置ずれが光量低下領域の幅X2の半分を超えて大きくなると、位置ずれに比例してDCバランスが増加する。なお、位置ずれが光量低下部分12の幅X2の半分以下であれば、P波反射率RPが10%、20%、30%、40%、50%の場合であってもDCバランス抑制効果が得られている。
DVDの場合、DCバランスを10%以下に抑えることが規格上求められている。比較例によると、DCバランスを10%以下に抑えるためには、位置ずれを2.5μm以下にする必要がある。しかし、本発明の実施例によると、位置ずれの許容範囲を拡大することができる。例えば、P波反射率RPが0%の場合、位置ずれを7.8μm以下に抑えさえすれば、DCバランスを10%以下にすることができる。P波反射率RPが20%の場合でも、位置ずれの共用範囲の上限を6.6μm程度することが可能になる。
このように本実施例によれば、DCバランスを規格内の大きさに抑制するために必要な位置ずれの許容範囲が拡大するため、製造時における位置合わせを簡単化することがてき、また、経時的に位置ずれが生じても、それによってフォーカス制御に不都合が生じることも抑制される。
なお、偏光ビームスプリッタ4のP波反射率RPを10%、20%、30%、40%、50%と変化させる代わりに、偏光調整素子3における第2の領域9の位相差を波長λの整数倍の値から変化させることによっても、同様の結果を得ることが可能である。すなわち、偏光ビームスプリッタ4のP波反射率RPが0%の場合でも、第2の領域9の位相差が波長λの整数倍からずれると、第2の領域9を透過する光ビーム中にS波成分が含まれることになるため、受光面に形成される光量低下部分12の光量が相対的に増加することになる。
上述のように、光量低下部分12の光量が少ないほど、DCバランスを小さくする効果は強くなるが、光量低下部分12の光量低下割合が50%以上であれば、DCバランスを小さくする効果は得られる。したがって、偏光調整素子3における第2の領域9の位相差を波長λに等しくなるように設定することが好ましいが、本発明は、このような場合に限定されない。
[実施例2]
次に、本発明の実施例2を説明する。
本実施例が実施例1と異なる点は、偏光変調素子3における第2の領域9の形状にあり、他の構成については実施例1と共通している。
図9(a)は、本実施例で用いた偏光変調素子3の構成を示し、図9(b)は、光検出器7の受光面に形成される光ビームスポット10の光量分布を模式的に示している。図9(c)は、DCバランスと位置ずれとの関係を示すグラフである。
本実施例では、偏光調整素子3における第2の領域9の幅X1を開口径dの13.5%の大きさに設定するとともに、第2の領域9の長さY1を開口径dの50%に設定している。受光面上における光ビームスポット10の直径は約85μm、受光面上に形成される光量低下部分12の幅X2は約11.5μm、長さY2は約42μmであった。
図9(c)には、第2の領域9を形成しない通常のλ/4位相差板を用いた場合の曲線を比較例として記載している。また、実施例1と同様に、光量低下部分12の光量がゼロにならない場合についても、DCバランスと位置ずれとの関係を示している。
図9(c)からわかるように、光量低下部分12の長さY2が光ビームスポットの直径よりも短い場合でも、本発明の効果を得ることができる。重要な点は、光検出器7の重厚面上において、タンジェンシャル方向の分割線D2を横切る光量低下部分12を形成することにあり、光量低下部分12は種々の形状をとることが可能である。
図10(a)〜(d)および図11(a)〜(c)の左側部分は、いずれも、本発明で採用可能な変調調整素子3の構成例を示しており、その右側部分は、光検出器7の受光面に形成される光ビームスポットの光量分布を模式的に示している。
本願発明者の検討によると、分割線D2に垂直な方向における光量低下部分12の幅X2は、光ビームスポット10の直径の6%以上20%以下の範囲に設定されることが好ましい。この幅X2は、具体的には、DVDの場合、5〜17μmの大きさに相当し、生じ得る光学的な位置合わせずれに比べて充分な大きさであり、光ピックアップの製造工程が容易になる。
また、本発明の効果を得るには、分割線D2に平行な方向における光量低下部分12の長さY2は、光ビームスポット10の直径の50%以上に設定することが好ましい。このような長さY2の設定範囲は、偏光変調素子3における第2の領域9の長さY1を開口径dの半分以上の大きさに設定することに対応している(図9)。
なお、上記実施形態については、トラッキング誤差信号TEの品質維持に対する効果を説明してきたが、本発明は、フォーカス誤差信号FEの品質維持にも寄与すると考えられる。また、トラッキング誤差信号TEの内容も式2で示されるものに限定されない。
本発明の光ピックアップおよび光ディスク装置は、光学的な位置合わせずれの精度を落としても、特にトラキング誤差信号の品質低下を抑制できるため、光ディスク装置の小型化・低価格化に貢献する。本発明では、特別の素子を付加することなく、本来的に必要な位相差版の一部を改良することにより、本発明の偏光変調素子として利用することができる。
本発明による光ディスク装置の概略構成を示す図である。 本発明に係る光ピックアップの構成を示す図である。 (a)〜(c)は、光検出器の受光面を示す図である。 (a)は、本発明の実施形態で用いられる偏光変調素子3の構成を示す平面図であり、(b)は、その断面図である。 図4の偏光変調素子3を用いて場合に光検出器の受光面に形成される光ビームスポットの光量分布を示す平面図である。 (a)〜(c)は、光ビームスポット10がラジアル方向に徐々にシフトしている様子を示す図である。 本発明の実施形態において、光検出器7の受光面上におけるビームスポット10のシフト量Sと、光量低下部分12の幅X2との関係を示す平面図である。 (a)は、本発明の実施例1で用いた偏光変調素子3の構成を示す平面図、(b)は、光検出器7の受光面に形成される光ビームスポット10の光量分布を模式的に示す平面図、(c)は、DCバランスと位置ずれとの関係を示すグラフである。 (a)は、本発明の実施例2で用いた偏光変調素子3の構成を示す平面図、(b)は、光検出器7の受光面に形成される光ビームスポット10の光量分布を模式的に示す平面図、(c)は、DCバランスと位置ずれとの関係を示すグラフである。 (a)〜(d)は、本発明で採用可能な変調調整素子3の他の構成例と、光検出器7の受光面に形成される光ビームスポットの光量分布を模式的に示す平面図である。 (a)〜(c)は、本発明で採用可能な変調調整素子3の更に他の構成例と、光検出器7の受光面に形成される光ビームスポットの光量分布を模式的に示す平面図である。
符号の説明
1 光ディスク
2 対物レンズ
3 偏光変調素子
4 偏光分離素子(偏光ビームスプリッタ)
5 光源
6 検出レンズ
7 光検出器
8 偏光変調素子の第1の領域(λ/4位相差領域)
9 偏光変調素子の第2の領域(λの整数倍の位相差領域)
10 光検出器の受光面上に形成される光ビームスポット
11 光ビームスポットの通常の光量部分
12 光ビームスポットの光量低下部分
25 アクチュエータ
120a 光ビーム(往路光)
120b 光ビーム(復路光)
200 光ディスク
300 光ピックアップ
304 ドライバアンプ
306 フロントエンド信号処理部
308 エンコーダ/デコーダ
309 CPU
310 サーボ制御部
D1 光検出器7の受光面における分割線(ラジアル方向)
D2 光検出器7の受光面における分割線(タンジェンシャル方向)
X1 偏光変調素子3の第2の領域の幅
Y1 偏光変調素子3の第2の領域の長さ
X2 光ビームスポットの光量低下部分の幅
Y2 光ビームスポットの光量低下部分の長さ

Claims (9)

  1. 光ビームを放射する光源と、
    前記光ビームを光ディスクの情報層に集束させる対物レンズと、
    前記光源から放射された光ビームが前記光ディスクに達するまでの往路と前記光ディスクで反射された光ビームの復路とを部分的に分離する偏光分離素子と、
    分割線によって少なくとも2つの領域に分割された受光面を有し、前記光ディスクで反射された光ビームを前記受光面で受ける光検出器と、
    前記光ディスクと前記偏光性分離素子との間に配置された偏光調整素子と、
    を備え、
    前記偏光調整素子は、前記光検出器の受光面に入射する光ビームのうち、前記分割線に対応する部分の光強度を局所的に低下させる位相差分布を有している、光ピックアップ。
  2. 前記偏光調整素子は、前記光検出器の受光面における前記分割線に対応する位置で局所的にリタデーションまたは光学軸の向きが変化している請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 前記偏光調整素子は、四分の一波長板として機能する第1の領域と、四分の一波長板としては機能しない第2の領域とを有している請求項1に記載の光ピックアップ。
  4. 前記第2の領域は、前記光検出器の受光面に形成される光ビームスポットのうち、前記分割線を跨ぐ位置に光量低下部分を形成する、請求項3に記載の光ピックアップ。
  5. 前記分割線に平行な方向における前記光量低下部分の長さは、前記光ビームスポットの直径の50%以上である、請求項4に記載の光ピックアップ。
  6. 前記分割線に垂直な方向における前記光量低下部分の幅は、前記光検出器の受光面における前記光ビームスポットの直径の6%以上20%以下の範囲に設定される、請求項5に記載の光ピックアップ。
  7. 前記第2の領域は、前記偏光変調素子においてタンジェンシャル方向に延びる部分を有している、請求項3に記載の光ピックアップ。
  8. 前記第2の領域のうちで前記タンジェンシャル方向に延びる部分は、前記偏光変調素子上における開口径の半分以上の長さを有している、請求項7に記載の光ピックアップ。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の光ピックアップと、
    前記光ピックアップと電気的に接続される信号処理部と、
    光ディスクを回転させるモータと、
    を備える光ディスク装置。
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