JP2008027300A - 注意喚起装置および注意喚起方法 - Google Patents

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浩之 多田
Hisaki Kanehara
寿樹 金原
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泰樹 飯塚
Hiroyuki Suzuki
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Abstract

【課題】許容領域からの逸脱あるいは禁止領域への侵入を未然に防ぐ注意喚起装置を提供する。
【解決手段】注意喚起装置100は、自装置の位置情報を取得する位置情報取得部101と、自装置の方位情報を取得する方位情報取得部102と、自装置の領域をあらかじめ格納する領域記憶部103と、上記位置情報に示された位置と領域記憶部103に格納された領域の境界との間の最短距離を演算する第1の演算部104とを含む。さらに、注意喚起装置100は、上記方位情報に示された方位の傾きでかつ前記位置情報の位置を通る第1の直線と上記最短距離を結ぶ第2の直線とのなす角度を演算する第2の演算部105と、上記最短距離および上記角度と、あらかじめ設定されたそれぞれの閾値とを比較し、比較の結果に基づいて、領域への侵入または領域からの逸脱の可能性を判定する注意喚起判定部106と、注意喚起判定部106により、領域への侵入または領域からの逸脱の可能性が肯定された場合は、注意喚起処理を行う注意喚起部109と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、注意喚起装置に係り、特に領域の監視結果に基づいて注意を喚起する注意喚起装置に関する。
近年、子供(お年寄り等を含む)に対する犯罪対策として、例えばGPS(Global Positioning System)により得られた子供の位置情報から、子供の居場所を検出し、その居場所が安全な場所かどうかを確認することが望まれている。
このような状況下において、従来の緊急通報システムは、子供の行動範囲をあらかじめ登録しておく。そして、緊急通報システムは、携帯電話のGPS機能により得られた携帯電話の位置情報を取得する。次に、緊急通報システムは、その位置、すなわち携帯電話を利用する子供の居場所が、行動範囲内にあるかどうかを判定する。その結果、緊急通報システムは、行動範囲外と判定した場合に限り、コールセンター等に通報する(例えば、特許文献1)。
特開2002−99971号公報(段落0016−0020、図1、図2参照)
しかしながら、特許文献1に記載された緊急通報システムは、あらかじめ登録した行動範囲を越えた場合に通報するものの、行動範囲を越えるおそれがある場合に通報するようになっていなかった。
そこで、本発明は、このような状況下になされたものであり、その目的は、あらかじめ設定した範囲を表す領域からの逸脱および領域への侵入を未然に防止することが可能な注意喚起装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、自装置の方位情報を取得する方位情報取得部と、境界を有する領域をあらかじめ格納する領域記憶部と、上記取得された上記位置情報に示された位置と上記領域記憶部に格納された上記領域の上記境界との間の最短の第1の距離、および、上記方位情報に示された方位の傾きでかつ上記位置情報の位置を通る第1の直線と上記第1の距離を結ぶ第2の直線とのなす角度と、あらかじめ設定されたそれぞれの閾値とを比較し、比較の結果に基づいて上記領域への侵入または上記領域からの逸脱の可能性を判定する判定部と、上記判定部により、上記領域への侵入または上記領域からの逸脱の可能性が肯定された場合は、自装置のユーザに対する注意喚起処理を行う注意喚起部と、を含む。
本発明の注意喚起装置によれば、あらかじめ設定した領域からの逸脱および領域への侵入を未然に防止することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における注意喚起装置の構成例を示すブロック図である。
図1の注意喚起装置100は、位置情報取得部101、移動方向取得部102、領域記憶部103、第1の演算部104および第2の演算部105を有する。さらに、注意喚起装置100は、注意喚起判定部(判定部)106、注意喚起情報取得部107、注意喚起情報記憶部108、注意喚起部109、ディスプレイ(表示部)110およびスピーカ(音声出力部)111を有する。注意喚起装置100として、携帯電話やゲーム機などの携帯端末(コンピュータ装置)が用いられる。
位置情報取得部101は、注意喚起装置100の位置を示す位置情報を取得する。この取得は、例えばGPS機能によって実現される。
方位情報取得部102は、注意喚起装置100が向けられている方位(例えば、東、西、南、北)を示す方位情報を取得する。方位情報取得部102は、例えば電子コンパスの利用により、注意喚起装置100を持つユーザが向いている方角(進行方向)を取得することが可能となる。
領域記憶部103は、あらかじめ設定された領域を格納する。ここでいう領域は、許可領域または禁止領域を意味し、地図上の位置情報(例えばxy座標データ)に対応付けられている。許可領域は、子供などのユーザ(監視対象者)の行動が許可されたところを指す。許可領域として、例えば、学校の校区などに相当する領域がある。他方、禁止領域は、ユーザの行動が禁止されているところを指す。禁止領域としては、例えば、事故現場、立ち入り禁止区域などに相当する領域がある。
本実施の形態においては、例えば、許可領域からの逸脱するおそれがある場合は、ユーザ(場合によっては、監督者、保護者を含む)に対し、許可領域からの逸脱を防止する旨を促す必要がある。あるいは、例えば、禁止領域へ侵入するおそれがある場合は、ユーザ(場合によっては、監督者、保護者を含む)に対し、禁止領域への侵入を防止する旨を促す必要がある。
第1の演算部104は、位置情報取得部101に取得された位置情報に示された位置と、領域記憶部103に格納された領域の境界との間の最短距離(第1の距離)を演算する。
第2の演算部105は、第1の直線と第2の直線とのなす角度を演算する。第1の直線は、方位情報取得部102に取得された方位情報に示された方位の傾きで、かつ、上記位置情報の位置を通る直線を表す。第2の直線は、上記最短距離を結ぶ直線を表す。これらの演算は、xy座標を用いることによって行われる。なお、方位情報に示された方位は、経緯度座標をxy座標に変換される。
例えば、上記位置が図2の位置p1(200,200)で、かつ、上記境界が禁止領域Q1の境界k1(x=300)の場合、まず、第1の演算部104は、図2の最短距離r1を演算する。このときのr1は、r1=300−200により求められる。そして、方位情報取得部102で取得された方位情報が、南西すなわち135度(直線の傾きは1)の場合、第2の演算部105は、第1の直線L1(y=200)と第2の直線L2(y=x)とのなす角の角度θ1を演算する。このときのθ1は、0度(第1の直線L1の傾き)+135度(方位方向)により求められる。
注意喚起判定部(判定部)106は、第1の演算部104に演算された最短距離と、第2の演算部105に演算された角度とに基づいて、注意を喚起する必要があるかどうかを判定する。具体的には、注意喚起判定部106は、上記最短距離および上記角度が、それぞれ、あらかじめ設定された閾値以下かどうかを判定する。つまり、注意喚起判定部106は、閾値以下のため、禁止領域に入るおそれがあるかどうかを判定する。あるいは、注意喚起判定部106は、閾値以下のため、許容領域を越すおそれがあるかどうかを判定する。なお、注意喚起判定部106が、第1の演算部104および第2の演算部105の機能を兼ね備えるようにして、注意喚起装置100から、第1の演算部104および第2の演算部105を取り除くようにしてもよい。
注意喚起情報取得部107は、注意喚起判定部106における判定の結果、注意を喚起する必要があると判定された場合、注意喚起情報記憶部108から、注意喚起情報を取得する。注意喚起情報は、ユーザの居場所が禁止領域内に侵入するおそれがあること、あるいは許容領域を越えるおそれがあることを示すもの(メッセージなど)である。
注意喚起部110は、注意喚起情報取得部107に取得された注意喚起情報を出力する。出力先は、例えば、ディスプレイ111、スピーカ112などである。
なお、領域記憶部103および注意喚起情報記憶部108は、例えば、メモリ、ハードディスク装置などの記憶装置で構成されている。また、第1の演算部104、第2の演算部105、注意喚起判定部106、注意喚起情報取得部107および注意喚起部109は、例えばCPUなどの処理装置で構成されている。
次に、注意喚起装置100における注意喚起処理について、図3を参照して説明する。
図3は、注意喚起装置100における注意喚起処理を示すフローチャートである。ここでは、例えば子供が、注意喚起装置100を携帯している場合を前提に説明する。
まず、注意喚起装置100は、入力処理を行う(ステップS101)。具体的には、位置情報取得部101は、注意喚起装置100の位置情報(つまり子供の居場所)を取得する。さらに、方位情報取得部102は、注意喚起装置100の方位情報を取得する。
続いて、第1の演算部104(注意喚起装置100)は、上記入力処理により、位置情報取得部101に取得された位置情報に示された位置p1(図2参照)と、領域記憶部103に格納された領域Q1の境界k1(図2参照)との間の最短距離r1(図2参照)を演算する(ステップS102)。
次に、注意喚起判定部106(注意喚起装置100)は、最短距離r1が閾値以下かどうかを判定する(ステップS103)。
そして、その判定の結果、最短距離r1が閾値以下でなければ(ステップS103のNo)、処理を終了する。なぜなら、注意喚起装置100(つまり子供)が、禁止領域へ近づき、あるいは許容領域を越えるおそれがないからである。
他方、第2の演算部105(注意喚起装置100)は、注意喚起判定部106における判定の結果、最短距離r1が閾値以下であれば(ステップS103のYes)、第1の直線L1(図2参照)と第2の直線L2(図2参照)とのなす角の角度θ1(図2参照)を演算する(ステップS104)。第1の直線L1は、ステップS101の入力処理により取得された方位情報に示された方位d1の傾きで、かつ、上記位置p1を通る直線を表す。第2の直線L2は、上記最短距離r1を結ぶ直線を表す。
次に、注意喚起判定部106は、第2の演算部105に演算された角度θ1が閾値以下かどうかを判定する(ステップS105)。つまり、注意喚起判定部106は、領域への侵入または前記領域からの逸脱の可能性が肯定したかどうかを判定する。そして、その判定の結果、角度θ1が閾値以下でなければ(ステップS105のNo)、上記可能性が否定されることとなり、処理を終了する。
他方、注意喚起部109(注意喚起装置100)は、角度θ1が閾値以下であれば(ステップS105のYes)、注意喚起処理を行う(ステップS106)。注意喚起処理として、例えば、注意喚起情報取得部107に取得された注意喚起情報をディスプレイ110またはスピーカ111に出力する処理がある。例えば、注意喚起情報としては、「危険なところに近づいているよ。注意しなさい。」や「許容領域を越えてしまうよ。」などのメッセージがある。
なお、注意喚起部109は、注意喚起を表す画像表示、動画表示、メッセージ表示、音声によるメッセージ出力、警報音出力、注意喚起装置100の振動処理、あるいはそれらの組み合わせにより、注意喚起処理を行ってもよい。このうち、例えば、注意喚起部109が上記振動処理を行う場合、注意喚起部109は、注意喚起判定部106からの肯定的な判定により、注意喚起情報取得部107から注意喚起情報を取得することなく、所定の振動処理を行う。
また、注意喚起部109は、ユーザ(子供等)の保護者の携帯電話(情報端末)や、警備会社等のコンピュータシステムに対して、注意喚起が必要な旨の情報(位置情報、方位情報、ユーザIDを含む。)を通報してもよい。
また、注意喚起部109は、位置情報と共に注意喚起情報の履歴を記憶してもよい。または、注意喚起部109は、記憶された情報(位置情報、方位情報等)を行動履歴情報として定期的に保護者の端末(例えば携帯電話)にメール送信しても良い。このようにすると、子供が帰宅したときに、その保護者が、上記端末にメール送信された行動履歴情報を確認することにより、子供の行動を確認した上で、子供の行動に対して直接注意を促すことができる。
また、位置情報取得部101は、例えば、GPS機能により位置情報を取得する場合について説明したが、これに限られない。例えば、位置情報を記録したICタグを、あらかじめ所定のポイント(電柱、駅構内など)に取り付けておく。そして、位置情報取得部101が、上記ICタグに記録されている位置情報を読み取って取得するようにしてもよい。この場合、位置情報取得部101は、ICタグのリーダが用いられる。
以上説明したように、本実施の形態の注意喚起装置100は、第1の演算部104により演算された最短距離r1および第2の演算部105により演算された角度θ1と、あらかじめ設定されたそれぞれの閾値とを比較し、比較の結果に基づいて、領域への侵入または領域からの逸脱の可能性を判定する注意喚起判定部106を含む。さらに、注意喚起装置100は、注意喚起判定部106により、領域への侵入または前記領域からの逸脱の可能性が肯定された場合は、自装置のユーザに対する注意喚起処理を行う注意喚起部109を含む。このため、注意喚起装置100において、直接ユーザ(子供等)に注意喚起することにより、そのユーザが許容領域から逸脱したりあるいは禁止領域へ侵入したりすることを未然に防止することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2における注意喚起装置は、あらかじめ設定された注意喚起のレベルに応じた注意喚起処理を行う点に特徴がある。
図4は、本発明の実施の形態2における注意喚起装置の構成例を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同一の部分については、実施の形態1と同一の符号(用語を含む)を用いて重複説明を適宜省略する。
図4の注意喚起装置100Aは、図1の実施の形態1における注意喚起判定部106に代えて、注意喚起判定部106Aを有する。そして、注意喚起装置100Aは、位置情報履歴部201、位置情報読出部202、第3の演算部(第2の距離演算部)203、第4の演算部(移動速度演算部)204および注意喚起レベル記憶部(喚起レベル判定条件記憶部)205をさらに有する点が、実施の形態1の場合と異なる。そこで、以下、実施の形態1と異なる構成について主に説明する。
なお、上記各部202〜204は、CPUなどの処理装置で構成され、残りの各部201、205は、メモリなどの記憶装置で構成されている。
位置情報履歴部201は、位置情報取得部101に取得された位置情報およびその取得時間(取得時刻)を順次蓄積する。
位置情報読出部202は、位置情報履歴部101に蓄積された位置情報を、その取得時間と対応付けて取得する。
第3の演算部203は、第1の直線(方位情報取得部102に取得された方位情報に示された方位の傾きで、かつ、位置情報取得部101に取得された位置情報の位置を通る直線)と領域記憶部103に格納された領域の境界との交点と、位置情報の位置との距離(第2の距離)を演算する。
例えば、上記位置が図5の位置p1(200,200)で、かつ、上記境界が禁止領域Q2の境界k12(y=0)の場合、まず、第3の演算部203は、図5の第1の直線L1と境界k12との交点p2(0,0)を演算する。そして、第3の演算部203は、交点p2と位置p1との距離r2を演算する。このとき、r2は、r2=[(200×200)+(200×200)]1/2により求められる。
図4に戻って、第4の演算部204は、位置情報取得部101に取得された位置情報および位置情報履歴部201に蓄積された位置情報に基づいて、注意喚起装置100Aの移動速度を算出する。なお、位置情報履歴部201の位置情報は、位置情報取得部101からの位置情報よりも以前に取得されたものとする。
具体的には、第4の演算部204は、(注意喚起装置100Aの移動距離)/(注意喚起装置100Aの移動時間)の算出式を用いて、上記移動速度を演算する。
例えば、位置情報取得部101において0時1分に(x=200,y=100)の位置情報が取得され、位置情報履歴部201に蓄積された0時0分の位置情報が(x=100,y=100)の場合、移動速度は、次のようになる。すなわち、x方向の移動速度は、(200−100)m/(0時1分−0時0分)=100m/minとなる。なお、y方向の移動速度は、0m/minとなる。
注意喚起レベル記憶部205は、各演算部104、105、203、204に演算された各値(最短距離、角度、距離、移動速度)に基づいて、上記注意喚起処理の程度を表す喚起レベルを判定するための喚起レベル判定条件を格納する。この喚起レベル判定条件は、例えば、図6(a)〜(e)に示す5種類のテーブルに格納されている。なお、本実施の形態の喚起レベル判定条件は、5つのテーブルに格納する形態を採用しているが、これに限られない。
図6(a)の第1の喚起レベルテーブル(第1の判定条件)は、第1の演算部104に演算された最短距離(図5のr1参照)と、第1の喚起レベルとの対応付けを保持する。図6(a)の喚起レベルは、最短距離が小さくなるにつれて、喚起レベルが大きくなっている。本実施の形態の喚起レベルは、その値が大きいほど、注意喚起装置100Aが禁止領域の近くに存在することを意味する。例えば、最短距離が0m以上10m未満の場合、喚起レベルは、1〜4の4段階の喚起レベルのうち、最大値を表す4の喚起レベルに設定されている。
図6(b)の第2の喚起レベルテーブル(第1の判定条件)は、第2の演算部105に演算された角度(図5のθ1参照)と、第2の喚起レベルとの対応付けを保持する。図6(b)の喚起レベルは、角度が小さくなるにつれて、喚起レベルが大きくなっている。例えば、距離が0度以上45度未満の場合、喚起レベルは、1〜4の4段階の喚起レベルのうち、最大値を表す4の喚起レベルに設定されている。
図6(c)の第3の喚起レベルテーブル(第1の判定条件)は、第3の演算部203に演算された距離(図5のr2参照)と、第3の喚起レベルとの対応付けを保持する。図6(c)の喚起レベルは、最短距離が小さくなるにつれて、喚起レベルが大きくなっている。例えば、距離が0m以上10m未満の場合、喚起レベルは、1〜4の4段階の喚起レベルのうち、最大値を表す4の喚起レベルに設定されている。
図6(d)の第4の喚起レベルテーブル(第1の判定条件)は、第4の演算部204に演算された速度と、第4の喚起レベルとの対応付けを保持する。図6(c)の喚起レベルは、速度が小さくなるにつれて、喚起レベルが大きくなっている。例えば、速度が0km/h以上10km/h未満の場合、喚起レベルは、1〜4の4段階の喚起レベルのうち、最大値を表す4の喚起レベルに設定されている。
図6(e)の総喚起レベル数テーブル(第2の判定条件)は、総喚起レベル数と最終喚起レベルとの対応付けを保持する。総喚起レベル数は、図6(a)〜(d)の4つの喚起レベルテーブル中の喚起レベルの総数(合計値)を表す。総合喚起レベルは、最終的な注意喚起の程度を表す。本実施の総合喚起レベルは、高、中、低、不要の4段階に区分けられている。なお、「高」は、喚起レベルが最大であることを表す。例えば、総喚起レベル数が14以上の場合、「高」の総合喚起レベルを表す。
図4に戻って、注意喚起判定部106Aは、各演算部104、105、203、204における演算結果に基づいて、後述する喚起レベルを判定する。そして、注意喚起部109は、注意喚起判定部106Aにおける判定結果に応じた注意喚起処理を行う。これらの詳細については、後述する。
次に、注意喚起装置100Aにおける注意喚起処理について、図7を主に参照して説明する。
図8は、注意喚起装置100Aにおける注意喚起処理を示すフローチャートである。ここでは、例えば子供が、注意喚起装置100Aを携帯している場合を前提に説明する。
まず、注意喚起装置100Aは、入力処理を行う(ステップS201)。具体的には、位置情報取得部101は、注意喚起装置100の位置情報(つまり子供の居場所)を取得する。そして、位置情報取得部101は、取得した位置情報を、その取得時間と対応付けて位置情報履歴部201に登録する。
また、方位情報取得部102は、注意喚起装置100の方位情報を取得する。
また、位置情報読出部202は、最新の位置情報およびその直前の位置情報を、それぞれの取得時間と対応付けて、位置情報履歴部201から読み出す。
続いて、第1の演算部104(注意喚起装置100A)は、上記入力処理により得られた位置情報の位置p1と、領域記憶部103に格納された領域Q2の境界k11との間の最短距離r1を演算する(図5参照)。この演算処理は、図3のステップS102の最短距離の演算処理と同様である。そして、注意喚起判定部106A(注意喚起装置100A)は、注意喚起レベル記憶部205を参照して、第1の演算部104に演算された最短距離r1に対応する第1の喚起レベルを判定する(ステップS202)。具体的には、注意喚起判定部106Aは、図6(a)の第1の喚起レベルテーブルから、当該最短距離r1に対応する喚起レベルを読み出す。
次に、第2の演算部105(注意喚起装置100A)は、上記入力処理により得られた、第1の直線L1と第2の直線L2とのなす角の角度θ1を演算する(図5参照)。この演算処理は、図3のステップS104の角度の演算処理と同様である。そして、注意喚起判定部106Aは、注意喚起レベル記憶部205を参照して、第2の演算部105に演算された角度θ1に対応する第2の喚起レベルを判定する(ステップS203)。具体的には、注意喚起判定部106Aは、図6(b)の第2の喚起レベルテーブルから、当該角度θ1に対応する喚起レベルを読み出す。
次に、第3の演算部203(注意喚起装置100A)は、上記入力処理により得られた、第1の直線L1と領域記憶部103に格納された領域Q2の境界k12との交点p2と、位置情報の位置p1との距離r2を演算する(図5参照)。そして、注意喚起判定部106Aは、注意喚起レベル記憶部205を参照して、第3の演算部203に演算された距離r2に対応する第3の喚起レベルを判定する(ステップS204)。具体的には、注意喚起判定部106Aは、図6(c)の第3の喚起レベルテーブルから、当該距離r2に対応する喚起レベルを読み出す。
次に、第4の演算部204(注意喚起装置100A)は、上記入力処理により得られ、かつ取得時間と対応付けられた最新の位置情報およびその直前の位置情報に基づいて、注意喚起装置100Aの移動速度を算出する。そして、注意喚起判定部106Aは、注意喚起レベル記憶部205を参照して、第4の演算部204に演算された速度に対応する第4の喚起レベルを判定する(ステップS205)。具体的には、注意喚起判定部106Aは、図6(d)の第4の喚起レベルテーブルから、当該速度に対応する喚起レベルを読み出す。
次に、ステップS206において、注意喚起判定部106Aは、ステップS202〜S205で判定したすべての喚起レベルに基づいて、総合喚起レベルを判定する。具体的には、注意喚起判定部106Aは、図6(e)の総合喚起レベルテーブルから、ステップS202〜S205で判定したすべての喚起レベルの総数に応じた総合喚起レベルを読み出す。
そして、ステップS207において、注意喚起部109(注意喚起装置100A)は、注意喚起情報記憶部108から注意喚起情報取得部107に取得された注意喚起情報をディスプレイ110に表示したり、あるいはスピーカ111に音声出力したりする。このとき、注意喚起情報取得部107は、注意喚起情報記憶部108から、注意喚起判定部106Aに判定された総合喚起レベルに対応する注意喚起情報を取得する。
ここで、注意喚起部109によりディスプレイ110に表示された注意喚起情報を図8(a)〜(c)に示す。
図8(a)の注意喚起情報は、「高」の総合喚起レベルを表す。そして、図8(b)の注意喚起情報は、「中」の総合喚起レベルを表す。図8(c)の注意喚起情報は、「低」の総合喚起レベルを表す。これらをみると、注意喚起情報は、総合喚起レベルが高くなるにつれて、その表示内容の口調が厳しくなるようになっている。つまり、総合喚起レベルが高くなれば、より注意を促すようになっている。
以上説明したように、本実施の形態の注意喚起装置100Aは、各演算部104、105、203、204に演算された各値(最短距離、角度、距離、移動速度)に基づいて、図6(a)〜(d)のテーブルを参照し、喚起レベルを判定する注意喚起判定部106Aを含む。さらに、注意喚起装置100Aは、注意喚起判定部106Aに判定された喚起レベルに応じた注意喚起処理を行う注意喚起部109を含む。具体的には、注意喚起部109は、例えば、総合喚起レベルに応じた注意喚起情報をディスプレイ110に表示したり、あるいはスピーカ111に音声出力したりする。このため、注意喚起装置100Aにおいて、総合喚起レベルに合った注意を促し、許容領域からの逸脱あるいは禁止領域への侵入の未然防止の成果をあげやすくなる。
なお、注意喚起部109は、総合喚起レベルに応じて、注意喚起を表す画像表示、動画表示、メッセージ表示、音声によるメッセージ出力、警報音、注意喚起装置100の振動処理、あるいはそれらを組み合わせることにより、注意喚起処理を行ってもよい。また、注意喚起部109は、総合喚起レベルに応じて、ユーザ(子供等)の保護者の端末(例えば携帯電話)や、警備会社等のコンピュータシステムに対して、注意喚起が必要な旨の情報(位置情報、方位情報、総合喚起レベル、ユーザIDを含む。)を通報してもよい。例えば、総合喚起レベルが「中」以上の場合は、注意喚起部109は、保護者等のユーザの端末にその旨の情報を通知するようにしても良い。
また、注意喚起部109は、位置情報と共に注意喚起情報の履歴を記憶してもよい。または、注意喚起部109は、記憶された情報(位置情報、注意喚起情報等)を行動履歴情報として、定期的に、保護者の端末にメール送信しても良い。これにより、子供が帰宅した際に、保護者が、メール送信された行動履歴情報を確認することにより、子供の行動を確認することができる。よって、保護者が、子供の行動を確認した上で、子供の行動に対して直接注意を促すことができる。
なお、実施の形態2の注意喚起装置100A(注意喚起判定部106A)は、図6(a)〜(d)の4種類のテーブルを用いて、各喚起レベルを判定した場合について説明したが、これに限られない。例えば、注意喚起装置100Aは、例えば、図6(a)(b)の2種類のテーブルを用いて、各喚起レベルを判定したのち、総合喚起レベルを判定してもよい。あるいは、注意喚起装置100Aは、例えば、図6(a)〜(c)の3種類のテーブルを用いて、各喚起レベルを判定したのち、合喚起レベルを判定してもよいし、図6(a)(b)(d)の3種類のテーブルを用いて、各喚起レベルを判定したのち、総合喚起レベルを判定してもよい。つまり、各演算部104、105、203、204の組み合わせは、変更してもよい。例えば、第1の演算部104、第2の演算部105および第3の演算部203の組み合わせを適用してもよいし、第1の演算部104、第2の演算部105および第4の演算部204の組み合わせを適用してもよい。
また、実施の形態2の注意喚起装置100A(注意喚起部109)は、総合喚起レベルに応じた注意喚起処理を行う場合について説明したが、これに限られない。例えば、注意喚起装置100Aは、注意喚起判定部106Aに判定された各喚起レベル(2種類〜4種類)のうち、最大値をもつ喚起レベルに応じた注意喚起処理を行うようにしてもよい。
さらに、実施の形態1の注意喚起装置100は、図4の各部201〜204をさらに含めるようにしてもよい。この場合、注意喚起装置100(注意喚起判定部106)は、第3の演算部203または第4の演算部204に演算された各値(距離、移動速度)の少なくとも一方と、その閾値とを比較する(図3のステップS103、105と同様の処理)。そして、注意喚起装置100(注意喚起判定部106)は、その比較結果にも基づいて(例えば、上記各値が閾値以下の場合)、注意喚起処理(例えば、振動処理など)を行うようにしてもよい(図3のステップS106の注意喚起処理と同様の処理)。
本発明の注意喚起装置は、あらかじめ登録している禁止領域への侵入あるいは許容領域からの逸脱を事前に通知するのに有用である。特に、子供が携帯しやすい携帯電話等の携帯端末が、注意喚起装置に適している。
本発明の実施の形態1における注意喚起装置の構成例を示すブロック図。 第1の演算部に演算された最短距離および第2の演算部に演算された角度の一例を示す図。 図1の注意喚起装置の注意喚起処理を示すフローチャート。 本発明の実施の形態2における注意喚起装置の構成例を示すブロック図。 第3の演算部に演算された距離の一例を示す図。 注意喚起レベル記憶部の各種テーブルの一例を示す図。 図4の注意喚起装置の注意喚起処理を示すフローチャート。 注意喚起情報の表示例を示す図。
符号の説明
100、100A 注意喚起装置
101 位置情報取得部
102 方位情報取得部
103 領域記憶部
104 第1の演算部
105 第2の演算部
106 注意喚起判定部
107 注意喚起情報取得部
108 注意喚起情報記憶部
109 注意喚起部
201 位置情報履歴部
202 位置情報読出部
203 第3の演算部
204 第4の演算部
205 注意喚起レベル記憶部

Claims (13)

  1. 自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    自装置の方位情報を取得する方位情報取得部と、
    境界を有する領域をあらかじめ格納する領域記憶部と、
    前記取得された前記位置情報に示された位置と前記領域記憶部に格納された前記領域の前記境界との間の最短の第1の距離、および、前記方位情報に示された方位の傾きでかつ前記位置情報の位置を通る第1の直線と前記第1の距離を結ぶ第2の直線とのなす角度と、あらかじめ設定されたそれぞれの閾値とを比較し、比較の結果に基づいて、前記領域への侵入または前記領域からの逸脱の可能性を判定する判定部と、
    前記判定部により、前記領域への侵入または前記領域からの逸脱の可能性が肯定された場合は、自装置のユーザに対する注意喚起処理を行う注意喚起部と、
    を含む注意喚起装置。
  2. 前記判定部は、前記比較により、前記第1の距離または前記角度の少なくともいずれか一方が、前記閾値以下の場合に、前記可能性を肯定する、
    請求項1に記載の注意喚起装置。
  3. 前記注意喚起処理は、メッセージ表示、画像表示、音声出力または自装置の振動の少なくともいずれかの処理である、請求項1または請求項2に記載の注意喚起装置。
  4. 前記第1の直線と前記領域の境界との交点と前記位置情報の位置との間を結ぶ第2の距離を演算する第2の距離演算部、をさらに含み、
    前記判定部は、前記可能性を判定する場合、
    前記演算された第2の距離と、あらかじめ設定されたその閾値とをさらに比較し、その比較の結果にも基づいて、前記可能性を判定する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の注意喚起装置。
  5. 前記位置情報取得部に取得された前記位置情報を、その取得時刻に対応付けて順次蓄積する位置情報履歴部と、
    前記位置情報履歴部から、最新および過去の前記各位置情報を、それぞれの前記取得時刻に対応付けて読み出す位置情報読出部と、
    前記各取得時刻に対応付けられた前記各位置情報に基づいて、自装置の移動速度を演算する移動速度演算部と、をさらに含み、
    前記判定部は、前記可能性を判定する場合、
    前記演算された前記移動速度と、あらかじめ設定されたその閾値とをさらに比較し、その比較の結果にも基づいて、前記可能性を判定する、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の注意喚起装置。
  6. 前記注意喚起処理を行うための注意喚起情報を格納する注意喚起情報記憶部と、
    前記注意喚起情報記憶部から前記注意喚起情報を取得する注意喚起情報取得部と、をさらに含み、
    前記注意喚起部は、前記注意喚起を行う場合、
    前記注意喚起情報取得部に取得された前記注意喚起情報を外部出力する、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の注意喚起装置。
  7. 自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    自装置の方位情報を取得する方位情報取得部と、
    境界を有する領域をあらかじめ格納する領域記憶部と、
    前記取得された前記位置情報に示された位置と前記領域記憶部に格納された前記領域の前記境界との間の最短の第1の距離、および、前記方位情報に示された方位の傾きでかつ前記位置情報の位置を通る第1の直線と前記第1の距離を結ぶ第2の直線とのなす角度に基づく注意喚起処理の程度を表す喚起レベルを判定するための喚起レベル判定条件を格納する喚起レベル判定条件記憶部と、
    前記喚起レベル判定条件記憶部の前記喚起レベル判定条件を参照し、前記第1の距離および前記角度に基づいて、前記喚起レベルを判定する判定部と、
    前記判定部に判定された前記喚起レベルに応じ、自装置のユーザに対する注意喚起処理を行う注意喚起部と、
    を含む注意喚起装置。
  8. 前記喚起レベルは、前記第1の距離に対応する第1の喚起レベル、および前記角度に対応する第2の喚起レベルを含み、
    前記喚起レベル判定条件は、前記第1の距離と前記第1の喚起レベルとの対応付けを保持する第1の喚起レベルテーブル、および、前記角度と前記第2の喚起レベルとの対応付けを保持する第2の喚起レベルテーブルを含んでおり、
    前記判定部は、前記喚起レベルを判定する場合、
    前記第1の喚起レベルテーブルから、前記第1の距離に対応する前記第1の喚起レベルを読み出すとともに、前記第2の喚起レベルテーブルから、前記角度に対応する前記第2の喚起レベルを読み出し、
    前記注意喚起部は、前記注意喚起処理を行う場合、
    前記読み出された前記第1の喚起レベルおよび前記第2の喚起レベルに応じて、前記注意喚起処理を行う、
    請求項7に記載の注意喚起装置。
  9. 前記第1の喚起レベルおよび前記第2の喚起レベルの総数に対応付けて、前記注意喚起処理を行うための注意喚起情報を格納する注意喚起情報記憶部、をさらに含み、
    前記注意喚起部は、前記注意喚起処理を行う場合、
    前記読み出された前記第1の喚起レベルおよび前記第2の喚起レベルの総数を算出し、
    当該総数に対応する、前記注意喚起情報記憶部の前記注意喚起情報を外部出力する、
    請求項8に記載の注意喚起装置。
  10. 前記第1の直線と前記領域の境界との交点と前記位置情報の位置との間を結ぶ第2の距離を演算する第2の距離演算部をさらに含むとともに、
    前記喚起レベル判定条件の前記喚起レベルは、前記第2の距離にも基づくように設定され、
    前記判定部は、前記喚起レベルを判定する場合、
    前記前記演算された前記第2の距離にも基づいて、前記喚起レベルを判定する、
    請求項7に記載の注意喚起装置。
  11. 前記位置情報取得部に取得された前記位置情報を、その取得時刻に対応付けて順次蓄積する位置情報履歴部と、
    前記位置情報履歴部から、最新および過去の前記各位置情報を、それぞれの前記取得時刻に対応付けて読み出す位置情報読出部と、
    前記各取得時刻に対応付けられた前記各位置情報に基づいて、自装置の移動速度を演算する移動速度演算部と、をさらに含むとともに、
    前記喚起レベル判定条件の前記喚起レベルは、前記移動速度にも基づくように設定され、
    前記判定部は、前記喚起レベルを判定する場合、
    前記前記演算された前記移動速度にも基づいて、前記喚起レベルを判定する、
    請求項7または請求項10に記載の注意喚起装置。
  12. 前記喚起レベル判定条件記憶部の前記喚起レベル判定条件は、前記第1の距離、前記角度および前記演算部に演算された値に個別の前記各喚起レベルを判定するための第1の判定条件と、前記各喚起レベルに基づいて総合喚起レベルを判定するための第2の判定条件とを含み、
    前記判定部は、前記喚起レベルを判定する場合、
    前記喚起レベル判定条件記憶部の前記第1の判定条件を参照して、前記第1の距離、前記角度および前記演算部に演算された値に個別の前記各喚起レベルを判定し、
    前記喚起レベル判定条件記憶部の前記第2の判定条件を参照して、前記判定した個別の前記喚起レベルに基づいて前記総合喚起レベルを判定し、
    前記注意喚起部は、前記喚起レベルに応じた注意喚起処理を行う場合、
    前記判定された前記総合喚起レベルに応じた注意喚起処理を行う、
    請求項10または請求項11に記載の注意喚起装置。
  13. 境界を有する領域をあらかじめ格納した領域記憶部を含むコンピュータ装置により注意喚起処理を行う注意喚起方法であって、
    前記コンピュータ装置は、
    自装置の位置情報を取得するステップと、
    自装置の方位情報を取得するステップと、
    前記取得した前記位置情報に示された位置と前記領域記憶部に格納された前記領域の前記境界との間の最短の第1の距離を演算するステップと、
    前記方位情報に示された方位の傾きでかつ前記位置情報の位置を通る第1の直線と前記第1の距離を結ぶ第2の直線とのなす角度を演算するステップと、
    前記演算した前記第1の距離および前記演算した前記角度と、あらかじめ設定されたそれぞれの閾値とを比較し、比較の結果に基づいて、前記領域への侵入または前記領域からの逸脱の可能性を判定するステップと、
    前記判定により、前記領域への侵入または前記領域からの逸脱の可能性が肯定された場合は、自装置のユーザに対する注意喚起処理を行うステップと、
    を含む注意喚起方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109557570A (zh) * 2018-09-05 2019-04-02 南京小脚印网络科技有限公司 基于自学习的安全定位方法及装置

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