JP2008025873A - 冷凍・冷蔵倉庫等の扉開閉機構 - Google Patents
冷凍・冷蔵倉庫等の扉開閉機構 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 冷凍・冷蔵倉庫の出入口の扉体2の開閉作動制御において、リミットスイッチ等の機械的検知による制御による不都合(経年変化:機械的磨耗、外部応力の影響:誤作動原因)を解消する。
【解決手段】駆動モータ42でレール1の走行駆動される冷蔵倉庫や冷凍倉庫の扉体2において、扉体の全開位置並びに全閉位置に、扉体が衝突するストッパー部(ストッパー部3と当接部28bの衝突、当接部28aの互いの衝突)を設け、駆動モータ42の駆動制御にインバータ制御を採用すると共に、過負荷停止機能を備えさせ、扉体2の全開・全閉制御を、リミットスイッチを採用せずに駆動モータの電気的制御のみで実現した。
【選択図】図1
【解決手段】駆動モータ42でレール1の走行駆動される冷蔵倉庫や冷凍倉庫の扉体2において、扉体の全開位置並びに全閉位置に、扉体が衝突するストッパー部(ストッパー部3と当接部28bの衝突、当接部28aの互いの衝突)を設け、駆動モータ42の駆動制御にインバータ制御を採用すると共に、過負荷停止機能を備えさせ、扉体2の全開・全閉制御を、リミットスイッチを採用せずに駆動モータの電気的制御のみで実現した。
【選択図】図1
Description
本発明は、主として野菜、水産物などの食料品の冷蔵・冷凍保管するための倉庫の開閉扉における開閉駆動機構に関するものである。
冷凍・冷蔵倉庫の扉の開閉駆動は、特許文献1(特公平6−60783号公報)及び特許文献2(特開平4−236089号公報)に例示するように、扉体を上方に架設したレールに吊下げ、或いは下方レール上に配置し、レール走行によって開閉するようにしており、その駆動機構は、上方に架設した巻回ベルトや巻回チェーンの一部と扉体を連結し、前記ベルト(またはチェーン)の駆動によって扉体を動作させるものである。
前記のベルト駆動による扉全開時や全閉時の制止制御は、全閉位置及び全開位置で作動するスイッチ(リミットスイッチ)を組み込み、前記リミットスイッチで扉体到達位置を検知し、駆動モータを停止するようにしている。
扉体の開閉駆動は一定の出力のモータで行い、扉体が所定の位置(全開位置・全閉位置)に設けたリミットスイッチで停止検知を行い、モータの駆動を停止していたものであるから、リミットスイッチが適正に動作するように組み込む製造上煩雑さがある。
また機械的動作部分が存在すると、外部からの不正規の応力を受けた場合に誤作動の原因になり、また経年変化による故障も発生することになる。
そこで本発明は、扉体の開閉作動制御にリミットスイッチを採用しない新規な制御手段を採用した冷凍冷蔵倉庫等の扉開閉機構を提案したものである。
本発明に係る冷凍・冷蔵倉庫等の扉開閉機構は、駆動モータでレール走行駆動される冷蔵・冷凍倉庫の扉体において、扉体の全開位置並びに全閉位置に、扉体が衝突するストッパー部を設け、駆動モータの駆動制御にインバータ制御を採用すると共に、過負荷停止機能を備えさせたことを特徴とするものである。
而して駆動モータ(誘導駆動モータ)を、可変電圧・可変周波数インバータ制御によって駆動するもので、通常のスイッチ操作による制御で駆動モータを所定回転方向動作させて、扉体を開放方向又は閉鎖方向に動作させる。扉体が全開位置並びに全閉位置で、扉体がストッパー部に衝突すると(両開き扉の場合の全閉は、扉体が互いのストッパー部となる)、駆動モータ負荷が急激に大きくなり、過負荷状態(負荷電流が設定値以上)となるので、過負荷状態を検知した場合に、運転周波数を零に移行させる等当該位置で駆動モータの運転を停止する。
本発明の構成は上記の通りであるから、扉体の開閉制御において、リミットスイッチを採用する必要が無く、所定位置(ストッパー部と衝突する全開位置並びに全閉位置)において自動的に停止するもので、電気的制御手段の採用によって、機械的検知に基づく制御手段において生ずる不都合を解消できたものである。
次に本発明の実施の形態について説明する。実施形態に示した冷凍・冷蔵倉庫等の扉開閉機構は、基本的には従前の装置と同様で、断熱壁で囲繞された倉庫の出入口部において、出入口部の上部外壁にレール1を架設し、前記レール1に両開きの引き戸式の扉体2を吊下げ装着すると共に、扉体2の全開位置にストッパー部3を設け、扉体の開閉作動する駆動機構部4を設けてなるものである。
更に詳細に説明すると、扉本体2は、断熱構造にして、頂部に車輪21を設けてレール1に吊下げ掛止し、底面に滑りゴム22を設けて出入口部の密封を確保し、後述する扉開閉駆動機構部4の駆動チェーン41との連結部(チェーンロック)23と、前記連結部23の連結解除を行なう手動把手24と、手動把手24の動作を連結部23に伝達する連結ロッド25を付設してなる。
また両扉体2の間に施錠部26を設けてなると共に、両扉体2の対向辺に密閉を確保する合わせパッキン27を設けてなる。更に前記合わせパッキン27の上方部分の両扉体2の対向辺にゴム質で形成した当接部28a及び後述するストッパー部3と衝突する部位にゴム質の当接部28bを設けてなる。尚必要とする箇所には、電熱部を内装してなるものである。
ストッパー部3は、扉体2の全開状態で、扉体2の当接部28b(図示例は、車輪21の車軸受け部)と衝突する位置に設けたもので、衝突面は、ゴム質など衝撃吸収材で形成した衝突部31を設けてなる。
扉開閉駆動機構部4は、扉体2のレール開閉走行範囲に対応して巻回架設される駆動チェーン41と、駆動チェーン41を作動させる減速機構を付設した駆動モータ42と、所定の制御部(図示せず)で構成されている。
駆動モータ42は一般的な誘導駆動モータで、制御部からの駆動出力で動作するものである。
制御部は、可変電圧・可変周波数インバータ制御(一般的にPWM:パルス幅変調制御)で実施するもので、操作スイッチによる予め設定した駆動出力を以って扉体の開閉を行なう開閉制御手段と、負荷が一定以上加わって負荷電流が設定値以上であることを検知した際に、駆動出力を駆動モータ停止とする停止制御手段(例えば可変周波数制御においても周波数を零とする、可変電圧制御で、出力電圧を零とする等)を備えているものである。勿論その他、インバータ制御における各種の安全制御手段や、省エネルギー駆動制御手段など公知の制御手段を任意に設定できるものである。
而して扉体が全閉状態の場合に、操作スイッチを入れると、駆動モータ42が所定回転方向に回転する駆動入力(制御部の駆動出力)を受けて回転し、駆動チェーン41が扉体を全開方向に移動するように作動し、駆動チェーン41に連結されている扉体2も共に作動し、出入口が開口される。
そして扉体2の当接部28bがストッパー部3の衝突部31と衝突すると、衝突衝撃はゴム質部分で吸収されるが、駆動モータ42が過負荷状態となる。制御部でこの過負荷状態(負荷電流値が所定値以上に達する)を検知し、駆動モータ42への駆動出力をモータ停止出力とし、駆動モータ42が停止する。
また出入口の閉鎖にあたっては、操作スイッチによる信号入力で、駆動モータ42を扉開放時と反対回転方向に作動させて、扉体2を全閉方向に作動させ、両開の扉体2の当接部28aが互いに衝突すると、駆動モータが過負荷状態となり、停止して扉体2で出入口を閉鎖するものである。
勿論手動把手24の操作によって連結部(チェーンロック)23における駆動チェーン41との連結を解除すると、手動操作で扉体2の開閉操作が可能としていることは従前装置と同様である。
従って本発明は、扉体2の全開・全閉制御において、リミットスイッチを採用せずに駆動モータの電気的制御のみで実現したもので、機械的検知に基づく開閉制御を採用した際に生ずる不都合を解消したものである。
1 レール
2 扉体
21 車輪
22 滑りゴム
23 連結部(チェーンロック)
24 手動把手
25 連結ロッド
26 施錠部
27 合わせパッキン
28a,28b 当接部
3 ストッパー部
31 衝突部
4 扉開閉駆動機構部
41 駆動チェーン
42 駆動モータ
2 扉体
21 車輪
22 滑りゴム
23 連結部(チェーンロック)
24 手動把手
25 連結ロッド
26 施錠部
27 合わせパッキン
28a,28b 当接部
3 ストッパー部
31 衝突部
4 扉開閉駆動機構部
41 駆動チェーン
42 駆動モータ
Claims (2)
- 駆動モータでレール走行駆動される冷蔵倉庫や冷凍倉庫の扉体において、扉体の全開位置並びに全閉位置に、扉体が衝突するストッパー部を設け、駆動モータの駆動制御にインバータ制御を採用すると共に、過負荷停止機能を備えさせたことを特徴とする冷凍・冷蔵倉庫等の扉開閉機構。
- ストッパー部の衝突面を衝撃吸収材で形成してなる請求項1記載の冷凍・冷蔵倉庫等の扉開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006196397A JP2008025873A (ja) | 2006-07-19 | 2006-07-19 | 冷凍・冷蔵倉庫等の扉開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006196397A JP2008025873A (ja) | 2006-07-19 | 2006-07-19 | 冷凍・冷蔵倉庫等の扉開閉機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008025873A true JP2008025873A (ja) | 2008-02-07 |
Family
ID=39116684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006196397A Pending JP2008025873A (ja) | 2006-07-19 | 2006-07-19 | 冷凍・冷蔵倉庫等の扉開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008025873A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200457363Y1 (ko) | 2011-08-16 | 2011-12-16 | 김재식 | 냉동창고용 슬라이딩 도어 |
WO2016027688A1 (ja) * | 2014-08-22 | 2016-02-25 | 株式会社アドヴィックス | 電動駐車ブレーキ装置 |
KR20180118891A (ko) * | 2017-04-24 | 2018-11-01 | 이기봉 | 냉동창고용 도어 |
CN110081653A (zh) * | 2019-05-16 | 2019-08-02 | 张刚 | 一种具有缓冲功能的节能型肉制品储存设备 |
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-
2006
- 2006-07-19 JP JP2006196397A patent/JP2008025873A/ja active Pending
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