JP2008025668A - 密封装置 - Google Patents
密封装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008025668A JP2008025668A JP2006196910A JP2006196910A JP2008025668A JP 2008025668 A JP2008025668 A JP 2008025668A JP 2006196910 A JP2006196910 A JP 2006196910A JP 2006196910 A JP2006196910 A JP 2006196910A JP 2008025668 A JP2008025668 A JP 2008025668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip
- sealing device
- fitted
- side plate
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7869—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward
- F16C33/7879—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward with a further sealing ring
- F16C33/7883—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward with a further sealing ring mounted to the inner race and of generally L-shape, the two sealing rings defining a sealing with box-shaped cross-section
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6603—Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
- F16C33/6633—Grease properties or compositions, e.g. rheological properties
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
【課題】主リップ、副リップ及びサイドリップを側板に接触させた状態で回転トルクを低減することができる密封装置を提供する。
【解決手段】内側部材10に嵌合される側板2と、外側部材11に嵌合されるシール本体3とを備える。シール本体3は、外側部材11に嵌合される芯金4と、この芯金4に固定され、側板2に摺動自在に密接する主リップ6、副リップ7及びサイドリップ8を有する。前記サイドリップ8と前記主リップ6との間及び前記主リップ6と前記副リップ7との間に、40℃における基油動粘度が20〜65mm2/sであり且つ混和ちょう度が220〜280である潤滑剤9が封入されている。
【選択図】図1
【解決手段】内側部材10に嵌合される側板2と、外側部材11に嵌合されるシール本体3とを備える。シール本体3は、外側部材11に嵌合される芯金4と、この芯金4に固定され、側板2に摺動自在に密接する主リップ6、副リップ7及びサイドリップ8を有する。前記サイドリップ8と前記主リップ6との間及び前記主リップ6と前記副リップ7との間に、40℃における基油動粘度が20〜65mm2/sであり且つ混和ちょう度が220〜280である潤滑剤9が封入されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、互いに相対回転する内側部材と外側部材との間の環状空間を密封するための密封装置に関する。
自動車の車輪用転がり軸受装置(ハブユニット)は屋外で使用され、多量の水、塵埃等にさらされるため、車輪用転がり軸受装置に用いられる密封装置には、軸受内部に異物を侵入させない密封性が求められる。さらに、最近では、省エネルギーや地球環境の汚染の観点から、自動車の燃費の向上が求められており、そのため、車輪用転がり軸受装置及び密封装置の回転トルクを低減することが重要な課題となってきている。
従来、自動車の車輪用転がり軸受装置に用いられる密封装置として、互いに相対回転する内側部材と外側部材との間に構成される環状空間に装着され、前記内側部材に嵌合される側板と、前記外側部材に嵌合され、前記側板に摺動自在に密接する主リップ、副リップ及びサイドリップを有するシール本体とを備えた密封装置において、主リップとサイドリップと側板との間に形成された空洞部に潤滑剤(導電性グリース)を封入したものがある(特許文献1参照)。
従来、自動車の車輪用転がり軸受装置に用いられる密封装置として、互いに相対回転する内側部材と外側部材との間に構成される環状空間に装着され、前記内側部材に嵌合される側板と、前記外側部材に嵌合され、前記側板に摺動自在に密接する主リップ、副リップ及びサイドリップを有するシール本体とを備えた密封装置において、主リップとサイドリップと側板との間に形成された空洞部に潤滑剤(導電性グリース)を封入したものがある(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された密封装置によれば、主リップ、副リップ及びサイドリップを側板に摺接させることにより潤滑剤の漏洩及び外部側からの泥水等の侵入を防いでいるが、上記リップの低トルク化については考慮されていないため、密封装置の回転トルクが十分低減されているとはいえない。また、潤滑剤として40℃における基油動粘度が74.7mm2/sであり且つ混和ちょう度が300であるグリースが使用されているものもあるが、この場合でも、リップの摩擦トルクが十分低減されているとはいえず、さらなる低減が求められている。リップを低トルク化する方法としては、側板に接触させるリップの数を減らすことが考えられるが、この方法を用いると軸受装置の密封性が低下するという欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、主リップ、副リップ及びサイドリップを側板に接触させた状態で回転トルクを低減することができる密封装置を提供することを目的としている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、主リップ、副リップ及びサイドリップを側板に接触させた状態で回転トルクを低減することができる密封装置を提供することを目的としている。
本発明の密封装置は、互いに相対回転する内側部材と外側部材との間に構成される環状空間に装着され、
前記内側部材及び外側部材のうちの一方の部材に嵌合される円筒部と、この円筒部から径方向に延びる環状板部とを有する側板と、
前記内側部材及び外側部材のうちの他方の部材に嵌合され、前記短筒部に摺動自在に密接する主リップ及び副リップと、前記フランジ部に摺動自在に密接するサイドリップとを有するシール本体と、
を備えた密封装置において、
前記サイドリップと前記主リップとの間及び前記主リップと前記副リップとの間に、40℃における基油動粘度が20〜65mm2/sであり且つ混和ちょう度が220〜280である潤滑剤が封入されていることを特徴としている。
前記内側部材及び外側部材のうちの一方の部材に嵌合される円筒部と、この円筒部から径方向に延びる環状板部とを有する側板と、
前記内側部材及び外側部材のうちの他方の部材に嵌合され、前記短筒部に摺動自在に密接する主リップ及び副リップと、前記フランジ部に摺動自在に密接するサイドリップとを有するシール本体と、
を備えた密封装置において、
前記サイドリップと前記主リップとの間及び前記主リップと前記副リップとの間に、40℃における基油動粘度が20〜65mm2/sであり且つ混和ちょう度が220〜280である潤滑剤が封入されていることを特徴としている。
本発明の密封装置によれば、主リップ、副リップ及びサイドリップを側板に摺接させ、サイドリップと主リップとの間及び主リップと副リップとの間に、40℃における基油動粘度が20〜65mm2/sであり且つ混和ちょう度が220〜280である潤滑剤が封入されているので、密封装置の密封性を維持したまま、上記リップの摩擦トルクを低減することができる。
本発明によれば、主リップ、副リップ及びサイドリップを側板に接触させた状態で回転トルクを低減することができる密封装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を、添付した図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の1つの実施形態に係る密封装置を示す断面説明図である。この密封装置1は、例えば、自動車の車輪が取り付けられる転がり軸受装置に用いられるものであり、互いに同心的且つ相対回転自在に配置された内側部材10と外側部材11との間の環状空間に装着されて、軸受内部Aの潤滑剤が外部側Bへ漏れるのを防止し、また、外部側Bから泥水等の異物が軸受内部Aへ侵入するのを防止している。なお、図1に示している密封装置1は、内側部材10と外側部材11との間に装着される前である変形前の自由状態を示している。
図1は、本発明の1つの実施形態に係る密封装置を示す断面説明図である。この密封装置1は、例えば、自動車の車輪が取り付けられる転がり軸受装置に用いられるものであり、互いに同心的且つ相対回転自在に配置された内側部材10と外側部材11との間の環状空間に装着されて、軸受内部Aの潤滑剤が外部側Bへ漏れるのを防止し、また、外部側Bから泥水等の異物が軸受内部Aへ侵入するのを防止している。なお、図1に示している密封装置1は、内側部材10と外側部材11との間に装着される前である変形前の自由状態を示している。
この密封装置1は、回転側部材としての内側部材10に嵌合される側板2と、固定側部材としての外側部材11に嵌合されるシール本体3とを備えている。
側板2は、内側部材10に嵌合される円筒部2aと、円筒部2aの外部側Bの端部から径方向外向きに屈曲した環状板部2bとを有する断面略L字状の環状部材である。
シール本体3は、断面略L字形の環状の芯金4と、この芯金4に固定されているシール部材5とで構成されている。
側板2は、内側部材10に嵌合される円筒部2aと、円筒部2aの外部側Bの端部から径方向外向きに屈曲した環状板部2bとを有する断面略L字状の環状部材である。
シール本体3は、断面略L字形の環状の芯金4と、この芯金4に固定されているシール部材5とで構成されている。
シール本体3の芯金4は、金属(例えば、SPCC)製の環状部材であり、外側部材11に固定される円筒部4aと、この円筒部4aの軸受内部A側の端部から径方向内向きに屈曲した環状板部4bとから構成される。
シール部材5は、合成ゴム(例えば、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、アクリルゴム(ACM))等の弾性部材からなり、加硫による接着、焼き付け等により芯金4に固定されている。このシール部材5は、芯金4の円筒部4aの内周側及び環状板部4bの外部側B及び径方向内方を覆う本体部5aを有し、さらに本体部5aの内周側から内側部材10側で且つ外部側Bへ延伸している主リップ6と、本体部5aの内周側から内側部材10側で且つ軸受内部A側へ延伸している副リップ7と、本体部5aの内周側から外部側Bの径方向斜め外向きにスカート状に延伸しているサイドリップ8とを備えている。
シール部材5は、合成ゴム(例えば、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、アクリルゴム(ACM))等の弾性部材からなり、加硫による接着、焼き付け等により芯金4に固定されている。このシール部材5は、芯金4の円筒部4aの内周側及び環状板部4bの外部側B及び径方向内方を覆う本体部5aを有し、さらに本体部5aの内周側から内側部材10側で且つ外部側Bへ延伸している主リップ6と、本体部5aの内周側から内側部材10側で且つ軸受内部A側へ延伸している副リップ7と、本体部5aの内周側から外部側Bの径方向斜め外向きにスカート状に延伸しているサイドリップ8とを備えている。
主リップ6、副リップ7及びサイドリップ8を側板2に組み付けた場合、主リップ6の先端は外部側Bを向いて円筒部2aの表面に、副リップ7の先端は軸受内部A側を向いて円筒部2aの表面にそれぞれ摺接し、これにより軸受内部Aの潤滑剤が外部側Bへ漏れるのを防止している。また、サイドリップ8の先端は、外周側を向いて側板2の環状板部2bの表面に摺接しており、これにより外部側Bから泥水等の異物が軸受内部Aへ侵入するのを防止している。
そして、サイドリップ8と主リップ6と側板2との間、及び主リップ6と副リップ7と側板2の間には、40℃における基油動粘度が20〜65mm2/s、好ましくは20〜25mm2/sであり且つ混和ちょう度が220〜280、好ましくは240〜260である潤滑剤9が封入されている。40℃における基油動粘度が20mm2/s未満で且つ混和ちょう度が280を超えると潤滑剤9の流動性が高くなり、側板2との摺接面から漏洩するおそれがあり、65mm2/sを超えるとリップの摩擦トルクが大きくなるため好ましくない。また、基油動粘度が65mm2/sを超え且つ混和ちょう度が220未満であると潤滑剤9のみかけ粘度が高くなり、リップの摩擦トルクが大きくなるため好ましくなく、逆に280を超えると潤滑剤9が軟らかくなり、側板2との摺接面から漏洩するおそれがある。
なお、この潤滑剤9は、軸受内部に封入される潤滑剤と同じものであってもよいし、相性に問題がなければ軸受内部に封入される潤滑剤と違うものを用いてもかまわない。
なお、この潤滑剤9は、軸受内部に封入される潤滑剤と同じものであってもよいし、相性に問題がなければ軸受内部に封入される潤滑剤と違うものを用いてもかまわない。
このように構成された密封装置1にあっては、主リップ6、副リップ7及びサイドリップ8が、内側部材10に嵌合された側板2に摺動自在に密接しているので、軸受内部Aからの潤滑剤の漏洩及び外部側Bからの泥水等の侵入を防止することができる。そして、サイドリップ8と主リップ6との間及び主リップ6と副リップ7との間に、40℃における基油動粘度が20〜65mm2/sであり且つ混和ちょう度が220〜280である潤滑剤9が封入されているので、上記リップの摩擦トルクが低減されている。これにより、密封装置1の回転トルクが低減する。
なお、前記実施の形態においては、側板2を内側部材10に、シール本体3を外側部材11に、それぞれ嵌合した場合を示したが、これとは逆に、シール本体3を内側部材10に、側板2を外側部材11にそれぞれ嵌合して実施することも可能である。
以下に示す実施例1〜5及び比較例1の密封装置について、回転トルク試験を行った。
(実施例1)
軸径が約φ60mm、外径が約φ75mm、シール部材がアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、側板がステンレス(SUS)であり、サイドリップと主リップとの間、主リップと副リップとの間に基油動粘度(40℃)が22.5mm2/s、混和ちょう度が250の潤滑剤(グリース)を封入した密封装置。
(実施例1)
軸径が約φ60mm、外径が約φ75mm、シール部材がアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、側板がステンレス(SUS)であり、サイドリップと主リップとの間、主リップと副リップとの間に基油動粘度(40℃)が22.5mm2/s、混和ちょう度が250の潤滑剤(グリース)を封入した密封装置。
(実施例2〜5)
基油動粘度(40℃)が32.1mm2/s、混和ちょう度が280のグリースを封入する以外は、実施例1と同様の密封装置(実施例2)。
基油動粘度(40℃)が23.7mm2/s、混和ちょう度が280のグリースを封入する以外は、実施例1と同様の密封装置(実施例3)。
基油動粘度(40℃)が47.6mm2/s、混和ちょう度が220のグリースを封入する以外は、実施例1と同様の密封装置(実施例4)。
基油動粘度(40℃)が60.8mm2/s、混和ちょう度が250のグリースを封入する以外は、実施例1と同様の密封装置(実施例5)。
(比較例1)
基油動粘度(40℃)が74.7mm2/s、混和ちょう度が300のグリース(通常使用されているもの)を封入する以外は、実施例1と同様の密封装置。
基油動粘度(40℃)が32.1mm2/s、混和ちょう度が280のグリースを封入する以外は、実施例1と同様の密封装置(実施例2)。
基油動粘度(40℃)が23.7mm2/s、混和ちょう度が280のグリースを封入する以外は、実施例1と同様の密封装置(実施例3)。
基油動粘度(40℃)が47.6mm2/s、混和ちょう度が220のグリースを封入する以外は、実施例1と同様の密封装置(実施例4)。
基油動粘度(40℃)が60.8mm2/s、混和ちょう度が250のグリースを封入する以外は、実施例1と同様の密封装置(実施例5)。
(比較例1)
基油動粘度(40℃)が74.7mm2/s、混和ちょう度が300のグリース(通常使用されているもの)を封入する以外は、実施例1と同様の密封装置。
〔回転トルク試験〕
図2に示す試験装置を用い、上記の実施例1〜5及び比較例1の密封装置の回転トルクを測定した。試験条件は以下の通りであり、測定結果を表1に示す。なお、図2において、21は試料を示し、22は回転軸を示し、23はハウジングを示し、24はロードセルを示している。
・回転数:10(起動)、500、1000min−1
・時間:各回転数でトルク定常化まで(約1時間)
・軸偏心:0.1mmTIR
・取付け偏心:0.1mmTIR
・温度:自然上昇
・潤滑:サイドリップと主リップとの間、及び主リップと副リップとの間に規定量最大のグリースを封入
・試料数:n=2
図2に示す試験装置を用い、上記の実施例1〜5及び比較例1の密封装置の回転トルクを測定した。試験条件は以下の通りであり、測定結果を表1に示す。なお、図2において、21は試料を示し、22は回転軸を示し、23はハウジングを示し、24はロードセルを示している。
・回転数:10(起動)、500、1000min−1
・時間:各回転数でトルク定常化まで(約1時間)
・軸偏心:0.1mmTIR
・取付け偏心:0.1mmTIR
・温度:自然上昇
・潤滑:サイドリップと主リップとの間、及び主リップと副リップとの間に規定量最大のグリースを封入
・試料数:n=2
表1から、本発明の実施例1〜5の密封装置は、回転数10(起動)、500及び1000min−1において、通常使用されている潤滑剤を用いた比較例1の密封装置と比較して低トルクであることが分かった。特に、回転数500min−1においては約10〜30%のトルク低減が認められた。
1 密封装置
2 側板
3 シール本体
4 芯金
5 シール部材
6 主リップ
7 副リップ
8 サイドリップ
9 潤滑剤
10 内側部材
11 外側部材
2 側板
3 シール本体
4 芯金
5 シール部材
6 主リップ
7 副リップ
8 サイドリップ
9 潤滑剤
10 内側部材
11 外側部材
Claims (1)
- 互いに相対回転する内側部材と外側部材との間に構成される環状空間に装着され、
前記内側部材及び外側部材のうちの一方の部材に嵌合される円筒部と、この円筒部から径方向に延びる環状板部とを有する側板と、
前記内側部材及び外側部材のうちの他方の部材に嵌合され、前記短筒部に摺動自在に密接する主リップ及び副リップと、前記フランジ部に摺動自在に密接するサイドリップとを有するシール本体と、
を備えた密封装置において、
前記サイドリップと前記主リップとの間及び前記主リップと前記副リップとの間に、40℃における基油動粘度が20〜65mm2/sであり且つ混和ちょう度が220〜280である潤滑剤が封入されていることを特徴とする密封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006196910A JP2008025668A (ja) | 2006-07-19 | 2006-07-19 | 密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006196910A JP2008025668A (ja) | 2006-07-19 | 2006-07-19 | 密封装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008025668A true JP2008025668A (ja) | 2008-02-07 |
Family
ID=39116501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006196910A Pending JP2008025668A (ja) | 2006-07-19 | 2006-07-19 | 密封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008025668A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013118782A1 (ja) | 2012-02-07 | 2013-08-15 | Ntn株式会社 | 車輪用軸受装置 |
JP2017166497A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 密封部材 |
JP2020003052A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 密封装置 |
CN113474568A (zh) * | 2019-05-08 | 2021-10-01 | Nok株式会社 | 密封装置 |
JP2021185324A (ja) * | 2017-12-27 | 2021-12-09 | Nok株式会社 | 密封装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004316846A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Nsk Ltd | 乾式ベルト式無段変速機 |
JP2006083878A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Nsk Ltd | 車輪用転がり軸受 |
-
2006
- 2006-07-19 JP JP2006196910A patent/JP2008025668A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004316846A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Nsk Ltd | 乾式ベルト式無段変速機 |
JP2006083878A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Nsk Ltd | 車輪用転がり軸受 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013118782A1 (ja) | 2012-02-07 | 2013-08-15 | Ntn株式会社 | 車輪用軸受装置 |
US9623703B2 (en) | 2012-02-07 | 2017-04-18 | Ntn Corporation | Wheel bearing apparatus for a vehicle |
JP2017166497A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 密封部材 |
JP2021185324A (ja) * | 2017-12-27 | 2021-12-09 | Nok株式会社 | 密封装置 |
JP7214807B2 (ja) | 2017-12-27 | 2023-01-30 | Nok株式会社 | 密封装置 |
JP2020003052A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 密封装置 |
JP7164335B2 (ja) | 2018-07-02 | 2022-11-01 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 密封装置 |
CN113474568A (zh) * | 2019-05-08 | 2021-10-01 | Nok株式会社 | 密封装置 |
CN113474568B (zh) * | 2019-05-08 | 2024-01-05 | Nok株式会社 | 密封装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105370890B (zh) | 低摩擦动态密封件 | |
KR20160111959A (ko) | 시일이 형성된 구름 베어링 | |
JP2008025668A (ja) | 密封装置 | |
CN103348152A (zh) | 车轮滚动轴承装置 | |
US20190390775A1 (en) | Heavy duty wheel seal with dry running resistance | |
CN107165945B (zh) | 一种齿轮箱及轴承密封机构 | |
CN206146629U (zh) | 一种高温高速油封试验装置 | |
CN208858791U (zh) | 一种剖分式深沟球轴承 | |
CN102011746A (zh) | 汽车水泵轴承密封装置 | |
CN201232709Y (zh) | 深沟球轴承的密封装置 | |
JP2008095919A (ja) | 密封装置 | |
JP2008025685A (ja) | 転がり軸受 | |
CN101603518B (zh) | 真空设备机械密封件及润滑方法 | |
CN207018350U (zh) | 一种自预紧四点接触球轴承 | |
JP2018071603A (ja) | 密封装置 | |
JP2018071605A (ja) | 密封装置 | |
JP7199225B2 (ja) | 密封装置および密封構造 | |
JP2013210003A (ja) | シール付タンデム型複列アンギュラ玉軸受 | |
JP2005321006A (ja) | 転がり軸受装置 | |
CN201851670U (zh) | 磁力机械油封 | |
CN102619987A (zh) | 一种轴承密封装置 | |
CN204628317U (zh) | 一种排气减压式轴承密封装置 | |
CN208686795U (zh) | 一种迷宫封装式压辊总成 | |
CN202188016U (zh) | 一种低噪声圆锥滚子轴承 | |
JP2018071604A (ja) | 密封装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110301 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110913 |