JP2008025323A - 水道用フレキシブルホースによる埋設配管構造 - Google Patents

水道用フレキシブルホースによる埋設配管構造 Download PDF

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啓次 高木
Makoto Ishii
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【課題】 配管を他部材の干渉から保護すると共に、充分な可撓性を備えた樹脂管であるフレキシブルホースの両端間に金属製の各種継手部材を適宜配管し接続する水道用フレキシブルホースによる埋設配管構造。
【解決手段】 樹脂モノフィラメントの素線間を接着せずに編組したかご状筒体の樹脂外管に、柔軟な樹脂内管を挿通しつつ被覆してなるフレキシブルホースを形成し、上記フレキシブルホースの両端間は外周にパイプを外嵌して圧縮固定すると共に、内周にはホースニップルの取付け部を内嵌して加圧変形して固定し、上記フレキシブルホースを上記埋設配管構造中に適宜介在させつつ、上記フレキシブルホースの両端間に各種継手部材を接続する水道用フレキシブルホースによる埋設配管構造。
【選択図】図2

Description

この発明は、特に水道管のように地中に埋設して使用される水道用フレキシブルホースによる埋設配管構造に関するものである。
従来、上水道のような水道管は、配管内を流れる水を各需要者に供給するために、公道側に埋設された配管から分岐し各需要者の量水器側へと供給する構造になっている。このような公道側に埋設された配管から宅地側の各需要者の量水器までの間は、周知のように、地中に埋設して使用されることが殆どであり、また、分水栓や止水栓などのような各種の継手部材が数多く接続されている。
図3に、従来の代表的な水道用埋設配管構造の一例を示す。公道Aに布設(埋設)された配管1には、サドル付き分水栓2が分岐されている。サドル付き分水栓2は、公道Aに埋設されている配管1が、上半部を保持するサドル部分2aと下半部を保持する保持部分2bとによって挟み込まれ、それを挟み込むボルト・ナット棒2c,2cによって結合されている。また、分水栓2の上部の本体部分2dは、配管1に通じる孔を底部に有し(図示略)、且つ、密閉キャップ2eとポート2fから構成され、サドル付き分水栓2を本体部分2dを所望の位置にセットしてから、密閉キャップ2eを開いた状態とし上記孔を介して配管1に穿孔することにより連通状態とされる。
また、ポート2fからの先端側は樹脂管や分水栓,止水栓,量水器などのような各種の継手部材がと接続されているが、樹脂管は周知のようにポリエチレン管6によって形成されている。ポリエチレン管6は、その性質上硬くて曲げ難いという問題があり、直管部分の樹脂管として用いることはができるが、極端な屈曲部分などの配管にはポリエチレン管6を一旦切断し、エルボなどの曲がり継手7を介在させなければならない。
最終的に、このように埋設配管構造の終端側は、宅地側となる各需要者の量水器5と接続されるのであるが、従来の水道用の埋設配管構造は、止水栓3。4,分水栓2などは金属製の継手部材により形成され、樹脂管はポリエチレン管6などとして構成されている。
このように、樹脂管としてポリエチレン管6を用いた従来の埋設配管構造の場合には、その性質上硬くて曲げ難いという問題があり、地中の埋設環境に適応すべく段差を避けたり障害物を迂回したりしなければならないため、配管構造自体も複雑化し、埋設配管構造中の継手部材も屈曲継手などが多数必要となる。したがって、切断などの作業の手間もかかると共に、屈曲継手などのコストも高くなり、且つ、全体的に相当な重量物となるなどの欠点を有している。
この発明は、上記のような目的を達成するために、配管を他部材の干渉から保護すると共に、充分な可撓性を備えた樹脂管であるフレキシブルホースの両端部に、金属製の各種継手部材を適宜接続することができる水道用フレキシブルホースによる埋設配管構造を提供するものである。
この発明は、上記のような目的を達成するために、請求項1記載のように、配管内を流れる水を各需要者に供給するための埋設配管構造において、樹脂モノフィラメントの素線間を接着せずに編組したかご状筒体の樹脂外管に、柔軟な樹脂内管を挿通しつつ被覆してなるフレキシブルホースを形成し、上記フレキシブルホースの両端部は外周にパイプを外嵌して圧縮固定すると共に、内周にはホースニップルの取付け部を内嵌して加圧変形して固定し、上記フレキシブルホースを上記埋設配管構造中に適宜介在させつつ、上記フレキシブルホースの両端部に各種継手部材を接続することを特徴とする。また、請求項2記載のように、ホースニップルの先端部分は、ネジ式ホースニップルとするかナット式ホースニップルとするかは選択自在として組み込み可能とすることを特徴とする。また、請求項3記載のように、フレキシブルホースの両端部に配置し接続する各種継手部材は、公道側に布設された配管から分岐する金属製のサドル付き分水栓、宅地側に布設され設置される金属製の量水器、それらの間の適宜の位置に必要に応じて介在される金属製の止水栓装置であることを特徴とする。
この発明によれば、水道用の埋設配管構造において、配管を他部材の干渉から保護すると共に、充分な可撓性を備えた樹脂管であるフレキシブルホースの両端間に、金属製のサドル付き分水栓、量水器、止水栓装置を接続するものであるから、配管構造全体に係る屈曲部材などの継手部材をなくすることができ、作業性の向上やコストの低減化と共に、可撓性や軽量性などを達成することができる。
さらに、腐蝕しないため赤水の発生は皆無でありきわめて衛生的である,錆の発生もないので布設時のパイプ断面をそのまま保持でき、水量の変化がなく水洩れの心配がない,配管構造が可撓性に富むため、強い外力が加わっても吸収でき強度の地震にも充分耐えることができる,誰でも簡単に確実に配管作業を行なうことができる,漏水に伴う交通渋滞や二次災害のような路上での不測の事態の心配がなく、地域社会の円滑な運営に対する貢献度は非常に大きい,等の効果もある。
以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1は、この発明に係る水道用の埋設配管構造の一例を示す説明図、図2は、水道用の埋設配管構造に係るフレキシブルホースの一例を示す側面図である。なお、従来と同一部材は同一符号を付して説明する。
図1に示すように、この水道用埋設配管構造10は、その殆んどの全体を金属製の部材ではなく樹脂製の部材で構成している。すなわち、配管1を屈曲可能な樹脂製のフレキシブルホース12により形成し、それらの途中に金属製の各種継手部材である分水栓2,止水栓3.4,量水器5を接続するものである。
配管1内を流れる水は、分岐されて各需要者に供給すべくサドル付き分水栓2を介して樹脂製のフレキシブルホース12に引き出されている。樹脂製のフレキシブルホース12の両端間には、金属製の各種継手部材が必要に応じて接続される。樹脂製のフレキシブルホース12は、地中に埋設されて屈曲可能なように、すなわち地中や建物から加わる振動や土圧あるいは地盤沈下などに耐えられるような耐圧性と、地中の様々な障害物を避けるために屈曲性に優れる必要がある。
このため、樹脂製のフレキシブルホース12は、樹脂モノフィラメント14aの素線間を接着せずに編組したかご状筒体の樹脂外管14を形成し、この樹脂外管14の内側に内部を空洞部13aとした水の流れる柔軟な樹脂内管13を挿通した構成とされており、樹脂外管14は樹脂内管13を挿通しつつこれを被覆し保護している。すなわち、樹脂製のフレキシブルホース12は他部材の干渉から保護すると共に、樹脂製のフレキシブルホース12自体は充分な可撓性を備えた樹脂管とされる。
なお、樹脂製のフレキシブルホース12の内側に挿通される樹脂内管13は、樹脂製のものであれば良いがこの実施例のようにポリエチレン樹脂を好適とする。樹脂内管13に外嵌される樹脂外管14は、上記したように樹脂製のものであれば良いが樹脂モノフィラメントの素線間の編組性を考慮した場合にはポリエチレンテレフタレートが好適である。
すなわち、樹脂製のフレキシブルホース12は、樹脂外管14であるかご状筒体内に囲繞され、軽量でフレキシブル性を有し、埋設時の荷重などの耐圧性に優れることとなる。また、樹脂製のフレキシブルホース12の樹脂内管13は、柔軟性があり長尺体としても屈曲性に優れるので、従来の樹脂管ポリエチレン管や金属製の継手部材ものに比べて経済性や施工性に優れると共に、取り扱い性が格段に優れることとなる。
また、樹脂製のフレキシブルホース12は、その両端部を外周よりパイプ17を外嵌し圧縮固定している。また、その両端部の内周には、図中左側のホースニップル15のように、ホースニップル15の取付け部15cを内嵌して加圧変形し、端部より引き出し堅牢に固定し、端部より引き出された側は中央部15cを介してネジ式15aに形成されている。また、図中右側のホースニップル16のように、ホースニップル16の取付け部16cを内嵌して加圧変形し端部より引き出し堅牢に固定すると共に、端部より引き出された側はナット式16bに形成されている。すなわち、この樹脂製のフレキシブルホース12は、その両端部の外周をパイプ17により外嵌すると共に、その両端部の内周からはネジ式あるいはナット式のホースニップル15,16を選択的に固定する。
そして、樹脂製のフレキシブルホース12の両端部を処理したものを埋設配管構造10に適宜介在させつつ合わせ、その樹脂製のフレキシブルホース12の両端間、すなわち埋設配管構造10に各種継手部材を接続する。この各種継手部材は、公道側に布設(埋設)された配管1から分岐する金属製のサドル付き分水栓2、宅地側に設置される金属製の量水器5、それらの間の適宜の位置に必要に応じて介在され金属製の止水栓3あるいは伸縮止水栓4からなる止水栓装置3.4などがある。
サドル付き分水栓2は、配管1の上半部を保持するサドル部分2aと下半部を保持する保持部分2bとによって挟み込まれ、それを挟み込むボルト・ナット棒2c,2cによって結合されている。また、分水栓2の上部の本体部分2dは、配管1に通じる孔を底部に有し(図示略)、且つ、密閉キャップ2eとポート2fから構成され、サドル付き分水栓2を本体部分2dを所望の位置にセットしてから、密閉キャップ2eを開いた状態とし上記孔を介して配管1に穿孔することにより連通状態とされる。
このように、この実施例によれば、配管内を流れる水を各需要者に供給するための埋設配管構造において、樹脂モノフィラメントの素線間を接着せずに編組したかご状筒体の樹脂外管を形成し、且つ、樹脂外管に対して柔軟な樹脂内管を挿通しつつ被覆してなるフレキシブルホースを形成する。そして、このフレキシブルホースの両端部を、フレキシブルホースの外周にパイプを外嵌して圧縮固定すると共に、フレキシブルホースの内周にはホースニップルの取付け部を内嵌して加圧変形して固定する。
そして、ホースニップルの先端部分は、ネジ式ホースニップルとするかナット式ホースニップルとするかは選択自在として組み込み可能とし、フレキシブルホースの端部を処理する。このようなフレキシブルホースを埋設配管構造中に適宜介在させつつ、上記フレキシブルホースの両端間に各種継手部材を接続する。接続される各種継手部材は、公道側に布設された配管から分岐する金属製のサドル付き分水栓、宅地側に布設され設置される金属製の量水器、それらの間の適宜の位置に必要に応じて介在される金属製の止水栓あるいは伸縮止水栓からなる止水栓装置などである。
このように、配管を他部材の干渉から保護すると共に、充分な可撓性を備えた樹脂管であるフレキシブルホースの両端部に、金属製の各種継手部材を適宜接続する水道用フレキシブルホースによる埋設配管構造を提供し、作業性の向上によりコストの低減化を図るものである。
この発明に係る水道用の埋設配管構造の一例を示す説明図である。 水道用の埋設配管構造に係るフレキシブルホースの一例を示す側面図である。 図3は、従来の水道用の埋設配管構造の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 配管
2 サドル付き分水栓
6 止水栓
7 量水器
10 水道用の埋設配管構造
11 配管
12 フレキシブルホース
13 樹脂内管
14 樹脂外管
14a 樹脂モノフィラメント
15 ネジ式ホースニップル
16 ナット式ホースニップル
17 パイプ
18 袋ナット

Claims (3)

  1. 配管内を流れる水を各需要者に供給するための埋設配管構造において、樹脂モノフィラメントの素線間を接着せずに編組したかご状筒体の樹脂外管に、柔軟な樹脂内管を挿通しつつ被覆してなるフレキシブルホースを形成し、上記フレキシブルホースの両端部は外周にパイプを外嵌して圧縮固定すると共に、内周にはホースニップルの取付け部を内嵌して加圧変形して固定し、上記フレキシブルホースを上記埋設配管構造中に適宜介在させつつ、上記フレキシブルホースの両端間に各種継手部材を接続することを特徴とする水道用フレキシブルホースによる埋設配管構造。
  2. ホースニップルの先端部分は、ネジ式ホースニップルとするかナット式ホースニップルとするかは選択自在として組み込み可能とすることを特徴とする請求項1記載の水道用フレキシブルホースによる埋設配管構造。
  3. フレキシブルホースの両端部に配置し接続する各種継手部材は、公道側に布設された配管から分岐する金属製のサドル付き分水栓、宅地側に布設され設置される金属製の量水器、それらの間の適宜の位置に必要に応じて介在される金属製の止水栓装置であることを特徴とする請求項1又は2記載の水道用フレキシブルホースによる埋設配管構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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