JP2008021799A - 可変キャパシタ - Google Patents

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Yukihisa Takeuchi
幸久 武内
Kosei Onishi
孝生 大西
Naoki Goto
直樹 後藤
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Abstract

【課題】静電容量の大容量化を図るとともに、小型化を図ることを可能とする可変キャパシタを提供する。
【解決手段】第1電極部10と第2電極部20との間で生じる静電容量を可変とする可変キャパシタ100において、第1電極部10には、第1主面11aから第2主面21a側に突出する形状を有する複数の第1壁体12が設けられており、第2電極部20には、第2主面21aから第1主面11a側に突出する形状を有しており、複数の第1壁体12の間に配置された複数の第2壁体22が設けられており、第1電極部10には、電圧の印加によって伸縮する圧電素子30が設けられており、第1壁体12の側面12aには、第1キャパシタ電極13が設けられており、第2壁体22の側面22aには、第2キャパシタ電極23が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1電極部と第1電極部に対向する第2電極部とを備えており、第1電極部と第2電極部との間で生じる静電容量を可変とする可変キャパシタに関する。
従来、一対のキャパシタ電極が互いに対向しており、一対のキャパシタ電極の間隔を制御することによって、一対のキャパシタ電極間に生じる静電容量を可変とする可変キャパシタが一般的に広く知られている。
また、一対のキャパシタ電極の間隔を制御する可変キャパシタとして、一対のキャパシタ電極と連動する一対の駆動電極間に生じる静電力を利用する可変キャパシタも提案されている(例えば、特許文献1)。
具体的には、可変キャパシタでは、一対の駆動電極に電圧を印加して、一対の駆動電極間に静電力(クーロン力)を発生する。一対の駆動電極は、静電力によって互いに引き合うため、一対の駆動電極と連動する一対のキャパシタ電極の間隔が変更される。
すなわち、上述した可変キャパシタでは、一対の駆動電極に印加する電圧を制御することによって、一対のキャパシタ電極の間隔が制御されて、静電容量が可変とされている。
このように、上述した可変キャパシタでは、一対の駆動電極に印加する電圧によって静電容量が制御されるため、静電容量を高速で制御することが可能である。従って、上述した可変キャパシタは、携帯電話などの高周波回路(例えば、VCO;Voltage Controlled Oscillator)に用いられる。
ここで、可変キャパシタの静電容量は、一対のキャパシタ電極の面積に依存しており、一対のキャパシタ電極の面積が大きいほど、可変キャパシタの静電容量も大きくなる。
従って、一対のキャパシタ電極の面積の拡大を図るために、キャパシタ電極を櫛歯型に形成するとともに、一対のキャパシタ電極の櫛歯が互い違いに設けられた可変キャパシタも提案されている(例えば、特許文献2)。
特開平10−149951号公報(例えば、請求項1、図1など) 特開2002−373829号公報(例えば、請求項1、図1など)
ここで、図9に示すように、一対の電極(キャパシタ電極又は駆動電極)の間隔が小さければ小さいほど、一対の電極間に生じる静電力Fは大きくなる。すなわち、一対の電極の間隔を単位量(Δd)制御するために必要な静電力の制御量(ΔF)は、一対の電極の間隔の二乗に比例して大きくなる。従って、一対の電極の間隔が所定間隔よりも小さい場合には、静電力の制御量(ΔF)が非常に大きくなってしまうため、一対の電極の間隔を制御することが難しい。
なお、静電力Fは、一対の電極の間隔(d)を用いて以下の式(1)によって表される。ここで、Sは電極の面積であり、Vは電極に印加される電圧である。
Figure 2008021799
また、静電容量Cは、一対の電極の間隔(d)を用いて以下の式(2)によって表される。
Figure 2008021799
このように、一対の駆動電極間に生じる静電力によって、一対のキャパシタ電極間に生じる静電容量を制御する従来の可変キャパシタでは、一対のキャパシタ電極の間隔を制御することが難しいため、静電容量の大容量化を十分に図れない場合があり、可変キャパシタの小型化を図ることが難しかった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、静電容量の大容量化を図るとともに、小型化を図ることを可能とする可変キャパシタを提供することを目的とする。
本発明の一の特徴は、第1主面(第1主面11a)を有する第1基板(第1基板11)を含む第1電極部(第1電極部10)と前記第1主面に対向する第2主面(第2主面21a)を有する第2基板(第2基板21)を含む第2電極部(第2電極部20)とを備えており、前記第1電極部と前記第2電極部との間で生じる静電容量を可変とする可変キャパシタ(可変キャパシタ100)において、前記第1電極部には、前記第1主面から前記第2主面側に突出する形状を有する複数の第1壁体(第1壁体12)が設けられており、前記第2電極部には、前記第2主面から前記第1主面側に突出する形状を有しており、前記複数の第1壁体の間に配置された複数の第2壁体(第2壁体22)が設けられており、前記第1電極部には、電圧の印加によって伸縮する圧電素子(圧電素子30a及び圧電素子30b)が設けられており、前記第2壁体の側面に対向する前記第1壁体の側面(側面12a)には、第1キャパシタ電極(第1キャパシタ電極13)が設けられており、前記第1キャパシタ電極が設けられた前記第1壁体の側面に対向する前記第2壁体の側面(側面22a)には、第2キャパシタ電極(第2キャパシタ電極23)が設けられており、前記圧電素子への電圧の印加による前記第1電極部の変位によって、前記第1電極部と前記第2電極部との間で生じる前記静電容量が変更されることを要旨とする。
かかる特徴によれば、一対の駆動電極間に生じる静電力に代えて、電圧の印加によって伸縮する圧電素子の伸縮力によって静電容量を制御することによって、第1キャパシタ電極と第2キャパシタ電極との間隔が小さくても、静電容量を構成する面積(すなわち、第1キャパシタ電極及び第2キャパシタ電極が互いに対向する面積)を制御することが可能である。
また、圧電素子が第1電極部に設けられていることによって、第1キャパシタ電極と第2キャパシタ電極との間隔を制御する駆動電極を設ける必要がなくなるため、可変キャパシタの小型化を図ることができる。
このように、上述した特徴によれば、可変キャパシタの静電容量の大容量化を図るとともに、可変キャパシタの小型化を図ることができる。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記圧電素子への電圧の印加による前記第1電極部の変位によって、前記第1電極部と前記第2電極部との間隔を略同一に保ちながら、前記第2キャパシタ電極に対向する前記第1キャパシタ電極の面積を変更することによって、前記静電容量が変更されることを要旨とする。
かかる特徴によれば、第1キャパシタ電極と第2キャパシタ電極との間隔がさらに小さくなって、第1キャパシタ電極と第2キャパシタ電極との間に生じる静電力(クーロン力)が大きくなっても、第1キャパシタ電極と第2キャパシタ電極との間隔(すなわち、絶縁耐圧)を保つことができる。また、静電容量の可変量の増大及び静電容量の大容量化を図ることができる。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記第1基板が、セラミックスによって構成されており、前記圧電素子が、前記第1基板と一体焼成によって形成されることを要旨とする。
かかる特徴によれば、圧電素子が、セラミックスによって構成された第1基板と一体焼成によって形成されることにより、圧電素子の駆動力(伸縮力)が損なわれずに確実に第1基板に伝達される。すなわち、第1キャパシタ電極と第2キャパシタ電極との間隔がさらに小さくなって、第1キャパシタ電極と第2キャパシタ電極との間に生じる静電力(クーロン力)が大きくなっても、第1キャパシタ電極と第2キャパシタ電極との間隔(すなわち、絶縁耐圧)を保つことができる。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記第1主面及び前記第2主面が、前記可変キャパシタの幅方向(幅方向A)及び前記可変キャパシタの幅方向に略直交する前記可変キャパシタの奥行き方向(奥行き方向B)に拡がる面であり、前記複数の第1壁体と前記複数の第2壁体が、前記可変キャパシタの幅方向に沿って交互に配置されており、前記圧電素子が、前記第1基板に設けられており、電圧の印加によって前記可変キャパシタの幅方向に沿って伸縮し、前記可変キャパシタの奥行き方向において、前記圧電素子が設けられた前記第1基板の部分のサイズ(S)は、前記第1壁体が設けられた前記第1基板の部分のサイズ(S)よりも小さいことを要旨とする。
かかる特徴によれば、圧電素子が設けられた第1基板の部分のサイズが、第1壁体が設けられた第1基板の部分のサイズよりも小さいことにより、圧電素子への電圧の印加による第1基板の変位量を大きくすることができ、第1電極部と第2電極部との間で生じる静電容量の可変量を大きくすることができる。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記圧電素子が、前記可変キャパシタの幅方向における前記第1基板の両端部にそれぞれ設けられていることを要旨とする。
かかる特徴によれば、圧電素子が第1基板の両端部にそれぞれ設けられていることにより、圧電素子が第1基板の片側に設けられている場合に比べて、第1キャパシタ電極と第2キャパシタ電極との間隔を一定に保って絶縁耐圧を確保しながら、静電容量の可変量を大きくすることができる。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記第1電極部が、前記可変キャパシタの幅方向に延びる板状の形状を有する振動板(振動板40)を有し、前記振動板が、互いに隣接する前記第1壁体に跨って設けられ、かつ、前記第2壁体と離間して配置されており、前記第2壁体の側面に対向する前記振動板の平面(平面40a)には、振動板側キャパシタ電極(キャパシタ電極41)が設けられており、前記振動板側キャパシタ電極が設けられた前記振動板の平面に対向する前記第2壁体の側面(側面22b)には、前記第2キャパシタ電極(第2キャパシタ電極23n)が設けられていることを要旨とする。
かかる特徴によれば、振動板に設けられた振動板側キャパシタ電極と第2キャパシタ電極とが対向して設けられていることにより、第1キャパシタ電極と第2キャパシタ電極との間だけではなくて、振動板側キャパシタ電極と第2キャパシタ電極との間にも静電容量が生じる。すなわち、静電容量の大容量化を図ることができる。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記圧電素子が、前記振動板側キャパシタ電極が設けられた前記振動板の平面の反対側に設けられた前記振動板の平面(平面40b)上に設けられていることを要旨とする。
かかる特徴によれば、圧電素子が、振動板側キャパシタ電極が設けられた振動板の平面の反対側に設けられた振動板の平面に設けられていることにより、各振動板側キャパシタ電極の変位量を個別に制御することができ、静電容量の可変量について分解能の向上を図ることができる。また、圧電素子が振動板側キャパシタ電極の変位量を直接制御するため、時定数が小さくなって応答性の向上を図ることができ、正確に静電容量の可変量を制御することができる。
本発明によれば、静電容量の大容量化を図るとともに、小型化を図ることを可能とする可変キャパシタを提供することができる。
以下において、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(可変キャパシタの構成)
以下において、本発明の第1実施形態に係る可変キャパシタの構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す側面図である。
図1及び図2に示すように、可変キャパシタ100は、第1電極部10と第2電極部20とを有しており、第1電極部10と第2電極部20との間で生じる静電容量を可変とする。
第1電極部10は、可変キャパシタ100の幅方向A及び可変キャパシタ100の奥行き方向Bに拡がる第1主面11aを有する第1基板11を含む。第2電極部20は、可変キャパシタ100の幅方向A及び可変キャパシタ100の奥行き方向Bに拡がる第2主面21aを有する第2基板21を含む。なお、第1主面11a及び第2主面21aは、互いに対向する面である。また、第1基板11及び第2基板21は、例えば、セラミックスによって構成されている。
第1電極部10には、第1主面11aから第2主面21a側に突出する形状を有する複数の第1壁体12が設けられている。第2電極部20には、第2主面21aから第1主面11a側に突出する形状を有する複数の第2壁体22が設けられている。なお、第1壁体12及び第2壁体22は、例えば、セラミックスによって構成されている。
このように、可変キャパシタ100は、第1壁体12及び第2壁体22が可変キャパシタ100の幅方向Aに沿って交互に配置された櫛型形状を有している。
第2壁体22の側面22aに対向する第1壁体12の側面12aには、第1キャパシタ電極13が設けられており、第1キャパシタ電極13が設けられた第1壁体12の側面12aに対向する第2壁体22の側面22aには、第2キャパシタ電極23が設けられている。
第1キャパシタ電極13及び第2キャパシタ電極23は、アルミニウム、金、チタンなどの金属や半導体などによって構成されている。また、第1キャパシタ電極13及び第2キャパシタ電極23の表面には、樹脂及びBaTiOなどによって構成された誘電率が高い物質が塗布されている。
第1電極部10の第1基板11の側面11bには、電圧の印加によって可変キャパシタ100の幅方向Aに沿って伸縮する複数の圧電素子30(圧電素子30a及び圧電素子30b)が設けられている。ここで、可変キャパシタ100の奥行き方向Bにおいて、圧電素子30が設けられた第1基板11の部分のサイズ(S)は、第1壁体12が設けられた第1基板11の部分のサイズ(S)よりも小さい。
圧電素子30a及び圧電素子30bは、可変キャパシタ100の幅方向Aにおける第1基板11の両端部にそれぞれ設けられている。また、圧電素子30a及び圧電素子30bは、第1基板11と一体焼成によって形成される。
このように、第1電極部10は、第1基板11と第1壁体12と第1キャパシタ電極13とによって構成されており、第2電極部20は、第2基板21と第2壁体22と第2キャパシタ電極23とによって構成されている。また、第1電極部10の第1基板11には、圧電素子30が設けられている。
本発明の第1実施形態では、電圧の印加によって圧電素子30が可変キャパシタ100の幅方向Aに沿って伸縮すると、第1電極部10が可変キャパシタ100の奥行き方向Bに変位するため、静電容量を構成する面積(すなわち、第1キャパシタ電極及び第2キャパシタ電極が互いに対向する面積)が変更される。すなわち、第1キャパシタ電極13と第2キャパシタ電極23との間で生じる静電容量は、圧電素子30に電圧を印加することによって制御される。
(作用及び効果)
本発明の第1実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、一対の駆動電極間に生じる静電力に代えて、電圧の印加によって伸縮する圧電素子30の伸縮力によって静電容量を制御することによって、第1キャパシタ電極13と第2キャパシタ電極23との間隔が小さくても、静電容量を構成する面積(すなわち、第1キャパシタ電極13及び第2キャパシタ電極23が互いに対向する面積)を容易に制御することが可能である。
また、圧電素子30が第1電極部10に設けられていることによって、静電容量を構成する面積を制御する駆動電極を設ける必要がなくなるため、可変キャパシタ100の小型化を図ることができる。
このように、本発明の第1実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、可変キャパシタ100の静電容量の大容量化を図るとともに、可変キャパシタ100の小型化を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、圧電素子30が電圧の印加によって可変キャパシタ100の幅方向Aに沿って伸縮することによって、可変キャパシタ100の奥行き方向Bに第1電極部10を変位させる。
従って、駆動電極とキャパシタ電極との間に設けられた支点を中心として、駆動電極がキャパシタ電極を上下方向(可変キャパシタ100の高さ方向C)に変位させる場合に比べて、第1壁体12と第2壁体22との間隔(すなわち、第1キャパシタ電極13と第2キャパシタ電極23との間隔)を小さくすることができ、可変キャパシタ100の静電容量を大容量化することができる。
本発明の第1実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、可変キャパシタ100の奥行き方向Bにおいて、圧電素子30が設けられた第1基板11の部分のサイズ(S)は、第1壁体12が設けられた第1基板11の部分のサイズ(S)よりも小さい。従って、可変キャパシタ100の奥行き方向Bに変位する第1電極部10の変位量を大きくすることができ、静電容量の可変量を大きくすることができる。
本発明の第1実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、圧電素子30a及び圧電素子30bは、可変キャパシタ100の幅方向Aにおける第1基板11の両端部にそれぞれ設けられている。従って、可変キャパシタ100の奥行き方向Bに変位する第1電極部10の変位量を効率的に大きくすることができる。また、圧電素子が第1基板11の片側に設けられている場合に比べて、第1キャパシタ電極13と第2キャパシタ電極23との間隔を一定に保って絶縁耐圧を確保しながら、静電容量の可変量を大きくすることができる。
本発明の第1実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、圧電素子30a及び圧電素子30bは、第1基板11一体焼成によって形成される。従って、圧電素子30の駆動力(伸縮力)が損なわれずに確実に第1基板11に伝達される。すなわち、第1キャパシタ電極13と第2キャパシタ電極23との間隔がさらに小さくなって、第1キャパシタ電極13と第2キャパシタ電極23との間に生じる静電力(クーロン力)が大きくなっても、第1キャパシタ電極13と第2キャパシタ電極23との間隔(すなわち、絶縁耐圧)を保つことができる。
[第2実施形態]
以下において、本発明の第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、圧電素子30は、第1電極部10の第1基板11に設けられている。
これに対して、第2実施形態では、第1電極部10が、互いに隣接する第1壁体12に跨って設けられた振動板(後述する振動板40)を有しており、圧電素子30は、可変キャパシタ100の幅方向Aに拡がる振動板40の側面に設けられている。
(可変キャパシタの構成)
以下において、本発明の第2実施形態に係る可変キャパシタの構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す斜視図である。図4は、本発明の第2実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す側面図である。
図3及び図4に示すように、可変キャパシタ100は、上述した図1及び図2に示した構成に加えて、振動板40が設けられている。また、圧電素子30は、第1電極部10の第1基板11ではなくて、振動板40に設けられている。
具体的には、振動板40は、可変キャパシタ100の幅方向Aに延びる板状の形状を有している。また、振動板40は、互いに隣接する第1壁体12に跨って設けられており、第2壁体22と離間して配置されている。さらに、振動板40は、可変キャパシタ100の幅方向A及び可変キャパシタ100の高さ方向Cに拡がる平面40a及び平面40bを有している。
平面40aは、第1基板11及び第1壁体12に接合される面であり、第2壁体22と離間して配置されている。また、平面40aには、キャパシタ電極(図3及び図4では不図示)が設けられている。
平面40bは、平面40aの反対側に設けられた面であり、平面40bには、電圧の印加によって可変キャパシタ100の幅方向Aに沿って伸縮する圧電素子30が設けられている。
続いて、本発明の第2実施形態に係る可変キャパシタ100について、図5(a)〜図5(c)を参照しながらさらに詳細に説明する。
図5(a)は、図4に示した可変キャパシタ100のX−X断面を示す図である。また、図5(b)は、図4に示した可変キャパシタ100のY−Y断面を示す図である。さらに、図5(c)は、図4に示した可変キャパシタ100のZ−Z断面を示す図である。
図5(a)〜図5(c)に示すように、振動板40は、第1壁体12に接合された平面40aと、平面40aの反対側に設けられた平面40bとを有している。また、第2壁体22の側面22bに対向する平面40aには、キャパシタ電極41が設けられている。一方、キャパシタ電極41が設けられた平面40aに対向する第2壁体22の側面22bには、第2キャパシタ電極23nが設けられている。
第2キャパシタ電極23n及びキャパシタ電極41は、第1キャパシタ電極13及び第2キャパシタ電極23と同様に、アルミニウム、金、チタンなどの金属や半導体などによって構成されている。また、第2キャパシタ電極23n及びキャパシタ電極41の表面には、樹脂及びBaTiOなどによって構成された誘電率が高い物質が塗布されている。
このように、本発明の第2実施形態に係る可変キャパシタ100では、第1壁体12の側面12aに設けられた第1キャパシタ電極13と第2壁体22の側面22aに設けられた第2キャパシタ電極23との間だけではなくて、振動板40の平面40aに設けられたキャパシタ電極41と第2壁体22の側面22bに設けられた第2キャパシタ電極23nとの間にも静電容量が生じる。
(作用及び効果)
本発明の第2実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、第1電極部10は、互いに隣接する第1壁体12に跨って設けられ、かつ、第2壁体22と離間して配置された振動板40を有している。また、第2壁体22の側面22bに対向する振動板40の平面40aには、キャパシタ電極41が設けられており、キャパシタ電極41が設けられた平面40aに対向する第2壁体22の側面22bには、第2キャパシタ電極23nが設けられている。従って、静電容量を生じるキャパシタ電極の面積の拡大を図ることができ、可変キャパシタ100の静電容量の大容量化を図ることができる。
本発明の第2実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、振動板40の平面40bには、可変キャパシタ100の幅方向Aに沿って伸縮する複数の圧電素子30が設けられている。従って、可変キャパシタ100の奥行き方向Bに変位する第1電極部10の変位量を大きくすることができ、静電容量の可変量を大きくすることができる。
[第3実施形態]
以下において、本発明の第3実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、上述した第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、圧電素子30は、第1電極部10の第1基板11に設けられている。
これに対して、第3実施形態では、圧電素子30は、第1電極部10の第1基板11だけではなくて、第2電極部20の第2基板21にも設けられている。
(可変キャパシタの構成)
以下において、本発明の第3実施形態に係る可変キャパシタの構成について、図面を参照しながら説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す側面図である。
図6に示すように、第2電極部20の第2基板21の側面21bには、圧電素子30(圧電素子30c及び圧電素子30d)が設けられている。具体的には、圧電素子30c及び圧電素子30dは、可変キャパシタ100の幅方向Aにおける第2基板21の両端部にそれぞれ設けられている。また、圧電素子30c及び圧電素子30dは、第2基板21と一体焼成によって形成される。
また、可変キャパシタ100の奥行き方向Bにおいて、圧電素子30が設けられた第2基板21の部分のサイズ(S)は、第2壁体22が設けられた第2基板21の部分のサイズ(S)よりも小さい。
(作用及び効果)
本発明の第3実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、可変キャパシタ100は、第1電極部10の第1基板11に設けられた圧電素子30a及び圧電素子30bに加えて、第2電極部20の第2基板21に設けられた圧電素子30c及び圧電素子30dを有している。従って、可変キャパシタ100の奥行き方向Bに変位する第1電極部10の変位量を大きくすることができ、静電容量の可変量を大きくすることができる。
[第4実施形態]
以下において、本発明の第4実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、上述した第1実施形態と第4実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、圧電素子30は、第1電極部10の第1基板11の側面に設けられている。
これに対して、第4実施形態では、圧電素子30は、第1電極部10の第1基板11の底面に設けられている。
(可変キャパシタの構成)
以下において、本発明の第4実施形態に係る可変キャパシタの構成について、図面を参照しながら説明する。図7は、本発明の第4実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す斜視図である。
図7に示すように、圧電素子30a及び圧電素子30bは、第1電極部10の第1基板11の底面11c(第1主面11aの反対側に設けられた面)に設けられている。
また、可変キャパシタ100の高さ方向Cにおいて、圧電素子30が設けられた第1基板11の部分のサイズ(S)は、第1壁体12が設けられた第1基板11の部分のサイズ(S)よりも小さい。
(作用及び効果)
本発明の第4実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、一対の駆動電極間に生じる静電力に代えて、第1基板11の底面11cに設けられた圧電素子30の伸縮力によって静電容量を制御することによって、第1キャパシタ電極13と第2キャパシタ電極23との間隔が小さくても、第1電極部10と第2電極部20との間隔を容易に制御することが可能である。
また、圧電素子30が第1電極部10に設けられていることによって、第1キャパシタ電極13と第2キャパシタ電極23との間隔を制御する駆動電極を設ける必要がなくなるため、可変キャパシタ100の小型化を図ることができる。
このように、本発明の第4実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、可変キャパシタ100の静電容量の大容量化を図るとともに、可変キャパシタ100の小型化を図ることができる。
本発明の第4実施形態に係る可変キャパシタ100によれば、可変キャパシタ100の高さ方向Cにおいて、圧電素子30が設けられた第1基板11の部分のサイズ(S)は、第1壁体12が設けられた第1基板11の部分のサイズ(S)よりも小さい。従って、可変キャパシタ100の高さ方向Cに変位する第1電極部10の変位量を大きくすることができ、静電容量の可変量を大きくすることができる。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した第2実施形態では、圧電素子30は、複数の第1壁体12に跨って設けられた振動板40には、複数の圧電素子30が設けられていたが、これに限定されるものではない。具体的には、図8に示すように、可変キャパシタ100の幅方向Aにおける振動板40の端部にのみ、圧電素子30が設けられていてもよい。
また、上述した第1実施形態〜第3実施形態では特に触れていないが、第1基板11の第1主面11a及び第2基板21の第2主面21aにキャパシタ電極が設けられていてもよい。この場合には、第1基板11の第1主面11aに対向する第2壁体22の側面及び第2基板21の第2主面21aに対向する第1壁体12の側面にもキャパシタ電極が設けられていることが好ましい。
なお、キャパシタ電極は、第1キャパシタ電極13及び第2キャパシタ電極23と同様に、アルミニウム、金、チタンなどの金属や半導体などによって構成されている。また、キャパシタ電極の表面には、樹脂及びBaTiOなどによって構成された誘電率が高い物質が塗布されている。
さらに、上述した第1実施形態〜第3実施形態では、第1キャパシタ電極13と第1壁体12とが別々に構成されているが、これに限定されるものではない。具体的には、第1壁体12が第1キャパシタ電極13そのものであってもよい。同様に、上述した第1実施形態〜第3実施形態では、第2キャパシタ電極23と第2壁体22とが別々に構成されているが、これに限定されるものではない。具体的には、第2壁体22が第2キャパシタ電極23そのものであってもよい。
また、上述した第1実施形態〜第3実施形態では、圧電素子30は、電圧の印加によって可変キャパシタ100の幅方向Aに沿って伸縮するが、これに限定されるものではない。具体的には、圧電素子30が伸縮する方向は、第1電極部10と第2電極部20との間隔や静電容量を構成する面積を制御可能であれば、いずれの方向であってもよい。
さらに、上述した第2実施形態では、圧電素子30は、振動板40の平面40bに設けられているが、これに限定されるものではない。具体的には、圧電素子30は、振動板40の平面40aに設けられていてもよい。また、圧電素子30は、第1実施形態と同様に、第1電極部10の第1基板11に設けられていてもよい。
本発明の第1実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す斜視図である。 本発明のその他の実施形態に係る可変キャパシタ100の構成を示す側面図である。 従来技術に係る静電容量の制御方法について説明するための図である。
符号の説明
第1電極部10、第1基板11、第1主面11a、第1壁体12、側面12a、第1キャパシタ電極13、第2電極部20、第2基板21、第2主面21a、第2壁体22、側面22a、側面22b、第2キャパシタ電極23、圧電素子30、振動板40、平面40a、平面40b、キャパシタ電極41、可変キャパシタ100

Claims (7)

  1. 第1主面を有する第1基板を含む第1電極部と前記第1主面に対向する第2主面を有する第2基板を含む第2電極部とを備えており、前記第1電極部と前記第2電極部との間で生じる静電容量を可変とする可変キャパシタであって、
    前記第1電極部には、前記第1主面から前記第2主面側に突出する形状を有する複数の第1壁体が設けられており、
    前記第2電極部には、前記第2主面から前記第1主面側に突出する形状を有しており、前記複数の第1壁体の間に配置された複数の第2壁体が設けられており、
    前記第1電極部には、電圧の印加によって伸縮する圧電素子が設けられており、
    前記第2壁体の側面に対向する前記第1壁体の側面には、第1キャパシタ電極が設けられており、
    前記第1キャパシタ電極が設けられた前記第1壁体の側面に対向する前記第2壁体の側面には、第2キャパシタ電極が設けられており、
    前記圧電素子への電圧の印加による前記第1電極部の変位によって、前記第1電極部と前記第2電極部との間で生じる前記静電容量が変更されることを特徴とする可変キャパシタ。
  2. 前記圧電素子への電圧の印加による前記第1電極部の変位によって、前記第1電極部と前記第2電極部との間隔を略同一に保ちながら、前記第2キャパシタ電極に対向する前記第1キャパシタ電極の面積を変更することによって、前記静電容量が変更されることを特徴とする請求項1に記載の可変キャパシタ。
  3. 前記第1基板は、セラミックスによって構成されており、
    前記圧電素子は、前記第1基板と一体焼成によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の可変キャパシタ。
  4. 前記第1主面及び前記第2主面は、前記可変キャパシタの幅方向及び前記可変キャパシタの幅方向に略直交する前記可変キャパシタの奥行き方向に拡がる面であり、
    前記複数の第1壁体と前記複数の第2壁体は、前記可変キャパシタの幅方向に沿って交互に配置されており、
    前記圧電素子は、前記第1基板に設けられており、電圧の印加によって前記可変キャパシタの幅方向に沿って伸縮し、
    前記可変キャパシタの奥行き方向において、前記圧電素子が設けられた前記第1基板の部分のサイズは、前記第1壁体が設けられた前記第1基板の部分のサイズよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の可変キャパシタ。
  5. 前記圧電素子は、前記可変キャパシタの幅方向における前記第1基板の両端部にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項4に記載の可変キャパシタ。
  6. 前記第1電極部は、前記可変キャパシタの幅方向に延びる板状の形状を有する振動板を有し、
    前記振動板は、互いに隣接する前記第1壁体に跨って設けられ、かつ、前記第2壁体と離間して配置されており、
    前記第2壁体の側面に対向する前記振動板の平面には、振動板側キャパシタ電極が設けられており、
    前記振動板側キャパシタ電極が設けられた前記振動板の平面に対向する前記第2壁体の側面には、前記第2キャパシタ電極が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の可変キャパシタ。
  7. 前記圧電素子は、前記振動板側キャパシタ電極が設けられた前記振動板の平面の反対側に設けられた前記振動板の平面上に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の可変キャパシタ。

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