JP2008021541A - 光源ホルダ、シャーシ、光源の保持構造、光源ユニットおよび表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源をシャーシなどに組み付ける工程において破損を防止できる光源ホルダ、この光源ホルダを用いた光源の組み付け構造、光源ユニットおよび表示装置を提供すること。
【解決手段】蛍光管21に装着してこの蛍光管21を光源ユニット2aのシャーシ22に保持する光源ホルダ11a,12aの各面のうち、シャーシ22に対向する側を平面状に形成し、この平面状の部分111a,121aに接着剤または粘着剤の層114を設け、この接着剤または粘着剤の層114によって光源ホルダ11a,12aをシャーシ22aに接着または粘着させることにより、蛍光管21をシャーシ22aに保持させる。
【選択図】図2
【解決手段】蛍光管21に装着してこの蛍光管21を光源ユニット2aのシャーシ22に保持する光源ホルダ11a,12aの各面のうち、シャーシ22に対向する側を平面状に形成し、この平面状の部分111a,121aに接着剤または粘着剤の層114を設け、この接着剤または粘着剤の層114によって光源ホルダ11a,12aをシャーシ22aに接着または粘着させることにより、蛍光管21をシャーシ22aに保持させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、光源ホルダ、シャーシ、光源の保持構造、光源ユニットおよび表示装置に関するものであり、詳しくは、表示装置または表示装置用の光源ユニットに組み込まれる光源に適用できる光源ホルダ、シャーシ、この光源ホルダまたはシャーシを用いた光源の保持構造、表示装置用の光源ユニットおよび表示装置に関するものである。
透過型の液晶パネルなどといった非自発光型の表示パネルを備える表示装置には、表示パネルの背面側に光源が配設される構成、または光源が組み込まれた光源ユニットが配設される構成を備えるものがある。このような表示装置または表示装置用の光源ユニットに組み込まれる光源としては、種々の光源が適用されるが、たとえば直線形状やU字形状の蛍光管が広く用いられている。
図11(a)は、複数の蛍光管が組み込まれた表示装置用の光源ユニットの構造の従来例を、模式的に示した分解斜視図である。図11(a)に示すようにこの表示装置用の光源ユニット9は、シャーシ91と、複数の蛍光管92と、その他の所定の部材とを備える。各蛍光管92の端部には、たとえば光源ホルダと称する弾性材料からなるブロック状の部材93が装着される。また、シャーシ91の端縁近傍には、この光源ホルダ93を係止可能な複数の開口部911が、所定の間隔をおいて形成される。そして各光源ホルダ93を、シャーシ91の端縁近傍に形成される各開口部911に係止させることにより、蛍光管92をシャーシ91に保持することができる。
光源ホルダ93のシャーシ91への具体的な係止構造は次のとおりである。図11(b)は、光源ホルダ93およびシャーシ91の端縁近傍を、図11(a)とは上下逆の向きから見た斜視図である。図11(b)に示すように、光源ホルダ93のシャーシ91に対向する面には係止片931が設けられる。この係止片931は先細り形状を有し、基端部には細くくびれた部分が形成される。
このような構成の光源ホルダ93をシャーシに組み付けるには、まず光源ホルダ93の係止片931の先端をシャーシ91に形成される開口部911に挿通し、係止片931の先端側をシャーシ91の反対面側に突出させる。そして突出した係止片931の先端側をシャーシ91の反対面側から引っ張り、係止片931を弾性変形させてシャーシ91に形成される開口部911を通過させる。そして係止片931の基端部のくびれた部分を、シャーシ91に形成される開口部911の端縁に係止させる。これにより、光源ホルダが93シャーシ91に脱落困難に係止する。
しかしながらこのような構成では、係止片931の先端を引っ張る際の力の加え方によっては、係止片931が光源ホルダ93の本体からちぎれるなど、光源ホルダ93が破損するおそれがある。また、蛍光管92の組み付け作業において、光源ホルダ93の係止片931の先端をシャーシ91に形成される開口部911に挿通し、その後反対面側から引っ張るという作業を繰り返す必要がある。このため、蛍光管92の組み付けに手間を要する。
また、表示装置または表示装置用の光源ユニット9に組み込む蛍光管92の数や配設の間隔は、表示装置または光源ユニット9の機種によって異なることがある。シャーシ91に開口部911を形成する構成においては、組み付けることができる蛍光管92の数や間隔は、この開口部911の数や形成される間隔によって規定される。このため、機種ごとに異なるシャーシ91を用いる必要があり、シャーシ91の共通化を図ることが困難である。また、同一機種であっても、改良などの設計変更によって、配設する蛍光管92の数や配設の間隔を変更したい場合がある。このような場合には、シャーシ91の設計変更も必要となるため、設計変更に要する費用が高くなる。
上記実情に鑑み本発明は、光源をシャーシなどに組み付ける工程において破損を防止できる光源ホルダ、この光源ホルダを用いた光源の組み付け構造、光源ユニットおよび表示装置を提供すること、または光源の組み付けが容易な光源ホルダ、この光源ホルダを用いた光源の組み付け構造、光源ユニットおよび表示装置を提供すること、または光源の配設の数および/もしくは配設の間隔の変更が容易な光源ホルダ、この光源ホルダを用いた光源の組み付け構造、光源ユニットおよび表示装置を提供することである。
前記課題を解決するため、本発明は、光源に装着される光源ホルダを光源ユニットのシャーシに接触して保持することを要旨とするものである。この光源ホルダの前記シャーシに対向する側の面を平面に形成し、この面を前記シャーシに接触して保持する構成とすることが好ましい。接触して保持する構成としては、たとえば、光源ホルダをシャーシに接着する構成、粘着させる構成、圧着する構成が挙げられる。また、光源ホルダの前記シャーシに対向する側の面に吸着手段を設け、この吸着手段によって光源ホルダをシャーシに吸着させる構成であってもよい。
また、光源ホルダをシャーシに接着するための接着手段、粘着するための粘着手段は、光源ホルダに設けられる構成であってもよく、シャーシに設けられる構成であってもよい。
本発明によれば、光源をシャーシなどに組み付ける工程において、光源ホルダをシャーシに粘着または吸着させるだけでよい。したがって、組み付け作業の内容が簡単になる。また、光源の組み付け工程において光源ホルダの破損を防止することができる。また、光源の配設の数および/もしくは配設の間隔の変更が容易となる。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第一実施形態にかかる光源ホルダの構成を、模式的に示した外観斜視図である。この図1は、第一実施形態にかかる光源ホルダ11a,11bが、直線形状を有する蛍光管21の端部に装着された状態を示す。第一実施形態においては、電気的に直列に接続された二本の蛍光管21に適用する構成を示す。すなわち図1に示すように、二本の蛍光管21の一端どうしがハーネス211により電気的に接続され、他端から引き出されるハーネス212にはコネクタ213が装着され、外部から電力の供給を受けることができる。そして、各蛍光管21の各端部には光源ホルダ11a,12aが装着される。
なお、図1(a)中の上方が光源ユニットのシャーシ(図示せず)が配設される側であり、下方が表示パネル(図示せず)が配設される側である。以下、説明の便宜上、蛍光管21どうしが電気的に接続される側の端部に装着される光源ホルダ11aを「中間側光源ホルダ」と称し、反対側端部に装着される光源ホルダ12aを「外部側光源ホルダ」と称する。また、光源ホルダ11a,12aのシャーシに対向する側を「底面側」と称し、その反対側を「上面側」と称し、それ以外を「側面側」と称する。
中間側光源ホルダ11aおよび外部側光源ホルダ12aはブロック状の部材であり、それぞれ底面側には略平面状の部分111a,121aが形成される。この略平面状の部分111a,121aの表面には、接着手段としての接着剤の層114または粘着手段としての粘着剤の層114が設けられる。接着剤には公知の各種接着剤が適用できる。また粘着剤としては、両面テープなどの公知の各種粘着シート、膠(ニカワ)、蝋(ワックス)などが適用できる。
そして内部には蛍光管の端部および蛍光管の端部から引き出されるハーネスを収納できるように、内部に空洞が形成される(換言すると、全体として中空状に形成される)。中間側光源ホルダ11aおよび外部側光源ホルダ12aは、弾性変形可能な材料により形成される。具体的にはたとえば合成ゴムや天然ゴムなどの各種ゴム、合成樹脂などにより形成される。
図1(b)は、中間側光源ホルダ11aを図1(a)とは上下反対の向きから見た斜視図である。中間側光源ホルダ11aの上面には、内部の空洞に連通するスリット112が形成される。そして中間側光源ホルダ11aを弾性変形させてこのスリット112の間隔を広げ、このスリット112を通じて内部に形成される空洞部に蛍光管21の端部および蛍光管21の端部から引き出されるハーネス211を収納する。
外部側光源ホルダ12aは、底面側に突起する段差面が形成されており、この段差面と、ある一側面とを連通する貫通孔状の空洞部が形成される。そして蛍光管21の端部から引き出されるハーネス212を、外部側光源ホルダ11aの前記ある一側面に形成される開口部に挿入し、底面側の段差面に形成される開口部から引き出す。これにより、外部側光源ホルダ11aに、蛍光管21の端部および蛍光管21の端部から引き出されるハーネス212を収納する。
なお図1においては、中間側光源ホルダ11a、外部側光源ホルダ12aともに略L字形状に形成される構成を示すが、中間側光源ホルダ11a、外部側光源ホルダ12aの形状は、図1に示す形状に限定されるものではない。要は、シャーシに対向する側に平面状の部分111a,112aが設けられる構成であればよい。また、シャーシに対向する側の面がほぼ全面に亘って平面状に形成される構成であってもよい。そしてその他の部分の形状は、収納する蛍光管21の構成や、ハーネス211,212を引き出す向きなどに応じて適宜設計すればよい。
次に、本発明の第一実施形態にかかる光源ホルダ11a,12aを適用した光源ユニットの構成について説明する。図2は、本発明の第一実施形態にかかる光源ユニット2a(以下「第一の光源ユニット」と称することがある)の構成を、模式的に示した分解斜視図である。以下説明の便宜上、図2の上方を光源ユニット2aの「前面側」と称し、下方を「背面側」と称する。
図2に示すように第一の光源ユニット2aは、シャーシ22aと、反射シート23と、複数の蛍光管21と、サイドホルダ25と、光学シート類26と、フレーム27と、光源駆動回路基板28と、光源駆動回路基板カバー29とを備える。そして各蛍光管21の端部には、本発明の第一実施形態にかかる光源ホルダ11a,12aが装着される。
前記反射シート23、蛍光管21、サイドホルダ25、光学シート類26、フレーム27、光源駆動回路基板28、光源駆動回路基板カバー29は、従来公知の一般的な構成のものが適用できる。したがって以下簡単に説明し、詳細な説明は省略する。
シャーシ22aは略平板状の部材であり、たとえば金属の板材などによりプレス加工などを用いて形成される。相対向する短辺の周縁部には、蛍光管21の配設位置を示すマーキング(図略)が設けられることが好ましい。このマーキングの構成は特に限定されるものではなく、要は、蛍光管21を配設する位置または蛍光管21の端部に装着された光源ホルダ11a,12aを配設する位置が分かるような構成であればよい。
反射シート23は、蛍光管21が発する光を乱反射する表面性状を有するシート状または板状の部材である。この反射シート23は、たとえば発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)などにより形成される。
サイドホルダ25は、後述する光学シート類26を配設する際のスペーサなどとして機能する部材である。このサイドホルダ25は略棒状の部材であり、たとえば樹脂材料によって一体に形成される。
光学シート類26は、蛍光管21が発する光の特性を調整するシート状の部材もしくは板状の部材、またはこのような部材の集合をいうものとする。光学シート類26には、たとえば拡散板、拡散シート、偏光反射シート、レンズシートなどが含まれる。そして一般的には、これらが積み重ねられて用いられる。
フレーム27は、光学シート類26や後述する表示パネルなどを保持および/または保護する機能などを有する部材である。このフレーム27は、開口した略四辺形の形状を有し、たとえば樹脂材料などにより一体に形成される構成や、樹脂材料などにより形成された複数の部品を組み合わせる構成、金属の板材によりプレス加工などを用いて形成される構成、金属の板材によりプレス加工などを用いて形成された部品などを組み合わせる構成、などが適用できる。
光源駆動回路基板28は、蛍光管21を駆動する電子回路および/または電気回路が構築された回路基板である。光源駆動回路基板カバー29は、光源駆動回路基板28を覆う板状の部材であり、たとえば金属の板材などにより形成される。
第一の光源ユニット2aの組み付け構造は次のとおりである。
シャーシ22aの前面側に反射シート23を配設し、その前面側に本発明の第一実施形態にかかる中間側光源ホルダ11a、外部側光源ホルダ12aが装着された蛍光管21を装着する。中間側光源ホルダ11aと外部側光源ホルダ12aは、接着剤または粘着剤の層114によってシャーシ22aの前面側に接着または粘着する。これにより、蛍光管21がシャーシ22aに保持される。なお、蛍光管21をシャーシ22aに配設する際の位置決めは、シャーシ22aに設けられるマーキングを基準としておこなえばよい。
蛍光管21の端部および光源ホルダ11a,12aを覆うようにしてサイドホルダ25を配設する。そしてその前面側に光学シート類26を配設し、さらにその前面側からフレーム27を装着する。また、光源駆動回路基板29をシャーシ22aの背面側に配設し、光源駆動回路基板28と各蛍光管21とを電気的に接続する。さらに、光源駆動回路基板28を覆うように光源駆動回路基板カバー29を装着する。
このような構成によれば、蛍光管21の組み付けは、中間側光源ホルダ11aと外部側光源ホルダ12aを接着剤または粘着剤の層114によりシャーシ22aの前面側に接着または粘着するのみでよいから、組み付け作業が簡単となる。また、係止片が設けられる光源ホルダを用いる場合のように、係止片を引っ張る必要がないことから、光源ホルダを破損することもなくなる。
また、蛍光管21の数や間隔を自由に変更できるため、蛍光管21の数や配設の間隔が異なる機種間においても、シャーシ22aの共通化を図ることができる。そしてその結果として、部品の共通化による製品価格の低廉化を図ることができる。
また、同一機種において製品改良などのために蛍光管21の数や間隔を変更する場合であっても、シャーシ22aの設計変更の必要がない。したがって、蛍光管21の数や配設の間隔を容易に変更でき、また、設計変更の際に必要となるコストの低減を図ることができる。
次いで、本発明の第二実施形態にかかる光源ホルダについて説明する。図3は、本発明の第二実施形態にかかる光源ホルダ11b,12bの構成を模式的に示した外観斜視図であり、直線状の蛍光管21の端部に装着される状態を示す。第二実施形態も、第一実施形態と同様に、二本の直線形状の蛍光管21を電気的に直列に接続して用いる構成に適用する。
なお、第二実施形態にかかるホルダ11b,12bの説明において、「中間側光源ホルダ」、「外部側光源ホルダ」、「底面側」、「上面側」、「側面側」の語は、第一実施形態と同じ意味で用いる。また、以下においては第一実施形態と異なる構成の部分を主に説明する。そして同じ構成の部分については説明を省略し、第一実施形態と同じ符号を付して記す。
中間側光源ホルダ11b、外部側光源ホルダ12bはブロック状の部材であり、それぞれ底面側には、吸着片113,214が設けられる。第二実施形態にかかる光源ホルダ11b,12bは、この吸着片113,214が設けられる構成を除いては、第一実施形態にかかる光源ホルダ11a,12aと同じ構成が適用できる。ただし、底面側に平面状の部分が形成される必要はない。
この吸着片113,214は、気圧差を利用してシャーシ22aに吸着できる構造物であり、たとえば図3に示すように、各光源ホルダ11b,12bの底面側に吸盤を形成する構成や、各光源ホルダ11b,12bの底面に非貫通の凹部を設け、この凹部に吸盤としての機能を持たせる構成などが適用できる。なお、吸着片の数や大きさは限定されるものではない。
次に、本発明の第二実施形態にかかる光源ホルダ11b,12bを用いた光源ユニット2bについて説明する。図4は、本発明の第二実施形態にかかる光源ホルダ11b,12bを用いた光源ユニット2b(以下、「第二の光源ユニット」と称することがある)の構成を、模式的に示した分解斜視図である。また、説明の便宜上、図4の上方を光源ユニット2bの「前面側」と称し、下方を「背面側」と称する。
図4に示すように第二の光源ユニット2bは、シャーシ22aと、反射シート23と、複数の蛍光管21と、サイドホルダ25と、光学シート類26と、フレーム27と、光源駆動回路基板28と、光源駆動回路基板カバー29とを備える。そして各蛍光管21の各端部には、本発明の第二実施形態にかかる光源ホルダ11b,1bが装着される。シャーシ22a、反射シート23、蛍光管21、サイドホルダ25、光学シート類26、フレーム27、光源駆動回路基板28、光源駆動回路基板カバー29は、第一の光源ユニット1aに適用されるものと同じ構成のものが適用できることから、説明は省略する。
第二の光源ユニット2bの組み付け構造は次のとおりである。
シャーシ22aの前面側に反射シート23を配設するとともに、第二実施形態にかかる光源ホルダ11b,12bが装着された蛍光管21を配設する。そして吸着片113,214により、光源ホルダ11b,12bをシャーシ22aの前面側に吸着させる。これにより、蛍光管21がシャーシ22aに保持される。蛍光管21をシャーシ22aの前面側に配設する際の位置決めは、シャーシ22aに設けられるマーキングを基準にしておこなえばよい。これ以外の組み付け構造および組み付け操作は、第一の光源ユニット2aと同じであることから説明は省略する。
そしてこのような構成によれば、第一実施形態にかかる光源ホルダ11a,12aと同じ効果を奏することができる。
次に、第三実施形態にかかる光源ホルダについて説明する。第三実施形態にかかる光源ホルダは、シャーシに圧着することができる構成を備える。図5は、第三実施形態にかかる光源ホルダ(中間側光源ホルダ11d、外部側光源ホルダ12d)の構成を模式的に示した外観斜視図である。図5(a)は第三実施形態にかかる光源ホルダの第一の実施例を示し、図5(b)は第二の実施例を示す。
第三実施形態の第一実施例にかかる光源ホルダ11d,12dは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)により形成される。そして第一実施例にかかる光源ホルダ11d,12dの形状は、第一実施形態にかかる光源ホルダ11a,12aとほぼ同じ形状が適用できる。
第三実施形態の第二実施例にかかる光源ホルダ11d’,12d’は、背面側(すなわちシャーシに接触する面)に、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の層115が設けられる。それ以外の部分の材質は限定されるものではなく、たとえば合成ゴムや天然ゴムなどの各種ゴム、合成樹脂などが適用できる。また、第三実施例にかかる光源ホルダ11d’,12d’の形状は、第一実施形態にかかる光源ホルダ11a,12aとほぼ同じ形状が適用できる。
第三実施形態にかかる光源ホルダ11d,12d,11d’,12d’の形状について簡単に説明すると、中間側光源ホルダ11d,11d’および外部側光源ホルダ12d,12d’はブロック状に形成される部材であり、それぞれ底面側には略平面状の部分111d,121dが形成される。そして内部には蛍光管21の端部および蛍光管21の端部から引き出されるハーネス211,212を収納できるように、内部に空洞が形成される。要は、シャーシに対向する側に平面状の部分111d,112dが設けられ、少なくとも平面状の部分111d,112d(正確にはシャーシに接触する部分)がポリテトラフルオロエチレン(PTFE)により形成される構成であればよい。そしてその他の部分の形状は、収納する蛍光管21の構成や、ハーネス211,212を引き出す向きなどに応じて適宜設計すればよい。
次に、第三実施形態にかかる光源ホルダ11d,11d’,12d,12d’を適用した光源ユニットの構成について説明する。図6は、第三実施形態にかかる光源ホルダ11d,11d’,12d,12d’を適用した光源ユニット2c(以下、「第三の光源ユニット」と称することがある)の要部の構成を模式的に示した分解斜視図である。
なお、第三の光源ユニット2cの構成は、第三実施形態にかかる光源ホルダ11d,11d’,12d,12d’をシャーシ22aに保持させる構成を除いては、第一の光源ユニット2aと同じ構成が適用できる。したがって、共通する構成については同じ符号を付して示し、説明は省略する。
第三実施形態にかかる光源ホルダ11d,11d’,12d,12d’をシャーシ22aに保持させるには、少なくとも光源ホルダ11d,11d’,12d,12d’とシャーシ22aの接触面を加熱しつつ、光源ホルダ11d,11d’,12d,12d’をシャーシ22aに押し付ければよい。このようにすると、第三実施形態にかかる光源ホルダ11d,11d’,12d,12d’をシャーシ22aに保持させることができる。
次に、本発明の第一実施形態にかかるシャーシについて説明する。図7は、本発明の第一実施形態にかかるシャーシ22bの構成を模式的に示した外観斜視図である。図7に示すように、本発明の第一実施形態にかかるシャーシ22bは、たとえば金属の板材などによりプレス加工などを用いて形成される。そして、両短辺近傍には、接着手段としての接着剤の層221または粘着手段としての粘着剤の層221が設けられる。接着剤には公知の各種接着剤が適用できる。また粘着剤としては、両面テープなどの公知の各種粘着シート、膠(ニカワ)、蝋(ワックス)などが適用できる。なお、接着剤または粘着剤の層221が設けられる構成を除いては、前記第一実施形態または第二実施形態にかかる光源ホルダを適用した光源ユニットのシャーシと同じ構成が適用できる。
次に第四実施形態にかかる光源ユニット(以下「第四の光源ユニット」と称することがある)の構成について説明する。図8は、第四実施形態にかかる光源ユニット2dの要部の構成を模式的に示した分解斜視図である。第四の光源ユニット2dは、前記第一実施形態にかかるシャーシが適用される光源ユニットである。以下説明の便宜上、図8の上方を光源ユニット2dの「前面側」と称し、下方を「背面側」と称する。
図8に示すように第四の光源ユニット2dは、第二実施形態にかかるシャーシ22bと、反射シート23と、粘着シート24と、複数の蛍光管21と、サイドホルダ25と、光学シート類26と、フレーム27と、光源駆動回路基板28と、光源駆動回路基板カバー29とを備える。
各蛍光管21の端部には、光源ホルダ11c,12cが装着される。この光源ホルダ11c,12cは接着手段、粘着手段、吸着手段を有さない。すなわち、前記第一実施形態にかかる光源ホルダ11a,12aから接着剤または前着剤の層を除いた構成、または前記第二実施形態にかかる光源ホルダ11b,12bから吸着手段を除いた構成を有する。
前記反射シート23、蛍光管21、サイドホルダ25、光学シート類26、フレーム27、光源駆動回路基板28、光源駆動回路基板カバー29は、第一実施形態または第二実施形態にかかる光源ユニットと同様に、従来公知の一般的な構成のものが適用できる。したがって説明は省略する。
第四の光源ユニット2dの組み付け構造は次のとおりである。
シャーシ22bの前面側に反射シート23を配設し、その前面側に本発明の第一実施形態にかかる中間側光源ホルダ11a、外部側光源ホルダ12aが装着された蛍光管21を装着する。中間側光源ホルダ11aと外部側光源ホルダ12aは、シャーシ22bに設けられる接着剤または粘着剤の層221によってシャーシ22aの前面側に接着または粘着する。そしてこれにより、蛍光管21がシャーシ22に保持される。なお、蛍光管21をシャーシ22bに配設する際の位置決めは、シャーシ22bに設けられるマーキングを基準としておこなえばよい。
蛍光管21の端部および光源ホルダ11c,12cを覆うようにしてサイドホルダ25を配設する。そしてその前面側に光学シート類26を配設し、さらにその前面側からフレーム27を装着する。また、光源駆動回路基板29をシャーシ22bの背面側に配設し、光源駆動回路基板28と各蛍光管21とを電気的に接続する。さらに、光源駆動回路基板28を覆うように光源駆動回路基板カバー29を装着する。
このような構成によれば、蛍光管21の組み付けは、シャーシ22bに設けられる接着剤または粘着剤の層221に光源ホルダ11c,12cを貼り付けるのみでよいことから、組み付け作業が簡単となる。また、係止片が設けられる光源ホルダを用いる場合のように、係止片を引っ張る必要がないことから、光源ホルダを破損することもなくなる。
また、蛍光管21の数や間隔を自由に変更できるため、蛍光管21の数や配設の間隔が異なる機種間においても、シャーシ22cの共通化を図ることができる。そしてその結果として、部品の共通化による製品価格の低廉化を図ることができる。
また、同一機種において製品改良などのために蛍光管21の数や間隔を変更する場合であっても、シャーシ22cの設計変更の必要がない。したがって、蛍光管21の数や配設の間隔を容易に変更でき、また、設計変更の際に必要となるコストの低減を図ることができる。
次に、第一の光源ユニット2a、第二の光源ユニット2b、第三の光源ユニット2c、第四の光源ユニット2dのいずれかが適用される表示装置(以下、「本表示装置」と略して記すことがある)について説明する。図9は、本表示装置4の構成を模式的に示した分解斜視図である。図9に示すように本表示装置4は、第一の光源ユニット1aまたは第二の光源ユニット1bと、表示パネル41と、コントロール回路基板42と、コントロール回路基板カバー43と、ベゼル44とを備える。
表示パネル41には、公知の各種透過型の表示パネルが適用できる。たとえばアクティブマトリックスタイプの液晶パネルなどが適用できる。
ベゼル44は、表示パネル41を保護および/または保持するなどの機能を有する部材である。このベゼル44は、開口した略四辺形の形状を有する。たとえば樹脂材料により一体に形成される構成、樹脂材料などにより形成された部品を組み合わせる構成、金属の板材によりプレス加工などを用いて形成される構成、金属の板材によりプレス加工などを用いて形成された部材を組み合わせる構成、などが適用できる。
コントロール回路基板42は、外部から入力された画像信号に基づいて表示パネル41を制御する信号を生成する電子回路および/または電気回路が構築される回路基板である。コントロール回路基板カバー43は、コントロール回路基板42を覆う部材であり、たとえば金属の板材などにより形成される。
本表示装置4の組み付け構造は次のとおりである。図9に示すように、第一の光源ユニット1aまたは第二の光源ユニット1bのフレーム27の前面側に、表示パネル41を配設する。また、第一の光源ユニット1aまたは第二の光源ユニット1bのシャーシ22の背面側に、コントロール回路基板42を配設する。そして、コントロール回路基板42と表示パネル41に装着される回路基板などとを電気的に接続する。そして表示パネル41の前面側にベゼル44を装着し、コントロール回路基板42を覆うようにコントロール回路基板カバー43を装着する。
次に本表示装置4を備えるテレビ受信機について説明する。図10は、本表示装置4を備えるテレビ受信機5の構成を、模式的に示した分解斜視図である。図10に示すようにこのテレビ受信機5は、本表示装置4と、チューナ51と、拡声手段53と、電源52と、キャビネット541,542と、支持部材55とを備える。なお、チューナ51、拡声手段53、電源52、キャビネット541,542、支持部材55は、従来一般に用いられるものが適用できるから、それぞれ簡単に説明し、詳細な説明は省略する。
チューナ51は、受信した電波から所定のチャンネルの画像信号と音声信号とを生成する。このチューナ51には、従来一般の地上波チューナ(アナログ地上波用のチューナ、デジタル地上波用のチューナ、またはこれら双方)BSチューナ、CSチューナなどが適用できる。拡声手段53は、チューナ51が生成した音声信号に基づいて音声を発する。この拡声手段53には、一般的なスピーカなどが適用できる。電源52は、本表示装置4、チューナ51、拡声手段53に対して電力を供給することができる。
そして、本表示装置4、チューナ51、拡声手段53、電源52が、キャビネット541,542に収納され、支持部材55により支持される。図10においては、キャビネットは前面側キャビネット541と背面側キャビネット542からなり、これらの間に本表示装置4、チューナ、拡声手段、電源が収納される。このほか、チューナ51、拡声手段53、電源52が、表示装置4に組み付けられる構成であっても良い。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は前記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
たとえば、前記各実施形態においては、光源として蛍光管を適用する構成を示したが、光源の種類は蛍光管に限定されるものではない。たとえば、キセノン管などの放電管や、線光源化したLEDなどであっても適用できる。
11a 中間側光源ホルダ
111a 平面状の部分
112 スリット
113 吸着片
12a 外部側光源ホルダ
121a 平面状の部分
2a 光源ユニット
21 蛍光管
211 中間側のハーネス
212 外部側のハーネス
213 コネクタ
214 吸着片
22 シャーシ
23 反射シート
25 サイドホルダ
26 光学シート類
27 フレーム
28 光源駆動回路基板
29 光源駆動回路基板カバー
111a 平面状の部分
112 スリット
113 吸着片
12a 外部側光源ホルダ
121a 平面状の部分
2a 光源ユニット
21 蛍光管
211 中間側のハーネス
212 外部側のハーネス
213 コネクタ
214 吸着片
22 シャーシ
23 反射シート
25 サイドホルダ
26 光学シート類
27 フレーム
28 光源駆動回路基板
29 光源駆動回路基板カバー
Claims (13)
- 表示装置用の光源ユニットのシャーシに光源を保持する光源の保持構造であって、光源に装着される光源ホルダが光源ユニットのシャーシに接触して保持されることを特徴とする光源の保持構造。
- 前記光源ホルダの前記シャーシに対向する側の面は平面に形成され、該面が前記シャーシに接触して保持されることを特徴とする請求項1に記載の光源の保持構造。
- 前記光源ホルダの前記シャーシに対向する側の面は前記シャーシに接着されることを特徴とする請求項2に記載の光源の保持構造。
- 前記光源ホルダの前記シャーシに対向する側の面は前記シャーシに粘着することを特徴とする請求項2に記載の光源の保持構造。
- 前記光源ホルダの前記シャーシに対向する側の面は前記シャーシに圧着されることを特徴とする請求項2に記載の光源の保持構造。
- 前記光源ホルダの前記シャーシに対向する側の面には吸着手段が設けられ、前記光源ホルダは前記吸着手段により前記シャーシに吸着することを特徴とする請求項1に記載の光源の保持構造。
- 光源に装着して該光源を表示装置用の光源ユニットのシャーシに保持する光源ホルダであって、シャーシに対向する側の面には接着手段が設けられることを特徴とする光源ホルダ。
- 光源に装着して該光源を表示装置用の光源ユニットのシャーシに保持する光源ホルダであって、シャーシに対向する側の面には粘着手段が設けられることを特徴とする光源ホルダ。
- 光源に装着して該光源を表示装置用の光源ユニットのシャーシに保持する光源ホルダであって、前記シャーシに対向する側の面には前記シャーシに吸着可能な吸着手段が設けられることを特徴とする光源ホルダ。
- 光源ユニットのシャーシであって、光源に装着される光源ホルダを接着する接着手段が設けられることを特徴とする光源ユニットのシャーシ。
- 光源ユニットのシャーシであって、光源に装着される光源ホルダを粘着する粘着手段が設けられることを特徴とする光源ユニットのシャーシ。
- 請求項1から請求項6のいずれかに記載の光源の保持構造、請求項7から請求項9のいずれかに記載の光源ホルダまたは請求項10もしくは請求項11に記載の光源ユニットのシャーシを備えることを特徴とする光源ユニット。
- 請求項12に記載の光源ユニットを備えることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006192534A JP2008021541A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 光源ホルダ、シャーシ、光源の保持構造、光源ユニットおよび表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006192534A JP2008021541A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 光源ホルダ、シャーシ、光源の保持構造、光源ユニットおよび表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008021541A true JP2008021541A (ja) | 2008-01-31 |
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ID=39077348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006192534A Pending JP2008021541A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 光源ホルダ、シャーシ、光源の保持構造、光源ユニットおよび表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008021541A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10111320B2 (en) | 2015-12-10 | 2018-10-23 | Samsung Display Co., Ltd. | Display device |
-
2006
- 2006-07-13 JP JP2006192534A patent/JP2008021541A/ja active Pending
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US10111320B2 (en) | 2015-12-10 | 2018-10-23 | Samsung Display Co., Ltd. | Display device |
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