JP2008013032A - ガス発生装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる出力特性のものを製造する場合にも、設計工数を低減可能であり、生産性を向上可能であって、管理の容易化が可能なガス発生装置およびその製造方法の提供。
【解決手段】共通の形状からなる複数の取付部42を有するベース体40と、複数の取付部42のうちのいずれの取付部42にも取付可能なインフレータ41とを準備し、複数の取付部42に対して取り付けられるインフレータ41の取付位置、数および組み合わせのうちの少なくともいずれか一つを調整することで所要の出力特性を得る。
【選択図】図5

Description

本発明は、エアバッグ装置においてエアバッグを展開させるためのガスを発生させるガス発生装置およびその製造方法に関する。
車両衝突時等にエアバッグを展開させることで乗員や歩行者等を保護するエアバッグ装置には、エアバッグを展開させるためのガスを発生させるガス発生装置が設けられることになる。このようなガス発生装置として、複数のガス発生部を有し、衝突の激しさや衝突時の乗員の状況(子供であるか大人であるか等)等に応じて、複数のガス発生部のうちのいずれでガスを発生させるかを選択制御可能な多段式のガス発生装置がある(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2001−225711号公報 実用新案登録第3029326号公報
上記のガス発生装置は、ガス発生部のうちのいずれでガスを発生させるかを選択制御可能であるが、これはあくまで衝突の激しさや衝突時の乗員の状況等によるものであり、例えばこれらのガス発生装置を異なる車種の車両に搭載する場合には、従来通り、それぞれに専用のガス発生装置を設計および製造しなければならない。このため、設計工数が増大し、また生産性や管理の点でも不利となっている。
したがって、本発明は、異なる出力特性のものを製造する場合にも、設計工数を低減可能であり、生産性を向上可能であって、管理の容易化が可能なガス発生装置およびその製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、共通の形状からなる複数の取付部(例えば実施形態における取付部42)を有するベース体(例えば実施形態におけるベース体40)と、前記複数の取付部のうちのいずれの取付部にも取付可能なインフレータ(例えば実施形態におけるインフレータ41)とを有することを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記複数の取付部に対して取り付けられる前記インフレータの取付位置、数および組み合わせのうちの少なくともいずれか一つを調整することで出力特性が変更可能であることを特徴としている。
請求項3に係る発明は、共通の形状からなる複数の取付部(例えば実施形態における取付部42)を有するベース体(例えば実施形態におけるベース体40)と、前記複数の取付部のうちのいずれの取付部にも取付可能なインフレータ(例えば実施形態におけるインフレータ41)とを準備し、前記複数の取付部に対して取り付けられる前記インフレータの取付位置、数および組み合わせのうちの少なくともいずれか一つを調整することで所要の出力特性を得ることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、共通の形状からなる複数の取付部を有するベース体と、このベース体の複数の取付部のうちのいずれの取付部にも取付可能なインフレータとを有しているため、例えば、ベース体の複数の取付部のうちのいずれの位置の取付部にインフレータを取り付けるか、いくつのインフレータを取り付けるか、いずれの組み合わせのインフレータを取り付けるか等を任意に選択可能であり、さらには、これらを適宜組み合わせたりすることも可能となる。このようにして、所要の出力特性を得ることが可能となる。したがって、異なる出力特性のものを製造する場合であっても、設計工数の低減、生産性向上および管理の容易化が可能となる。
請求項2に係る発明によれば、複数の取付部に対して取り付けられるインフレータの取付位置、数および組み合わせのうちの少なくともいずれか一つを調整することで出力特性が変更可能であるため、ベース体の複数の取付部のうちのいずれの位置の取付部にインフレータを取り付けるか、いくつのインフレータを取り付けるか、いずれの組み合わせでインフレータを取り付けるかを任意に選択し、さらには、これらを適宜組み合わせることで、所要の出力特性を得ることができる。したがって、異なる出力特性のものを製造する場合であっても、設計工数を減らすことができ、生産性を向上できて、管理も容易となる。
請求項3に係る発明によれば、共通の形状からなる複数の取付部を有するベース体と、このベース体の複数の取付部のうちのいずれの取付部にも取付可能なインフレータとを準備し、複数の取付部に対して取り付けられるインフレータの取付位置、数および組み合わせのうちの少なくともいずれか一つを調整することで所要の出力特性を得る。したがって、異なる出力特性のものを製造する場合であっても、設計工数を減らすことができ、生産性を向上できて、管理も容易となる。
本発明の第1実施形態を図1〜図5を参照して以下に説明する。
図1は、車両の車室内を示すもので、運転席のシート11の前方に配置されたステアリングホイール12の内部にエアバッグ装置13が収納されている。
図2に示すように、ステアリングホイール12はステアリングシャフト14の後端にナット15によりボス部16が固定され、ボス部16にカップ状のフロントカバー17が固定されている。フロントカバー17の乗員側の周縁には、フロントカバー17を閉塞し且つエアバッグ装置13の乗員側を覆うように複数のボルト18によりエアバッグカバー19が固定されている。フロントカバー17の外周面には放射状に延びる複数のスポーク部20が取り付けられ、このスポーク部20にステアリングホイール本体21が支持されている。
エアバッグカバー19は、エアバッグ装置13の乗員側を覆う意匠面部25と、この意匠面部25の外周縁部よりも内側位置から背面側つまりフロントカバー17の方向に筒状に突出する筒状部26とを有しており、この筒状部26においてフロントカバー17に嵌合させられる。この筒状部26の内周面にはリテーナ22がボルト18により共締めされ、このリテーナ22にエアバッグ装置13が支持されている。
エアバッグ装置13は、高圧ガスを発生するガス発生装置31と、基布を縫製して構成されガス発生装置31が発生させた高圧ガスが導入されて膨張するエアバッグ32と、エアバッグ32の基部を固定する固定リング33とを備えている。上記したリテーナ22の前面及び後面に、ガス発生装置31のフランジ31aと固定リング33とが重合され、複数のボルト34およびナット35で締め付け固定されている。このリテーナ22の後面と固定リング33の前面との間にエアバッグ32の基部が挟み込まれた状態で固定されている。
そして、ガス発生装置31は、上記したフランジ31aが周縁部に所定間隔で固定された円板状のベース体40と、このベース体40に取り付けられるインフレータ41とを有している。ベース体40には、複数具体的には三カ所の取付部42が等間隔で同一直線上に形成されている。これら取付部42は共通の形状をなしており、具体的には、同一形状のネジ穴44と、各ネジ穴44のエアバッグカバー19側にあって各ネジ穴44に対し直交する周辺の取付面45とで構成されている。
インフレータ41は、図3および図4に概略的に示すように、略有底円筒状をなすとともに外周面に軸線方向の位置を合わせて所定のピッチで複数のガス吐出口47が形成されたケース本体48と、ケース本体48のガス吐出口47の形成位置の内周面に取り付けられたフィルタ49とを有するケース50と、ケース50内に装填され燃焼により高圧ガスを発生する推薬51と、ケース50の底部とは反対側に固定されて推薬51に着火するスクイブ52とを有している。スクイブ52は、ケース50と同軸状をなしてケース50から軸線方向に突出するように取り付けられており、そのケース50からの突出部分の外周面にはベース体40の取付部42のネジ穴44に螺合するオネジ53が形成されている。
そして、第1実施形態において、ガス発生装置31で用いられるインフレータ41は、すべて、同じ推薬51が同量ずつ装填されており、同じケース50内に入れられていて、同じスクイブ52が取り付けられた同じ形状且つ同じ特性のものであり、このような同種のインフレータ41を、例えば車種に応じてベース体40への取付位置および取付数の少なくともいずれか一方をかえることで、所要の出力特性をもったガス発生装置31を製造する。
つまり、例えば、展開させるエアバッグ32が比較的大きい大型車用のガス発生装置31を製造する場合は、図5(a)に示すように、ベース体40に三つの上記したインフレータ41をすべての取付部42に取り付けることで比較的ガス発生量の多い所要の出力特性のガス発生装置31を製造する。つまり、図2に示すように、ベース体40の一端側の取付部42のネジ穴44にインフレータ41のスクイブ52を、取付面45にケース50の端面が当接するまで螺合させ、ベース体40の中央側の取付部42のネジ穴44にインフレータ41のスクイブ52を、取付面45にケース50の端面が当接するまで螺合させ、ベース体40の他端側の取付部42のネジ穴44にインフレータ41のスクイブ52を、取付面45にケース50の端面が当接するまで螺合させる。
また、例えば、展開させるエアバッグ32が中間の中型車用のガス発生装置31を製造する場合は、図5(b)に示すように、上記と同形状のベース体40に二つのみ上記したインフレータ41を両側の取付部42に上記と同様に取り付けることでガス発生量が中間の所要の出力特性のガス発生装置31を製造する。あるいは、エアバッグ32の展開形状等によっては、上記と同形状のベース体40に二つのみ上記したインフレータ41を一端側の取付部42と中央の取付部42とに取り付けて別の出力特性に変更しても良く、他端側の取付部42と中央の取付部42とに取り付けてさらに別の出力特性に変更しても良い。
さらに、例えば、展開させるエアバッグ32が比較的小さい小型車用のガス発生装置31を製造する場合は、図5(c)に示すように、上記と同形状のベース体40に一つのみ上記したインフレータ41を中央の取付部42に取り付けることでガス発生量の比較的小さい所要の出力特性のガス発生装置31を製造する。あるいは、エアバッグ32の展開形状等によっては、ベース体40に一つのみ上記したインフレータ41を一端側の取付部42に取り付けて出力特性を上記に対し変更しても良く、他端側の取付部42に取り付けてさらに別の出力特性に変更しても良い。
そして、上記のように製造された所要の出力特性のガス発生装置31を対応する車両のエアバッグ装置13に組み込むことになる。この場合、車種は異なっていても、リテーナ22によるガス発生装置31の取付構造は同じとすることで、多車種に展開できる。
以上に述べた第1実施形態によれば、共通の形状からなる複数の取付部42を有するベース体40と、このベース体40の複数の取付部42のうちのいずれの取付部42にも取付可能なインフレータ41とを準備し、複数の取付部42に対して取り付けられるインフレータ41の取付位置および数のうちの少なくともいずれか一つを調整することでガス発生装置31の出力特性が変更可能であるため、ベース体40の複数の取付部42に、いくつのインフレータ41を取り付けるかと、その場合に、いずれの位置の取付部42にインフレータ41を取り付けるかとを任意に選択することで、所要の出力特性を得ることができる。したがって、異なる出力特性のものを製造する場合であっても、設計工数を減らすことができ、生産性を向上できて、管理も容易となる。また、搭載性を考慮していずれの位置の取付部42にインフレータ41を取り付けるかを選択することもできる。
なお、上記した第1実施形態において、インフレータ41はケース50の外周面にガス吐出口47を有していたが、ケース50のスクイブ52とは反対側の端面にガス吐出口を形成しても良い。このように構成すれば、ガス発生時のインフレータ41の反力がベース体40への当接方向に生じることになり、よって、インフレータ41のベース体40への取付強度を大きくしなくても済むことになる。
また、インフレータ41のベース体40への取り付けは、上記したネジ結合以外にも、加締めや他の種々の係合構造を適用できる。
次に、本発明の第2実施形態を図6〜図8を主に参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分は同一の符号を付しその説明は略す。
第2実施形態において、ガス発生装置31に用いるインフレータ41として、推薬51の量、推薬51の種類、スクイブ52の種類、ガス吐出口47の数およびガス吐出口47の口径のうちの少なくともいずれか一つが異なることで異なる特性の複数種類が準備されている。この場合、ガスの発生量およびガスの発生速度のうちの少なくともいずれか一方のガス発生特性が異なる。このような異なるガス発生特性のインフレータ41を、例えば車種に応じて組み合わせをかえることで、所要の出力特性をもったガス発生装置31を製造する。
例えば、図6(a)に示すように所定の種類の推薬51(A)を導入することで所定のガス発生特性Aとなるインフレータ41(A)と、図6(b)に示すように推薬51(A)とは異なる所定の種類の推薬51(B)を導入することで所定のガス発生特性Bとなるインフレータ41(B)とを準備する。そして、例えば、図7(a)に示すように、ガス発生特性Aの二つのインフレータ41(A)とガス発生特性Bの一つのインフレータ41(B)とを組み合わせて、ベース体40に対して、ガス発生特性Aのインフレータ41(A)を両側の取付部42に取り付けるとともに、ガス発生特性Bのインフレータ41(B)を中央の取付部42に取り付けることで所要の出力特性のガス発生装置31を製造する。この場合、エアバッグ32の展開形状等によっては、組み合わせはそのままで、インフレータ41の取付位置を入れ替えて出力特性を上記に対し変更しても良い。
また、例えば、図7(b)に示すように、ガス発生特性Aの一つのインフレータ41(A)とガス発生特性Bの二つのインフレータ41(B)とを組み合わせて、上記と同形状のベース体40に、ガス発生特性Aのインフレータ41(A)を中央の取付部42に取り付けるとともに、ガス発生特性Bのインフレータ41(B)を両側の取付部42にそれぞれ取り付けて上記とは異なる所要の出力特性のガス発生装置31を製造する。この場合も、エアバッグ32の展開形状等によっては、組み合わせはそのままで、インフレータ41の取付位置を入れ替えて出力特性を上記に対し変更しても良い。
さらには、図8(a)に示すように、ガス発生特性Aのインフレータ41(A)を三つ組み合わせて、上記と同形状のベース体40に、これらのインフレータ41(A)をすべての取付部42にそれぞれ取り付けることで、異なる出力特性のガス発生装置31を製造でき、図8(b)に示すように、ガス発生特性Bのインフレータ41(B)を三つ組み合わせて、上記と同形状のベース体40に、これらのインフレータ41(B)をすべての取付部42にそれぞれ取り付けることで、さらに異なる出力特性のガス発生装置31を製造できる。
加えて、図8(c)に示すように、すべて異なるガス発生特性A、ガス発生特性Bおよびガス発生特性Cの三つのインフレータ41(A),41(B),41(C)を組み合わせて、上記と同形状のベース体40に、これらインフレータ41(A),41(B),41(C)を適宜の配置で取付部42に取り付けることで、さらに異なる出力特性のガス発生装置31を製造できる。この場合も、組み合わせはそのままで配置を入れ替えることで、さらに異なる出力特性のガス発生装置31を製造できる。
そして、上記のように製造された所要の出力特性のガス発生装置31を対応する車両のエアバッグ装置13に組み込むことになる。
以上に述べた第2実施形態によれば、複数の取付部42に対して取り付けられるインフレータ41の取付位置および種類別の組み合わせのうちの少なくともいずれか一つを調整することで出力特性が変更可能であるため、ベース体40の複数の取付部42のうちのいずれの位置の取付部42にいずれの種類のインフレータ41を取り付けるかを任意に選択することで、所要の出力特性を得ることができる。したがって、異なる出力特性のものを製造する場合であっても、設計工数を減らすことができ、生産性を向上できて、管理も容易となる。
また、第2実施形態において、第1実施形態と同様にインフレータ41の数を変更しても良く、その場合に取り付ける取付部42の位置を変更しても良い。つまり、共通の形状からなる複数の取付部42を有するベース体40と、複数の取付部42のうちのいずれの取付部42にも取付可能なインフレータ41とを準備し、複数の取付部42に対して取り付けられるインフレータ41の取付位置、数および組み合わせのうちの少なくともいずれか一つを調整することで所要の出力特性を得ることができる。
次に、本発明の第3実施形態を図9を主に参照して第1,第2実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1,第2実施形態と同様の部分は同一の符号を付しその説明は略す。
第3実施形態では、ベース体40に、複数具体的には五カ所の取付部42が中心位置およびこの位置を中心とする同一円上の等間隔位置に形成されている。これら取付部42も上記実施形態と同様に共通の形状をなしている。
また、インフレータ41として、同一形状でガス発生特性が異なるガス発生特性Aのインフレータ41(A)と、ガス発生特性Bのインフレータ41(B)とが準備され、さらにこれらに対して長さが異なるガス発生特性Dのインフレータ41(D)と、さらに外径も異なるガス発生特性Eのインフレータ41(E)も準備されている。
そして、これらのインフレータ41(A),41(B),41(D),41(E)を第1実施形態や第2実施形態、あるいはその組み合わせを用いて所要の出力特性を得る。
例えば、図9(a1),(a2)に示すように、すべて同種のガス発生特性Aのインフレータ41(A)を、ベース体40のすべての取付部42に取り付けて所要の出力特性のガス発生装置31を製造したり、図9(b1),(b2)に示すように、ガス発生特性Aのインフレータ41(A)を、中央の取付部42を除いて、ベース体40の同じ直径線上の二カ所の取付部42に取り付け、他種のガス発生特性Bのインフレータ41(B)を、ベース体40の他の同じ直径線上の二カ所の取付部42に取り付けて、所要の出力特性のガス発生装置31を製造したり、図9(c1),(c2)に示すように、中央の取付部42を除いて、ガス発生特性Aのインフレータ41(A)を、ベース体40の同じ直径線上の二カ所の取付部42に取り付け、長さが異なる他種のガス発生特性Dのインフレータ41(D)を、ベース体40の他の取付部42に取り付け、さらに外径が異なるガス発生特性Eのインフレータ41(E)を、ベース体40の残りの取付部42に取り付けて所要の出力特性のガス発生装置を製造したりできる。なお、上記以外に、例えば中央の取付部42のみにインフレータ41を取り付けたり、中央の取付部42にインフレータ41を取り付けるとともに周囲の取付部42に適宜選択的にインフレータを取り付けたりして所要の出力特性のガス発生装置を得ることも可能である。
以上の第1〜第3実施形態においては、車両の運転席の乗員用のエアバッグ装置13のガス発生装置31を例にとり説明したが、助手席の乗員用のエアバッグ装置や、カーテンエアバッグ装置等、他の種々のエアバッグ装置のガス発生装置に適用可能である。
例えば、図10に示す第4実施形態では、助手席の乗員用のエアバッグ装置に適用可能なガス発生装置55の例を示す。
第4実施形態では、ベース体56が横長の長方形状をなしており、複数具体的には五カ所の取付部42が同一直線上の等間隔位置に形成されている。これら取付部42も上記実施形態と同様に共通の形状をなしている。
そして、インフレータを第1実施形態や第2実施形態、あるいはその組み合わせを用いて所要の出力特性を得る。
例えば、所定の車種においては、図10に示すように、長さの長いガス発生特性Fのインフレータ41(F)を、ベース体56の中央位置の取付部42に取り付け、その隣り合う両側の取付部42には、インフレータ41(F)と同径でこれよりも長さの短い他種のガス発生特性Gのインフレータ41(G)を取り付け、さらに、ベース体56の両端の二カ所の取付部42には、インフレータ41(G)と同長さでこれよりも大径の他種のガス発生特性Hのインフレータ41(H)をそれぞれ取り付けて、この車種用の所要の出力特性を得たり、また、他の所定の車種においては、これに対して、インフレータの取付位置、数および種類別の組み合わせのうちの少なくともいずれか一つを異ならせることで、この他の車種用の所要の出力特性を得たりすることができる。
本発明の第1実施形態が適用された車両の車室内を示す斜視図である。 図1のX−X線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態のガス発生装置におけるインフレータを概略的に示す断面図である。 本発明の第1実施形態のガス発生装置におけるインフレータを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態のガス発生装置におけるインフレータの各取付例を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態のガス発生装置におけるインフレータの各例を概略的に示す断面図である。 本発明の第2実施形態のガス発生装置におけるインフレータの各取付例を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態のガス発生装置におけるインフレータの各取付例を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態のガス発生装置におけるインフレータの各取付例を示すもので、(a1),(b1),(c1)は平面図、(a2),(b2),(c2)は正面図である。 本発明の第4実施形態のガス発生装置を示すもので、(a1)は平面図、(a2)は正面図である。
符号の説明
31 ガス発生装置
40 ベース体
41 インフレータ
42 取付部

Claims (3)

  1. 共通の形状からなる複数の取付部を有するベース体と、前記複数の取付部のうちのいずれの取付部にも取付可能なインフレータとを有することを特徴とするガス発生装置。
  2. 前記複数の取付部に対して取り付けられる前記インフレータの取付位置、数および組み合わせのうちの少なくともいずれか一つを調整することで出力特性が変更可能であることを特徴とする請求項1記載のガス発生装置。
  3. 共通の形状からなる複数の取付部を有するベース体と、前記複数の取付部のうちのいずれの取付部にも取付可能なインフレータとを準備し、前記複数の取付部に対して取り付けられる前記インフレータの取付位置、数および組み合わせのうちの少なくともいずれか一つを調整することで所要の出力特性を得ることを特徴とするガス発生装置の製造方法。
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