JP2008012041A - Dishwasher - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄ポンプを備えた食器洗浄機に関する。 The present invention relates to a dishwasher including a washing pump that supplies washing water to a washing nozzle.
家庭用の食器洗浄機は、洗浄槽内に貯水された洗浄水を洗浄ポンプにより洗浄手段たる洗浄ノズルに圧送し、その水圧により噴射ノズルから食器類に対して洗浄水を噴射して洗浄する、洗浄行程を実行している。そして、この洗浄行程前には、食器類の表面にこびりついた汚れを膨潤して洗浄行程での洗浄効率を向上させるべく、スチーム行程を実行している(例えば、特許文献1参照。)。
従来、スチーム行程終了後の蒸気生成手段のタンク内には、タンクの有する余熱によっても蒸発仕切れずに残水が生じることがあった。この場合、タンク内に残水が長時間留まるという状況になり、この状況ではタンクの内面が劣化し易く、特にタンクが金属材料からなる場合には金属材料の腐食を促進し、その腐食が進行すると、洗浄槽への蒸気の供給を行なえなくなる恐れがあった。 Conventionally, in the tank of the steam generating means after the completion of the steam stroke, residual water sometimes occurs without being partitioned by evaporation due to residual heat of the tank. In this case, the remaining water stays in the tank for a long time. In this situation, the inner surface of the tank is likely to deteriorate. In particular, when the tank is made of a metal material, the corrosion of the metal material is promoted and the corrosion proceeds. Then, there was a possibility that the steam could not be supplied to the cleaning tank.
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、蒸気生成部に残った残水を除去できる食器洗浄機を提供することにある。 This invention is made | formed in view of the above-mentioned situation, Therefore The objective is to provide the dishwasher which can remove the residual water which remained in the steam production | generation part.
上記目的を達成するために、本発明の食器洗浄機は、外箱と、前記外箱内に設けられ被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽への洗浄水の第一の給水手段と、前記洗浄槽内の洗浄水を排出する排水手段と、前記洗浄槽内の被洗浄物を洗浄する洗浄手段と、前記洗浄槽内へ供給する蒸気を生成する蒸気生成手段と、前記蒸気生成手段に水を供給する第二の給水手段と、蒸気生成手段を制御して行う蒸気行程を含む洗浄コースを実行する制御手段とを具備し、前記蒸気生成手段は、第二の給水手段と接続された給水口と、前記洗浄槽に設けられた噴出口に連通する蒸気吐出口と、金属製の蒸気生成部と、前記蒸発生成部を加熱可能に配設された蒸気生成用熱源とから構成され、前記制御手段の蒸気行程における前記第二の給水手段による最後の給水動作実行後に、乾燥動作を実行することを主たる特徴とするものである。 In order to achieve the above object, a dishwasher according to the present invention comprises an outer box, a cleaning tank provided in the outer box for containing an object to be cleaned, and a first water supply means for cleaning water to the cleaning tank. Draining means for discharging cleaning water in the cleaning tank, cleaning means for cleaning the object to be cleaned in the cleaning tank, steam generating means for generating steam to be supplied into the cleaning tank, and steam generation A second water supply means for supplying water to the means, and a control means for executing a cleaning course including a steam stroke performed by controlling the steam generation means, the steam generation means being connected to the second water supply means A water supply port, a steam discharge port communicating with a spout provided in the cleaning tank, a metal steam generation unit, and a steam generation heat source arranged to heat the evaporation generation unit The last of the second water supply means in the steam stroke of the control means After water operation execution, to perform the drying operation is intended to mainly characterized.
本発明では、残水を除去することで蒸気生成手段の蒸気生成部が水に浸される時間を減少することができる。このため、金属製の蒸気生成部の腐食を抑制することができる。 In the present invention, it is possible to reduce the time during which the steam generating unit of the steam generating means is immersed in water by removing the residual water. For this reason, corrosion of a metal steam generation part can be controlled.
(第1の実施の形態)
以下、本発明を家庭用の食器洗浄機に適用した第1の実施例について図面を参照しながら説明する。
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment in which the present invention is applied to a household dishwasher will be described with reference to the drawings.
図1には、食器洗浄機1の縦断面図が示されている。この図1において、食器洗浄機1は、内部に洗浄槽2が設置された外箱3、この外箱3の前面に洗浄槽2が有する前部開口を開閉するために設けられた下部扉4及び上部扉5、下部扉4の下方に設けられた操作パネル6を備えた構成となっている。尚、操作パネル6には、各種のスイッチや表示部などが設けられている。
FIG. 1 shows a longitudinal sectional view of the dishwasher 1. In FIG. 1, a dishwasher 1 includes an
下部扉4は、その下端部において外箱3に軸支され、上部扉5は、その上端部において外箱3に軸支されており、図示しないリンク機構により互いに連動してそれぞれ下方及び上方へ回動するように構成されている。また、下部扉4及び上部扉5は、その閉鎖状態が図示しないロック機構により保持される構成となっており、該ロック機構を解除することにより下部扉4及び上部扉5が開放される。そして、上部扉5の上方には、洗浄槽2内部と連通し、洗浄槽2内の空気の排気に供する排気口7が設けられている。
The lower door 4 is pivotally supported by the
洗浄槽2の内部には上下2個の食器かご8a、8bが出し入れ可能に収容されている。
Inside the
尚、洗浄槽2は、少なくとも底壁部分が合成樹脂により形成されるものである。
In addition, at least the bottom wall part of the
洗浄槽2内の背面壁には、食器かご8a、8b内に収容された食器類に向けて洗浄水を噴射するための噴射ノズル9(洗浄手段に相当)が固定されている。この噴射ノズル9は、洗浄槽2の背面壁に沿って左右に延びる帯状の中空部材9aの前面に複数の噴射孔9b(一つのみ図示)を形成した構成となっている。中空部材9aの途中部には、洗浄槽2の下部まで延びる筒状部10が一体的に連通されている。さらに、洗浄槽2内の底部には、食器かご8a、8b内に収容された食器類に向けて洗浄水を噴射するための2個の回転式噴射ノズル11(洗浄手段に相当、左側1つのみ図示)が左右に並んで設けられている。
An injection nozzle 9 (corresponding to a cleaning means) for injecting cleaning water toward the tableware stored in the
これら噴射ノズル11は、洗浄水噴射の反動で自己回転する構造のもので、中空状のアーム部11aの上面に複数の噴射孔11bを形成した構成となっており、そのアーム部11aの基端部はアーム支え12に回転自在に接続されている。
These injection nozzles 11 have a structure that self-rotates in response to the washing water injection, and has a structure in which a plurality of
前記洗浄槽2の底部における前部(手前側)には貯水部13が陥没形成されている。この貯水部13の右方部は浅底に形成されており、この浅底部には、温水生成用熱源たるヒータ14が配置されている。また、貯水部13には、その左方側の底部に取り外し可能な残滓フィルタ(図示しない)が配置され、ヒータ14の上方位置には金属製の多孔板から成る保護カバー15が被せられている。
A
洗浄槽2の底部と外箱3の底部との間の空間部には、洗浄ポンプ及び排水ポンプを兼用するポンプ16並びに送風機17(図3参照)が配設されている。詳しい説明は省略するが、ポンプ16は、洗浄用インペラ及び排水用インペラ(何れも図示せず)を収容するケーシング18と、それら洗浄用及び排水用インペラを回転駆動するポンプモータ47とを備えている。ポンプ16は、ポンプモータ47が正方向に回転するときは例えば洗浄用インペラが機能し、排水用インペラは機能しないようになっている。これに対してポンプモータ47が逆方向に回転するときは排水用インペラが機能し、洗浄用インペラは機能しないようになっている。つまり、ポンプ16は、ポンプモータ47の回転方向を切り替えることにより洗浄用ポンプとして機能する状態と排水用ポンプとして機能する状態とに切り替え可能に構成されている。
In the space between the bottom of the
ケーシング18の上部には洗浄用吐出口(図示せず)が設けられており、その吐出口は配水管19a、19bを介して前記アーム支え12及び筒状部10の各下部にそれぞれ接続されている。ケーシング18の側部には排水用吐出口(図示せず)が設けられており、その吐出口には排水ホース20が接続されている。この排水ホース20は、洗浄槽2内の最高水位よりも高い位置を経由させて外箱3の後部寄り部位の下部から外部に引き出されている。
A cleaning discharge port (not shown) is provided in the upper portion of the
ケーシング18の底部には筒状部21が一体的に連通されており、この筒状部21は、横方向に延びる接続管22を介して貯水部13の下端部(残滓フィルタが配置された深底部)に連通されている。図示しないが、ケーシング18の下部のうち筒状部21内と対応する位置には洗浄用吸入口及び排出用吸入口が形成されている。一方、接続管22の内部は洗浄用水路と排水路とに区画されており、洗浄用水路の端部は上記洗浄用吸入口に連通し、排水路の端部は上記排水用吸入口に連通している。
A
この場合、ポンプ16が排水ポンプとして機能するときは、貯水部13内の洗浄水は、接続管22内の排水路を通り前記排水用吸入口からケーシング18内に吸入された後、そのケーシング18の側部に設けられた排水用吐出口から排水ホース20を経て外部に排出される。これに対して、ポンプ16が洗浄ポンプとして機能するときは、貯水部13内の洗浄水は、接続管22内の洗浄用水路を通り前記洗浄用吸入口からケーシング18内に吸入される。このように吸入された洗浄水は、ケーシング18の上部に設けられた洗浄用吐出口から配水管19a、19bに吐出され、噴射ノズル9、11から洗浄槽2内に噴射される。
In this case, when the
送風機17は、洗浄槽2の底部と外箱3の底部との間の空間部のうち前記ヒータ14の近傍に配置されている。この送風機17は、ケーシング内に収容されたファン及びファンモータ(何れも図示せず)から構成されており、そのケーシング23は、送風管24を介して洗浄槽2内のヒータ14近傍に連通されている。
The
洗浄槽2の底部の後部中央には給水口体25が設けられている。この給水口体25は、洗浄槽2の底部を上下方向に貫通した形態で一体的に形成された筒状部25aと、この筒状部25aの上部をこれと所定の隙間を存した状態で覆うカバー25bとから構成されている。また、筒状部25aの下部には電磁弁26を介して給水配管27が接続されている。この電磁弁26は、2つの弁を独立に制御開閉制御可能な三方弁から構成され、第一の給水手段たる洗浄槽2側の給水弁26aにより洗浄槽2への水の供給を制御しており、もう一方の第二の給水手段たる給水弁26bにより後述する蒸気生成手段への水の供給を制御している。上記給水配管27は、外箱3の後部寄り部位の下部を貫通して外箱3の外部に引き出されており、その引き出し端部は給水ホース(図示せず)を介して水道などの給水源に接続されるようになっている。
A
さて、洗浄槽2の底部と外箱3の底部との間の空間部には、本発明の要旨に関係した蒸気生成手段としてのスチーム生成ユニット28が配置されており、以下、このスチーム生成ユニット28及び関連部分の構成について説明する。尚、スチーム生成ユニット28は、洗浄槽2の底部に対して取り付け固定されるものである。
Now, in the space between the bottom of the
図2には、スチーム生成ユニット28についての縦断面図が示されている。
FIG. 2 shows a longitudinal sectional view of the
この図において、スチーム生成ユニット28は、扁平な矩形(長方形)容器状に形成された本体部29に対して、その上面開口部を閉鎖するための矩形状の蓋部30をねじ止めにより固定した構造となっている。また、この場合、スチーム生成ユニット28にあっては、本体部29と蓋部30との間の当接部の全周に矩形枠状の耐熱性のパッキン31を介在させることにより、幅寸法及び奥行き寸法に比べて高さ寸法が相対的に低い形態の密閉容器状に形成されている。尚、本体部29及び蓋部30は、熱伝導性が良好な金属である例えばアルミニウムのダイカスト成型により形成されている。もちろん、この金属材料はアルミニウムに限定されず、熱伝導効率が良好である亜鉛、ステンレス鋼などでも構わない。
In this figure, a
本体部29内の凹部は、蒸気生成部29aとして機能するものであり、蓋部30における上記蒸気生成部29aに上方から臨む位置には、給水口32及び蒸気吐出口33が当該蓋部30の長手方向へ互いに離間した状態で形成されている。これら給水口32及び蒸気吐出口33は、蓋部30の上面から上方へ突出するように一体形成された筒状体32a及び33aをそれぞれ備えた構造とされており、この場合、筒状体32aの内径(給水口32の直径)が比較的小さい形状とされているのに対して、筒状体33aの内径(蒸気吐出口33の直径)が比較的大きい形状とされている。
The concave portion in the
また、蓋部30の下面における給水口32と対応した位置には、当該給水口32を蒸気生成部29a方向から囲った形態とされた断面半円弧形状の隔壁部32bが下方へ突出するように一体形成されている。
In addition, at a position corresponding to the
本体部29において、その蒸気生成部29aの底部(スチーム生成ユニット28の内底部に相当)は、前記給水口32側から前記蒸気吐出口33側へ向かうに従って下降傾斜した形状に形成されている。また、蒸気生成部29aの底部には、給水口32に下方から対向する部位に他の部位より立ち上がった形態の段部29bが形成されており、この段部29bの上面は蒸気生成部29aの中央部方向に向かうに従って下降傾斜した構造とされている。
In the
本体部29の底壁部には、U字形状のヒータ34(蒸気生成用熱源に相当)が埋め込み状に取り付けられて一体化されている。このヒータ34は、本体部29の周辺部に沿った形態で配置されるものであり、両端の電源端子34a(片方のみ図示)が、本体部29の側面(前記段部29b側の面)から外部に突出されている。尚、前記蒸気吐出口33は、ヒータ34の円弧状屈曲部の中心とほぼ対応した位置、つまり、スチーム生成ユニット28においてヒータ34による加熱エネルギが最も集中する部位と対応した位置に設けられることになる。
A U-shaped heater 34 (corresponding to a heat source for generating steam) is attached to and integrated with a bottom wall portion of the
本体部29における蒸気生成部29aの底部中央には、その長手方向へ延びる放熱フィン35が一体的に立設されている。また、本体部29の外底面の中央部には、放熱フィン35内まで到達する孔部(図示せず)が形成されており、一方の孔部内には、スチーム生成ユニット28の底部温度、つまり蒸気生成部29aの温度を検知するためのサーミスタ36(温度センサに相当)が収納される。また、他方の孔部には、サーミスタ36の脱落防止用の押え板37を固定するためのタッピンねじ38がねじ込まれる構成となっている。なお、本体部29における蒸気生成部29aの両側部には、前記放熱フィン35と直交した配置の複数枚の放熱フィン39が一体形成されている。
A
上記のような構成とされたスチーム生成ユニット28にあっては、ヒータ34の通電状態で、給水口32から水を供給すると、その水が蒸気生成部29a内に流入して加熱されることにより水蒸気が生成されるものであり、その加熱水蒸気が蒸気吐出口33から吐出されることになる。
In the
図1に示すように、スチーム生成ユニット28は、洗浄槽2の底部と外箱3の底部との間の空間部に水平状態(蒸気生成部29aの底部が給水口32側から蒸気吐出口33側へ向かうに従って下降傾斜した状態)で配置されるものであり、ヒータ34の電源端子(片方のみ図示)が上記空間部における前方寄り位置(操作パネル6の裏側)に配置された制御回路ユニット40(制御手段に相当)に対して接続されている。
As shown in FIG. 1, the
この場合、スチーム生成ユニット28の給水口32(特には筒状体32a)が、可撓性及び200℃程度の耐熱性を備えたチューブ41を介して図示しない給水弁26b(給水手段に相当)に連結されている。また、図1に示すように、洗浄槽2には、当該洗浄槽2の底部を上下に貫通した形態に形成された筒状部材が取り付けられており、この筒状部材の洗浄槽側開口が噴出口42となっている。また、前記筒状部材(洗浄槽2の底部から下方へ突出した部分)に対して、スチーム生成ユニット28の蒸気吐出口33(特には、筒状体)が、可撓性及び200℃程度の耐熱性を備えたチューブ43を介して連結されている。
In this case, the water supply port 32 (particularly the
この場合、上記の洗浄槽2内への突出部分には、その筒状部材の上端開口部(つまり、噴出口42)を上方から覆い、且つ当該上端開口部より下方の位置に水蒸気通路となる開口部44aが形成されたカバー部材44が設けられている。これにより、洗浄槽2内の洗浄水や泡が噴出口42を通じてスチーム生成ユニット28内に流れ込む恐れがなくなり、当該スチーム生成ユニット28の内部が汚れる事態を未然に防止できる。
In this case, the protruding portion into the
図3は、電気的ブロック図を示している。前述した制御手段たる制御回路ユニット40には、操作パネル6、温水兼乾燥用のヒータ14、洗浄水の温度検知及び乾燥時温度検知用のサーミスタ45、ポンプモータ47、水位検知スイッチ46、送風機17、ヒータ34、サーミスタ36、電磁弁26が電気的に接続されている。
FIG. 3 shows an electrical block diagram. The
図4は、標準の洗浄コース全体における洗浄や排水等の各動作のタイミングチャートであり、標準の洗浄コースは、「蒸気行程」、「洗浄行程」、「濯ぎ行程」、及び「乾燥行程」から構成されている。 FIG. 4 is a timing chart of each operation such as cleaning and drainage in the entire standard cleaning course. The standard cleaning course includes “steam process”, “cleaning process”, “rinsing process”, and “drying process”. It is configured.
まず、被洗浄物たる食器を食器かご8a、8bにセットし、操作パネル6を操作して標準の洗浄コースを実行すると、給水弁26aが開いて洗浄槽2への給水が開始される。その後、水位検知スイッチ46が1.7Lの水が給水されたことを検知すると、給水弁26aが閉じて給水が終了する。このとき、サーミスタ45は洗浄槽2内の洗浄水温度を検知し、この検知温度に基づいて洗浄コースが開始してから終了までに要する時間を算出し、操作パネル6近傍に設けられた表示部(図示しない)に表示する。
First, when a tableware to be cleaned is set in the
次に、「蒸気行程」が実行される。この「蒸気行程」は食器の表面にこびりついた汚れを水蒸気により浮かせ、その後に実行する洗浄行程により落としやすくすることを目的としている。基本的には、ヒータ34に通電し、本体部29の蒸気生成部29aに給水弁26bを介して注水し、蒸気生成部29aがサーミスタ36により温度検知されており、検知温度が所定温度を再び超える度に給水する制御を5分間実行するものである。この「蒸気行程」については図5のフローチャートを参照しながら詳述する。
Next, the “steam stroke” is executed. The purpose of this “steaming process” is to make dirt adhered to the surface of the tableware float with water vapor and to be easily removed by a cleaning process performed thereafter. Basically, the
そして、「蒸気行程」が終了すると、給水弁26aを開いて、さらに水位検知スイッチ46が1.7Lの水を検知するまで洗浄槽2に給水して「洗浄行程」を行なう。その後、ポンプモータ47を正回転駆動して、貯水部13に溜まった水を噴射ノズル9、11に送水することにより食器に向けて洗浄水を噴射する洗浄動作を実行する。所定時間経過後に洗浄動作を終了し、今度はポンプモータ47を逆回転駆動して洗浄槽2内の洗浄水を、排水ホース20を介して排水する。なお、この「洗浄行程」においては、行程開始から行程終了までヒータ14に通電し、洗浄水の温度を60℃近くまで上昇させる制御を行なっている。
When the “steam stroke” is completed, the water supply valve 26a is opened, and further, the
続いて行なう「濯ぎ行程」は、2回の「ショット濯ぎ行程」と「最終濯ぎ行程」から構成されている。「ショット濯ぎ行程」とは、「洗浄行程」よりも少ない給水水量にてポンプモータ47を循環ポンプとして間欠駆動して、少水量にて食器を濯ぐ動作である。そして、この「ショット濯ぎ行程」を所定時間実行した後、排水動作を実行して洗浄槽2内の洗浄水を排出する。これらの動作をそれぞれ2回ずつ繰り返した後、除菌効果と乾燥時間の短縮を目的とした「最終濯ぎ行程」を実行する。この「最終濯ぎ行程」は、行程開始とともにヒータ14への通電を開始して、サーミスタ45が所定の洗浄水温(例えば80℃)を検知するまで継続し、前記温度を検知するとポンプモータ47の正回転駆動を終了させ、反対回転に切り替えることにより排水動作が実行され、洗浄槽2内の洗浄水が排水ホース20を介して排出される。
The subsequent “rinsing process” includes two “shot rinsing processes” and “final rinsing processes”. The “shot rinsing process” is an operation in which the
その後、ヒータ14に通電を開始するとともに、送風機17を駆動制御すると、送風管24から洗浄槽2内部に温風が送風され、食器を乾燥する「乾燥行程」が実行される。その後、所定時間実行された「乾燥行程」が終了すると洗浄コースの終了となる。
Thereafter, energization of the
一方、図5のフローチャートには、前記制御回路ユニット40による制御内容のうち本発明の要旨に関係した部分が示されており、以下これについて関連した作用と共に説明する。図5は、「洗浄行程」に先立って行われる「蒸気行程」用制御ルーチンを示すものであり、この制御ルーチンでは、まず、ヒータ34に対する通電が開始され、それと同時に制御回路ユニット40に内蔵されたタイマが計時を開始する(ステップS1)。そして、給水弁26bを所定時間(例えば1秒間)だけ開状態にし、チューブ41及び給水口32を介してスチーム生成ユニット28の内部に給水する(ステップS2)。これにより、スチーム生成ユニット28内の蒸気生成部29a内に流入した水が加熱されて水蒸気が生成されるものであり、その加熱水蒸気は、蒸気吐出口33からチューブ43及び噴出口42を介して洗浄槽2内に供給される。このとき、スチーム生成ユニット28内の熱エネルギが水の気化熱として使用されるため、サーミスタ36の検知温度は降下する。
On the other hand, in the flowchart of FIG. 5, a portion related to the gist of the present invention is shown in the control contents by the
この後、ヒータ34への通電開始後に、「蒸気行程」の設定継続時間に対応した時間、例えば5分が経過したか否かを判断する(ステップS3)。タイマによる計時開始から5分以上が経過していない状態では、サーミスタ36による検知温度が予め設定された基準温度以上になったか否かを判断するステップS4を、検知温度≧基準温度の関係になるまで反復実行する。
Thereafter, after energization of the
サーミスタ36による検知温度が基準温度以上となったと判断したときには、前記図示給水弁26bを1秒間だけ開状態し(ステップS5)、この後に例えば30秒が経過するまで待機するステップS6を実行した後に前記ステップS3へ戻る。つまり、スチーム生成ユニット28に供給された水が蒸発したと想定される場合には、蒸気生成部29a内に新たに水が供給されるものであり、これにより洗浄槽2内への加熱水蒸気の供給が継続される。また、給水弁26bを閉じた後に、さらに30秒間の待機時間を経た後、つまり、蒸気生成部29aへの給水に応じてサーミスタ36による検知温度が110℃以下に確実に下がった後にステップS3、S4が実行されることになるから、ステップS5による給水動作が不用意に行われる事態を未然に防止でき、効率よく加熱水蒸気を生成することができる。
When it is determined that the temperature detected by the
一方、ヒータ34の通電開始後に5分以上経過したと判断したときには(ステップS3:YES)には、ステップS7に進む。しかし、ヒータ34への通電開始から5分経過後と、給水開始のタイミングの関係によっては、このときのスチーム生成ユニット28内の状態は異なってくる。そして、給水弁26bが開いて間もなくヒータ34がオフした場合には蒸気生成部29a上に水が残ってしまうことがある。そのため、タイマの計時開始から6分経過したか否か判断し(ステップS7)、経過した場合には(ステップS7:YES)、蒸気生成部29a表面が乾いた状態であるとみなし、ヒータ34を断電するステップS8を実行した後に蒸気行程用制御ルーチンを終了する。そのため、スチーム生成ユニット28内部、少なくとも蒸気生成部29aを乾燥してから「蒸気行程」を終了することができる。なお、本実施例では、この「蒸気行程」のうち、ステップS1からS6までを「給水動作」、ステップS7、S8を「乾燥動作」と呼ぶ。
On the other hand, when it is determined that 5 minutes or more have elapsed after the start of energization of the heater 34 (step S3: YES), the process proceeds to step S7. However, the state in the
上記した第1の実施例の構成によれば、以下に述べるような作用・効果を奏することができる。制御回路ユニット40は、「蒸気行程」を実行する際に、ヒータ34を所定時間(例えば5分間)だけ連続的に通電すると共に、その通電期間において、スチーム生成ユニット28の蒸気生成部29a内に水を供給するための給水弁26bを30秒間隔で1秒間ずつ間欠的に開状態とする制御を行う構成となっている。そのため、「蒸気行程」においては、洗浄槽2内に大量の加熱水蒸気を短時間で供給できることになるから、食器類にこびりついた汚れの膨潤効果(及び剥がし効果)が高められて、その後に行われる「洗浄行程」での洗浄効率を大幅に向上させ得るようになる。そして、「給水動作」では、蒸気生成部29aの内部をヒータ34で基準温度以上に加熱しておき、そこに給水を行う制御を実行するため、加熱水蒸気の生成を連続的且つ効率良く行い得るようになる。
According to the configuration of the first embodiment described above, the following operations and effects can be achieved. When executing the “steam stroke”, the
「給水動作」後に、スチーム生成ユニット28内部、特に蒸気生成部29aをヒータ34で完全に乾燥する「乾燥動作」を実行することにしたため、金属製の蒸気生成部29a内に水が残った状態にある時間を減少させることができる。そのため、蒸気生成部29aの材質がどのような金属で形成されていても残水の働きによる腐食が進行を抑制することができる。延いては、スチーム生成ユニット28による蒸気生成の性能が長期の使用によって劣化していくことを抑制することができる。
After the “water supply operation”, the inside of the
(第2の実施の形態)
以下に、本発明の第2実施例について図6を参照して説明する。
(Second Embodiment)
The second embodiment of the present invention will be described below with reference to FIG.
図6はフローチャートを示しており、上記した第1実施例とは「蒸気行程」における蒸気生成部29aの「乾燥動作」の内容が異なっている。以下、上記第1実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略し、異なる点のみ説明する。
FIG. 6 shows a flowchart, and the contents of the “drying operation” of the
図6のフローチャートには、制御回路ユニッ51による制御内容のうち本発明の要旨に関係した部分が示されており、このうち、「給水動作」と呼ばれるステップS1からS6については第1実施例と同一の制御内容であるので説明を省略する。 The flowchart of FIG. 6 shows the portion related to the gist of the present invention in the control contents by the control circuit unit 51, and among these, steps S1 to S6 called “water supply operation” are the same as in the first embodiment. Since it is the same control content, description is abbreviate | omitted.
そして、ヒータ34の通電開始後に5分以上経過したと判断したときには(ステップS3:YES)には、ステップS9に進む。しかし、ヒータ34への通電開始から5分経過後と、給水開始のタイミングの関係によっては、このときのスチーム生成ユニット28内の状態は異なってくる。そして、給水直後にヒータ34がオフした場合には蒸気生成部29a上に水が残ってしまうことがある。そのため、ステップS9では、サーミスタ温度≧乾燥判定温度(例えば120℃)であるか否か判断し、サーミスタ36の検知温度が乾燥判定温度を超えていた場合には(ステップS9:YES)、蒸気生成部29a表面が乾いた状態であると判断し、ヒータ34を断電するステップS8を実行した後に蒸気行程用制御ルーチンを終了する。一方、サーミスタ36の検知温度が乾燥判定温度以下であった場合には(ステップS9:NO)、ステップS9を検知温度≧乾燥判定温度の関係になるまで反復実行し、ヒータ34の通電を継続する。そのため、スチーム生成ユニット28内部が完全に乾燥し終わったことを確認してから「蒸気行程」を終了することができる。
If it is determined that 5 minutes or more have elapsed after the start of energization of the heater 34 (step S3: YES), the process proceeds to step S9. However, the state in the
上記した第2の実施例の構成によれば、以下に述べるような作用・効果を奏することができる。制御回路ユニット51は、「蒸気行程」を実行する際に、ヒータ34を所定時間(例えば5分間)だけ連続的に通電すると共に、その通電期間において、スチーム生成ユニット28の蒸気生成部29a内に水を供給するための給水弁26bを30秒間隔で1秒間ずつ間欠的に開状態とする制御を行う構成となっている。そのため、「蒸気行程」においては、洗浄槽2内に大量の加熱水蒸気を短時間で供給できることになるから、食器類にこびりついた汚れの膨潤効果(及び剥がし効果)が高められて、その後に行われる「洗浄行程」での洗浄効率を大幅に向上させ得るようになる。そして、「給水動作」では、蒸気生成部29aの内部をヒータ34で基準温度以上に加熱しておき、そこに給水を行う制御を実行するため、加熱水蒸気の生成を連続的且つ効率良く行い得るようになる。また、「給水動作」後に、スチーム生成ユニット28内部、特に蒸気生成部29aをヒータ34で完全に乾燥する「乾燥動作」を実行することにしたため、金属製の蒸気生成部29a内に水が残った状態にある時間を減少させることができる。そのため、蒸気生成部29aの材質がどのような金属で形成されていても残水の働きによる腐食が進行を抑制することができる。延いては、スチーム生成ユニット28による蒸気生成の性能が長期の使用によって劣化していくことを抑制することができる。
According to the configuration of the second embodiment described above, the following operations and effects can be achieved. When executing the “steam stroke”, the control circuit unit 51 energizes the
また、「乾燥動作」は、サーミスタ温度≧乾燥判定温度(例えば120℃)であるか否か判断し、サーミスタ36の検知温度が乾燥判定温度を超えていた場合には終了する制御を実行しているため、「乾燥動作」に対して必要以上の時間とエネルギを費やすことがなく、反対に通常よりも電圧が低い運転条件であり、水の蒸発に時間を要する場合にも、確実に蒸気生成部29aを乾燥状態にすることができる。
Further, the “drying operation” determines whether or not the thermistor temperature ≧ the drying determination temperature (for example, 120 ° C.), and executes a control to end when the detected temperature of the
(第3の実施の形態)
以下に、本発明の第3実施例について図7を参照して説明する。
(Third embodiment)
A third embodiment of the present invention will be described below with reference to FIG.
図7はタイミングチャートを示しており、上記した第2実施例とは洗浄行程におけるスチーム生成ユニット28の乾燥を実行するタイミングが異なっている。以下、上記第2実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略し、異なる点のみ説明する。
FIG. 7 shows a timing chart, and the timing for performing the drying of the
このものは、図7に示すように、制御回路ユニット52により実行する洗浄コースの内容が第2実施例と異なり、スチーム生成ユニット28の乾燥動作を、「蒸気行程」の最後にではなく、「洗浄行程」の洗浄動作及び「最終濯ぎ行程」の洗浄動作の実行後の洗浄水の排水動作時間内に実行するものである。具体的には、「蒸気行程」は行程開始から5分経過すると終了し、「洗浄行程」におけるポンプモータ47を正回転して行なう洗浄動作が終了すると、ポンプモータ47が逆回転駆動され、洗浄槽2内の洗浄水を排出する排水動作が開始される。これと同時に、ヒータ34に通電開始され、スチーム生成ユニット28が加熱される。そして、排水動作の設定時間(例えば45秒)が経過すると、ヒータ34への通電も停止してスチーム生成ユニット28の「乾燥動作」が中断する。また、排水動作時間経過前であっても、サーミスタ36が乾燥判定温度以上を検知した場合には、ヒータ34への通電が停止しスチーム生成ユニット28の「乾燥動作」が終了する。
As shown in FIG. 7, this is different from the second embodiment in the content of the cleaning course executed by the control circuit unit 52, and the drying operation of the
また、「洗浄行程」の洗浄動作後の排水動作時間内にサーミスタにより乾燥判定温度が検知されなかった場合には、「最終濯ぎ行程」の洗浄動作後の排水動作開始とともに、ヒータ34への再通電を開始する。その後、排水動作の設定時間(例えば45秒)が経過すると、ヒータ34への通電が停止してスチーム生成ユニット28の「乾燥動作」が終了する。なお、「最終濯ぎ行程」の洗浄動作後の排水動作の設定時間内であっても、サーミスタ36が乾燥判定温度以上を検知した場合には、速やかにヒータ34への通電が停止しスチーム生成ユニット28の「乾燥動作」が終了する。
In addition, if the drying determination temperature is not detected by the thermistor within the drainage operation time after the cleaning operation in the “cleaning process”, the drainage operation after the cleaning operation in the “final rinse process” is started and the
上記した第3実施例の構成によれば、以下に述べるような作用・効果を奏することができる。制御回路ユニット52は、「蒸気行程」を実行する際に、ヒータ34を所定時間(例えば5分間)だけ連続的に通電すると共に、その通電時間内において、スチーム生成ユニット28の蒸気生成部29a内に水を供給するための給水弁26bを30秒間隔で1秒間ずつ間欠的に開状態とする制御を行う構成となっている。そのため、「蒸気行程」においては、洗浄槽2内に大量の加熱水蒸気を短時間で供給できることになるから、食器類にこびりついた汚れの膨潤効果(及び剥がし効果)が高められて、その後に行われる「洗浄行程」での洗浄効率を大幅に向上させ得るようになる。そして、「給水動作」では、蒸気生成部29aの内部をヒータ34で基準温度以上に加熱しておき、そこに給水を行う制御を実行するため、加熱水蒸気の生成を連続的且つ効率良く行い得るようになる。また、「給水動作」後に、スチーム生成ユニット28内部、特に蒸気生成部29aをヒータ34で完全に乾燥する「乾燥動作」を実行することにしたため、金属製の蒸気生成部29a内に水が残った状態にある時間を減少させることができる。そのため、蒸気生成部29aの材質がどのような金属で形成されていても残水の働きによる腐食が進行を抑制することができる。延いては、スチーム生成ユニット28による蒸気生成の性能が長期の使用によって劣化していくことを抑制することができる。
According to the configuration of the third embodiment described above, the following operations and effects can be achieved. When executing the “steam stroke”, the control circuit unit 52 energizes the
また、「乾燥動作」は、サーミスタ温度≧乾燥判定温度(例えば120℃)であるか否か判断し、サーミスタ36の検知温度が乾燥判定温度を超えていた場合には終了する制御を実行しているため、「乾燥動作」に対して必要以上の時間とエネルギを費やすことがなく、反対に通常よりも電圧が低い運転条件であり、水の蒸発に時間を要する場合にも、確実に蒸気生成部29aを乾燥状態にすることができる。
Further, the “drying operation” determines whether or not the thermistor temperature ≧ the drying determination temperature (for example, 120 ° C.), and executes a control to end when the detected temperature of the
さらに、スチーム生成ユニット28の「乾燥動作」を排水動作の設定時間内に実行するため、「乾燥動作」に要する時間によって洗浄コース全体の所要時間が延びることもない。また、排水動作の設定時間内というヒータ14に通電されていない時間内に行なうため、例えば許容電流である15アンペア以上の電流を流すことなく、確実に蒸気生成部29a内の「乾燥動作」を実施することができる。
Furthermore, since the “drying operation” of the
さらには、洗浄コースにおける最後の電磁弁26による給水動作が行なわれた後、すなわち「最終濯ぎ行程」後の排水動作設定時間内に蒸気生成部29aの「乾燥動作」を行なうことにより、洗浄コース中の給水弁26aによる給水動作時に万一給水弁26b側に水漏れしてチューブ41を介してスチーム生成ユニット28内に水が入ってしまった場合にも、蒸気生成部29aを確実に乾燥することができる。
Furthermore, after the water supply operation by the last
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。また、「最終濯ぎ行程」の洗浄動作後の排水動作時間内にサーミスタ36の検知温度が乾燥判定温度を超えなかった場合には、排水動作が終了した後もヒータ34への通電を継続し、サーミスタ36の検知温度が乾燥判定温度を超えてから蒸気生成部29aの「乾燥行程」を開始する制御としてもよい。ヒータ34による加熱に要するエネルギと乾燥効果とのエネルギ効率を考慮すると、排水時間の長い、「洗浄行程」若しくは「最終濯ぎ行程」の排水動作時間内において、蒸気生成部29aの「乾燥動作」を実行した方が有利であるが、2回の「ショット濯ぎ行程」の洗浄動作後の排水動作設定時間内において蒸気生成部39aを乾燥する制御としてもよい。
In addition, the present invention is not limited to the embodiments described above and shown in the drawings, and can be modified or expanded as described below, for example. Further, when the temperature detected by the
さらに、サーミスタ36による蒸気生成部29aの乾燥判定温度は、給水制御の基準温度(110℃)と同程度の温度であってもよい。
Furthermore, the drying determination temperature of the
第一の給水手段と第二の給水手段は共用される1つの電磁弁と1つの切り替え弁から構成されていてもよい。 The 1st water supply means and the 2nd water supply means may be comprised from one solenoid valve and one switching valve which are shared.
第1乃至3の実施例では、蒸気生成部29aが容器から構成されている例を示したが、この蒸気生成部は金属製の加熱皿と、その加熱皿とは別の耐熱性のある素材で覆う構成としてもよい。
In the first to third embodiments, an example in which the
1 食器洗浄機
2 洗浄槽
3 外箱
4 下部扉
5 上部扉
9、11 噴射ノズル(洗浄手段)
14 ヒータ(温水生成用熱源)
26 電磁弁
26a 給水弁(第一の給水手段)
26b 給水弁(第二の給水手段)
28 スチーム生成ユニット
29 本体部
29a 蒸気生成部
29b 段部
30 蓋部
31 耐熱パッキン
32 給水口
33 蒸気吐出口
34 ヒータ(蒸気生成用熱源)
36 サーミスタ(温度センサ)
40、51、52 制御回路ユニット(制御手段)
41 チューブ
42 噴出口
43 チューブ
44 カバー部材
44a 開口部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
14 Heater (heat source for generating hot water)
26 Solenoid valve 26a Water supply valve (first water supply means)
26b Water supply valve (second water supply means)
28
36 thermistor (temperature sensor)
40, 51, 52 Control circuit unit (control means)
41
Claims (4)
前記洗浄槽への洗浄水の第一の給水手段と、
前記洗浄槽内の洗浄水を排出する排水手段と、
前記洗浄槽内の被洗浄物を洗浄する洗浄手段と、
前記洗浄槽内へ供給する蒸気を生成する蒸気生成手段と、
前記蒸気生成手段に水を供給する第二の給水手段と、
蒸気生成手段を制御して行う蒸気行程を含む洗浄コースを実行する制御手段とを具備し、前記蒸気生成手段は、第二の給水手段と接続された給水口と、前記洗浄槽に設けられた噴出口に連通する蒸気吐出口と、金属製の蒸気生成部と、
前記蒸発生成部を加熱可能に配設された蒸気生成用熱源とから構成され、
前記制御手段の蒸気行程における前記第二の給水手段による最後の給水動作実行後に、乾燥動作を実行することを特徴とする食器洗浄機。 An outer box, and a cleaning tank that is provided in the outer box and accommodates an object to be cleaned;
A first water supply means for cleaning water into the cleaning tank;
Drainage means for discharging the cleaning water in the cleaning tank;
A cleaning means for cleaning an object to be cleaned in the cleaning tank;
Steam generating means for generating steam to be supplied into the cleaning tank;
A second water supply means for supplying water to the steam generating means;
Control means for executing a cleaning course including a steam stroke performed by controlling the steam generation means, and the steam generation means is provided in a water supply port connected to a second water supply means, and in the cleaning tank. A steam outlet communicating with the spout, a metal steam generator,
It is composed of a steam generation heat source arranged to be able to heat the evaporation generation unit,
A dishwasher, wherein a drying operation is executed after the last water supply operation by the second water supply means in the steam stroke of the control means.
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