JP2008011081A - 通信装置、アドレス学習方法およびアドレス学習プログラム - Google Patents

通信装置、アドレス学習方法およびアドレス学習プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アドレス学習を行うことによって受信パケットの送信先を制御する通信装置においてアドレス学習の効率向上を図り得る構成を提供することを目的とする。
【解決手段】アドレス学習を行うことによって受信パケットの送信先を制御する通信装置であって、受信パケットのIPアドレスを使用して前記アドレス学習を実施するアドレス学習手段を含む構成を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は通信装置、アドレス学習方法およびアドレス学習プログラムに係り、特にアドレス学習を実施する通信装置、そのアドレス学習方法および同アドレス学習方法をコンピュータに実行させるためアドレス学習プログラムに関する。
いわゆるブリッジ又はL2(レイヤ2)スイッチはイーサネットパケット(「イーサネット」は登録商標)を中継する機能を有し、イーサネットのパケットヘッダ内に存在するMAC(メディア・アクセス・コントロール)アドレスを使用してアドレス学習を実施し、その学習情報に基づいてパケットフォワーディングを実行する機能を有する。
他方ルータまたはL3(レイヤ3)スイッチは一般的にポート毎L2ドメイン(サブネット)を構築し、ルータ同士はルーティングプロトコルをやり取りすることによりルーティングテーブルを構築する機能を有する。
上記L2ネットワーク(L2ドメイン)は通常、ルータで区切られた非常に狭い領域(ドメイン)のネットワークであり、MACアドレスはこの狭いL2ネットワーク内で各ホスト(PCやルータ)を一意に識別するために存在する。その意味ではMACアドレスは上記ドメイン内においてのみ唯一性が保たれればよい。しかしながら実際にはこのMACアドレスとして、世界に一つしか存在しない値(グローバルユニークな値)が用いられている。このグローバルユニーク性を実現するため、MACアドレスは48ビットという非常に長いビット長を有する。
またMACアドレスは階層的に位置情報を示す構成を有さず、単なる固体識別IDとしての性格を有する値といえる。すなわち、番号が1番のみ異なるMACアドレスが、実際には物理的に全く異なる場所に存在するという状況が生じ得る。
つまりMACアドレスにはアドレス体系が存在しないため、後述するアドレスの縮退が行えず、もってアドレス学習においては全てのMACアドレスを各々個別のエントリとして記憶する必要があった。
その結果アドレス学習に要されるアドレス学習テーブルは幅、深さともに大きな容量を持つものとなっていた。
なおここで「アドレスの学習」とは、受信されたパケットが有する送信元アドレスと、当該パケットが受信されたポートとを関連付けてアドレス学習テーブルのエントリとして記憶することを意味する。このアドレス学習の結果、当該アドレスを送信先アドレスとして有するパケットが受信された場合、該当するエントリにて関連付けられたポートに送出することにより、該当する送信先に送信することが可能となる。
例えば、図1に示すごとく、IPアドレスが'10.1.1.0/24'のサブネットを想定する。図中、当該サブネットにはブリッジ1〜34が存在し、GW(ゲートウェイ)ルータを介し外部ネットワークと接続されている。また図中、各ブリッジが保有するアドレス学習テーブルの例が右側に表示されている。
同図に示すごとく、MACアドレスを使用したアドレス学習で適用されるアドレス学習テーブルは各エントリともMACアドレス(48ビット)および該当するポートを有する。
この場合、当該サブネットを構成するLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)がどの様なトポロジのものであっても、ここに設けられた各ブリッジはそれぞれ1MACアドレスを1エントリとしてアドレス学習を実施する必要があり、その結果所要のエントリ数は各ブリッジとも図示のごとく、最大254となる。
特開平10−336228号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記ブリッジ等の通信装置において、アドレス学習に要される情報量を効果的に削減可能な構成を提供することを目的とする。
本発明では受信パケットのIPアドレスを使用してアドレス学習を実施する構成とした。
IPアドレスのビット長は32ビットであるため48ビットのMACアドレスに比して格段に短く、もってアドレス学習に要するアドレス学習テーブルの幅を格段に縮小可能である。
またIPアドレスはMACアドレスと異なり体系的なアドレスであるためアドレスの縮退が可能である。その結果上記アドレス学習テーブルの深さ(すなわちエントリ数)をも効果的に縮小可能である。
このように本発明によればアドレス学習テーブルの幅および深さを縮小可能であるため、アドレス学習テーブルに要される情報量を効果的に削減可能であり、これを格納する記憶装置の所要容量を効果的に削減可能である。その結果当該通信装置の小型化、低価格化、動作速度の向上等が可能となる。
本発明の実施例は上記ブリッジにおいて、データパケットのIPアドレスを使用してアドレス学習を実施することを特徴とする。
その結果、ブリッジにおいてアドレス学習対象のアドレス幅、すなわちアドレス学習テーブルの幅をIPアドレスの長さ(32ビット)まで削減することが可能となる。
またこのブリッジにおいて、装置管理者によるサブネット情報の設定などによりサブネット情報が把握できる場合、そのサブネットに属するパケットについてはそのIPアドレス内のホストアドレスのみをアドレス学習対象とするようにすることが可能である。
したがってホストアドレスが把握可能な環境下ではアドレス学習対象のアドレス幅をさらに小さくすることが可能となる。
あるいはデータパケットのIPアドレスとVLAN情報とを併せて使用してアドレス学習を実施する構成とすることが可能である。
その結果後述するIVLモードにおいてもIPアドレスを使用したアドレス学習を適用可能となる。
またIPアドレスを使用したアドレス学習が不適当であると判断された送信元IPアドレス(IP SA(IP・Source・Address)とも称する)を持つパケットについてはアドレス学習を実施しないようにする構成とすることが可能である。
その結果、ゲートウェイルータを介して外部のネットワークと接続されている場合、外部の不要なアドレスをアドレス学習テーブルに記憶しないようにすることが可能となる。
また、このようにアドレス学習が不適当であると判断された送信元IPアドレスを持つパケットについては送信元MACアドレス(MAC SA(MAC・Source・Address)とも称する)を使用したアドレス学習を実施する構成とすることが可能である。
その結果ゲートウェイルータのMACアドレスを把握することが可能となり、より確実且つ適切にドメイン外のパケット処理を行うことが可能となる。
さらに、装置管理者によるサブネット情報の設定などによってサブネット情報が把握できる場合、そのサブネットに属しないIPアドレスについてはそれを使用したアドレス学習は不適当との判定を下す構成を設けることが可能である。
その結果、サブネットが把握できる条件下ではより確実にアドレス学習対象として不適切なアドレスを判定することが可能となる。
あるいは複数のポートの通過に係る複数のパケットからアドレス学習によって取得したIPアドレスを基に自律的に自サブネット値を推測し、その推測されたサブネットに属さないIPアドレスについてはそれを使用したアドレス学習は不適当との判定を下すようにすることも可能である。
その結果サブネットが明示的に把握できない環境下であっても、MACアドレス識別などのロジックを実装することなく、アドレス学習に適したアドレスか否かの判定を行うことが可能となる。
さらに、受信した2つ以上のパケットを比較した際に送信元MACアドレスが同じで送信元IPアドレスが異なるパケットを検出した場合、当該パケットのIPアドレスについてはそれを使用したアドレス学習は不適当との判定を下すようにすることも可能である。
その結果、MACアドレス識別のためのロジックが必要となるが、サブネットが明示的に把握できない環境下においても、上記同様、アドレス学習に適したアドレスか否かの判定を実現することが可能となる。
またこのように、それを使用したアドレス学習が不適当との判定が下されたIPアドレスを有するパケットが到着したポートをデフォルトポートとして設定し、以降、当該不適当の判定に係るIPアドレスを送信先IPアドレス(IP DA(IP・Destination・Address)とも称する)に持つパケットについては、これを上記デフォルトポートにのみ送出する構成としても良い。
その結果自ドメイン外宛てと判定されたパケットは、未学習パケットであってもデフォルトポートにのみ送られることとなり、余分なフラッディングを防ぐことができ、帯域の効率的な使用が可能となる。
さらに連続するIPアドレスを使用したアドレス学習においてアドレスの縮退が可能である場合、当該アドレス学習に係るIPアドレス値を対応するアドレス群に縮退する構成を設けることが可能である。
その結果、アドレス学習テーブルのエントリ数を効果的に削減可能となる。
また上記アドレスの縮退では、あるアドレス群において網羅される全てのIPアドレスを同一ポート上で学習した時のみ、学習したIPアドレスを縮退するようにすることが可能である。
その結果、他のポートの学習状況に左右されることなく、確実なアドレスの縮退が可能となる。
あるいは上記アドレスの縮退において、あるアドレス群において網羅される全てのIPアドレスを同一ポート上で学習していなかった場合でも、一定の条件を満たした場合に既に学習したIPアドレス値を当該アドレス群に縮退する構成とすることが可能である。
この場合他のポートの学習状況により縮退、縮退解除などの処理を行う必要があり、またロンゲストマッチ法則を併用する必要があるものの、より効果的なアドレス縮退効果を得ることが可能になる。
また上記いずれかの構成において、対象パケットがIPアドレスを保持していない場合、アドレス学習を行わない構成とすることが可能である。
その結果、ネットワークが基本的にIP網であって少数の非IPパケット(ARPなど)が流れるような場合に無駄なアドレス学習の実施を防ぎ、効率的なアドレス学習テーブルの利用が可能となる。
あるいは上記いずれかの構成において、対象パケットがIPアドレスを保持していない場合、MACアドレスを学習する構成とすることが可能である。
この場合ARPパケット等の制御パケットによって本来不要なMACアドレスについてアドレス学習を実施することになる可能性はあるものの、ネットワークがIP網であっても非IP網であっても柔軟に対応できる構成を提供し得る。
上記のごとく従来のブリッジは通常MACアドレスについてアドレス学習を実施するする構成とされている。しかしながら上述のごとくMACアドレスによるアドレス学習ではそのアドレス学習テーブルのサイズを縮小することができない。
そこで本発明の実施例ではMACアドレスを使用したアドレス学習に代えてIPアドレスを使用してアドレス学習を行うようにする。その結果所要のアドレス学習テーブルのサイズの削減を図ることが可能となる。
通信における「レイヤ」は他のレイヤと独立して規定されるため上述のMACアドレスを使用したアドレス学習が行われてきた。しかしながら、現在のネットワークにおいてはレイヤ2の上のレイヤ3についてIPアドレスを適用するネットワークが多い。そこでこの様なネットワークの実状に鑑み、本発明の実施例によれば、レイヤ間の連携を取り入れることでアドレス学習テーブルのサイズを大幅に削減するようにした。
すなわち上記のごとくブリッジ等の通信装置において、MACアドレスによるアドレス学習に代え、IPアドレスによるアドレス学習を実施する。
図2はIPパケットがイーサネット(Ethernet)パケットによりカプセル化されている場合のパケットフォーマットの例を示す。
図示のごとく、IPパケットにはMAC DA、MAC SA,(VLAN)およびIP Header(ヘッダ)が含まれる。このうちIPヘッダには、IP SAおよびIP DAが含まれる。
従来のブリッジでは上記MAC SAを使用したアドレス学習を実施していたが、本発明の実施例では上記IP SAを使用してアドレス学習を実施する。
また、従来上記MAC DAを参照してパケットのフォワーディング動作を実施していたが、本発明の実施例ではこれに代えIP DAを参照してパケットのフォワーディングを行う。
このため、従来MACアドレス(MAC SA、MAC DA)によって得られた機能と同等の機能がIPアドレス(IP SA、IP DA)によっても得られる構成とすることが要される。この従来MACアドレスによって提供されていた機能はドメイン内の一意性確保機能を含む。
IPアドレスはネットワークアドレス部とホストアドレス部とに分けることができる。ここでL2ドメイン内の各ホストのIPアドレスにおいては、そのネットワークアドレス部が同一でありホストアドレス部が全て異なる。この性質を利用することによって、IPアドレスによるアドレス学習の場合でもドメイン内の一意性を確保し得る。
図3はこの場合の装置構成ブロック図である。また図4はその場合のIPアドレステーブル(アドレス学習テーブル)の内容を示す。
基本的にアドレス学習ならびにパケットのフォワーディングに関する動作は従来のブリッジにおけるものと同様である。ただし上記のごとく、従来はMACアドレスによるアドレス学習であったものがIPアドレスによるアドレス学習でありまたパケットフォワーディング動作もIPアドレスによって行う点が異なる。したがって以下の説明において、従来のブリッジにおけるものと同様の構成、機能についての説明は適宜省略する。
ブリッジ10の所定のポートにパケットが到着すると、これがパケット送受信部11を介してパケット処理部12へ送られる。パケット処理部12では、まず同パケットの上記IPヘッダ(IP Header)に含まれるIP SA(図2参照)をキーとしてIPアドレステーブル13を検索する。その場合一致するエントリが存在しなければそのIP SAを、当該パケットが到着したポートの情報とともにIPアドレステーブルのエントリに加える。
次に、上記IPヘッダ内のIP DAをキーとしてIPアドレステーブル13を検索し、一致するエントリがあれば該当するポートにのみ当該パケットを送出する。一致するエントリがない場合、当該パケットにつき、フラッディングを行う。
また前述の様にL2ドメイン内のアドレスの一意性はホストアドレスのみでも確保可能であるため、当該パケットのホストアドレスが把握できる場合、ホストアドレスのみを使用してアドレス学習を実施するように構成してもよい。
ここでホストアドレスが把握できる場合の具体例として、当該ブリッジ10のオペレータがブリッジ10に対しサブネット情報を設定する場合などが考えられる。この場合の実施例(第2実施例)の装置ブロック構成を図5に示す。
この例の場合ブリッジ10にはサブネット記憶部14という機能ブロックが新たに追加される。このブロックにはオペレータによって設定されたサブネット値が保持される。
この実施例の場合、パケットが到着するとパケット処理部12によりそのIPヘッダが参照され、さらにサブネット記憶部14に設定されたサブネット値が参照される。その結果当該パケットのIPヘッダに含まれるIPアドレスのサブネット値の部分が確認される。そしてサブネット値の部分以外の部分、すなわちホストアドレス部のみが必要に応じてIPアドレステーブル13のエントリとして追加される。
また、従来のMACアドレスによるアドレス学習においてはSVL(Shared VLAN Learning)方式およびIVL(Independent VLAN Learning)方式という2つの方式が使用されていた。ここでSVL方式はMACアドレスのみを学習する方式であるのに対し、IVL方式はMACアドレスに加えてVLAN IDを併せて使用してアドレス学習を実施する方式である。
このIVL方式の考え方をそのまま本発明の実施例に適用することが可能である。この場合(第3実施例)、IVL方式を適用するため、IPアドレスとVLAN ID(VLAN情報)とを使用してアドレス学習を実施する。この第3実施例によるブリッジにおけるアドレス学習テーブルの構成例を図6に示す。
ただし、この様にIPアドレスによるアドレス学習を実施する場合、従来のMACアドレスによるアドレス学習においては生じ得なかった問題が想定される。
すなわち、ブリッジがゲートウェイ(GW)ルータを介して外部のネットワーク(以下単に「ゲートウェイルータ外」と称する)と接続されている場合、ゲートウェイルータ外のIPアドレスもアドレス学習の対象とされ得る。このため、結果的にインターネット上に存在する全てのIPアドレスが学習対象となり得る。その場合アドレス学習テーブルの所要サイズが大幅に増加する可能性がある。
この問題を防ぐため、本発明の実施例では以下の対策を講じることが望ましい。すなわち、受信したパケットのIPヘッダが有するIPアドレスがゲートウェイルータ外のものであり、学習対象とすべきでないと判断できるような場合、そのIPアドレスを学習対象から外すための構成を設ける。
またそのような場合全くアドレス学習をしないような構成としてもよいがこれに限られない。すなわち受信パケットのIPヘッダが有するIPアドレスがゲートウェイルータ外のものと判断した場合には、そのパケットについてはそのMACアドレスを学習対象とするという構成としてもよい。図7はそのような実施例(第4実施例)における装置構成を示すブロック図である。
すなわち第4実施例の場合、ゲートウェイルータ外のMACアドレスを学習対象とする。この目的のためにMACアドレス記憶部15を設ける。ゲートウェイルータ外のMACアドレスが学習された場合これがMACアドレス記憶部15に記憶される。その場合、以後そのブリッジ10のパケット処理部12は、そのMACアドレスをMAC SAとして有するパケットについてはそのIP SAを学習対象とはしないように制御する。またそのMACアドレスをMAC DAとして有するパケットについてはそのIP DAを確認せず、そのままゲートウェイルータ用ポートにフォワーディングする。
第4実施例の場合、IPアドレスがゲートウェイルータ外のものか否かを判別するための構成が必要となる。例えば、当該ブリッジが属するサブネットを明示的に把握可能な場合、そのサブネット以外のネットワークアドレスを持つパケットをゲートウェイルータ外からのパケットであると判断するようにしてもよい。
このように自サブネットが把握可能な実施例(第5実施例)として、当該ブリッジ10のオペレータがブリッジ10に対しサブネット情報を設定する場合が考えられる。図8はこの第5実施例の装置構成を示すブロック図である。
この例の場合図8に示すごとく、サブネット情報を記憶するサブネット記憶部14を有する。パケット処理部12では受信パケットのIPヘッダを参照し、さらにサブネット記憶部14に設定されたサブネット値を参照する。その結果当該パケットが、ここで参照されたサブネット値以外のサブネット値を有する場合、ゲートウェイルータ外からのパケットであると判断する。その場合上記のごとく、MACアドレス記憶部15にそのMACアドレスを格納し、以後格納されたMACアドレスを使用して上記のごとく受信パケットがゲートウェイルータ外からのものか否かを判別する。
また、この様に直接的にサブネット情報が得られないような場合、例えば複数のポートから到着したパケットを基に自ネットワークアドレスを推測するという方法が可能である。図9はこの方法を適用した実施例(第6実施例)の装置構成を示すブロック図である。
第6実施例の場合、IPアドレス処理部16が設けられ、同処理部16は当該ブリッジ10の各ポートに到着するIPアドレス情報を蓄積し、さらにそのようにして得られた情報から当該ブリッジが属するサブネットのサブネット値を推測する。
例えば、ポート1から'10.1.1.3'、ポート2から'10.1.1.89'、ポート3から'10.1.1.46'というIPアドレスを有するパケットがそれぞれ到着したような場合を想定する。この場合、これらのIPアドレスの情報から、このブリッジの属するサブネットのサブネット値が'10.1.1.0/24'あるいは'10.1.1.0/25'近辺であると推測する(これらのアドレス中の'/'の意味は後述する)。IPアドレス処理部16はこのようにして推測された値をサブネット記憶部14に格納する。
そしてこの状態で例えばポート4から'56.3.7.28'というIPアドレスを有するパケットが到着した場合、この様なアドレスは上記推測に係るサブネット値'10.1.1.0/24'または'10.1.1.0/25'とは明らかに異なる。したがってパケット処理部12は当該受信パケットをゲートウェイルータ外からのパケットと判断する。
他の方法としてゲートウェイルータの一般的な性質を利用する方法も考えられる。すなわちゲートウェイルータを経由したパケットでは、そのIP SAはそのままの値が保持されるが、MAC SAは、L2の終端処理によって当該ゲートウェイルータ自身のMACアドレスの値に置き換えられる。よって、ゲートウェイルータを経由して到着するパケット群においては、そのIPアドレスは互いに異なるものの、そのMACアドレスは一致する(すなわち当該ゲートウェイルータの値となる)こととなる。
図10はこのような特性を利用してゲートウェイルータ外からのパケットを判別する機能を設けた実施例(第7実施例)の装置構成を示すブロック図である。
第7実施例では図示のごとくIP・MACアドレス処理部17を設け、同処理部17においてパケット到着時、そのMAC SAおよびIP SAの両方を所定の一時記憶領域(図示を省略)に一時的に保持しておく。そして新たなパケットが到着した際、そのMAC SAおよびIP SAを、前記一時記憶領域に一時的に保持されたMAC SAおよびIP SAと比較する。その比較結果が、「MAC SAは一致するがIP SAは異なる」というものであった場合、そのパケットはゲートウェイルータ外からのパケットと判断する。
なおこの実施例の場合、全てのパケットのMAC SAを保持するようにすると所要のメモリ容量が大幅に増加する。これを防止する目的で、上記第6実施例におけるサブネット推測機能と組み合わせ、疑わしいIP SAを持つパケットについてのみMAC SAおよびIP SAを一時記憶領域に保持するようにすることが望ましい。
これらの実施例のうちのいずれかの構成によりゲートウェイルータ外からのパケットの判別を行うことができるが、さらにゲートウェイルータ外からのパケットを受信したポートをデフォルトポートに設定する構成が考えられる。これは従来のゲートウェイルータのデフォルトポートの考え方とほぼ同様であり、そのIP DAがゲートウェイルータ外のものと認識されたパケットについては、デフォルトポートにのみ送信するように制御する。
以上は、主にアドレス学習テーブル13の幅方向の削減に係る実施例について述べてきたが、上記のごとくIPアドレスは体系的なアドレスであるため、いわゆるアドレスの縮退によってアドレス学習テーブル13のエントリ数を削減することも可能である。
例えば、図11に示すごとく、'10.1.1.2'および'10.1.1.3'という2つのIPアドレスをそれぞれ有する2個のパケットが同一のポートで受信されたような場合を想定する。その場合アドレス学習テーブル13のエントリとして、これらのIPアドレスが同一ポートについて、対応する2つのエントリにおいて記憶される。すなわちこれら複数のIPアドレスが同一のポートで学習される。なお図中、アドレスは2進数表記されている。
これら2つのアドレスは下位1ビットを除く全ビットが一致する。したがって下位1ビットを任意とした'10.1.1.2/31'というアドレス群へ縮退させることが可能となる。その結果該当するエントリは一つで済むため、アドレス学習テーブル13の深さ(すなわちエントリ数)を削減することが可能となる(図12参照)。なお上記'10.1.1.2/31'における'/31'は31桁目を意味する。すなわち'2/31'は、31桁目(最下位から2番目)が'2'(二進数表記の'10')であることを意味する。
ここでは、あるアドレス群に含まれる全てのIPアドレスが同じポートで学習された場合、すなわち該当する全てのIPアドレスを有する複数のパケットが全て同じポートで受信された場合に当該アドレス群を対象としたアドレスの縮退を行う。すなわち当該アドレス群を示す包括表示を当該ポートについての一のエントリにおいて記憶する。
具体的には例えば、'10.1.1.1'〜'10.1.1.7'という一群のIPアドレスが全てポート1から到着したとする。そのような場合、それら全てのアドレスを'10.1.1.0/29'に縮退させる。この'10.1.1.0/29'は、当該全32桁のIPアドレス中、1〜28桁目までが'10.1.1'であり、29桁目が'0'である(30〜32桁は任意)全てのアドレスを包括して示す包括表示である。
すなわち上記'10.1.1.1'〜'10.1.1.7'のアドレス群を2進数表記すると、下位8桁の'1'〜'7'は'00000001'〜'00000111'と表される。これらについては全て29桁目(すなわち最下位から4桁目)が'0'である。したがってこの場合、1〜28桁目までが'10.1.1'であり、29桁目が'0'のIPアドレスを示す包括表示で表すことができる。
この場合該当するアドレス学習テーブル13のエントリは、IPアドレスが'10.1.1.0/29'でポートが1となる。その場合、該当するIPアドレスをIP DAに有するパケットを全てポート1に送出するように制御がなされる。
この場合、'10.1.1.1'〜'10.1.1.7'の計7エントリを1エントリに纏めることが可能である。このような処理が「アドレスの縮退」と呼ばれる。
また、このように全ての情報が同一ポートで学習されていないような場合でも一定の条件を満たしていれば該当するアドレス群に対しアドレスの縮退を実施するという方法も可能である。以下にそのような実施例について説明する。
例えばIPアドレス'10.1.1.1'〜'10.1.1.3'および'10.1.1.5'〜'10.1.1.7'をそれぞれ有するパケットがポート1で受信され、該当する内容でアドレス学習を実施し、他方'10.1.1.4'を有するパケットがポート2で受信され、該当する内容でアドレス学習を実施したような場合を想定する。
そのような場合、アドレス学習テーブル13上、ポート1のエントリを'10.1.1.0/29'に縮退する。この場合、上記のごとくポート2で学習されたアドレス'10.1.1.4も上記ポート1についてのアドレスの縮退に係る包括表示のアドレス'10.1.0/29'すなわちアドレス群'10.1.1.1'〜'10.1.1.7'に含まる。
この場合、従来のIPルーティングテーブルにおける場合同様、いわゆる「ロンゲストマッチ」の法則を適用すればよい。その結果上記アドレス'10.1.1.4'宛のパケットはポート2に送出されるよう制御される。したがってアドレスの縮退が可能になる。ただし、この方法は10.1.1.4のエントリが何らかの理由で消去された場合、ポート1のアドレス群の縮退を解除する必要がある。すなわち上記包括表示の一エントリから、再び10.1.1.4を除く個々のアドレスを有するそれぞれのエントリに戻さなければならない。
なお上記「ロンゲストマッチ」の法則は「最長一致」の法則とも呼ばれ、最も長く一致するエントリをルーティング(フォワーディング)に適用する法則をいう。包括表示より個別表示の方がより長い(すなわちビット数が多い)一致が得られるため、個別表示のエントリが優先して適用される。
上述の実施例は受信パケットがIPアドレスを持っていることを前提とした実施例であるが、受信パケットがIPアドレスを持っていない場合も考えられる。例えば、ARP(アドレス・レゾルーション・プロトコル)パケットなどの制御パケット、Apple Talkなどの非IPネットワークがそうである。
これらのパケットを受信した場合の動作として、当該パケットに対してはいかなるアドレス学習も行わない制御を行うことが可能である。
あるいは、これらのパケットを受信した場合、MACアドレスを使用した従来のアドレス学習を実施するという方法も考えられる。この方法は、ネットワークがIP網であっても非IP網であっても対応可能な方法である。
以下、本発明の実施例の構成につき、さらに具体的に説明する。
なおここでは上述の実施例の構成のうち、IPアドレスを使用したアドレス学習を実施する構成;IPアドレスを使用したアドレス学習が不適当と判定された場合MACアドレスを使用したアドレス学習を実施する構成;送信元MACアドレスが同一で送信元IPアドレスが異なるパケットをゲートウェイルータ外からのパケットと判断してIPアドレスを使用したアドレス学習を不適当と判定する構成;アドレスの縮退を実施する構成;全てが同一のポートで学習したものでない場合であっても一定の条件を満たし場合にアドレスの縮退を実施する構成を含む実施例を想定している。
図13は本発明の実施例によるアドレス学習動作のフローチャートであり、図14は同パケットのフォワーディング動作のフローチャートである。
図13中当該実施例に係るブリッジ10にパケットが到着する(ステップS1)と、そのMAC SAがMACアドレス記憶部15(図10)のゲートウェイルータ用MACアドレステーブル内のエントリと一致するか否かを調べる(ステップS2)。一致する場合、そのパケットはゲートウェイルータから来たものと判断し、そのIP SAを使用したアドレス学習を行わない(ステップS3)。一致しない場合、次にそのMAC SAを前記一時記憶領域に一時的に保持するか否かを判定する(ステップS4)。
すなわち上記「送信元MACアドレスが同一で送信元IPアドレスが異なるパケットをゲートウェイルータ外に係るアドレスと判定する」構成を実現するためにはパケット同士のMAC SAの比較を行う必要がある。そのため図10とともに上記のごとく、ゲートウェイルータから到着したと思われるパケットのIP SAおよびMAC SAを一時記憶領域に一時的に保持しなければならない。
ここでパケットがゲートウェイルータ経由か否かの判定の方法として、すでに複数ポート上で学習されているIPアドレス群、すなわち複数ポートについてアドレス学習テーブル13にエントリとして格納されているアドレス群と明らかに異なるIPアドレスを持つケットを疑う方法が考えられる。この『明らかに異なる』の具体的判断基準としては、例えば、図13のステップS4に示すごとく、当該パケットのIP SAにつき、class Bネットワークアドレスに該当する部分(上位16ビット)をすでに学習済みのIPアドレス群のものと比較することによる方法が考えられる。
この比較の結果現在受信したパケットのIP SAが上記すでに複数ポートで学習されているIP SAと一致する場合、当該パケットはゲートウェイルータ経由では無いと判断する(ステップS4のY)。この場合当該IP SAは通常通りにアドレス学習の対象とされる(ステップS5)。他方一致しない場合(ステップS4のN)、既に上記一時記憶領域に一時的に保持されているIP SAおよびMAC SAと、当該パケットのIP SAおよびMAC SAとを比較する(ステップS6)。
比較の結果IP SAが異なりMAC SAが一致した場合(ステップS6のY)、当該パケットがゲートウェイルータ経由のものであるとみなし、そのMAC SAを上記MACアドレス記憶部15(図10)のゲートウェイルータ用MACアドレステーブルに記憶する(ステップS8)。またその場合、一致した一時記憶領域の一時的な保持に係るIPアドレスおよびMACアドレスを一時記憶領域から消去する。またこの場合、到着パケットのIP SAは学習されない(ステップS8)。
他方これ以外の場合、すなわちステップS6における比較結果が「IP SAが異なりMAC SAが一致する場合」以外の場合、当該パケットのIP SAとMAC SAとを一時記憶領域に保持する(ステップS7)。
また上記IP SAを学習する場合(ステップS5)、そのIP SAの学習によりアドレスの縮退が可能であればアドレスの縮退を行う(ステップS9,S10)。
図13とともに上述のアドレス学習動作が終了すると、当該ブリッジにおける動作はフォワーディング動作に移行する。この場合、まず現在の処理に係るパケットのMAC DAが上記ゲートウェイルータ用MACアドレステーブルのエントリと一致するか否かを調べる(図14のステップS11)。一致すれば当該エントリに係るポートへ送出される(ステップS12)。その結果当該パケットはゲートウェイルータへ送信される。
他方一致しなければ(ステップS11のN)、次に当該パケットのIP DAがアドレス学習テーブル13に存在するか否かを調べる。存在する場合、IPアドレスが最長一致するエントリのポートに送出される(ステップS14)。存在しない場合、当該パケットは到着ポート以外の全てのポートを通してフラッディングされる(ステップS15)。
以下、図15〜23とともに、図13,図14とともに説明した本発明の実施例に係るブリッジの動作の具体例について説明する。
まず図15に示すネットワーク形態を例にとり、本発明の実施例に係るブリッジ10(ブリッジ1)におけるアドレス学習動作について説明する。
まず、初期状態において、同じドメイン内の隣接するブリッジ2を経由し、ブリッジ1のポート2から、図16に示すごとく、MAC DA=a, MAC SA=b, IP DA=31.7.4.2, IP SA=10.1.1.4のパケットが到着したとする(図13のステップS1)。
この場合、これが最初のパケットなので、図13とともに上述のアドレス学習動作においてゲートウェイルータ用MACアドレスとの一致はなく(ステップS2のN)、学習済みのIPアドレス群が存在しないためステップS3はYの判定となる。従って通常通りIP SAが学習される(ステップS5)。また、アドレス学習テーブル13における最初のエントリなので縮退は行われない(ステップS9のN)。
次に、図14のパケットフォワーディング動作において、上記のごとく初期状態のためゲートウェイルータ用MACアドレスのエントリが無く(ステップS11のN)、またIPアドレステーブルにもエントリが無い(ステップS13のN)ので、当該パケットのフラッディング(ステップS15)がなされる。
次に図17の様に、当該ブリッジ1に対し、上記と同じブリッジ2からIP SA=10.1.1.5の新たなパケットが到着したとする。このパケットも先程のパケットと同様に、IP SAが学習され、フラッディングされる(図14のステップS15)。
ここでこのIP SAの学習の結果10.1.1.4と10.1.1.5という二つのアドレスが学習されたことになる。これらのアドレスは、下位1ビットを除いて全く同じであるので、図18の様に10.1.1.4/31というアドレス群にアドレスの縮退を行うことが可能となる(図13のステップS9,S10)。
次に、その後時間が経過し、ブリッジ1がこのようにして多くのパケットを中継した結果、ある程度アドレス学習が進んだ状況を想定する。
ここで図19に示すごとく、ゲートウェイ(GW)ルータ経由で当該ドメインの外部からトラヒックが到着したとする。このパケットは、そのclass Bネットワークアドレスが今まで学習しているものと全く異なるものとなる。この場合、一時記憶領域にそのIP SAとMAC SAとを保持する(図13のステップS4,S6,S7)。
さらに、図20の様に、同じくゲートウェイ(GW)ルータ経由で新たなパケットが到着したとする。このパケットは、そのIP SAが上記一時記憶領域に保持されたものと異なりMAC SAが一致する(ステップS7のY)。
したがって図21に示すごとく、このMAC SAはゲートウェイルータ経由のものと判定される。よって、一時記憶領域の保存情報が消去され、ゲートウェイルータ用MACアドレステーブルのエントリにそのMAC SAの情報が記憶される(ステップS8)。
次に本発明の実施例による上記アドレスの縮退処理について説明する。
図21の状態からさらに学習が進み、ブリッジ1のポート3配下の全てのアドレスについてのアドレス学習が終了した状態を想定する。図22はこの状態を示す。
ここで図22に示すごとく、IP SA=10.1.1.16というパケットがポート2に到着したとする。このパケットの学習によって、10.1.1.16/28というアドレス群のパケットが全て当該ブリッジ1のいずれかのポートにおいて学習されたことになる。その内訳は、ポート2=10.1.1.16、ポート3=10.1.1.17〜31である。
したがって上記「全てが同一のポートで学習したものでない場合であっても一定の条件を満たし場合にアドレスの縮退を実施する構成」を適用した場合、10.1.1.16について通常通りの態様でIPアドレスによるアドレス学習を行い、ポート3の各エントリについて10.1.1.16/28にアドレスの縮退を実施する。よってそのアドレス学習テーブル13は図23に示すごとくの内容となる。
図24は図3〜図23とともに上述のブリッジ10中のパケット送受信部11,パケット処理部12,IPアドレステーブル13,サブネット記憶部14.MACアドレス記憶部15,IPアドレス処理部16およびIP・MACアドレス処理部17の機能をコンピュータで実現する場合を説明するための、当該コンピュータの構成例を示すブロック図である。
図24に示すごとく、同コンピュータ100は、与えられたプログラムを構成する命令を実行することによって様々な動作を実行するためのCPU101と、キーボード、マウス等よりなりユーザが操作内容又はデータを入力するための操作部102と、ユーザにCPUによる処理経過、処理結果等を表示するCRT、液晶表示器等よりなる表示部103と、ROM、RAM等よりなりCPU104が実行するプログラム、データ等を記憶したり作業領域として使用されるメモリ104と,プログラム、データ等を格納するハードディスク装置105と、CD−ROM107を媒介として外部からプログラムをロードしたりデータをロードするためのCD−ROMドライブ106と、インターネット、LAN等の通信網109を介して外部サーバからプログラムをダウンロードしたり、IPパケットを送受信するためのモデム108とを有する。
これらのうち、CPU101、メモリ104およびモデム108がパケット送受信部11、パケット処理部12およびIPアドレス処理部16,IP・MACアドレス処理部17に該当し、ハードディスク装置105がIPアドレステーブル13,サブネット記憶部14およびMACアドレス記憶部15に該当する。
同コンピュータ100はCD−ROM107を媒介として、あるいは通信網109を媒介として、図13,図14とともに上述のアドレス学習動作およびパケットフォワーディング動作をCPU101に実行させるための命令よりなるプログラムをロードあるいはダウンロードし、これがハードディスク装置105にインストールされ、適宜メモリ104にロードされてCPU101に実行される。その結果、同コンピュータ100により上記アドレス学習動作およびパケットフォワーディング動作が実行される。
本発明は以下の付記に記載の構成をとり得る。
(付記1)
アドレス学習を行うことによって受信パケットの送信先を制御する通信装置であって、
受信パケットのIPアドレスを使用して前記アドレス学習を実施するアドレス学習手段を含む通信装置。
(付記2)
さらにサブネット情報を取得するサブネット情報取得手段を有し、
前記サブネット情報取得手段によりサブネット情報を取得可能な場合、前記アドレス学習手段は前記IPアドレス中のホストアドレスを使用して前記アドレス学習を実施する構成とされてなる付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記アドレス学習手段はさらにVLAN情報を使用して前記アドレス学習を実施する構成とされてなる付記1又は2に記載の通信装置。
(付記4)
さらにIPアドレスを使用して前記アドレス学習を実施することの適否を判定するIPアドレス学習適否判定手段を有し、
前記IPアドレス学習適否判定手段によってIPアドレスを使用したアドレス学習が不適当と判定された場合、前記アドレス学習手段は受信パケットのMACアドレスを使用したアドレス学習を実施しない構成とされてなる付記1乃至3のうちのいずれかに記載の通信装置。
(付記5)
前記IPアドレス学習適否判定手段によってIPアドレスを使用したアドレス学習が不適当と判定された場合、前記アドレス学習手段は受信パケットのMACアドレスを使用してアドレス学習を実施する構成とされてなる付記4に記載の通信装置。
(付記6)
さらにサブネット情報を取得するサブネット情報取得手段を有し、
前記サブネット情報取得手段によりサブネット情報を取得可能な場合、前記IPアドレス学習適否判定手段は、前記サブネット情報によって得られるサブネットに属さないIPアドレスを使用したアドレス学習について不適当と判定する構成とされてなる付記4又は5に記載の通信装置。
(付記7)
前記アドレス学習手段によるIPアドレスを使用したアドレス学習の学習結果に基づいて自己の属するサブネットを推測するサブネット推測手段をさらに有し、
前記IPアドレス学習適否判定手段は前記サブネット推測手段による推測に係るサブネットに属さないIPアドレスを使用したアドレス学習について不適当と判定する構成とされてなる付記4又は5に記載の通信装置。
(付記8)
前記IPアドレス学習適否判定手段は、受信パケット間でそのMACアドレスおよびIPアドレスを比較し、送信元MACアドレスが同一で送信元IPアドレスが異なる受信パケットにつき、当該受信パケットのIPアドレスについてアドレス学習対象として不適当と判定する構成とされてなる付記4又は5に記載の通信装置。
(付記9)
前記IPアドレス学習適否判定手段によってIPアドレスを使用したアドレス学習について不適当と判定された場合、該当する受信パケットが到着したポートをデフォルトポートに設定し、以後アドレス学習対象として不適当と判定されたIPアドレスを送信先IPアドレスとして有する受信パケットを前記デフォルトポートへ送出するパケットフォワーディング手段を有することを特徴とする付記6乃至8のうちのいずれかに記載の通信装置。
(付記10)
アドレス学習によって得たIPアドレスについてアドレスの縮退を実行するアドレス縮退手段を有する付記1乃至5のうちのいずれかに記載の通信装置。
(付記11)
前記アドレス縮退手段は同一ポートで受信したパケットのIPアドレスについてアドレスの縮退を実行する構成とされてなる付記10に記載の通信装置。
(付記12)
前記アドレス学習手段は受信パケットがIPアドレスを保持していない場合にはアドレス学習を実施しない構成とされてなる付記1乃至5のうちのいずれかに記載の通信装置。
(付記13)
前記アドレス学習手段は受信パケットがIPアドレスを保持していない場合には受信パケットが保持するMACアドレスを使用してアドレス学習を実施する構成とされてなる付記1乃至5のうちのいずれかに記載の通信装置。
(付記14)
アドレス学習を行うことによって受信パケットの送信先を制御する通信装置に適用されるアドレス学習方法であって、
受信パケットのIPアドレスを使用して前記アドレス学習を実施するステップよりなるアドレス学習方法。
(付記15)
さらにIPアドレスを使用して前記アドレス学習を実施することの適否を判定するIPアドレス学習適否判定段階を有し、
前記IPアドレス学習適否判定段階においてIPアドレスを使用したアドレス学習が不適当と判定された場合、前記アドレス学習段階では受信パケットのMACアドレスを使用したアドレス学習を実施しない構成とされてなる付記14に記載のアドレス学習方法。
(付記16)
前記IPアドレス学習適否判定段階においてIPアドレスを使用したアドレス学習が不適当と判定された場合、前記アドレス学習段階では受信パケットのMACアドレスを使用してアドレス学習を実施する構成とされてなる付記15に記載のアドレス学習方法。
(付記17)
さらにサブネット情報を取得するサブネット情報取得段階を有し、
前記サブネット情報取得段階においてサブネット情報を取得可能な場合、前記IPアドレス学習適否判定段階では、前記サブネット情報によって得られるサブネットに属さないIPアドレスを使用したアドレス学習について不適当と判定する構成とされてなる付記15又は16に記載のアドレス学習方法。
(付記18)
前記アドレス学習段階におけるIPアドレスを使用したアドレス学習の学習結果に基づいて自己の属するサブネットを推測するサブネット推測段階をさらに有し、
前記IPアドレス学習適否判定段階では前記サブネット推測段階における推測に係るサブネットに属さないIPアドレスを使用したアドレス学習について不適当と判定する構成とされてなる付記15又は16に記載のアドレス学習方法。
(付記19)
前記IPアドレス学習適否判定段階では、受信パケット間でそのMACアドレスおよびIPアドレスを比較し、送信元MACアドレスが同一で送信元IPアドレスが異なる受信パケットにつき、当該受信パケットのIPアドレスについてアドレス学習対象として不適当と判定する構成とされてなる付記15又は16に記載のアドレス学習方法。
(付記20)
アドレス学習を行うことによって受信パケットの送信先を制御する通信装置において当該アドレス学習をコンピュータに実行させるためのアドレス学習プログラムであって、
受信パケットのIPアドレスを使用して前記アドレス学習を実施するステップをコンピュータに実行させるための命令よりなるアドレス学習プログラム。
従来のアドレス学習動作について説明するための図である。 パケットフォーマットの例を説明するための図である。 本発明の第1実施例による通信装置のブロック構成図である。 図3に記載の通信装置に適用可能なIPアドレステーブルの内容の例を示す図である。 本発明の第2実施例による通信装置のブロック構成図である。 本発明の第3実施例による通信装置に適用可能なIPアドレステーブルの内容の例を示す図である。 本発明の第4実施例による通信装置のブロック構成図である。 本発明の第5実施例による通信装置のブロック構成図である。 本発明の第6実施例による通信装置のブロック構成図である。 本発明の第7実施例による通信装置のブロック構成図である。 IPアドレスの縮退について説明するための図である。 本発明による効果を説明するための図である。 本発明の実施例によるアドレス学習動作の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例によるフォワーディング動作の流れを説明するためのフローチャートである。 図13,図14に示す動作について具体的に説明するための図(その1)である。 図13,図14に示す動作について具体的に説明するための図(その2)である。 図13,図14に示す動作について具体的に説明するための図(その3)である。 図13,図14に示す動作について具体的に説明するための図(その4)である。 図13,図14に示す動作について具体的に説明するための図(その5)である。 図13,図14に示す動作について具体的に説明するための図(その6)である。 図13,図14に示す動作について具体的に説明するための図(その7)である。 図13,図14に示す動作について具体的に説明するための図(その8)である。 図13,図14に示す動作について具体的に説明するための図(その9)である。 本発明の実施例をコンピュータで実現させる場合について説明するためのコンピュータのブロック図である。
符号の説明
10 通信装置
11 パケット送受信部
12 パケット処理部
13 IPアドレステーブル
14 サブネット記憶部
15 MACアドレス記憶部
16 IPアドレス処理部
17 IP・MACアドレス処理部

Claims (10)

  1. アドレス学習を行うことによって受信パケットの送信先を制御する通信装置であって、
    受信パケットのIPアドレスを使用して前記アドレス学習を実施するアドレス学習手段を含む通信装置。
  2. さらに前記IPアドレスを使用したアドレス学習を実施することの適否を判定するIPアドレス学習適否判定手段を有し、
    前記IPアドレス学習適否判定手段によってIPアドレスを使用したアドレス学習が不適当と判定された場合、前記アドレス学習手段はIPアドレスを使用したアドレス学習を実施しない構成とされてなる請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記IPアドレス学習適否判定手段によってIPアドレスを使用したアドレス学習が不適当と判定された場合、前記アドレス学習手段はMACアドレスを使用してアドレス学習を実施する構成とされてなる請求項2に記載の通信装置。
  4. さらにサブネット情報を取得するサブネット情報取得手段を有し、
    前記サブネット情報取得手段によってサブネット情報が取得可能な場合、前記IPアドレス学習適否判定手段は前記サブネット情報によって得られるサブネットに属さないIPアドレスを使用したアドレス学習について不適当と判定する構成とされてなる請求項2又は3に記載の通信装置。
  5. 前記アドレス学習手段によるIPアドレスを使用したアドレス学習の学習結果に基づいて自己の属するサブネットを推測するサブネット推測手段をさらに有し、
    前記IPアドレス学習適否判定手段は前記サブネット推測手段の推測に係るサブネットに属さないIPアドレスを使用したアドレス学習について不適当と判定する構成とされてなる請求項2又は3に記載の通信装置。
  6. 前記IPアドレス学習適否判定手段は、受信パケット間でMACアドレスおよびIPアドレスを比較し、送信元MACアドレスが同一で送信元IPアドレスが異なる受信パケットにつき、当該受信パケットのIPアドレスについてアドレス学習対象として不適当と判定する構成とされてなる請求項2又は3に記載の通信装置。
  7. 前記IPアドレス学習適否判定手段によってIPアドレスを使用したアドレス学習について不適当と判定された場合、該当する受信パケットが到着したポートをデフォルトポートに設定し、以後不適当と判定された当該IPアドレスを送信先IPアドレスとして有する受信パケットを前記デフォルトポートへ送出するパケットフォワーディング手段を有することを特徴とする請求項4乃至6のうちのいずれかに記載の通信装置。
  8. アドレス学習によって得たIPアドレスについてアドレスの縮退を実行するアドレス縮退手段を有する請求項1乃至7のうちのいずれかに記載の通信装置。
  9. アドレス学習を行うことによって受信パケットの送信先を制御する通信装置に適用されるアドレス学習方法であって、
    受信パケットのIPアドレスを使用して前記アドレス学習を実施するステップよりなるアドレス学習方法。
  10. アドレス学習を行うことによって受信パケットの送信先を制御する通信装置において当該アドレス学習動作をコンピュータに実行させるためのアドレス学習プログラムであって、
    受信パケットのIPアドレスを使用して前記アドレス学習を実施するステップをコンピュータに実行させるための命令よりなるアドレス学習プログラム。
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