JP2008007529A - コークス押し出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コークス炉の炭化室内のコークス塊にラム先端のラムヘッドを押し当ててコークス塊を炭化室から押し出す際に、コークス塊に振動を加えながら押し出すことができるコークス押し出し装置として、コークス塊に振動を加えるための加振機とラムを駆動させるためのラム駆動装置等との衝突を回避することができる適切な構造を有したコークス押し出し装置を提供する。
【解決手段】コークス押し出し装置11は、ラムヘッド22に設けられた加振板22bを振動させるための加振機28をラム20の外部に備えているとともに、その加振機28とラム20との連結と分離を行なうことができる連結部30を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、コークス炉において、生成されたコークスを炭化室から押し出すためのコークス押し出し装置に関し、特に、押し出し負荷を低減して、炭化室の炉壁(側壁)の損傷を軽減し、炉壁の延命化を図ることができるコークス押し出し装置に関するものである。なお、本発明では、特に断らない限り、コークス炉は、室炉式コークス炉のことを言う。室炉式コークス炉は、炉体の下部に蓄熱室があり、その上部に燃焼室と炭化室とが交互に配列されている。
コークス炉において、炭化室内で石炭を乾留して生成されたコークス(コークス塊)を押し出し装置を用いて炭化室から押し出す際に、炭化室内でコークスの押し詰りを起こし、その結果、押し出し負荷が増大して、炭化室の炉壁に大きな力が作用し、炉壁を損傷することがある。押し詰りが激しい場合には、炉壁を破壊したり、あるいは押し出し装置で押し出すことができず炉の温度を下げてから、人力でコークスを掻き出したりする。このため、炉壁の補修費が増大するとか、炉の停止による生産量の低減を余儀なくされるなどの問題を抱えている。
それに対して、押し出し負荷を低減し、炉壁の損傷を防止するための技術として、以下のようなものが提案されている。
例えば、コークス炉の炭化室の炉底レンガを補修する際に、乾燥粉コークスを炭化室に入れ、乾燥粉コークスが炉底レンガ表面の凹部を埋めて平坦にすることによって、コークス押し出し時におけるコークス塊と炉底間の摩擦を低減する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、原料石炭を炭化室内へ装入するに先立ち、粒状(5mm以下)の耐火材料(グラファイトやSiなど)を傾斜付きの炉底に敷き詰めておき、コークス押し出し時におけるコークス塊と炉底間の摩擦を低減して、結果として炉壁損傷を防ぐという技術も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、特許文献3には、水平シャベルを上下に振動させて、炭化室内のコークスをバケット内に崩落させて、コークスを搬出する装置が開示されている。
なお、[発明が解決しようとする課題]の欄において、本出願人の未公開先行出願について説明するが、その出願番号をここに記載しておく。すなわち、特願2005−377312号(未公開出願1)である。
特開昭59−187082号公報 特開平8−120278号公報 ソビエト連邦特許第981340号明細書
しかしながら、前記の特許文献1、2に記載されている技術では、十分な押し出し負荷低減には結びつかない。
すなわち、前記の特許文献1、2に記載されている技術は、いずれも、コークス塊と炭化室炉底との摩擦力低減を図ろうとするものであるが、コークスの押し詰りの発生及び押し出し負荷の増大の主原因は、コークス塊と炭化室炉底との摩擦力ではなく、押し出し装置を用いてコークス塊の押し出しを行なう際に、押し出し装置のラムヘッドで押されたコークス塊が変形・崩壊して、押し出し方向と直交する水平方向にひろがることにより、コークス塊と炭化室炉壁との摩擦力が増すことにあるからである。
また、特許文献3に記載の技術は、本願が対象としている押し出し装置を使用せずに、バケットに取り付けられた水平シャベルを上下に振動させて、炭化室内のコークスをバケット内に崩落させて、バケットで炉内にあるコークスを何度もすくい出すもので、押し出し装置を用いるコークス炉に比べて、コークスの搬出作業に多くの時間を要する。
そこで、上記の問題を解決するために、出願人は、前記非公開出願1において、炭化室内のコークス塊に振動を付与しながら押し出すことによって、的確に押し出し負荷を低減して、炭化室の炉壁の損傷を軽減することができるコークス押し出し方法およびコークス押し出し装置を提案している。
図10は、前記非公開出願1において提案しているコークス押し出し装置の一例を示す側面図であり、図11は、そのコークス押し出し装置の斜視図である。
図10、図11中、15が前記非公開出願1において一例として示したコークス押し出し装置であり、ラムロッド21とラムヘッド22からなる押し出しラム20と、押し出しラム駆動装置(図示せず)を備えているとともに、炭化室1内のコークス塊2に押し当てられるラムヘッド22の押し当て面が、上下方向に、上部押し当て面22a、中間押し当て面22b、下部押し当て面22cの3個の押し当て面に分割されていて、その内の中間押し当て面(加振板)22bを加振ロッド29を介して押し出し方向に振動させるための加振機(加振モータまたは油圧加振機等)28がラムロッド21に取り付けられている。
そして、上記のように構成されたコークス押し出し装置15を用いて、加振機28で中間押し当て面(加振板)22bを押し出し方向に振動させて、コークス塊2に振動を付与しながら、ラムヘッド22を前進させることによって、コークス塊2と炭化室1の炉壁との間の摩擦が静摩擦から動摩擦に変化して、摩擦係数が低下し、それによって押し出し負荷が低減する。その結果、炉壁の損傷を抑止することができる。
ただし、図10、図11に示したコークス押し出し装置においては、加振機28が高温の状態下にある炭化室1内に進入すると熱損傷を受けてしまうことや、室炉式コークス炉では炉幅が400mm程度と狭いことを考慮して、加振機28をラムロッド21後方の炭化室1に入らない部分に取り付け、加振板22bに加振ロッド29を介して振動を伝えるようにしているが、それを一般的に使用されているコークス押し出し装置に適用した場合、以下のような問題がある。
まず、一般的に使用されているコークス押し出し装置の構造を以下に述べる。
一般的に使用されているコークス押し出し装置には、図13と図14に示すような2つの方式があり、図13に示すコークス押し出し装置51は、ラムロッド21が最初から一直線になっている方式であり、図14に示すコークス押し出し装置52は、ラムロッド21の後端が折れ曲がっていて、ラムロッド21の進行するにしたがって、折れ曲がり部21bが水平方向に倒れて水平部21aと一直線になる方式である。ちなみに、図13に示した直線状ラムロッドを用いる方式の方が構造はシンプルになるが、図14に示した折れ曲がりラムロッドを用いる方式の方が設置スペースは少なくてすむことから主流となっている。
そして、いずれの方式のコークス押し出し装置51、52においても、図13、図14に示すように、ラム20が、ラムロッド21と、ラムロッド21の先端に取り付けられたラムヘッド22と、の上面全長に取り付けられたラック23を有しているとともに、ラムヘッド22の後方近傍にラムロッド21を跨ぐようにラム駆動装置24が設置されており、ラムロッド21上面のラック23とラム駆動装置24のピニオン24aによるラック−ピニオン方式の駆動機構によって、ラム20を炭化室1に押し込むようになっている。なお、図13、図14中の26は、ラム20を支持するためにラムロッド21に取り付けられて一緒に移動するラムシューであり、27は、通過するラムロッド21を支持案内するためのガイドローラである。
したがって、上記のようなコークス押し出し装置51、52に対応して、図10、図11に示したコークス押し出し装置を適用した場合、ラム20が前進していくと加振機28がラム駆動装置24あるいは炭化室1の炉壁1aに衝突して、押し出し作業の中断や設備破損の可能性がある。それを避けるためには、ラムロッド21を長くして、押し出しが終了するまでラム駆動装置24等に衝突しない位置に加振機28を取り付ければよいが、ラムロッド21を長くすると設備コストがかかる。しかも、折れ曲がりラムロッド方式のコークス押し出し装置52は、折れ曲がり部21bには加振機28を取り付けられないことから、その分だけラム駆動装置24と加振機28との距離が短くならざるを得ないので、ラム駆動装置24等に衝突しない位置に加振機28を取り付けるためには、ラムロッド21の水平部21aをより一層長くする必要がある上に、そもそも折れ曲がりラムロッド方式を採用しているのは設置スペースの制約等からであり、ラムロッド21を長くすることは困難である。
また、図10、図11に示したように、加振機28をラムロッド21の下面に取り付けた場合は、加振機28とガイドローラ27が衝突する可能性があるので、ラムロッド21の支持案内方法を変更する必要がでてくる。例えば、加振機28が移動する範囲のガイドローラをラムロッド21と一緒に移動するラムシュータイプに変更するとか、その範囲にはガイドローラを配置しないとかであるが、そのための設備費用がかかる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、コークス炉の炭化室内のコークス塊にラム先端のラムヘッドを押し当ててコークス塊を炭化室から押し出す際に、コークス塊に振動を加えながら押し出すことができるコークス押し出し装置として、コークス塊に振動を加えるための加振機とラムを駆動させるためのラム駆動装置等との衝突を回避することができる適切な構造を有したコークス押し出し装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
[1]コークス炉の炭化室内のコークス塊にラム先端のラムヘッドを押し当ててコークス塊を炭化室から押し出す際に、コークス塊に振動を加えながら押し出すことができるコークス押し出し装置であって、ラムヘッドの押し当て面の少なくとも一部が振動可能な加振部となっており、該加振部を振動させるための加振機をラムの外部に備えているとともに、該加振機とラムとの連結と分離を行なうことができる連結・分離機構を有していることを特徴とするコークス押し出し装置。
[2]前記加振機は、ラムが所定の位置に前進するまでの間は、ラムと連結して前進し、ラムが所定の位置まで前進したら、ラムから分離するようになっていることを特徴とする前記[1]に記載のコークス押し出し装置。
[3]前記加振機は、ラムと連結して前進するための動力をラムの駆動機構から得ていることを特徴とする前記[2]に記載のコークス押し出し装置。
[4]前記連結・分離機構は、機械式嵌合装置を用いたものであることを特徴とする前記[1]〜[3]のいずれかに記載のコークス押し出し装置。
[5]前記連結・分離機構は、電磁石を用いたものであることを特徴とする前記[1]〜[3]のいずれかに記載のコークス押し出し装置。
[6]前記加振部と前記加振機は加振ロッドを介して接続していることを特徴とする前記[1]〜[5]のいずれかに記載のコークス押し出し装置。
[7]前記加振ロッドと前記加振機の重心を結ぶ線が加振方向と一致していることを特徴とする前記[6]に記載のコークス押し出し装置。
[8]ラムの駆動機構がラムロッドの下方に設置されていることを特徴とする前記[1]〜[7]のいずれかに記載のコークス押し出し装置。
[9]コークス炉の炭化室内のコークス塊にラム先端のラムヘッドを押し当ててコークス塊を炭化室から押し出す際に、コークス塊に振動を加えながら押し出すことができるコークスの押し出し装置であって、ラムヘッドの押し当て面の少なくとも一部が振動可能な加振部となっており、該加振部を振動させるための加振機をラムの内部に備えていることを特徴とするコークス押し出し装置。
[10]前記加振機は、炭化室内に入らない部分に設置されていることを特徴とする前記[9]に記載のコークス押し出し装置。
[11]前記加振部と前記加振機は加振ロッドを介して接続していることを特徴とする前記[9]または[10]に記載のコークス押し出し装置。
[12]前記加振ロッドはラムの内部を通っていることを特徴とする前記[11]に記載のコークス押し出し装置。
[13]前記加振ロッドと前記加振機の重心を結ぶ線が加振方向と一致していることを特徴とする前記[11]または[12]に記載のコークス押し出し装置。
[14]ラムの駆動機構がラムロッドの下方に設置されていることを特徴とする前記[9]〜[13]のいずれかに記載のコークス押し出し装置。
なお、本発明で言うコークス塊は、炭化室内にあるコークス全体のことを言い、コークス同士が、固着したブロック状のコークス塊だけを意味するものではない。コークスは、冷却過程で、ひび割れるが、押し出し過程で、コークス同士が、お互いに密に接触し、コークス全体に振動を伝えることができるので、コークスが固着したブロック状である必要はない。
本発明のコークス押し出し装置は、炭化室内のコークス塊にラムヘッドを押し当ててコークス塊に振動を加えながら押し出すことができるコークス押し出し装置として、コークス塊に振動を加えるための加振機とラムを駆動させるためのラム駆動装置等との衝突を回避することができる適切な構造を有しているので、押し出し作業の中断や設備破損を防止しながら、的確に押し出し負荷を低減させることができる。その結果、炉壁の損傷を抑止することができるとともに、押し詰りによる操業遅延が回避され、生産性をあげることが可能となる。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態では、折れ曲がりラムロッド方式のコークス押し出し装置に適用した場合について説明するが、直線状ラムロッド方式のコークス押し出し装置に適用する場合も同様である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコークス押し出し装置を説明するための側面図であり、図2は、その平面図である。
図1、図2に示すように、この実施形態に係るコークス押し出し装置11は、図14に示したものと同様に、ラム20が、ラムロッド21と、ラムロッド21の先端に取り付けられたラムヘッド22と、ラムロッド21の上面全長に取り付けられたラック23を有しているとともに、ラムヘッド22の後方近傍にラムロッド21を跨ぐようにラム駆動装置24が設置されており、ラムロッド21上面のラック23とラム駆動装置24のピニオン24aによるラック−ピニオン方式の駆動機構によって、ラム20を炭化室1に押し込むようになっている。なお、図1中の26は、ラム20を支持するためにラムロッド21に取り付けられて一緒に移動するラムシューであり、27は、通過するラムロッド21を支持案内するためのガイドローラである。
そして、このコークス押し出し装置11では、炭化室1内のコークス塊2に押し当てられるラムヘッド22の押し当て面が、上下方向に3個の押し当て面に分割されていて、その内の中間押し当て面22bが加振部(加振板)となっており、その加振板22bを振動させるための加振機(加振モータまたは油圧加振機等)28がラムロッド21の水平部21aの後端部近傍にラムロッド21を挟んで左右両側に一個ずつ配置されている。その加振機28と加振板22bは加振ロッド29を介して接続している。また、加振機28は、左右両側の加振機が一体的に同期して加振方向(ここでは、押し出し方向)に振動するための機構28aを有している。
これによって、ラムロッド21の左右両側に配置されている加振機28と、ラムロッド21を下方から支持案内するガイドローラ27とが衝突することはない。
また、図10、図11に示したように、加振機28をラムロッド21の下面に取り付けた場合は、図12に示すように、加振機28と加振ロッド29の軸心がずれるので、加振力を充分に伝えることができない可能性もあるが、図1、図2に示すように、ラムロッド21を挟んで左右一対の加振機28を配置することによって、加振ロッド29と加振機28の重心を結ぶ線が加振方向(ここでは、押し出し方法)と一致するようにすることができ、加振機28からの加振力を加振板22bに的確に伝えることができる。なお、左右一対の加振機28は振動の位相を揃える必要があるので、電気制御または機械的な手段によって同期を取るようにしている。
そして、加振機28は、加振ロッド29を介して加振板22bに接続することでラム20と連結しているが、必要に応じて加振板22bと加振機28の接続を解除して、加振機28をラム20から分離できるようにするための連結・分離機構が設けられている。すなわち、加振ロッド29が、加振板22bに接続した前部加振ロッド29aと、加振機28に接続した後部加振ロッド29bからなっていて、前部加振ロッド29aと後部加振ロッド29bが連結部30を介して連結しており、この連結部30によって、前部加振ロッド29aと後部加振ロッド29bの連結・分離を行なうことで、加振板22bと加振機28の接続およびその解除を行なって、ラム20と加振機28の連結・分離を行なうことができる。なお、連結部30には、機械式嵌合装置を用いたものや電磁石を用いたものを採用すればよい。
さらに、加振機28と後部加振ロッド29bには車輪40が取り付けられているとともに、ラムロッド21に沿ってレール41が設けられている。前部加振ロッド29aと後部加振ロッド29bが連結部30で連結して、加振板22bと加振機28が接続している場合は、加振機28はラム20の移動に同期してレール41上を移動するようになっている。一方、前部加振ロッド29aと後部加振ロッド29bが連結部30で分離して、加振板22bと加振機28との接続が解除すると、加振機28はラム20から分離して停止するようになっている。なお、上記において、加振機28が自走するようにしてもよいが、ここでは、加振機28が加振ロッド29を介してラム駆動装置24の動力で移動するようになっている。
これによって、ラム20の前進にともなって加振機28がラム駆動装置24に近づいたら、加振板22bと加振機28との接続を解除して、加振機28をラム20から分離し、その位置で停止させることで、加振機28がラム駆動装置24に衝突することを回避することができる。
また、通常、ラムロッド21は内部が中空になったボックス構造であるが、加振機28がラムロッド21を挟んで左右両側に設置されていることから、図3(a)に示すように、加振ロッド29をラムロッド21の左右外面に沿って設置し、図3(b)に示すように、加振ロッド29の支持機構31もラムロッド21の左右外面に設けるようにしている。図3(c)は、その際の加振ロッド29および支持機構31と炭化室炉壁1aとの位置関係を示す図である。
また、図4(a)に示すように、加振ロッド29はラムロッド21の左右外面に沿って設置するが、図4(b)に示すように、ラムロッド21に開口部を設けて、加振ロッド29の支持機構32をラムロッド21の内部に設けるようにしてもよい。図4(c)は、その際の加振ロッド29および支持機構32と炭化室炉壁1aとの位置関係を示す図である。
さらに、場合によっては、図5(a)におけるA−A矢視図を図5(b)に示すように、前部加振ロッド29aをラムロッド21の内部を通し、B−B矢視図を図5(c)に示すように、連結部30付近でラムロッド21に開口部を設けて、前部加振ロッド29aを左右に分岐してラムロッド21の外部に取り出し(加振ロッド29a、29a)、C−C矢視図を図5(d)に示すように、ラムロッド21の左右外面に沿って設置された後部加振ロッド29bと連結部30で連結するようにしてもよい。このようにすることで、前部加振ロッド29aの支持機構34を全てラムロッド21の内部に設けることができるので、支持機構34に対する炭化室1からの輻射熱の影響を極力小さくすることができる。また、ラムロッド21の内部に冷却ガスを送ることで、加振ロッド29と支持機構34の温度上昇を抑えることが可能になる。
上記のように構成されたコークス押し出し装置11を用いて、コークス塊2を炭化室1から押し出す場合の手順(作動状況)を図6に基づいて説明する。
(1)まず、図6(a)に示すように、前部加振ロッド29aと後部加振ロッド29bを連結部30で連結させて、加振板22bと加振機28が接続した状態とした上で、ラムヘッド22を炭化室1内に向かって前進させる。
(2)次に、図6(b)に示すように、ラムヘッド22を炭化室1内のコークス塊2に押し当て、加振機28によって加振板22bを押し出し方向に振動させて、コークス塊2に振動を加えながら、ラムヘッド22を前進させる。それにより、コークス塊2と炭化室炉壁との間の摩擦が静摩擦から動摩擦に変化して、摩擦係数が低下し、それによって押し出し負荷が低減する。なお、ラム20の前進にともなって、ラムロッド21の折れ曲がり部21bも水平になり、水平部21bと一直線になる。
(3)そして、図6(c)に示すように、加振機28がラム駆動装置24に近づいたら、前部加振ロッド29aと後部加振ロッド29bを連結部30で分離させて、加振板22bと加振機28の接続を解除し、加振機28をラム20から分離する。これによって、加振機28はラム駆動装置24の手前で停止し、この時点でコークス塊2へ振動を加えることは終了する。ちなみに、通常、押し出し荷重が最大になるのは、ラムヘッド22が炭化室1の中央部に前進するまでの間であるので、加振機28がラム駆動装置24に到達するまでの間、コークス塊に振動を加えることで、押し出し荷重を効果的に低減することができる。
(4)そして、図6(d)に示すように、加振機28がラム駆動装置24の手前で停止した状態で、ラムヘッド22はそのまま前進を続ける。そして、コークス塊2を炭化室1から全て押し出す位置まで前進したら、そこで押し出しを終了する。
上記のようにして、この実施形態に係るコークス押し出し装置11は、ラムヘッド22の加振板22bを加振機28で振動させることによってコークス塊2に振動を加えながら押し出すのに際して、加振機28がラム20から分離して、ラム駆動装置24等との衝突を回避することができる構造となっているので、押し出し作業の中断や設備破損を防止しながら、的確に押し出し負荷を低減させることができる。その結果、炭化室炉壁の損傷を抑止することができるとともに、押し詰りによる操業遅延が回避され、生産性をあげることが可能となる。
また、加振機28がラム20から分離できるので、補修等のメンテナンスが容易であり、加振機28への電源配線などユーティリティの連絡がラム20と別になるので有利である。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るコークス押し出し装置は、基本的な構造は、前述の第1の実施形態に係るコークス押し出し装置と同様であるが、ラム駆動機構をラムロッドの下方に設けている点が異なっている。
すなわち、図7に示すように、第2の実施形態に係るコークス押し出し装置12においては、ラム駆動装置24がラムロッド21の下方に設置されているとともに、ラック(図示せず)がラムロッド21の下面に取り付けられている。
これによって、加振機28がラム駆動装置24に衝突することなく、炭化室1の近傍まで前進でき、その分だけ長い期間、コークス塊2に振動を加えることが可能になっている。
上記のようなコークス押し出し装置12を用いて、コークス塊2を炭化室1から押し出す場合の手順(作動状況)を図7に基づいて説明する。
(1)まず、図7(a)に示すように、前部加振ロッド29aと後部加振ロッド29bを連結部30で連結させて、加振板22bと加振機28が接続した状態とした上で、ラムヘッド22を炭化室1内に向かって前進させる。
(2)次に、図7(b)に示すように、ラムヘッド22を炭化室1内のコークス塊2に押し当て、加振機28によって加振板22bを押し出し方向に振動させて、コークス塊2に振動を加えながら、ラムヘッド22を前進させる。これにより、コークス塊2と炭化室炉壁との間の摩擦が静摩擦から動摩擦に変化して、摩擦係数が低下し、それによって押し出し負荷が低減する。なお、ラム20の前進にともなって、ラムロッド21の折れ曲がり部21bも水平になり、水平部21bと一直線になる。
(3)そして、図7(c)に示すように、加振機28がラム駆動装置24に差し掛かっても、衝突することはないので、そのまま前進を続ける。
(4)そして、図7(d)に示すように、加振機28が炭化室1に近づいたら、前部加振ロッド29aと後部加振ロッド29bを連結部30で分離させて、加振板22bと加振機28の接続を解除し、加振機28をラム20から分離する。そして、加振機28が炭化室1の手前で停止した状態で、ラムヘッド22はそのまま前進を続け、コークス塊2を炭化室1から全て押し出す位置まで前進したら、そこで押し出しを終了する。
上記のようにして、この実施形態に係るコークス押し出し装置11は、ラムヘッド22の加振板22bを加振機28で振動させることによってコークス塊2に振動を加えながら押し出すのに際して、ラム駆動機構がラムロッド21の下方に設けられているので、加振機28がラム駆動装置24と衝突することを回避することができるとともに、加振機28がラム20から分離して、炭化室1の炭化室炉壁と衝突することを回避することができる構造となっているので、押し出し作業の中断や設備破損を防止しながら、的確に押し出し負荷を低減させることができる。その結果、炭化室炉壁の損傷を抑止することができるとともに、押し詰りによる操業遅延が回避され、生産性をあげることが可能となる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態に係るコークス押し出し装置を説明するための側面図であり、図9は、その断面図である。
図8に示すように、この実施形態に係るコークス押し出し装置13は、図14に示したものと同様に、ラム20が、ラムロッド21と、ラムロッド21の先端に取り付けられたラムヘッド22と、ラムロッド21の上面全長に取り付けられたラック23を有しているとともに、ラムヘッド22の後方近傍にラムロッド21を跨ぐようにラム駆動装置24が設置されており、ラムロッド21上面のラック23とラム駆動装置24のピニオン24aによるラック−ピニオン方式の駆動機構によって、ラム20を炭化室1に押し込むようになっている。なお、図8中の26は、ラム20を支持するためにラムロッド21に取り付けられて一緒に移動するラムシューであり、27は、通過するラムロッド21を支持案内するためのガイドローラである。
そして、このコークス押し出し装置13では、炭化室1内のコークス塊2に押し当てられるラムヘッド22の押し当て面が、上下方向に3個の押し当て面に分割されていて、その内の中間押し当て面22bが加振部(加振板)となっており、その加振板22bを振動させるために、小型化された加振機28が、内部が中空のボックス構造であるラムロッド21の水平部21aの内部に設置されている。
それにともなって、図9(a)、(b)に示すように、加振板22bと加振機28を接続する加振ロッド29およびその支持機構35も、ラムロッド21の内部に設置されている。図9(c)は、その際の加振ロッド29および支持機構35と炭化室炉壁1aとの位置関係を示す図である。
上記のように、加振機28はラムロッド21の内部に設置されているので、加振機28がラム駆動装置24やガイドローラ27あるいは炭化室炉壁1aと衝突することを回避することができる。
そして、加振ロッド29と加振機28の重心を結ぶ線が加振方向(ここでは、押し出し方向)と一致するようにすることができ、加振機28からの加振力を加振板22bに的確に伝えることができる。
また、加振機28および加振ロッド29とその支持機構35を全てラムロッド21の内部に設置しているので、加振機28等への炭化室1からの輻射熱の影響を極力小さくすることができる。また、ラムロッド21の内部に冷却ガスを送ることで、加振ロッド29等の温度上昇を抑えることが可能になる。
なお、ラムロッド21の炭化室1内に入っていく部分に加振機28を設置することも可能ではあるが、輻射熱の影響を考慮して、ラムロッド21の水平部21aの後端部で炭化室1内に入らない部分に加振機28を設置することが好ましい。
そして、上記の説明において、加振機28をラムロッド21の内部に設置するとは、実質的にラムロッド21の内部に設置するという意味であり、ラム駆動装置24および炭化室炉壁1aに接触しない範囲で、加振機28がラムロッド21からはみ出していてもよい。
なお、ラム駆動装置24をラムロッド21の下方に設置した場合には、加振機28がラムロッド21からはみ出していてもラム駆動装置24に接触することはないので、炭化室炉壁1aに接触しない範囲で、加振機28がラムロッド21からはみ出していてもよい。さらに、それに加えて、ラムロッド21の水平部21aの後端部で炭化室1内に入らない部分に加振機28を設置した場合には、加振機28がラムロッド21から大幅にはみ出していてもラム駆動装置24および炭化室炉壁1aに接触することはなくなる。
上記のように、この実施形態に係るコークス押し出し装置13は、ラムヘッド22の加振板22bを加振機28で振動させることによってコークス塊2に振動を加えながら押し出すのに際して、加振機28がラムロッド21の内部に設置されており、ラム駆動装置24等との衝突を回避することができる構造となっているので、押し出し作業の中断や設備破損を防止しながら、的確に押し出し負荷を低減させることができる。その結果、炭化室炉壁の損傷を抑止することができるとともに、押し詰りによる操業遅延が回避され、生産性をあげることが可能となる。
なお、上記の第1〜第3の実施形態においては、ラムヘッド22の押し当て面の一部が加振部(加振板)になっていたが、ラムヘッド22の押し当て面の全面を加振部(加振板)としてもよいことはいうまでもない。
本発明の第1の実施形態に係るコークス押し出し装置の側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るコークス押し出し装置の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るコークス押し出し装置における加振ロッドの設置状態を示す横断面である。 本発明の第1の実施形態に係るコークス押し出し装置における加振ロッドの他の設置状態を示す横断面である。 本発明の第1の実施形態に係るコークス押し出し装置における加振ロッドの他の設置状態を示す横断面である。 本発明の第1の実施形態に係るコークス押し出し装置の作動状況を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るコークス押し出し装置の作動状況を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るコークス押し出し装置の側面図である。 本発明の第3の実施形態に係るコークス押し出し装置における加振ロッドの設置状態を示す横断面である。 特願2005−377312号において一例として示したコークス押し出し装置の側面図である。 特願2005−377312号において一例として示したコークス押し出し装置の斜視図である。 特願2005−377312号において一例として示したコークス押し出し装置での加振ロッドと加振機の軸心位置を示す図である。 直線状ラムロッド方式のコークス押し出し装置の説明図である。 折れ曲がりラムロッド方式のコークス押し出し装置の説明図である。
符号の説明
1 コークス炉の炭化室
1a 炭化室の炉壁
2 コークス塊
11 コークス押し出し装置
12 コークス押し出し装置
13 コークス押し出し装置
15 コークス押し出し装置
20 ラム
21 ラムロッド
21a ラムロッド水平部
21b ラムロッド折れ曲がり部
22 ラムヘッド
22a 上部押し当て面
22b 中間押し当て面(加振板)
22c 下部押し当て面
23 ラック
24 ラム駆動装置
24a ピニオン
26 ラムシュー
27 ガイドローラ
28 加振機
28a 加振機の一体的同期機構
29 加振ロッド
29a 前方加振ロッド
29b 後方加振ロッド
30 連結部
31 加振ロッドの支持機構
32 加振ロッドの支持機構
33 加振ロッドの支持機構
34 加振ロッドの支持機構
40 車輪
41 レール
51 直線状ラムロッド方式のコークス押し出し装置
52 折れ曲がりラムロッド方式のコークス押し出し装置

Claims (14)

  1. コークス炉の炭化室内のコークス塊にラム先端のラムヘッドを押し当ててコークス塊を炭化室から押し出す際に、コークス塊に振動を加えながら押し出すことができるコークス押し出し装置であって、ラムヘッドの押し当て面の少なくとも一部が振動可能な加振部となっており、該加振部を振動させるための加振機をラムの外部に備えているとともに、該加振機とラムとの連結と分離を行なうことができる連結・分離機構を有していることを特徴とするコークス押し出し装置。
  2. 前記加振機は、ラムが所定の位置に前進するまでの間は、ラムと連結して前進し、ラムが所定の位置まで前進したら、ラムから分離するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のコークス押し出し装置。
  3. 前記加振機は、ラムと連結して前進するための動力をラムの駆動機構から得ていることを特徴とする請求項2に記載のコークス押し出し装置。
  4. 前記連結・分離機構は、機械式嵌合装置を用いたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコークス押し出し装置。
  5. 前記連結・分離機構は、電磁石を用いたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコークス押し出し装置。
  6. 前記加振部と前記加振機は加振ロッドを介して接続していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のコークス押し出し装置。
  7. 前記加振ロッドと前記加振機の重心を結ぶ線が加振方向と一致していることを特徴とする請求項6に記載のコークス押し出し装置。
  8. ラムの駆動機構がラムロッドの下方に設置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のコークス押し出し装置。
  9. コークス炉の炭化室内のコークス塊にラム先端のラムヘッドを押し当ててコークス塊を炭化室から押し出す際に、コークス塊に振動を加えながら押し出すことができるコークスの押し出し装置であって、ラムヘッドの押し当て面の少なくとも一部が振動可能な加振部となっており、該加振部を振動させるための加振機をラムの内部に備えていることを特徴とするコークス押し出し装置。
  10. 前記加振機は、炭化室内に入らない部分に設置されていることを特徴とする請求項9に記載のコークス押し出し装置。
  11. 前記加振部と前記加振機は加振ロッドを介して接続していることを特徴とする請求項9または10に記載のコークス押し出し装置。
  12. 前記加振ロッドはラムの内部を通っていることを特徴とする請求項11に記載のコークス押し出し装置。
  13. 前記加振ロッドと前記加振機の重心を結ぶ線が加振方向と一致していることを特徴とする請求項11または12に記載のコークス押し出し装置。
  14. ラムの駆動機構がラムロッドの下方に設置されていることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載のコークス押し出し装置。
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