JP2008006287A - 活性剤の投与のための涙点プラグ - Google Patents

活性剤の投与のための涙点プラグ Download PDF

Info

Publication number
JP2008006287A
JP2008006287A JP2007162970A JP2007162970A JP2008006287A JP 2008006287 A JP2008006287 A JP 2008006287A JP 2007162970 A JP2007162970 A JP 2007162970A JP 2007162970 A JP2007162970 A JP 2007162970A JP 2008006287 A JP2008006287 A JP 2008006287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
punctal plug
active agent
plug
punctal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007162970A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5122187B2 (ja
Inventor
Helen Cui
ハン・キュイ) ヘレン・キュイ(別名
Zhigang Li
ジガン・リー
Edgar V Menezes
エドガー・ブイ・メネゼス
Aruna Nathan
アルナ・ネイサン
Michael J Trezza
マイケル・ジェイ・トレッツア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johnson and Johnson Vision Care Inc
Original Assignee
Johnson and Johnson Vision Care Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnson and Johnson Vision Care Inc filed Critical Johnson and Johnson Vision Care Inc
Publication of JP2008006287A publication Critical patent/JP2008006287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5122187B2 publication Critical patent/JP5122187B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J1/00Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
    • A61J1/05Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes for collecting, storing or administering blood, plasma or medical fluids ; Infusion or perfusion containers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J1/00Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J1/00Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
    • A61J1/14Details; Accessories therefor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】少なくとも1種類の活性剤の投与のための涙点プラグを提供する。
【解決手段】本発明は、眼の涙液および鼻涙管のうち一方またはこれら両方に活性剤(58)を投与するための涙点プラグに関し、この涙点プラグは、本体(50)と、少なくとも1つのキャップ(56)と、任意で襟部(54)とを有する。
【選択図】図5A

Description

開示の内容
〔発明の分野〕
本発明は、眼、鼻、および咽喉のうちの1つまたは2つ以上に物質を投与するのに適した器具に関する。特に、本発明は、少なくとも1種類の活性剤の投与のための涙点(punctal)プラグに関する。
〔関連出願〕
本願は、2006年6月21日に出願された米国仮特許出願第60/805,383号明細書の優先権を主張するものである。
〔発明の背景〕
ヒトの涙は、涙腺により分泌され、眼の表面を横切って、眼瞼がこれらの眼瞼の内端部で互いに一緒になる場所に位置する浅いプール(涙湖と呼ばれている)まで流れる。ここから、涙は、各眼瞼内の小さな開口部を介して流出する。これら開口部は、上涙点(the superior lacrimal puncta)および下涙点(the inferior lacrimal puncta)と呼ばれている。これら上下の涙点(punctum)から、涙は、それぞれ上下の涙小管の中に流れ込む。これら涙小管は、涙嚢に通じる管状の通路である。涙嚢は、鼻涙管の上拡張部分であり、この部分は、涙を鼻器官系中に排出する。かくして、鼻涙管に通じている涙小管を介して活性剤を鼻および咽喉に投与することができる。
活性剤は、眼の疾患および障害の治療のために眼に投与される場合が多い。活性剤を眼に投与する従来手段は、眼の表面への局所適用を含む。眼は、局所投与に比類無く適している。というのは、正しく構成されると、局所適用活性剤は、角膜を通って入り込んで眼の内部で治療的濃度レベルまで上昇するからである。眼の疾患および障害用の活性剤は経口的にまたは注入によって投与されてもよいが、かかる投与経路は、経口投与では、活性剤が眼にあまりにも低い濃度で到達するので所望の薬理学的効果を得ることができず、これらの使用法は、著しい全身性副作用により複雑であり、しかも注入は、感染の恐れをもたらすので、不都合である。
眼用活性剤の大部分は、現在、点眼薬を用いて局所的に投与されており、点眼薬は、用途によっては効果的であるが、効率が悪い。液滴が眼に添加たされた場合、液滴は、眼と眼瞼との間の嚢状空洞(ポケット)である結膜嚢からあふれ、それにより、液滴の相当な部分が、頬上への眼瞼縁のオーバーフローに起因して失われることになる。加うるに、眼表面上に止まっている液滴の相当な部分は、涙点中に排出され、薬剤の濃度を稀釈する。
〔発明および例示の実施形態の詳細な説明〕
本発明は、鼻涙管および眼の涙液のうち一方またはこれら両方に活性剤を投与するために使用できる涙点プラグを提供する。涙点プラグは、(a)第1の端部、第2の端部、および2つの端部の間に延びる側面を備えた本体と、(b)本体の第1の端部に隣接するキャップ、本体の第2の端部に隣接するキャップ、または本体の第1の端部および第2の端部の両方に隣接するキャップとを有し、本質的に(a)および(b)から成り、または(a)および(b)から成り、キャップは、少なくとも1種類の活性剤を含む活性剤含有物質で構成されている。
図1A〜図1Cおよび図2A〜図2Cには、本体10,20を備えた本発明の涙点プラグの実施形態が示されている。これらの図では、符号8,8′,28,28′で示された活性剤は、例えばキャップが溶解しまたは分解したときにキャップ6,26からそれぞれ放出されるか、または、活性剤は、キャップの構成材料である活性剤含有物質に応じてキャップから単純に拡散する。キャップは、本体の端部に付着することができる。変形例として、図2A〜図2Cに示すように、キャップ26は、プラグの本体20内に延びるステム部分27を有していてもよい。別の実施形態では、図3A〜図3Cに示すように、ステム部分を本体内にねじ込んでもよい。さらに別の変形例として、図4A〜図4Cに示すように、ステムを本体内にクリップ留めしてもよい。さらに別の変形例では、図5Aおよび図5Bに示すように、涙点プラグは、本体の第1の端部に襟部を有してもよい。かかる涙点プラグを涙小管内に挿入すると、襟部は、好ましくは、涙点の外部に載り、キャップの少なくとも一部分は、襟部に隣接して位置する。図9Aおよび図9Bに示すように、襟部94を備えた特別な涙点プラグは、軟質材料で作られたキャップ99を有していてもよく、かかる涙点プラグのキャップの少なくとも一部分は、細長く、襟部を越えて延び、これにより、キャップが含むことができる薬剤98の量が増大する。
活性剤を眼の涙液中に投与するために、涙点プラグを涙小管内に挿入した場合、好ましくは、キャップが眼に向いた涙点プラグの端部に隣接して位置し、活性剤が、眼の涙液中に放出される。活性剤を鼻涙管内に投与するため、涙点プラグを涙小管内に挿入した場合、好ましくは、キャップが鼻涙管に向いた涙点プラグの端部に隣接して位置し、活性剤が、鼻涙管内に放出される。本発明の特別な実施形態では、例えば図1A〜図1Cに示すように、本体は、涙点プラグを涙小管内に固定する拡大セグメント12を有している。本発明の別の特徴では、例えば図2Cおよび図5Bに示すように、涙点プラグを涙小管内に挿入すると、キャップが眼に向いた涙点プラグの端部に隣接して位置すると共に別のキャップが鼻涙管に向いた涙点プラグの端部に隣接して位置し、活性剤が、眼の涙液と鼻涙管の両方の中に放出されてもよい。
本明細書で用いる「涙点プラグ」という用語は、下涙点または上涙点を通って眼の下涙小管または上涙小管内に挿入されるのに適した寸法および形状の器具を意味している。
本明細書で用いる「活性剤」という用語は、障害または疾患を治療し、抑制し、または予防できる薬剤を意味している。例示の薬剤は、医薬品および栄養補助食品(nutraceuticals)を含むが、これらに限定されない。好ましい活性剤は、眼、鼻、および咽喉のうち1つまたは2つ以上の障害または疾患を治療し、抑制し、または予防できる。
本明細書で用いる「ポリマー材料」という用語は、少なくとも1種類の活性剤を含むことができる1種類または2種類以上のポリマーで作られた材料を意味し、かかるポリマーは、例えばポリマーが溶解または分解した場合、活性剤がポリマーから拡散した場合、または、プロドラッグが用いられ、このプロドラッグ内で活性剤がポリマーに取り付けられていて、材料から劈開されることにより放出される場合、活性剤を放出することができる。
本明細書で用いる「少なくとも部分的に水溶性である材料(または物質)」という表現は、水性環境に暴露されると、その結果として物質の溶解が起こるのに十分なレベルの水中での溶解性を示す材料(または物質)を意味している。
本明細書で用いる「生分解性である材料(または物質)」という表現は、一般に哺乳動物中に存在している生物学的に活性の物質に曝されると、検知可能な程度まで分解する材料(または物質)を意味している。
本明細書で用いる「水に不溶性の材料(または物質)」という表現は、水に曝されても実質的には溶解しない材料(または物質)を意味している。
本明細書で用いる「非生分解性である材料(または物質)」という表現は、一般に哺乳動物中に存在している生物学的に活性の物質に曝されても、実質的には分解しない材料(または物質)を意味している。
本明細書で用いる「キャップが取り外し可能である」、「取り外し可能なキャップ」およびこれらの派生表現は、涙小管内への涙点プラグの挿入前、挿入後、または挿入前後に涙点プラグから取り外すことができる本発明の或る涙点プラグのキャップを意味しており、この場合、キャップの取り外しは、涙点プラグの残りの部分の完全性に影響しない。
本明細書で用いる「軟質材料」という用語は、硬質ではなく、接触対象の物体が何であれその表面の形状に従う(comform)材料を意味している。
本発明は、活性剤を眼の涙液または鼻涙管に投与する多くの涙点プラグを含む。涙点プラグは、好ましくは、下涙小管、上涙小管、または下涙小管および上涙小管の両方内に挿入される。涙点プラグが活性剤を眼の涙液に投与するために用いられている場合、涙点プラグは、好ましくは、本体の一端部に襟部を有する。襟部は、涙点プラグの一部分であり、この部分は、涙小管内への涙点プラグの挿入後には襟部の少なくとも一部分が涙小管を越えて延び、涙小管の外部に位置するのに十分な程度まで、本体の一端部から半径方向外方に延びている。図5Aには、襟部54の一例が示されている。襟部が設けられていない涙点プラグの一部分が、各眼瞼の縁の涙小管の開口部である下涙小管または上涙小管のうちの一方の中に挿入される。図5Aを参照すると、拡大セグメント52および本体50は、いずれか一方の涙小管中に挿入され、襟部は、涙小管の外部に当たって位置しまたは載り、涙点プラグが涙小管内に滑り落ちないようにしており、従って、涙点プラグと眼の涙液との間の接触が、維持されるようになっている。襟部は、涙点プラグを涙小管内に少なくとも部分的に固定するのに十分な任意の寸法および形状のものであってよい。
涙点プラグが、活性剤を鼻涙管に投与するために用いられている場合、涙点プラグは、好ましくは、活性剤が涙嚢内に放出されるのに十分な深さで涙点プラグを一方または両方の涙小管内に挿入できるようにする襟部を備えていない。図1B、図2B、および図3Bには、活性剤を鼻涙管に投与するのに有用な涙点プラグの例が示されている。
本発明の多くの涙点プラグは、各々、種々の特徴および利点を備えている。例えば、或る涙点プラグは、第1の端部、第2の端部、およびこれら2つの端部の間に延びる側面を備えた本体を有する。側面は、好ましくは、形状が実質的に円形の外周部(outer diameter)を有する。或る涙点プラグの側面の一部分は、側面の残部の外径(outer diameter)よりも大きな外径を有している。図1Aを参照すると、側面の拡大部分12は、涙点プラグを涙小管内に固着または固定する。拡大部分は、拡大部分が少なくとも部分的に涙点プラグを涙小管内に固着する限り、任意の寸法または形状のものであってよく、また、側面の任意の部分上に存在してよい。有利には、拡大部分は、平たくされた頂点を有する逆三角形の形をしていてもよい。
涙点プラグの本体は、任意の適当な生体適合性材料で作られていてよく、かかる生体適合性材料は、シリコーン、シリコーン混合物、シリコーンコポリマー、例えば、pHEMA(ポリヒドロキシエチルメタクリレート)の親水性モノマー、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、およびグリセロール、ならびに例えば米国特許第5,962,548号明細書、同第6,020,445号明細書、同第6,099,852号明細書、同第6,367,929号明細書、および同第6,822,016号明細書に記載されているシリコーンヒドロゲルポリマーを含むが、これらには限定されない。なお、これら米国特許は、その記載内容全体が参照により本明細書に組み入れられる。他の適当な生体適合性材料は、例えば、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(エチレンオキシド)、ポリ(プロピレングリコール)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ヒドロキシエチルメタクリレート)、ポリ(ビニルピロリドン)、ポリアクリル酸、ポリ(エチルオキサゾリン)、ポリ(ジメチルアクリルアミド)、ホスホリピド(phospholipid)、例えば、ホスホリルコリン誘導体など、ポリスルホベタイン、ポリサッカリドおよび炭水化物、例えばヒアルロン酸、デキストラン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシルプロピルセルロース、ジェランガム、グアーガム、ヘパラン硫酸、コンドロイチン硫酸(chondritin sulfate)、ヘパリン、およびアルギン酸など、タンパク質、例えばゼラチン、コラーゲン、アルブミン、およびオバルブミンなど、ポリアミノ酸、フッ化ポリマー、例えばポリテトラフルオロエチレン(“PTFE”)、ポリフッ化ビニリデン(“PVDF”)、およびテフロン(登録商標)など、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン(登録商標)、ならびに、エチレンビニルアルコール(“EVA”)を含む。
本発明の涙点プラグは、キャップ、または本体の一部分を覆う材料または物質を有する。キャップは、種々の形状および寸法のものであってよいが、有利には、涙点プラグまたは襟部の一端に支持されまたは取り付けられるのに適した寸法および形状のものである。キャップは、好ましくは、本体の第1の端部、本体の第2の端部、または本体の第1の端部と第2の端部の両方に隣接して位置する。襟部を有する涙点プラグに関し、キャップの一部分は、好ましくは、襟部に隣接して位置する。
キャップは、本体の一部分の表面、襟部の表面、または本体と襟部の両方に付着することもできる。キャップは、好ましくは、本体か襟部の表面かのいずれか一方またはこれらの両方の端部の表面に付着する。キャップは、キャップの構成材料がそれ自体接着性または粘着性である場合、本体または襟部の表面に付着することができる。かかる材料は、シアノアクリレートおよびウレタンを含むが、これらに限定されない。変形例として、生体適合性接着剤を用いてキャップを本体または襟部の表面の一部分に付着させてもよい。適当な生体適合性接着剤は、シリコーン、ポリウレタン、シアノアクリレート、ポリアクリル酸、フィブリン、および架橋タンパク質、例えばアルブミンおよびコラーゲン−ゼラチンを含むが、これらに限定されない。架橋のために使用できる適当な作用剤は、多官能価架橋剤、ホモ二官能価架橋剤、またはヘテロ二官能価架橋剤、例えばビスN−スクシニミジル(ペンタエチレングリコール)エステル(bis N-succinimidyl(pentaethylene glycol)ester)を含むが、これらに限定されない。接着剤は、化学反応または物理的もしくは機械的インターロックを介して作用することができ、かかる接着剤の作用を光、熱、またはレーザ作動により開始させることができる。
少なくとも1種類の活性剤が、涙点プラグのキャップに被着され、キャップ全体にわたり分散され、または別の方法で涙点プラグのキャップ内に含まれ、キャップが活性剤のキャリヤとして役立つようになっている。キャップを構成する活性剤含有材料に応じて、活性剤はキャップからほぼ即座に放出されるか、または活性剤は所望の期間にわたり持続的に放出されてもよい。材料は、プラグにより投与されるべき1種類または複数種類の活性剤と適合性がある任意の材料であってよく、かかる材料は、材料の溶解もしくは分解または材料からの活性剤の拡散により活性剤を所望の仕方で放出することができる。いくつの材料を活性剤含有材料として用いてもよく、かかる材料は、天然に産出するポリマー材料と合成ポリマー材料の両方、非ポリマー材料を含むが、これらには限定されず、非ポリマー材料は、ガラスおよび粘土、有機材料、無機材料を含むが、これらには限定されず、無機材料は、多孔質セラミック、リピド、蝋等およびこれらの組み合わせを含むが、これらには限定されない。
例えば、キャップは、少なくとも部分的に水に溶けるポリマー材料で構成されていてもよい。かかるキャップが涙小管または涙液の水性環境に曝されると、かかるキャップは、好ましくは、溶解し、溶解するにつれて活性剤を放出する。キャップの構成材料の水溶性は、典型的には、その溶解度に正比例する。少なくとも部分的に水に溶ける適当なポリマー材料は、例えば、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(エチレンオキシド)、ポリ(プロピレングリコール)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ヒドロキシエチルメタクリレート)、ポリ(ビニルピロリドン)、ポリアクリル酸、ポリ(エチルオキサゾリン)、ポリ(ジメチルアクリルアミド)、ホスホリピド(phosolipid)、例えば、ホスホリルコリン誘導体など、ポリスルホベタイン、ポリサッカリド(polysaccharide)および炭水化物、例えばヒアルロン酸、デキストラン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシルプロピルセルロース、ジェランガム、グアーガム、ヘパラン硫酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリン、およびアルギン酸など、タンパク質、例えばゼラチン、コラーゲン、アルブミン、およびオバルブミンなど、ならびにポリアミノ酸を含む。この一覧表のポリマー材料は、疎水性ポリマー、モノマー、またはこれら両方と共重合されているか、または混合されていてもよい。
変形例として、キャップは、例えば典型的には哺乳動物中に存在する生物学的に活性な物質に曝されると、化学的に分解する生分解性材料で構成されたものであってもよい。生分解性材料は、好ましくは、生体内条件下で加水分解される。生分解は、典型的には、溶解よりもゆっくりと生じ、かくして、キャップは、活性剤のより遅い持続的な放出が望まれる場合、生分解性材料で作られてもよい。適当なポリマー生分解性材料は、グリコリド、ラクチド、イプシロン−カプロラクトンおよび他のヒドロキシ酸のポリマーおよびオリゴマー、ならびに非毒性でありまたは体内に通常の代謝物質として存在する物質を生じさせる他の生物学的に分解性のポリマーを含むが、これらには限定されない。好ましいポリ(アルファ−ヒドロキシ酸)は、ポリ(グリコール酸)、ポリ(2−ジオキサノン)(poly(2-dioxanone))、ポリ(DL−乳酸)およびポリ(L−乳酸)である。他の有用な材料は、ポリ(アミノ酸)、ポリカーボネート、ポリ(無水物)、ポリ(オルトエステル)、ポリ(ホスファジン)(poly(phosphazine))およびポリ(リン酸エステル)を含む。ポリラクトン、例えばポリ(イプシロン−カプロラクトン)、ポリ(デルタ−カプロラクトン)、ポリ(デルタ−バレロラクトン)およびポリ(ガンマ−ブチロラクトン)もまた有用であり、キトサン、アルギン酸、コラーゲン、およびゼラチンも同様である。本発明の特定の特徴では、キャップを構成するポリマー材料は、1種類または2種類以上の溶解性かつ生分解性ポリマーの混合物であってもよい。
キャップは、水に不溶性でありかつ非生分解性材料で作られていてもよいが、このキャップからは、活性剤が拡散することができる。この種の適当なポリマー材料は、例えば、架橋ポリマー、例えば、架橋ポリ(エチレングリコール)、ポリ(エチレンオキシド)、ポリ(プロピレングリコール)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ヒドロキシエチルメタクリレート)、ポリ(ビニルピロリドン)、ポリアクリル酸、ポリ(エチルオキサゾリン)、ポリ(ジメチルアクリルアミド)を含むが、これらには限定されない。これらポリマーは、疎水性ポリマーおよびモノマーのうちの一方または両方と共重合されているか、または混合されていてもよい。水に不溶性でありかつ(あるいは)非生分解性の適当なポリマーの追加の例は、シリコーン、ポリウレタン、シアノアクリレート、ポリアクリル酸、フィブリン、および架橋タンパク質、例えばアルブミンおよびコラーゲン−ゼラチンを含むが、これらには限定されない。
本発明の涙点プラグの或る実施形態では、キャップは、涙点プラグの本体内に位置付けされたステム部分を有する。図10は、リブ104に取り付けられたキャップ106を有する涙点プラグ本体100の立体図である。キャップ106は、ステム部分107を有し、このステム部分は、本体100内へ下方に延びている。ステムは図10に示すように涙点プラグの本体内にねじ込まれるか、またはクリップ留めされてもよく、あるいは、本体の或る部分内に単に挿入されてもよい。ステム部分を備えたキャップを有する涙点プラグは、襟部を備えていてもよいし、備えていなくてもよい。ステムは、ステムを挿入する本体の部分の形状に応じて、対称的であっても、非対称的であってもよい。本体の内壁は、実質的に平滑であってもよいし、またはステム本体内に維持するのを助ける特徴部を有してもよく、かかる特徴部は、内壁に設けられた溝、凹み、でこぼこ等を備えた表面を含むが、これらには限定されない。変形実施形態では、キャップ全体にわたって設けられまたは分散した活性剤に加えて、活性剤はキャップおよびステム部分の両方、あるいはキャップまたはステム部分のうちの一方に被着されるか、これら全体にわたって分散されるか、または別の方法でキャップおよびステム部分の両方、あるいはキャップまたはステム部分のうちの一方内に含まれてもよい。
本体の第1の端部に襟部を備えた涙点プラグの場合、キャップの少なくとも一部分は、好ましくは、襟部に隣接して位置し、活性剤は、好ましくは、プラグが涙小管内に挿入されると、眼の涙液中に放出される。襟部に隣接するキャップを備えた涙点プラグはまた、本体の、鼻涙管に向いた第2の端部にキャップを有していてもよく、涙点プラグが涙小管内に挿入されると、活性剤は、かかる涙点プラグから眼の涙液と鼻涙管の両方の中に放出される。
或る涙点プラグ、例えば、活性剤を目の類液に投与するために用いられる襟部を備えた涙点プラグの場合、キャップが涙小管内への挿入後に溶解または腐食する材料で作られている場合、例えばキャップが溶解しまたは腐食した後に、先のキャップ内の活性剤と同じまたはこれとは異なる活性剤を含んだ新たなキャップを涙点プラグに添加することができる。新たなキャップは、先のキャップの構成材料と同じまたはこれとは異なる材料で構成できる。或る涙点プラグのキャップは、涙点プラグが涙小管内に位置したままの状態で、交換することができるが、別の涙点プラグは、キャップを交換するために涙小管から取り出され、それから再び涙小管内に挿入される。涙点プラグのキャップは、キャップが完全に溶解または腐食したかどうかとは無関係に、涙小管内への挿入後にいつでも交換できる。
活性剤は、好ましくは、水に不溶性でありかつ非生分解性の材料で作られた涙点プラグのキャップから受動的に拡散する。かかる涙点プラグのうち或るもの、例えば、活性剤を眼の涙液に投与するために用いられる襟部付きの涙点プラグは、例えば実質的に全ての活性剤がキャップから拡散した後に、涙点プラグから取り外すことができるキャップを有し、キャップの取り外しは、涙点プラグの残部の完全性に悪影響を及ぼさない。先のキャップ内の活性剤と同じまたはこれとは異なる活性剤の入った新たなキャップを涙点プラグに付加することができる。新たなキャップは、先のキャップが構成されていたポリマー材料と同じまたはこれとは異なるポリマー材料で構成されていてよい。キャップをかかる涙点プラグのうちの幾つかから取り外すことができ、涙点プラグが涙小管内に挿入された後、涙点プラグが涙小管内に位置したままの状態で新たなキャップを付加することができる。別の涙点プラグは涙小管から取り出されて既存のキャップが新たなキャップと置き換えられる。
襟部を備えた涙点プラグのうちの或るものは、襟部に隣接して設けられていて、軟質材料で作られたキャップを有していてもよい。かかるキャップの1つまたは2つ以上の部分は、襟部を越えて延びていてもよく、これにより、キャップが保持できる活性剤の量が増大する。かかるキャップのために適当な材料は、低分子量ポリマーまたはエラストマー、例えばポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル樹脂およびこれらのコポリマーを含む。かかる涙点プラグでは、キャップの一部分は、襟部に載っており、キャップの少なくとも一部分は、好ましくは、襟部に載っている部分を越えて延びる。かかる涙点プラグでは、キャップは、透明でありまたは肌色であってもよい。
本発明の涙点プラグは、例えば溶液流延、押出成型、共有結合またはイオン結合の形成による化学的架橋、旋盤加工(lathing)、圧縮成型、射出成型、液体注入成型、吹込成型および重合のような技術を含む方法を用いて製造でき、かかる重合は、光重合、熱重合、イオン開始重合、およびレドックス開始重合を含む。涙点プラグおよびキャップは、典型的には別々に製造される。キャップは、例えば溶液流延、押出成型、共有結合またはイオン結合の形成による化学的架橋、旋盤加工、圧縮成型、射出成型、液体注入成型、吹込成型および重合のような技術を含む方法を用いて製造でき、かかる重合は、光重合、熱重合、イオン開始重合、およびレドックス開始重合を含む。活性剤は、例えば射出成型または活性剤をキャップ材料中に溶解させることを介して、キャップの製造中にキャップを構成する材料に添加することによりキャップに混ぜ込まれてもよいし、または、涙点プラグのキャップの製造に続いて、例えば少なくとも1種類の活性剤の溶液、例えば、薬剤入りの溶液を予め成型されたキャップ中に浸すか、または材料の表面改質に続いて活性剤を共有結合により結合させることにより(これらには限定されない)活性剤を涙点プラグのキャップに付着させてもよい。
本発明のプラグに用いられる活性剤の量は、選択された1種類または複数種類の活性剤、涙点プラグを介して投与されるべき所望の服用量、所望の放出率、活性剤の融点、およびキャップを形成するために用いられる材料で決まる。好ましくは、使用量は、治療的に有効な量であり、これは、所望の治療、抑制、または予防効果を達成するのに有効な量を意味する。典型的には、約0.05〜約8,000マイクログラムの量の活性剤が用いられてよい。
本明細書において説明されている涙点プラグは、多くの疾患および障害の治療、抑制、および予防のうちの1つまたは2つ以上のための種々の活性剤を投与するために使用できる。各涙点プラグを用いると、少なくとも1種類の活性剤を投与することができ、また、互いに異なる種類の活性剤を投与することができる。例えば、涙点プラグは、アレルギーの治療、抑制、および予防のうちの1つまたは2つ以上のためのアゼラスチンHCl、エダマスチンジフメレート(emadastine difumerate)、エピナスチンHCl(epinastine HCl)、ケトチフェンフメレート(ketotifen fumerate)、レボカバスチンHCl(levocabastine HCl)、オロパタジンHCl(olopatadine HCl)、マレイン酸フェニラミン、およびリン酸アンタゾリンを投与するために使用できる。涙点プラグを用いると、肥満細胞安定化薬、例えば、クロモリンナトリウム、ロドキサミドトロメタミン(lodoxamide tromethamine)、ネドクロミルナトリウム(nedocromil sodium)、およびペルミロラストカリウム(permirolast potassium)を投与することができる。
涙点プラグを用いると、散瞳薬および毛様体筋麻痺薬、例えばヘニレフリン(henylephrine)、硫酸アトロピン、ホマトロピン、スコポラミンHBr、シクロペントレートHCl、トロピカミド、およびフェニレフリンHClを投与することができる。涙点プラグを用いると、目薬染料、例えばローズベンガル(rose begal)、シッサミングリーン(sissamine green)、インドシアニングリーン、フルオレキソン(fluorexon)、およびフルオレセイン(これらには限定されない)を投与することができる。
涙点プラグを用いると、コルチコステロイド(副腎皮質ステロイド)、例えば、デキサメタゾンリン酸ナトリウム、デキサメサゾン、フルオロメタロン(fluoromethalone)、フルオロメタロンアセテート(fluoromethalone acetate)、ロテプレドノルエスタボネート(loteprednol etabonate)、酢酸プレドニゾン、リン酸プレドニゾロンナトリウム、メドリゾン、リメキソロン(rimexolone)、およびフルオシノロンアセトニドを投与することができる。涙点プラグを用いると、非ステロイド系抗炎症薬、例えばフルルビプロフェンナトリウム、スプロフェン、ジクロフェナクナトリウム、ケトロラックトロメタミン(ketorolac tromethamine)、シクロスポリン、ラパマイシンメトトレキサート、アザチオプリン、およびブロモクリプチンを投与することができる。
涙点プラグを用いると、抗感染症薬、例えば、トブラマイシン、モキシフロキサシン(moxifloxacin)、オフロキサシン、ガチフロキサシン(gatifloxacin)、シプロフロキサシン、ゲンタマイシン、スルフィソキサゾールジオラミン、スルファセタミドナトリウム、バンコマイシン、ポリミキシンB、アミカシン、ノルフロキサシン、レボフロキサシン、スルフィソキサゾールジオラミン、スルファセタミドナトリウムテトラサイクリン、ドキシサイクリン、ジクロキサシリン、セフェレキシン、アモキシリン/クラブラン酸、セフトリアキソン、セフィキシム、エリスロマイシン、オフロキサシン、アジスロマイシン、ゲンタマイシン、スルファジアジン、およびピリメタミン(これらには限定されない)を投与することができる。
涙点プラグを用いると、緑内障の治療、抑制、および予防のうちの1つまたは2つ以上のための薬剤を投与することができ、かかる薬剤は、例えばジピベフリンを含むエピネフリン、例えばアプロクロニジン(aproclonidine)およびブリモニジン(brimonidine)を含むアルファ−2アドレナリン受容体(作動性レセプタ)、例えばベタキソロール(betaxolol)、カルテオロール、レボブノロール(levobunolol)、メチプラノロール(metipranolol)、およびチモロールを含むβ遮断薬、例えばカルバコールおよびピロカルピンを含む直接作用型縮瞳薬(direct miotics)、例えばフィゾスチグミンおよびエコチオフェートを含むコリンエステラーゼ抑制因子、例えばアセタゾルアミド、ブリンゾルアミド(brinzolamide)、ドルゾルアミド(dorzolamide)、およびメタゾルアミドを含む炭素脱水酵素阻害薬、例えばラタノプロスト(latanoprost)、ビマトプロスト(bimatoprost)、ウラボプロスト(uravoprost)、およびウノプロストーンシドフォビル(unoprostone cidofovir)を含む(これらには限定されない)プロストグランジン(prostoglandin )およびプロスタミド(prostamid )を含むが、これらには限定されない。
涙点プラグを用いると、抗ウイルス薬を投与することができ、かかる抗ウイルス薬は、ホミビルセンナトリウム、フォスカルネットナトリウム、ガンシクロビルナトリウム、バルガンシクロビルHCl(valganciclovir HCl)、トリフルリジン(trifluridine)、アシクロビル、およびファミシクロビル(famciclovir)を含むが、これらには限定されない。涙点プラグを用いると、局所麻酔薬を投与することができ、かかる局所麻酔薬は、テトラカインHCl、プロパラカインHCl、およびフルオレセインナトリウム、ベノキシネートおよびフルオレセインナトリウム、ベノキシネートおよびフルオレキソン二ナトリウム(fluorexon disodium)を含むが、これらには限定されない。涙点プラグを用いると、抗真菌薬を投与することができ、かかる抗真菌薬は、例えば、フルコナゾール、フルシトシン、アムホテリシンB、イトラコナゾール、およびケトコナゾールを含む。
涙点プラグを用いると、鎮痛薬を投与することができ、かかる鎮痛薬は、アセトアミノフェンおよびコデイン、アセトアミノフェンおよびヒドロコドン、アセトアミノフェン、ケトロラック(ketorolac)、イブプロフェン、およびトラマドールを含むが、これらには限定されない。涙点プラグを用いると、血管収縮薬を投与することができ、かかる血管収縮薬は、塩酸エフェドリン、塩酸ナファゾリン、塩酸フェニレフリン、塩酸テトラヒドロゾリン、およびオキシメタゾリンを含むが、これらには限定されない。最後に、涙点プラグを用いると、ビタミン、抗酸化薬、および栄養補助食品を投与することができ、これらには、ビタミンA、ビタミンD,ビタミンE、ルテイン、タウリン、グルタチオン、ゼアキサンチン、脂肪酸等が挙げられるが、これらには限定されない。
涙点プラグにより投与される活性剤は、付形剤を含むよう処方されてもよく、かかる付形剤は、合成および天然ポリマーを含むが、これらには限定されず、かかるポリマーは、例えば、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸、ヒドロキシメチルセルロース、グリセリン、ヒプロメロス(hypromelos)、ポリビニルピロリドン、カルボポール(carbopol)、プロピレングリコール、ヒドロキシプロピルグアー、グルカム−20(glucam-20)、ヒドロキシプロピルセルロース、ソルビトール、デキストロース(ブドウ糖)、ポリソルベート、マンニトール、デキストラン、改質ポリサッカリドおよびガム、ホソリピド(phosolipid)、およびスルフォベタイン(sulphobetain)を含む。
〔実施の態様〕
本発明の具体的な実施態様は、次の通りである。
(1)涙点プラグにおいて、
第1の端部、第2の端部、および、前記2つの端部の間に延びる側面を備えた本体と、
前記本体の前記第1の端部に隣接するキャップ、前記本体の前記第2の端部に隣接するキャップ、または前記本体の前記第1の端部および前記第2の端部の両方に隣接するキャップと、
を有し、
前記キャップは、少なくとも1種類の活性剤を含む活性剤含有物質で構成されている、涙点プラグ。
(2)実施態様(1)記載の涙点プラグにおいて、
前記側面は、形状が実質的に円形の外周部を有し、
前記側面の一部分は、前記側面の残部の外径よりも大きな外径を有する、涙点プラグ。
(3)実施態様(1)または(2)記載の涙点プラグにおいて、
各キャップは、少なくとも部分的に水溶性であるポリマー材料、生分解性のポリマー材料、または水に不溶性でありかつ非生分解性のポリマー材料で構成され、
前記活性剤は、前記キャップから受動的に拡散する、涙点プラグ。
(4)実施態様(2)または(3)記載の涙点プラグにおいて、
前記側面の残部の外径よりも大きな外径を有する前記側面の前記一部分は、前記涙点プラグが涙小管内に挿入されると、前記涙点プラグを前記涙小管内に固定する、涙点プラグ。
(5)実施態様(1)または(2)記載の涙点プラグにおいて、
一方または両方の前記キャップは、前記本体の端部に付着している、涙点プラグ。
(6)実施態様(5)記載の涙点プラグにおいて、
前記本体の前記端部に付着する1つまたは複数の前記キャップを前記本体に付着させる生体適合性接着剤、
を更に有する、涙点プラグ。
(7)実施態様(1)または(2)記載の涙点プラグにおいて、
前記キャップは、キャップのステム部分を更に有する、涙点プラグ。
(8)実施態様(6)記載の涙点プラグにおいて、
前記涙点プラグの前記本体内に位置付けされた前記キャップの前記一部分は、前記涙点プラグの前記本体にねじ込まれている、涙点プラグ。
(9)実施態様(6)記載の涙点プラグにおいて、
前記涙点プラグの前記本体内に位置付けされた前記キャップの前記一部分は、前記涙点プラグの前記本体内にクリップ留めされている、涙点プラグ。
(10)実施態様(1)または(2)記載の涙点プラグにおいて、
前記涙点プラグが前記涙小管内に挿入されると、キャップが、眼に向いた前記涙点プラグの端部に隣接して配置され、前記活性剤は、前記眼の涙液中に放出される、涙点プラグ。
(11)実施態様(1)または(2)記載の涙点プラグにおいて、
前記涙点プラグが前記涙小管内に挿入されると、キャップが、鼻涙管に向いた前記涙点プラグの端部に隣接して配置され、前記活性剤は、鼻涙管内に放出される、涙点プラグ。
(12)実施態様(1)または(2)記載の涙点プラグにおいて、
前記涙点プラグが前記涙小管内に挿入されると、キャップが、前記眼に向いた前記涙点プラグの端部に隣接して配置され、別のキャップが、鼻涙管に向いた前記涙点プラグの端部に隣接して配置され、前記活性剤は、眼の涙液と鼻涙管の両方の中に放出される、涙点プラグ。
(13)実施態様(1)または(2)記載の涙点プラグにおいて、
前記本体の前記第1の端部に設けられた襟部、
を更に有し、
キャップの少なくとも一部分は、前記襟部に隣接して位置し、
前記活性剤は、眼の涙液中に放出される、涙点プラグ。
(14)実施態様(13)記載の涙点プラグにおいて、
第2のキャップが前記本体の前記第2の端部に隣接して位置し、
前記活性剤はまた、鼻涙管内に放出される、涙点プラグ。
(15)実施態様(13)記載の涙点プラグにおいて、
前記襟部に隣接して位置する前記キャップは、少なくとも部分的に水溶性でありかつ経時的に溶解するポリマー材料で構成され、前記キャップは、前記ポリマー材料が溶解するにつれて前記活性剤を放出する、涙点プラグ。
(16)実施態様(13)記載の涙点プラグにおいて、
前記襟部に隣接して位置する前記キャップは、生分解性でありかつ経時的に分解するポリマー材料で構成され、
前記キャップは、前記ポリマー材料が分解するにつれて前記活性剤を放出する、涙点プラグ。
(17)実施態様(13)記載の涙点プラグにおいて、
前記襟部に隣接して位置する前記キャップは、水に不溶性でありかつ非生分解性であるポリマー材料で構成され、
前記活性剤は、前記キャップから受動的に拡散する、涙点プラグ。
(18)実施態様(17)記載の涙点プラグにおいて、
前記襟部に隣接して位置する前記キャップは、取り外し可能である、涙点プラグ。
(19)実施態様(13)記載の涙点プラグにおいて、
前記襟部に隣接して位置する前記キャップは、軟質ポリマー材料で構成され、
前記キャップの少なくとも一部分は、前記襟部を越えて延びている、涙点プラグ。
(20)実施態様(13)記載の涙点プラグにおいて、
前記キャップは、ステム部分を更に有する、涙点プラグ。
(21)実施態様(20)記載の涙点プラグにおいて、
前記キャップの前記ステム部分は、前記涙点プラグの前記本体にねじ込まれている、涙点プラグ。
(22)実施態様(20)記載の涙点プラグにおいて、
前記キャップの前記ステム部分は、前記涙点プラグの前記本体内にクリップ留めされている、涙点プラグ。
(23)方法において、
実施態様(1)記載の涙点プラグを涙小管内に挿入するステップ、
を有する、方法。
(24)方法において、
実施態様(11)記載の涙点プラグを涙小管内に挿入するステップ、
を有する、方法。
拡大セグメント12を備えた本体10および活性剤8の入っているキャップ6を有する涙点プラグの断面図である。 拡大セグメント12を備えた本体10および活性剤8の入っているキャップ6を有する涙点プラグの断面図である。 拡大セグメント12を備えた本体10、活性剤8の入っている第1のキャップ6、および活性剤8′の入っている第2のキャップ6′を有する涙点プラグの断面図である。 拡大セグメント22を備えた本体20と、ステム27を含み、かつ活性剤28を含んでいるキャップ26とを有する涙点プラグの断面図であり、キャップのステム部分27が、涙点プラグの本体20内に位置付けされている状態を示す図である。 拡大セグメント22を備えた本体20と、ステム27を含み、かつ活性剤28を含んでいるキャップ26とを有する涙点プラグの断面図であり、キャップのステム部分27が、涙点プラグの本体20内に位置付けされている状態を示す図である。 拡大セグメント22を備えた本体20と、ステム27を含み、かつ活性剤28を含んでいる第1のキャップ26と、活性剤28′を含んでいる第2のキャップ26′とを有する涙点プラグの断面図であり、第1のキャップのステム部分27が、涙点プラグの本体20内に位置付けされている状態を示す図である。 拡大セグメント32を備えた本体30と、ステム37を含み、かつ活性剤38を含んでいるキャップ36とを有する涙点プラグの断面図であり、キャップのステム部分37が、涙点プラグの本体30内にねじ込まれている状態を示す図である。 拡大セグメント32を備えた本体30と、ステム37を含み、かつ活性剤38を含んでいるキャップ36とを有する涙点プラグの断面図であり、キャップのステム部分37が、涙点プラグの本体30内にねじ込まれている状態を示す図である。 拡大セグメント32を備えた本体30と、ステム37を含み、かつ活性剤38を含んでいる第1のキャップ36と、活性剤38′を収容している第2のキャップ36′とを有する涙点プラグの断面図であり、第1のキャップのステム部分37が、涙点プラグの本体30内にねじ込まれている状態を示す図である。 拡大セグメント42を備えた本体40と、ステム47を含み、かつ活性剤48を含んでいるキャップ46とを有する涙点プラグの断面図であり、キャップのステム部分47が、涙点プラグの本体40内にクリップ留めされている状態を示す図である。 拡大セグメント42を備えた本体40と、ステム47を含み、かつ活性剤48を含んでいるキャップ46とを有する涙点プラグの断面図であり、キャップのステム部分47が、涙点プラグの本体40内にクリップ留めされている状態を示す図である。 拡大セグメント42を備えた本体40と、ステム47を含み、かつ活性剤48を含んでいる第1のキャップ46と、活性剤48′を含んでいる第2のキャップ46′とを有する涙点プラグの断面図であり、第1のキャップのステム部分47が、涙点プラグの本体40内にクリップ留めされている状態を示す図である。 拡大セグメント52を備えた本体50と、襟部54と、活性剤58を含んでいるキャップ56とを有する涙点プラグの断面図である。 拡大セグメント52を備えた本体50と、襟部54と、活性剤58を含んでいる第1のキャップ56と、活性剤58′を含んでいる第2のキャップ56′とを有する涙点プラグの断面図である。 拡大セグメント62を備えた本体60と、襟部64と、ステム67を含み、かつ活性剤68を含んでいるキャップ66とを有する涙点プラグの断面図であり、キャップのステム部分67が、涙点プラグの本体60内に位置付けされている状態を示す図である。 拡大セグメント62を備えた本体60と、襟部64と、ステム67を含み、かつ活性剤68を含んでいる第1のキャップ66と、活性剤68′を含んでいる第2のキャップ66′とを有する涙点プラグの断面図であり、第1のキャップのステム部分67が、涙点プラグの本体60内に位置付けされている状態を示す図である。 拡大セグメント72を備えた本体70と、襟部74と、ステム77を含み、かつ活性剤78を含んでいるキャップ76とを有する涙点プラグの断面図であり、キャップのステム部分77が、涙点プラグの本体70内にねじ込まれている状態を示す図である。 拡大セグメント72を備えた本体70と、襟部74と、ステム77を含み、かつ活性剤78を含んでいる第1のキャップ76と、活性剤78′を含んでいる第2のキャップ76′とを有する涙点プラグの断面図であり、第1のキャップのステム部分77が、涙点プラグの本体70内にねじ込まれている状態を示す図である。 拡大セグメント82を備えた本体80と、襟部84と、ステム87を含み、かつ活性剤88を含んでいるキャップ86とを有する涙点プラグの断面図であり、キャップのステム部分87が、涙点プラグの本体80内にクリップ留めされている状態を示す図である。 拡大セグメント82を備えた本体80と、襟部84と、ステム87を含み、かつ活性剤88を含んでいる第1のキャップ86と、活性剤88′を含んでいる第2のキャップ86′とを有する涙点プラグの断面図であり、第1のキャップのステム部分87が、涙点プラグの本体80内にクリップ留めされている状態を示す図である。 拡大セグメント92を備えた本体90と、襟部94と、ステム97を含み、かつ活性剤98を含んでいるキャップ96とを有する涙点プラグの断面図であり、キャップのステム部分97が、涙点プラグの本体90内に位置付けされ、キャップの一部分99が、襟部94を越えて延びている状態を示す図である。 拡大セグメント92を備えた本体90と、襟部94と、ステム97を含み、かつ活性剤98を含んでいるキャップ96と、活性剤98′を含んでいるキャップ96′とを有する涙点プラグの断面図であり、キャップのステム部分97が、涙点プラグの本体90内に位置付けされ、第1のキャップの一部分99が、襟部94を越えて延びている状態を示す図である。 図8に2次元で示された涙点プラグの3次元図であり、涙点プラグが、拡大セグメント102を備えた本体100と、襟部104と、ステム107を含み、かつ活性剤108を含んでいるキャップ106とを有しており、キャップのステム部分107が、涙プラグの本体100内にクリップ留めされている状態を示す図である。

Claims (9)

  1. 涙点プラグにおいて、
    第1の端部、第2の端部、および、前記2つの端部の間に延びる側面を備えた本体と、
    前記本体の前記第1の端部に隣接するキャップ、前記本体の前記第2の端部に隣接するキャップ、または前記本体の前記第1の端部および前記第2の端部の両方に隣接するキャップと、
    を有し、
    前記キャップは、少なくとも1種類の活性剤を含む活性剤含有物質で構成されている、涙点プラグ。
  2. 請求項1記載の涙点プラグにおいて、
    各キャップは、少なくとも部分的に水溶性であるポリマー材料、生分解性のポリマー材料、または水に不溶性でありかつ非生分解性のポリマー材料で構成され、
    前記活性剤は、前記キャップから受動的に拡散する、涙点プラグ。
  3. 請求項2記載の涙点プラグにおいて、
    前記側面の残部の外径よりも大きな外径を有する前記側面の一部分は、前記涙点プラグが涙小管内に挿入されると、前記涙点プラグを前記涙小管内に固定する、涙点プラグ。
  4. 請求項1記載の涙点プラグにおいて、
    前記キャップは、キャップのステム部分を更に有する、涙点プラグ。
  5. 請求項1記載の涙点プラグにおいて、
    前記本体の前記第1の端部に設けられた襟部、
    を更に有し、
    キャップの少なくとも一部分は、前記襟部に隣接して位置し、
    前記活性剤は、眼の涙液中に放出される、涙点プラグ。
  6. 請求項5記載の涙点プラグにおいて、
    前記襟部に隣接して位置する前記キャップは、少なくとも部分的に水溶性でありかつ経時的に溶解するポリマー材料で構成され、前記キャップは、前記ポリマー材料が溶解するにつれて前記活性剤を放出する、涙点プラグ。
  7. 請求項5記載の涙点プラグにおいて、
    前記襟部に隣接して位置する前記キャップは、生分解性でありかつ経時的に分解するポリマー材料で構成され、
    前記キャップは、前記ポリマー材料が分解するにつれて前記活性剤を放出する、涙点プラグ。
  8. 請求項5記載の涙点プラグにおいて、
    前記襟部に隣接して位置する前記キャップは、水に不溶性でありかつ生分解性であるポリマー材料で構成され、
    前記活性剤は、前記キャップから受動的に拡散する、涙点プラグ。
  9. 請求項8記載の涙点プラグにおいて、
    前記襟部に隣接して位置する前記キャップは、取り外し可能である、涙点プラグ。
JP2007162970A 2006-06-21 2007-06-20 活性剤の投与のための涙点プラグ Expired - Fee Related JP5122187B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US80538306P 2006-06-21 2006-06-21
US60/805,383 2006-06-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008006287A true JP2008006287A (ja) 2008-01-17
JP5122187B2 JP5122187B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=38830276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007162970A Expired - Fee Related JP5122187B2 (ja) 2006-06-21 2007-06-20 活性剤の投与のための涙点プラグ

Country Status (9)

Country Link
JP (1) JP5122187B2 (ja)
KR (1) KR20070121580A (ja)
CN (1) CN101505694B (ja)
AR (1) AR061551A1 (ja)
AU (1) AU2007202876A1 (ja)
BR (2) BRPI0713719A2 (ja)
CA (1) CA2592541A1 (ja)
SG (1) SG138564A1 (ja)
TW (1) TWI451888B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012515628A (ja) * 2009-01-23 2012-07-12 キュー エル ティー インク. 1つまたは複数の薬剤の徐放性送達
JP2017121585A (ja) * 2012-02-29 2017-07-13 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc. 電圧が印加される収容アレイを有する涙点プラグ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8974055B2 (en) * 2013-03-15 2015-03-10 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Method and apparatus for encapsulating a rigid insert in a contact lens for correcting vision in astigmatic patients

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3949750A (en) * 1974-10-07 1976-04-13 Freeman Jerre M Punctum plug and method for treating keratoconjunctivitis sicca (dry eye) and other ophthalmic aliments using same
WO2000062760A1 (en) * 1999-04-19 2000-10-26 Eyelab Group, Llc Ophthalmic insert and method for sustained release of medication to the eye
WO2005086694A2 (en) * 2004-03-04 2005-09-22 Clarity Corporation Occlusive biomedical devices, punctum plugs, and methods of use thereof
WO2006014793A1 (en) * 2004-07-26 2006-02-09 Clarity Corporation Implantable device having reservoir with controlled release of medication and method of manufacturing the same
WO2006014434A2 (en) * 2004-07-02 2006-02-09 Eliot Lazar Treatment medium delivery device and methods for delivery

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MY125849A (en) * 1997-07-25 2006-08-30 Alza Corp Osmotic delivery system, osmotic delivery system semipermeable body assembly, and method for controlling delivery rate of beneficial agents from osmotic delivery systems
CN100349562C (zh) * 2001-07-23 2007-11-21 爱尔康公司 眼部药物输送装置
US20050232972A1 (en) * 2004-04-15 2005-10-20 Steven Odrich Drug delivery via punctal plug

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3949750A (en) * 1974-10-07 1976-04-13 Freeman Jerre M Punctum plug and method for treating keratoconjunctivitis sicca (dry eye) and other ophthalmic aliments using same
WO2000062760A1 (en) * 1999-04-19 2000-10-26 Eyelab Group, Llc Ophthalmic insert and method for sustained release of medication to the eye
WO2005086694A2 (en) * 2004-03-04 2005-09-22 Clarity Corporation Occlusive biomedical devices, punctum plugs, and methods of use thereof
WO2006014434A2 (en) * 2004-07-02 2006-02-09 Eliot Lazar Treatment medium delivery device and methods for delivery
WO2006014793A1 (en) * 2004-07-26 2006-02-09 Clarity Corporation Implantable device having reservoir with controlled release of medication and method of manufacturing the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012515628A (ja) * 2009-01-23 2012-07-12 キュー エル ティー インク. 1つまたは複数の薬剤の徐放性送達
JP2016127945A (ja) * 2009-01-23 2016-07-14 マティ セラピューティクス,インク. 1つまたは複数の薬剤の徐放性送達
JP2017121585A (ja) * 2012-02-29 2017-07-13 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc. 電圧が印加される収容アレイを有する涙点プラグ

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI0704592A (pt) 2008-06-03
CA2592541A1 (en) 2007-12-21
CN101505694A (zh) 2009-08-12
JP5122187B2 (ja) 2013-01-16
AU2007202876A1 (en) 2008-01-17
CN101505694B (zh) 2012-02-22
BRPI0713719A2 (pt) 2012-10-30
AR061551A1 (es) 2008-09-03
SG138564A1 (en) 2008-01-28
KR20070121580A (ko) 2007-12-27
TWI451888B (zh) 2014-09-11
TW200808395A (en) 2008-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5290167B2 (ja) 活性剤送達用の涙点プラグ
US9173773B2 (en) Punctal plugs for the delivery of active agents
AU2010234876B2 (en) Punctal plugs
US20080045911A1 (en) Punctal plugs for the delivery of active agents
US20100256578A1 (en) Punctal Plugs
JP5259130B2 (ja) 活性剤の投与のための涙点プラグ
JP2008049129A (ja) 活性剤の投与のための涙点プラグ
JP5122187B2 (ja) 活性剤の投与のための涙点プラグ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071205

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081110

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121024

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees