JP2008005103A - テレビ放送受信装置 - Google Patents

テレビ放送受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008005103A
JP2008005103A JP2006171170A JP2006171170A JP2008005103A JP 2008005103 A JP2008005103 A JP 2008005103A JP 2006171170 A JP2006171170 A JP 2006171170A JP 2006171170 A JP2006171170 A JP 2006171170A JP 2008005103 A JP2008005103 A JP 2008005103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
subtitle
information
translucent
subtitle information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006171170A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Yamamoto
一成 山本
Shinji Otake
信二 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2006171170A priority Critical patent/JP2008005103A/ja
Publication of JP2008005103A publication Critical patent/JP2008005103A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Studio Circuits (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】字幕や文字スーパー等の字幕情報を簡単に半透明に変換すること。
【解決手段】字幕デコーダ190では、符号解析部191aがTSデコーダ120からの字幕情報を解析して制御情報と文字情報とに分け出力する。制御情報解析抽出部191bでは、字幕情報中の文字位置や色情報などの制御情報を解析し、色情報を字幕色変換部192へ出力する。字幕色変換部192では、字幕半透明化機能選択メニュー700におけるユーザからの指令に基づき、半透明化が指示されている場合、半透明色変換テーブルメモリ193を参照して字幕情報の色情報である不透明色を半透明色に変換して、字幕情報表示制御部194へ出力する。字幕情報表示制御部194は、文字情報解析部191cにて解析された字幕情報中の文字コード等を、字幕色変換部192から指定された元の色、あるいは半透明色にて表示されるように出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、字幕情報を映像に重ねて表示するテレビ放送受信装置に関する。
従来、字幕提示機能を有するTV放送受信装置において、字幕を提示する際のフォーマットを変更できるようにしたものがあり、選択可能な字幕フォーマットとして、下記の項目を挙げている。
1.フォントタイプ(ゴシック体・明朝体など)
2.フォントサイズ(あらかじめ項目化された、数種類のフォントサイズ)
3.フォントカラー(文字色および背景色)
4.エッジ色(文字縁取り部分の色。いわゆる中間色)
5.上記フォントカラー、エッジ色の透明度
これらの項目について、ユーザに対し選択可能な項目を複数用意し、自由なフォーマットにて字幕が出力されるような調整を可能としている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2006−41749号公報
しかし、上記の特許文献1に記載の従来技術では、ユーザが色の半透明度選択を行った場合、透明度の変更と共に他の各項目(色、フォント)を考慮、調整する必要があり、ユーザの設定作業が冗長になるおそれがある、という問題がある。
また、透明度の変更パターンはそれまでの選択結果に依存し、色情報の再計算処理が必要になるか、または多くの色情報をあらかじめ用意・管理しなければならず、放送局が意識的に文字色を分けているような場合も、全て設定した色(同じ色)で表示されてしまう、という問題もある。
そこで、本発明は、テレビ画面に表示される字幕や文字スーパー等を簡単に半透明に変換することができるデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のテレビ放送受信装置では、テレビ放送信号に含まれる字幕情報を解析し、その字幕情報の色情報を抽出する字幕情報解析抽出手段と、前記字幕情報の不透明色と、その不透明色を半透明にした半透明色とを対応させた半透明色変換テーブルを予め記憶した半透明色変換メモリと、ユーザにより前記字幕情報の半透明表示が指定された場合、前記半透明色変換テーブルを参照して、前記字幕情報解析抽出手段によって抽出された前記色情報に基づき前記字幕情報の不透明色を半透明色に変換する字幕色変換手段と、前記字幕色変換手段によって半透明色に変換された前記字幕情報を表示する字幕情報表示制御手段と、を有するものである。
また、本発明の別のテレビ放送受信装置では、テレビ放送信号に含まれる字幕情報を解析し、その字幕情報の色情報中の色番号を抽出する字幕情報解析抽出手段と、ユーザにより前記字幕情報の半透明表示が指定された場合、前記字幕情報解析抽出手段によって抽出された前記字幕情報の色情報中の色番号に所定の値をプラスして、前記字幕情報の不透明色を半透明色に変換する字幕色変換手段と、前記字幕色変換手段によって半透明色に変換された前記字幕情報を表示する字幕情報表示制御手段と、を有するものである。
なお、上記テレビ放送受信装置において、前記字幕情報が文字部分と、その背景部分とからなる場合、前記字幕色変換手段は、ユーザにより前記字幕情報の半透明表示が指定された場合、前記字幕情報の文字部分とその背景部分の全てを色相はそのままで半透明色に変換するか、あるいは前記字幕情報の文字部分あるいはその背景部分の一方を色相はそのままで半透明色に変換する、ようにしても勿論よい。
本発明のデジタル放送受信装置によれば、ユーザにより字幕情報の表示形式として半透明表示が選択された場合、半透明色変換テーブルに基づいて字幕情報の不透明色は色相はそのままで半透明色に変換したり、あるいは字幕情報の色情報中の色番号に所定の値をプラスして字幕情報を色相はそのままで半透明色に変換してモニタに表示するので、字幕情報を簡単に半透明色に変換することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述する。
実施の形態1
図1は、本発明に係るテレビ放送受信装置の実施の形態1の構成例を示すブロック図である。
図1において、このテレビ放送受信装置は、アンテナ100と、チューナー/復調部110と、TSデコーダ120と、CPU130と、メモリ140と、リモコン150と、リモコン受信部160と、音声デコーダ170と、映像デコーダ180と、字幕デコーダ190と、音声制御部200と、表示制御部210を有している。
図2は、本実施の形態1の字幕デコーダ190の構成例を示すブロック図である。
図2において、字幕デコーダ190は、本発明の字幕情報解析抽出手段としての字幕情報解析抽出部191と、字幕色変換手段としての字幕色変換部192と、半透明色変換テーブル400を記憶した半透明色変換テーブルメモリ193と、字幕情報表示制御手段としての字幕情報表示制御部194とを有しており、字幕情報解析抽出部191は、符号解析部191aと、制御情報解析抽出部191bと、文字情報解析部191cとから構成されている。
本実施の形態1の字幕色変換部192は、後述するように、ユーザによる字幕半透明化機能選択メニュー700からの字幕表示指令により、字幕情報の表示形式として半透明表示が指定された場合、半透明色変換テーブルメモリ193に記憶された半透明色変換テーブル400を参照して字幕情報をモニタに半透明表示する。
図3は、本実施の形態1により映像上に表示される字幕情報の一例を示している。
図3は、“あ”という字幕情報300の一例を示している。この“あ”の文字の字幕情報300では、ある文字色の“あ”という文字部分310と、“あ”の文字部分周囲の文字色に近い背景との中間色である前中間部分320、前中間部分320の周囲で背景色に近い文字色との中間色である背中間部分330、そして背景色の背景部分340とから構成されている。なお、この字幕情報300は一例であり、字幕情報300を、文字部分310と、背景部分340とのみから構成するようにしても勿論よい。また、前中間部分320は、文字部分310に含まれ、背中間部分330は、背景部分340に含まれるように考えても勿論よい。
ここで、本実施の形態1において字幕情報とは、字幕や文字スーパーのことであり、ARIB(社団法人電波産業会)規格に制定された、放送映像に重ねて表示される文字の総称である。ここで、字幕は、番組内容に同期した内容(ドラマの台詞、解説など)、文字スーパーは、番組とは同期しない内容(地震速報、その他緊急放送など)と定められている。また、その運用性質上、字幕は放送時計と同期、文字スーパーは非同期で表示を行う場合が多い。その他の運用規定は、両者ともほぼ同じである。また、字幕情報である字幕及び文字スーパーにおいて、放送局が指定可能な文字色は、図3に示すように4色、すなわち文字部分310、前中間部分320、背中間部分330、背景部分340としている。
また、デジタル放送の字幕情報である字幕および文字スーパーは、デジタル放送規格(ARIB)により規定された受信装置共通の128色を使用して表示され、文字色(フォント色)、前中間色、背中間色(エッジ色)、背景色の計4色の色番号をそれぞれこの128色の中から放送局側が指定する形を取る。この受信装置共通128色は、全てのデジタル放送受信装置において搭載が定められているものである。この128色の構成は、前半64色の不透明色、後半64色の半透明色となっており、前半64色の透明度を示すα値を半分、即ち半透明にした色が後半64色に配置されている。
正確には、前半の不透明色は色番号0〜64番までの計65色あり、色番号8番には特別色として完全透明色が配置されている。よって8番を除いた前半の不透明色64色に対して後半は63色分しか領域を取れず、結果、色番号64番色に対する半透明は規格上から除かれている。
このようにして、字幕情報300毎に色を指定することにより、ある放送局のドラマ番組では、主登場人物、副登場人物、ナレーションを黄色、緑、白というように分ける事によって誰の台詞かを明確にしている。
本実施の形態1では、前半64色の不透明色で字幕または文字スーパー等の字幕情報の表示を行うような指定の場合に、ユーザの希望に応じて後半の半透明色に色を変換し、半透明色での表示を行うことを特徴とする。
図4(a),(b)は、それぞれ、詳細または簡略化して半透明色変換テーブルの内容を示す図である。
つまり、図4(a)に示すように、半透明色変換テーブル400は、透明色でない複数の変換対象色と、その複数の変換対象色それぞれを半透明色にした変換先色とを予め対応させたもので、字幕色変換部192には、複数の変換対象色の色番号と、RGB値と、透明度を示すα値とが、その色番号順に0〜64まで並べて格納されている。
また、複数の変換対象色のそれぞれに対応し、各変換対象色それぞれを半透明色にした変換先色の色番号と、RGB値と、α値とが、その色番号順に65〜127まで並べて対応して格納されている。
なお、変換対象色の色番号と、各変換対象色それぞれを半透明色にした変換先色とは、ARIB(社団法人電波産業会)規格に制定された0〜127の色番号順に並べられており、色番号0〜7までは変換対象色の色番号に65をプラスすると、各変換対象色の色相はそのままでそれぞれを半透明色にした、すなわちRGB値は同じで、α値が完全不透明のffから半透明の80に変換された色に変換される。
そして、半透明色変換テーブル400における色番号8は、ARIB(社団法人電波産業会)規格により、RGB値は黒すなわち色のない000000で、α値は完全透明を示す0、すなわち色のない完全透明を示しており、この場合には、対応する半透明色はないので、半透明色変換テーブル400における対応する欄には、何も入っていない。
そして、半透明色変換テーブル400における色番号9〜63までの色は、その色番号に64をプラスすると、色相がそのまま、すなわちRGB値が同じで、α値が完全不透明のffから半透明の80に変換された色に変換される。
最後に、半透明色変換テーブル400における色番号64には、この色と同じ色相の半透明色が規格から外れて決められていないので、図4(a)に示すように色番号127の半透明色により代用するか、あるいはRGB値がffffaaで、α値がその半透明の80の半透明色を新たに設定するようにしても勿論よい。
図4(b)は、半透明色変換テーブル400の内容を簡単に示すものであり、色名を付加している。例えば、色番号1は、色名が黒で、RGB値は000000、α値は完全不透明のffである一方、黒に対応する半透明色である半透明黒は、色番号が黒の0に65をプラスして色番号65、RGB値は000000、α値は半透明の80となり、次の色番号1は、色名が赤で、RGB値はff0000、α値は完全不透明のffである一方、その赤に対応する半透明色である半透明赤は、色番号が赤の1に65をプラスして色番号66、RGB値はff0000、α値は半透明の80となる。同様に、色番号2の緑や、色番号3の黄、色番号4の青も同様で、同様のことが図4(a)の半透明色変換テーブル400に示すように色番号7の色まで言える。
このように、本実施の形態1によれば、半透明色変換テーブル400を参照することにより、字幕情報RGB値、すなわち色相を保持したまま簡単に半透明化に変換することができ、簡潔なインターフェースにてユーザに字幕及び文字スーパーの半透明化機能を提供することが可能となる。なお、本実施の形態1では、半透明色変換テーブル400により、色相であるRGB値を変えずに、α値を不透明のffから半透明の80に変換するように説明しているが、本発明ではこれに限らず、不透明色から半透明色に変える際に、色相であるRGB値が若干変更されるように半透明色変換テーブル400を設定しても良いし、さらにはα値を不透明のffから完全な半透明の80ではなく、α値を60、70、80、…等と透明度を変更して半透明色変換テーブル400を設定するようにしても勿論よい。
図5は、リモコン150の概観の一例を示す図である。
図5において、このリモコン150は、各種カーソルキー、すなわち決定キー151、左カーソルキー152、上カーソルキー153、右カーソルキー154、下カーソルキー155と、後述する字幕半透明化機能選択メニュー700を表示するための字幕選択キー156とを有している。
次に本実施の形態1の動作を説明する。
本実施の形態1のテレビ放送受信装置では、図1に示すように、まず、チューナ/復調器110がアンテナ100を介しデジタル放送信号を受信すると、受信したデジタル信号の復調を行い、MPEG2TSに変換して、TSデコーダ120に出力する。TSデコーダ120は、このMPEG2TSをTSパケットに分割し、各TSパケットの識別子に従い音声デコーダ170、映像デコーダ180、字幕デコーダ190に振り分けて出力する。
図6は、本実施の形態1のテレビ放送受信装置が受信するデジタル放送信号のシンタックス例を示している。
図6に示すように、本実施の形態1のテレビ放送受信装置が受信するデジタル放送信号は、MPEG2TSのシンタックスから構成されており、独立PES(Packetized Elementarty Stream)パケット中の字幕・スーパー用PESのPESデータとして、時計同期型の字幕情報である字幕データ、時計非同期型の字幕情報である文字スーパーデータが格納される。
PES headerのstream idが0xbdの場合、時計同期型の字幕情報である字幕データであり、PES headerのstream idが0xbfの場合、時計非同期型の字幕情報である文字スーパーデータが格納される
時計同期型の字幕データ、時計非同期型の文字スーパーデータのPESデータ共に、ヘッダと、データグループデータ、CRC16ビットとからなり、データグループデータは、言語情報や書式情報などとN個のデータユニットが、また言語やリンク情報とN個のータユニットがとからなり、字幕管理データまたは字幕分データを構成している。そして、各データユニットは、ユニット識別子と、データユニットデータとから構成されている。
データユニットデータの内容は、図6に示すように、字幕情報の文字位置やサイズ情報、文字色色番号やRGB値、α値により(図4参照)を指定する色情報、文字間隔や行間隔指定情報等の8単位符号により示した制御情報と、字幕本文の文字コードを8単位符号により示した文字情報と、ARIB規格にない文字、例えば特殊記号等をビットマップイメージにより示した外字情報等を有している。
なお、制御情報は、図2に示す字幕デコーダ190内の制御情報解析抽出部191bにて解析され抽出される一方、それ以外の文字情報と外字情報等は、字幕デコーダ190内の文字情報解析部191cにて解析され抽出される。
図1に戻り動作を説明すると、音声デコーダ170、映像デコーダ180、字幕デコーダ190は、それぞれ、メモリ140を使用して、適切なデコードを行った後、音声制御部200、表示制御部210を介してそれぞれスピーカーやモニタ等の出力機器に映像データ、音声データを出力し、映像コンテンツ、音声コンテンツとしてモニタやスピーカーから出力する。
ここで、ユーザからの選局や各種サービスの設定要求はリモコン150等により行われ、リモコン150からの赤外線をリモコン受信部160が受信して、ユーザからの各種設定要求を受け取る。各種サービスに関する画面表示は、映像や字幕のデコード結果と合成してモニタに出力される。なお、CPU130は、テレビ放送受信装置内の各部の動作を制御するものとする。
次に、字幕デコーダ190内の動作を説明する。
字幕デコーダ190内では、図2に示すように、まず、符号解析部191aがTSデコーダ120からの字幕情報を解析して制御情報と文字情報とに分け、それぞれ、制御情報解析抽出部191b、文字情報解析部191cへ出力する。制御情報解析抽出部191bでは、字幕情報中の文字位置や、サイズ指定、文字色指定などの制御情報(図5参照)を解析する一方、文字情報解析部191cは、字幕情報中の文字コードや外字情報等(図5参照)を解析する。
そして、制御情報解析抽出部191bは、制御情報から解析した色情報を、字幕色変換部192へ出力する。
字幕色変換部192は、モニタに表示された字幕半透明化機能選択メニュー700等におけるユーザからの指令に基づき、半透明化が指示されている場合には、図4に示す半透明色変換テーブル400を参照して、字幕情報の色情報である不透明色を半透明色に変換して、字幕情報表示制御部194へ出力する。なお、本実施の形態1では、字幕半透明化機能選択メニュー700等におけるユーザからの半透明化指令として、字幕情報全てを半透明化する指令と、字幕情報のうち背景部分のみを半透明化する指令の2つがあり、それぞれ、後述する図8、図9のフローチャートに従って半透明化変換処理を行う。
なお、字幕半透明化機能選択メニュー700等におけるユーザからの指令に基づき、半透明化が指示されていない場合は、字幕情報の色情報である不透明色を半透明色に変換せずに、そのままの色で字幕情報表示制御部194へ出力する。
すると、字幕情報表示制御部194は、文字情報解析部191cにて解析された字幕情報中の文字コード等を、字幕色変換部192から指定された元の色、あるいは半透明色にて表示されるよう表示制御部210へ出力する。
表示制御部210は、文字情報解析部191cにて解析された字幕情報中の文字コード等を、字幕色変換部192から指定された元の色、あるいは半透明色にて、映像デコーダ180によって復号した映像情報上に重ねて表示する。
図7は、モニタに表示される字幕半透明化機能選択メニュー700の一例を示している。
この字幕半透明化機能選択メニュー700は、図5に示すリモコン150の字幕選択キー156が押された際にモニタ上に表示されるメニューで、リモコン150の上カーソルキー153、下カーソルキー155により、字幕メニュー710上の“日本語”、“英語”、“字幕切り”を選択し、決定キー151を押すことにより決定できる。
ここで、“日本語”、“英語”にカーソルを合わせた状態で、右カーソルキー154や左カーソルキー152を押下すると、サブメニューとして半透明表示メニュー720がOSDとして表示される。この半透明表示メニュー720の“ON”または“背景のみ”を選択することにより、字幕情報全ての半透明表示、または字幕情報のうち背景部分のみの半透明表示を選択することができる。なお、この半透明表示メニュー720にて、“OFF”を選択した場合は、字幕情報の半透明化処理はなされず、元の色のままで表示されることになる。
図8は、字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、半透明表示の“ON”が選択された場合における字幕色変換部192の半透明変換処理を示している。
この場合、字幕色変換部192は、まず、字幕半透明化機能選択メニュー700によるユーザからの指令または設定を取得し(S800)、字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、半透明表示の“ON”選択さているか否かを判断する(S810)。
そして、“ON”が選択されている場合(S810“YES”)、字幕色変換部192は、以下のようにして、文字情報300の文字部分310、前中間部分320、背中間部分330、背景部分340の順に半透明色に変換する。
つまり、続いて文字部分310が不透明か否かを判断し(S820)、文字部分310が不透明であれば(S820“YES”)、文字部分310を図4に示す半透明変換テーブル195を参照して、色番号を元に文字部分310に対応する半透明色に変換する(S825)。つまり、字幕色変換部192は、色番号が0〜7の不透明色であれば、その色番号に65をプラスして対応する半透明色に変換する一方、色番号が9〜63の不透明色であれば、その色番号に64をプラスして対応する半透明色に変換する。
同様に、続いて前中間部分320が不透明か否かを判断し(S830)、前中間部分320が不透明であれば(S830“YES”)、字幕色変換部192は、前中間部分320を図4に示す半透明変換テーブル195を参照して、色番号を元に前中間部分320に対応する半透明色に変換する(S835)。
同様に、背中間部分330についても不透明か否かを判断し(S840)、背中間部分330が不透明であれば(S840“YES”)、字幕色変換部192は、背中間部分330を図4に示す半透明変換テーブル195を参照して、色番号を元に背中間部分330に対応する半透明色に変換し(S845)、続いて背景部分340についても不透明か否かを判断し(S850)、背景部分340が不透明であれば(S850“YES”)、背景部分340を図4に示す半透明変換テーブル195を参照して、色番号を元に背景部分340に対応する半透明色に変換する(S855)。
以上のようにして、字幕色変換部192は、文字情報300の文字部分310、前中間部分320、背中間部分330、背景部分340が不透明であれば半透明色に変換し(S820〜S855)、それら変換した半透明色を字幕情報表示制御部194へ出力する。すると、字幕情報表示制御部194は、字幕半透明化機能選択メニュー700におけるユーザの選択に従い、字幕色変換部192にて半透明色に変換された文字情報300の文字部分310、前中間部分320、背中間部分330、背景部分340を描画することになる。
図9は、字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、半透明表示の“背景のみ”が選択された場合における字幕色変換部192の半透明変換処理を示している。
この場合、字幕色変換部192は、まず、字幕半透明化機能選択メニュー700によるユーザからの指令または設定を取得し(S900)、字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、“背景のみ”が選択されているか否かを判断する(S910)。
そして、“背景のみ”が選択されている場合(S910“YES”)、字幕色変換部192は、続いて背景部分340が不透明か否かを判断し(S920)、背景部分340が不透明であれば(S920“YES”)、背景部分340を図4に示す半透明変換テーブル195を参照して、色番号を元に背景部分340に対応する半透明色に変換する(S925)。そして、変換した半透明色は字幕情報表示制御部194へ出力され、字幕情報表示制御部194は、字幕色変換部にて半透明色に変換された文字情報300の背景部分340のみを透明色により描画することになる。
つまり、字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、“背景のみ”が選択された場合、背景部分340のみが透明色に変換され、その他の文字部分310、前中間部分320、背中間部分330はそのままの色で描画されることになる。
図10は、字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、“OFF”が選択された場合のモニタ表示画面の一例を示している。
このモニタ表示画面1000では、静止画や動画の映像上に、字幕情報1010の文字部分310、前中間部分320、背中間部分330、背景部分340がそのまま不透明色で表示されている。
図11は、字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、“ON”が選択された場合のモニタ表示画面の一例を示している。
このモニタ表示画面1100では、静止画や動画の映像上に、字幕情報1110の文字部分310、前中間部分320、背中間部分330、背景部分340の全てが半透明に変換されて表示されている。なお、このモニタ表示画面1100は、図8に示す通常の半透明処理が行われた場合に表示される画面である。
図11は、字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、“背景のみ”が選択された場合のモニタ表示画面の一例を示している。
このモニタ表示画面1200では、静止画や動画の映像上に、字幕情報1110の背景部分340のみが半透明に変換されて表示された画面の一例を示しており、字幕情報1110の文字部分310、前中間部分320、背中間部分330はもとの不透明色により表示されている。なお、このモニタ表示画面1200は、図9に示す背景のみの半透明処理が行われた場合に表示される画面である。
このように、本実施の形態1のデジタル放送受信装置によれば、ユーザによって字幕情報の表示形式として半透明表示が選択された場合、半透明色変換テーブル400に基づいて字幕情報がモニタに半透明表示されるので、テレビ画面に表示される字幕や文字スーパー等の字幕情報を簡単に半透明に変換することができる。
その結果、従来であれば、字幕や文字スーパー等の字幕情報が映像上に表示された場合、その字幕及び文字スーパー等の字幕情報によりその背景部分の映像が隠れてしまうが、本実施の形態1のデジタル放送受信装置によれば、この半透明化機能をユーザに対して字幕半透明化機能選択メニュー700という明瞭な形で選択肢を提示して、ユーザの設定に応じて字幕や文字スーパー等の字幕情報全てを、あるいは背景色部分などの一部分を色相を保ったまま半透明化することができる。
また、本実施の形態1のデジタル放送受信装置によれば、字幕情報を半透明化する場合でも、字幕半透明化機能選択メニュー700bによるユーザの設定により字幕情報300の文字部分310、前中間部分320、背中間部分330、背景部分340の全てを半透明化したり、あるいは字幕情報300の背景部分340のみを半透明化して表示することができるので、ユーザの嗜好に合致した字幕情報300の半透明化を簡単に実現することができる。
なお、本実施の形態1においては、半透明化する場合でも、字幕情報300の文字部分310、前中間部分320、背中間部分330、背景部分340の全てを半透明化するか、あるいは字幕情報300の背景部分340のみを半透明化するように説明したが、本発明では、これに限らず、半透明表示の“OFF”と“ON”の2つのモードみでも良いし、背中間部分330および背景部分340のみを半透明化したり、さらには、字幕情報300の文字部分310のみを半透明化するようにしてもよいし、字幕情報300の文字部分310、前中間部分320、背中間部分330、背景部分340のどの部分を半透明化するかユーザが任意に設定できるようにしても勿論良い。
また、本実施の形態1においては、字幕半透明化機能選択メニュー700は、リモコン150の字幕選択キーを押した場合に表示されるように説明したが、本発明では、テレビの初期設定時に表示されるようにして、初期設定時に選択させるようにしても良いし、さらには、放送番組のニュースや、映画、ドラマ等のジャンル毎に字幕半透明化機能選択メニュー700が表示されたり、字幕半透明化機能選択メニュー700にてニュースや、映画、ドラマ等のジャンル毎に半透明化指令を設定できるようにして、番組のジャンル毎に字幕情報の半透明化を本実施の形態1のように設定できるようにしても勿論よい。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、図2に示すように、字幕デコーダ190が半透明色変換テーブル193を有し、そこに図4に示すような半透明色変換テーブル400を格納して、半透明色変換テーブル400を参照し、不透明色の字幕情報を半透明色に変換するように説明したが、この実施の形態2では、図13に示すように、字幕デコーダ190が半透明色変換テーブル193を持たず、すなわち半透明色変換テーブル400を使用せずに、透明色の字幕情報を半透明色に変換するようにしている。
つまり、本実施の形態2の字幕色変換部195は、半透明色に変換をする場合、不透明色の字幕情報の色情報中の色番号に基づいて、その色番号が0〜7であれば、その色番号に65をプラスする一方、その色番号が9〜63であれば、その色番号に64をプラスするというように、不透明色の字幕情報を半透明色に変換するようにしても勿論よい。勿論、実施の形態1のところで説明したように、色番号にプラスする数を60や70等の64や65以外の所定の値にして、字幕情報のα値を不透明色から不完全な半透明に変更するようにしても勿論よい。
このようにしても、本実施の形態2のデジタル放送受信装置によれば、ユーザによって字幕情報の表示形式として半透明表示が選択された場合、字幕情報の色情報中の色番号に基づいて簡単に不透明色の字幕情報が半透明色に変換して表示されるので、上記実施の形態1の場合と同様に、テレビ画面に表示される字幕や文字スーパー等の字幕情報を簡単に半透明に変換することができる。
本発明に係るテレビ放送受信装置の実施の形態1の構成例を示すブロック図である。 本実施の形態1の字幕デコーダ190の構成例を示すブロック図である。 (a),(b)それぞれ、詳細または簡略化して半透明色変換テーブル400の内容を示す図である。 リモコン150の概観の一例を示す図である。 本実施の形態1のテレビ放送受信装置が受信するデジタル放送信号のシンタックス例を示す説明図である。 モニタに表示される字幕半透明化機能選択メニュー700の一例を示す図である。 本実施の形態1により映像上に表示される字幕情報の一例を示している。 字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、半透明表示の“ON”が選択された場合における字幕色変換部192の半透明変換処理を示すフローチャートである。 字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、半透明表示の“背景のみ”が選択された場合における字幕色変換部192の半透明変換処理を示すフローチャートである。 字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、“OFF”が選択された場合のモニタ表示画面の一例を示す図である。 字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、“ON”が選択された場合のモニタ表示画面の一例を示す図である。 字幕半透明化機能選択メニュー700の半透明表示メニュー720にて、“背景のみ”が選択された場合のモニタ表示画面の一例を示す図である。 本発明に係るテレビ放送受信装置の実施の形態2の字幕デコーダ190の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100 アンテナ
110 チューナー/復調部
120 TSデコーダ
130 CPU
140 メモリ(ROM/RAM)
150 リモコン装置
160 リモコン受信部
170 音声デコーダ
180 映像デコーダ
190 字幕デコーダ
191 字幕情報解析抽出部(字幕情報解析抽出手段)
191a 符号解析部
191b 制御情報解析抽出部
191c 文字情報解析抽出部
192,195 字幕色変換部(字幕色変換手段)
193 半透明色変換テーブルメモリ
194 字幕情報表示制御部(字幕情報表示制御手段)
200 音声制御部
210 表示制御部
300 字幕情報
400 半透明色変換テーブル

Claims (3)

  1. テレビ放送信号に含まれる字幕情報を解析し、その字幕情報の色情報を抽出する字幕情報解析抽出手段と、
    前記字幕情報の不透明色と、その不透明色を半透明にした半透明色とを対応させた半透明色変換テーブルを予め記憶した半透明色変換メモリと、
    ユーザにより前記字幕情報の半透明表示が指定された場合、前記半透明色変換テーブルを参照して、前記字幕情報解析抽出手段によって抽出された前記色情報に基づき前記字幕情報の不透明色を半透明色に変換する字幕色変換手段と、
    前記字幕色変換手段によって半透明色に変換された前記字幕情報を表示する字幕情報表示制御手段と、
    を有するテレビ放送受信装置。
  2. テレビ放送信号に含まれる字幕情報を解析し、その字幕情報の色情報中の色番号を抽出する字幕情報解析抽出手段と、
    ユーザにより前記字幕情報の半透明表示が指定された場合、前記字幕情報解析抽出手段によって抽出された前記字幕情報の色情報中の色番号に所定の値をプラスして、前記字幕情報の不透明色を半透明色に変換する字幕色変換手段と、
    前記字幕色変換手段によって半透明色に変換された前記字幕情報を表示する字幕情報表示制御手段と、
    を有するテレビ放送受信装置。
  3. 請求項1または請求項2記載のテレビ放送受信装置において、
    前記字幕情報が文字部分と、その背景部分とからなる場合、
    前記字幕色変換手段は、
    ユーザにより前記字幕情報の半透明表示が指定された場合、前記字幕情報の文字部分とその背景部分の全てを色相はそのままで半透明色に変換するか、あるいは前記字幕情報の文字部分あるいはその背景部分の一方を色相はそのままで半透明色に変換する、テレビ放送受信装置。

JP2006171170A 2006-06-21 2006-06-21 テレビ放送受信装置 Withdrawn JP2008005103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006171170A JP2008005103A (ja) 2006-06-21 2006-06-21 テレビ放送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006171170A JP2008005103A (ja) 2006-06-21 2006-06-21 テレビ放送受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008005103A true JP2008005103A (ja) 2008-01-10

Family

ID=39009155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006171170A Withdrawn JP2008005103A (ja) 2006-06-21 2006-06-21 テレビ放送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008005103A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020042677A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 Zホールディングス株式会社 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020042677A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 Zホールディングス株式会社 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4176387B2 (ja) ビデオ情報の表示を制御する方法及びテレビ信号処理装置
JP4871635B2 (ja) デジタル放送受信装置及びその制御方法
US7515212B2 (en) Digital broadcast receiver
US20030020834A1 (en) Data reproduction apparatus and data reproduction method
US20060017845A1 (en) Television broadcast receiver
KR100526345B1 (ko) 클로즈드 캡션의 옵션 운용방법
JP5423425B2 (ja) 画像処理装置
KR100308038B1 (ko) 티브이의메뉴표시방법
JP2000041226A (ja) 番組情報受信装置と番組情報表示方法及び番組情報送信装置並びに番組情報送信方法
JP2009088634A (ja) デジタルテレビジョン受信装置
KR20070047665A (ko) 방송수신장치, 방송송신장치, 방송 시스템 및 그 제어방법
KR101061115B1 (ko) 디지털 방송 수신기 및 그의 서브타이틀 데이터 처리 방법
EP1504594B1 (en) Close captioning system in windows based graphics system
JP2008005103A (ja) テレビ放送受信装置
CN100414976C (zh) 字幕处理装置
US7068321B2 (en) Television receiving apparatus
JP6399686B2 (ja) 受信機
JP2009260685A (ja) 放送受信装置
JP2006254023A (ja) 字幕用表示言語選択装置およびその方法
JP2009188462A (ja) 字幕表示システム及び字幕表示方法
JP2015173442A (ja) 受信機
JP4349962B2 (ja) アナログ・デジタル放送受信機
KR101306704B1 (ko) 수신기 및 이 수신기에서 데이터 방송을 시청하는 방법
EP1798971B1 (en) Video processing apparatus and control method thereof
JP2006304156A (ja) 選局方法、選局装置および表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080630

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100303