JP2008004161A - 金属パターンの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属層と絶縁層といったように研磨レートが異なる材料が混在している場合でも、基板の表面を平坦面に研磨することができ、金属層を所定の膜厚にばらつきなく仕上げることを可能にする。
【解決手段】所定パターンの金属層10の表面を覆って基板表面に絶縁膜11を被着形成した後、絶縁膜の表面にストッパー膜20を成膜する工程と、前記金属層10を被覆する前記絶縁膜11の膨出部分11aのみを露出させるレジストパターン22を形成し、前記膨出部分11aの表面から前記ストッパー膜20を除去し、前記レジストパターンにより被覆された前記絶縁膜の表面にストッパー層20aを形成する工程と、前記基板5の表面を研磨加工し、前記ストッパー層20aにより規制された位置まで前記膨出部分11aを研磨する研磨工程と、前記絶縁膜11の表面から前記ストッパー層20aを除去した後、前記基板5の表面を仕上げ研磨する工程とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は磁気ヘッドに形成される磁性層等の金属パターンの製造方法に関し、より詳細には金属パターンの製造工程においてなされる基板表面を平坦化する研磨工程を特徴とする金属パターンの製造方法に関する。
図4は、磁気ディスク装置に用いられる磁気ヘッドの構成を磁気ヘッドの浮上面側から見た状態を示す。この磁気ヘッドは、基材上に磁性材からなる下部シールド層10と上部シールド層14とにより再生用のMR素子12を挟む配置に設けられたリードヘッド8と、ライトギャップ16を挟んで配置された下部磁極15aと上部磁極17とを備えたライトヘッド18とを備える。なお、図示例の磁気ヘッドは、上部シールド層14がライトヘッド18の下部磁極と兼用されている。
磁気ヘッドの製造工程では、セラミックからなるウエハの表面に、シールド層となる磁性層、再生素子を構成する各種成膜層、絶縁層、磁極となる磁性層、記録用のコイルとなる導体層等をドライプロセスあるいはめっきによって形成する処理が行われる。また、これらの工程では磁性層あるいは導体層をエッチングしたりパターニングする工程が含まれるから、ワークの表面を平坦化して、フォトリソグラフィー法によりレジストパターンを形成したりする際に高精度でパターニングできるようにすることが必須の工程となっている。
図3は、ウエハの表面を平坦化処理する例として、ウエハの表面に下部シールド層10を形成した後(図3(a))、絶縁膜11としてアルミナをスパッタリングし(図3(b))、粗研磨した後(図3(c))、CMP(Chemical Mechanical Polishing)によって狙いの厚さまで研磨する(図3(d))工程を示す。ウエハには個々の磁気ヘッドの形成位置ごとに下部シールド層10を形成するから、ウエハの表面には所定のパターンに下部シールド層10となる磁性層が形成され、アルミナをスパッタリングすることにより下部シールド層10が形成された部位では、下部シールド層10の厚さ分だけ絶縁膜11が突出した形状に膨出部分11aが形成される。この状態でワークを研磨すると、膨出部分が先に研磨されて平坦化され、下部シールド層10の表面が露出されるように研磨される。
特開平8−306804号公報
図3に示すように、磁気ヘッドの製造工程では、基板の表面に磁性層等の金属層を形成し、基板の表面の全面にアルミナ等の絶縁材をスパッタリングし、絶縁膜を研磨して金属層の表面を露出させるとともに基板の表面全体を平坦化処理する研磨加工がしばしば行われる。とくに、リードヘッド8を構成する下部シールド層10ではその上層にMR素子12を形成するから、下部シールド層10と絶縁膜11との表面平坦度には高精度が求められ、また、近年は媒体の記録密度がきわめて増大していることから、磁気ヘッドを構成する各層の厚さについても、より厳密に制御する必要が生じてきた。
従来は、図3に示すように、アルミナと磁性材のように研磨レートが異なる材料が混在しているワークを研磨する場合には、研磨工程を複数段階に分け、たとえば絶縁膜11を研磨する際には粗研磨とし、下部シールド層10の表面を露出させて狙いの膜厚までは高精度に仕上げ研磨を行う方法を採用している。図3のように、絶縁膜11に金属層(下部シールド層10)による膨出部分があるワークを研磨する際には、研磨によって絶縁膜11の膨出部分が平坦化されると同時に、下層に金属層がない裾部分の絶縁膜11も少しずつ研磨されていく。また、研磨している際には、ワーク内で膨出部分が平坦化された個所と平坦化しきれていない個所が生じ、平坦化された個所についてはより研磨が進むことになって研磨後の膜厚のばらつきが大きくなる。
また、仕上げ研磨は絶縁膜11の膨出部分がワーク全体として平坦化されてから行うから、絶縁膜11の膜厚が薄いと絶縁膜11の膨出部分を平坦化した段階で、研磨のばらつきによって金属層が研磨されてしまう個所が生じ、仕上げ研磨する際に金属層の厚さが狙いの厚さよりも薄くなるおそれがある。このため、従来は絶縁膜11を厚めに成膜するようにしている。この結果、絶縁膜を成膜した際の膜厚のばらつきが大きくなり、また、絶縁膜の研磨量が大きくなるために研磨時の厚さばらつきが大きくなるという問題があった。
本発明は、基板の表面に金属層と絶縁層といったように研磨レートが異なる材料が混在している場合でも、高精度に基板表面を研磨することができ、基板の表面を所定の平坦度に仕上げることができ、下部シールド層等の金属層についても膜厚のばらつきなく仕上げることができる金属パターンの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、所定パターンの金属層の表面を覆って基板表面に絶縁膜を被着形成した後、絶縁膜の表面にストッパー膜を成膜する工程と、前記金属層を被覆する前記絶縁膜の膨出部分のみを露出させるレジストパターンを形成し、前記膨出部分の表面から前記ストッパー膜を除去し、前記レジストパターンにより被覆された前記絶縁膜の表面にストッパー層を形成する工程と、前記基板の表面を研磨加工し、前記ストッパー層により規制された位置まで前記膨出部分を研磨する研磨工程と、前記絶縁膜の表面から前記ストッパー層を除去した後、前記基板の表面を仕上げ研磨する工程とを備えることを特徴とする。
また、前記絶縁膜としてアルミナをスパッタリングして形成し、前記ストッパー膜としてタンタルをスパッタリングして形成することを特徴とする。
また、前記金属層がリードヘッドの下部シールド層であり、前記絶縁膜としてアルミナをスパッタリングして形成することを特徴とする。
本発明に係る金属パターンの製造方法によれば、絶縁膜の膨出部分を除いて絶縁膜の表面にストッパー膜を設けたことにより、絶縁膜の膨出部分を確実にかつ容易に平坦化することができ、また、ストッパー層を除去した後の仕上げ研磨により、基板の表面を高精度に平坦化して、金属層を所定の膜厚に高精度に仕上げることができる。これによって、磁気ヘッドを構成する磁性層等の膜厚およびパターニングの精度を向上させることができ、高精度に金属パターンを形成することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面と共に詳細に説明する。
図1および図2は、本発明に係る金属パターンの製造方法の適用例として、磁気ヘッドの下部シールド層10を形成する工程を示す。
図1(a)は、基板5の表面に磁性層を成膜し、所定パターンにパターニングして下部シールド層10を形成した状態を示す。下部シールド層10はNiFe系の磁性材を電解めっきによって形成する。下部シールド層10の厚さは2〜3μm程度である。
次に、下部シールド層10を形成した基板5の表面を平坦化するために、基板5の表面を絶縁膜11によって被覆する。図1(b)は、基板の表面を絶縁膜11によって被覆した状態を示す。下部シールド層10では絶縁膜11としてアルミナが使用される。基板の表面の全面に、下部シールド層10と同厚か、下部シールド層10よりも僅かに厚くなるようにアルミナをスパッタリングして絶縁膜11を形成する。
基板の表面にアルミナをスパッタリングすると、下部シールド層10が設けられた部位では、図1(b)に示すように、下部シールド層10の厚さ分だけ絶縁膜11が膨らむ形態となる。
絶縁膜11により基板の表面を被覆した後、ストッパー膜により基板の表面全面を被覆する。ストッパー膜は所用のバリア作用が得られる厚さ30nm程度に成膜する。図1(c)はストッパー膜20によって絶縁膜11の表面が被覆された状態を示す。
次に、ストッパー膜20を研磨加工の際のストッパー層20aとするため、基板5の表面をレジストにより被覆し、露光および現像操作により、下層に下部シールド層10が形成されている絶縁膜11の膨出部分11aを露出するようにレジストをパターニングしてレジストパターン22を形成する(図1(d))。
次に、レジストパターン22をマスクとしてストッパー膜20の露出している部分をエッチングして除去し(図1(e))、次いで、レジストパターン22を除去する(図1(f))。こうして、絶縁膜11の膨出部分11a以外の下部シールド層10と略同厚に形成された絶縁膜11の表面にストッパー層20aが形成された状態になる。
図2は、ストッパー層20aが形成された基板5に研磨加工を施して、平坦化処理を施す加工工程を示す。
図2(a)は、図1(f)に示す状態の基板5の表面に研磨加工を施し、絶縁膜11の膨出部分11aを平坦化した状態を示す。基板5を研磨加工すると、基板の表面から突出する部分がはじめに研磨される。本実施形態では、絶縁膜11の膨出部分11aを除いた部分がストッパー層20aによって被覆されているから、基板5に研磨加工を施した際に、ストッパー層20aによって被覆されている絶縁膜11の部分は研磨されないように保護される。また、絶縁膜11の膨出部分11aは研磨が進むにつれて徐々に平坦化されていく。
図2(a)は、絶縁膜11の膨出部分11aが研磨されてストッパー層20aの表面と略同厚となるまで研磨が進んだ状態を示す。すなわち、基板5にストッパー層20aを設けて基板5の表面を研磨すると、膨出部分11aはストッパー層20aによって平坦化され、ストッパー層20aと略同一の高さまで研磨される。なお、絶縁膜11の膨出部分11aはストッパー層20aによって被覆されていないため、研磨を進行させると下部シールド層10が露出し、下部シールド層10が研磨されて凹形状となる。
このように、ストッパー層20aを形成した場合でも、絶縁膜11の厚さのばらつき等によって基板5の面内では下部シールド層10が露出したり露出しなかったりし、段差状の厚さのばらつきが生じる。しかしながら、ストッパー層20aを設けて研磨した場合における基板5の全面における厚さのばらつきは、従来の、基板の全面に膨出部分11aが形成されている状態とくらべるとはるかに小さい。したがって、後工程での仕上げ研磨によって、下部シールド層10と絶縁膜11との段差を基板5の全面で高精度に均一にすることができる。
基板5には多数個の磁気ヘッドが作り込まれ、各々の磁気ヘッドの形成位置に下部シールド層10が所定パターンで形成されるから、基板5を平坦化処理する際には、基板5の全体としてばらつきなく平坦化する必要がある。この点で、本実施形態においては、基板5の表面を研磨した際に、場所によって下部シールド層10の露出の有無が生じたり、下部シールド層10と絶縁膜11との間に段差が生じたりしても仕上げ研磨によって下部シールド層10と絶縁膜11を均一の厚さにすることができる。下部シールド層10が過度に研磨されてしまうといったことは、研磨条件によって防止することが可能であり、基板5の全体としての膜厚のばらつきを最小限に抑えることができる。
また、ストッパー層20aが下部シールド層10や絶縁膜11の厚さを規制する作用をなすから、絶縁膜11の膨出部分11aを研磨する際に下部シールド層10や所要の絶縁膜11を研磨してしまうといった心配をせずに研磨加工することができる。また、従来の作業工程では絶縁膜11の膨出部分11aを研磨する際に、膨出部分11aのみならず膨出部分11aの裾の部分まで研磨されるため、絶縁膜の膜厚を厚く設定しなければならかった。これに対して、本実施形態のようにストッパー層20aを設けた場合は、ストッパー層20aが研磨位置を規制する基準位置となるから、絶縁膜11の膨出部分11aを優先的に平坦化することができ、絶縁膜11の厚さを厚く形成する必要がない。これによって、絶縁膜11の厚さのばらつきを抑えることができ、絶縁膜11を研磨した後の膜厚のばらつきを低減させることができる。
なお、ストッパー層20aを設けた場合でも、実際にはストッパー層20aを研削しすぎないように制御して研磨加工する必要がある。ストッパー膜20の材料としては、たとえばタンタルが使用できる。タンタルはアルミナにくらべて研削レートが小さいからストッパー膜として有効であり、また、タンタルは非磁性材であり、磁気ヘッドの磁気特性に悪影響を及ぼさない点からも有効である。ストッパー膜20としては、このように絶縁膜11を構成する材料にくらべて研磨レートが低い材料を選べばよい。
図2(b)は、ストッパー層20aを基準位置として基板5を研磨加工した後、基板5の表面に残ったストッパー層20aを除去した状態を示す。ストッパー層20aはプラズマエッチングや化学的エッチングによって除去する。図2(b)では、下部シールド層10が絶縁膜11によって被覆され露出していないが、この段階で下部シールド層10の表面が露出していても以降の研磨作業は同様に行える。
ストッパー層20aを除去した後、基板5の表面に仕上げ研磨加工を施し、下部シールド層10を所定の膜厚に仕上げるとともに下部シールド層10と絶縁膜11とが平坦面となるように仕上げる。下部シールド層10は成膜工程であらかじめ所定の膜厚に形成されているから、この仕上げ加工では、ストッパー層20aを除去したことにより下部シールド層10と絶縁膜11との間に生じた膜厚差(段差)を基板5の全体に均一化し平坦化する。
ストッパー層20aを除去した状態での下部シールド層10と絶縁膜11の膜厚差は数十nm程度であり、仕上げ加工での研磨量はわずかで済ますことができるから仕上げ研磨による基板5全体での研磨量のばらつきを抑えることは容易である。
本実施形態の研磨加工方法を、絶縁膜11に膨出部分11aが形成されている状態からそのまま研磨加工を続けて、下部シールド層10を所定の膜厚にまで研磨加工する方法と比較すると、絶縁膜11の膨出部分11aを研磨加工する際のように研磨量が多い研磨工程ではストッパー層20aの作用により基板5の全体としての研磨量のばらつきを抑えることができ、ストッパー層20aを除去した後の仕上げ研磨では、基板5の全体がほぼ平坦面に研磨加工された状態からわずかな研磨量によって仕上げ位置まで研磨することにより、基板5の平坦化処理を高精度に行うことが可能になる。
実際に従来の加工方法と本加工方法とを比較すると、研磨後の膜厚ばらつきが従来Range/Average が10〜20%であったものが、本加工方法では4〜8%程度に改善された。
以上説明したように、下部シールド層のような金属層とアルミナ等の絶縁層からなる研磨レートが異なる材料が混在した基板を研磨加工して平坦化処理する場合には、ストッパー膜によって研磨位置を規制して研磨加工を施す工程と、ストッパー膜を除去した後に金属層をねらいの膜厚まで仕上げ研磨する加工工程に分けて加工することが、高精度に平坦化するために有効である。上記実施形態は下部シールド層を形成する工程において基板の表面を平坦化する処理の例であるが、上部シールド層を形成したり、ライトヘッドの磁極等を形成したり、記録用のコイルを形成する場合に成膜面をあらかじめ平坦化処理する場合にも同様の手法を適用することができる。
基板表面を高精度に平坦化処理することができれば、基板の表面に磁性膜等を成膜する際に高精度に、ばらつきなく成膜することができ、磁性層や導体層をパターニングする場合でも基板表面の湾曲や厚さのばらつきを抑えることができることから高精度のパターニングが可能になる。記録媒体の記録密度の増大とともに、磁気ヘッドの膜厚や加工精度はますます高精度が求められる。本発明方法はこのような高精度の加工精度が求められる磁気ヘッドの製造工程として有効に利用することができる。
基板にストッパー層を形成するまでの工程を示す説明図である。 下部シールド層を所定の膜厚まで研磨加工する工程を示す説明図である。 従来の研磨加工工程を示す説明図である。 磁気ヘッドの構成を浮上面側から見た端面図である。
符号の説明
5 基板
8 リードヘッド
10 下部シールド層
11 絶縁膜
11a 膨出部分
14 上部シールド層
18 ライトヘッド
20 ストッパー膜
20a ストッパー層

Claims (3)

  1. 所定パターンの金属層の表面を覆って基板表面に絶縁膜を被着形成した後、絶縁膜の表面にストッパー膜を成膜する工程と、
    前記金属層を被覆する前記絶縁膜の膨出部分のみを露出させるレジストパターンを形成し、前記膨出部分の表面から前記ストッパー膜を除去し、前記レジストパターンにより被覆された前記絶縁膜の表面にストッパー層を形成する工程と、
    前記基板の表面を研磨加工し、前記ストッパー層により規制された位置まで前記膨出部分を研磨する研磨工程と、
    前記絶縁膜の表面から前記ストッパー層を除去した後、前記基板の表面を仕上げ研磨する工程とを備えることを特徴とする金属パターンの製造方法。
  2. 前記絶縁膜としてアルミナをスパッタリングして形成し、
    前記ストッパー膜としてタンタルをスパッタリングして形成することを特徴とする請求項1記載の金属パターンの製造方法。
  3. 前記金属層がリードヘッドの下部シールド層であり、前記絶縁膜としてアルミナをスパッタリングして形成することを特徴とする請求項1記載の金属パターンの製造方法。
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