JP2008003362A - 音楽再生端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダウンロードで取得した試聴楽曲が利用者の意に反して突然に削除されることが無く、且つ利用者の購入意欲を促進するような試聴形態を有すると共に、試聴楽曲を恒久的に使用できないように制限する管理機能を設けた音楽再生端末を提供する。
【解決手段】試聴楽曲提供サーバから試聴楽曲と許可情報と再構築情報とを取得する試聴楽曲取得手段11と、取得した情報を設定する情報設定手段12と、試聴楽曲を再生する試聴楽曲再生手段13と、設定した再生回数及び保持時間を更新する情報管理手段14と、更新された再生回数及び保持時間に応じて試聴楽曲を削除する試聴楽曲削除手段15と、設定された再構築情報に基づき、試聴楽曲のデータの一部が削除された新たな試聴楽曲を再構築する試聴楽曲再構築手段16とを備え、試聴楽曲を再生回数に応じて徐々に短くし設定された許可条件の経過後は削除する機能を有する音楽再生端末とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、音楽再生端末に係り、特に音楽コンテンツを配信するサーバにネットワークを介して接続し、取得した音楽コンテンツを再生する音楽再生端末に関する。
近年、インターネットを利用したデジタル音楽配信サービスが行われるようになり、ここで使用されるMP3(MPEG Audio Layer-3)などの音声圧縮方式のデータに対応した音楽再生端末が急速に普及している。
通常行われているデジタル音楽配信サービスの形態は、パソコンや携帯電話などのネットワークへの通信機能を有する音楽再生端末をインターネットに接続し、多数の音楽コンテンツを蓄積している楽曲提供サーバへアクセスして希望する音楽コンテンツの楽曲名などを指定することで、楽曲提供サーバから有償で音楽コンテンツをダウンロードできる仕組みになっている。ダウンロードした音楽コンテンツは、パソコンや携帯電話上で何度でも再生が可能となる。
このようなインターネットを利用したデジタル音楽配信サービスにおいて、音楽コンテンツをダウンロードした後で希望の楽曲とは異なっていたという不都合を解消するため、予め指定した楽曲が希望通りの曲であるかを確認できるように試聴用の楽曲を配信し、利用者がダウンロードして試聴できる技術が下記特許文献1に提案されている。
特許文献1に開示された技術によれば、ネットワークへの通信機能を有する携帯電話等の音楽再生端末は、試聴用の楽曲をダウンロードしたあとで利用者が試聴用の楽曲を再生した回数を管理し、所定の再生回数に達した場合に当該試聴用楽曲を強制的に削除するようにしている。
この技術を用いれば、利用者は購入する楽曲をダウンロードする前に、購入する楽曲と同じクオリティの音楽コンテンツがダウンロードでき、その後はネットワークに接続しなくともいつでも、あるいは繰り返し内容の確認ができるので、購入するか否かの判断がやり易くなると共に、楽曲提供者側は、提供した視聴用楽曲はいずれ消去されるので、視聴用楽曲の恒久的な使用を回避でき、安全に試聴楽曲提供サービスを活用することが可能となる。
特開2002−304179号公報
しかしながら特許文献1の場合、所定の再生回数を超えた場合には利用者の意思に関係なくダウンロードした試聴楽曲が削除されてしまうことになる。このことは利用者にとって、折角試聴楽曲を試聴して購入意欲が湧いたにも拘らず、いつの間にか試聴楽曲が削除されていることになるので、例えば楽曲名を憶えていない、楽曲のイメージを思い出せない、突然削除されて不快になるなどの理由によって購入のチャンスを逃すことも十分に予想される。このような事態は利用者にとっても、購入を促進したい試聴楽曲提供側にとっても大きなマイナスとなる。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みなされたものであり、ダウンロードで取得した試聴楽曲が利用者の意に反して突然に削除されることが無く、且つ利用者の購入意欲を促進するような試聴形態を有すると共に、試聴楽曲を恒久的に使用できないように制限する管理機能を設けた音楽再生端末を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決する手段として以下に記載の構成からなる。すなわち、
楽曲を試聴するために試聴楽曲を提供する試聴楽曲提供サーバにネットワークを介して接続し、試聴楽曲データと関連する情報を取得して再生する音楽再生端末において、
前記試聴楽曲提供サーバから試聴楽曲データと、前記試聴楽曲データの再生回数及び保持時間を指定した許可情報と、再生回数に応じて前記試聴楽曲のデータ長を変更するための条件を指定した再構築情報とを取得する試聴楽曲取得手段と、
取得した前記許可情報と前記再構築情報に基づき、前記再生回数及び保持時間と前記再構築情報とを設定する情報設定手段と、
設定した前記再生回数及び保持時間を前記試聴楽曲の再生回数及び取得後の経過時間に応じて更新し再設定する情報管理手段と、
前記再構築情報と前記再設定された再生回数に基づき、前記試聴楽曲データの一部を削除した新たな試聴楽曲データを再構築する試聴楽曲再構築手段と、
試聴楽曲データを取得後、最初の再生時は前記取得した試聴楽曲データを再生し、次回からの再生は前記再構築した試聴楽曲データを再生する試聴楽曲再生手段と、
前記情報管理手段によって更新された前記再生回数又は保持時間に応じて、前記再構築した試聴楽曲データを削除する試聴楽曲削除手段と、
を備えることを特徴とする音楽再生端末を提供する。
本発明の請求項1に係る音楽再生端末によれば、ダウンロードで取得した試聴楽曲は、再生するたびに徐々に楽曲の再生時間が短くなるので、利用者は購入するか否かの結論を出すタイミングが判断できると共に、冒頭部分は何度でも繰り返して聞くことができるので、その先を聴きたいという購入意欲を促進する働きがある。又、従来のように利用者の意に反して試聴楽曲が突然に削除されることが無いので、不快感を持ったり反発も起きなくなる効果がある。更に楽曲提供者側は、提供した視聴用楽曲はいずれ消去されるので、試聴用楽曲の恒久的な使用を回避でき、安全に試聴楽曲の提供サービスを活用することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
最初に、図1及び図2を用いて本発明に係る音楽再生端末と試聴楽曲提供サーバの構成を説明する。ここで、図1は本発明の一実施形態に係る音楽再生端末の構成を示すブロック図、図2は試聴楽曲提供サーバの概略構成を示すブロック図である。なお、図1及び図2は説明を明確化するために音楽再生端末や試聴楽曲提供サーバの構成で本発明に直接関連しない機能ブロックは省略してある。
図1において、本発明に係る音楽再生端末10は、インターネットを介して試聴楽曲データと、試聴楽曲の再生回数及び保持時間を指定した許可情報と、再生回数に応じて試聴楽曲のデータ長を変えた楽曲を生成するための条件を指定した再構築情報とを取得する試聴楽曲取得手段11と、試聴楽曲取得手段11で取得した各情報を設定する情報設定手段12と、試聴楽曲データを再生する試聴楽曲再生手段13と、試聴楽曲の再生回数及び経過時間に応じて許可情報を更新し再設定する情報管理手段14と、試聴楽曲データを削除する試聴楽曲削除手段15と、情報設定手段12によって設定された再構築情報と更新された再生回数に基づき、試聴楽曲データの一部を削除して新たな試聴楽曲データを生成する試聴楽曲再構築手段16と、後述の試聴楽曲提供サーバに試聴楽曲のリクエストを送信するリクエスト送信手段17とから構成されている。
一方、図2において、試聴楽曲提供サーバ20は、前記音楽再生端末10のリクエスト送信手段17から送信されたリクエストをインターネットから受信し、同じインターネットを介してリクエストされた試聴楽曲データを音楽再生端末10に送信する試聴楽曲送信手段21と、試聴楽曲の再生条件を記した許可情報を送信する許可情報送信手段22と、試聴楽曲の再構築情報を送信する再構築情報送信手段23から構成されている。
次に、音楽再生端末10と試聴楽曲提供サーバ20の動作を説明する。
ネットワークに接続されている音楽再生端末10は、試聴楽曲提供サーバ20へアクセスし、試聴したい楽曲を特定する試聴楽曲名又は所定の番号などのリクエスト情報を試聴楽曲提供サーバ20へ送信する。
試聴楽曲のリクエストを受信した試聴楽曲提供サーバ20は、当該リクエストに応じて試聴楽曲データと所定の許可情報及び再構築情報を音楽再生端末10へ返送する。
音楽再生端末10は、試聴楽曲提供サーバ20から送信された試聴楽曲データと所定の許可情報及び再構築情報を試聴楽曲取得手段11で受信し、次いで情報設定手段12にて、受信した許可情報に基づき試聴楽曲の再生回数及び保持時間と、再構築情報に基づき再構築条件とを夫々設定する。
この許可情報及び再構築情報が設定された後には、利用者は試聴楽曲再生手段13によって試聴楽曲を試聴することが可能となる。
試聴楽曲の第1回目の試聴が終わったら、情報管理手段14によって始めに設定された許可情報を更新する。一例として、試聴楽曲の許可情報として再生回数が5回、保持時間が7日であったとすると、試聴再生時間が例えば10秒を超えていると試聴したものと見なし該再生回数は1つ減り4回へと更新される。又、保持時間が1日経過しているとすれば6日へと更新し再設定される。
次に、試聴楽曲再構築手段16は、情報管理手段14によって試聴楽曲の再生が行われたという情報を受け、情報設定手段12にて設定された再構築情報に基づいて試聴楽曲のデータを短縮した新たな試聴楽曲を生成する。
一例として、再構築情報に再生時間を50%に減らすという内容が記されていた場合には、第1回目の再生後は、例えば、演奏時間が5分の試聴楽曲であったものが2分30秒の試聴楽曲データを再構築することとなる。
すなわち、試聴楽曲は再生回数に応じて再生可能な時間を短くすることができるため、仮に試聴楽曲データが購入する楽曲と同様の演奏時間とクオリティを持っていたとしても、再生する度に再生許可時間が短くなるという明確な差別化を実施することが可能となる。
このような再構築手段を用いることで、試聴楽曲データを保存するメモリを節約しつつ、利用者は試聴期限が経過する感覚を簡単に感じ取ることができる。これにより、試聴楽曲が一度に削除されることで問題となっていた、購入しようにも曲名を憶えていない、購入しようか悩んだが曲のイメージを思い出せないなどの理由によって購入のチャンスを逃すことを減少することが可能となる。
又、情報管理手段14からの情報で、再生回数が0回か若しくは保持時間が0となった場合には、試聴楽曲削除手段15によって、試聴楽曲データをすべて削除することにより恒久的な使用が行われないようにすることが可能となる。更に、このとき再構築情報に最終条件として残存を許可する指定がある場合には、短縮された演奏時間の試聴楽曲データのまま継続して使用できるようになっている。
次に、図3乃至図6を用いて、本発明の実施の形態について詳細な動作説明をする。
ここで、図3は本発明に係る音楽再生端末10を適用できる通信環境を示す図、図4は音楽再生端末10と試聴楽曲提供サーバ20の動作を説明するためのフローチャート、図5は本発明に係る許可情報の内容を示した説明図、図6は本発明に係る再構築情報の内容を示した説明図である。
まず、図3に示すように、本発明に係る音楽再生端末10は、インターネット網30を介して試聴楽曲提供サーバ20へ接続する。このとき、音楽再生端末10は、携帯電話端末と同等の通信機能若しくはネットワーク機能を有している。なお、ここで使用する通信機能若しくはネットワーク機能は特に本体に内蔵している構造に限定するものではなく、例えば、音楽再生端末10の充電器装置側にネットワーク機能を搭載し、ここにセットしたときや充電中にのみ試聴楽曲提供サーバ20へアクセスできる構成でも良い。
次に、音楽再生端末10の動作の流れについて図4、図5、図6を併用して説明する。
音楽再生端末10をインターネット網30を介して試聴楽曲提供サーバ20へ接続し、次いで、利用者は試聴楽曲提供サーバ20から送られてきた試聴楽曲一覧表や最新ヒットチャートの画面から試聴したい楽曲の検索/選択を行い、選択されたリクエスト情報を試聴楽曲提供サーバ20に送信する(図4のステップS401)。
試聴楽曲提供サーバ20は、リクエストされた試聴楽曲データとこの試聴楽曲に対する許可情報と再構築情報を音楽再生端末10に送信する(ステップS402)。
なお、試聴楽曲提供サーバ20は、ここで送信する当該試聴楽曲データや各情報の不正使用を防止するために暗号化して送ってもよく、又、必要により送信前に音楽再生端末10へID番号などの確認情報を要求することも可能である。
試聴楽曲提供サーバ20から送信される許可情報は、一例として、図5の51、52に示すように、許可する再生回数を記した「再生条件:5回」と、許可する保持時間を記した「保持条件:7日」の内容を有している。又、再構築情報は、一例として、図6の61、62、63に示すように、試聴楽曲を徐々に削除する時の楽曲の残存割合を記した「再構築条件:55%」、徐々に削除したときの楽曲の最小演奏時間を記した「最短条件:15秒」、許可条件が満了したときの最終処理を記した「最終条件:削除」の内容を有したものである。
図4に戻り、音楽再生端末10は、試聴楽曲提供サーバ20から送信された前記試聴楽曲データと許可情報及び再構築情報を取得し(ステップS403)、次いで、これらの情報を所定の個所に設定する(ステップS404)。
なお、ここで、取得した試聴楽曲データは特別なフォルダに格納するなど、利用者が他の端末へデータを転送することが不可となるように構成することが望ましい。又、取得した試聴楽曲データや各情報が暗号化されている場合は復号し、前記特別なフォルダに格納する。
次に、利用者の操作で取得した試聴楽曲を再生し試聴することが可能となる(ステップS405)。取得した試聴楽曲データが購入時に得られる楽曲データと同様の再生時間とクオリティを持っている場合には、最初の再生時に一曲まるごと試聴することが可能となる。これにより、購入する楽曲に対する曲のイメージを完全に掴むことができることから、利用者にとって購入するか否かの判断を確実に行うことが可能となる。
次いで、試聴楽曲が再生されたことにより、設定されている許可情報を更新する(ステップS406)。この時、利用者が誤って再生操作すること考慮し、再生後、例えば10秒を経過した時点で再生が行われたと確定するようにしておくことが望ましい。再生を認識した場合、設定されている再生回数を5回から4回へ、更に保持時間を6日と数時間という具合に更新する。
次に、更新後の保持時間が0になっていないかを確認する(ステップS407)。保持時間が0になっていなければ、次に前記再生回数が0になっていないかを確認する(ステップS408)。再生回数が0になっていなければ、引き続き再生することが許可されていると判断して次のステップに移る。
ここで、前記保持時間が0か若しくは再生回数が0の場合には、試聴楽曲を削除すべきかどうかを判断する。既に設定されている再構築情報から最終条件を確認し、「削除」となっている場合には、試聴楽曲データを削除すると共に、当該許可情報や再構築情報の設定も削除する(ステップS410)。もしも前記最終条件が「削除」ではなく「保持」となっている場合は削除せずに最終の試聴楽曲データのまま残しておく。なお、この場合にも利用者が手動で削除することは可能である。
次に、再生回数や保持時間がまだ残っている場合には、更新された再生回数情報に応じて当該試聴楽曲の演奏時間を短くした新たな試聴楽曲データを再構築する(ステップS409)。
ここで、図7と図8を用いて新たな試聴楽曲データの再構築について説明する。図7は試聴楽曲を構成するデータ構造を示した図である。図8は本発明における試聴楽曲データの再構築の状態を説明するための図である。
図7において、試聴楽曲70は、MP3音声圧縮方式で圧縮されたN個のフレームからなる試聴楽曲データ71と楽曲情報72から構成されている。楽曲情報72はID3タグ・バージョン1が使用されているとする。又、N個の各フレームサイズは不定であるが各フレームの再生時間は一定である。
図8において、(A)は当初の試聴楽曲全体を示した図である。利用者が試聴楽曲を再生後、再生回数が1である場合には、前記再構築条件61に従って試聴楽曲データ81の55%を削除する。(B)は1回目の削除状態を示しており、試聴楽曲データ81は、(N×0.55)個のフレームからなる再構築1後の試聴楽曲データ82と削除データ分83に分けられる。
(C)は1回目の再構築後の試聴楽曲データを示しており、再構築1後の試聴楽曲データ82と楽曲情報72からなる新たな試聴楽曲84が生成される。この結果、例えば元の試聴楽曲の再生時間が5分であるとすれば、再構築後の試聴楽曲84は約2分45秒の再生時間に短縮されることとなる。
次に、再生回数が2の場合、再構築条件61に従って、試聴楽曲84に含まれる試聴楽曲データ82の更に55%を削除する。(D)は2回目の削除状態を示しており、試聴楽曲データ82は、(N×0.55×0.55)個のフレームからなる再構築2後の試聴楽曲データ85と削除データ分86に分けられる。
(E)は2回目の再構築後の試聴楽曲データを示しており、再構築2後の試聴楽曲データ85と楽曲情報72からなる新たな試聴楽曲87が生成される。この結果、再構築後の試聴楽曲87は約1分30秒の再生時間に短縮されることとなる。
以降、再生が行われるたびに同様の再構築を行うことで、試聴楽曲の演奏時間は徐々に短縮されていく。但し、前記の再構築条件60にある最短条件61に従い、再構築後の再生時間が15秒以下となる場合には、15秒になるような試聴楽曲に再構築し、その後は再生回数に変化があったとしても再構築する必要は無い。なお、再構築によって変化する演奏時間などの情報を楽曲情報72に反映させると利用者にとって便利になる。
以上詳述したように、本発明に係る音楽再生端末では、試聴楽曲提供サーバから取得した試聴楽曲を再生回数に応じて徐々に楽曲データを削除し演奏可能時間が短くなるように再構築する機能を有するものである。これにより、利用者は正規の楽曲を購入するか否かの判断がしやすくなると共に、試聴楽曲提供側にとっても利用者の再生回数や保持時間を制限できるので、試聴用楽曲の恒久的な使用を回避でき、安全に試聴楽曲の提供サービスが可能となる。
なお、本実施例では、試聴楽曲提供サーバから試聴楽曲データと同時に常に許可情報と再構築情報を送信するようにしているが、これに限ることなく、例えば許可情報と再構築情報は予め特定の条件に決めておき、その条件と異なる条件にしたい場合のみ送信するようにしてもよい。この場合音楽再生端末は、許可情報と再構築情報が送信されないときは予め決められた条件に設定し、送信されたときは送信された条件を設定する。
本発明の一実施形態に係る音楽再生端末の構成を示すブロック図である。 試聴楽曲提供サーバの概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る音楽再生端末を適用できる通信環境を示す図である。 音楽再生端末と試聴楽曲提供サーバの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る許可情報の内容を示した説明図である。 本発明に係る再構築情報の内容を示した説明図である。 試聴楽曲を構成するデータ構造を示した図である。 本発明における試聴楽曲データの再構築の状態を説明するための図であり、(A)は当初の試聴楽曲全体を示した図、(B)は1回目の削除状態を示した図、(C)は1回目の再構築後の試聴楽曲データを示した図、(D)は2回目の削除状態を示した図、(E)は2回目の再構築後の試聴楽曲データを示した図である。
符号の説明
10・・・・音楽再生端末
11・・・・試聴楽曲取得手段
12・・・・情報設定手段
13・・・・試聴楽曲再生手段
14・・・・情報管理手段
15・・・・試聴楽曲削除手段
16・・・・試聴楽曲再構築手段
17・・・・リクエスト送信手段
20・・・・試聴楽曲提供サーバ
21・・・・試聴楽曲送信手段
22・・・・情報送信手段
23・・・・再構築情報送信手段
30・・・・インターネット網
50・・・・許可情報
60・・・・再構築情報
70・・・・試聴楽曲データ
84・・・・再構築1後の試聴楽曲データ
87・・・・再構築2後の試聴楽曲データ

Claims (1)

  1. 楽曲を試聴するために試聴楽曲を提供する試聴楽曲提供サーバにネットワークを介して接続し、試聴楽曲データと関連する情報を取得して再生する音楽再生端末において、
    前記試聴楽曲提供サーバから試聴楽曲データと、前記試聴楽曲データの再生回数及び保持時間を指定した許可情報と、再生回数に応じて前記試聴楽曲のデータ長を変更するための条件を指定した再構築情報とを取得する試聴楽曲取得手段と、
    取得した前記許可情報と前記再構築情報に基づき、前記再生回数及び保持時間と前記再構築情報とを設定する情報設定手段と、
    設定した前記再生回数及び保持時間を前記試聴楽曲の再生回数及び取得後の経過時間に応じて更新し再設定する情報管理手段と、
    前記再構築情報と前記再設定された再生回数に基づき、前記試聴楽曲データの一部を削除した新たな試聴楽曲データを再構築する試聴楽曲再構築手段と、
    試聴楽曲データを取得後、最初の再生時は前記取得した試聴楽曲データを再生し、次回からの再生は前記再構築した試聴楽曲データを再生する試聴楽曲再生手段と、
    前記情報管理手段によって更新された前記再生回数又は保持時間に応じて、前記再構築した試聴楽曲データを削除する試聴楽曲削除手段と、
    を備えることを特徴とする音楽再生端末。

JP2006173578A 2006-06-23 2006-06-23 音楽再生端末 Pending JP2008003362A (ja)

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