JP2007537628A - 変換ベースカラープロファイルからの測色値の生成、および、測定ベース色管理システムによる変換ベースプロファイルの作成 - Google Patents

変換ベースカラープロファイルからの測色値の生成、および、測定ベース色管理システムによる変換ベースプロファイルの作成 Download PDF

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Abstract

測色値は、測定ベース色管理システム(CMS)が使用する変換ベースデバイスプロファイルから生成される。デバイスに依存する色サンプルを変換ベース色管理モジュール(CMM)に供給し、デバイスの変換ベースプロファイルを使用して、色サンプルをプロファイル接続空間(PCS)に変換し、測色値を生成する。変換ベースCMMは、デスティネーションデバイスプロファイルの代わりにアイデンティティプロファイルを適用することで、測色値を生成する。さらに、測定データは、色再現カーブ/行列から、または、変換ベースデバイスプロファイルに含まれるn次元ルックアップテーブル変換から直接抽出することができる。また、測定ベースCMSにより、変換ベースカラープロファイルを生成する方法と装置が提供される。測定ベースCMSは変換ベースプロファイルを生成し、測定ベース色システムは色データと手続により媒介される。CMSは、測定プロファイルからロードした基準PCSを使用して、生成処理のユーザ設定を可能にする。基準PCSは、最終的なカラー出力装置に適切な色域を含むように設定される。さらに、生成処理において使用される色域マッピングモデル(GMM)は、デバイスモデル(DM)と同様、ユーザが選択可能である。DMは、プラグ接続が可能なモジュールとして供給されてもよい。CMSは、ICCインテントからPCSプロファイルとDMへの、ユーザが選択可能なマッピングを特徴とする。CMSの特徴は、アプリケーション、スタンドアロンのプロファイリングツール、OSのユーティリティにおいて使用される。

Description

本発明は、色管理システム(CMS)に関し、とくに、自動的またはユーザ制御下で変換ベースプロファイルを生成可能な測定ベースCMSと、測定ベースCMSが使用する変換ベースカラープロファイルから測色値を生成するCMSに関する。
CMSは、デバイスに依存する色空間とデバイスに依存しない色空間の間でカラー画像データを変換するために、標準化された変換ベースカラープロファイルを利用する。多くの場合、変換ベースカラープロファイルは、プリンタやディジタルカメラなどのカラーデバイスを提供するハードウェア製造業者により作成される。変換ベースカラープロファイルは、ICC (International Color Consortium)により明記された仕様を満すように設計される。現在の仕様は、非特許文献1、2から得られる。現在の仕様の内容は、参考として本明細書に取り入れられる。
変換ベースカラープロファイルが含む色変換は、n次元ルックアップテーブル(LUT)形式か、色再現カーブ(TRC: tone reproduction curves)の集合と行列の形式をもつ。例えばCRTモニタの場合、色管理モジュール(CMM)は、色再現カーブの集合と行列を使用して、デバイスが使用するRGB値を、デバイスに依存しない色空間値に変換する。同じCMMと別のデバイスの変換ベースカラープロファイルを組み合わせを利用すれば、デバイスに依存しない色空間値を、デバイスに依存する色空間に変換することができる。
近年、測定ベースCMMが開発された。測定ベースCMMは、IT8.7/2ターゲットの色パッチデータのXYZ測定値など、デバイスの色特性の実際の測定値を含むデバイスプロファイルを使用する。測定ベースCMMは、プロファイルされたデバイスの、より改良された色特性を取得するために、実際の測定値を使用する能力を有しスマートCMMと呼ばれることもある。
しかし、典型的な変換ベースCMMとは異なり、測定ベースのスマートCMMは、変換ベースカラープロファイルに含まれる色変換を直接利用することができない。これは、スマートCMMが、デバイスに依存する色空間からデバイスに依存しない色空間へ画像データを変換する色変換を生成するために、カラーデバイスに対応する測色データプロファイルを直接利用するからである。
ICCカラープロファイルのようなカラーデバイス用の変換ベースカラープロファイルは広範に利用されている。従って、それら変換ベースカラープロファイルを測定ベースのスマートCMMに組み合わせて利用する方法が望まれる。
さらに、測色データをICCデバイスプロファイルに変換するソフトウェアプロファイル構築ツールが多数存在する。それらツールの大部分は、測色計、分光光度計、分光測光器などの種々の測定装置を直接制御して、測色値を取得する。適切なツールは、デバイス制御値と表色値(colorimetry)の間の複数対一の関係を扱う黒生成、下色除去および類似分野(similar area)の幾つかの側面をユーザに制御させる、幾つかの制御方法を提供する。幾つかのツールは、一次元ルックアップテーブル、多次元ルックアップテーブル、および、結果として得られるICCデバイスプロファイルの行列を直接操作するオプションを提供する。
測色値がデータファイルに格納されることは、それらシステムに共通の特徴である。多くの場合、測定値は、CGATS IT8.7シリーズのファイル形式のような、標準ファイル形式で格納される。
上述したプロファイル構築ツールは、変換ベースCMMにおいて機能する変換ベースプロファイルの作成に使用される。変換ベースCMMは、測色的に定義された色空間ボリュームを有する内部プロファイル接続空間(PCS: profile connection space)を使用する。PCSの観察条件は厳密に規定される。これにより、PCS値は周知の知覚(appearance)を表すことができる。
ICCは、PCSのボリューム(色域)の制限が重要であることに気付いた。例えば、プリンタデバイスモデルが、プリンタの色域内に適合させるために可能性があるすべてのカラーアピアランス値をマッピングする必要があると、典型的なソースデバイスによって生成されたカラーアピアランス値の色域は過度に圧縮されてしまう。この問題を解決するため、ICCは基準(reference)PCS色域を定義した。以前は、個々の製造業者がPCS色域の定義を決定し、製造業者は色域の特性を発表しないことが多かった。PCSの基準色域内の色は、プリンタ色域の殆どまたはすべてを占める。PCSの基準色域外の色は、クリッピングされるか、プリンタ色域の狭い範囲に圧縮される。なお、同様の圧縮は、PCSの基準色域外に広がる色域を有する入力デバイスにも必要な場合がある。その一例はモニタ色域である。原色緑の明るい緑色は、典型的なPCSの基準色域外にあり、圧縮する必要がある。
ソース観察条件のソース表色値からPCS観察条件のPCSボリュームへのマッピングが、プロファイル構築ソフトウェアにより実行され、事前に算定された変換形式でプロファイルに格納されるため、ICCプロファイルは変換ベースプロファイルと呼ばれる。マッピングは、かなりの量の処理を必要とし、美的(aesthetic)な決定を必要とすることが多い。この変換の計算に関わる幾つかのステップがある。第一に、ソースデバイス値を表色値に変換する「デバイスモデリング」と呼ぶ処理がある。次に、ソース表色値とソース観察条件を使用して、カラーアピアランス空間のカラーアピアランス値を作成する。元のカラーアピアランスの幾つかがPCS色域内に適合しない場合、幾つかの種類(sort)の色域マッピングが必要になる。種々の色域マッピングアルゴリズム(GMA)が知られていて、使用するGMAの決定は美的決定である。ソースデバイス空間からPCS色域へのマッピングをAtoBマッピングと呼ぶ。マッピングが決定すると、プロファイル構築アプリケーションは、多次元ルックアップテーブル(LUT)を作成する。CMMは、LUTを使用して、テーブルの単純なルックアップと補間技術を使用して、デバイス制御値からPCS値にマッピングすることができる。LUTが作成された時点で、すべての複雑な計算が行われている。BtoAマッピングと呼ぶ同様のマッピングが、PCS値から出力装置のデバイス制御値を得るために必要である。
ICCのユーザは、CMSの提供者が「スマートプロファイル/ダムCMM」モデルから「ダムプロファイル/スマートCMM」モデルに移行すること、つまり変換ベースアーキテクチャから測定ベースアーキテクチャに移行することを、長い間要求してきた。測定ベースモデルにおいて、プロファイルは表測色値だけを含み、色変換の計算はCMSが行う。米国特許第6,603,483号公報は、そのようなアーキテクチャを説明する。測定ベースプロファイルは、ユーザにとって、有効化すること、および、必要ならば変更することが非常に容易である。
オペレーティングシステム(OS)が変換ベースCMSをサポートするコンピュータ、および、OSが測定ベースCMSをサポートするコンピュータが存在する、ネットワークコンピュータ環境の例が考えられる。測定プロファイルに基づくシステムは、ネットワークプリンタで印刷する必要がある。プリンタが、変換ベースプロファイルを使用するOS上にある場合、または、変換ベースプロファイルを直接サポートする場合、測定ベースCMSの測定ベースプロファイルから得られる色管理変換と同等に振る舞う変換ベースプロファイルを提供する必要がある。
上記の場合、デスティネーションマシン(プリンタまたはネットワークコンピュータ)がプロファイルを有効化しない場合、二つの変換(AtoBまたはBtoA)の一つだけが必要とされ、完全に一致する変換ベースプロファイルを作成する必要はない。しかし、プロファイル構築ソフトウェアは双方の変換を常に構築する。従って、測定値から変換ベースプロファイルの必要な要素だけを作成可能にすることが望ましい。
一つの方法は、典型的なICCプロファイルビルダの入力として測定値を使用することである。この方法には、発生する可能性がある幾つかの問題が存在する。第一に、ユーザの介在なしに、自動化システムにおいて、この変換を行うことが重要だろう。第二に、測定ベースプロファイルは、プロファイルビルダに必要な特定の測定値を含まない可能性がある。第三に、測定ベースCMSとの一貫性を、可能な限り、ユーザに提供することが望ましい。第四に、ハードウェア製造者は、測定ベースCMS用のデバイスモデルプラグインを作成する際、デバイス別の専門的知識(expertise)を用いるのが好都合である。また、解決策は、印刷中心のICC PCSの制限を回避できることが望ましい。(「印刷中心」により、ほとんどの色彩値が暗い場合の、典型的なインクジェットプリンタの色域のように、PCS色域は形づくることが意図されている。二つのビデオディスプレイ間の変換を行う場合、印刷中心の色域は、ソースデバイスとデスティネーションデバイスの双方の色域内に実際に存在するPCS色域に、色をクリッピングすることを要求する。)
Specification ICC. 1:2003-09「File Format for Color Profiles [Version4.1.0]」、2003年9月24日発行 http://www.color.org/icc_specs2.html
上述したネットワーク環境においては、CMSの働きに関わらず、すべてのコンピュータに亘り、できるだけ一貫した、色の結果(color results)を得ることが望ましい。幾つかのプロファイルが測定ベースで、データ(intelligence)がCMM内にあり、また、他のプロファイルが変換ベースで、データ(intelligence)がプロファイルビルダ内にある場合、それを達成するのは困難である。
従って、CMSは、測定ベースプロファイルから変換ベースプロファイルを生成可能である必要がある。CMSは、CMSが入手可能なデバイス別の情報を使用可能であるべきであり、生成処理は、自動的にプロファイルを生成すべきである。本発明の様々な面は、そのような要求に対応する。
本発明の一つの面において、測定ベースCMSが使用する変換ベースデバイスプロファイルから測色値を生成する。デバイスに依存する色サンプルを変換ベースCMMに供給し、デバイスの変換ベースプロファイルにより色サンプルをPCSに変換することで、測色値を生成する。変換ベースCMMは、デスティネーションデバイスプロファイルの代わりに、アイデンティティプロファイルを適用して、測色値を生成する。さらに、色再現カーブ/行列、または、変換ベースデバイスプロファイルに含まれるn次元LUT変換から、直接、測定データを抽出する。
本発明の別の面において、測定ベースCMSにより変換ベースカラープロファイルを生成する方法と装置が提供される。測定ベースCMSは変換ベースプロファイルを生成し、測定ベース色システムは色データと手続(procedures)により媒介される(parameterized)。CMSは、測定プロファイルからロードした基準PCSを使用して、生成処理のユーザ設定を可能にしてもよい。基準PCSは、最終のカラー出力装置に適切な色域を含むように設定してもよい。さらに、生成処理で使用する色域マッピングモデル(GMM)は、デバイスモデル(DM)と同様に、ユーザが選択可能である。DMは、プラグ可能(pluggable)なモジュールとして供給されてもよい。CMSは、ICCインテントからPCSプロファイルとDMへの、ユーザが選択可能なマッピングを特徴とする。CMSの特徴は、アプリケーション、スタンドアロンのプロファイリングツール、OSのユーティリティにおいて使用されてもよい。
本発明の別の面において、測定ベースCMSが使用する変換ベースカラープロファイルから数学的に測色値を生成するCMSが提供される。
本発明の一つの面によると、デバイスに依存する色空間からデバイスに依存しない表色(colorimetric)色空間に色データを変換する色変換を含む変換ベースカラープロファイルを利用して、測定ベースCMSにおいて使用する測色値を生成する。カラープロファイルの色変換を使用して、測色値を生成する。生成された測色値を使用して、カラーアピアランスベース変換を作成する。カラーアピアランスベース変換は、カラー画像データを内部カラーアピアランス空間に変換する測定ベースCMSが使用するカラーアピアランスモデル(CAM)に一致する。
本発明の一つの面によると、デバイスに依存する色サンプルが変換ベースCMMに供給される。デバイスに依存する色サンプルは、測定データプロファイルを作成するための、デバイスから測定される色値を表す。CMMは、変換ベースカラープロファイルが含む色変換を利用して、供給されたデバイスに依存する色サンプルをデバイスに依存しない表色色空間に変換する。測色値を生成するために、アイデンティティプロファイルを使用して、変換されたデバイスに依存する色サンプルをスケーリングする。
このように、本発明は、スマートCMMが使用する既存の変換ベースカラープロファイルを利用して、測色値を生成する便利な方法を提供する。また、生成した測色値をスケーリングして精度を向上する。
本発明の別の面によると、D50の白色点以外の観察条件で測定された測定値を使用して変換ベースカラープロファイルが作成された場合、本発明は、変換ベースカラープロファイルが含む色順応変換を使用して、生成した測色値をスケーリングする。このように、本発明は、異なる白色点を有するデバイス用の測色値を正確に作成することができる。
本発明の別の面によると、カラープロファイルの色変換がn次元LUTの場合、データの測定点は、n次元LUTから抽出する。同様に、カラープロファイルの色変換が色再現カーブの集合と行列の場合、データの測定点は色再現カーブの集合と行列から抽出する。
このように、本発明は、測定ベースのスマートCMMが使用する変換ベースプロファイルから測定データを直接抽出することで、動作時間を低減し、効率を向上することができる。
本発明の一つの面において、測定ベースCMSは、媒介された色データと手続を使用して、変換ベースCMS用の変換ベースプロファイルを生成する。
本発明の別の面において、DM、GMMおよびPCSデバイスモデルを使用して、第一の変換を作成する。デバイス空間のサンプリングと第一の変換を使用して、AtoB LUTを生成する。
本発明の別の面において、デバイスモデルプロファイルのデータを使用して、DMを初期化する。デバイス色データとDMを使用して表色データを取得し、カラーアピアランスを使用して表色データからアピアランスデータを作成する。アピアランスデータを使用して、GMMの初期化に使用するデバイス色域境界を生成する。
本発明の別の面において、デバイス色データは、デバイスモデルプロファイルのデータをサンプリングしたものである。
本発明の別の面において、デバイス色データは、デバイス色空間をすべてサンプリングしたものである。
本発明の別の面において、PCSプロファイルのデータを使用して、PCSデバイスモデルを初期化する。PCSデバイスモデルを使用して、表色データを取得する。アピアランスモデルを使用して、表色データからアピアランスデータを作成し、アピアランスデータを使用して、CMMの初期化に使用するPCS色域境界を生成する。
本発明の別の面において、DM、GMM、PCSのサンプリングと第二の変換を使用して生成されたBtoA LUTを伴うPCSデバイスモデルを使用して、第二の変換を作成する。
本発明の別の面において、ソースデバイス用の変換ベースプロファイルはAtoB LUTを含み、変換ベースCMMは変換ベースプロファイルを使用する。
本発明の別の面において、デスティネーションデバイスに対する変換ベースプロファイルはBtoAを含み、変換ベースCMMは変換ベースプロファイルを使用する。
本発明の別の面において、測定ベースCMSは、特定の変換ベースCMSの必要条件の判定に基づき、変換ベースプロファイルの一部のみを生成する。
本発明の別の面において、変換ベースプロファイルの作成は、ユーザの介入を要求することなく、自動化ワークフローによって制御される。
本発明の別の面において、変換ベースプロファイルの作成は、ユーザ仕様によって制御される。
本発明の別の面において、ユーザによって選択可能、かつ、プラグ接続が可能な少なくとも一つの手続を使用して、色データと手続によって媒介されたアプリケーション内で、変換ベースCMS用の変換ベースプロファイルを生成する。
本発明の別の面において、変換ベースCMMは、ICCインテントからPCSプロファイルとDMへの、ユーザが選択可能なマッピングを提供することで、特定のカラー出力装置と伴に使用するためにカスタマイズされる。PCSプロファイルを使用して、PCSデバイスモデルを生成する。DM、GMM、PCSデバイスモデルを使用して、第一の変換を作成する。最後に、デバイス空間のサンプリングと第一の変換を使用して、変換ベースCMMが使用するAtoB LUTを生成する。
本発明の別の面において、変換ベースCMMのカスタマイズは、さらに、DM、GMM、PCSデバイスモデルを使用して第二の変換を作成することと、PCSのサンプリングと第二の変換を使用して、変換ベースCMMが使用するBtoA LUTを生成することを含む。
本発明の本質をすばやく理解するために概要を説明した。添付する図面と関連する、以下の好適な実施例の詳細な説明を参照することで、本発明は、さらに完璧に理解されるだろう。
本発明は、変換ベースカラープロファイルの色変換から測色値を数学的に生成する色管理方法を提供する。生成した測色値は、測定ベース色管理システムの測色データプロファイルとして使用される。
通常、本発明は、コンピュータ環境において実行される。典型的なコンピュータシステムは、コンピュータ装置、周辺装置およびディジタル装置を含む。コンピュータ装置はホストプロセッサを有する。ホストプロセッサは、パーソナルコンピュータ(以下「PC」と呼ぶ)である。好ましくはMicrosoft(登録商標)Windows(登録商標)98、2000、Me、XPまたはNTなどのウィンドウ処理環境、または、LINUXなどの他のウィンドウ処理システムを有するIBM(登録商標)PC互換のコンピュータである。あるいは、Apple(登録商標)コンピュータまたは他の非ウィンドウベースのコンピュータでもよい。コンピュータ装置は、表示画面をもつカラーモニタ、テキストデータとユーザコマンドを入力するためのキーボード、ポインティングデバイスを有する。ポインティングデバイスは、表示画面上に表示されるオブジェクトをポインティングおよび操作するマウスが好ましい。
コンピュータ装置は、固定ディスクやフレキシブルディスク(FD)のようなコンピュータが読み取り可能なメモリ媒体のディスクドライブを有する。FDドライブは、リムーバブルメモリ媒体に格納された画像データ、コンピュータが実行可能な処理ステップ(以下、単に処理ステップ)およびアプリケーションプログラムなどの情報に、コンピュータ装置がアクセスするための手段を提供する。あるいは、USBポートに接続されたUSB記憶装置などの他の手段を介して、または、ネットワークインタフェイスを介して、上記の情報を検索し取得することが可能である。また、コンピュータ装置に組み込まれたCD-ROMドライブおよび/またはDVDドライブによって、コンピュータ装置は、リムーバブルなCD-ROMおよびDVD媒体に格納された情報にアクセスすることができる。
一般に、コンピュータシステムは、種々の周辺装置を使用する。例えば、紙またはOHPフィルム等の記録媒体にカラー画像を形成するインクジェットプリンタやカラーレーザプリンタを使用する。プリンタは、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒色のインクを使用してカラー画像を形成することが好ましい。しかし、本発明は、他の色材の組み合せを使用するプリンタや装置とともに使用することができる。本発明は、プリンタがコンピュータ装置とインタフェイスできる限り、そのような色材の組み合せを使用する他のプリンタとともに使用可能である。さらに、ディジタルカラースキャナ、ディジタルカラーカメラおよびディジタルビデオカメラを含む他の周辺装置を採用してもよい。
コンピュータ装置のホストプロセッサの内部アーキテクチャは、コンピュータバスとインタフェイスする中央演算装置(CPU)を有する。コンピュータバスとインタフェイスするものには、固定ディスク、ネットワークインタフェイス、実行時の一時主記憶として使用されるランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、FDインタフェイスがある。さらに、モニタ用のディスプレイインタフェイス(I/F)、キーボード用のキーボードI/F、ポインティングデバイス用のマウスI/F、スキャナ用のスキャナI/F、プリンタ用のプリンタI/F、ディジタルカメラ用のデジタルカメラI/Fがある。
OSなどのソフトウェアプログラム、CMMなどのアプリケーションプログラム(AP)、および、デバイスドライバの実行中、RAMは、RAMに格納された情報をCPUに供給するために、コンピュータバスとインタフェイスする。具体的には、CPUは、まず、処理ステップを固定ディスクまたは別の記憶装置からRAMの領域にロードする。そして、CPUは、ロードした処理ステップを実行するために、RAMに格納した処理ステップを実行する。カラー画像または他の情報のようなデータにアクセスし、および/または、当該データを変更する必要がある処理ステップの実行中、CPUによる当該データのアクセスを可能にするために、当該データをRAMに格納することができる。
固定ディスクは、OSおよびCMSプログラムなどのAPを記憶する。固定ディスクは、さらにデジタルカメラドライバ、モニタドライバ、プリンタドライバ、スキャナドライバ、その他のデバイスドライバを記憶する。さらに、固定ディスクは、画像ファイル、その他のファイル、後述する本発明を実現する変換ベースデバイスプロファイル、変換ベースCMM、測定ベースのスマートCMMを記憶する。本発明の色管理方法は、APの一つまたは測定ベースCMMのような、CPUが実行する、固定ディスクに格納された処理ステップにより実行されることが好ましい。以下では、本発明の変換ベースカラープロファイルから測色データを抽出する処理ステップをさらに詳細に説明する。
図1は典型的な変換ベースCMSの構成を示すブロック図である。CMM 1は、ソースデバイス2からの色データを、デバイスに依存する色空間(例えばRGB)からデバイスに依存しない色空間に変換する。CMM 1は、変換ベースソースプロファイル3から見付けた色変換を利用する。そのようなソースプロファイルは、多くの場合、カラープロファイルまたはデバイスプロファイルと呼ばれる。変換ベースCMSにおける変換ベースプロファイルの色変換は、デバイスに依存する色値を、照度レベルが500ルクスのD50光源下の、CIEXYZまたはCIELabによって規定されるデバイスに依存しない値に変換する。デバイスに依存しない色空間はPCSとしても知られている。ソースデバイスの色値をPCSに変換すると、CMM 1は、デスティネーションプロファイル4を利用して、PCSから、異なるデバイス5に依存する色空間に色値を変換する。
図2は測定ベースまたはスマートCMSの構成を示す図である。スマートCMSは、デバイスに依存する色空間からデバイスに依存しない空間への変換に、デバイスプロファイルの色変換を利用する代わりに、ソースおよびデスティネーションデバイスの測色データを利用する。この測定データは、ソースおよびデスティネーションの測定データプロファイル13、14に含まれる。スマートCMM 11は、ソースデバイス12からデバイスに依存しない、色域レスのカラーアピアランス空間に色をマッピングするために、測定データを使用してモデルを構成する。このモデルは、多くの場合、カラーアピアランスベース変換と呼ばれる。同様の技術を使用して、スマートCMM 11は、デバイスに依存しないカラーアピアランス空間の色を、対応するデスティネーションデバイス15の値にマッピングする。通常、デバイスの出力を測色計、分光光度計、分光測光器を使用して測定することで測定データを取得する。スマートCMSが使用する測定データは、スケーリングされたCIEXYZ形式である。
変換ベースデバイスプロファイルが広範に使用されている場合、測定ベースのスマートCMSは、変換ベースデバイスプロファイルを使用することが便利だろう。しかし、スケーリングされたCIEXYZ測定データは、変換ベースデバイスプロファイルに明示的には含まれないから、スマートCMSは、変換ベースデバイスプロファイルを直接使用することができない。
図3は変換ベースデバイスプロファイルを使用してCIEXYZ測定データを生成する方法を示す図である。本実施例は、測定データを生成するために変換ベースCMM 17を使用する。まず、所定のデバイスに依存する色サンプル16を変換ベースCMM 17に供給する。例えば、RGBスキャナの場合、それら色サンプルは、取得すべきCIEXYZ測定値に対応するRGB値を示す。CMM 17は、測色データが要求するソースデバイスに対応する変換ベースソースプロファイル18にアクセスする。
次に、CMM 17は、供給されたデバイスに依存する色サンプルをデバイスに依存しない表色色空間に変換する。この変換は、ソースプロファイル18が含む、メディアに相対的(media-relative)な、または、絶対的(absolute)なカラーリメトリックレンダリングインテントに関連する色変換(以下、カラーリメトリック変換)を使用して達成する。
二つの表色レンダリングインテントは、何れもD50光源に測色的に適応した測定ベース表色値に基づき、使用可能である。さらに、これらレンダリングインテントに関連する変換は、デバイス色材を色域レスのPCSにマッピングすることができる。故に、絶対的なカラーリメトリックレンダリングインテントは、D50光源下で取得された測定値によって規定されるのが好ましい。例えば、両カラーリメトリックレンダリングインテントは、バージョン4.0以上の変換ベースICCプロファイルにおいて利用可能である。
カラーリメトリック変換は、デバイス色材をCIEXYZまたはCIELab形式の色域レスのPCSに変換する。スマートCMSが使用する測定データはスケーリングされたXYZ形式であることが要求されるから、デバイスに依存する色サンプル16をCIEXYZのPCSに変換することが望ましい。その際、PCSのCIEXYZ値を、スマートCMSが使用するXYZ測定データ形式に変換する。この変換は、アイデンティティプロファイル19が含む変換を利用して達成する。
アイデンティティプロファイル19における変換は、PCSが既にCIEXYZ形式であることを利用して行われる。PCSのCIEXYZ値(0〜0xFFFFの範囲)を生成した測定データに変換するため、アイデンティティプロファイル19は、PCSのCIEXYZ値をチャネルに変換するアイデンティティマッピングを変換ベースCMM 17に提供する。第一のチャネルはCIEXYZのX成分に対応し、第二のチャネルはY成分に対応し、第三のチャネルはZ成分に対応する。アイデンティティマッピングは、小数(decimal fraction) s/65535(65535は0xFFFFの十進数)によって各チャネルをスケーリングする。スケーリングファクタsは、スマートシステムが使用する最大のX、YまたはZ値を表す。通常、スマートシステムが使用するX、YおよびZ値の範囲は0〜100である。この場合、sに100を選択するが、100より大きい値にすることも可能である。データを失わず、かつ、精度を維持するために、100よりも大きいスケーリングファクタ(例えばs=120またはs=150)を選択することが好ましい。このように、生成する測定値に関連するデータを予想される最大値を超えて設定すれば、そのデータが失われることはない。
CMM 17が生成するスケーリングされた測定値は、図4に示すように、さらなる処理を必要とする場合がある。カラーリメトリック変換はD50光源に関連する結果を生成するから、D50以外の観察条件の下で得られた実際の測定値を使用して作成されたカラーリメトリックレンダリングインテントに関連する色変換の場合は、さらなる処理が必要になる。この場合、スケーリングされたXYZの、生成した測色値20は、変換ベースプロファイルから見付けた色順応変換(CAT)22を適用して、スケーリングする必要がある。CATの適用後に生成されたXYZ測定値は、オリジナルの測定値を取得した際の観察条件に関連している。
必要な色順応変換が適用された後に生成された測色値は、スマートCMSのソースまたはデスティネーションの測定データプロファイルとして使用可能である。スマートCMMは、生成した測色値を使用して、好ましくはCIECAM97またはCIECAM02形式の、デバイスに依存しない、色域レスのカラーアピアランス空間に、色値をマッピングするモデルまたはカラーアピアランスベース変換を構成する。
図7は変換ベースCMSによって生成された測色値を使用する測定ベースのスマートCMSの動作例を示す図である。この例において、ソースの測定データプロファイル20aとデスティネーションの測定データプロファイル20bの何れかが単独使用されるか、両方のプロファイルが互いに連携して使用されてもよいが、両方のプロファイルが使用されるものとして説明する。CMSの測定ベースのスマートCMM 11は、ソースデバイス用の、生成された測色値20aを受信し、生成された測色値20aを使用してソースデバイス変換30を作成する。ソースデバイス変換30は、ソースデバイス24からデバイスに依存する色空間の色値27を受信し、色値27をデバイスに依存しない色空間の色値29に変換する。入力観察条件34を使用して初期化されるカラーアピアランスモデル(CAM) 32は、変換された色値29を受信する。色域マッピング33は、CAM 32から入力観察条件に調整された色値31を受信し、色値31をデスティネーションデバイス26の色域内の色値35にマッピングする。
出力観察条件38を使用して初期化される別のCAM 36は、マッピングされた色値36を受信する。デスティネーションデバイス用の、生成された測色値20bから作成されるデスティネーションデバイス変換40は、出力観察条件に調整された色値37をデバイスに依存する色空間の色値39に変換する。そして、デバイスに依存する色空間の色値39は、適切に使用するために、デスティネーションデバイス26に送信される。
スマートCMMは、測色値を生成するために既存の変換ベースCMMを利用するだけでなく、内部で、変換ベースCMMの機能を実行するように構成される。
本発明の別の実施例においては、変換ベースCMMと所定のデバイスに依存する色サンプルを使用せずに、変換ベースデバイスプロファイルから測定データを抽出する。あるいは、スマートCMMは、変換ベースデバイスプロファイルのプロファイルヘッダと変換タグを読み取る。
スマートCMMは、読み取った情報に基づき、変換ベースデバイスプロファイルにおいて利用可能なカラーリメトリック変換の種類を判定する。例えば、RGBモニタ用のカラーリメトリック変換は、色再現カーブ(TRC)の集合および行列を含むことが多い。図5は色再現カーブの集合および行列により、RGB色データをCIEXYZのPCSに変換する式を示す図である。デバイスに依存する色サンプルをCIEXYZのPCSに変換するために変換ベースCMMを使用するよりもむしろ、スマートCMMは、XYZ測定値を得るために色再現カーブの集合と行列の乗算を利用する。さらに、スマートCMMは、図4で説明したように、非D50の白色点用のスケーリングを行うために、抽出したXYZ測定値に色順応変換を適用する。
XYZ測定値は、n次元LUTとして表現される色変換から抽出することができる。図6は三次元LUTがデバイスに依存するRGB色値をCIELabのPCSに変換する式を示す図である。LUTからXYZ測定値を取得するために、Labエントリポイントの線形補間サンプリングを実行して、XYZ測定値に対応する一次(linear)のR'G'B'値を見付ける。オプションの一次元行列を使用する場合、反転した行列に一次のR'G'B'値を適用して、RGB値を取得する。取得したRGB値は、線形補間に使用したLabエントリポイントに対応する。RGB値に対するXYZ測定値を得るために、関連するLabエントリポイントを単純にCIEXYZに変換する。TRC/行列変換と同様に、スマートCMMは、図4で説明したように、非D50の白色点用のスケーリングを行うために、抽出したXYZ測定値に色順応変換を適用する。
図8は幾つかのデバイスが変換ベースCMMを使用する環境における、測定ベースCMSの一部である測定ベースCMMの用途を示す図である。測定ベースCMSの一部である測定ベースCMM 11は、コンピュータ102のようなデータ処理システムで動作する。コンピュータ102は、スキャナ104のようなカラーソースデバイスに結合し、スキャナ104から処理用の色値を含むデータを受信する。
コンピュータ102は、変換ベースCMM 1が動作するプリンタサーバ108のような別のデータ処理システムに結合する。プリンタサーバ108は、カラープリンタ106のようなデスティネーションカラーデバイスに結合する。
動作中、コンピュータ102は、カラープリンタ106で印刷するために、カラー画像データのような色値の形式のデータをプリンタサーバ108に送信する。データは、スキャナ104から、または、ファイルに格納されたカラー画像のようにコンピュータ102の他のデータ記憶装置のから送信することもできる。サーバ108は、カラープリンタ106でデータを印刷するために、変換ベースCMMを使用して色値を処理する必要がある。そうするために、変換ベースCMMは、変換ベースプロファイルに、ソースカラーデバイスとデスティネーションカラーデバイスの両方を利用可能にすることを要求する。変換ベースCMMを備え、コンピュータ102から印刷用データを受信するサーバ108は、印刷用データに関連するソースカラーデバイス用の変換ベースプロファイルを送信するように、コンピュータ102に要求する場合がある。さらに、サーバ108は、デスティネーションカラーデバイス用の変換ベースプロファイルの供給をコンピュータ102に依存してもよい。
図8に示すように、測定ベースCMMと変換ベースCMMを一緒に使うことは、変換ベースCMMが変換ベースプロファイルを供給する測定ベースCMMに依存するため、相反する問題が起きる可能性がある。図9は測定ベースCMSの環境(context)内で使用可能な変換ベースプロファイルを生成する処理フローを示す図である。測定ベースCMM 11(図8)と変換ベースCMM 1(図8)が通信するために、変換ベースプロファイル生成処理400は、測定ベースCMM 11に追加される。変換ベースプロファイル生成処理400は、入力として、測定ベース色システムを媒介(parameterize)する色データ402と手続(procedures)404を受信する。変換ベースプロファイル生成処理400は、色データと手続を使用して、変換ベースCMS用の変換ベースプロファイル406を生成する。
意図された用途に応じて、変換ベースプロファイル生成処理400をシステムユーティリティライブラリ、または、スタンドアロンのアプリケーションとして実装してもよい。手動操作を必要としないシステムユーティリティライブラリは、測定ベースプロファイルを使用するOSから、変換ベースプロファイルを使用するコンピュータやプリンタに印刷するという要求への対処に、とくに有用である。システムユーティリティライブラリは、すべての選択可能なパラメータと同様に、OS、または、OSのユーティリティをコールするコードのプログラマによって選択される。さらに、測定ベースCMSは、特定のデバイスをモデリングするため、または、特定の色域マッピングアルゴリズムを実装するために、今までどおりプラグインをサポートする。
スタンドアロンのプロファイル構築アプリケーションは、測定ベースCMSと変換ベースCMSの間で矛盾しない(一貫した)結果を得るという要求に対処する。この実装において、測定ベースCMSは、変換ベースCMS用のプロファイルの構成に使用される。このようにして、二つのシステム間の矛盾しない(一貫した)デバイスモデリングと色域マッピングが達成される。さらに、デバイスの動作を最もよく知るハードウェア製造業者が提供するプラグインを使用して、デバイスモデリングを行う。
様々な実装を容易にするため、変換ベースプロファイル生成処理400の動作は、実装の種類に依存して、様々な方法で制御される。例えば、変換ベースプロファイル生成処理400は、ユーザ入力408の制御下で動作する。それら入力408は、変換ベースプロファイル生成処理400の特定の機能(feature)をターンオンおよびターンオフするために、ユーザが指定する設定(configuration)でもよい。ユーザは、プラグインなどの形式でソフトウェアモジュールとして供給される変換ベースプロファイル生成処理400が使用する色データまたは手続を指定することもできる。この融通性は、ユーザが変換の作成方法に関して具体的なアイディアを有する場合に有用である。
さらに、変換ベースプロファイル生成処理400は、変換ベースプロファイル生成処理400の動作方法を指定するワークフロー410の動作を介して制御される。この機能は、実装機能をユーザから隠すために、変換ベースプロファイル生成処理400を自動化する場合に有用で、こにより、変換ベースプロファイル生成処理400はユーザに対して透過的になる。
ワークフロー410またはユーザ入力408を使用することで、変換ベースプロファイル生成処理400を様々なソフトウェアオブジェクトに合体してもよい。例えば、変換ベースCMMとの互換性を与えるために、変換ベースプロファイル生成処理400を測定ベースCMMに含めてもよい。変換ベースプロファイル生成処理400をコンピュータシステムのOSに合体してもよい。そうすれば、変換ベースプロファイル生成処理400は、様々なソフトウェアオブジェクトにアクセス可能になる。動作中、ソフトウェアオブジェクトは、所望の変換ベースプロファイルを生成するために、ワークフローに沿って、入力として、色データと手続を変換ベースプロファイル生成処理400に供給する。カラー入力または出力装置をカスタマイズするために、ユーザが使用するスタンドアロンのアプリケーションにおいて変換ベースプロファイル生成処理400を使用し、ユーザの仕様に合わせたプロファイルを生成してもよい。例えば、スタンドアロンのアプリケーションが含む変換ベースプロファイル生成処理400を、カラーモニタのような特定のカラーデバイス用の変換ベースプロファイルの生成に使用してもよい。そうすれば、モニタの表示色は、塗装された金属のような別の面における色の見えを描写する。
図10は変換ベースプロファイル生成処理400の一部の処理フローを示す図である。変換ベースプロファイル生成処理400は、測定ベースデバイスモデルプロファイルのデータと、それに関連する観察条件を使用して、デバイスモデル500を初期化する。デバイスモデル500は、測定ベースデバイスモデルプロファイルの一部であり、デバイスモデル色値を表色値に変換することができ、また、表色値をデバイスモデル色値に変換することができる。デバイスモデル500は、プラグインでも、CMSの一部でもよい。
変換ベースプロファイル生成処理400は、以下のようにして、デバイス色域境界502を生成する。デバイスモデル500は、デバイス測色データ508を得るために、デバイスモデルプロファイルのサンプリングデータ504、または、デバイス色空間の全サンプリングデータ506を処理する。カラーアピアランスモデル(CAM) 510は、デバイス測色データ508を処理して、アピアランスデータ512を作成する。CAM 510は、パラメータの集合によって初期化されたカラーアピアランスモデル要素のインスタンスである。デバイス色域境界502を作成するため、パラメータは、ソース画像の観察条件を表す。アピアランスデータ512は、デバイス色域境界502の作成に使用される。色域境界の作成は様々な方法で達成される。一つの方法は、データ点の凸閉包(convex hull)を表す三次元メッシュを作成することである。
次に、変換ベースプロファイル生成処理400は、基準PCSの測定プロファイル513のデータを使用して、PCSの色域境界514を作成する。以下に説明するように、デバイス空間からPCSへのマッピングは、本質的に、デバイス空間から別のデバイス空間にマップするために測定ベースCMMが使用する色管理処理と同様である。PCSの処理は、ICCプロファイル形式の仕様のような規格において規定されるように、PCSの基準観察条件を使用する。CAM 510の初期化に必要なすべてのデータを算出するには、ICCプロファイル形式の仕様で提供される情報で充分である。その情報を、一貫性と融通性のために、測定ベースカラープロファイルに格納してもよい。
測定ベースカラープロファイルは、PCSの基準色域を規定するサンプルの格納に使用される。上述した変換ベースプロファイル生成処理400は、色域境界を作成する二つの方法を有する。一つの方法は、全デバイス空間をサンプリングし、デバイスモデルを使用して、測定値を作成することである。第二の方法は、PCSプロファイルの測定サンプルを使用して、基準色域境界を作成することである。どちらの方法も動作するが、測定サンプルを使用する方が計算結果の管理が容易である。なお、プロファイルベースのアプローチには融通性がある。基準PCS色域の再規定が要求される場合、PCSデバイスプロファイルの測定データを変更する。
ICC PCSは、理想的なデバイスのモデリングである。PCSのPCSデバイスモデル516を作成して、それを実際のデバイスのモデルとして使用することで、変換ベースプロファイル生成処理400は、測定ベースCMMが使用する色管理処理の長所を利用することができる。測色値からデバイスモデルへのPCSエンコーディングは簡単である。変換ベースプロファイル生成処理400は、実際の測色値とPCSコード値の間をマッピングする。デバイスモデル用のCMSインタフェイスは、XYZ色空間のXYZ色値のみをサポートすればよいから、変換ベースプロファイル生成処理400は、XYZ色空間とLAB色空間の間をマッピングする必要がある。これは、周知の変換である。
PCSデバイスモデル516が初期化されると、デバイスモデル516は、PCSの測定プロファイル513の色データを処理して、PCS測色データ518を得る。CAM 519は、PCS測色データ518を処理して、PCSアピアランスデータ520を作成する。CAM 519は、パラメータの集合によって初期化されたカラーアピアランスモデル要素のインスタンスである。PCS色域境界514を作成するために、パラメータは、PCSに対して規定されたD50、500ルクスの条件を表す。PCSアピアランスデータは、PCS色域境界514の作成に使用される。
変換ベースプロファイル生成処理400は、デバイス色域境界502とPCS色域境界514を使用して、色域マッピングモデル(GMM) 522を初期化する。変換ベースプロファイル生成処理400は、デバイスモデル500、GMM 522およびPCSデバイスモデル516を使用して、変換524を作成する。変換ベースプロファイル生成処理400は、デバイス空間のサンプリングデータ504を変換して、AtoB LUT 528を作成する。
図11は変換ベースプロファイル生成処理400の別の処理フローを示す図である。図11はBtoA LUT 600の作成を示す。これはほぼ同一であるが、ソースとデスティネーションの役割が交換される。また、全PCS色域をサンプリングしてLUT 600を作成する。
BtoA LUT 600を生成するために、変換ベースプロファイル生成処理400は、測定ベースデバイスモデルプロファイルのデータと、それに関連する観察条件を使用して、デバイスモデル500を初期化する。変換ベースプロファイル生成処理400は、以下のようにして、デバイス色域境界502を生成する。デバイスモデル500は、デバイス測色データ508を得るために、デバイスモデルプロファイルのサンプリングデータ504、または、デバイス色空間の全サンプリングデータ506を処理する。CAM 510は、デバイス測色データ508を処理して、アピアランスデータ512を作成する。アピアランスデータ512は、デバイス色域境界502の作成に使用される。
次に、変換ベースプロファイル生成処理400は、基準PCSの測定プロファイル513のデータを使用して、PCSの色域境界514を作成する。
PCSデバイスモデル516が初期化されると、PCSデバイスモデル516は、PCSの測定プロファイル513の色データを処理して、PCS測色データ518を得る。CAM 519は、PCS測色データ518を処理して、PCSアピアランスデータ520を作成する。PCSアピアランスデータは、PCS色域境界514の作成に使用される。
変換ベースプロファイル生成処理400は、デバイス色域境界502とPCS色域境界514を使用して、色域マッピングモデル(GMM) 602を初期化する。変換ベースプロファイル生成処理400は、デバイスモデル500、GMM 602およびPCSデバイスモデル516を使用して、変換604を作成する。変換ベースプロファイル生成処理400は、PCS空間のサンプリングデータ606を変換して、BtoA LUT 600を作成する。
図1を再び参照すると、変換ベースプロファイル生成処理400は、AtoB LUT 528の生成(図10)、または、BtoA LUT 600の生成(図11)を終了すると、変換ベースCMM 1が使用するために、LUT 528、600を変換ベースプロファイルに含める。とくに、AtoB LUT 528はソースデバイス2用の変換ベースプロファイル3に含め、BtoA LUT 600はデスティネーションデバイス5用の変換ベースプロファイル4に含める。
本発明の別の面において、変換ベースプロファイル生成処理400は、ユーザが編集したPCSを使用して、カスタマイズされた変換ベースプロファイルを生成してもよい。例えば、ICCは、CMSが意図するすべての用途を満すには、一つのPCSでは充分な融通性がないことを見出した。そこで、ICCは、プロファイル仕様のバージョン4には、実際に、二つのPCSエンコーディングがあることを明らかにした。一方はカラーリメトリック(測色的)インテントに使用され、他方はパーセプチュアル(知覚的)インテントに使用される。(サチュレーション(彩度)インテントに対応するPCSはない。ICCは、その部分を曖昧なままにした。)カラーリメトリックPCSは、規定された最小および最大明度を有し、色度値および色相値の範囲は約±127である。従って、このPCSは、四角柱(rectangular prism)のように見える。上述したように、パーセプチュアルPCSボリュームは、インクジェットプリンタの色域に似ている。
二つのICC PCSは、二つの異なるディジタルエンコーディングを有する。パーセプチュアルPCSにおいて、値0は明度が0を表す。カラーリメトリックPCSにおいて、値0は、値が0より大きい最小明度を表す。この問題は、PCSエンコードごとに異なるデバイスモデルをもつことで解決する。
本発明は、ICCインテントからPCSプロファイルへのユーザが選択可能なマッピングと、ICCインテントからデバイスモデルへのユーザが選択可能なマッピングを特徴とする。図12はICCインテントからPCSプロファイルへのマッピングの選択を示す図である。パーセプチュアルインテントデータ702とサチュレーションインテントデータ704は、ICCパーセプチュアルインテントPCSプロファイル706にマッピングされる。相対的カラーリメトリックインテントデータ708と絶対的カラーリメトリックインテントデータ710は、ICCカラーリメトリックPCSプロファイル712にマップされる。
図13はインテントからデバイスモデルへのマッピングを示す図である。パーセプチュアルインテントデータ800とサチュレーションインテントデータ802は、ICCパーセプチュアルデバイスモデル804にマッピングされる。相対的カラーリメトリックインテントデータ806と絶対的カラーリメトリックインテントデータ808は、ICCカラーリメトリックデバイスモデル810にマッピングされる。
さらに、デバイスの色域がPCSの色域より大きい場合は、ユーザが選択可能な色域マッピングアルゴリズム(GMA)を、デバイス色域からPCS色域へのマッピングに使用してもよい。あるいは、測定ベースCMSは、四つのICCインテントからGMAへのデフォルトマッピングとともに、デフォルトGMAの集合を提供することもできる。上述した測定ベースCMMにおいて、ベースラインGMMまたはプラグインGMMによって、GMAを実装してもよい。
ICCプロファイル用のAtoB LUTを作成するために、変換ベースプロファイル生成処理400は、ソースデバイスの色域から適切なPCSの色域にマッピングする。BtoA LUTを作成するために、変換ベースプロファイル生成処理400は、PCS空間からデスティネーションデバイスの色域にマッピングする。AtoB LUT用のマッピングは、測定ベースCMSが使用するマッピングと非常に類似する。パーセプチュアルPCSの場合、変換ベースプロファイル生成処理400は、色域外の任意の色をクリッピングまたは圧縮して、デバイスのもっともらしい(plausible)色域をパーセプチュアルPCSの色域境界にマッピングする。カラーリメトリックインテントの場合、変換ベースプロファイル生成処理400は、明度をクリッピングする必要があるが、色度値と色相値はすべてカラーリメトリックPCSの色域に適合する。
BtoA LUT用のマッピングは多少異なる。カラーリメトリックインテントは、やはり、容易に処理でき、変換ベースプロファイル生成処理400は、デスティネーションデバイスの色域にPCS値をクリッピングする。しかし、ICCは、パーセプチュアルPCSの基準色域内のPCS値だけでなく、すべての可能なPCS値を、あるデバイス値にマッピングすることを要求する。変換ベースプロファイル生成処理400は、色域マッピングモデル(GMM)が基準色域外にあるソースの色を処理できることを保証する。変換ベースプロファイル生成処理400の一例においては、それらの色をデバイスの色域境界にクリッピングすることで対処する。変換ベースプロファイル生成処理400の別の例においては、基準のPCS色域をデバイスの色域境界内の色ボリュームにマッピングし、基準のPCS色域外のソースの色をデバイスの残りの色域に圧縮する。
幾つかの例において、変換ベースプロファイル生成処理400は、特定のプリンタにインストールされたCMMのような、特定のCMMが使用すべきICCプロファイルを作成すると決定してもよい。特定のCMMがプロファイルの妥当性検査(validation)を行わないことが分かっていれば、変換ベースプロファイル生成処理400は、そのCMMが実際に使用する特定のタグのようなプロファイルの一部のみを供給することで、生成処理を最適化することができる。例えば、変換ベースプロファイル生成処理400は、画像に埋め込むICCプロファイルを作成する場合、AtoB LUTだけが使用されるため、BtoA LUTを生成する必要はない。さらに、変換ベースプロファイル生成処理400は、出力装置で画像を描画するアプリケーションとCMMについて充分な知識を有する場合、使用する特定のタグをプロファイルから認識してもよい。この場合、変換ベースプロファイル生成処理400は、特定のタグのみを生成する必要がある。他のLUTは、空にされてもよいし、ダミー値が作成されてもよい。それらダミー値は、デスティネーションデバイスで受け入れ可能なプロファイルを生成する、可能な最小タグ値である。
他の実施例において、変換ベースプロファイル生成処理400は、ICCプロファイルビルダを作成するために、生成パイプラインとして使用され。このパイプラインを使用する利点は、ICCをサポートするとともに、処理が、測定ベースCMSの動作(behavior)に対して可能な限り矛盾しないことである。
これら実施例は測定ベースCMSのデバイスモデルを使用するから、変換ベースプロファイル生成処理400は、CMSが受け入れる任意の測定ベースプロファイルからICCプロファイルの構築を開始することが保証される。これは、変換ベースプロファイルの生成処理400が、測定プロファイルに追加される、および、専用のプラグインデバイスモデルが理解する、任意の拡張データを使用することを意味する。
上記では、ICCと特定のPCSに関して説明した。しかし、ICC PCSに限定されるわけではない。デバイスデータと観察条件に関する異なるプロファイルを特定することで、本発明が使用する基準PCSを変更すること可能である。
図14は変換ベースプロファイル生成処理または測定ベースプロファイル生成処理が動作するのに適切な汎用のコンピュータ装置のようなデータ処理装置のアーキテクチャを示す図である。データ処理装置900は、システムバス904を介してメモリ902に結合されるプロセッサ901を有する。プロセッサ901は、システムバス904および入出力(I/O)バス905を介して、外部I/O装置に結合する。コンピュータが読取可能な媒体を有する記憶装置906は、記憶装置コントローラ908、I/Oバス905およびシステムバス904を介してプロセッサ901に結合する。記憶装置906は、上述した変換ベースプロファイル生成処理の特徴の実現に使用するデータ910とプログラム命令912を読み書きするために、プロセッサ901によって使用される。
プロセッサ901は、さらに、I/Oバス905に結合されたユーザ出力装置コントローラ920を介して、ユーザ出力装置918に結合する。プロセッサ901は、ユーザ出力装置918を使用して、ユーザにユーザインタフェイスを表示し、変換ベースプロファイル生成処理において使用する色データと手続のユーザ選択を促す。
プロセッサ901は、さらに、I/Oバス905に結合されたユーザ入力装置コントローラ916を介してユーザ入力装置914に結合する。プロセッサ901は、ユーザ入力装置914を使用して、変換ベースプロファイル生成処理において使用する色データと手続の選択を受信する。
プロセッサ901は、さらに、I/Oバス905に結合された通信装置コントローラ924を介して通信装置922に結合する。プロセッサ901は、通信装置922を使用して、生成した変換ベースプロファイルを転送するために変換ベースCMMと通信する。
動作中、プロセッサ901は、プログラム命令912を記憶装置906からメモリ902にロードする。プロセッサ901は、ロードしたプログラム命令912を実行し、上述した変換ベースプロファイル生成処理の特徴を実現する。
本発明の特定の実施例に関して上述した。本発明は、上述した実施例に限定されず、本発明の趣旨の範囲から逸脱せずに、当業者により様々な変更および変形が行われてもよいことが理解される。
変換ベースCMSの動作を示すブロック図、 測定ベースのスマートCMSの動作を示すブロック図、 変換ベースデバイスプロファイルから測色値を生成する方法を示すブロック図、 生成した測色値をD50以外の白色点にスケーリングする方法を示すブロック図、 再現カーブの集合と行列を含む色変換を実行するための式を示す図、 n次元LUTを含む色変換を実行するための式を示す図、 変換ベースCMSによって生成された測色値を使用する測定ベースのスマートCMSの動作例を示すブロック図、 幾つかのデバイスが変換ベースCMSの変換ベースCMMを使用する環境における、測定ベースCMSの一部である測定ベースCMMの用途を示す図、 測定ベースCMMにおける変換ベースプロファイル生成処理の動作を示すブロック図、 変換ベースプロファイル生成処理の一部の処理フローを示す図、 変換ベースプロファイル生成処理の別の処理フローを示す図、 ICCインテントからPCSプロファイルへのマッピングの選択を示す図、 ICCインテントからデバイスモデルへのマッピングの選択を示す図、 変換ベースプロファイル生成処理が動作するのに適切な汎用のコンピュータ装置のようなデータ処理装置のアーキテクチャを示す図である。

Claims (59)

  1. 変換ベース色管理システム用の変換ベースプロファイルの生成方法であって、
    色データと手続によって媒介される測定ベース色システムを使用して、前記変換ベースプロファイルを生成することを特徴とする生成方法。
  2. さらに、デバイスモデル、色域マッピングモデルおよびプロファイル接続空間のデバイスモデルを使用して、第一の変換を作成し、
    デバイス空間のサンプリングと前記第一の変換を使用して、AtoBのルックアップテーブルを生成することを特徴とする請求項1に記載された生成方法。
  3. 前記変換ベース色管理システムが使用すために、前記AtoBのルックアップテーブルを前記変換ベースプロファイルに含めることを特徴とする請求項2に記載された生成方法。
  4. さらに、デバイスモデルプロファイルのデータを使用して、前記デバイスモデルを初期化し、
    デバイス色データと前記デバイスモデルを使用して、測色データを取得し、
    カラーアピアランスモデルを使用して、前記測色データからアピアランスデータを作成し、
    前記アピアランスデータを使用して、前記色域マッピングモデルの初期化に使用するデバイス色域境界を生成することを特徴とする請求項2に記載された生成方法。
  5. 前記デバイス色データは、前記デバイスモデルプロファイルのサンプリングデータであることを特徴とする請求項4に記載された生成方法。
  6. 前記デバイス色データは、デバイス色空間の全サンプリングであることを特徴とする請求項2に記載された生成方法。
  7. さらに、前記プロファイル接続空間プロファイルのデータを使用して、前記プロファイル接続空間のデバイスモデルを初期化し、
    前記プロファイル接続空間のデバイスモデルを使用して、測色データを取得し、
    カラーアピアランスモデルを使用して、前記測色データからアピアランスデータを作成し、
    前記アピアランスデータを使用して、前記色域マッピングモデルの初期化に使用する前記プロファイル接続空間の色域境界を生成することを特徴とする請求項2に記載された生成方法。
  8. さらに、前記デバイスモデル、色域マッピングモデルおよびプロファイル接続空間のデバイスモデルを使用して、第二の変換を作成し、
    プロファイル接続空間のサンプリングと前記第二の変換を使用して、BtoAのルックアップテーブルを生成することを特徴とする請求項2に記載された生成方法。
  9. 前記変換ベース色管理システムが使用すために、前記BtoAのルックアップテーブルを前記変換ベースプロファイルに含めることを特徴とする請求項8に記載された生成方法。
  10. 前記生成方法は、ユーザが介入する必要なく、自動化ワークフローによって制御されることを特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載された生成方法。
  11. 前記生成方法は、ユーザによって制御されることを特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載された生成方法。
  12. 変換ベース色管理システム用の変換ベースプロファイルの生成装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され、前記プロセッサが実行可能なプログラム命令を格納するプログラムメモリとを有し、
    前記プログラム命令は、請求項1から請求項9の何れかに記載された生成方法を実行可能であることを特徴とする生成装置。
  13. 変換ベース色管理システム用の変換ベースプロファイルの生成装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され、前記プロセッサが実行可能なプログラム命令を格納するプログラムメモリとを有し、
    前記プログラム命令は、請求項1から請求項9の何れかに記載された生成方法を実行可能であり、前記生成方法は、ユーザが介入する必要なく、自動化ワークフローにより制御されることを特徴とする生成装置。
  14. 変換ベース色管理システム用の変換ベースプロファイルの生成装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され、前記プロセッサが実行可能なプログラム命令を格納するプログラムメモリとを有し、
    前記プログラム命令は、請求項1から請求項9の何れかに記載された生成方法を実行可能であり、前記生成方法は、ユーザによって制御されることを特徴とする生成装置。
  15. 請求項1から請求項9の何れかに記載された生成方法を使用して、変換ベース色管理システム用の変換ベースプロファイルを生成する、コンピュータが実行可能な命令を格納するコンピュータ読み取り可能な媒体であって、
    前記生成方法は、ユーザが介入する必要なく、自動化ワークフローにより制御されることを特徴とする媒体。
  16. 請求項1から9の何れかに記載された生成方法を使用して、変換ベース色管理システム用の変換ベースプロファイルを生成する、コンピュータが実行可能な命令を格納するコンピュータが読み取り可能な媒体であって、
    前記生成方法は、ユーザによって制御されることを特徴とする媒体。
  17. アプリケーション内で、変換ベース色管理システム用の変換ベースプロファイルを生成する生成方法であって、
    前記アプリケーションによって前記変換ベースプロファイルを生成し、
    前記アプリケーションは色データと手続によって媒介され、前記手続のうち少なくとも一つはユーザにより選択可能であり、プラグ接続可能であることを特徴とする生成方法。
  18. さらに、プラグ接続可能なデバイスモデル、プラグ接続可能な色域マッピングモデル、および、プロファイル接続空間のデバイスモデルを使用して、第一の変換を作成し、
    デバイス空間のサンプリングと前記第一の変換を使用して、AtoBのルックアップテーブルを生成することを特徴とする請求項17に記載された生成方法。
  19. さらに、前記プラグ接続可能なデバイスモデル、前記プラグ接続可能な色域マッピングモデル、および、前記プロファイル接続空間のデバイスモデルを使用して、第二の変換を作成し、
    前記プロファイル接続空間のサンプリングと前記第二の変換を使用して、BtoAのルックアップテーブルを生成することを特徴とする請求項18に記載された生成方法。
  20. アプリケーション内で、変換ベース色管理システム用の変換ベースプロファイルを生成する生成装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され、前記プロセッサが実行可能なプログラム命令を格納するプログラムメモリとを有し、
    前記プログラム命令は、請求項17から請求項19の何れかに記載された生成方法を実行可能であることを特徴とする生成装置。
  21. 請求項17から請求項19の何れかに記載された生成方法を使用して、アプリーション内の、変換ベース色管理システム用の変換ベースプロファイルを生成する、コンピュータが実行可能な命令を格納するコンピュータが読み取り可能な媒体。
  22. 特定のカラー出力装置とともに使用する変換ベース色管理モジュールのカスタマイズ方法であって、
    ICCインテントからプロファイル接続空間プロファイルおよびデバイスモデルへの、ユーザが選択可能なマッピングを供給し、
    前記プロファイル接続空間プロファイルを使用して、前記プロファイル接続空間のデバイスモデルを生成し、
    前記デバイスモデル、色域マッピングモデルおよび前記プロファイル接続空間のデバイスモデルを使用して、第一の変換を作成し、
    デバイス空間のサンプルと前記第一の変換を使用して、前記変換ベース色管理モジュールが使用するAtoBのルックアップテーブルを生成することを特徴とするカスタマイズ方法。
  23. さらに、前記デバイスモデル、前記色域マッピングモデルおよび前記プロファイル接続空間のデバイスモデルを使用して、第二の変換を作成し、
    前記プロファイル接続空間のサンプリングと前記第二の変換を使用して、前記変換ベース色管理モジュールが使用するBtoAのルックアップテーブルを生成することを特徴とする請求項22に記載されたカスタマイズ方法。
  24. 特定のカラー出力装置とともに使用する変換ベース色管理モジュールをカスタマイズする装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され、前記プロセッサが実行可能なプログラム命令を格納するプログラムメモリとを有し、
    前記プログラム命令は、請求項21から請求項23の何れかに記載されたカスタマイズ方法を実行可能であることを特徴とする装置。
  25. 請求項21から請求項23の何れかに記載されたカスタマイズ方法を使用して、特定のカラー出力装置とともに使用する変換ベース色管理モジュールのカスタマイズを実行可能なコンピュータが実行可能な命令を格納するコンピュータが読み取り可能な媒体。
  26. 測定ベース色管理システムが使用する測色値を生成する色管理方法であって、
    デバイスに依存する色空間からデバイスに依存しない表色色空間に色データを変換する色変換を含む変換ベースカラープロファイルにアクセスするステップと、
    前記カラープロファイルの前記色変換を使用して、測色値を生成するステップと、
    前記生成した測色値を使用して、カラーアピアランスベース変換を作成するステップとを有し、
    前記カラーアピアランスベース変換は、カラー画像データを内部カラーアピアランス空間に変換する測定ベース色管理システムが使用するカラーアピアランスモデルと矛盾しないことを特徴とする色管理方法。
  27. さらに、デバイスに依存する色サンプルを変換ベース色管理モジュールに供給するステップを有し、
    前記生成ステップは、前記アクセスステップでアクセスした前記変換ベースカラープロファイルが含む前記色変換と、前記色管理モジュールを使用して、前記供給されるデバイスに依存する色サンプルをデバイスに依存しない表色色空間に変換し、
    前記測色値の生成に、アイデンティティプロファイルを使用して、前記デバイスに依存する色サンプルをスケーリングすることを特徴とする請求項26に記載された色管理方法。
  28. 前記生成ステップは、D50の規定の光源下で得られる測定値を使用して作成された変換ベースカラープロファイルではない場合、前記変換ベースカラープロファイルが含む色順応変換を使用して、前記生成した測色値をスケーリングすることを特徴とする請求項27に記載された色管理方法。
  29. 前記変換ベースカラープロファイルは、絶対的カラーリメトリックレンダリングインテント、および、メディア相対的カラーリメトリックレンダリングインテントを含む、複数のレンダリングインテントを含むことを特徴とする請求項28に記載された色管理方法。
  30. 前記変換ベースカラープロファイルの前記色変換は、前記絶対的カラーリメトリックレンダリングインテントによって規定されることを特徴とする請求項29に記載された色管理方法。
  31. 前記変換ベースカラープロファイルの前記色変換は、前記メディア相対的カラーリメトリックレンダリングインテントによって規定されることを特徴とする請求項29に記載された色管理方法。
  32. 前記供給されるデバイスに依存する色サンプルは、500ルクスの照度を有するD50光源のCIEXYZ色空間に変換されることを特徴とする請求項29に記載された色管理方法。
  33. 前記スケーリングステップは、100.0/65535.0の小数に比例して、前記デバイスに依存する色サンプルをスケーリングすることを特徴とする請求項29に記載された色管理方法。
  34. 前記スケーリングステップは、120.0/65535.0の小数に比例して、前記デバイスに依存する色サンプルをスケーリングすることを特徴とする請求項29に記載された色管理方法。
  35. 前記スケーリングステップは、150.0/65535.0の小数に比例して、前記デバイスに依存する色サンプルをスケーリングすることを特徴とする請求項29に記載された色管理方法。
  36. 前記作成ステップが作成する前記カラーアピアランスベース変換はCIECAM97形式であることを特徴とする請求項29に記載された色管理方法。
  37. 前記作成ステップが作成する前記カラーアピアランスベース変換はCIECAM02形式であることを特徴とする請求項29に記載された色管理方法。
  38. 前記作成ステップは、さらに、前記生成された測色値をアンスケーリングすることをことを特徴とする請求項28に記載された色管理方法。
  39. 前記色変換は色再現カーブの集合と行列であり、前記生成ステップは、さらに、前記色再現カーブの集合と行列から測色値を抽出することを特徴とする請求項26に記載された色管理方法。
  40. さらに、D50の規定の光源下で得られる測定値を使用して作成された変換ベースカラープロファイルではない場合、前記変換ベースカラープロファイルが含む色順応変換を使用して、前記抽出した測色値をスケーリングするステップを有することを特徴とする請求項39に記載された色管理方法。
  41. 前記変換ベースカラープロファイルは、絶対的カラーリメトリックレンダリングインテント、および、メディア相対的カラーリメトリックレンダリングインテントを含む、複数のレンダリングインテントを含むことを特徴とする請求項40に記載された色管理方法。
  42. 前記変換ベースカラープロファイルの前記色変換は、前記絶対的カラーリメトリックレンダリングインテントによって規定されることを特徴とする請求項41に記載された色管理方法。
  43. 前記変換ベースカラープロファイルの前記色変換は、前記メディア相対的カラーリメトリックレンダリングインテントによって規定されることを特徴とする請求項41に記載された色管理方法。
  44. 前記作成ステップが作成する前記カラーアピアランスベース変換はCIECAM97形式であることを特徴とする請求項39に記載された色管理方法。
  45. 前記作成ステップが作成する前記カラーアピアランスベース変換はCIECAM02形式であることを特徴とする請求項39に記載された色管理方法。
  46. 前記色変換はn次元ルックアップテーブルであり、前記生成ステップは、さらに、前記n次元ルックアップテーブルから測色値を抽出することを特徴とする請求項26に記載された色管理方法。
  47. 前記n次元ルックアップテーブルは三次元ルックアップテーブルであることを特徴とする請求項46に記載された色管理方法。
  48. さらに、D50の規定の光源下で得られる測定値を使用して作成された変換ベースカラープロファイルではない場合、前記変換ベースカラープロファイルが含む色順応変換を使用して、前記抽出した測色値をスケーリングするステップを有することを特徴とする請求項46に記載された色管理方法。
  49. 前記変換ベースカラープロファイルは、絶対的カラーリメトリックレンダリングインテント、および、メディア相対的カラーリメトリックレンダリングインテントを含む、複数のレンダリングインテントを含むことを特徴とする請求項48に記載された色管理方法。
  50. 前記変換ベースカラープロファイルの前記色変換は、前記絶対的カラーリメトリックレンダリングインテントによって規定されることを特徴とする請求項49に記載された色管理方法。
  51. 前記変換ベースカラープロファイルの前記色変換は、前記メディア相対的カラーリメトリックレンダリングインテントによって規定されることを特徴とする請求項49に記載された色管理方法。
  52. 前記作成ステップが作成する前記カラーアピアランスベース変換はCIECAM97形式であることを特徴とする請求項47に記載された色管理方法。
  53. 前記作成ステップが作成する前記カラーアピアランスベース変換はCIECAM02形式であることを特徴とする請求項47に記載された色管理方法。
  54. 測定ベース色管理システム用の測色値を生成する生成装置であって、
    請求項26から請求項53の何れかに記載された生成方法を実行可能な処理ステップを格納するプログラムメモリと、
    前記プログラムメモリに格納された前記処理ステップを実行するプロセッサとを有することを特徴とする生成装置。
  55. 測定ベース色管理システムが使用する測色値を生成するコンピュータが読み取り可能な媒体に格納されたコンピュータが実行可能な処理ステップであって、
    請求項26から請求項53の何れかに記載された生成方法を実行可能な処理ステップを有することを特徴とする処理ステップ。
  56. 測定ベース色管理システムが使用する測色値を生成するコンピュータが実行可能な処理ステップを格納するコンピュータが読み取り可能な媒体であって、
    前記処理ステップは、請求項26から請求項53の何れかに記載された生成方法を実行可能な処理ステップを含むことを特徴とする媒体。
  57. 請求項26から請求項53の何れかに記載された生成方法によって生成される測色値を使用することを特徴とする測定ベース色管理システム。
  58. 請求項26から53の何れかに記載された生成方法によって生成される測色値を使用する測定ベース色管理システムのための、コンピュータが読み取り可能な媒体に格納されたコンピュータが実行可能な処理ステップ。
  59. 請求項26から53の何れかに記載の生成方法によって生成される測色値を使用する測定ベース色管理システムのための、コンピュータが実行可能な処理ステップを格納するコンピュータが読み取り可能な媒体。
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