JP2007537458A - 3次元陽電子放出断層撮影におけるオンラインデータ取得装置 - Google Patents

3次元陽電子放出断層撮影におけるオンラインデータ取得装置 Download PDF

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Abstract

【課題】陽電子放出断層撮影(PET)走査において取得したデータのオンラインヒストグラム処理を向上させる。
【解決手段】ゲーティングバッファとヒストグラム処理装置と正規化バッファとのうちの1つとして機能するように構成された少なくとも1つのインターフェースユニットを備え、少なくとも1つのインターフェースユニットは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)と、FPGAと通信している少なくとも1つのメモリ装置と、FPGAと接続している少なくとも1つの入力/出力(I/O)装置と、FPGAと通信している先入れ先出し(FIFO)メモリチップとを含む。
【選択図】図1

Description

(関連出願への相互参照)
本出願は、2004年5月14日出願の米国仮出願第60/571,275号の恩恵を請求するものである。
(連邦政府によって後援された研究あるいは開発に関する記述)
該当なし。
[発明の背景]
1.発明の分野
本発明は、陽電子放出断層撮影法(PET;Positron Emission Tomography)の分野に関する。より詳細には、高度にフレキシブルであり、オンラインでのイベント毎の正規化、リアルタイム生理学的ゲーティング、統合(+/−)ヒストグラム処理および重み付けヒストグラム処理を汎用的に支援する専用メモリ装置に関する。
2.関連技術の説明
医用画像には様々な技術が使用されている。陽電子放出断層撮影法(PET)は放射線医学において一般的ないくつかの方法のうちの1つである。この撮影法は身体内の生理学的な過程および構造を非侵襲的に検査できる。PETは、医療分野において、病理診断を補助するために使用される核画像化技術である。PETを利用すれば、医師は、他の画像化技術では得ることのできない人体の多数の機能の写真を生成することにより、患者の全身を一度に検査することができる。これに関連して、PETは単に身体の様子だけでなく、それらが(生理学的または機能的に)どのように働くかについての画像を表示することができる。PETは、現在利用できるあらゆる核医用画像化機器の中でも最高の感度、および最高の定量化精度を備えた機器であると考えられている。この感度と精度を要する用途には、腫瘍学、心臓学、神経学の分野が含まれる。
PETでは、放射性薬剤と呼ばれる短命の陽電子放出アイソトープを患者の身体内に注入する。これらの放射性薬剤は、患者に投与されると、安定している臓器に対応している生理的経路を通って身体内に分配される。放射性薬剤アイソトープは、身体内で崩壊すると、陽電子と呼ばれる正の電荷を持つ粒子を放出する。この放出時に陽電子が電子と遭遇すると両者が対消滅する。それぞれの対消滅イベントの結果として、約180度(の角度で)離れ正反対に向いた1対の光子の形のガンマ線が生成される。PETスキャナで、これらの対消滅「イベントペア」を一定期間の間検出した後に、身体内の断面におけるアイソトープ分布が再構成される。これらのイベントが患者の身体内にマップされることで、生きている細胞組織内での代謝、生化学、および機能的活動を定量化測定することが可能になる。より詳細には、PET画像は(多くの場合、予測される生理学モデルと共に)、様々な生理パラメータ、例えばグルコース代謝値、脳血流、細胞生存能力、酸素代謝、およびインビボ脳神経活動を評価するために使用される。
PETの最新技術については、データ取得への不可欠な技術的挑戦が頻繁に行われてきた。臨床PETによって電子データ取得アーキテクチャには過度な責務が課される。高い患者処理能力が必要であり、より大型で高感度の検出器アレイを使用する場合には特にそうである。ガンマペア同時発生イベントパケットが検出されるべくディスクに記憶されるだけの純粋なリストモードデータ取得では、イベントパケットの遅すぎる収集速度および/または取得後の遅すぎる処理のために、イベントパケットの受け入れが制限される可能性がある。この問題に対する一般的な解決法は、ヒストグラム処理(メモリへの+/−統合)をオンライン上で実行することであった。これは文献において十分に実証されている。例えば、患者が断層撮影装置内にいる間の、取得が実行されている最中に、投影空間「サイノグラム」が生成される。それでも、最新の大型アレイPET検出器に将来求められる機能、即ち、ダイナミック検査、連続した寝台移動、生理的なゲーティング、飛行時間、および患者運動の補正を考慮すれば、この解決法だけではいくつかの限界にぶつかる。臨床環境においては、これらのより複雑なデータ取得方法と組み合わせた高い患者処理能力への要求が高まることで、PETデータストリームのオンライン処理を支援できる非常に高機能で柔軟な電子アーキテクチャが不可欠となる。
長軸高計数率PETの一例は、Wienhard 等著の「The ECAT HRRT: Performance and First Clinical Application of the New High Resolution Research Tomograph」、IEEE Trans.Nucl.Sci.,vol.49,pp.104−110(2002)に記述されている。別の長軸高計数率PETの例が、Jones等著の「First Time Measurement of Transaxial Resolution for a New High−Sensitivity PET Prototype Using 5 LSO Panel Detecotrs」,IEEE NSS/MIC Conf.Rec.,2002に記述されている。PETにおけるリストモード連続寝台移動の支援に関する著作の一例には、Townsend等著の「Continuous bed motion acquisition for an LSO PET/CT scanner」,IEEE NSS/MIC Poster,2004 Romeが挙げられる。飛行時間の支援における最新著作には、Conti等による「Implentation of Time−of−Flight on CPS HiRez PET Scanner」IEEE NSS/MIC Oral Presentation,2004 Romeが挙げられる。患者運動のリストモード補正の分野に関する著作については次を参照できる。Fulton等の記事「Event−by−event motion compensation in 3D PET」,IEEE MIC Conf.Rec.,2003年10月。
PETにおける幅広い進歩が続く限り、デジタル電子アーキテクチャにおける重要な挑戦が、これらの複数かつ複雑なデータ取得方法を高い患者処理能力の臨床界に提示するべく続けられる。この進歩の基礎として、高速オンラインPETヒストグラム処理にカッドインターリーブDRAMの使用を提案した1996年の記事:Jones等著「Next generation PET data acquisition architectures」,IEEE MIC Conf.Rec,(1996)の第8章に注目する。
[発明の要約]
本発明は、陽電子放出断層撮影(PET)走査において取得したデータの向上したオンラインヒストグラム処理装置である。本発明の装置により、超高速の読み出し−変更−書き込み(RMW、+/−統合および重み付け)ヒストグラム処理メモリサイクルが実現され、また、超大容量のRMWメモリを、1つのオペレーティングシステム(OS)を実行中の1つのPCマザーボードから効率的に制御することが可能になる。非常に大型のメモリバンク内でのこの高速ヒストグラム処理の支援において、本発明ではさらに、同時発生パケットストリームのオンラインバッファリング、即ち「悪いうなり」の除去とリアルタイムでの位相駆動セグメンテーションを、心臓および呼吸のような生理サイクルの必要に応じて可能にする「ゲーティングバッファ」のために構成することも可能である。さらに本発明は、個別の正規化補正係数をそれぞれの同時発生イベントパケットに組み込むために有効なオンライン機構を提供する。
本発明は、スマートDRAM(SD)周辺コンポーネント相互接続(PCI)カードであり、オンラインヒストグラム処理を実施するために、PCベースの構成内で2つ以上組み合わせて使用することができる。なお、スマートDRAMは以下においてはSDと略記され、周辺コンポーネント相互接続は同様にPCIと略記される。SD PCIカードは複数の方法で適用される。特に、SD PCIカードは、ゲーティングバッファ、ヒストグラム処理カード、正規化補正係数のルックアップテーブル(LUT)として使用される。
補正係数のLUT用のSD PCIカード(SD CF LUT)は、16ビットの補正係数を到着するパケットの内部に、このパケットが再送信される前に挿入させるよう機能する。これらの補正係数は、ローカルRAM内にインデックス(アドレス)を形成するために、それぞれの同時発生イベントパケットが到着する際に、この到着するパケットのコンテンツを使用してローカルRAMから受信される。これらの補正係数は、ガンマ検出効率性、即ち「正規化」において、PET検出器の多様性を補正するべく機能する。再送信されたパケットは、挿入された補正係数のための空間を確保できるサイズに拡張される。
グレーティングバッファカードは、到着したPETデータパケットストリームを、2つの専用RAMバンクに交互に記憶してゆく。この2つのDRAMバンクは、生理サイクル全体について、パケットストリームを到着順序で記憶し、再送信する。このバッファリングによって、「悪いうなり」サイクルをオンライン除去し、リアルタイムでの心臓および呼吸ゲーティングのより複雑な要求に対応することが可能になる。
SD RMW PCIカードは、非常に高速なヒストグラム処理を提供する。SD RMW PCIカードの拡張可能なデイジーチェーンは、潜在的に数百枚のSD RMW PCIカードにかけて大容量メモリバンクを支援する。1台のPCに1つのPCI拡張シャシが採用されているため、多数のPCIカードを支援することが可能である。このオフザシェルフのPCI拡張シャシシステム(StarFabric)はそれ自体が拡張可能であるため、1台のPCから数百個のPCIスロットにアクセスすることが可能である。
本発明はさらに、高速ダイナミックス、ダイナミックゲート型の連続寝台移動、飛行時間(TOF)、ゲート型TOF、および患者運動の補正に適用され、これらは全て、患者が断層撮影装置内に残る状態でオンライン方式にて行われる。オンライン機能に加えて、本発明はさらに、リストモードオンリーデータ取得と、先に収集されたリストモードデータ取得後のヒストグラム処理における高速応答の両方を支援する。
潜在的なテラバイトのDRAM空間を効率的にインデックス/オフセット制御するために、フレーム・オフセットタグパケットを使用する。読み出し−変更−書き込み(RMW)動作のためにビン(bin)空間のどのフレームまたはフェーズ・セグメント部分にアクセスすればよいかを誘導するために、これらのオフセット制御タグパケットが、アプリケーションソフトウェアの制御下で、ゲーティングバッファカード内に入力される。オフセットパケットは、ビンアドレスイベントパケットと相互混合される。このパケットは全てゲーティングバッファFC出力ポートから出力され、ダウンストリームのSD RMW PCIカードによって受信される。これらのタグパケット内のビンオフセット値は受信され、SD RMW PCIカードのアレイ全般にわたって、ヒストグラム処理を指定の投影フレーム内に瞬時に誘導するために、それぞれのダウンストリームSD−RMWに常駐するFPGAによって使用される。チェーン内のそれぞれのSD RMW PCIカード上のFPGAは、使用可能な投影データビン空間の指定されたカードサイズ部分のみに反応するために、PCオペレーティングシステムから、FPGAに常駐するPCIに搭載されたレジスタを介して誘導される。このビン空間はチェーン内の全てのSD RMW PCIカードにわたって分布している。したがって、オフセット制御タグパケット機構は、ビン(bin)アドレス動作を、最小のPCI相互作用により、RMWデイジーチェーンの任意の部分内に瞬時に誘導するために有効な手段である。
それぞれのSD RMW PCIカード内部のコンポーネントアーキテクチャは、シングルフィールド・プログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含む。このFPGAは、RAMと、少なくとも1本のファイバチャネル(FC)とPCIインターフェースを介したI/Oを含む入力/出力(I/O)フローとに通信している。複数のDRAMモジュールのそれぞれは、各バンクへの独立かつ同時のダイレクトメモリアクセス(DMA)を可能にするために、FPGAと独立的に通信し、これにより処理能力が最適化される。FPGAは各ローカルファイバチャネルポートと通信している。各ポートは、トランシーバ、一般に光ファイバ、さらにシリアライザ/デシリアライザ(SERDES)チップからなる。FPGAとの通信には先入れ先出し(FIFO)メモリチップも提供されている。
SD PCIカードのヒストグラム処理、即ちSD RMWにおいて、FPGAアーキテクチャは、読み出し−変更−書き込み(RMW)トランザクションのための専用DRAMモジュールにアクセスする独立したDRAM制御装置を含む。これらのRMWトランザクションには2つの形式がある。+/−統合RMWの場合、トランザクションは、DRAMメモリ内のそれぞれのビンに対する統合の加算または減算を行う。これらの統合RMWビンは、8ビットまたは16ビットとして記憶されている2の補数の整数値である。重み付けRMWの場合は、トランザクションは、DRAMメモリ内の各ビンに補正係数を加算し、又は各ビンから補正係数を減算する。これらの重み付けRMWビンは、2の補数「ブロックフローティング」値であり、一般に32ビットとしてのみ記憶される。
さらに、SD RMWアプリケーションでは、DRAMビンアドレス空間は、FPGAに常駐するインターリーブルータの補助によってカッドインターリーブされている。このルータは、アドレス値コンテンツに従って、ビンアドレスデータパケットを、FPGAに常駐する4つのFIFOブロックと、これに対応するDRAMモジュールとに配分することで、カッドインターリービングを支援する。これらのFPGAに常駐するFIFOブロックは、パケットがパイルアップし損失してしまう危険を大幅に低減するために設けられている。複数のフレームダイナミックまたは複数のフェーズセグメントゲーティッドの検査をリアルタイム制御するために、FPGAに常駐するビンアドレスオフセット制御が適用される。DRAMに常駐する投影空間へのヒストグラム処理が完了し、投影空間データが読み出されると、FPGAが、DMA転送中に、内部のカッドインターリーブされた機構を自動的にリオーダ(reorder)してPCIバスへ排出する。これにより、ユーザが最終投影データセットを再度組み立てる必要がなくなる。
ゲーティングバッファカードにおいて、インターリービングまたはヒストグラム処理なしで、FPGAとDIMMが適用される。ゲーティングSD PCIカードは、主に、バッファを、2つのDRAMバンクの一方に到着順序でバッファするために設けられている。一方のバンクに、FC入力ポートを介してリアルタイムで到着するデータパケットがロードされている間に、他方のバンクはFC出力ポートを介してアンロードを行う。データパケット出力は、FPGAに常駐するDMA制御装置を独立的に駆動するオペレーティングシステムに常駐する・アプリケーションコードによって制御される。ゲーティングバッファに到着するPETパケットストリームは、LOR(イベント)パケットと非イベント(タグ)パケットの両方と共に点在させられる。タグパケットコンテンツには、経過したミリ秒、心臓R波、および呼吸位相データが含まれている。なお、「LOR」は「Line of Response」(応答線)の略記である。
補正係数ルックアップ機能(即ちSD CF LUT)では、PET正規化補正マトリックスによる取得が開始される前に、ローカルDRAMがロードされる。PET正規化補正マトリックスは、多様なガンマ検出効率の逆数を、それぞれの検出器対に事前に決定されたとおりに反映させるスカラー値のアレイである。それぞれの検出器対パケットが、PETガントリからFCポートを介して到着すると、ブロックフローティング形式にある各スカラー補正値が、ローカルDRAMコンテンツより抽出される。検出器対パケットコンテンツ、即ち結晶ペアインデックスからのFPGAによって、ローカルDRAMへのインデックスが形成される。抽出された補正係数値は、検出器対パケット内の指定されたフィールド内にロード、即ち挿入される。元のサイズよりも潜在的に大きい、補正値によって変更されたこのパケットが排出FCポートを介して送信され、さらなる処理を施される。
重み付けヒストグラム機能、即ちSD重み付けRMWでは、DRAMに常駐するRMWビンは32ビットの2のブロックフローティング補助値である。FCポートを介したイベントパケットの入力は、従来のタグパケットと相互混合されている。これらのイベント(非タグ)パケットは、重み付けビンアドレスイベントパケットと呼ばれる。これらの重み付けビンアドレスイベントパケットは従来のプロンプト/遅延(P/D)ビットのみでなく、ビンアドレス領域と補正値領域も含む。DRAMメモリ内のそれぞれのビンに対して、P/Dビットに応じて補正値が加算/減算される。32ビットビンによるこの動作モードでは、ビンアドレス値が、カッドバイトインデックス(quad−byte index)としてローカルDRAMに付加される。補正値とビンコンテンツの両方はブロックフローティングとして処理されるので、FPGAは、RMWメモリサイクルについて
[図面の説明]
上述した本発明の特徴は、以下の本発明の詳細な説明を図面と共に読解することで、より明確に理解される。
図1は、本発明の様々な特徴が組み込まれた4枚のスマートDRAM(SD)周辺コンポーネント相互接続(PCI)カードを組み込んだPCベースの取得アーキテクチャの略図である。この図では、SD PCIカードの1枚はオンラインゲーティング、即ちSDゲーティングバッファ用として示され、3枚のSD PCIカードはオンライン統合ヒストグラム処理、即ちSD統合RMW用として示されている。
図2は、図1の構成に組み込まれているスマートDRAM PCIカード内部のコンポーネントアーキテクチャの略図である。
図3は、ヒストグラム処理に適用されているFPGAアーキテクチャの略図である。
図4は、ゲーティングバッファ機能に適用されているFPGAアーキテクチャの略図である。
図5は、本発明の様々な特徴が組み込まれた5枚のスマートDRAM(SD)周辺コンポーネント相互接続(PCI)カードを組み込んだPCベースの取得アーキテクチャの略図である。この図では、SD PCIカードの1枚はオンライン正規化、即ちSD CF LUT用として示され、1枚のSDカードはオンラインゲーティング、即ちSDゲーティングバッファ用として示され、さらに、3枚のSD PCIカードはオンライン重み付けヒストグラム処理、即ちSD重み付けRMW用として示されている。
陽電子放出断層撮影法(PET)走査において取得したデータの向上したオンラインヒストグラム処理装置が開示される。本発明の装置により、超高速の読み出し−変更−書き込み(RMW、+/−統合および重み付け)ヒストグラム処理メモリサイクルが実現され、また、超大容量のRMWメモリを、1つのオペレーティングシステム(OS)を実行中の1つのPCマザーボードから効率的に制御することが可能になる。
図1は、全体を参照符号10で示され、本発明による4枚のスマートDRAM(SD)周辺コンポーネント相互接続(PCI)カードを組み込んだPCベースの取得アーキテクチャの略図である。図示のシステムにおいて、SD PCIカード10は2つの方法で適用される。4枚のSD PCIカード10Aのうちの1枚はゲーティングバッファとして使用され、他の3枚のSD PCIカード10Bは統合RMWヒストグラム処理に使用される。本実施形態は、主に、オンラインゲーティングされたPETデータ取得を支援する。14〜19Mイベント/秒のヒストグラム処理速度を支援する。しかし、本発明の範囲内に包括されるアーキテクチャを使用すれば、この範囲外の速度も支援できることが理解されるだろう。拡張可能なデイジーチェーンを利用すれば、例えば1012ビンのような非常に大型の投影データセットを支援することができる。
ゲーティングバッファカード10Aは、到着したPETデータパケットストリームを2つの専用DRAM14バンクの一方に交互に記憶する(図2)。この2つのDRAMバンクは、生理サイクル全体について、到着順序でパケットストリームを記憶し、再送信する。このバッファリングにより、例えば期間が長過ぎたり短過ぎたりする「悪いうなり」サイクルをオンライン除去し、リアルタイムの心臓または呼吸器官ゲーティングのより複雑な要求に対応することが可能になる。本発明の他の3枚のSD RMW PCIカード10Bに設けられているヒストグラム処理機能は、重いオンラインRMW荷重が、PC−CPUとPCに常駐するDRAMの両方のロードから除去されるようにする。図1に、ヒストグラム処理SD RMW PCIカード10Bのデイジーチェーンを示す。これは非常に高速のヒストグラム処理を提供することができる。例えば、14〜19Mイベント/秒の速度でのヒストグラム処理が可能である。SD RMW PCIカード10Bの拡張可能なデイジーチェーンは、必要に応じ、チェーン内の恐らくは数百枚のSD RMW PCIカード10Bにわたって、1012ビン(1〜4テラバイト)までの大容量メモリバンクを支援する。1台のPCにおいて、複数のPCI拡張シャシ16が装備されているため、多数のSD RMW PCIカード10Bを支援することが可能である。SD RMW PCIデザインが、現在のPCシステムに見られる限られたアドレス空間の問題を効率的に解決する。特に、超大型の、即ち従来では指定不能であった投影データセットを、高速かつ効率的にPCマザーボードにDMA転送するための移動可能な4MバイトのPCI DMAウインドウが構成される。さらに、フロー制御発信(完全な図示はない)を、フルデュプレックスFCリンク18同士の間にアップストリームで送信することができる。
図1のアーキテクチャ(構成)はオンラインゲーティッド検査に重要であり、さらに、これ以外の、より需要の高いオンライン取得タイプの多くの検査にも有効である。これには、高速ダイナミックス、ダイナミックゲート型の連続寝台移動、飛行時間(TOF)、ゲート型TOF、および患者運動の補正が含まれるが、これらに限定されない。さらに本発明は、リストモードオンリーデータ取得と、先に収集されたリストモードデータ取得後のヒストグラム処理における高速応答の両方を支援する。
潜在的なテラバイトのDRAM空間を効率的にインデックス/オフセット制御するために、フレーム・オフセットタグパケットを使用する。RMW動作のためにビン空間のどのフレームまたはフェーズ・セグメント部分にアクセスすればよいかを誘導するために、これらのオフセット・制御タグパケットが、PC−OSベースのアプリケーションソフトウェアの制御下で、ゲーティングバッファカード10A内に入力される。これらのオフセットタグパケットは、ビンアドレスイベントパケットと相互混合される。これらのパケットは全てゲーティングバッファFCポートから出力され、ダウンストリームのSD RMW PCIカード10Bにより受信される。これらのタグパケット内のビンオフセット値は受信され、ダウンストリームのSD RMW PCIカード10Bのそれぞれに設けられたFPGA12Bによって、ヒストグラム処理を、指定された投影フレーム内、即ち全てのヒストグラム処理SD RMW PCIカード10にわたるメモリ空間の或る部分内に瞬時に誘導するべく使用される。ファイバチャネル・デイジーチェーンを使用して、全てのSD RMW PCIカード10にフレームオフセット値を配分することによって、アプリケーションコードとPCIによってアクセスされFPGAに常駐する制御レジスタとの相互作用が最小化される。即ち、FCデイジーチェーンが値を配分する状態で、1つのフレーム・オフセットレジスタがSDゲーティングバッファカードにアクセスすることにより、複数のSD RMW PCIカード10にわたってアクセスする、複数でよりタイムクリティカルなPCIレジスタが不要となる。チェーン内の各SD RMW PCIカード10B上のFPGA10Bは、使用可能な40ビット投影データビン空間の指定されたカードサイズ(例えば4Gbyte)部分のみに応答するために、PCオペレーティングシステムから、FPGAに常駐するPCIに搭載されたレジスタを介して誘導される。このビン空間は、チェーン内のSD RMW PCIカード10Bにわたって広がり、また、40ビットのインデクシングに限定されている。したがって、オフセット制御タグパケット機構は、ビン(bin)アドレス動作を、最小のPCI相互作用により、RMWデイジーチェーンの任意の部分内に瞬時に誘導するために有効な手段である。
図2は、本発明による各SD RMW PCIカード10の内部のコンポーネントアーキテクチャを示す略図である。線図内の各ボックスはカード10上のチップまたはコンポーネントを示す。シングルフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)12A、12Bは、RAM14、および入力/出力(I/O)フローと通信し、また、少なくとも1つのファイバチャネル(FC)18とPCIインターフェース20を介してI/Oを設けている。このアーキテクチャ(構成)により、最大の柔軟性が達成され、複数のアプリケーションに対応するシングルボードデザインが可能になる。例証された実施形態では、4つのDRAMデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)14のそれぞれが、FPGA12A、12Bと独立的に通信しているため、独立的かつ同時のディレクトメモリアクセス(DMA)が各バンクに許容され、これにより処理能力が最適化される。DRAMバンク14について例証および説明しているが、本発明の範囲内において他のRAMアーキテクチャを使用することもできる。FPGA12A、12Bは、トランシーバ22と、シリアライザ/デシリアライザ(SERDES)チップ24を介して、各ファイバチャネルポート18と通信している。FPGA12A、12Bとの通信では、先入れ先出し(FIFO)メモリチップ26がさらに設けられている。
図3は、ヒストグラム処理に適用されるFPGAアーキテクチャの略図である。この実施形態は、カッドインターリービングを使用して高速ヒストグラム処理の処理能力を得る主要な方法を補助する。図3に示すように、独立したそれぞれのDRAM制御装置26は、8ビットまたは16ビットの2の補数の整数ビンまたは32ビットの2の補数ブロックフローティングビンにトランザクションを読み出し−変更−書き込む(RMW、+/−統合および重み付け)ために、そのDRAM DIMM14に有効にアクセスしている。
この配置では、DRAMアドレス空間は、4Mバイトの「粒度」で「カッドインターリーブ」されている。即ち、「ABCDEFGH...」の順序を有する通常のメモリ空間コンテンツが、ここでは、DIMM1について「AE...」、DIMM2について「BF...」、DIMM3について「CG...」、およびDIMM4について「DH...」と意図的にリオーダされる。ここで、それぞれの文字は4Mバイトの投影データ空間を表す。インターリーブルータ28は、第1の4つのデータパケットA−B−C−Dを、DIMM1、DIMM2、DIMM3、およびDIMM4の間に適切に配分する。このインターリービングは、投影データ空間にわたるLOR−binマッピングの通常の配分によって、4つのDRAM制御装置26の全てが、PET FOV(=Field of View;撮像視野)内での動作の配分に全く無関係に、ほぼ一様のRMW速度で確実にロードされるようにするための補助として機能する。典型的な全身PET投影データ空間は4Mバイトよりも遥かに大きい。投影データがPCIバス上でDMA転送されると、FPGA12Bが、カッドインターリーブされた4Mバイトの内部機構を自動的に「リオーダ」するため、ユーザはリアセンブルを行うあらゆる重荷から解放される。さらに、図3中の4つの「FIFO 8ディープ」ブロック30の組は、パケットがパイルアップし損失してしまう危険を大幅に低減するよう機能する。先述したように、到着したビンアドレスを、ローカルDRAM空間の最も任意の部分内に、さらにはデイジーチェーン内の複数のカードにわたって迅速にオフセットする制御方法、即ちフレーム・オフセットタグパケットが、SD RMWカード10Bのデザインによって支援する。このビンアドレスオフセット制御は、図3の「ビンアドレスオフセット」ブロック32に適用され、また、マルチフレームダイナミックのリアルタイム制御、またはマルチフェーズ・セグメントゲーティット検査にとって非常に重要である。
検査において、本発明のSD RMW PCIカード10Bは、14Mイベント/秒を超える一定の速度で、リアルPETデータのRMW(+/−統合)ヒストグラム処理を示した。検査の1つでは、ヒストグラム処理のために、17分間で140億(109)を超えるPET32ビットビンアドレスリストモードパケットがうまく再生された。この場合、ヒストグラム処理速度はPCディスクシステムによって主に制限された。SD RMW PCIカード10Bで生成された640Mバイトの投影データセットから、従来の画像再構成を用いて、実用的な3次元PET画像がオフカードで生成された。初期の観察では、SD RMW PCIカードからPCマザーボードDRAMへの、PCIバスを介したDRAMコンテンツのデータ転送が、32/33PCIスロット設置で約117Mバイト/秒、64/66PCIスロット設置で146Mバイト/秒を示した。
図4は、ゲーティングバッファ機能に適用されたFPGA12Aのアーキテクチャの略図を示す。この実施形態では、FPGA12A、およびDIMM14が、インターリービングまたはヒストグラム処理なしで適用された。ゲーティングSD RMW PCIカード10Aを設けて、パケットを、到着順序どおりに、2つのDRAM14バンクのうち一方に主に記憶する、またはバッファするようにした。一方のバンクが、FC入力ポート18を介して到着するデータパケットをリアルタイムでロードしている間に、他方のバンクが一般的にFC出力ポートを介してアンロードする。このデータパケット出力は、FPGAに常駐する独立したDMA制御装置を駆動する、オペレーティングシステムに常駐するアプリケーションコードによって制御される。ゲーティングバッファに到着するPETパケットストリームは、LOR(イベント)パケットと、他の非イベント(タグ)パケットの両方と共に点在する。タグパケットコンテンツには、経過したミリ秒、心臓R波、そして呼吸位相データが含まれている。バッファされたイベントおよびタグ・パケットデータストリームがローカルDRAMに一時的に記憶されるため、オペレーティングシステムがこのデータの扱いを制御するために使用できる時間が長くなる。例えば、パケットを、ダウンストリームで特定のフレームにヒストグラム処理するよう誘導することができる。一実施形態では、LOR−ビンアドレスパケットデータをヒストグラム処理し、心臓の位相に応じて異なる投影データフレームに分割している。この位相は、存在する任意の心臓R波タグパケットに関連したゲーティングバッファに見られる経過時間タグパケットコンテンツによって決定できる。イベントストリームのそれぞれ指定されたセクションにどのフェーズ・セグメントフレームを目標とさせるかの制御が、前述のビンアドレスオフセットタグ制御によって行われる。
図5は、本発明によるSD PCIカード10を組み込んだ第2PCベースの取得アーキテクチャを示す略図である。この図示のシステムでは、SD PCIカード10は3つの方法で適用される。5枚のSD PCIカード10の1つは、正規化(補正係数、CF)ルックアップテーブル(LUT)として使用される。別のSD PCIカード、即ちSDゲーティングバッファは図1と類似の方法で使用されるが、この場合ではファイバチャネルを介して受信され、処理され、ファイバチャネルを介して再送信されるイベントパケットが各64ビットの重み付けビンアドレスパケットである点が異なる。特に、各イベントパケットは、SD CF LUT PCIカードによって付加されたとおりの追加のフィールド、16ビットCF値を含む。これ以外の3枚のSD PCIカードは全て、重み付けヒストグラム処理、即ちSD重み付けRMWを支援するように構成されている。この場合、各イベントパケットは、64ビットの重み付けビンアドレスタイプのファイバチャネル・デイジーチェーンを介して送信される。
図5に示すように、本発明のSD CF LUT PCIカード10は、オンラインでのイベント毎の正規化に有用である。オンライン正規化処理は、例えば連続した寝台移動や患者の故意でない運動の補正を支援することに有用である。イベント毎の正規化は、メモリに常駐するルックアップテーブル(LUT)における補正値ルックアップを補正するステップと、重み付けヒストグラム処理ステップとを少なくとも含む。
補正値ルックアップ機能では、PET正規化補正マトリックスによる取得が開始される前に、ローカルDRAMがロードされる。PET正規化補正マトリックスは、多様なガンマ検出効率の逆数を、それぞれの検出器対に事前に決定されたとおりに反映させるスカラー値のアレイである。それぞれの検出器対パケットが、PETガントリからFCポートを介して到着すると、ブロックフローティング形式にあるそれぞれの16ビットのスカラー補正値が、ローカルDRAMコンテンツより抽出される。検出器対パケットコンテンツ、即ち結晶ペアインデックスからのFPGAによって、ローカルDRAMへのインデックスが形成される。抽出されたそれぞれの値は、それぞれの検出器対パケット内の指定された領域内にロードされる。元のサイズよりも潜在的に大きい、補正値によって変更されたこのパケットが排出FCポートを介して送信され、さらなる処理を施される。この実施形態では、FC出力は、次ステージのオンライン処理を施すためにカスタムPCIカードに接続している。このオンライン処理には、例えば、図1と図5の両方に示したPETLINKtm DMAリビナー(PDR)カードにおけるもののような最近傍リビニングがある。
重み付けヒストグラム処理機能では、SD RMW PCIカード10がヒストグラム処理を先述とほぼ同じ方法で実行する。しかし、オンライン正規化に関しては、SD RMW PCIカードのデイジーチェーンは、重み付けヒストグラム処理用にFPGA構成されたものである。この場合、DRAMに常駐する各RMWビンは32ビットの2のブロックフローティング補数値である。FCポートを介したイベントパケットの入力は、従来のタグパケットと相互混合されている。これらのイベントパケットは、64ビットの重み付けビンアドレスイベントパケットと呼ばれる。新規のパケットは従来のプロンプト/遅延(P/D)ビットのみでなく、ビンアドレス領域と補正値領域も含む。重み付けヒストグラム処理が複雑でない従来のPETヒストグラム処理は、単純にメモリ内の8ビットまたは16ビットのビンに+/−統合RMWサイクルを採用しているだけである。これに対し、重み付けヒストグラム処理では、DRAMメモリ内のそれぞれのビンに対して、P/Dビットに応じて補正値が加算/減算される。この動作モードでは、ビンアドレス値が、カッドバイトインデックス(quad−byte index)としてローカルDRAMに付加される。補正値とビンコンテンツの両方はブロックフローティングとして処理されるので、FPGAは、RMWメモリサイクルについて符号付き整数の計算のみを実行する。オンラインで重み付けヒストグラム処理を行った結果、ローカルDRAM内に常駐する全ての投影データセットが、取得期間全体にわたって、事前に正規化された検出器の効率性変動について固有に補正された。
一般に、ブロックフローティング形式では、10ビットと11ビットの間に小数点を含む。この含有された少数位は、16ビット補正値と32ビットビン値の両方に一様性を与える。この仮定は、0から最大31.00(小数点の左は5ビット)までである範囲に、正規化値を(例えば、符号が付いていないブロックフローティング16ビット補正値)、+/−0.00024(小数点の右は11ビット)の正確性限度にて提供する。ゼロ補正値を使用して、粗悪なLORを有効に強制的に無視することができる。これはつまり、事前測定された補正値が望ましい値から遠く離れて過ぎていると判断された場合である。同様に、符号付きのブロックフローティング32ビットビン値も、+/−1048575(小数点の左は20ビット+符号付きbit)のように変動する。32ビットビンの正確性の限度も、先行の例と同じ(+/−0.00024)である。小数点の場所に関するこの特定の選択によって支援される他の補正係数には、0、0.04883、0.04916、1.0、1.0005、30.0、30.0005、その他が含まれる。範囲と正確性の間のこれ以外のトレードオフ、即ち、含有された小数点の別の位置の選択によるものも本発明の範囲内に包含されるものであり、適用を見つけることができる。これに関連して、含有された小数点に選択された場所はFPGAアーキテクチャによって決定または制限されるものではない。
オンライン正規化内には、この正確性が制限されたブロックフローティングアプローチに伴って生じるエラーが少量蓄積される。例えば100LORによってインデクシングされた投影空間内の特定の32ビットのビンを考慮する。即ち、このビンは100の重み付けRMWサイクルを見ている。100RMWサイクルに、全てが例えば0.845〜1.155までのほぼ一様の補正係数が関与している場合には、最終32ビットビンの値には蓄積エラーが存在し、この蓄積エラーは、稀に100×0.00024=0.024に近いことがある。このエラーは、約100である最終ビン値のほぼ0.024%である。100、即ち10%の統計カウントの比率標準逸脱と比べて、エラーが非常に少ない(0.024%)この多少極端なケースの例は、正確性が制限されたオンライン正規化方法へのSD重み付けRMW PCIカードの使用を実証する。
前出の説明から、当業者は、陽電子放出断層撮影法(PET)走査において取得したデータのオンラインヒストグラム処理装置が提供されたことを理解するだろう。本装置は、複数のスマートDRAM周辺コンポーネント相互接続(SD RMW PCI)カードを装備し、このカードは、超高速の読み出し−変更−書き込み(RMW、+/−統合および重み付け)ヒストグラム処理メモリサイクルを可能にし、また、1つのオペレーティングシステム(OS)を実行している1つのPCマザーボードからRMWメモリの多くの容量を効率的に制御できるようにする。SD RMW PCIカードは、正規化ルックアップまたはヒストグラム処理のためのゲーティングバッファとして使用されるように独立的に適合されている。本発明は、オンラインゲートされたPETデータ取得を支援する。
ここまでに、いくつかの実施形態の説明によって本発明を例証し、また、これらの例証的な実施形態をかなり詳細に説明してきたが、付属の特許請求の範囲がこの詳細な説明によって規制されたり、いかなる形でも限定されることは出願人の意図ではない。当業者には、さらなる利点と変更が容易に明白となる。本発明はその最も広い態様において、図示および説明した特定の詳細、代表的な装置および方法、例証的な例に限定されるものではない。したがって、このような詳細からの逸脱が、出願人の全般的な発明概念の精神または範囲から逸脱しない範囲内において可能である。
4枚のスマートDRAM(SD)周辺コンポーネント相互接続(PCI)カードを組み込んだPCベースの取得アーキテクチャの略図 図1の構成に組み込まれているSD PCIカード内部のコンポーネントアーキテクチャの略図 ヒストグラム処理に適用されているフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)アーキテクチャの略図 ゲーティングバッファ機能に適用されているフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)アーキテクチャの略図 5枚のSD PCIカードを組み込んだPCベースの取得アーキテクチャの略図
符号の説明
10 PCIカード
12A,12B フィールドプログラマブルゲートアレイ
14 RAM
18 ファイバチャネルポート
20 PCIインターフェース
24 シリアライザ/デシリアライザチップ

Claims (20)

  1. 陽電子放出断層撮影(PET)走査において取得したデータのオンラインヒストグラム処理装置において、
    ゲーティングバッファとヒストグラム処理装置と正規化バッファとのうちの1つとして機能するように構成された少なくとも1つのインターフェースユニットを備え、
    前記少なくとも1つのインターフェースユニットは、
    フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)と、
    前記FPGAと通信している少なくとも1つのメモリ装置と、
    前記FPGAと接続している少なくとも1つの入力/出力(I/O)装置と、
    前記FPGAと通信している先入れ先出し(FIFO)メモリチップとを含む
    ことを特徴とする陽電子放出断層撮影走査において取得したデータのオンラインヒストグラム処理装置。
  2. 前記少なくとも1つのインターフェースユニットは周辺コンポーネント相互接続(PCI)カードであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのメモリ装置は複数のDRAM装置を含み、前記複数のDRAM装置のそれぞれは、前記FPGAと独立的に通信し、これにより前記複数のDRAM装置の各々への独立かつ同時のディレクトメモリアクセス(DMA)が可能にされ、処理能力が最適化されることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのI/O装置は、少なくとも1つのファイバチャネル(FC)と、PCIインターフェースとを含み、
    前記FPGAと前記少なくとも1つのFCとの間で通信する少なくとも1つのトランシーバとデータシリアライザ/デシリアライザ(SERDES)装置とが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 前記PCIカードはゲーティングバッファとして機能するように構成され、前記複数のDRAM装置は第1の専用DRAMバンクおよび第2の専用DRAMバンクを構成し、到着したPETデータパケットストリームは前記第1の専用DRAMバンクと前記第2の専用DRAMバンクのうちの一方に交互に書き込まれる間に、先に前記第1の専用DRAMバンクおよび前記第2の専用DRAMバンクのうちの他方に書き込まれたデータが読み出されることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  6. 読み出し−変更−書き込み(RMW)動作のためにアクセスされるビン空間の一部分を識別するために、フレームオフセット制御タグパケットが前記PCIカードに入力され、前記フレームオフセット制御タグパケットは、前記PCIカードのダウンストリームで実行されたヒストグラム処理を瞬時に誘導するために、前記PCIカード内でビンアドレスイベントパケットと相互混合され、前記PCIカードから出力されることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記PCIカード内のビンアドレスイベントパケット内に補正係数が挿入されることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  8. 前記補正係数は、オンラインPETデータ取得中に、ブロックフローティング形式で利用されることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記PCIカードは、オンラインでのイベント毎の正規化のための正規化バッファとして機能するように構成され、前記オンラインでのイベント毎の正規化は、ルックアップテーブル(LUT)内の補正値をルックアップするステップと、重み付けヒストグラム処理を実行するステップとを含むことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 複数の前記PCIカードと、前記複数のPCIカードの各々をインターフェースするためのPCI拡張シャシとが設けられ、前記複数のPCIカードの各々は、ヒストグラム処理機能を実行するように構成され、前記複数のPCIカードの各々はデイジーチェーン方法でシリアル通信し、
    前記FPGAは、
    前記複数のDRAM装置の1つを独立的に制御するためにそれぞれ設けられた複数のDRAM制御装置と、
    前記対応する複数のDRAM制御装置を介して、前記複数のDRAM装置の間に、デュアルまたはカッドインターリービング手段の一方によってRMW動作を配分するためのインターリーブルータとを有し、
    前記FPGAは投影データをDMA転送する際に前記データパケットをリオーダすることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  11. 前記PCIカードは、オンラインのイベント毎の正規化のための正規化バッファとして機能するように構成され、前記オンラインのイベント毎の正規化は、ルックアップテーブル(LUT)内の補正値をルックアップするステップと、重み付けヒストグラム処理を実行するステップとを少なくとも含むことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  12. 前記PCIカードは、少なくとも高速ダイナミックス、ダイナミックゲート型の連続寝台移動補正、飛行時間(TOF)、ゲート型TOF、および患者運動の補正から選択した少なくとも1つの機能を実行するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  13. 前記PCIカードは、リストモードオンリーデータを取得し、また、先に収集したリストモードデータ取得後のヒストグラム処理に高速応答するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  14. 陽電子放出断層撮影(PET)走査において取得したデータのオンラインヒストグラム処理装置において、
    ゲーティングバッファとして機能するように構成された第1の周辺コンポーネント相互接続(PCI)カードと、
    ヒストグラム処理機能を実行するように構成された複数の第2のPCIカードとを備え、
    前記複数の第2のPCIカード同士は、デイジーチェーン方法でシリアル通信し、
    前記第1のPCIカードと前記複数の第2のPCIカードとのそれぞれは、
    フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)と、
    前記FPGAと通信している少なくとも1つのメモリ装置と、
    前記FPGAと通信している少なくとも1つの入力/出力(I/O)装置と、
    前記FPGAと通信している先入れ先出し(FIFO)メモリチップとを含む
    ことを特徴とする陽電子放出断層撮影走査において取得したデータのオンラインヒストグラム処理装置。
  15. 前記少なくとも1つのメモリ装置は複数のDRAM装置を含み、前記複数のDRAM装置のそれぞれは前記FPGAと独立的に通信し、これにより前記複数のDRAM装置のそれぞれへの独立かつ同時のディレクトメモリアクセス(DMA)が可能にされ、処理能力が最適化されることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つのI/O装置は、少なくとも1つのファイバチャネル(FC)と、PCIインターフェースとを含み、
    前記FPGAと前記少なくとも1つのFCの間で通信する少なくとも1つのトランシーバとデータシリアライザ/デシリアライザ(SERDES)装置とが設けられていることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  17. 前記複数のDRAM装置は、第1の専用DRAMバンクおよび第2の専用DRAMバンクを構成し、PETデータパケットストリームが前記第1の専用DRAMバンクと前記第2の専用DRAMバンクのうちの一方に交互に書き込まれる間に、先に前記第1の専用DRAMバンクおよび前記第2の専用DRAMバンクのうちの他方に書き込まれたデータが読み出されることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  18. 読み出し−変更−書き込み(RMW)動作のためにアクセスされるビン空間の一部分を識別するために、フレームオフセット制御タグパケットが前記PCIカードに入力され、前記フレームオフセット制御タグパケットは、前記PCIカードのダウンストリームで実行されたヒストグラム処理を瞬時に誘導するために、前記PCIカード内でビンアドレスイベントパケットと相互混合され、前記PCIカードから出力されることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記FPGAは、
    前記複数のDRAM装置の1つを独立的に制御するためにそれぞれ設けられた複数のDRAM制御装置と、
    前記対応する複数のDRAM制御装置を介して、前記複数のDRAM装置の間を、デュアルおよびカッドインターリービング手段の一方によってRMW動作を配分するためのインターリーブルータとを有し、
    前記FPGAは投影データをDMA転送する際に前記データパケットをリオーダすることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  20. 陽電子放出断層撮影(PET)走査において取得したデータのオンラインヒストグラム処理装置において、
    ゲーティングバッファとして機能するように構成された第1の周辺コンポーネント相互接続(PCI)カードと、
    ヒストグラム処理機能を実行するように構成された複数の第2のPCIカードとを備え、
    前記複数の第2のPCIカード同士はデイジーチェーン方法でシリアル通信し、
    前記第1のPCIカードと前記複数の第2のPCIカードとのそれぞれは、
    フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)と、複数のDRAM装置と、前記FPGAと通信している少なくとも1つの入力/出力(I/O)装置と、前記FPGAと通信している先入れ先出し(FIFO)メモリチップとを含み、
    前記複数のDRAM装置のそれぞれは前記FPGAと独立的に通信し、それによって前記複数のDRAM装置のそれぞれへの独立かつ同時のディレクトメモリアクセス(DMA)が可能にされて、処理能力が最適化され、
    前記少なくとも1つのI/O装置は、少なくとも1つのファイバチャネル(FC)と、PCIインターフェースとを有し、
    前記FPGAと前記少なくとも1つのFCの間で通信する少なくとも1つのトランシーバとデータシリアライザ/デシリアライザ(SERDES)装置とが設けられ、
    前記第1のPCIカードと協働する前記複数のDRAM装置は第1の専用DRAMバンクおよび第2の専用DRAMバンクを構成し、PETデータパケットストリームが前記第1の専用DRAMバンクと前記第2の専用DRAMバンクのうちの一方に交互に書き込まれる間に、先に前記第1の専用DRAMバンクと前記第2の専用DRAMバンクのうちの他方に書き込まれたデータが読み出され、また、読み出し−変更−書き込み(RMW)動作のためにアクセスされるビン空間の一部分を識別するために、フレームオフセット制御タグパケットが前記第1のPCIカードに入力され、前記フレームオフセット制御タグパケットは、前記複数の前記第2のPCIカードによって実行されたヒストグラム処理を瞬時に誘導するために、前記第1のPCIカード内でビンアドレスイベントパケットと相互混合され、前記第1のPCIカードから出力され、
    前記複数の第2のPCIカードのそれぞれと協働する前記FPGAは、
    前記複数のDRAM装置の1つを独立的に制御するためにそれぞれ設けられた複数のDRAM制御装置と、
    前記対応する複数のDRAM制御装置を介して、前記複数のDRAM装置の間に、デュアルおよびカッドインターリービング手段の一方によってRMW動作を配分するためのインターリーブルータとを有し、
    前記FPGAは投影データをDMA転送する際に前記データパケットをリオーダする
    ことを特徴とする陽電子放出断層撮影走査において取得したデータのオンラインヒストグラム処理装置。
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