JP2007536810A - 個別化された音響警報を提供するシステム及び方法 - Google Patents

個別化された音響警報を提供するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

機器(240)において送信又は電話呼び出し(242)を受信する際に、2つ以上の独特の聴覚警報(246)を生成するシステム及び方法が記載される。この送信又は電話呼び出しを受信するように構成された機器のユーザ(256)に対応する、第1の複数の音を表すデータが、メモリ(254)などからアクセスされる。第1の複数の音は、ユーザ宛に受信される電話呼び出しを識別するために、機器において再生される(260)。この送信又は電話呼び出しの送信者又は発呼者に関連付けられた電話番号、加入者名、又は識別子がアクセスされる(262)。加入者名、電話番号、又は識別子に基づいて送信者又は発呼者を示す第2の複数の音を表すデータ(276)が、データ構造(274)などから検索され、この第2の複数の音は、送信者又は発呼者を識別するために、機器において再生される(260)。
【選択図】図5

Description

本願は、米国特許法第119条(e)項に基づき、2004年5月3日出願の「個別化された音響警報を提供するシステム及び方法」についての米国特許出願第60/568,083号の利益を主張するものである。
本発明は、独特の音響警報を与えることに関し、特に、電話呼び出しの受信に応じて個別化された音響警報を生成することに関する。
近年、ヒューマン・コミュニケーションへの電子的手段の使用が急速に拡大している。このようなコミュニケーションに用いる数多くのエンドユーザ電子機器が可聴音を発して、その所有者や利用者に着信を知らせる。電子通信機器がより一般的になり、人々がより頻繁にこれらの機器を使用するようになるにつれて、2つの問題が生じてきた。第一に、よくある急を要しない通信は、他の活動が中断されるが故に迷惑であると考える人が多いことである。従って、すぐに応答するか否かを決める前に、着信に関する情報を取得する必要が生じる。2つ目の問題は、携帯通信機器の所持者が2人以上、互いのすぐ近くにおり、少なくとも1人の装置が音響警報を発する状況において、よく起こる混乱である。多くの場合、警報を発していない通信機器を所持する1人以上が、近くで発せられる警報を聞き、誤って自分の機器とは関係のない通信に応じようとする。これもまた、気を反らされることになり、不便である。
基本的には、発呼者IDを表示するデジタルディスプレイによって上述の問題のいずれにも対処可能であるが、これにはユーザが機器を操作し、あるいは機器を見ることや、その両方が必要である。これもまた、気を反らされて迷惑であり、あるいは不便である。個人用の着信音や音響警報は、自分の機器の警報を、他人の機器の警報と区別するのに役立つ。しかし、利用可能な着信音や警報を耳障りと感じ、あるいは「間抜けな音がする」と思う人が多い。また、この機能を働かせたくない人や、単に自分の電話機の個人用着信音や音響警報を含む高度な機能の使い方を学ばない人もいる。
そして、今日の電話機の多くは、独特の呼出音が可能であり、この機能により、ユーザは自身の電話機の連絡先リストの連絡先に対してそれぞれに、特定の呼出音又は警報音響を割り当てることができる。基本的には、多くの顧客はこの機能を気に入るが、実用上の短所があるために、実際には使わない顧客が多い。一般に、今日の独特の呼出音や警報には、面倒で時間のかかる設定が必要であって、電話機の連絡先リストに(普通は手動で)入力した連絡先に対応する人物や電話番号に対してしか、呼出音や警報を割り当てることができない。利用可能な着信音や警報を耳障りと感じ、あるいは「間抜けな音がする」と考える人が多く、また混雑した状況では、稀な発信者からのなじみの薄い警報を認識できずに電話を逃してしまうこともある。最終的に、顧客の多くは、自分の電話機についての、独特の着信音を含む高度な機能の使い方を全く習得しない。
上記とは対照的に、各種の実施形態との関連で記載される音響警報では、設定や連絡先リストを必要としない。発呼者ID(及び/又は他の情報)は、呼出音/警報に対する音響変化によって伝達される。この音響警報の望ましい特徴は、一般的には従来の電話のような音がして、さらに所有者がその音を明確に認識できることである。警報は、ユーザの好みによってその情報内容に悪影響を及ぼすことなく、(例えば、楽器の音や鳥の鳴き声等に)変更することができる。
ユーザは先ず、電子機器で実施形態の警報機能を使用できる状態にすると、該ユーザは、その呼出音/警報が、同種であってかつ同様に使用可能にされた別の電子機器の呼出音/警報とは少し異なることに気付くことになる。ユーザは、自分の機器の呼出音/警報がわずかに、しかしながらはっきりと発呼者又は連絡先毎に異なることに気付く。間もなく、発呼者/連絡先をその呼出音/警報によって認識することができるようになる。重要なことは、このようなわずかでありながらも、明確な差異を生み出す方法が無数に存在するため、人々は他人の機器の呼出音/警報に組み込まれた情報を認識できないことである。その結果として、電話機の所有者の機密及び発呼者の匿名性は、各種実施形態に関連する技術を用いた警報の、別の利点である。
ある実施形態では、機器において電話呼び出しを受信する際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成する方法があり、この方法では、電話呼び出しを受信するように構成された機器のユーザに対応する第1の複数の音を表すデータにアクセスし、該ユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために機器において前記第1の複数の音を再生し、電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスし、当該電話番号又は加入者名に基づいて発呼者を示す第2の複数の音を表すデータを取得し、当該発呼者を識別するための機器において前記第2の複数の音を再生することを含む。前記アクセスに先立って、この方法は、さらに、機器のユーザに対応する前記第1の複数の音を表すデータを割り当てることを含み、該データはユーザに関連付けられた一連の音素に対応する。前記第1の複数の音の再生において、前記第1の複数の音の一部を同時に再生することを含んでもよい。また前記第2の複数の音の再生において、前記第2の複数の音の一部を同時に再生することを含んでもよい。前記第1の複数の音の再生は、時間間隔をおいて第1の所定回数をもって繰り返される。また前記第2の複数の音の再生は、時間間隔をおいて第2の所定回数をもって繰り返される。
本方法において、前記第1の複数の音の再生後には、所定の無音期間及び前記第2の複数の音の再生が続き、前記第1の複数の音、前記所定の無音期間、及び前記第2の複数の音は、時間間隔をおいて所定回数だけ繰り返されてもよい。また前記第2の複数の音の再生後に、所定の無音期間及び前記第1の複数の音の再生が続き、前記第1の複数の音、前記所定の無音期間、及び前記第2の複数の音が、時間間隔をおいて所定回数だけ繰り返されるようにしてもよい。前記第1及び第2の複数の音の数については、7個未満の固有の音からなるグループから選択することができ、前記第1及び第2の複数の音における、複数の音は個別に再生されるか又は組み合わせて再生され、63以下の組み合わせ又は合成音を有することができる。前記第1及び第2の複数の音の数は、10個未満の固有の音からなるグループから選択してもよい。また前記第1又は第2の複数の音が6個又は9個の音であってもよい。
前記第1の複数の音において、その複数の音が、選択された音符の第1のセット(組)に対応してもよい。また前記第2の複数の音において、その複数の音が選択された音符の第2のセットに対応してもよい。前記第1の複数の音及び前記第2の複数の音において、その複数の音は、所定の音符又は和音のセットに対応させることもできる。前記第1の複数の音及び前記第2の複数の音における、その複数の音が、発話エンジンからの出力のセットに対応するようにしてもよい。各音については、自然音素のもつスペクトル的及び時間的な複雑性及び多様性がなくてもよい。
本方法を取り入れた機器については、携帯電話、無線電話、ページャ、又は双方向ラジオから構成することができる。この機器は、電話呼び出し機能を有するコンピュータ機器から構成してもよい。電話番号へのアクセスでは、前記機器における電話呼び出しの発呼者に関連付けられる電話番号を自動的に取得することを含んでもよい。この電話番号については、発呼者番号識別(CNID)、自動番号識別(ANI)、又は発信者番号(CPN)を含むことができる。データ取得において、電話番号又は加入者名に基づいてデータ構造をインデックス付けすることを含んでもよい。このデータ構造は、リスト、アレイ、又はテーブルであってもよいし、データベースであってもよい。データ取得には、電話番号又は加入者名に基づいて変換を適用することを含み得る。この変換は電話番号を配置し及び/又は解析する規則を含むことができ、配置された電話番号及び/又は解析された電話番号に対して音響シンボルを割り当てることができる。また、この変換は、加入者名に基づいて音響シンボルを割り当てる規則を含むことができ、割り当てられた音響シンボルが加入者名の音素に対応してもよい。
本方法はさらに、前記第2の複数の音についてデフォルト音を割り当てることもできる。また、本方法は、前記第1及び第2の複数の音についてデフォルト音を割り当てることができる。本方法は、特有の第2の複数の音を、発呼者の電話番号に対して自動的に割り当てることを含んでもよい。また本方法は、割り当てられた特有の第2の複数の音及びこれに対応する発呼者の電話番号をデータ構造に格納することをさらに含んでもよい。本方法は、発呼者に対応する特有の第2の複数の音を自動的に割り当てることをさらに含んでも構わない。
本方法はさらに、前記第1の複数の音についてデフォルト音を割り当てることもできる。ユーザは、前記第1の複数の音における、複数の音を選択することができる。ユーザは、ユーザインターフェースを介して音の種類を選択してもよい。前記第1の複数の音が1つの楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音が第2の楽器に対応してもよい。また前記第1の複数の音が複数の楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音が1つの楽器に対応してもよい。あるいは前記第1の複数の音が1つの楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音が複数の楽器に対応してもよい。
本方法はさらに、前記第1の複数の音を表すデータへのアクセスに先立って、ユーザに対応する前記第1の複数の音を選択することをさらに含んでもよい。この選択において、前記第1の複数の音をランダムに生成することを含んでもよく、あるいは、ユーザ入力を受信することを含んでもよい。この選択はさらに、ユーザ入力に基づいて変換を適用することを含んでも構わない。また、この選択において、電話呼び出しに対応する着信番号識別サービス(DNIS)に基づいてユーザ識別子を得ることを含んでもよく、さらには、ユーザ識別子に基づいて変換を適用することを含んでもよい。本方法はさらに、選択された第1の複数の音をメモリに格納することを含んでもよい。
別の実施形態としては、機器において電話呼び出しを受信する際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成する方法があり、本方法では、機器のユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために機器において第1の複数の音を再生し、電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスし、この電話番号又は加入者名に基づいて発呼者に対応する第2の複数の音を表すデータを取得し、発呼者を識別するために機器において前記第2の複数の音を再生することを含む。前記第1の複数の音の再生後には、所定の無音期間及び前記第2の複数の音の再生が続き、前記第1の複数の音、前記所定の無音期間、及び前記第2の複数の音は、時間間隔をおいて所定回数をもって繰り返される。又は、前記第2の複数の音の再生後に、所定の無音期間及び前記第1の複数の音の再生が続き、前記第1の複数の音、前記所定の無音期間、及び前記第2の複数の音は、間隔をおいて所定回数をもって繰り返されてもよい。
本方法におけるデータ取得では、電話番号又は加入者名に基づいてデータ構造をインデックス付けすることを含んでもよく、データ構造が、リスト、アレイ、テーブル、又はデータベースであってもよい。このデータ取得において、電話番号又は加入者名に基づいて変換を適用することを含んでもよい。この変換は、電話番号を配置し及び/又は解析する規則を含むことができ、又は加入者名に基づいて音響シンボルを割り当てる規則を含むことができる。本方法はさらに、配置された電話番号及び/又は解析された電話番号に対して音響シンボルを割り当ててもよく、割り当てられた音響シンボルは、配置された及び/又は解析された電話番号又は加入者名の音素に対応してもよい。
前記第1の複数の音は1つの楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音は第2の楽器に対応することができる。また前記第1の複数の音が複数の楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音が1つの楽器に対応してもよく、あるいは、前記第1の複数の音が1つの楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音が複数の楽器に対応してもよく、あるいはまた、前記第1及び第2の複数の音がいずれも複数の楽器に対応してもよい。
別の実施形態としては、機器において電話呼び出しを受信する際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成する方法があり、本方法では、電話呼び出しを受信するように構成された機器のユーザに対応する第1の複数の音を表すデータにアクセスし、ユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために機器において前記第1の複数の音を再生し、電話呼び出しの発呼者に関連付けられた識別子にアクセスし、この識別子に基づいて発呼者を示す第2の複数の音を表すデータを取得し、発呼者を識別するために機器において前記第2の複数の音を再生することを含む。この識別子へのアクセスにおいて、電話呼び出しの信号部分から発呼者に関連付けられた識別子を自動的に取得することを含んでもよい。
本方法におけるデータ取得では、識別子に基づいてデータ構造をインデックス付けすることを含んでもよい。本方法ではさらに、特有の第2の複数の音を、発呼者の識別子に対して自動的に割り当ててもよく、特有の第2の複数の音をランダムに生成することができる。本方法はさらに、割り当てられた特有の第2の複数の音及びこれに対応する発呼者の識別子をデータ構造に格納してもよい。このデータ取得において、識別子に基づいて変換を適用することを含んでもよい。この変換は、識別子を配置し及び/又は解析する規則、又は識別子に基づいて音響シンボルを割り当てる規則を含むことができる。あるいはまた、この変換が、識別子をランダムに配置し及び/又は解析する規則、又は識別子に基づいてランダムな音響シンボルを割り当てる規則を含むことができる。
本方法はさらに、前記第1の複数の音を表すデータへのアクセスに先立って、ユーザに対応する前記第1の複数の音を選択することを含んでもよい。この選択において、前記第1の複数の音をランダムに生成することを含んでもよい。この選択は、ユーザ入力を受信することを含んでもよく、さらには、このユーザ入力に基づいて変換を適用することを含んでもよい。本方法は、選択された第1の複数の音をメモリに格納することをさらに含んでも構わない。
別の実施形態としては、通信機器において送信を受け取る際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成する方法があり、本方法では、送信を受け取るように構成された通信機器のユーザに対応する第1の複数の音を表すデータにアクセスし、ユーザに向けて受け取られる送信を識別するために通信機器において前記第1の複数の音を再生し、この通信の送信者に関連付けられた識別子にアクセスし、当該識別子に基づいて送信者を示す第2の複数の音を表すデータを取得し、送信者を識別するために機器において前記第2の複数の音を再生することを含む。この送信については電子メールであってもよく、また電話呼び出しであってもよい。あるいは前記送信がショートメッセージサービス又はマルチメディアメッセージサービスの送信であってもよい。前記送信はページング送信であってもよい。また前記送信はテキストを含むこともできるし、画像を含むこともできる。
本方法の送信は、当該送信の送信者に関連付けられた前記識別子を含む信号部分を有するようにしてもよい。前記識別子は送信者の名前を含むことができる。また前記識別子は、送信者の、発呼者番号識別、自動番号識別、又は発信者番号を含んでもよい。前記識別子は送信者のインターネットプロトコルアドレスを含むことができ、又は、送信者の電子メールアドレスを含むことができる。
別の実施形態としては、機器において電話呼び出しを受信する際に、独特の聴覚警報を生成する方法があり、本法では、電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスし、電話番号又は加入者名に基づいて発呼者を示す複数の音を表すデータを取得し、発呼者を識別するために機器において前記複数の音を再生することを含む。機器のユーザは、この複数の音を選択しなくてもよい。そしてデータの取得においては、電話番号又は加入者名に基づいてデータ構造をインデックス付けすることを含んでもよく、該データ構造はリスト、アレイ、テーブル、又はデータベースであってもよい。またデータの取得には、電話番号又は加入者名に基づいて変換を適用することを含めてもよい。この変換は電話番号を配置し及び/又は解析する規則を含むことができ、又は加入者名に基づいて音響シンボルを割り当てる規則を含んでもよい。本方法にはさらに、音響シンボルを、配置された電話番号及び/又は解析された電話番号に割り当てることを含めてもよく、割り当てられた音響シンボルは、配置された及び/又は解析された電話番号又は加入者名の音素に対応する。本方法にはさらに、特有の複数の音を、発呼者の電話番号に対して自動的に割り当てることを含めてもよい。本方法ではさらに、割り当てられた特有の複数の音及びこれに対応する発呼者の電話番号を、データ構造に格納することを含めてもよい。
本方法ではさらに、発呼者に対応する特有の複数の音を自動的に割り当てることを含めてもよい。各発呼者に対する複数の音を連続して再生することができる。また2つ以上の音が、1回以上の所定回数をもって連続して重なるようにしてもよい。この複数の音の順序は各発呼者に固有であってよい。前記複数の音は1つの楽器に対応するか、あるいはまた、前記複数の音が複数の楽器に対応するものとされ、その際、複数の楽器の音が時折重なってもよい。
別の実施形態としては、機器において電話呼び出しを受信する際に、独特の聴覚警報を生成する方法があり、本方法では、電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスし、特定の複数の音を自動的に割り当てて発呼者の電話番号又は加入者名に対応させ、発呼者を識別するために機器において複数の音を再生することを含む。機器のユーザは前記複数の音を選択しなくてもよい。自動的な割り当てにおいては、電話番号又は加入者名に基づいて変換を適用することを含んでもよい。この変換は電話番号を配置すること及び/又は電話番号を解析することを含んでもよい。本方法ではさらに、音響シンボルを、配置された電話番号及び/又は解析された電話番号に割り当てることを含めてもよい。前記変換は加入者名に基づいて音響シンボルを割り当てることを含んでもよい。割り当てられた音響シンボルは加入者名の音素に対応してもよい。
本方法はさらに、連続して再生されることになる固有の複数の音を、各発呼者に割り当てることを含んでもよい。2つ以上の音が1回以上の所定回数もって連続して重なるようにすることができる。本方法はさらに、割り当てられた特有の複数の音及びこれに対応する発呼者の電話番号又は加入者名を、機器に関連付けられたデータ構造に格納することを含んでもよい。このデータ構造はリスト、アレイ、テーブル、又はデータベースであり得る。以前に機器を呼び出したことのある発呼者からの当該機器へのその後の電話呼び出しにおいて、本方法は、当該発呼者の電話番号又は加入者名に基づいてデータ構造のインデックス付けを行い、当該発呼者を示すように割り当てられた複数の音を取得し、当該発呼者を識別するために、機器において前記複数の音を連続して再生することをさらに含む。
別の実施形態としては、通信機器において送信を受け取る際に、独特の聴覚警報を生成する方法があり、本方法では、送信の送信者に関連付けられた識別子にアクセスし、特定の複数の音を自動的に割り当てて当該送信者の識別子に対応させ、当該送信者を識別するために、前記複数の音を機器において再生することを含む。この送信において、送信の送信者に関連付けられた識別子を含む信号部分を有することができる。該識別子は送信者の名前を含んでもよい。また該識別子は、送信者の、発呼者番号識別、自動番号識別、又は発信者番号を含むことができる。前記識別子は送信者のインターネットプロトコルアドレスを含んでもよく、又は、送信者の電子メールアドレスを含んでもよい。
別の実施形態としては、電話呼び出しを受信する際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成するシステムがあり、本システムは、電話呼び出しを受信するように構成された機器のユーザを示す第1の複数の音を表すデータと、ユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために、前記第1の複数の音を連続して再生するように構成された、機器の音生成部と、電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスするように構成された電話番号モジュールと、アクセスされた電話番号又は加入者名に基づいて前記発呼者を示す第2の複数の音を表すデータを与える手段と、を備えており、前記音生成部は、さらに、前記発呼者を識別するために前記第2の複数の音を連続して再生するように構成されている。前記データを与える手段は、アクセスされた電話番号又は加入者名によってインデックス付けされたデータ構造を含むことができる。また前記電話番号モジュールは、発呼者番号識別(CNID)、自動番号識別(ANI)、又は発信者番号(CPN)にアクセスすることができる。前記データ構造は、リスト、アレイ、テーブル、又はデータベースであり得る。また前記データを与える手段は、アクセスされた電話番号又は加入者名に基づく変換を適用する手段を備えてもよい。この変換は、電話番号を配置し及び/又は解析する規則、又は加入者名に基づいて音響シンボルを割り当てる規則を含むことができる。前記第1の複数の音が1つの楽器に対応し、前記第2の複数の音が第2の楽器に対応してもよい。あるいは前記第1の複数の音が複数の楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音が1つの楽器に対応してもよいし、また前記第1の複数の音が1つの楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音が第2の楽器に対応してもよい。前記第2の複数の音において、2つ以上の音が1回以上の所定回数をもって連続して重なるようにしてもよい。
別の実施形態において、電話呼び出しを受信する際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成するシステムがあり、本システムは、電話呼び出しを受信するように構成された機器のユーザを表す第1の複数の音と、受信された電話呼び出しの発呼者を表す第2の複数の音と、を備えており、前記機器は、ユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために前記第1の複数の音を連続して再生し、受信された電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスして、当該発呼者を識別するために前記第2の複数の音を連続して再生するように構成される。前記機器は、アクセスされた電話番号又は加入者名によってインデックス付けされたデータ構造を含むことができる。また前記機器はアクセスされた電話番号又は加入者名に基づく変換を適用するよう構成されたモジュールを備えてもよい。前記機器は、当該機器のユーザを表す前記第1の複数の音を格納するメモリを備えてもよい。
別の実施形態には、メッセージの音響表現を生成する手段を備えた電話機器があり、この音響表現が音響シンボルからなり、該音響シンボルは言語の音素を表しており、この音響シンボルは、音の組み合わせ、単音、及び/又は無音から構成されるとともに、前記言語に調和する時間的な順序で生成される。この機器はさらに、音響警報/リンガーを含み、この警報/リンガーがメッセージの音響表現を生成するように構成することができる。該メッセージは、着信呼出に関する情報を含んでもよい。この情報は着信呼出の発呼者IDを含むことができる。前記メッセージが電話機器の所有者の名前を含んでもよい。また前記メッセージが前記電話機器の名称を含んでもよい。
前記電話機器はさらに、前記した音の組み合わせ又は単音を、音響シンボルに割り当てる手段を備えることができる。この音の組み合わせ又は単音を、音響シンボルに割り当てる手段については、前記した音の組み合わせ又は単音を、音響シンボルに対してランダムに割り当てる手段を備えることができる。前記した音の組み合わせ又は単音を、音響シンボルに割り当てる手段はさらに、ユーザが、前記した音の組み合わせ又は単音を、音響シンボルに割り当てるための手段を備えてもよい。前記電話機器はさらに、メッセージの音響表現の送信部及びメッセージの音響表現の受信部を備えることができる。また前記電話機器は、携帯電話、無線電話、ページャ、又は双方向ラジオから構成されてもよい。
別の実施形態では、機器において電話呼び出しを受信する際に、独特の聴覚警報を生成する方法があり、本方法では、電話呼び出しを受信するように構成された機器のユーザに対応する連続した複数の音を表すデータにアクセスし、ユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために、前記機器において前記複数の音を連続して再生することを含む。前記複数の音は、音符の組み合わせを含むことができる。この音符の組み合わせは、時間内に少なくとも部分的に重なってもよい。本方法は、前記アクセスに先立って、前記機器のユーザに対応する連続した複数の音を表すデータを割り当てることをさらに含んでもよく、この連続した複数の音は前記機器の電話番号に対応する。本方法では、前記アクセスに先立って、機器のユーザに対応する連続した複数の音を表すデータを割り当てることをさらに含んでもよく、前記の連続した複数の音はユーザの名前に対応する。
本方法は、前記アクセスに先立って、前記機器のユーザに対応する連続した複数の音を表すデータを割り当てることをさらに含んでもよく、この連続した複数の音は、ユーザにより選択された1つ以上の単語に対応する。本方法は、前記アクセスに先立って、前記機器のユーザに対応する連続した複数の音を表すデータを割り当てることをさらに含んでもよく、このデータはユーザに関連付けられた一連の音素に対応する。ユーザに対応する前記の連続した複数の音は当該ユーザに固有であり得る。
さらに別の実施形態としては、通信機器において送信を受け取る際に、独特の聴覚警報を生成する方法があり、本方法では、送信を受け取るように構成された通信機器のユーザに対応する、連続した複数の音を表すデータにアクセスすることを含み、この複数の音が音符の組み合わせからなり、音符の組み合わせが時間内で少なくとも部分的に重なるものとされており、そして、ユーザに向けて受け取られる送信を識別するための、前記機器において前記の連続した複数の音を再生することを含む。この送信については、電子メール、電話呼び出し、ショートメッセージサービスもしくはマルチメディアメッセージサービスの送信、又はページング送信であり得る。また前記送信はテキストを含んでもよいし、画像を含んでもよい。前記送信は、送信の発信元の識別情報を含む信号部分を有することができる。この識別情報には、前記送信の発信元の名前を含んでもよい。また識別情報には、前記送信の発信元の、発呼者番号識別、自動番号識別、又は発信者番号を含むことができる。前記識別情報は、前記送信の発信元のインターネットプロトコルアドレスを含んでもよいし、又は、前記送信の発信元の電子メールアドレスを含んでもよい。また前記通信機器については、携帯電話、無線電話、ページャ、又は双方向ラジオから構成されてもよい。前記通信機器は、パーソナルコンピュータ、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ機器、又はウェアラブルコンピュータ機器から構成されてもよい。
以下に詳細に説明する特定の実施形態において、本発明の具体的な実施形態の各種説明を提示する。しかしながら、本発明は、請求項によって規定され、かつ網羅された多数の異なる方法によって具現化することができる。この説明において図面を参照するとともに、この図面を通して同様の要素については同様の符号で示している。
ここで示した説明に使用する用語については、限定的に又は制限的に解釈されることを意図するものではなく、本発明の特定の具体的な実施形態の詳細な説明との関連で用いたものである。さらに、本発明の実施形態は、いくつかの新規な特徴を含むことができ、そのうちの1つの特徴のみが、その望ましい属性に関与する訳ではなく、また、その1つの特徴だけがここに記載した本発明の実施に不可欠である訳でもない。
本システムは、各種のモジュール、ツール、及びアプリケーションからなり、それらについては以下で詳細に検討する。当業者には分かるように、各モジュールは各種のサブルーチン、プロシージャ、定義宣言、及びマクロを含むことができる。各モジュールは通常、個別にコンパイルされて、単一の実行可能なプログラムへとリンクされる。そのため、各モジュールについての以下の記述は、好ましいシステムの機能性を説明するために都合上用いる。従って、各モジュールによって実行されるプロセスについては、単一のモジュールと組み合わされる、他のモジュールの1つに対して任意に再配分してもよく、あるいはまた、例えば、共有可能なダイナミックリンクライブラリで利用することも可能である。
システムモジュール、ツール、及びアプリケーションは、例えば、C、C++、BASIC、Visual Basic、Pascal、Ada、Java(登録商標)、HTML、XML、又はFORTRAN等の、如何なるプログラミング言語で記述してもよく、またWindows(登録商標)、Macintosh(登録商標)、UNIX(登録商標)、Linux、VxWorks(登録商標)、又はその他のオペレーティングシステム等、各種のオペレーティングシステムで実行してもよい。尚、C、C++、BASIC、Visual Basic、Pascal、Ada、Java(登録商標)、HTML、XML、及びFORTRANは業界標準のプログラミング言語であり、数多くの市販コンパイラを用いてこれらの言語用の実行可能コードを生成することができる。
図1Aは、特定の問題100a、つまり、本発明の全実施形態ではないが、特定の実施形態によって解決される問題を説明する図である。先ず、複数の異なる電子機器から発せられる音響警報は、それぞれを聞き分けることが困難な場合がある。この結果、注意散漫になり、また混乱が起こることがあるが、このことは、黒髪の女性106aにおいて、従来の音響警報115aが自分の電話機103aから発せられる音だと勘違いして自分の電話機103aに出ようとしたために、この女性106aがジョイス(Joyce)112aに会えないという状況で図示されている。第2に、各種形態のパーソナル電子通信がますます、至る所に存在するようになるにつれ、人々は自分にとって重要な通信と、迷惑な、あるいは単に急を要しない通信とを区別する必要が生じてくる。これについては、黒髪の男性、つまりジム(Jim)109aが、彼の電話機の従来の音響警報115aを聞いたが、その通話が重要でないと思い、手いっぱいで煩わされたくなかったがために、娘のブレンダ(Brenda)118aからの呼び出しに答えなかったことで図示されている。
各種の実施形態では、音響警報を含む。この音響警報は、通信又は送信についての対象とする受信者及び/又は発信者(おそらくは機器やアカウント)にとって独特の要素を含む。これによって、図1Bに示すように、別の人を対象とする音響警報に関連して混乱が引き起こされたり注意が反らされたりすることがなくなる。この場面100bにおいて、黒髪の女性106bは、他人の音響警報121bに注意を反らされることなく、ジョイス112bに会うことができる。2人は幸いにも電車の駅へと向かう。図1Bではまた、ジムの電話機124bの音響警報121bに組み込まれた発呼者の識別によって、ジム109bに、その呼び出しが彼の娘ブレンダ118bからであることを知らせる様子が図示されている。この情報により、彼はその時にその場で、呼び出しに答える必要があると判断する。
この音響警報は自動的に生成可能であり、ユーザがプログラムや割り当てを行う必要はない。この音響警報については自動的に個別化することが可能であり、電子機器の所有者だけが音響警報に含まれる情報内容を簡単に認識することができる。また、警報の情報を含む部分は、例えば、音符や従来の電話呼出音を含む、様々な種類の音を用いて生成することができる。
例えば、鳥の鳴き声又は人間の声等、自分の音響警報に用いる各種の音を選択することは可能であるが、何百万人もの人々が、従来の電話呼出音等の同種の音を、個人の警報コードを複製することなく用いることもできる。
従って、数人の人々がそれぞれに同じ型式の電話機を所持し、ある人の電話機が鳴った状況を想定した場合に、その人はその電話機が鳴っていることだけでなく誰がかけてきたのかを知ることができる。他の人々は、鳴っているのが自分の電話機でないことしかわからない。このシナリオは、基本的に、この状況における各個人がそれぞれの機器を個別にカスタマイズしたか否か、あるいは工場設定を変更したか否かによって影響を受けない。
図2Aには、実施形態200の基本的な構成要素についての概要を示す。尚、実施形態によっては、別の状態及び/又はプロセスを加え、他のものを取り除いてもよく、そして、状態及びプロセスの順序を再配置することもできる。具体的には、通信装置に送られる送信、通信、又は呼び出し202について、プロセス220によって、警報音又は音響シンボルのセットが割り当てられ、それらは、対象となる受信者又は開始者(initiator)又はその両方を示す。この音又は音響シンボルは、名前やラベルを備える音素又は文字から導出されて、音素又は文字に対して割り当てることができる。また、この音又は音響シンボルは、数字又は桁から導出されてこれに対して割り当てることもできる。任意の割り当てが考えられる。また、その他の種類の情報を示す音をプロセス220により割り当ててもよい。その後、プロセス230において警報音が時間的に配置されて生成される。選好(プリファレンス)の割り当てを行うオプションのプロセス210については、主として明確化のために含めている。到来する送信、通信、又は呼び出し202に作用するプロセス210、220、及び230は、多くの機器、つまり、ハンドヘルド(手持ち式)コンピュータ機器、ラップトップコンピュータ、携帯型コンピュータ、個人用携帯情報端末(PDA)、ウェアラブル(着用可能な)コンピュータ装置、携帯電話、ページャ等で実行される。1つ以上のサーバを介して、プロセス210からの選好及びオプションを選択して格納することができる場合には、クライアント/サーバの構成を利用してもよい。あるいはまた、ユーザ(クライアント)機器のユーザインターフェースを介して選好が選択されて、これを当該機器又はさらに1つ以上のサーバに格納することができる。例えば、ユーザ機器のユーザインターフェースを介してカスタム警報音を生成し、当該ユーザ機器もしくはサーバ又はその両方に格納することができる。
図2Bには、本システムの一実施形態における要素の構成例を示す。本システムは、対象とする受信者及び開始者を表す2つ以上の独特の聴覚警報又は音246、つまり、送信又は電話呼び出し242を受信する際に、対象とする受信者を表す1つの聴覚警報や、開始者を表す1つの聴覚警報を生成するように構成することができる。ユーザ通信機器240は、電話呼び出し等の到来する送信242と、以下に図3との関連で記載するような任意選択でのユーザ入力244を受信する。このユーザ機器240は、ユーザモジュール250と、送信/発呼者モジュール270を含むが、機器が対象となる受信者又は開始者を表す聴覚警報のみを提供するように構成される場合には、そのうち1つは任意でよい。到来する送信242は、処理のために、ユーザモジュール250及び送信識別子/電話番号モジュール262に与えられ、これについて以下に記述する。送信識別子/電話番号モジュール262はその入力を処理し、出力信号を送信/発呼者モジュール270に提供する。例えば、送信識別子/電話番号モジュール262は、電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセス可能である。ユーザ入力244は任意選択でユーザインターフェース258に与えられ、該インターフェースは、ユーザの選好を示すために、ユーザモジュール250又は送信/発呼者モジュール270の一方、あるいはその両方に出力信号を送信する。ユーザモジュール250又は送信/発呼者モジュール270の一方、あるいはその両方は、第1の複数の音及び第2の複数の音を表すデータをそれぞれ音生成部260に与え、該音声生成部がユーザ機器240から出力される音246を生成する。
さらに図2Bを参照すると、ユーザモジュール250は、着信してくる送信242を処理可能な、任意選択での変換プロセス252を含み、以下ではこれについて説明する。このユーザモジュール250はさらにメモリ254にアクセスするソフトウェアコードを含み、該メモリには、機器240のユーザを示す第1の複数の音を表すデータ256が含まれる。送信/発呼者モジュール270は、以下に説明するように任意選択での変換プロセス272を含み、該プロセスによって、モジュール262からの着信してくる送信識別子又は電話番号を処理することができる。送信/発呼者モジュール270はさらに、リスト、アレイ、テーブル、又はデータベース等のデータ構造274にアクセスするソフトウェアコードを含み、該データ構造には、アクセスされた電話番号、加入者名、又は送信識別子に基づいて発呼者を示す第2の複数の音を表すデータ276が含まれる。音生成部260は、ユーザに向けて受け取られる送信もしくは電話呼び出しを識別して特定するために、第1の複数の音を順に再生し、及び/又は、送信者もしくは発呼者を識別して特定するために第2の複数の音を順に再生する。
図2Cには、本システムの別の実施形態の要素について例示的な構成を示す。本システムは、対象となる受信者及び開始者を表す2つ以上の独特の聴覚警報又は音247、つまり、送信又は電話呼び出し243を受信する際に、対象となる受信者を表す1つの聴覚警報や、開始者を表す1つの聴覚警報を生成するように構成することができる。ユーザ通信機器241は、上記のように、電話呼び出し等の到来する送信243、及び任意選択でのユーザ入力245を受信する。このユーザ機器241は、処理のために、到来する送信243を受信するソフトウェアモジュール280を含む。ユーザ入力245は、任意選択でユーザインターフェース259に与えられ、これは、ユーザの選好を示すためにソフトウェアモジュール280に対して信号を送信する。このソフトウェアモジュール280はユーザ機器241から出力される音247を生成する。
機器241によって実行されるソフトウェアモジュール280については、ユーザに向けて受け取られる送信又は電話呼び出しを識別して特定するために、第1の複数の音を順に再生することができる。これはメモリ282にアクセスすることで行われ、該メモリは、ユーザを示す第1の複数の音を表すデータ284を有する。ソフトウェアモジュール280は、着信してくる送信243から、電話呼び出しの送信又は発呼者に関連付けられた電話番号、加入者名又は送信識別子を取得し又は導出することができる。リスト、アレイ、テーブル、又はデータベース等のデータ構造286は、送信者又は発呼者を示す第2の複数の音を表すデータを提供することができる。ソフトウェアモジュール280は、着信してくる送信243を変換する変換プロセス又はモジュールを任意選択で含み得る。このソフトウェアモジュール280はさらに、送信又は発呼者を識別して特定するために、第2の複数の音を順に再生することができる。
図3には、プロセス210として既に示した(図2A)、選好オプションを選択するための画面について実施形態を例示しており、この画面は、警報機能を有する通信機器のユーザに対して提示されるものである。ある実施形態において、ユーザインターフェースの画面を提示するためのディスプレイは、機器124bのようなユーザ機器の一部である(図1B)。実施形態によっては、この画面上で特定のフィールド又は部分を追加したり取り除いたり、フィールドの順序を再配置できることが分かる。この画面については1つ以上のメニューやダイアログボックス、その他の形態をとってもよい。第1セクション303において、ユーザは、自分の警報が、受信者、開始者、通信の種類、連絡先の種類、又はこれらの任意の組み合わせに関する情報を伝えるべきかどうかを決めることができる。受信者に関連する情報の例としては、電話番号、デバイス識別番号、電子アドレス、ユーザアカウント、ルーティング情報、ダイヤル番号識別サービス(Dialed Number Identification Service:DNIS)、そして割り当て済のラベルや名前等の関連情報がある。開始者(initiator)に関連する情報の例としては、電話番号、デバイス識別番号、電子アドレス、ユーザアカウント、ルーティング情報、自動番号識別(Automatic Number Identification:ANI)、そして割り当て済のラベルや名前等の関連情報がある。通信の種類に関連する情報カテゴリーの例としては、音声、テキスト、ショートテキストメッセージ(STM)、リマインダ、電子メール、画像、優先度等がある。連絡先の種類に関連する情報カテゴリーの例としては、友人、家族、仕事、割り当てなし、初めての発呼者、規制される発呼者ID、緊急、急を要しないこと等がある。
次のセクション306において、ユーザは、利用可能な情報、すなわちそれから警報が導出されることになる情報についての態様を選択することができる。これには以下のものが含まれるが、これらに限定されない。
「名前(音声)」:警報は名前又は単語の音素配列構造から導出される。
「名前(綴り字)」:警報は名前又は単語の書面での又は印字される構造から導出される。
「電話番号」:警報は、電話番号を構成する数字から導出される。
「電子メールアドレス」:警報は電子メールを構成する文字から導出される。
「カスタム」:警報はユーザによって手動で構成される。
「連絡先カテゴリー」:警報は連絡先の分類により導出される。
その他の例として、最初の通信日、任意割り当て、開始者のタイムゾーン等がある。
本例のプロセス210において、セクション306による選択は、利用可能な情報のどの態様から警報を導き出すかを決定し、そしてこれを開始者及び受信者の両方に適用する。但し、そのような変数を個別に選択できる機能を提供することができる。例えば、2つの電話機器が関与する状況において、受信者を表す情報が、通信の受信に用いる機器に関連する電話番号から導出され(つまり該電話番号を伝達する)、そして、開始者固有の情報が、着信のANIから導出される電話番号に関連する名前又は連絡先の音素配列構造から導出される(つまり該音素配列構造を伝達する)。あるいはまた、電話番号を、発呼者番号識別(caller number identification:CNID)又は呼び出しに関連する発信者番号(calling party’s number:CPN)から導出することができる。
セクション306と同様に、セクション309、312、315、318は、特定の実施形態による、警報の各種態様に対して独立に適用し得る選好を例示したものである。しかしながら、図3では、警報の全ての態様に適用する複数の選好を示している。セクション309が、名前の取り扱いに関係するのに対して、セクション312及び315は、数字の取り扱いに関係する。
セクション309において、ユーザは、連絡先の名前のうち、どの部分が音響警報に伝達されるかを選択できる。ここで与える例には、ファーストネーム(名)、ミドルネームのイニシャル、ラストネーム(姓)、及びこれらの組み合わせがある。その他の例には、肩書、接尾語、ニックネーム等がある。2つの連絡先が同じ警報をもつことを防ぐために、あるいは警報の最大長を最小限に抑えることを保証するために必要であれば、名前における1つ以上の部分だけが用いられるように指定することができる。また、これらの部分を提示する順序についても指定可能である。
セクション312についてはセクション309と同様であるが、名前ではなく、電話番号の部分に関連する。ここで与える例には、エリアコード、局番、末尾番号が挙げられるが、また、国番号、都市名コード、3桁毎、末尾5桁、16進表現、それらの組み合わせ等がある。あるいは、その他の選択として、冗長を避けるためのみに用いる、提示の順序等がある。
セクション315によって、ユーザは、特定の実施形態の音響警報を介して番号の数字が提示される順序を保持し又は変更できるようになる。この選択の例としては、元(最初)の順序、任意の順序、及びカスタムの順序があるが、これに限るものではない。後2者については、ある種の暗号化や、通信上での受信者の機密及び開始者の匿名性を提供するために、全ての通信に対して一様に適用することができる。その他の選択例としては、逆の順序等がある。
図3に与えた例及び関連するテキストは、説明の目的にのみ用いられる。これらは包括的なものでもなければ必須でもない。セクション315に示す概念は、例えば、名前、電子メールアドレス、又は所在地住所に適用可能である。通話中着信警報としての警報を指定する選択肢を、例えば、ユーザ選択画面に追加することもできる。また、いずれのセクションについてもこれを省略し、あるデフォルト設定に置換することができる。
ある実施形態において、情報は、警報音の基本的特性を通して伝達されるが、別の実施形態においては、情報が警報の音の基本的特性にかかわりなく伝達される。セクション318は後者に関するものである。全ての音は1つ以上の振動からなる。これらの振動、周波数及び振幅(これらは両方が絶対的とされるか、互いに相対的とされる)、時間経過に伴う周波数変化及び振幅変化は、異なる音のそれぞれに対して、固有の(人間の耳で)聞き分けられる特徴又は基本的特性を与える。このような音の特徴を説明するために一般に使われる用語は、倍音(ハーモニクス及び部分音)、アタック(出だし)、ディケイ(減衰)、サスティン(持続)、及びリリース(解放)を含む音色や、トレモロ、そしてビブラート等があるが、これらに限らない。異なる音の特徴が、上記のパラメータの選択により警報に与えられる。尚、ただ1つの周波数からなり、かつ上述した他の音質を全く示さない音は、一定の周波数及び振幅をもった単一の正弦波であることに注意を要する(これについてはそれ自体、固有の音色とみなすこともできるが)。
警報音の基本的特性にかかわりなく情報を伝達する実施形態は、その基本周波数が異なる音のセット(組)、あるいはその基本周波数の振幅が異なる音のセットからなる。その他の音質については、基本周波数に対して概ね変化しないままとされる。
セクション318には、警報に適用可能な、各種の音質又は基本的特徴のいくつかを示す。上述のようなパラメータ又は音質に応じて、警報は、従来の電話呼出音、楽器、鳥や人間の声、その他の音であってもよい。様々な音質や基本的特徴を作り出し、あるいは生成する技術には、物理モデリング、スペクトルモデリング、サンプリング合成等がある。これらの技術や他の技術は一般に、容易に利用可能な技術を実施するツールや参考資料とともに知られている。図示の例には、電話呼出音、正弦波、ピアノやビオラの音、鳥の鳴き声、合成音声、任意の音、最適化された音のセット、カスタム音、間抜けな音、合成発話、及びピッグラテン語の発話等がある。可能な選択リストは膨大である。追加の選択肢として、交通の音、ドラム、方形波等が挙げられる。
全ての選択肢が所定の音質を含む必要はない。例えば、ユーザによって任意の電子機器が取得された後に新しいサウンドファイルを組み込むこともできる。スペクトルモデリング、物理モデリング、及びサンプリング合成等の技術を使うことで、ユーザが任意の電子機器を取得した時点では利用できなかった音質又は音の特徴を適用できるようになる。例えば、音声周波数やその振幅(これらは両方が絶対的とされるか、互いに相対的とされる)、及び時間経過に伴う周波数及び振幅の変化については、音声中の同じ音質に従ってモデリングを行うことができる。音声、つまり、それから音質が導出される音声には、機器を使う個々のユーザや機器に対して通信を開始する個々のユーザの声、その他の人々の声、合成音声、動物の鳴き声等を含んでもよい。
機器への通信を開始する人物の声からの音質の導出を展開する唯一の例として、警報は従来の電話呼出音の初期音質を有することになる。新しい電話番号又はアドレスを含む会話において機器が最初に使われたとき、この番号に関連する人物の声が分析される。次回に、着信してくる通信が、この番号又はアドレスに起因すると判明した場合に、この機器は、警報の音色及びリズム(拍子)を調整して、前回の通信で分析した音色及びリズムに似せる。この例をさらに詳しく説明すると、警報のリズムについては、分析される声の人物が話す間に声門閉鎖音が起こる際の平均周波数から導出することができる。このことは、早口の人の場合に警報に速さを付与し、ゆっくり話す人の場合には警報に遅さを付与する。母音の長い「e」及び鼻音の「n」は、実際の呼出音を解釈するために用いることができる。これは、物理モデリング、スペクトルモデリング、サンプリング合成等の技術を用いることによって実現可能である。上述した発話要素の識別及びサンプリングは、当業者にとって周知の、音声からテキストへの変換、音声認識プログラム、及びその他のアプリケーションで用いられるソフトウェアサブルーチン又は関数を用いて実現可能である。この例から結果として得られる警報は、発呼者の発話のリズムに似たリズムと、そして、母音や、各音声パルスの始めにおける長い「e」についての発呼者の発音のホルマント及び各音声パルスの終わりにおける鼻音「n」についての発呼者の発音に示される倍音(オーバートーン)に類似し、かつそれらから導出される基本音質と、をもち得る。
既述のように、警報音の基本的特性にかかわりない情報を伝達する実施形態は、基本周波数が異なるか、又は基本周波数の振幅が異なる音のセットを備える。情報を伝達するために、基本周波数又はその振幅に変化をつけることが可能な方法は膨大な数にのぼる。各変形例は、異なるコードとして考えることができる。セクション321には、このようなコードの割り当てに関してユーザがもつことのできる複数の選択を示す。図に与えた例には、最適化コード(大半の人が直ぐに習得できるように経験的に決定される)、スクランブル(この選択肢を選んだ各ユーザに対して割り当てられる固有のコード)、カスタム(ユーザが割り当てたコード)がある。その他の例としては、6個の基音、10個の基音、シンプルな分類等がある。
図3の最後のセクションであるセクション324は、リズムを扱う。セクション324の左上にある選択では、音響警報音のあとに短いポーズ、また音響警報音、長いポーズ、音響警報音、短いポーズ、また音響警報音、長いポーズという具合に続くことになる。中央上の選択では、音響警報音、長いポーズ、また音響警報音、長いポーズという具合に続くことになる。中央右上の選択では、音響警報音、短いポーズ、また音響警報音、短いポーズという具合に続くことになる。真ん中の行ではその上の行と同じ3つの選択を提供するが、音響警報音がこれよりも長い時間発せられて、ポーズも長くなる。左下の選択では、短いポーズをなくしている。中央下の選択では、どちらのポーズもなくなっており、右下の選択では、中央下と同じであるが音響警報音は長い時間発せられる。他の例と同じく、このリストは包括的であることを意図していない。
図示しないが、情報を可聴的に提示する順番が、ユーザにより選択可能な機能を提供することもできる。例えば、あるユーザは、開始者を識別してその後に受信者を識別し、次に開始者、その次に受信者という順番で識別する警報を好むかもしれない。また別のユーザは、先ず受信者を識別してその後に開始者を識別し、次に開始者、その次に開始者という具合に続く警報を好むかもしれない。
図2Aの説明で述べたように、音響警報は音のセット又は音響シンボルのセットからなり、それらは、受信者、開始者、連絡先、又は通信タイプに関連する情報を表すために用いられる、音素、文字、数字、又はその他の種類の文字から導出されてこれらに割り当てることができる。音素、文字、数字、又はその他の種類の文字に対する音響シンボルの対応関係をシャッフルし、又はランダム化することや、電話、PDA、コンピュータ等の機器に対して、音響シンボルと文字との固有の対応を割り当てることができる。その結果は、弱い暗号化の形態となる。音響シンボルと文字との任意の対応を有する機器の所有者又はユーザは、自分の機器の音に慣れると、その音響警報の伝える情報を知覚することができるようになる。しかしながら、音響シンボルと文字との、別の対応をもつ機器を有する別の人物は、他人の機器の音には慣れておらず、従ってその音響警報の伝える情報を知覚することができない。結果として受信者の(任意の)機密及び開始者の匿名性は、あるユーザの注意を喚起する。図3の例では、セクション321に与えられた選択からスクランブルを選択することにより、上記の暗号化機能が有効になっている。固有の対応関係については、製造時に機器に組み込まれたり、電子的に配布されたり、電話番号やシリアル番号等から導出されるようにしてもよい。
弱い暗号化の別の形態例は、電話番号の桁をシャッフルすることである。ここでもまた、異なる機器が異なる対応関係を用いることになるが、今度は、元(最初)の桁順序と最終的な桁順序との対応関係を用いることになる。図3の例では、セクション321に示す選択から任意の数字順序を選択することにより、上記の暗号化機能が有効になっている。尚、その他の暗号化の仕組も考えられる。
特定の実施形態においては、ユーザ入力やプログラミングを必要とすることなく実質的な有用性を可能とする工場デフォルト設定を有することができる。図3においてチェックマークを付して示す選択肢は、機器が電話機である場合に利用できる、このようなデフォルト設定の1つの可能なセットを示すものである。この例で選択される設定は、セクション318で選択されたように、従来の電話呼出音に実質的に似たような音の警報となるが、その一方では、セクション303及び321で選択されたように未だ機器に固有である。また、セクション306及び302で選択されたように、警報は各発呼者の電話番号に固有であり、従って最新の連絡先リスト又は電子アドレス帳へのアクセスを要しない。このことが有利である理由は、新しく購入した電話機には多くの場合、連絡先リストも電子アドレス帳もプログラムされていないからである。情報は、機器の所有者又はユーザに伝達されるが、セクション321で選択されたように、通常、その情報は他の人々には理解し難い。
図3は、説明を目的としたものであって、実際のユーザインターフェースの選好メニューを表すことを意図するものではない。特定の実施形態において伝達される情報については、受信者、開始者、通信の種類、及び連絡先の種類に限らない。その他の考えられる情報のタイプには、優先度、緊急度、重要度、用件、気象警報、株式動向、リマインダ、間近の警報等がある。
図4A、4B、4C、及び4Dは、最終状態232(図2A)となり得る音響警報の数例を示す。これらの図は、倍音(ハーモニクス及び部分音)、アタック、ディケイ、サスティン、及びリリースを含む音色、トレモロ、並びにビブラート等を含むがこれに限定されない、各種の音質が、ある実施形態に従って如何に利用可能であるかを示す。尚、各種の他のパターンや、音、組み合わせ等を考えることもできる。
図4A、4B、4C、及び4Dのそれぞれの上部において、星形の外形枠内にある単語は、セクション318(図3)における選好の選択で割り当てられた警報音の特徴を示している。グループ化と間隔空け(スペーシング)は、例えば、セクション321(図3)の選好の選択において割り当てられたリズムを表している。ボックス(矩形枠)は、セクション303(図3)の選好の選択において割り当てられた警報の各部分で示される情報のタイプを表し、各ボックス下の引用符内の単語は、セクション306、309、及び312で示した選好の選択に従って、実際の情報内容を表す。
音質の変形例には、音色(倍音、アタック、ディケイ、サスティン、リリースを含む)、トレモロ、ビブラート等があるが、これらには限らず、また、明確に知覚可能な音を有するとともに、呼出音、鳴き声、ブザー音、各種の楽器等のような音に似た警報をもたらす。これらの明確に知覚可能な音の特徴的な音質は、警報を構成する基本音声周波数とは実質的に独立している。これらの要因は、警報やリズム(各要素と、もしあればその間の時間的な間隔とから構成される)の要素の逐次的な配列等の時間的変数と組み合わせることで、警報についての総合的で一般的な音を生じさせる。この例として、図4Aの「リン、リン、(ポーズ)、リン、リン、(ポーズ)、等々」や、図4Bの「ブー、(ポーズ)、ブー、(ポーズ)、等々」が挙げられる。
図3に例示した選好210に従って、プロセス220(図2A)により適用される警報についての情報の態様は、警報の基本音声周波数の各種態様を構成する。その時々で、警報は、1つ以上の基本音声周波数を含むことができる。図4A、4B、4C、及び4Dに示す長方形のボックスのそれぞれは、一連の音響シンボルを表しており、この音響シンボルはそれぞれに、1つ以上の基本音声周波数を有する。ボックス下の引用符内の単語は、固有の一連の音響シンボルに対応する実際の情報を表す。
図4Aにおいて、警報は、従来の電話呼出音の音色及びトレモロを有し、警報が「リン、リン、(ポーズ)、リン、リン、(ポーズ)、等々」となるような時間的配列を有する。警報の情報の要素「ジムへ、ブレンダから」が、呼出音の音声周波数を変調することにより伝達される。各「リン、リン、(ポーズ)」のうちの、第1の呼出音は「ジム」という語を伝達するものであり、各「リン、リン、(ポーズ)」のうちの、第2の呼出音は「ブレンダ」という語を伝達するものである。図4Bにおいて、警報は、ブザー音の音色及びビブラートを有し、警報が「ブー、ブー、(ポーズ)、ブー、ブー、(ポーズ)、等々」となるような時間的配列を有しており、周波数変調により伝達される情報が「ジムへ、ブレンダから」である。図4Cにおいて、警報は「チュン、チュン、(ポーズ)、チュン、チュン、(ポーズ)、等々」のような音となり、周波数変調により伝達される情報は「ジムへ」である。図4Dにおいて、警報は「ブー、(ポーズ)、ブー、(ポーズ)、ブー、(ポーズ)、等々」のような音となり、伝達される情報は「ブレンダから」である。
図4A、4B、4C、及び4Dは、異なる選好の設定によって、警報がどのように響くか及び如何なる情報を伝えるのかを独立に制御可能であることを示している。また、これらの図は、周波数変調を用いてユーザに情報を与える方法が、警報の基本的な音について大幅な変更を必要としないことも示している。
図4A及び4Bにおいて、音の性質、呼出音対ブザー音、及びリズムの変形例のいずれも、警報の情報内容に影響を与えるものではない。但し、警報に組み込まれた情報は、基本的な警報音の、少なくともある特徴について知覚できるように変調されたものとなる。各警報を固有なものにし、かつ認識可能にするものは、この後者の特徴である。
図4A及び4Cは、それぞれ周波数変調が受信者又は開始者の身元(identity)しか伝達しないという点で異なっている。ここで、例えば、リズム、音色、トレモロ、及び/又はビブラート等の、その他の音質を、受信者又は開始者の身元を各別に伝達するために用いても構わない。
ある実施形態では、受信者及び/又は開始者の身元に限らず情報を伝達することができる。また、ある実施形態では、受信者及び/又は開始者の身元を含まない情報を伝達することもできる。
図5は、実現可能な電話への適用について実施形態を示しており、プロセス220(図2A)を発展させたものである。実施形態によっては、追加の状態及び/又はプロセスを加えることができ、他の状態及び/又はプロセスを取り除いてもよく、状態及びプロセスの順序を再配置することができる。ここで、ユーザの選好の設定210(図2及び3)に応じて、特色のある警報は、プロセス520及びプロセス540において、機器に関連する名前、及び着信呼出のANI(又は他のタイプの識別子)から導出される電話番号に関連する連絡先の名前からそれぞれ導出され、これに割り当てられる。しかしながら、判定状態504において「名前コード」の特徴が選択されていないことが判明した場合(つまり、非選択状態にされた場合)、又は判定状態506において機器に関連する名前が利用できない場合には、受信者を示す警報が、プロセス510において機器に関連する電話番号から導出されてこれに割り当てられる。判定状態524において「名前コード」の特徴が選択されていないことが判明した場合(つまり、非選択状態にされた場合)、又は判定状態528において、着信呼出のANI(又は他のタイプの識別子)から導出された電話番号に関連する連絡先名がない場合には、開始者を示す警報が、プロセス530においてANI(又は他のタイプの識別子)から導かれる電話番号から導出されてこれに割り当てられる。判定状態522においてANI(又は他のタイプの識別子)が利用可能でないか又はアクセス可能でない場合には、状態544において、デフォルトの警報が開始者を示す警報として割り当てられる。
プロセス510、520、530、及び540(図5)では、音響シンボルセットを、名前、単語、又は番号に対して、異なる方法で割り当てることができる。ある例示的な方法では、異なる音響シンボルを、名前、単語、又は番号を表す文字セットの各要素に対して割り当てることを含む。また、ある実施形態では、セクション306(図3)において単語や名前の綴り字や、その構成要素である音素に基づいて音響シンボルの割り当てを行うための選択肢が与えられる。この音響シンボルは、その後、名前、単語、又は番号を含む文字に対して置き換えられる。
図6Aは、プロセス510、520、530、及び540に関するものであり、音響シンボルが、名前、番号、又は他の受信者及び開始者の特定情報を表すのによく用いられるタイプの文字セットに対して、如何に割り当てられるかについて一例を提供する。このグラフ表示600Aには、音の固有の組み合わせ(及び特殊な場合には、単一の音)が、セット中の各文字に割り当てられる方法を示す。本例で用いられる音の範囲は、周波数のほぼ1ログ(対数)分に亘っており、実際の上限及び下限は任意である(従って、周波数については単位表示がない)。100Hzから6kHzまでの範囲の基本周波数は、電話への適用において特に有用である。また、使用する周波数の範囲については任意でよいが、明確な周波数間隔及び/又は間隔の組み合わせを可能にするのに十分であることを要する。この例において、各文字には周波数及び追加の音が生成される1つ以上の周波数間隔(特殊な場合においては、1周波数のみ)が割り当てられる。この間隔(特殊な場合においては、間隔がないこと)は、各音響シンボルの区別できる特徴となる。「6」や「q」のように、音響シンボルに間隔がない特殊な場合(つまり単一の場合)において、また「9」や「Y」のように2つのシンボルが同じ間隔を有している場合、シンボル間の周波数間隔は、追加の明確な特徴となる。
任意の音声周波数に対して、用いられる音の音質には、倍音、アタック、ディケイ、サスティン、リリースを含む音色や、トレモロ、ビブラート、及びその他のパラメータがある。多くの場合、音の周波数はその基本の又は最低の周波数成分とみなされる。
間隔を利用することは有利であり、というのも、訓練を受けた音楽家を含めてほとんどの人は、個別の音声周波数を認識する能力に乏しいが、間隔を認識できるからである。別の可能性のある利点は、結果としての音響警報の音を和らげることである。しかしながら、このことは、特定の実施形態で、特に周波数間隔をもってこのような音同士が離れている場合において、単一の音声周波数の割り当てを除外するものではない。
図6Bは、ある実施形態において、音声周波数自体よりも音声周波数間の関係が重要であることを示す。本図は、チャート600a(図6A)で示したのと同じ例を表600bにしたものである。間隔セクション605bでは、チャート600aに示した間隔を、任意の音響シンボルからなる音についての、同じ音響シンボルを構成する最低周波数の音に対する比としてリスト(一覧表)にしている。基音セクション615bでは、間隔セクション605b及びチャート600a(図6A)の両方と矛盾しない音声周波数をリストにしている。また、代替の基音セクション625bでは、間隔セクション605b及びチャート600a(図6A)の両方と矛盾しない音声周波数をリストにしている。基音セクション615b及び代替の基音セクション625bは、共通の周波数をもたないが、同じセットの音響シンボルを表しており、実質的に異なるものではなく、さらに、音声周波数自体の重要性ではなく、音声周波数同士の間の関係(音響シンボル内及び音響シンボル間の両方)の重要性を説明している。
図6A及び6Bに示す例では、音の、文字及び数字への割り当てを扱っているが、その根底にある原理は、様々な種類の音や文字、シンボルに適用することができる。
図7は、プロセス520及び540(図5)を発展させたプロセス700を示しており、2つの異なる方法、つまり、個々の音響シンボルを名前又は単語の構成要素に割り当てることによって、一セットの音響シンボルが、名前又は単語から導出されてこれに割り当てられるようにする方法を示す。実施形態によっては、追加の状態及び/又はプロセスを加えるか、他のものを除外してもよく、状態及びプロセスの順序を再配置することができる。開始状態710において、「ジョイス(Joyce)」は音響シンボルのセットが割り当てられる名前の一例である。判定状態720では、プロセス210のセクション306(図3)において判定されるように、音響シンボルの割り当てが単語の綴り又はそれに代わる構成音素に基づくことを、選好が要求するか否かを判定する。音響シンボルが綴り字に基づいて割り当てられる場合には、音響シンボルが、プロセス740により単語を構成する各文字に割り当てられる。この結果、最終状態760において、5つの音響シンボル780のセットが得られ、音響シンボルはそれぞれに単語「Joyce」の文字の1つを表す。音響シンボルが音素配列構造に基づいて割り当てられるのであれば、プロセス730によって音素のセットが単語に割り当てられ、音響シンボルは、プロセス750によって各音素に割り当てられる。この結果、最終状態770において、3つの音響シンボル790のセットが得られ、音響シンボルはそれぞれに単語「Joyce」の音素の1つを表す。これらの例は本明細書を限定することを意図するものではなく、他のやり方も容易に考えられる。
音素から音響シンボルのセットを導き出すことの利点は、多くの言語において結果として生じる警報が短くなることである。また、音素から音響シンボルのセットを導き出すことの別の利点は、ユーザが警報音を、単語又は人名の音に関連付けようとし始めることである。
図8は、英語の音素のリストであり、これはプロセス730(図7)で採用することができる。このリストでは、3つの等価な発音記号を相互参照している。他の言語について同様の表を使って表現可能である。音素は、名前を含む単語に割り当てることができ、これは、当業者に周知とされる、テキストから発話への変換プログラムや他のアプリケーションで用いられるソフトウェアサブルーチン又は関数によって行われる。
相対的な沈黙(無音)の瞬間は、通常は音素として分類されないが、自然な発話には生じるものであり、本発明の特定の実施形態において、音素のようなものとみなすことができる。例としては、声門閉鎖音、単語や音節の間のポーズ、又は電話番号の局番と末尾番号との間のポーズ等がある。
音響シンボルのセットをもたらす異なる変換の数は無限である(従って、無数の暗号化が可能となる)。音響シンボルセットとその他のシンボルセットとの間の対応関係をもたらす変換は、様々な形態をとることができる。望ましくは、このようなセットの要素が人間の耳で容易に認識できるように、1つ以上の音響シンボルが、エネルギーの複モード又は多モードでの分布を、周波数の関数として有する。さらに、1つ以上のシンボルがエネルギーの複モード又は多モードでの分布を、周波数の関数として有しているならば、人間の耳にはっきりと区別できる、音声周波数の任意の範囲で生成可能な音響シンボルの数がより多くなる。
音響シンボルについては、その際立った特徴が、周波数、音色、トレモロ、及びその他の音質から実質的に独立であるように生成することができる。例えば、セット内の各音響シンボルは、意味が変わったり聞く人に認識できなくなったりすることがなく、高いピッチの呼出音や猫の鳴き声を作り出すことができ、あるいは低いピッチのブザー音や牛の鳴き声を作り出すことができる(これは音色及び他の音質がまた、意味を伝えられないということではない)。ある実施形態では、本例の音響シンボルの意味や認識可能な音質を保つために、セット及びそのシンボルの2つの特徴が実質的に変化することなく残る。先ず、各々の音響シンボル内における最も優勢な(最も大きい)周波数同士の間隔が、実質的に保たれることを要する。2つ目には、各音響シンボル間における最も優勢な(最も大きい)周波数同士の間隔が、実質的に保たれることを要する。この検討の目的に対して、間隔は2つの周波数の対数値の差である。
変換プロセス252又は272(図2B)によって行われる、一セットのシンボルの、一セットの音響シンボルへの変換は、各種の方法で実現可能である。例えば、表600a、600b(図6A及び6B)を採用して、デジタルの文字コード系等の、シンボルの領域セットから音響シンボルの範囲セットへの対応関係をマッピングすることができる。また、一セットの規則又は変換式を用いることもできる。また、これらと他のツールとの組み合わせを用いてもよい。変換式と表の仕様を組み合わせたアプローチの一例を以下に示す。
先ず、等式f(n)を用いて、整数の集合、N={・・・−2,−1,0,1,2,・・・}を、周波数の集合、F={・・・,f(−1),f(0),f(2),・・・}に変換し、その際には、任意の有限周波数の区間H(例えば、人の可聴範囲)内において、離散周波数S=F∩Hの有限の集合が存在するように変換する。次に、シンボルセット(例えば、数字、文字、又は音素)の要素を、利用可能な周波数Sの集合内で、個々の周波数と関連付けることによって、音響シンボルのセットを生成する。
人間の聴覚は対数的な方法で音声周波数変化を受け入れる力があるため、等式f(n)を、全ての整数i及びjについて、f(i)/f(i+1)=f(j)/f(j+1)となるように構成することが望ましい。このような等式の例に、f(n)=x*v^(n/p)があり、ここでx、v、及びpは1より大きい実数である。説明のために、x=2、v=10、p=2とし、H={20Hz,20kHz}とすると、人間の可聴範囲で利用可能な周波数、S=F∩Hは、{2,3,4,5,6,7,8}のn値に対応する{20Hz,63Hz,200Hz,632Hz,2kHz,6.3kHz,20kHz}となる。
2、4、8等、2の累乗であるvの値、そして、3、4、6、12、24等のpの値は、自然に発生する倍音を近似する間隔をもって離れた複数の周波数を生起させる傾向をもつ。このような周波数のセットは、より心地よく、おそらくは耳で聞き取り易い音響シンボルのセットを生み出す。
表900(図9)には、この技術を用いて音の組み合わせ(特殊な場合においては、単音)を、英語の音素を表すセットの各文字に割り当てる方法を示す。等式f(n)で用いる値は、x=500、v=2、p=12であり、周波数区間はH={150Hz,1500Hz}である。本例において、大抵の文字は、対応するn値により表される1つ以上の周波数に割り当てられる。「AE」、「UW」、「UH」の3つの場合については、単一の基本周波数が割り当てられており、間隔がないことは独特であって聞き分け易い。この例の別の態様では、3つの音の3セット(全部で9音){−17,−13,−10}、{−3,0,4}、及び{8,13,18}が確立される(明確化の目的だけのために、本例では各セットが、係数2の範囲内で3つの周波数を含み、これらのセットは重複しない)。この例において、各音素は3つまでの音で表され、各セットには1つしかない。ここでの利点は、結果としての音響シンボルが単純で明確であって、分かり易いことである。音響シンボルを導出する音のセットが少ない数(この例では9個)ことによる、潜在的な利点は、個々の音がより多くの音のセットの要素である場合に比べて、個々の音が人間の耳に対して、より独特の響きをもつことである。また、異なる音の間での基本周波数が異なってはいるがその他の特徴が共通である特定の実施形態において、少ない数の音のセットを、より小さい周波数区間Hに配置することができる。この例において、xの値が増減すれば、各音響シンボルにそれぞれ関連する周波数も増減する。このように全ての音響シンボルを一様に変化させることにより、それらがどのように聞こえるかを変更できるが、警報の情報内容や認識可能な態様を実質的に変更する必要はない。
表900の例でさらに示すように、各音素にはミリ秒単位の継続期間が割り当てられている。ある実施形態において、音は、自然な発話における継続時間が比較的長い音素に対応する場合に、長い期間発せられることになる。
図10は、音響シンボルを音素に割り当てるアルゴリズム又はプロセス1000の部分の例を示す。実施形態によっては、追加の状態及び/又はプロセスを加えたり、他のものを除外したりしてもよく、状態及びプロセスの順序を再配置することができる。このような割り当てがいったん行われた後、結果としての対応関係がプロセス750(図7)によって単語や名前に対する音響シンボルのセットの割り当てに用いられる。開始状態1007に始まって、プロセス1014によって、任意の言語の音素が類似の音素のグループに配置される(例えば、破裂音、摩擦音、複母音、単母音等)。このような音素の類似音素のグループへの配置は、言語学者やその他の当業者には周知である。ある実施形態において、その後プロセス1021によって全ての音素に1つの音声周波数(ルート)が割り当てられ、全ての音素には同じルート(根音)が与えられる。次に、プロセス1028、1035、1042、1049、及び1056は、追加の音声周波数を各音素に割り当て、それぞれについて固有の間隔及び間隔のセットを作り出す。注意すべきは、プロセス1028によって全ての音素に第2音声周波数が割り当てられた後では、各グループでの最も頻繁に用いられる音素に追加の音声周波数が割り当てられないことである。従って、これらの音素は簡単な単一の間隔で表される。
最終状態1063において得られる多数の異なる結果は、結果としての音響シンボルの音素への割り当てについての機器間の高い多様性を可能にする。その結果、人々にとっては、自分が頻繁に使っていない機器又はアカウント(例えば、とりわけ、他人の機器又はアカウント)からの音響警報の情報内容を知覚することが困難であるか、又は不可能となる。結果としての(任意の)受信者の機密及び開始者の匿名性については、あるユーザの注意を喚起するものとなる。また、この例において、最も普通に生じる音素には、より単純な響きの認識し易いシンボルのいくつかが割り当てられる。このことは、あまり複雑ではなく、より特色のある警報をもたらす。また、この態様は、任意の言語の音素と関連付けられる音響シンボルを認識しようとするユーザの能力を強化する。
図11は、音響シンボルを、アルファベットの文字や計数システムの数字、又は言語の音素等の、シンボルセットの要素に割り当てるアルゴリズム又はプロセス1100の例を示す。実施形態によっては、追加の状態及び/又はプロセスを加え、他のものを除外してもよく、状態及びプロセスの順序を再配置することができる。このような割り当てがいったん行われた後、結果としての対応関係がプロセス510(図5)、プロセス530、プロセス740(図7)、又はプロセス750によって単語や名前や数字に対する音響シンボルのセットの割り当てに用いられる。ここで、文字セット1106の要素は、状態1109で、順序集合へとランダムに配置され、状態1112により連続した2進数が割り当てられる。そして、7つの音声周波数が、状態1115及び1118で選択される。これらの1つ以上の周波数は、その後、状態1121、1124、1127、1129、1132、及び1135で、文字セットの各要素に割り当てられる。判定状態1138において、選好により、ただ1つの基本周波数からなる音響信号の割り当てが禁止されていると判断された場合に、状態1141では、2以上の音符が未だ割り当てられていない文字セットの全ての要素にルートを割り当てる。
図11で示す例は、要素が64よりも少ない文字セットについてのものであるが、さらに大きなセットを取り扱うアルゴリズムを作り出すことは容易である。最終状態1144で得られる非常に多数の異なる結果は、結果としての音響シンボルの文字への割り当てにおいて、非常に高い機器間の多様性をもたらす。この高い機器間の多様性の結果、人々は、自分が頻繁に使っていない機器又はアカウント(例えば、他人の機器又はアカウント)からの音響警報の情報内容を知覚することが難しいか不可能となる。つまり、結果としての(任意の)受信者の機密及び開始者の匿名性については、あるユーザへの注意を喚起することになる。
例えば、幾人かの人々がそれぞれ同じ型式の携帯電話を所持しており、ひとりの電話が鳴っている状況において、その人物はそれが自分の電話であること、及び誰がかけてきているのかを知ることができる。他の人々は、鳴っているのが自分の電話でないことしかわからない。
これとは別の、やや極端な例として、音の選択が6つの音声周波数に制限されており、文字セットが英語のアルファベットの26文字に限られている場合においてさえ、1.44×10^44(10の44乗の1.44倍)を超える固有の結果又はパーソナルコードが存在する。音響シンボルを導出する音のセットの数が少ないことによる、ありうる利点は、個々の音がより多くの音のセットの要素である場合に比べて、個々の音が人間の耳に対して、より特色のある響きをもつことである。また、異なる音の間での基本周波数が異なってはいるがその他の特徴が共通である特定の実施形態においては、少ない数の音のセットを、より小さい周波数間隔に配置することができる。
図12A〜12Hは、プロセス510及び530(図5)に関するものであり、計数システムの桁に割り当てられる音響シンボルを、特定の実施形態等で、警報装置に配置できるようにした方法をいくつか示す。ここに示す8つの例全てが、電話番号例987−654−3210から導出される音響警報を示している。第1の例を図12Aに示すが、これは10桁番号の10個の連続した固有の多声音(周波数の関数としてのエネルギーに対して多モード)への直接的な変換であって、各音は固有の桁を表している。図12B及び12Cに示す次の例では、最終的な配列が独特の間隔を作り出すため、単一のモノフォニック音(1つの基本音声周波数)を桁に割り当てることができる。注意すべきは、図12Bとは異なり、図12Cにおいては、全てのありうる10桁の数字に固有の警報が保証されることである。図12Dに示す例では、桁の順序が組み換えられる点において、図12A、12B、及び12Cと異なる。図12Eに示す5番目の例では、桁が順序対にグループ化される。各桁の対の第1の要素に、1つの音が割り当てられ、第2の要素にはその音の長さが割り当てられる。ある実施形態において、この長さは、桁の値に対応するが、桁がゼロである場合や所定の最小時間が割り当てられる場合を除く。図12Fに示す6番目の例において、10桁の数字のうち、4桁だけに音が割り当てられる。ある実施形態において、これらは最後の4桁である。これは、より短くて単純な警報をもたらすが、電話番号全てに固有の警報を割り当てることができないという潜在的な欠点を伴う。図12Gは、音の完全にランダムで任意の割り当て及び配置を示しており、これらの音は、機器で利用し得るようになった新しい電話番号又は連絡先名のそれぞれに対して恒久的に割り当てられる。もちろん、最初に着信呼出のANI(又は他のタイプの識別子)から導出される電話番号に割り当てられた警報は、その後で該電話番号に関連付けられた連絡先名に移すことができる。図12Hに示す最後の例として、電話番号自体に音響シンボルが割り当てられる。先の例から明らかなように、可能な音響シンボルの数は膨大である。従って、新しい電話番号又は連絡先名が機器で利用可能となる際に、異なる単一の音響シンボルを、新しい電話番号又は連絡先名の各々に対して割り当てることができる。
図12A〜12H及びその例は、プロセス510及び530(図5)によって採用されるように、桁に割り当てられた音響シンボルの取り扱いに関するものである。しかしながら、ここに説明された基本的な原則は、文字、音素、及びその他のシンボルに適用することができる。従って、ここで説明した概念は、プロセス520及び540、並びにプロセス740及び750(図7)に適用することもできる。
図13A〜13Dでは、表900(図9)によって呼び出される対応関係がプロセス750(図7)によって用いられる場合に、単語ジョイス(Joyce)に対応する音響シンボルの表示790(図7)が、最終状態770(図7)で如何に現出するかについての例をいくつか示している。もちろん、表900内のその他の名前や単語や他の値は異なる結果をもたらす。これらの例において、図7はプロセス520又は540(図5)に関する。また、名前(音声)の選択肢がセクション306(図3)で選択されている。
図13A〜13Dは、それぞれ、特定の実施形態での音響警報中における、320ミリ秒のセグメントの音を例示している。これらの図は、単純化したスペクトログラムであり、下の水平軸に沿ってミリ秒での時間をとり、右の縦軸に沿って音声周波数をとっている。周波数尺度は対数的である。左の縦軸は、表900(図9)の作成に用いた等式の例からのn値であり、上の水平軸には音素が表されている。暗い図形は音声周波数(垂直位置)、及び、時間の関数としてのエネルギー(高さ、つまり厚み)を表す。
図13A〜13Cは、それぞれ、4つの別々の周波数794Hz、500Hz、281Hz、及び187Hzにおけるエネルギーを示す。従って、これらの図は、セクション318(図3)における正弦波の選択に対応する。その他の音は一般的に倍音及び過渡信号を示す。図13Aは、各音響シンボルが最初から最後まで変化しない単純な例である。
図13B及び13Cにおいて、音素「oi」は、150ミリ秒の再生時間中に、重点を低周波数から高周波数へと移すことを示す。図13Bにおいて、これは、794Hzの成分の開始を30ミリ秒だけ遅らせ、187Hzの成分が早めに30ミリ秒だけ途切れるようにすることで実現される。図13Cにおいては、794Hzの成分の強度が時間経過につれて増加し、また187Hzの成分が時間経過につれて減少する。
図13Dは、電話の音とブザー音とを組み合わせたような、ピッチの低い調子の音をもった警報を示す。この音質は、全ての周波数のエネルギー(強度)を20ミリ秒毎に一斉に突然強めて、急速に弱めることでもたらされる。また、倍音も存在し、これは基音についての、強度が弱く高い周波数の像で表されている。この例の視覚化を助けるため、倍音については、実際よりも基音の近くに配置している。
音響シンボル及び音響警報の実施形態が如何にして作り出されるのかについて、周波数間隔を用いて説明してきた。人間の聴力に関する事情に詳しい者であれば分かるように、間隔や間隔のセットには、他の間隔や間隔のセットよりも認識し易いものがある。また、間隔や間隔のセットには、他の間隔や間隔のセットよりも心地よい音を有するものがある。倍音(ハーモニクス及び部分音)、アタック、ディケイ、サスティン、及びリリースを含む音色、トレモロ、並びにビブラート等を含むがこれに限らないその他の音質にも同じことが当てはまる。これら及びその他の要因は、本発明の実施形態を実現する者によって考慮される。この情報は公知であって容易に利用可能であるため、必要以上の実験は不要である。
例示的な実施形態では、主として、周波数間隔の割り当てを扱う。しかしながら、異なる周波数における相対的なエネルギーレベル、並びに時間経過に伴うエネルギーレベル及び/又は周波数の変化もまた、音響警報に対する意味付けに用いられる。倍音(ハーモニクス及び部分音)、アタック、ディケイ、サスティン、及びリリースを含む音色、トレモロ、並びにビブラート等を含むがこれに限らないその他の音質にも同じことが当てはまる。これら及びその他の要因は、本発明の実施形態を実施する者によって考慮される。ここでも、この情報は公知であって容易に利用可能であるため、必要以上の実験は不要である。最後に、音響シンボルのセットを含む音響シンボル、及び音響シンボルを含む音の全てが、同じ基本音の特徴を共有する必要はない。例えば、いくつかの音が正弦波であり、別の音が従来の電話呼出音に似たものであってもよい。
熟練した技術者であれば分かるように、特定の実施形態の音響警報を構成、格納、操作する方法は数多くある。選好(プリファレンス)の設定210(図2A)によって、音素を表すシンボルの文字列へと単語を変換する変換の呼び出しについて、一例を以下に示す。最初に新たな開始者からの通信を受信すると、受信者の機器は、この通信の信号部分にアクセスし、電話呼び出しのANIや電子メールのヘッダ等の識別子を調べる。ある実施形態において、開始者の(加入者)名も当該通信の信号部分の一部である。インターネットの実施形態では、名前は必ずしも通信で利用可能でないが、データ構造(例えば、データベース、アレイ、参照テーブル等)を介してアクセスすることができる。この情報をもとに、名前又は他のタイプの識別子の音素が、別のデータ構造からアクセスされる。そして、音素に対応する音響シンボルが割り当てられ、最終データ構造に格納される。また、セクション318(図3)で選択された音の選好(例えば、音色、トレモロ、ビブラートを含む)が音響シンボルに適用され、データが別の最終データ構造に保存される。最終データをメモリに保存するデータ構造の例には、アレイ、リンクされたリスト、テーブル、ファイル、データベース等がある。同様に、受信者に対応するデータが同様の受信者用の最終データ構造に格納されるか、又は開始者用データと組み合わされてもよい。ANI、IPアドレス、電子メールアドレス、又はその他の識別子から名前(又はその他の識別子)への変換や、名前又は数の音素への変換等を格納するデータ構造については、各種の構造が可能である。名前が通信の信号部分の一部でない場合には、電子アドレス帳又は連絡先データベースから名前を導出することができる。その後の同じ開始者からの通信については、最終的なデータ構造が、通信の信号部分からの識別子に基づいてインデックス付けされて、開始者に関連する、音響シンボル又は警報音もしくは音へのアクセス、又は開始者に対応する音響シンボルに適用された音の選好へのアクセスが行われる。同様に、受信者の情報がセクション303(図3)において選択されている場合に、受信者に対応するデータが適切なデータ構造からアクセスされる。データ構造において保存される適切なデータは、選好の設定変更の際に修正される。また、識別子から音響警報への変換の態様のいくつか又は全てについては、通信を受信する度に行うこともできる。
特定のブロック、セクション、機器、機能、プロセス、及びモジュールについて説明してきた。しかしながら、熟練した技術者であれば、システムを区分する方法が数多くあること、及び上に列挙したものに代わる、多くの部品、要素、プロセス、モジュール、又は機能があることを認識する。
以上の記載では、各種実施形態に適用された本発明の本質的に新規な特徴を示し、説明し、指摘しているが、本発明の趣旨から離れることなく、上記のシステムの形態や詳細において各種の省略及び置換及び変更が当業者によってなされることは言うまでもない。また、以上の記載は、本発明の特定の実施形態を詳述するものである。しかしながら、以上の記載が如何に詳細に亘るものであろうとも、本発明はその本質的な特徴から離れることなくその他の特定の形態において具体化することができる。つまり、上述の実施形態は、あらゆる点で例示的なものであり、限定的なものではない。
従来の音響警報の問題点についての説明図である。 本発明の特定の実施形態により実現される利点の説明図である。 システム及び方法の実施形態において用いられる処理例の概要を示すフロー図である。 システムの一実施形態における要素の構成例を示すブロック図である。 システムの別の実施形態における要素の構成例を示すブロック図である。 図2Aに示すプロセス210の実施形態における、可能な選好オプションの選択に用いる表示例を示す図である。 図2Aに示すプロセス230の完了時に発せられる音響警報例を示す図である。 図2Aに示すプロセス230の完了時に発せられる音響警報例を示す図である。 図2Aに示すプロセス230の完了時に発せられる音響警報例を示す図である。 図2Aに示すプロセス230の完了時に発せられる音響警報例を示す図である。 図2Aに示すプロセス220によって行われる、機器に特定の警報を割り当てる処理例を示すフロー図である。 図5に示すプロセスによって行われる、文字セットに対する音響シンボルの割り当ての一例を示す図である。 図6Aに示す文字セットに対する音響シンボルの割り当て例について別の表現を示す図である。 図5に示すプロセス520又はプロセス540によって行われる、名前又は単語から音響シンボルを導出する処理例を示すフロー図である。 図7に示すプロセス730で使用可能な英語の音素を示す図である。 システム及び方法の特定の実施形態で用いられる音素に対する音響シンボルの割り当てについて一例を示す図である。 音響シンボルを音素に割り当てる処理例を示すフロー図であり、その結果は図7に示すプロセス750で用いることができる。 音響シンボルをシンボルセットの要素に割り当てる処理例を示すフロー図であり、その結果は、図5に示す510もしくは530又は図7に示すプロセス740もしくは750によって用いることができる。 図5のプロセス510又は530により、計数システムにおいて各桁に割り当てられる音響シンボルを、音響警報に配置する方法を示す図である。 図5のプロセス510又は530により、計数システムにおいて各桁に割り当てられる音響シンボルを、音響警報に配置する方法を示す図である。 図5のプロセス510又は530により、計数システムにおいて各桁に割り当てられる音響シンボルを、音響警報に配置する方法を示す図である。 図5のプロセス510又は530により、計数システムにおいて各桁に割り当てられる音響シンボルを、音響警報に配置する方法を示す図である。 図5のプロセス510又は530により、計数システムにおいて各桁に割り当てられる音響シンボルを、音響警報に配置する方法を示す図である。 図5のプロセス510又は530により、計数システムにおいて各桁に割り当てられる音響シンボルを、音響警報に配置する方法を示す図である。 図5のプロセス510又は530により、計数システムにおいて各桁に割り当てられる音響シンボルを、音響警報に配置する方法を示す図である。 図5のプロセス510又は530により、計数システムにおいて各桁に割り当てられる音響シンボルを、音響警報に配置する方法を示す図である。 図7のプロセス750の完了に対応する単語例について音響シンボル表現を例示的に表したグラフ図である。 図7のプロセス750の完了に対応する単語例について音響シンボル表現を例示的に表したグラフ図である。 図7のプロセス750の完了に対応する単語例について音響シンボル表現を例示的に表したグラフ図である。 図7のプロセス750の完了に対応する単語例について音響シンボル表現を例示的に表したグラフ図である。

Claims (165)

  1. 機器において電話呼び出しを受信する際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成する方法であって、
    電話呼び出しを受信するように構成された機器のユーザに対応する、第1の複数の音を表すデータにアクセスし、
    前記ユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために、前記機器において前記第1の複数の音を再生し、
    前記電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスし、
    前記電話番号又は加入者名に基づいて前記発呼者を示す第2の複数の音を表すデータを取得し、
    前記発呼者を識別するために、前記機器において前記第2の複数の音を再生することを含む方法。
  2. 前記アクセスに先立って、さらに、前記機器のユーザに対応する前記第1の複数の音を表すデータを割り当てるとともに、前記データは前記ユーザに関連付けられた一連の音素に対応する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記取得において、前記電話番号又は加入者名に基づいて変換を適用することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記変換が前記加入者名に基づいて音響シンボルを割り当てる規則を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 割り当てられた前記音響シンボルが前記加入者名の音素に対応する、請求項4に記載の方法。
  6. 各音は、自然音素のもつ、スペクトル的及び時間的な複雑性及び多様性が欠如している、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1の複数の音の再生において、前記第1の複数の音の一部を同時に再生することを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2の複数の音の再生において、前記第2の複数の音の一部を同時に再生することを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1の複数の音の再生が、時間間隔をおいて第1の所定回数繰り返される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2の複数の音の再生が、時間間隔をおいて第2の所定回数繰り返される、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1の複数の音の再生後に、所定の無音期間及び前記第2の複数の音の再生が続き、前記第1の複数の音、前記所定の無音期間、及び前記第2の複数の音が、時間間隔をおいて所定回数繰り返される、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第2の複数の音の再生後に、所定の無音期間及び前記第1の複数の音の再生が続き、前記第1の複数の音、前記所定の無音期間、及び前記第2の複数の音が、時間間隔をおいて所定回数繰り返される、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第1及び第2の複数の音における、その音の数が、7個未満の固有の音をもったグループから選択される、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第1及び第2の複数の音における、複数の音は、個別に又は組み合わされて再生され、63までの組み合わせ又は合成音を有する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1及び第2の複数の音における、その音の数が、10個未満の固有の音をもったグループから選択される、請求項1に記載の方法。
  16. 前記第1又は第2の複数の音が6個又は9個の音である、請求項1に記載の方法。
  17. 前記第1の複数の音における、複数の音は、選択された第1のセットの音符に対応する、請求項1に記載の方法。
  18. 前記第2の複数の音における、複数の音は、選択された第2のセットの音符に対応する、請求項1に記載の方法。
  19. 前記第1の複数の音及び前記第2の複数の音における、複数の音は、所定のセットの音符又は和音に対応する、請求項1に記載の方法。
  20. 前記第1の複数の音及び前記第2の複数の音における、複数の音は、発話エンジンからの出力のセットに対応する、請求項1に記載の方法。
  21. 前記機器が、携帯電話、無線電話、ページャ、又は双方向ラジオからなる、請求項1に記載の方法。
  22. 前記機器が電話呼び出し機能を有するコンピュータ機器からなる、請求項1に記載の方法。
  23. 前記電話番号へのアクセスにおいて、前記機器での電話呼び出しの発呼者に関連付けられた前記電話番号を自動的に取得することを含む、請求項1に記載の方法。
  24. 前記電話番号が発呼者番号識別(CNID)を含む、請求項1に記載の方法。
  25. 前記電話番号が自動番号識別(ANI)を含む、請求項1に記載の方法。
  26. 前記電話番号が発信者番号(CPN)を含む、請求項1に記載の方法。
  27. 取得の際に、前記電話番号又は加入者名に基づいてデータ構造をインデックス付けすることを含む、請求項1に記載の方法。
  28. 前記データ構造がリスト、アレイ、又はテーブルである、請求項27に記載の方法。
  29. 前記データ構造がデータベースである、請求項27に記載の方法。
  30. 前記変換が前記電話番号を配置し及び/又は解析する規則を含む、請求項3に記載の方法。
  31. 音響シンボルを、配置された前記電話番号及び/又は解析された前記電話番号に割り当てることをさらに含む、請求項30に記載の方法。
  32. 前記第2の複数の音に対してデフォルト音を割り当てることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  33. 前記第1及び第2の複数の音に対してデフォルト音を割り当てることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  34. 特有の第2の複数の音を、前記発呼者の電話番号に自動的に割り当てることをさらに含む、請求項27に記載の方法。
  35. 前記発呼者に対応する特有の第2の複数の音を自動的に割り当てることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  36. 前記割り当てられた特有の第2の複数の音及びこれに対応する前記発呼者の電話番号をデータ構造に格納することをさらに含む、請求項34に記載の方法。
  37. 前記第1の複数の音に対してデフォルト音を割り当てることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  38. 前記ユーザが前記第1の複数の音を選択する、請求項1に記載の方法。
  39. 前記ユーザが、ユーザインターフェースを介して音のタイプを選択する、請求項1に記載の方法。
  40. 前記第1の複数の音が1つの楽器に対応し、前記第2の複数の音が第2の楽器に対応する、請求項1に記載の方法。
  41. 前記第1の複数の音及び前記第2の複数の音が同一の楽器に対応する、請求項1に記載の方法。
  42. 前記第1の複数の音が複数の楽器に対応し、前記第2の複数の音が1つの楽器に対応する、請求項1に記載の方法。
  43. 前記第1の複数の音が1つの楽器に対応し、前記第2の複数の音が複数の楽器に対応する、請求項1に記載の方法。
  44. 前記第1の複数の音を表すデータへのアクセスに先立って、ユーザに対応する前記第1の複数の音を選択することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  45. 前記選択において前記第1の複数の音をランダムに生成することを含む、請求項44に記載の方法。
  46. 前記選択においてユーザ入力を受け取ることを含む、請求項44に記載の方法。
  47. 前記選択において前記ユーザ入力に基づいて変換を適用することをさらに含む、請求項46に記載の方法。
  48. 前記選択において前記電話呼び出しに対応するダイヤル番号識別サービス(DNIS)に基づいてユーザ識別子を得ることを含む、請求項44に記載の方法。
  49. 前記選択において前記ユーザ識別子に基づいて変換を適用することをさらに含む、請求項48に記載の方法。
  50. 選択された第1の複数の音をメモリに格納することをさらに含む、請求項44に記載の方法。
  51. 機器において電話呼び出しを受信する際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成する方法であって、
    機器のユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために、前記機器において第1の複数の音を再生し、
    前記電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスし、
    前記電話番号又は加入者名に基づいて前記発呼者に対応する第2の複数の音を表すデータを取得し、
    前記発呼者を識別するために、前記機器において前記第2の複数の音を再生することを含む方法。
  52. 前記取得において、前記電話番号又は加入者名に基づいて変換を適用することを含む、請求項51に記載の方法。
  53. 前記変換が、前記電話番号を配置し及び/又は解析する規則、又は前記加入者名に基づいて音響シンボルを割り当てる規則を含む、請求項52に記載の方法。
  54. 音響シンボルを、配置された前記電話番号及び/又は解析された前記電話番号に割り当てることをさらに含むとともに、割り当てられた音響シンボルが、配置された及び/又は解析された前記電話番号又は加入者名の音素に対応する、請求項53に記載の方法。
  55. 前記第1の複数の音の再生後に、所定の無音期間及び前記第2の複数の音の再生が続き、前記第1の複数の音、前記所定の無音期間、及び前記第2の複数の音が、時間間隔をおいて所定回数繰り返される、請求項51に記載の方法。
  56. 前記第2の複数の音の再生後に、所定の無音期間及び前記第1の複数の音の再生が続き、前記第1の複数の音、前記所定の無音期間、及び前記第2の複数の音が、時間間隔をおいて所定回数繰り返される、請求項51に記載の方法。
  57. 前記取得において、前記電話番号又は加入者名に基づいてデータ構造をインデックス付けすることを含む、請求項51に記載の方法。
  58. 前記データ構造がリスト、アレイ、テーブル、又はデータベースである、請求項57に記載の方法。
  59. 前記第1の複数の音が1つの楽器に対応し、前記第2の複数の音が第2の楽器に対応する、請求項51に記載の方法。
  60. 前記第1の複数の音が複数の楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音が1つの楽器に対応するか、又は、前記第1の複数の音が1つの楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音が複数の楽器に対応するか、又は、前記第1及び第2の複数の音がともに複数の楽器に対応する、請求項51に記載の方法。
  61. 機器において電話呼び出しを受信する際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成する方法であって、
    電話呼び出しを受信するように構成された機器のユーザに対応する、第1の複数の音を表すデータにアクセスし、
    前記ユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために、前記機器において前記第1の複数の音を再生し、
    前記電話呼び出しの発呼者に関連付けられた識別子にアクセスし、
    前記識別子に基づいて前記発呼者を示す第2の複数の音を表すデータを取得し、
    前記発呼者を識別するために、前記機器において前記第2の複数の音を再生することを含む方法。
  62. 前記識別子へのアクセスにおいて、前記電話呼び出しの信号部分から前記発呼者に関連付けられた前記識別子を自動的に取得することを含む、請求項61に記載の方法。
  63. 前記取得において前記識別子に基づいてデータ構造をインデックス付けすることを含む、請求項61に記載の方法。
  64. 特有の第2の複数の音を、前記発呼者の前記識別子に対して自動的に割り当てることをさらに含む、請求項63に記載の方法。
  65. 前記特有の第2の複数の音がランダムに生成される、請求項64に記載の方法。
  66. 割り当てられた特有の第2の複数の音及びこれに対応する前記発呼者の識別子を前記データ構造に格納することをさらに含む、請求項64に記載の方法。
  67. 前記取得において前記識別子に基づいて変換を適用することを含む、請求項61に記載の方法。
  68. 前記変換は、識別子を配置し及び/又は解析する規則、又は前記識別子に基づいて音響シンボルを割り当てる規則を含む、請求項67に記載の方法。
  69. 前記変換は、前記識別子をランダムに配置し及び/又は解析する規則、又は前記識別子に基づいてランダムな音響シンボルを割り当てる規則を含む、請求項67に記載の方法。
  70. 前記第1の複数の音を表すデータへのアクセスに先立って、ユーザに対応する前記第1の複数の音を選択することをさらに含む、請求項61に記載の方法。
  71. 前記選択において前記第1の複数の音をランダムに生成することを含む、請求項70に記載の方法。
  72. 前記選択においてユーザ入力を受け取ることを含む、請求項70に記載の方法。
  73. 前記選択において前記ユーザ入力に基づいて変換を適用することをさらに含む、請求項72に記載の方法。
  74. 選択された第1の複数の音をメモリに格納することをさらに含む、請求項70に記載の方法。
  75. 通信機器において送信を受け取る際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成する方法であって、
    送信を受け取るように構成された前記通信機器のユーザに対応する、第1の複数の音を表すデータにアクセスし、
    前記ユーザに向けて受け取られる送信を識別するために、前記通信機器において前記第1の複数の音を再生し、
    前記送信の送信者に関連付けられた識別子にアクセスし、
    前記識別子に基づいて前記送信者を示す第2の複数の音を表すデータを取得し、
    前記送信者を識別するために、機器において前記第2の複数の音を再生することを含む方法。
  76. 前記送信が電子メールである、請求項75に記載の方法。
  77. 前記送信が電話呼び出しである、請求項75に記載の方法。
  78. 前記送信が、ショートメッセージサービス又はマルチメディアメッセージサービスの送信である、請求項75に記載の方法。
  79. 前記送信がページング送信である、請求項75に記載の方法。
  80. 前記送信がテキストを含む、請求項75に記載の方法。
  81. 前記送信が画像を含む、請求項75に記載の方法。
  82. 前記送信が前記送信の前記送信者に関連付けられた前記識別子を含む信号部分を有する、請求項75に記載の方法。
  83. 前記識別子が前記送信者の名前を含む、請求項82に記載の方法。
  84. 前記識別子が、前記送信者の、発呼者番号識別、自動番号識別、又は発信者番号を含む、請求項82に記載の方法。
  85. 前記識別子が前記送信者のインターネットプロトコルアドレスを含む、請求項82に記載の方法。
  86. 前記識別子が前記送信者の電子メールアドレスを含む、請求項82に記載の方法。
  87. 機器において電話呼び出しを受信する際に、独特の聴覚警報を生成する方法であって、
    前記電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスし、
    前記電話番号又は加入者名に基づいて前記発呼者を示す複数の音を表すデータを取得し、
    前記発呼者を識別するために、前記機器において前記複数の音を再生することを含む方法。
  88. 前記機器のユーザは、前記複数の音における音の選択をしない、請求項87に記載の方法。
  89. 前記取得において前記電話番号又は加入者名に基づいてデータ構造をインデックス付けすることを含む、請求項87に記載の方法。
  90. 前記データ構造がリスト、アレイ、テーブル、又はデータベースである、請求項89に記載の方法。
  91. 前記取得において、前記電話番号又は加入者名に基づいて変換を適用することを含む、請求項87に記載の方法。
  92. 前記変換が、前記電話番号を配置し及び/又は解析する規則、又は前記加入者名に基づいて音響シンボルを割り当てる規則を含む、請求項91に記載の方法。
  93. 音響シンボルを、配置された電話番号及び/又は解析された電話番号に割り当てることをさらに含むとともに、割り当てられた音響シンボルが配置された及び/又は解析された電話番号又は前記加入者名の音素に対応する、請求項92に記載の方法。
  94. 特有の複数の音を、前記発呼者の前記電話番号に対して自動的に割り当てることをさらに含む、請求項89に記載の方法。
  95. 前記発呼者に対応する特有の複数の音を自動的に割り当てることをさらに含む、請求項87に記載の方法。
  96. 割り当てられた特有の複数の音及びこれに対応する発呼者の電話番号を前記データ構造に格納することをさらに含む、請求項94に記載の方法。
  97. 各発呼者に対する複数の音が連続して再生される、請求項87に記載の方法。
  98. 2つ以上の音が1回以上の所定回数をもって連続して重なる、請求項97に記載の方法。
  99. 一連の複数の音が発呼者毎に固有である、請求項98に記載の方法。
  100. 前記複数の音が1つの楽器に対応する、請求項98に記載の方法。
  101. 前記複数の音が複数の楽器に対応し、複数の楽器の音が時折重なる、請求項98に記載の方法。
  102. 機器において電話呼び出しを受信する際に、独特の聴覚警報を生成する方法であって、
    前記電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスし、
    特定の複数の音を自動的に割り当てて前記発呼者の前記電話番号又は加入者名に対応させ、
    前記発呼者を識別するために、前記機器において前記複数の音を再生することを含む方法。
  103. 前記機器のユーザは、前記複数の音における音の選択をしない、請求項102に記載の方法。
  104. 自動割り当てにおいて前記電話番号又は加入者名に基づいて変換を適用することを含む、請求項102に記載の方法。
  105. 前記変換が前記電話番号を配置し及び/又は解析することを含む、請求項104に記載の方法。
  106. 音響シンボルを配置された電話番号及び/又は解析された電話番号に割り当てることをさらに含む、請求項105に記載の方法。
  107. 前記変換は、前記加入者名に基づいて音響シンボルの割り当てることを含む、請求項104に記載の方法。
  108. 前記割り当てられた音響シンボルが前記加入者名の音素に対応する、請求項107に記載の方法。
  109. 連続して再生される固有の複数の音を各発呼者に割り当てることをさらに含む、請求項102に記載の方法。
  110. 2つ以上の音が1回以上の所定回数をもって連続して重なる、請求項109に記載の方法。
  111. 割り当てられた特有の複数の音及びこれに対応する発呼者の電話番号又は加入者名を、前記機器に関連付けられたデータ構造に格納することをさらに含む、請求項102に記載の方法。
  112. 前記データ構造がリスト、アレイ、テーブル、又はデータベースである、請求項111に記載の方法。
  113. 以前に前記機器を呼び出したことがある発呼者からの前記機器へのその後の電話呼び出しにおいて、
    前記発呼者の前記電話番号又は加入者名に基づいてデータ構造をインデックス付けして、前記発呼者を示す前記割り当てられた複数の音を取得し、
    前記発呼者を識別するために、前記機器において前記複数の音を連続して再生することをさらに含む、請求項111に記載の方法。
  114. 通信機器において送信を受け取る際に、独特の聴覚警報を生成する方法であって、
    送信の送信者に関連付けられた識別子にアクセスし、
    特定の複数の音を自動的に割り当てて前記送信者の前記識別子に対応させ、
    前記送信者を識別するために、機器において前記複数の音を再生することを含む方法。
  115. 前記送信が前記送信の送信者に関連付けられた前記識別子を含む信号部分を有する、請求項114に記載の方法。
  116. 前記識別子が前記送信者の名前を含む、請求項115に記載の方法。
  117. 前記識別子が、前記送信者の、発呼者番号識別、自動番号識別、又は発信者番号を含む、請求項115に記載の方法。
  118. 前記識別子が前記送信者のインターネットプロトコルアドレスを含む、請求項115に記載の方法。
  119. 前記識別子が前記送信者の電子メールアドレスを含む、請求項115に記載の方法。
  120. 電話呼び出しを受信する際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成するシステムであって、
    電話呼び出しを受信するように構成された機器のユーザを示す第1の複数の音を表すデータと、
    前記ユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために、前記第1の複数の音を連続して再生するように構成された、前記機器の音生成部と、
    前記電話呼び出しの発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスするように構成された電話番号モジュールと、
    アクセスされた前記電話番号又は加入者名に基づいて前記発呼者を示す第2の複数の音を表すデータを与えるよう構成された発呼者モジュールと、を備え、
    前記音生成部はさらに、前記発呼者を識別するために、前記第2の複数の音を連続して再生するように構成される、システム。
  121. 前記発呼者モジュールが、アクセスされた前記電話番号又は加入者名によってインデックス付けされたデータ構造を含む、請求項120に記載のシステム。
  122. 前記電話番号モジュールが、発呼者番号識別(CNID)、自動番号識別(ANI)、又は発信者番号(CPN)にアクセスする、請求項120に記載のシステム。
  123. 前記データ構造が、リスト、アレイ、テーブル、又はデータベースである、請求項121に記載のシステム。
  124. 前記発呼者モジュールが、アクセスされた前記電話番号又は加入者名に基づいた変換プロセスを含む、請求項120に記載のシステム。
  125. 前記変換プロセスが、前記電話番号を配置し及び/又は解析する規則、又は前記加入者名に基づいて音響シンボルを割り当てる規則を含む、請求項124に記載のシステム。
  126. 前記第1の複数の音が1つの楽器に対応し、前記第2の複数の音が第2の楽器に対応する、請求項120に記載のシステム。
  127. 前記第1の複数の音が複数の楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音が1つの楽器に対応するか、又は、前記第1の複数の音が1つの楽器に対応し、かつ前記第2の複数の音が複数の楽器に対応する、請求項120に記載のシステム。
  128. 前記第2の複数の音における2つ以上の音が、1回以上の所定回数をもって連続して重なる、請求項120に記載のシステム。
  129. 電話呼び出しを受信する際に、2つ以上の独特の聴覚警報を生成するシステムであって、
    電話呼び出しを受信するように構成された機器のユーザを表す第1の複数の音と、
    受信される電話呼び出しの発呼者を表す第2の複数の音と、を備え、
    前記機器は、
    前記ユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために、前記第1の複数の音を連続して再生し、
    受信された電話呼び出しの前記発呼者に関連付けられた電話番号又は加入者名にアクセスして、
    前記発呼者を識別するために前記第2の複数の音を連続して再生するように構成された、システム。
  130. 前記機器が、アクセスされた前記電話番号又は加入者名によりインデックス付けされたデータ構造を含む、請求項129に記載のシステム。
  131. 前記機器が、アクセスされた前記電話番号又は加入者名に基づいて変換を適用するように構成されたモジュールを備える、請求項129に記載のシステム。
  132. 前記機器が、前記機器のユーザを表す前記第1の複数の音を格納するメモリを備える、請求項129に記載のシステム。
  133. メッセージの音響表現を生成する手段を備えた電話機器であって、
    前記音響表現が音響シンボルからなり、該音響シンボルは言語の音素を表しており、
    前記音響シンボルは音の組み合わせ、単音、及び/又は無音から構成されるとともに、該音響シンボルが言語に調和する時間的な順序で生成される、電話機器。
  134. さらに、音響警報/リンガーを含み、該音響警報/リンガーがメッセージの音響表現を生成するように構成された、請求項133に記載の電話機器。
  135. 前記メッセージが着信に関する情報を含む、請求項134に記載の電話機器。
  136. 前記情報が前記着信の発呼者識別情報を含む、請求項135に記載の電話機器。
  137. 前記メッセージが前記電話機器の所有者の名前を含む、請求項134に記載の電話機器。
  138. 前記メッセージが前記電話機器の名称を含む、請求項134に記載の電話機器。
  139. 前記音の組み合わせ又は前記単音を前記音響シンボルに割り当てる手段をさらに備える、請求項133に記載の電話機器。
  140. 前記音の組み合わせ又は前記単音を前記音響シンボルに割り当てる前記手段は、前記音の組み合わせ又は前記単音を前記音響シンボルに対してランダムに割り当てる手段を備える、請求項139に記載の電話機器。
  141. 前記音の組み合わせ又は前記単音を前記音響シンボルに割り当てる前記手段は、ユーザが前記音の組み合わせ又は前記単音を前記音響シンボルに対して割り当てる手段をさらに備える、請求項139に記載の電話機器。
  142. 前記メッセージの音響表現の送信部及び前記メッセージの音響表現の受信部をさらに備える、請求項133に記載の電話機器。
  143. 前記電話機器が、携帯電話、無線電話、ページャ、又は双方向ラジオからなる、請求項133に記載の電話機器。
  144. 機器において電話呼び出しを受信する際に、独特の聴覚警報を生成する方法であって、
    電話呼び出しを受信するように構成された機器のユーザに対応する連続した複数の音を表すデータにアクセスし、
    前記ユーザに向けて受信される電話呼び出しを識別するために、前記機器において前記複数の音を連続して再生することを含む方法。
  145. 前記アクセスに先立って、前記機器のユーザに対応する前記連続した複数の音を表すデータを割り当てることをさらに含むとともに、該データが前記ユーザに関連付けられた一連の音素に対応する、請求項144に記載の方法。
  146. 前記複数の音が音符の組み合わせからなる、請求項144に記載の方法。
  147. 前記音符の組み合わせが時間内に少なくとも部分的に重なる、請求項146に記載の方法。
  148. 前記アクセスに先立って、前記機器のユーザに対応する連続した複数の音を表すデータを割り当てることをさらに含むとともに、前記連続した複数の音が前記機器の電話番号に対応する、請求項144に記載の方法。
  149. 前記アクセスに先立って、前記機器のユーザに対応する連続した複数の音を表すデータを割り当てることをさらに含むとともに、前記連続した複数の音が前記ユーザの名前に対応する、請求項144に記載の方法。
  150. 前記アクセスに先立って、前記機器のユーザに対応する連続した複数の音を表すデータを割り当てることをさらに含むとともに、前記連続した複数の音が前記ユーザにより選択された1つ以上の単語に対応する、請求項144に記載の方法。
  151. 前記ユーザに対応する前記連続した複数の音が前記ユーザに固有である、請求項144に記載の方法。
  152. 通信機器において送信を受け取る際に、独特の聴覚警報を生成する方法であって、
    送信を受け取るように構成された通信機器のユーザに対応する連続した複数の音、すなわち音符の組み合わせからなり、かつ音符の組み合わせが時間内に少なくとも部分的に重なる複数の音を表すデータにアクセスし、
    前記ユーザに向けて受信される送信を識別するために、機器において前記の連続した複数の音を再生することを含む方法。
  153. 前記送信が電子メールである、請求項152に記載の方法。
  154. 前記送信が電話呼び出しである、請求項152に記載の方法。
  155. 前記送信が、ショートメッセージサービス又はマルチメディアメッセージサービスの送信である、請求項152に記載の方法。
  156. 前記送信がページング送信である、請求項152に記載の方法。
  157. 前記送信がテキストを含む、請求項152に記載の方法。
  158. 前記送信が画像を含む、請求項152に記載の方法。
  159. 前記送信が、前記送信の発信元の識別情報を含む信号部分を有する、請求項152に記載の方法。
  160. 前記識別情報が前記送信の発信元の名前を含む、請求項159に記載の方法。
  161. 前記識別情報が、前記送信の発信元の、発呼者番号識別、自動番号識別、又は発信者番号を含む、請求項159に記載の方法。
  162. 前記識別情報が前記送信の発信元のインターネットプロトコルアドレスを含む、請求項159に記載の方法。
  163. 前記識別情報が前記送信の発信元の電子メールアドレスを含む、請求項159に記載の方法。
  164. 前記通信機器が、携帯電話、無線電話、ページャ、又は双方向ラジオからなる、請求項152に記載の方法。
  165. 前記通信機器が、パーソナルコンピュータ、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ機器、又はウェアラブルコンピュータ機器からなる、請求項152に記載の方法。
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