JP2007534853A - 表面処理組成物とローション組成物とを含む繊維性構造体 - Google Patents
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Abstract
Description
a.ポリマー、炭化水素、蝋、油、シリコーン、第四級アンモニウム化合物、フルオロカーボン、置換C10〜C22アルカン、置換C10〜C22アルケン、ポリオール、糖誘導体、及びこれらの混合物よりなる群から選択される表面処理剤を含む表面処理組成物と、
b.油、アルコールエトキシレート、脂肪酸エステル、炭化水素、及びこれらの混合物よりなる群から選択される化合物を含むローション組成物と、
を含み、
前記表面処理組成物は、繊維性構造体及び/又は単プライ若しくは多プライの衛生ティッシュ製品の表面に存在し、前記ローション組成物は、表面処理組成物の表面全体より小さい面上に存在する、前記繊維性構造体及び/又は単プライ若しくは多プライの衛生ティッシュ製品が提供される。
a.繊維性構造体及び/又は単プライ若しくは多プライの衛生ティッシュ製品の表面に表面処理組成物を適用する工程と、
b.表面処理組成物にローション組成物を適用する工程と、
を含む方法が提供される。
a.繊維性構造体及び/又は単プライ若しくは多プライの衛生ティッシュ製品の表面に表面処理組成物を適用する工程と、
b.前記繊維性構造体及び/又は単プライ若しくは多プライの衛生ティッシュ製品の表面にローション組成物を適用する工程と、
を含む方法が提供される。
本明細書で使用するとき、「繊維」は、見掛けの長さがその見掛けの直径を大きく上回る、すなわち、長さと直径との比が少なくとも約10である、細長い微粒子を意味する。非円形断面を有する繊維が一般的であり、この場合、「直径」は、繊維の断面積に等しい断面積を有する円の直径と考えてよい。より具体的には、本明細書で使用するとき、「繊維」は、抄紙繊維を指す。本発明は、多様な抄紙繊維、例えば、天然繊維若しくは合成繊維、又はあらゆる他の好適な繊維、及びそれらのあらゆる組み合わせなどの使用が考えられる。
図1は、本発明による繊維性構造体の略図である。図1に示したように、繊維性構造体10は、第1の領域14と第2の領域16とを含むユーザー接触表面12を備える。ユーザー接触表面12は、繊維性構造体18の表面に結合されている。図に示したように、繊維性構造体18の表面は、1つ以上の繊維20を含んでよい。
表面処理組成物は、本発明の目的では、繊維性構造体及び/又は繊維性構造体を含む衛生ティッシュ製品を保持し、前記構造体及び/又は前記製品で自身の皮膚を擦るユーザーによって感知される、繊維性構造体の表面の触感を改善する組成物である。そのような触知可能な柔軟性は、摩擦、可撓性、及び平滑度、並びに、主観的な記述、例えば、滑らかな、ベルベット、シルク、又はフランネルのような感覚などを特徴とすることができるが、これらに限定されない。
(R1)4-m−N+−[(CH2)n−Y−R3]mX-
(式中:
Yは、−O−(O)C−若しくは−C(O)−O−、又は−NH−C(O)−若しくは−C(O)−NH−であり;mは、1〜3であり;nは、0〜4であり;各R1は、独立して、C1〜C6アルキル基、ヒドロキシアルキル基、ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカルビル基、アルコキシル化基、ベンジル基、又はこれらの混合物であり;各R3は、独立して、C13〜C21アルキル基、ヒドロキシアルキル基、ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカルビル基、アルコキシル化基、ベンジル基、又はこれらの混合物であり、X-は、第四級アンモニウムと相溶性のある任意のアニオンである)。
ローション組成物は、油及び/又は皮膚軟化剤及び/又は蝋及び/又は固定化剤を含んでよい。一実施例では、ローション組成物は、約10%〜約90%の油及び/又は液状皮膚軟化剤、並びに約10%〜約50%の固定化剤及び/又は約0%〜約60%のワセリン、並びに任意で残部にビヒクルを含む。
(1)ΔH2/ΔH1は、約1以上、及び/若しくは約4以上、及び/若しくは約9以上;並びに/又は
(2)ΔH2は、約30J/g以上、40J/g以上、及び/若しくは
約60J/g以上(特にΔH1が0の場合)
ここで:ΔH1は、ローション組成物の温度を15℃から35℃まで上昇させるのに必要なエネルギーであり;ΔH2は、ローション組成物の温度を、35℃から、前記ローション組成物が完全に液体になる温度まで、又は、前記ローション組成物が100℃よりも高い温度でしか融解しない構成成分を含有する場合、100℃未満でそれ以上の融解が起こらない温度まで上昇させるのに必要なエネルギーである。
本明細書で使用するとき、「ビヒクル」は、表面処理組成物及び/又はローション組成物を形成する剤を希釈及び/又は乳化して分散体/エマルションを形成するために使用できる物質である。ビヒクルは、特に表面処理組成物及び/又は繊維性構造体に適用する間に、表面処理組成物及び/又はローション組成物中に存在してよい。ビヒクルが構成成分を溶解させてもよく(真溶液若しくはミセル溶液)、又は構成成分がビヒクル全体にわたって分散してもよい(分散体若しくはエマルション)。懸濁液又はエマルションのビヒクルは、通常、それらの連続相である。すなわち、分散体又はエマルションの他の構成成分は、ビヒクル全体にわたって、分子レベルで、又は離散粒子として分散している。
加工助剤も、又、本発明のローション組成物で使用してよい。好適な加工助剤の非限定例としては、ノースカロライナ州グリーンズボロ(Greensboro, N.C)のチバ・ガイギー(CIBA-GEIGY)から入手可能なTINOPAL CBS−X(登録商標)などの光沢剤が挙げられる。
**クロンプトン・コーポレーション(Crompton Corporation)から入手可能
ローション組成物は、融点が約51℃であり、0.1 1/sの剪断速度で測定される56℃での融解粘度が約17m・Pasである。この処方で使用される鉱油は、20℃で約21mPa・sの粘度を有する。ローション組成物は、繊維性構造体の片面又は両面に、3.6g/m2、4.2g/m2、6g/m2、7.2g/m2、8.4g/m2、及び11.4g/m2の総追加レベルで適用することができる。
a.表面処理組成物:
表面処理組成物を、繊維性構造体及び/若しくは衛生ティッシュ製品、並びに/又は繊維性構造体及び/若しくは衛生ティッシュ製品の表面に存在するローション組成物に適用するには、スプレー、ディッピング、パディング、印刷、スロット押出し、輪転グラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷、マスク又はステンシル適用法、及びこれらの混合など、前記表面処理組成物を適用するのに適したいずれの接触又は非接触適用を使用することもできる。表面処理組成物は、ローション組成物を繊維性構造体及び/若しくは衛生ティッシュ製品に適用する前に、適用するのと同時に、又は適用した後で、前記繊維性構造体及び/又は衛生ティッシュ製品に適用することができる。表面処理組成物は、特に、層状の繊維性構造体及び/又はそのような層状の繊維性構造体を含む衛生ティッシュ製品の外側の層に適用される場合、抄紙及び/又は転換中に適用することができる。
ローション組成物を、繊維性構造体及び/若しくは衛生ティッシュ製品、並びに/又は繊維性構造体及び/若しくは衛生ティッシュ製品の表面に存在する表面処理組成物に適用するには、スプレー、ディッピング、パディング、印刷、スロット押出し、輪転グラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷、マスク又はステンシル適用法、及びこれらの混合など、前記ローション組成物を適用するのに適したいずれの接触又は非接触適用を使用することもできる。ローション組成物は、表面処理組成物を繊維性構造体及び/若しくは衛生ティッシュ製品に適用する前に、適用するのと同時に、及び/又は適用した後で、前記繊維性構造体及び/又は衛生ティッシュ製品に適用することができる。一実施例では、ローション組成物は、繊維性構造体及び/又は衛生ティッシュ製品の表面に存在する表面処理組成物に適用される。
繊維性構造体−実施例1:
第1の繊維性構造体は、坪量約15.4g/m2の、従来の湿式加圧された均質な乾式クレープ加工繊維性構造体である。前記繊維性構造体は、約40%の北方針葉樹クラフトと60%のユーカリとの組成を有する。衛生ティッシュ製品を作り出すために、4枚プライの繊維性構造体がオフライン結合操作で1つに結合される。4枚プライ衛生ティッシュ製品は、坪量約60g/m2、厚さ約0.3mm、機械方向強度約504g/cm(1280g/in)、横断方向強度約240g/cm(610g/in)、湿潤破裂(wet burst)約200gである。それは、湿潤増強剤及び乾燥増強剤を含有する。
第2の繊維性構造体は、坪量約14.6g/m2の、従来の湿式加圧された層状の乾式クレープ加工繊維性構造体である。外側の層は、約100%のユーカリ繊維を含有し、内側の層は、約85%の北方針葉樹クラフトと、10%のCTMPと、約5%のユーカリ繊維との完成紙料混合物から構成される。両方の層は、ほぼ同等の坪量(対称的な層分割)である。衛生ティッシュ製品を形成するために、結合された4枚プライ衛生ティッシュ製品の2つの外側表面にユーカリ層が存在するように、4枚プライの繊維性構造体がオフライン結合操作で1つに結合される。4枚プライ衛生ティッシュ製品は、坪量約60g/m2、厚さ約0.3mm、機械方向強度約465g/cm(1180g/in)、横断方向強度約220.5g/cm(560g/in)、湿潤破裂(wet burst)約200gである。それは、湿潤増強剤及び乾燥増強剤を含有する。
従来のパルパーを使用して調製され、ストックパイプを通って長網抄紙機のヘッドボックスに向かう、稠度約3%の北方針葉樹クラフト(NSK:Northern Softwood Kraft)の水性スラリーから、第3の繊維性構造体を形成する。ハーキュレスのカイメン557LX(Hercules' Kymene 557 LX)の1%分散体を調製し、最終的に得られる衛生ティッシュ製品の乾燥重量に基づいて約0.8%のカイメン557LX(Kymene 557 LX)をもたらすのに十分な割合で、NSKストックパイプに加える。永続性湿潤強度向上樹脂の吸収は、処理されたスラリーをインラインミキサーに通すことによって向上される。水に溶解されて溶液強度1%に希釈されたカルボキシメチルセルロース(CMC)水溶液を、次に、最終的に得られる衛生ティッシュ製品の乾燥重量に基づいて約0.1重量%CMCの割合で、インラインミキサー後にNSKストックパイプに加える。NSK繊維の水性スラリーを、CMCの分配を助けるために遠心ストックポンプに通過させる。1重量%の濃度でジタロウジメチルアンモニウムメチルサルフェート(DTDMAMS)水性分散体(76℃(170°F)を、最終的に得られる衛生ティッシュ製品の乾燥重量に基づいて約0.1重量%のDTDMAMSの割合で、NSKストックパイプに加える。約1.5重量%のユーカリ由来さらしクラフト繊維性パルプ繊維(ブラジル、アラクルス(Aracruz − Brazil)から入手)の水性スラリーを、従来のリパルパーを使用して調製し、ストックパイプに通過させて長網抄紙機のヘッドボックスに向かわせる。このユーカリ由来完成紙料を、ファンポンプのところでNSKスラリーと合流させ、そこで両方を白水(white water)で稠度約0.2%に希釈する。約3重量%のユーカリ由来さらしクラフト繊維性パルプ繊維(ブラジル、アラクルス(Aracruz − Brazil)から入手)の水性スラリーを、従来のリパルパーを使用して調製する。ユーカリスラリーを第2のファンポンプに通し、そこで、白水(white water)で稠度約0.2%に希釈する。NSK/ユーカリ及びユーカリのスラリーを、動作している長網抄紙機ワイヤ上に排出されるまで流れを別個の層として維持するために層化リーフ(layering leaves)が適切に装備された多チャネルヘッドボックスへと導く。3つの室からなるヘッドボックスが使用される。最終的な衛生繊維性構造体の乾燥重量の48%を含有するユーカリスラリーを、ワイヤに接触している層に通じる室へと導き、最終的な紙の乾燥重量の52%を含むNSK/ユーカリスラリー(27〜35%NSK及び17〜25%ユーカリ)を、中心及び内側の層に通じる室へと導く。NSK/ユーカリ及びユーカリスラリーを、ヘッドボックスの排出のところで組み合わせて、複合スラリーとする。複合スラリーを、動作している長網抄紙機ワイヤ上に排出し、そらせ板(deflector)及び真空ボックスの補助下で脱水する。初期(embryonic)湿潤繊維性構造体を、長網抄紙機ワイヤから、移行時点では約17重量%の繊維稠度で、模様付き乾燥布地に移動させる。乾燥布地は、高密度(ナックル)領域の連続網状組織内に不連続な低密度偏向領域が配置された高密度模様付きティッシュが得られるように設計される。この乾燥布地は、不透過性樹脂表面を繊維メッシュ支持布地上に成型することによって形成される。支持布地は、48×52フィラメントの二重層メッシュである。樹脂キャストの厚さは、支持ファブリックを約203μm(8mil)上回る。ナックル領域は、約35〜50%であり、連続気泡は、約438〜3625cm2(1平方インチ当たり68〜562)の頻度で残っている。繊維性構造体が約23〜27%の繊維稠度になるまで、真空補助下の排水によってさらなる脱水が達成される。模様付き形成布地と接触した状態のまま、通気することによって、模様付き繊維性構造体を約60重量%の繊維稠度に予備乾燥する。次いで、半乾燥繊維性構造体を、0.250%ポリビニルアルコール水溶液を含むスプレーされたクレーピング接着剤で、ヤンキードライヤーの表面に接着させる。クレーピング接着剤は、繊維性構造体の乾燥重量に基づいて0.1%接着剤固体の割合でヤンキー表面に与えられる。繊維稠度を約98%に増大させてから、繊維性構造体をドクターブレードによってヤンキーから乾式クレープ加工する。ドクターブレード後、2〜3MPa(300〜500psi)の負荷で動作するスチールからゴム製のカレンダーロールによって、繊維性構造体をその全幅にわたってカレンダー加工する。得られるティッシュは、坪量が約20〜25g/m2;1プライ総乾燥引張りが98〜146g/cm(250〜370g/in)、1枚プライ湿潤破裂が14〜25g/cm(35〜65g/in)、2枚プライ厚(caliper)が約0.04〜0.05cm(0.015〜0.020インチ)である。次いで、得られるティッシュを、ユーカリ繊維が外側に面するように同様のシートと組み合わせて、2枚プライクレープ加工高密度模様付きティッシュを形成し、それを2つの滑らかなスチールカレンダーロール間でカレンダー加工にさらす。次いで、前記製品を、両方のプライが確実に一緒に保持されるように機械的プライ結合ホイールを使用してプライ結合させる。得られる2枚プライティッシュは、a)総坪量が約39〜50g/m2;b)2枚プライ総乾燥引張りが177〜275g/cm(450〜700g/in);c)2枚プライ湿潤破裂が39〜51g/cm(100〜130g/in);d)4プライ厚(caliper)が約0.51〜0.89mmである。
組み合わされた親ロールを、続いて、衛生ティッシュ製品に転換する。多プライの親ロールを巻き戻し、2つの滑らかなスチールカレンダーロール間でカレンダー加工にさらした後、高圧エンボス加工してプライ結合を達成する。繊維性構造体の大部分は、まだ高圧エンボス加工の影響を受けていない。次いで、表面処理組成物及びローション組成物を、以下で詳述するように繊維性構造体に適用する。最後に、ティッシュを機械方向で切断した後、横断方向で切断して約21cm×21cmのシートにし、折り畳み、積み重ねて9シートの積み重ね体にし、個々のポケットパックに詰める。
プライ結合操作の直後に、輪転グラビア印刷法を使用して、表面処理組成物を4枚プライ繊維性構造体及び/又は衛生ティッシュ製品の表面に印刷する。約1.5g/m2の表面処理組成物を、4枚プライ製品の両側に移行させる。
表面処理組成物の直後に、ローション組成物を繊維性構造体及び/又は衛生ティッシュ製品に適用する。2つの操作間の繊維性構造体及び/又は衛生ティッシュ製品スパンは、約5メートルであった。ティッシュ及び繊維産業用のアプリケータヘッドを備えた市販の回転スプレー適用システムRFT−コンパクト−III(RFT-Compact-III)(ドイツ、ラインフェルデン・エヒテルディンゲン(Leinfelden Echterdingen, Germany)、ヴァイトマン&コンラート社(Weitmann&Konrad GmbH & Co KG)から入手可能)を、本発明の実施に使用するために改変した。適用ヘッドは、5セットの回転ディスク(1/1型)を備え、448mmの有効適用幅を有する。適用ヘッドのハウジングを、前記適用ヘッドの上部、底部、及び後側で、水加熱型壁(water heated walls)に取り替えた。次いで、全ユニットを外側に向かって絶縁した。これら改変した適用ヘッド2つを使用し、繊維性構造体及び/又は衛生ティッシュ製品の両側を同時に処理できるように、互いに対向させて設置した。一体型ポンプを備えた加熱ユニット(ドイツ、ケルヒプラスト社(Kelviplast GmbH, Germany)から入手可能なW60/10−12/40型)を使用して、適用ユニットに所望の温度の水を供給する。具体的には、適用ヘッド内側の温度が目標温度から±2℃以内になるように、加熱要素の設計を選択した。適用ヘッドのローション組成物インフィードは、熱トレース型配管系を通じて加熱されたポンプに連結され、前記ポンプが、熱トレース型配管を通じて、融解したローション組成物を保持する加熱された100リットルタンクに連結される。アプリケータの戻りラインは、加熱されたタンクへと送り戻される。加熱された流量計を、ポンプと適用ヘッドとの間でローション組成物供給ラインに設置した。流量計(スイス、エンドレス&ハウザー(Endress & Hauser, Switzerland)から入手可能なプロマス63M(Promass 63M))をRFT−コンパクト−III(RFT-Compact-III)システムの制御ユニットに接続し、次いで前記制御ユニットを使用して、適用ヘッドに所望のローション組成物流量を供給するようにローション組成物ポンプ(ラブ・ブロクス(Labu Brox)型のギアポンプ)を制御した。
後述する試料では回転表面を262rad/s(2500rpm)で操作するが、さらなる試料は21rad/s(200rpm)〜524rad/s(5000rpm)の速度で作製される。
A.表面積被覆率の試験方法
繊維性構造体の表面の局所的な表面処理組成物及び/又はローション組成物の坪量は、パーキン・エルマー・スペクトラム・スポットライト300(Perkin Elmer Spectrum Spotlight 300)機器を、スポットライト(Spotlight)ソフトウェアバージョン1.1.0B38と併せて使用して、走査型IR/NIR(赤外線又は近赤外線)分光法によって透過モード(吸光光度法)で決定することができる。
LLBW=A*(G+OFFSET)(式中、A=(MaxLBW−MinLBW)/255、及び、OFFSET=(255*MinLBW)/(MaxLBW−MinLBW))
G値は、次の関係によって局所的なローションの坪量数(LLBW)へと容易に変形することができる:G=(LLBW/A)−OFFSET
LLBWは、測定されるものに応じて、局所的なローション組成物の坪量、又は局所的な表面処理組成物の坪量であることができる。
較正試料の調製:面積、重量、及び坪量が既知の好適な基材片を、組成物で均一に処理する。好適な種類の機器は、ドイツ、アイヒャッハ(Aichach, Germany)、MKハイスヴァクステヒニーク社(MK Heiswachstechnik GmbH)から入手可能な、高温蝋カートリッジスプレーガン型のMK−DUOライン(MK-DUO Line)Art.No.140101である。適用後、mpを約10℃上回る温度(又はシート内/シート上で組成物の十分な平衡を可能にするのに適した温度)のオーブン内に試料を置くことによって、組成物をシート内で平衡させる。比較的低粘度の試料の場合、約1時間にわたる平衡で十分である。次いで、試料を室温に冷却し、23℃(±1℃)及び相対湿度50%(±2%)で湿分含量について平衡させ、再び計量する。次いで、(組成物処理後の試料重量[グラム]−組成物処理前の試料重量[グラム])を試料の面積[m2]で除したものとして、その試料の組成物坪量[g/m2]を計算する。次いで、前述の手順によって試料を分析して、因子Fを決定する。好ましくは、較正試料は、測定されるべき範囲を包含する組成物坪量の範囲内で調製される。
因子F=組成物坪量[g/m2]/平均積分ピーク面積
組成物が十分な量の直鎖炭化水素状物質を含有しない場合、又は基材が4296cm−1〜4368cm−1の間での組成物の定量化を可能にしない物質を含有する場合、赤外又は近赤外範囲内で、IR分光法によって組成物を定量化するのに適した異なる波数範囲を識別しなければならない。基線より上方の積分吸収係数と組成物坪量との間に線形の相関をもつ、いずれの波数範囲も使用することができる。1を超える可能な波数範囲を識別できる場合、最高の信号と雑音との比をもつ範囲を使用する。組成物がCH2基をもつ直鎖炭化水素状物質ベースであるときには常に、4296cm−1〜4368cm−1の間の吸収帯を使用すべきである。
繊維性構造体及び/又は衛生ティッシュ製品の表面の組成物の相対濃度は、特に試料が炭化水素含有組成物を含有する場合、近IR分光法を用いて決定されてよい。近IR分光方法は、フィルタ光度計又は他の近IR機器を使用してよいが、後方散乱検出用に構成されなければならない。適切な波長を使用する。
Claims (22)
- 表面処理組成物を含む第1の領域とローション組成物を含む第2の領域とを含むユーザー接触表面を具備する、繊維性構造体。
- 前記第1の領域が、連続的な網状組織を含み、前記第2の領域が、連続的な前記網状組織全体にわたって分散した複数の離散領域を含む、請求項1に記載の繊維性構造体。
- 前記第1の領域が、複数の離散領域を含む、請求項1又は2のいずれか一項に記載の繊維性構造体。
- 前記第2の領域が、複数の離散領域を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の繊維性構造体。
- 前記第1の領域と前記第2の領域とが、互いに接触している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の繊維性構造体。
- 前記第1の領域と前記第2の領域とが、互いに分離且つ離散している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の繊維性構造体。
- 前記ユーザー接触表面が、前記第1の領域が前記第2の領域と接触している部分と、前記第1の領域が前記第2の領域から分離且つ離散している別の部分とを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の繊維性構造体。
- 少なくとも前記第1の領域が、前記繊維性構造体の表面に結合されており、好ましくは前記第1の領域が、前記繊維性構造体の表面の表面積全体に結合されており、好ましくは前記第1の領域の前記表面処理組成物が、前記繊維性構造体の内部よりも高い重量レベルで前記繊維性構造体の表面に存在する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の繊維性構造体。
- 前記第2の領域が、前記繊維性構造体の表面に結合されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の繊維性構造体。
- 前記第2の領域が、前記第1の領域が前記第2の領域と前記繊維性構造体の表面との間に位置決めされるように、前記第1の領域の表面上に存在し、好ましくは前記第2の領域が、前記第1の領域の表面の全表面積より小さい表面上に存在し、好ましくは前記第2の領域が、分離且つ離散した島の形態で前記第1の領域上に存在する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の繊維性構造体。
- 前記表面処理組成物が、表面処理剤を含み、好ましくは前記表面処理剤が、ポリマー、炭化水素、蝋、油、シリコーン、第四級アンモニウム化合物、フルオロカーボン、置換C10〜C22アルカン、置換C10〜C22アルケン、ポリオール、糖誘導体、及びこれらの混合物よりなる群から選択され、好ましくは前記シリコーンが、ポリシロキサン、アミノシリコーン、カチオン性シリコーン、第四級シリコーン、シリコーンベタイン、及びこれらの混合物よりなる群から選択され、好ましくは前記ポリシロキサンが、次の構造式のモノマーシロキサン単位を有する化合物:
- 前記ローション組成物が、炭化水素、脂肪酸エステル、アルコールエトキシレート、及びこれらの混合物よりなる群から選択される化合物を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の繊維性構造体。
- 前記ローション組成物が、対向表面に移行できる、移行可能なローション組成物である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の繊維性構造体。
- 単プライ若しくは多プライの衛生ティッシュ製品における、請求項1〜14のいずれか一項に記載の繊維性構造体の使用。
- 表面処理組成物が、前記繊維性構造体の内部よりも高い重量レベルで前記繊維性構造体の表面に存在すると共に、前記ローション組成物が、前記繊維性構造体の前記表面よりも高い重量レベルで前記繊維性構造体の内部に存在する、表面処理組成物とローション組成物とを含む繊維性構造体。
- 前記ローション組成物が、対向表面に移行できる、移行可能なローション組成物である、請求項16に記載の繊維性構造体。
- 前記ローション組成物が、前記繊維性構造体の前記表面の表面積全体より小さい表面に存在する、請求項16に記載の繊維性構造体。
- 前記表面処理組成物が、前記繊維性構造体の前記表面の表面積全体より小さい表面に存在する、請求項16に記載の繊維性構造体。
- 前記繊維性構造体の前記表面が、前記ローション組成物の分離且つ離散した島を含む、請求項16に記載の繊維性構造体。
- 前記ローション組成物が、前記表面処理組成物の表面に存在する、請求項16に記載の繊維性構造体。
- 衛生ティッシュ製品が、多プライの衛生ティッシュ製品であり、前記ローション組成物が、前記多プライの衛生ティッシュ製品の2つ以上のプライ間に存在する、単プライ若しくは多プライの衛生ティッシュ製品における請求項16〜21のいずれか1項に記載の繊維性構造体の使用。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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