JP2007534249A - マルチメディアメッセージングシステムおよびそのようなシステムを備えた電話機 - Google Patents

マルチメディアメッセージングシステムおよびそのようなシステムを備えた電話機 Download PDF

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Abstract

メッセージングシステム10は、デジタルオーディオおよび/またはビデオおよび/またはデータメッセージを格納する手段14を備える。それはさらに、前記記憶手段内にメッセージを記録するために、および/または前記記憶手段内に以前に記録されたメッセージを送信するために、階層型エンコーダを介して符号化されたメッセージを切り捨てる手段26f、44を備える。

Description

本発明は、デジタルオーディオおよび/またはビデオおよび/またはデータメッセージを記憶する手段を含むメッセージングシステムに関する。本発明は、そのようなシステムを組み込んだ電話にも関する。
サーバ上で集中化され、または電話やテレビ会議用端末などの通信端末内に位置するデジタルメッセージングシステムは、当技術分野において知られている。メッセージングシステムによって格納されたメッセージを高品質で再生できることが重要である。たとえば、音声メッセージを理解し、メッセージを残した者を認識することは、メッセージの再生品質に大きく依存する。メッセージの再生品質は明らかに、残されたメッセージの品質に依存するが、格納されたメッセージの品質にも依存し、最終的には、読取り側端末に送信されたメッセージの品質に依存する。
メッセージングシステムが、その記憶容量があるとすれば、できるだけ多くのメッセージを保存できることも重要である。
こうしたメッセージングシステムにおいて解決されなければならない1つの問題は、メッセージングシステムがそこから接触され得る(遠隔の預かり(depot)および問い合わせ(interrogation))リモート端末の異種の性質を管理することの問題である。特に、たとえば電話交換網に接続された電話端末、および広帯域再生システムまたはコーダ/デコーダ(コーデック)を備えていないGSMタイプのモバイル端末など、すべての端末が同じデータ受信容量を有するとは限らない。
メッセージ読取り側端末の異種の性質を管理するこの問題への知られている解決策は、読取り側の端末が、メッセージを預けた端末と同じ容量、具体的にはサポートされる符号化形式およびビットレートの面で同じ容量を有さない場合に、送信されるメッセージを処理する変換手段を含むメッセージングシステムを提供することである。
記録されたメッセージを、メッセージのダウンロードを求める傾向にある読取り側端末によって受け付けられる少なくとも1つの形式とそれぞれが互換性を有する、複数の形式で格納することも可能である。これは、したがって、最初に記録された1つのメッセージではなく、複数のメッセージを格納することが必要であるので、メモリの問題を引き起こす。
これらのメッセージングシステムにおいて解決されなければならない別の問題は、(メッセージを記録する場合の)記憶手段の容量を管理することの問題である。このタイプのメッセージングシステムによれば、これらの記憶手段は、グローバルに割り当てられることも(メッセージングサーバのすべてのユーザが記憶手段のすべての容量を共有する)、差別化されたやり方で割り当てられることもある(たとえば、それぞれのユーザまたはユーザグループが自分自身の最大記憶容量を有する)。
すべての場合において、その記憶容量は無限ではない。広く用いられている、この記憶容量の問題への単純な一解決策は、使用可能のままである記憶手段のメモリ容量が、新しいメッセージを受け付けることができるほど十分ではない場合には新しいメッセージを預かることを体系的に禁じることにある。
より低いビットレートの符号化形式に変換することは、メッセージング記憶手段内に格納されるメッセージの数を増加させるための別の解決策である。記憶容量上の混雑が検出される場合、既に格納されたメッセージがより低いビットレートの符号化形式に変換される。
これらの変換操作は、メッセージングシステムのプラットフォームの複雑さの面で追加のコストを課し、またメッセージ品質を大きく劣化させる。
上述の2つの問題への最後の解決策は、メッセージを最小のビットレート形式だけで格納することにある。この解決策は、格納され、読み取られるメッセージの品質のレベルを下げることを示唆している。また、それによって、互換性がない符号化形式の場合に必要である変換操作は回避されない。さらに、この場合、使用可能な記憶空間を考慮に入れずに、すなわち記憶手段の管理を最適化せずに、格納されるメッセージの数が(品質を損なうほどに)最大にされる。
本発明は、考えられてきた従来技術の様々な解決策によって引き起こされる問題を、第1に、格納されたメッセージを読み取るために端末の異質の性質に適応させることができ、第2に、より柔軟に受信されるメッセージに応じて、メッセージングシステムで実装される計算手段または記憶手段の複雑さを増加させずに、また格納され送信されるメッセージの品質のレベルを下げずにその記憶容量を管理することができるメッセージングシステムを提供することによって解決することを目的とする。
したがって、本発明は、デジタルオーディオおよび/またはビデオメッセージ、および/またはデータを格納する記憶手段を含むメッセージングシステムであって、メッセージを記憶手段内に記録するために、かつ/または記憶手段内に既に記録されたメッセージを転送するために、階層型コーダによって符号化されたメッセージを切り捨てる切捨て手段を含むことと特徴とするメッセージングシステムにある。
したがって、メッセージングシステムが符号化されたメッセージの階層的特徴を活用できるようにすることによって、すなわちメッセージングシステムに、階層的に符号化されたメッセージを切り捨てる手段を設けることによって、読取り側端末の異質の性質を管理する問題および記憶手段の制限された容量の問題が、単純にまた記憶手段に関する追加のコストなしに解決される。
メッセージを読取りまたは預けるための端末の容量は、全体的に提供され、端末がメッセージングシステムとの通信に入るときには知られている。
本発明のメッセージングシステムはさらに、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る:
それが、階層型コーダによって符号化された、記憶手段内に既に記録されたメッセージをリモート読取り側端末に転送する送信手段と、メッセージが切捨て手段によって、判断された階層レベルで切り捨てられるように、送信されるメッセージがリモート読取り側端末に転送されなければならない階層レベルを判断する手段とを含むこと;
送信されるメッセージの階層レベルを判断するための手段が、リモート端末の状況および/または伝送ネットワークの状況に関するパラメータに応じて動作すること;
リモート端末が、送信されるメッセージの形式と互換性のない所定の形式に従ったメッセージだけを読み取るように構成されており、該システムがさらに、送信されるメッセージをその所定の形式と互換性のあるものにするために送信されるメッセージを処理するプロセッサ手段を含むこと;
切捨て手段が、階層型コーダによって符号化されており、既に格納されているメッセージを、記憶手段の満たされた割合に応じて切り捨てるように構成されること;
該システムが、新しいデジタルメッセージを記憶手段内に記録する記録手段を含み、切捨て手段が、記録される新しいメッセージが階層的に符号化されている場合は、記憶手段の満たされた割合に応じて記録される新しいメッセージを切り捨てるように構成されること;
切捨て手段が、新しいメッセージの記録時にアクティブ化されるように構成されること;
切捨て手段が、記憶手段の残りの容量が所定の閾値未満に下がる場合にアクティブ化されるように構成されること、および
切捨て手段が、メッセージ格納の階層レベルを判断する手段に関連付けられ、判断された階層レベルでこれらのメッセージを切り捨てるように構成されること。
本発明はさらに、上述のメッセージングシステムを組み込んだ電話を目的とする。
本発明は、例示するためだけに、また添付の図面を参照して述べられている以下の説明に鑑みて、よりよく理解され得る。
スケーラブル符号化システムとしても知られている階層型符号化システムでは、符号化操作の結果生じるバイナリデータは、連続する層に分割される。カーネルとも呼ばれるベースの層は、ビットストリームを復号するのに不可欠なビットで形成され、最低限の復号品質を決定する。
それに続く層は、復号操作の結果生じる信号の品質を徐々に向上させ、それぞれの新しい層が新しい情報を提供し、この情報は、ますます向上する品質の信号を出力で供給するためにデコーダによって処理される。
階層型コーデックの有利な一特徴は、コーダまたはデコーダへのいずれかの具体的な指示を提供する必要なしにビットストリームの一部を除去するために、送信または記憶システムが任意のレベルで介入することをそれが可能にすることである。デコーダは、それが受信するバイナリ情報を使用し、対応する品質の信号を生成する。
実際には、オーディオまたはビデオ信号またはデータの階層型符号化は、ソース信号の一部(たとえば、特定のオーディオコーダの場合には音声信号の20ミリ秒(ms:millisecond)フレームなど)から、図1にP=3について示すように、(P層に対応する)P個の連続するビット群、G1からGPに分離されたNビットで表されるビットストリームを生成する。
第1のグループG1は、カーネルを構成する。それに続くグループG2からGPは、連続した品質向上を可能にする層である。
したがって、この種類のコーダからのビットストリームは容易に切り捨てられることができ、したがって、同じコーダから生成されるビットレートは、処理の複雑さが小さいことが保証されながら変更されることができる。
したがって、図1で、グループG1単独、グループG1およびG2、または3つのグループG1、G2およびG3が送信され得る。それぞれの表現、レベル1、レベル2およびレベル3の階層は、これらの選択肢に当てはまる。階層レベル1によって提供されるビットレートDH1はD1と表され、組み合わされたグループG1とG2によって提供されるビットレートDH2はD1+D2と表され、すべてのグループG1からG3によって提供されるビットレートDH3はD1+D2+D3と表される。一般的に述べると、階層レベルQによって提供されるビットレートDHQは、レベルQ以下のすべての階層レベルのビットレートの合計であり、すなわち、以下の通りである。
Figure 2007534249
3つのレベル、すなわち第1グループG1のD1=8キロビット/秒(kbps:kilobit per second)、第2グループG2のD2=6kbps、および第3グループG3のD3=16kbpsの階層を提供する、20msフレームに作用する階層型音声コーダの例について考慮されたい。したがって、30kbpsの総ビットレート、すなわち、フレームについて、それぞれ20、15および40バイトの3つの連続したグループG1、G2およびG3に分割され得る75バイトのビットストリームが存在する。
階層的に符号化されたメッセージのそれぞれのタイプについて、メッセージングシステムは、ビットストリームの一部だけを送信しかつ/または格納することを決定することができる。データの操作は、データに対して行われるアルゴリズム処理がなく、単にデータの階層選択だけなので、比較的に単純である。
図2は、本発明のメッセージングシステムを示している。
図2に表されたメッセージングシステム10は、読取りモードおよび書込みモードでプロセッサユニット12に接続される記憶手段14に関連付けられたプロセッサユニット12を含む。
異なる実施形態では、メッセージングシステムは、通信端末、たとえば留守番電話機能を組み込んだ電話で実装され、または通信信端末のいずれからも独立しており、伝送ネットワーク、たとえば電話交換網、インターネット網または他の任意のタイプの情報伝送ネットワークを介してアクセス可能なサーバで実装され得る。
したがって、図2に示すように、メッセージングシステム10は、書込みモードにおいて、第2の通信端末18のユーザにメッセージを残したいと望むユーザに属する第1の通信端末16にアクセス可能である。端末16および18は、電話、テレビ電話、あるいはオーディオおよび/またはビデオメッセージおよび/またはデータを送受信するように構成された他の任意のタイプの通信端末であり得る。総称「通信端末」が、本説明の残りの部分で使用される。
従来のやり方では、通信端末16のユーザが、通信端末18を呼び出し、通信端末18のユーザが応対不可能である場合には、メッセージングシステム10に転送され、またはメッセージングシステム10のための所定の数を直接に入力する。次いで、通信端末16のユーザはメッセージを送信し、このメッセージはメッセージングシステムによって受信され、次いで記憶手段14内に格納される。
メッセージングシステム10は読取りモードで通信端末18からアクセス可能であり、第2のユーザが、不在中に第2のユーザに送信されたメッセージをシステムが回復することができるように、メッセージングシステム内に前もってウェルカムメッセージを預けている。通信端末18のユーザは、読取りモードにおいて、適用可能であれば識別子およびアクセスパスワードを使用しメッセージングシステム10にアクセスして、そのユーザ宛てに記録され、記憶システム14内に格納されたメッセージを読み取ることができる。
メッセージングシステム10のプロセッサユニット12は、通信端末16のユーザによって送信されたメッセージの格納を記録し管理する手段20を含む。さらに、メッセージングシステム10は、メッセージを抽出し送信するために通信端末18のユーザによって制御される手段22を含む。
記録および格納管理手段20は、アナライザモジュール24とプロセッサモジュール26とを含む。
アナライザモジュール24の機能は、通信端末16などの通信端末から来る、記録されるメッセージ、および記憶手段14内に既に格納されたメッセージを解析することである。この解析は、格納されたメッセージまたは記録されるメッセージに固有の特定の特性を判断する。これらの特性は以下を含む:
バイトで表されたその合計サイズと、
最大の階層レベル数。
符号化および/または送信がブロックレベル、たとえば20msフレームのレベルで行われる場合、ブロック当たりの階層レベルの数が変化することがあり得る。この場合、アナライザモジュール24は、それぞれのブロックについてブロック数および階層レベル数をも判断する。1に等しい階層レベルの数は、非階層型符号化または階層型符号化カーネルに対応することに留意されよう。最大ビットレートおよび各ブロックのビットレートなど、他の特性が判断され得る。非階層型コーダによって生成されたビットレートでさえ変化することがあり、ビットレートのこの変化は、たとえばDTXタイプの不連続送信機構を使用した場合にはソースによって、あるいはたとえば3GPP AMRマルチプルビットレートモバイル符号化の場合には伝送ネットワークによって監視され得ることにも留意されたい。
上記解析の結果は、プロセッサモジュール26に送信される。プロセッサモジュール26は、定期的な間隔で、新しいメッセージの記録時に、かつ/または記憶手段14の残りの容量が所定の閾値未満に下がる場合にアクティブ化されることができる。これらのすべての場合において、プロセッサモジュール26は、残りの記憶容量を所定の閾値、または記録されるメッセージのサイズと比較することによって、残りの記憶容量が十分かどうかテストする。それは、この目的のためのテストモジュール26aを含む。
記憶手段14の残りの記憶容量は、記憶手段14の最大記憶容量から、記憶手段14内に既に格納されたメッセージのサイズの合計を引くことによって明らかに得られる。所定の閾値は、最大記憶容量のあるパーセンテージと定義され得る。メッセージのサイズ、および記憶手段の残りの容量の解析は、記憶手段内のリソースの配分がグローバルなものか、それとも差別化されたものかによって異なることは明らかである。しかし、簡潔にするため、またこの種類の解析が当技術分野では知られていることを考慮して、これらの2つのケースについて、より詳細には述べない。したがって、手段14の最大記憶容量は、全体のサイズ、または端末18に(またはそれが属するユーザグループに)割り当てられた最大サイズに対応し得る。同様に、既に格納されているメッセージのサイズはグローバルなもの(格納されたすべてのメッセージについての合計)であることも、差別化されたもの(端末18について格納されたすべてのメッセージについての合計)であることもある。
残りの記憶容量が十分である場合、既に格納されたメッセージに処理は適用されない。新しいメッセージの記録時にアナライザモジュール24がアクティブ化される場合、プロセッサ手段26は、そのメッセージの他の処理を伴わずに、記録されるメッセージを記憶手段14内に格納する。
記憶手段14の残りの記憶容量が不十分である場合、プロセッサ手段は、メッセージが階層的に符号化されているならば、残りの記憶容量の増加のため、記憶手段14内に既に格納されたメッセージの少なくとも一部を切り捨てることができる。
そうでない場合は、新しいメッセージの録音時、残りの記憶容量がメッセージのサイズより小さい場合にプロセッサ手段は、メッセージが階層的に符号化されているならば、切捨て後、格納されるメッセージのサイズが記憶手段14の残りの記憶容量より小さくなるように、メッセージを切り捨てることができる。
プロセッサ手段26は、上述の2つの解決策、すなわち格納されるメッセージの切捨てと、記憶手段14内に既に格納されたメッセージの切捨てを組合せ得る。
切捨ては、既に格納されたメッセージを公平に切り捨てるために慎重に選択された規則に基づいて行われ得る。たとえば、階層的に符号化された最も古いメッセージおよび/またはより高いビットレートで符号化されたメッセージ、あるいは多数の階層レベルを有するメッセージがまず切り捨てられる。明らかに、切捨て手段の特性(たとえば切り捨てられる階層レベルの数)は、残りの容量に従って構成され得る:容量が非常に低い場合、より大きい切捨てが行われる。それとは逆に、残りの容量が所定の閾値をちょうど下回る場合は、切捨ては、切り捨てられるレベルおよび/または切り捨てられるメッセージ数に関してより制限される。
したがって、プロセッサ手段26は、テストモジュール26aの出力で、テストモジュール26bを含む。残りの記憶容量が不十分な場合、このテストモジュール26bは、処理されるメッセージが階層的に符号化されているかどうか判断する。
そうでない場合は、メッセージはテストモジュール26cに転送され、このテストモジュール26cの機能は、処理されるメッセージが、そのサイズを減少させる形式に変換されなければならないかどうかテストすることである。そうである場合は、処理されるメッセージは、変換モジュール26dに転送され、次いで記憶手段14に送信される。そうでない場合は、メッセージは、記憶手段14に直接に送信される。
処理されるメッセージが階層的に符号化されている場合、メッセージはテストモジュール26eに転送され、このテストモジュール26eの機能は、処理されるメッセージが切り捨てられなければならないかどうかテストし、そうであれば、どの階層レベルでそれが切り捨てられなければならないか判断することである。
処理されるメッセージが切り捨てられる必要がない場合は、それは記憶手段14に直接に送信される。
そうでない場合は、それは切捨てモジュール26fに送信され、この切捨てモジュール26fの機能は、処理されるメッセージを、判断された階層レベルで、切り捨てることである。
この処理は好ましくは、階層的に符号化されたメッセージに適用され、次いでこのメッセージは、階層的に符号化されていないメッセージを処理する前に切り捨てられる(ステップ26cおよび26dは任意選択でさえあり得る)。
切捨てモジュール26fを含むプロセッサ手段26は、メッセージ格納のために割り当てられたメモリ空間を巧みに管理する。
抽出および送信手段22は、通信端末18のユーザのために作成された(formulate)要求を解析する解析手段を備える。従来のやり方では、要求は、たとえば、通信端末16のユーザがアクセスを許可された記憶手段14内に格納された1つまたは複数のメッセージの読取りを命じるために、DTMF信号を用いて入力される。
特定のサイズ(またはビットレート)および/または特定の符号化形式のメッセージを受信するための通信端末18の容量に関する情報は、要求と共に解析手段28に送信される。
たとえば、通信端末18は、最低限のメッセージ受信機能を有する、電話交換網に接続された電話、ETSI GSM EFRまたは3GPP NB−AMRタイプのオンボードコーダを備えた携帯電話、またはUIT−T G.723−1またはUIT−T G.729タイプのオンボードコーダを備えたIP電話である。通信端末18は同様に、階層型コーダによって所与の階層レベルで符号化されたメッセージを受信することができる階層型復号手段を備えた電話であり得る。
本説明の残りの部分では、階層符号化メッセージが階層型コーダによって符号化されており、このメッセージの少なくとも1つの層が、階層型デコーダ以外の少なくとも1つのデコーダによって復号され得ることについて考慮される。同様に、階層型デコーダが、階層型デコーダに対応する階層型コーダ以外のコーダによって符号化されたメッセージを復号し得ることについて考慮される。そのコーダはそれ自体、階層型であることも、非階層側であることもある。手段14内で格納されたメッセージは、そのメッセージのビットストリームの少なくとも一部が端末18によって復号される場合に、読取り側端末18と互換性があると見なされる。
様々な状況が、通信端末18のユーザの命令によりメッセージを抽出するときに生じ得る:
送信されるメッセージが階層的に符号化されず、端末18がメッセージを受信するように構成されない状況;
送信されるメッセージが階層的に符号化されず、端末18がメッセージを受信するように構成される状況;
送信されるメッセージが階層的に符号化され、端末18がメッセージを受信するように構成されない状況、および
送信されるメッセージが階層的に符号化され、端末18がメッセージのビットストリームの少なくとも一部を受信するように構成される状況。
上記4つの状況のうちの最後の状況では、一方で、端末18へのアクセスのビットレートに関する容量がメッセージのビットレートに少なくとも等しい状況と、もう一方でそれとは反対の状況との間で区別することが必要である。
したがって、抽出および送信手段22は、これらの状況を特定のやり方で処理するように構成される。
このため、それは、第1のテストモジュール30を備える。このテストモジュール30は、アナライザモジュール28によって記憶手段14から抽出された、送信されるメッセージが階層的に符号化されているかどうか判断する。
そうでない場合は、すなわち送信されるメッセージが非階層的に符号化されている場合は、それは第2のテストモジュール32に転送され、このテストモジュール32の機能は、送信されるメッセージの形式と、読取り側端末18によって受付け可能な形式との互換性をテストすることである。
送信されるメッセージの形式が読取り側端末18によって受付け可能な形式と互換性がある場合は、テストモジュール32は、送信されるメッセージを送信側モジュール46に直接に送信し、この送信側モジュール46の機能は、パケット化を管理し、伝送ネットワークを介して読取り側端末18にメッセージを送信することである。
送信されるメッセージの形式が読取り側端末18によって受付け可能な形式と互換性がない場合は、テストモジュール32は、送信されるメッセージを互換性のあるものにするために、変換モジュール34にそれを転送する。次いで、変換されたメッセージは、送信側モジュール46に転送される。
送信されるメッセージが階層的に符号化されたメッセージの形で記憶手段14内に格納される場合、テストモジュール30は、階層的に符号化されたそのメッセージを、テストモジュール32に類似の第2のテストモジュール36に転送する。換言すると、テストモジュール36は、階層的に符号化されたメッセージのビットストリームの少なくとも一部を受信するために、読取り側端末18の適性をテストする。
送信されるメッセージの形式が、読取り側端末18によって受付け可能な形式と互換性がない場合は、送信されるメッセージはテストモジュール36によって、送信されるメッセージの変換のため、変換モジュール34に類似の変換モジュール38に転送される。次いで、変換されたメッセージは、送信側モジュール46に転送される。
送信されるメッセージの形式が、読取り側端末18によって受付け可能な形式と互換性がある場合は(すなわち、読取り側端末18が、階層的に符号化されたメッセージの少なくとも1つの層を受信するように構成されている場合は)、送信されるメッセージは、モジュール36によってテストモジュール40に転送され、このテストモジュール40の機能は、送信されるメッセージの形式のビットレートに関して、読取り側端末18によって受付け可能なビットレートに関する容量との互換性をテストすることである。
読取り側端末18が、送信されるメッセージの全体を受信できるほど十分な容量を有する場合は、テストモジュール40は、メッセージを送信側モジュール46に直接に転送する。
そうでない場合は、テストモジュール40は、階層的に符号化されたメッセージを、切捨てモジュール44に転送する。その切捨てモジュールは、読取り側端末18の容量に応じて、階層的に符号化されたメッセージを切り捨てる。次いで、切捨て後のメッセージは、送信側モジュール46に転送される。
本発明は、上述の実施形態に限定されないことに留意されよう。
具体的には、読取り側端末18へのアクセスに関する容量、および送信されるメッセージのブロック当たりのサイズは、送信中に変化し得る。この場合、上述の方法は明らかに、送信されるブロックにわたって、ビットレート互換性テストステップ40から繰り返されるように構成されなければならない。
読取り側端末18のユーザが、メッセージングシステムによって格納された複数のメッセージを聞くことを望む場合、さらなる複雑さを加えずに、メッセージの送信前にそれらを連結することが可能である。
本発明によるメッセージングシステムは、異種の容量を有する端末からのデジタルメッセージを格納し、やはり異種である読取り容量を有する読取り側端末にデジタルメッセージを送信し得ることが明らかである。本発明によるメッセージングシステムは、品質と格納されるメッセージ数とのトレードオフを最適化することによって、記憶手段の容量管理を向上させることも明らかである。
これは、階層レベルを判断する手段、および判断された階層レベルで切捨てを行う手段によって可能にされる。メッセージが階層的に符号化されている場合には実装が簡単であるこれらの手段は、メッセージングシステムの記録および格納管理手段で、また同システムの抽出および送信手段で実装される。
本発明は、そのカーネルが標準化コーダと互換性がある、階層型コーダによってメッセージが符号化されている場合、すなわち階層的に符号化されたメッセージのカーネルが所定の規格、たとえばG723.1規格やG729規格に準拠している場合に特に有益である。実際、階層を、ならびにカーネルが端末および/またはゲートウェイなど通信システムの他の構成要素で広く使用されている規格と互換が取れることを活用することによって、このシステムは有利には、多数の端末(標準化カーネルを伴う階層型コーダをサポートする端末、および標準化コーダだけをサポートする端末)から生じ、またはそれに向うメッセージの処理を可能にする。
階層的に符号化されたメッセージのビットストリームの構成を示す図である。 本発明のメッセージングシステムの図である。

Claims (10)

  1. デジタルオーディオおよび/またはビデオメッセージおよび/またはデータを記憶する記憶手段(14)を含むメッセージングシステム(10)であって、メッセージを記憶手段に記録するために、および/または記憶手段内に既に記録されたメッセージを転送するために、階層型コーダによって符号化されたメッセージを切り捨てる切捨て手段(26f、44)を含むことを特徴とする、メッセージングシステム(10)。
  2. 階層型コーダによって符号化され、記憶手段内に既に記録されているメッセージをリモート読取り側端末(18)に転送する送信手段(22)と、判断された階層レベルでメッセージが切捨て手段(44)によって切り捨てられるように、送信されるメッセージがリモート読取り側端末(18)に転送されなければならない階層レベルを判断する手段とを含む、請求項1に記載のメッセージングシステム(10)。
  3. 送信されるメッセージの階層レベルを判断する手段が、リモート端末の状況および/または伝送ネットワークの状況に関するパラメータに応じて動作する、請求項2に記載のメッセージングシステム(10)。
  4. リモート端末が、送信されるメッセージの形式と互換性のない所定の形式に従ったメッセージだけを読み取るように構成され、システムがさらに、送信されるメッセージをその所定の形式と互換性が取れるようにするために、送信されるメッセージを処理するプロセッサ手段(34、38)を含む、請求項2または請求項3に記載のメッセージングシステム(10)。
  5. 切捨て手段(26f)が、階層型コーダによって符号化され、既に格納されているメッセージを、記憶手段(14)の満たされた割合に応じて切り捨てるように構成される、請求項1から4のいずれか一項に記載のメッセージングシステム(10)。
  6. 新しいデジタルメッセージを記憶手段(14)内に記録するための記録手段(20)を含み、切捨て手段(26f)が、記録される新しいメッセージが階層的に符号化されている場合に、記憶手段(14)の満たされた割合に応じて記録される新しいメッセージを切り捨てるように構成される、請求項1から5のいずれか一項に記載のメッセージングシステム(10)。
  7. 切捨て手段(26f)が、新しいメッセージの記録時にアクティブ化されるように構成される、請求項5または請求項6に記載のメッセージングシステム(10)。
  8. 切捨て手段(26f)が、記憶手段(14)の残りの容量が所定の閾値未満に下がる場合にアクティブ化されるように構成される、請求項5または請求項6に記載のメッセージングシステム(10)。
  9. 切捨て手段(26f)が、メッセージを格納する階層レベルを判断する手段(26e)に関連付けられており、これらのメッセージを判断された階層レベルで切り捨てるように構成される、請求項5から8のいずれか一項に記載のメッセージングシステム(10)。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載のメッセージングシステム(10)を含む、電話。
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