JP2007533415A - インプラントの挿入、位置決めおよび取出し器具および方法 - Google Patents

インプラントの挿入、位置決めおよび取出し器具および方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、インプラントに衝撃を付与して骨内に挿入し、および/または、骨からインプラントを引出し、抽出し、または、取出し、および/または、骨内でインプラントの位置変更を行う器具である。本発明の器具は、シャフトと、シャフトに連結されたヘッドと、ヘッドを通るチャネルと、ロッキング機構とを有する。シャフトにハンドルを設けることもできる。一位置では、ロッキング機構はヘッドと係合し、ヘッドがシャフトに対してピボット回転し、および/または、回転することを防止する。他の位置では、ロッキング機構はヘッドから離脱し、ヘッドがシャフトに対してピボット回転し、および/または、回転することを可能にする。器具はインサータに使用できる。インサータの一部をチャネル内に保持する手段をロッキング機構に設けることができる。インプラントを骨内に挿入し、および/または、インプラントを骨から引出し、取出す方法も提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インプラントを骨に挿入し、位置決めし、および/または、骨から取出す器具および方法に関し、より詳しくは、器具の本体部分に対して選択的に固定され、または、自由にピボット回転でき、および/または、回転できる部分を備えた器具に関する。
骨髄内ロッドまたは骨髄内爪は、骨折した骨、例えば長い骨の内部固定および整復に使用できる。骨髄内ロッドは、一般に、大腿骨等の長い骨の骨髄管内に挿入され、骨折部分が近接並置状態に適正に整合されるように骨折部分を横切って配置される。ロッドは、一般に、長い骨の一端内に挿入されて、骨幹内に配置される。また、ロッドは、ロッドを調節し、ロッドを取出しまたは2つの骨折半部を一緒に引っ張るべく、骨から引出されるように設計できる。種々の器具が、骨髄内ロッドの挿入、および/または、引出し(backing-out)、および/または、取出し(removal)を補助することができる。
外科医により選択されるインプラント挿入および位置決め器具は、外科医が使用したいと望む技術、所望の結果、インプラントおよび手術のパラメータに基づいて決められる。外科医がインプラントをハンマーで骨内に打込むことを望みかつそれが可能である場合には、外科医は、ヘッドおよびシャフトを備えたハンマー型挿入器具を使用できる。このような器具のヘッドは、シャフトに対して固定された方向を有する。拡大部分を備えたロッドインサータが骨髄内ロッドに取付けられる。外科医は、ハンマー型挿入器具のヘッドを用いてロッドインサータの拡大部分に衝撃を付与し、ロッドを骨髄管内に打込む。
一方、外科医がそのようなことを望む場合、または外科的手術がそのようなことを必要としおよび/またはそのようなことが可能である場合には、外科医は、シャフトの回りでピボット回転できるハンマー型挿入器具を使用する。このハンマー型挿入器具は、ロッドに取付けられかつ近位端および遠位端を備えた細長シャフトからなるロッドインサータと一緒に使用される。シャフトには、外科医に最も近いその近位端に拡大部を設け、および/または、骨髄内ロッドの側に最も近くかつ一般的に骨髄内ロッドに取付けられるその遠位端に拡大部を設けることもできる。ハンマー型器具は、シャフト上に配置され、かつ外科医がいずれかの拡大部に反復衝撃を付与することによる往復運動をハンマー型器具が受けるときはシャフトに沿って移動する。ピボット回転可能なヘッドは、ハンマー型挿入器具がシャフトに沿って往復運動するときに、容易に移動できる。ロッドを骨内に打込むためには、外科医は、ハンマー型器具のヘッドを用いて、シャフトの遠位端の拡大部に衝撃を付与する。ロッドを骨から引出し、または、取出すためには、外科医はシャフトの近位端の拡大部に衝撃を付与する。
本発明は、インプラントに衝撃を付与して骨内に挿入し、および/または、骨からインプラントを引出し、抽出し、または、取出し、および/または、骨内でインプラントの位置変更を行う器具に関する。より詳しくは、本発明の器具は、骨内へのロッドの挿入、骨からのロッドの引出し、および/または、取出し、または骨内でのロッドの位置変更に使用できる。
本発明の器具は、シャフトと、ヘッドと、任意であるがヘッドを通るチャネルと、ロッキング機構とを有している。ロッキング機構は、ヘッドがシャフトに対してピボット回転せず、および/または、回転しないように、ヘッドと係合できる。また、ロッキング機構はヘッドから離脱でき、これにより、ヘッドがシャフトに対して自由にピボット回転でき、および/または、回転できるようになる。ロッキング機構は、器具のシャフトに関連することが好ましい。器具にはまた、任意に設けられるチャネル内にガイドを保持する手段を設けることができる。また、ロッキング機構には、該ロッキング機構をシャフト上に締付ける手段を設けることもできる。
本発明はまた、インプラントに衝撃を付与して骨内に挿入し、インプラントを骨から引出し、抽出しまたは取出し、および/または、インプラントを骨内で位置変更する方法に関する。ロッドに衝撃を付与し、位置変更し、または、骨からロッドを引出す一方法では、器具は、ロッドに取付けられるインプラントインサータに使用できる。インサータには、照準アームおよびインサータの端部近くの拡大部を設けることができる。器具を使用する一例示方法は、ロッキング機構がヘッドと係合するようにロッキング機構を移動させてシャフトに対してヘッドを固定(すなわち、ヘッドはシャフトに対してピボット回転、回転または直線運動しない)する段階と、器具のヘッドにより、ロッドまたはインサータの拡大部(インサータを使用する場合)に衝撃を付与する段階とを有している。
器具を使用する他の方法は、インプラント(例えば、骨髄内ロッド)へのガイドを備えたインプラントインサータを取付ける段階と、ロッキング機構がヘッドから離脱されて、ヘッドがシャフトに対してピボット回転または回転できるようにロッキング機構を調節する段階と、器具をガイド上に位置決めする段階と、ガイドに沿って器具を往復運動させる段階とを有している。この方法で使用されるインサータには、ロッドに近いガイドの一端の拡大部、および/または、ガイドの他端の拡大部を設けることができる。オペレータは、ロッドまたはロッドに近い拡大部に衝撃を付与して、ロッドを骨内に挿入できる。或いは、オペレータは、オペレータに近い側の拡大部に衝撃を付与して、骨からロッドを引出し、取出しまたは位置変更を行うことができる。
他の実施形態では、器具のヘッドのチャネルに連通するスロットを器具のヘッドに設けることができ、このスロットは、好ましくはチャネルに対して或る角度で交差し、最も好ましくはチャネルに対して直交する。ヘッドは、シャフトがチャネルに到達するまでヘッドのスロットをガイドシャフト上で移動させることにより、ガイド上で位置決めされる。次に、ガイドシャフトの長手方向軸線とチャネルの長手方向軸線とが整合するように、器具が回転される。更に別の実施形態では、ヘッドのチャネルと交差するヘリカルスロットをヘッドに設けることができる。ヘリカルスロットはガイドシャフト上に挿入され、ヘリカルスロットがガイドシャフト上に前進されると、ガイドの長手方向軸線がチャネルの長手方向軸線と整合されるまで、ヘッドが捩じ込まれ、回転され、かつ、捩られる。
本発明は、添付図面(同じ要素は同じ参照番号で示されている)を参照することにより一層良く理解されよう。添付図面は、単に、本発明の或る特徴(この特徴は単独で、または、本発明の他の特徴と組合せて使用される)を示すに過ぎず、本発明は図示の実施形態に限定されるものではない。
図1は、インプラントの挿入、引出し、抽出、取出し、および/または、位置変更に使用する器具1の一例示実施形態を示すものである。しかしながら、当業者ならば、本発明の要素についてなし得る多くの変更および置換を認識できることを理解すべきである。器具1は、オペレータが、インプラントを骨内に挿入し、骨から引出しまたは取出し、および/または、骨内で位置決め、または、位置変更するのに使用できる。例えば、器具1は、骨髄内ロッドまたは爪を、骨の骨髄管内に挿入し、または、ロッドの引出し、および、取出しを行うのに使用できる。図1に示すように、例示器具1は、ハンドル2と、シャフト4と、ロッキング機構(ロッキング部材6を含む)と、シャフト4にピボット回転可能なように連結された衝撃付与体すなわちヘッド8とで構成できる。
ハンドル2は、オペレータが使用中に器具1を掴みかつ保持することを可能にする。ハンドル2は、オペレータが使用できる人間工学的な輪郭を有するのが好ましく、グリップ性を高める表面、材料、および/または、突起部を設けることができる。オペレータは、ハンドル2の代わりにシャフト4を掴むことができるため、器具1の機能を遂行させる上でハンドル2は必ずしも必要ではないことに留意すべきである。ハンドル2は、プラスチック、ゴム、金属、木材、複合材料(すなわち、少なくとも2つの材料で作られた材料)または他の任意の適当な材料で作ることができる。例えば、ハンドル2は、含浸リネンまたはフェノール樹脂で作ることができる。或いは、ハンドル2は成形ポリマー(例えば、デルリン:Delrin:登録商標)で作ることができる。また、ハンドル2にはコア材料を設け、これを他の材料で包囲することもできる。例えば、アルミニウムコアをシリコンジャケットで包囲することができる。ハンドル2を作るのに使用される材料の決定に際し、種々のファクタを考慮に入れることができ、これらのファクタとして、殺菌および洗浄(例えば、オートクレーブすなわち病院での殺菌に使用される洗浄製品を用いて行う)に耐え得る能力、フィーリング(例えば、オペレータの手に柔軟な感触を与える成形材料)、重量、耐久性(例えば、衝撃荷重に耐える能力、落下に耐える能力)、汚れ(例えば、血液、または手術または器具1の洗浄に使用される物質)に耐える能力、耐熱性、および特に、手術中に一般的に使用されるラテックス手袋によるハンドルのグリップ性がある。ここに列記しない他のファクタも含まれる。
ハンドル2は任意の形状またはサイズにすることができる。例えば、ハンドル2は、手の輪郭にフィットする形状(すなわち、人間工学的に優れた形状)にするのが望ましい。また、ハンドル2の端部3は大きくして、使用中にハンドル2がオペレータの手からスリップすることを防止できる。また、オペレータによるハンドル2のグリッピングを向上させるため、ハンドル2には、その少なくとも一部をカバーするグリップ(図示せず)を設けることができる。
グリップは、ハンドル2と同じ材料で作ることができる。ハンドル2の材料の選択に使用されるファクタは、グリップ用材料の選択にも適用できる。グリップはハンドル2とは別体ピースとして形成でき、例えばグリップはハンドル内への挿入体(図示せず)として配置できる。また、グリップは、オーバーモールド(例えばハンドル2上への材料のモールディング)により形成できる。ゴムにより作られたグリップを使用することもできる。或いは、グリップはハンドル2と一体にすなわちモノリシックに形成できる(すなわち、ハンドルとグリップとをワンピース材料で作ることができる)。このような形態では、ハンドル2のグリップ部分を粗面化できる。
シャフト4は、ハンドル2に取付けることもできるし、ハンドル2と一体ピースとして形成することもできる。シャフト4は、例えばステンレス鋼のような硬質材料で作ることができる。しかしながら、シャフト4は任意の適当な材料で作ることができる。シャフト4の材料の決定に際し、例えば殺菌および洗浄に耐え得る能力、重量、汚れに抵抗する能力、および熱処理可能性を含む種々のファクタを使用できる。ここに列記しない他のファクタを含めることもできる。ステンレス鋼のシャフト4の直径は、約5mmから約20mmであり、好ましくは約6mmから約15mmであり、最も好ましくは約7mmから約10mmにすることができる。シャフト4の直径は、使用される材料に基いて定められ、器具1の反復使用によってもシャフト4が曲がったり破断しない充分な強度を有する限り、任意の直径にすることができる。また、ハンドル2からヘッド8まで測定したシャフトの長さは、約20mmから約150mmであり、好ましくは約50mmから約140mmであり、最も好ましくは約100mmから約130mmにすることができる。数ある中で、シャフト4の長さは、オペレータが器具1を適正に揺動することを可能にし、かつハンマー衝撃を付与するための適正なてこ比および運動量を確保するための1つのファクタである。また、シャフト4は、図1に示すように真直にできるが、オペレータがインプラントに衝撃を付与することを可能にしかつロッキング機構7の適正機能を確保できる他の任意の形状(例えば、S型、L型または湾曲型)を考えることができる。
シャフト4はハンドル2に当接してもよいし、ハンドル2の全長または一部の長さに亘って延びるように構成することもできる。シャフト4は、摩擦嵌め、溶接、化学的、または、分子接合、または、接着を含む多くの方法でハンドル2に取付けることができる。他の実施形態では、シャフト4に、ハンドル2の雌ねじ(図示せず)と、ねじ結合する雄ねじ(図示せず)を設けることもできる。他の実施形態では、ハンドル2とシャフト4とを互いにロックしてシャフト4を取付けるためのピン、ねじ、止めねじ、ロッド、バーまたは他の保持手段を受入れる開口5を設けることができる。
シャフト4にはヘッド8が連結される。ヘッド8は、シャフト4に対してピボット回転可能に、および/または、回転可能に連結されるのが好ましい。一実施形態では、図2に示すように、シャフト4の遠位端18を平坦化するか、小径化して、ここに貫通孔19を設けることができる。小型化されたシャフト部分4は、ヘッド8に形成された開口領域8a(図4)内に挿入できる。ピン19aは、シャフト4がピン19aの回りでピボット回転でき、または、回転できるように、孔19に通して配置できる。ピン19aは、例えば、力嵌めおよび圧力嵌め、溶接、化学的接合、または、分子接合、またはヘッド8の受入れ部分(単一または複数)(図示せず)内への接着によりヘッド8に対して固定できる。或いは、ピン19aはシャフト4に固定することもできる(または、シャフト4に、該シャフト4の反対側から延びる突出部(図示せず)を設けることもできる)。ピンまたは突出部は、シャフト4に対してヘッド8がピボット回転または回転できるようにヘッド8の受入れ部分(単一または複数)(図示せず)内に配置できる。この態様では、ヘッド8がシャフト4の回りでピボット回転できる。
開口領域8aは、必ずしも必要でないことを理解すべきである。例えば、ヘッド8には、該ヘッド8の外面37から延びる延長部8b(図4D)(1つ以上の延長部8bを使用できる)を設けることができる。延長部8bには、ピン19aを受入れる孔8cを設けることができる。シャフト4の孔19は、延長部8bの孔8cと整合される。ピン19aは、延長部8bの孔8cおよびシャフト4の孔19に挿通される。このような構成では、シャフト4が揺動すなわちピボット回転できる角度20(以下、「ピボット回転角」と呼ぶ)は、ヘッド8に接触するシャフト4により制限される。
シャフト4およびヘッド8は、ヘッド8が約360°のピボット回転角20を有するように構成できる(例えば、シャフト4はヘッド8の側面に取付けられる場合(図3))が、より好ましいピボット回転角は約30°から約270°、更に好ましくは約30°から約180°、最も好ましくは約30°から約90°である。ヘッド8に対してシャフト4がピボット回転する角度20は、ヘッド8の開口領域8内でのシャフト4のクリアランスに基いて定まる。ピボット回転角20は、器具1の人間工学的揺動ができる角度であることが好ましい。適当なピボット回転角20の決定に寄与する幾つかのファクタとして、シャフトおよびハンドルの長さと、インプラントの挿入に必要なエネルギを発生させるのに要するスロー(throw)の大きさとがある。
他の実施形態では、シャフト4は、その遠位端18にボール(図示せず)を有し、ヘッド8は、シャフト4のボールを受入れるソケット(図示せず)を有する。或いは、シャフト4およびヘッド8は、ヘッド8がシャフト4の回りで回転できるようにスイベルジョイント(図示せず)により連結できる。ヘッド8がシャフト4に対して少なくとも一方向にまたは少なくとも一軸線の回りでピボット回転でき、および/または、回転できるような態様でシャフト4とヘッド8とを連結する他の任意の手段を使用することもできる。
シャフト4とヘッド8とを互いに固定し、これにより、シャフト4の回りでのヘッド8のピボット回転、または、回転運動を防止するロッキング機構7を設けることができる。ロッキング機構には、シャフト4とヘッド8とを互いにロックすべく機能しかつシャフト4およびヘッド8が互いにピボット回転できるようにアンロックすることも可能な任意の機構を設けることができることを理解すべきである。ロッキング機構は、シャフト4と関連させるか、シャフト4に取付けることができ、或いはシャフト4に取付けできるように(すなわち、シャフト4に着脱可能に)構成できる。ロッキング機構は、単一ピースまたは2つ以上のピースで構成できる。
図1および図2には、例示のロッキング機構7が示されている。図1および図2のロッキング機構は、シャフト4の回りに配置されたロッキング部材6を有している。ロッキング部材6は、ステンレス鋼等の硬質材料で作ることができるが、他の材料を使用することもできる。シャフト4の材料の決定に使用されるファクタと同じファクタが、ロッキング部材6の材料、形状および寸法の決定にも使用できる。シャフト4上に締付けることができる能力およびヘッド8からの衝撃荷重により引起こされる変形に対する抵抗性等の他のファクタも考慮に入れることができる。ロッキング部材6をシャフト4上に締付けることができるようにするには、部材6は、オペレータがその指で(或いは、より詳細に後述するように器具を用いて)、ロッキング部材6をグリップしまたは器具をロッキング部材6に位置決めできる形状および充分なサイズにすべきである。ロッキング部材6は、該部材6がシャフト4とヘッド8とを互いに固定状態に維持する機能を遂行できる限り、任意の形状、サイズまたは厚さにできることを理解すべきである。図示しない一例示実施形態では、ロッキング部材はナットで構成できる。
ハンドル2またはヘッド8と係合するロッキング部材6の部分は、ハンドル2に対するロッキング部材6の保持を補助しまたはシャフト4に対するヘッド8の固定を補助するように構成できることに留意すべきである。例えば、ロッキング部材6には、ハンドル2、および/または、ヘッド8の対応平部分と係合する平部分を設けることができる。ロッキング部材6には、ハンドル2、および/または、ヘッド8の対応粗面化部分または円滑部分と係合する粗面化部分(例えば歯)を設けることもできる。
ロッキング部材6には、近位側のねじ山12、または、遠位側のねじ山16と係合する雌ねじ(図示せず)を設けることができる。遠位側のねじ山16は、ヘッド8の近くに配置され、シャフト4の遠位端18でヘッド8に対してロッキング部材6を保持すべく機能する。近位側のねじ山12は、ロッキング部材6がヘッド8とは係合しないように、シャフト4上の位置にロッキング部材6を保持するように機能する。図1において、近位側のねじ山12は、ロッキング部材6がねじ山12と係合すると、ロッキング部材6の部分11が拡大直径部分13、および/または、ハンドル2と係合するように、ハンドル2の近くに配置される。この構成により、ロッキング部材6をシャフト4の近位端14にきつく締付けることができる。
ロッキング部材6を近位側のねじ山12に係合させるか、拡大部に対してロッキング部材6をきつく締付けることにより、オペレータが挿入・位置決め・取出し器具1を使用するときに、ロッキング部材6は、移動しないように拘束される。より詳しくは、ロッキング部材6は、器具がオペレータにより揺動されるときにシャフト4に沿って移動しない。ロッキング部材6は、該部材6をねじ山12または16上で手で捩ることにより、シャフト4上に締付けられる(すなわち、オペレータはその指および手を使用する)。ロッキング部材6には、グリップ(例えば、図2に示すようなダイヤモンドローレット17)を設けることもできる。該グリップ17は、ロッキング部材6と一体で、ロッキング部材6の一部または全周に形成される粗面、溝または凹部を含む種々の形態にすることができる。他の実施形態では、ロッキング部材6には、別体材料ピースで形成されたグリップを設けることもできる。グリップ17はロッキング部材6の外周面上に配置するか、部材6内にインレーを形成できる。例えば、ロッキング部材6には、ゴムジャケットをオーバーモールディングすることができる。オーバーモールディングされる材料は、円滑表面ではなく、手術前、手術中または手術後にオペレータに良好なグリッピング表面を提供できる任意の材料で形成できる。
また、ロッキング部材6を更に締付けることができるようにするため、ロッキング部材6の周囲には、任意の形状またはサイズを有する1つ以上の開口15が設けられている。スパナ、ピンレンチ、ロッドまたはバー(図示せず)等の器具を開口15内に配置して、シャフト4上でロッキング部材6を捩るのに使用できる。スパナ、ピンレンチ、ロッド、バーその他の器具は、ねじ山12、16上でロッキング部材6を更に締付けるテコ比をオペレータに与える。ロッキング部材6は手のみで締付けることができる。或いは、手で締付けるのではなく、全締付け段階をスパナ、ピンレンチ、ロッド、バーその他の器具(図示せず)等の器具を用いて行うか、最初にオペレータがロッキング部材6を手で回転させることにより締付け、次に、緊締器具を用いて更に締付けることもできる。スパナ、ピンレンチ、ロッド、バーその他の器具を用いることに加え、または、これらの器具を用いることに代えて、オペレータは、例えば、プライヤ、レンチまたは同等の器具を用いてロッキング部材6の外周面を掴み、該部材6をねじ山12、16上で捩ることができる。また、ロッキング部材6が、ねじ山12、16上で緩むことを防止するため、部材6を貫通するねじ、止めねじ、ボルトまたは他の保持部材を配置して、ねじ山12、16、および/または、シャフト4の表面、および/または、これらの中に接触させることができる。
他の実施形態では、ねじ山12を、シャフト4の長さに沿う任意の位置に配置できる。ロッキング部材6をシャフト4に対してきつくロックするため、ねじ山12の一部を変形させておき、および/または、拡大部13をねじ山14に隣接して配置することができる。更に別の実施形態では、シャフト4に、ねじ山部分を1つのみ設けることができる。このねじ山部分は、ロッキング部材6が、ヘッド8に隣接する位置から、部材6がヘッド8から離脱する位置まで移動できるのに充分なだけシャフト4をカバーするのが好ましい。更に別の実施形態では、シャフト4の全体に亘ってねじ山を設けることができる。他の実施形態では、シャフト4の遠位端18での小径部分から近位端14での大径部分までシャフト4にテーパを付すか、拡大部を設けることができる。ロッキング部材6は、テーパ状部分または拡大部上に強く嵌合させることにより、ヘッド8から充分な距離を隔てた位置でシャフト4上に保持でき、これにより、ヘッド8はシャフト4の回りでピボット回転できる。また、任意の実施形態では、ロッキング部材6は、その離脱位置においてシャフト4に沿って移動できるようにする(すなわち、シャフト4にロックされないようにする)か、ヘッド8から離脱されたときにシャフト4から完全に取外されるように設計できる。また、ロッキング機構7には、ねじ山を全く設けないでおくこともできる。
他の実施形態では、ピン、ねじ、止めねじ、ボルトその他の保持手段を、ロッキング部材6を貫通させ、更にシャフト4内にまたはシャフト4を貫通するように構成できる。ピン、ねじ、止めねじ、ボルトその他の保持手段は、開口15に通すこともできるし、貫通孔を形成する他の開口を設けることもできる。これらの貫通孔には、ピン、ねじ、止めねじ、ボルトその他の保持手段の対応ねじ山と係合できるねじ山を設けることができる。この構成は、ロッキング部材6を、シャフト4の長さに沿う任意の位置でシャフト4上に保持するのに使用できる。
更に別の実施形態では、ロッキング機構にバヨネットフィッティングを組込むことができる。例えば、シャフト4の周囲に1つ以上の突出部(図示せず)を設けることができる。突出部(単一または複数)は、単一プロングでもよいし、シャフト4の一部または全長に亘って配置してもよい。この実施形態のロッキング部材6は、突出部(単一または複数)を受入れるための、ロッキング部材の全長に沿う内側溝(単一または複数)でもよい。このような形態は、ロッキング部材6が、突出部(単一または複数)と係合するシャフト4上で軸線方向移動はできるが、回転はできないように構成できる。ピン、ねじ、止めねじ、ボルトその他の保持手段を使用して、ヘッド8に対してロッキング部材6を保持するか、シャフト4の長さ方向に沿う任意の位置に保持することができる。或いは、シャフト4の周囲にスプリング(図示せず)を配置して、ロッキング部材6をヘッド8の方向に押し付けることもできる。ロッキング機構として、上記実施形態および特徴の任意の組合せを使用できることに留意すべきである。
他の実施形態では、ロッキング部材6を設けないでおくことができる。このような実施形態では、シャフト4がヘッド8に対してピボット回転しないように、ピン、ねじ、止めねじ、ボルトその他の保持手段を使用できる。当業者ならば、本発明により、シャフト4およびヘッド8を互いに一時的に固定する他の手段を考えることは容易に明らかである。
図3に示すように、他の実施形態では、シャフト4をヘッド8の側面に連結できる。シャフト4は、クエスチョンマーク(?)に似た形状であり、ハンドル2を有している。シャフト4とヘッド8との連結は、シャフト4に対してヘッド8がピボット回転でき、および/または、回転運動できるものでなくてはならない。しかしながら、シャフト4は、ヘッド8がシャフト4に対してピボット回転し、および/または、回転し、器具1がインプラントに衝撃を付与し、インプラントの位置変更または骨からの取出しおよび引出しに使用できるように、ヘッド8の外面37(図1)上のどの位置にも連結できることに留意すべきである。
ヘッド8は、該ヘッド8が、インプラントを骨内に挿入し、位置変更しまたは骨から引出す力を伝達するインサータ29(図7)等の一部、および/または、インプラントに衝撃および衝撃を付与すべく機能できる限り任意の形状およびサイズにすることができる。ヘッド8の外面37、好ましくは面21、面21aは、インプラントまたは挿入器具に衝撃および衝撃を付与するのに使用できる。また、ヘッド8の面21、面21aには、ヘッド8より強い材料(例えば、凹み、および/または、変形に対する抵抗性の大きい材料)で作られた材料ピースを取付けることができる。例えば、面21、および/または、面21aにチタンピースを溶接できる。他の実施形態では、インプラントに付与するハンマー衝撃から生じる衝撃力を吸収すべく、面21、面21aに軟質材料を取付けることができる。例えば、面21、および/または、面21aにゴムピースを接合できる。ハンマー衝撃時に他の表面と接触することがあるヘッド8の任意の部分に、別の材料ピースを取付けることができることに留意すべきである。
ヘッド8はステンレス鋼で作ることができるが、他の材料を使用することもできる。ヘッド8の材料を決定するのに、シャフト4または部材6の材料の選択に関して前述した種々のファクタの全てを使用できる。また、ヘッド8の長さは、約30mmから約150mmの間であり、好ましくは約40mmから約100mmの間であり、最も好ましくは約50mmから約75mmの間に定めることができる。また、ヘッド8の直径は、約30mmから約100mmの間であり、好ましくは約35mmから約75mmの間であり、最も好ましくは約38mmから約60mmの間に定めることができる。ヘッド8の直径を決定するときは、インプラントの挿入に必要なエネルギを発生させるのに要するヘッドの重量および/または質量を含む種々のファクタを考慮に入れることができる。
また、ヘッド8には、チャネル23と、該チャネルと交差するスロット23aとを設けることができる。ヘッド8およびチャネル23は長手方向軸線9を共有するが、ヘッド8およびチャネル23の各々は、互いに平行であるか、任意の角度で傾斜した別々の軸線を有する。スロット23aはチャネル23およびヘッド8の外面37に連通しており、これにより、図7に示す長手方向部材30aのようなガイドをチャネル23内に挿入する通路を形成している。図1に示すように、スロット23aはヘッド8の長さ方向に形成され、かつその全長に沿ってチャネル23と交差している。図7に示すように、チャネル23は、インサータ29のようなインプラントインサータのガイド30を受入れるように構成されている。チャネル23は、ガイド30をこの中に挿入できる限り任意のサイズにすることができ、またチャネル23はガイド30に沿ってヘッド8を往復運動させることができる。例えば、チャネル23の直径すなわち厚さは、約5mmから約35mmの間であり、好ましくは約6mmから約24mmの間であり、最も好ましくは約7mmから約20mmの間に定めることができる。ガイド30がチャネル23内に配置されたとき、チャネル23は、ガイド30をチャネル23内に保持する機構すなわち手段を形成するのが望ましい。図4は、例示の保持部材としてボールプランジャ25を備えたヘッド8の断面図である。
ヘッド8には、1つ以上のボールプランジャ25を設けることができる。ボールプランジャ25には、スプリング27およびボールベアリング31を収容するハウジング28を設けることができる。ハウジング28は、ボールベアリング31がハウジング28から落下することを防止すると同時に、ボールベアリング31の一部がハウジング28からチャネル23内に突出するように構成されている。ボールベアリング31は、スプリング27に固定することによってハウジング28内に保持することもできる。ボールベアリング31は、例えばロッド30をチャネル23内に挿入することによりボールベアリングに加えられる力に応答して、ハウジング内で上下に移動できる。ボールプランジャ25は、ヘッド8の孔33(または開口)内に配置される。プランジャ25には、孔33の内周面に形成された雌ねじ(図示せず)と係合する雄ねじ(図示せず)を設け、プランジャ25を所定位置に保持することができる。或いは、プランジャ25は、力嵌め、溶接、化学的接合または分子接合または接着を含む種々の方法でヘッド8に連結できる。チャネル23またはスロット23a内のプランジャ25の位置(すなわち、プランジャ25がチャネル23またはスロット23a内に突出する度合い)は、使用されるガイドおよびチャネル23のサイズに基いて定められる。
ボールベアリング31は、例えば球形、傾斜三角形(図4A)、半球形(図4B)、真直側面三角形(図4C)等の任意の形状にすることができる。ボールベアリング31の形状は、ガイド30から器具1を取出すべく所定の力を加えたときに、ガイド30をチャネル23内に(またはチャネル23から)移動させることができるものでなくてはならない。ガイド30が保持部材に通されたとき、ヘッド8は、ガイド30に沿って移動できることが好ましい。他の実施形態では、保持部材は、チャネル23の一部の長さまたは全長に亘って配置できる。他の実施形態では、保持部材は、例えば、ヘッド8および/またはチャネル23内またはこれらの上に配置できるねじ、止めねじ、ピン、バーまたはロッドで構成できる。ガイド30がチャネル23に出入り移動でき、かつ、ヘッド8がガイド30に沿って移動できるものである限り、当業者ならば、チャネル23内にガイド30を保持する他の機構すなわち手段を考え得ることは理解されよう。ヘッド8はまた、保持部材を調節できるように構成することもできる(すなわち、保持部材はチャネル23内のどこにでも配置でき、保持部材は種々の度合いでチャネル23内に突出するように調節できる)。
図4Eには、フィンガ42を備えた他の保持部材コンポーネント40が示されている。当業者ならば、コンポーネント40は、これ自体で、または例えばボールプランジャ25等の他の保持部材と組合せて使用できることが理解されよう。コンポーネント40の一部(図示せず)は、シャフト4に対して作動可能に連結できる。ピン、ねじ、止めねじ、バーまたはロッド44は、ヘッド8の開口およびコンポーネント40の開口(図示せず)を通して、ヘッド8内の受入れ部分(図示せず)内に配置できる。当業者ならば、コンポーネント40がヘッド8内で回転またはピボット回転(シャフトが回転またはピボット回転するときのスロット48内での回転またはピボット回転を含む)できるようにする任意の構造を考え得ることが理解されよう。或いは、コンポーネント40は、フィンガ42がシャフト4とは独立的に移動するように設計できる。コンポーネント40は、フィンガ42がチャネル23内に(部分的または全体的に)伸長でき、および/または、チャネル23から出て(部分的または全体的に)スロット48内に引っ込められるように構成できる。例えば、コンポーネント40は、スロット48を通って直線的に上下移動し、チャネル23に出入りするように設計できる。しかしながら、この上下移動形態の場合でも、コンポーネント40はシャフト4に取付けることができる。
ヘッド8を、長手方向部材30a等のガイド30上に配置するため、コンポーネント40は、(単独で、シャフト4に沿ってコンポーネント40を回転およびピボット回転させることにより、またはコンポーネント40をシャフト4と一緒に直線的に上下移動させることにより)回転し、ピボット回転しまたはスロット48内に直線的に下降できる。フィンガ42は、該フィンガ42のいかなる部分もチャネル23内に入らないように、スロット48内に全部を配置できる。しかしながら、フィンガ42は、ガイド30がチャネル23に入ることができるようにする必要があるときのみ、スロット48内に位置決めされればよい、ヘッド8が長手方向部材30a等のガイド30上に配置されかつ該ガイド30上で往復運動されるとき、コンポーネント40は、ヘッド8がガイド30から離脱してしまう度合いまでには回転またはピボット回転しないことが望まれる。
また、ヘッド8には、オペレータが、プランジャ25等の保持部材の位置を調節できるように、多数の孔(すなわち開口)33をヘッド8に設けることができる。また、ヘッド8およびプランジャ25は、ボールベアリング31がチャネル23内に突出する度合いをオペレータが調節できるように構成できる。長手方向部材30a等のガイド30をチャネル23内に一時的に保持するのに使用できる任意の機構が考えられることに留意すべきである。
ここで図5を参照すると、ヘッド8の他の実施形態が示されている。この実施形態では、インサータ29のようなインプラントインサータの長手方向部材30aのようなガイド30は、チャネル23内に捩じ込まれる。ヘッド8の外面37の間にはスロット35が配置されており、該スロット35はチャネル23に連通し、かつ、該チャネル23と交差している。スロット35の軸線は、チャネル23の長手方向軸線9に対して横方向、より好ましくは長手方向軸線9に対して90°の角度に配向されている。約0°から約180°の間の任意の角度も考えられることを理解すべきである。また、チャネル23には、チャネル23およびヘッド8の外面37に連通して、ガイド30をチャネル23内に挿入する通路を形成する対向サイドチャネル39を設けることができる。ヘッド8のスロット35はガイド30上に配置され、次にサイドチャネル39を通してチャネル23内に位置決めされ、これによりガイド30の長手方向軸線がチャネル23の長手方向軸線9と整合される。他の実施形態では、ヘッド8の外面からチャネル23へと延びるヘリカルスロットを設けることができる。
図6には、ヘッド8の他の実施形態が示されている。この実施形態では、ヘリカルスロット50が設けられている。ヘッド8は、インサータ29のようなインプラントインサータの長手方向部材30aのようなガイド30上に捩じ込まれ、回転されまたは捩られる。ヘリカルスロット50はヘッド8の外面37の間に延びており、かつチャネル23に連通しかつ該チャネル23と交差している。ヘリカルスロット50はまた、外面52の前面54および後面52と交差する。ヘッド4のヘリカルスロット50がガイド30上で前進されると、ヘッド4はチャネル23内に捩じ込まれ、捩られまたは回転され、これにより、ガイド30の長手方向軸線がチャネル23の長手方向軸線9と整合される。
図7および図8は、骨髄内ロッド24のようなインプラントを、骨26内に挿入し、骨26から引出し、取出し、位置決めし、または、位置変更するための、インサータ29のようなインプラントインサータ器具を備えた器具1の使用方法を示すものである。図7は、ロッド24のようなインプラントを骨26内に挿入する器具1の使用方法を示す。図7に示すような器具1を使用するには、ヘッド8をシャフト4に対して固定し、ヘッド8がシャフト4の回りでピボット回転せず、または、回転できないようにするのが好ましい。ヘッド8をシャフト4に対して固定するのに、ロッキング部材6のようなロッキング機構7を使用できる。ヘッド8は、遠位端18のねじ山16(図2)上にロッキング部材6を捩じ込むことにより固定される。ヘッド8がシャフト4上でピボット回転し、および/または、回転しない限り、シャフト4に対してヘッド8を固定するのに任意のロッキング機構を使用できることを理解すべきである。この態様では、ヘッド8は「固定位置」にある。
固定位置では、ヘッド8は、骨髄内ロッド24のようなインプラントを骨26内に打込むのに使用できる。ロッド24を骨26内に打込む補助をするため、インサータ29のようなインプラントインサータを設けることができる。しかしながら、器具1は、インプラントを直接打込むのに使用できる。インサータ29はロッド24に取付けられかつきのこ型ヘッド部分28および照準アーム22を有している。使用に際し、オペレータおよび/またはアシスタントは手で照準アーム22を保持し、かつオペレータおよび/またはアシスタントは、器具1のヘッド8により部分28に衝撃を付与する。器具1を矢印32aで示す方向に揺動させかつ部分28に衝撃を付与することにより、ロッド24が骨26内に打込まれる。器具1が図7に示すインサータ29を用いて(またはいかなるインサータをも用いることなく)使用されるとき、ヘッド8はシャフト4に対して固定するのが好ましいことを理解すべきである。また、ヘッド8が、図6に示すインサータ29を用いて(またはいかなるインサータも使用することなく)使用されるとき、ヘッド8はシャフト4に対してピボット回転できることことも考えられる。
変形例として、図8は、ロッド24のようなインプラントを骨26に挿入し、骨26から引出し、取出し、位置決めしまたは位置変更する器具1の使用方法を示すものである。図8に示すように器具1を使用するには、ヘッド8は、シャフト4に対してピボット回転できることが好ましい。これを達成するには、ロッキング部材6を、ねじ山16から緩めてロッキング部材6をシャフト4の近位端14の方向に移動させることにより、ロッキング部材6のようなロッキング機構7がヘッド8から離脱される。ロッキング部材6は、該部材6を、近位端14のねじ山12(図1)に捩じ込むことにより器具1の揺動中に移動できなくなり、シャフト4上に静止される。ロッキング部材6は、今や、ヘッド8から充分な距離を隔てており、ヘッド8を、シャフト4に対して矢印20(図2)で示す方向にピボット回転させることができる。前述のように、シャフト4とヘッド8とが如何に取付けられるかによって、ヘッド8がシャフト4の回りで回転できるか否かが定められる。この形態では、ヘッド6は「トグル位置」にあり、スラップハンマーすなわちスライドハンマーと同様に機能する。
トグル位置では、ヘッド8はインサータ29のようなインプラントインサータ器具に使用され、ロッド24のようなインプラントを、骨26内に挿入し、および/または、骨26から取出すハンマー衝撃を、インプラントに付与する。インサータ29はロッド24に取付けられかつ照準アーム22と、遠位側のきのこ型ヘッド部分28と、ガイド30(例えば、長手方向部材30a)と、近位側きのこ型ヘッド部分34とを有している。当業者ならば、ガイド30は、ヘッド8が該ガイド30上に嵌合され、かつ、該ガイド30に沿って移動できる限り、円形、楕円形、正方形、長方形または他の多角形を含む任意の形状にできることは明らかであろう。器具1のヘッド8は、ガイド30がチャネル23に入るまでスロット23aをガイド30上で移動させることにより、ガイド30上に配置される。ガイド30は、前述のような保持部材を用いて、チャネル23内に保持される。ロッド24を骨26内に挿入するには、オペレータおよび/またはアシスタントはアーム22を手で持ち、ガイド30上でヘッド8を矢印32で示す方向に反復往復運動させて、器具1のヘッド8により部分28を打ち付ける。これにより、ロッド24は骨26内に打込まれる。骨26からロッド24を引出し、または、取出し、或いは骨断片を整復(すなわち、2つの骨断片を引っ張って一体化)させ、または骨内でロッド24を位置変更するためには、オペレータおよび/またはアシスタントは、ガイド30上でヘッド8を矢印32で示す方向に反復往復運動させ、器具1のヘッド8により部分34に衝撃を付与する。
図5の器具は、上記と同じ往復運動を用いて使用される。また、前述のように、ロッキング部材6のようなロッキング機構を用いてシャフト4に対してヘッド8を固定し、かつヘッド8がシャフト4に対してトグル作用をするように配置できる。ガイド30上へのヘッド8の配置方法のみが異なっている。スロット35は、ガイド30がチャネル23と交差するまで、ガイド30上に配置される。この時点では、ガイド30の長手方向軸線は、チャネル23の長手方向軸線に対して或る角度で傾斜している。次に、ガイド30が対向サイドチャネル39を通ってチャネル23内に入るように、ヘッド8が回転される。この時点では、ガイド30の長手方向軸線がチャネル23の長手方向軸線と整合する。図5に示すヘッド8の実施形態においてガイド30を一時的に保持するのに、図1および図2のヘッド8内にガイド30を一時的に保持するのに使用されるのと同じ機構および構造(例えばプランジャ25)を使用できる。図6に示す更に別の実施形態では、長手方向部材30aのようなガイド30がヘリカルスロット50内に配置される。ヘリカルスロット50がガイド30上で前進されると、ヘッド8が捩じ込まれ、回転しまたは捩られて、ガイド30がチャネル23内に配置される。この時点で、ガイド30の長手方向軸線が、チャネル23の長手方向軸線9と整合する。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明しかつ図示したが、特許請求の範囲に記載された本発明の精神および範囲を逸脱することなく種々の変更および置換を行い得ることを理解すべきである。特に、当業者ならば、本発明の精神または本質的特徴から逸脱することなく、他の要素、材料およびコンポーネンツを用いて、本発明を他の特定形態、構成、比率で具現できることは明白であろう。当業者ならば、本発明は、本発明の原理から逸脱することなく、特定環境および作業条件に特に適合した多くの構造変更、構成、比率、材料およびコンポーネンツを使用できることは明白であろう。従って、本明細書で説明した実施形態はあらゆる点で例示であって限定的なものではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲の記載により定められ、本明細書での説明に限定されるものではない。
本発明によるインプラント挿入・取出し・位置決め器具を示す斜視図である。 図1に示した器具の側面図である。 本発明による器具の他の実施形態を示す後面図である。 図1および図2に示した器具のヘッドを示す断面図である。 例示保持部材の一部を示す断面図である。 他の例示保持部材の一部を示す断面図である。 他の例示保持部材の一部を示す断面図である。 図1および図2に示した器具のヘッドの他の実施形態を示す断面図である。 他の例示保持部材を備えた、図1および図2に示した器具のヘッドを示す斜視図である。 本発明による器具の他の実施形態を示す斜視図である。 本発明による器具のヘッドの他の実施形態を示す斜視図である。 図1に示した器具の使用方法を示す図面である。 図1に示した器具の他の使用方法を示す図面である。
符号の説明
1 骨インプラントに使用する器具
2 ハンドル
4 シャフト
6 ロッキング部材
8 衝撃付与体(ヘッド)
22 照準アーム
23 チャネル
23a スロット
30 ガイド
35 スロット
39 サイドチャネル
50 ヘリカルスロット

Claims (48)

  1. 骨インプラントに使用する器具であって、
    衝撃付与体と、
    衝撃付与体を通るチャネルとを有し、チャネルは長手方向軸線を備え、
    近位端および遠位端を備えたシャフトを有し、シャフトの遠位端は、シャフトが衝撃付与体に対してピボット回転できるように衝撃付与体に対して作動可能に連結され、
    少なくとも2つの作動位置を備えたロッキング機構を更に有し、該ロッキング機構は、第一位置ではシャフトが衝撃付与体に対してピボット回転することを許容し、第二位置ではシャフトが衝撃付与体に対してピボット回転することを防止するようにした、
    ことを特徴とする器具。
  2. 前記衝撃付与体が一軸線を有し、前記チャネルの長手方向軸線は衝撃付与体の前記軸線に対して平行であることを特徴とする請求項1記載の器具。
  3. 前記衝撃付与体は外面を有し、前記チャネルは衝撃付与体の外面と交差することを特徴とする請求項2記載の器具。
  4. 前記衝撃付与体は、チャネルおよび衝撃付与体の外面に連通するスロットを有することを特徴とする請求項3記載の器具。
  5. 前記スロットはチャネルの長手方向軸線に対して、或る角度をなしていることを特徴とする請求項4記載の器具。
  6. 前記スロットはチャネルに対して平行であることを特徴とする請求項4記載の器具。
  7. ハンドルを更に有することを特徴とする請求項1記載の器具。
  8. 前記シャフトの少なくとも一部には、ねじ山が形成されることを特徴とする請求項1記載の器具。
  9. 前記シャフトは、衝撃付与体の近くのねじ山と、シャフトの近位端の近くのねじ山と、これらのねじ山間のねじ山が設けられていない部分とを有することを特徴とする請求項8記載の器具。
  10. 前記ロッキング機構は、シャフトと関連するロッキング部材を有し、該ロッキング部材は、該ロッキング部材がシャフトに対して固定され、かつ、シャフトが衝撃付与体に対してピボット回転できるシャフト上の固定位置に移動できることを特徴とする請求項9記載の器具。
  11. 前記ロッキング機構は、シャフトのねじ山部分と係合する雌ねじを有していることを特徴とする請求項8記載の器具。
  12. 前記ロッキング機構は、第一位置において衝撃付与体から離脱し、かつ、第二位置において衝撃付与体と係合することを特徴とする請求項1記載の器具。
  13. 前記ロッキング機構は、ロッキング機構をシャフト上に締付ける手段を有していることを特徴とする請求項1記載の器具。
  14. 前記締付け手段は、器具を受入れる部分を有していることを特徴とする請求項13記載の器具。
  15. 骨インプラントに使用する器具であって、
    外面を備えたヘッドと、
    該ヘッドを通るチャネルとを有し、チャネルは長手方向軸線を備え、
    チャネルおよびヘッドの外面と交差するスロットを有し、
    近位端および遠位端を備えたシャフトを有し、シャフトの遠位端は、ヘッドに対して作動できるように連結され、
    少なくとも2つの状態を備えたロッキング機構を更に有し、該ロッキング機構は、第一状態ではシャフトがヘッドに対してピボット回転することを許容し、第二状態ではシャフトがヘッドに対してピボット回転することを防止するようにした、
    ことを特徴とする器具。
  16. 前記スロットは、チャネルの長手方向軸線に対して平行でないことを特徴とする請求項15記載の器具。
  17. 前記スロットはチャネルに対して平行であることを特徴とする請求項15記載の器具。
  18. 前記ヘッドが一軸線を有し、前記チャネルの長手方向軸線はヘッドの前記軸線に対して平行であることを特徴とする請求項15記載の器具。
  19. サイドチャネルを更に有し、該サイドチャネルは、チャネル、ヘッドの外面およびスロットに連通していることを特徴とする請求項15記載の器具。
  20. ハンドルを更に有することを特徴とする請求項15記載の器具。
  21. 前記ロッキング機構は、第一状態においてヘッドから離脱し、かつ、第二状態においてヘッドと係合することを特徴とする請求項15記載の器具。
  22. 前記ロッキング機構は、ロッキング機構をシャフト上に締付ける手段を有していることを特徴とする請求項15記載の器具。
  23. 前記スロットは、チャネルおよびヘッドの外面と交差しているヘリカルスロットであることを特徴とする請求項15記載の器具。
  24. 前記シャフトの遠位端の少なくとも一部には、ねじ山が設けられることを特徴とする請求項15記載の器具。
  25. 前記ロッキング機構は、シャフトの遠位端の少なくとも一部のねじ山と係合するように構成されかつ設計されており、ロッキング機構は、遠位側のねじ山と係合するとヘッドに接触し、シャフトに対してヘッドが移動することを防止することを特徴とする請求項24記載の器具。
  26. 前記シャフトの近位端の少なくとも一部には、ねじ山が設けられることを特徴とする請求項15記載の器具。
  27. 前記ロッキング機構は、シャフトの近位端の少なくとも一部のねじ山と係合するように構成されかつ設計されており、ロッキング機構は、近位側のねじ山と係合するとヘッドから或る距離を隔てて配置され、シャフトに対してヘッドが移動することを許容することを特徴とする請求項26記載の器具。
  28. 骨インプラントに衝撃を付与し、位置決めしかつ取出す器具であって、
    ヘッドと、
    該ヘッドを通るチャネルと、
    少なくともねじ山部分、近位端および遠位端を備えたシャフトとを有し、該シャフトの遠位端は、シャフトに対するヘッドのピボット回転を許容するようにヘッドに対して作動可能に連結されており、
    雌ねじ部分を備えたロッキング部材を更に有し、ロッキング部材は、シャフトがヘッドに対してピボット回転することをロッキング部材が許容する第一位置から、ロッキング部材のねじ山部分がシャフトのねじ山部分と係合して、ヘッドと接触するようにロッキング部材を位置決めし、かつ、ヘッドに対してシャフトがピボット回転することを防止する第二位置まで移動できるようにした、
    ことを特徴とする器具。
  29. 前記ロッキング部材は、第一位置においてヘッドから離脱することを特徴とする請求項28記載の器具。
  30. ガイドをチャネル内に保持する手段を更に有することを特徴とする請求項28記載の器具。
  31. 前記保持手段はプランジャであり、該プランジャはヘッド内のスプリングおよびベアリングを備え、該ベアリングはチャネル内で移動して、ガイドをチャネル内に保持できることを特徴とする請求項28記載の器具。
  32. 前記保持手段はフィンガであり、該フィンガはチャネル内で移動できることを特徴とする請求項28記載の器具。
  33. 前記保持手段は、ガイドを受入れるチャネルに第一直径を形成し、前記保持手段は、ガイドを受入れるチャネルに第二直径を形成するように調節可能であることを特徴とする請求項28記載の器具。
  34. 骨に対してインプラントを移動させる方法であって、
    ガイドを備えたインサータをインプラントに取付ける段階と、
    器具を用意する段階とを有し、該器具は、
    衝撃付与体と、
    該衝撃付与体を通るチャネルと、
    近位端および遠位端を備えたシャフトを有し、シャフトの遠位端は、衝撃付与体に対して作動可能に連結され、
    シャフトに作動可能に関連するロッキング機構を更に有し、ロッキング機構は少なくとも2つの状態を有し、ロッキング機構は、第一状態ではシャフトが衝撃付与体に対してピボット回転することを許容し、第二状態ではシャフトが衝撃付与体に対してピボット回転することを防止し、
    衝撃付与体をインサータのガイド上に位置決めする段階と、
    衝撃付与体をインサータのガイド上で位置変更する段階とを更に有する、
    ことを特徴とする方法。
  35. 前記ロッキング機構を第二状態にする段階を更に有することを特徴とする請求項34記載の方法。
  36. 前記ロッキング機構を第一状態にする段階を更に有することを特徴とする請求項34記載の方法。
  37. 前記ガイドは、インプラントに近い遠位端と、該遠位端とは反対側の近位端と、ガイドの遠位端に近い拡大部とを有していることを特徴とする請求項36記載の方法。
  38. 前記衝撃付与体により前記拡大部に衝撃を付与してインプラントを移動させる段階を更に有することを特徴とする請求項37記載の方法。
  39. 前記ガイドは、ガイドの近位端の近くの大径部分を有していることを特徴とする請求項36記載の方法。
  40. 前記衝撃付与体により前記大径部分に衝撃を付与してインプラントを移動させる段階を更に有することを特徴とする請求項39記載の方法。
  41. 前記器具が、チャネルおよびヘッドの外面と交差するスロットを更に有することを特徴とする請求項34記載の方法。
  42. 前記ガイドがチャネルに入るようにスロットをガイド上に移動させる段階を更に有することを特徴とする請求項41記載の方法。
  43. 前記スロットは、チャネルの長手方向軸線に対して平行でないことを特徴とする請求項42記載の方法。
  44. 前記器具はサイドチャネルを更に有し、該サイドチャネルは、チャネルおよびヘッドの外面に連通していて、通路を形成していることを特徴とする請求項43記載の方法。
  45. 前記ガイドがサイドチャネルを通りかつチャネルの長手方向軸線がガイドの長手方向軸線と整合するように、前記器具を回転させる段階と、
    インサータ上でヘッドを往復運動させる段階とを更に有することを特徴とする請求項44記載の方法。
  46. 前記スロットはヘリカルスロットであることを特徴とする請求項41記載の方法。
  47. 前記インサータをインプラントに取付ける段階を更に有し、インサータは、長手方向軸線を備えたガイドを有することを特徴とする請求項46記載の方法。
  48. 前記スロットをガイド上に移動させる段階と、
    ガイドがチャネルに入りかつチャネルの長手方向軸線がガイドの長手方向軸線と整合するまで器具を回転させる段階と、
    ガイド上でヘッドを往復運動させる段階と、
    を更に有することを特徴とする請求項47記載の方法。
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