JP2007531458A - マルチキャスト/ブロードキャストデータ配信のためのデータ修復強化法 - Google Patents

マルチキャスト/ブロードキャストデータ配信のためのデータ修復強化法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007531458A
JP2007531458A JP2007506131A JP2007506131A JP2007531458A JP 2007531458 A JP2007531458 A JP 2007531458A JP 2007506131 A JP2007506131 A JP 2007506131A JP 2007506131 A JP2007506131 A JP 2007506131A JP 2007531458 A JP2007531458 A JP 2007531458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
point
session
repair
receivers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007506131A
Other languages
English (en)
Inventor
ディヴィッド レオン
イゴール ダニーロ ディエゴ クルチオ
ロッド ウォルシュ
ハルシュ メフタ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Oyj
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US10/813,343 external-priority patent/US7536622B2/en
Application filed by Nokia Oyj filed Critical Nokia Oyj
Publication of JP2007531458A publication Critical patent/JP2007531458A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1867Arrangements specially adapted for the transmitter end
    • H04L1/1887Scheduling and prioritising arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/30Monitoring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1863Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast comprising mechanisms for improved reliability, e.g. status reports
    • H04L12/1868Measures taken after transmission, e.g. acknowledgments
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/16Multipoint routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/28Routing or path finding of packets in data switching networks using route fault recovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L2001/0092Error control systems characterised by the topology of the transmission link
    • H04L2001/0093Point-to-multipoint

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】マルチキャスト又はブロードキャスト送信におけるデータ修復強化に関する技術を提供する。
【解決手段】送信側(10)がポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて複数の受信側(20)にデータを送信する方法、システム、装置、及びコンピュータコード製品。受信側は、予期されていたが受信されなかったデータを要求するデータ修復要求を送信側(10)に送信し、送信側(10)は、ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて予期されていたが受信されなかったデータを再送信する。送信側(10)はまた、ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じた再送信が全てのエラーを修正しない場合に、個々の受信側とのポイント・ツー・ポイントデータ修復セッションを計画することができる。送信側(10)は、ポイント・ツー・マルチポイントセッションを使用する受信側の数に基づいて、ランダム化機構を使用してポイント・ツー・ポイント修復セッションを遅延するように構成することができる。
【選択図】図1B

Description

本発明は、一般的に、マルチキャスト及びブロードキャスト送信技術及びサービス、すなわち、少なくとも1つのデータソース(又は送信側)と少なくとも1つの受信側とのサービスに関する。より具体的には、本発明は、マルチキャスト又はブロードキャスト送信におけるデータ修復強化に関する。
IPマルチキャスト、IPデータキャスティング(IPDC)、及びマルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)のようなシステムを通じた1対多数(すなわち、ポイント・ツー・マルチポイント)サービスでは、ファイル配信(又は、個別の媒体配信又はファイルダウンロード)は、重要なサービスである。ファイル転送プロトコル(FTP)及びハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)のようなポイント−ツー・ポイントプロトコルを通じてファイルを配信するための特徴の多くは、1対多数シナリオに関して問題がある。特に、通信制御プロトコルTCPのような類似の1対1(すなわち、ポイント・ツー・ポイント)肯定応答(ACK)プロトコルを使用した信頼することができるファイルの配信、すなわち、保証されたファイル配信は、実現不可能である。
「インターネット技術標準化委員会(IETF)」の「高信頼マルチキャストトランスポート(RMT)ワーキンググループ」は、エラーに対して回復力のあるマルチキャスト転送プロトコルの2つのカテゴリを標準化する過程にある。第1のカテゴリでは、信頼性は、(予防型)順方向エラー訂正法(FEC)の使用を通じて、すなわち、誤ったデータを再構成する場合に受信側を助けることができる冗長データのある一定の量を送信することによって実施される。第2のカテゴリでは、信頼することができるマルチキャストトランスポートを実施するために受信側フィードバックが使用される。「非同期式階層化コーディング」(ALC、RFC3450)は、第1のカテゴリに属するプロトコルインスタンス化であり、「ACK指向高信頼マルチキャスト(NORM)」プロトコルは、第2のカテゴリの例を示している。ALC及びNORMプロトコルの詳細は、IETFの「ワーキンググループ」によって準備された「非同期式階層化コーディング(ALC)プロトコルインスタンス化」(IETF、RFC3450)及び「NACK指向高信頼マルチキャストプロトコル」(インターネット草案)という名称の文献に更に詳しく説明されている。これらの文献の内容は、本明細書に引用により完全に組み込まれている。
これらのプロトコルを使用することができるアクセスネットワークは、以下に限定されるものではないが、「ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションサービス(UMTS)」システムの無線アクセスネットワークのような無線マルチアクセスネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、「地上デジタル放送(DVB−T)」ネットワーク、「衛星デジタル放送(DVB−S)」ネットワーク、及び「携帯向けデジタル放送(BDVB−H)」ネットワークを含む。
簡単には、ALCプロトコルは、受信側にこま切れにされたパケット又は受信されなかったパケットを再構成させる予防型FECベース方式である。ALCプロトコルは、複数のチャンネルでFEC符号化を使用し、送信側に複数の速度(チャンネル)で異機種の可能性がある受信側にデータを送信させる。更に、ALCプロトコルは、輻輳制御機構を使用して異なるチャンネル上の異なる速度を維持する。
ALCプロトコルは、アップリンク信号方式が必要ないのでユーザの数の面で大規模に拡張可能である。従って、より多くの受信側を追加することは、システムに対する要求を増すことはない。しかし、ALCプロトコルは、受信が保証されないので100%信頼性のあるものではなく、すなわち、それは、高信頼ではなくむしろ頑強なものとして一般的に説明されるであろう。
これに対してNORMは、受信側に到達することが予期されていたデータのどのパケット(又は、これ以外では「データブロック」と定められる)が受信側で受信されなかったか(又は、誤って受信したか)を信号で伝えるために否定応答(NACK)メッセージの使用を指定する。言い換えると、受信側は、NACKメッセージを用いて送信側に送信パケットの損失又は損傷を示す。従って、データ送信から一部のデータブロックを「逃した」受信側は、NACKメッセージを送信側に送り、逃した1つ又は複数のデータブロックを送信側に再送信するよう要求することができる。NORMプロトコルはまた、任意的に、予防型の頑強な送信のためのパケットレベルFEC符号化の使用を考慮している。
「単方向トランスポートによるファイル配信(FLUTE)」は、FEC(RFC3452)及びALCビルディングブロック上に構築される1対多数トランスポートプロトコルである。これは、送信側から受信側への単方向システム上のファイル配信用である。これは、無線ポイント・ツー・マルチポイント(マルチキャスト/ブロードキャスト)システムに適するように特化されている。FLUTEプロトコルの詳細は、上述の「IETFのワーキンググループ」によって準備された「FLUTE−単方向トランスポートによるファイル配信」(インターネット草案)という名称の文献に詳細に説明されている。この文献の内容は、引用により本明細書に完全に組み込まれている。
NACKメッセージは、一般的にはNORM特定ではないが、それらはまた、FLUTEのような他のプロトコル又はシステムと関連して使用することができる。ACKは、受信側が1つ又はそれよりも多くのデータパケットを受信した後にそれらのデータパケットが正しく受信したということを通知するために送る応答メッセージである。NACKは、到着することが予期されていたが受信されなかったパケットに対して受信側が送信側に送る応答である。
マルチキャスト又はブロードキャスト環境にある時には、データ送信は、1対多数方式で発生する。送信にエラーがあり、異なる受信側が異なるエラー率に露出される場合(例えば、MBMSでは、異なるセルのユーザは、異なる信号品質、及び結果として異なるエラー率を経験する場合がある)、高いデータ信頼性を提供することに問題が生じる。それは、FECの使用及び/又は修復セッションの使用を通じて達成することができる。
FECは、ある程度のエラー回復力を許して受信側が送信データを再構成することを可能にするために、送信データにある一定の量の冗長性を提供する。しかし、FECの1つの問題は、FECが通常はエラーのないエラー回復を提供しないか、又はチャンネル帯域幅要件を増すデータ冗長性の多くの使用という犠牲を払って完全なエラー回復を提供することである。
修復セッション(受信側と送信側の間)は、FEC補足するために(残留チャンネルエラー率を低減又はなくすために)用いることができ、又はエラー回復のための唯一の方法として単独で使用することができる。修復セッションは、別のセッションを使用してポイント・ツー・ポイントチャンネル上で発生させることができる。この場合、マルチキャスト/ブロードキャスト送信中に一部のデータを逃した全受信側は、逃したパケットの再送信を要求するために送信側にNACK要求を送信する。しかし、全受信側が少なくとも1つのデータパケットを逃した場合、全受信側は、送信側とのポイント・ツー・ポイント接続を同時に設定することになり、フィードバック収束、すなわち、ネットワーク内の輻輳(多数のNACKのためのアップリンク方向、及び多数の同時再送信及びネットワーク接続要求のためのダウンリンク方向で)、及び送信側の過負荷を引き起こす。この状況は、MBMSネットワークにおける場合に当て嵌まる例えば何千のユーザを考えると重大である。
従って、拡張可能であり、かつマルチキャスト及びブロードキャスト環境でのメッセージの効率的な修復を提供するデータ修復のための改良された装置、システム、及び方法に対する必要性が存在する。
米国特許出願出願番号第10/782,371号 「非同期式階層化コーディング(ALC)プロトコルインスタンス化」(IETF、RFC3450)、IETFワーキンググループ 「NACK指向高信頼マルチキャストプロトコル」(インターネット草案) 「FLUTE−単方向トランスポートによるファイル配信」(インターネット草案)、IETFワーキンググループ
システム、方法、装置、及びコンピュータコード製品の様々な実施形態を本発明に従って開示する。様々な実施形態は、ポイント・ツー・マルチポイント通信が可能であり、ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて送信側から複数の受信側にデータを送信する段階と、いずれかの予期されたデータが受信されなかったかを判断する段階と、データが失われた場合に送信側にデータ修復要求を送信する段階と、ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて失われたデータを再送信する段階を含むことができる。送信側はまた、ポイント・ツー・マルチポイント再送信がデータ損失問題を修正しなかった場合に、ポイント・ツー・ポイント修復セッションを計画して実行するよう構成することができる。
ランダム化機構は、送信側がポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて受信されなかったとして示されたデータを再送信するまでポイント・ツー・ポイントデータ修復を遅延するために使用することができる。ランダム化機構は、複数の受信側に含まれた受信側の数を考慮するように構成することができる。代替的に(又は追加的に)、送信側は、ポイント・ツー・ポイント修復が始まることになる時間を通知するために、複数の受信側にポイント・ツー・ポイント修復トークンを送信することができる。
本発明の別の態様では、送信側装置と、送信側装置からのデータを受信することができる少なくとも1つの受信側と、HTTPサーバと、FLUTEサーバとを含むシステムにおけるデータ修復の方法を開示する。本方法は、一部の予期されるデータが少なくとも1つの受信側によって受信されなかったと判断する段階、少なくとも1つの受信側からHTTPサーバにデータ要求を送信する段階、HTTPサーバから少なくとも1つの受信側にFLUTEのURIを含むHTTPリダイレクトメッセージを送信する段階、少なくとも1つの受信側からFLUTEサーバにセッション要求を送信する段階、及びFLUTEサーバと少なくとも1つの受信側の間でFLUTEセッションを開始する段階を含むことができる。
マルチキャスト又はブロードキャストシステムにおいてデータを修復するための様々な方法及びシステムが存在する。本明細書においてその全内容が引用により組み込まれている、2004年2月18日出願の「データ修復」という名称の米国特許出願(出願番号第10/782,371号)は、データ修復のための効率的な方法を説明している。この出願は、受信側からのある一定の数のNACK要求の受信後に、送信側がそれ自体の決定方針に基づいて受信側によってNACKされたパケットの総数の一部、例えば受信側から最も多く要求されたパケットをポイント・ツー・マルチポイントを通じて再送信するように判断することができることを提案している。送信側はまた、ネットワークリソースを節約するためにポイント・ツー・ポイント接続を閉じることができる。
これらのような方法の1つの欠点は、最も多くNACKされたパケットだけを再送信することが、異なるユーザのNACK要求間に統計的な相関関係が殆どない場合に総エラー回復をもたらさない場合があることである。例えば、特定のエラー状況がパケット1、2、及び3に対して受信側#1NACK、及びパケット4、5、及び6に対して受信側#2NACKなどである場合、送信側は、「最も要求されたパケット」であるものを導出することができず、この結果、ポイント・ツー・マルチポイント修復はその効率を失う場合がある。本発明は、データ修復のための改良された方法、装置、及びシステムを提案する。
図1Aは、本発明の実施形態によるポイント・ツー・マルチポイントデータ送信シナリオを示している。送信側装置10は、サーバ、IPベースの装置、DVB装置、GPRS(又はUMTS)装置、又は1対多数方式でマルチキャストデータブロック(又はパケット)を受信側装置20に送信するためのALC機構及び/又はFEC機構のような予防型順方向エラー修正法を使用することができる類似の装置とすることができる。各受信装置20は、紛失ブロック(受信されなかった又は誤って受信したブロック)に関して送信側装置10に否定応答NACKメッセージ(又は要求)を送信するように構成することができる。
データは、オブジェクトとして送信側10から受信側20に転送することができる。例えば、ファイル、JPEG画像、及びファイルスライスは、全てオブジェクトである。オブジェクトは、一連のデータブロックとして送信することができる。各データブロックは、ソースブロック番号(SBN)又は類似の識別子と呼ばれる番号を有することができ、この番号は、各ブロックを識別するのに使用することができる。ブロックは、符号化記号のセットによって表すことができる。符号化記号識別子(ESI)又は類似の識別子は、次に、データパケット(又はブロック)のペイロードで運ばれる符号化記号が上述のオブジェクト(例えば、ファイル)からどのように作成されたかを示すことができる。
ポイント・ツー・マルチポイントシステムでは、送信側10は、オブジェクトを表すデータブロック又はパケットを多くの受信側20に同時にブロードキャストすることができる。受信側20が予期していたパケットの全てを受信しなかった場合、受信側は、どのパケットが受信されなかったかを示すNACKメッセージをサーバ10に送信することができる。図1Bは、本発明の実施形態によるいくつかの異なるデータ修復方法を示している。一般的に、紛失データの修復は、1つの送信側10と1つの受信側20の間に設定されたポイント・ツー・ポイント修復セッションを使用することにより、又は送信側10と1つよりも多い受信側20の間のポイント・ツー・マルチポイントセッションを使用することによって実行することができる。修復セッションでは、全体的又は部分的な(場合によって異なる)紛失データは、送信側10から受信側20に再送信することができ、又は全送信を繰り返すことができる。修復は、オリジナルの送信側10から又はオリジナルサーバとの接続を有して送信データ/情報をバッファに入れるように構成された「第三者サーバ」又は修復サーバ(又は、単なる別のサーバ(図示せず))から行うことができる。このサーバは、例えば、オリジナル送信側(例えば、BM−SC(ブロードキャストマルチキャスト−サーバセンター)とも呼ばれるMBMSサーバ)と同一場所に配置することができ、又は例えばUMTSオペレータのネットワーク内の別のサーバとすることができる。
一般的に、信頼することができるマルチキャストシステムは、マルチキャストのマルチパーティ性のために拡張容易性の問題を呈する受信側−サーバ制御及びデータメッセージングを要求するという問題を示すことが分かっている。特に問題になるいくつかの分野がある。例えば:
a)多くの無線チャンネル及び無線帯域幅をアクティブ化するのに必要な時間が多くの修復が同時に行われるのを不可能にする、制限された無線帯域幅及びアクティブ化リソース、
b)「修復コンテンツ」データを供給しているサーバシステムが、ある一定の時間ウィンドウ内の要求(メッセージング)及び関連するセッションコンテキストデータの制限された数及び同時データ転送セッションの制限された量しか処理できない、制限されたサーバ機能、及び
c)同時に修復を要求する全ユーザに利用可能にすることができるデータ速度が多くの場合にそのサービスを提供するには不十分である、全体的なシステムにおける1つ又はそれよりも多くの障害による制限されたエンド・ツー・エンド帯域幅。
従って、これらの制限のいずれか又は全ての下で拡張容易性を増すのに使用することができる1つの要因は、メッセージングを時間で分割すること、又は可能な場合にメッセージングを完全に防ぐことである。本発明の一実施形態は、拡張可能で信頼することができるマルチキャストを提供するためにNACK抑制を可能にすることができる方法、装置、及びシステムに関する。
本発明の一実施形態は、少なくとも1つの受信側20によって要求された全パケットがポイント・ツー・マルチポイントベアラでサーバ10によって再送信されることを提案する。この実施形態では、受信側20は、ポイント・ツー・ポイント(ptp)ベアラとポイント・ツー・マルチポイント(ptm)ベアラの両方を同時に設定するように構成することができる。ptpベアラは、例えば、米国特許出願第10/782,371号で説明するように修復要求のサービスを提供するために使用することができる。本発明の一実施形態は、上述の特許出願で説明したものに類似したランダム化規則を使用することができる。しかし、本発明の実施形態は、ダウンリンクptpベアラを使用する代わりにダウンリンクptmベアラで紛失データを再送信することができる。
この実施形態では、受信側が計算したランダムバックオフ値のためにその要求する順番がまだ来ていない受信側20は、ptmチャンネルを通じて再送信した紛失パケットを受信することによって受信側自体の損失を修復する機会を有することができる。受信側20がptmチャンネルを通じて紛失データパケットを受信した場合、受信側20は、このデータを使用してファイルを再構成することができ、要求のためのパケットのリストから紛失データパケットを除くことができる。受信側20がその計算された要求時間の前にその紛失データの全てを受信することは可能であり、その場合、受信側は、あらゆる修復要求を作ることを止めることができるであろう。
本発明の別の実施形態では、ptp修復は、上述のptm修復機構と共に送信側10によって提供される。これは、受信側20の全てがptp及びptmベアラの両方を同時にオープンにできない場合のセッションで特に有用であると考えられる。この場合、より高い効率のために、送信側10は、ptp修復に対する要求を遅延するようにランダム化機構を指示することができる。これは、ptmベアラでの修復を可能にし、最初に行われる受信側20のより多い数をもたらすことができる。これを行うための1つの方法は、例えば、送信側10によって受信側20に送信した閾値(X、Y、Zなど)の使用によるものである。受信側20は、次に、その修復要求を計画するように構成することができる。本発明の一実施形態に従って、修復要求を計画するための受信側20に対する1つのサンプル規則は、以下の通りである:
ptm修復が可能である場合、最初の配信セッションの最後から始めて、期間XにわたってNACKを均一にランダム化し、そうでなければ、最初のセッション終了後のある一定の時間Yの後まで待ち、次に期間ZにわたってNACKをランダム化する。
送信側10はまた、ptp修復を始めなければならない時間を明確に信号で伝えることができる。このために、送信側は、ptp修復トークンを受信側20に送信し、ptp修復を始められる時間(ptp修復が始まる場合、ptp修復セッションは、標準的なランダム化規則に従うことができる)を通知することができる。ptp修復トークンを送信する前に、全ての修復がptmベアラで行われる。2つの同時発生のベアラ(例えば、ptpとptm)を有することができない受信側20は、従って、そのptp修復ベアラを設定する前にトークンを待つことができる。修復トークンは、例えば、マルチキャスト/ブロードキャスト送信後の別々の「告知」でのSDPを通じてなどを含むISOのOSIプロトコルスタックのレイヤ1−7のいずれかでいずれかの通信プロトコルを使用して送信することができる。これはまた、マルチキャスト/ブロードキャスト送信内のFLUTEファイル配信に含むことができる。別々の「トランスポートオブジェクト識別子(TOI)」値は、ファイルコンテンツ自体とptp修復コンテンツを区別するために使用することができる。本発明の一実施形態では、既にptm修復を使用した受信側20もptp修復を使用することができる。これは、ptm修復が確実に行われなかった場合、すなわち、ptmベアラで再送信したパケットが紛失した場合に有用になる。
ランダム化は、フィードバック収束を防ぐのに役立ち、効率を上げるためにバックオフ時間がシステム内の受信側20の数に応じて計算されるのが好ましい。バックオフ時間が小さく選択された場合、フィードバック収束の危険性は、特にセッション内に多数の受信側20が存在する場合に最小にならない可能性がある。他方、バックオフ時間が大きすぎる場合、フィードバック収束の危険性は低下するが、各受信側が修復要求を行える前に不必要に長い時間待つことを要求されるのでセッションにおいてごく僅かの受信側しか存在しない場合に非効率的になる。
送信側10がセッションにおける受信側20の数を知っている場合、送信側10は、受信側20の数に基づいてそのランダム化の値をスケーリングし、システムの性能を最適化することができる。セッションの1つのこのようなタイプは、MBMSマルチキャストセッションであり、送信側10は、受信側がセッション参加及び退去手順を信号で伝える必要があるので、受信側20の数を導出することができる。一実施形態では、セッションでの受信側20の数とランダム化値との間の線形関係は、必要な閾値を計算するのに使用することができる。例えば、米国特許出願第10/782,371号で提案されたランダム化方法を使用すると:
閾値エラー率Wよりも下である場合、最初の配信セッションの最後から始めて期間XにわたってNACKを均一にランダム化し、そうでなければ、最初のセッション終了後のある一定の時間Yが終わるまで待ち、次に期間ZにわたってNACKをランダム化する。
W、X、Y、及びZの値は、セッションの参加者の数(受信側の数)に応じて固定でき、かつ選択することができる。以下に示されているサンプルであるルックアップテーブルは、送信側装置10に記憶することができ、適切なテーブルエントリへのルックアップは、閾値を選択するために使用することができる。





(表)
Figure 2007531458
上述のテーブルは、単に1つのサンプルである点に注意すべきである。他の値及びテーブル構造も本発明の精神及び範囲から逸脱することなく使用することができる。
4つの値(又は、一般的に、修復セッションの開始時間をランダム化するための値)は、SDP又はあらゆる他の適切な手段を通じて送信側から受信側に伝達することができる。値は、サービス告知とセッション開始時間又は最後の参加時間との間のいつでも受信側に伝達することができる。例えば、セッションがSDPを通じて今告知され、2時間後(又は代替的に、サービス告知の配信から1.5時間後の最後のセッション接続時間)に始まるように計画された場合、ランダム化パラメータを有する第2のSDPは、セッションの開始前のいずれかの時間にセッションに参加した受信側20の数を考慮に入れる第2告知又はトークンを使用して送信される。この場合、受信側20は、セッションに参加した受信側の実際の更新された数を考慮に入れるランダム化時間の指示を取得する。代替的に、パラメータは、FLUTEセッションのFDT内で伝達することができ、又はこれらの値の部分集合だけが受信側の数と共に変わることになる。
ここで図2Aを参照すると、データ修復を提供する方法の一実施形態が開示されている。図2Aに開示する方法は、ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて送信側から複数の受信側にデータパケットを送信する段階(100)を含む。受信側のいずれかが、一部の予期していたデータを受信しなかったと判断した場合、受信側のいずれかは、正しく受信されなかったデータパケットを要求するNACKメッセージを送信側に送り、送信側は、これらのNACKメッセージを受信する(102)。次に、送信側は、ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて要求されたデータパケットを受信側に再送信する(104)。
本発明の別の実施形態が図2Bに示されている。この実施形態では、送信側は、ポイント・ツー・マルチポイントセッションの開始を指示し(110)、次に、セッションを使用している受信側の数に関する情報を収集する(120)。送信側は、次に、セッションを使用している受信側の数に基づいてランダム化値を計算し(130)、ランダム化値を受信側に送信する(140)。次に、送信側は、ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて受信側へのデータパケットの送信を開始する(150)。受信側のいずれかが、予期していたデータパケットの全てを受信しなかった場合、受信側のいずれかは、失われたデータパケットの再送信を要求するNACKメッセージを送信側に送信する。送信側は、これらのNACKメッセージを受信し(160)、ポイント・ツー・マルチポイントセッションで要求されたデータパケットを再送信する。次に、サーバは、ポイント・ツー・ポイントセッションを通じてあらゆる残りのデータ修復要求のサービスを開始する(180)。ポイント・ツー・ポイントセッションは、ポイント・ツー・マルチポイントセッションを使用した受信側の数に基づいて送信側によって計算されたランダム化値に基づき、ある一定の期間にわたってランダム化される。
本明細書に説明されるデータ修復方法は、従来技術の方法に比べて特異な利点を提供する。例えば、受信側20がダウンリンクptpを通す代わりにptmを通したptp修復を通じて要求する修復ブロックを送信する段階は、ptpチャンネルをアンロードし、同じ修復ブロックを必要とする可能な他の受信側20を助ける。また、受信側の数に応じてランダム化値をスケーリングする段階は、要求を送信するのに必要な遅延を最小にすると同時にフィードバック収束の危険性を防ぐのを助ける。
効率的な方法で多くのユーザにデータを送信するためのFLUTEのような機構を使用する場合、紛失データを識別し、NACKし、更に再送信する方法が必要である。本発明の一実施形態では、これを行うためにHTTPを使用することができる。例えば、受信している端末は、送信サーバにあるファイル又はファイルの一部の再送信を要求するためにHTTPを使用することができる。場合によっては、サーバは、ファイルをいくつかの端末に再送信するよう要求される可能性があり、又はファイルを持たない可能性があり、このために要求を別のサーバに再転送する必要がある場合がある。本発明の1つの態様は、FLUTE及び他のこのようなセッションに対するptm修復のための効率的なシステム及び方法を提供する。
HTTP要求は、送信からデータの紛失セットを取得するために使用することができ、多数の受信側にある送信を再度受信することができるようにする修復機構を有することが望ましい。一実施形態では、これは、FLUTEのためのダウンロードURIを持ったHTTPリダイレクト機構を使用することによって実施することができる。FLUTEのためのダウンロードURIは、HTTPのURLに類似のものにすることができる。すなわち、これは、HTTPのURLに類似しているがFLUTEにも適用可能である。FLUTEのURIは、ある一定のFLUTEセッション中に送信される単一のファイルと呼ぶことができる。FLUTEのURIを使用して、ある一定のFLUTEセッションからのファイルは、従って、一意的に識別することができる。
この実施形態では、HTTPサーバは、受信側によって要求されたファイルがどのソースから利用可能であるかを受信側に示すことができる。HTTPリダイレクト機構を使用することにより、HTTPサーバは、送信を正しく受信しなかった1つ又はそれよりも多くの端末を、複数の受信側のための新しいptm修復セッションを開始することができるFLUTEサーバにリダイレクトすることができる。
この実施形態の別の態様では、HTTPリダイレクト機構はまた、FLUTEセッション記述ファイル(SDPファイルなど)のロケーションを受信側に示すために使用することができる。セッション記述ファイルを使用することにより、受信側は、FLUTEセッションに参加することができ、関連のファイルを取得することができる。クライアントは、次に、既に受信されて記憶されたセッション記述を相互参照することができ、この特定のセッション記述ファイルを既に受信していたかを検査することができる。次に、クライアントは、HTTP/FLUTEなどを使用して紛失ファイル/パケット/リソースのフェッチを試みることができる。この実施例では、FLUTEのURIは、当該ファイルが属するFLUTEセッション(すなわち、送信されて端末がこのファイルを受信した間のFLUTEセッション)を説明したSDPファイルのURIとすることができる。
他の実施形態では、HTTPリダイレクトはまた、ペイロードとしてセッション記述ファイルを包含することができる。これは、ペイロードの絶対URIを使用して及び/又は転送コードを使用して行うことができる。セッション記述ファイルがリダイレクトを行うために使用される場合、セッション記述ファイルをバージョン化することが望ましい。これは、拡張ヘッダを使用することによって又はメタデータエンベロープを使用することによって実施することができる。メタデータエンベロープは、セッション記述ファイルを封入するか又は参照し、バージョン化機構を提供する。この実施例では、ファイルのURLは、形式www.example.com/file/mp3のようなHTTPリダイレクトメッセージのヘッダに含むことができる。
図5は、ptmファイル修復セッションを開始するためにFLUTEのURI及びHTTPリダイレクト機構を使用する1つの方法の実施形態を示している。図5に示すように、FLUTEセッションの送信では、受信側は、完全なファイルを受信していないことを認識する場合がある。このような場合、受信側は、修復要求をHTTPサーバに送信することができる。HTTPサーバのアドレスは、FLUTEセッション中に送信した修復情報から受信側に既知である。修復要求の取得に応じて、HTTPサーバは、HTTPを使用するいくつかの個々のptp修復セッションではなく、FLUTEを使用するptmセッションを行う方がより効率的であると判断することができる。これは、受信した修復要求の数があまりにも多くHTTPサーバ自体が要求されたファイルを有していないなどのいくつかの理由のために行われるであろう。この場合、HTTPサーバは、リダイレクトをファイルのFLUTEのURIと共に受信側に送信することができる。HTTPサーバからのリダイレクトの取得に応じて、受信側は、「セッション要求」をFLUTEサーバに送信することができる。FLUTEサーバは、次に、「受信中」の潜在的に多くの受信側とptmFLUTEセッションを開始することができる。FLUTEとHTTPサーバは、別々のエンティティとすることができるが、依然として同じ物理的機械上に位置することができる。
セッション記述のために使用することができるSDPファイルの一例は、以下の通りである。
v=0
0=user123 2890844526 2890842807 IN IP6
2201:056D::112E:144A:1E24
s=File delivery session example
i=More information
t=2873397496 2873404696
a=source−filter:incl IN IP6*2001:210:1:2:240:96FF:FE25:8EC9
a=flute−tsi:3
a=flute−ch:2
m=application 12345 FLUTE/UDP 0
c=IN IP6 FF1E:03AD::7F2E:172A:1E24/1
m=application 12346 FLUTE/UDP 0
c=IN IP6 FF1E:03AD::7F2E:172A:1E30/1
この例示的なファイルは、受信側がFLUTEセッションに参加することができる方法を説明している。これは、送信側IPアドレス、セッションのチャンネル数、セッションの各チャンネルに対する宛先IPアドレス及びポート番号、セッションの「トランスポートセッション識別子(TSI)」、及びセッションの開始及び終了時間に関する情報を提供する。
図3は、本発明によるシステム5及び受信側装置20の一実施形態を示している。システム5は、送信側装置10、送信ネットワーク30、例えばIPネットワーク又は別の固定ネットワーク、無線ネットワーク又は固定及び無線(セルラー)ネットワークなどの組合せ、及び受信側装置20を含むことができる。受信側装置20は、例えば、携帯電話、衛星電話、携帯情報端末、「Bluetooth」装置、WLAN装置、DVB装置、又は他の類似の無線装置とすることができる。受信側20は、内部メモリ21、プロセッサ22、オペレーティングシステム23、アプリケーションプログラム24、ネットワークインタフェース25、及びNACK及び修復機構26を含むことができる。内部メモリ21は、プロセッサ22、オペレーティングシステム23、及びアプリケーションプログラム24に適合するように構成することができる。NACK及び修復機構26は、データ送信における紛失又はこま切れにされたデータに応じてNACK処理及び修復手順を有効にすることができる。受信側装置20は、ネットワークインタフェース25及びネットワーク30を通じて送信側装置10及び他の装置と通信することができる。
図4は、本発明による送信側装置10の一実施形態を示している。送信側装置10は、例えば、ネットワークサーバ又はファイル(又は媒体)配信を目的としたあらゆる適切な装置とすることができる。送信側装置10は、内部メモリ11、プロセッサ12、オペレーティングシステム13、アプリケーションプログラム14、ネットワークインタフェース15、送信及び修復機構16、及びデータ記憶装置17を含むことができる。内部メモリ11は、プロセッサ12、オペレーティングシステム13、及びアプリケーションプログラム14に適合するように構成することができる。送信及び修復機構16は、受信側装置20へのデータパケットの送信を可能にするように構成することができる。更に、それは、修復セッションでデータパケットの再送信を有効にするように設定することができる。受信側装置20に送信されるデータ及び再送信されるデータは、データ記憶装置17に記憶することができる。代替的に、データは、送信側装置10と同一場所に配置することができ、又はその外側の別の装置に記憶することができる。送信側装置10は、ネットワークインタフェース15及びネットワーク30を通じて受信側装置20及び他の装置と通信するように構成することができる。
紛失データの修復に関する手順は、ソフトウエアによって実行することができる。受信側装置20で記憶されてプロセッサ22で実行されるプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品は、送信セッションの受信側で手順を実行するために使用することができるが、送信側装置10に記憶されてプロセッサ12で実行されるプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品は、送信側で手順を実行するのに使用することができる。
本発明の実施形態を実施例又は論理的なレシーバ/サーバエンティティ及び受信側ユニットによって例証したが、修復要求及び修復応答(適切な場合)のためにその間を行く他のエンティティの使用も考えられており、本発明の範囲内と考えられる。このようなエンティティは、ファイアウォール、プロキシ、及び/又は許可サービスを提供することができる。
「図面」に例証して上述した例示的な実施形態が現時点では好ましいが、これらの実施形態は、単に例示的に与えられたことを理解すべきである。他の実施形態は、例えば、同じ作動を実行するための異なる技術を含むことができる。本発明は、特定的な実施形態に制限されず、特許請求の範囲及び精神に依然として該当する様々な修正、組合せ、及び置換に拡張される。
本発明の一実施形態によるポイント・ツー・マルチポイント送信シナリオを示すブロック図である。 本発明の実施形態による異なる紛失データ修復方法を示すブロック図である。 本発明によるデータ修復の方法の一実施形態を示す流れ図である。 本発明によるデータ修復の方法の別の実施形態を示す流れ図である。 本発明の一実施形態によるシステム及び受信側装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による送信側装置を示すブロック図である。 本発明による修復機構の一実施形態を示す図である。
符号の説明
10 送信側
20 受信側

Claims (47)

  1. ポイント・ツー・マルチポイント通信が可能なシステムにおけるデータ修復の方法であって、
    ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて送信側から複数の受信側にデータを送信する段階と、
    いずれかの予期されていたデータが受信されなかったかを判断する段階と、
    一部の予期されていたデータが受信されなかった場合、該予期されていたが受信されなかったデータが再送信されるように要求するデータ修復要求を前記送信側に送信する段階と、
    前記ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて前記送信側から前記要求されたデータを再送信する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記送信側が前記要求されたデータを再送信した後に、一部のデータが依然として受信されなかった場合、受信されなかったデータを予期していた特定の受信側に対してポイント・ツー・ポイント修復セッションを計画する段階と、
    前記ポイント・ツー・ポイント修復セッション計画に従って、ポイント・ツー・ポイントセッションを通じて前記特定の受信側にまだ受信されていないデータを送信する段階と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ポイント・ツー・ポイント修復セッションを計画する段階は、前記送信側が前記受信されなかったデータを再送信した後にある一定の期間にわたってポイント・ツー・ポイントデータ修復をランダム化するランダム化機構を指定する段階を更に含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. ポイント・ツー・ポイント修復セッションを計画する段階は、
    ポイント・ツー・マルチポイント修復が受信側に対して可能である場合には、前記ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じた前記送信側から前記受信側へのデータの最初の送信の終わりから始まる期間Xにわたってデータ修復要求を均一にランダム化する段階、及び
    そうでない場合には、前記ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じた前記送信側から前記受信側へのデータの前記最初の送信後にある一定の時間Yまで待ち、次に、期間Zにわたって前記データ修復要求をランダム化する段階、
    を更に含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. ポイント・ツー・ポイント修復セッションを計画する段階は、ポイント・ツー・ポイント修復が始まることになる時間を告知するために、前記送信側から前記複数の受信側にポイント・ツー・ポイント修復トークンを送信する段階を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記ランダム化機構は、前記複数の受信側に含まれた受信側の数を考慮するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 前記複数の受信側における受信側の数を判断する段階と、
    前記判断された受信側の数に基づいて、前記ランダム化機構に対する前記ランダム化の値を計算する段階と、
    を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記ランダム化の値を計算する段階は、前記判断された受信側の数に基づいてルックアップテーブルで該ランダム化の値を検索する段階を更に含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記データ修復要求を送信する段階は、前記複数の受信側の少なくとも1つがHTTPサーバに該修復要求を送信する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記HTTPサーバから前記少なくとも1つの受信側へのリダイレクトメッセージを受信する段階と、セッション要求をFLUTEサーバに送信する段階と、該FLUTEサーバとのFLUTEセッションを開始する段階とを更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記リダイレクトメッセージは、前記予期されていたが受信されなかったデータに対するFLUTEのURIを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記リダイレクトメッセージは、前記少なくとも1つの受信側が前記FLUTEセッションに参加することができる方法を示すセッション記述ファイルを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 前記リダイレクトメッセージは、前記少なくとも1つの受信側が前記FLUTEセッションに参加することができる方法を含むセッション記述ファイルのロケーションへの参照を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. データ修復要求に応答して、前記予期されていたが受信されなかったデータが再送信されることを要求している受信側は、セッション記述まで該セッション記述のロケータを使用してリダイレクトされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. データ修復要求に応答して、前記予期されていたが受信されなかったデータが再送信されることを要求している受信側は、セッション記述まで、リダイレクトメッセージペイロードとして該セッション記述を運ぶリダイレクトメッセージによってリダイレクトされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. データ修復要求に応答して、前記予期されていたが受信されなかったデータが再送信されることを要求している受信側は、該受信側が修復セッション又はセッション記述を引き続き発見することができる記述にリダイレクトされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. データ修復が可能なポイント・ツー・マルチポイント通信システムであって、
    ポイント・ツー・マルチポイント通信が可能な送信側装置と、
    前記送信側装置からデータを受信することができる複数の受信側と、
    を含み、
    前記送信側装置は、ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて前記複数の受信側にデータを送信するように構成されており、
    前記複数の受信側は、前記送信側装置によって送信されたデータを受信し、いずれかの予期されていたデータが受信されなかったかを判断し、受信されなかった場合には、該予期されていたが受信されなかったデータが再送信されるように要求するデータ修復要求を該送信側装置に送信して戻すように構成されており、
    前記送信側装置は、前記複数の受信側からのデータ修復要求を受信し、前記ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて該要求されたデータを再送信するように構成されている、
    ことを特徴とするシステム。
  18. 前記送信側装置は、前記要求されたデータの再送信後に前記複数の受信側とのポイント・ツー・ポイントデータ修復セッションを計画するように更に構成されており、前記送信側は、ポイント・ツー・ポイントセッションを通じて前記複数の受信側に予期されていたが受信されなかったデータを送信するように構成されていることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  19. 前記送信側装置は、ポイント・ツー・ポイントデータ修復を遅延するためにランダム化機構を指定するように更に構成されていることを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  20. 前記送信側は、前記ポイント・ツー・マルチポイントセッションに対する受信側の数を判断することができ、該判断された受信側の数に基づくランダム化機構を計算することができることを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  21. 前記送信側は、ポイント・ツー・ポイント修復が始まることになる時間を告知するために、前記複数の受信側にポイント・ツー・ポイント修復トークンを送信するように構成されていることを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  22. 前記ポイント・ツー・ポイント修復計画を判断するためのルックアップテーブルを更に含むことを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  23. HTTPサーバとFLUTEサーバを更に含み、
    前記データ修復要求は、該修復要求を前記HTTPサーバに送信する段階を含む、
    ことを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  24. 前記データ修復要求に応答して、前記HTTPサーバは、リダイレクトメッセージを少なくとも1つの受信側に送信し、該リダイレクトメッセージの受信に応答して、該少なくとも1つの受信側は、セッション要求を前記FLUTEサーバに送信し、該セッション要求に応答して、該FLUTEサーバは、該少なくとも1つの受信側とのFLUTEセッションを開始することを特徴とする請求項23に記載のシステム。
  25. 前記リダイレクトメッセージは、前記予期されていたが受信されなかったデータに対するFLUTEのURIを含むことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  26. 前記リダイレクトメッセージは、前記少なくとも1つの受信側が前記FLUTEセッションに参加することができる方法を示すセッション記述ファイルを含むことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  27. 前記リダイレクトメッセージは、前記少なくとも1つの受信側が前記FLUTEセッションに参加することができる方法を含むセッション記述ファイルのロケーションへの参照を含むことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  28. データ修復要求に応答して、前記予期されていたが受信されなかったデータが再送信されることを要求している受信側は、セッション記述まで該セッション記述のロケータを使用してリダイレクトされることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  29. データ修復要求に応答して、前記予期されていたが受信されなかったデータが再送信されることを要求している受信側は、セッション記述まで、リダイレクトメッセージのペイロードとして該セッション記述を運ぶリダイレクトメッセージによってリダイレクトされることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  30. データ修復要求に応答して、前記予期されていたが受信されなかったデータが再送信されることを要求している受信側は、該受信側が修復セッション又はセッション記述を引き続き発見することができる記述にリダイレクトされることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  31. ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて送信側から複数の受信側にデータを送信し、
    予期されていたデータが前記複数の受信側のいずれかで受信されなかったかを判断し、
    いずれかのデータが前記複数の受信側のいずれかで受信されなかった場合には、データ修復要求を作成し、
    前記ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて前記予期されていたが受信されなかったデータを前記複数の受信側に再送信する、
    ように構成されたコンピュータコード、
    を含むことを特徴とするコンピュータコード製品。
  32. 前記コンピュータコードは、前記予期されていたが受信されなかったデータの再送信後にポイント・ツー・ポイントデータ修復セッションを計画するように更に構成されていることを特徴とする請求項31に記載のコンピュータコード製品。
  33. 前記コンピュータコードは、前記ポイント・ツー・マルチポイントセッションに対する受信側の数を判断し、該判断された受信側の数に基づいて前記ポイント・ツー・ポイントデータ修復セッションを計画するように更に構成されていることを特徴とする請求項31に記載のコンピュータコード製品。
  34. ポイント・ツー・マルチポイント通信システムに使用するための送信側装置であって、
    ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて複数の受信側にデータを送信するための手段と、
    予期されていたが受信されなかったデータを要求するデータ修復要求を前記複数の受信側から受信するための手段と、
    ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて前記予期されていたがまだ受信されていないデータを再送信するための手段と、
    を含むことを特徴とする装置。
  35. 前記予期されていたがまだ受信されていないデータを再送信した後で前記複数の受信側とのポイント・ツー・ポイントデータ修復セッションを計画するための手段を更に含むことを特徴とする請求項34に記載の送信側装置。
  36. 前記送信側装置は、前記ポイント・ツー・マルチポイントセションを使用する受信側の数を判断するための手段を更に含み、
    前記送信側は、前記判断された受信側の数に基づいて前記ポイント・ツー・ポイントデータ修復セションを計画するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項34に記載の送信側装置。
  37. 送信側装置と、該送信側装置からデータを受信することができる少なくとも1つの受信側と、HTTPサーバと、FLUTEサーバとを含むシステムにおけるデータ修復の方法であって、
    一部の予期されていたデータが少なくとも1つの受信側によって受信されなかったと判断する段階と、
    前記少なくとも1つの受信側からHTTPサーバにデータ修復要求を送信する段階と、
    前記HTTPサーバから前記少なくとも1つの受信側にHTTPリダイレクトメッセージを送信する段階と、
    前記少なくとも1つの受信側からFLUTEサーバにセッション要求を送信する段階と、
    前記FLUTEサーバと前記少なくとも1つの受信側との間でFLUTEセッションを開始する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  38. 前記リダイレクトメッセージは、前記予期されていたが受信されなかったデータに対するFLUTEのURIを含むことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 前記リダイレクトメッセージは、前記少なくとも1つの受信側が前記FLUTEセッションに参加することができる方法を示すセッション記述ファイルを含むことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  40. 前記リダイレクトメッセージは、前記少なくとも1つの受信側が前記FLUTEセッションに参加することができる方法を含むセッション記述ファイルのロケーションへの参照を含むことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  41. 送信側装置と該送信側装置からデータを受信することができる少なくとも1つの受信側とを含むシステムにおけるデータ修復の方法であって、
    一部の予期されていたデータが少なくとも1つの受信側によって受信されなかったと判断する段階と、
    前記少なくとも1つの受信側からデータ修復要求を送信する段階と、
    データ修復要求に応答して、前記少なくとも1つの受信側をセッション記述に該セッション記述のロケータを使用してリダイレクトする段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  42. 送信側装置と該送信側装置からデータを受信することができる少なくとも1つの受信側とを含むシステムにおけるデータ修復の方法であって、
    一部の予期されていたデータが少なくとも1つの受信側によって受信されなかったと判断する段階と、
    前記少なくとも1つの受信側からデータ修復要求を送信する段階と、
    前記データ修復要求に応答して、前記少なくとも1つの受信側をセッション記述まで、リダイレクトメッセージペイロードとして該セッション記述を運ぶリダイレクトメッセージによってリダイレクトする段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  43. 送信側装置と該送信側装置からデータを受信することができる少なくとも1つの受信側とを含むシステムにおけるデータ修復の方法であって、
    一部の予期されていたデータが少なくとも1つの受信側によって受信されなかったと判断する段階と、
    前記少なくとも1つの受信側からデータ修復要求を送信する段階と、
    データ修復要求に応答して、前記少なくとも1つの受信側を該受信側が引き続き修復セッション又はセッション記述を発見することができる記述にリダイレクトする段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  44. ポイント・ツー・マルチポイント通信が可能なシステムにおけるデータ修復の方法であって、
    ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて送信側から複数の受信側にデータを送信する段階と、
    前記複数の受信側のいずれかが、受信されなかったデータを予期していたかを判断する段階と、
    前記ポイント・ツー・マルチポイントセッションを使用する受信側の数を判断する段階と、
    前記判断された受信側の数に基づいて、ランダム化機構に対するランダム化の値を計算する段階と、
    受信されなかったデータを予期していた前記複数の受信側のいずれともポイント・ツー・ポイント修復セッションを計画する段階と、
    前記計算されたランダム化の値に基づいて、前記ポイント・ツー・ポイントデータ修復セッションを遅延する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  45. ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて送信側から複数の受信側にデータを送信し、
    予期されていたデータが前記複数の受信側のいずれかで受信されなかったかを判断し、
    いずれかのデータが前記複数の受信側のいずれかで受信されなかった場合には、データ修復要求を作成し、
    前記ポイント・ツー・マルチポイントセッションに対する受信側の数を判断し、
    全ての予期されたデータを受信しなかった各受信側に対してポイント・ツー・ポイントデータ修復セッションを計画し、
    前記判断された受信側の数に基づいて、前記ポイント・ツー・ポイントデータ修復セッションを遅延する、
    ように構成されたコンピュータコード、
    を含むことを特徴とするコンピュータコード製品。
  46. ポイント・ツー・マルチポイント通信システムに使用するための送信側装置であって、
    ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて複数の受信側にデータを送信するための手段と、
    予期されていたが受信されなかったデータを要求するデータ修復要求を前記複数の受信側から受信するための手段と、
    前記ポイント・ツー・マルチポイントセッションを使用する受信側の数を判断するための手段と、
    を含み、
    全ての予期されたデータを受信しなかった受信側とのポイント・ツー・ポイントデータ修復セッションを計画するように構成され、かつ
    前記判断された受信側の数に基づいて前記ポイント・ツー・ポイントデータ修復セッションを遅延する、
    ことを特徴とする装置。
  47. データ修復が可能なポイント・ツー・マルチポイント通信システムであって、
    ポイント・ツー・マルチポイント通信が可能な送信側装置と、
    前記送信側装置からデータを受信することが可能な複数の受信側と、
    を含み、
    前記送信側は、ポイント・ツー・マルチポイントセッションを通じて前記複数の受信側にデータを送信するように構成されており、
    前記複数の受信側は、前記送信側装置によって送信されたデータを受信し、いずれかの予期されたデータが受信されなかったかを判断し、受信されなかった場合には、該予期されていたが受信されなかったデータが再送信されることを要求するデータ修復要求を該送信側装置に送信して戻すように構成されており、
    前記送信側は、前記ポイント・ツー・マルチポイントセッションに対する受信側の数を判断し、該判断された受信側の数に基づいてランダム化機構を判断するように構成されており、
    前記送信側はまた、受信されなかったデータを予期していた受信側とのポイント・ツー・ポイント修復セッションを計画するように構成されており、該ポイント・ツー・ポイント修復セッションは、前記ランダム化機構に基づいて遅延される、
    ことを特徴とするシステム。
JP2007506131A 2004-03-29 2004-10-01 マルチキャスト/ブロードキャストデータ配信のためのデータ修復強化法 Pending JP2007531458A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/813,343 US7536622B2 (en) 2004-03-29 2004-03-29 Data repair enhancements for multicast/broadcast data distribution
US61460204P 2004-09-30 2004-09-30
PCT/US2004/032414 WO2005104421A1 (en) 2004-03-29 2004-10-01 Data repair enhancements for multicast/broadcast data distribution

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007531458A true JP2007531458A (ja) 2007-11-01

Family

ID=35197338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007506131A Pending JP2007531458A (ja) 2004-03-29 2004-10-01 マルチキャスト/ブロードキャストデータ配信のためのデータ修復強化法

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP1730870B1 (ja)
JP (1) JP2007531458A (ja)
KR (1) KR100883576B1 (ja)
CN (1) CN1957554B (ja)
AT (1) ATE477632T1 (ja)
AU (1) AU2004318925B2 (ja)
BR (1) BRPI0418723B1 (ja)
CA (1) CA2561712C (ja)
DE (1) DE602004028665D1 (ja)
WO (1) WO2005104421A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011109456A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Ntt Docomo Inc 通信放送連携システム
JP2015531185A (ja) * 2012-07-09 2015-10-29 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ブロードキャスト配信の間の情報を分配するための方法および構成

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100979364B1 (ko) * 2005-11-24 2010-08-31 지티이 코포레이션 자동 교환 광통신망에서 다중송출 서비스 접속의 보호 및 복원 방법
US8595581B2 (en) 2006-04-11 2013-11-26 Thomson Licensing Data reception method, repair method and corresponding terminal
US20110044223A1 (en) * 2006-08-23 2011-02-24 Electronics And Telecommunications Research Institute Mbms data transmission and receiving in packet based on cellular system
CN101001162A (zh) * 2006-08-23 2007-07-18 华为技术有限公司 一种生成文件修复请求消息的方法及客户端
KR100885189B1 (ko) * 2007-04-25 2009-02-24 프롬투정보통신(주) 핸드쉐이킹을 이용한 무전기의 고신뢰 데이터 통신 방법
US8154988B2 (en) * 2007-12-06 2012-04-10 Cisco Technology, Inc. Delivery of streams to repair errored media streams in periods of insufficient resources
TWI486040B (zh) 2008-10-10 2015-05-21 Thomson Licensing 在接收器要求失落符號之方法及其接收器
CN101827308B (zh) * 2009-03-05 2012-08-29 中国移动通信集团公司 Mbms文件片的发送方法、传输系统及业务服务器
EP3096496B1 (en) 2009-12-17 2018-03-14 Intel Corporation Method and system for facilitating one-to-many data transmissions with reduced network overhead
CN102098149A (zh) * 2011-03-28 2011-06-15 东南大学 一种无线多播中的本地协作方法
EP2878098B1 (en) * 2012-07-27 2018-11-21 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) User equipment node, server node and methods performed in such nodes for performing file repair procedure
CN102916837B (zh) * 2012-10-19 2016-06-29 北京迈伦斯科技有限公司 一种分层结构的数据修复方法及实现该方法的节点设备
WO2014179914A1 (zh) * 2013-05-06 2014-11-13 华为技术有限公司 光突发网络中处理信号的方法和节点
CN105337923B (zh) * 2014-05-26 2019-07-12 腾讯科技(北京)有限公司 数据分发方法和系统及数据发送装置和数据接收装置
WO2016101213A1 (zh) * 2014-12-25 2016-06-30 华为技术有限公司 一种文件修复的方法、相关装置及系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61210745A (ja) * 1985-03-14 1986-09-18 Nec Corp 同報通信方式
JPH06252897A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Nri & Ncc Co Ltd 同報ファイル転送方法およびシステム
JP2001103060A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Toshiba Corp 無線通信システム、無線通信方法、無線基地局、および無線端末局
WO2002056549A1 (fr) * 2001-01-12 2002-07-18 Graphin Co., Ltd. Dispositif de communication et procede de communication
JP2003124875A (ja) * 2001-10-18 2003-04-25 Ntt Docomo Inc 情報配信方法及びシステム、並びにマルチキャストサーバ、プログラム、及び記録媒体
JP2003273925A (ja) * 2002-03-15 2003-09-26 Fujitsu Access Ltd 情報伝送システム及び伝送制御方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100366295B1 (ko) * 1999-06-04 2002-12-31 한국전자통신연구원 연속 미디어 처리용 신뢰 멀티캐스트 데이터 전송 방법
US6577599B1 (en) * 1999-06-30 2003-06-10 Sun Microsystems, Inc. Small-scale reliable multicasting
US6275859B1 (en) * 1999-10-28 2001-08-14 Sun Microsystems, Inc. Tree-based reliable multicast system where sessions are established by repair nodes that authenticate receiver nodes presenting participation certificates granted by a central authority
WO2002037763A1 (fr) * 2000-11-06 2002-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Emetteur, recepteur, et procede de distribution de donnees radiodiffusees

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61210745A (ja) * 1985-03-14 1986-09-18 Nec Corp 同報通信方式
JPH06252897A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Nri & Ncc Co Ltd 同報ファイル転送方法およびシステム
JP2001103060A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Toshiba Corp 無線通信システム、無線通信方法、無線基地局、および無線端末局
WO2002056549A1 (fr) * 2001-01-12 2002-07-18 Graphin Co., Ltd. Dispositif de communication et procede de communication
JP2003124875A (ja) * 2001-10-18 2003-04-25 Ntt Docomo Inc 情報配信方法及びシステム、並びにマルチキャストサーバ、プログラム、及び記録媒体
JP2003273925A (ja) * 2002-03-15 2003-09-26 Fujitsu Access Ltd 情報伝送システム及び伝送制御方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011109456A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Ntt Docomo Inc 通信放送連携システム
JP2015531185A (ja) * 2012-07-09 2015-10-29 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ブロードキャスト配信の間の情報を分配するための方法および構成
JP2018107818A (ja) * 2012-07-09 2018-07-05 テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) ブロードキャスト配信の間の情報を分配するための方法および構成
US10511997B2 (en) 2012-07-09 2019-12-17 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and arrangement for distributing information during broadcast delivery
US11089508B2 (en) 2012-07-09 2021-08-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and arrangement for distributing information during broadcast delivery

Also Published As

Publication number Publication date
EP1730870A4 (en) 2008-03-26
AU2004318925B2 (en) 2010-02-18
CN1957554B (zh) 2012-05-30
EP1730870B1 (en) 2010-08-11
BRPI0418723A (pt) 2007-09-11
DE602004028665D1 (de) 2010-09-23
CA2561712C (en) 2014-03-25
BRPI0418723B1 (pt) 2018-10-16
ATE477632T1 (de) 2010-08-15
BRPI0418723A8 (pt) 2016-04-05
AU2004318925A1 (en) 2005-11-03
WO2005104421A1 (en) 2005-11-03
CN1957554A (zh) 2007-05-02
EP1730870A1 (en) 2006-12-13
KR100883576B1 (ko) 2009-02-13
CA2561712A1 (en) 2005-11-03
KR20070010037A (ko) 2007-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7536622B2 (en) Data repair enhancements for multicast/broadcast data distribution
CA2770432C (en) Identification and re-transmission of missing parts
KR100831654B1 (ko) 멀티캐스트 및 브로드캐스트 전송을 관리할 수 있는시스템에서 데이터 복구 방법
US20050216472A1 (en) Efficient multicast/broadcast distribution of formatted data
EP1552649B1 (en) Multicast data transfer
JP2007522750A5 (ja)
AU2004318925B2 (en) Data repair enhancements for multicast/broadcast data distribution
MXPA06011288A (en) Data repair enhancements for multicast/broadcast data distribution
MXPA06008486A (es) Identificacion y retransmision de partes perdidas
MXPA06009229A (es) Metodo de reparacion de datos en un sistema capaz de manejar transmisiones de multidifusion y radiodifusion

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100531

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100827

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100903

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110214