JP2007529985A - リニア発電機の効率を上げるための回路 - Google Patents

リニア発電機の効率を上げるための回路 Download PDF

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Abstract

リニア発電機(LEG)が、距離d1に沿って並べられたインダクション・コイル・アセンブリ(ICA)のコイルの区分、およびd1よりも短い長さd2の永久磁石アセンブリ(PMA)をコイルに沿って通過させることでPMAに近接したコイル内に電圧と電力を発生させるための装置を含む。励起されないコイルが負荷になることまたは出力電力ラインの間で生じた電圧を浪費することなく、励起されたコイルの両端に生じる電圧を出力電力ラインへと結合させるために一方向導通素子がコイルと出力電力ラインとの間に接続される。

Description

本出願は、その教示が本願明細書に参照で組み入れられる2004年3月16日に提出された「Wave Energy Converters(WECs)with Linear Electric Generators(LEGs)」という表題の米国仮特許出願番号60/553,666号から優先権を主張するものである。
本発明はリニア発電機(LEG)およびその効率を向上させるための回路に関する。
知られているLEGに伴なう問題は先行技術の図1および2を参照すると最もよく説明されることが可能である。図1および2に示されるように、LEGは長いステータ(例えば長さd1のインダクション・コイル・アセンブリ24)および長さd2の比較的短い永久磁石アセンブリ22を有するように構成されることが可能である。永久磁石アセンブリ22がインダクション・コイル・アセンブリ24に相対して移動するとき、電圧(および、もしも負荷がコイル・アセンブリの両端に接続されれば電流)がコイル・アセンブリに誘導される。長い永久磁石アセンブリと短いインダクション・コイル(ステータ)アセンブリを備えたそれらと比較したときにコイルが磁石よりもはるかに長く作られたシステムの利点はインダクション・コイル・アセンブリの巻き線を静止型に保つ能力を含む。そのようなシステムの別の利点は、比較的単純な受動性永久磁石緩衝器/ブレーキの使用を長いコイルと短い磁石が可能にする(例えば、受動性の緩衝器もしくはブレーキを形成するために永久磁石の行程の端部に導電性のプレートを置くことによって受動性緩衝器が形成されることが可能である)ことである。比較的短い永久磁石を有することのさらに別の利点は、大きくかつ長い磁石は大量の屑を引き寄せ易いという点で危険性を呈するということである。
図1および2に示される構造は多くの利点を有するが、長いインダクション・コイル・アセンブリと比較的短い永久磁石アセンブリを有する知られているリニア発電機に伴なう問題は、コイル内で発生した電流が図1に例示されるようにステータ内のコイル・アセンブリ全体(すなわちすべてのコイル)を通って過ぎる(流れる)必要があることである。コイルから導き出される有用な電圧は永久磁石アセンブリに直接向き合って極めて近くにあるコイルもしくはコイル区分から得られる。この有用な電圧はコイルを通って流れる電流を誘発する。永久磁石アセンブリ(PMA)に隣接しない(もしくは直接向き合わない)ステータ・コイルの部分および磁石アセンブリと相互作用しないそれらは追加の電流の発生を促進せず、(コイルの抵抗およびインダクタンスのせいで)コイル内に電圧降下を生じさせる。電圧(電流)の発生に寄与しないコイルの抵抗/インピーダンスに起因する電圧降下は結果として、LEGによって作り出される電力の大幅な損失につながる。
米国仮特許出願番号60/553,666号 David B.Stewartら「Coil Switching Circuit for Linear Electric Generator」
この問題に対して提案された解決策は、本出願と同時に提出され、かつ出願番号__を有し、かつ本出願と同じ譲受人に譲渡され、その開示が本願明細書に参照で組み入れられる「Coil Switching Circuit for Linear Electric Generator」という表題のDavid B.Stewartらの係属出願に示され、かつ考察されている。コイルのスイッチングの出願は、LEGのインダクション・コイル・アセンブリ(ICA)のうちの選択されたコイル区分だけをLEGの出力ラインの間に結合させるためのスイッチ配列の使用を教示している。この選択された区分は通過するPMAに最も近いICAのコイル区分を含む。提案された解決策の欠点は、活性のコイルをLEGの出力ラインに連結するためのスイッチおよび不活性のコイルを外すかまたはバイパスするためのスイッチの使用を必要とすることである。スイッチ配列を使用するシステムの適切な運転に関して、ICAに相対したPMAの位置を感知して定常的にスイッチをオンオフ切り換えすることで事実上望ましいコイルだけが回路内で接続されることを保証するための位置センサおよび/または他の適切な手段が必要とされる。この欠点は本発明を具現化する回路およびシステムの中で克服される。
本発明を具現化するリニア発電機(LEG)システムは(a)長さに沿ってインダクタンスと抵抗を示す複数のコイルを備えて長さd1に沿って直線的に配置されたインダクション・コイルのN個の区分を有する「タップ引き出し型」構造または「分節化」構造として知られているどちらかのタイプであることが可能なインダクション・コイル・アセンブリ(ICA)、(b)d1よりも短い長さd2の永久磁石アセンブリをICAに沿って、かつその上を通過させることでPMAに近接したコイルの両端に電圧を発生させるための装置、および(c)インダクション・コイルの区分とLEGの第1および第2の出力点との間に連結されることにより、通過するPMAによって活性にされたコイル区分を自動的に第1および第2の出力点へと連結しながらその一方で不活性のコイル区分を第1および第2の出力点への連結から分離もしくは分断する一方向性の導通手段を有する。
本発明の一実施形態では、各々のコイルは第1および第2の端子を有し、各々のコイル端子は第1のダイオードを介して第1の出力ラインへと連結され、かつ第2のダイオードを介して第2の出力ラインへと連結される。通過するPMAに起因してコイルによって作り出されるエネルギーを集めるために中枢のエネルギー貯蔵素子が第1および第2の出力ラインに連結される。
本発明の別の実施形態では、各々のコイル区分について第1および第2の出力ラインがあり、別々のエネルギー貯蔵素子が各々のコイル区分に設けられることで付随するコイルによって作り出されるエネルギーを貯蔵する。すべてのコイル区分のエネルギー貯蔵素子はサンプリング回路を介して中枢のエネルギー貯蔵素子へと選択的に連結される。本発明を具現化するLEGはWECとの使用に極めて適している。
添付の図面の中で、類似した参照文字は類似した構成要素を示す。
本発明を具現化するリニア発電機(LEG)の様々な特徴および構造が図3〜10に示されている。これらの図では、説明を簡単にするために3つの考え得る電気的相のうちの1つだけが示されている。しかしながら、本装置が1つまたは複数の相(例えば三相)を含み得ること、かつ通常では含むであろうことは理解されるはずである。本発明を具現化するリニア発電機の1つの用途は、水域に置かれ、電気エネルギーを作り出すために水域の波の運動に応答する素子(例えばシャフト3および外郭構造5)を有する波力エネルギー変換器(WEC)の中のパワー・テイクオフ(PTO)装置である。しかしながら、本発明を具現化するLEGがいずれかの他の適切な用途に使用されることが可能であることは理解されるはずである。
図に示されるように、本発明を具現化するLEGは小さい空隙で隔てられた永久磁石アセンブリ(PMA)30とインダクション・コイル・アセンブリ(ICA)20を有する。この応用例ではPMA30の長さ(d2)がICA20の長さ(d1)よりも短いことが想定されている。本発明を具現化するWECでは、図4Aおよび4Dに示されるようにPMA30がシャフト3と外郭構造5のうちの一方に取り付けられる(または装着される)ことが可能であり、ICA20がシャフト3と外郭構造5のうちの他方に取り付けられ(または装着され)、かつそれに沿って並べられることが可能である。本発明を具現化するシステムではシャフトまたは外郭構造が他方に相対して移動することが可能であり、あるいは両方が互いに相対して移動することが可能である。
PMA30は、通常、強磁性材料構造体(例えばスチール)の表面上に装着された「N」と「S」に分極した磁石の多数の対で構成され、磁極は空隙の線に対して直角に配向させられる。これらの磁石は磁気的な「極対」を有する。磁気回路は一対の磁石、「空気の」隙間、ステータ・ヨーク、および磁石受け板で構成されることが可能であり、後者の2つの品目は強磁性材料で構成される。
PMA30はまた、強磁性のヨークに「埋め込まれた」NとSに分極した磁石の多数の対で構成されることも可能である。このケースでは、N極とS極は空隙に対して平行に配向させられる。そのようなケースでは、磁気回路は磁石、2つの空隙交差、および強磁性磁石とステータ・ヨークで構成されることが可能である。しかしながら、いずれかの他の適切なPMA構造が本発明を実践するために使用されることが可能であることに留意すべきである。
本発明を実践するために使用されるインダクション・コイル・アセンブリ(ICA)20は図3Aに示されるような「タップ引き出し型」コイル構造20a、または図3Bに示されるような「分節化」コイル構造20bのどちらかを有することが可能である。図3Aおよび3Bは、「タップ引き出し型」コイル構造20a(図3A)および「分節化」コイル構造20b(図3B)の使用法を具体的に示す単純化された図式的表現である。2つの出力端子(TR1、TR2)の間に直列に接続されるコイルの列(L1〜LN)を有するタップ引き出し型構造では、各々のコイル(Li)は第1と第2の端部を有し、最初と最後のコイルを除いて各々のコイルの一方の端部は先行するコイルの一方の端部へと固定して接続され、各々のコイルの他方の端部は次の続きのコイルの一方の端部へと固定して接続される。分節化構造では、各々のコイル(Li)は自在に接続されることが可能な2つの端子(Xi1、Xi2)を有する。本発明を具現化するシステムでは、(概してICA20として識別される)ICAは支持用部材(例えば外郭構造またはシャフト)の長さに沿って直線的に並べられることが可能である。
一対の「N」と「S」に分極した磁石からの磁束が空隙を介してコイル区分へと結合させられる。各々のコイル区分の長さはこれらの磁極対のうちの1つの長さに等しいことが可能である。PMAはいくつかの磁極対で構成され、かつコイル区分1つ未満、1つ、または1つを超えて延びることが可能である。
本発明を具現化するLEGシステムでは、永久磁石アセンブリ(PMA)30は隙間によって隔てられたICAの上をICAに沿って通り過ぎることでICA内に電圧を発生させる。電圧発生システムの基本的動作は以下のように述べられることが可能である。自然に生じる力(例えば海洋の波)に応答してPMA30がICAに相対して、かつそれに沿って移動するように推進されると想定する。PMA30が、小さい空隙によって隔てられるコイルに沿って移動するとき、磁束に変化が作り出される。磁石の移動によって引き起こされる磁束変化は磁石の付近の(近接した)コイル内に電圧を誘導し(e=Ndφ/dt)、これらのコイルは本願明細書および添付の特許請求項の中で「活性の」コイルもしくは「励起された」コイルとも称される。各々の個別の活性コイルに誘導される電圧の振幅および周波数はコイルに相対した(複数の)磁石のスピードおよび磁石−コイル結合特性の関数である。外部負荷が「活性の」コイルもしくは複数コイルの両端に接続されると電流がコイルおよび(複数の)コイルの間に接続された負荷を通って流れる。図10に例示されるように、PMA30に近接していないコイルの両端に生じる有用な電圧が殆どないかまたは少しもないことに留意すべきである。
PMAが(複数の)コイルの上を通り過ぎるときの磁束変化の結果として(複数の)コイルのうちの「活性の」区分の両端に発生する電圧が通常は交流型(AC)電圧であろうことにもやはり留意すべきである。作り出される変化電圧の性質は、作られた電圧の効率的な捕捉と利用に重大な問題を提示する。既に言及したように、これらの問題は本発明を具現化する回路およびシステムの中で克服される。
図4Aは単純化されたやや概略的なセミブロック図であって、WECのシャフト3に取り付けられた永久磁石アセンブリ(PMA)30およびタップ引き出し型コイル・アセンブリICA20aの8個のコイル区分(L1〜L8)が外郭構造5の一方の側面の長さに沿って直線的にレイアウトされ、分節化されたインダクション・コイル・アセンブリ(ICA)20bの8個のコイル区分(L1〜L8)が外郭構造5の他の側面の長さに沿って直線的にレイアウトされることを示している。これは、タップ引き出しまたは分節化構造を使用して本発明が実践されることが可能であることを例示するために為され、図4Aでは各々のコイル(Li)は2つの端部(Xi1、Xi2)が初期にいずれの他の素子からも外され、設計者によって選択されるいずれの点にも自由に接続されるようにされる。PMA30が或るコイル区分(例えばL3とL4)の傍を通り過ぎるとき、それらのコイル区分に電圧が誘導される。電圧が誘導されるコイルは「活性化されている」または「励起されている」と称される。PMA30に近接していないコイル区分には、もしもあれば極めてわずかの電圧が誘導される。コイルがPMA30から離れるにつれて、そのコイルに誘導される電圧は一層無視し得る。
図4Aはまた、外郭構造5の長さに沿って直線的にレイアウトされたタップ引き出し型コイル・アセンブリ(ICA)20aの8個のコイル区分(L1〜L8)も示している。このICA20aの構造では、複数のコイルが端と端で接続される。この図示は、タップ引き出し型構造または分節化構造のいずれを使用しても本発明が実践され得ることを実証することを目的とされている。
先行技術の仕組みとは対照的に、本発明を具現化するシステムおよび回路ではコイル区分(ICA20a、20b)の出力部に作り出される電圧は整流回路網111を介して出力ライン310、312へと連結され、整流回路網111の両端に電力変換器520が接続される。整流回路網111は、1つまたは複数の負荷が接続されることが可能な出力ライン(例えば310、312)への導通経路を供給する一方向性導通素子(例えば整流器またはダイオード)で構成されることが可能である。
図4Aの回路では、分節化構造のうちの各々のコイルLiが2つの出力ノード(端部または端子)Xi1およびXi2を有する。以下の検討をさらによく理解および評価するために、もしもコイルが適切に、もしくは正しく相互接続されなければ、多数のコイルが出力ラインの間に並列に接続されてコイルのうちのいくつかが通過するPMA30に近接するせいで「励起され」、いくつかの(実際には殆どの)コイルがPMA30から遠いことが原因で「励起されない」とき、励起されない、もしくは不活性のコイル(PMA30から物理的に遠いそれら)は活性化もしくは励起されたコイルによって作り出されたエネルギーを分流または浪費する低インピーダンスの経路としてはたらくか、または発生したエネルギーの多くを浪費させる直列のインピーダンスとして作用するかのいずれかである。
図4Aでは、ICA20bの各々のコイル区分の2つの端部は選択されるいずれの回路へも自在に接続される。図5Aは、PMA30がコイルを横切って移動するときに各々のコイルの両端に作り出される正弦曲線の電圧が完全に捕捉されるように、かつ励起されないコイルが励起されたコイルの重荷にならないように図4AのICA20bのコイルを出力ライン310および312へと相互接続するための整流回路111の部品類を示している。コイルの上を通るPMA30のせいでコイル内に誘導されるAC電圧の全波整流を提供するように各々のコイル(Li)が4ダイオードのブリッジの中点の間に事実上接続されることを例示するために、図5AのICA20bと整流回路網が図5Bに概略で示されるように描き直されることが可能であることに留意すべきである。
各々のコイル(Li)に関して、(a)ダイオードDi1はそのアノードを端子Xi1へ、そのカソードをライン310へと接続され、(b)ダイオードDi2はそのアノードをライン312へ、そのカソードをノードXi1へと接続され、(c)ダイオードDi3はそのアノードをノードXi2へ、そのカソードをライン310へと接続され、(d)ダイオードDi4はそのアノードをライン312へ、そのカソードを端子Xi2へと接続される。図5Aおよび5Bの構成については、コイルの両端に誘導される電圧の方向に関係なく従来の電流が流れ、それにより、ライン310の電圧がライン312の電圧に相対して正となることを保証するように極性を決められる1コイル当たり4つのダイオードがある。
図5Aまたは5Bを参照すると、例えばコイルL1を横切って通り過ぎるPMA30がノードX12での電圧よりも大きい電圧をノードX11に生じさせると、電流I1がライン312からダイオードD14、コイルL1、およびダイオードD11を介してライン310およびその後にRLへと流れ、RLを通ってライン312へと戻る。この電圧/電流はライン310の電圧をライン312の電圧よりも正にさせる。ライン310と312との間でその他のコイルを相互接続するダイオード回路網が逆バイアスされ、励起されないコイルを通る電流の流れ(無視し得るリーク電流を除く)を阻止することに留意すべきである。したがって、コイルとPMA30との間の相互作用に起因して望ましい電圧を作り出す活性のコイルを短絡する低インピーダンスの経路は存在しない。
同様に、X12の電圧がX11の電圧よりも大きくなるようにPMA30がコイルの両端に電圧を誘導すると、電流I2がライン312からダイオードD12を介してコイルL1を通り、その後ダイオードD13を通ってライン310へと入り、その後、負荷RLへと流れる。
このようにして、ICA20に相対したPMA30の運動の方向に関係なく、かつICA20に相対したPMA30の位置に関係なく、コイルの両端に誘導される電圧は集められ、説明を容易にするために図5Aに負荷520として例示され、図5BにRLとして例示される電力変換器へと供給される。PMA30がコイルに沿って下(または上)に移動するとき、各々のコイルが順々に励起され、電圧と電流を負荷へと供給するであろう。各々のコイルから集められた電圧と電流はその後、別のシステムまたはモータを含めたいずれかの機械といった最終的な負荷にエネルギーを供給するために処理される。
図6は、分節化ICA20の各々のコイル区分内で発生した電力を獲得するための別の本発明の実施形態を例示している。図6では、各々のコイル区分(Li)はその独自の全波整流回路網(Di1、Di2、Di3、Di4)を介してその独自の局所負荷(Ci)へと接続され、これらの負荷は本図では容量性貯蔵素子で示される。各々のコイル区分(Li)はそれ独自の出力部(Oi1、Oi2)を有する。このようにして図6では、各々のコイル区分は他のいずれのコイル区分からも物理的かつ電気的に隔てられ、独立して処理されることが可能である。そのとき各々のコイル区分は独立した発電機として機能することが可能であり、その発電能力は他のいずれかのコイル区分の作用および出力によって影響されない。
各々のコイルがその独自の出力部を有する図6の構成は図5Aおよび5Bの回路で起こり得る問題を回避することを目的とされる。図5Aおよび5Bでは、もしも或る活性のコイル区分が隣りのコイル区分よりも大きい電圧を作り出すと、隣りのコイル区分の結合ダイオードを逆バイアスさせ、隣りのコイル区分がその誘導される電圧を負荷の両端に印加および/または供給するのを妨げる。したがって、図6では各々のコイル区分はその独自の負荷または貯蔵素子(例えばCi)へと連結され、これがその対応するコイル区分によって作り出されたエネルギーを貯蔵することが可能である。各々のコイル(Li)への整流回路の接続に起因して、各々の局所的貯蔵素子(Ci)の両端に作り出される出力電圧(VOi)は直流(dc)タイプの電圧であろう。
図7は、図6のコイルの分離型貯蔵素子の出力電圧(VOi1、VOi2)がサンプリングされ、抵抗RLと容量CTを有することが可能な中枢の貯蔵および負荷素子520へと供給されることが可能であることを例示している。図7では、例えば、分離型コイル区分(図6もやはり参照)のマイナス側の出力端子(Oi2)は共通して出力電力ライン312へと接続される。各々のコイル区分のプラス側の出力端子(Oi1)は、絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(IGFET)(または係属出願で検討されているいずれかのタイプのスイッチを含むことが可能であるいずれかの適切なスイッチ)であることが可能なスイッチ(Fi)の一方の側へと接続される。各々のスイッチFiの他方の側は、回路Kiを介して出力電力ライン310へと接続されて示される。個々の貯蔵素子Ciの両端に生じた電力の電力装置520内の中枢貯蔵素子CTへの移送を達成するために、スイッチFiは負荷スイッチ制御回路161によってサンプリング(オンオフ切り換え)されることが可能である。すなわち、各々のトランジスタ・スイッチFiの主導通経路(ソースからドレインへ)がコイル出力部(Oi)と回路(Ki)との間に接続され、各々のFiのゲートが、各々のコイル区分から中枢の負荷への電力の移送を達成するために選択的にスイッチFiをオンおよびオフに切り換えるスイッチ制御回路網161へと連結される。
この回路配列は、各々のコイルとPMAとの間で発生した電力すべてが捕捉されることを保証し易い。これは、コイルもしくは複数のコイルを出力ラインに連結するように機能する2つのダイオード内での電力損失および他のスイッチング損失が最小限であることを仮定している。このようにして、各々のコイルのキャパシタは選択的にサンプリングされることが可能であり、その内容は中枢の貯蔵素子へと移送される。
場合によっては、容量性貯蔵素子は図8(および図5Aと5B)に示されるような共通の負荷を形成するように並列に直接接続されることが可能である。図8では、ICA20のコイル区分(L1〜L8)は共通に接続された端部の端子を有する隣り合うコイルと端と端で接続されて示される。この構成は分節化された構造のコイルを端と端で接続すること、またはタップ引き出し型構造で出発することによって達成されることが可能である。いずれにせよ、そのように接続されるとコイルの構成は上記で検討されたような「タップ引き出し型」構造と同等であり、そのように称されることが可能である。すなわち、L1の第2の端子X12がL2の第1の端子X21へと接続され、L2の第2の端子X22がL3の第1の端子X31へと接続される等々である。各々のコイル区分Liは4ダイオードの全波整流回路網を介して出力電力端子310と312との間に接続されて示される。この構成に関すると、隣り合うコイル区分は2つのダイオード(例えば171と172)を共有する。この構成に関すると、ダイオードの数が削減されることが可能であり、ダイオードの合計数はコイル区分の数を2倍した数に2を加えた数に等しい。これは、図5A、5B、および6のコイル構成に関する1コイル当たり4個のダイオードに匹敵する。
図5Aおよび5Bのそれと比較したときにこの回路構成は、すべての「励起された」または「活性の」コイル区分が、個々のコイルの電圧が「同相」もしくは殆ど同相である(すなわち励起された各々の回路の電圧が同時に上昇し、同時に下降する)ことを前提にすると個々のコイル電圧に関係なく出力ライン310および312への電圧と電力に寄与するという利点を有する。
図8を参照すると、例えばコイルL1とL2を横切って通り過ぎるPMA30がこれらのコイルを「活性」にさせ、ノードX11の電圧をノードX12の電圧よりも大きくさせ、かつX12/X21の電圧をノードX22の電圧よりも大きくさせると、電流I1がライン312からダイオードD24、コイルL2、コイルL1、およびダイオードD11を介してライン310へと流れ、その後、電力変換器520(または図5AにあるようなRL)へと入り、電力変換器を通してライン312へと戻る。この電圧/電流がライン310の電圧をライン312の電圧よりも正にさせる。コイルL1およびL2に接続された他のダイオード(ダイオードD12、D13、D21、D14、D22、D23、およびD31)がこれらの活性コイル上の電圧の極性のせいで逆バイアスされ、したがって、これらの逆バイアスされたダイオードを通る感知可能ないずれの電流の流れも阻止することに留意すべきである。ライン310と312との間で他のコイルを相互接続するダイオード回路網が逆バイアスされ、(無視し得るリーク電流を除いて)励起されていないコイルを通る電流の流れを阻止することにもやはり留意すべきである。したがって、活性のコイルおよびPMA30を短絡する低インピーダンスの経路は存在しない。
同様に、X12/X21の電圧がX11の電圧よりも大きくなり、かつX22の電圧がX21の電圧よりも大きくなるようにPMA30が2つのコイル(例えばL1とL2)の両端に電圧を誘導すると、電流I2がライン312からダイオードD12を介してコイルL1、コイルL2、およびダイオードD23を通ってライン310へと入り、その後、負荷の電力変換器520へと流れる。上記のように、他のコイルを相互接続するダイオード回路網は逆バイアスされ、短絡経路は存在しない。このようにして、複数の活性コイルに誘導される電圧が互いと「同相」である限り、誘導される電圧は互いに直列状に加算されて発電に貢献するであろう。これは2つのコイルに関して説明されてきたが、2つを超えるコイルにもこれが当てはまることは理解されるはずである。
図9は、各々のコイル区分が他から電気的に独立し、かつ図5(および図7)の回路の構成と同様に機能することが可能となるように、「タップ引き出し型」コイル構造にコイルが構成されるICAが操作されることが可能であることを例示している。例を挙げると、図9に示されるようないずれかの「タップ引き出し型」コイル構造については、隣り合うコイル[例えばLiとL(i+1)]が共通のノード[例えばXi2とX(i+1)1]を共有する。各々のコイルがその独自の独立型出力部(Oi1)を有することが可能であり、各々のコイル端子(Xi1、Xi2)がその独自のダイオード(Di1、Di3)を介して出力部Oi1へと接続されることが可能である。これはまた、各々のコイル端子と他方の出力端子Oi2との間でも為されることが可能である。しかしながら、共通して接続されたすべてのコイルの1つの出力ライン(例えばOi2)を有することが概してさらに効率的である。図9の「タップ引き出し型」構造の動作は図6および7に関して示されたそれと同様であろう。
図10は本発明を具現化するLEGの動作を説明することに役立つ典型的な波形を示している。波形AはWECでおそらく遭遇される可能性の高いPMA30の正弦曲線の運動を示唆している。波形B、C、D、E、F、およびGはPMAがコイルの上もしくは近辺を通り過ぎるときに個々のコイルの両端に作り出される電圧を例示している。
図10の波形Hは、本発明を具現化する一方向性のコイル結合が使用されるときに電力端子(310、312)の間に見られる複合もしくは合計の電圧を表わす。すなわち、「活性の」コイルが2つの順方向バイアスされたダイオードを介して出力ライン310と312に接続され、その一方で「不活性の」コイルは少なくとも1つの逆バイアスされたダイオードによって出力ラインから接続を外される。図10の波形Iは、図1に示されたタイプの構成に関して電力端子の間に見られる、先行技術による複合の電圧を表わす。励起されたコイルだけが2つのダイオードを介して出力電力ラインに連結されるときに電力端子(310、312)の間で作り出される電圧(例えば波形H)は、すべてのコイルが電力ラインの間に直列に接続されるときの波形Iに示されるそれよりも大きな振幅である。このようにして波形HとIの比較は、本発明を具現化するシステム内で作り出される電圧の振幅が図1の先行技術によるシステムで得られるそれよりも大幅に大きいことを示している。したがって、本発明による複数のコイルの「受動性の」結合で重大な恩典が得られる。
先行技術によるリニア発電機(LEG)の永久磁石アセンブリとコイル・アセンブリを例示する概略図である。 先行技術によるLEGの永久磁石アセンブリとインダクション・コイル・アセンブリを例示する図である。 本発明の実践に使用するための「タップ引き出し型」インダクション・コイル・アセンブリを概略で表わす図である。 本発明の実践に使用するための「分節化」インダクション・コイル・アセンブリを概略で表わす図である。 WECの中で本発明を具現化するLEGの装着法を例示する図である。 WECの中で本発明を具現化するLEGの装着法を例示する図である。 分節化ICAを使用する本発明の一実施形態を示す概略図である。 分節化ICAを使用する本発明の一実施形態を示す概略図である。 分節化ICAを使用する本発明の別の実施形態を示す概略図である。 図6の実施形態と共に使用するための本発明を具現化する電力加算システムを示す概略図である。 タップ引き出し型ICA構造を使用する本発明の一実施形態を示す概略図である。 タップ引き出し型コイル構造を使用する本発明の別の実施形態を示す概略図である。 本発明を具現化するLEGの動作を例示する波形図である。

Claims (22)

  1. 距離d1に沿って直線的に並べられ、その長さに沿ってインダクタンスと抵抗を示すインダクション・コイルのN個の区分と、
    d1よりも短い長さd2の永久磁石アセンブリ(PMA)を直線的に並べられたインダクション・コイルに沿ってかつその上を通過させる一方で前記磁石と前記コイルとの間に小さい隙間を維持するための手段であって、特定のコイル区分上での前記PMAの通過がその特定のコイルを励起させ、前記PMAの通過がその特定の区分内の前記コイルの両端に電圧を作り出すような手段と、
    前記コイルに接続され、前記通過するPMAに近接した前記励起されたコイル内に作り出された前記電圧を第1および第2の電力出力端子の間に比較的低インピーダンスの経路を介して自動的に結合させ、励起されないコイルが負荷となることを防止するときに、前記第1と第2の電力出力端子で作り出される電圧を浪費することを妨げる一方向導通手段とを有するリニア発電機(LEG)。
  2. インダクション・コイルの前記N個の区分の各々が第1と第2の端子を有するインダクション・コイルを有し、前記コイルに連結された前記一方向導通手段が、各々のコイルに関して各々のコイルの前記第1の端子と第1のコイル出力点との間に第1のダイオードを、各々のコイルの前記第1の端子と第2のコイル出力点との間に第2のダイオードを、各々のコイルの前記第2の端子と前記第1のコイル出力点との間に接続される第3のダイオードを、および各々のコイルの前記第2の端子と前記第2のコイル出力点との間に接続される第4のダイオードを接続するための手段を含む、請求項1に記載のLEG。
  3. 各々のコイルの前記第2の端子が次に隣接するコイルの前記第1の端子へと接続され、隣り合うコイルがダイオードを共有し、各々のコイルの前記第1の出力部が前記第1の電力出力端子へと接続され、各々のコイルの前記第2の出力部が前記第2の電力出力端子へと接続される、請求項2に記載のLEG。
  4. コイルの前記N個の区分の各々が、4個のダイオードを介して第1と第2の出力点の間に連結された第1と第2の端子を有するインダクション・コイルを有し、前記コイルに相対した前記PMAの移動に応答して前記インダクション・コイルの両端に作り出される前記電圧を貯蔵するために貯蔵素子が前記第1と第2の出力点の間に接続される、請求項1に記載のLEG。
  5. 各々のコイル区分の前記貯蔵素子を選択的に中枢の貯蔵素子へと結合させるための手段を有する、請求項4に記載のLEG。
  6. 各々のコイル区分の前記貯蔵素子を選択的に中枢の貯蔵素子へと結合させるための前記手段が各々のコイルから前記中枢の貯蔵素子へと電荷を移送するためのスイッチ手段を有する、請求項5に記載のLEG。
  7. 前記PMAを前記コイルに沿ってかつその上を通過させるための前記手段が、インダクション・コイルの前記N個の区分をフロートと支柱のうちの一方に沿って取り付けて並べる工程、および前記PMAを前記フロートと支柱のうちの他方に取り付ける工程を含み、前記フロートと支柱が互いに相対して移動することが可能であり、それにより、前記PMAが前記コイルの上でかつそれに沿って移動する、請求項1に記載のLEG。
  8. 互いに相対して移動することが可能なシャフトとフロートを有する波力エネルギー変換器(WEC)内部であって、電力を発生させるための手段が、
    前記シャフトとフロートのうちの一方に装着され、直線的にd1の距離を延び、その長さに沿ってインダクタンスと抵抗を示すインダクション・コイルのN個の区分と、
    前記シャフトとフロートのうちの他方に装着され、d1よりも短い長さd2である永久磁石アセンブリ(PMA)であって、前記磁石と前記コイルとの間に狭い間隙を維持しつつ、前記直線的に並べられたインダクション・コイルに沿ってかつその上を通過することが可能となるように装着され、特定のコイル区分上での前記PMAの通過がその特定のコイルを励起させ、前記PMAの通過がその特定の区分内の前記コイルの両端に電圧を作り出すようなPMAと、
    前記コイルに接続され、前記通過するPMAに近接した前記励起されたコイル内に作り出された前記電圧を第1および第2の電力出力端子の間に比較的低インピーダンスの経路を介して自動的に結合させ、励起されないコイルが負荷となることを防止すると共に、前記第1と第2の電力出力端子で作り出される電圧を浪費することを妨げる一方向導通手段とを有するWEC内部。
  9. インダクション・コイルの前記N個の区分の各々が第1と第2の端子を有するインダクション・コイルを有し、前記コイルに連結された前記一方向導通手段が、各々のコイルの前記第1の端子と第1の出力点との間に第1のダイオードを、各々のコイルの前記第1の端子と第2の出力点との間に第2のダイオードを、各々のコイルの前記第2の端子と前記第1の出力点との間に接続される第3のダイオードを、および各々のコイルの前記第2の端子と前記第2の出力点との間に接続される第4のダイオードを接続するための手段を含む、請求項8に記載のWEC内部。
  10. 各々のコイルが第1の出力点と第2の出力点を有し、各々のコイルの前記第1と第2の出力点の間に別々の負荷が接続される、請求項9に記載のWEC内部。
  11. 各々のコイルに付随する前記第1と第2の出力点のうちの一方が選択的に有効化されるスイッチ手段を介して前記第1の電力出力端子へと結合され、各々のコイルに付随する前記第1と第2の出力点のうちの他方が前記第2の電力出力端子へと結合される、請求項10に記載のWEC内部。
  12. 前記コイルが分節化されたコイルである、請求項8に記載のWEC内部。
  13. 前記コイルがタップ引き出し型のコイルである、請求項8に記載のWEC内部。
  14. コイルの各々の区分が第1と第2の端子を有し、かつ2つの端子間でインダクタンスと抵抗を示し、支持用部材に沿って距離d1を延びるコイルのN個の区分と、
    長さd2を有する永久磁石アセンブリ(PMA)と、
    前記PMAが前記コイルの傍を移動するときに電圧を前記PMAに近接したコイルの前記区分の両端で生じさせるために前記PMAとコイルの前記N個の区分を互いに近接させ、かつ互いに相対して移動するように装着するための手段と、
    前記コイルから得られる電圧を自体に結合させるための第1と第2の電力出力端子と、
    前記コイルの両端に生じる電圧を前記第1と第2の電力出力端子へと移送するために前記コイルと前記第1および第2の電力端子との間に連結された一方向導通手段とを有する装置。
  15. 電力変換器を含む負荷が前記第1と第2の電力端子の間に接続され、d2がd1よりも小さい、請求項14に記載の装置。
  16. d2がd1よりも小さく、前記一方向導通手段がダイオードを含む、請求項14に記載の装置。
  17. 各々のコイルが少なくとも1つのダイオードを介して前記第1と第2の電力端子の間に接続される、請求項16に記載の装置。
  18. 励起されたコイルが、同じ方向の従来の電流を導通させる2つのダイオードを介して第1と第2の出力点の間に直列に接続される、請求項16に記載の装置。
  19. コイルの前記N個の区分がシャフトと外郭構造のうちの一方に装着され、前記永久磁石が前記シャフトと外郭構造のうちの他方に装着され、前記シャフトと外郭構造が、水域に置かれることおよび前記水域にある波に晒され、それにより、前記波に応じて前記外郭構造とシャフトを互いに相対して移動させることを目的とされたブイの一部であり、d2がd1よりも小さい、請求項14に記載の装置。
  20. コイルの前記N個の区分の前記第1の端子が共通して第1の電力端子へと接続され、コイルの前記N個の区分の各々のそれの前記第2の端子が(a)1つの方向で電流を導通させるように極性化された一方向導通素子を介して第1のノードへと連結され、かつ(b)前記1つの方向に対して逆方向で電流を導通させるように極性化された一方向導通素子を介して第2のノードへと連結され、
    手段が前記第1と第2の電力端子の間に電力変換器を結合させる、請求項16に記載の装置。
  21. 支持用部材に沿って距離d1で直線的に並べられたインダクション・コイルのN個の区分を有し、長さd2の永久磁石アセンブリ(PMA)を前記インダクション・コイルに沿って通過させながらその一方で前記磁石と前記インダクション・コイルとの間に小さい隙間を維持することによって前記コイルの両端に電圧が生じるシステムであって、改善点が
    各々のコイル区分と第1および第2の出力ラインとの間に連結された一方向導通手段であって、前記PMAが前記コイル上を通り過ぎるときに前記コイルの中に生じる前記電圧を、比較的低インピーダンスの経路を供給し、かつ励起されないコイル区分が前記電圧の負荷をなることを妨げる一方向導通手段を介して第1および第2の出力点へと結合させるための手段を含むシステム。
  22. d2がd1よりも小さく、前記一方向導通手段がダイオードである、請求項21に記載のシステム。
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