JP2007525938A - 電力測定チップを使用する自動力率補正 - Google Patents

電力測定チップを使用する自動力率補正 Download PDF

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    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/70Regulating power factor; Regulating reactive current or power

Abstract

レベルの変わる無効電力を引き出す電力設備のための自動力率補正システム(1)は、電力測定集積回路(8)を用いて、電力設備の負荷(2)によって引き出される電力の電気的パラメータを測定する。電気的パラメータは、負荷(2)によって引き出される無効電力のレベルを示すことができる。システムは、測定された電気的パラメータによって示された無効電力のレベルを補償するために、コンデンサ(6)の組合せを電力線(3)に結合する。本発明の第1の実施形態(1)では、力率補償用コンデンサ(6)の組合せが、負荷(2)によって引き出される無効電力の符号付きの値から計算される。第2の実施形態(56)では、補償用コンデンサ組合せ(6)が、負荷についての力率の値から計算され、この力率は、有効電力値と皮相電力値との比から計算される。

Description

(関連出願の相互参照)
これは、2001年6月5日に出願された「AUTOMATIC POWER FACTOR CORRECTION SYSTEM」に関する米国特許出願第09/874,690号(現在は米国特許第6,462,519号)の一部継続出願である2002年6月4日に出願された「AUTOMATIC POWER FACTOR CORRECTION SYSTEM」に関する米国特許出願第10/162,406号(現在は米国特許第6,700,358号)の一部継続出願であり、両出願を参照により本明細書に援用する。
本発明は、電力制御回路に関し、より詳細には、電力測定集積回路を使用する電力設備の力率を監視および補正するための改善されたシステムに関する。
電力は、非常に用途の広い好都合なエネルギー源である。しかし、電気エネルギーを発生し分配する際にはコストがかかり、そのコストは、電力に対する需要が増大すると増大する傾向がある。そのため、常に、電力の伝送と利用の効率とを増大すること、また逆に、電気エネルギーの送達と使用とにおける損失と無駄とを低減することに対する欲求がある。
交流電力は、電流と電圧との位相関係によって特徴付けられる。電圧位相より電流位相が遅れるのは、誘導性負荷が優勢であることに起因し、一方、電圧位相より電流位相が進むのは、容量性負荷に起因する。同相関係は、抵抗性負荷、または誘導性負荷と容量性負荷のバランスに起因する。同相電流は、有効電力としても知られる「実の(real)」または抵抗性の電力となり、一方、位相のずれた電流は、電力回路の誘導性または容量性のリアクタンスの影響により無効電力になる。有効電力と無効電力とのベクトルの和は、皮相電力と呼ばれる。単相ACシステムでは、有効電力と皮相電力との間の角度が、電圧と電流との間の位相角と同じである。電流と電圧との位相関係の、一般に使用される尺度は力率であり、これは、電流と電圧の間の、または有効電力と皮相電力の間の位相角の余弦に等しい。力率は、その関係が効果的に抵抗性であるときは1の値で最大になり、誘導性のときは正で1未満であり、容量性のときは負で1未満である。
実際には、容量性負荷より多くのタイプの誘導性負荷、例えば電気モータ、変圧器などが電力線に接続される傾向がある。住宅電力設備では、消費される電気エネルギーの大部分が、冷蔵、換気、空調、照明、および場合によっては暖房によるものである。また、比較的少量のエネルギーが、通信、コンピュータ、娯楽装置などのために使用される。無効電力は、有用な仕事で「消費」されないが、電力系へ送達され、発電機へ戻る。そのため、抵抗性損失により、また、電力導体から離れて誘導的にや容量的に結合される電流により、無効電力の送達に伴うエネルギー損失がある。従って、無効電力を送ることは、発電のコストに影響を及ぼす。電力会社は、しばしば、産業電力の顧客に対して、その顧客の負荷が選択されたレベル未満で力率を駆動した場合に、追加料金を課す。これを回避するために、産業ユーザは、しばしば、その誘導負荷と共に、力率補正コンデンサを電力線に接続して、力率を補償して経済的なレベルに保持する。
大規模な産業電力ユーザは力率補正システムを使用可能であるが、住宅用の顧客や小規模ビジネスの顧客の力率を補正するための実用的又は経済的な装置は、ほとんどなかった。一般に、産業用の力率補正システムは、補償の対象とされる機器に関連付けられており、そのような機器と協調して活動する。従来、居住用財産の所有者が、考慮され得るそれぞれの誘導性負荷に対して力率補正装置を設置することは、実用的なものとも経済的なものとも考えられていなかった。更に、住宅における誘導性装置は、例えばサーモスタットの制御下などで、ランダムな時間に活動させられる傾向がある。
電力顧客による電力消費を測定するための半導体(solid state、ソリッドステート)電力計で主に使用するために開発された、電力またはエネルギーの測定回路と呼ばれる或るタイプの集積回路またはチップがある。そのようなチップは、設備によって引き出される無効電力またはエネルギーのレベルを示すパラメータを含めての、ソースから顧客の電気設備までのAC電気エネルギーの流れに関連する幾つかパラメータを測定する。しかし、力率補正のためにそのようなチップを使用して無効電力を補償する装置または方法が既に開発されているとは知られていない。
本発明は、比較的小型の電力設備、例えば住宅、共同住宅、小規模ビジネス、また、個々の家電、例えば冷蔵庫、エアコン、ヒート・ポンプ、食器洗浄機、洗濯機、ドライヤなどの力率を補正するためのシステムを提供する。本発明のシステムは、概して、電力線へ選択的に結合される複数のリアクタンス・ユニットまたはコンデンサと、電力線に接続されたコンデンサが力率に有利に影響を及ぼしているかどうか判定するセンサ回路とを含む。
一般に、本発明は、電力設備の負荷によって引き出される無効電力のレベルを示すことが可能な、その負荷によって引き出される電力の電気的パラメータを測定し、かつ、その測定された電気的パラメータによって示された無効電力のレベルを実質的に補償するように、リアクタンス・エレメントの組合せを電力設備に結合する。本発明は、電力線または電力線に接続可能な負荷に結合された電力センサ回路内の電力またはエネルギー測定集積回路を使用して、電力線上での電圧および電流の測定から無効電力を示すパラメータを導出する。本発明は、電力測定チップが、誘導性または容量性の電力値を示すように、正または負の符号を有する無効電力値を提供するものであり、その誘導性または容量性の電力値が、電力線電圧および負荷電流の周期的な測定から導出されるものである第1の実施形態に関連する。第1の実施形態では、コントローラまたはマイクロプロセッサが、周期的に電力測定チップから符号付き無効電力値を獲得し、キャパシタンス値の組合せを計算して、電力線上の負荷によって引き出される無効電力レベルを補償し、電力線上のキャパシタンスの組合せの切替えを制御する。電力測定チップによる測定値とコントローラによる無効電力値獲得は周期的に繰り返され、それにより、負荷(1または複数)によって引き出される電力が変化すると、それに応じてキャパシタンスの補償値が調整される。
本発明の第2の実施形態では、電力測定チップは、有効電力および皮相電力の値を、電圧および電流の測定から周期的に導出する。コントローラは、有効電力および皮相電力のその値を周期的に受け取り、有効電力と皮相電力の比から力率値を導出する。次いで、コントローラは、引き出される無効電力のレベルを補償するために、その力率値を最大化するようにキャパシタンス値の組合せを計算し、電力線上のキャパシタンスの組合せを切り替えるように制御する。第2の実施形態では、負荷を含み、また、補償用コンデンサと並列である回路枝路(circuit branch)において、電流検知回路が配置される。このようにして、電流検知回路によって測定された負荷電流は、既に電力線に接続されている可能性がある補償用コンデンサや、負荷の動作の変化により超過している可能性がある補償用コンデンサによる影響を受けない。第2の実施形態におけるコントローラは、以前に計算されたキャパシタンスの組合せに関係なく、単に、現在導出されている力率の値を補償するために最も適切なキャパシタンスの組合せを計算する。
電力設備内の負荷によって引き出される電力のパラメータを示す無効電力を測定する際に、本発明は、経時的な幾つか測定を平均することができ、選択された時間間隔未満の間隔で、選択された差の変化が測定されるまで、補償動作を行わない。従って、この手法は、システムを、引き出される電力の小さな変動に比較的影響を受けないようにすることによって、スイッチング過渡電流(transient)を低減する。
好ましい実施形態では、本発明は、補償用キャパシタンスの増分がベース・キャパシタンスの倍数に基づくものであり、ベース・キャパシタンスは、公称電力線の周波数および電圧で約1アンペアの電流を引き出すことになる補償用リアクタンスとなる。ベース・キャパシタンスは、60ヘルツのライン周波数と110ボルトの公称電圧とを用いる電力設備について、22マイクロファラドである。その1組のキャパシタ(コンデンサ)は、ベース・キャパシタンスの1、2、4、8、・・・、128倍のキャパシタンス値を有するキャパシタを含む。本発明の典型的な設備は、2のべき乗で、22マイクロファラドのベース・キャパシタンスの1倍から128倍に及ぶ範囲の値を有する1組8個の補償用コンデンサを含む。
補償用コンデンサは、ラッチ・スイッチを介して、電力線を跨いで接続される。ラッチ・スイッチは、マイクロプロセッサやマイクロコントローラなどのコントローラの8ビット出力ポートとインターフェースされる。このようにして、コントローラは、コンデンサの組合せを接続すること又は接続解除することに対応するビット内容の適切な2進ワードを出力ポートに書き込むことによって、コンデンサの256個の組合せのうちの何れか1つを、電力線を跨いで接続するか、又はコンデンサの何れかまたは全部を電力線から接続解除することができる。
本発明の他の目的および利点は、本発明の幾つかの実施形態が例として述べられている以下の説明および添付の図面から明らかになろう。
図面は、本明細書の一部を構成し、本発明の例示的な実施形態を含み、その様々な目的および特徴を示す。
必要に応じて、本発明の詳細な実施形態が本明細書に開示されているが、その開示されている実施形態は、様々な形態で実施することができる本発明の例示的なものにすぎないことを理解されたい。従って、本明細書に開示されている特定の構造的および機能的な詳細は、限定のためのものと解釈すべきではなく、単に、特許請求の範囲のための基礎として、また、適切に詳細に示されたどのような構造においても、事実上、本発明を様々に使用することを当業者に教示するための代表的な基礎として、解釈すべきである。
図面をより詳細に参照すると、符号1は全体的に、電力設備の力率を自動的に補正するための力率補正装置を示し、これは、電力会社の発電機などのようなAC電力源3から電力線4によってランダムな時間に可変レベルの無効電力を引き出す1または複数の電力負荷を含む。一般に、本発明は、負荷2によって引き出される無効電力のレベルを示すことが可能な、負荷2によって引き出される電力の1または複数の電気的パラメータを測定し、コンデンサなどのようなリアクタンス・エレメント6の適切な組合せを電力線4へ結合することを制御して、測定された電気的パラメータによって示された無効電力のレベルを実質的に補償する。本発明では、引き出される電力の電気的パラメータは、電力測定集積回路(IC)またはチップ8によって測定される。
力率補正装置1は、電力線4の導体のうちの1つに結合する電流検知回路10と、電力線にまたがって結合された電圧検知回路12とを含む。電流検知回路10および電圧検知回路12は、電力測定チップ8の入力に結合され、電力測定チップ8は、測定された電流および電圧から電気的パラメータの値を周期的に導出し、そのようなパラメータ値の値をチップ8内のレジスタ内に格納する。装置1は、マイクロプロセッサなどのようなコントローラ14を含み、コントローラ14は、負荷2によって引き出される無効電力を補償するために、電力線4へ結合するための適切なコンデンサ6の組合せを決定するための計算において使用するために、パラメータ値のうちの選択されたものについて、チップ8に周期的に照会するようにプログラムされる。コントローラ14は、電力源3によって検知される又は「見られる」ことになる負荷2の力率を改善するために、選択されたコンデンサ組合せを電力線4にまたがって接続するように、コンデンサ切替え回路16を制御する。
図1および図2を参照すると、電流検知回路10は、電力線4の1本の導体に接続される又は誘導的に結合される変圧器またはコイル(図示せず)を含むことが好ましい。電流検知回路10は、代替例として、抵抗や、ホール効果ベースのセンサなどのような他のタイプのエレメントによって形成することもできる。電流検知回路10からの信号は、信号調整回路20によって電力測定チップ8に結合され、信号調整回路20は、抵抗ネットワーク(図示せず)などスケーリング・エレメントと、コンデンサ・ネットワーク(図示せず)などのような低域通過フィルタ・エレメントとを含む。同様に、電圧検知回路12は、抵抗ネットワーク(図示せず)などのようなスケーリング・コンポーネントと、コンデンサ・ネットワーク(図示せず)などのような低域通過フィルタ・コンポーネントとを含む信号調整回路22を含む。調整回路20および22の実際の構成は、使用される特定のチップ8によって必要とされる信号レベルの範囲によって決まる。
図に示すコントローラ14は、プログラムおよび固定データを記憶するROM(読取り専用メモリ)26と、一時データを記憶するRAM(読取り/書込みメモリ)28とを含む。ROM26は、EPROMや他のタイプのフィールド・プログラマブルROMや、マスク・プログラム型ROMとすることができる。RAM28は、フラッシュRAMや、他の不揮発性タイプのメモリ回路を含むことができる。コントローラ14は、幾つかの周知のタイプの埋込みマイクロプロセッサ、マイクロコントローラなどの任意のものによって実装することができる。コントローラ14は、例えば、Microchip Technology,Inc.(マイクロチップ・テクノロジ社)によって製造されるマイクロコントローラのPIC16F87Xシリーズ(その文書は、www.microchip.comで見出すことができる)の1つとすることができる。コントローラ14はパラレル・ポート32(図3)を含み、1組のドライバ36および半導体(ソリッドステート)リレーまたはラッチ・スイッチ16を介して、コンデンサ・バンク6の複数のコンデンサ38とインターフェースされる。
図3は、コンデンサ・バンク6の詳細、およびバンク6のコンデンサ38をコントローラ14のポート32とインターフェースする様式を示す。ポート32は、P0からP7と符号を付けられた8個の端子42を有するものとして示されている。各端子42は、ラッチ・スイッチ16を介して特定のコンデンサ38に接続される。コンデンサ38は、値(1×C)から(128×C)を有し、2のべき乗で変わる又は倍増するものとして示されている。値「C」は、電力線4の公称ライン周波数およびライン電圧で約1アンペアの電流を引き出す容量性リアクタンスを形成するキャパシタンスの値として選択される。「C」の値は、60ヘルツのライン周波数と110ボルトの公称ACライン電圧に対して、22マイクロファラドである。代替例として、「C」の値は、所望の補正分解能の度合いに応じて、2分の1アンペア、4分の1アンペアなどのような、他の電流値を引き出すように決定することもできる。そのような場合でも、コンデンサ・バンク6内のコンデンサ38の値は、コンデンサ38を好都合に2進切替え制御するために、2の倍数で変えることが依然として望ましいであろう。代替例として、追加のポート32を使用することができ、多数のコンデンサ38を使用して、本発明における力率補正の範囲および/または分解能の柔軟性を提供することができる。
そのような1組のコンデンサ38を使用することにより、装置1の補償分解能は1アンペアの補正となる。示されたコンデンサ・バンク6の、また図3に示されているもので活動化される1組のコンデンサ38は、0倍から「C」の255倍の任意のキャパシタンス値を増分「C」で提供することができる。コントローラ14は、単に、2進ワードをポート32に書き込み、そのワードの2進内容は、電力線4への結合を必要とすると決定されたコンデンサ38に対応する。ドライバ36は、トライアック、SCRなどのようなソリッドステート・リレー16を動作するために、分離および駆動電流を提供する。ポート32へ書き込まれた直近の活動化状態が、コントローラ14からの新しいワードによって変更されるまで維持されるように、リレーまたはスイッチ16、またはドライバ36は、ラッチ機能を有することが好ましい。装置1は、論理1でスイッチ16が活動化される正論理、または論理0でスイッチ16が活動化される負論理を使用するように、セット・アップすることができる。
コンデンサ38とそのラッチ・スイッチ16の各組は、電力線4にまたがって接続される。示されたコンデンサ・バンク6物理的な実施形態では、コンデンサ38とラッチ・スイッチ16との組は並列で接続することができ、電力線4に接続された好都合なコンセントに単に差し込むことができる。図3は、それぞれの家電スイッチ44によって電力線4に接続される負荷電気機器2を示す。また、装置1は、複数の家電や家庭全体ではなく、特定の電気機器2だけに力率補正を提供するために、その特定の電気機器に組み込むことができることが予見される。
電力測定集積回路8は、電力測定回路、エネルギー測定回路、電力/エネルギー計測回路などとも呼ばれる或るタイプの集積回路の1つである。それらは、電力顧客による電力使用およびエネルギー消費を計測するために電力会社によって使用されるものなどのような電力計内に主に組み込むために、製造者によって提供される。様々な能力および仕様を有する電力測定回路は、Analog Devices,Inc.(アナログ・デバイス社)(www.analog.com)およびCirrus Logic,Inc.(サーラス・ロジック社)(www.cirrus.com)によって製造されている。或いは、同等のタイプのチップが他の製造者から入手可能であろう。そのようなチップは、サンプリング制御回路、スケーリング回路、アナログ−デジタル変換回路(ADC)、記憶レジスタ、数学処理ソフトウェア、データ・インターフェースを組み込んでいる。公表されている仕様書およびアプリケーション・ノートには、電力線パラメータを測定するために、また、測定されたパラメータの値を得るためにホスト・システムとインターフェースするために、そのようなデバイスを電力線に結合する方法が詳述されている。本発明では、そのようなタイプのチップを使用することにより、装置1の複雑度を低減し、装置1の設計および使用の柔軟性を増大する。
装置1の好ましい、または第1の実施形態では、チップ8は、Analog Devices,Inc.によって製造されたモデルADE7753である。このチップに関する文書は、上記で示したウェブサイトで入手可能である。ADE7753は、電流検知回路10および電圧検知回路12を介して測定された電圧値および電流値から、パラメータの中でもとりわけ、符号付き無効電力値を周期的に導出して、チップ8内の特定のレジスタ内にこの値を格納し、この値は、チップ8とコントローラ14との間のシリアル・インターフェースを介してコントローラ14によって照会することができる。コントローラ8は、符号付き無効電力値から、既知の式を使用して、負荷2によって引き出される電力の無効分を補償するために必要とされるキャパシタンスの値を計算することができる。電力線4の既知の電圧、または適切なレジスタに格納された測定された電圧値、および測定された無効電力から、リアクタンス性インピーダンスまたは負荷2のリアクタンスと共に、負荷2によって引き出される無効電流を計算することができる。補償用リアクタンスは、反対の符号を有する負荷リアクタンスと数字上同じであり、そこから、必要とされる補償用コンデンサ組合せを計算することができる。既知の係数との組合せまたは特定のチップ8によって導出された他のパラメータとの組合せで、補償用キャパシタンス値を、符号付き無効電力値から決定するための他の方法があることは、予見される。
図4は、本発明による力率補正47の方法の第1の実施形態の主要なステップを示す。ステップ48で、コントローラ14は、符号付き無効電力値を、電力測定チップ8から獲得する。ステップ49で、コントローラ14は、得られた無効電力値を補償するために必要とされるリアクタンスを計算する。ステップ50で、計算されたリアクタンスが、負荷2または電力線4を跨いで接続される。プロセス47は、コントローラ14のプログラミングによって、また、電力測定チップ8の刻時によって決定されるレートで、周期的に繰り返される。
プロセス47は、符号付き無効電力値を得るので、負荷2によって引き出される無効電力が減少したときなどに、負荷2の力率の過剰補正を検出する能力を有する。プロセス47で、負荷2によって引き出される無効電力の変動をあまりにも厳密に追跡することは望ましくない。すなわち、測定される無効電力の現在と過去の値を何らかの形で平均して比較することが望ましいこともある。更に、望ましくない共鳴作用が発生する可能性があるので、負荷2の力率を正確に1に補正しようとすることは望ましくない。力率を約0.95に最大化することがプロセス47における最適な補正であることが判明している。
図5および図6は、本発明の第2の実施形態を形成する力率補正プロセス54(図5)および装置56(図6)を示す。プロセス54および装置56は、電力測定集積回路58と共に使用するように特に適合され、この電力測定集積回路58は、符号付き無効電力値を提供しないが有効電力および皮相電力の値を提供し、それらから負荷60の力率値を得ることができる。そのようなチップ58は、Cirrus Logic,Inc.によって製造されるモデルCS5460によって実装することができる。CS5460に関する文書は、上記に示したウェブサイトから得ることができる。
図6を参照すると、装置56は、AC電力源62から電力線64によって電力を受け取る負荷60に力率補正を提供する。装置56は、装置1の回路10および12と同様のものとすることができる電流検知回路66と電圧検知回路68とを含む。回路66および68は、それぞれのスケーリングおよびフィルタリング回路(図示せず)によってチップ58に結合される。チップ58は、コントローラ14と同様のものとすることができるコントローラ70と通信する。1組のコンデンサ切替えエレメント72が、コントローラ70と、一方の側で電力線64の一方の導体と接続されるコンデンサ74のバンクとの間で結合される。スイッチ72は、電力線64の他方の導体と接続され、コンデンサ74のうちの選択されたものと電力線64との間で、スイッチ72のうちの対応するものがコントローラ70によって活動化されたときに、回路を完成する。スイッチ72およびコンデンサは、スイッチ16およびコンデンサ6と実質的に同様のものとすることができる。
電力測定チップ58は、電流検知回路66および電圧検知回路68を介して行われた電流測定および電圧測定から、パラメータの中でもとりわけ、有効電力および皮相電力の値を周期的に導出し、これらの値をチップ58内の特定のレジスタに格納する。図5を参照すると、コントローラ70は、プロセス54のステップ76でチップ58から有効電力値を、そして、ステップ78で皮相電力値を獲得するようにプログラムされる。ステップ80では、コントローラ70は、有効電力値と皮相電力値との比から力率値を計算する。ステップ82で、コントローラ70は、力率値を実質的に最大化して負荷60によって引き出される無効電力のレベルを補償するために必要とされるコンデンサ74の組合せを、計算する。プロセス47(図4)の場合と同様に、プロセス54の目的は、約0.95の力率値を達成することである。コントローラ70は、ステップ84で、コンデンサ・スイッチ72によって、必要とされるコンデンサ74の電力線64を跨ぐ接続を制御する。図のプロセス54は、コントローラ70および他の構成要素が活動状態である限り、無限ループで繰り返される。代替例として、装置56は、負荷60が電気的に活動化された状態でのみプロセス54が活動化されるように、負荷60に相互接続することができる。
装置56内で使用される特定の電力測定チップ58は、負荷60によって引き出される無効電力の符号付きの値を直接には提供しない。従って、チップ58は、電気モータの機械的負荷が低減された場合に発生するような、無効電力のレベルが減少したときなどに、力率の過剰補正を直接に検出するようには適合されない。チップ58は、現在のパラメータを以前のパラメータと比較することによって、符号付きの無効電力のレベルを決定することができるパラメータを導出することが可能であるが、装置56は、無効電力の符号付きのレベルを決定するそのような間接的な方法が必要でないように、構成される。
図6に示されているように、電流検知回路66は、回路枝路86の負荷60と直列に接続され、負荷60は、電力線64を跨いで接続された電源62および任意のコンデンサ74と並列に接続される。電流検知回路66は、コンデンサ74のソース側ではなく負荷側にあるため、回路66によって検知される電流は、負荷60の特性によってのみ影響を受け、コンデンサ74による影響を受けない。従って、チップ58は、補償用リアクタンスを計算する際に、電力線64を跨いで以前に接続されたコンデンサ74の組合せを仮定することなしに、単に、負荷60の現在の測定される力率値を補償するために必要とされるコンデンサ74の組合せを計算する。
自動力率補正装置1および56について、それらを負荷2および60から独立して収容する形態の提案を述べて例示したが、装置1および56は、個々の電気機器内などのような個々の負荷2または60内に組み込むことができることは予見される。更に、電力測定集積回路8とコントローラ14の機能は、一つの集積回路に組み合わせることができることも予見される。同様に、電力測定チップ58とコントローラ70の機能は、一つの集積回路に組み合わせることができる。そのような組合せは、本発明によって包含されるものとする。
本発明のある種の形態が本明細書で述べられて例示されているが、本発明は、ここに述べられて示されている特定の形態または諸部分の構成に限定されない。
図1は、本発明を実現する、電力測定チップを使用する自動力率補正システムの主要構成要素を示すブロック図である。 図2は、自動力率補正システムのさらなる詳細を示す、より詳細なブロック図である。 図3は、自動力率補正システムのコンデンサ・バンクおよび切替え回路を示すブロック図である。 図4は、電力測定チップから得られた符号付き無効電力値の獲得に基づいて力率を補正するための、本発明の主要なプロセス・ステップを示す流れ図である。 図5は、第2のタイプの電力測定チップから得られた有効電力および皮相電力の値から力率値が導出される、本発明の第2の実施形態の主要なプロセス・ステップを示す流れ図である。 図6は、本発明の第2の実施形態の自動力率補正システムの主要構成要素の好ましい構成を示すブロック図である。

Claims (20)

  1. レベルが変化する可能性のある無効電力を含むAC電力を引き出す負荷が結合された電力線を含む電気設備の力率補正を行うための、力率補正装置において、
    (a)前記電力線に結合される電力センサ回路であって、前記負荷によって引き出される無効電力のレベルを示す、前記負荷によって引き出される電力の電気的パラメータを検出するように動作するものであり、かつ、前記電力線に結合された電力測定集積回路を含むものである、電力センサ回路と、
    (b)複数のリアクタンス・エレメントと、
    (c)前記リアクタンス・エレメントを、個別にまたは選択された組合せで、前記電力線に結合するように制御可能な切替え回路と、
    (d)前記電力センサ回路および前記切替え回路にインターフェースされるコントローラであって、前記電気的パラメータによって示された前記無効電力のレベルに応答して、前記切替え回路により前記リアクタンス・エレメントの適切な組合せを前記電力線へ結合するようにさせ、それによって、前記電気的パラメータによって示された前記無効電力のレベルを最小にするように動作するコントローラと
    を備える装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    (a)前記電力測定集積回路は、前記負荷によって引き出される電力から、符号付き無効電力値を周期的に決定し、
    (b)前記コントローラは、前記電力測定集積回路から前記符号付き無効電力値を獲得し、
    (c)前記コントローラは、前記符号付き無効電力値から、前記リアクタンス・エレメントの前記適切な組合せを計算する、
    装置。
  3. 請求項1に記載の装置であって、
    (a)前記電力測定集積回路は、前記負荷によって引き出される電力から、有効電力値および皮相電力値を周期的に決定し、
    (b)前記コントローラは、前記電力測定集積回路から前記有効電力値および前記皮相電力値を獲得し、
    (c)前記コントローラは、前記有効電力値と前記皮相電力値との比から、前記負荷についての力率値を計算し、
    (d)前記コントローラは、前記力率値からリアクタンス・エレメントの前記適切な組合せを計算する、
    装置。
  4. 請求項1に記載の装置であって、前記リアクタンス・エレメントが、
    (a)複数のコンデンサを含む、
    装置。
  5. 請求項1に記載の装置であって、前記リアクタンス・エレメントが、
    (a)最小キャパシタンス値から最大キャパシタンス値まで2のべき乗で変わるキャパシタンス値のコンデンサの組を含む、
    装置。
  6. 請求項1に記載の装置であって、前記リアクタンス・エレメントが、
    (a)複数のコンデンサであって、各コンデンサがベース・キャパシタンス値の倍数であるキャパシタンス値を有する、複数のコンデンサを含み、
    (b)前記ベース・キャパシタンス値が、前記電力線の公称ライン周波数およびライン電圧で実質的に1アンペアを引き出すリアクタンスになるキャパシタンス値である、
    装置。
  7. 請求項1に記載の装置であって、
    (a)前記コントローラは、特定の複数のポート端子によって形成されるデジタル・ポートを含み、
    (b)前記切替え回路は、前記リアクタンス・エレメントのそれぞれを前記ポート端子のうちの特定のものに結合するラッチ・エレメントを含み、
    (c)前記コントローラは、前記リアクタンス・エレメントの選択されたものに対応するビット内容を有するマルチ・ビット2進ワードを前記ポートに書き込むことによって、前記リアクタンス・エレメントの前記選択されたものを前記電力線に結合させる、
    装置。
  8. 請求項1に記載の装置であって、
    (a)前記電力センサ回路は、前記負荷に結合されることによって前記電力線に結合され、
    (b)前記電力測定集積回路および前記コントローラは、前記電力線から前記負荷が電気的に活動したことに応答してのみ、活動化される、
    装置。
  9. レベルが変化する可能性のある無効電力を含むAC電力を引き出す負荷が結合された電力線を含む電気設備の力率補正を行う方法であって、リアクタンス・エレメントを用いる方法において、
    (a)前記電力線に結合された電力センサ回路を使用して、前記負荷によって引き出される電力の電気的パラメータを自動的に測定するステップであって、前記電力センサ回路は電力測定集積回路を含み、前記電気的パラメータは、前記負荷によって引き出される無効電力のレベルを示すことが可能である、ステップと、
    (b)前記リアクタンス・エレメントの適切な組合せを前記電力線へ自動的に結合する結合ステップであって、それによって、前記電気的パラメータによって示される前記無効電力のレベルを最小にする、結合ステップと
    を含む方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、
    (a)前記負荷によって引き出される電力から、符号付き無効電力値を、前記電力測定集積回路により自動的に測定するステップと、
    (b)前記電力測定集積回路から、前記符号付き無効電力値を自動的に得るステップと、
    (c)前記符号付き無効電力値から、前記リアクタンス・エレメントの前記適切な組合せを自動的に決定するステップと
    を含む方法。
  11. 請求項9に記載の方法であって、
    (a)前記負荷によって引き出される電力から、有効電力値および皮相電力値を、前記電力測定集積回路により、自動的に測定するステップと、
    (b)前記電力測定集積回路から、前記負荷についての前記有効電力値および前記皮相電力値を自動的に得るステップと、
    (c)前記有効電力値と前記皮相電力値との比から、前記負荷についての力率値を自動的に計算するステップと、
    (d)前記力率値から、前記リアクタンス・エレメントの前記適切な組合せを自動的に決定するステップと
    を含む方法。
  12. 請求項9に記載の方法であって、前記結合ステップが、
    (a)1組のコンデンサのうち1または複数のものを、前記リアクタンス・エレメントの前記適切な組合せとして、前記電力線に結合するステップを含む、
    方法。
  13. 請求項9に記載の方法であって、前記結合ステップが、
    (a)最小キャパシタンス値から最大キャパシタンス値まで2のべき乗で変わるキャパシタンス値を有するコンデンサの組を設けるステップと、
    (b)前記コンデンサの組のうちの1または複数のコンデンサを、前記リアクタンス・エレメントの前記適切な組合せとして、前記電力線に結合するステップとを含む、
    方法。
  14. 請求項9に記載の方法であって、前記結合ステップが、
    (a)1組のコンデンサを前記電力線に提供するステップであって、各コンデンサが、ベース・キャパシタンス値の倍数であるキャパシタンス値を有し、前記ベース・キャパシタンス値が、前記電力線の選択された公称ライン周波数および選択された公称ライン電圧で実質的に1アンペアを引き出すリアクタンスになるキャパシタンス値である、ステップと、
    (b)前記1組の前記コンデンサのうちの1または複数のものを、前記リアクタンス・エレメントの前記適切な組合せとして、前記電力線に結合するステップとを含む、
    方法。
  15. 請求項9に記載の方法であって、
    (a)特定の複数のポート端子によって形成されるデジタル・ポートを含むコントローラと、前記コンデンサのそれぞれを前記ポート端子のうちの特定のものと結合するラッチ・エレメントを含む切替え回路とを設けるステップと、
    (b)前記コントローラが、前記コンデンサの前記適切な組合せに対応するビット内容を有するマルチ・ビット2進ワードを前記ポートへ書き込むことによって、前記コンデンサの前記適切な組合せを前記電力線に結合することを実施するステップと
    を含む方法。
  16. 請求項9に記載の方法であって、
    (a)前記電力センサ回路を、前記負荷によって前記電力線に結合するステップと、
    (b)前記電力測定集積回路を含む前記電力センサ回路を、前記電力線から前記負荷が電気的に活動したことに応答してのみ活動化するステップと
    を含む方法。
  17. レベルが変化する可能性のある無効電力を含むAC電力を引き出す負荷が結合された電力線を含む電気設備の力率補正を行うための方法であって、リアクタンス・エレメントを用いる方法において、
    (a)電力測定集積回路を前記電力線に結合するステップと、
    (b)前記負荷によって引き出される電力から、符号付き無効電力値を、前記電力測定集積回路によって自動的に測定するステップと、
    (c)前記電力測定集積回路から、前記符号付き無効電力値を自動的に得るステップと、
    (d)前記リアクタンス・エレメントの適切な組合せを自動的に決定し、それによって、前記符号付き無効電力値によって示される前記無効電力のレベルを実質的に最小にするステップと、
    (e)前記リアクタンス・エレメントの前記適切な組合せを前記電力線に自動的に結合する結合ステップであって、それによって、前記電力設備の力率補正を行う、結合ステップと
    を含む方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、前記結合ステップが、
    (a)1組のコンデンサのうちの1または複数のものを、前記リアクタンス・エレメントの前記適切な組合せとして、前記電力線に結合するステップを含む、
    方法。
  19. レベルが変化する可能性のある無効電力を含むAC電力を引き出す負荷が結合された電力線を含む電気設備の力率補正を行う方法であって、リアクタンス・エレメントを用いる方法において、
    (a)電力測定集積回路を前記電力線に結合するステップと、
    (b)前記負荷によって引き出される電力から、有効電力値および皮相電力値を、前記電力測定集積回路によって自動的に測定するステップと、
    (c)前記電力測定集積回路から前記有効電力値および前記皮相電力値を自動的に得るステップと、
    (d)前記有効電力値と前記皮相電力値との比から、前記負荷によって引き出される前記電力についての力率値を自動的に計算するステップと、
    (e)前記リアクタンス・エレメントの適切な組合せを自動的に決定し、それによって、前記力率値を実質的に最大にするステップと、
    (f)前記リアクタンス・エレメントの前記適切な組合せを前記電力線に自動的に結合する結合ステップであって、それによって、前記電力設備の力率補正を行う、結合ステップと
    を含む方法。
  20. 請求項19に記載の方法であって、前記結合ステップが、
    (a)1組のコンデンサのうちの1または複数のものを、前記リアクタンス・エレメントの前記適切な組合せとして、前記電力線に結合するステップを含む、
    方法。
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