JP2007525758A - ウェブ・アプリケーションの組織管理データへのアクセスを可能とするための方法、装置、およびコンピュータ・プログラム - Google Patents

ウェブ・アプリケーションの組織管理データへのアクセスを可能とするための方法、装置、およびコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスすることを可能にするための装置、システム、および方法を提供する。
【解決手段】 ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスすることを可能とするための装置、システム、および方法を提供する。本発明は、回復可能リソース・マネージャ(RRM)、トランザクション変換器、インタフェース、および結果変換器を含む。RRMは、ウェブ・アプリケーションを含む複数のアプリケーションに、トランザクション回復およびトランザクション・アクセスを提供する。トランザクション変換器、インタフェース、および結果変換器は、協働することによって、ウェブ・アプリケーションが送信した関係データ要求がRRMを介して非関係データにアクセスし、RRMが与えた非関係結果から関係結果を戻すようにする。一態様において、本発明は、z/OSオペレーティング・システムによって独占的にアクセス可能なVSAMデータに対するウェブ・アプリケーションのトランザクション・アクセスを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、組織情報システムに関する。具体的には、本発明は、組織管理データに対するウェブ・アプリケーションの回復可能なトランザクション・アクセスを可能にするための装置、システム、および方法に関する。
コンピュータおよび情報技術は、進歩し続けており、過去におけるよりも容易にソフトウェア・アプリケーションのインタラクトを可能とするツールを提供し続けている。例えば、近年、導入されているウェブ・アプリケーションおよびウェブ・サービスは、広く普及しているウェブ・ブラウザ等のクライアント・アプリケーションが、ワールド・ワイド・ウェブ等の全世界ネットワークを介して、銀行業務、買い物、遠隔アクセス、データベース・アクセス等を含む様々なサービスを提供するようにプログラムされたサーバ・アプリケーションと通信を行うことを可能とする。通常、これらのサービスのためのデータは、古いコンピュータ技術が最初にこれらのサービスを提供した時に当初定義されたフォーマットでストアされ維持され続けている。
今日、最新のインタフェースを用いて、データの元来のフォーマットおよびセマンティクスを維持する旧来のデータ・ストレージ・サブシステムによって、ウェブ・アプリケーションは直接データにアクセスすることができる。多くの場合、旧来のデータ・ストレージ・サブシステムは、単にオペレーティング・システムのファイル・システムであり、データをストアする多数の異なるファイルを固有のフォーマットで管理する。かかるデータの一例は、IBM社からのz/OSオペレーティング・システムを用いてアクセス可能な仮想記憶アクセス方式(VSAM:Virtual Storage Access Method)データである。大企業、政府、および他の組織は、かかる旧来のデータ・ストレージ・サブシステムを使用し続けており、開発およびデータ維持のため、ならびに、旧来のアプリケーションあるいは最新のアプリケーションまたはその両方がデータを使用可能とするために費やしてきた大きな投資から利益を得ようとしている。
旧来のデータ・ストレージ・サブシステムは、これらの業務のためのデータおよび日々のトランザクションの大部分を管理し続けている。これらの最新のインタフェースによって、一般に旧来のシステムから最新システムへとデータを移すことに関連したデータ抽出、変換、およびリフォーマットの高いコストが回避される。図1は、旧来のデータに対するウェブ・アプリケーションの直接インタフェースを提供するシステム100の一例を示す。
システム100は、ウェブ・クライアント102、アプリケーション・サーバ104、および、VSAMデータ106等の旧来のデータ106を含む。ウェブ・クライアント102は、ウェブ・アプリケーション108における1つのコンポーネントである。通常、ウェブ・アプリケーション108は、ウェブ・ブラウザ、ウェブ・サービス、アプレット、サーブレット、EVB(Enterprise Java Beans)、他のウェブ・サーバ、ミドルウェア等を含むがこれらには限定されない多数のモジュールを含む。これらの各々は、単独でまたは組み合わせて、ウェブ・アプリケーション108を構成することができる。ウェブ・クライアント102は、インターネット等のネットワーク110を介して、VSAMデータ106に対するアクセスの要求を送信する。
ウェブ・アプリケーション108の1つ以上のコンポーネントは、アプリケーション・サーバ104内で動作する。アプリケーションまたはウェブ・サーバ104は、セキュリティ、認証、および接続プーリング等のサービスを、ウェブ・アプリケーション108に提供する。アプリケーション・サーバ104は、VSE/ESA(Virtual Storage Extended/Enterprise Systems Architecture)等のオペレーティング・システム112内で動作する。
システム100等の従来のシステムにおいて、旧来のVSAMデータ106は、オペレーティング・システム内のファイル・システムによってストレージ媒体上に管理されている。ファイル・システムは、データを組織化しフォーマットする。データにアクセスするには、オペレーティング・システムに「GET」または「PUT」コール等のコールを行い、オペレーティング・システムがファイル・システムを用いてこの要求を満足させる。従って、VSAMデータ106は、オペレーティング・システムに密接に関連付けられている。
VSAMデータ106は、通常はフラット・ファイルにおいて非関係フォーマットでストアされている。VSAMデータ106内のレコードは、1つ以上のファイルへのキーまたはオフセット情報によって識別される。VSAMデータ106が非関係の特質を有するので、関係トランザクション要求を非関係トランザクション要求に変換することが必要である。
システム100は、VSAMSQLモジュール114を含む。これは、本明細書中では関係トランザクション要求とも呼ぶ関係アクセス方法(relational access methods)と、VSAMデータ106にアクセスするためのオペレーティング・システムによって理解される非関係アクセス方法(non‐relationalaccess methods)との間で変換を行う。VSAMSQLモジュール114によって、ウェブ・アプリケーション108は、SQL(Structured Query Language)関係トランザクション要求を用いて、VSAMデータ106にアクセスすることができる。
VSAMSQLモジュール114は、要求に応答して関係結果セットを提供する。このように、ウェブ・アプリケーション108のプログラマは、古い非関係アクセス方法の詳細事項から遮断されている。その代わり、プログラマは、周知のSQL要求を用いてVSAMデータ106にアクセスすることができる。
システム100の一例が、公開番号US2001/0018684A1(以降684号と記す)を有し、本願と同一譲受人によって所有される米国特許第09/791,924号に記載されている。しかしながら、特許684号等のようなシステム100は、今日のミッション・クリティカルなトランザクションに望まれるものと同じトランザクション・アクセスおよび回復機能性を提供しない。トランザクション・アクセスおよび回復が利用可能でない理由は、VSAMSQLモジュール114とインタラクトするためのデータ管理システムが適所に存在しないからである。更に、VSE/ESAオペレーティング・システムは、かかる管理システムをサポートしない。
公開番号US2001/0018684A1
このため、VSAMSQLモジュール114は、オペレーティング・システムおよびファイル・システムと直接インタフェースする。レコードは、ファイルまたはレコード・レベルにロックされ、特定のトランザクションがアトミック・トランザクション(atomic transaction)として完了するという保証はない。これが意味するのは、トランザクションの一部分がデータを完了させ変更させ得る一方で、必要な第2の部分がデータの更新をしないということである。更に、トランザクションが完全にまたは部分的に失敗すると、そのトランザクションを回復させるための機構は現時点では存在しない。
更に、VSAMSQLとインタフェースするファイル・システムは、この重要データに、2相コミット(two‐phase commit)、ロールバック(rollback)、バックアップ(backup)および回復(recovery)等の他の組織レベルのデータ管理機能を提供しない。VSAMSQLモジュール114を用いたVSAMデータ106に対するウェブ・アプリケーション・アクセスでは、この結果、データを失い、データ完全性の問題を引き起こし、あるいはデータのロッキングのためにデータ・アクセスが単一の要求に限られる、またはそれら全てを生じる恐れがある。
従って、ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスすることを可能にするための装置、システム、および方法に対する要望が存在する。この装置、システム、および方法は、基礎にあるデータが非関係であっても、標準的なインタフェースによって関係トランザクションを受け入れ、関係結果を戻さなければならない。更に、この装置、システム、および方法は、2相コミット、ロールバック、同時アクセス、記録、および回復等の組織レベル機能をトランザクションに提供するように管理されている旧来のデータにトランザクション・アクセスおよびトランザクション回復を提供しなければならない。
本発明は、いまだ解決していない問題および要求に応えるために開発され、最新のウェブ・アプリケーションを用いて旧来のデータにアクセスするためのものであり、2相コミット、ロールバック、同時アクセス、および記録等のトランザクション管理および回復機構によって、ウェブ・アプリケーションが開始するトランザクションを保護する。従って、本発明は、当技術分野における上述の欠点の多数または全てを克服する、ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための装置、システム、および方法を提供するために開発された。
本発明の一態様に従った装置は、回復可能リソース・マネージャ、トランザクション変換器、インタフェース、および結果変換器を含む。回復可能リソース・マネージャ(RRM)は、データに同時にアクセスする複数のトランザクションに、トランザクション回復およびトランザクション・アクセスを提供する。好ましくは、RRMは、VSAMデータ等の特定のタイプのデータのために構成する。RRMは、トランザクション要求を発行する複数のアプリケーションによるデータへのアクセスを管理する。好ましくは、RRMは、組織情報システム(EIS:Enterprise Information System)内の他のコンポーネントと協働して、データの記録、ロッキング、2相コミット、バックアウト、および共有を提供して、データにアクセスするトランザクションを回復可能とする。
トランザクション変換器は、ウェブ・アプリケーションからの関係トランザクション要求を、1つ以上の非関係トランザクション要求に変換する。関係トランザクション要求は、RRMが管理するデータのためのものである。インタフェースによって、非関係トランザクション要求はRRMに送信され、これが実行されて非関係結果が生成され、インタフェースに戻される。結果変換器は、非関係結果を、ウェブ・アプリケーションに返信することができる関係結果に変換する。いくつかの実施形態では、ウェブ・アプリケーション・インタフェースを設け、業界に認められたアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)に従って、ウェブ・アプリケーションから関係トランザクションを受信する。
また、本発明の一態様に従って、ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための方法を提示する。一実施形態において、この方法は、データのための回復可能リソース・マネージャ(RRM)であって、データに同時にアクセスする複数のトランザクションにトランザクション回復およびトランザクション・アクセスを提供するように構成されたRRMを設けるステップを含む。次に、RRMによって管理されたデータを伴う関係トランザクションを、非関係トランザクションに変換する。非関係トランザクションをRRMに伝達し、RRMは非関係トランザクションを実行して非関係結果を生成する。最後に、非関係結果を、ウェブ・アプリケーションに送信される関係結果に変換する。
また、本発明は、システム、コンピュータ・プログラム、および製造アーティクルとして構成された実施形態を含み、これは、1組の命令を具現化するコンピュータ読み取り可能ストレージ媒体を含み、各々が、装置および方法に関連付けて上述した構成要素およびステップと実質的に同じ機能性を含む。本発明の特徴および利点は、以下の説明および特許請求の範囲から充分に明らかになり、または、以下で述べるような本発明の実施によって教示することができる。
本発明の利点を容易に理解するため、添付図面に例示した特定の実施形態を参照して、先に簡単に述べた本発明の更に具体的な説明を行う。これらの図面は、本発明の単に典型的な実施形態を図示し、従って、その範囲を限定すると考えられるものではないことを理解した上で、添付図面を用いて、本発明について更に具体性および詳細をもって記載し説明する。
本発明の構成要素は、本明細書中の図面において一般的に記載し示すように、様々な異なる構成で配置および設計が可能であることは容易に理解されよう。このため、以下に示す本発明の装置、システム、および方法の実施形態の更に詳細な説明は、図面に提示するように、特許請求する本発明の範囲を限定することを意図せず、本発明の選択した実施形態を単に表現するものである。
本明細書に記載する機能ユニットの多くは、それらの実施の独立性を特に強調するために、モジュールと称する。例えば、モジュールは、カスタムVLSI回路またはゲート・アレイ、ロジック・チップ、トランジスタ、または他の個別コンポーネント等の既製の半導体から成るハードウェア回路として実施することができる。また、モジュールは、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ、プログラマブル・アレイ・ロジック、プログラマブル・ロジック・デバイス等のプログラマブル・ハードウェア・デバイスにおいて実施可能である。
また、モジュールは、様々なタイプのプロセッサによって実行するためにソフトウエアで実施することができる。実行可能コードの識別されたモジュールは、例えば、コンピュータ命令の1つ以上の物理または論理ブロックを含むことができ、これは、例えば、オブジェクト、手順、機能、または他の構造物として整理することができる。しかしながら、識別されたモジュールの実行ファイルは、物理的に一緒に配置する必要がなく、異なる位置にストアされた異なる命令を含むことができる。これらは、論理的に結合されると、モジュールを構成し、モジュールのために指定された目的を達成することができる。
実際、実行可能コードのモジュールは、単一の命令または多くの命令とすることができ、異なるプログラムの中およびいくつかのメモリ・デバイス間で、いくつかの異なるコード・セグメント上に分散させることができる。同様に、動作データは、モジュール内で識別し例示することができ、いずれかの適切な形態で具現化し、いずれかの適切なタイプのデータ構造内で整理することができる。動作データは、単一データ・セットとして集めることができ、または、異なるストレージ・デバイスを含む異なる位置に分散させることができ、更に、少なくとも部分的に、システムまたはネットワーク上で単に電子信号として存在することができる。
本明細書を通して、「選択実施形態」、「一実施形態」、または「実施形態」に対する言及が意味するのは、その実施形態と関連付けて記載する特定の機構、構造、または特徴が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれるということである。このため、本明細書を通して、様々な箇所において「選択実施形態」、「一実施形態において」、または「実施形態において」という語句が現れるが、必ずしも同一の実施形態を指すのではない。
更に、記載した機構、構造、または特徴は、1つ以上の実施形態においていずれかの適切な方法で組み合わせることができる。以下の記載において、プログラミング、ソフトウェア・モジュール、ユーザ選択、ユーザ・インタフェース、ネットワーク・トランザクション、データベース・クエリ、データベース構造、ハードウェア・モジュール、ハードウェア回路、ハードウェア・チップ等の例等、多数の具体的な詳細を与えて、本発明の実施形態の完全な理解を得る。しかしながら、それらの具体的な詳細の1つ以上がなくても、または他の方法、コンポーネント、材料等を用いても本発明を実施可能であることは、当業者には認められよう。他の例において、本発明の態様を不明瞭にすることを回避するために、周知の構造、材料、または動作については、詳細な図示および説明は行わない。
本発明の例示的な実施形態は、図面を参照することによって最も良く理解されよう。図面全体を通して、同様の部品は同様の番号で表す。以下の説明は、単に一例として意図されるものであり、特許請求される本発明に一致するデバイス、システム、およびプロセスのいくつかの選択した実施形態を単に例示するものである。
図2は、本発明の一実施形態に従った、ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための装置200を示す。装置200は、ウェブ・クライアント202、オペレーティング・システム204、および少なくとも1つのデータ・ストア206を含む。むろん、装置200のコンポーネントは、ネットワーク通信によって接続された1つ以上のコンピュータ・システム上で動作することができる。
ウェブ・クライアント202は、図1に関連して記載したウェブ・クライアント102と同様の周知のコンポーネントを含む。オペレーティング・システム204は、公知であり、Linux、Unix、Windows、OS/390、z/OS等を含むいずれかのオペレーティング・システムを含むことができる。
上述のように、何らかの旧来のデータのためのデータ・ストア206は、個別のレコードまたはデータ要素の構造を維持するためのロジックまたは構造を含まないことが多い。その代わり、オペレーティング・システム204上で動作するEIS208が、データ・ストア206にストアされたデータのためのフォーマット、スキーマ、およびセマンティクスを維持する。
任意に、またはこれに加えて、EIS208は、他のデータ管理モジュールと通信して、旧来のデータのためのスキーマおよびセマンティクスを管理することができる。
EIS208は、組織レベルの機構、機能、および保護を旧来のデータに提供する。スキーマおよびセマンテイックの管理に加えて、EIS208は、同時アクセスを提供することができる。従来、バッチ・プロセスおよびトランザクション・プロセスは、旧来のデータ内の同一レコードに同時にアクセスすることができなかった。今や、EIS208によって、いずれのプロセスも同一データ・セットにアクセスするこができる。レコードおよびデータ要素は、必要に応じてロックおよびアンロックして、データの完全性を維持する。
更に、EIS208は、データに対して行われたアクションを記録することができる。記録は、データに対する全ての更新を明らかにし、失敗したトランザクションのバックアウトを実行可能とする。また、記録によって、システム故障の場合にデータ・ストア206を回復させることができる。EIS208は、データの完全性を維持するように確実にアトミック・トランザクションを完了または逆転させるためのロジックを含むことができる。例えば、EIS208は、旧来のデータに2相コミット機能を提供することができる。2相コミット機能によって、トランザクションの全要求が共に成功するかまたは共に失敗することが保証される。従って、EIS208は、複数のプロセスによってアクセス可能な旧来のデータに、最新のデータベース管理機構を提供する。EIS208は、データまたはデータにアクセスしたアプリケーションのコードのストレージ・フォーマットの変更を必要とすることなく、これらの利点を提供する。
データ・ストア206上にストアされた旧来のデータ間でフォーマット、構造、およびセマンティクスが異なるため、EIS208は、旧来のデータの各タイプごとに、別個の回復可能リソース・マネージャ(RRM)210を含むことができる。回復可能リソース・マネージャ210は、特定のタイプの旧来のデータを管理するために専用に設計されたソフトウェア・モジュールを含む。RRM210は、EIS208と特定のタイプの旧来のデータとの間のインタフェースを提供する。例えば、あるRRM210は、VSAMデータ・ストア206内のVSAMデータにアクセスし管理するのに必要なスキーマ、セマンティクス、およびプロトコルを用いる。同様に、EIS208内の他のRRM(図示せず)は、情報管理システム(IMS)データ・ストレージ・システムおよびDB2データ・ストア206に対するアクセスを提供することができる。
EIS208は、以下で更に具体的に説明する他のコンポーネントと組み合わせてRRM210を用いて、旧来のデータの組織管理を行う。これによって、フラット・ファイルにストアされたVSAMデータ206等の非関係データを、最新のトランザクション・アクセス方法で使用可能であり、トランザクションが完全に回復可能となるので、有利である。このため、VSAMデータ206は、新しいファイル・システムあるいはDBMSまたはその両方に変換する必要がなく、最新のアプリケーションおよび旧来のアプリケーションの双方に対して有用であり続ける。
具体的には、RRM210によって、複数のアプリケーションが、回復可能な方法で、旧来のデータに同時トランザクション・アクセスを行うことができる。すなわち、トランザクション回復が提供される。本明細書において用いる場合、トランザクション回復とは、外部アプリケーションとデータとの間のいかなるトランザクションについても、トランザクションを開始する前の元の状態にデータを回復可能であるということである。トランザクションは、データを伴う1つ以上のトランザクション要求を含む。トランザクション要求は、データを読み取るかまたは更新する場合がある。
旧来のアプリケーションに加えて、本発明のいくつかの実施形態では、EIS208によって、ウェブ・アプリケーション212あるいはアプリケーション/ウェブ・サーバ214またはその両方等の最新アプリケーションが、旧来のデータにアクセスすることができ、その際に組織管理データの利点は全て維持されたままである。ウェブ・アプリケーション212およびアプリケーション/ウェブ・サーバ214は周知であり、一般に、データ・ストア206内のデータにアクセスするための、ODBC(Open Database Connectivity)等の標準インタフェース(図示せず)を含む。ウェブ・アプリケーション212および標準データベース接続モジュールをRRM210から分離するため、本発明は、コネクタ216を提供する。
コネクタ216は、ウェブ・アプリケーション212とEIS208のRRM210との間でトランザクション要求の変換を行う。同様に、コネクタ216は、RRM210が提供する結果を、ウェブ・アプリケーション212が理解するフォーマットおよびプロトコルに変換する。好ましくは、異なる旧来のストア206における各タイプの旧来のデータに、異なるコネクタ216を関連付ける。あるいは、単一のコネクタ216が、複数のRRM210と通信することも可能である。
ウェブ・アプリケーション212は、トランザクション要求をコネクタ216に送信する。通常、最初のトランザクション要求は、最新の標準化フォーマットのものである。コネクタ216は、RRM210によって理解することができる1つ以上のトランザクション要求を発生する。コネクタ216が、オペレーティング・システム、ファイル・システム、または他の旧来のデータ管理システムと直接通信を行うのではなく、トランザクション要求はRRM210を経るので、トランザクションが、EIS208によって管理されるデータの利点を得るようになっている。
図3は、本発明の一実施形態によるコネクタ300の一実施形態を示す。具体的には、コネクタ300によって、トランザクションは、VSAM RRM210(図2を参照)を介してVSAMデータ206にアクセスする場合に、組織管理の利点を得ることができる。VSAMコネクタ300は、ウェブ・インタフェース310、トランザクション変換器312、インタフェース314、および結果変換器316を含む。
通常、ウェブ・アプリケーション212は、関係フォーマット(relational format)でストアされたデータにアクセスすることに慣れている。このため、ウェブ・インタフェース310は、ウェブ・アプリケーション212から関係トランザクション要求を受信する。ウェブ・インタフェース310は、関係トランザクション要求を受信するための公開インタフェースを含む。好ましくは、公開インタフェースは、JDBC(Java Database Connectivity)、ODBC等、業界に認められたAPIである。従って、関係トランザクション要求は、SQLプロトコルに従ってフォーマットされている。むろん、ウェブ・インタフェース310のAPIは、VSAMコネクタ300の他のコンポーネントを変更することなく、新しいデータ要求プロトコルに対応するように変更することができる。
VSAMデータは、非関係フォーマットで構成されている。これは、RRM210に対するトランザクション要求発行も非関係トランザクション要求でなければならないことを意味する。このように、VSAMデータはそのままであり、変換もリフォーマットも必要ない。更に、旧来のアプリケーションおよびバッチ・プログラムはどれも、組織管理データの安全対策を全て利用しながら、VSAMデータにアクセスしこれを用いることができる。トランザクション変換器312は、ウェブ・インタフェース310から受信した関係トランザクション要求を、1つ以上の非関係トランザクション要求に変換する。非関係トランザクション要求は、RRM210のトランザクション要求インタフェースと一致する方法でフォーマットされ定義される。
インタフェース314は、トランザクション変換器312によって与えられた非関係トランザクション要求をRRM210に送信する。上述のように、通常、各コネクタ300は単一のRRM210に対応する。しかしながら、これは必須ではない。図3において、インタフェースは、非関係トランザクション要求をVSAM RRM210に送信する。RRM210は、その非関係トランザクション要求が、トランザクション回復およびVSAMデータ206に対するアクセスを要求する他のいずれかの旧来のアプリケーションから送られてきた場合のように、その要求を実行する。
インタフェース314は、RRM210によって提供された非関係の結果を受信する。次いで、この非関係の結果は、結果変換器316に与えられる。結果変換器316は、非関係の結果を受け入れ、その結果を、ウェブ・アプリケーション212に送信することができる関係結果に変換する。いくつかのトランザクション要求では、関係結果は、1対1で関係要求に対応する。他のトランザクション要求では、対応する関係要求に対して適切な関係結果セットを発生することが可能となるまで、結果変換器316は複数の非関係結果を蓄積することができる。従って、結果変換器316は、ウェブ・インタフェース310あるいはトランザクション変換器312またはその両方と通信して、関係結果が関係トランザクション要求に対応するように適切な数の非関係結果を確実に受信することができる。
非関係結果は、VSAMデータにアクセスする全てのアプリケーション(旧来のもの、バッチ等)が用いるフォーマット、符号化、および構造に従って整理および構成されたVSAMデータ等のデータ・セットである。従って、結果変換器316は、結果におけるデータの構造、フォーマット、および符号化を変更することによって、関係結果の構造、フォーマット、符号化が、ウェブ・アプリケーションによって予想されるものであるようにすることができる。
例えば、最新のウェブ・アプリケーション212は、Unicode等の符号化フォーマットに従って符号化したデータを用いる。VSAMデータは、通常、EBCDIC(Extended Binary-Coded Decimal Interchange Code)符号化フォーマットでメインフレーム・ストレージ・システム上にストアされている。このため、結果変換器316は、結果におけるデータをEBCDICからUnicodeに変換する。同様に、トランザクション変換器312は、関係トランザクション要求内のあらゆるデータ要素を、UnicodeからEBCDICに変換することができる。
好ましくは、関係結果がウェブ・インタフェース310に提供されると、インタフェース310は、この結果を、関係トランザクション要求を開始したウェブ・アプリケーション212に戻す。このように、ウェブ・アプリケーション212は、関係トランザクション要求を発行し、関係結果を受信し、他のトランザクションと同時に全トランザクションを動作させることができるが、一方で、EIS208(図2を参照)の他のコンポーネントと動作しているRRM210によって回復およびデータ完全性の目的のために保護されている。
図4は、本発明と共に機能するように構成されたEIS400の一実施形態であり、ウェブ・アプリケーション402が、VSAMデータ404等の旧来のデータのトランザクション回復から利益を得るようになっている。いくつかの実施形態では、回復可能リソース・マネージャ(RRM406)が、単一コンポーネントにおいてVSAMデータ等のデータの記録、ロッキング、2相コミット、バックアウト、および共有を提供する。好ましくは、RRM406は、EIS400の他のコンポーネントと協働して、これらの組織管理データの利益を提供する。RRM406は、組織データ管理機構のいくつかを提供し、アプリケーション機構についてはEIS400の他のコンポーネントに頼ることができる。
好ましくは、RRM406は、図2に関して説明したRRM210と実質的に同一である。一実施形態では、RRM406は、リソース回復サービス(RRS)408および同時アクセス機能(CAF)410と協働して、データの記録、ロッキング、2相コミット、バックアウト、および共有を含む組織データ管理機構の全てを提供する。
RRM406は、RRS408と共に、VSAMデータ404に対する回復可能トランザクション・アクセスを可能とする。好ましくは、RRM406は、バッチ・アプリケーション412、カスタマ情報制御システム(CICS)414等の旧来のアプリケーション414、ならびにウェブ・アプリケーション402によって用いられる。バッチおよび旧来のアプリケーション412、414は、直接またはそのプログラムに固有のRRM406を介して、RRS408にアクセスすることができる。一実施形態では、RRM406は、IBM社から入手可能なSMS VSAM(仮想記憶アクセス方式のためのストレージ管理サブシステム:Storage Management Subsystem for Virtual Storage Access Method)データを含む。
ウェブ・アプリケーション402からの回復可能関係トランザクションは、RRM406、RRS408、およびCAF410と連携したコネクタ300によって可能となる。むろん、バッチおよび旧来のアプリケーション412、414は、非関係トランザクション要求を直接RRS408に送信する。
CAF410によって、アプリケーション402、412、414は、1日のどの時刻でも同一のVSAMデータ404に同時にアクセスすることができる。アプリケーション402、412、414はどれも、VSAMデータ404に対するアクセスを得るためにオフラインになることを待つ必要はない。VSAMデータ404は、同時アクセスのためにキャッシュされ管理されている。一実施形態では、CAF410は、IBM社から入手可能な結合機能(CF:Coupling Facility)を含む。
図5は、本発明の一実施形態によるRRM406を示す。RRM406は、トランザクションVSAM(TVS)モジュール416、および、VSAMレコード・レベル共有(VSAM RLS)モジュール418を含む。TVSモジュール416は、複数のアプリケーション402、412、414によるVSAMデータに対するトランザクション・アクセスを可能とする。TVSモジュール416は、複雑なロッキングおよび記録機構を含み、VSAMデータに関するトランザクションが完全に回復可能であるようにする。
VSAMデータ404の共有を容易にするため、TVSモジュール416は、VSAM RLSモジュール418を有する。VSAM RLSモジュール418によって、多数のアプリケーションがレコード・レベルでVSAMデータを共有することができる。一実施形態では、IBM社から入手可能なDFSMStvsおよびVSAM RLSとしても知られるトランザクションVSAMの最新リリースを、本発明において使用可能である。
図6は、トランザクション変換器500の一実施形態を示す。トランザクション変換器500は、図3に関連付けて上述したトランザクション変換器312および結果変換器316によって共に実行される本質的に同一の機能を実行するように構成された単一モジュールを含むことができる。トランザクション変換器500は、関係トランザクション要求502を非関係トランザクション要求504に、非関係結果506を関係結果508に変換する。
変換器500は、パーサ510、マッパ(mapper)512、およびメタデータ514を含む。パーサ510は、関係トランザクション要求502を、1つ以上の関係表現に構文解析する。例えば、関係トランザクション要求502が、「従業員から名前、年齢を選択、年齢は65歳以上」等のSQLステートメントを含むと仮定する。パーサ510は、SQLプロトコルにおいて識別したキーワードに従って、ステートメント502を、「名前、年齢を選択」、「従業員から」、および「年齢は65歳以上」という表現に構文解析する。関係表現は、SQL等の関係トランザクション・プロトコルに従って構文解析されてフォーマットされる。むろん、どの関係トランザクション・プロトコルも使用可能である。
次に、マッパ512は、関係表現を非関係表現にマッピングする。マッピングを実行するため、マッパ512は、好ましくは、1組のルール(図示しないが、メタデータ514にストアすることができる)を含む。このルールは、どのように関係表現のシンタックスを変更して、データにアクセスするための非関係表現において同じシンタックスを生成するかを示す。マッパ512は、このルールを用いて、各関係表現に対応する1つ以上の非関係表現を生成する。
次に、マッパ512は、関係表現におけるデータ要素識別子およびリテラル・データ要素を、非関係表現のための対応するデータ要素識別子およびリテラル・データ要素にマッピングする。このマッピングを実行するため、マッパ512は、関係ビュー516および非関係ビュー518を参照することができる。
通常、関係トランザクション要求502によって参照されるデータは、最初に関係トランザクション要求502を定式化するために用いたものとは異なるスキーマおよび符号化フォーマットに従って構成されている。従って、関係ビュー516は関係スキーマ(relational schema)および符号化識別子をストアし、一方、非関係ビュー518は非関係ビュー518をストアする。
関係ビュー516は、関係トランザクション要求502によってアクセスされるテーブル、列、およびフィールドのためのラベル、サイズ、およびデータ・タイプ等の名前および特徴を含む。非関係ビュー518は、VSAMデータ等の非関係データに対するデータセットおよびレコードを記述する。非関係ビュー518は、データ・レコード内のデータのラベル、オフセット、長さ、およびデータ・タイプを含む。
好ましくは、関係ビュー516は、有効な関係トランザクション要求502において用いたものと同じ、テーブル、列、およびフィールドのためのラベルおよび識別子を含む。このように、マッパ512は、関係ビュー516において、各関係表現を構文解析する際にどのラベルが生じたかに応じて、一致するテーブル・ラベル、列ラベル、またはフィールド・ラベルを探すことによって、関係表現をマッピングすることができる。いったん関係ビュー516において一致するラベルが見つかると、ポインタまたは他の識別子が、非関係ビュー518の対応するラベルおよび選択を示すことができる。そして、マッパ512は、ポインタを用いて、非関係ビュー518における一致するラベルについての適切な非関係シンタックスおよびセマンティクスを参照することができる。マッパ512は、このようにして先に進んで、各関係表現ごとに少なくとも1つの非関係表現を生成する。
関係表現がラベルの代わりにリテラル・データ要素を含む場合、マッパ512は、VSAMデータ等の非関係データの符号化フォーマットを用いて、リテラル・データ要素を対応するデータ要素に変換することができる。例えば、関係表現におけるデータ要素はUnicodeで符号化することができ、非関係データ要素はEBCDICで符号化することができる。このため、マッパ512は、ストリングのUnicode表現をEBCDIC符号化に変換する。
関係および非関係ビュー516、518は、いかなるデータ構造でも構成およびストアすることができる。好ましくは、関係および非関係ビュー516、518ならびに他のメタデータ514は、拡張記述言語(XML)に従ってファイル内にストアする。XML等の最新データ構造を用いることによって、予め構築されたモジュールをマッパ512において用い、マッピング・プロセスを容易にすることができる。関係および非関係ビュー516、518は、関係トランザクション要求をマッピングする前に定義しなければならない。
マッパ512が対応する一致を見つけられない場合、エラー・イベントが生じる。関係および非関係ビュー516、518の生成は、手動で、または、COBOLコピーブック等のソース・スキーマが与えられると適切なXMLファイルを生成するようにプログラミングされた自動化ツールを用いて行うことができる。
一実施形態では、関係および非関係ビュー516、518は、VSAMデータについて定義する。VSAMデータは、EBCDIC符号化フォーマットを用いて、システム上に、非関係アクセス方法に従ってストアされる。通常、VSAMデータのための非関係アクセス方法は、VSAMデータセットが関係アクセス方法におけるテーブルに対応するようにデータを組織化する。同様に、VSAMデータ・レコード内の各フィールドはテーブル内の列に対応し、VSAMレコード内のデータはテーブルの行内のデータに対応する。
いくつかの実施形態では、マッパ512は、非関係結果506を関係結果508に変換する。非関係結果506は、通常、成功メッセージ、失敗メッセージ、または要求されたデータを含む。好ましくは、マッパ512は、非関係フォーマットから関係フォーマットに成功メッセージおよび失敗メッセージを変換するようにプログラミングされている。むろん、これらのメッセージの変換は必要でない場合がある。真では1および失敗では0のような汎用メッセージを用いることがあるからである。通常、マッパ512は、要求されたデータを、非関係符号化フォーマットから関係符号化フォーマットに変換する。しかしながら、マッパ512は、結果セットにおけるデータのフィールドを適切にフォーマットするか、またはデータ・タイプを変換するために、関係ビュー516を参照することができる。例えば、180文字の2進非関係データ要素は、最大100文字の長さを有する関係ビューのタイプのストリングにおけるデータ・フィールドにマッピングすることができる。このため、マッパ512は、データ・タイプの変換を行い、結果として得られるストリングの末尾を100文字に切り取ることができる。
図7は、ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための装置600の一実施形態を示す。装置600は、第1のアプリケーション・サーバ602、EIS604、および1つ以上のコネクタ606を含む。好ましくは、各コネクタ606は、特定のデータ・ストア608a〜608cにおける特定のタイプのデータとインタフェースする。特に、装置600は、単一のトランザクションが複数のデータ・ストア608a〜608c内のデータを用いて、EIS604が与えるトランザクション回復およびトランザクション・アクセスからトランザクションが利益を得るように構成されている。
例えば、第1のアプリケーション・サーバ602上で動作するウェブ・アプリケーション610またはそのコンポーネントは、全て同じトランザクション内にあるVSAMデータ、IMSデータ、あるいはDB2データまたはそれら全てに対するトランザクション要求を発行することができる。EIS604は、データのロッキング、記録、2相コミット、および共有を調整し管理して、複数のデータ・ソースがアクセスされる場合であってもトランザクションが充分に回復可能であることを保証する。
第1のアプリケーション・サーバ602、EIS604、およびコネクタ606は、図2の装置200の対応するアプリケーション/ウェブ・サーバ214、EIS208、およびコネクタ210と同様にインタラクトし機能する。装置600は、どのように単一トランザクションが複数のコネクタ606を含むことができるかを示す。
具体的には、EIS604は、VSAMデータを伴う回復可能トランザクションを管理するように特に構成されたRRM210(図2を参照)を含む。装置600は、第1のアプリケーション・サーバ602とEIS604のRRM210との間でVSAMデータのための関係要求および関係結果を交換するように構成されたVSAMコネクタ606aを含む。一実施形態では、RRM210は、SMS VSAMデータ、CF、およびVSAMレコード・レベル共有モジュールとインタフェースして、回復可能トランザクションのためのVSAMデータの記録、ロッキング、2相コミット、バックアウト、および共有を提供する。
好ましくは、コネクタ606は、EIS604等の旧来のデータ管理システムと、ウェブ・アプリケーション610あるいはウェブ・コンポーネント610またはその両方等の最新技術との間に橋をかけるように構成されている。このため、いくつかの実施形態では、コネクタ606は、JDBC APICを含むがこれに限定されない標準化APIを用いて実施される。
コネクタ606は、一方側のウェブ・アプリケーション610およびアプリケーション/ウェブ・サーバ602の技術と、他方側の旧来のアプリケーション、オペレーティング・システム、あるいはシステム・コールまたはそれら全てとの間の技術遮断層を含む。このため、コネクタ606は、特定のハードウェア・コマンドからアプリケーションを遮断するソフトウェア・ドライバのように機能する。異なるタイプのコネクタ606を実施することができる。JDBCコネクタ606では、4つの異なる周知のタイプが存在する。
タイプ1のコネクタは、JDBC−ODBCブリッジを含む。タイプ2のコネクタは、部分的にJAVAプログラミング言語で書かれたドライバと組み合わせたネイティブAPIを含む。タイプ2のコネクタは、JDBCコールを、データベースまたはオペレーティング・システムに固有のデータ要求に変換する。いくつかの実施形態では、VSAMコネクタ606aは、JAVAおよびIBM社からのz/OS等のホスト・オペレーティング・システム612とコンパチブルな言語で書かれたタイプ2のコネクタを含む。タイプ3のコネクタは、完全にJAVAで書かれたドライバを含み、これは、JDBC要求をネットワークを介して中間層のサーバに渡し、これが次いでJDBC要求をデータ・ストアに固有のデータ要求に変換する。タイプ4のコネクタは、完全にJAVAで書かれ、データベース管理システム・プロトコル(DBMS:database management system protocol)サーバと直接通信するために、JDBCコールを特定のDBMSに変換する。
更に図7を参照すると、装置600は、容易にウェブ・アプリケーション・ソフトウェア・アーキテクチャに拡張可能である。このアーキテクチャは、トランザクションを満足させるために、ウェブ・クライアント614と、データに対するアクセスを管理するEIS604との間に、複数の層を含む。一実施形態では、ウェブ・アプリケーション610全体が第1のアプリケーション/ウェブ・サーバ602上で動作するのではなく、ウェブ・アプリケーション610は複数のサーバ上に分散させることができる。ウェブ・アプリケーション610のいくつかのコンポーネントは、ウェブ・サービスまたはデータ・サーバとして第1のアプリケーション/ウェブ・サーバ602上で動作することができる。
図7の例示した装置600において、ウェブ・アプリケーション610は、複数の分散アプリケーション・コンポーネント610a〜610dを含むことができる。例えば、第2のアプリケーション・サーバ616は、様々な分散アプリケーション・コンポーネント610a〜610cを実行することができる。これらは、エンタープライズJavaビーンズ(EJB:Enterprise Java Beans)610a、Javaサーバ・ページ(JSP:Java Server Pages)あるいはサーブレット610bまたはその両方、およびウェブ・サーバ610cを含む。
好ましくは、第1のアプリケーション・サーバ616および分散アプリケーション・コンポーネント610a〜610cは、VSAMコネクタ606aを実行するオペレーティング・システム612以外のオペレーティング・システム618上で動作する。このように、VSAMコネクタ606aは、VSAMデータ608a等の旧来のデータにアクセスするためのネイティブ・コールを含むz/OS612等のオペレーティング・システム612上で動作することができ、残りのウェブ・アプリケーション・コンポーネント610a〜610cは、1つ以上の異なるオペレーティング・システム618を動作させ、VSAMデータ608a等の旧来のデータに対するトランザクション回復およびアクセスから利益を得る。異なるオペレーティング・システム618は、Linux、Unix、Windows、Macintosh、BSD等を含むことができる。
分散ウェブ・アプリケーション・コンポーネント610a〜610cは、分散コネクタ620によってVSAMコネクタ606aと通信を行う。分散コネクタ620によって、1つ以上のウェブ・アプリケーション610からのVSAMデータに対する関係トランザクション要求が、確実にネットワークを介してVSAMコネクタ606aに伝達される。関係要求および関係結果は、第1のアプリケーション・サーバ602を通ってVSAMコネクタ606aに渡されるか、または直接VSAMコネクタ606aに伝達される。
分散コネクタ620は、第1のアプリケーション・サーバ602上で動作する1つのモジュール、および、第2のアプリケーション・サーバ616上で動作する対応するモジュールを含むことができる。一実施形態では、分散コネクタ602は、JAVAプログラミング言語で書かれたタイプ3のコネクタを含む。
図8は、ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするためのシステム700を示す。組織管理データは、トランザクション・アクセス方法を用いて同時に利用可能であり完全に回復可能であるデータを意味する。ファイル・システム、オペレーティング・システム、またはデータベース管理シスムのどれを用いてデータにアクセスするかには関係なく、組織管理データは完全に回復可能である。組織管理VSAMデータは特に有用である。なぜなら、IBM社から入手可能なVSAMSQL等のコンポーネントを用いたVSAMデータに対するアクセスは、回復可能トランザクション・アクセスを提供しないからである。図8は、VSAMデータおよび他の旧来のデータ・ストアとウェブ・アプリケーションとの間のデータ・フローを更に明確に示すために、モジュールのいくつかの詳細を含まない。
システム700は、クライアント・アプリケーション702、ウェブ・アプリケーション704、データベース・モジュール706、EIS集合708、および複数のデータ・ストア710を含む。クライアント・アプリケーション702は周知であり、ウェブ・アプリケーション704とインタフェースする。好ましくは、ウェブ・アプリケーション704は、第1のアプリケーション・サーバ712上で動作する。一実施形態では、第1のアプリケーション・サーバ712は、z/OSオペレーティング・システム上で動作する。
ウェブ・アプリケーション704は、1つ以上の分散ミドルウェア・コンポーネント714を含むことができる。ミドルウェア・コンポーネント714は、サーブレット、JSP、サーバ、ダイナミック・リンク・ライブラリ(DLL:Dynamic Link Library)、スクリプト、および、協働してウェブ・アプリケーション704を形成する他の同様のコンポーネントを含むことができる。更に、ミドルウェア・コンポーネント714は、1つ以上のアプリケーション・サーバ上で動作することができる。
データベース・モジュール706は、関係データ・ストア710である場合もそうでない場合もあるデータベース・ストア710に対して関係データベース・アクセスを与えるように構成されている。通常、ウェブ・アプリケーション704は、厳密に関係セマンティクスでデータ要求を発行する。データベース・モジュール706は、VSAMデータ・ストア710a等の非関係データ・ストア710に対する直接アクセスを提供する。
しかしながら、組織のためのウェブ・アプリケーション704では、非関係データ710を伴うトランザクションが回復可能であること、および、非関係データ710がいつでも利用可能であることが必要である場合がある。このため、データベース・モジュール706は、EIS集合708とインタフェースする。これは、ウェブ・アプリケーション704に同時トランザクション・アクセスおよびトランザクション回復を与える。同時に、1つ以上のEIS708a〜708nは、バッチ・プログラム、ストアされた手順、およびCICSのような旧来のアプリケーション等の他のアプリケーションに、同一データに対するトランザクション回復およびトランザクション・アクセスを提供する。
通常、EIS集合708は既存のシステムであり、データベース・モジュール706は、特定のEIS708a〜708nとインタフェースするように特にプログラミングされている。いくつかの実施形態では、データベース・モジュール706は、分散アプリケーション・コンポーネントを、EIS集合708a〜708nと同じオペレーティング・システム上で動作するコネクタにリンクする分散コネクタを含む。データベース・モジュール706の分散型の実施形態は、図7に関連して説明した分散コンポーネントと同様に動作することができる。
図9は、ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための方法800のフロー・チャートを示す。方法800は、データのための回復可能リソース・マネージャ(RRM)を設ける(802)ことによって開始する。図2、図4、および図9を参照すると、RRM210/406は、データに同時にアクセスする複数のトランザクションに対して、トランザクション回復およびトランザクション・アクセスを提供する。
上述のように、トランザクション回復によって、ウェブ・アプリケーション402は、トランザクション・アクセス方法を用いてデータにアクセスすることができる。トランザクションは、従来DBMSによって提供されている2相コミット、記録、ロッキング、バックアウト、および共有等の機構を有する。VSAMSQL等の従来の解決策によって、ウェブ・アプリケーションは、VSAMデータにアクセスすることができるが、本発明を用いて利用可能なものと同様のトランザクション回復の利点は提供されない。本発明により、ウェブ・アプリケーションは、最新のDBMSにおいて利用可能なものと同じ保護を用いて旧来のデータにアクセスすることができる。
最初に、ウェブ・アプリケーション402は、関係トランザクションのための1つ以上の関係トランザクション要求502を、トランザクション変換器500(図6を参照)に送信する。次いで、パーサ510が、関係トランザクション要求502を1つ以上の関係表現に構文解析する(804)。次に、マッパ512は、関係表現を非関係表現にマッピングし(806)、非関係表現を組み合わせて非関係トランザクション要求504を生成する。好ましくは、マッパ512は、既定のメタデータ514を用いてマッピングを実行する。
一実施形態では、コネクタ216が、非関係トランザクション要求504をRRM210(図2を参照)に伝達する(808)。RRM210は、非関係結果506を生成する。いくつかの実施形態では、トランザクション変換器500のマッパ512は、非関係結果506も受信することができる。マッパ512は、同じメタデータ514を用いて、非関係結果506を関係結果508に変換する(810)。次いで、関係結果508は、ウェブ・アプリケーション402に提供される。
むろん、方法800は、本発明の本質から逸脱することなく、当業者によって変更することができる。全てのかかる変更は、本発明の範囲内にあると考えられる。一実施形態では、RRM210は、RRSおよびCAFと協働して、RRM210が管理する関係および非関係トランザクションの双方を回復可能とする。ウェブ・アプリケーション402は、ODBC、JDBC等の業界に認められたAPIに従って、関係トランザクションをコネクタ216に伝達することができる。
図10は、非関係トランザクション要求をRRM210に伝達し、非関係結果を受信するプロセス806の更に別の詳細を示す。プロセス806は、トランザクション変換器500が発生した非関係トランザクション要求をキューに入れる(902)ことによって開始する。いくつかの実施形態では、トランザクション要求は、コネクタ216のキューに一時的にストアすることができる。
次に、コネクタ216は、キューからRRM210に、第1またはそれ以降の非関係トランザクション要求を送信する(904)。好ましくは、コネクタ216は、バッチ・プログラム等のネイティブ・アプリケーションがRRM210とインタフェースするのと同じインタフェースを用いて、RRM210と通信を行う。従って、コネクタ216からの非関係トランザクション要求は、他の非関係要求と同じ処理を受ける。
例えば、非関係トランザクション要求が、別の非関係トランザクション要求による更新のために現在ロックされたデータ・レコードに対するアクセスを含む場合(906)、コネクタ216からの非関係トランザクション要求は、そのロックが解除されるまで待つ。次に、RRM210は、そのレコードに対するアクセスを許す。コネクタ216からの非関係トランザクション要求が更新を伴う場合、RRM210は、非関係トランザクション要求が実行される(910)までレコードをロックする(908)ことができる。例えば、非関係トランザクション結果は、GETまたはPUTコマンドを含むことができる。RRM210は、VSAM RLSモジュール418(図4を参照)等のモジュールを用いて、例えばVSAMレコードのような特定のデータ・レコードをロックすることができる(908)。
非関係トランザクション要求が更新でない場合、非関係トランザクション要求は単に実行され(910)、非関係結果が発生する。この後、非関係トランザクション要求が実行したアクションを記録する(912)。
いくつかの実施形態におけるいくつかの非関係トランザクション要求では、非関係結果を組み合わせて(914)単一データ・セットを生成し、全ての非関係トランザクション要求が実行された後に、これを送信することができる。例えば、ウェブ・アプリケーションからの関係要求は、2つ以上のテーブル間の結合動作を含む場合がある。いったん非関係トランザクション要求に変換されると、第1の組の非関係トランザクション要求は、RRM210によってアクセス可能な第1のデータ・セットを独占的に処理することができ、第2の組の非関係トランザクション要求は、RRM210によってアクセス可能な第2のデータ・セットを独占的に処理することができる。このため、所望の結合動作を満足させるために、第1のデータ・セットからの非関係結果を第2のデータ・セットからの非関係結果と組み合わせることができる(914)。
次に、更に非関係要求がキューにあるか否かを判定する(916)。ある場合、方法806は続けてステップ904を実行する。ない場合、方法806は終了する。
要約すると、本発明は、ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスすることを可能とするための装置、システム、および方法を提供する。本発明は、最新ウェブ・アプリケーションを従来の組織データ管理システムに相互接続して、VSAMデータ等の旧来のデータがトランザクションによってアクセス可能とすると共に、かかるトランザクションが充分に回復可能であるようにする。本発明は、関係トランザクションにおける関係データ要求の非関係データ要求への変換を処理し、この要求は、特定のタイプのデータに対するデータ・アクセスの管理を行うEISのRRMに送信される。本発明は、ウェブ・アプリケーションに対する標準的なインタフェースを用いる。また、この装置、システム、および方法は、2相コミット、ロールバック、同時アクセス、記録、および回復等の組織機能を含むトランザクション・アクセスおよびトランザクション回復を手供する。
本発明は、その精神および本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定の形態で具現化することができる。記載した実施形態は、全ての点において、限定でなく例示としてのみ見なされるものとする。
最新のウェブ・アプリケーションによって非関係の旧来のデータにアクセスするために提供される従来のアクセス方法を例示するブロック図である。 本発明による、ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための装置の一実施形態を例示する概略ブロック図である。 本発明によるVSAMコネクタの一実施形態の概略ブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態とインタフェースすることができる組織情報システム(EIS)を例示する概略ブロック図である。 本発明とインタフェースするように構成された回復可能リソース・マネージャ(RRM)を例示する概略ブロック図である。 本発明によるトランザクション変換器の概略ブロック図である。 ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスすることを可能とするための装置の概略ブロック図である。 ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするためのシステムの概略ブロック図である。 ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための方法を例示する概略フロー・チャートである。 非関係トランザクション要求を回復可能リソース・マネージャに伝達し非関係結果を受信するための方法を例示する概略フロー・チャートである。

Claims (40)

  1. ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための装置であって、
    データのための回復可能リソース・マネージャ(RRM)であって、前記データに同時にアクセスする複数のトランザクションにトランザクション回復およびトランザクション・アクセスを提供するように構成されたRRMと、
    前記RRMによって管理された前記データを伴うトランザクションの関係トランザクション要求を1つ以上の非関係トランザクション要求に変換するように構成されたトランザクション変換器と、
    前記非関係トランザクション要求を前記RRMに送信するように構成されたインタフェースであって、前記要求が実行されて生成される非関係結果を受信する、インタフェースと、
    前記非関係結果を、ウェブ・アプリケーションに送信可能な関係結果に変換するように構成された結果変換器と、
    を含む、装置。
  2. 前記RRMが、組織情報システム(EIS)内で協働して、前記データの記録、ロッキング、2相コミット、バックアウト、および共有を提供して、前記データにアクセスするトランザクションを回復可能とする、請求項1に記載の装置。
  3. 業界に認められたアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)に従って前記ウェブ・アプリケーションから前記関係トランザクションを受信するように構成されたウェブ・アプリケーション・インタフェースを更に含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記RRMがリソース回復サービス(RRS)および同時アクセス機能(CAF)と協働して、前記データにアクセスする関係および非関係トランザクションを回復可能とする、請求項1に記載の装置。
  5. 前記RRMが、仮想記憶アクセス・データのためのストレージ管理サブシステム(SMS VSAM)を含み、前記CAFが結合機能(CF)を含む、請求項4に記載の装置。
  6. 前記RRMが、VSAMレコード・レベル共有(RLS)モジュールを用いるトランザクション仮想記憶アクセス方式(VSAM)モジュールを含み、前記データがVSAMデータを含む、請求項1に記載の装置。
  7. 前記トランザクション変換器が、前記関係トランザクション要求を関係表現に構文解析し、前記データの関係ビューおよび非関係ビューによって定義される既定のメタデータに従って前記関係表現を非関係表現にマッピングするように更に構成されている、請求項1に記載の装置。
  8. 前記結果変換器が、前記データの関係ビューおよび非関係ビューによって定義される既定のメタデータに従って前記非関係結果を関係結果にマッピングするように更に構成されている、請求項1に記載の装置。
  9. ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための装置であって、
    ウェブ・アプリケーションとインタフェースするように構成された第1のアプリケーション・サーバと、
    仮想記憶アクセス方式(VSAM)データのための回復可能リソース・マネージャ(RRM)を含む組織情報システム(EIS)であって、前記RRMが、前記VSAMデータに同時にアクセスする複数のトランザクションにトランザクション回復およびトランザクション・アクセスを提供するように構成されている、EISと、
    前記VSAMデータを伴うトランザクションの1つ以上の関係要求および関係結果を、前記第1のアプリケーション・サーバと前記EISの前記RRMとの間で交換するように構成されたコネクタと、
    を含む、装置。
  10. 前記コネクタが、
    前記関係要求を1つ以上の非関係要求に変換するように構成されたトランザクション変換器と、
    前記非関係要求を前記RRMに送信するように構成されたインタフェースであって、前記要求が実行されて生成される非関係結果を受信する、インタフェースと、
    前記非関係結果を関係結果に変換するように構成された結果変換器であって、前記コネクタが前記第1のアプリケーション・サーバを介して前記ウェブ・アプリケーションに前記関係結果を送信する、結果変換器と、
    を更に含む、請求項9に記載の装置。
  11. 前記コネクタが、JDBC(Java Database Connectivity)API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を含む、請求項9に記載の装置。
  12. 前記第1のアプリケーション・サーバと通信状態にある第2のアプリケーション・サーバを更に含み、前記装置が、前記第2のアプリケーション・サーバ上の分散アプリケーション・コンポーネントと前記第1のアプリケーション・サーバ上で動作する前記コネクタとの間をインタフェースする分散コネクタを更に含み、前記分散アプリケーション・コンポーネントが前記VSAMデータに対するトランザクション・アクセスを有し、トランザクション回復を用いて前記トランザクションが管理されるようになっている、請求項9に記載の装置。
  13. 前記分散コネクタがJAVAプログラミング言語タイプ3コネクタを含み、前記コネクタがJAVAプログラミング言語タイプ2コネクタを含み、前記分散アプリケーション・コンポーネントが、トランザクションにおけるVSAMデータのための関係トランザクション要求を受信または実行すると共に前記コネクタおよび前記分散コネクタを用いて関係結果を戻すように構成されたエンタープライズJavaビーンズ(EJB)を含む、請求項12に記載の装置。
  14. 前記EISが、多重仮想記憶回復可能リソース管理サービス(MVS/RRMS)、結合機能(CF)、およびVSAMレコード・レベル共有(RLS)モジュールを含み、これら各々が、前記VSAMデータの記録、ロッキング、2相コミット、バックアウト、および共有を与えるために前記RRMとインタラクトして、前記RRMによる前記データにアクセスするトランザクションが回復可能であるようになっている、請求項9に記載の装置。
  15. ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするためのシステムであって、
    第1のアプリケーション・サーバ上で動作するウェブ・アプリケーションとインタフェースするように構成されたクライアント・アプリケーションと、
    前記ウェブ・アプリケーションとインタフェースして、非関係データに対する関係データベース・アクセスを可能とするように構成されたデータベース・モジュールと、
    前記非関係データに対する同時トランザクション・アクセス、ならびに、前記ウェブ・アプリケーションおよびバッチ・プログラムおよびカスタマ情報制御システム(CICS)のためのトランザクション回復を提供するように構成された組織情報システムと、
    を含む、システム。
  16. 前記非関係データが仮想記憶アクセス方式(VSAM)データを含む、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記ウェブ・アプリケーションが、1つ以上のアプリケーション・サーバ上で動作する1つ以上の分散ミドルウェア・コンポーネントを含む、請求項15に記載のシステム。
  18. 前記第1のアプリケーション・サーバがz/OSオペレーティング・システム上で動作する、請求項15に記載のシステム。
  19. z/OSオペレーティング・システムでないオペレーティング・システム上で動作し、前記第1のアプリケーション・サーバと通信状態にある第2のアプリケーション・サーバを更に含み、前記システムが、前記第2のアプリケーション・サーバ上の分散アプリケーション・コンポーネントと前記第1のアプリケーション・サーバ上で動作する前記コネクタとの間をインタフェースする分散コネクタを更に含み、前記分散アプリケーション・コンポーネントが前記VSAMデータに対するトランザクション・アクセスを有し、トランザクション回復を用いて前記トランザクションが管理されるようになっている、請求項15に記載のシステム。
  20. ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための方法であって、
    データのための回復可能リソース・マネージャ(RRM)であって、前記データに同時にアクセスする複数のトランザクションにトランザクション回復およびトランザクション・アクセスを提供するように構成されたRRMを設けるステップと、
    前記RRMによって管理された前記データを伴う関係トランザクションを非関係トランザクションに変換するステップと、
    前記非関係トランザクションを前記RRMに伝達し、前記要求が実行されて非関係結果が生成されるステップと、
    前記非関係結果を、ウェブ・アプリケーションに送信される関係結果に変換するステップと、
    を含む、方法。
  21. 前記RRMが、組織情報システム(EIS)内で協働して、前記データの記録、ロッキング、2相コミット、バックアウト、および共有を提供して、前記データにアクセスするトランザクションを回復可能とする、請求項20に記載の方法。
  22. 業界に認められたアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)に従って前記ウェブ・アプリケーションから前記関係トランザクションを受信するステップを更に含む、請求項20に記載の方法。
  23. 前記RRMがリソース回復サービス(RRS)および同時アクセス機能(CAF)と協働して、前記データにアクセスする関係および非関係トランザクションを回復可能とする、請求項20に記載の方法。
  24. 前記RRMが、仮想記憶アクセス・データのためのストレージ管理サブシステム(SMS VSAM)を含み、前記CAFが結合機能(CF)を含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記RRMが、VSAMレコード・レベル共有(RLS)モジュールを用いるトランザクション仮想記憶アクセス方式(トランザクションVSAM)モジュールを含み、前記データがVSAMデータを含む、請求項20に記載の方法。
  26. 前記関係トランザクションを変換するステップが、前記関係トランザクションを関係表現に構文解析し、前記データの関係ビューおよび非関係ビューによって定義される既定のメタデータに従って前記関係表現を非関係表現にマッピングすることを含む、請求項20に記載の方法。
  27. 前記非関係結果を変換するステップが、前記データの関係ビューおよび非関係ビューによって定義される既定のメタデータに従って前記非関係結果を関係結果にマッピングすることを含む、請求項20に記載の方法。
  28. ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための方法を実行するためのコンピュータに、
    データのための回復可能リソース・マネージャ(RRM)であって、前記データに同時にアクセスする複数のトランザクションにトランザクション回復およびトランザクション・アクセスを提供するように構成されたRRMを設けるステップと、
    前記RRMによって管理された前記データを伴う関係トランザクションを非関係トランザクションに変換するステップと、
    前記非関係トランザクションを前記RRMに伝達し、前記要求が実行されて非関係結果が生成されるステップと、
    前記非関係結果を、ウェブ・アプリケーションに送信される関係結果に変換するステップと、
    を実行させるための、コンピュータ・プログラム。
  29. 前記RRMが、組織情報システム(EIS)内で協働して、前記データの記録、ロッキング、2相コミット、バックアウト、および共有を提供して、前記データにアクセスするトランザクションを回復可能とする、請求項28に記載のコンピュータ・プログラム。
  30. 業界に認められたアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)に従って前記ウェブ・アプリケーションから前記関係トランザクションを受信するステップを更に含む、請求項28に記載のコンピュータ・プログラム。
  31. 前記RRMがリソース回復サービス(RRS)および同時アクセス機能(CAF)と協働して、前記データにアクセスする関係および非関係トランザクションを回復可能とする、請求項28に記載のコンピュータ・プログラム。
  32. 前記RRMが、仮想記憶アクセス・データのためのストレージ管理サブシステム(SMS VSAM)を含み、前記CAFが結合機能(CF)を含む、請求項31に記載のコンピュータ・プログラム。
  33. 前記RRMが、VSAMレコード・レベル共有(RLS)モジュールを用いるトランザクション仮想記憶アクセス方式(トランザクションVSAM)モジュールを含み、前記データがVSAMデータを含む、請求項28に記載のコンピュータ・プログラム。
  34. 前記関係トランザクションを変換するステップが、前記関係トランザクションを関係表現に構文解析し、前記データの関係ビューおよび非関係ビューによって定義される既定のメタデータに従って前記関係表現を非関係表現にマッピングすることを含む、請求項28に記載のコンピュータ・プログラム。
  35. 前記非関係結果を変換するステップが、前記データの関係ビューおよび非関係ビューによって定義される既定のメタデータに従って前記非関係結果を関係結果にマッピングすることを含む、請求項28に記載のコンピュータ・プログラム。
  36. ウェブ・アプリケーションが組織管理データにアクセスするための装置であって、
    データのための回復可能リソース・マネージャ(RRM)であって、前記データに同時にアクセスする複数のトランザクションにトランザクション回復およびトランザクション・アクセスを提供するように構成されたRRMを設けるための手段と、
    前記RRMによって管理された前記データを伴う関係トランザクションを非関係トランザクションに変換するための手段と、
    前記非関係トランザクションを前記RRMに伝達し、前記要求が実行されて非関係結果を生成するための手段と、
    前記非関係結果を、ウェブ・アプリケーションに送信される関係結果に変換するための手段と、
    を含む、装置。
  37. 前記RRMが、組織情報システム(EIS)内で協働して、前記データの記録、ロッキング、2相コミット、バックアウト、および共有を提供して、前記データにアクセスするトランザクションを回復可能とする、請求項36に記載の装置。
  38. 業界に認められたアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)に従って前記ウェブ・アプリケーションから前記関係トランザクションを受信するステップを更に含む、請求項36に記載の装置。
  39. 前記RRMがリソース回復サービス(RRS)および同時アクセス機能(CAF)と協働して、前記データにアクセスする関係および非関係トランザクションを回復可能とする、請求項36に記載の装置。
  40. 前記関係トランザクションを変換するステップが、前記関係トランザクションを関係表現に構文解析し、前記関係表現を非関係表現にマッピングし、前記非関係結果を関係結果にマッピングし、これら双方のマッピングが、前記データの関係ビューおよび非関係ビューによって定義される既定のメタデータに従って行われるステップを含む、請求項36に記載の装置。
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